JP2015009886A - 薬剤包装用ptpシートの製造装置及び製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明に係る製造装置50(図1参照)によって製造されるPTPシート10(本発明の薬剤包装用PTPシートの一例)は、図6〜図8に示されるように、平面視において概ね長方形のシートである。
図1に示される製造装置50は、上述したPTPシート10を製造する装置である。製造装置50は、マイクロコンピュータなどを備えた不図示の制御部が以下で説明する各構成要素を制御することによって、PTPシート10を製造する。
図1に示されるように、貼着部70は、薬剤装填部54よりも第1シート14の搬送向き下流側且つ第2搬送部56よりも第2シート15の搬送向き下流側であって、印刷部90よりも第1シート14及び第2シート15の搬送向き上流側に設けられている。貼着部70によって、本発明の貼着工程が実行される。貼着部70は、第1ローラ71と第2ローラ72とを備えている。第1ローラ71は、第1シート14及び第2シート15の搬送経路の下側に設けられている。第2ローラ72は、第1シート14及び第2シート15の搬送経路の上側に、第1ローラ71と対向して設けられている。第1ローラ71及び第2ローラ72は、第1シート14及び第2シート15を重ねた状態で圧接挟持可能な間隔を有して配置されている。
図1に示されるように、印刷部90は、貼着部70よりも第1シート14及び第2シート15の搬送向き下流側且つ型抜き部57よりも当該搬送向き上流側に設けられている。印刷部90によって、本発明の印刷工程が実行される。
以下に、製造装置50によるPTPシート10の製造動作が説明する。特に、貼着部70の動作が詳細に説明される。
本実施形態によれば、貼着部70が第1シート14と第2シート15とを貼着させる際、第2シート15の表面35には、第2ローラ72の凸部80に押圧されることによって、網目状の溝44が形成される。この際、第1凹部76には第1ローラ71よりも軟質の弾性部材78が埋め込まれているために、第2シート15の表面35のうち弾性部材78と第2ローラ72とによって挟持される領域に対する第2ローラ72の押圧力が緩和される。これにより、当該領域に形成される溝44は、当該領域以外の領域に形成される溝44よりも浅くなる。その結果、印刷部90によって浅い溝44が形成された領域に印刷された画像の削れや歪みを軽減することができる。つまり、光学的に読み取り可能なコードとして印刷された固形薬剤11に関する情報を正確且つ迅速に読み取ることができる。
上述の実施形態では、印刷部90は、貼着部70によって第1シート14に貼着された後の第2シート15の表面35に画像を印刷したが、貼着部70によって第1シート14に貼着される前の第2シート15の表面35に画像を印刷してもよい。例えば、印刷部90は、第2ロール55よりも第2シート15の搬送向き下流側であって、貼着部70よりも第2シート15の搬送向き上流側に設けられていてもよい。
11・・・固形薬剤
14・・・第1シート
15・・・第2シート
16・・・ポケット
31・・・表面
32・・・裏面
35・・・表面
36・・・裏面
50・・・製造装置
52・・・第1搬送部
53・・・ポケット形成部
54・・・薬剤装填部
56・・・第2搬送部
70・・・貼着部
71・・・第1ローラ
72・・・第2ローラ
76・・・第1凹部
77・・・第2凹部
78・・・弾性部材
80・・・凸部
90・・・印刷部
Claims (12)
- 帯状の第1シートを搬送する第1搬送部と、
上記第1搬送部によって搬送される上記第1シートの表裏面の一方である第1面側に突出され且つ固形薬剤を収容可能なポケットを形成するポケット形成部と、
上記ポケット形成部によって形成されたポケットに固形薬剤を装填する薬剤装填部と、
帯状であって上記第1シートよりも薄く表裏面の一方である第2面に貼着剤が塗布された第2シートを搬送する第2搬送部と、
表面に第1凹部及び上記ポケットが収容される第2凹部を有し且つ搬送される上記第1シートの上記第1面と当接する第1ローラ、及び表面に網目状の凸部を有し且つ搬送される上記第2シートの上記第2面と反対側の第3面と当接する加熱された第2ローラを備えており、上記第1ローラ及び上記第2ローラによって上記第1シート及び上記第2シートを挟持することにより、上記第2ローラの熱で上記貼着剤を溶かして、上記第1シートの上記第1面と反対側の第4面と上記第2シートの上記第2面とを貼着する貼着部と、
上記第2搬送部によって搬送される上記第2シートの上記第3面に画像を印刷する印刷部と、を備え、
上記第1凹部には、上記第1ローラよりも軟質であり且つ上記第1凹部の深さ以上の厚みである弾性部材が埋め込まれており、
上記印刷部は、上記第3面のうち、上記貼着部による貼着の際に上記弾性部材と上記第2ローラとによって挟持される領域に画像を印刷する薬剤包装用PTPシートの製造装置。 - 上記第1ローラの上記第1凹部は、上記第2ローラの軸方向において、上記第2ローラと当接した状態における上記第2シートの端よりも内側に設けられている請求項1に記載の薬剤包装用PTPシートの製造装置。
- 上記第1ローラの表面において、上記第1凹部と上記第2凹部との少なくとも一部が重複している請求項1または2に記載の薬剤包装用PTPシートの製造装置。
- 上記第1ローラの表面において、上記第1凹部と1つの上記第2凹部との重複面積は、当該第2凹部の面積の半分以下である請求項3に記載の薬剤包装用PTPシートの製造装置。
- 上記印刷部は、上記第1シートに貼着される前の上記第2シートの上記第3面に画像を記録する請求項1から4のいずれかに記載の薬剤包装用PTPシートの製造装置。
- 上記印刷部は、上記第1シートに貼着された後の上記第2シートの上記第3面に画像を記録する請求項1から4のいずれかに記載の薬剤包装用PTPシートの製造装置。
- 上記第1凹部の深さは、0.5[mm]〜1.5[mm]の範囲である請求項1から6のいずれかに記載の薬剤包装用PTPシートの製造装置。
- 上記弾性部材は、シリコンゴムである請求項1から7のいずれかに記載の薬剤包装用PTPシートの製造装置。
- 上記印刷部は、上記第2シートの上記第3面に向けてインク滴を吐出することによって上記第3面に画像を印刷する請求項1から8のいずれかに記載の薬剤包装用PTPシートの製造装置。
- 上記印刷部は、紫外線硬化型のインク滴を吐出する請求項9に記載の薬剤包装用PTPシートの製造装置。
- 上記第2シートの上記第3面の一部に被記録材料が固着されており、
上記第1凹部は、上記弾性部材が上記第2ローラとの間に上記被記録材料を挟持する位置に設けられている請求項1から10のいずれかに記載の薬剤包装用PTPシートの製造装置。 - 帯状の第1シートを搬送する第1搬送工程と、
搬送される上記第1シートの表裏面の一方である第1面側に突出され且つ固形薬剤を収容可能なポケットを形成するポケット形成工程と、
上記ポケット形成工程において形成されたポケットに固形薬剤を装填する薬剤装填工程と、
帯状であって上記第1シートよりも薄く表裏面の一方である第2面に貼着剤が塗布された第2シートを搬送する第2搬送工程と、
表面に当該第1ローラよりも軟質であってその深さ以上の厚みの弾性部材が埋め込まれた第1凹部及び上記ポケットが収容される第2凹部を有し且つ搬送される上記第1シートの上記第1面と当接する第1ローラ、及び表面に網目状の凸部を有し且つ搬送される上記第2シートの上記第2面と反対側の第3面と当接する加熱された第2ローラによって、上記薬剤装填工程において固形薬剤が装填された上記第1シート及び上記第2シートを挟持することにより、上記第2ローラの熱で上記貼着剤を溶かして、上記第1シートの上記第1面と反対側の第4面と上記第2シートの上記第2面とを貼着する貼着工程と、
搬送される上記第2シートの上記第3面のうち、上記貼着部による貼着の際に上記弾性部材と上記第2ローラとによって挟持される領域に画像を印刷する印刷工程と、を含む薬剤包装用PTPシートの製造方法。
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