JP2015009242A - 湾曲長尺材の製造方法、及び湾曲長尺材製造装置 - Google Patents

湾曲長尺材の製造方法、及び湾曲長尺材製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】湾曲長尺材の製造方法、及び湾曲長尺材製造装置を提供する。
【解決手段】湾曲長尺材製造装置である車両用湾曲ドアサッシュ製造装置1にあって、送圧ローラーの移動を水平シリンダー60a、垂直シリンダー50a、及び横方向シリンダー75によって、更に該送圧ローラーのローラー軸の傾動を第1傾動用モーター、第2傾動用モーターを用いて行い、直線母材である直線ドアサッシュ母材を湾曲型面に倣い変形させることで湾曲長尺材である車両用湾曲ドアサッシュを製造する。
【選択図】図1

Description

本発明は、湾曲加工用金型を用いた金属製湾曲長尺材(例えば、車両用湾曲ドアサッシュ)の製造方法、及び当該湾曲長尺材を製造する湾曲長尺材製造装置に関するものである。
加工対象である金属製の直線母材を曲げ加工するには、ストレッチベンダー機が用いられることは良く知られている(例えば、特許文献1参照)。このストレッチベンダー機は、三次元的に湾曲した湾曲型面が形成される湾曲加工用金型を具備し、直線母材が湾曲加工用金型に密着して曲げ加工されることにより、所定形状の湾曲長尺材が得られる。ここで、湾曲長尺材としては、例えば車両用湾曲ドアサッシュが挙げられる(図8参照)。この車両用湾曲ドアサッシュは、車外に露出する外装表面100を具備するフランジ部101と、該フランジ部101の裏面から起立する主板部102に連成された中空幅広部104と、主板部102の一側面に形成された、ドア側ウェザーストリップが嵌挿される第一溝部105と、主板部102の他側面に形成された、ガラスランが嵌挿される第二溝部106とを備えている。さらに、車両のデザインに基づき、所定部位が第二溝部106側に三次元的に湾曲した形状をしている(例えば、特許文献2参照)。
ここで、車両用湾曲ドアサッシュを得るための一般的なストレッチベンダー機は、湾曲加工用金型が取り付けられる作業台と、この作業台の側面に接続された接続可動腕部と、この接続可動腕部から上方に起立したシリンダー支持柱とを備えている。このシリンダー支持柱は、テンションシリンダーをほぼ水平に支持すると共に、テンションシリンダーの先端に接続されたテンションチャックにより、加工対象である直線ドアサッシュ母材の一端を保持できる構成となっている。かかる構成にあって、まず、直線ドアサッシュ母材の一端をテンションチャックにより保持し、他端を別のチャックにより保持し、かつ、直線ドアサッシュ母材に予め設定された加工開始部位を湾曲型面に密着させる。そして、かかる状態から直線ドアサッシュ母材をテンションチャックにより引張しながら、該テンションチャックを金型周りに旋回させる。そうすると、直線ドアサッシュ母材が湾曲しながら湾曲型面に順次密着することとなり、所望の三次元形状に曲げ加工された車両用湾曲ドアサッシュが得られる。
特開2000−237825号公報 特開2001−213167号公報
しかしながら、上述のストレッチベンダー機にあっては、直線ドアサッシュ母材を湾曲させる際に、接続可動腕部を回動させて、前記シリンダー支持柱ごとテンションチャックを当該金型周りで大きく旋回させる必要が生じる。また、これに伴い、直線ドアサッシュ母材の未加工部位も金型周りを回動することとなる。さらに、加工対象物を三次元的な湾曲形状とするために、テンションチャックが上下動する。したがって、従来構成にあっては、この直線ドアサッシュ母材の未加工部位、接続可動腕部、及び支持柱等が回動、及び上下動するスペースを金型の周囲に十分確保しなければならなかった。また、加工対象である直線ドアサッシュ母材が長大なものとなると、全体として装置がさらに大型化してしまう問題があった。また、上記構成にあって、しわ、凹凸、ひけ、又はやせ等の発生を回避すべく、三次元的に湾曲した湾曲型面に、精度良く直線ドアサッシュ母材の側面を密着させようとすると、接続可動腕部等の機械構造を、より一層複雑化・高精度化する必要がある。しかし、これはコスト高を招来するため、実際上、直線ドアサッシュ母材と湾曲型面とを精度良く密着させるには限界があった。また、雄型金型と雌型金型とを突き合わせて加工する構成も知られているが、型が一対必要となるため、装置が大型化し、またコストも増大する欠点がある。
そこで、本発明は、上記問題を解消し得る湾曲長尺材の製造方法、及び湾曲長尺材製造装置を提供することを目的とする。
本発明は、三次元的に湾曲した長尺状の湾曲型面が表面に形成されてなる湾曲加工用金型の、当該湾曲型面に、加工対象である金属製の直線母材を、湾曲させつつ順次密着させて、所定の三次元形状に曲げ加工された湾曲長尺材を得る、湾曲長尺材の製造方法において、直線母材の一端を保持手段により保持して該一端を湾曲加工用金型に対して相対移動不能とし、予め設定された直線母材の該一端近傍の加工開始部位を湾曲型面に密着させ、該直線母材の側面を、対向する湾曲型面に連続的に面合わせして該直線母材を該湾曲型面に倣い変形させるものであって、該加工開始部位に対応する該直線母材の側面に送圧ローラーの周面を圧着し、該送圧ローラーを、該直線母材の他端に向けて該直線母材の軸線方向に沿って該湾曲加工用金型に対して相対移動させつつ、該送圧ローラーを、該直線母材の軸線方向に対して直交し、かつ互いに直交する二方向のうち少なくともいずれかの方向に沿って該湾曲加工用金型に対して相対移動させ、かつ該送圧ローラーのローラー軸を、該湾曲加工用金型に対して相対傾動させることを特徴とする湾曲長尺材の製造方法である。
かかる構成は、送圧ローラーが湾曲加工用金型に対して相対移動及び相対傾動して、母材の表面上を走行することで、直線母材が順次該湾曲加工用金型の湾曲型面に面合わせされ、該送圧ローラーによって適度に押し付けられながら、直線母材と型面との線接触を維持しつつ、湾曲長尺材の側面全域にわたって連続的に湾曲型面が密着していく。これにより、直線母材の変形部位に不要な力が作用することがないため、しわ、凹凸、ひけ、又はやせ等の発生が減ぜられることとなる。
また、本発明は、三次元的に湾曲した長尺状の湾曲型面が表面に形成されてなる湾曲加工用金型の、当該湾曲型面に、加工対象である金属製の直線母材を、湾曲させつつ順次密着させて、所定の三次元形状に曲げ加工された湾曲長尺材を得る、湾曲長尺材製造装置において、直線母材の一端を保持して、湾曲加工用金型に対して該直線母材の一端を相対移動不能とする保持手段を備え、予め設定された該直線母材の一端近傍の加工開始部位が湾曲型面に密着され、該保持手段により保持した該直線母材の側面を、対向する湾曲型面に連続的に面合わせして該直線母材を該湾曲型面に倣い変形させるものであって、該加工開始部位に対応する該直線母材の側面に周面が圧着する送圧ローラーと、該送圧ローラーを、該直線母材の他端に向けて該直線母材の軸線方向に沿って該湾曲加工用金型に対して相対移動させる第1移動手段と、該送圧ローラーを、該直線母材の軸線方向に対して直交する方向に沿って該湾曲加工用金型に対して相対移動させる第2移動手段と、該送圧ローラーのローラー軸を、該直線母材の軸線に直交する第1平面内で該湾曲加工用金型に対して相対傾動させる第1傾動手段と、該送圧ローラーのローラー軸を、該第1平面に直交する第2平面内で該湾曲加工用金型に対して相対傾動させる第2傾動手段と、を備えることを特徴とする湾曲長尺材製造装置である。
上述のような構成として、直線母材の一端を保持手段により保持して該一端を湾曲加工用金型に対して相対移動不能とし、加工開始部位に送圧ローラーの周面を圧着し、該送圧ローラーを該湾曲加工用金型に対して第1移動手段、第2移動手段、第1傾動手段、及び第2傾動手段によって相対移動及び相対傾動させることで、該直線母材の側面を対向する該湾曲加工用金型の湾曲型面に連続的に面合わせして該直線母材を該湾曲型面に倣い変形させることができる。つまり、該送圧ローラーが該湾曲加工用金型に対して相対移動及び相対傾動することで、該直線母材が該一端近傍の加工開始部位から他端方向へ向かって順次該湾曲型面に面合わせされることになり、湾曲長尺材の側面全域にわたって湾曲型面が精度良く密着する。これにより、直線母材の変形部位に不要な力が作用することがないため、しわ、凹凸、ひけ、又はやせ等の発生が減ぜられた湾曲長尺材を円滑に製造することが可能となる。
また、上記構成にあって、前記送圧ローラーを、前記直線母材の軸線方向及び前記第2移動手段による移動方向にそれぞれ直交する方向に沿って前記湾曲加工用金型に対して相対移動させる第3移動手段を備える構成が提案される。
これによって、送圧ローラーの移動方向が追加されるため、直線母材が湾曲型面に密着する際の精度が向上する。また、更に複雑な湾曲形状を有する湾曲長尺材の製造も可能となる。
更に、前記送圧ローラーが、前記直線母材の軸線方向に沿って2つ以上並置されている構成が提案される。
これによって、並置された送圧ローラーを順次湾曲加工用金型に対して相対移動及び相対傾動させることで、母材に対する圧着部位が増え、より一層精度の高い湾曲長尺材を製造することが可能となる。
また、前記直線母材の、前記送圧ローラーが圧着する面とは異なる面を圧着する補助ローラーを備える構成が提案される。
これによって、全体として、母材に対するローラーによる圧着部位が増えるため、前記湾曲型面に該直線母材が更に精度良く密着することとなり、製造される湾曲長尺材の精度がより高くなる。
もしくは、前記送圧ローラーが異径ローラーであり、該送圧ローラーの周面に加えて、径大部の側面も前記直線母材の側面に圧着している構成としてもよい。
これによって、ローラーの数を過剰に増やすことなく、精度の高い湾曲長尺材を製造することが可能となる。
本発明にかかる湾曲長尺材の製造方法は、直線母材の一端を保持手段により保持して該一端を湾曲加工用金型に対して相対移動不能とし、加工開始部位に送圧ローラーの周面を圧着し、該送圧ローラーを該湾曲加工用金型に対して相対移動及び相対傾動させることで、該直線母材の側面を対向する該湾曲加工用金型の湾曲型面に連続的に面合わせして該直線母材を該湾曲型面に倣い変形させていく構成としたために、湾曲長尺材の側面全域にわたって湾曲型面が精度良く密着していくものである。これにより、複雑形状の型面であっても、直線母材の変形部位に不要な力が作用することがないため、しわ、凹凸、ひけ、又はやせ等の発生が減ぜられる効果が得られる。
また、本発明にかかる湾曲長尺材製造装置は、直線母材の一端を保持手段により保持して該一端を湾曲加工用金型に対して相対移動不能とし、加工開始部位に送圧ローラーの周面を圧着し、該送圧ローラーを該湾曲加工用金型に対して第1移動手段、第2移動手段、第1傾動手段及び第2傾動手段によって相対移動及び相対傾動させることで、該直線母材の側面を対向する該湾曲加工用金型の湾曲型面に連続的に面合わせして該直線母材を該湾曲型面に倣い変形させていく構成としたために、湾曲長尺材の側面全域にわたって湾曲型面が精度良く密着していくものである。これにより、複雑形状の型面であっても、直線母材の変形部位に不要な力が作用することがないため、しわ、凹凸、ひけ、又はやせ等の発生が減ぜられた湾曲長尺材を製造することが可能となる効果がある。
車両用湾曲ドアサッシュ製造装置の斜視図である。 湾曲加工用金型の斜視図であり、(a),(b)は互いに異なる方向からみた図である。 (a)は第1傾動手段を示す説明図、(b)は第2傾動手段を示す説明図である。 送圧ローラー受けの斜視図であり、(a),(b),(c)は互いに異なる方向からみた図である。 湾曲加工用金型に直線ドアサッシュ母材を保持して送圧ローラー受けの送圧ローラー及び補助ローラーを圧着した斜視図であり、(a),(b)は互いに異なる方向からみた図である。 湾曲加工用金型に直線ドアサッシュ母材を保持して送圧ローラー受けの送圧ローラー及び補助ローラーを圧着した縦断面図である。 湾曲加工用金型に直線ドアサッシュ母材を保持して別形態の送圧ローラーを圧着した縦断面図である。 車両用湾曲ドアサッシュの外観斜視図である。 直線ドアサッシュ母材の縦断面図である。
本発明の湾曲長尺材の製造方法、及び湾曲長尺材製造装置の実施形態を添付図面に従って説明する。実施形態を説明するにあたり、部材の移動方向等の理解を容易とするために、互いに直交するx軸、y軸、z軸を設定し、添付図面にも各軸を記載した。なお、本発明は、下記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。
図8は、従来から良く知られた、一枚の金属製板材をロール成形して得られる杆状の車両用湾曲ドアサッシュYを示している。この車両用湾曲ドアサッシュYは、車外に露出する外装表面100を具備するフランジ部101と、該フランジ部101の裏面から起立する主板部102と、該主板部102と連成した、中空部103を具備する中空幅広部104とを備えている。この中空幅広部104は、主板部102に対して一側に偏位して形成されている。また、主板部102の一方の側面には、ドア側ウェザーストリップ(図示省略)が嵌挿される第一溝部105が長手方向に沿って形成されている。これに対し、反対側の主板部102の側面には、ガラスラン(図示省略)が嵌挿される第二溝部106が長手方向に沿って形成されている。
なお、上述の車両用湾曲ドアサッシュYは、図9に示すようなほぼ一直線状の直線ドアサッシュ母材Xを第二溝部106側へ三次元的に曲げ加工して製造する。なお、この直線ドアサッシュ母材Xにより、本発明にかかる直線母材が構成される。また、本実施例にかかる車両用湾曲ドアサッシュYにより、本発明にかかる湾曲長尺材が構成される。
次に、車両用湾曲ドアサッシュYを製造する車両用湾曲ドアサッシュ製造装置1について説明する。
車両用湾曲ドアサッシュ製造装置1は、図1に示されるように、床面に固定されるベース板11を備え、該ベース板11上に一対のガイドレール3が設けられている。そして、該ガイドレール3上には、該ガイドレール3の案内作用によって左右方向(y軸方向)に移動可能な作業台10が配設されている。
前記作業台10上には、湾曲加工用金型2が金型固定用治具(図示せず)によって固定されている。該湾曲加工用金型2の表面には、湾曲型面22が形成されている(図2参照)。本実施形態においては直線ドアサッシュ母材Xの軸線は加工前において前後方向(x軸方向)に設定されるため、該湾曲加工用金型2はその方向に対応して位置決めされている。
前記湾曲加工用金型2についてさらに詳述すると、図2a,bに示されるように、該湾曲加工用金型2は、金型基台23を備え、該金型基台23上に、上面21aと側面21bとを有する金型本体21が固定されている。該上面21aは直線ドアサッシュ母材Xの第2溝部106が形成された面が接するように凹凸が形成されている。該上面21aに形成された凹凸と側面21bとは、三次元形状に湾曲して、全体として湾曲型面22を形成している。
また、該金型本体21の上面21aの端部には、直線ドアサッシュ母材Xの一端をクランプ等の保持手段によって保持するための保持面21cが形成されている。そして、直線ドアサッシュ母材Xは、該保持面21cにおいて保持された上で、第2溝部106の形成された面が該金型本体21の上面21aに形成された凹凸及び側面21bに対向するように配置される。
また、図1に示されるように、前記作業台10の前後(x軸方向の両側方)には、一対の垂直シリンダー支持柱50,50が立設されている。この垂直シリンダー支持柱50には垂直シリンダー50a及びガイドレール50bが設けられている。
また、前記一対の垂直シリンダー支持柱50,50には、水平シリンダー支持体60が架け渡されている。該水平シリンダー支持体60は、前記垂直シリンダー50aに接続していると共に、前記ガイドレール50bに摺動自在に接続されるガイドレール受け60cが設けられている。そして、該垂直シリンダー50aが作動することによって、該水平シリンダー支持体60が、該ガイドレール50bに沿って上下方向(z軸方向)へ移動する。
さらに、前記水平シリンダー支持体60には、水平シリンダー60aが備え付けられている。また、該水平シリンダー60aの作動方向(x軸方向)に沿ってガイドレール60bが設けられている。
更に前記ガイドレール60bには、作業部材70が取り付けられており、該作業部材70は、該水平シリンダー60aの作動によって、該ガイドレール60bに沿って水平方向(x軸方向)へ移動可能となっている。具体的には、該作業部材70は、該水平シリンダー60aが接続されている。また、該作業部材70は、前記ガイドレール60bに摺動自在に接続されているガイドレール受け71aを備える基板部71を有している。
また、前記基板部71には、後述する送圧ローラー90を備える送圧ローラー設置部72が取り付けられている。更に、該基板部71には、ガイド71bが前後方向に沿って凹設されており、該送圧ローラー設置部72が、該基板部71に対して該ガイド71bに沿って前後方向(x軸方向)へ移動可能とされている。本実施形態においては、該送圧ローラー設置部72が該基板部71にX軸方向に沿って2つ取り付けられている。
前記送圧ローラー設置部72には、前記基板部71に固定するための固定部73と、送圧ローラー駆動部74とが備えられている。該送圧ローラー駆動部74は、前記固定部73の下端に設置された横方向シリンダー75を介して垂下されている。そして、該固定部73と送圧ローラー駆動部74とが、該横方向シリンダー75に沿って(y軸方向)相対移動可能とされている。
更に、図3に示すように、前記送圧ローラー駆動部74の下端には、縦方向シリンダー78を介して送圧ローラー受け80が設けられている。該縦方向シリンダー78は該送圧ローラー受け80を該送圧ローラー駆動部74から下方へ突出又は上方へ退避させる機能を有している。
そして図4a〜図4cに示すように、該送圧ローラー受け80には、前記縦方向シリンダー78が挿通されるシリンダー受け孔80aと、送圧ローラー90を軸支する送圧ローラー軸孔80bとが備えられている。
加えて、該送圧ローラー受け80には、補助ローラー95を軸支する補助ローラー軸孔80cと、該送圧ローラー軸孔80bによって軸支される送圧ローラー軸90aを有する送圧ローラー90と、該補助ローラー軸孔80cによって軸支される補助ローラー軸95aを有する補助ローラー95と、が配設されている。なお、加工開始時において、送圧ローラー90の軸方向はY軸方向であり、補助ローラー95の軸方向はZ軸方向としている。
該送圧ローラー90は、直線ドアサッシュ母材Xの中空幅広部104及び第二溝部106がある側面を前記湾曲加工用金型2の湾曲型面22に圧着するために、該直線ドアサッシュ母材Xの第1溝部105がある側面の形状に合わせて異径ローラーとされている。
なお、前記補助ローラー95は、直線ドアサッシュ母材Xの外装表面100に接するように設定されている。これによって該外装表面100に傷を付けることなく、しわ、凹凸、ひけ、又はやせ等が発生することを防止できる。
なお、本発明の第1移動手段は、前記送圧ローラー90を、前記直線ドアサッシュ母材Xの他端に向けて該直線ドアサッシュ母材Xの軸線方向(x軸方向)に沿って前記湾曲加工用金型2に対して相対移動させる水平シリンダー60a、又は、送圧ローラー設置部72を前後方向(X軸方向)に移動させる機構により構成される。
また、本発明の第2移動手段は、前記送圧ローラー90を、前記直線ドアサッシュ母材Xの軸線方向に対して直交する方向(z軸方向)に沿って前記湾曲加工用金型2に対して相対移動させる垂直シリンダー50a、又は、縦方向シリンダー78によって構成される。
更に、本発明の第3移動手段は、前記送圧ローラー90を、前記直線ドアサッシュ母材Xの軸線方向(x軸方向)及び前記第2移動手段による移動方向(z軸方向)にそれぞれ直交する方向(y軸方向)に沿って前記湾曲加工用金型2に対して相対移動させる横方向シリンダー75、又は、作業台10をガイドレール3に沿って移動させる機構により構成される。
さらに、前記送圧ローラー駆動部74には、第1傾動手段としての第1傾動用モーター76と、第2傾動手段としての第2傾動用モーター77と、が備えられている。
前記第1傾動用モーター76は、図3aに示すように、直線ドアサッシュ母材Xを加工するための送圧ローラー90のローラー軸90aを、直線ドアサッシュ母材Xの軸線に直交する第1平面(例えば、yz平面)内で前記湾曲加工用金型2に対して相対傾動させる機能を有している。また、前記第2傾動用モーター77は、図3bに示すように、該送圧ローラー90のローラー軸90aを、該第1平面(例えば、yz平面)に直交する第2平面(例えば、xy平面)内で該湾曲加工用金型2に対して相対傾動させる機能を有している。
次に、前記車両用湾曲ドアサッシュ製造装置1を用いて前記車両用湾曲ドアサッシュYを製造する方法を説明する。
図5,6に示すように、まず直線ドアサッシュ母材Xを第一溝部105が送圧ローラー90側を向くようにして、該直線ドアサッシュ母材Xの一端を湾曲加工用金型2の金型本体21の保持面21cにクランプ等の保持手段で固定する。
そして、加工開始部位に対応する直線ドアサッシュ母材Xの側面に送圧ローラー90の周面を圧着する。この際の該送圧ローラー90の位置決めは、例えば作業部材70を、水平シリンダー60aによって、ガイドレール60bに沿って移動させることでx軸方向の位置を定め、作業台10をガイドレール3に沿って移動させることでy軸方向の位置を定め、垂直シリンダー50aによって、ガイドレール50bに沿って水平シリンダー支持体60を移動させることでz軸方向の位置を定めることができる。
そして、上記圧着状態を保ったまま、前記送圧ローラー90を、前記直線ドアサッシュ母材Xの他端に向けて該直線ドアサッシュ母材Xの軸線方向(x軸方向)に沿って前記湾曲加工用金型2に対して相対移動させる。この際の該送圧ローラー90の移動は、送圧ローラー設置部72を、基板部71に対してガイド71bに沿って移動させることによって行うことができる。
更に、x軸方向に沿って移動する前記送圧ローラー90を、前記直線ドアサッシュ母材Xの軸線方向(x軸方向)に対して直交するz軸方向及びy軸方向に沿って前記湾曲加工用金型2に対して相対移動させる。この際の該送圧ローラー90の移動は、z軸方向に関しては、縦方向シリンダー78を伸縮させることによって、送圧ローラー受け80を送圧ローラー駆動部74から突出又は退避させて行うことができる。またy軸方向に関しては、送圧ローラー駆動部74を、固定部73に対して横方向シリンダー75に沿って移動させることによって行うことができる。
また更に、上記の移動に伴って、前記送圧ローラー90のローラー軸90aを、前記湾曲加工用金型2に対して相対傾動させる。この際の該送圧ローラー90のローラー軸90aの傾動は、前記直線ドアサッシュ母材Xの軸線方向(x軸方向)に直交する第1平面(例えば、yz平面)内で該湾曲加工用金型2に対して相対傾動させる第1の傾動と、該第1平面(例えば、yz平面)に直交する第2平面(例えば、xy平面)内で該湾曲加工用金型2に対して相対傾動させる第2の傾動とに分割して行うことができる。すなわち、図3に示すように、該第1の傾動に関しては、第1傾動用モーター76を用いて行うことができ、該第2の傾動に関しては、第2傾動用モーター77を用いて行うことができる。
上記のように前記送圧ローラー90を移動させ、また該送圧ローラー90のローラー軸90aを傾動させることで、前記直線ドアサッシュ母材Xを、湾曲させつつ前記湾曲加工用金型2の湾曲型面22に順次密着させて、ひねりを含む所定の三次元形状に曲げ加工された車両用湾曲ドアサッシュYを製造することができる。なお、送圧ローラー90の直線ドアサッシュ母材Xに対する圧着力は、垂直シリンダー50a等の制御により、適宜変更可能である。
以下、他の実施形態を説明する。
図7に示すように、送圧ローラーの異径形状を利用して、上記補助ローラー95が接していた外装表面100に、送圧ローラー900の径大部901の側面901aが圧着するようにしてもよい。この場合、補助ローラー95が不要となるため、部品点数が少なくなる利点がある。
また、上記した各移動手段や傾動手段は例えばシリンダーの代わりにベルトやロープを用いる等、公知のものが好適に用いられる。
また、例えば送圧ローラー90をy軸方向に沿って移動する横方向シリンダー75を省略して装置を簡略化する、といったことも可能である。逆に送圧ローラー90及び補助ローラー95だけでなく、送付ローラー90及び補助ローラー95と、湾曲加工用金型2との相対位置を安定させるためのローラーを更に追加しても構わない。
湾曲加工用金型2や、湾曲型面22、送圧ローラー90,900の寸法形状は製造される湾曲長尺材の寸法形状に合わせて適宜設定される。
また各移動手段、傾動手段に関しては、個別に手動にて設定するものであってもよいし、全てCNC(Computerized Numerical Control)にて設定するものであってもよく、製造条件に応じて自由に設定可能である。
また、本発明にかかる湾曲長尺材は、車両用ドアサッシュに限定されないのは勿論である。例えば、湾曲長尺材としては、断面略コ字状の金属製スライドドア用レール等であってもよく、異型断面の湾曲長尺材であれば当然に適用可能である。
1 車両用ドアサッシュ製造装置
2 湾曲加工用金型
22 湾曲型面
50a 垂直シリンダー(第2移動手段)
60a 水平シリンダー(第1移動手段)
75 横方向シリンダー(第3移動手段)
76 第1傾動用モーター(第1傾動手段)
77 第2傾動用モーター(第2傾動手段)
78 縦方向シリンダー(第2移動手段)
90,900 送圧ローラー
95 補助ローラー
901 径大部
901a 側面
X 直線ドアサッシュ母材
Y 車両用湾曲ドアサッシュ

Claims (6)

  1. 三次元的に湾曲した長尺状の湾曲型面が表面に形成されてなる湾曲加工用金型の、当該湾曲型面に、加工対象である金属製の直線母材を、湾曲させつつ順次密着させて、所定の三次元形状に曲げ加工された湾曲長尺材を得る、湾曲長尺材の製造方法において、
    直線母材の一端を保持手段により保持して該一端を湾曲加工用金型に対して相対移動不能とし、予め設定された直線母材の該一端近傍の加工開始部位を湾曲型面に密着させ、該直線母材の側面を、対向する湾曲型面に連続的に面合わせして該直線母材を該湾曲型面に倣い変形させるものであって、
    該加工開始部位に対応する該直線母材の側面に送圧ローラーの周面を圧着し、
    該送圧ローラーを、該直線母材の他端に向けて該直線母材の軸線方向に沿って該湾曲加工用金型に対して相対移動させつつ、
    該送圧ローラーを、該直線母材の軸線方向に対して直交し、かつ互いに直交する二方向のうち少なくともいずれかの方向に沿って該湾曲加工用金型に対して相対移動させ、
    かつ該送圧ローラーのローラー軸を、該湾曲加工用金型に対して相対傾動させる
    ことを特徴とする湾曲長尺材の製造方法。
  2. 三次元的に湾曲した長尺状の湾曲型面が表面に形成されてなる湾曲加工用金型の、当該湾曲型面に、加工対象である金属製の直線母材を、湾曲させつつ順次密着させて、所定の三次元形状に曲げ加工された湾曲長尺材を得る、湾曲長尺材製造装置において、
    直線母材の一端を保持して、湾曲加工用金型に対して該直線母材の一端を相対移動不能とする保持手段を備え、予め設定された該直線母材の一端近傍の加工開始部位が湾曲型面に密着され、該保持手段により保持した該直線母材の側面を、対向する湾曲型面に連続的に面合わせして該直線母材を該湾曲型面に倣い変形させるものであって、
    該加工開始部位に対応する該直線母材の側面に周面が圧着する送圧ローラーと、
    該送圧ローラーを、該直線母材の他端に向けて該直線母材の軸線方向に沿って該湾曲加工用金型に対して相対移動させる第1移動手段と、
    該送圧ローラーを、該直線母材の軸線方向に対して直交する方向に沿って該湾曲加工用金型に対して相対移動させる第2移動手段と、
    該送圧ローラーのローラー軸を、該直線母材の軸線に直交する第1平面内で該湾曲加工用金型に対して相対傾動させる第1傾動手段と、
    該送圧ローラーのローラー軸を、該第1平面に直交する第2平面内で該湾曲加工用金型に対して相対傾動させる第2傾動手段と、
    を備えることを特徴とする湾曲長尺材製造装置。
  3. 前記送圧ローラーを、前記直線母材の軸線方向及び前記第2移動手段による移動方向にそれぞれ直交する方向に沿って前記湾曲加工用金型に対して相対移動させる第3移動手段を備える
    請求項2に記載の湾曲長尺材製造装置。
  4. 前記送圧ローラーが、前記直線母材の軸線方向に沿って2つ以上並置されている
    請求項2又は請求項3に記載の湾曲長尺材製造装置。
  5. 前記直線母材の、前記送圧ローラーが圧着する面とは異なる面を圧着する補助ローラーを備える
    請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の湾曲長尺材製造装置。
  6. 前記送圧ローラーが異径ローラーであり、該送圧ローラーの周面に加えて、径大部の側面も前記直線母材の側面に圧着している
    請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の湾曲長尺材製造装置。
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