JP2015008678A - 作業車両 - Google Patents

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泰裕 久岡
Yasuhiro Hisaoka
泰裕 久岡
潤 川崎
Jun Kawasaki
潤 川崎
池内 伸明
Nobuaki Ikeuchi
伸明 池内
清水 章弘
Akihiro Shimizu
章弘 清水
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Abstract

【課題】作業機昇降用のリフトアームを備えた作業車両において、運転席から降りた状態でリフトアームを昇降する外部上昇スイッチ,外部下降スイッチを設けて安全なものにする。
【解決手段】作業車両の運転席6の近傍には前記リフトアーム9昇降用の昇降レバー66を設け、リフトアーム昇降ポジション制御モードの内装されているコントローラ70を設け、機体の前記リフトアーム9の近傍に前記リフトアーム9昇降用の外部上昇スイッチSW1,外部下降スイッチSW2を並列配置し作業者が運転席6から降りた状態で操作可能に構成し、前記コントローラ70には前記外部上昇スイッチSW1,外部下降スイッチSW2を所定時間内に複数回連続してON操作するとスイッチ単位作動状態となりリフトアーム9を所定昇降量だけ昇降させるリフトアーム外部昇降モードを備えていることを特徴とする作業車両とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、作業車両に関し、特に、作業車両に装着する作業機の昇降操作装置に関する。
作業機昇降用のリフトアームを備えた作業車において、走行機体の作業装置連結部近くに作業装置連結部の近くからでもリフトアームの昇降操作を行なえる外部昇降スイッチを配備し、該外部昇降スイッチは、押圧操作が継続している間だけリフトアームを上昇させる上昇操作指令を制御装置に向けて出力する外部上昇スイッチと、押圧操作が継続している間だけリフトアームを下降させる下降指令を制御装置に向けて出力する外部下降スイッチとから構成し、上昇操作指令を出力する状態と、下降指令を出力する状態と、両操作指令を出力しない状態に切り換えるようにしたものは、公知である(特許文献1)。
特開2000−83411号公報
本発明は、作業機昇降用のリフトアームを備えた作業車両において、作業者が運転席から降りた状態で操作する外部昇降スイッチをリフトアームの近傍に安全な状態に配設しようとするものである。
本発明はこのような問題点を解決するために次のような技術的手段を講じた。
請求項1の発明は、作業機(11)昇降用のリフトアーム(9)を備えた作業車両において、作業車両の運転席(6)の近傍には前記リフトアーム(9)昇降用の昇降レバー(66)を設け、リフトアーム昇降ポジション制御モードの内装されているコントローラ(70)を設け、機体の前記リフトアーム(9)の近傍に前記リフトアーム(9)昇降用の外部上昇スイッチ(SW1),外部下降スイッチ(SW2)を並列配置し作業者が運転席(6)から降りた状態で操作可能に構成し、前記コントローラ(70)には前記外部上昇スイッチ(SW1),外部下降スイッチ(SW2)を所定時間内に複数回連続してON操作するとスイッチ単位作動状態となりリフトアーム(9)を所定昇降量だけ昇降させるリフトアーム外部昇降モードを備えていることを特徴とする。
請求項2の発明は、作業機(11)昇降用のリフトアーム(9)を備えた作業車両において、作業車両の運転席(6)の近傍には前記リフトアーム(9)昇降用の昇降レバー(66)を設け、リフトアーム昇降ポジション制御モードの内装されているコントローラ(70)を設け、機体の前記リフトアーム(9)の近傍に前記リフトアーム(9)昇降用の外部上昇スイッチ(SW1),外部下降スイッチ(SW2)を並列配置し作業者が運転席(6)から降りた状態で操作可能に構成し、前記コントローラ(70)には前記外部上昇スイッチ(SW1),外部下降スイッチ(SW2)を所定時間以上の長押し状態を継続するとスイッチ単位作動状態となりリフトアーム(9)を所定昇降量だけ昇降させるリフトアーム外部昇降モードを備えていることを特徴とする。
請求項3の発明は、作業機(11)昇降用のリフトアーム(9)を備えた作業車両において、作業車両の運転席(6)の近傍には前記リフトアーム(9)昇降用の昇降レバー(66)を設け、リフトアーム昇降ポジション制御モードの内装されているコントローラ(70)を設け、機体の前記リフトアーム(9)の近傍に前記リフトアーム(9)昇降用の一対の外部上昇スイッチ(SW1,SW1),外部下降スイッチ(SW2,SW1)をそれぞれ並列配置し作業者が運転席(6)から降りた状態で操作可能に構成し、前記コントローラ(70)には一対の前記外部上昇スイッチ(SW1、SW1),外部下降スイッチ(SW2、SW2)を同時にON操作するとスイッチ単位作動状態となりリフトアーム(9)を所定昇降量だけ昇降させるリフトアーム外部昇降モードを備えていることを特徴とする。
請求項4の発明は、作業機(11)昇降用のリフトアーム(9)を備えた作業車両において、作業車両の運転席(6)の近傍には前記リフトアーム(9)昇降用の昇降レバー(66)を設け、リフトアーム昇降ポジション制御モードの内装されているコントローラ(70)を設け、機体の前記リフトアーム(9)の近傍におけるフェンダ(7)の運転席(6)側の内側面に前記リフトアーム(9)昇降用の外部上昇スイッチ(SW1),外部下降スイッチ(SW2)をそれぞれ並列配置し作業者が運転席(6)から降りた状態で操作可能に構成し、前記コントローラ(70)には前記外部上昇スイッチ(SW1),外部下降スイッチ(SW2)をON操作するとスイッチ単位作動状態となりリフトアーム(9)を所定昇降量だけ昇降させるリフトアーム外部昇降モードを備えていることを特徴とする。
請求項1の発明によると、作業機(11)昇降用のリフトアーム(9)を備えた作業車両において、作業車両の運転席(6)の近傍には前記リフトアーム(9)昇降用の昇降レバー(66)を設け、リフトアーム昇降ポジション制御モードの内装されているコントローラ(70)を設け、機体の前記リフトアーム(9)の近傍に前記リフトアーム(9)昇降用の外部上昇スイッチ(SW1),外部下降スイッチ(SW2)を並列配置し作業者が運転席(6)から降りた状態で操作可能に構成し、前記コントローラ(70)には前記外部上昇スイッチ(SW1),外部下降スイッチ(SW2)を所定時間内に複数回連続してON操作するとスイッチ単位作動状態となりリフトアーム(9)を所定昇降量だけ昇降させるリフトアーム外部昇降モードを備えているので、運転席(6)から作業者が降りた状態で作業機(11)の昇降を意識し外部上昇スイッチ(SW1),外部下降スイッチ(SW2)を所定時間内に複数回連続してON操作することにより初めてリフトアーム(9),作業機(11)が所定昇降量ずつ昇降し、リフトアーム(9)への作業機付け代えや清掃作業をする際に作業者が誤って単純な動作で外部上昇スイッチ(SW1),外部下降スイッチ(SW2)に接触をしても作業機(11)は昇降せず安全である。
請求項2の発明によると、作業機(11)昇降用のリフトアーム(9)を備えた作業車両において、作業車両の運転席(6)の近傍には前記リフトアーム(9)昇降用の昇降レバー(66)を設け、リフトアーム昇降ポジション制御モードの内装されているコントローラ(70)を設け、機体の前記リフトアーム(9)の近傍に前記リフトアーム(9)昇降用の外部上昇スイッチ(SW1),外部下降スイッチ(SW2)を並列配置し作業者が運転席(6)から降りた状態で操作可能に構成し、前記コントローラ(70)には前記外部上昇スイッチ(SW1),外部下降スイッチ(SW2)を所定時間以上の長押し状態を継続するとスイッチ単位作動状態となりリフトアーム(9)を所定昇降量だけ昇降させるリフトアーム外部昇降モードを備えているので、運転席(6)から作業者が降りた状態で作業機(11)の昇降を意識し外部上昇スイッチ(SW1),外部下降スイッチ(SW2)を所定時間以上の長押しを継続することにより初めてリフトアーム(9),作業機(11)が所定昇降量ずつ昇降し、リフトアーム(9)への作業機付け換えや清掃作業をする際に作業者が誤って単純な動作で外部上昇スイッチ(SW1),外部下降スイッチ(SW2)に接触をしても作業機(11)は昇降せず安全である。
請求項3の発明によると、作業機(11)昇降用のリフトアーム(9)を備えた作業車両において、作業車両の運転席(6)の近傍には前記リフトアーム(9)昇降用の昇降レバー(66)を設け、リフトアーム昇降ポジション制御モードの内装されているコントローラ(70)を設け、機体の前記リフトアーム(9)の近傍に前記リフトアーム(9)昇降用の一対の外部上昇スイッチ(SW1,SW1),外部下降スイッチ(SW2,SW1)をそれぞれ並列配置し作業者が運転席(6)から降りた状態で操作可能に構成し、前記コントローラ(70)には一対の前記外部上昇スイッチ(SW1、SW1),外部下降スイッチ(SW2、SW2)を同時にON操作するとスイッチ単位作動状態となりリフトアーム(9)を所定昇降量だけ昇降させるリフトアーム外部昇降モードを備えているので、運転席(6)から作業者が降りた状態で作業機(11)の昇降を意識し一対の外部上昇スイッチ(SW1、SW1),外部下降スイッチ(SW2、SW2)を同時にON操作することによりリフトアーム(9),作業機(11)を所定昇降量ずつ昇降させることができ、リフトアーム(9)への作業機付け代えや清掃作業をする際に作業者が誤って単純な動作で一方の外部上昇スイッチ(SW1),一方の外部下降スイッチ(SW2)に接触をしても作業機(11)が昇降せず安全である。
請求項4の発明によると、作業機(11)昇降用のリフトアーム(9)を備えた作業車両において、作業車両の運転席(6)の近傍には前記リフトアーム(9)昇降用の昇降レバー(66)を設け、リフトアーム昇降ポジション制御モードの内装されているコントローラ(70)を設け、機体の前記リフトアーム(9)の近傍におけるフェンダ(7)の運転席(6)側の内側面に前記リフトアーム(9)昇降用の外部上昇スイッチ(SW1),外部下降スイッチ(SW2)をそれぞれ並列配置し作業者が運転席(6)から降りた状態で操作可能に構成し、前記コントローラ(70)には前記外部上昇スイッチ(SW1),外部下降スイッチ(SW2)をON操作するとスイッチ単位作動状態となりリフトアーム(9)を所定昇降量だけ昇降させるリフトアーム外部昇降モードを備えているので、運転席(6)から作業者が降りた状態で作業機(11)の昇降を意識しフェンダ(7)の内側に位置している外部上昇スイッチ(SW1),外部下降スイッチ(SW2)をON操作することによりリフトアーム(9),作業機(11)が所定量ずつ昇降し、リフトアーム(9)への作業機付け代えや清掃作業をする際に作業者が誤って外部上昇スイッチ(SW1),外部下降スイッチ(SW2)に接触する怖れを抑制し作業者の安全を確保することができる。
トラクタ全体の側面図。 トラクタの平面図。 トラクタの側面図。 トラクタ後部の側面図,背面図。 制御ブロック図。 トラクタ後部の側面図,背面図。 トラクタの平面図。 トラクタの側面図。 トラクタ後部の側面図,背面図。 トラクタの平面図。 トラクタの側面図。 トラクタ後部の側面図,背面図。 ロータリ耕耘装置の側面図。 ロータリ耕耘装置の斜視図。 ロータリ耕耘装置の平面図、側面図。 トラクタの背面図,斜視図。 トラクタの運転席部の斜視図。 トラクタの運転席部の側面図。
以下、図面に基づいて本発明を農業用トラクタに施した実施例について説明する。 まず、図1に基づき本発明を実施するトラクタの全体構成について説明する。
トラクタは走行車体1の前側部にエンジン(図示省略)を搭載し、エンジン(図示省略)をボンネット2で被覆し、エンジン(図示省略)の回転動力をミッションケース3内の主変速装置及び副変速装置で変速し、左右前輪4,4及び左右後輪5,5へ伝達している。
また、ミッションケース3の後側上部には運転席6を設け、その左右両側に左右フェンダ7,7を設け、左右後輪4,4の上部を被覆している。
ミッションケース3の後部上面には油圧シリンダケース8を設け、油圧シリンダケース8の後側部に左右リフトアーム9,9を上下回動自在に軸支し、3点リンク機構10を介してロータリ耕耘装置11を連結し、ミッションケース3の後部から後方へ突出するように軸架しているPTO軸12からロータリ耕耘装置11に動力を伝達し、リフトアーム9,9、リフトロッド13,13、3点リンク機構10でロータリ耕耘装置11を昇降するように構成している。
また、エンジン(図示省略)の後方にはハンドルフレーム15を立設し、ハンドルフレーム15の上部にステアリングハンドル16を設けている。ミッションケース3にキャビン17を取り付けている。
運転席6の左右一側には昇降レバー66をフェンダ7のガイド溝に沿って前後方向に操作可能に設け、昇降レバー66の昇降操作に関連して油圧制御弁67を切り換え作動し昇降シリンダ(図示省略)に油圧を給排しリフトアーム9,9を昇降回動し、ロータリ耕耘装置11を昇降するようにしている。
図5に示すように、コントローラ70の入力側には後述の昇降レバー66の昇降操作量を検出するレバー操作位置検出センサSE1,リフトアーム9の昇降位置を検出するリフト昇降位置検出センサSE2、外部上昇スイッチSW1,外部下降スイッチSW2,油圧抜きスイッチSW3が接続されおり、また、コントローラ70の出力側には駆動手段を経由して油圧制御弁67が接続されている。
コントローラ70にはポジション制御モードが内装されていて、リフトアーム9の作動範囲においてレバー操作位置検出センサSE1の検出操作位置に基づき設定されるリフトアーム9の目標昇降位置と、リフト昇降位置検出センサSE2により検出されるリフトアーム9の検出昇降位置とが合致するように油圧制御弁67が切換制御され、リフトアーム9が所定位置に昇降される。
次に、図2〜図4に基づき外部上昇スイッチSW1,外部下降スイッチSW2の取付構成について説明する。
ミッションケース3の後部から後部取付フレーム52を立ち上げ、後部取付フレーム52の横フレーム52aに後側安全フレーム53を立設し、ミッションケース3の左右両側に左右フェンダ7,7を取り付けている。そして、例えば右側フェンダ7の後側部右側面には、作業機昇降用の外部上昇スイッチSW1,外部下降スイッチSW2を上下に近接して並列配置している。
なお、左側フェンダ7に外部上昇スイッチSW1,外部下降スイッチSW2を同様に配設してもよい。また、右側フェンダ7,左側フェンダ7の両方に外部上昇スイッチSW1,外部下降スイッチSW2を近接して並列配置してもよい。
そして、この外部上昇スイッチSW1,外部下降スイッチSW2はコントローラ70の外部スイッチ昇降モードにより、所定時間内に例えば2度連続してON操作をするとスイッチ単位作動状態となり、油圧制御弁67が昇降作動されリフトアーム9が所定量だけ昇降しロータリ耕耘装置11を昇降するようにしている。
なお、コントローラ70を設定変更モードに切り換えることにより、スイッチ単位作動状態に基づく所定昇降量を長短に変更設定することができる。
前記構成によると、運転席6から作業者が降りた状態でロータリ耕耘装置11の昇降を意識し外部上昇スイッチSW1,外部下降スイッチSW2を所定時間内に例えば2度連続してON操作をするとスイッチ単位作動状態となりリフトアーム9,ロータリ耕耘装置11が単位昇降量ずつ昇降するので、ロータリ耕耘装置11の付け代え作業や清掃作業をする際に作業者が誤って外部上昇スイッチSW1,外部下降スイッチSW2に単純な動作で接触をしてもロータリ耕耘装置11は昇降せず安全である。
また、外部上昇スイッチSW1,外部下降スイッチSW2を作動状態にするにあたり、所定時間(例えば2秒)以上の長押し状態を継続するとスイッチ単位作動状態となり、リフトアーム9,ロータリ耕耘装置11を単位昇降量ずつ昇降するように構成してもよい。
また、トラクタの後側部位、例えば右側フェンダ7又は左側フェンダ7のいずれか一方又は双方の後側端部左右内側面に外部上昇スイッチSW1,外部下降スイッチSW2を取り付けると、作業者が運転席6から降りてロータリ耕耘装置11の付け代えや清掃をする場合に、作業者のスイッチ接触作動が抑制され前記同様に安全を確保することができる。
また、トラクタの後側部位の例えば右側フェンダ7又は左側フェンダ7のいずれか一方又は双方の後側端部左右内側面あるいは外側面に外部上昇スイッチSW1,外部下降スイッチSW2を取り付けるにあたり、図7〜図9に示すように、例えばフェンダ7の後側端部の後側面に一対の外部上昇スイッチSW1,SW1を、例えばフェンダ7の後側端部の左右外側面に一対の外部下降スイッチSW2,SW2を、片方の手では操作できないように所定間隔離して並列配置し、一対のスイッチを両手で同時にON操作するとスイッチが作動状態となるようにしてもよい。
このように構成すると、作業者が運転席6から降りてロータリ耕耘装置11の付け代え作業や清掃作業をする場合にも、スイッチへの単純な接触操作でスイッチが不用意に作動しにくくなり安全である。
次に、図10〜図12について説明する。
ミッションケース3上部の油圧シリンダケース8に作業機昇降シリンダ(図示省略)を配設し、油圧シリンダケース8の右側部に昇降レバー66を配設し、油圧シリンダケース8の後側部に油圧抜きスイッチSW3を設ける。そして、油圧抜きスイッチSW3を通常のスイッチ操作よりも複雑なスイッチ操作により作動状態とすると、作業機昇降シリンダと油圧タンク(図示省略)を接続している戻り油路(図示省略)に設けられているリリーフバルブ(図示省略)が所定時間開作動し、リフトアーム9,9が所定量ずつ下降するように構成している。
次に、図13に基づきロータリ耕耘装置11のリヤーカバー31の上方への開放回動構成について説明する。
ロータリ耕耘装置11を例えばサイドドライブ型に構成し、耕耘伝動ケース23,サイドフレーム(図示省略)の下端部に軸架している耕耘軸27に多数の耕耘爪28,…を取り付け、ロータリ耕耘装置11を構成している。
耕耘ギヤボックス21からトップリンクマスト26を上方へ延出し、トップリンクマスト26の前側上部26aに3点リンク機構10の上部リンク10aの後端をピン連結し、左右ロワーリンク10b,10bの後端を耕耘ギヤボックス21の左右ブラケット21a,21aにピン連結している。
チエーンケース23とサイドフレーム(図示省略)との間に耕耘カバー29を取り付けて耕耘爪28,…の前側部,上方部,後側部を被覆し、耕耘カバー29の左右両側に耕耘サイドカバー29a,29aを取り付け左右両側部を被覆し、耕耘カバー29の後側端部に左右方向のピンを介してリヤーカバー31を上下回動自在に支持している。
耕耘ギヤボックス21の後側上部にはヒッチ連結棒33の前端を左右方向の軸33a回りに回動自在に軸支し、ヒッチ連結棒33の後側端部にスライドヒッチ33dを前後方向に調節自在に取り付け、スライドヒッチ33dに補助作業機や尾輪を取り付けるようにしている。また、スライドヒッチ33dには引き上げワイヤ34の上端部を着脱自在に連結し、引き上げワイヤ34の下端をリヤーカバー31の上面のブラケット31aにピン連結している。
前記トップリンクマスト26の後側上部26bとヒッチ連結棒33の後側部とを伸縮調節自在の耕深調節手段35により連結している。この耕深調節手段35は下部調節棒35aと上部調節筒体35bとをねじ嵌合し、上部調節筒体35bの上端部に取り付けた調節ハンドル35cを正逆回転することにより耕深調節手段35を伸縮調節し、引き上げワイヤ34を介してリヤーカバー31を上方へ回動するようにしている。
ロータリ耕耘装置11で耕耘作業中に耕耘カバー29と耕耘爪28,…との間に草類や泥などが詰まり、耕耘爪28,…が円滑に回転しない事態が発生することがある。
このようなときには、ヒッチ連結棒33とリヤーカバー31との間に引き上げワイヤ34を緊張状態に取り付け、耕深調節手段35を短縮調節することによりリヤーカバー31を容易に上方へ開放回動し、詰まっている草類類や泥を楽に除去することができる。
なお、ヒッチ連結棒33を前側ヒッチ連結棒33bと後側ヒッチ連結棒33cとに分割構成し、後側ヒッチ連結棒33cには前後方向に沿った複数の調整取付孔33e,…を構成し、前側ヒッチ連結棒36bに対して後側ヒッチ連結棒33cを前後伸縮調節可能に構成し、所定長さの引き上げワイヤ34をヒッチ連結棒33とリヤーカバー31との間に緊張状態で連結できるようにしている。
また、上部調節筒体35bの上端部から平行状にハンドル取付棒35dを延出し、ハンドル取付棒35dの上側端部のやや下方部位に調節ハンドル35cを取り付け、ハンドル取付棒35dの上側部断面を例えば多角形状部35eに構成し、該多角形状部35eに電動工具などの回転駆動部を嵌合し、耕深調節手段35を回転し伸縮調節するようにしている。
また、ハンドル取付棒35dの多角形状部35eの下端部にストッパ37を設け、電動工具などの回転駆動部と多角形状部35eとの嵌合を容易にしている。
また、図14に示すように、耕耘ギヤボックス21の後側上部にはヒッチ連結棒33の前部を左右方向の軸33a回りに上下回動自在に軸支し、ロータリ耕耘装置11の前側上部左右中央の本機連結用のセットプレート41に係止部42a付きの係止具42を取り付け、耕深調節手段35から取り外した引き上げワイヤ34の上端部を係止具42の係止部42aに係止し収納するようにし、引き上げワイヤ34の接続,収納を容易にしている。
次に、図15について説明する。
耕耘カバー29の上面から上方へ立設しているブラケット45にはリヤーカバー押圧手段47を設けている。このリヤーカバー押圧手段47はL字型アーム47a,ロッド47b,ローラ47cで構成し、L字型アーム47aの中間部をブラケット45に軸支し、アーム47aの後端にロッド47bの前端をピン連結し、ロッド47bの後端にローラ47cを回動自在に支持している。
そして、アーム47aの前端にオートワイヤ48の先端側をピン連結し、オートワイヤ48の基端側を前方に延出し、所定の引張り状態で係止し、アーム47aを所定回動位置でロックすると、リヤーカバー31を所定回動状態でロックし耕耘土壌を押圧均平しながら耕耘作業をすることができる。
そして、ブラケット45に係止部42a付きの係止具42と、オートワイヤ48の後側部とを共締めボルト締結し構成の簡素化を図り、係止具42の係止部42aの切欠き部からオートワイヤ48を挿入係止し、オートワイヤ48の配索保持を容易にしている。
次に、図16に基づき機体後部に配設する反射板51の取付構成について説明する。
ミッションケース3の後部に運転席6の後方に位置するように後部取付フレーム52を立ち上げ、後部取付フレーム52上部の横フレーム52aに後側安全フレーム53を立設している。横フレーム52aの左右中央で運転席6の後方部位にブラケット54を取り付け、ブラケット54に前後方向のボルト・ナットで反射板51を上方突出取付状態あるいは下方下降状態に前後面を反転変更自在に取り付け、下方下降状態の反射板51の後側面には赤色の反射マーク51aが現れるようにしている。
しかして、圃場作業時には反射板51を上方突出状態にし後部作業機の昇降の邪魔にならないようにし、反射板51の反射マーク51aを前側に向け泥の飛散を防止することができる。また、路上走行時には反射板51を下方下降状態に変更し、反射マーク51aを後方に向け後方車両のライトを反射し走行の安全を図っている。
また、図17に示すように、ミッションケース3上部の運転席フレーム6aには運転席6を左右方向の軸回りに前後回動自在に取り付け、運転席フレーム6aの後端上部に収納ブラケット56を設け、反射板51を収納ブラケット56に取り付け収納するようにしてもよい。
また、図18のように構成してもよい。ミッションケース3上部の運転席フレーム6aに運転席6を左右方向の軸回りに前後回動自在に取り付け、後部取付フレーム52の横フレーム52aに後側安全フレーム53を左右方向の軸53a回りに回動調節自在に取り付けている。
そして、横フレーム52aの左右中央前側部に反射板51を左右方向の軸51a回りに上下回動自在に軸支している。しかして、反射板51を上方突出回動状態で後方反射状態としたり、また、運転席6を前方回動状態で反射板51を下方に回動して収納し、後側下方回動状態の運転席6の後方に反射板51を収納するようにしている。
6 運転席
9 リフトアーム
11 作業機(ロータリ耕耘装置)
66 昇降レバー
70 コントローラ
SW1 外部上昇スイッチ
SW2 外部下降スイッチ

Claims (4)

  1. 作業機(11)昇降用のリフトアーム(9)を備えた作業車両において、作業車両の運転席(6)の近傍には前記リフトアーム(9)昇降用の昇降レバー(66)を設け、リフトアーム昇降ポジション制御モードの内装されているコントローラ(70)を設け、機体の前記リフトアーム(9)の近傍に前記リフトアーム(9)昇降用の外部上昇スイッチ(SW1),外部下降スイッチ(SW2)を並列配置し作業者が運転席(6)から降りた状態で操作可能に構成し、前記コントローラ(70)には前記外部上昇スイッチ(SW1),外部下降スイッチ(SW2)を所定時間内に複数回連続してON操作するとスイッチ単位作動状態となりリフトアーム(9)を所定昇降量だけ昇降させるリフトアーム外部昇降モードを備えていることを特徴とする作業車両。
  2. 作業機(11)昇降用のリフトアーム(9)を備えた作業車両において、作業車両の運転席(6)の近傍には前記リフトアーム(9)昇降用の昇降レバー(66)を設け、リフトアーム昇降ポジション制御モードの内装されているコントローラ(70)を設け、機体の前記リフトアーム(9)の近傍に前記リフトアーム(9)昇降用の外部上昇スイッチ(SW1),外部下降スイッチ(SW2)を並列配置し作業者が運転席(6)から降りた状態で操作可能に構成し、前記コントローラ(70)には前記外部上昇スイッチ(SW1),外部下降スイッチ(SW2)を所定時間以上の長押し状態を継続するとスイッチ単位作動状態となりリフトアーム(9)を所定昇降量だけ昇降させるリフトアーム外部昇降モードを備えていることを特徴とする作業車両。
  3. 作業機(11)昇降用のリフトアーム(9)を備えた作業車両において、作業車両の運転席(6)の近傍には前記リフトアーム(9)昇降用の昇降レバー(66)を設け、リフトアーム昇降ポジション制御モードの内装されているコントローラ(70)を設け、機体の前記リフトアーム(9)の近傍に前記リフトアーム(9)昇降用の一対の外部上昇スイッチ(SW1,SW1),外部下降スイッチ(SW2,SW1)をそれぞれ並列配置し作業者が運転席(6)から降りた状態で操作可能に構成し、前記コントローラ(70)には一対の前記外部上昇スイッチ(SW1、SW1),外部下降スイッチ(SW2、SW2)を同時にON操作するとスイッチ単位作動状態となりリフトアーム(9)を所定昇降量だけ昇降させるリフトアーム外部昇降モードを備えていることを特徴とする作業車両。
  4. 作業機(11)昇降用のリフトアーム(9)を備えた作業車両において、作業車両の運転席(6)の近傍には前記リフトアーム(9)昇降用の昇降レバー(66)を設け、リフトアーム昇降ポジション制御モードの内装されているコントローラ(70)を設け、機体の前記リフトアーム(9)の近傍におけるフェンダ(7)の運転席(6)側の内側面に前記リフトアーム(9)昇降用の外部上昇スイッチ(SW1),外部下降スイッチ(SW2)をそれぞれ並列配置し作業者が運転席(6)から降りた状態で操作可能に構成し、前記コントローラ(70)には前記外部上昇スイッチ(SW1),外部下降スイッチ(SW2)をON操作するとスイッチ単位作動状態となりリフトアーム(9)を所定昇降量だけ昇降させるリフトアーム外部昇降モードを備えていることを特徴とする作業車両。
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