JP2015005032A - エンジニアリングスケジュール管理装置、エンジニアリングスケジュール管理方法およびエンジニアリングスケジュール管理プログラム - Google Patents

エンジニアリングスケジュール管理装置、エンジニアリングスケジュール管理方法およびエンジニアリングスケジュール管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】発注や納期などの制約条件を考慮して優先順位に基づいて資源、作業の重複等を無くする。
【解決手段】実施形態のエンジニアリングスケジュール管理装置10aは、表示部51、エンジニアリングスケジュールDB41、作業計画および作業内容について入力などを受け付ける作業入力部12、資源について入力などを受け付ける資源入力部11、作業属性を設定する作業属性設定部6、作業間の前後関係を設定する作業前後関係設定部7、作業ごとにフロートを求めるPERT実施部21、作業のフロートおよび所定の評価関数に基づいて優先順位を設定する優先順位評価部22、複数の作業について資源の割り振りを行う資源山崩実施部23、エンジニアリングスケジュールデータを調整してエンジニアリングスケジュールDB41に登録または更新する実施ES管理部33aを備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、作業などのエンジニアリングスケジュールを管理するエンジニアリングスケジュール管理装置、エンジニアリングスケジュール管理方法およびエンジニアリングスケジュール管理プログラムに関する。
一般に、設計開発業務におけるエンジニアリングスケジュール管理装置においては、当初計画を策定し、実施段階では計画と実際とのズレを把握し、随所に計画を見直していく。
このような設計開発業務におけるエンジニアリングスケジュール管理装置としては、当初計画との相違は、懸案事項の発生という形で発生するため、例えば懸案事項の処理とドキュメント完成度を追跡し、進捗管理を行なっている。
なお、工程管理支援システムにおいて、設計の過程で生じる懸案事項及びそれが解決したことを登録する懸案事項入力手段と、各開発ドキュメントの懸案事項と現在の解決状況を管理する懸案事項管理手段と、ドキュメントの現在の完成度と工数を推定する進捗把握手段と、進度予測による計画とのずれ表示と計画変更を行う工程管理手段を設けることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−240797号公報
通常のプロジェクトでは、一括で発注がなされるため、プロジェクト全体のスケジュールを作成し、クリティカルパスを短縮することで、プロジェクトを期日まで完了することに注力する。
しかしながら、プラントの工事案件等においては、客先から分割して発注され、立会試験等の関係で個別の納期が設定されることが少なくない。また、同一の設計者が複数の案件を担当するという錯綜が少なくない。
前述した技術等によるエンジニアリングスケジュール装置では、個々の案件で作成したスケジュールが単独の計画では妥当なものであったとしても、それらを統合した全体のスケジュールとしては、同一設計者や作業者等の作業が同一時間に重複する等の実施不能なスケジュールになってしまうという課題があった。
また、前述した技術等によるエンジニアリングスケジュール装置では、通常、クリティカルパスは「プロジェクトにおいて、最初の作業から最終作業までの最長となる一連の作業群」と定義され、フロートは、「プロジェクト全体の終了期日を遅らせない範囲で、あるタスクの開始を遅らせることができる期間」と定義される。
しかしながら、前述した技術等によるエンジニアリングスケジュール装置では、個々のプロジェクトの案件において、発注および納入が設定される関係で「プロジェクト全体の終了期日」という概念が曖昧なため、このようなクリティカルパスやフロートの概念を適用できないという課題があった。
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、発注や納期などの制約条件を考慮して、優先順位に基づいて資源、作業の重複等を無くしてエンジニアリングスケジュールを生成し、管理することができるエンジニアリングスケジュール管理装置、エンジニアリングスケジュール管理方法およびエンジニアリングスケジュール管理プログラムを提供することである。
上記課題を解決するために、実施形態のエンジニアリングスケジュール管理装置は、対象となるエンジニアリングスケジュールに計画される複数の作業について、当該エンジニアリングスケジュールを管理するエンジニアリングスケジュール管理装置である。当該エンジニアリングスケジュール管理装置は、前記複数の作業に関する作業対象、作業期間を少なくとも含む作業計画および作業内容について入力または編集を受け付ける作業入力部と、前記複数の作業で用いられる資源について入力または編集を受け付ける資源入力部と、前記複数の作業の各々について、前記作業計画と前記資源とを紐付け可能で、かつ、前記作業内容を照合可能である作業属性を設定する作業属性設定部と、前記作業計画の工程に関する作業間の前後関係に基づいて、前記作業間の前後関係を設定する作業前後関係設定部と、前記エンジニアリングスケジュールごとに、前記作業属性設定部および前記作業前後関係設定部による設定に応じて、前記複数の作業、前記作業計画、前記作業属性、前記作業間の前後関係および前記資源について紐付けてエンジニアリングスケジュールデータとして格納するエンジニアリングスケジュールDBと、前記エンジニアリングスケジュールデータに基づいて、作業ごとに前記作業の余裕期間であるフロートを求めるPERT実施部と、前記複数の作業の各々について前記フロートおよび所定の評価関数に基づき、前記複数の作業のうちのいずれを先に実施するか否かを順位付けする優先順位を設定する優先順位評価部と、前記エンジニアリングスケジュールに計画される前記複数の作業について前記資源の割り振りを行う資源山崩実施部と、前記資源山崩実施部による前記複数の作業について前記資源の割り振りに応じて、前記エンジニアリングスケジュールデータを調整し、前記エンジニアリングスケジュールを前記エンジニアリングスケジュールDBに登録または更新し、前記エンジニアリングスケジュールデータに含まれるキーデータに基づいて前記エンジニアリングスケジュールDBから検索する実施エンジニアリングスケジュール管理部と、前記エンジニアリングスケジュールデータについて入力および編集の際に表示制御する表示部と、を備えることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、実施形態のエンジニアリングスケジュール管理方法は、対象となるエンジニアリングスケジュールに計画される複数の作業について、当該エンジニアリングスケジュールを管理するエンジニアリングスケジュール管理装置に用いられるエンジニアリングスケジュール管理方法である。当該エンジニアリングスケジュール管理方法は、前記エンジニアリングスケジュール管理装置が以下の各々のステップ、すなわち、前記複数の作業に関する作業対象、作業期間を少なくとも含む作業計画および作業内容について入力または編集を受け付ける作業入力ステップと、前記複数の作業で用いられる資源について入力または編集を受け付ける資源入力ステップと、前記複数の作業の各々について、前記作業計画と前記資源とを紐付け可能で、かつ、前記作業内容を照合可能である作業属性を設定する作業属性設定ステップと、前記作業入力ステップの際に、前記作業計画の工程に関する作業間の前後関係に基づいて、前記作業間の前後関係を設定する作業前後関係設定ステップと、前記エンジニアリングスケジュールごとに、前記作業属性設定ステップおよび前記作業前後関係設定ステップによる設定に応じて、前記複数の作業、前記作業計画、前記作業属性、前記作業間の前後関係および前記資源について紐付けてエンジニアリングスケジュールデータを前記エンジニアリングスケジュール管理装置が備えるエンジニアリングスケジュールDBに格納するエンジニアリングスケジュールデータ格納ステップと、前記エンジニアリングスケジュールデータに基づいて、作業ごとに前記作業の余裕期間であるフロートを求めるPERT実施ステップと、前記複数の作業の各々について前記フロートおよび所定の評価関数に基づき、前記複数の作業のうちのいずれを先に実施するか否かを順位付けする優先順位を設定する優先順位評価ステップと、前記エンジニアリングスケジュールに計画される前記複数の作業について前記資源の割り振りを行う資源山崩実施ステップと、前記資源山崩実施ステップ後に、前記複数の作業について前記資源の割り振りに応じて、前記エンジニアリングスケジュールデータを調整し、前記エンジニアリングスケジュールを前記エンジニアリングスケジュールDBに登録または更新する実施エンジニアリングスケジュール管理ステップと、前記エンジニアリングスケジュールデータについて入力および編集の際に、前記エンジニアリングスケジュール管理装置が備える表示部に表示制御する表示ステップと、前記作業入力ステップおよび前記資源入力ステップにおける前記入力または編集の終了に応じて、前記エンジニアリングスケジュールを前記エンジニアリングスケジュールDBに登録または更新する実施エンジニアリングスケジュール管理ステップと、を実行することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、実施形態のエンジニアリングスケジュール管理プログラムは、コンピュータを、対象となるエンジニアリングスケジュールに計画される複数の作業について、当該エンジニアリングスケジュールを管理するエンジニアリングスケジュール管理装置として動作させるエンジニアリングスケジュール管理プログラムである。当該エンジニアリングスケジュール管理プログラムは、前記コンピュータを、前記複数の作業に関する作業対象、作業期間を少なくとも含む作業計画および作業内容について入力または編集を受け付ける作業入力部と、前記複数の作業で用いられる資源について入力または編集を受け付ける資源入力部と、前記複数の作業の各々について、前記作業計画と前記資源とを紐付け可能で、かつ、前記作業内容を照合可能である作業属性を設定する作業属性設定部と、前記作業計画の工程に関する作業間の前後関係に基づいて、前記作業間の前後関係を設定する作業前後関係設定部と、前記エンジニアリングスケジュールごとに、前記作業属性設定部および前記作業前後関係設定部による設定に応じて、前記複数の作業、前記作業計画、前記作業属性、前記作業間の前後関係および前記資源について紐付けてエンジニアリングスケジュールデータとして格納するエンジニアリングスケジュールDBと、前記エンジニアリングスケジュールデータに基づいて、作業ごとに前記作業の余裕期間であるフロートを求めるPERT実施部と、前記複数の作業の各々について前記フロートおよび所定の評価関数に基づき、前記複数の作業のうちのいずれを先に実施するか否かを順位付けする優先順位を設定する優先順位評価部と、前記エンジニアリングスケジュールに計画される前記複数の作業について前記資源の割り振りを行う資源山崩実施部と、前記資源山崩実施部による前記複数の作業について前記資源の割り振りに応じて、前記エンジニアリングスケジュールデータを調整し、前記エンジニアリングスケジュールを前記エンジニアリングスケジュールDBに登録または更新し、前記エンジニアリングスケジュールデータに含まれるキーデータに基づいて前記エンジニアリングスケジュールDBから検索する実施エンジニアリングスケジュール管理部と、前記エンジニアリングスケジュールデータについて入力および編集の際に表示制御する表示部と、を備えた前記エンジニアリングスケジュール管理装置として動作させることを特徴とする。
本発明の実施形態に係るエンジニアリングスケジュール管理装置、エンジニアリングスケジュール管理方法およびエンジニアリングスケジュール管理プログラムによれば、発注や納期などの制約条件を考慮して、優先順位に基づいて資源、作業の重複等を無くしてエンジニアリングスケジュールを生成し、管理することができる。
第1の実施形態に係るエンジニアリングスケジュール管理装置の構成を示すブロック図。 資源テーブルおよび資源計画テーブルの構成の一例を示す図。 作業計画テーブルの構成の一例を示す図。 作業計画テーブルと作業属性テーブルとの紐付けの一例を示す図。 作業計画テーブルと作業属性テーブルとの紐付けの他の一例を示す図。 作業前後関係テーブルの構成の一例を示す図。 前後作業照合部によるデータ照合処理の一例を示す図。 前後作業接続部による前後作業の接続処理の一例を示す図。 PERT実施部による作業の前倒し処理の一例を示す図。 各作業のフロートを算出した一例を示す図。 資源山崩実施部による資源山崩処理の一例を示す図。 資源山崩実施部による資源山崩処理の他の一例を示す図。 エンジニアリングスケジュール管理装置に用いられるエンジニアリングスケジュール管理処理フローを示すフロー図。 第2の実施形態に係るエンジニアリングスケジュール管理装置の構成を示すブロック図。 懸案管理部による懸案作業の処理の例を示す図。 懸案管理部による懸案作業の処理の例を示す図。 懸案管理部による懸案作業の処理の例を示す図。 懸案管理部による懸案作業の処理の例を示す図。 進捗率テーブルの一例を示す図。
以下、本発明の実施形態に係るエンジニアリングスケジュール管理装置、エンジニアリングスケジュール管理方法およびエンジニアリングスケジュール管理プログラムについて、図面を参照して具体的に説明する。ここで、互いに同一または類似の部分には共通の符号を付して、重複する説明は省略する。ここで説明する下記の実施形態はいずれも、発電所などのプラントに用いられるエンジニアリングスケジュール管理装置の一例をとりあげて説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係るエンジニアリングスケジュール管理装置の構成を示すブロック図である。以下、この他の図2ないし図13も、適宜、参照しながら図1に示す第1の実施形態のエンジニアリングスケジュール管理装置について説明する。
第1の実施形態のエンジニアリングスケジュール管理装置は、工事や設計などの作業が組み込まれる工程であるエンジニアリングスケジュールを管理する。
図1に示すエンジニアリングスケジュール管理装置10aは、オペレータ(入力・編集者)などによる入力、編集の操作に応じて、プロジェクトの対象となるエンジニアリングスケジュールを生成する。エンジニアリングスケジュール管理装置10aは、生成したエンジニアリングスケジュールを管理する。
このために、エンジニアリングスケジュール管理装置10aは、図1に示すように、入力・編集手段1、調整手段2、運用手段3a、記憶手段4、および表示手段5を備える。
入力・編集手段1は、対象となるエンジニアリングスケジュールについて、計画および変更などをする際の必要なデータ(エンジニアリングスケジュールデータ)を入力、編集を行なう手段である。
調整手段2は、対象となるエンジニアリングスケジュールについて、所定の期間内に作業を完了するためのスケジュール調整を行なう手段である。そのために、調整手段2は、エンジニアリングスケジュールデータにアクセスし、必要に応じてエンジニアリングスケジュールデータを変更する。
運用手段3aは、対象となるエンジニアリングスケジュールについて、エンジニアリングスケジュールデータをエンジニアリングスケジュールDB41に登録または更新(追加、変更、削除等)する。また、運用手段3aは、エンジニアリングスケジュールデータに含まれるキーデータをエンジニアリングスケジュールDB41から検索可能である。
記憶手段4は、エンジニアリングスケジュールに関するテーブルおよびこれらのテーブルに含まれるデータを格納するエンジニアリングスケジュールDB(データベース)41、図示しないワークエリア(一時データを記憶するメモリ)、OS(オペレーティングシステム)やアプリケーションソフトなどを記憶する。記憶手段4は、例えばメモリ、ハードディスクなどを有している。
エンジニアリングスケジュールDB41には、予めデータ構造が定義された複数のテーブルが登録される。また、これらのテーブルおよびエンジニアリングスケジュールDB41に、エンジニアリングスケジュールデータが入力または編集、および登録される。なお、エンジニアリングスケジュールDB41およびこれに登録される複数のテーブルおよびエンジニアリングスケジュールデータについては後述する。
表示手段5は、エンジニアリングスケジュール管理装置10aにおいて、入力および編集、管理等されるエンジニアリングスケジュールデータについて表示制御および表示する表示部51を有している。
はじめに、入力・編集手段1の構成について説明する。
入力・編集手段1は、図1に示すように、資源入力部11、作業入力部12、作業属性設定部6、および作業前後関係設定部7を有している。
資源入力部11は、複数の作業で用いられる資源について入力または編集を受け付ける。
例えば、資源入力部11は、資源を特定するための資源番号、資源名、資源使用開始日時、資源使用終了日時、資源供給可能量、供給方式を含む資源入力データの入力または編集を受け付ける。特に、設計作業の人的資源の場合には、個人を特定可能な資源番号(ユーザIDなど)、および資源名に設計者などの個人名を登録する。これにより、特定の作業者に、作業期間が重複して別の作業を割り振られることのないように調整可能とする。
資源供給可能量は、供給方式を「一定」で定義する場合、単位時間当たりに供給可能な量を示す。資源が材料のような場合に必要なものが定期的に供給されるのであれば、単位時間で考える必要が無いため、供給方式は「総量」で定義される。
例えば、特定の一人が割り振られた人的資源の場合、資源供給可能量は最大で1人、最小で0人(休日、休暇、休憩を含む意味)とされる。そのため、資源供給可能量は、当人の勤務表(勤務計画表など)に基づき、連携または後述する関連するテーブル(例えば図2の資源計画テーブルT22)に登録する必要がある。
エンジニアリングスケジュールDB41は、作業ごとに、作業計画データと、作業属性データとを少なくとも含むエンジニアリングスケジュールデータを格納する。また、エンジニアリングスケジュールデータは、作業間の接続ごとに、作業の工程について前後関係を設定するための前後関係データを含む。また、エンジニアリングスケジュールデータは、作業に用いられる資源データを含む。これらのデータは、後述するように、必要に応じて紐付け(関連付け)される。これにより、プロジェクトにおける複数の作業を一連のエンジニアリングスケジュールとして、管理・運用することができる。
図1に示すエンジニアリングスケジュールDB41は、後述するように、資源テーブルT21、資源計画テーブルT22、作業計画テーブルT31、作業属性テーブルT32、作業前後関係テーブルT41などを有している。これらのテーブルには、後述するように、プロジェクトのエンジニアリングスケジュールを作成するために必要なエンジニアリングスケジュールデータが格納される。なお、作業計画テーブルT31は、後述する作業計画テーブルT31AおよびT31Bを代表して示す。作業属性テーブルT32についても同様とする。
図2に、資源テーブルT21および資源計画テーブルT22の構成の一例を示す。
資源テーブルT21には、利用可能な資源に関する資源データが予め登録される。ここで、資源とは、作業者や機械、設備、材料などである。資源データは、資源番号および資源名を少なくとも含む。資源番号は、例えば作業者である個人、もしくは、天井クレーンなどの機械、設備、材料などごとに一意に特定可能な番号が付与される。資源名は、例えば作業者ごとの氏名や、機械、設備、材料などの名称である。
資源計画テーブルT22は、プロジェクトごとに作成され、エンジニアリングスケジュールを作成するために必要な資源計画データを格納する。具体的には、資源計画テーブルT22は、資源入力部11を介して入力される資源入力データに基づいて入力または編集される資源計画データを格納する。
資源計画テーブルT22には、資源番号ごとに、例えば作業開始予定日時を示す資源使用開始日時と、作業終了予定日時を示す資源使用終了日時と、資源供給可能量と、供給方式とを含む資源計画データが格納される。
例えば、資源が天井クレーンの場合には、時間帯にかかわらず作業者が居さえすれば利用可能なものは、資源使用開始日時および資源使用終了日時にはプロジェクトの開始日時および終了日時が設定される。また、作業場所における天井クレーンが1台であれば、資源供給可能量には「1」と設定される。また、1台で一体の機械であるため、供給方式は「一定」と設定される。
また、例えば、資源が材料の場合には、材料の納品日が資源使用開始日時として設定され、資源使用終了日時は期限なしでもよいが、便宜上、プロジェクトの終了日が設定される。資源供給可能量には、材料の重さや数量などが設定される。供給方式には、例えば「総量」と設定される。
資源入力部11は、図2に示すように、同一の資源番号により紐付け可能な資源テーブルT21と資源計画テーブルT22とを紐付ける。
作業入力部12は、複数の作業に関する作業対象、作業期間を少なくとも含む作業計画および作業内容について入力または編集を受け付ける。換言すれば、作業入力部12は、作業に関する入力データ(作業入力データ)の入力または編集を受け付ける。
作業入力部12は、例えば作業を特定するための作業番号、作業名、作業の開始日時および終了日時、作業属性などを含む作業入力データの入力または編集を受け付ける。なお、作業入力データは、後述するような作業計画データ、作業内容を含む作業属性データなどに区分される。
作業計画テーブルT31は、作業ごとに、作業の計画に関する作業計画データを格納する。
図3に、作業計画テーブルT31の構成の一例を示す。
作業計画テーブルT31は、図3に示すように、例えば設計作業および関連する現地・工場作業などを含む作業を特定する作業番号ごとに、作業名称、作業の開始日時および終了日時、ダミーフラグを含む作業計画データを格納する。
ダミーフラグには、例えば他者(他部門のオペレータ)が入力する作業と前後関係をとる場合にデータとして1が入力され、自身(自部門のオペレータ)が入力する場合にはデータとせずに0が入力される。
なお、ダミーフラグに0と入力された場合であっても、開始日時と終了日時は後に調整可能なため、暫定的なものであってもよい。また、自部門のオペレータと他部門のオペレータとは、例えばエンジニアリングスケジュール管理装置10aにログイン可能なアクセス権限を有するオペレータ(入力・編集者)などがログインする際にログインIDやユーザIDなどを用いることにより、オペレータや作業部門などの区分が可能である。
作業入力部12は、作業計画テーブルT31について、例えばマンマシンインタフェース(キーボード、マウスなど)を介して、作業計画データの入力および編集を受け付ける。その入力または編集による結果は、表示部51により画面上に表示される。
入力された作業のスケジュールは、例えば表示部51により表示画面上の横方向に時間軸スケール61(例えば図9)が設けられた場合に、その時間軸スケール61における左から右に従って時間経過(基準点に基づく日時)を示す。また、作業の開始日時に対応する時間軸スケール61のいずれかの位置から作業期間(作業の終了日時−作業の開始日時)に対応する幅(図9の左右方向における横幅)の長方形などが表示される。ここで、入力したスケジュールとは、例えば図3に示す作業計画テーブルT31における作業の開始日時および終了日時である。
前述したように、個々の作業において、表示部51による表示画面上の長方形の横の長さが作業期間を表し、表示画面で作業名称が表示される。なお、この作業名称(例えば図9に示す作業Aなど)が表示された長方形を作業バーと称するものとする。
作業入力部12は、例えばオペレータにより表示画面上における作業バーが移動させられると、これに応じて、作業計画データにおける作業の開始日時および終了日時を編集する。すなわち、移動後の作業バーの時間軸位置に対応する作業の開始日時および終了日時が、作業計画データに反映される。
また、作業計画データのダミーフラグが1の場合、表示画面においてダミーフラグが0の場合の作業バーと区別するために長方形の4つの角を丸めるか、色付けする等で表示部51により表示制御される。これにより、他者(他部門のオペレータ)が、他の作業と前後関係をとる必要があるか否かを容易に識別することができる。
この他にも、表示部51は、前述した作業入力データなどを入力および編集する画面、各種テーブルを表示するために対応する表形式画面、エンジニアリングスケジュールを編集するための作業バーなどを表示制御する。
作業属性設定部6は、複数の作業の各々について、作業計画と資源とを少なくとも紐付け可能で、かつ、作業内容を照合可能である作業属性を入力する。また、作業属性設定部6は、作業ごとに作業属性に関する作業属性データを設定する。このために、作業属性設定部6は、作業属性データ生成部13および前後作業属性データ生成部14を有する。
ここで、作業属性は、例えば作業対象、作業分野、作業に用いられる資源、スケジュールにおける制約条件などを示す。作業属性データは、例えば作業を特定可能な作業番号(ID)、作業対象、作業分野、作業に用いられる資源、スケジュールにおける制約条件に関するフラグを含む。
作業属性データ生成部13は、資源入力部11または作業入力部12を介して、作業属性データの入力および編集を受け付ける。入力または編集された作業属性データは、作業属性テーブルT32に格納される。作業属性テーブルT32は、予め用意または生成される。
具体的には、オペレータによる作業属性データの入力の際に、作業計画データ(例えば図4に示す作業計画テーブルT31A)とリンクするために作業番号が選択入力される。作業属性データ生成部13は、この選択入力された作業番号を含む作業計画テーブルT31Aに紐付けされる作業属性テーブルT32Aについて入力および編集を受け付ける。
図4に、作業計画テーブルT31Aと作業属性テーブルT32Aとの紐付けの一例を示す。
作業属性テーブルT32Aは、図4に示すように、例えば作業番号ごとに、作業対象となる系統、作業対象となる機器、固定フラグ、資源番号、投入資源量、懸案フラグ、作業(設計を含む)分野、1つ(対象図書#1)もしくは複数の対象図書(#1〜#N、Nは2以上の正数)などを含む作業属性データを格納する。
ここで、投入資源量とはその作業で実際に投入予定の資源量であり、供給可能な資源の供給可能量とは異なる。固定フラグは、立会試験、納期等の日程変更の困難な作業(イベントなどを含む)に対して設定する。例えば、固定フラグに「1」(フラグが立っている)が設定されると、後述するPERT実施部21や資源山崩実施部23が、固定フラグが立っている作業については自動で日程を変更することはできない。換言すれば、固定フラグを含む作業は、当該エンジニアリングスケジュールにおいて、制約条件とすることができる。
また、懸案フラグは、懸案事項がある作業(懸案作業とする)に対して設定する。例えば、懸案フラグに「1」(フラグが立っている)が設定(セット)されると、懸案作業とされ、懸案フラグに「0」と設定されると、懸案作業でない作業とされる。懸案作業である場合、オペレータによる入力時に作業計画データの作業の開始日時および終了日時(工程など)にはデータを入力しなくてもよく、これらの日時などが後から入力される。なお、懸案作業については後述する。
以上説明した、資源入力部11または作業入力部12を介して、入力された作業計画データを格納する作業計画テーブルT31Aと、作業属性テーブルT32Aとが、作業番号「T001」によって紐付けされる。
一つのプロジェクトで、一連のエンジニアリングスケジュールであるものの、例えば当該作業を入力するオペレータの所掌作業(自部門の作業)ではないものの、他部門が入力する作業を含むエンジニアリングスケジュールと調整を取る必要がある。例えば、他部門の作業後でないと自部門の作業が実施できない場合または自部門の作業が終了しないと他部門の作業が行えない場合などに、自部門の作業を含むエンジニアリングスケジュールだけでなく、他部門の作業を含むエンジニアリングスケジュールとの紐付け(リンク)を張る必要がある。
このために、作業属性設定部6は、例えば自部門の入力した当該作業(一つの作業)のエンジニアリングスケジュールと、他の設計作業者や現場作業者などの他部門が入力した作業(他の作業)のエンジニアリングスケジュールとを照合する。
その照合のために、前後作業属性データ生成部14には、資源入力部11または作業入力部12を介して、エンジニアリングスケジュールDB41における検索キーとなるデータが入力される。前後作業属性データ生成部14は、一連のエンジニアリングスケジュールにおいて、一つの作業の作業属性と他の作業の作業属性を比較し、前後関係の作業であるかの作業属性を入力する。
図5に、作業計画テーブルT31Bと作業属性テーブルT32Bとの紐付けの他の一例を示す。
一つの作業と他の作業とについて、作業間の前後関係を定める場合、特に、他者(他部門)が入力する作業と前後関係をとる場合に、ダミーフラグとして1が入力される。
例えば、一つの作業として、図5に示すように、作業計画テーブルT31Bには、作業番号「S001」、作業名称「RCWポンプ設計」、開始日時「2012/1/7 8:00」、終了日時「2012/1/8 17:00」、ダミーフラグ「1」が格納されている。また、作業属性テーブルT32Bには、作業番号「S001」、系統「RCW」、機器「RCWポンプ」、作業分野「制御設計」、対象図書#1「電気制御展開接続図」が格納されている。
なお、図5の作業属性テーブルT32Bは他部門のオペレータにより入力された例であり、その入力される項目数は自部門のオペレータにより入力された図4の作業属性テーブルT32Aの例に比べて少ないものとする。すなわち、作業属性テーブルT32Bは、ダミーとする作業についての作業属性であるため、少なくとも照合可能な一部の項目が入力されている。
作業前後関係設定部7は、作業計画の工程に関する作業間の前後関係に基づいて、作業間の前後関係を設定する。このために、作業前後関係設定部7は、作業入力部12を介し、エンジニアリングスケジュールにおける複数の作業について、作業間の前後関係の入力および編集を受け付ける。作業前後関係設定部7は、作業間の前後関係の対象となる作業について、作業属性を照合する。作業前後関係設定部7は、作業間の前後関係の対象となる作業について、作業属性の照合結果に応じて作業間の前後関係を設定する。
そのために、作業前後関係設定部7は、前後関係データ生成部15、前後作業照合部16、前後作業選択部17、および前後作業接続部18を有している。
前後関係データ生成部15は、作業間の前後関係について入力または編集を受け付ける。前後関係データ生成部15は、作業間の前後関係についての入力または編集に基づいて、作業前後関係データを生成する。また、前後関係データ生成部15は、表示部51を介して、入力または編集された作業間の前後関係を表示画面上に表示する。
図6に、作業前後関係テーブルT41の構成の一例を示す。具体的には、図6に示す作業前後関係テーブルT41は、図4に示す作業計画データおよび作業属性データで定義される作業Aと、図5に示す作業計画データおよび作業属性データで定義される作業Bとの前後関係を登録する例である。
作業前後関係テーブルT41は、先行作業と後続作業とを設定するためのテーブルである。作業前後関係テーブルT41は、図6に示すように、接続番号(例えばC001)ごとに、先行作業および後続作業を示す作業番号(例えばT001およびT002)を含む作業前後関係データを格納する。接続番号は、入力または編集操作により、いずれの先行作業と後続作業とが接続されるかを特定するために付与される番号である。
具体的には、作業入力部12で入力または編集された作業間において、先行作業を起点とし、後続作業を終点として、例えば表示部51により表示制御された表示画面において作業バーを線分もしくは矢印線等で接続する。すなわち、作業入力部12で入力および編集された作業間において、前後関係データ生成部15は、当該作業間の前後関係を張る。この結果、前後関係データ生成部15により、図6に示すように、先行作業T001と後続作業T002との関係を示す作業前後関係データが生成され、この作業前後関係データが作業前後関係テーブルT41に格納される。
前後作業照合部16は、前後関係データ生成部15を介して、例えば自部門のオペレータがエンジニアリングスケジュールもしくは作業を入力または編集した前作業と、他部門のオペレータがエンジニアリングスケジュールもしくは作業を入力または編集した後作業とを照合する。この照合において、前後作業照合部16は、照合する前作業および後作業についての作業属性に基づいて、作業属性についての一致度を算出する。
図7に、前後作業照合部16によるデータ照合処理の一例を示す。
作業属性は、例えば図7に示す作業属性テーブルT32AおよびT32Bで登録可能である。一致度は、図7に示すように、例えば作業属性テーブルT32AおよびT32Bに設定(または登録)されたうちの4項目一致している場合に、前後作業照合部16が例えば各項目に重み付けをせずに80%(この場合には作業属性テーブルT32Bの5項目を基準)と判定する。
また、作業の対象となる系統、作業の対象となる機器については、他の項目に比べて誤入力する可能性が低いとされる場合に、前後作業照合部16がそれらについて重み付けを行なう重み付け方法を用いて判定してもよい。
前後作業選択部17は、エンジニアリングスケジュールにおける作業間、すなわち、一つの作業と他の作業とで一方が前作業であり、他方がその後作業であるかを選択する。
例えば、前後作業属性データ生成部14を介して作業属性を入力済である作業について、表示部51に表示されている作業バーが、オペレータによりポインティングデバイスなどで選択されるとする。前後作業選択部17は、前後作業照合部16により算出された一致度に基づき、一致度の高い順に作業名称などを選択された作業バー上または周辺に表示させる。この際に、オペレータが、例えば表示画面に表示された作業名称をクリック選択することで、前後作業接続部18により前作業と後作業との前後関係が確定される。
前後作業接続部18は、前後作業選択部17により前後関係が選択された作業間において、前作業(先行作業)から後作業(後続作業)へ紐付けする。すなわち、前述したように、前後作業接続部18は、前作業と後作業との前後関係を確定する。
図8に、前後作業接続部18による前後作業の接続処理の一例を示す。
図8には、客先調整T11、系統設計T12、系統設計T13、機器設計T14、回路設計T15などの複数の作業が示されている。
他部門が入力した作業のエンジニアリングスケジュール(以下、スケジュール)をSD51とし、自部門が入力した作業のスケジュールをSD52とする。具体的には、スケジュールSD51は客先調整T11および系統設計T12からなる作業のスケジュールであり、スケジュールSD52は系統設計T13、機器設計T14および回路設計T15からなる作業のスケジュールである。
例えば、図8に示す系統設計T13は、図7に示す作業番号「S001」の作業計画テーブルT31Bおよび作業属性テーブルT32Bに紐付けられる作業である。また、図8に示す系統設計T12は、図7に示す作業番号「T001」の作業計画テーブルT31Aおよび作業属性テーブルT32Aに紐付けられる作業である。
スケジュールSD51とスケジュールSD52とにおいて、前後作業選択部17を介し、図8に示すように、系統設計T12および系統設計T13のダミーフラグ(図7に示す)の対応関係が選択されるとする。この際に、前後作業接続部18は、作業前後関係テーブルT41(例えば図6)に基づいて、系統設計T12と機器設計T14との作業前後関係を決定する。すなわち、先行作業「T001」(系統設計T12)であり、後続作業「T002」(機器設計T14)であることを決定する。
また、系統設計T13の作業がダミーフラグ「1」であるため、これに対応するダミーフラグ「0」の系統設計T12の作業が、図6に示すように、機器設計T14に接続される先行作業とされる。また、機器設計T14の作業が、図6に示すように、系統設計T12に接続される後続作業とされる。
前後作業選択部17により系統設計T12および系統設計T13のダミーフラグとの対応関係が選択された場合に、前後作業接続部18は、系統設計T12および系統設計T13と、機器設計T14との接続を行う。
前後作業接続部18は、図8に示すように、前後作業選択部17により前後関係が選択された作業間において、前作業から後作業へ紐付けする。例えば、前後作業接続部18は、表示部51の表示画面において、前後関係が選択された対象である系統設計T12および機器設計T14を、系統設計T13を介して破線もしくは破線の矢印等で接続する。
さらに、オペレータの入力に応じて、前後作業接続部18がこの前後関係を確定すると、表示部51の表示画面では、図8に示すように、ダミーと設定された系統設計T13が除かれ、系統設計T12および機器設計T14が接続される。系統設計T12および機器設計T14の接続関係(図6の接続番号C001に対応)の確定がオペレータに判別可能なように、例えば確定前の線よりも太い線で表示される。
これにより、前後作業接続部18は、図8のスケジュールSD53に示すように、スケジュールSD51とスケジュールSD52とを接続する。
以上説明したように、例えば一つのプロジェクトにおいて、自部門のオペレータと他部門のオペレータとがそれぞれスケジュールを入力等しても、後から互いのスケジュールを一つに組み合わせることができる。
次に、調整手段2の構成について説明する。
調整手段2は、図1に示すように、PERT実施部21、優先順位評価部22および資源山崩実施部23を有している。
PERT実施部21は、対象のエンジニアリングスケジュールについて、後述するようなPERTの手法を用い、各作業のフロートを求める。
このために、作業開始タイミングに該当する発注等のイベント(作業に含む)に固定フラグが立てられている作業を基準にして、PERT実施部21は、前後作業接続部18で設定された前後関係を示す接続に基づき、対象のエンジニアリングスケジュールについて作業の前倒しを行なう。
ここで、PERT(Program Evaluation and Review Technique)とは、一般的にはプロジェクトマネジメントのモデルの一種であり、プロジェクトの完遂までに必要な作業を分析する手法である。
また、本実施形態において、フロートとは、「プロジェクト全体の終了期日を遅らせない範囲で、ある作業の開始を遅らせることができる期間のこと」であるものとする。すなわち、作業の時間スケジュールにおける余裕代(余裕期間)を示すものである。
従来の通常のPERTの手法では、例えばプロジェクトの先頭作業から最終作業までを作業の前後関係に基づき前倒しをした後、先頭作業および最終作業を固定化して、対象作業がどのくらいの余裕代があるかを算出していた。
一方、本実施形態においては、発注や納期等もプロジェクトの重要な制約条件の一つであることを考慮し、発注や納期等のイベントを固定フラグが立っている作業とする。これにより、エンジニアリングスケジュール上で、固定化される作業(固定フラグが立っている作業)と固定化されない作業(固定フラグが立っていない作業)との関係に基づき、作業ごとに余裕代を算出する。複数の余裕代を算出可能な場合には、余裕代の最も少ないものを選択し、選択した余裕代を当該作業のフロートとする。
図9に、PERT実施部21による作業の前倒し処理の一例を示す。図10に、各作業のフロートを算出した一例を示す。
オペレータにより、複数の作業について、作業、作業計画、前後関係などが入力または編集されて、例えば図9に示すように、大筋のエンジニアリングスケジュールSD61が作成されたとする。
PERT実施部21は、前後作業接続部18で設定された前後関係の紐付け(リンク)に基づき、エンジニアリングスケジュールSD61を時間軸スケール61に対して、左寄せ(時間に対する前倒し)する。その場合、固定フラグが立っているものについては、移動を行なわない。
PERT実施部21は、固定フラグが立っているパス(マイルストーンとする)に着目し、マイルストーン間でパスの通じているものを選択する。なお、パスとは、例えば図9に示す作業バー(作業)の時系列による接続の経路をいう。
図9に示すエンジニアリングスケジュールSD61の例では、受注#2から納期#1へのパスは存在しないため、それ以外の下記に示す3つのパスが存在する。
Patha:受注#1から納期#1
Pathb:受注#2から納期#2
Pathc:受注#1から納期#2
これらの3つのパスの各々は、マイルストーンである。
さらに、PERT実施部21は、各パスにおいて、他のパスの影響を無視して各作業のフロートを求める。
はじめに、PERT実施部21は、エンジニアリングスケジュールSD61に対して、作業間の前後関係に基づき、スケジュールの左寄せを実施する。この結果、PERT実施部21は、図9に示すエンジニアリングスケジュールSD62を生成する。
次に、PERT実施部21は、生成したエンジニアリングスケジュールSD62に基づいて、図10に示す各パスにおける作業のフロートを求める。
例えば、図9のエンジニアリングスケジュールSD62における受注#2から納期#2に至るパス(Pathb)において、作業Fのフロートは、作業Hから納期#2の間の余裕代7日と、作業Fと作業Hの作業間隔の2日との合計9日となる。
PERT実施部21は、このように個々のパスでフロートを計算し、作業が属するパスのうちで最も厳しいフロート(パスのうち最短のフロート)を、その作業のフロートとする。
例えば、図10に示すように、作業Aは、PathaおよびPathcのパスに属し、そのパスのうち最短のフロートはPathcにおける7日である。また、作業Bは、Pathaのパスのみに属し、パスのうち最短のフロートはPathaにおける9日である。同様に、図10に示すように、作業C〜作業Hにおいてもパスのうち最短のフロートが求められる。
以上のように、PERT実施部21は、各作業のフロートを求める。
優先順位評価部22は、フロートごとに、例えば納入が間に合わない場合の違約金、問題なく納入できた場合の契約金額等に基づいた評価関数で優先度を算出する。優先順位評価部22は、優先度の高いフロートの作業から優先順位(高い優先順〜低い優先順)をつける。
なお、評価関数は、違約金、契約金額等に基づいたコストだけでなく、例えば一人の重複作業と多人数の重複作業等で比較する作業工数や、作業効率などによる関数を含んでもよい。評価関数は、予め用意されて、優先順位評価部22により優先度を算出する際に用いられる。
資源山崩実施部23は、資源番号ごとに資源計画テーブルT22に格納された資源供給可能量の制約条件に基づいて、資源山崩を行う。資源山崩とは、例えばある作業者が、少なくとも同じ期間を含む別の作業に割り振られた場合、優先順位の高い作業に先に割り当てられる資源の割り当てをいう。
また、資源山崩実施部23は、異なるプロジェクトにおけるエンジニアリングスケジュール間の作業についても、資源の割り当てチェックが可能である。さらに、資源山崩実施部23は、例えば優先順位評価部22によりプロジェクトについての優先順位が定められている場合に、それに応じて資源の割り当ても可能である。
ここで、図10に示す例において、例えば作業Bと作業Cの人的資源が同一(少なくとも一人の同一作業者がいる)であるとする。すなわち、作業Bおよび作業Cに作業員を同時投入ができないため、作業Bと作業Cのいずれかを先の作業にする必要がある。また、説明を簡易にするため、優先順位評価部22において、評価関数を特定のフロートの大小で評価するものとする。例えば、納期#2が最も厳しい制約条件とする。
図11に資源山崩実施部23による資源山崩処理の一例を示し、図12に他の一例を示す。ここで、図11に示すフロートの小さい作業C(図10に示す7日)を先行実施SD71とし、図12に示すフロートの大きい作業B(図10に示す9日)を先行実施SD72とする。
先行実施SD71および先行実施SD72の結果で比較すると、フロートの小さい作業Cを先行して実施したほうが作業H後の余裕代が長くなる。例えば、先行実施SD71では作業H後の余裕代は7日であり、一方、先行実施SD72では作業H後の余裕代は5日である。
以上のような場合に、優先順位評価部22は、作業Hのフロートが小さい方に納期#2の余裕(余裕代)がないと評価するため、作業Bよりも作業Cを先行して実施することを決定する。すなわち、優先順位評価部22は、図11に示す先行実施SD71を選択するように評価する。
以上のように、資源山崩実施部23は、例えば作業Bと作業Cの人的資源が同一である場合に、優先順位評価部22により決定された作業Bよりも作業Cを先行して実施する(優先順位とする)評価結果を受け取る。これにより、資源山崩実施部23は、優先順位評価部22により評価された優先順位に応じて、作業について資源の割り当を行う。すなわち、資源山崩実施部23は、例えば図11に示す先行実施SD71のような資源割り当てを行う。
資源山崩実施部23は、エンジニアリングスケジュールにおける作業間で作業期間が重複し、かつ、少なくとも紐付けられた資源の一部が配分不可で有る場合には優先順位に基づいて紐付けられた資源の割り振りおよび作業間での作業順位付けを行う。一方、資源山崩実施部23は、当該以外の場合にはエンジニアリングスケジュールデータに基づいて複数の作業について資源の割り振りを行う。
調整手段2による調整結果を、資源山崩実施部23は、運用手段3aに出力する。
次に、運用手段3aの構成について説明する。
運用手段3aは、図1に示すように、実施ES(エンジニアリングスケジュール)管理部33aを有している。
実施ES管理部33aは、対象となるエンジニアリングスケジュールについて、資源山崩実施部23から調整手段2による調整結果を受ける。実施ES管理部33aは、対象となるエンジニアリングスケジュールについて、この調整結果を反映したエンジニアリングスケジュールデータをエンジニアリングスケジュールDB41に登録または更新(追加、変更、削除等)する。
具体的には、前述したような入力・編集手段1により入力または編集され、調整手段2により調整されたエンジニアリングスケジュールについて、実施ES管理部33aは、資源テーブルT21、資源計画テーブルT22、作業計画テーブルT31、作業属性テーブルT32、作業前後関係テーブルT41などに格納、または、紐付け等する。これにより、実施ES管理部33aは、対象となるエンジニアリングスケジュールについて、エンジニアリングスケジュールDB41に登録または更新する。
また、実施ES管理部33aは、エンジニアリングスケジュールデータに含まれるキーデータをエンジニアリングスケジュールDB41から検索可能である。
次に、図13に示すエンジニアリングスケジュール管理装置10aに用いられるエンジニアリングスケジュール管理処理フローを説明する。
図13に示すエンジニアリングスケジュール管理処理フローは、例えばエンジニアリングスケジュール管理装置10aのパワーオン後、以下のステップS1の処理が開始される。
作業入力部12は、複数の作業に関する作業対象、作業期間を少なくとも含む作業計画および作業内容について入力または編集を受け付ける(ステップS1)。
資源入力部11は、複数の作業で用いられる資源について入力または編集を受け付ける(ステップS2)。
作業属性設定部6は、複数の作業の各々について、作業計画と資源とを紐付け可能で、かつ、作業内容を照合可能である作業属性を設定する(ステップS3)。
作業前後関係設定部7は、ステップS1の際に、複数の作業の工程に関する作業間の前後関係に基づいて、作業間の前後関係を設定する(ステップS4)。
エンジニアリングスケジュールDB41は、エンジニアリングスケジュールごとに、作業属性設定部6および作業前後関係設定部7による設定に応じて、複数の作業、作業計画、作業属性、作業間の前後関係および資源について紐付けてエンジニアリングスケジュールデータを格納する(ステップS5)。
PERT実施部21は、エンジニアリングスケジュールデータに基づいて、作業ごとに作業の余裕期間であるフロートを求める(ステップS6)。
優先順位評価部22は、複数の作業の各々についてフロートおよび所定の評価関数に基づき、複数の作業のうちのいずれを先に実施するか否かを順位付けする優先順位を設定する(ステップS7)。
資源山崩実施部23は、エンジニアリングスケジュールに計画される複数の作業について資源の割り振りを行う(ステップS8)。
実施ES管理部33aは、ステップS8の後に、複数の作業について資源の割り振りに応じて、エンジニアリングスケジュールデータを調整する(ステップS9)。
表示部51は、エンジニアリングスケジュールデータについて入力および編集の際に表示制御する(ステップS10)。
実施ES管理部33aは、エンジニアリングスケジュールをエンジニアリングスケジュールDB41に登録または更新する(ステップS11)。
作業入力部12および資源入力部11は、入力または編集の操作が終了か否か待つ(ステップS12)。操作が終了でない場合(ステップS12のNo)、作業入力部12および資源入力部11は、ステップS1に処理を戻す。一方、操作が終了である場合(ステップS12のYes)、作業入力部12および資源入力部11は、本処理を終了する。
なお、図1に示すエンジニアリングスケジュール管理装置10aの主な機器構成として、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、キーボード、マウス、モニタなどを備える構成(コンピュータ)であってもよい。
このような構成の場合には、例えば前述したようなエンジニアリングスケジュール管理処理などを実行するプログラムがエンジニアリングスケジュール管理装置10aに備えられ、CPU、RAM等により当該プログラムに従って、エンジニアリングスケジュール管理装置10aの各々の処理部(図1に示す各処理部)における処理を実行することになる。
また、オペレータが、キーボード、マウスなどから入力および編集を直接操作する構成の他にも、エンジニアリングスケジュール管理装置10aがネットワークカードなどの通信手段を備えて、LAN等を介して、外部から入力および編集を受け付ける構成を備えてもよい。
第1の実施形態によれば、発注や納期などの制約条件を考慮して、優先順位に基づき資源、作業の重複等を無くしてエンジニアリングスケジュールを生成し、管理することができる。
[第2の実施形態]
図14は、第2の実施形態に係るエンジニアリングスケジュール管理装置の構成を示すブロック図である。以下、この他の図15ないし図19も、適宜、参照しながら図14に示す第2の実施形態のエンジニアリングスケジュール管理装置について説明する。
第2の実施形態のエンジニアリングスケジュール管理装置は、第1の実施形態のエンジニアリングスケジュール管理装置の構成に加えて、さらに運用手段を備えている。
具体的には、エンジニアリングスケジュール管理装置10bは、図14に示すように、入力・編集手段1、調整手段2、運用手段3b、記憶手段4、および表示手段5を備える。
運用手段3bは、プロジェクト開始して以降のプロジェクトの進捗管理、懸案作業のスケジュールへの組み入れなどを運用するための手段である。
以下、図14に示す運用手段3bの構成について主に説明する。
運用手段3bは、懸案管理部31、進捗管理部32および実施ES(エンジニアリングスケジュール)管理部33bを有している。
例えば、既に登録されたエンジニアリングスケジュールに基づいて当該スケジュールが実施されている途中に懸案が発生した場合、懸案を処理するための作業(懸案作業)をエンジニアリングスケジュールへ追加作業として、登録する必要が生じることがある。
このような場合に、懸案管理部31は、懸案作業を、既に登録されたエンジニアリングスケジュールまたは作成中のエンジニアリングスケジュールに登録することができる。懸案管理部31は、エンジニアリングスケジュールごとに、懸案作業をエンジニアリングスケジュールDB41に入力、編集および登録可能とする。
懸案管理部31は、第1のエンジニアリングスケジュールに基づいて、懸案作業を組み入れた(挿入した)第2のエンジニアリングスケジュールを生成する。
この場合に、懸案管理部31では、第1のエンジニアリングスケジュールに、直ちに懸案作業を挿入せずに仮登録して(例えば図4の懸案フラグを「1」とする)、後に懸案作業を挿入して第2のエンジニアリングスケジュールを生成してエンジニアリングスケジュールDB41に登録することができる。また、懸案作業を挿入せずに取りやめて(廃棄して)、第1のエンジニアリングスケジュールのままとしてエンジニアリングスケジュールDB41にその登録を維持することができる。
懸案作業の入力、編集および登録は、作業入力部12を介して、処理される。また、それまで作成したエンジニアリングスケジュールの作業と懸案作業との前後関係の設定については、懸案管理部31を介して処理される。具体的には、懸案管理部31は、懸案作業に紐付けられる作業属性データの懸案フラグに「1」を設定(セット)する。
図15、図16、図17および図18に、懸案管理部31による懸案作業の処理の例を示す。
例えば、図15に示すエンジニアリングスケジュール(作業A〜作業E)がエンジニアリングスケジュールDB41に登録されているとする。そして、オペレータが、懸案作業F(懸案フラグ「1」とされる)をそのエンジニアリングスケジュールに追加する編集を行うものとする。
図15に示すエンジニアリングスケジュール(第1のエンジニアリングスケジュール)において、作業Cの前または後の工程に懸案作業Fを配置する配置パターンの例が、図16に示すエンジニアリングスケジュール(第2のエンジニアリングスケジュール)のように、実施可能な配置パターンとしては複数の種類が存在する。実施可能な配置パターンとして、図16に示すエンジニアリングスケジュールの配置パターン(1)〜(6)であるとする。
第1のエンジニアリングスケジュールにおいて、作業入力部12で入力された懸案作業を、オペレータが表示部51の表示画面上で前後関係を設定したい作業から入出力されている矢印線上にマウスなどを用いてドラッグ・アンド・ドロップ操作する。
この操作により、懸案作業がこの第1のエンジニアリングスケジュールの既に登録されている作業の前後(前後の工程)に挿入可能となる。懸案管理部31は、当該挿入位置に応じて前作業もしくは後作業を前後作業選択部17で選択した作業バーとして設定する。
具体的には、例えば図17に示すように、表示部51による表示画面上に、オペレータがまだ前後関係の設定されていない懸案作業Fをドラッグし、作業Aおよび作業Cの間に張られた矢印線に重ねるようにドロップ(置く)することで、簡易に懸案作業Fの挿入および前後関係の設定を可能とする。これにより、図16に示す第2のエンジニアリングスケジュールの配置パターン(1)が容易に設定できる。
また、例えば図18に示すように、表示部51による表示画面上に、オペレータがまだ前後関係の設定されていない懸案作業Fをドラッグし、作業Cおよび作業Dの間に張られた矢印線と、作業Cおよび作業Eの間に張られた矢印線との両方に重ねるようにドロップすることで、簡易に懸案作業Fの挿入および前後関係の設定を可能とする。これにより、図16に示す第2のエンジニアリングスケジュールの配置パターン(6)が容易に設定できる。
この結果、懸案作業Fに紐付けられる作業属性データ、作業計画データ、前後関係データなどが、挿入位置に対応したデータに反映される。また、作業間の前後関係が確定されると、懸案作業Fに紐付けられる作業属性データの懸案フラグに「0」が設定(リセット)される。
以上のように、懸案管理部31は、第1のエンジニアリングスケジュールに懸案作業を組み入れた第2のエンジニアリングスケジュールを生成することができる。すなわち、懸案管理部31は、生成された第2のエンジニアリングスケジュールに基づく、作業属性データ、作業計画データ、前後関係データなどを、第1のエンジニアリングスケジュールに関連付けられた各テーブルに反映する。これにより、懸案作業が組み入れられた第2のエンジニアリングスケジュールとして、エンジニアリングスケジュールDB41に更新される。
また、例えば懸案作業をエンジニアリングスケジュールへ組み入れずに追加作業として仮登録し、後にエンジニアリングスケジュールへ追加する必要が無くなった場合に、仮登録していた懸案作業を廃棄することもできる。この場合には、懸案管理部31は、エンジニアリングスケジュールDB41に第1のエンジニアリングスケジュールを維持したままとすることができる。
以上説明したような懸案作業は、例えばすでに登録されているエンジニアリングスケジュールが進行している場合に、そのスケジュールの途中で、懸案作業をいずれかの作業の前後に挿入することが考えられる。
本実施形態では、プロジェクトの開始前だけでなく、開始後においても、プロジェクトの進行度に応じてエンジニアリングスケジュールを容易に変更することができる。また、懸案作業を追加する必要がないと判断された場合には、懸案作業を追加せずにエンジニアリングスケジュールを変更する必要がない。
なお、既にエンジニアリングスケジュールが進行し、かつ、いくつかの作業が終了している場合に、その終了した作業は固定フラグを「1」にして制約条件とし、懸案作業を追加することもできる。
進捗管理部32は、懸案作業を含めた作業についての進捗管理を行う。進捗管理部32は、作業ごとに進捗管理を行なうため、作業計画テーブルT31に紐付けて、作業番号および進捗測定日時ごとに進捗率を登録する。ここで、進捗率は、作業の達成度(例えば0〜100%の範囲)を示す指標である。
そのために、進捗管理部32は、作業番号および進捗測定日時ごとに進捗率の入力を受け付け、入力された進捗率などをエンジニアリングスケジュールDB41の進捗率テーブルT51に登録する。これにより、プロジェクトにおいて、エンジニアリングスケジュールに紐付けされた複数の作業について進捗管理を行うことができる。
このために、エンジニアリングスケジュールDB41には、適宜、進捗管理部32により作業についての進捗率に関する進捗率データを格納する進捗率テーブルT51が生成され、登録される。また、登録された進捗率テーブルT51は、適宜、更新可能とされる。
図19に、進捗率テーブルT51の一例を示す。具体的には、図19では、作業属性テーブルT32Aと共に、作業計画テーブルT31Aに紐付けられた進捗率テーブルT51の一例を示すものである。
例えば、作業番号「T001」で特定される作業について、進捗測定日時「2012/1/7 10:00」における進捗率「5%」であることがオペレータにより入力され、進捗管理部32を介して、図19に示すように進捗率テーブルT51に格納される。この進捗率テーブルT51は、作業計画テーブルT31Aに格納される作業番号「T001」で特定される作業に紐付けられて、エンジニアリングスケジュールDB41に登録または更新される。
実施ES管理部33bは、前述したように処理された一つのプロジェクトのエンジニアリングスケジュールについて、エンジニアリングスケジュールDB41から他のプロジェクトにおいて類似の設計があったか否かをキーワード検索等で参照可能とする。
オペレータが、作業入力部12を介して、例えば特定の作業者名(資源名に対応)をキーとして、エンジニアリングスケジュールDB41からプロジェクトを検索する。実施ES管理部33bは、複数のエンジニアリングスケジュールの資源テーブルT21から特定の作業者名をキーに一致する資源名を検索する。なお、複数の検索キーを用いて、AND条件、OR条件などの組み合せも可能である。
例えば、実施ES管理部33bは、一致した資源名を格納する資源テーブルT21に紐付けられたエンジニアリングスケジュールのプロジェクト名の一覧を、表示部51に表示する。これにより、オペレータは、容易に類似の作業を含むプロジェクトなどを検索することができる。この結果、同種のプロジェクトのスケジュール化や、定期検査等を行なう場合の参考とすることができる。
以上のように構成された本実施形態において、発注や納期といった制約条件を考慮してフロートを設定し、優先順位に基づき資源の重複等を無くすことができる。さらに、登録した懸案作業をエンジニアリングスケジュールに仮登録(保留)し、当該スケジュールを開始した後でも、仮登録した懸案作業をエンジニアリングスケジュールに容易に追加または削除することができる。
第2の実施形態によれば、発注や納期などの制約条件を考慮して、優先順位に基づいて資源、作業の重複等を無くすことができる。さらに、懸案事項となる懸案作業をエンジニアリングスケジュールに保留しつつ、エンジニアリングスケジュールを生成し、管理することができる。これにより、懸案作業が発生するようなエンジニアリングスケジュールも容易に生成し、管理することができる。また、後から懸案作業を容易に追加または削除してエンジニアリングスケジュールを管理することができる。
[他の実施形態]
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。例えば、各実施形態の特徴を組み合わせてもよい。さらに、これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形には、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…入力・編集手段、2…調整手段、3a、3b…運用手段、4…記憶手段、5…表示手段、6…作業属性設定部、7…作業前後関係設定部、10a、10b…エンジニアリングスケジュール管理装置、11…資源入力部、12…作業入力部、13…作業属性データ生成部、14…前後作業属性データ生成部、15…前後関係データ生成部、16…前後作業照合部、17…前後作業選択部、18…前後作業接続部、21…PERT実施部、22…優先順位評価部、23…資源山崩実施部、31…懸案管理部、32…進捗管理部、33a、33b…実施ES(エンジニアリングスケジュール)管理部、41…エンジニアリングスケジュールDB(データベース)、51…表示部、61…時間軸スケール

Claims (8)

  1. 対象となるエンジニアリングスケジュールに計画される複数の作業について、当該エンジニアリングスケジュールを管理するエンジニアリングスケジュール管理装置であって、
    前記複数の作業に関する作業対象、作業期間を少なくとも含む作業計画および作業内容について入力または編集を受け付ける作業入力部と、
    前記複数の作業で用いられる資源について入力または編集を受け付ける資源入力部と、
    前記複数の作業の各々について、前記作業計画と前記資源とを紐付け可能で、かつ、前記作業内容を照合可能である作業属性を設定する作業属性設定部と、
    前記作業計画の工程に関する作業間の前後関係に基づいて、前記作業間の前後関係を設定する作業前後関係設定部と、
    前記エンジニアリングスケジュールごとに、前記作業属性設定部および前記作業前後関係設定部による設定に応じて、前記複数の作業、前記作業計画、前記作業属性、前記作業間の前後関係および前記資源について紐付けてエンジニアリングスケジュールデータとして格納するエンジニアリングスケジュールDBと、
    前記エンジニアリングスケジュールデータに基づいて、作業ごとに前記作業の余裕期間であるフロートを求めるPERT実施部と、
    前記複数の作業の各々について前記フロートおよび所定の評価関数に基づき、前記複数の作業のうちのいずれを先に実施するか否かを順位付けする優先順位を設定する優先順位評価部と、
    前記エンジニアリングスケジュールに計画される前記複数の作業について前記資源の割り振りを行う資源山崩実施部と、
    前記資源山崩実施部による前記複数の作業について前記資源の割り振りに応じて、前記エンジニアリングスケジュールデータを調整し、前記エンジニアリングスケジュールを前記エンジニアリングスケジュールDBに登録または更新し、前記エンジニアリングスケジュールデータに含まれるキーデータに基づいて前記エンジニアリングスケジュールDBから検索する実施エンジニアリングスケジュール管理部と、
    前記エンジニアリングスケジュールデータについて入力および編集の際に表示制御する表示部と、を備える
    ことを特徴とするエンジニアリングスケジュール管理装置。
  2. 前記資源山崩実施部は、前記エンジニアリングスケジュールにおける前記作業間で前記作業期間が重複し、かつ、少なくとも紐付けられた前記資源の一部が配分不可で有る場合には前記優先順位に基づいて紐付けられた前記資源の割り振りおよび前記作業間での作業順位付けを行い、当該以外の場合には前記エンジニアリングスケジュールデータに基づいて前記複数の作業について前記資源の割り振りを行う
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンジニアリングスケジュール管理装置。
  3. 前記エンジニアリングスケジュールのうちから第1のエンジニアリングスケジュールに組み入れていない作業である懸案作業を前記第1のエンジニアリングスケジュールに含まれる前記複数の作業と共に前記エンジニアリングスケジュールDBに登録可能とし、前記第1のエンジニアリングスケジュールに前記懸案作業を組み入れた第2のエンジニアリングスケジュールを生成可能な懸案管理部を備える
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエンジニアリングスケジュール管理装置。
  4. 前記所定の評価関数は、前記エンジニアリングスケジュールの所定の期限どおりに納入した場合の収入、または、前記納入が間に合わない場合の違約金に基づいたコスト算出による関数を含む
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のエンジニアリングスケジュール管理装置。
  5. 前記エンジニアリングスケジュールにある前記作業ごとに、前記作業の進捗率についての入力または編集に基づいて、前記エンジニアリングスケジュールDBに登録または更新する進捗管理部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のエンジニアリングスケジュール管理装置。
  6. 前記実施エンジニアリングスケジュール管理部は、前記エンジニアリングスケジュールデータに含まれる前記キーデータに基づいて前記対象となるエンジニアリングスケジュールに類似する他のエンジニアリングスケジュールが登録されている場合に、前記エンジニアリングスケジュールDBから前記他のエンジニアリングスケジュールを抽出可能である
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のエンジニアリングスケジュール管理装置。
  7. 対象となるエンジニアリングスケジュールに計画される複数の作業について、当該エンジニアリングスケジュールを管理するエンジニアリングスケジュール管理装置に用いられるエンジニアリングスケジュール管理方法であって、
    前記エンジニアリングスケジュール管理装置が以下の各々のステップ、すなわち、
    前記複数の作業に関する作業対象、作業期間を少なくとも含む作業計画および作業内容について入力または編集を受け付ける作業入力ステップと、
    前記複数の作業で用いられる資源について入力または編集を受け付ける資源入力ステップと、
    前記複数の作業の各々について、前記作業計画と前記資源とを紐付け可能で、かつ、前記作業内容を照合可能である作業属性を設定する作業属性設定ステップと、
    前記作業入力ステップの際に、前記作業計画の工程に関する作業間の前後関係に基づいて、前記作業間の前後関係を設定する作業前後関係設定ステップと、
    前記エンジニアリングスケジュールごとに、前記作業属性設定ステップおよび前記作業前後関係設定ステップによる設定に応じて、前記複数の作業、前記作業計画、前記作業属性、前記作業間の前後関係および前記資源について紐付けてエンジニアリングスケジュールデータを前記エンジニアリングスケジュール管理装置が備えるエンジニアリングスケジュールDBに格納するエンジニアリングスケジュールデータ格納ステップと、
    前記エンジニアリングスケジュールデータに基づいて、作業ごとに前記作業の余裕期間であるフロートを求めるPERT実施ステップと、
    前記複数の作業の各々について前記フロートおよび所定の評価関数に基づき、前記複数の作業のうちのいずれを先に実施するか否かを順位付けする優先順位を設定する優先順位評価ステップと、
    前記エンジニアリングスケジュールに計画される前記複数の作業について前記資源の割り振りを行う資源山崩実施ステップと、
    前記資源山崩実施ステップ後に、前記複数の作業について前記資源の割り振りに応じて、前記エンジニアリングスケジュールデータを調整し、前記エンジニアリングスケジュールを前記エンジニアリングスケジュールDBに登録または更新する実施エンジニアリングスケジュール管理ステップと、
    前記エンジニアリングスケジュールデータについて入力および編集の際に、前記エンジニアリングスケジュール管理装置が備える表示部に表示制御する表示ステップと、
    前記作業入力ステップおよび前記資源入力ステップにおける前記入力または編集の終了に応じて、前記エンジニアリングスケジュールを前記エンジニアリングスケジュールDBに登録または更新する実施エンジニアリングスケジュール管理ステップと、を実行する
    ことを特徴とするエンジニアリングスケジュール管理方法。
  8. コンピュータを、対象となるエンジニアリングスケジュールに計画される複数の作業について、当該エンジニアリングスケジュールを管理するエンジニアリングスケジュール管理装置として動作させるエンジニアリングスケジュール管理プログラムであって、
    前記エンジニアリングスケジュール管理プログラムは、前記コンピュータを、
    前記複数の作業に関する作業対象、作業期間を少なくとも含む作業計画および作業内容について入力または編集を受け付ける作業入力部と
    前記複数の作業で用いられる資源について入力または編集を受け付ける資源入力部と、
    前記複数の作業の各々について、前記作業計画と前記資源とを紐付け可能で、かつ、前記作業内容を照合可能である作業属性を設定する作業属性設定部と、
    前記作業計画の工程に関する作業間の前後関係に基づいて、前記作業間の前後関係を設定する作業前後関係設定部と、
    前記エンジニアリングスケジュールごとに、前記作業属性設定部および前記作業前後関係設定部による設定に応じて、前記複数の作業、前記作業計画、前記作業属性、前記作業間の前後関係および前記資源について紐付けてエンジニアリングスケジュールデータとして格納するエンジニアリングスケジュールDBと、
    前記エンジニアリングスケジュールデータに基づいて、作業ごとに前記作業の余裕期間であるフロートを求めるPERT実施部と、
    前記複数の作業の各々について前記フロートおよび所定の評価関数に基づき、前記複数の作業のうちのいずれを先に実施するか否かを順位付けする優先順位を設定する優先順位評価部と、
    前記エンジニアリングスケジュールに計画される前記複数の作業について前記資源の割り振りを行う資源山崩実施部と、
    前記資源山崩実施部による前記複数の作業について前記資源の割り振りに応じて、前記エンジニアリングスケジュールデータを調整し、前記エンジニアリングスケジュールを前記エンジニアリングスケジュールDBに登録または更新し、前記エンジニアリングスケジュールデータに含まれるキーデータに基づいて前記エンジニアリングスケジュールDBから検索する実施エンジニアリングスケジュール管理部と、
    前記エンジニアリングスケジュールデータについて入力および編集の際に表示制御する表示部と、を備えた前記エンジニアリングスケジュール管理装置として動作させる
    ことを特徴とするエンジニアリングスケジュール管理プログラム。
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