JP2015003734A - 容器及び歯磨剤入り容器 - Google Patents

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啓育 加藤
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Abstract

【課題】高い生産性で製造でき、かつ使用開始時に口部材を容易に開封できる容器、及び該容器を用いた歯磨剤入り容器を提供する。
【解決手段】内容物を収容する容器本体2と、容器本体2に設けられた口部材4とを備え、口部材4は、容器本体2から突出する注出筒部14と、注出筒部14の開口部16を塞ぐ密閉部18と、密閉部18と注出筒部14とを開封時に破断するように連結する環状の破断部20とが一体に形成され、破断部20は、その周方向において部分的に薄肉化されている容器1。また、容器1の容器本体2内に歯磨剤が収容されている歯磨剤入り容器。
【選択図】図2

Description

本発明は、容器及び歯磨剤入り容器に関する。
例えば、歯磨剤等の薬品、練りワサビ、練りガラシ等の食品等のペースト状の内容物を収容する容器としては、該内容物を収容する容器本体の上部に設けられた口部にキャップを被せる容器が広く用いられている。このような容器に内容物が収容された商品は、店頭販売に際して、客が直接商品を手に取って見ることができるように陳列棚等に並べて販売されることが多い。このように商品を自由に手に取ることができる場合、中身を見る目的でキャップが外されたり、異物が混入されたりするおそれがある。
そこで、このような商品においては、容器本体の先端に設けられる口部材を製造時に完全に密封しておき、使用開始時に該容器本体の口部材を開封させる、改竄防止機能付きの容器が広く採用されている。
具体的には、例えば、内容物を収容する容器本体と、該容器本体に設けられた口部材と、前記口部材に被着されるキャップとを備え、前記口部材が、前記容器本体から突出する注出筒部と、該注出筒部の開口部を塞ぐ密閉部と、前記注出筒部と前記密閉部とを開封時に破断するように連結する破断部とが一体として形成されている容器が知られている(例えば、特許文献1〜3)。
このような容器においては、例えば、密閉部の外面に突起部が設けられ、キャップの外面に、前記密閉部に設けられた突起部と相補的な形状の凹部が設けられる。該容器では、容器本体からキャップを取り外し、キャップの外面に設けられた凹部に密閉部の外面に設けられた突起部を嵌め込んでキャップを回転させることで、破断部が捻じ切られて口部材が開封される。
実用新案登録第3087204号公報 特開2007−15702号公報 特開2007−191160号公報
上述した容器における注出筒部、密閉部及び破断部は、通常、射出成形やコンプレッション成形等によって一体的に成形される。このとき、破断部の厚みの設定が薄すぎると、該破断部を形成する樹脂が金型内における破断部を形成する部分に行き渡り難くなり、不良品が生じやすくなって生産性が低下する。一方、生産性を優先するために破断部の厚さを厚く設定すると、破断部を捻じ切る際のトルクが大きくなるため、口部材の開封が困難になる。
このように、特許文献1〜3のような従来の容器では、口部材の易開封性と、高い生産性を両立させることは難しい。
本発明は、高い生産性で製造でき、かつ使用開始時に口部材を容易に開封できる容器、及び該容器を用いた歯磨剤入り容器を提供する。
本発明の容器は、内容物を収容する容器本体と、該容器本体に設けられた口部材とを備え、前記口部材は、前記容器本体から突出する注出筒部と、該注出筒部の開口部を塞ぐ密閉部と、前記密閉部と前記注出筒部とを開封時に破断するように連結する環状の破断部とが一体に形成され、前記破断部は、その周方向において部分的に薄肉化されている。
本発明の容器では、前記破断部は、その径方向に向かう切欠により薄肉化されていることが好ましい。
また、前記破断部は、円環状であり、その外周が部分的に直線的に欠けて薄肉化されていることが好ましい。
また、本発明の歯磨剤入り容器は、本発明の容器の容器本体内に歯磨剤が収容されていることを特徴とする。
本発明の容器は、高い生産性で製造でき、かつ使用開始時に口部材を容易に開封できる。
また、本発明の歯磨剤入り容器は、高い生産性で製造でき、かつ使用開始時に口部材を容易に開封できる。
本発明の容器の一例を示した斜視図である。 容器本体にキャップを被せたときの容器を縦方向に切断したときの断面図である。 図2の容器において容器本体の口部を開封する様子を示した断面図である。 図2の容器における口部材を開封した様子を示した断面図である。 図3の容器における破断部のA−A断面図である。 本発明の容器における破断部の他の例を示した断面図である。 本発明の容器における破断部の他の例を示した断面図である。 本発明の容器における破断部の他の例を示した断面図である。 本発明の容器における破断部の他の例を示した断面図である。 本発明の容器における破断部の他の例を示した断面図である。 本発明の容器における破断部の他の例を示した断面図である。 本発明の容器における破断部の他の例を示した断面図である。
本発明の容器は、容器本体に設けられる口部材が予め密封されている改竄防止機能付きの容器である。以下、本発明の一例を示して詳細に説明する。
本実施形態の容器1は、図1及び図2に示すように、容器本体2と、容器本体2に設けられた口部材4と、口部材4に被着されるキャップ6と、を有する。
容器本体2は、内容物を収容する部分である。
この例の容器本体2は、筒状の胴部10と、胴部10の上部に設けられた肩部12とを有している。
胴部10としては、歯磨剤、練りワサビ、練りガラシ等の内容物を収容できるものであればよく、例えば、ラミネート製の押し出しチューブ等が挙げられる。
胴部10の形状は、特に限定されず、公知の形状を適宜選択できる。
肩部12は、内部が空洞の円錐状で、下端側が胴部10と連通し、かつ先端が口部材4で密封されている。
この例の肩部12は、樹脂により成形されている。
該樹脂としては、容器の形成に通常用いられる公知の樹脂を用いることができ、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル等が挙げられる。
肩部12の形状は、円錐状には限定されず、平らな円環の板状であってもよい。
また、本発明の容器では、容器本体が肩部を有していなくてもよい。
口部材4は、容器本体2内に収容された内容物を注出するための部材であって、容器本体2の先端に設けられている。
口部材4は、容器本体2における肩部12の先端の開口部分から上方に突出する円筒状の注出筒部14と、注出筒部14の開口部16を塞ぐ密閉部18と、注出筒部14と密閉部18とを開封時に破断するように連結する破断部20と、が一体に形成された部材である。容器本体2の肩部12の内部と、口部材4の注出筒部14の内部は連通している。
注出筒部14の外周面14aには、外周面14aから突き出るように、注出筒部14の周方向に環状に形成された係止突起22が形成されている。係止突起22には、後述するキャップ6を口部材4に被着した際に、後述するキャップ6の内側筒部28の先端部28aが引っ掛かるようになっている。これにより、キャップ6を口部材4に安定して被着させることができる。
また、本発明の容器においては、係止突起22に代えて、注出筒部の外周側に周方向に溝を形成し、該溝にキャップ6の内側筒部28の先端部28aが引っ掛かるようにしてもよい。
密閉部18は、口部材4の注出筒部14の先端を密閉する部材である。密閉部18は、開封時に破断する環状の破断部20を介して口部材4の注出筒部14の先端14bと連結されている。このように、密閉部18によって注出筒部14の先端が塞がれていることで、容器1は未使用の状態では密封された状態となっている。
密閉部18は、円板状の蓋部18aと、蓋部18aの上面から突き出すように設けられた三角柱状の突起部18bと、を有している。
蓋部18aの形状は円板状には限定されず、口部材4の注出筒部14の形状に応じて適宜決定すればよい。
突起部18bは、後述するキャップ6の天板部24の外面に設けられた凹部30に嵌まり込むようになっている。突起部18bは、キャップ6の凹部30に嵌め込んだ状態でキャップ6を回転させたときに、キャップ6が空回りすることを防ぐ役割を果たす。
突起部18bの形状は、キャップ6が空回りすることを抑制できればよく、三角柱状には限定されない。突起部18bの形状は、例えば、三角柱状以外の多角柱状、楕円柱状、歯車柱状等であってもよい。
また、密閉部18の蓋部18aの裏面、すなわち容器内部側には凹状の印18cが形成されている。容器1では、後述するようにキャップ6を利用して破断部20を捻じ切り、密閉部18を切除して開封した際に、密閉部18がキャップ6の凹部30に嵌まり込んだままとなることが好ましい。この場合、蓋部18aの裏面に印18cが形成されていることで、キャップ6を被着した状態でも印18cを視認できる。そのため、印18cを確認することによって口部材4が開封されたことを容易に認識することができるようになる。
印18cの形状は特に限定されず、例えば、円形等が挙げられる。
印18cは、蓋部18aにおける印18c以外の部分の色と異なる色に着色されていることが好ましい。これにより、印18cがより視認しやすくなるため、口部材4の開封状態を把握することがより容易になる。
また、例えば蓋部18aの色がキャップ6の色と異なるようにすれば、キャップ6に嵌まり込んだ密閉部18を容易に認識できるため、必ずしも印18cを形成しなくてもよい。
破断部20は、口部材4の注出筒部14の先端14bと密閉部18の蓋部18aの間に介在しており、注出筒部14よりも厚みが薄く、口部材4を開封する際に破断する部分である。
破断部20は、口部材4における注出筒部14の先端14bに、注出筒部14の全周にわたって円環状に設けられている。
また、破断部20は、図5に示すように、周方向において部分的に薄肉化されて薄肉部32が形成されている。
破断部20に薄肉部32が形成されていることで、薄肉部32が破断のきっかけとなって破断部20が捻じ切れやすくなり、口部材4の開封が容易になる。また、薄肉部32が部分的であることから、成形時の金型内における薄肉部32に対応する部分へ樹脂を充填する際に、その部分に圧力がかかりやすくなり、該部分に樹脂が充分に充填されやすい。そのため、破断部全体を薄肉部32と同等の厚さとする場合に比べて破断部20の成形が容易で、高い生産性が得られる。このように、破断部20を周方向において部分的に薄肉化して薄肉部32を形成することで、生産性と口部材の易開封性を両立させることができる。
この例では、2つの薄肉部32が、破断部20の円環の中心に対して対称となる位置、すなわち破断部20の円環において互いに対向するように反対側に形成されている。
薄肉部を2つ形成する場合は、それら薄肉部は、破断部の中心軸に対して180°間隔、すなわち互いに対向するように反対側に形成されることが好ましい。
また、この例の薄肉部32は、円環状の破断部20の外周から、径方向に沿って内周に向かう切欠34によって形成されている。
破断部20を軸方向に垂直な方向に切断した断面における切欠34の形状は、破断部20の外周と内周の間に位置する、破断部20の内周の仮想の同心円と重なる円弧部分と、破断部20の外周と前記円弧部分の両端から径方向に沿って外周まで延びる2本の直線部分とから形成される凹状である。
破断部20における薄肉部32以外の部分の厚さd2に対する薄肉部32の厚さd1の比(d1/d2)は、0.1〜0.8が好ましく、0.3〜0.6がより好ましい。d1/d2が下限値以上であれば、破断部20の形成が容易になり、高い生産性が得られやすい。また、d1/d2が上限値以下であれば、薄肉部32が破断のきっかけとなって破断部20が捻じ切れやすくなり、口部材4の開封が容易になる。d1/d2は、破断部20の周方向に沿って一定であってもよく、変化していてもよい。
なお、本明細書において薄肉部の厚さとは、破断部の直径方向における、当該薄肉部の内周と外周との距離を意味する。また、破断部における薄肉部以外の部分の厚さとは、破断部の径方向における、当該部分の内周と外周との距離を意味する。
薄肉部32の厚さd1は、破断部20における薄肉部32以外の部分よりも薄い範囲内で、0.05〜0.50mmが好ましく、0.15〜0.30mmがより好ましい。薄肉部32の厚さd1が下限値以上であれば、破断部20の形成が容易になり、充分な生産性が得られやすい。薄肉部32の厚さd1が上限値以下であれば、薄肉部32が破断のきっかけとなって破断部20が捻じ切れやすくなり、口部材4の開封が容易になる。
厚さd1は、破断部20の周方向に沿って一定であってもよく、変化していてもよい。
破断部20における薄肉部32以外の部分の厚さd2は、薄肉部32よりも厚い範囲で、0.3〜1.0mmが好ましく、0.5〜0.8mmがより好ましい。厚さd2が下限値以上であれば、高い生産性が得られやすい。厚さd2が上限値以下であれば、破断部20が捻じ切れやすくなり、口部材4の開封が容易になる。
厚さd2は、破断部20の周方向に沿って一定であってもよく、変化していてもよい。
破断部20の外周円全体に対する薄肉部32が占める割合は、5〜50%が好ましく、20〜30%がより好ましい。すなわち、薄肉部32の外周側から見たときの薄肉部32の周方向の両端と、破断部20の中心軸とを結ぶ仮想線k1と仮想線k2とがなす角θの合計が、18〜180°であることが好ましく、72〜108°であることがより好ましい。
薄肉部32が占める割合が下限値以上であれば、薄肉部32が破断のきっかけとなって破断部20が捻じ切れやすくなり、口部材4の開封が容易になる。前記薄肉部32が占める割合が上限値以下であれば、破断部20の形成が容易になり、高い生産性が得られやすい。
口部材4の形成に用いる樹脂としては、公知の容器の口部材に用いられる樹脂を適宜採用でき、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル等が挙げられる。なかでも、前記樹脂としては、ポリオレフィンが好ましく、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレンがより好ましい。
口部材4の形成に用いる樹脂は、1種でもよく、2種以上でもよい。
キャップ6は、口部材4を覆い隠すように被着される部材である。
キャップ6は、円板状の天板部24と、天板部24の周縁から下方に突出する外側筒部26と、天板部24における外側筒部26よりも内側から下方に突出する内側筒部28と、天板部24における内側筒部28よりも内側から下方に突出するスリーブ29と、を有している。
本実施形態のキャップ6では、キャップ6を口部材4上に被着した状態では、外側筒部26の先端部26aが容器本体2の肩部12に接するようになっている。
内側筒部28の内径は、口部材4の注出筒部14における係止突起22が設けられた部分以外の部分の外径とほぼ同等になっており、内側筒部28の内部に口部材4の注出筒部14が嵌まり込むようになっている。
また、内側筒部28は可撓性を有しており、内側筒部28の先端部28aは内側に向かって折り返されている。これにより、内側筒部28の内部に口部材4の注出筒部14が嵌まり込んだ状態において、内側筒部28の先端部28aが注出筒部14の外周面14aに設けられた係止突起22に引っ掛かるようになっている。また、キャップ6を口部材4から離間させるように引っ張ることで、内側筒部28の先端部28aが係止突起22から外れ、キャップ6を取り外すことができるようになっている。
スリーブ29は、その先端部29aが注出筒部14の先端14bの上面に突き当たるようになっている。これにより、密閉部18を切除して口部材4を開封した後も、キャップ6を被着することで内容物が漏れることを容易に抑制できる。
また、キャップ6の天板部24の外面には、密閉部18の形状と相補的な形状の凹部30が形成されている。天板部24の凹部30には、密閉部18の蓋部18aの形状と相補的な蓋部嵌合空間30aと、密閉部18の突起部18bの形状と相補的な突起部嵌合空間30bとが形成されている。
口部材4の先端に設けられた密閉部18をキャップ6の凹部30に嵌め込むことで、図3に示すように、蓋部18aが蓋部嵌合空間30a、突起部18bが突起部嵌合空間30bにそれぞれ嵌まり込むようになっている。また、突起部18bが三角柱状で、突起部嵌合空間30bが突起部18bと相補的な形状になっているため、キャップ6の凹部30に密閉部18を嵌め込んだ状態でキャップ6を回転させたときに、その回転させる力が密閉部18に加わるようになっている。
キャップ6においては、凹部30に嵌め込んだ状態で口部材4から切除した密閉部18がそのまま残存するように、キャップ6における凹部30における開口縁部分に、嵌まり込んだ密閉部18を係止する突起が複数形成されていることが好ましい。これにより、捻じ切られた密閉部18が紛失し難くなるため、キャップ6の凹部30に残存した密閉部18を確認することで口部材4の開封状態をより安定して把握できるようになる。
キャップ6の材質は、特に限定されず、公知の容器におけるキャップに用いられる材質を適宜用いることができる。キャップ6の材質の具体例としては、例えば、口部材4を形成する樹脂として挙げたものと同じものが挙げられる。
以下、容器1の作用について説明する。
使用前の未開封の状態では、容器1は、図1及び図2に示すように、密閉部18によって口部材4の先端が密閉されている。そのため、キャップ6を取り外して、容器本体2内の内容物が出されたり、容器本体2内に異物が混入されたりすることを防止できる。また、消費者は密閉部18が取り除かれていないことを確認することで、内容物の一部が出されたり、異物が混入されたりしていないことを認識でき、安心して購入できる。
使用開始時には、キャップ6を取り外して反転させ、キャップ6の天板部24に設けられた凹部30に、口部材4の先端に設けられた密閉部18を嵌め込む。このとき、図3に示すように、蓋部18aが蓋部嵌合空間30a、突起部18bが突起部嵌合空間30bにしっかりと嵌まり込むように、密閉部18をキャップ6の凹部30に嵌め込む。この状態でキャップ6を回転させることで、密閉部18にその回転力が加わり、その力によって、薄肉部32が破断のきっかけとなって破断部20が捻じ切れる。これにより、図4に示すように、口部材4の先端から密閉部18が切除され、注出筒部14の開口部16が開かれる。開封後は、容器本体2内の内容物を口部材4の注出筒部14の開口部16から注出することができるようになる。
また、この例では、口部材4から切除された密閉部18は、キャップ6の凹部30に嵌まり込んだままとなる。このとき、密閉部18の蓋部18aの裏面に形成されていた印18cが、キャップ6の外面に露出した状態となる。これにより、再びキャップ6を口部材4に被着した状態でも、キャップ6に嵌まり込んだ密閉部18の印18cを視認できる。そのため、キャップ6を口部材4に被着した状態でも、印18cを確認することで、既に口部材4が開封されていることを認識できる。このように、容器1では、商品の製造過程、輸送過程、販売時、使用時等、あらゆる場面において容器の開封状態を外観のみでチェックすることができる。
容器1の製造方法は、特に限定されず、破断部20の所定の位置に部分的に薄肉部32を形成できる金型による射出成形等で口部材4を成形する以外は、公知の方法を採用できる。また、この例のように容器本体2の肩部12を樹脂によって形成する場合は、口部材4と肩部12を一体的に成形してもよい。容器1の製造方法の具体例としては、例えば、以下に示す方法が挙げられる。
射出成形等によって口部材4と容器本体2の肩部12が一体となった成形体を成形する。該成形体における肩部12の下端に、容器本体2の胴部10を形成するラミネート製の筒体を取り付け、その底部から胴部10内に内容物を充填した後に、底部をシールして密封する。また、射出成形等で別途成形したキャップ6を口部材4上に被着する。
本発明の容器に収容される内容物としては、特に限定されず、例えば、歯磨剤、食品(練りワサビ、練りガラシ等。)、薬品(軟膏等。)、医薬部外品(スキンクリーム、シャンプーリンス等。)等のペースト状物が挙げられる。なかでも、本発明は、内容物として歯磨剤を収容する場合に有効である。すなわち、本発明の容器は、容器本体内に歯磨剤が収容された歯磨剤入り容器であることが好ましい。
以上説明した本発明の容器は、破断部に部分的に薄肉部を設けるために破断部の成形が容易で高い生産性で製造でき、また薄肉部が破断のきっかけとなることで破断部が捻じ切られやすいため、使用開始時に口部材を開封することも容易である。
なお、本発明の容器は、前記した容器1には限定されない。
例えば、破断部に形成する薄肉部の数は、2つには限定されず、1つであってもよく、3つ以上であってもよい。
具体的には、例えば、破断部20の代わりに、図6に例示した破断部20Aを有する容器であってもよい。図6における図5と同じ部分には同符号を付して説明を省略する。
破断部20Aは、円環状であり、外周から径方向に沿って内周に向かう切欠34によって、中心軸に対して周方向に90°間隔で4つの薄肉部32が形成されている。
薄肉部の数が2つ以外の場合でも、薄肉部の厚さ、破断部における薄肉部以外の部分の厚さ、及び破断部における薄肉部以外の部分の厚さに対する薄肉部の厚さの比の好ましい態様は、上述した破断部20における前記厚さd1、前記厚さd2及び前記比(d1/d2)の好ましい態様と同じである。
また、薄肉部の数が2つ以外の場合における、破断部の外周円全体に対する薄肉部が占める割合の好ましい態様も、破断部20における前記した好ましい態様と同じである。すなわち、薄肉部の数が2つ以外の場合における、前記角θの合計は、18〜180°であることが好ましく、72〜108°であることがより好ましい。
また、破断部に薄肉部を複数形成する場合は、該薄肉部は破断部の中心軸に対して等角度間隔に形成されていることが好ましい。
また、薄肉部を形成する切欠の形状は特に限定されない。例えば、破断部20の代わりに、図7に例示した破断部20Bを有する容器であってもよい。
破断部20Bは、破断部を軸方向に垂直な方向に切断した断面における、薄肉部32Bを形成する切欠34Bの形状が異なる以外は、破断部20と同じである。破断部20Bを軸方向に垂直な方向に切断した断面における切欠34Bの形状は、破断部20Bの径方向と垂直な直線部分と、前記直線部分の両端から径方向に沿って破断部20Bの外周へと延びる2本の直線部分とから形成された凹状となっている。
切欠34Bのような切欠によって薄肉部32Bのような形状の薄肉部を形成する場合、該薄肉部の少なくとも一部において、破断部における薄肉部以外の部分の厚さに対する薄肉部の厚さの比が、0.1〜0.8を満たすようにすることが好ましく、0.3〜0.6を満たすようにすることがより好ましい。
また、この場合、該薄肉部の少なくとも一部の厚さは、0.5mm以下であることが好ましく、0.30mm以下であることがより好ましい。また、該薄肉部の厚さは、破断部における該薄肉部以外の部分よりも薄い範囲で、0.05mm以上が好ましく、0.15mm以上が好ましい。
また、この場合、破断部における該薄肉部以外の部分の厚さは、該薄肉部よりも厚い範囲で、0.3〜1.0mmが好ましく、0.5〜0.8mmがより好ましい。
また、切欠34Bのような切欠によって薄肉部32Bのような形状の薄肉部を形成する場合でも、破断部の外周円全体に対する該薄肉部が占める割合の好ましい態様は、破断部20における前記した好ましい態様と同じである。すなわち、この場合の前記角θの合計は、18〜180°であることが好ましく、72〜108°であることがより好ましい。
また、破断部20の代わりに、図8に例示した破断部20Cを有する容器であってもよい。
破断部20Cは、破断部を軸方向に垂直な方向に切断した断面における、薄肉部32Cを形成する切欠34Cの形状が異なる以外は、破断部20と同じである。破断部20Cを軸方向に垂直な方向に切断した断面における切欠34Cの形状は、破断部20Cの外周から内周に向かって凸な円弧部分からなる凹状となっている。
切欠34Cのような切欠によって薄肉部32Cのような形状の薄肉部を形成する場合、該薄肉部の厚さ、破断部における該薄肉部以外の部分の厚さ、破断部における薄肉部以外の部分の厚さに対する薄肉部の厚さの比、及び破断部の外周円全体に対する箔肉部の占める割合の好ましい態様は、破断部20Bの場合の好ましい態様と同様である。
また、破断部20の代わりに、図9に例示した破断部20Dを有する容器であってもよい。
破断部20Dでは、円環状であり、外周が部分的に直線的に欠けていることで薄肉部32Dが形成されている。この例では薄肉部32Dは2つであるが、薄肉部32Dの数は2つには限定されず、1つであってもよく、3つ以上であってもよい。薄肉部32Dは、破断部20Dの外周における直線的に欠けている部分の一方の端から他方の端までの部分である。
薄肉部32Dのような薄肉部を形成する場合、該薄肉部の少なくとも一部において、破断部における薄肉部以外の部分の厚さに対する薄肉部の厚さの比が、0.1〜0.8を満たすようにすることが好ましく、0.3〜0.6を満たすようにすることがより好ましい。
また、この場合、該薄肉部の少なくとも一部の厚さは、0.50mm以下であることが好ましく、0.30mm以下であることがより好ましい。また、該薄肉部の厚さは、破断部における該薄肉部以外の部分よりも薄い範囲で、0.05mm以上が好ましく、0.15mm以上が好ましい。
また、この場合、破断部における該薄肉部以外の部分の厚さは、該薄肉部よりも厚い範囲で、0.3〜1.0mmが好ましく、0.5〜0.8mmがより好ましい。
また、薄肉部32Dのような薄肉部を形成する場合、破断部の外周円全体に対する該薄肉部が占める割合の好ましい態様は、破断部20における前記した好ましい態様と同じである。すなわち、この場合、薄肉部の外周の直線部分の両端と破断部の中心軸とを直線的に結ぶ2本の仮想線k3、k4がなす角φの合計は、18〜180°であることが好ましく、72〜108°であることがより好ましい。
また、破断部20の代わりに、図10に例示した破断部20Eを有する容器であってもよい。
破断部20Eは、円環状であり、内周から径方向に沿って外周に向かう切欠34Eによって薄肉部32Eが形成されている。この例では薄肉部32Eは2つであるが、薄肉部32Eの数は2つには限定されず、1つであってもよく、3つ以上であってもよい。
また、薄肉部32Eを形成する切欠34Eの形状は、特に限定されず、破断部の外周から径方向に沿って内周に向かう切欠を形成する場合と同様の形状が挙げられる。
また、切欠34Eのように破断部の内周から切欠を形成する場合における、薄肉部の厚さ、破断部における薄肉部以外の部分の厚さ、及び破断部における薄肉部以外の部分の厚さに対する薄肉部の厚さの比の好ましい態様は、破断部の外周から切欠を形成する場合の好ましい態様と同様である。
また、この場合、破断部の内周円全体に対する該薄肉部が占める割合の好ましい態様は、5〜50%が好ましく、20〜30%がより好ましい。すなわち、薄肉部32Eの内周側から見たときの薄肉部32Eの周方向の両端と、破断部20Eの中心軸とを結ぶ仮想線k5と仮想線k6とがなす角δの合計が、18〜180°であることが好ましく、72〜108°であることがより好ましい。
また、破断部は、内周から径方向に沿って外周に向かう切欠によって形成された薄肉部と、外周から径方向に沿って内周に向かう切欠によって形成された薄肉部と、を有しているものであってもよい。具体的には、例えば、図11に例示した破断部20Fであってもよい。図11における図5及び図10と同じ部分は同符号を付して説明を省略する。
破断部20Fでは、内周から外周に向かう切欠34Eによって形成された2つの薄肉部32Eと、外周から内周に向かう切欠34によって形成された2つの薄肉部32とが、破断部20Fの中心軸に対して90°間隔で交互に設けられている。
また、破断部は、破断部の内周から径方向に沿って外周に向かう切欠によって形成された薄肉部と、外周が部分的に直線的に欠けていることで形成された薄肉部と、を有しているものであってもよい。具体的には、例えば、図12に例示した破断部20Gであってもよい。図12における図5及び図9と同じ部分は同符号を付して説明を省略する。
破断部20Gでは、内周から外周に向かう切欠34Eによって形成された2つの薄肉部32Eと、外周が部分的に直線的に欠けていることで形成された2つの薄肉部32Dとが、破断部20Gの中心軸に対して90°間隔で交互に設けられている。
また、本発明では、破断部は円環状には限定されない。例えば、口部材の注出筒部が四角柱状の場合は、四角形状の環状の破断部とすればよい。また、口部材は、注出筒部が容器本体側に向かって広がる円錐状になっていてもよい。
また、キャップの外面に突起部を形成し、密閉部の蓋部の外面に凹部を形成して、それらを嵌合させた状態でキャップを回転させて破断部を捻じ切るようにしてもよい。
また、キャップの天板部に凹部を形成せずに、密閉部の蓋部の外面に指で摘まめる程度の突起部を形成し、該突起部を直接指で摘まんで捻ることで破断部を捻じ切るようにしてもよい。
また、本発明の容器では、例えば、キャップの内側筒部の内面と口部材の注出筒部の外面にそれぞれ螺旋状の突条を設け、キャップが口部材の注出筒部に螺合されて被着されるようにしてもよい。
以下、実施例によって本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の記載によっては限定されない。
[実施例1]
図1及び図2に例示した容器1を製造した。破断部は、図5に例示した、外周から内周に向かう切欠34によって薄肉部32を2つ形成した破断部20とした。
口部材4と容器本体2の肩部12は、高密度ポリエチレン(HDPE)を用いて、射出成形によって一体的に成形した。また、キャップ6は、ポリプロピレン(PP)を用いて、射出成形によって成形した。容器本体2の胴部10の形成には、低密度ポリエチレン(LDPE)をシーラント層とする多層フィルムを用いた。
破断部20における薄肉部32の厚さd1は0.2mm、破断部20における薄肉部32以外の部分の厚さd2は0.5mmとした。
[実施例2]
破断部を、図6に例示した、外周から内周に向かう切欠34によって薄肉部32を4つ形成した破断部20Aとした以外は、実施例1と同様にして、同じ成形条件で容器を製造した。
[比較例1]
破断部に薄肉部を形成せずに、全周にわたって厚さを0.5mmで均一にした以外は、実施例1と同様にして、同じ成形条件で容器を製造した。
[比較例2]
破断部に薄肉部を形成せずに、全周にわたって厚さを0.2mmで均一にした以外は、実施例1と同様にして、同じ成形条件で容器を製造した。
[成形性の評価]
射出成形によって得られた容器の破断部を確認し、口部材を成形する際の成形性を以下の基準で評価した。
○(良好):破断部が注出筒部の全周にわたって環状に形成されている。
×(不良):破断部に欠損部分がみられる。
[易開封性の評価]
キャップに形成された凹部に密閉部を嵌め込んだ状態で該キャップを回転させて破断部を捻じ切り、口部材を開封する際における易開封性を以下の基準で評価した。
○(良好):キャップを回転させて密閉部が切り取れる。
×(不良):キャップを回転させても固くて密閉部が切り取れないか、密閉部が変形して切り取れない。
[総合評価]
成形性及び易開封性の評価結果を基に以下の基準で総合評価を行った。
○(良好):成形性及び易開封性の評価結果がいずれも良好である。
×(不良):成形性及び易開封性の評価結果の少なくとも一方が不良である。
破断部を軸方向に垂直な方向に切断したときの断面形状、破断部における薄肉部の厚さd1、破断部における薄肉部以外の部分の厚さd2、比(d1/d2)、及び評価結果を表1に示す。
Figure 2015003734
表1に示すように、破断部を周方向において部分的に薄肉化した実施例1及び2の容器では、口部材の成形性が良好で、かつ易開封性に優れていた。
一方、破断部に薄肉部が形成されず全体的に厚くなっている比較例1の容器は、開封が困難であった。また、破断部が全周にわたって薄くなっている比較例2の容器は、口部材の成形性が悪く、生産性が劣っていた。
1 容器
2 容器本体
4 口部材
6 キャップ
10 胴部
12 肩部
14 注出筒部
16 開口部
18 密閉部
20,20A〜20G 破断部
32,32B〜32E 薄肉部
36,36B,36C,36E 切欠

Claims (4)

  1. 内容物を収容する容器本体と、該容器本体に設けられた口部材とを備え、
    前記口部材は、前記容器本体から突出する注出筒部と、該注出筒部の開口部を塞ぐ密閉部と、前記密閉部と前記注出筒部とを開封時に破断するように連結する環状の破断部とが一体に形成され、
    前記破断部は、その周方向において部分的に薄肉化されている容器。
  2. 前記破断部は、その径方向に向かう切欠により薄肉化されている、請求項1に記載の容器。
  3. 前記破断部は、円環状であり、
    その外周が部分的に直線的に欠けて薄肉化されている、請求項1又は2に記載の容器。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の容器の容器本体内に歯磨剤が収容されている、歯磨剤入り容器。
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