JP2015002291A - 半導体装置及びその冷却方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】マイクロチャネルの目詰まりによる冷却性能の低下や冷媒の漏出を防止しうる半導体装置の構造及び半導体装置の冷却方法を提供する。
【解決手段】マイクロチャネルを有する第1の基板と半導体素子が形成された第2の基板とが積層されてなる積層体と、積層体の第1の側面に接合され、第1の側面からマイクロチャネルに冷媒を導入するための第1の冷媒導入部と、積層体の第1の側面に接する第2の側面に接合され、第2の側面からマイクロチャネルに冷媒を導入するための第2の冷媒導入部と、積層体の第1の側面に対向する第3の側面に接合され、マイクロチャネルから前記冷媒を排出するための冷媒排出部とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置及びその冷却方法に関する。
半導体ICチップやパッケージ、車載用パワー半導体等の電子部品や電子機器等では、動作時に発生する熱を効率的に取り除き、高い信頼性のもとに継続的に動作する機能を搭載することが求められている。例えば、サーバやPCには非常に多くの熱を発生するCPU(Central Processing Unit)が使用されているため、そこから発生する熱を効率よく取り除くとともに、筐体内部や設置場所の温度環境を適正に維持することが求められている。また、装置の小型化・高速化の進展に伴い、電流密度が増加しひいては発熱量も多くなっており、熱を効率的に取り除くことがますます求められている。
特に、複数の半導体チップを積み重ねて実装した三次元実装半導体装置では、表面に設けたヒートシンク等の放熱装置によって積層内の総ての半導体チップを冷却することは困難である。このため、如何にして内部の半導体チップから効率的に熱を取り除くかが重要となっている。
このような背景から、三次元実装半導体装置の各半導体チップを効率よく冷却するための候補技術として、マイクロチャネルを用いた冷却技術が提案されている。この技術は、三次元実装半導体装置に複数のマイクロチャネルを設け、このマイクロチャネルに冷却用の液体を流すことにより、各半導体チップを冷却する方法である。半導体チップとマイクロチャネルチップを交互に三次元積層することによって、各半導体チップを効率よく冷却することが可能になる。
実開平02−086141号公報 特開平08−250882号公報 特開2005−252092号公報
しかしながら、マイクロチャネルチップは、小型であり、また、少ない流量で高い熱交換率を実現できるという利点を有する一方、異物による目詰まりが生じやすいという欠点があった。マイクロチャネルが目詰まりを起こすと、マニホールド部で圧力上昇が生じ、その結果、冷媒流量が低下して冷却性能が低下することがあった。また、目詰まりが進行して著しい圧力上昇が生じると、機器の破損や冷媒の漏出が生じることもあった。
本発明の目的は、マイクロチャネルの目詰まりによる冷却性能の低下や冷媒の漏出を防止しうる半導体装置の構造及び半導体装置の冷却方法を提供することにある。
実施形態の一観点によれば、マイクロチャネルを有する第1の基板と半導体素子が形成された第2の基板とが積層されてなる積層体と、前記積層体の第1の側面に接合され、前記第1の側面から前記マイクロチャネルに冷媒を導入するための第1の冷媒導入部と、前記積層体の、前記第1の側面に接する第2の側面に接合され、前記第2の側面から前記マイクロチャネルに冷媒を導入するための第2の冷媒導入部と、前記積層体の、前記第1の側面に対向する第3の側面に接合され、前記マイクロチャネルから前記冷媒を排出するための冷媒排出部とを有する半導体装置が提供される。
また、実施形態の他の観点によれば、マイクロチャネルを有する第1の基板と半導体素子が形成された第2の基板とが積層されてなる積層体と、前記積層体の第1の側面に接合され、前記第1の側面から前記マイクロチャネルに冷媒を導入するための第1の冷媒導入部と、前記積層体の、前記第1の側面に接する第2の側面に接合され、前記第2の側面から前記マイクロチャネルに冷媒を導入するための第2の冷媒導入部と、前記積層体の、前記第1の側面に対向する第3の側面に接合され、前記マイクロチャネルから前記冷媒を排出するための冷媒排出部とを有する半導体装置の冷却方法であって、前記第1の冷媒導入部から前記マイクロチャネルへ前記冷媒を導入し、前記第1の冷媒導入部から前記マイクロチャネルへ導入する前記冷媒に加わる圧力が所定値を超えたときに、前記第2の冷媒導入部から前記マイクロチャネルへ前記冷媒を導入する半導体装置の冷却方法が提供される。
開示の半導体装置によれば、マイクロチャネルの目詰まりによる冷却性能の低下を防止することができる。これにより、半導体装置の信頼性を向上することができる。
図1は、第1実施形態による半導体装置の構造を示す概略図である。 図2は、第1実施形態による半導体装置の構造を示す概略断面図(その1)である。 図3は、第1実施形態による半導体装置の構造を示す概略断面図(その2)である。 図4は、第1実施形態による半導体装置の構造を示す概略断面図(その3)である。 図5は、第1実施形態による半導体装置の構造を示す概略断面図(その4)である。 図6は、第1実施形態による半導体装置の動作を説明する図(その1)である。 図7は、第1実施形態による半導体装置の動作を説明する図(その2)である。 図8は、第2実施形態による半導体装置の構造を示す概略断面図である。 図9は、第3実施形態による半導体装置の構造を示す概略断面図である。 図10は、第4実施形態による半導体装置の構造を示す概略断面図である。
[第1実施形態]
第1実施形態による半導体装置について図1乃至図7を用いて説明する。
図1は、本実施形態による半導体装置の構造を示す概略図である。図2乃至図5は、本実施形態による半導体装置の構造を示す概略断面図である。図6及び図7は、本実施形態による半導体装置の動作を説明する図である。
はじめに、本実施形態による半導体装置の構造について図1乃至図5を用いて説明する。
本実施形態による半導体装置10は、図1に示すように、素子部12と、素子部12に接合された第1のマニホールド42、第2のマニホールド44及び第3のマニホールド46を有している。第1のマニホールド42、第2のマニホールド44及び第3のマニホールド46には、それぞれ、導管52、導管54及び導管56が接続されている。導管56は、導管52から分岐している。導管52,56の分岐部58と第1のマニホールド42との間の導管52には、逆流防止弁62が設けられている。導管56には、リリーフ弁64が設けられている。導管52が冷媒を注入する側の導管(インレット)であり、導管54が冷媒を排出する側の導管(アウトレット)である。
なお、本願明細書では、導管52、逆流防止弁62及び第1のマニホールド42を含む機構を第1の冷媒導入部と呼ぶこともある。また、導管52、リリーフバルブ64及び第3のマニホールド46を含む機構を第2の冷媒導入部と呼ぶこともある。また、第2のマニホールド44及び導管54を含む機構を冷媒排出機構と呼ぶこともある。
図2及び図3は、素子部12の構造を示す概略断面図である。図2が図1のA−A′線断面図であり、図3が図1のB−B′線断面図である。
素子部12は、図2及び図3に示すように、マイクロチャネルチップ14と半導体チップ16とが交互に積層された積層体からなる。マイクロチャネルチップ14の表面には複数のフィン28が形成されており、これにより、マイクロチャネルチップ14と半導体チップ16との各界面には、フィン28より壁面が画定されたマイクロチャネル18が形成されている。なお、フィン28は、マイクロチャネル18の形状を維持するための柱であるとともに、ヒートシンクのフィンと同様、表面積を増加して冷媒との熱交換を高効率化する役割をも担うものである。素子部12は、はんだバンプ等の接続電極22を介して、回路基板20上に搭載されている。
図には、4枚のマイクロチャネルチップ14と4枚の半導体チップ16とを交互に積層してなる素子部12を示しているが、マイクロチャネルチップ14及び半導体チップ16の枚数や配置は、これに限定されるものではなく、適宜変更することができる。
マイクロチャネルチップ14及び半導体チップ16は、必要に応じて図示しない貫通配線を有することがある。この貫通配線は、フィン28部分を貫通するように形成することができる。また、マイクロチャネルチップ14と半導体チップ16とは、熱膨張係数の近い材料で形成することが望ましい。マイクロチャネルチップ14と半導体チップ16との熱膨張係数差が大きいと、駆動時の熱によってこれらの接合部に応力が加わり、接合の信頼性を低下する虞があるからである。
マイクロチャネル18の短部は、素子部12の積層体の第1の側面32、第1の側面32に対向する第2の側面34、第1の側面32と第2の側面34とを接続する第3の側面36に露出している。第1のマニホールド42、第2のマニホールド44、第3のマニホールド46は、マイクロチャネル18が露出した第1の側面32、第2の側面34、第3の側面36に、それぞれ接合されている。
図4は、図2及び図3の一点鎖線部に沿ったマイクロチャネル18に平行な面の断面図である。図5は、図4のC−C′線断面図である。
本実施形態による半導体装置には、後述するように、第1の側面42側から冷媒を注入して第2の側面44側から排出する場合と、第3の側面46側から冷媒を注入して第2の側面44側から排出する場合の、2つの使用態様がある。この2通りの冷媒の流れを実現するため、本実施形態ではフィン28を、プレート型フィンとはせず、ピン型フィンとしている。
また、第3の側面46側のマイクロチャネル18の開口部24は、図4及び図5に示すように、第1の側面42側ほど開口率が大きく、第2の側面44側ほど開口率が小さくなっている。ここで、開口率とは、面積当りの開口部の割合を意味する。開口部24の開口率をこのように設定するのは、第3の側面36側から注入される冷媒が受ける圧力損失が、第1の側面32側ほど小さく、第2の側面34側ほど大きくなるようにするためである。こうすることで、マイクロチャネル18に流れ込む冷媒の流量の面内均一化を図ることができる。
次に、本実施形態による半導体装置の動作について図6及び図7を用いて説明する。
図6に示すように、素子部12の動作時、冷媒となる液体が導管52から導入される。冷媒は、特に限定されるものではなく、例えば、純水や有機溶媒を用いることができる。また、熱伝導率を上げるために、これら液体に、熱伝導率の高い材料のフィラーを分散させるようにしてもよい。
導管52から導入された冷媒は、逆流防止弁62を介して第1のマニホールド42に導入される。第1のマニホールド42に導入された冷媒は、第1のマニホールド42を通じて素子部12のマイクロチャネル18の各層に注入される。冷媒がマイクロチャネル18内を伝搬する過程で、発熱デバイスである半導体チップ16とマイクロチャネル18を通過する冷媒との間で熱交換が行われ、素子部12を冷却することができる。
素子部12のマイクロチャネル18を通過した冷媒は、第2のマニホールド44でまとめられ、導管54から排出される。
ここで、マイクロチャネル18に目詰まりが生じていない通常の状態において、所定の流量で冷媒を流したときに第1のマニホールド42に加わる圧力が、例えば0.1MPaであるものと仮定する。
図7に示すように、マイクロチャネル18の第1の側面側の開口部に目詰まり66が生じてくると、素子部12に導入される冷媒の流量が減少して冷却効率が低下し、第1のマニホールド42に加わる圧力は徐々に増加していく。最悪の場合には、完全に目詰まりが生じ、素子部12に冷媒が導入されなくなる。
リリーフバルブ64は、目詰まりによって第1のマニホールド42に加わる圧力が所定値を超えたときに作動するように、例えば0.15MPaの圧力で動作するように設定されている。
目詰まりによって第1のマニホールド42に加わる圧力が増加し、0.15MPaを超えると、リリーフバルブ64が作動して導管52と導管56とが接続され、導管56を介して第3のマニホールド46を通る迂回路が形成される。なお、第1のマニホールド42と導管52との間には逆流防止弁62が設けられているため、リリーフバルブ64が作動した際には、第1のマニホールド42から導管52への冷媒の逆流を防止することができる。
第3のマニホールド46に導入された冷媒は、第3のマニホールド46を通じて素子部12のマイクロチャネル18の各層に注入される。冷媒がマイクロチャネル18内を伝搬する過程で、発熱デバイスである半導体チップ16とマイクロチャネル18を通過する冷媒との間で熱交換が行われ、素子部12を冷却することができる。
ただし、素子部12の第3の側面36から冷媒を導入する場合、素子部12の第1の側面32から冷媒を導入する場合とは異なり、冷媒を導入する側面(第3の側面)と冷媒を排出する側面(第2の側面)とが90度をなしている。このため、素子部12内に導入された冷媒は、より圧力損失の小さい第2の側面と第3の側面との角部に近い領域を流れようとする。その結果、素子部12内における冷媒の流速に分布が生じ、冷却効率の面内均一性が低下する虞がある。
そこで、本実施形態による半導体装置では、第3の側面46側のマイクロチャネル18の開口部24の開口率を、第1の側面42側ほど大きく、第2の側面44側ほど小さくしている(図4及び図5を参照)。これにより、第3の側面36側から注入される冷媒が受ける圧力損失が、第1の側面32側ほど小さく、第2の側面34側ほど大きくなる。これにより、素子部12内における冷媒の流速を均一化し、冷却効率の面内均一性を向上することができる。
このように、本実施形態によれば、メインの冷媒導入部に加えてサブの冷媒導入部を設け、メインの冷媒導入部に目詰まりが生じたときにはサブの冷媒導入部から冷媒を導入するので、目詰まりによる冷却性能の低下を防止することができる。また、導管内の圧力の増加による冷媒の漏洩を防止することができる。また、マイクロチャネル内における冷媒の流速を均一化するので、サブの冷媒導入部から冷媒を導入する場合にも、冷却効率の面内均一性を維持することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態による半導体装置について図8を用いて説明する。図1乃至図7に示す第1実施形態による半導体装置と同様の構成要素には同一の符号を付し説明を省略し或いは簡潔にする。
図8は、本実施形態による半導体装置の構造を示す概略断面図である。
第1実施形態による半導体装置では、第3の側面46側のマイクロチャネル18の開口部24の開口率を変えることでマイクロチャネル18を流れる冷媒の流速の均一化を行ったが、冷媒の流速の面内均一化を行う方法は、第1実施形態の方法に限定されるものではない。本実施形態では、冷媒の流速の均一化を行う他の方法について説明する。
本実施形態による半導体装置は、図8に示すように、素子部12の第3の側面36に形成された多孔質膜26を有している。多孔質膜26は多層構造を有しており、第1の側面32側ほど層数が少なく、第2の側面34側ほど層数が多くなっている。換言すれば、多孔質膜26は、第1の側面32側ほど膜厚が薄く、第2の側面34側ほど膜厚が厚くなっている。多孔質膜26の層数が少ないほど冷媒はこれを通過しやすく、多孔質膜の層数が多いほど冷媒はこれを通過しにくくなる。これにより、第3の側面36側から注入される冷媒が受ける圧力損失が、第1の側面32側ほど小さく、第2の側面34側ほど大きくなる。これにより、素子部12内における冷媒の流速を均一化し、冷却効率の面内均一性を向上することができる。
多孔質膜26としては、例えば、市販で入手可能な金属製多孔質体、多孔質セラミック、樹脂製多孔質体等を適用することができる。また、シリコン微細加工技術を用いてエッチングにより作製してもよい。
多孔質膜26の膜厚や層数は、多孔質膜26の構成材料、冷媒、素子部12の大きさ等に基づき、冷媒の流速の面内均一性が向上するように適宜調整することが望ましい。
このように、本実施形態によれば、メインの冷媒導入部に加えてサブの冷媒導入部を設け、メインの冷媒導入部に目詰まりが生じたときにはサブの冷媒導入部から冷媒を導入するので、目詰まりによる冷却性能の低下を防止することができる。また、導管内の圧力の増加による冷媒の漏洩を防止することができる。また、マイクロチャネル内における冷媒の流速を均一化するので、サブの冷媒導入部から冷媒を導入する場合にも、冷却効率の面内均一性を維持することができる。
[第3実施形態]
第3実施形態による半導体装置について図9を用いて説明する。図1乃至図8に示す第1及び第2実施形態による半導体装置と同様の構成要素には同一の符号を付し説明を省略し或いは簡潔にする。
図9は、本実施形態による半導体装置の構造を示す概略断面図である。
本実施形態では、第2実施形態と同様、冷媒の流速の面内均一化を行う他の方法について説明する。
本実施形態による半導体装置は、マイクロチャネル18自身の構造により、マイクロチャネル18内を流れる冷媒の流速の均一化を行うものである。すなわち、本実施形態による半導体装置では、第3の側面36側から注入される冷媒がマイクロチャネル18によって受ける圧力損失が、第1の側面32側ほど小さく、第2の側面34側ほど大きくなるように、フィン28を配置する。
すなわち、例えば図9に示すように、フィン28の密度が、第1の側面32側ほど小さく、第2の側面34側ほど大きくなるように、フィン28を配置する。こうすることで、第3の側面36側から注入される冷媒が受ける圧力損失を、第1の側面32側ほど小さくし、第2の側面34側ほど大きくすることができる。
また、図9の例では、第1の側面32から第2の側面34に向かうフィン28の配置を、場所によらず一定としているが、第3の側面36からの距離に応じて異なる構造としてもよい。例えば、第3の側面36から離間したフィン28ほど(図9では右側のフィン28ほど)、第1の側面32側のフィン28の密度を小さくするようにしてもよい。こうすることで、冷媒の流速の面内均一性をより高めることができる。
このように、本実施形態によれば、メインの冷媒導入部に加えてサブの冷媒導入部を設け、メインの冷媒導入部に目詰まりが生じたときにはサブの冷媒導入部から冷媒を導入するので、目詰まりによる冷却性能の低下を防止することができる。また、導管内の圧力の増加による冷媒の漏洩を防止することができる。また、マイクロチャネル内における冷媒の流速を均一化するので、サブの冷媒導入部から冷媒を導入する場合にも、冷却効率の面内均一性を維持することができる。
[第4実施形態]
第4実施形態による半導体装置について図10を用いて説明する。図1乃至図9に示す第1乃至第3実施形態による半導体装置と同様の構成要素には同一の符号を付し説明を省略し或いは簡潔にする。
図10は、本実施形態による半導体装置の構造を示す概略断面図である。
第1乃至第3実施形態では、フィン28としてピン型フィンを用いた例を示したが、フィン28はピン型フィンのみならず、他のフィン構造、例えばプレート型フィンを用いることもできる。本実施形態では、フィン28をプレート型フィンにより形成し、フィン28の密度によって冷媒の流速の面内均一化を行う他の方法について説明する。
ピン型フィンを用いたマイクロチャネル18の構造は種々考えられるが、一例として、例えば図10に示すような構造を例示できる。
図10に示す構造は、フィン28を、第3の側面36に平行な方向に断続的に延在するプレート型フィンとし、第1の側面32側ほど個々のフィン28の長さを短く、第2の側面34側ほど個々のフィン28の長さを長くしたものである。
図10の例では、フィン28とフィン28との間隔を一定としているが、必ずしも一定である必要はない。例えば、フィン28とフィン28との間隔を、第1の側面32側ほど広くし、第2の側面34側ほど狭くしてもよい。これによっても、第3の側面36側から注入される冷媒が受ける圧力損失を、第1の側面32側ほど小さくし、第2の側面34側ほど大きくすることができる。
或いは、個々のフィン28の長さを一定とし、フィン28とフィン28との間隔を、第1の側面32側ほど広くし、第2の側面34側ほど狭くしてもよい。
また、図10の例では、フィン28を、第3の側面36からの距離によらずに同じ構造としているが、第3の側面36からの距離に応じて異なる構造としてもよい。例えば、第3の側面36から離間した壁ほど(図10では右側の壁ほど)、第1の側面32側のフィン28の長さを短くし、或いは、フィン28とフィン28との間隔を広くするようにしてもよい。こうすることで、冷媒の流速の面内均一性をより高めることができる。
このように、本実施形態によれば、メインの冷媒導入部に加えてサブの冷媒導入部を設け、メインの冷媒導入部に目詰まりが生じたときにはサブの冷媒導入部から冷媒を導入するので、目詰まりによる冷却性能の低下を防止することができる。また、導管内の圧力の増加による冷媒の漏洩を防止することができる。また、マイクロチャネル内における冷媒の流速を均一化するので、サブの冷媒導入部から冷媒を導入する場合にも、冷却効率の面内均一性を維持することができる。
[変形実施形態]
上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記第1実施形態による半導体装置に、第2実施形態による半導体装置の多孔質膜を組み合わせるようにしてもよい。
また、上記第1及び第2実施形態による半導体装置に、第3又は第4実施形態による半導体装置のマイクロチャネルの構造を組み合わせるようにしてもよい。これにより、マイクロチャネル18内における冷媒の流速の制御性を向上することが可能となり、面内均一性をより高めることができる。
また、上記第1乃至第4実施形態では、第1のマニホールドを通常使用するメインマニホールドとし、第3のマニホールドを目詰まりが生じたときに使用するサブマニホールドとしたが、これらを入れ替えてもよい。第3のマニホールドをメインマニホールドとし、第1のマニホールドをサブマニホールドとする場合には、逆流防止弁62とリリーフバルブ64とを入れ替えればよい。
また、上記実施形態では、第3の側面36側から注入される冷媒が受ける圧力損失を制御する構造を設けたが、冷媒が受ける圧力損失を制御する構造は、必ずしも設ける必要はない。例えば、チップサイズが十分に小さく、冷媒の流速の面内均一性が問題にならない場合などは、冷媒が受ける圧力損失を制御する構造を設けなくてもよい。
また、上記実施形態では、マイクロチャネル18に目詰まりが生じていない通常の状態での圧力が0.1MPaであり、リリーフバルブ64の作動する圧力が0.15MPaである場合を例示したが、これら動作圧力は適宜選択することができる。好適な動作圧力は、マイクロチャネルチップの層数や構造、導管の強度等によっても変わるものであり、これらに応じて適宜選択することが望ましい。
また、上記実施形態では、第2の冷媒導入部の接続の制御にリリーフバルブ64を用いたが、この制御機構は必ずしもリリーフバルブである必要はない。例えば、リリーフバルブ64に代えて、導管52内の圧力に応じて動作する電磁バルブを用いるようにしてもよい。なお、リリーフバルブを用いる利点としては、追加の制御機構を設けることなく自動で第2の冷媒導入部への接続を実現できることが挙げられる。
また、上記実施形態に記載の半導体装置の構造等は、一例を示したものにすぎず、当業者の技術常識等に応じて適宜修正や変更が可能である。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) マイクロチャネルを有する第1の基板と半導体素子が形成された第2の基板とが積層されてなる積層体と、
前記積層体の第1の側面に接合され、前記第1の側面から前記マイクロチャネルに冷媒を導入するための第1の冷媒導入部と、
前記積層体の、前記第1の側面に接する第2の側面に接合され、前記第2の側面から前記マイクロチャネルに冷媒を導入するための第2の冷媒導入部と、
前記積層体の、前記第1の側面に対向する第3の側面に接合され、前記マイクロチャネルから前記冷媒を排出するための冷媒排出部と
を有することを特徴とする半導体装置。
(付記2) 付記1記載の半導体装置において、
前記第1の冷媒導入部から前記マイクロチャネルへ導入する前記冷媒に加わる圧力が所定値を超えたときに、前記第2の冷媒導入部から前記マイクロチャネルへ前記冷媒を導入する制御機構を更に有する
ことを特徴とする半導体装置。
(付記3) 付記2記載の半導体装置において、
前記制御機構は、前記圧力が前記所定値を超えると弁が開放されるリリーフバルブを有する
ことを特徴とする半導体装置。
(付記4) 付記1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置において、
前記第2の側面に設けられた前記マイクロチャネルの開口部の開口率は、前記第1の側面側ほど大きく、前記第3の側面側ほど小さくなっている
ことを特徴とする半導体装置。
(付記5) 付記1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置において、
前記第2の側面に設けられた多孔質膜を更に有し、
前記多孔質膜の膜厚は、前記第1の側面側ほど薄く、前記第3の側面側ほど厚くなっている
ことを特徴とする半導体装置。
(付記6) 付記1乃至5のいずれか1項に記載の半導体装置において、
前記マイクロチャネル内に配置されたフィンの密度は、前記第1の側面側ほど小さく、前記第3の側面側ほど大きくなっている
ことを特徴とする半導体装置。
(付記7) 付記6記載の半導体装置において、
前記フィンは、前記マイクロチャネル内における前記冷媒の流速が均一になるように配置されている
ことを特徴とする半導体装置。
(付記8) 付記1乃至7のいずれか1項に記載の半導体装置において、
前記積層体は、複数の前記第1の基板と、複数の前記第2の基板とを有する
ことを特徴とする半導体装置。
(付記9) マイクロチャネルを有する第1の基板と半導体素子が形成された第2の基板とが積層されてなる積層体と、前記積層体の第1の側面に接合され、前記第1の側面から前記マイクロチャネルに冷媒を導入するための第1の冷媒導入部と、前記積層体の、前記第1の側面に接する第2の側面に接合され、前記第2の側面から前記マイクロチャネルに冷媒を導入するための第2の冷媒導入部と、前記積層体の、前記第1の側面に対向する第3の側面に接合され、前記マイクロチャネルから前記冷媒を排出するための冷媒排出部とを有する半導体装置の冷却方法であって、
前記第1の冷媒導入部から前記マイクロチャネルへ前記冷媒を導入し、
前記第1の冷媒導入部から前記マイクロチャネルへ導入する前記冷媒に加わる圧力が所定値を超えたときに、前記第2の冷媒導入部から前記マイクロチャネルへ前記冷媒を導入する
ことを特徴とする半導体装置の冷却方法。
10…半導体装置
12…素子部
14…マイクロチャネルチップ
16…半導体チップ
18…マイクロチャネル
20…回路基板
22…接続電極
24…開口部
26…多孔質膜
28…フィン
32…第1の側面
34…第2の側面
36…第3の側面
42…第1のマニホールド
44…第2のマニホールド
46…第3のマニホールド
52,54,56…導管
58…分岐部
62…逆流防止弁
64…リリーフバルブ
66…目詰まり

Claims (6)

  1. マイクロチャネルを有する第1の基板と半導体素子が形成された第2の基板とが積層されてなる積層体と、
    前記積層体の第1の側面に接合され、前記第1の側面から前記マイクロチャネルに冷媒を導入するための第1の冷媒導入部と、
    前記積層体の、前記第1の側面に接する第2の側面に接合され、前記第2の側面から前記マイクロチャネルに冷媒を導入するための第2の冷媒導入部と、
    前記積層体の、前記第1の側面に対向する第3の側面に接合され、前記マイクロチャネルから前記冷媒を排出するための冷媒排出部と
    を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記第1の冷媒導入部から前記マイクロチャネルへ導入する前記冷媒に加わる圧力が所定値を超えたときに、前記第2の冷媒導入部から前記マイクロチャネルへ前記冷媒を導入する制御機構を更に有する
    ことを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1又は2記載の半導体装置において、
    前記第2の側面に設けられた前記マイクロチャネルの開口率は、前記第1の側面側ほど大きく、前記第3の側面側ほど小さくなっている
    ことを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置において、
    前記第2の側面に設けられた多孔質膜を更に有し、
    前記多孔質膜の膜厚は、前記第1の側面側ほど薄く、前記第3の側面側ほど厚くなっている
    ことを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置において、
    前記マイクロチャネル内に配置されたフィンの密度は、前記第1の側面側ほど小さく、前記第3の側面側ほど大きくなっている
    ことを特徴とする半導体装置。
  6. マイクロチャネルを有する第1の基板と半導体素子が形成された第2の基板とが積層されてなる積層体と、前記積層体の第1の側面に接合され、前記第1の側面から前記マイクロチャネルに冷媒を導入するための第1の冷媒導入部と、前記積層体の、前記第1の側面に接する第2の側面に接合され、前記第2の側面から前記マイクロチャネルに冷媒を導入するための第2の冷媒導入部と、前記積層体の、前記第1の側面に対向する第3の側面に接合され、前記マイクロチャネルから前記冷媒を排出するための冷媒排出部とを有する半導体装置の冷却方法であって、
    前記第1の冷媒導入部から前記マイクロチャネルへ前記冷媒を導入し、
    前記第1の冷媒導入部から前記マイクロチャネルへ導入する前記冷媒に加わる圧力が所定値を超えたときに、前記第2の冷媒導入部から前記マイクロチャネルへ前記冷媒を導入する
    ことを特徴とする半導体装置の冷却方法。
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