JP2015001849A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】端末装置と、情報蓄積装置とを連携させて、1以上の電子機器を制御させることにより様々なサービスを提供する仕組みにおいて制御させる電子機器を容易に特定するユーザインタフェースを提供する。【解決手段】情報処理装置は、第1の表示制御手段と第1の判定手段と第2の判定手段と第2の表示制御手段とを有する。第1の表示制御手段は、電子機器を利用したサービスの要求に応じて異なる第1の画像と、入力装置によって入力された入力画像とを表示する。第1の判定手段は、入力画像の中に第1の情報が含まれているか否かを判定する。第2の判定手段は、入力画像の中に第1の情報が含まれていると判定された場合、第1の情報から、サービスを提供する電子機器を特定できるか否かを判定する。第2の表示制御手段は、第1の情報から、サービスを提供する電子機器を特定できると判定された場合、電子機器によるサービスを提供可能であることを示す第2の画像を表示する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置およびプログラムに関する。
従来、例えばファイルサーバに記憶されているデータをプリンタで印刷させようとすると、ファイルサーバとプリンタとの間のデータ変換が規定されていないため、プリンタが処理不可能なデータについては印刷することができないという課題が存在した。このような課題を解決する制御システムは従来から知られている(例えば特許文献1参照)。
近年、ユーザは電子データを出力するプリンタ、複合機、プロジェクタなどの様々な電子機器や、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末などの様々な端末装置を利用するようになっている。これら電子機器や端末装置を利用する形態(システム)では様々な電子機器と端末装置とが連携することにより利用価値の向上が期待される。
しかしながら、従来においては、端末装置と、電子機器が実行する処理に係る電子データの入出力を行う情報蓄積装置とを連携させて、1以上の電子機器を制御させることにより様々なサービスを提供する仕組みが存在しなかった。そして、そのような仕組みにおいて制御させる電子機器を用意に特定するユーザインタフェースも考慮されていなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、端末装置と、情報蓄積装置とを連携させて、1以上の電子機器を制御させることにより様々なサービスを提供する仕組みにおいて制御させる電子機器を容易に特定するユーザインタフェースを提供可能な情報処理装置およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、電子機器を利用したサービスの要求に応じて異なる第1の画像と、入力装置によって入力された入力画像とを表示する第1の表示制御手段と、前記第1の画像の所定領域に表示される前記入力画像の中に第1の情報が含まれているか否かを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段によって、前記入力画像の中に前記第1の情報が含まれていると判定された場合、前記第1の情報から、前記サービスを提供する電子機器を特定できるか否かを判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手段によって、前記第1の情報から、前記サービスを提供する電子機器を特定できると判定された場合、前記電子機器による前記サービスを提供可能であることを示す第2の画像を表示する第2の表示制御手段と、を有することを特徴とする情報処理装置である。
本発明によれば、端末装置と、情報蓄積装置とを連携させて、1以上の電子機器を制御させることにより様々なサービスを提供する仕組みに特化した端末装置のUIを提供することができる。
図1は、実施形態に係る入出力システムの一例の構成図である。 図2は、実施形態に係るコンピュータシステムの一例のハードウェア構成図である。 図3は、実施形態に係る情報蓄積装置の一例の処理ブロック図である。 図4は、実施形態に係る携帯端末の機能構成例を示すブロック図である。 図5は、実施形態に係る入出力システムの処理手順の一例を示すシーケンス図である。 図6は、実施形態に係るアップロード画面の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係るフォルダ選択画面の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る読み取り設定画面の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係るQRコード(登録商標)読み取り画面の一例を示す図である。 図10は、実施形態に係るQRコード読み取り画面の一例を示す図である。 図11は、実施形態に係るQRコード読み取り画面の一例を示す図である。 図12は、実施形態に係るメイン画面の一例を示す図である。 図13は、実施形態に係る携帯端末の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図14は、変形例のメイン画面の一例を示す図である。 図15は、変形例のQRコード読み取り画面の一例を示す図である。 図16は、変形例のメイン画面の一例を示す図である。 図17は、変形例のQRコード読み取り画面の一例を示す図である。 図18は、変形例のQRコード読み取り画面の一例を示す図である。 図19は、変形例のQRコード読み取り画面の一例を示す図である。 図20は、変形例のQRコード読み取り画面の一例を示す図である。 図21は、変形例のQRコード読み取り画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報処理装置およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る入出力システムの構成例を示す図である。図1の例では、情報蓄積装置10がLAN(Local Area Network)などのネットワークN1に接続されている。また、一台以上のスマートフォン11、一台以上のタブレット端末12がネットワークN1に接続されている。また、一台以上のMFP(複合機)13、一台以上のプロジェクタ14がネットワークN1に接続されている。さらに、デジタルカメラ15、マイク16、スピーカ17又は他の情報蓄積装置18がネットワークN1に接続されてもよい。入出力システム1はサービス提供システムの一例である。
ネットワークN1は、例えば企業内ネットワークなど、プライベート環境のネットワークを利用できる。スマートフォン11及びタブレット端末12はユーザが携帯して操作する携帯端末の一例である。携帯端末は、スマートフォン11、タブレット端末12の他、携帯電話、ノートPCなど、ユーザが携帯して操作できる装置であればよい。この例では、携帯端末が、請求項の「情報処理装置」に対応している。
MFP13及びプロジェクタ14は電子データの入出力(例えば印刷、スキャン、投影など)を行う電子機器の一例である。また、デジタルカメラ15、マイク16、スピーカ17も電子データの入出力を行う電子機器の一例である。電子機器はMFP13及びプロジェクタ14などの他、プリンタ、スキャナ、複写機、画像表示装置など、電子データの入出力を行う装置であればよい。
MFP13は、画像処理装置の一例である。MFP13は撮像機能、画像形成機能及び通信機能を備え、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能である。MFP13はWebブラウザ機能を持ち、情報蓄積装置10内にあるHTMLデータを描画してUIを表示する。さらに、MFP13はUI上でJava(登録商標)scriptプログラムを動作させることで、ユーザからの印刷、スキャンなどの要求を受け付けることができる。プロジェクタ14は画像投影装置の一例である。プロジェクタ14は投影機能及び通信機能を備える。
情報蓄積装置10は、MFP13やプロジェクタ14で処理できないような高機能処理の実行や、ファイルサーバとしての処理の実行を行う。なお、情報蓄積装置10は、スマートフォン11やタブレット端末12などの端末装置と連携して、MFP13やプロジェクタ14等の電子機器が実行する処理に係る電子データ(請求項の「第2の情報」に対応)の入出力を行う。なお、情報蓄積装置10は複数のコンピュータに分散して構成するようにしてもよい。
(ハードウェア構成)
情報蓄積装置10は、例えば図2に示すハードウェア構成のコンピュータシステムにより実現される。なお、スマートフォン11やタブレット端末12などの携帯端末も図2に示すハードウェア構成を含む構成である。図2は、本実施形態に係るコンピュータシステムの一例のハードウェア構成図である。
図2のコンピュータシステム100は、入力装置101、表示装置102、外部I/F103、RAM104、ROM105、CPU106、通信I/F107及びHDD108などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。入力装置101はキーボードやマウスなどを含み、コンピュータシステム100に各操作信号を入力するために用いられる。
表示装置102はディスプレイなどを含み、コンピュータシステム100による処理結果を表示する。通信I/F107はコンピュータシステム100をネットワークN1に接続するインターフェースである。これにより、コンピュータシステム100は通信I/F107を介して、他の携帯端末、電子機器等とデータ通信を行うことができる。なお、携帯端末のハードウェア構成においては、キーボードやマウスなどの入力装置101が設けられずに、表示装置102は、タッチパネル式のディスプレイ装置(例えばタッチパネル式の液晶ディスプレイ装置)で構成されてもよい。一例として、本実施形態における携帯端末のハードウェア構成としては、表示装置102が、タッチパネル式のディスプレイ装置で構成されているものとする。
HDD108は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムや各種のデータには、コンピュータシステム100全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)、及び、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェアなどがある。また、HDD108は、格納しているプログラムや各種のデータを、所定のファイルシステム及び/又はDB(Data Base)により管理している。
外部I/F103は、外部装置とのインターフェースである。外部装置には、記録媒体103aなどがある。これにより、コンピュータシステム100は外部I/F103を介して、記録媒体103aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。なお、記録媒体103aにはフレキシブルディスク、CD、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード(SD Memory card)、USBメモリ(Universal Serial Bus memory)等がある。
ROM105は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM105には、コンピュータシステム100の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM104は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
CPU106は、ROM105やHDD108などの記憶装置からプログラムやデータをRAM104上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータシステム100全体の制御や機能を実現する演算装置である。
本実施形態に係るコンピュータシステム100は、上記ハードウェア構成により、後述するような各種処理を実現できる。
(情報蓄積装置10のソフトウェア構成)
次に、本実施形態に係る情報蓄積装置10のソフトウェア構成について説明する。本実施形態に係る情報蓄積装置10は、例えば図3に示すような処理ブロックで実現される。図3は本実施形態に係る情報蓄積装置の一例の処理ブロック図である。情報蓄積装置10はプログラムを実行することで、OS21、Webサーバ22、PCブラウザ用UI24、MFP用UI25、WebApi26、共有フォルダ27、ドキュメント管理部28、Web制御部29を実現している。
OS21は情報蓄積装置10のオペレーティングシステムであり、システム全体を制御する。OS21は、例えばWindows(登録商標)やLinux(登録商標)などである。
Webサーバ22はHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)で情報を送受信するソフトウェアである。Webサーバ22は、Apache Tomcat(登録商標)やIIS(登録商標)などである。
PCブラウザ用UI24はHTTPリクエストによりシステム設定画面を携帯端末に表示する。ユーザはWebブラウザ(図示せず)を使用して、システム設定画面から設定の変更を行うことができる。
MFP用UI25はHTTPリクエストによりコード情報の一例であるQRコード(登録商標)の画面をMFP13などの電子機器に表示する。QRコードはマトリックス型二次元コードである。また、MFP用UI25はHTTPリクエストにより印刷画面の表示やスキャン画面の表示などを行う。ユーザはMFP13のWebブラウザ機能を利用して印刷やスキャンの操作を行うことができる。
WebApi(Application Programming Interface)26はネットワークN1経由で利用可能である。WebApi26はHTTPリクエストを受け付け、HTTPリクエストに応じた処理を行い、HTTPレスポンスを行う。WebApi26はQRコードの生成も行う。
WebApi26は、スマートフォン11やタブレット端末12などの携帯端末からのリクエストを受信するために設けられた予め定義されたインターフェースであり、例えば関数やクラス等により構成される。
また、情報蓄積装置10のWebApi26をSDK(ソフトウェア開発キット)として携帯端末に搭載されるアプリケーションの開発者に提供できる。アプリケーションの開発者はSDKを使用してアプリケーションを開発できる。SDKは情報蓄積装置10の提供者以外のサードベンダにも提供できる。サードベンダは提供されたSDKを使用してアプリケーションを開発できる。SDKを使用して開発されたアプリケーションは携帯端末に搭載できる。
情報蓄積装置10のWebApiをSDKとして提供することにより、携帯端末は情報蓄積装置10の提供者が開発したアプリケーションだけでなく、サードベンダが開発したアプリケーションも搭載できるようになる。
共有フォルダ27はSMB(Server Message Block)プロトコルによりネットワークN1上で公開されたフォルダである。ユーザはスマートフォン11やタブレット端末12などの携帯端末を用いて、共有フォルダ27にアクセスできる。
ドキュメント管理部28は共有フォルダ27に置かれたファイルを管理し、Web制御部29からの要求に応じてデータ変換する処理を行う。なお、本実施形態におけるファイルは電子データの一形態である。Web制御部29は、WebApi26からの要求に応じてドキュメント管理部28を制御する処理を行う。
なお、情報蓄積装置10は大きく分けて2つのプロセスが動作している。1つのプロセスはWebサーバ22、PCブラウザ用UI24、MFP用UI25、WebApi26を有している。もう1つのプロセスは、共有フォルダ27、ドキュメント管理部28、Web制御部29を有している。したがって、WebApi26とWeb制御部29とはプロセス間通信を行う。
(携帯端末のソフトウェア構成)
次に、本実施形態に係る携帯端末のソフトウェア構成について説明する。図4は、本実施形態に係る携帯端末の機能構成例を示すブロック図である。なお、説明の便宜上、図4では、本発明に係る機能を主に例示しているが、携帯端末が有する機能は、これらに限られるものではない。図4に示すように、携帯端末は、通信部31と、受付部32と、アップロード画面表示部33と、ファイル一覧表示部34と、設定情報表示部35と、第1の表示制御部36と、QRコード読取部37と、解析部38と、第2の表示制御部39と、要求部40と、メイン画面表示部41と、プレビュー表示部42とを有する。
通信部31は、情報蓄積装置10と通信する機能を有する。例えばアップロード画面表示部33、ファイル一覧表示部34、設定情報表示部35、要求部40、メイン画面表示部41などは、通信部31を利用して、情報蓄積装置10から情報を取得し、情報蓄積装置10に処理を要求する。
受付部32は、各種の入力を受け付ける。この例では、受付部32は、タッチパネルに対するユーザのタッチ操作に応じた入力を受け付ける。
アップロード画面表示部33は、ユーザによる操作(この例ではタッチパネルに対するユーザのタッチ操作)に応じて、情報蓄積装置10にファイルをアップロードするメニューを表示し、情報蓄積装置10へのアップロードを行う。情報蓄積装置10へのアップロード方法として、例えばMFP13上のQRコードを読み取り、そのMFP13にスキャンをさせて情報蓄積装置10へアップロードする方法がある。また、情報蓄積装置10へのアップロード方法として、例えば携帯端末のデータを情報蓄積装置10へアップロードする方法がある。さらに、情報蓄積装置10へのアップロード方法として、例えば携帯端末のカメラ機能により撮影されたデータを情報蓄積装置10へアップロードする方法がある。
ファイル一覧表示部34は、ユーザによる操作に応じて、情報蓄積装置10内にあるファイルの一覧を表示し、ユーザからのファイルの選択を受け付ける。設定情報表示部35は、ユーザによる操作に応じて、情報蓄積装置10との接続設定を行ったり、携帯端末の設定情報を表示したりする。
第1の表示制御部36は、ユーザからの電子機器を利用したサービスの要求に応じて異なる第1の画像と、入力装置によって入力された入力画像とを表示する。ここでは、入力装置とは、携帯端末に搭載された小型のカメラであり、入力画像とは、そのカメラにより撮像された画像である。本明細書において、「撮像」とは、レンズなどの光学系により結像された被写体(撮像対象)の像を、電気信号に変換することを指す。後述するように、この例では、入力画像は、第1の画像の所定領域に表示される。第1の表示制御部36の詳細な機能については後述する。
QRコード読取部37は、携帯端末に搭載されたカメラにより撮像された画像(以下、「入力画像」と呼ぶ場合がある)にQRコード(携帯端末が読み取り可能なQRコード)が含まれているか(映り込んでいるか)否かを判定し、入力画像にQRコードが含まれていると判定した場合、そのQRコードを読み取る機能を有する。携帯端末が読み取り可能なQRコードは、予め不図示のメモリに登録されていてもよい。この例では、QRコード読取部37は請求項の「第1の判定手段」に対応し、QRコードは請求項の「第1の情報」に対応している。QRコード読取部37で読み取るQRコードには、携帯端末を情報蓄積装置10へ接続するための登録用QRコード、印刷やスキャンを行わせるMFP13を特定するためのQRコード、投影を行わせるプロジェクタ14を特定するためのQRコードなどがある。
解析部38は、QRコード読取部37によって、入力画像にQRコードが含まれていると判定された場合(つまり、QRコード読取部37によってQRコードが読み取られた場合)、QRコード読取部37によって読み取られたQRコードを解析して、ユーザから要求されたサービスを提供する電子機器を特定できるか否かを判定する。解析部38の詳細な機能については後述する。この例では、「解析部38」は、請求の「第2の判定手段」に対応している。
第2の表示制御部39は、解析部38によって、QRコード読取部37によって読み取られたQRコードから、ユーザから要求されたサービスを提供する電子機器を特定できると判定された場合、電子機器によるサービスを提供可能であることを示す第2の画像を表示する。第2の表示制御部39の詳細な機能については後述する。
要求部40は、解析部38によって、QRコード読取部37によって読取られたQRコードから、ユーザから要求されたサービスを提供する電子機器を特定できると判定された場合、情報蓄積装置10に対して、ユーザから要求されたサービスに係る処理の実行を要求する。要求部40の詳細な機能については後述する。
メイン画面表示部41は、ユーザの操作に応じて、メイン画面を表示する制御を行う。メイン画面表示部41の詳細な機能については後述する。プレビュー表示部42は、ファイル一覧表示部34により表示されたファイルの一覧からユーザがファイルを選択すると、選択されたファイルのプレビュー表示を行う。
以上に説明した携帯端末の各部の機能(通信部31、受付部32、アップロード画面表示部33、ファイル一覧表示部34、設定情報表示部35、第1の表示制御部36、QRコード読取部37、解析部38、第2の表示制御部39、要求部40、メイン画面表示部41、および、プレビュー表示部42)は、図2に示すCPU106が、RAM104をワークエリア(作業領域)としてROM105またはHDD108等に格納されたプログラムを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば上記各部の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。
(処理の詳細)
以下では、本実施形態に係る入出力システム1の処理の詳細について説明する。ここでは、一例として、スマートフォン11を経由してMFP13にスキャンを実行させる場合(ユーザから要求されたサービス(電子機器を利用したサービス)が、MFP13を利用したスキャン処理である場合)の処理について説明する。図5は、この場合における入出力システム1の処理手順の一例を示すシーケンス図である。
図5に示すように、ステップS1において、ユーザはMFP13を操作して、QRコード画面の表示を要求する。ユーザからQRコード画面表示要求があると、MFP13はステップS2において情報蓄積装置10にQRコード画面を要求し、QRコード画面を取得する。また、MFP13はステップS3において、情報蓄積装置10にQRコードを要求し、QRコードを取得する。MFP13はQRコードを含むQRコード画面を表示する。情報蓄積装置10は、MFP13やプロジェクタ14などの電子機器ごとに、当該電子機器に対応するQRコード画面およびQRコードを生成する機能を有している。
QRコード画面に表示されるQRコードには、QRコードを生成した情報蓄積装置10のIPアドレスと、QRコードを表示している電子機器(この例ではMFP13)のIPアドレスと、電子機器の能力情報と、が含まれている。電子機器の能力情報は、印刷が可能なのか、投影が可能なのか、スキャンが可能なのか、などの電子機器で実行可能な処理を示す情報である。例えばQRコードを表示しているMFP13がスキャン機能を有している場合、当該QRコードには、MFP13が実行可能な処理としてスキャン処理を示す能力情報が含まれている。
ステップS4において、ユーザはスマートフォン11を操作し、アップロード画面の表示を要求する。このユーザによる操作に応じて、スマートフォン11(アップロード画面表示部33)は、アップロード画面をタッチパネル上に表示する。図6はアップロード画面の一例を示すイメージ図である。ステップS5において、アップロード画面のアップロード先設定ボタン1001が押下されると、スマートフォン11(ファイル一覧表示部34)は、情報蓄積装置10にアップロードできるフォルダの一覧を要求し、フォルダ一覧を取得する。スマートフォン11(ファイル一覧表示部34)は、例えば図7に示すようなフォルダ選択画面をタッチパネル上に表示する。図7はフォルダ選択画面の一例のイメージ図である。
ステップS6において、ユーザはスマートフォン11を操作し、図7のフォルダ選択画面のフォルダ一覧からアップロード先のフォルダを選択する。ステップS7において、ユーザは、図6のアップロード画面の「読み取り設定」ボタン1002を押下する。「読み取り設定」ボタン1002が押下されると、スマートフォン11(設定情報表示部35)は、図8に示すような読み取り設定画面を表示する。
図8は読み取り設定画面の一例のイメージ図である。ユーザはスマートフォン11を操作し、図8の読み取り設定画面にスキャン条件を設定する。図8の読み取り設定画面ではスキャン条件の一例として原稿種類、解像度、原稿面、原稿セット方向、白紙除去、原稿セット方向、ファイル形式、両面原稿最終ページなどが設定できる。
MFP13はQRコードを含むQRコード画面を表示している間、QRコードを使用したスキャン要求があるかを情報蓄積装置10へポーリングして問い合わせる。スキャン要求を情報蓄積装置10に問い合わせる処理はバックグラウンド処理である。ステップS8において、MFP13はスキャン要求を情報蓄積装置10に問い合わせたが、情報蓄積装置10からスキャン要求無しが返されている。
なお、図5のシーケンス図に示しているステップS1〜S3のQRコード画面を表示する処理、ステップS4〜S6のアップロード先のフォルダを選択する処理、ステップS7のスキャン条件を設定する処理の順序は一例であり、順序を変更してもよい。
ステップS9において、ユーザはスマートフォン11を操作し、図6のアップロード画面の「QRコードでMFPを指定」ボタン1003を押下することで、QRコードを用いたスキャンを選択する。見方を変えれば、スマートフォン11は、ユーザからの、電子機器(この場合はMFP13)を利用したスキャンサービスの要求を受け付けると捉えることもできる。
「QRコードでMFPを指定」ボタン1003が押下されると、スマートフォン11(第1の表示制御部36)は、図9に示すようなQRコード読み取り画面を表示する。図9はQRコード読み取り画面の一例のイメージ図である。QRコード読み取り画面には、ユーザから要求された電子機器を利用したサービスごとに異なる第1の画像1100と、携帯端末に搭載されたカメラにより撮像された入力画像1101とが表示される。この例では、入力画像1101は、第1の画像1100の所定領域に表示されていると捉えることができる。例えば入力画像1101の上に第1の画像1100が重畳され、入力画像1101の一部(例えば中央部分)が、第1の画像1100の所定領域から露出して表示される形態であってもよい。
図9に例示された第1の画像1100は、ユーザが、図6のアップロード画面の「QRコードでMFPを指定」ボタン1003を押下した場合、つまり、電子機器を利用したサービスとして、MFP13にスキャンを行わせるサービスが要求された場合に対応する画像である。この第1の画像は、ユーザから要求されたサービス(電子機器を利用したサービス)に応じて異なる画像となる。図9の例では、第1の画像1100は、MFP13を利用したスキャンサービスの手順を示す画像であるが、これに限らず、各サービスに対応する第1の画像の態様は任意である。
図5のステップS10において、ユーザは、MFP13が表示しているQRコード画面上のQRコードが、QRコード読み取り画面内の入力画像に映り込むように、スマートフォン11を、MFP13が表示しているQRコード画面上のQRコードにかざす。
スマートフォン11(QRコード読取部37)は、入力画像に映り込んだQRコードが、スマートフォン11が読み取り可能なQRコードであると判定した場合は、入力画像に表示されたQRコードを読み取る。なお、読み取ったQRコードには、前述したように、スキャンデータの送信先となる情報蓄積装置10のIPアドレス(以下、「第2のIPアドレス」と称する場合がある)、スキャンデータの送信元となるMFP13のIPアドレス(以下、「第1のIPアドレス」と称する場合がある)及びMFP13の能力情報が含まれている。この例では、第1のIPアドレスは請求項の「第1のアドレス情報」に対応し、第2のIPアドレスは請求項の「第2のアドレス情報」に対応している。
QRコードを読み取った場合、スマートフォン11は、図10に示すように、QRコードの読み取りが完了したことを知らせる第3の画像1102を入力画像1101に重畳して表示する。なお、第3の画像1102の態様は、図10の例に限られるものではない。第3の画像1102は、QRコードの読み取りが完了したことを知らせるのに利用可能な画像であればよい。
スマートフォン11(解析部38)は、QRコードに含まれている能力情報が示す1以上の処理(MFP13が実行可能な1以上の処理)の中に、ステップS9においてユーザが選択したスキャン処理(ユーザから要求されたサービスに係る処理の一例)が含まれているかを判定する。
QRコードに含まれている能力情報が示す1以上の処理の中に、スキャン処理が含まれていると判定した場合は、スマートフォン11(解析部38)は、当該QRコードに含まれる第1のIPアドレスにより特定されるMFP13を、ユーザから要求されたサービスを提供する電子機器として特定できると判定し、処理を継続する。なお、当該QRコードに含まれている能力情報が示す1以上の処理の中に、スキャン処理が含まれていないと判定した場合は、スマートフォン11は、エラーを表示して終了する。なお、スマートフォン11はエラーを表示したあと、再度、QRコード読み取り画面を表示し、その後に読み取られたQRコードに含まれている能力情報が示す1以上の処理の中に、スキャン処理が含まれていると判断するまで、QRコード読み取り画面の表示を継続するようにしてもよい。
以下、QRコードに含まれている能力情報が示す1以上の処理の中に、スキャン処理が含まれていると判定した場合におけるステップS10以降の処理を説明する。ステップS11において、スマートフォン11(第2の表示制御部39)は、図11に示すように、MFP13を利用したスキャンサービスを提供可能であることを示す第2の画像1103を表示する。図11の例では、第2の画像1103は、QRコード読み取り画面のうち、スキャンサービスの開始を報知する旨を表す画像が表示される領域1110の色が、図9および図10とは異なる色に設定された画像であるが、これに限らず、第2の画像の態様は任意である。要するに、第2の画像は、MFP13を利用したスキャンサービスを提供可能であることを示す画像であればよい。
ステップS12において、スマートフォン11(要求部40)は、スキャンデータの送信先となる情報蓄積装置10のIPアドレス(QRコードに含まれる第2のIPアドレス)を利用し、アップロード先のフォルダ、スキャン条件を含むスキャン要求を、情報蓄積装置10に対して行う。なお、スキャン要求の中には、ユーザから要求されたサービスを行わせる電子機器を特定する情報として、QRコードに含まれていた第1のIPアドレスが含まれていてもよい。
ステップS13において、MFP13はステップS8と同様、QRコードを使用したスキャン要求があるかを情報蓄積装置10へポーリングして問い合わせる。MFP13はスキャン要求を情報蓄積装置10に問い合わせ、情報蓄積装置10からスキャン要求有りがアップロード先のフォルダ、スキャン条件と共に返される。MFP13はステップS14において、スキャン条件に従ってスキャンを実行する。ステップS15において、MFP13は情報蓄積装置10のアップロード先のフォルダにスキャンデータを保存する。
ステップS14、S15はスキャンされる原稿のページ数分、繰り返される。スキャンデータは、カラーか白黒かによって、JPEG形式かTIFF形式の何れかになる。原稿の全てのページのスキャンが終了すると、ステップS16において、MFP13は情報蓄積装置10にスキャンデータ変換要求を行う。
ステップS17において、情報蓄積装置10はMFP13から送られていたページ毎のスキャンデータを一つにまとめ、PDF形式のスキャンファイルに変換する。ステップS17において変換されるデータ形式はPDF形式に限定されるものではない。ステップS17において変換されるデータ形式はスキャンデータを一つにまとめるデータ形式や、スマートフォン11で表示可能なデータ形式等である。
ステップS18において、ユーザはスマートフォン11を操作し、スキャンファイルを選択するために例えば図12に示すようなメイン画面の表示を要求する。このユーザによる操作に応じて、メイン画面表示部41は、メイン画面をタッチパネル上に表示する制御を行う。図12はメイン画面の一例のイメージ図である。
ユーザからメイン画面の表示を要求されると、スマートフォン11(ファイル一覧表示部34)は、ステップS19において情報蓄積装置10にファイルの一覧を要求し、ファイル一覧を取得する。ステップS19において、スマートフォン11(メイン画面表示部41)は、例えば図12に示すような、ファイル一覧1201を含むメイン画面を表示する。
ステップS20において、ユーザはスマートフォン11を操作し、図12のファイル一覧1201からファイル(ここではスキャンファイル)を選択する。ステップS21において、スマートフォン11はユーザに選択されたファイルのダウンロードを情報蓄積装置10に要求し、スキャンファイルを取得する。そして、スマートフォン11(プレビュー表示部42)は、ダウンロードしたスキャンファイルのプレビューを表示する。
(携帯端末の処理動作)
次に、携帯端末の処理動作を説明する。ここでは、前述のスマートフォン11の処理動作を例に挙げて説明する。図13は、ユーザが、QRコードを用いたスキャンを選択する場合(MFP13を利用したスキャンサービスを要求する場合)のスマートフォン11の動作例を示すフローチャートである。説明の便宜上、QRコード画面を表示する処理、アップロード先のフォルダを選択する処理、スキャン条件を設定する処理が完了していることを前提として説明する。
まず、ユーザが、図6のアップロード画面の「QRコードでMFPを指定」ボタン1003を押下すると、スマートフォン11(第1の表示制御部36)は、図9に示すようなQRコード読み取り画面を表示する(ステップS101)。次に、ユーザは、MFP13が表示しているQRコード画面上のQRコードが、QRコード読み取り画面内の入力画像に映り込むように、スマートフォン11を、MFP13が表示しているQRコード画面上のQRコードにかざす。そして、スマートフォン11(QRコード読取部37)は、入力画像にQRコード(スマートフォン11が読み取り可能なQRコード)が含まれているか否かを判定する(ステップS102)。
ステップS102において、入力画像にQRコードが含まれていると判定した場合(ステップS102:YES)、スマートフォン11(QRコード読取部37)は、入力画像に含まれているQRコードを読み取る(ステップS103)。次に、スマートフォン11(解析部38)は、ステップS103で読み取ったQRコードに含まれる能力情報が示す1以上の処理(MFP13が実行可能な1以上の処理)の中に、スキャン処理が含まれているか否かを判定する(ステップS104)。ステップS103で読み取ったQRコードに含まれる能力情報が示す1以上の処理の中に、スキャン処理が含まれていないと判定された場合(ステップS104:NO)、処理は終了する。一方、ステップS103で読み取ったQRコードに含まれる能力情報が示す1以上の処理の中に、スキャン処理が含まれていると判定した場合(ステップS104:YES)、スマートフォン11(第2の表示制御部39)は、図11に示すように、MFP13を利用したスキャンサービスを提供可能であることを示す第2の画像1103を表示する(ステップS105)。
そして、スマートフォン11(要求部40)は、スキャンデータの送信先となる情報蓄積装置10のIPアドレス(QRコードに含まれる第1のIPアドレス)を利用し、アップロード先のフォルダ、スキャン条件を含むスキャン要求を、情報蓄積装置10に対して行う(ステップS106)。
以上に説明したように、本実施形態では、例えばMFP13を利用したスキャンサービスを要求するユーザが、スマートフォン11を操作して、図6のアップロード画面の「QRコードでMFPを指定」ボタン1003を押下した場合、図9に示すように、MFP13を利用したスキャンサービスに対応する第1の画像1100と、入力画像1101とを含むQRコード読み取り画面が表示される。そして、ユーザが、スマートフォン11に表示された入力画像1101に、MFP13に表示されたQRコードが映り込むように、スマートフォン11をMFP13にかざすと、QRコードを表示しているMFP13がスキャン機能を有している場合は、図11に示すように、MFP13を利用したスキャンサービスを提供可能であることを示す第2の画像1103が表示され、同時に、MFP13を利用したスキャンサービスが開始される。すなわち、本実施形態によれば、携帯端末と、情報蓄積装置10とを連携させて、1以上の電子機器を制御させることにより様々なサービスを提供する仕組みに特化した携帯端末のUIを提供することが可能になる。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
(変形例)
以下、変形例を記載する。以下の変形例同士は任意に組み合わせることもできる。また、以下の変形例は、上述の実施形態と任意に組み合わせることもできる。
・ 変形例1
電子機器を利用したサービスとして、例えばMFP13を利用した印刷サービスや、プロジェクタ14を利用した投影サービスが要求された場合も、上述の実施形態と同様に考えることができる。
例えば、スマートフォン11を経由してMFP13に印刷を実行させる場合(ユーザが、MFP13を利用した印刷サービスを要求する場合)、ユーザはスマートフォン11を操作し、情報蓄積装置10に保持された印刷対象のファイルを選択するために例えば図12に示すメイン画面の表示を要求する。次に、ユーザはスマートフォン11を操作し、図12のファイル一覧1201からファイルを選択する。次に、ユーザはスマートフォン11を操作し、図14に示すメイン画面の「QRコードでプリンタを指定」ボタン1210を押下することでMFP印刷を選択する。「QRコードでプリンタを指定」ボタン1210が押下されると、スマートフォン11は図15に示すようなQRコード読み取り画面を表示する。このQRコード読み取り画面には、MFP13を利用した印刷サービスに対応する第1の画像1211と、入力画像1212とが表示される。
また例えば、スマートフォン11を経由してプロジェクタ14に投影を実行させる場合(ユーザが、プロジェクタ14を利用した投影サービスを要求する場合)、ユーザはスマートフォン11を操作し、情報蓄積装置10に保持された投影対象のファイルを選択するために例えば図12に示すメイン画面の表示を要求する。次に、ユーザはスマートフォン11を操作し、図12のファイル一覧1201からファイルを選択する。次に、ユーザはスマートフォン11を操作し、図16のメイン画面の「QRコードでプロジェクタを指定」ボタン1300を押下することでプロジェクタ投影を選択する。「QRコードでプロジェクタを指定」ボタン1300が押下されると、スマートフォン11は図17に示すようなQRコード読み取り画面を表示する。このQRコード読み取り画面には、プロジェクタ14を利用した投影サービスに対応する第1の画像1301と、入力画像1302とが表示される。
・ 変形例2
スマートフォン11などの小型の携帯端末は、表示ディスプレイのサイズに限界があるため、このような小型の携帯端末においては、上述のQRコード読み取り画面が分割されて表示されてもよい。例えばユーザが、図6のアップロード画面の「QRコードでMFPを指定」ボタン1003を押下すると、スマートフォン11は、図18に示すような、MFP13の操作パネルに「QRコード」を表示させることを促す画像1400(MFP13を利用したスキャンサービスに対応する第1の画像であると捉えることもできる)を表示する。次に、ユーザが、次の画面への遷移を指示するボタン1401を押下すると、スマートフォン11は、図19に示すような、MFP13に表示されたQRコードを入力画像が表示される枠に合わせることを促す画像1402(第1の画像であると捉えることができる)と、入力画像1403とを表示する。
次に、ユーザは、MFP13が表示しているQRコード画面上のQRコードが、入力画像1403に映り込むように、スマートフォン11を、MFP13が表示しているQRコード画面上のQRコードにかざす。MFP13が表示しているQRコードの読み取りが完了した場合、スマートフォン11は、図20に示すように、QRコードの読み取りが完了したことを知らせる第3の画像1404を入力画像1403に重畳して表示する。そして、読み取ったQRコードから、ユーザから要求されたサービスを提供するMFP13を特定できると判定した場合、図21に示すように、スマートフォン11は、MFP13を利用したスキャンサービスを提供可能であることを示す第2の画像1405を表示する。
(プログラム)
上述した実施形態の入出力システム1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、各種プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
1 入出力システム
10 情報蓄積装置
11 スマートフォン
12 タブレット端末
14 プロジェクタ
31 通信部
32 受付部
33 アップロード画面表示部
34 ファイル一覧表示部
35 設定情報表示部
36 第1の表示制御部
37 QRコード読取部
38 解析部
39 第2の表示制御部
40 要求部
41 メイン画面表示部
42 プレビュー表示部
100 コンピュータシステム
特開2005−292903号公報

Claims (12)

  1. 電子機器を利用したサービスの要求に応じて異なる第1の画像と、入力装置によって入力された入力画像とを表示する第1の表示制御手段と、
    前記第1の画像の所定領域に表示される前記入力画像の中に第1の情報が含まれているか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段によって、前記入力画像の中に前記第1の情報が含まれていると判定された場合、前記第1の情報から、前記サービスを提供する電子機器を特定できるか否かを判定する第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段によって、前記第1の情報から、前記サービスを提供する電子機器を特定できると判定された場合、前記電子機器による前記サービスを提供可能であることを示す第2の画像を表示する第2の表示制御手段と、を有する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1の情報は、前記電子機器のアドレスを示す第1アドレス情報と、前記電子機器が実行可能な1以上の処理を示す能力情報と、を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2の判定手段は、前記第1の情報に含まれる前記能力情報が示す1以上の処理の中に、前記要求された前記サービスに係る処理が含まれているか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2の判定手段は、前記第1の情報に含まれる前記能力情報が示す1以上の処理の中に、前記要求された前記サービスに係る処理が含まれていると判定した場合は、前記第1の情報に含まれる前記第1アドレス情報により特定される前記電子機器を、前記ユーザから要求された前記サービスを提供する前記電子機器として特定できると判定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の情報は、前記電子機器が実行する処理に係る第2の情報の入出力を行う情報蓄積装置のアドレスを示す第2アドレス情報をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2の判定手段によって、前記第1の情報に含まれる前記能力情報が示す1以上の処理の中に、前記要求された前記サービスに係る処理が含まれていると判定された場合、前記第2アドレス情報により特定される前記情報蓄積装置に対して、前記ユーザから要求された前記サービスに係る処理の実行を要求する要求手段をさらに有する、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. コンピュータに、
    電子機器を利用したサービスの要求に応じて異なる第1の画像と、入力装置によって入力された入力画像とを表示する第1の表示制御ステップと、
    前記第1の画像の所定領域に表示される前記入力画像の中に第1の情報が含まれているか否かを判定する第1の判定ステップと、
    前記第1の判定ステップによって、前記入力画像の中に前記第1の情報が含まれていると判定された場合、前記第1の情報から、前記サービスを提供する電子機器を特定できるか否かを判定する第2の判定ステップと、
    前記第2の判定ステップによって、前記第1の情報から、前記サービスを提供する電子機器を特定できると判定された場合、前記電子機器による前記サービスを提供可能であることを示す第2の画像を表示する第2の表示制御ステップと、を実行させるためのプログラム。
  8. 前記第1の情報は、前記電子機器のアドレスを示す第1アドレス情報と、前記電子機器が実行可能な1以上の処理を示す能力情報と、を含む、
    ことを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記第2の判定ステップでは、前記第1の情報に含まれる前記能力情報が示す1以上の処理の中に、前記要求された前記サービスに係る処理が含まれているか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記第2の判定ステップでは、前記第1の情報に含まれる前記能力情報が示す1以上の処理の中に、前記要求された前記サービスに係る処理が含まれていると判定した場合は、前記第1の情報に含まれる前記第1アドレス情報により特定される前記電子機器を、前記ユーザから要求された前記サービスを提供する前記電子機器として特定できると判定する、
    ことを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記第1の情報は、前記電子機器が実行する処理に係る第2の情報の入出力を行う情報蓄積装置のアドレスを示す第2アドレス情報をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項9または請求項10に記載のプログラム。
  12. 前記第2の判定ステップによって、前記第1の情報に含まれる前記能力情報が示す1以上の処理の中に、前記要求された前記サービスに係る処理が含まれていると判定された場合、前記第2アドレス情報により特定される前記情報蓄積装置に対して、前記ユーザから要求された前記サービスに係る処理の実行を要求する要求ステップをさらに有する、
    ことを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
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