JP2015000080A - 家具及び引出し - Google Patents

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Takashi Sawada
孝 沢田
対馬 敏晴
Toshiharu Tsushima
敏晴 対馬
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TMY KENKYUSHO KK
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Abstract

【課題】かさばらないように分解しておくことができ、かつ、組立て時に容易に組み立てることのできる家具を提供する。
【解決手段】引出家具を、本体3と、この本体3の上側に収容した引出しと、から構成する。本体3を、一対の側板7と、一対の側板7の後端部間にフック連結具9を用いて取り付けた背板11と、一対の側板7の上端部に差込連結具13を用いて取り付けた天板15と、一対の側板7の内面間に高さ方向中間位置で支持連結具17を用いて取り付けられた棚板19と、を備えるように構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば屋内に設置される家具及びこの家具に設けられる引出しに関する。
例えば一般家庭に設置される本棚やラックは、背板、この背板の両側に設けられた側板及び側板の上端に設けられた天板などを備えていて、製造過程で組み立てられて出荷されるのが通常である。しかしながら、組み立てられた本棚やラックは、全体が直方体状の外形を有しているので、かさばり、運搬作業が煩雑でその負担が大きい。そこで、こういった家具などを組立て可能に構成しておき、分解してコンパクトにした状態で各家庭などに家具等を搬送し、各家庭などで搬送された家具などを組み立てるといった出荷方法も採用されていて、ここでは、例えば、ユーザが分解された家具などを自宅に持ち帰り、自分で組み立てて自宅内に設置するといったことが可能となる(特許文献1参照)。
実用新案登録第3153772号公報
ところで、こういった分解組立式の家具などは、ユーザが自分で組み立てることができるように、簡単かつ迅速な組立が可能な構成を有する必要がある。しかしながら、例えば特許文献1に記載されているような組立式の家具は、多くのネジを用いて組み立てるものであるため、組立作業が煩雑とならざるを得ない。
そこで本発明は、かさばらないように分解しておくことができ、かつ、組立て時に容易に組み立てることのできる家具及び引出しの提供を目的とする。
この目的を達成するための本発明の家具は、一対の側板と、この一対の側板の後端部に取り付けられた背板と、前記一対の側板の上端部に取り付けられた天板と、前記一対の側板間に設けられた棚板又は底板と、を備えた家具であって、前記側板の後端部と前記背板の側端部との間に設けられたフック連結具又はフック吊下連結具と、前記側板の上端部と前記天板の側端部との間に設けられた差込連結具と、前記側板(例えば前記側板の内面)と前記棚板又は前記底板の側端部との間に設けられた支持連結具又は嵌込支持連結具と、を有し、前記フック連結具又はフック吊下連結具は、前記側板の後端部と前記背板の側端部の一方に設けられたフック部材と、前記側板の後端部と前記背板の側端部の他方に設けられた、前記フック部材を引っ掛けるための又は引っ掛けて吊り下げるための受け側部材と、を含み、前記差込連結具は、前記側板の上端部と前記天板の側端部の一方に設けられた差込部材と、前記側板の上端部と前記天板の側端部の他方に設けられた、前記差込部材の差込みによりこの差込部材と抜止係合する抜止部材と、を含んでいて、前記支持連結具又は嵌込支持連結具は、前記側板の内面側に設けられた、すなわち、前記側壁の内面から突出するように設けられた支持部材と、前記棚板又は前記底板の側端部に設けられた、前記支持部材に嵌まってこの支持部材に支えられる被支持部材と、を含むものである。一対の側板間に引出しをスライド可能に配置することができるが、引出しは、一対の側板部と、この一対の側板部の後端部に取り付けられた背板部と、一対の側板部の下端部に取り付けられた底板部と、一対の側板部の先端部に取り付けられた前板部と、側板部の後端部と背板部の側端部との間に設けられた差込接続具と、側板部の先端部と前板部の間に設けられたフック接続具又はフック吊下接続具と、を備え、差込接続具は、側板部の後端部と背板部の側端部の一方に設けられた差込突起部材と、側板部の後端部と背板部の側端部の他方に設けられた、差込突起部材の差込みによりこの差込突起部材と抜止係合する抜止係合部材と、を有し、フック接続具又はフック吊下接続具は、側板部の先端部と前板部の一方に設けられたフック接続部材と、側板部の先端部と前板部の他方に設けられた、フック接続部材を引っ掛けるための又は引っ掛けて吊り下げるための受け側引掛部材と、を有し、底板部の先端部は、前板部の裏面に形成された固定用の溝に嵌り込んでいる、といったように構成できる。また、一対の側板の先端部の下側に差込用連結具を介して幕板を設けることができ、差込用連結具を、側板の先端部と幕板の側端部の一方に設けられた差込用部材と、側板の先端部と幕板の側端部の他方に設けられた、差込用部材の差込みによりこの差込用部材と抜止係合する抜止用部材と、を有するように構成できる。
本発明では、側板と背板、側板と天板及び側板と棚板又は底板の組立てがネジやボルトを用いずに、あるいはネジやボルトをほとんど又はあまり用いずに行うことができ、しかも、引っ掛ける、差し込む及び支えるといった単純な作業によって行なわれることとなる。天板は、例えば背板が側板に対して上側にずれることを防止する。また、一対の側板間に配置される引出しを上記のように構成すれば、側板部と背板部及び側板部と前板部の組立てがネジやボルトを用いずに、あるいはネジやボルトをほとんど又はあまり用いずに行うことができ、しかも、引っ掛ける及び差し込むといった単純な作業によって行なわれることとなる。引出しの底板部は、例えば側板部の内面に形成された取付溝又は取付凹部に嵌め込んで取り付けることができる。底板部の先端部を前板部の裏面に形成された固定用の溝又は固定用の凹部に嵌め込んでおけば、例えば前板部が側板部に対して上側にずれることを防止できる。
また、この目的を達成するための本発明の引出しは、一対の側板部と、この一対の側板部の後端部に取り付けられた背板部と、前記一対の側板部の下端部に取り付けられた底板部と、前記一対の側板部の先端部に取り付けられた前板部と、前記側板部の後端部と前記背板部の側端部との間に設けられた差込接続具と、前記側板部の先端部と前記前板部の間に設けられたフック接続具又はフック吊下接続具と、を備えた引出しであって、前記差込接続具は、前記側板部の後端部と前記背板部の側端部の一方に設けられた差込突起部材と、前記側板部の後端部と前記背板部の側端部の他方に設けられた、前記差込突起部材の差込みによりこの差込突起部材と抜止係合する抜止係合部材と、を有し、前記フック接続具又はフック吊下接続具は、前記側板部の先端部と前記前板部の一方に設けられたフック接続部材と、前記側板部の先端部と前記前板部の他方に設けられた、前記フック接続部材を引っ掛けるための又は引っ掛けて吊り下げるための受け側引掛部材と、を有しているものである。底板部は、例えば側板部の内面に形成された取付溝又は取付凹部に嵌め込んで取り付けることができる。また、底板部の先端部が前板部の裏面に形成された固定用の溝又は固定用の凹部に嵌まり込むように構成できる。
本発明によれば、ユーザでも簡単に組み立てることができる家具及び引出しを提供できる。
本発明に係る引出家具の全体構成を示す斜視図である。 引出家具の本体の構成を示す分解斜視図である。 側板と背板とを接続するフック連結具の構成を示すための斜視図である。 側板と背板とを接続するフック連結具の構成を示す断面図である。 側板と天板とを接続する差込連結具の構成を示すための斜視図である。 側板と天板とを接続する差込連結具の構成を示す断面図である。 抜止部材を示す図である。 側板と棚板とを接続する支持連結具の構成を示すための斜視図である。 側板と棚板とを接続する支持連結具の構成を示す断面図である。 側板と幕板の接続構造を示す図である。 引出しの分解斜視図である。 引出しの構成を示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明に係る引出家具の斜視図、図2は引出家具の本体の分解斜視図である。
引出家具1は、本体3と、この本体3の上側に収容された引出し5と、を備えている。
本体3は、一対の側板7と、この一対の側板7の後端部間にフック連結具(フック吊下連結具)9を用いて取り付けられた背板11と、一対の側板7の上端部に差込連結具13を用いて取り付けられた天板15と、一対の側板7の内面間に高さ方向中間位置で支持連結具(嵌込支持連結具)17を用いて取り付けられた棚板19と、一対の側板7の内面間に下側位置で支持連結具17を用いて取り付けられた底板21と、一対の側板7の先端部の下端部分に差込連結具13を用いて取り付けられた幕板23と、を備えている。なお、図中の符号25は、それぞれの側板7の内面上側に取り付けられた断面コ字状のレールであり、引出し5は、それぞれの側板部27の外面に設けられた凸条29をこのレール25にスライド可能に嵌め入れることで本体3に出し入れ可能に収容されている。
図3はフック連結具9の構成を示すための斜視図、図4はフック連結具9の構成を示す断面図である。
側板7はそれぞれ、外側及び内側の2枚の板材31を縦方向に延びる複数のスペーサ33を介して結合した構成を有し、背板11は、外側及び内側の2枚の板材31を横方向又は幅方向に延びる複数のスペーサ27を介して結合した構成を有している(図3では側板7も背板11も概略的に示されている)。側板7と背板11とを接続するフック連結具9は、それぞれの側板7の後端部及び背板11の側端部の間の上下2個所に配置されていて、側板7に設けられた受け側部材35と、背板11に設けられたフック部材37と、を有している。受け側部材35は中空の薄い直方体状に形成され、前壁の上下2個所に差込孔39を有し、それぞれの差込孔39の下側に係合部41を含んでいて、受け側部材35の周壁の前壁側にはスナップ抜止部43が設けられている。このような受け側部材35は、側板7の後端部に形成された受け側嵌込孔45に埋め込まれるようにして嵌め付けられている。受け側嵌込孔45は、側板7の内側板材31に受け側部材35と同一又はほぼ同一の形状及び大きさの孔47をあけ、この孔47に対応するスペーサ33部分を削ることにより形成されていて、受け側部材35は、後壁の裏面又は外面が外側板材31の内面に当接し、前壁の表面が内側板材31の内面と同一位置又はほぼ同一位置となり、スナップ抜止部43が内側板材31の外側面の孔47周囲にスナップ係合するようにこの受け側嵌込孔45内に嵌め付けられている。また、背板11に設けられたフック部材37は、直方体状の埋込基部又は嵌込基部49と、この埋込基部49の前面から突出し、下側に屈曲する上下一対のL形フック51と、埋込基部49の周壁に設けられたスナップ嵌合部53と、を備え、それぞれのL形フック51は、突出部55及びこの突出部55の先端部から下側に延びる引掛部57を有していて、背板11の側端に形成されたフック嵌込孔59に埋め込まれるようにして嵌め付けられている。フック嵌込孔59は、埋込基部49が収容されるようにスペーサ33を削ることにより形成されていて、フック部材37は、埋込基部49の前面が背板11の側端縁と一致又はほぼ一致し、スナップ嵌合部53が内外の板材31に形成された抜止孔61にスナップ嵌合するようにこのフック嵌込孔59内に嵌め付けられている。
背板11と側板7との接続は、受け側部材35の差込孔39にL形フック51を差し込み、背板11を相対的に下降させてL形フック51(より具体的には引掛部57)を受け側部材35の係合部41に係合させることにより行われるが、受け側部材35の差込孔39の幅はL形フック51の幅と等しく又はほぼ等しく、受け側部材35の係合部41の厚みはL形フック51の突出量(埋込基部49の前面からL形フック51の引掛部57までの長さ)と等しい又はほぼ等しいので、背板11と側板7との間にがたが生じないように構成されている。なお、背板11を相対的に上昇させてL形フック51を受け側部材35の差込孔39から抜き取ることにより側板7と背板11とを分離できる。
図5は差込連結具13の構成を示すための斜視図、図6は差込連結具13の構成を示す断面図、図7は抜止部材を示す図である。
天板15は、外側及び内側の2枚の板材31を幅方向に延びる複数のスペーサ33を介して結合した構成を有し、両側端部には外板63が固定されている(図5では側板7も天板15も概略的に示されている)。側板7と天板15とを接続する差込連結具13は、それぞれの側板7の上端部及び天板15の側端部の間の前後2個所に配置されていて、側板7に設けられた抜止部材65と、天板15に設けられた差込部材67と、を有している。抜止部材65は、外壁部69の両側に側壁部71を有する断面コ字状のケース73と、このケース73の奥側部75に一体的に接続されてケース73内に収められている挟み付け部77と、を備え、ケース73の奥側部75にはケース73の開口側(内側開口)を塞ぐ内壁部79が一体的に形成されていて、この内壁部79と外壁部69との間には中間位置で掛け渡された補強部80が一体的に形成されている。挟み付け部77は、ケース73の補強部80に一体的に接続された基端部81(基端部81の内端部分は内壁部79に接続されている)と、この基端部81から先端側に向かい漸次間隔が広がるように延びる一対の弾性アーム83と、それぞれの弾性アーム83の先端部に形成されたロール85と、を有し、内壁部79の先端側に位置するように形成されている。また、ケース73の奥側部75の周壁にはスナップ嵌合部87が形成されている。挟み付け部77は、ケース73の開放側に位置する面がケース73の開放端(内壁部79の内面)と一致又はほぼ一致し、ケース73の外壁部69側に位置する面が外壁部69と隙間を有するように形成されている(特に図7参照)。このような抜止部材65は、側板7の上端に形成された抜止嵌込孔89に埋め込まれるようにして嵌め付けられている。抜止嵌込孔89は、ケース73が収容されるようにスペーサ33を削ることにより形成されていて、抜止部材65は、ケース73の先端が側板7の上端縁と一致又はほぼ一致し、スナップ嵌合部87が内外の板材31に形成された抜止孔91にスナップ嵌合するようにこの抜止嵌込孔89に嵌め付けられている。また、天板15に設けられた差込部材67は、直方体の長さ方向両端部を断面円弧状に形成した形状の嵌込基部又は埋込基部93と、この嵌込基部93の前面から突出する差込突出部95と、を有し、嵌込基部93の周壁の前面側にはスナップ抜止部97が設けられている。差込突出部95の先端側は矢印状又は鏃状に形成されて差込係合部98を構成している。このような差込部材67は、天板15の側端部に形成された差込嵌込孔99に埋め込まれるようにして嵌め付けられている。差込嵌込孔99は、天板15の内側板材31に差込部材67と同一又はほぼ同一の形状及び大きさの孔101をあけ、この孔101に対応するスペーサ33部分を削ることにより形成されていて、差込部材67は、後端が外側板材31の内面に当接し、前面が内側板材31の内面と同一位置又はほぼ同一位置となり、スナップ抜止部97が内側板材31の外面の孔101周囲にスナップ係合するようにこの差込嵌込孔99内に嵌め付けられている。
天板15と側板7との接続は、天板15に設けられた差込部材67の差込突出部95を、側板7に設けられた抜止部材65の挟み付け部77に差し込むことにより行なわれる。差込突出部95の差込係合部98を一対のロール85間に差し込むと、弾性アーム83が開いて一対のロール85の間隔が広がるが、差込係合部98が一対のロール85間を通過すると弾性アーム83がスナップ的に閉じて一対のロール85の間隔が狭まり、差込係合部98の後端部の両側にロール85が係合し、差込突出部95は挟み付け部77に抜止状態で連結される。なお、天板15を上側に強く引っ張って差込係合部98でロール85の間隔を広げ、差込係合部98をロール85又は挟み付け部77から抜き出すことにより、天板15を側板7から取り外すことができる。
図8は支持連結具17の構成を示すための斜視図、図9は支持連結具17の構成を示す断面図である。
棚板19は、外側及び内側の2枚の板材31を幅方向に延びる複数のスペーサ33を介して結合した構成を有している(図8では側板7も棚板19も概略的に示されている)。側板7と棚板19とを接続する支持連結具17は、それぞれの側板7の内面側の高さ方向中間部及び棚板19の側端部の間の前後2個所に配置されていて、側板7に設けられた支持部材103と、棚板15に設けられた嵌込部材又は被支持部材105と、を有している。支持部材103は差込部材67と同一の構成を有し(差込部材67の符号を流用している)、側板7に内側板材31から形成された支持嵌込孔107(差込嵌込孔99と同一の構成なので符号を流用している)に嵌め付けられている。また、嵌込部材105は抜止部材65と同一の構成を有し(抜止部材65の符号を流用している)、棚板15に形成された被支持嵌込孔109に、ケース73の開放側が内側となるように嵌め付けられている。被支持嵌込孔109は、内側板材31に形成された、挟み付け部77を内側に開放する切欠き111を有する以外は抜止嵌込孔89と同一の構成を備えている。
棚板19と側板7との接続は、側板7の内面から突出する嵌込突出部113(差込突出部95と同一の構成)に、棚板19の切欠き111を通して挟み付け部77を嵌め付けることにより行なわれる。嵌込突出部113に挟み付け部77を嵌め付けると、ロール85が若干開いた状態で嵌込突出部113の嵌込係合部115(差込係合部98と同一の構成)の後端部を挟み付ける。なお、棚板19を上側に強く引っ張って嵌込突出部113から挟み付け部77を外すことにより、棚板19を側板7から取り外すことができる。また、底板23の側板7間への取り付けも棚板15と同様にして行なわれる。
図10は側板7と幕板23との接続構造を示す図である。
幕板23は、外側及び内側の2枚の板材を幅方向に延びる複数のスペーサ(図示せず)を介して結合した構成を有していて、両側端部には例えば外板が設けられている。側板7と幕板23との接続は、幕板23側に設けられた差込部材67と、側板7側に設けられた抜止部材65と、を備えた差込連結具13を用いて行なわれる。差込部材67は幕板23の内側板材の内面側から形成された差込嵌込孔99(図10では図示せず)に嵌め付けられ、抜止部材65は側板7に形成された抜止嵌込孔89(図10では図示せず)に嵌め付けられている。なお、幕板23が突出しないように、側板7の先端部の下端部分を窪ませてこの窪みに幕板23を嵌め込むように構成してもよい(図1の引出部分参照)。
本体3は、例えば、側板7と背板11との接続、側板7への天板15の取付け、側板7間への棚板19及び底板21の取付け、そして側板7への幕板23の取付け、といった順序で組み立てられる。
図11は引出し5の分解斜視図、図12は引出し5の構成を示す断面図である。
引出し5は、一対の側板部27と、この一対の側板部27の後端部に取り付けられた背板部117と、一対の側板部27間の下端部に取り付けられた底板部119と、一対の側板部27の先端部に取り付けられた前板部121と、を備え、側板部27、背板部117及び前板部121はそれぞれ、外側及び内側の2枚の板材31を横方向に延びる複数のスペーサ33を介して結合した構成を有していて、背板部117及び前板部121の両側端部には例えば外板(図示せず)が設けられている。図11では側板部27、背板部117及び前板部121は概略的に示されている。側板部27の後端部と背板部117の側端部との接続は差込接続具123を用いて行われ、この差込接続具123は、背板部117の側端部に設けられた差込突起部材125と、側板部27の後端部に設けられた抜止係合部材127と、を有しているが、差込突起部材125は差込部材67と同一の構成及び機能を有し、抜止係合部材127は抜止部材65と同一の構成及び機能を有している(寸法の相違はあり得るが、差込突起部材125及び抜止係合部材127には差込部材67及び抜止部材65の符号を流用している)。差込突起部材125は、背板部117の内側板材の内面側から形成された差込突起嵌込孔129(差込嵌込孔99と同一の構成、ただし寸法の相違はあり得る)に嵌め付けられ、抜止係合部材127は側板部27の後端に形成された抜止係合嵌込孔131(抜止嵌込孔89と同一の構成、ただし寸法の相違はあり得る)に嵌め付けられている。また、側板部27の先端部と前板部121の側端側との接続はフック接続具133を用いて行われ、このフック接続具133は、側板部27の先端部に設けられたフック接続部材135と、前板部121の側端側に設けられた受け側引掛部材137と、を有しているが、フック接続部材135はフック部材37と同一の構成及び機能を有し、受け側引掛部材137は受け側部材35と同一の構成及び機能を有している(寸法の相違はあり得るが、フック接続部材135及び受け側引掛部材137にはフック部材35及び受け側部材37の符号を流用している)。フック接続部材135は、側板部27の先端に形成されたフック接続嵌込孔139(フック嵌込孔59と同一の構成、ただし寸法の相違はあり得る)に嵌め付けられ、受け側引掛部材137は前板部121の内側板材の内面側から形成された受け側引掛嵌込孔141(受け側嵌込孔45と同一の構成、ただし寸法及びスペーサ33の位置関係の相違はあり得る)に嵌め付けられている。底板部117は、それぞれの側板部27の内面に形成された取付溝143内に嵌め込まれ、底板部117の先端部は、前板部121の裏面に形成された固定用の溝145に嵌り込んでいる。なお、固定用の溝145は受け側引掛部材137の前壁面にも形成されている。また、底板部117の後端部は背板部117で押えられている。
引出し5は、例えば、側板部27への前板部121の取付け、底板部119の取付け、そして側板部27への背板部117の取付け、といった順序で組み立てられる。
本発明は、構成プレートに分解された家具や引出しを簡単に組み立てるのに利用することができる。
1 引出家具
3 本体
7 側板
9 フック連結具
11 背板
13 差込連結具
15 天板
17 支持連結具
19 棚板
21 底板

Claims (6)

  1. 一対の側板と、この一対の側板の後端部に取り付けられた背板と、前記一対の側板の上端部に取り付けられた天板と、前記一対の側板間に設けられた棚板又は底板と、を備えた家具であって、
    前記側板の後端部と前記背板の側端部との間に設けられたフック連結具と、前記側板の上端部と前記天板の側端部との間に設けられた差込連結具と、前記側板と前記棚板又は前記底板の側端部との間に設けられた支持連結具と、を有し、
    前記フック連結具は、前記側板の後端部と前記背板の側端部の一方に設けられたフック部材と、前記側板の後端部と前記背板の側端部の他方に設けられた、前記フック部材を引っ掛けるための受け側部材と、を含み、
    前記差込連結具は、前記側板の上端部と前記天板の側端部の一方に設けられた差込部材と、前記側板の上端部と前記天板の側端部の他方に設けられた、前記差込部材の差込みによりこの差込部材と抜止係合する抜止部材と、を含んでいて、
    前記支持連結具は、前記側板の内面側に設けられた支持部材と、前記棚板又は前記底板の側端部に設けられた、前記支持部材に嵌まってこの支持部材に支えられる被支持部材と、を含むことを特徴とする家具。
  2. 前記一対の側板間にスライド可能に配置された引出しをさらに備え、
    前記引出しは、一対の側板部と、この一対の側板部の後端部に取り付けられた背板部と、前記一対の側板部の下端部に取り付けられた底板部と、前記一対の側板部の先端部に取り付けられた前板部と、前記側板部の後端部と前記背板部の側端部との間に設けられた差込接続具と、前記側板部の先端部と前記前板部の間に設けられたフック接続具と、を有していて、
    前記差込接続具は、前記側板部の後端部と前記背板部の側端部の一方に設けられた差込突起部材と、前記側板部の後端部と前記背板部の側端部の他方に設けられた、前記差込突起部材の差込みによりこの差込突起部材と抜止係合する抜止係合部材と、を含み、
    前記フック接続具は、前記側板部の先端部と前記前板部の一方に設けられたフック接続部材と、前記側板部の先端部と前記前板部の他方に設けられた、前記フック接続部材を引っ掛けるための受け側引掛部材と、を含んでいる、ことを特徴とする請求項1記載の家具。
  3. 前記底板部の先端部は、前記前板部の裏面に形成された固定用の溝に嵌り込んでいる、ことを特徴とする請求項2記載の家具。
  4. 前記一対の側板の先端部の下側に取り付けられた幕板と、前記側板の前端部と前記幕板との間に設けられた差込用連結具と、をさらに備え、
    前記差込用連結具は、前記側板の先端部と前記幕板の側端部の一方に設けられた差込用部材と、前記側板の先端部と前記幕板の側端部の他方に設けられた、前記差込用部材の差込みによりこの差込用部材と抜止係合する抜止用部材と、を有している、ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の家具。
  5. 一対の側板部と、この一対の側板部の後端部に取り付けられた背板部と、前記一対の側板部の下端部に取り付けられた底板部と、前記一対の側板部の先端部に取り付けられた前板部と、前記側板部の後端部と前記背板部の側端部との間に設けられた差込接続具と、前記側板部の先端部と前記前板部の間に設けられたフック接続具と、を備えた引出しであって、
    前記差込接続具は、前記側板部の後端部と前記背板部の側端部の一方に設けられた差込突起部材と、前記側板部の後端部と前記背板部の側端部の他方に設けられた、前記差込突起部材の差込みによりこの差込突起部材と抜止係合する抜止係合部材と、を有し、
    前記フック接続具は、前記側板部の先端部と前記前板部の一方に設けられたフック接続部材と、前記側板部の先端部と前記前板部の他方に設けられた、前記フック接続部材を引っ掛けるための受け側引掛部材と、を有する、ことを特徴とする引出し。
  6. 前記底板部の先端部は、前記前板部の裏面に形成された固定用の溝に嵌り込んでいる、ことを特徴とする請求項5記載の引出し。
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