JP2014533880A - 放電ランプの向上されたスポットモード動作 - Google Patents

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Abstract

照明デバイスと、放電ランプ10を動作させる方法とが説明される。放電ランプ10は、密閉放電容器と、アークを生成する2つの電極22とを含む。ドライバ回路20が、電極22に給電する。ランアップ区間56において、電力は、交流電流ILとして供給される。ランアップ区間56の間、交流電流ILの波形は、電極22へのアークの付着モードをスポットモードに変更するために、少なくとも1回、スポット実行波形に変更される。

Description

本発明は、放電ランプを含む照明デバイスと、放電ランプを動作させる方法とに関する。特に、本発明は、ランアップの間の、即ち、ランプが熱的に定常状態の動作モードに到達する前の動作区間における放電ランプの動作を向上させるデバイス及び方法に関する。
様々なタイプのアーク放電ランプが知られており、それぞれ、密閉された放電容器と、放電容器内の密閉放電空間内に突出する少なくとも2つの電極とを含む。アーク放電ランプは、電極間で点火された電気アークから光を発生させる。ランプのタイプに応じて、放電容器内に提供される構成要素は、特に、特定の充填圧の充填ガス、及び、金属ハロゲン化物又は任意選択的に水銀といった他の含有物は様々である。
ドライバ回路によって電力が電極に供給される。電力は、電極間の放電を点火させる高電圧パルスを含む。一般的に、生成される放電は、グロー放電として開始し、素早くアーク放電へと遷移する。
例えば自動車用HIDランプ、即ち、自動車のヘッドライトに使用することを目的としているランプでは、電力は、交流電流として電極に供給される。ランアップ区間では、電気アークが成功裏に確立された後、例えば35Wの公称電力を有する既知の自動車用HIDランプは、最初は、電流を最大値に制限することによって動作される。ランアップ区間の後半では、ランプは、電力曲線に従って、所定の時間をかけて、最初の高電力値から公称電力値に下がる電力制御モードで動作される。定常状態動作に遷移すると、交流電流、好適には方形波としてランプに供給される電力は、ランプの公称電力に制御される。
米国特許出願公開第2009/0230870号は、高輝度放電ランプの電子安定器について説明する。アークの形成は、点火制御、グロー・アーク遷移(glow-to-arc transition)電流制御及び初期アーク成長電流制御によって制御される。このように形成されたアークは、アーク安定化電流制御において安定化され、この後に、正常動作中のランプ電力制御が続けられる。この区間の間、交流電流は、最初は、初期アーク成長段階の間は、高いスイッチング周波数で、後に、アーク安定化及び正常動作の間は、一定の低周波数で供給される。高周波数から低周波数に切り替わる前に、電圧、ランプ電流及び動作周波数の増加がある。
本発明は、放電ランプの動作を向上させる、照明デバイスと、放電ランプを動作させる方法とを提供することを目的とする。
当該目的は、請求項1に記載の照明デバイスと、請求項15に記載の方法とによって達成される。従属請求項は、本発明の好適な実施形態を指す。
本発明は、ランプが、好適には、「スポットモード」で動作されるように、即ち、電気アークの電極への付着モードが、電極前部の大きい領域に亘ってアークが電極に付着される拡散モードではなく、小さい場所でしかアークが電極に付着されないスポットモードに対応するように、動作条件を提供するという考えに基づいている。このスポットモードは、電極損失が低く、したがって、電極温度が低いため、所与の総ランプ電力においてより高い光束が生成されるという利点を有する。更なる利点は、電磁妨害(EMI)に関して挙動が向上される点であり、この点は、自動車用HIDランプには特に重要である。好適な実施形態に関連して以下に詳細に説明されるヒステリシス挙動の認識に基づき、本発明は、スポットモードにおける動作及び後続の定常状態の動作を保証するために、ランプを、ランアップフェーズの間、スポットモードのアーク付着に切り替えることを提案する。
本発明によれば、上記は、放電ランプの点火後の特定の時間区間として規定されるランアップ区間内で、電流を、放電ランプに供給される交流電流として、供給することによって達成される。当該ランアップ区間の間に、交流電流の波形は、電極へのアークの付着モードをスポットモードに変更するために、スポット実行波形に、少なくとも1回、変更される。
以下に説明されるように、スポットモードは、一旦到達すると、通常は安定している。スポット実行波形の印加前に、ランプが既にスポットモードで動作している場合には、ランプは、このモードで動作し続ける。しかし、ランプが、アーク付着の拡散モードで動作している場合には、供給される動作電流のスポット実行波形は、成功裏に、ランプを、拡散モードからスポットモードのアーク付着に切り替える可能性が高く、それ以降の動作において、当該モードは安定したままとなる。
したがって、本発明は、後の定常状態動作の間に特別な手段を必要とすることなく、所望のスポットモード動作を達成する非常に単純な方法を提供する。
本発明の好適な実施形態によれば、その間に電力が交流電流として、好適には方形波として供給され、また、スポット実行波形が、少なくとも1回、好適には複数回、印加されるランアップ区間は、ランプの点火後1〜100秒間の時間として規定される。スポット実行波形を、点火後5秒より早く、成功裏に印加することが可能であるが、一般的に、スポットモードへの切替えが永久的であるように、ランプの動作条件が最終的な定常状態に十分に近く、ランプの構成要素、特に電極が十分に安定した熱的条件に到達するまで待つことが好適である。したがって、スポット実行波形の印加は、点火後10秒以降から開始することが更に好適で、点火後20秒以上が更に一層好適である。その一方で、スポット実行波形を、最初に、点火後100秒より後の時間に印加し、安定したスポットモードを達成することも依然として可能である。しかし、可能な限り早期にスポットモードを確立するためには、スポット実行波形を、例えば点火後60秒より先に、更に好適には点火後40秒より先に印加を開始することが好適である。
ランアップ区間の後に続く定常状態動作の間、電力は、スポット実行波形の更なる印加を必要とすることなく、電極に供給されることが好適である。これは、動作及びドライバデザインを容易にする。例えば、点火後200秒後は、電流は、スポット実行波形が印加されることなく、通常の方形波として供給される。
本発明の好適な実施形態によれば、スポットモードアーク付着を実行するために様々な波形の駆動電流が使用される。以下に説明されるように、拡散モードではなくて、スポットモードでのアーク付着は、電極全体が、拡散的に付着されたアークを維持するのに十分に加熱されていない場合に生じる。したがって、好適なスポット実行波形は、少なくとも、一方又は両方の電極を冷却するのに有効な電流波形を有する部分、即ち、電極が、減少された電流でアノードとして駆動される部分を含む。以下に説明される詳細な実施形態から明らかとなるように、冷却電流波形部は、比較的長い冷却区間によって提供され、この区間では、動作は、減少された電流値で行われる。或いは、冷却は、複数の連続するより短い冷却区間によっても達成され、これにより低電極温度が確立される。
減少された電流によってスポットモードを達成する確率は、どれだけ低い電流が選択されるか、また、どれだけ長いかに依存する。電流が低いほど、スポットモードを達成する確率は高い。減少された電流の下限は、ランプが消える電流値である。したがって、減少された電流のレベルは、アーク放電を維持するための最小電流値を上回るが、通常のランアップ電流は下回るように選択されるべきである。ランアップ電流は、ランアップ区間の間中ずっと一定ではないので、減少された電流の電流値は、スポット実行波形の開始前に印加されている瞬間ランアップ電流に比べて低くあるべきである。
更に、スポットモードを達成する確率は、減少された電流が印加される時間が長いほど、高い。しかし、減少された電流を、比較的長時間に亘って減少された電流を印加すると、人間の目に見える光束のディップ、即ち、減少につながる。これは、幾つかの用途では許容可能である。特に自動車用のヘッドライトでは、スポット実行波形が、可視のディップを生成しないことが好適である。
特に好適で有効なスポット実行波形は、まず、電極を冷却する冷却区間と、次に、電極をスポットモードに切り替える後続のスポットモード区間を伴う転流とを提供する。これらの区間の間、供給される電流は、少なくとも実質的に一定(即ち、+/−10%未満で変化する)であるが、或いは、電流は、例えば電流傾斜として冷却及びスポットモード区間内で変化することも可能である(また、多くの実際の用途において得ることがより簡単である)。
冷却区間の間、実質的に一定に、或いは、第1の電流レベル(又は、変動電流の場合は、第1の平均電流レベル)で、第1の極性を有する可変電流値の電流が電極に供給され、これにより、第1の電極は、アノードとして動作される。電流レベルは、比較的低く選択されることが好適である。これは、アノード電極の冷却につながる。
直後に続くスポットモード区間では、第2の電流レベル(又は第2の平均電流レベル)の電流が、反対の極性で供給される。冷却区間の間に既に冷却された第1の電極は、今度はカソードとして動作される。第1の電流レベルが十分に低く選択され、また、継続時間も十分に長く選択される場合、電極温度は、拡散モードを維持するためには十分ではないため、スポットモードに切り替わる。
スポット実行として有効であることが分かっている幾つかの波形では、転流後に電極に要求される第2の電流レベルの絶対値は、冷却区間の間に供給される第1の電流レベルの絶対値よりも高くなるように選択される。実験によって、第2の電流レベルは、第1の電流レベルよりも少なくとも50%高いことが有効であることが示されており、第1の電流レベルの少なくとも2倍であることが更に好適である。第1の電流レベルよりも5倍以上高いといったより高い第2の電流レベルで、一層良好な結果が得られている。ここでも、スポットモード区間に供給される電流は、実質的に一定であるか、或いは、当該区間の間に変動する。冷却及び/又はスポットモード区間において変動電流値の場合、第1及び第2の電流レベルは、各区間の継続時間に亘る時間平均値として規定される。
ランプによって生成される光束が実質的に変わらないように、スポット実行波形の印加がほとんど見えないように、また、可視の光のディップが回避されるように、スポット実行波形を選択することが好適である。これを達成するためには、第1及び第2の電流レベルと、その間にそれらが印加される冷却区間及びスポットモード区間の継続時間とは、スポット実行波形の前後で、ランプに印加される電流の+/−20%程度内である時間平均電流が得られるように選択されることが好適である。ランアップ区間の間、交流、好適には方形電流として供給される電流は、放電容器が加熱するにつれて徐々に変化する。したがって、印加されるランアップ電流レベルは、完全に一定ではないが、スポット実行波形の短い継続時間の間にほんの少しだけ変化するため、本コンテキストでは、「実質的に一定」と称する。好適には、スポット実行波形の前後に印加されるランアップ電流レベルと、スポット実行波形の間に供給される平均電流とは、可視の光のディップを回避するために、+/−10%区間以内、更に好適には+/−5%区間以内である。
本発明の実施形態によれば、好適なスポット実行波形は、1回、印加される第1のタイプの波形と、直接的な連続で、複数回、印加される第2のタイプの波形とを含む。
1回(即ち、通常のランアップに戻る前に1回)印加されるべきスポット実行波形(実際には、波形は、しばらくしてからは、繰り返し印加されてもよい)は、交互の一定又は可変の電流レベル区間を含む。これらの区間は、第1の電流レベル及び第1の極性の電流が供給される第1の区間と、第2の電流レベル及び反対の極性の電流が供給される後続の第2の区間とを含むことが好適である(これらの区間において、電流は、少なくとも、実質的に一定の電流レベルで供給されるか、或いは、変動電流である)。ここでも、第2の平均電流レベルは、第1の平均電流レベル(絶対値)よりも高くなるように選択される。第1及び第2の区間は、好適には、各々、スポット実行波形の前後に供給される交流電流の周期よりも長い継続時間を有する。ランアップ区間だけでなく、好適には、後の定常状態動作においても、動作電流は、約150〜500Hz、好適には200〜400Hzの比較的低周波数で供給される。上述の電流区間のスポット実行波形は、好適には10ミリ秒を上回る、更に好適には、少なくとも20ミリ秒の総継続時間を有する。ランプの光出力において可視となる長時間におよぶ様々な電流レベルを回避するために、2つの区間の継続時間は、合計で、好適には100ミリ秒を下回り、更に好適には60ミリ秒を下回る。第1及び第2の区間の継続時間は、好適には、第1の区間の継続時間の第1及び第2の区間の合計に対する商が、0.3乃至0.7、好適には少なくとも約0.5で、したがって、2つの区間はほぼ等しい継続時間を有するように選択される。
第1の電流レベルは、好適には、スポット実行波形の前後に印加されているランアップ電流レベルよりも小さくなるように選択され、第2の電流レベルは、好適には、ランアップ電流レベルよりも高くなるように選択される。したがって、光束は、平均的にほぼ一定のままとなる。
スポット実行波形の更に好適な実施形態では、電流は、連続した区間において、様々な電流レベルで供給される。このタイプのスポット実行波形は、好適には、直接的な連続で、複数回、繰り返される。
スポット実行波形の一例では、電流は、4つの連続区間において、様々な電流レベルで供給される。第1の区間では、第1の極性の第1の電流が、第2の区間では、第2の極性の第2の電流が、第3及び第4の区間では、第3及び第4の電流レベルで供給される。各区間において、電流レベルは、少なくとも実質的に一定でなければ、時間平均値として規定される。第1及び第2の区間において供給される電流の極性は、同じであり、第3及び第4の区間において供給される電流の極性とは反対である。更に好適な実施形態では、第1の電流レベルの絶対値は、第2の電流レベルの絶対値よりも高く、第3の電流レベルの絶対値は、第4の電流レベルの絶対値よりも高い(本コンテキストでは、電流レベルが比較される場合、それらの絶対値を基準とし、極性は無視される)。
この波形は、特に、4つの区間の連続において、複数回、繰り返される場合、スポット実行波形として有効であることが分かっている。これは、第2の区間において電流が減少されるにつれてアノードとして働く電極が冷却され、転流後、後続の区間において、反対の極性の電流を供給しなければならないからである。好適な実施形態について説明されるように、これは、当該電極について、アーク付着モードをスポットモードに切り替える可能性が高い。
好適には、第1及び第4の区間において、電流レベルは、平均電流の変動を少なくし、したがって、ほぼ一定の光出力を得るために変化させられる。したがって、高い第1の電流レベルは、低い第2の電流レベルを補償し、低い第4の電流レベルは、第3の高い電流レベルを補償する。したがって、この波形は、ランプによって生成される光束における認識可能なディップを回避するのに有効である。
好適には、上述の波形は、ランアップ区間の間に供給されるAC(方形)電流に挿入され、これにより、4つ全ての区間の総継続時間が、合計で、供給されたAC電流の1つの周期に少なくとも実質的に等しくなる。したがって、スポット実行波形は、供給される動作電流の単一の周期内に供給され、この点は、ドライバ回路のデザインを容易にする。
第1のデューティサイクル、即ち、第1の区間の継続時間と第1及び第2の区間の継続時間の合計との商だけでなく、第2のデューティサイクル、即ち、第3の区間の継続時間と第3及び第4の区間の継続時間の合計との商が、例えば25%乃至75%となるように選択されることが好適である。高い又は低いデューティサイクルは、不所望に高い電流レベルにつながるか、又は、所望の熱的挙動を達成するためには十分に長くない。更に好適には、40%乃至60%、特に好適には実質的に50%のデューティサイクルであり、したがって、4つ全ての区間は、実質的に同じ継続時間を有する。
第2の電流レベルによって除算される第1の電流レベルの値として規定される第1の電流係数と、第4の電流レベルによって除算される第3の電流レベルとして規定される第2の電流係数とは、例えば1.5乃至10となるように選択される。1.5を下回る係数は、遷移を達成するには効率的ではない。高過ぎる係数は、ドライバ回路内で実施することが困難であり、転流問題といった追加の問題を引き起こし得る。好適には、第1及び第2の電流係数は、2乃至6となるように選択される。
第1乃至第4の電流レベルの絶対値を、スポット実行波形の前後に印加されているランアップ電流レベルと比較すると、第1及び第3の電流レベルは、好適には、ランアップ電流レベルよりも高くなるように選択され、第2及び第4の電流レベルは、ランアップ電流レベルよりも低くなるように選択される。
更なる好適な実施形態では、スポット実行波形の間の転流周波数は、スポット実行波形の印加前の(好適には印加後も)ランアップフェーズに印加される転流周波数とは異なる。一例では、電流は、スポット実行波形の間に、残りのランアップフェーズの間におけるよりも低い転流周波数で供給される。このことは、電流の絶対値の連続変調が適用される場合には特に有利であることが分かっている。認識できる光出力ディップがない安定したスポットモードを得ることと、ドライバ回路の比較的容易なデザインとの両方に有効であることが分かっている好適な実施形態によれば、スポット実行波形の間の電流は、特定の転流周波数を有する交流電流として供給され、当該電流の絶対値は、連続変調される。好適には、変調は、スポット実行波形の印加前のランアップフェーズの間に印加される時間平均電流値に少なくとも実質的に等しい時間平均電流値の周りで左右対称である。特に好適には、転流周波数よりも高い変調周波数での変調である。意外なことに、実験によって、転流周波数とは異なる変調周波数を有する波形は、ランプをスポットモードに切り替えるのに有効であり、また、既存のプログラマブルドライバ回路を用いて容易に達成できることが示されている。
波形の提案される実施形態は、両方の電極が同等に影響を受け、スポットモードに切り替わるように、左右対称であることが好適である。
ランアップ区間の間に、スポット実行波形を、1回だけ印加することも可能である。スポットモードへの遷移が確実に起きるように、スポット実行波形を、異なる時間に印加することも可能であり、また、好適である。スポット実行波形の印加と印加との間は、電流は、一定周波数の交流電流として供給されることが好適である。例えば、スポット実行波形は、ランアップ区間の間に、少なくとも2回、好適には少なくとも3回、印加される。スポット実行波形は、所定の回数、及び、変更なく所定の時点において印加されてもよい。或いは、印加は、ランプから得られるフィードバック、即ち、スポットモードへの遷移が成功したかどうかを判断する測定結果に依存してもよい。電極が依然として拡散モードで動作していると判断されると、スポット実行波形が再度印加される。
更に、1つの電極だけをスポットモードに切り替えるのに適しているスポット実行波形の場合、ランアップ区間の間に、第1の電極をスポットモードに切り替える少なくとも第1のスポット実行波形と、第2の電極もスポットモードに切り替える第2の逆のスポット実行波形とを印加することが好適である。
当該デバイス及び当該方法は、スポットモードでの動作が好適である、非常に様々なタイプのアーク放電ランプの動作に使用される。特に、ランプは、HID(高輝度放電)ランプである。本発明は、自動車用HIDランプ、特に、水銀を含まない充填材を使用するランプに特に適用される。放電空間内のトリウムの存在、特に、トリウム入り電極は、スポットモード動作を促進するため、本発明は、特にトリウムを含まないアーク放電ランプに適用される。
本発明は、特にドライバ回路がランプ基部内に配置されるランプに有利に使用される。一般に、これらのランプは、20〜30W、特に25Wの公称電力で、定常状態で動作するようにデザインされている。
本発明のこれらの及び他の態様は、以下の実施形態を参照することにより明らかとなろう。
図1は、放電ランプ及びドライバ回路を含む照明デバイスの概略図を示す。 図2は、ドライバ回路が放電ランプの基部に組み込まれている当該放電ランプの概略図を示す。 図3は、定常状態動作までの放電ランプの点火後のランプ電流の概略タイミング図を示す。 図4は、様々な実施形態の一つによるスポット実行波形を有するランプ電流の概略タイミング図を示す。 図5は、様々な実施形態の一つによるスポット実行波形を有するランプ電流の概略タイミング図を示す。 図6は、様々な実施形態の一つによるスポット実行波形を有するランプ電流の概略タイミング図を示す。 図7は、様々な実施形態の一つによるスポット実行波形を有するランプ電流の概略タイミング図を示す。 図8は、様々な実施形態の一つによるスポット実行波形を有するランプ電流の概略タイミング図を示す。 図9は、様々な実施形態の一つによるスポット実行波形を有するランプ電流の概略タイミング図を示す。 図10は、様々な実施形態の一つによるスポット実行波形を有するランプ電流の概略タイミング図を示す。 図11aは、様々な実施形態の一つによるスポット実行波形を有するランプ電流の概略タイミング図を示す。 図11bは、様々な実施形態の一つによるスポット実行波形を有するランプ電流の概略タイミング図を示す。 図12は、複数のスポット実行波形を有するランプ電流を、概略タイミング図として示す。 図13は、アーク付着モード対塩圧力p及びランプ電流Iの記号による図を示す。 図14は、ランアップ区間内のランプ電流及びランプ電圧のタイミング図の一例を示す。
図1は、本実施例では、自動車のフロントリフレクタ12内に配置された自動車用HID放電ランプであるアーク放電ランプ10を概略的に示す。ランプ10は、概略的に示されるドライバ回路20への機械的接続部及び電気的接続部を含むソケット16内に受容される基部14を含む。
ランプ10は、互いに対向するように配置された電極20を有する密閉された内部放電空間18を画定する放電容器を含む。放電空間内には、希ガス、好適には、キセノンと金属ハロゲン化物とが含まれる。HIDランプ自体は当業者には知られているため、放電ランプ10のデザインの更なる詳細は、説明される必要がないであろう。
図示する実施例では、ドライバ回路20は、入力部24において、自動車のDCオンボード電圧によって供給される。ドライバ回路20は、ランプ動作電流Iを、ソケット16に提供し、基部14の電気的接続部が、ランプ動作電流Iを、電極22に印加する働きをする。
図1には、例示的なドライバ回路20の構造が大まかに示される。制御可能なDC/DC電源25が、フルブリッジスイッチングユニット26にDC電流を供給する。制御ユニット28が、所望の電流レベルを有するランプ電流Iを提供するようにDC/DC電源25を制御し、また、所望の周波数及び極性で、即ち、方形波交流電流として、電流Iを供給するようにスイッチングユニット26を駆動する。点火の間、制御ユニット28は、高電圧パルスを供給するように点火回路29を駆動する。
図2に示されるランプ10の好適な代替実施形態では、ドライバ回路20は、ランプ10の基部14内に組み込まれているため、通常のDCオンボード電圧が、基部14としての電気的接点に印加され、このように供給されたドライバ回路20は、電極22に供給するためのランプ電流Iを生成する。
当業者には知られているように、図1のランプ10(だけでなく、図2の代替実施形態)の動作は、アーク放電を点火するために電極22間に高電圧を供給し、その結果として、フル光束での定常状態動作が到達されるまで、ランプ10に電力を供給することによって達成される。定常状態では、ランプ10は、例えば300又は400Hzの比較的低い周波数の方形波交流電流として供給されるランプ電流Iで動作される。
ランプ電流Iの各半期の間、電極22のうちの1つが、アーク放電のアノードとして動作し、もう1つがカソードとして動作する。アーク付着モードとは、電気アーク放電がどのようにカソードに付着されるのかを説明するものである。拡散モードでは、アークのフットプリントは、カソード前面の大きい部分に広がる。スポットモードでは、電気アークは、小さいスポットにおいてのみ、収縮されてカソードに付着される。H.パーシュ(Pursch)他による「Arc Attachment and Fall Voltage on the Cathode of an AC high-pressure Mercury Discharge」(ジャーナル・オブ・フィジックスD:アプライドフィジックス、第35巻、2002年、1757−1760頁)に説明されるように、スポットモードにおけるカソード先端は、拡散モードにおけるよりも高い温度を有するが、スポットモードでは、残りの電極本体は低い温度を有する。
カソードへのアーク付着モードは、複数のパラメータに依存するが、そのうち、ランプ電流Iと塩圧力(salt pressure)pとが最も重要である。この2次元パラメータ空間について、図8は、スポットモードの存在領域Cと、拡散モードの存在領域Aと、共存領域Bとを概略的に示す。実験によって明らかにされているように、スポットモード領域C、即ち、図7の点線の左側におけるランプ動作は、常に、スポットモードである。同様に、拡散モード領域Aにおける動作は、常に、拡散モードで生じる。しかし、共存領域Bでは、動作モードは、ヒステリシス挙動を示す。即ち、動作モードは、先の動作モードに依存する。これは、共存領域B内では、アーク付着モードは、パラメータが変更して動作が反対のモードの領域に移行しない限り、安定したままである。
この知識を、スポットモードでの動作が好適である、特に自動車分野におけるHIDランプに適用して、ランプは、拡散モード領域Aではなく、スポットモード領域C又は共存領域B内でデザインされ及び動作されるべきである。拡散モード領域Aにある間は、スポットモードでの安定した動作は達成されず、拡散モードで共存領域Bにおいて動作するランプは、パラメータが共存領域Bに再び変更されて戻されても、当該パラメータをスポットモード領域Cに移行するように簡単に変更することによって、スポットモードに安定的に切り替えられる。
したがって、共存領域Bにおいて定常状態パラメータを有するランプ、又は、スポットモード領域C用にデザインされる一連のランプ(このうちの幾つかの個々のランプは、製造公差によって、共存領域Bにおいて動作する)が、ランプをスポットモードに一度切り替えることによって、スポットモード以降は安定するスポットモード動作を保証することが可能である。
この切替えをもたらすために、ランプ電流Iのスポット実行波形(spot-enforcing waveform)が使用される。スポットモード動作は、比較的低温のカソードが電流を供給しなければならない場合に生じるため、スポット実行波形の基本的な考えは、電極を、冷却させるように動作させることである。冷却は、特に電極を減少された電流におけるアノードとして動作させることによってもたらされる。次に、転流が生じ、電極がカソードとして働くと、アーク付着モードは、スポットモードに切り替わる可能性が高い。
図4及び図5は、ランプ電流Iのスポット実行波形30の概略的な例を示す。これらの波形は、比較的低電流の冷却区間と、ランプが比較的高電流で動作される後続のスポットモード区間とを提供する。図4に示される第1の例について、理想的な波形の一例が実線として示される。スポット実行波形30の前後では、ランプ電流Iは、電流レベルIと−Iとの間を転流される方形波形の交流電流として供給される。スポット実行波形30の間、ランプ電流Iは、第1の冷却区間32では、減少された電流レベル−Iの直流電流として供給され、その絶対値は、Iより小さい。次に、電流の転流がもたらされ、第2のスポットモード区間34では、ランプは、Iよりも大きい増加された電流レベルIにおいて供給されるランプ電流Iで動作される。したがって、第1の区間32においてアノードとして働く電極は、第2の区間34において、高電流Iが印加されると、スポットモードに切り替わる可能性が高い。第2の区間では、電極は、カソードとして動作する。逆の波形がもう1つの電極もスポットモードに切り替える可能性が高い。
先に拡散モードで動作されていたランプをスポットモードに切り替えるのに、波形30が有効であることを示すために、HIDランプを用いて実験が行われた。図7の図で説明されるように、当然ながら、実験は、ランプが概して共存領域Bにおいて動作されている場合にのみ可能である。回路20の構成要素に依存して、理想波形(実線)が得られないということもあるが、実際の測定された電流曲線は、どちらかというと、図4に示される破線のように見える。それでも依然として、電極を冷却し、電極をスポットモードに切り替えるという目的は達成される。
交互のDCレベルの波形と呼ばれる波形30では、各DCフェーズ32、34は、方形波として通常の供給の間のランプ電流Iのフル周期よりも長くあるべきである。Iの絶対値は、Iの50と80%の間であるべきであり、Iの絶対値は、Iの120と150%の間であるべきである。図4に示されるように、波形30は、好適には左右対称であり、即ち、第1及び第2の区間32、34の継続時間は、ほぼ等しく、また、Iは、IがIよりも少ない分量と同じ分量でIよりも大きい。したがって、時間平均では、波形30の間の電流供給は、Iと等しくなる。第1の区間32の間の減少された光出力と、第2の区間34の間の増加された光束とは、依然として測定可能であるが、短い継続時間を考慮すると、観察者の気がかりにはならないであろう。
交互のDCレベルの上述の波形(図4)に代えて、スポット実行波形の効果は、異なるように成形された電流曲線によっても得られる。図5は、冷却区間32とスポットモード区間34とを有する交互のレベルのスポット実行波形の第2の実施形態の対応する例を示す。これらの区間各々の間の電流Iは、(一定の又は実質的に一定の)DC電流ではなく、任意の曲線に沿って変化する。このように経時的に変化する電流の場合、電流値−I及びIは、平均電流値である。低電流による1つの電極への冷却効果も、可変電流によってももたらされるため、この波形も、成功裏に電極をスポットモードに切り替える。
図6及び図7は、スポット実行波形の第3及び第4の実施形態を示す。当該波形の第1及び第2の実施形態は、冷却区間と、その後に続く、転流後の比較的高い電流とに依存したが、図6及び図7に示される第3及び第4の実施形態は、第1及び第2の波形に対して変更されている、冷却区間32と、その後に続く第2の区間34’とを提供する。第2の区間34’では、転流後の電流も減少されたレベルにあり、絶対値Iは、ランアップ電流Iよりも低い。同様に、第4の実施形態(図7)における第2の区間34’の間の変動電流も、低い平均値Iを有する。転流後の電流レベルIの絶対値が、転流前の減少された電流値Iと同じであるこれらの波形も、ランプをスポットモードに切り替えるのに有効であることが分かっている。しかし、これらの波形は、時間平均光束が、通常のランアップの間よりも少ないという不利点がある。
図8は、スポット実行波形の第5の実施形態を示す。第5のスポット実行波形40の区間は、波形40の前後の電流レベルIにおいて供給される交流電流の区間(図8の左側に示される)に等しい総継続時間を有する。4つの連続する区間42、44、46、48において、ランプ電流Iは、可変の電流レベルI、I、−I、−Iで供給される。第1の区間42では、電流は、電流レベルIよりも高い電流レベルIで供給される。後続の冷却区間44では、電流は、電流値IがIよりも高い分量と同じ分量で、Iよりも少ない低い電流レベルIで供給される。更に、第1及び第2の区間42、44は、同じ継続時間を有するため、波形40の前半における平均電流は、Iと等しい。
第3及び第4の区間46、48は、区間42、44と同じであるが、逆の極性を有する。まず、電流は、高い絶対値−Iで供給され、後続の第4の区間48では、電流レベル−Iは、再び、比較的低い絶対値を有する。波形の前半のように、第3及び第4の区間46、48も同じ継続時間を有し、電流レベルは、Iの周りで左右対称であるため、時間平均電流は、Iのままである。
図8では、理想的な波形は、実線として示されるのに対し、測定された例は、どちらかというと、図示される点線のように見える。それでも依然として、両方の波形は、第2の区間44において第1の電極をアノードとして冷却し、後続の区間46において逆極性の高電流を印加することによって、当該第1の電極をスポットモードに切り替えるのに有効である。波形40は、左右対称で、直接的な連続で、複数回、連続的に印加されるので、第4の区間48から次の第1の区間42に遷移すると、第2の電極をスポットモードに切り替えるのにも有効である。
図9は、スポット実行波形の第6の実施形態を示す。この波形では、波形40’の印加の前後に電流レベルIで供給される電流は、可変電流レベルI、I、−I、−Iで、4つの連続区間42’、44’、46’、48’において供給される。区間42’〜48’における電流レベルは、第5の実施形態(図8)の電流レベルに対応するが、逆の時系列にある。高電流値I、−Iが、転流前に印加され、より低い電流値I、−Iが、転流後に印加される。それでも依然として、この波形は、区間44’、48’における減少された電流によって、ランプがスポットモードに切り替えられるように、この変更された波形を、数回、印加した後でも十分にアノードを冷却するのに有効である。
図10に示されるスポット実行波形の第7の実施形態は、第6の実施形態(図9)に対応するが、階段状の一定電流レベルではなく、電流傾斜を有する。反復波形40’’は、電流が、ランアップ電流値Iを下回る低い値Iから、ランアップ電流値Iを上回る電流値Iに線形に増加する第1の区間42’’を含む。後続の区間44’’では、電流波形は同じままであるが、逆の極性を有する。この波形も、ランプをスポットモードに切り替えるのに有効であることが分かっている。
更に、図8〜図10のすべての実施形態において、電流レベルI、Iは、ランアップ電流Iの周りに左右対称に選択されるため、平均電流レベルは、反復波形40、40’、40’’の印加の間、Iにおいて一定のままであり、したがって、光出力も一定のままである。
図9、図10の実施形態は、ランプをスポットモードに切り替えるのに有効であるという事実によって実証されたように、絶対電流の十分な変化は、絶対電流における当該変化が転流と同時でなくとも、スポットモード実行波形として有効である。
図11a、図11bに、転流とは独立した絶対電流レベルの変化に依存するスポット実行波形の第8の実施形態が示される。図11aは、ランプに供給されるランプ電流Iを示す。図11aの左側には、通常のランアップ電流(方形波)に対応する部分50が示され、その後に、スポット実行波形52が続く。波形52は、供給電流の絶対値の連続変調を有する。この変化は、通常のランアップフェーズ50の間に印加される電流Iの周りで左右対称であり、また、より低い値Iとより高い値Iとの間で変化する。図11bにおいて、絶対電流の変化がよりよく分かる。図11bでは、ランプ電流I以外に、逆ランプ電流−I(点線)も示される。
この好適な実施形態では、IとIとの間の変調は、250Hzの変調周波数でもたらされる一方で、波形52の間の転流周波数は、200Hzである。通常のランアップフェーズ50の間、転流周波数は、400Hzである。スポット実行波形52のために、転流周波数は、200Hzに下げられ、これにより、250Hzの変調周波数は、転流周波数よりも高くなる。
図11aに示される結果として得られる波長52は複雑に見えるが、この波形52は、利用可能なドライバ回路において生成するのが比較的簡単であることが分かっている。絶対電流値は人間の目には認識不可能である250Hzの周波数で変化するため、スポット実行波形52の間の見掛け上の光出力は、一定である。更に、スポット実行波形52の印加中の光束は、スポット実行波形52の前後に印加される通常のランアップ電流40の間と同じである。これは、変調がIの周りで左右対称であるため、同じ時間平均光束を提供するからである。
一般的に、スポット実行波形52の間のより低い転流周波数は、スポット実行効果を達成するために、必ずしも必要ではない。しかし、変調周波数は、光束が人間の目によって一定に知覚されるように十分に高いことが好適であり、したがって、100Hz、好適には200Hzを上回る変調周波数が望ましい。しかし、利用可能なドライバ回路では、達成可能な変調周波数は、例えば250Hzに限定される。変調周波数は、転流周波数よりも高くあるべきであるので、スポット実行波形52の間のみ、残りのランアップ波40の間よりも低い転流周波数を印加することが好適である。
スポット実行波形は、ランプのランアップの間に印加される。本コンテキストでは、この用語は、ランプ10の点火後で、ランプが完全に安定した定常状態動作に到達する前の時間区間を指す。図3は、点火(ピーク50)後の放電ランプの動作の様々なフェーズを概略的に示す。なお、当然ながら、図3は、特に、時間軸において、縮尺通りではない。第1の点火フェーズ52は、約100ナノ秒の継続時間を有し、後続のテイクオーバ区間54は、グロー・アーク遷移とも呼ばれるが、約100マイクロ秒の継続時間を有する。
本発明は、グロー・アーク遷移54が完了し、安定したアークが存在する状況のアーク付着モードを扱う。これは、ランアップ区間56の始まりにおける状況であり、ランアップ区間の間、放電空間の壁が加熱し、放電空間18内の条件が変化するに連れて、ドライバ回路20は、ランプ電流Iを、後の定常状態動作58におけるのと同じ低周波数であるが、定常状態領域58において熱的に安定した条件及びフル光束が到達されるまで経時的に変化するように制御される電力及び又は電流レベルの方形波交流電流として印加する。定常状態領域58では、ドライバ回路20は、例えば25Wであるランプ10の公称電力値への電力の制御に従って、ランプ電流Iを供給する。
ランアップ区間56の継続時間は、異なるタイプのランプ10によって、また、同じランプであっても異なる初期温度によって、即ち、「冷たい」ランアップと「熱い」ランアップとによって異なるが、一般的には、冷たいランアップでは、約100秒の継続時間を有する。
ランアップフェーズ56の間、図3に概略的に示されるスポット実行波形30、40は、その時間まで、スポットモードに自然に到達していない場合に、ランプの1つの電極又は両電極をスポットモードに切り替えるように、少なくとも1回、印加される。
スポットモード実行波形30に関連して上述されたように、スポットモード実行波形は、1つの電極をスポットモードに切り替えるようにデザインされている。当然ながら、もう一方の電極もスポットモードに切り替えるために、逆波形を提供することも好適である。更に、放電空間18内のアークの動作パラメータは、ランアップ区間56中に、放電容器が加熱する間に、変化するので、ランプ10が確実に、可能な限り早期に、両電極22においてスポットモードに切り替わるように、スポット実行波形を、ランアップ区間56の間に、複数回、提供することが好適である。
図12は、ランプが、一般に電流レベルIにおける方形波交流電流で駆動される区間の間に、好適なスポット実行波形40がどのように、複数回、印加されるのかを説明する例を示す。なお、当然ながら、この好適な波形40について、ドライバ回路は、同じレベルにおける電流と周波数とを供給し続け、波形40は、波形40の第1から第4の区間における電流レベルを変更するようにパルスを重ねることによって達成されてもよい。
図14は、スポット実行波形がランプのランアップ区間の間に印加される、印加の実際例のタイミング図を示す。25Wの定格電力及びトリウムを含まない電極を有する、Hgのない自動車用HIDランプのランアップ区間の最初の40秒におけるランプ電流及びランプ電圧が示される。
電流は、実線で示される。0秒(即ち、ランプの点火)と約10秒との間では、ドライバは、電流を、2.3Aと2.0Aの2つの固定レベルに維持する。10秒以降では、電流は、(10秒における)2Aから40秒における約0.7Aへの電流減少を与えることによって、プログラムされた電力曲線に従う。同時に、ランプ電圧(破線)は、24V(冷たいランプ)から40秒において40V付近にまで上昇する。40秒における瞬間ランプ電力は、28W、即ち、25Wの最終出力はまだ到達していないが、本実施例では、120秒の前に到達する。
両電極へのアーク付着が、カメラを用いて常時モニタリングされた。両電極は、開始から18秒までは拡散モードで動作することが観察された。図6に示されるタイプのスポット実行波形が、以下のパラメータ、即ち、スポット実行の前の平均電流I0=0.81A、レベルI1=1.10A、レベルI2=0.53A、I3=−I1、I4=−I2を用いて、開始後18秒と19秒との間に印加された。19秒以降、印加区間の終わりまで、両電極は、スポットモードで動作することが観察された。18秒と19秒との間の拡散・スポット遷移は、約1.5V分のランプ電圧における急激な減少によって、また、(ドライバの電力制御によって与えられる)ランプ電流の結果としてもたらされる増加によって、図14においても明らかである。
本発明の多数の修正形態及び変形形態が、上述の教示内容に鑑みて可能である。したがって、本発明は、添付の請求項の範囲において、本明細書において具体的に説明したものとは異なる方法で実施されてもよいことは理解されるべきである。特に、本発明は、異なるタイプの放電ランプを用いて実施されてもよく、また、異なるスポット実行波形を使用してもよい。
請求項において、「含む」との用語は、他の要素又はステップを排除するものではなく、また、「a」又は「an」との不定冠詞も、複数形を排除するものではない。特定の手段が相互に異なる従属請求項に記載されるからと言って、これらの手段の組み合わせを有利に使用することができないことを示すものではない。請求項における任意の参照符号は、範囲を限定しているものと解釈されるべきではない。

Claims (15)

  1. 密閉放電空間と、電気アークを生成するように前記密閉放電空間内に配置された少なくとも2つの電極とを含む放電ランプと、
    前記少なくとも2つの電極に給電するドライバ回路と、
    を含み、
    前記ドライバ回路は、前記放電ランプに交流電流を供給することによって、前記電気アークの点火後のランアップ区間内に給電し、
    前記ランアップ区間の間、前記少なくとも2つの電極のうちの少なくとも1つへの前記電気アークの付着モードをスポットモードに変更するために、前記交流電流の波形は、スポット実行波形に、少なくとも1回、変更される、照明デバイス。
  2. 前記スポット実行波形は、最初に、前記放電ランプの点火後、1〜100秒で印加される、請求項1に記載の照明デバイス。
  3. 前記スポット実行波形を印加する前に、前記交流電流は、ランアップ電流レベルで印加され、
    前記スポット実行波形は、少なくとも、前記ランアップ電流レベルを下回る減少された電流レベルの電流が前記少なくとも2つの電極に供給される冷却区間を含む、請求項1又は2に記載の照明デバイス。
  4. 前記スポット実行波形は、第1の電極がアノードとして動作されるように、第1の電流レベルで、第1の極性を有する電流が前記少なくとも2つの電極に供給される冷却区間と、前記第1の電極がカソードとして動作されるように、第2の電流レベルで、反対の極性を有する電流が前記少なくとも2つの電極に供給される、前記冷却区間の直後のスポットモード区間とを含む、請求項1乃至3の何れか一項に記載の照明デバイス。
  5. 前記第2の電流レベルの絶対値は、前記第1の電流レベルの絶対値よりも高い、請求項4に記載の照明デバイス。
  6. 前記スポット実行波形を印加する前後、前記交流電流は、実質的に一定のランアップ電流レベルを有する交流電流として供給され、
    前記スポット実行波形の間の時間平均電流レベルは、前記ランアップ電流レベルの+/−20%以内である、請求項1乃至5の何れか一項に記載の照明デバイス。
  7. 前記スポット実行波形は、少なくとも、第1の平均電流レベル及び第1の極性で電流が供給される第1の区間と、第2の平均電流レベル及び前記第1の極性とは反対の第2の極性で電流が供給される、前記第1の区間の直後の第2の区間とを含み、
    前記区間各々は、前記スポット実行波形の前後に供給される前記交流電流の区間よりも長い継続時間を有する、請求項1乃至6の何れか一項に記載の照明デバイス。
  8. 前記スポット実行波形を印加する前に、前記交流電流は、ランアップ電流レベルで印加され、
    前記スポット実行波形は、第1の極性で電流が供給される少なくとも1つの区間と、反対の極性で電流が供給される後続の区間とを含み、
    前記区間のうちの少なくとも1つの区間の間は、平均電流レベルは、前記ランアップ電流レベルよりも低く、
    前記区間は、複数回、繰り返される、請求項1乃至7の何れか一項に記載の照明デバイス。
  9. 前記スポット実行波形は、少なくとも、
    第1の平均電流レベル及び第1の極性で電流が供給される第1の区間と、
    前記第1の平均電流レベルとは異なる第2の平均電流レベル及び同じ極性で電流が供給される、前記第1の区間の直後の第2の区間と、
    第3の平均電流レベル及び前記第1の極性とは反対の極性で電流が供給される、前記第2の区間の直後の第3の区間と、
    前記第3の平均電流レベルとは異なる第4の平均電流レベル及び同じ極性で電流が供給される、前記第3の区間の直後の第4の区間と、
    を含む、請求項1乃至8の何れか一項に記載の照明デバイス。
  10. 前記第1の平均電流レベルは、前記第2の平均電流レベルの絶対値よりも高い絶対値を有し、
    前記第3の平均電流レベルの絶対値は、前記第4の平均電流レベルの絶対値よりも高い、請求項9に記載の照明デバイス。
  11. 前記スポット実行波形の前後に、前記交流電流は、実質的に一定のランアップ電流レベルを有する交流電流として供給され、前記第1の平均電流レベルの絶対値は、前記ランアップ電流レベルの絶対値よりも高く、前記第2の平均電流レベルの絶対値は、前記ランアップ電流レベルの絶対値よりも小さく、
    前記第3の平均電流レベルの絶対値は、前記ランアップ電流レベルの絶対値よりも高く、前記第4の平均電流レベルの絶対値は、前記ランアップ電流レベルの絶対値よりも小さい、請求項9又は10に記載の照明デバイス。
  12. 前記スポット実行波形の間、前記交流電流は、残りのランアップフェーズの間におけるよりも低い転流周波数を有する交流電流として供給される、請求項1乃至11の何れか一項に記載の照明デバイス。
  13. 前記スポット実行波形の間、前記交流電流は、転流周波数を有する交流電流として供給され、
    前記交流電流の絶対値は、連続変調される、請求項1乃至12の何れか一項に記載の照明デバイス。
  14. 前記交流電流は、前記転流周波数よりも高い変調周波数で連続変調される、請求項13に記載の照明デバイス。
  15. 密閉放電容器と少なくとも2つの電極とを含む放電ランプを動作させる方法であって、
    前記放電ランプに交流電流を印加することによって、前記放電ランプの点火後のランアップ区間の間に、前記放電ランプに給電するステップを含み、
    前記ランアップ区間の間、前記少なくとも2つの電極への電気アークの付着モードをスポットモードに変更するために、前記交流電流の波形は、スポット実行波形に、少なくとも1回、変更される、方法。
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