JP2014530378A - 最適化された超大面積光ファイバ - Google Patents

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Abstract

本発明の特定の実施形態は、最適化されたトレンチ・アシスト型超大面積(ULA)光ファイバを含むことができる。本発明の実施形態によれば、性能指数(FOM)性能について最適化されたトレンチ・アシスト型光ファイバが提供される。光ファイバは、長手方向軸を有するコア領域と、前記コア領域を取り囲むシェルフ領域と、前記シェルフ領域を取り囲むクラッディング領域とを含み、前記コア、およびシェルフ、ならびにクラッディング領域が、前記軸の方向の前記コアおよびシェルフ領域の基本横モードでの信号光の伝播をサポートし、導くように構成される。光ファイバは、さらに、135μm2と約170μm2の間のコア実効面積(Aeff)、約0.08%より大きい相対的実効屈折率差(Neff)、0.185dB/km未満の1550nmでの損失、および、約0.5dB未満の性能指数(FOM)フロンティア距離を有する屈折率プロファイルを含む。

Description

関連出願
本出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれている、「Optimized Ultra Large Area Optical Fibers」と題する、_に本出願と同時に出願した出願番号_に関連する。
本出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれている、「Optimized Ultra Large Area Optical Fibers」と題する、_に本出願と同時に出願した出願番号_にも関連する。
本発明は、一般に、光ファイバに関し、詳細には、最適化された超大面積光ファイバに関する。
超大面積(ULA)光ファイバは、一般に、例えば、送信機と受信機の間の固定された距離で必要な光増幅器の数を削減するために、および/または、固定された増幅器間隔でサポートされる光増幅器の数を増加させるために、長距離伝送用途で利用される。高い光パワーで信号をファイバ内に入射することによって、必要とする光増幅がより少なくなり、したがって、信号に付加されるノイズがより少なくなる。しかしながら、自己位相変調、相互位相変調、交差偏光変調、四光波混合などを含む非線形効果が、伝送される光パワー密度の関数として増加する可能性がある。ULA光ファイバの大きい実効面積は、伝送される所与の量の光パワーに対してより低いパワー密度を提供することによって、非線形効果を低減する助けとなり得る。しかしながら、信号を減衰させる可能性がある曲げ損失が、実効面積の増加と共に増加する可能性がある。したがって、光ファイバは、特別なコアおよびクラッディング(cladding)の屈折率プロファイルで、および、マイクロベンディング(microbending)およびマクロベンディング(macrobending)損失を低減する助けとなり得る材料で設計されてきた。
様々な光ファイバには、ファイバのコアの外側およびファイバのクラッディング内に、ディプレストインデックス(depressed-index)・リングまたはトレンチ領域が形成される。このようなファイバは、波長分散および曲げ損失を含む伝送特性を改善することができる。トレンチ・ファイバ設計は、1987年4月2日に出願された米国特許第4,852,968号でReedによって最初に開示された。Gibsonによる米国特許出願第2007/0003198号には、中央コア、および中央コアとトレンチの間の環状領域のパワー分布を制御することによって損失を低減する、トレンチ・アシスト型(trench−assisted)ファイバが開示されている。米国特許第7,164,835号は、ファイバのマイクロベンド感度を低減するためのトレンチ・アシスト型設計を開示している。欧州特許第EP1978383A1号は、トレンチのないULAファイバと比較してマイクロベンド感度が改善されたULAファイバのためのトレンチ・アシスト型設計を開示している。米国特許第7,555,187号には、許容可能なマイクロベンド損失を伴う、非常に大きい実効面積を有するファイバが開示されている。Yamamoto(Y.Yamamotoら、「OSNR−Enhancing Pure−Silica−Core Fiber with Large Effective Area and Low Attenuation」、OFC 2010、paper OTuI2、2010年3月)は、Aeff=134μmおよび1550nm損失=0.169db/kmを有するファイバを開示している。このファイバは、ディプレスト・クラッディングの屈折率プロファイル、および、標準的なシングル・モード・ファイバの100倍より大きいマイクロベンディング感度で設計される。Bigot−Astruc(M.Bigot−Astrucら、「125μm glass diameter single mode fiber with Aeff of 155μm」、OFC 2011、paper OTuJ2、2011年3月)は、155μm、および、標準的なシングル・モード・ファイバの約10倍のマイクロベンディング感度を有するトレンチ・アシスト型ファイバを開示しているが、このファイバは、0.183dB/kmである1550nmの減衰を有する。Bickham(Bickham、「Ultimate Limits of Effective Area and Attenuation for High Data Rate Fibers」、OFC 2011、paper OWA5、2011年3月)は、約139μmのAeffを有するトレンチ・アシスト型ファイバを開示しているが、マイクロベンディング感度は、大きく、ファイバが輸送スプール上に配置されたとき低い減衰を達成するために、特別な低モジュラス(modulus)・コーティング材料を必要とする。
米国特許第4,852,968号 米国特許出願第2007/0003198号 米国特許第7,164,835号 欧州特許第EP1978383A1号 米国特許第7,555,187号
Y.Yamamotoら、「OSNR−Enhancing Pure−Silica−Core Fiber with Large Effective Area and Low Attenuation」、OFC 2010、paper OTuI2、2010年3月 M.Bigot−Astrucら、「125μm glass diameter single mode fiber with Aeff of 155μm2」、OFC 2011、paper OTuJ2、2011年3月 Bickham、「Ultimate Limits of Effective Area and Attenuation for High Data Rate Fibers」、OFC 2011、paper OWA5、2011年3月 K.Petermann、「Teory of Microbending Loss in Monomode Fibres with Arbitrary Refractive Index Profile、Archiv fur Elektronik and Ubertragungstechnik、vol.30、no.9(1976年)、337〜342頁」 Y.Namihira、「ITU−T Round Robin Measurement for Nonlinear Coefficient(n2/Aeff)of various Single Mode Optical Fibers」 M.Ohashiら、「Optical Loss Property of Silica−Based Single−Mode Fibers」、J.of Lightwave Tech.、vol10、no5、1992年5月 K.Nakajimaら、「Dopant Dependence of Effective Nonlinear Refractive Index in Ge02− and F−Doped Core Single−Mode Fibers」、IEEE Photonics Tech.Letters、Vol14、No4、2002年4月 R.BlackおよびC.Task、「Equivalent Optical Waveguides」、Journal of Lightwave Tech.、Vol.2、No3、1984年6月、268〜276頁
従来技術は、損失またはマイクロベンド感度を低減したファイバを製作し、かつ非常に大きい実効面積を有するULAファイバを製造するために、トレンチ・アシスト型ファイバ設計をどのように使用するかについての豊富な情報を提供している。しかしながら、従来技術は、いくつかの主要な性能メトリクスにわたって同時に最適な性能特性を提供することになるトレンチ・アシスト型ULAファイバをどのように製作するのかを認識または教示していない。
上記の必要性のいくつかまたはすべては、本発明の特定の実施形態によって対処され得る。本発明の特定の実施形態は、最適化された超大面積光ファイバを含むことができる。
本発明の実施形態によれば、性能指数(FOM)性能について最適化されたトレンチ・アシスト型光ファイバが提供される。光ファイバは、長手方向軸を有するコア領域と、前記コア領域を取り囲むシェルフ領域と、前記シェルフ領域を取り囲むクラッディング領域とを含み、前記コア、およびシェルフ、ならびにクラッディング領域が、前記軸の方向の前記コアおよびシェルフ領域の基本横モードでの信号光の伝播をサポートし、導くように構成され、クラッディング領域が、内側トレンチおよび外側トレンチを含む。光ファイバは、さらに、135μmと約170μmの間のコア実効面積(Aeff)、約0.08%より大きい相対的実効屈折率差(Neff)、0.185dB/km未満の1550nmでの損失、および、約0.5dB未満の性能指数(FOM)フロンティア(frontier)距離を有する屈折率プロファイルを含む。FOMフロンティア距離は、=(A0+A1×コア・デルタ0.5+A3×シェルフ幅+A4×トレンチ・デルタ+A5×トレンチ体積+A6×外側トレンチ幅+A7×外側トレンチ・デルタ+A8×トレンチ・デルタ×トレンチ幅+A9×トレンチ・デルタ×外側トレンチ幅+A10×トレンチ・デルタ×外側トレンチ・デルタ)として定義され、ここで、A0は、約−0.9であり、A1は、約35であり、A3は、約0.035であり、A4は、約270であり、A5は、約−0.02であり、A6は、約0.007であり、A7は、約−150であり、A8は、約50であり、A9は、約−15であり、A10は、約8500である。
本発明の別の実施形態によれば、マイクロベンド性能のために最適化されたトレンチ・アシスト型光ファイバが提供される。光ファイバは、長手方向軸を有するコア領域と、前記コア領域を取り囲むシェルフ領域と、前記シェルフ領域を取り囲むクラッディング領域とを含み、前記コア、およびシェルフ、ならびにクラッディング領域が、前記軸の方向の前記コアおよびシェルフ領域の基本横モードでの信号光の伝播をサポートし、導くように構成され、クラッディング領域が、内側トレンチおよび外側トレンチを含む。光ファイバは、さらに、135μmと約170μmの間のコア実効面積(Aeff)、約0.08%より大きい相対的実効屈折率差(Neff)、0.185dB/km未満の1550nmでの損失、および、約90%未満のマイクロベンド・フロンティア(MBF)距離を含み、ここで、マイクロベンド・フロンティア(MBF)距離は、B1×コア・デルタ+B2×(コア半径)−1+B3×コア体積+B4×トレンチ・デルタ+B5×(トレンチ内半径)−1+B6×トレンチ内半径+B7×トレンチ体積+B8×トレンチ体積×トレンチ内半径として定義され、B1は、約690であり、B2は、約−0.7であり、B3は、約−0.2であり、B4は、約14であり、B5は、約3であり、B6は、約0.07であり、B7は、約0.03であり、B8は、約−0.0016である。
本発明の他の実施形態および態様は、本明細書で詳細に説明され、特許請求される発明の一部とみなされる。他の実施形態および態様は、以下の詳細な説明、添付図面、および特許請求の範囲を参照して理解され得る。
ここで、添付のグラフおよび図を参照することになり、グラフおよび図は、必ずしも一定の縮尺で描かれていない。
多くの例示的なトレンチ・アシスト型ファイバ設計に関する実効面積の関数としてのマイクロベンド感度のグラフである。 多くの例示的なトレンチ・アシスト型ファイバ設計に関する性能指数(FOM)対マイクロベンド感度のグラフである。 本発明の例示的な実施形態による、例示的な光ファイバのファイバ半径の関数としての屈折率プロファイルの図である。 本発明の例示的な実施形態による、性能指数フロンティア距離の0.5dB回帰予測内に選択され、マイクロベンド・フロンティア距離の1000%内にフィットされた例示的な光ファイバ設計を示す。 本発明の例示的な実施形態による、フロンティア距離対マイクロベンド感度がプロットされた、選択された例示的な光ファイバ設計を示す。 本発明の例示的な実施形態による、フロンティア距離対コア半径がプロットされた、選択された例示的な光ファイバ設計を示す。 本発明の例示的な実施形態による、フロンティア距離対シェルフ幅がプロットされた、選択された例示的な光ファイバ設計を示す。 本発明の例示的な実施形態による、フロンティア距離対トレンチ内半径がプロットされた、選択された例示的な光ファイバ設計を示す。 本発明の例示的な実施形態による、フロンティア距離対トレンチ体積がプロットされた、選択された例示的な光ファイバ設計を示す。 本発明の例示的な実施形態による、マイクロベンド・フロンティア(MBF)距離対コア・デルタがプロットされた、選択された例示的な超大面積光ファイバ設計を示す。 いくつかの製造されたファイバについて測定され、計算されたパラメータの表である。 多くの例示的なトレンチ・アシスト型ファイバ設計に関する実効面積の関数としてのマイクロベンド感度のグラフである。 本発明の例示的な実施形態による、測定された光ファイバの屈折率プロファイルをファイバ半径の関数として示す。
本発明の実施形態が示される添付図面を参照して、本発明の実施形態を、以下により完全に説明する。しかしながら、本発明は、多くの異なる形態で具体化されてよく、本明細書に記載の実施形態に限定されると解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、本開示が、徹底的かつ完全となり、本発明の範囲を当業者に完全に伝えるように、提供される。同じ数字は、全体を通じて同じ要素を指す。
本発明の例示的な実施形態は、いくつかの主要な性能メトリクスにわたって同時に最適化される性能特性を有する超大面積(ULA)光ファイバのパラメータを提供する。従来技術の焦点は、マイクロベンド感度を低減することにあった。しかしながら、ULAファイバの許容可能な性能レベルを維持することは、非常に真に実際的な懸念である。「マイクロベンド・フロンティア」の概念は、本明細書では、特定の設計が達成する実効面積およびマイクロベンディング感度の最適な組み合わせにどれくらい近いかについて定量化するために利用される。
本明細書で提示する概念を使用して、低マイクロベンディング、低マクロベンディング、許容可能なカットオフ、および、ある範囲のAeffにわたる性能指数の最大化を同時に与える、多くのトレンチ・アシスト型ファイバのプロファイルが計算され、発見された。このような計算は、屈折率プロファイル・パラメータを、性能パラメータに間接的にのみ関連付けることができる。
第1のステップでは、計算は、電界を直接計算するための屈折率プロファイル・パラメータ、および、屈折率プロファイルによって形成される導波路の結合された電磁モードの伝搬定数から開始する。これは、固有値および固有ベクトルを見つけるために、スカラー・ヘルムホルツ方程式を解くことによって達成される。第2のステップとして、屈折率プロファイルに関連する性能メトリクスが、光損失、Aeff、カットオフ、マクロベンディング、マイクロベンディングなどを見つけるために、一連の追加の計算によって、電界および伝搬定数から計算される。
本開示で識別される例示的なプロファイルは、従来技術から区別される。しかしながら、トレンチ・プロファイル設計は、プロファイルおよびメトリクスに同時に影響を与える複数のパラメータを有する。したがって、互いに独立してプロファイル・パラメータの範囲によって所望のプロファイルを定義することは、不十分である。独立して指定されたプロファイル・パラメータの広い範囲は、所望の解および望ましくない解の両方を取り込む。
主要な性能メトリクスをプロファイル・パラメータから直接予測する、屈折率プロファイル・パラメータのべき乗の積を含む項の透明な数学的な和を使用する方法が提案される。これは、最適な解を与えるこれらのプロファイルを指定することを可能にする。方程式は、本発明の例示的な実施形態によれば、本発明の解を、従来技術、ならびに、本発明の解と同様であり得る望ましくない解の両方から区別するために必要なプロファイル・パラメータ間の相互作用を取り込む。
トレンチ・アシスト型ULAファイバの1つのメトリクスまたは特性は、マイクロベンディング感度である。光ファイバのマイクロベンディング感度は、ファイバが、配索された環境で生じる可能性がある典型的な応力に曝された場合の、ファイバの損失応答の尺度として定義されてよい。K.Petermannによって提案されたモデルは、異なる光ファイバ導波路のマイクロベンド性能を比較するための方法を提供する。[Teory of Microbending Loss in Monomode Fibres with Arbitrary Refractive Index Profile、Archiv fur Elektronik and Ubertragungstechnik、vol.30、no.9(1976年)、337〜342頁。]Petermannは、所与の屈折率プロファイルに対するマイクロベンド感度を推定するための方法を提供する。例示的な実施形態によれば、Petermannのマイクロベンド感度は、1の値が、5.5:1のコア比へのデプレッションを有するオリジナルのAT&Tディプレスト・クラッディング光ファイバ設計に対応するように正規化される。フィットしたクラッディング屈折率プロファイルで製作され、ITU−T G.652.D仕様を満たす標準的なシングル・モード・ファイバは、典型的に、約3.5の正規化したPetermanマイクロベンド感度を有する。
図1は、屈折率プロファイルを変化させた多数のトレンチ・アシスト型超大面積(ULA)ファイバ設計のPetermannマイクロベンド感度対実効面積のグラフ100を示す。約64000の異なるファイバ設計からの解(「+」記号によって表される)が、約100μmから約160μmまでの範囲の実効面積を有するファイバに対してプロットされている。本発明の例示的な実施形態によれば、図1は、また、考慮されるULAファイバ設計の一群内の、ULAファイバ設計に関する最小マイクロベンド感度、および、実効面積、Aeffを表すマイクロベンド・フロンティア(MBF)曲線102を示す。所与のファイバのLP01導波モードの実効面積、Aeffは、その屈折率プロファイルによって決定されてよい。本発明の例示的な実施形態は、MBF曲線102に近いマイクロベンディング感度を有するファイバを結果としてもたらすことができるファイバ設計を定量化するために、少なくとも部分的にマイクロベンド・フロンティア曲線102を利用する。
例示的な実施形態によれば、ファイバ設計のためのマイクロベンド・フロンティア距離は、そのファイバ設計のマイクロベンド感度と、同じ実効面積を有するが、可能な限り低いマイクロベンド感度を有するファイバ設計のマイクロベンド感度との正規化された差分であってよい。したがって、例示的な実施形態によれば、マイクロベンド・フロンティア距離は、ファイバがマイクロベンド・フロンティア曲線102上に位置する垂直距離であってよい。
例えば、図1に示すような、曲線102としてのマイクロベンド・フロンティアは、曲線102が、以下のように決定される、すなわち、Petermannマイクロベンド感度(PMS)の最低値が、Aeffの整数値を中心とする1μm実効面積(Aeff)バンドを有するファイバ設計の各サブセットについて見つけられる。PMSのこの最低値は、関心対象の範囲(例えば、図1に示すように、100μmから155μm)にわたってAeffの整数値について見つけられる。最小のAeffバンドは、99.5から100.5までのAeff値にわたる。例示的な実施形態では、4次多項式が、PMS−Aeff面内の61の点(Aeffの所望の範囲にわたる整数Aeff値で最小のPMS)にフィットし、このフィットが、図1に示すようなマイクロベンド・フロンティア曲線102として定義される。したがって、マイクロベンド・フロンティア曲線102は、この例では、100μmから155μmまでのすべてのAeffでの最小のPMS値を表す。マイクロベンド・フロンティア曲線は、関心対象の他の範囲に対して、例えば、80μmから185μmまでのAeff範囲に対して計算されてよい。
例示的な実施形態によれば、マイクロベンド・フロンティア曲線102は、マイクロベンド・フロンティア距離を決定するために利用されてよく、マイクロベンド・フロンティア距離は、マイクロベンド・フロンティア曲線102からの正規化された(垂直)距離として規定されてよく、最適に対する所与の設計のマイクロベンド感度性能を測定するために、メトリクスとして使用されてよい。例えば、実効面積Aeff=Aを有するファイバに関するマイクロベンド・フロンティア距離、および、所与の実効面積=m(A)に関するPetermannマイクロベンド感度は、以下のように定義されてよい。
マイクロベンド・フロンティア距離=(m(A)−minimum{m(A)})/minimum{m(A)}
例示的な実施形態によれば、図1は、また、それぞれ白丸で示されるいくつかの例示的な光ファイバ104、106、108、110、112、114を示し、これらの光ファイバに関して、予測される損失は、<0.185dB/kmであり、実効屈折率は、>0.08%であり、FOMフロンティア距離は、0.5dB未満であり、マイクロベンド・フロンティア距離は、25%未満である。例示的な光ファイバ104、106、108、110、112、114は、図5および図12でもプロットされ、図11の表1100の行1〜3および5〜7に記載されるファイバ設計を表す。
図2は、Petermannマイクロベンド感度の関数としての、dBでの光信号対ノイズ比(OSNR)に対する性能指数(FOM)を用いて、多数のULA光ファイバ設計200を示す。例示的な実施形態によれば、全範囲のOSNRでのFOMの改善は、以下のように定義される。
FOM=10logl0(Aeff/Aeff ref)+(fiber loss ref−fiber loss)×span length+10logl0(n2 ref/n2)
ここで、Aeff refは、106μmに設定された実効面積基準であり、基準損失は、0.186dB/kmに設定され、基準非線形屈折率n2 refは、2.16×10^−20m^2/Wに設定され[Y.Namihira、「ITU−T Round Robin Measurement for Nonlinear Coefficient(n2/Aeff)of various Single Mode Optical Fibers」]、FOMは、dBで表される。100kmのスパン長は、この値は、多くの超長距離伝送システムに望ましいため、使用された。しかしながら、FOMは、異なる伝送システムでのファイバ性能を考慮する場合、スパン長の様々な値を使用して計算されてもよい。例示的な実施形態によれば、設計のファイバ損失は、標準的なシリカ・ガラス形成およびファイバ線引慣行により製造される場合のファイバ設計のLP01モードの期待損失を予測する経験的モデルを使用して推定される。モデルは、モード・パワーと、導波路を形成するために必要なゲルマニウムおよび/またはフッ素ドーパント濃度との積の、ファイバの断面積にわたる積分を計算することによって、期待ファイバ損失を予測する。ドーパント濃度と期待損失との関係は、公開文献[M.Ohashiら、「Optical Loss Property of Silica−Based Single−Mode Fibers」、J.of Lightwave Tech.、vol10、no5、1992年5月]から得られる。これらの積分は、既知のドーパント濃度および測定された減衰を用いて多くの実際のファイバについて計算されている。同様の方法で、各ファイバ設計に関する非線形屈折率の期待値は、ドーパント濃度のパワー加重積分と、ドーパント濃度とn2との関係に対する公開された経験的データ[K.Nakajimaら、「Dopant Dependence of Effective Nonlinear Refractive Index in Ge02− and F−Doped Core Single−Mode Fibers」、IEEE Photonics Tech.Letters、Vol14、No4、2002年4月]とを使用して推定される。例示的な実施形態によれば、FOMフロンティア曲線202は、Petermannマイクロベンド感度の各値に対するFOMの最大値として定義されてよい。
例示的な実施形態によれば、FOMフロンティア曲線202は、マイクロベンド・フロンティア曲線102に関して上述したのと同様な方法で決定されてよい。例えば、FOMの最大値は、PMS値のいくつかの狭いバンドの各々の中で、Petermannマイクロベンド感度(PMS)を有するすべてのファイバ設計に対して見出されてよい。例示的な実施形態では、これらのPMSバンドは、1のバンド幅を有する5から99までのPMSの整数値を中心とする。例えば、最低のPMSバンドは、4.5から5.5までのPMS値におよぶ。例示的な実施形態によれば、多項(例えば、7項)の多項式が、FOM値のこれらの最大値にフィットされてよく、フィットは、FOMフロンティア曲線202として定義されてよい。FOMフロンティア曲線202は、5から99までのPMSのすべての値に対する、FOMの最高値、すなわち、システムの光信号対ノイズ比(OSNR)の予測される改善を表す。
例示的な実施形態によれば、FOMフロンティア距離が決定され得る。FOMフロンティア距離は、本明細書では、任意の所与のファイバがFOMフロンティア曲線202を下回る垂直距離のメトリクスとして定義されてよい。FOMフロンティア距離は、dBの単位で表されてよく、ファイバnのFOMフロンティア距離は、以下のように定義される。
ファイバnのPMSでのFOMフロンティア−ファイバnのFOM。
例示的な実施形態によれば、ファイバ設計の多くは、上述したように、各ファイバ設計のマイクロベンド感度および性能指数を決定するために、解析され得る。マイクロベンド感度および性能指数の両方に関するフロンティア曲線が、決定されてよく、特定のファイバ設計が、フロンティア曲線からの距離および/または他の係数に基づいて選択されてよい。例示的な実施形態によれば、選択されたファイバの設計は、主要な性能メトリクスにわたる有利な性能特性を提供することができる。設計は、マイクロベンド感度フロンティアに近いマイクロベンド感度、および、性能指数フロンティアに近い性能指数を有する光ファイバを製造するために、ファイバ屈折率プロファイルを最適化するためのガイドラインを提供するために、検討し、定量化されてよい。
図3は、例示的な実施形態による、ファイバ半径304の関数として変化する光ファイバ屈折率302プロファイルを示す。屈折率302プロファイルは、相対屈折率パーセンテージ、Δ(r)%=100(n(r)−n )/2n(r)、として表されてよく、ここで、n(r)は、半径rでの屈折率であり、nは、最も外側のクラッディング領域の平均屈折率である。例示的な実施形態では、コア・デルタ312は、コア領域の最大デルタとして定義されてよく、トレンチ・デルタ320は、トレンチ領域内の平均デルタ値として定義されてよい。1つの近似では、プロファイルのその領域を進む光の最も低いレイリー散乱を結果としてもたらす理想的な値であるため、シェルフ領域のデルタの値は、図3ではゼロとして示される。しかしながら、実施形態は、シェルフでデルタがゼロであることを必要としない。低FMSおよび高FOMと結合された、135μmから170μmを超えるまでのAeffの望ましい組み合わせを有するファイバは、シェルフ領域のデルタについて、−0.05%と+0.05%の間に存在する。
例示的な実施形態によれば、光ファイバは、特定の形状308および半径310を有するように設計されてよく、コアは、屈折率デルタ312を有してよい。コアは、コア・デルタの上範囲330およびコア半径の上範囲332を有してよい。コアの形状を説明する1つの方法は、指数としてalphaを用いて、指数法則として形状を表現することである。例えば、半径位置の関数としてのコア・デルタは、以下のように表されてよい。
delta(r)=delta(1−(r/a)alpha
ここで、aは、コア半径であり、deltaは、r=0で正規化された屈折率差であり、alphaは、形状パラメータである。alphaの特定の設定から結果として生じる形状の例は、理想的なステップ屈折率形状(alpha=無限大)、しばしばマルチモード・ファイバで使用される放物線形状(alpha=2)、および、初期の分散シフト・ファイバで使用された三角形(alpha=1)を含む。
例示的な実施形態では、コア面積は、2×∫Δ(r)r drとして定義されてよく、ここで、積分は、r=0からr=aまで評価され、aは、コア半径であり、Δ(r)は、パーセンテージとして表される。このように表現されるコア面積は、単位μm−%を有する。コアは、コアからトレンチ内半径316まで延びるシェルフ幅314を有するシェルフ領域によって取り囲まれてよい。トレンチは、トレンチ幅318、および、トレンチ屈折デルタ320を有してよい。
例示的な実施形態では、トレンチは、100×(トレンチ・デルタ)×(トレンチ幅)×(2×トレンチ内半径+トレンチ幅)として定義されるトレンチ体積を有するものとして定義されてもよい。外側トレンチ幅322および外側トレンチ・デルタ324を有する外側トレンチが、トレンチを取り囲んでもよい。例示的な実施形態によれば、外側トレンチは、約−0.12%±0.04%の範囲のデルタ324を有してよい。大きいベンド直径でのマイクロベンド感度を改善するのに有用であり得る外側トレンチ・デルタ324の範囲は、約−0.04%ほど浅くから、約−0.33%ほど深くまでであってよい。特定の例示的な実施形態では、外側トレンチ・デルタ324は、プレフォームに関連するコストを低減するために、約−0.12%未満に指定されてよい。理想化された屈折率プロファイルの場合、シェルフ領域とトレンチ領域の間、および、トレンチ領域と外側トレンチの間の遷移は、ステップ関数としてみなされる。しかしながら、製造されるファイバでは、遷移は、より漸進的であり、この場合、領域間の境界は、屈折率が2つの隣接する領域に関連する屈折率の平均に等しい値を有する場所の半径として定義されることが一般的である。
特定の例示的な実施形態によれば、(特に、より大きい直径のベンドでの)マイクロベンド感度は、外側トレンチ幅322を増加することによって改善され得る。しかしながら、カットオフ波長は、増加した外側トレンチ幅322と共に増加する傾向にある。したがって、設計のトレードオフが、外側トレンチ寸法を設定する際に必要とされる可能性がある。外側トレンチの外半径328は、典型的には、実際的/経済的懸案事項によって影響を受け、大部分の開発プロトタイプは、約25μmの外側トレンチ領域の外半径328を結果としてもたらすチューブを使用して作られてきた。特定の例示的な実施形態によれば、外側トレンチ領域は、わずか約11μmの外側トレンチ外半径328で設計されてよい。他の例示的な実施形態によれば、外側トレンチ領域は、わずか約15μmの外側トレンチ外半径328で設計されてよい。特定の例示的な実施形態によれば、外側トレンチ領域は、約24μmまでの外半径328で設計されてよい。他の例示的な実施形態では、特に、改善されたマイクロベンド感度が必要とされる設計のために、外側トレンチ領域は、約35μmまでの外半径328で設計されてよい。特定の例示的な実施形態では、外側トレンチ・デルタ324は、約−0.33%から約0.0%までの範囲内で設計されてよい。別の例示的な実施形態では、外側トレンチ・デルタ324は、約−0.1%から約−0.05%までの好適な範囲内で設計されてよい。例示的な実施形態によれば、トレンチ外半径326は、約11μmから約24μmまでの範囲内で設計されてよい。
例示的な実施形態によれば、外側トレンチ幅322は、外側トレンチ外半径328とトレンチ外半径326の間の差として定義されてよい。特定の例示的な実施形態によれば、外側トレンチ幅322は、約0μmから約25μmまでの範囲であってよい。
Gibsonによる米国特許出願第2007/0003198号で内側コアと呼ばれているプロファイル領域は、本明細書では単にコアと呼ばれることに注意すべきである。Gibsonによって外側コアまたは第2のコアと呼ばれているプロファイル領域は、本明細書では単にシェルフと呼ばれる。Gibsonの専門用語は、明確にドープされた内側コア、および、軽くドープされたまたはドープされない外側コア領域が、十分に負の屈折率のトレンチによって取り囲まれた場合、従来のステップ屈折率ファイバ内のコアの役割を果すことを認識している。本明細書は、内側および外側コアの専門用語を使用しないが、例示的な実施形態は、わずかに異なる用語を使用して、同じ概念を利用するものとして理解されるべきである。
図3の実線は、当業者には周知であり、光ファイバ・プロファイル設計を説明するために一般的に使用される標準的な数学的記述によって容易に取り込まれる利用化されたプロファイルを使用して、プロファイル・パラメータが、本明細書の教示によって選択される場合、135μmから160μmを超えるまでの広い範囲のAeffを有し、優れたマイクロベンドおよびFOM性能を有する、例示的な実施形態によって得られるファイバの屈折率プロファイルの一群を表す。図3の実線によって示される理想化された屈折率プロファイル形状、および、理想化されたプロファイルに関連するパラメータ、例えば、コア半径、コア・デルタ、シェルフ幅、トレンチ・デルタなどの離散集合は、所与の光ファイバ設計の屈折率プロファイルを特徴付けるための便利な方法である。パラメータ集合、および、屈折率プロファイルの単純な数学的記述は、しばしば、ファイバに沿って伝搬する光学モードの特性を予測するシミュレーションへの入力として使用される。屈折率プロファイルのこのパラメータ化された記述は、屈折率プロファイルを変化させることのファイバの伝送特性に対する影響を研究する際に有用であり、特定の有利な特性を有するように光ファイバを設計するために有用である。プロファイル形状は、実質的に、プラズマ化学堆積(PCVD)または内付化学気相堆積(MCVD)法によって実現され得るものと同様である。(バーンオフ(burnoff)として一般的に知られる屈折率の減少は、r=0の近くで生じる可能性がある。)
しかしながら、また、いくつかのファイバ製造方法は、煤の堆積、脱水中のドーパントの拡散、および、煤の焼結などに使用されるトーチとバーナの間の変動により、理想化された形状からの逸脱を生じることが、当業者には理解される。破線の曲線(図3の340)は、MCVDによって形成されたトレンチと組み合わされた、プロファイルのコアおよびシェルフ領域を製造するために気相軸方向堆積(VAD)法を用いて実現される光ファイバ340の実施形態の一例を示す。コアの正確な形状は、各トーチの温度、速度、および濃度プロファイルによって決定され、各トーチでは、SiO2およびGeO2の煤を生成するために、SiCl4およびGeCl4が、O2およびH2内で燃焼される。プロファイルのシェルフ領域での、実現される光ファイバ340の形状は、GeO2ドーパントの拡散テールが、平坦でシリカがドープされないもの(0%屈折率)に等しいものよりもむしろ、傾斜した正の屈折率に至ることによって特徴付けられる。これは、高温のCl2による脱水中の、コアからシェルフ領域内へのGeCl4およびGeCl2の拡散に起因する。同様の特徴は、外側気相堆積(OVD)でも観察される可能性があり、OVDでは、バーンオフも生じる可能性がある。
利用可能な処理技術の制限、および、固体拡散のような、避けがたい物理的プロセスの影響は、実際に製造される光ファイバの屈折率プロファイルが、常に、理想化された屈折率プロファイルの近似値であるという結果を有する。しかしながら、実際に製造される光ファイバの伝送特性は、慎重なエンジニアリングにより、理想化された形状を有する所望の導波路のものに一致させることができる。実現される光ファイバ340の形状は、コアおよびシェルフ領域が気相軸方向堆積法を使用して製造された例示的なファイバの測定された屈折率プロファイルを示す。実現される光ファイバ340のコアおよびシェルフ領域の形状は、コアとシェルフ領域の間の遷移が、初期検査時にすぐにはわかりにくく、コア領域の屈折率プロファイルが、単純な数式によって容易に記述される形状と一致しないようなものである。しかしながら、R.BlackおよびC.Task「Equivalent Optical Waveguides」、Journal of Lightwave Tech.、Vol.2、No3、1984年6月、268〜276頁に要約された同等の光導波路の理論は、不規則な形状で製造された光ファイバのものとほぼ等しい伝送特性を有する同等の理想化された屈折率プロファイルを決定することを可能にする。したがって、例示的な実施形態によれば、理想化された屈折率プロファイルおよび実際に製造される屈折率プロファイルの伝送特性が、同じ程度近似に近いように、同等の理想化された屈折率プロファイルが、製造される光ファイバのコアのために決定され得る。さらに、シェルフ領域のデルタは、コアとトレンチの間のデルタの平均として割り当てられてよい。したがって、例示的な実施形態によれば、同等の理想化された屈折率プロファイル形状の数式およびパラメータ集合、ならびにその伝送特性を使用して、製造される光ファイバを特徴付けることができる。
例示的な実施形態によれば、FOMフロンティア距離のメトリクスは、同じマイクロベンド感度の最高性能のファイバ設計に対する所与のファイバ設計の性能の尺度を与える。このメトリクスは、したがって、最適なファイバ設計を識別するのに有用である。しかしながら、所与のファイバのFOMフロンティア距離を決定するために、しばしば複雑な計算が必要とされる。例示的な実施形態によれば、所与のファイバ設計のFOMフロンティア距離を決定するために使用される屈折率プロファイル・パラメータの単純な代数関数を決定する。性能指数フロンティア距離推定は、屈折率プロファイル・パラメータの多項式関数を、(図1の曲線102のように)マイクロベンド・フロンティアの1000%以内であるすべてのファイバ設計(例えば、図1および2に示すもの)に関する性能指数フロンティア距離にフィットさせる回帰モデルに基づく。マイクロベンド・フロンティアから非常に遠い、すなわち、MBF距離>100であるファイバ設計は、回帰で使用されない。
多変量の非線形最小二乗誤差最小化技術が、回帰分析を実行し、推定モデルを決定するために使用された。FOMフロンティア距離推定関数は、0.687の回帰倍数R2値によって示されるように、実際のFOMフロンティア距離の変動の69%を説明する。フィットの残余の標準誤差は、FOMフロンティア距離を予測する際の推定モデルの誤差が平均して低いことを示す、0.062である。この推定モデルは、FOMフロンティア距離を推定するために、屈折率プロファイル・パラメータを含む単純な代数計算のみが必要とされるため、FOMフロンティアに近いファイバ設計を識別するプロセスを簡単にする。図4は、性能指数フロンティア距離402対性能指数フロンティア距離の推定404がプロットされた説明的な光ファイバ400を示す。暗い丸408としてプロットされた点は、低い残余の標準誤差および大きい倍数R2値によって示唆されるように、Y=Xに近くなるが、推定の予測に関連するいくらかの不確実性が存在する。この不確実性は、より薄く影付けされた図4のX406でプロットされた点によって示される。X406は、(ライン410によって示すように)FOMフロンティア距離推定<0.5dBのファイバ設計である。X406の多くが、FOMフロンティア距離が推定関数の予測以下であることを示す、y=xラインの近く、またはそれより下になるが、y=xラインより上になるXが存在する。これらのファイバ設計に関して、推定は、FOMフロンティア距離を下方に予測するが、最悪の場合の誤差は、約0.25dB未満である。例示的な実施形態によれば、特定のファイバ400が、(図2の曲線202でのように)性能指数フロンティア距離の0.5dBの回帰予測410内にあるように選択され得る。
回帰分析では、すべてのプロファイル・パラメータを変化させながら、PMSおよびFOMの両方の大域的最適化を同時に実行するのは計算的に困難であるため、シェルフ・デルタは、0%に保持された。ある近似では、これは、シェルフを構成するガラスのレイリー散乱が最小化されるため、損失を最小化するための理想的な値であることになる。しかしながら、他の望ましい解は、約−0.05%と+0.05%の間のデルタに存在することになる。それにもかかわらず、デルタ=0%で得られる回帰式は、本明細書に記載の光ファイバ・プロファイルの一群内で合理的な近似である。
図5は、例示的な実施形態による、マイクロベンド感度504に対してプロットされた性能指数502により光ファイバ500を示す。図5は、選択されたファイバ508および選択されないファイバ510、ならびに、図2に示したものと同様の性能指数曲線506を示す。例示的な実施形態によれば、選択されたファイバ508は、性能指数フロンティア距離の0.5dB回帰予測以内で、かつ、マイクロベンド・フロンティア距離の1000%以内である。例示的な実施形態は、マイクロベンド・フロンティア距離の90%以内のファイバを含むことができる。例示的な実施形態は、マイクロベンド・フロンティア距離の50%以内のファイバを含むことができる。例示的な実施形態は、マイクロベンド・フロンティア距離の25%以内のファイバを含むことができる。図1に示すような例示的なファイバ104、106、108、110、112、114のためのパラメータも、図5にプロットされ、図11および12を参照してさらに説明されることになる。
図6、7、8、および9は、性能指数フロンティア距離の0.5dB回帰予測以内であるように選択され、マイクロベンド・フロンティア距離の1000%以内にフィットされたファイバ(より薄い「x」記号)を有する、多数の光ファイバ設計600、700、800、900を示す。グラフは、コア半径(図3の半径310のような)、シェルフ幅(図3の幅314のような)、トレンチ内半径(図3の半径316のような)、および、100×(トレンチ・デルタ)×(トレンチ幅)×(2×トレンチ内半径+トレンチ幅)として定義されるトレンチ体積のような、他の個々のパラメータに対して、性能指数フロンティア距離をプロットする。図6、7、8、および9は、例示的な実施形態による、所望の特定を提供する光ファイバ設計を絞り込むために、さらなる選択ブラケットも示す。
例えば、図6は、コア半径604に対してプロットされたファイバの性能指数フロンティア距離602により、多数のファイバ設計600を示す。ファイバは、さらに、特定の性能指数フロンティア距離範囲606および特定のコア半径範囲608内であるように選択され得る。例えば、例示的な実施形態によれば、光ファイバ設計600は、例えば、コア半径(図3の半径310のような)が約5.5μmおよび約7.0μmの範囲になるように、グループ608として選択されてよい。例示的な実施形態は、約6.8μm未満のコア半径310を有するファイバ設計を含んでよい。例示的な実施形態によれば、ファイバ設計600は、例えば、約0.8dB未満の性能指数(FOM)フロンティア距離を有するように、グループ606としてさらに選択されてよい。他の例示的な実施形態によれば、ファイバ設計900は、例えば、約0.5dB未満の性能指数(FOM)フロンティア距離を有するように、グループ906としてさらに選択されてよい。
図7は、シェルフ幅314に対してプロットされたファイバの性能指数フロンティア距離702により、多数のファイバ設計700を示す。ファイバは、さらに、特定の性能指数フロンティア距離範囲706および特定のシェルフ幅範囲708内であるように選択され得る。例えば、例示的な実施形態によれば、光ファイバ設計700は、例えば、シェルフ幅314が約4μmおよび約8μmの範囲になるように、グループ708として選択されてよい。例示的な実施形態は、約6μm未満のシェルフ幅314を有するファイバ設計を含んでよい。例示的な実施形態によれば、ファイバ設計700は、例えば、約0.8dB未満の性能指数(FOM)フロンティア距離を有するように、グループ706としてさらに選択されてよい。他の例示的な実施形態によれば、ファイバ設計900は、例えば、約0.5dB未満の性能指数(FOM)フロンティア距離を有するように、グループ906としてさらに選択されてよい。
図8は、トレンチ内半径316に対してプロットされたファイバの性能指数フロンティア距離802により、多数のファイバ設計800を示す。ファイバは、さらに、特定の性能指数フロンティア距離範囲806および特定のトレンチ内半径範囲808内であるように選択され得る。例えば、例示的な実施形態によれば、光ファイバ設計800は、例えば、トレンチ内半径808が約10μmおよび約14μmの範囲になるように、グループ808として選択されてよい。例示的な実施形態は、約13μm未満のトレンチ内半径(316)を有するファイバ設計を含んでよい。例示的な実施形態によれば、ファイバ設計800は、例えば、約0.8dB未満の性能指数(FOM)フロンティア距離を有するように、グループ806としてさらに選択されてよい。他の例示的な実施形態によれば、ファイバ設計900は、例えば、約0.5dB未満の性能指数(FOM)フロンティア距離を有するように、グループ906としてさらに選択されてよい。
図9は、トレンチ体積に対してプロットされたファイバの性能指数フロンティア距離902により、多数のファイバ設計900を示す。ファイバは、さらに、特定の性能指数フロンティア距離範囲906および特定のトレンチ体積範囲908内であるように選択され得る。例示的な実施形態によれば、光ファイバ設計900は、例えば、トレンチ体積が約−70μm%と約−15μm%の間の範囲になるように、グループ908として選択されてよい。例示的な実施形態は、約−60μm%を超えるトレンチ体積を有するファイバ設計を含んでよい。例示的な実施形態によれば、ファイバ設計900は、例えば、約0.8dB未満の性能指数(FOM)フロンティア距離を有するように、グループ906としてさらに選択されてよい。他の例示的な実施形態によれば、ファイバ設計900は、例えば、約0.5dB未満の性能指数(FOM)フロンティア距離を有するように、グループ906としてさらに選択されてよい。
図10は、130μmと約155μmの間のコア実効面積(Aeff)、約0.0008以上の相対実効屈折率差(Neff)、ならびに、0.185dB/km未満の損失を有する説明的な超大面積光ファイバ設計1000を示す。光ファイバ設計1000は、マイクロベンド・フロンティア(MBF)距離1002対コア・デルタ・パーセント1004でプロットされる。例示的な実施形態によれば、ファイバ設計1000は、約80%1006未満のマイクロベンド・フロンティア(MBF)距離、および、約0.20%1008未満のコア・デルタを有する設計を含むように選択されてよい。他の例示的な実施形態では、ファイバ設計1000は、約80%1006未満のマイクロベンド・フロンティア(MBF)距離、および、約0.24%未満のコア・デルタを有する設計を含むように選択されてよい。例示的な実施形態によれば、より明るく影付けされた「X」記号は、約1000%未満のフィットされたマイクロベンド・フロンティア距離、および、約0.5dB未満のフィットされた性能指数(FOM)フロンティア距離を有する設計を表す。
図11は、例示的な実施形態によるファイバ・プロファイル設計の表1100を示す。表の最初の5列は、すべて完全な導波路シミュレーションを使用して計算された、実効面積(Aeff)、Petermannマイクロベンド感度(P.MB)、マイクロベンド・フロンティアからの距離(MB Dist.)、性能指数(FOM)、および、FOMフロンティアからの距離(FOM Dist.)を示す。例示的な実施形態によれば、そこから性能パラメータが計算されたプロファイル設計パラメータは、残りの8列に示されている。図11の表の下から始めて、(それぞれ、104、106、および108とラベル付けされた)行1〜3、および、(それぞれ、110、112、114、および1102とラベル付けされた)行5〜8は、アルファ・プロファイル・コア形状を有する理想化された屈折率プロファイルによって特徴付けられる例示的なファイバ設計を示す。これらのファイバ設計は、131μmから165μmまでの範囲の実効面積を有する。さらに、例示的な実施形態によれば、これらのファイバは、非常に低いPetermannマイクロベンド感度を有し、17%未満のマイクロベンド・フロンティア距離を有し、非常に高いFOMを有し、0.5dB未満のFOMフロンティア距離を有する。
(下から、それぞれ、1101および1103とラベル付けされた)行4および9は、光ファイバの大規模製造で典型的に使用されるガラス処理技術を用いて製造された2つの例示的な製造されたファイバに関する測定および計算されたパラメータを示す。行4および9に示す値は、製造されたファイバのサンプルに対して行われた測定から決定される。行1〜3および5〜8に示す実施形態のすべては、上記で説明したように、シェルフのデルタ=0%であることを想定している。
ファイバは、135μmから168μmまでのAeffの範囲におよぶ例示的な実施形態にしたがって製造され、減衰は、0.176から0.180dB/kmにわたる。表の(1101とラベル付けされた)行4は、それぞれ、142.4μmおよび0.1762dB/kmのAeffおよび減衰の値を有する、例示的な実施形態による例示的なファイバを示す。反射式ニア・フィールド技術は、Petermannマイクロベンド感度およびFOMを計算するために使用された屈折率プロファイルを測定するために使用された。表に示すように、このファイバのPetermannマイクロベンド感度およびマイクロベンド・フロンティア距離は、それぞれ、41.1および26%である。このファイバは、2.34dBのFOM、および、0.53dBのFOMフロンティア距離も有する。
表の(1103とラベル付けされた)行9は、それぞれ、165.9μmおよび0.176dB/kmのAeffおよび減衰の値を有する、例示的な実施形態によって製造された別の例示的なファイバを示す。Petermannマイクロベンド感度およびマイクロベンド・フロンティア距離は、それぞれ、110.6および1.8%である。ファイバは、3.0dBのFOM、および、0.40dBのFOMフロンティア距離を有する。
図12は、図1に示すファイバ設計のサブセットであるファイバ設計に関する実効面積対Petermannマイクロベンド感度のプロット1200である。暗い丸1204は、予測損失が<0.185dB/km、実効屈折率が>0.08%、FOMフロンティア距離が0.5dB未満となるように、図1のすべての点から選択されたファイバを示す。ライトグレーの「X」の1206は、マイクロベンド・フロンティア距離が25%未満であるという追加の制約による暗い丸1204によって表されるファイバのサブセットを示す。図12にプロットされた白丸(104、106、108、1101、110、112、114)は、図11の表の(下から)行1〜7に記載のファイバ設計を示す。
図13は、例示的な光ファイバ(1101)に関するファイバ半径1304の関数としての、測定された屈折率プロファイル1302のプロット1300を示す。この例示的なファイバ(1101)に関する対応するパラメータは、図11の(下から)行4に示すものである。例示的な光ファイバ(1101)のPetermannマイクロベンド感度対実効面積も、図12の白丸(1101)のうちの1つに示される。図13は、例示的な光ファイバ(1101)のコア・パラメータをモデル化するために利用され得る、約8のコア・アルファを示す例示的な曲線1308も含む。
例示的な実施形態では、マイクロベンド・フロンティア距離の回帰予測は、すべての主要な屈折率プロファイル設計効果、変換、および相互作用を評価し、マイクロベンド・フロンティア距離と相関しない設計効果または相互作用を除去することによって、モデル化され得る。例示的な実施形態では、マイクロベンド・フロンティア距離の回帰予測は、以下によってモデル化され得る。
B1×コア・デルタ+B2×(コア半径)−1+B3×コア体積+B4×トレンチ・デルタ+B5×(トレンチ内半径)−1+B6×トレンチ内半径+B7×トレンチ体積+B8×トレンチ体積×トレンチ内半径
ここで、B1は、約690であり、B2は、約−0.7であり、B3は、約−0.2であり、B4は、約14であり、B5は、約3であり、B6は、約0.07であり、B7は、約0.03であり、B8は、約−0.0016である。B1は、約690であり、B2は、約−0.7であり、B3は、約−0.2であり、B4は、約14であり、B5は、約3であり、B6は、約0.07であり、B7は、約0.03であり、B8は、約−0.0016である。
例示的な実施形態によれば、マイクロベンド・フロンティア距離に関してフィットされたモデルは、0.991のR−二乗値、および、6.6%の残余の標準誤差を有する。大きいR−二乗値は、モデルが、傾向を説明するときに正確であることを意味する。残余の標準誤差(6.6%)は、マイクロベンド・フロンティア距離の任意の単一の予想に関する95%の信頼区間が、この値の±2.5倍、または約17%以内であることを示す。
例示的な実施形態では、マイクロベンド性能指数フロンティア距離は、以下のようにモデル化され得る。
(A0+A1×コア・デルタ0.5+A2×コア・アルファ+A3×シェルフ幅+A4×トレンチ・デルタ+A5×トレンチ体積+A6×外側トレンチ幅+A7×外側トレンチ・デルタ+A8×トレンチ・デルタ×トレンチ幅+A9×トレンチ・デルタ×外側トレンチ幅+A10×トレンチ・デルタ×外側トレンチ・デルタ)
ここで、A0は、約−0.9であり、A1は、約35であり、A2は、約−0.0008であり、A3は、約0.035であり、A4は、約270であり、A5は、約−0.02であり、A6は、約0.007であり、A7は、約−150であり、A8は、約50であり、A9は、約−15であり、A10は、約8500である。
例示的な実施形態によれば、FOMフロンティア距離にフィットされたモデルは、0.6866のR−二乗値、および、6.2%の残余の標準誤差を有する。大きいR−二乗値は、モデルが、傾向を説明するときに正確であることを意味する。残余の標準誤差(6.2%)は、FOMフロンティア距離の任意の単一の予想に関する95%の信頼区間が、この値の±2.5倍、または約16%以内であることを示す。
例示的な実施形態によれば、マイクロベンドおよび性能指数(FOM)性能について最適化されたトレンチ・アシスト型光ファイバが提供される。光ファイバは、長手方向軸を有するコア領域と、前記コア領域を取り囲むシェルフ領域と、前記シェルフ領域を取り囲むクラッディング領域とを含み、前記コア、およびシェルフ、ならびにクラッディング領域が、前記軸の方向の前記コアおよびシェルフ領域の基本横モードでの信号光の伝播をサポートし、導くように構成され、クラッディング領域が、内側トレンチおよび外側トレンチを含む。光ファイバは、さらに、約5.5μmと約7.0μmの間のコア半径、約0.13%と約0.23%の間のコア・デルタ、約5μm%と約9μm2%の間のコア体積、約4μmと約8μmの間のシェルフ幅、約10μmと約14μmの間のトレンチ内半径、約1μmと約5μmの間のトレンチ幅、約−0.25%未満のトレンチ・デルタ、約−70μm%と約−15μm%の間のトレンチ体積、135μmと約170μmの間のコア実効面積(Aeff)、約0.08%より大きい相対実行屈折率差(Neff)、0.185dB/km未満の1550nmでの損失、約0.8dB未満の性能指数(FOM)フロンティア距離、および、約90%未満のマイクロベンド・フロンティア(MBF)距離を含む。
例示的な実施形態では、コア半径は、約6.8μm未満である。例示的な実施形態では、シェルフ幅は、約6μm未満である。例示的な実施形態では、トレンチ内半径は、約13μm未満である。例示的な実施形態では、トレンチ体積は、約−60μm%より大きい。例示的な実施形態では、マイクロベンド感度は、約120未満である。
例示的な実施形態によれば、光ファイバは、さらに、=(A0+A1×コア・デルタ0.5+A3×シェルフ幅+A4×トレンチ・デルタ+A5×トレンチ体積+A6×外側トレンチ幅+A7×外側トレンチ・デルタ+A8×トレンチ・デルタ×トレンチ幅+A9×トレンチ・デルタ×外側トレンチ幅+A10×トレンチ・デルタ×外側トレンチ・デルタ)として定義されるFOMフロンティア距離を有することができ、ここで、A0は、約−0.9であり、A1は、約35であり、A3は、約0.035であり、A4は、約270であり、A5は、約−0.02であり、A6は、約0.00であり、A7は、約−150であり、A8は、約50であり、A9は、約−15であり、A10は、約8500である。例示的な実施形態によれば、マイクロベンド・フロンティア(MBF)距離は、約25%未満であり、性能指数(FOM)フロンティア距離は、約0.5dB未満であり、ここで、マイクロベンド・フロンティア(MBF)距離は、B1×コア・デルタ+B2×(コア半径)−1+B3×コア体積+B4×トレンチ・デルタ+B5×(トレンチ内半径)−1+B6×トレンチ内半径+B7×トレンチ体積+B8×トレンチ体積×トレンチ内半径、として定義され、B1は、約690であり、B2は、約−0.7であり、B3は、約−0.2であり、B4は、約14であり、B5は、約3であり、B6は、約0.07であり、B7は、約0.03であり、B8は、約−0.0016である。
別の例示的な実施形態によれば、マイクロベンドおよび性能指数(FOM)性能について最適化されたトレンチ・アシスト型光ファイバが提供される。光ファイバは、長手方向軸を有するコア領域と、前記コア領域を取り囲むシェルフ領域と、前記シェルフ領域を取り囲むクラッディング領域とを含み、前記コア、およびシェルフ、ならびにクラッディング領域が、前記軸の方向の前記コアおよびシェルフ領域の基本横モードでの信号光の伝播をサポートし、導くように構成され、クラッディング領域が、内側トレンチおよび外側トレンチを含む。光ファイバは、さらに、約0.13%と約0.23%の間のコア・デルタ、約4μmと約8μmの間のシェルフ幅、約−0.25%未満のトレンチ・デルタ、135μmと約170μmの間のコア実効面積(Aeff)、約0.08%より大きい相対実行屈折率差(Neff)、0.185dB/km未満の1550nmでの損失、約90%未満のマイクロベンド・フロンティア(MBF)距離、約0.8dB未満の性能指数(FOM)フロンティア距離、約0μmと約25μmの間の外側トレンチ幅、および、約−0.33%と約0%の間の外側トレンチ・デルタを含む。例示的な実施形態によれば、シェルフ幅(314)は、約6μm未満である。
例示的な実施形態では、光ファイバは、さらに、約5.5μmと約7.0μmの間のコア半径、約5μm%と9μm%の間のコア体積、約10μmと約14μmの間のトレンチ内半径、約1μmと約5μmの間のトレンチ幅、ならびに、約−70μm%と−15μm%の間のトレンチ体積を含むことができる。例示的な実施形態によれば、トレンチ内半径は、約13μm未満である。例示的な実施形態によれば、トレンチ体積は、約−60μm%より大きい。例示的な実施形態によれば、マイクロベンド感度は、約120未満である。例示的な実施形態によれば、FOMフロンティア距離は、=(A0+A1×コア・デルタ0.5+A3×シェルフ幅+A4×トレンチ・デルタ+A5×トレンチ体積+A6×外側トレンチ幅+A7×外側トレンチ・デルタ+A8×トレンチ・デルタ×トレンチ幅+A9×トレンチ・デルタ×外側トレンチ幅+A10×トレンチ・デルタ×外側トレンチ・デルタ)として定義され、ここで、A0は、約−0.9であり、A1は、約35であり、A3は、約0.035であり、A4は、約270であり、A5は、約−0.02であり、A6は、約0.007であり、A7は、約−150であり、A8は、約50であり、A9は、約−15であり、A10は、約8500である。
例示的な実施形態によれば、マイクロベンド・フロンティア(MBF)距離は、B1×コア・デルタ+B2×(コア半径)−1+B3×コア体積+B4×トレンチ・デルタ+B5×(トレンチ内半径)−1+B6×トレンチ内半径+B7×トレンチ体積+B8×トレンチ体積×トレンチ内半径として定義され、ここで、B1は、約690であり、B2は、約−0.7であり、B3は、約−0.2であり、B4は、約14であり、B5は、約3であり、B6は、約0.07であり、B7は、約0.03であり、B8は、約−0.0016である。
例示的な実施形態では、マイクロベンド・フロンティア(MBF)距離は、約25%未満であり、性能指数(FOM)フロンティア距離は、約0.5dB未満である。例示的な実施形態によれば、1550nmでの損失は、0.180dB/km未満である。
例示的な実施形態によれば、性能指数(FOM)性能について最適化されたトレンチ・アシスト型光ファイバが提供される。光ファイバは、長手方向軸を有するコア領域と、前記コア領域を取り囲むシェルフ領域と、前記シェルフ領域を取り囲むクラッディング領域とを含み、前記コア、およびシェルフ、ならびにクラッディング領域が、前記軸の方向の前記コアおよびシェルフ領域の基本横モードでの信号光の伝播をサポートし、導くように構成され、クラッディング領域が、内側トレンチおよび外側トレンチを含む。光ファイバは、さらに、135μmと約170μmの間のコア実効面積(Aeff)、約0.08%より大きい相対実行屈折率差(Neff)、0.185dB/km未満の1550nmでの損失、および、約0.5dB未満の性能指数(FOM)フロンティア距離を有する屈折率プロファイルを含む。FOMフロンティア距離は、=(A0+A1×コア・デルタ0.5+A3×シェルフ幅+A4×トレンチ・デルタ+A5×トレンチ体積+A6×外側トレンチ幅+A7×外側トレンチ・デルタ+A8×トレンチ・デルタ×トレンチ幅+A9×トレンチ・デルタ×外側トレンチ幅+A10×トレンチ・デルタ×外側トレンチ・デルタ)として定義され、ここで、A0は、約−0.9であり、A1は、約35であり、A3は、約0.035であり、A4は、約270であり、A5は、約−0.02であり、A6は、約0.007であり、A7は、約−150であり、A8は、約50であり、A9は、約−15であり、A10は、約8500である。
例示的な実施形態によれば、光ファイバは、約6.8μm未満のコア半径、約6μm未満のシェルフ幅、約13μm未満のトレンチ内半径、約−60μm%より大きいトレンチ体積、または、約120未満のマイクロベンド感度のうちの1つまたは複数を含むことができる。例示的な実施形態によれば、光ファイバは、約5.5μmと約7.0μmの間のコア半径を含むことができる。例示的な実施形態では、コア・デルタは、約0.13%と約0.23%の間である。例示的な実施形態では、1550nmでの損失は、0.180dB/km未満である。例示的な実施形態では、コア体積は、約5μm%と約9μm%の間である。例示的な実施形態では、シェルフ幅は、約4μmと約8μmの間である。例示的な実施形態では、光ファイバは、約10μmと約14μmの間のトレンチ内半径を含むことができる。例示的な実施形態では、光ファイバは、約1μmと約5μmの間のトレンチ幅を含むことができる。例示的な実施形態では、トレンチ・デルタは、約−0.25%未満である。例示的な実施形態では、光ファイバは、約−70μm%と約−15μm%の間のトレンチ体積を含むことができる。例示的な実施形態によれば、外側トレンチ・デルタは、約−0.33%と約0%の間である。例示的な実施形態によれば、外側トレンチ幅は、約0μmと約25μmの間である。
別の例示的な実施形態によれば、マイクロベンド性能について最適化されたトレンチ・アシスト型光ファイバが提供される。光ファイバは、長手方向軸を有するコア領域と、前記コア領域を取り囲むシェルフ領域と、前記シェルフ領域を取り囲むクラッディング領域とを含み、前記コア、およびシェルフ、ならびにクラッディング領域が、前記軸の方向の前記コアおよびシェルフ領域の基本横モードでの信号光の伝播をサポートし、導くように構成され、クラッディング領域が、内側トレンチおよび外側トレンチを含む。光ファイバは、さらに、135μmと約170μmの間のコア実効面積(Aeff)、約0.08%より大きい相対実行屈折率差(Neff)、0.185dB/km未満の1550nmでの損失、約0.5dB未満の性能指数(FOM)フロンティア距離を有する屈折率プロファイル、および、約90%未満のマイクロベンド・フロンティア(MBF)距離を含み、ここで、マイクロベンド・フロンティア距離は、B1×コア・デルタ+B2×(コア半径)−1+B3×コア体積+B4×トレンチ・デルタ+B5×(トレンチ内半径)−1+B6×トレンチ内半径+B7×トレンチ体積+B8×トレンチ体積×トレンチ内半径、として定義され、ここで、B1は、約690であり、B2は、約−0.7であり、B3は、約−0.2であり、B4は、約14であり、B5は、約3であり、B6は、約0.07であり、B7は、約0.03であり、B8は、約−0.0016である。
例示的な実施形態によれば、コア・デルタは、約0.13%と約0.23%の間である。例示的な実施形態によれば、コア半径は、約5.5μmと約7.0μmの間である。例示的な実施形態によれば、コア体積は、約5μm%と約9μm%の間である。例示的な実施形態によれば、トレンチ・デルタは、約−0.25%未満である。例示的な実施形態によれば、トレンチ内半径は、約10μmと約14μmの間である。例示的な実施形態によれば、トレンチ体積は、約−70μm%と約−15μm%の間である。
例示的な実施形態によれば、光ファイバは、さらに、内側トレンチを取り囲む外側トレンチを含むことができ、約4μmと約8μmの間のシェルフ幅、約1μmと約5μmの間のトレンチ幅、135μmと約170μmの間のコア実効面積(Aeff)、約0.08%より大きい相対実効屈折率比(Neff)、約0.8dB未満の性能指数(FOM)フロンティア距離、約0μmと約25μmの間の外側トレンチ幅、および、約−0.33%と約0%の間の外側トレンチ・デルタを含む。例示的な実施形態によれば、光ファイバは、さらに、約6.8μm未満のコア半径、約6μm未満のシェルフ幅、約13μm未満のトレンチ内半径、約−60μm%より大きいトレンチ体積、または、約120未満のマイクロベンド感度のうちの1つまたは複数を含むことができる。
例示的な実施形態によれば、光ファイバは、さらに、約25%未満のマイクロベンド・フロンティア(MBF)距離を含むことができ、ここで、マイクロベンド・フロンティア(MBF)距離は、B1×コア・デルタ+B2×(コア半径)−1+B3×コア体積+B4×トレンチ・デルタ+B5×(トレンチ内半径)−1+B6×トレンチ内半径+B7×トレンチ体積+B8×トレンチ体積×トレンチ内半径、として定義され、ここで、B1は、約690であり、B2は、約−0.7であり、B3は、約−0.2であり、B4は、約14であり、B5は、約3であり、B6は、約0.07であり、B7は、約0.03であり、B8は、約−0.0016である。
例示的な実施形態によれば、光ファイバは、さらに、内側トレンチを取り囲む外側トレンチを含むことができ、ここで、マイクロベンド・フロンティア(MBF)距離は、約25%未満であり、さらに、約0.5dB未満の性能指数(FOM)フロンティア距離を含み、ここで、FOMフロンティア距離は、=(A0+A1×コア・デルタ0.5+A3×シェルフ幅+A4×トレンチ・デルタ+A5×トレンチ体積+A6×外側トレンチ幅+A7×外側トレンチ・デルタ+A8×トレンチ・デルタ×トレンチ幅+A9×トレンチ・デルタ×外側トレンチ幅+A10×トレンチ・デルタ×外側トレンチ・デルタ)として定義され、ここで、A0は、約−0.9であり、A1は、約35であり、A3は、約0.035であり、A4は、約270であり、A5は、約−0.02であり、A6は、約0.007であり、A7は、約−150であり、A8は、約50であり、A9は、約−15であり、A10は、約8500である。例示的な実施形態によれば、1550nmでの損失は、0.180dB/km未満である。
例示的な実施形態によれば、性能指数(FOM)性能について最適化されたトレンチ・アシスト型光ファイバが提供される。光ファイバは、長手方向軸を有するコア領域と、前記コア領域を取り囲むシェルフ領域と、前記シェルフ領域を取り囲むクラッディング領域とを含み、前記コア、およびシェルフ、ならびにクラッディング領域が、前記軸の方向の前記コアおよびシェルフ領域の基本横モードでの信号光の伝播をサポートし、導くように構成され、クラッディング領域が、内側トレンチおよび外側トレンチを含む。光ファイバは、さらに、135μmと約170μmの間のコア実効面積(Aeff)、約0.08%より大きい相対実行屈折率差(Neff)、約0.185dB/km未満の1550nmでの損失、約6.8μm未満のコア半径、および、約0.7dB未満の性能指数(FOM)フロンティア距離を有する屈折率プロファイルを含む。FOMフロンティア距離は、=(A0+A1×コア・デルタ0.5+A3×シェルフ幅+A4×トレンチ・デルタ+A5×トレンチ体積+A6×外側トレンチ幅+A7×外側トレンチ・デルタ+A8×トレンチ・デルタ×トレンチ幅+A9×トレンチ・デルタ×外側トレンチ幅+A10×トレンチ・デルタ×外側トレンチ・デルタ)として定義され、ここで、A0は、約−0.9であり、A1は、約35であり、A3は、約0.035であり、A4は、約270であり、A5は、約−0.02であり、A6は、約0.007であり、A7は、約−150であり、A8は、約50であり、A9は、約−15であり、A10は、約8500である。例示的な実施形態は、0.8dB未満のFOMフロンティア距離を有する光ファイバを含むことができる。例示的な実施形態は、0.7dB未満のFOMフロンティア距離を有する光ファイバを含むことができる。例示的な実施形態は、0.6dB未満のFOMフロンティア距離を有する光ファイバを含むことができる。例示的な実施形態は、0.5dB未満のFOMフロンティア距離を有する光ファイバを含むことができる。例示的な実施形態は、0.4dB未満のFOMフロンティア距離を有する光ファイバを含むことができる。
例示的な実施形態は、約6μm未満のシェルフ幅、約13μm未満のトレンチ内半径、約−60μm%より大きいトレンチ体積、または、約120未満のマイクロベンド感度のうちの1つまたは複数を含むことができる。例示的な実施形態によれば、コア・デルタは、約0.13%と約0.23%の間である。例示的な実施形態によれば、1550nmでの損失は、0.180dB/km未満である。例示的な実施形態によれば、光ファイバは、約5μm%と約9μm%の間のコア体積を含むことができる。例示的な実施形態によれば、シェルフ幅は、約4μmと約8μmの間である。例示的な実施形態によれば、光ファイバは、約10μmと約14μmの間のトレンチ内半径を含むことができる。例示的な実施形態では、光ファイバは、約1μmと約5μmの間のトレンチ幅を含むことができる。例示的な実施形態では、トレンチ・デルタは、約−0.25%未満である。例示的な実施形態では、トレンチ体積は、約−70μm%と約−15μm%の間である。例示的な実施形態では、外側トレンチ・デルタは、約−0.33%と約0%の間である。例示的な実施形態では、外側トレンチ幅は、約0μmと約25μmの間である。
別の例示的な実施形態によれば、マイクロベンド性能について最適化されたトレンチ・アシスト型光ファイバが提供される。光ファイバは、長手方向軸を有するコア領域と、前記コア領域を取り囲むシェルフ領域と、前記シェルフ領域を取り囲むクラッディング領域とを含み、前記コア、およびシェルフ、ならびにクラッディング領域が、前記軸の方向の前記コアおよびシェルフ領域の基本横モードでの信号光の伝播をサポートし、導くように構成され、クラッディング領域が、内側トレンチおよび外側トレンチを含む。光ファイバは、さらに、135μmと約170μmの間のコア実効面積(Aeff)、約0.08%より大きい相対実行屈折率差(Neff)、約0.185dB/km未満の1550nmでの損失、0.23%未満のコア・デルタ、および、約80%未満のマイクロベンド・フロンティア(MBF)距離を含み、ここで、マイクロベンド・フロンティア(MBF)距離は、B1×コア・デルタ+B2×(コア半径)−1+B3×コア体積+B4×トレンチ・デルタ+B5×(トレンチ内半径)−1+B6×トレンチ内半径+B7×トレンチ体積+B8×トレンチ体積×トレンチ内半径、として定義され、ここで、B1は、約690であり、B2は、約−0.7であり、B3は、約−0.2であり、B4は、約14であり、B5は、約3であり、B6は、約0.07であり、B7は、約0.03であり、B8は、約−0.0016である。例示的な実施形態では、コア・デルタは、約0.13%と約0.20%の間である。例示的な実施形態では、コア半径は、約5.5μmと約6.8μmの間である。例示的な実施形態では、コア体積は、約5μm%と約9μm%の間である。例示的な実施形態では、トレンチ・デルタは、約−0.25%未満である。例示的な実施形態では、トレンチ内半径は、約10μmと約14μmの間である。例示的な実施形態では、トレンチ体積は、約−70μm%と約−15μm%の間である。
例示的な実施形態によれば、光ファイバは、内側トレンチを取り囲む外側トレンチを含むことができ、約4μmと約8μmの間のシェルフ幅、約1μmと約5μmの間のトレンチ幅、135μmと約170μmの間のコア実効面積(Aeff)、約0.08%より大きい相対実効屈折率比(Neff)、約0.8dB未満の性能指数(FOM)フロンティア距離、約0μmと約25μmの間の外側トレンチ幅、ならびに、約−33%と約0%の間の外側トレンチ・デルタを含み、ここで、FOMフロンティア距離は、=(A0+A1×コア・デルタ0.5+A3×シェルフ幅+A4×トレンチ・デルタ+A5×トレンチ体積+A6×外側トレンチ幅+A7×外側トレンチ・デルタ+A8×トレンチ・デルタ×トレンチ幅+A9×トレンチ・デルタ×外側トレンチ幅+A10×トレンチ・デルタ×外側トレンチ・デルタ)として定義され、ここで、A0は、約−0.9であり、A1は、約35であり、A3は、約0.035であり、A4は、約270であり、A5は、約−0.02であり、A6は、約0.007であり、A7は、約−150であり、A8は、約50であり、A9は、約−15であり、A10は、約8500である。例示的な実施形態では、1550nmでの光ファイバの損失は、0.180dB/km未満である。
したがって、例示的な実施形態は、マイクロベンドによって誘発される損失に対して非感受性であるように最適化(または、ほぼ最適化)される光ファイバを作成する技術的効果を提供することができる。例示的な実施形態は、約100と約160μmの間の実効面積を有する光ファイバに関する理想的な限界に近いマイクロベンド感度を有する光ファイバを提供するさらなる技術的効果を提供することができる。例示的な実施形態は、システムの光信号対ノイズ比(OSNR)の予測される改善を提供する光ファイバを提供するさらなる技術的効果を提供することができる。
本発明を、現在最も実際的であると考えられるもの、および、様々な実施形態に関連して説明してきたが、本発明は、開示される実施形態に限定されるべきではなく、それどころか、添付の特許請求の範囲内に含まれる様々な変更および等価な構成を包含するものとすることが理解されるべきである。特定の用語が、本明細書で用いられているが、それらは、一般的かつ説明的な意味でのみ使用され、限定の目的のために使用されない。
本明細書は、最良の形態を含む本発明を開示するため、および、また、当業者が、任意のデバイスまたはシステムを製作かつ使用すること、および、任意の組み込み方法を実行することを含む、本発明を実施することを可能にするために、例を使用する。本発明の特許性のある範囲は、特許請求の範囲に定義され、当業者が想到する他の例を含むことができる。このような他の例は、それらが、特許請求の範囲の文言と異ならない構造的要素を有する場合、または、それらが、特許請求の範囲の文言と実質的に差異がない等価の構造的要素を含む場合、特許請求の範囲内にあるものとする。

Claims (10)

  1. 性能指数(FOM)性能について最適化されたトレンチ・アシスト型光ファイバであって、長手方向軸を有するコア領域と、前記コア領域を取り囲むシェルフ領域と、前記シェルフ領域を取り囲むクラッディング領域とを備え、前記コア、およびシェルフ、ならびにクラッディング領域が、前記軸の方向の前記コアおよびシェルフ領域の基本横モードでの信号光の伝播をサポートし、導くように構成され、前記クラッディング領域が、内側トレンチおよび外側トレンチを含み、前記光ファイバが、さらに、
    135μmと約170μmの間のコア実効面積(Aeff)、
    約0.08%より大きい相対的実効屈折率差、
    0.185dB/km未満の1550nmでの損失、および、
    約0.5dB未満の性能指数(FOM)フロンティア距離を有する屈折率プロファイルを含み、
    前記FOMフロンティア距離が、=(A0+A1×コア・デルタ0.5+A3×シェルフ幅+A4×トレンチ・デルタ+A5×トレンチ体積+A6×外側トレンチ幅+A7×外側トレンチ・デルタ+A8×トレンチ・デルタ×トレンチ幅+A9×トレンチ・デルタ×外側トレンチ幅+A10×トレンチ・デルタ×外側トレンチ・デルタ)として定義され、
    ここで、
    A0が、約−0.9であり、
    A1が、約35であり、
    A3が、約0.035であり、
    A4が、約270であり、
    A5が、約−0.02であり、
    A6が、約0.007であり、
    A7が、約−150であり、
    A8が、約50であり、
    A9が、約−15であり、
    A10が、約8500である、
    光ファイバ。
  2. 約6.8μm未満のコア半径、約6μm未満のシェルフ幅、約13μm未満のトレンチ内半径、約−60μm%より大きいトレンチ体積、または、約120未満のマイクロベンド感度のうちの1つまたは複数をさらに含む、請求項1に記載の光ファイバ。
  3. 約5.5μmと約7.0μmの間のコア半径をさらに含む、請求項1に記載の光ファイバ。
  4. 前記コア・デルタが、約0.13%と約0.23%の間である、請求項1に記載の光ファイバ。
  5. 前記1550nmでの損失が、0.180dB/km未満である、請求項1に記載の光ファイバ。
  6. 約5μm%と約9μm%の間のコア体積をさらに含む、請求項1に記載の光ファイバ。
  7. 約10μmと約14μmの間のトレンチ内半径をさらに含む、請求項1に記載の光ファイバ。
  8. 前記トレンチ・デルタが、約−0.25%未満である、請求項1に記載の光ファイバ。
  9. 約−70μm%と約−15μm%の間のトレンチ体積をさらに含む、請求項1に記載の光ファイバ。
  10. 前記外側トレンチ幅が、約0μmと約25μmの間である、請求項1に記載の光ファイバ。
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