JP2014525618A - 家庭内周辺機器を管理するためのシステム - Google Patents
家庭内周辺機器を管理するためのシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014525618A JP2014525618A JP2014527618A JP2014527618A JP2014525618A JP 2014525618 A JP2014525618 A JP 2014525618A JP 2014527618 A JP2014527618 A JP 2014527618A JP 2014527618 A JP2014527618 A JP 2014527618A JP 2014525618 A JP2014525618 A JP 2014525618A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peripheral device
- internet access
- peripheral
- virtual object
- access device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/10—Program control for peripheral devices
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/2803—Home automation networks
- H04L12/2816—Controlling appliance services of a home automation network by calling their functionalities
- H04L12/2818—Controlling appliance services of a home automation network by calling their functionalities from a device located outside both the home and the home network
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L67/00—Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
- H04L67/01—Protocols
- H04L67/12—Protocols specially adapted for proprietary or special-purpose networking environments, e.g. medical networks, sensor networks, networks in vehicles or remote metering networks
- H04L67/125—Protocols specially adapted for proprietary or special-purpose networking environments, e.g. medical networks, sensor networks, networks in vehicles or remote metering networks involving control of end-device applications over a network
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L41/00—Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
- H04L41/08—Configuration management of networks or network elements
- H04L41/0803—Configuration setting
- H04L41/0806—Configuration setting for initial configuration or provisioning, e.g. plug-and-play
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L41/00—Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
- H04L41/40—Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks using virtualisation of network functions or resources, e.g. SDN or NFV entities
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Computing Systems (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
本発明は、複数の周辺機器(1)を管理するためのシステムに関する。各周辺機器(1)はインターネットアクセスボックス(2)に接続され、各インターネットアクセスボックス(2)はオペレータネットワーク(20)を介してインターネット(30)に接続される。このシステムは、オペレータネットワーク(20)内に配置された周辺機器管理装置(4)を備え、周辺機器管理装置(4)には仮想オブジェクト(1’)のリストが記憶され、各仮想オブジェクト(1’)は1つの周辺機器(1)を固有の態様で表すことを特徴とする。本発明はまた、少なくとも1つの周辺機器(1)を、インストールする方法、リモートで制御する方法、およびモニタリングする方法にも関する。
Description
この発明はホームオートメーションの分野に関する。
より具体的には、複数の家庭内周辺機器を管理するためのシステムに関する。
デジタルエイジの黎明において、インターネットに接続可能な「スマート」なオブジェクトがますます多く利用可能となっている。これらのオブジェクトは、ゲームコンソールから家庭内電気機器(ラジエータ、アラーム、さらにはロールシャッターを含む)までの範囲に渡る。
住居内でこれらのオブジェクトの制御および自動化を可能にする技術の全体であるホームオートメーション(すなわち、人間による介入への要求をより少なくする用途)は、広い範囲で変わりつつある。
これまで、オブジェクト、ブランドおよび通信プロトコルの多様性は、(建造物の建築時点から、家庭内の様々な機器の設置が予見されていた場合を除いて、)家庭内の様々な機器の制御が互換性の問題を提起するという結果につながり、また、複数のケーシングやその他の様々なコネクタを要求してきた。多数の機器が互いに通信することを意味するこのシナリオは、ほぼ不可能なままとなっている。
国際公開パンフレット第2009/049325号は、「サービスノード」周辺の家庭内ネットワークの機器の統合を提案する。このサービスノードは、インターネットにアクセスするための装置(統合アクセス装置(Integrated Access Device)、IAD、一般に「ボックス」と呼ばれる)であってもよい。各機器は、サービスノードによってインストールされる「エージェント」を実行可能である必要があることと、また一方で、全体を制御するために、たとえばコンピュータにインストールされる「ホームクライアント」が存在していなければならないこととに注意しておく。
いずれにせよ、このシステムは限定的なものに留まり、結果として生じるユーザの介入が必要となる。したがって、これは素人が扱える範囲のものではない。
したがって、ユーザにとって完全に透過的であり、かつ、複雑なシナリオにおける機器のモニタリングのため並びにそれらの自動化およびリモート制御のための多様なサービスを提供する方法で、任意の機器の統合を可能にする、家庭内機器(domestic equipment)(または「周辺機器(peripheral)」)を管理するための新規なシステムを有することが望ましい。
[発明の提示]
したがって、第1の態様によれば、本発明は、
複数の周辺機器を管理するためのシステムであって、
各周辺機器はインターネットアクセス装置に接続され、
各インターネットアクセス装置は、オペレータネットワークを介してインターネットに接続される、
システムにおいて、
前記システムは、前記オペレータネットワーク内に配置された周辺機器管理装置を備え、
仮想オブジェクトのリストが前記周辺機器管理装置に記憶され、
各仮想オブジェクトは、1つの周辺機器を固有の態様で表す
ことを特徴とする、システムに関する。
したがって、第1の態様によれば、本発明は、
複数の周辺機器を管理するためのシステムであって、
各周辺機器はインターネットアクセス装置に接続され、
各インターネットアクセス装置は、オペレータネットワークを介してインターネットに接続される、
システムにおいて、
前記システムは、前記オペレータネットワーク内に配置された周辺機器管理装置を備え、
仮想オブジェクトのリストが前記周辺機器管理装置に記憶され、
各仮想オブジェクトは、1つの周辺機器を固有の態様で表す
ことを特徴とする、システムに関する。
他の有利かつ非限定的な特徴によれば、
●各仮想オブジェクトはコンピュータデータの集合を含み、
前記コンピュータデータの集合は、前記周辺機器の固有の識別子を含み、前記仮想オブジェクトは、前記周辺機器管理装置において前記固有の識別子を介して参照され、
前記コンピュータデータの集合は、前記周辺機器の属性を少なくとも1つ含み、各属性は前記周辺機器の制御可能な要素を識別し、
●各仮想オブジェクトの前記コンピュータデータの集合は、さらに、その仮想オブジェクトが表す前記周辺機器が接続されている前記インターネットアクセス装置のアドレス(とくにMACアドレス)を含み、
●少なくとも1つの周辺機器が、ドングルを介して前記インターネットアクセス装置に接続され、
●少なくとも1つの周辺機器が、インターネット、USBまたはWifi接続を介して、前記インターネットアクセス装置に直接的に接続され、
●各インターネットアクセス装置は、自身に接続された前記周辺機器の使用を記録し、前記記録は、前記周辺機器管理装置に定期的に送信され、
●少なくとも1つの周辺機器は、物理量を測定するためのセンサを備え、前記周辺機器の前記使用の前記記録は、前記センサによって測定された前記物理量の値を含み、
●各仮想オブジェクトの前記コンピュータデータの全体は、前記周辺機器に関する前記記録をさらに含み、前記記録は前記周辺機器管理装置へと送信される。
●各仮想オブジェクトはコンピュータデータの集合を含み、
前記コンピュータデータの集合は、前記周辺機器の固有の識別子を含み、前記仮想オブジェクトは、前記周辺機器管理装置において前記固有の識別子を介して参照され、
前記コンピュータデータの集合は、前記周辺機器の属性を少なくとも1つ含み、各属性は前記周辺機器の制御可能な要素を識別し、
●各仮想オブジェクトの前記コンピュータデータの集合は、さらに、その仮想オブジェクトが表す前記周辺機器が接続されている前記インターネットアクセス装置のアドレス(とくにMACアドレス)を含み、
●少なくとも1つの周辺機器が、ドングルを介して前記インターネットアクセス装置に接続され、
●少なくとも1つの周辺機器が、インターネット、USBまたはWifi接続を介して、前記インターネットアクセス装置に直接的に接続され、
●各インターネットアクセス装置は、自身に接続された前記周辺機器の使用を記録し、前記記録は、前記周辺機器管理装置に定期的に送信され、
●少なくとも1つの周辺機器は、物理量を測定するためのセンサを備え、前記周辺機器の前記使用の前記記録は、前記センサによって測定された前記物理量の値を含み、
●各仮想オブジェクトの前記コンピュータデータの全体は、前記周辺機器に関する前記記録をさらに含み、前記記録は前記周辺機器管理装置へと送信される。
第2の態様によれば、本発明は、本発明の第1の態様によるシステムにおいて周辺機器をセットアップするための方法であって、
インターネットアクセス装置に前記周辺機器が最初に接続されている間に、
‐周辺機器のタイプを識別することと、
‐周辺機器の前記タイプに関連付けられ、前記インターネットアクセス装置と前記周辺機器との間のデータの通信を可能にするドライバを、前記インターネットアクセス装置上にダウンロードすることと、
‐前記周辺機器を固有の態様で表す仮想オブジェクトを、前記周辺機器管理装置上に作成することと
のためにステップが適用されることを特徴とする、方法に関する。
インターネットアクセス装置に前記周辺機器が最初に接続されている間に、
‐周辺機器のタイプを識別することと、
‐周辺機器の前記タイプに関連付けられ、前記インターネットアクセス装置と前記周辺機器との間のデータの通信を可能にするドライバを、前記インターネットアクセス装置上にダウンロードすることと、
‐前記周辺機器を固有の態様で表す仮想オブジェクトを、前記周辺機器管理装置上に作成することと
のためにステップが適用されることを特徴とする、方法に関する。
他の有利かつ非限定的な特徴によれば、
●前記周辺機器の前記タイプを識別するための前記ステップは、
前記周辺機器の物理的動作特性をクオリファイすることと、
前記物理的特性に基づいて前記周辺機器に固有の識別子を割り当てることと
を含み、
●周辺機器の前記タイプに関連付けられた前記ドライバは、周辺機器管理装置に記憶されたドライバのデータベース内において、前記周辺機器に割り当てられた固有の識別子によって参照されるドライバである。
●前記周辺機器の前記タイプを識別するための前記ステップは、
前記周辺機器の物理的動作特性をクオリファイすることと、
前記物理的特性に基づいて前記周辺機器に固有の識別子を割り当てることと
を含み、
●周辺機器の前記タイプに関連付けられた前記ドライバは、周辺機器管理装置に記憶されたドライバのデータベース内において、前記周辺機器に割り当てられた固有の識別子によって参照されるドライバである。
第3の態様によれば、本発明は、本発明の第1の態様によるシステムにおいて、少なくとも1つの周辺機器を、インターネットに接続された端末を介してリモートで制御するための方法であって、
前記方法は、
‐少なくとも1つの周辺機器を指定するリクエストを、前記端末から前記周辺機器管理装置へと送信するためのステップと、
‐前記少なくとも1つの周辺機器を表す少なくとも1つの仮想オブジェクトについて、前記周辺機器管理装置に問い合わせるためのステップと、
‐少なくとも1つのインターネットアクセス装置に、前記リクエストを送信するためのステップであって、当該少なくとも1つのインターネットアクセス装置は、そのインターネットアクセス装置の前記アドレスが、少なくとも1つの前記決定された仮想オブジェクトに関連付けられたものである、前記リクエストを送信するためのステップと、
‐前記少なくとも1つのインターネットアクセス装置を介して、前記少なくとも1つの周辺機器に、前記リクエストを送信するためのステップと
を備えることを特徴とする、方法に関する。
前記方法は、
‐少なくとも1つの周辺機器を指定するリクエストを、前記端末から前記周辺機器管理装置へと送信するためのステップと、
‐前記少なくとも1つの周辺機器を表す少なくとも1つの仮想オブジェクトについて、前記周辺機器管理装置に問い合わせるためのステップと、
‐少なくとも1つのインターネットアクセス装置に、前記リクエストを送信するためのステップであって、当該少なくとも1つのインターネットアクセス装置は、そのインターネットアクセス装置の前記アドレスが、少なくとも1つの前記決定された仮想オブジェクトに関連付けられたものである、前記リクエストを送信するためのステップと、
‐前記少なくとも1つのインターネットアクセス装置を介して、前記少なくとも1つの周辺機器に、前記リクエストを送信するためのステップと
を備えることを特徴とする、方法に関する。
第4の態様によれば、本発明は、本発明の第1の態様によるシステムにおいて、少なくとも1つの周辺機器をモニタリングするための方法であって、端末がインターネットに接続される、方法において、
前記方法は、
‐1つまたはいくつかの周辺機器を指定するリクエストを、前記端末から前記周辺機器管理装置へと送信するためのステップと、
‐少なくとも1つの前記周辺機器を表す少なくとも1つの仮想オブジェクトについて、前記周辺機器管理装置に問い合わせるためのステップと、
‐少なくとも1つの仮想オブジェクトに関連付けられた少なくとも1つの記録を、前記端末に送信するためのステップと
を備えることを特徴とする、方法に関する。
前記方法は、
‐1つまたはいくつかの周辺機器を指定するリクエストを、前記端末から前記周辺機器管理装置へと送信するためのステップと、
‐少なくとも1つの前記周辺機器を表す少なくとも1つの仮想オブジェクトについて、前記周辺機器管理装置に問い合わせるためのステップと、
‐少なくとも1つの仮想オブジェクトに関連付けられた少なくとも1つの記録を、前記端末に送信するためのステップと
を備えることを特徴とする、方法に関する。
本発明の他の特徴および利点は、以下の、好適な実施形態の記載を読むことによって明白となる。この記載は、添付図面を参照して与えられる。
[詳細な説明]
<システムの構造>
各図(とくに図1)を参照すると、本発明は、複数の周辺機器1を管理するためのシステムに関する。上述のように、「周辺機器(peripheral)」という用語は、任意の接続可能な家庭内オブジェクトを意味し、複雑なもの(たとえばテレビジョンセットやカメラ)であってもよく、非常に単純なもの(とくにスイッチ)であってもよい。「周辺機器」という用語は、また、任意の物理量のセンサ(家庭内に直接見られるものであってもよく、オブジェクトに統合されたものであってもよく、たとえば温度センサである)をカバーする。
<システムの構造>
各図(とくに図1)を参照すると、本発明は、複数の周辺機器1を管理するためのシステムに関する。上述のように、「周辺機器(peripheral)」という用語は、任意の接続可能な家庭内オブジェクトを意味し、複雑なもの(たとえばテレビジョンセットやカメラ)であってもよく、非常に単純なもの(とくにスイッチ)であってもよい。「周辺機器」という用語は、また、任意の物理量のセンサ(家庭内に直接見られるものであってもよく、オブジェクトに統合されたものであってもよく、たとえば温度センサである)をカバーする。
各周辺機器1は、インターネットアクセス装置2(上述のようにIADと呼ばれる「ボックス」)に接続される。各インターネットアクセス装置2は、オペレータネットワーク20(しばしば「バックボーン」と呼ばれる)を介してインターネット30に接続される。図1において、空間10aおよび10bは2つの「住宅(house)」を表し、それぞれのボックス2aおよび2bと、それぞれの周辺機器1a.Xおよび1b.Xを有する。(「住宅」とは、ボックス2を有する任意の種類の家庭を意味する。)
「インターネットアクセス装置」はボックスに限らないこと、および、「インターネットアクセス装置」はたとえばインターネット接続性を有する携帯電話を備えてもよいことに留意すべきである。
さらに、インターネットアクセス装置2は、単一の物理エンティティからなるものでなくともよいということも注記しておく。実際に、たとえばボックスの場合には、モデム(すなわち、デジタル信号からADSL用のアナログ信号への変換を可能にする部分、言い換えると最初のISO層))を、インターネットアクセス装置2の他の部分(すなわち、最初のISO層以外のISO層、高レベルQoSのサービス(VOIP、LAN等)またはさらなる接続)から分離することも可能である(たとえば、両エンティティは、イーサネット(登録商標)ケーブル、WifiまたはCPLケーシングを介して接続される)。
このように、「インターネットアクセス装置」という用語は、両方のエンティティを包含するということが理解される。また、いずれかのエンティティに接続された任意の周辺機器1は、本明細書では、インターネットアクセス装置2に接続されたものとして考えられる。このインターネットアクセス装置2と周辺機器1との間の接続は、多様な方法で実現することができ、主に、各周辺機器1が利用可能な物理的接続性に依存する。とくに、周辺機器1が、インターネットアクセス装置2に本来存在する接続性(たとえばイーサネット、USB、HDMI(登録商標)またはWifi接続)を有する場合には、周辺機器1はインターネットアクセス装置2に直接的に接続されてもよい。
直接的な接続性がない場合には、欠けている物理的接続性を提供する物質的拡張を用いることが可能である。この拡張(一般的に「ドングル(dongle)」3またはキーコネクタと呼ばれる)が、インターネットアクセス装置2のポートのうち1つ(たとえばUSBポート)に接続される。たとえばドングル3、IrDA(赤外線)ポートを有するキーについての記載がなされてもよい:これはインターネットアクセス装置2に、赤外放射を介してそのような接続性を有する任意の周辺機器1への接続を提供する。たとえばリモート制御。接続性のタイプごとに一つのドングル3で実際に十分である場合が多い。ドングル3は有線接続性を提供することが多い(その場合には単純なアダプタを備える)が、IrDAキーの場合のように無線接続の送受信機であってもよいということを注記しておく。ドングル3により、様々な製造者からのオブジェクト(互いに異なる接続性を有する可能性が非常に高い)を、単一の環境において管理することが可能になる。
特定のドングル3として、3Gキーを用いてもよい。実際に、3G接続性を有する周辺機器1は、ボックス2を通過せずとも、すでにインターネットに接続可能である。したがって、3Gキーは、接続性を提供するためではなく、住宅10内において3G接続性を有する周辺機器1が提供するかもしれない機能性を探索する目的で用いられる可能性がある。このような機能性の1つは、たとえばSMSを(任意選択でボックス2を介して)送信する可能性であってもよい。したがって、周辺機器1として、高齢者が首の周りに着用可能な警報装置を想定することが可能である(本発明によるシステムは、ボタンが押されたときに、緊急警報に加え、予め記録された番号へのSMSの送信をトリガする)。図2は、住宅10内の周辺機器1の例示的な接続アーキテクチャを示す。4つの周辺機器1.1、1.2、1.3および1.4が存在することが示される。周辺機器1.3はWifiを介して装置2に直接的に接続される一方で、他のものは2つのドングル3を介して接続される。ここで、周辺機器1.1および1.2は同じ接続性を共有し、したがって、同一のドングル3aを介してインターネットアクセス装置2に接続可能である。一方で、周辺機器1.4は、異なる物理的接続性を有するので、ドングル3bを通過する必要がある。
本発明によるシステムは、図1に示すように、オペレータネットワーク20上に配置される周辺機器管理装置4を備えるという点において特徴付けられる。
この周辺機器管理装置4は、具体的には、データを記憶するための空間と、処理手段とを有するサーバである。仮想オブジェクト1’のリストが実際に周辺機器管理装置4に記憶され、各仮想オブジェクト1’は固有の態様で(排他的に)1つの周辺機器1を表す。思想としては、すべてのインターネットアクセス装置2のすべての周辺機器1を、トポロジー的に区別せずにバス方式で示すものである。したがって、図1に示すように、図示のシステムの7個の周辺機器1は、周辺機器管理装置4においてそれらの仮想オブジェクト1’を有する。
これがオペレータネットワーク20上に配置されており、インターネット30に直接的には接続されていないという事実は、受信するデータのセキュリティを高める。これがハッキング可能になるためには、まずオペレータネットワーク20を突破しなければならない。
<仮想オブジェクトの表記>
各仮想オブジェクト1’は、表される周辺機器の記述を可能にするコンピュータデータの集合を含む。
各仮想オブジェクト1’は、表される周辺機器の記述を可能にするコンピュータデータの集合を含む。
したがって、仮想オブジェクト1’は、有利には、以下のデータの全体または一部を含み得る:
‐周辺機器1の固有の識別子(または「UID」)。仮想オブジェクト1’は、周辺機器管理装置4上でこれを介して参照される。これは、たとえば数字の符号または英数字の符号であり、その一部が周辺機器のタイプを識別してもよい(後の記載を参照)。
‐周辺機器1の属性のうち少なくとも1つ。各属性は、周辺機器1の動作パラメータを1つ識別する。各属性は、その状態を示してもよい。たとえば、周辺機器1がランプである場合には、属性は「オン」または「オフ」であってもよい。周辺機器1がロールシャッターである場合には、これは巻かれていない状態でのシャッターの長さに対応する値であってもよい。周辺機器1は、とくにそれが複雑なものである場合には、多数の属性を有してもよい。
‐その仮想オブジェクト1’が表す周辺機器1が接続されるインターネットアクセス装置2のアドレス、とくにMACアドレスまたはIPアドレス。これにより、周辺機器1をローカライズすることが可能になり、また、どの経路が接続経路であるのかを任意の瞬間において知ることが可能になる。
‐周辺機器管理装置4に送信される周辺機器1に関する記録。実際に、各インターネットアクセス装置2は、有利には、自身に接続された周辺機器1の使用を記録する。この記録は定期的に周辺機器管理装置4へと送信される。これらの使用の記録または「ログ」は、制御がリモート制御であっても、またはユーザによる直接制御であっても、周辺機器1の使用に関連する情報全体のリストを形成する。たとえばランプの場合には、使用の記録は、ランプがオンである時間区間をリストしてもよい。さらに、周辺機器1は物理量を測定するセンサを備えてもよく、その場合には、周辺機器の使用の記録は、そのセンサによって測定された物理量の値を含む。使用の記録と物理量の記録とを組み合わせることも可能である。たとえば、周辺機器1がラジエータである場合には、記録は、そのラジエータが熱を生成していた時間区間と、どのレベル(使用)においてかと、(内部センサが存在する場合には)定期的間隔で内部センサにより測定された温度(物理量)とを含んでもよい。物理用は、単に周辺機器1の電力消費であってもよいということを注記しておく。このような記録の利点は後述する。
‐周辺機器1の固有の識別子(または「UID」)。仮想オブジェクト1’は、周辺機器管理装置4上でこれを介して参照される。これは、たとえば数字の符号または英数字の符号であり、その一部が周辺機器のタイプを識別してもよい(後の記載を参照)。
‐周辺機器1の属性のうち少なくとも1つ。各属性は、周辺機器1の動作パラメータを1つ識別する。各属性は、その状態を示してもよい。たとえば、周辺機器1がランプである場合には、属性は「オン」または「オフ」であってもよい。周辺機器1がロールシャッターである場合には、これは巻かれていない状態でのシャッターの長さに対応する値であってもよい。周辺機器1は、とくにそれが複雑なものである場合には、多数の属性を有してもよい。
‐その仮想オブジェクト1’が表す周辺機器1が接続されるインターネットアクセス装置2のアドレス、とくにMACアドレスまたはIPアドレス。これにより、周辺機器1をローカライズすることが可能になり、また、どの経路が接続経路であるのかを任意の瞬間において知ることが可能になる。
‐周辺機器管理装置4に送信される周辺機器1に関する記録。実際に、各インターネットアクセス装置2は、有利には、自身に接続された周辺機器1の使用を記録する。この記録は定期的に周辺機器管理装置4へと送信される。これらの使用の記録または「ログ」は、制御がリモート制御であっても、またはユーザによる直接制御であっても、周辺機器1の使用に関連する情報全体のリストを形成する。たとえばランプの場合には、使用の記録は、ランプがオンである時間区間をリストしてもよい。さらに、周辺機器1は物理量を測定するセンサを備えてもよく、その場合には、周辺機器の使用の記録は、そのセンサによって測定された物理量の値を含む。使用の記録と物理量の記録とを組み合わせることも可能である。たとえば、周辺機器1がラジエータである場合には、記録は、そのラジエータが熱を生成していた時間区間と、どのレベル(使用)においてかと、(内部センサが存在する場合には)定期的間隔で内部センサにより測定された温度(物理量)とを含んでもよい。物理用は、単に周辺機器1の電力消費であってもよいということを注記しておく。このような記録の利点は後述する。
<仮想オブジェクトの例>
周辺機器1としてラジエータの場合を取り上げよう。関連付けられる仮想オブジェクト1’は、以下の通りであってもよい:
周辺機器1としてラジエータの場合を取り上げよう。関連付けられる仮想オブジェクト1’は、以下の通りであってもよい:
この例では、「AA」は「ある所与のタイプのラジエータ」を意味し、0001はこのラジエータの番号である。同じモデルの別のラジエータは、たとえばAA0010というUIDを有し、別のタイプの周辺機器は、他の文字で始まるUIDを有するであろう。
<周辺機器をインストールする方法>
第2の態様によれば、本発明は、上述のシステムに周辺機器1をインストールする方法に関する。
第2の態様によれば、本発明は、上述のシステムに周辺機器1をインストールする方法に関する。
実際に、ユーザが新たな周辺機器を購入するとき、これはインターネットアクセス装置2にとっても周辺機器管理装置4にとっても未知であり、したがっていかなる仮想オブジェクト1’も持たない。
よって、本方法は、周辺機器1のインターネットアクセス装置2への最初の接続の間にトリガされ、以下の各ステップを備える:
‐周辺機器1のタイプを識別するステップ。
‐周辺機器1のタイプに関連付けられたドライバを、インターネットアクセス装置2上にダウンロードするステップ。このドライバは、インターネットアクセス装置2と周辺機器1との間のデータ通信を可能にするものである。
‐周辺機器1を固有の態様で表す仮想オブジェクト1’を周辺機器管理装置4上に作成するステップ。
‐周辺機器1のタイプを識別するステップ。
‐周辺機器1のタイプに関連付けられたドライバを、インターネットアクセス装置2上にダウンロードするステップ。このドライバは、インターネットアクセス装置2と周辺機器1との間のデータ通信を可能にするものである。
‐周辺機器1を固有の態様で表す仮想オブジェクト1’を周辺機器管理装置4上に作成するステップ。
周辺機器1のタイプを識別するためのステップは、有利には、当該周辺機器1の物理的動作特性をクオリファイすること(qualification)と、当該物理的特性に従って周辺機器1に固有の識別子を割り当てることとを含む。これは、新たな周辺機器1を検出するインターネットアクセス装置2によって適用される。物理的特性は、とくに単純には、その周辺機器が用いる接続性のタイプと、接続中にデフォルトで送信される特定のデータと、であってもよい。固有の識別子(またはUID)は、上述のように、そのタイプを識別する符号の一部(fragment)を含んでもよい。
その後、インターネットアクセス装置2は周辺機器管理装置4に照会を行う。実際に、有利には、周辺機器管理装置4には、仮想オブジェクトのリストに加え、ドライバのデータベースが記憶される。その後、ダウンロードされるべきドライバ(すなわち周辺機器1のタイプの1つに関連付けられたもの)が、その周辺機器1に割り当てられた上述の固有の識別子に従って、それらのドライバのうちから識別される。
このドライバは、周辺機器1とインターネットアクセス装置との間の通信に必要な機能を備えるコンピュータ符号の断片を備える。同一のブランドのいくつかの製品に単一のドライバが対応する場合が多く、その場合には単一のダウンロード動作で十分である。ダウンロードされたら、インターネットアクセス装置2にインストールされ、その後、初期化に必要な設定をもってインスタンス化される。この瞬間において、「サブシステム」(すなわち、統合的な周辺機器と考えられる複雑な周辺機器1の一部)が発見される場合があることに留意すべきである。この場合には、識別子はそれぞれに対して生成される。
その後、仮想オブジェクト1’(または、サブシステムの場合には各仮想オブジェクト1’)は、まず、既知のデータに従ってインターネットアクセス装置2上の内部メモリにおいて作成され、次に、周辺機器管理装置4上にコピーされる。
その後、仮想オブジェクト1’と、その属性とは、インターネット30に接続された任意の機器からアクセス可能となる。中心的要素がインターネットアクセス装置2である従来技術とは異なり、本発明によるシステムでは、ある周辺機器1があるインターネットアクセス装置2から別のインターネットアクセス装置2へと転送された場合に、ただちに認識されるということに留意する必要がある。たとえば、仮に私が、インターネットアクセス装置2aに接続され周辺機器管理装置4において制御されるあるオブジェクトとスイッチとを有しており、それによってスイッチがランプをアクティベートするようになっているとする。この場合に、もし、このオブジェクトを動作させるのに必要なドライバをダウンロードした後に、私がこのオブジェクトを持って誰か他の人のところに行ったとしたら(言い換えると、私はこのスイッチが常時接続されているインターネットアクセス装置2aとは異なる、新たなインターネットアクセス装置2bにこれを接続したとしたら)、この新たなインターネットアクセス装置2bは、再び、それに関連付けられた仮想オブジェクト1’を発見する。それは、自身のアドレスにおいて供給されるMACアドレスを変更する。その後、スイッチは、オブジェクトが移動させられたにも関わらず、そのオブジェクトを常に制御する。これは、接続動作を除き、ユーザからの少しの介入もなしに行われる。
<制御方法>
第3の態様によれば、本発明は、上述のデータ管理システムにおいて、少なくとも1つの周辺機器1をリモートで制御するための方法に関する。
第3の態様によれば、本発明は、上述のデータ管理システムにおいて、少なくとも1つの周辺機器1をリモートで制御するための方法に関する。
本方法は、インターネット30に接続された端末6(パーソナルコンピュータであってもよく、携帯電話であってもよく、タッチ式の(tactile)タブレットであってもよく、さらにはインターネットアクセス装置2であってもよい)を介して適用され、以下の各ステップを備える:
‐端末6から周辺機器管理装置4にリクエストを送信するためのステップ。このリクエストは少なくとも1つの周辺機器1を指定する。これは、たとえば「ラジエータをスイッチオフせよ」であってもよい。実際には、端末6上にカスタマイズされたクライアントを有することが可能であり、このクライアントが、ユーザの各周辺機器1とそのユーザがそれらの周辺機器1に対して行う操作とを参照する。このリクエストは、住宅10からだけでなく、リモートで送信されてもよいことを注記しておく。周辺機器管理装置4に接続可能であれば十分である。
‐上記の少なくとも1つの周辺機器1を表す少なくとも1つの仮想オブジェクト1’について、周辺機器管理装置4に問い合わせる(consult with)ためのステップ。この問い合わせは、周辺機器1のUIDを用いて行われる。端末6に既知でありリクエストにおいて供給されてもよい。周辺機器管理装置4は、仮想オブジェクト1’の関連する属性(複数可)にアクセスする(任意選択で当該属性を修正してもよい)。
‐上記の少なくとも1つのインターネットアクセス装置2にリクエストを送信するためのステップ。インターネットアクセス装置2のアドレスは、少なくとも1つの決定された仮想オブジェクト1’に関連付けられる。このように、その周辺機器1が接続するインターネットアクセス装置は追跡される。
‐上記の少なくとも1つのインターネットアクセス装置2を介し、上記の少なくとも1つの周辺機器1にリクエストを送信するためのステップ(これにより、その周辺機器はリクエストを実行する)。有利には、リクエストは、インターネットアクセス装置2によって、周辺機器1がダウンロードされたドライバによって理解し得る命令に変換されるということに留意すべきである。
‐端末6から周辺機器管理装置4にリクエストを送信するためのステップ。このリクエストは少なくとも1つの周辺機器1を指定する。これは、たとえば「ラジエータをスイッチオフせよ」であってもよい。実際には、端末6上にカスタマイズされたクライアントを有することが可能であり、このクライアントが、ユーザの各周辺機器1とそのユーザがそれらの周辺機器1に対して行う操作とを参照する。このリクエストは、住宅10からだけでなく、リモートで送信されてもよいことを注記しておく。周辺機器管理装置4に接続可能であれば十分である。
‐上記の少なくとも1つの周辺機器1を表す少なくとも1つの仮想オブジェクト1’について、周辺機器管理装置4に問い合わせる(consult with)ためのステップ。この問い合わせは、周辺機器1のUIDを用いて行われる。端末6に既知でありリクエストにおいて供給されてもよい。周辺機器管理装置4は、仮想オブジェクト1’の関連する属性(複数可)にアクセスする(任意選択で当該属性を修正してもよい)。
‐上記の少なくとも1つのインターネットアクセス装置2にリクエストを送信するためのステップ。インターネットアクセス装置2のアドレスは、少なくとも1つの決定された仮想オブジェクト1’に関連付けられる。このように、その周辺機器1が接続するインターネットアクセス装置は追跡される。
‐上記の少なくとも1つのインターネットアクセス装置2を介し、上記の少なくとも1つの周辺機器1にリクエストを送信するためのステップ(これにより、その周辺機器はリクエストを実行する)。有利には、リクエストは、インターネットアクセス装置2によって、周辺機器1がダウンロードされたドライバによって理解し得る命令に変換されるということに留意すべきである。
1つの制御方法の範囲内で送信されるリクエストは、いくつかの周辺機器1に関連してもよいということを注記しておく。さらには、端末6上で実行されるアプリケーションが適用する「シナリオ」を考えることも可能である。これらのシナリオの結果として、いくつかの周辺機器1の制御を可能にする詳細に記述されたリクエストが、ある瞬間において送信される。たとえば「仕事からの帰宅」というシナリオは、毎平日の午後6時0分において、ヒーティングをスイッチオンすることと、ロールシャッターを開くこととを含んでもよい。
<モニタリング方法>
第4の態様によれば、本発明は、接続された周辺機器の「リモートモニタリング」を提案する。これは、機器の所有者によるものであっても、第三者によるものであってもよい。モニタリングは、彼の/彼女の住宅10のサーベイランス(漏れ検出、温度の観測、さらには対住居侵入防衛)から、大規模なエネルギー分析(権力者(great actors)が最適なエネルギー政策を設計できるようにするための、全人口の電力消費と、その時間依存チャージとのサーベイランス)までの範囲に渡る。
第4の態様によれば、本発明は、接続された周辺機器の「リモートモニタリング」を提案する。これは、機器の所有者によるものであっても、第三者によるものであってもよい。モニタリングは、彼の/彼女の住宅10のサーベイランス(漏れ検出、温度の観測、さらには対住居侵入防衛)から、大規模なエネルギー分析(権力者(great actors)が最適なエネルギー政策を設計できるようにするための、全人口の電力消費と、その時間依存チャージとのサーベイランス)までの範囲に渡る。
メディアのオーディエンスおよびサーベイ(様々な周辺機器1の使用時間を示すことによる行動の研究)における、または、とくに高齢者または障がい者のサーベイランス(高齢者は、同一の周辺機器を常用することが多く、普段と異なる使用は問題を意味する可能性がある)における、応用についての記載がなされてもよい。
このために、本発明は、上述の周辺機器管理システムにおいて、少なくとも1つの周辺機器1をモニタリングするための方法に関し、端末6はインターネット30に接続される。
本方法は、以下の各ステップを備える:
‐端末6から周辺機器管理装置4にリクエストを送信するためのステップ。このリクエストは1つまたはいくつかの周辺機器1を指定する。
‐上記の少なくとも1つの周辺機器1を表す、上記の少なくとも1つの仮想オブジェクト1’について、周辺機器管理装置4に問い合わせるためのステップ。
‐少なくとも1つの仮想オブジェクト1’に関連付けられた、少なくとも1つの記録を、(リクエストの内容に従って)端末6に送信するためのステップ。たとえば、リクエストが現在の室温に関するものである場合には、温度センサが測定した温度の記録のうち最後に記述された温度が、周辺機器1に返送されることになる。
‐端末6から周辺機器管理装置4にリクエストを送信するためのステップ。このリクエストは1つまたはいくつかの周辺機器1を指定する。
‐上記の少なくとも1つの周辺機器1を表す、上記の少なくとも1つの仮想オブジェクト1’について、周辺機器管理装置4に問い合わせるためのステップ。
‐少なくとも1つの仮想オブジェクト1’に関連付けられた、少なくとも1つの記録を、(リクエストの内容に従って)端末6に送信するためのステップ。たとえば、リクエストが現在の室温に関するものである場合には、温度センサが測定した温度の記録のうち最後に記述された温度が、周辺機器1に返送されることになる。
このように、周辺機器管理装置は、サービスプラットフォームであると考えられてもよい。多くのサービスを提供するアプリケーションが各社によって開発され、(もしオペレータネットワーク20を管理するアクセスプロバイダが、それらの正当性を確認するならば)周辺機器管理装置4に適用されると想定することができる。
アクセスプロバイダは、必要な場合には、ユーザのプライバシーに関わるMACアドレスのようないかなるデータも含まない生の記録の送信のみを許可することによって、データの匿名性を保証するための手段を有する。
端末6は、とくに警報を適用する場合には、それ自身が周辺機器管理装置4であってもよいということに留意すべきである。すなわち、端末6は、ユーザによって、所与の状況下(上述のような高齢者のサーベイランス、煙検出器のアクティベーション、異常な電力消費、等)で、イベント(ユーザへのメッセージの送信、電力供給のスイッチオフ、さらには警察または消防士への通報)を起こすリクエストを、端末6自身が発信するよう設定されてもよい。
Claims (13)
- 複数の周辺機器(1)を管理するためのシステムであって、
各周辺機器(1)はインターネットアクセス装置(2)に接続され、
各インターネットアクセス装置(2)は、オペレータネットワーク(20)を介してインターネット(30)に接続される、
システムにおいて、
前記システムは、前記オペレータネットワーク(20)内に配置された周辺機器管理装置(4)を備え、
仮想オブジェクト(1’)のリストが前記周辺機器管理装置(4)に記憶され、
各仮想オブジェクト(1’)は、1つの周辺機器(1)を固有の態様で表す
ことを特徴とする、システム。 - 各仮想オブジェクト(1’)はコンピュータデータの集合を含み、
前記コンピュータデータの集合は、前記周辺機器(1)の固有の識別子を含み、前記仮想オブジェクト(1’)は、前記周辺機器管理装置(4)において前記固有の識別子によって参照され、
前記コンピュータデータの集合は、前記周辺機器(1)の属性を少なくとも1つ含み、各属性は前記周辺機器(1)の制御可能な要素を識別する、請求項1に記載のシステム。 - 各仮想オブジェクト(1’)の前記コンピュータデータの全体は、さらに、その仮想オブジェクト(1’)が表す前記周辺機器(1)が接続されている前記インターネットアクセス装置(2)のアドレス(とくにMACアドレス)を含む、請求項2に記載のシステム。
- 少なくとも1つの周辺機器(1)が、ドングル(3)を介して前記インターネットアクセス装置(2)に接続される、請求項1〜3のいずれか一項に記載のシステム。
- 少なくとも1つの周辺機器(1)が、イーサネット、USBまたはWifi接続を介して、前記インターネットアクセス装置(2)に直接的に接続される、請求項1〜4のいずれか一項に記載のシステム。
- 各インターネットアクセス装置(2)は、自身に接続された前記周辺機器(1)の使用を記録し、前記記録は、前記周辺機器管理装置(4)に定期的に送信される、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシステム。
- 少なくとも1つの周辺機器(1)は、物理量を測定するためのセンサを備え、前記周辺機器(1)の使用の前記記録は、前記センサによって測定された前記物理量の値を含む、請求項6に記載のシステム。
- 各仮想オブジェクト(1’)の前記コンピュータデータの全体は、前記周辺機器(1)に関する記録をさらに含み、前記記録は前記周辺機器管理装置(4)へと送信される、請求項6または7に記載のシステム。
- 請求項1〜8のいずれか一項に記載のシステムにおいて、周辺機器(1)をインストールするための方法であって、
インターネットアクセス装置(2)に前記周辺機器(1)が最初に接続される際に、
‐前記周辺機器(1)のタイプを識別することと、
‐前記周辺機器(1)の前記タイプに関連付けられ、前記インターネットアクセス装置(2)と前記周辺機器(1)との間のデータ通信を可能にするドライバを、前記インターネットアクセス装置(2)上にダウンロードすることと、
‐前記周辺機器(1)を固有の態様で表す仮想オブジェクト(1’)を、前記周辺機器管理装置(4)上に作成することと
のためにステップが適用されることを特徴とする、方法。 - 前記周辺機器(1)の前記タイプを識別するための前記ステップは、
前記周辺機器(1)の物理的動作特性をクオリファイすることと、
前記物理的特性に従って前記周辺機器(1)に固有の識別子を割り当てることと
を含む、請求項9に記載の方法。 - 周辺機器(1)の前記タイプに関連付けられた前記ドライバは、周辺機器管理装置(4)に記憶されたドライバのデータベース内において、前記周辺機器(1)に割り当てられた固有の識別子によって参照されるドライバである、請求項10に記載の方法。
- 請求項3〜8のいずれか一項に記載のシステムにおいて、少なくとも1つの周辺機器(1)を、インターネット(30)に接続された端末(6)を介してリモートで制御するための方法であって、
前記方法は、
‐少なくとも1つの周辺機器(1)を指定するリクエストを、前記端末(6)から前記周辺機器管理装置(4)へと送信するためのステップと、
‐前記少なくとも1つの周辺機器(1)を表す少なくとも1つの仮想オブジェクト(1’)について、前記周辺機器管理装置(4)に問い合わせるためのステップと、
‐前記少なくとも1つのインターネットアクセス装置(2)に、前記リクエストを送信するためのステップであって、当該少なくとも1つのインターネットアクセス装置(2)は、そのインターネットアクセス装置(2)の前記アドレスが、少なくとも1つの前記決定された仮想オブジェクト(1’)に関連付けられたものである、前記リクエストを送信するためのステップと、
‐前記少なくとも1つのインターネットアクセス装置(2)を介して、前記少なくとも1つの周辺機器(1)に、前記リクエストを送信するためのステップと
を備えることを特徴とする、方法。 - 請求項6〜8のいずれか一項に記載のシステムにおいて、少なくとも1つの周辺機器(1)をモニタリングするための方法であって、端末(6)がインターネット(30)に接続される、方法において、
前記方法は、
‐1つまたはいくつかの周辺機器(1)を指定するリクエストを、端末(6)から前記周辺機器管理装置(4)へと送信するためのステップと、
‐前記少なくとも1つの周辺機器(1)を表す少なくとも1つの仮想オブジェクト(1’)について、前記周辺機器管理装置(4)に問い合わせるためのステップと、
‐前記少なくとも1つの仮想オブジェクト(1’)に関連付けられた少なくとも1つの記録を、前記端末(6)に送信するためのステップと
を備えることを特徴とする、方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR1157545A FR2979508B1 (fr) | 2011-08-26 | 2011-08-26 | Systeme de gestion de peripheriques domestiques |
FR1157545 | 2011-08-26 | ||
PCT/EP2012/066623 WO2013030163A1 (fr) | 2011-08-26 | 2012-08-27 | Système de gestion de périphériques domestiques |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014525618A true JP2014525618A (ja) | 2014-09-29 |
Family
ID=46826465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014527618A Pending JP2014525618A (ja) | 2011-08-26 | 2012-08-27 | 家庭内周辺機器を管理するためのシステム |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20140215100A1 (ja) |
EP (1) | EP2748976A1 (ja) |
JP (1) | JP2014525618A (ja) |
KR (1) | KR20140059815A (ja) |
CN (1) | CN103765827A (ja) |
FR (1) | FR2979508B1 (ja) |
WO (1) | WO2013030163A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3024811B1 (fr) * | 2014-08-07 | 2017-11-17 | Bouygues Telecom Sa | Procede de controle a distance de peripheriques domestiques |
CN106850309A (zh) * | 2017-02-28 | 2017-06-13 | 深圳知路科技有限公司 | 一种物联网终端资源管理和端口映射的方法 |
CN113193979B (zh) * | 2021-03-25 | 2023-05-09 | 深圳市广和通无线股份有限公司 | 实现物联网模块虚拟外设共享的方法、装置、计算机设备 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1255972C (zh) * | 2000-09-27 | 2006-05-10 | 株式会社Ntt都科摩 | 家庭设置的电子装置的远程控制方法和管理设备 |
JP2007529826A (ja) * | 2004-03-16 | 2007-10-25 | アイコントロール ネットワークス, インコーポレイテッド | 対象事項管理ネットワーク |
JP2007133796A (ja) * | 2005-11-14 | 2007-05-31 | Hitachi Ltd | 情報処理装置及び情報処理システム |
US8635316B2 (en) | 2007-10-12 | 2014-01-21 | Pie Digital, Inc. | System and method for automatic configuration and management of home network devices |
US8638211B2 (en) * | 2009-04-30 | 2014-01-28 | Icontrol Networks, Inc. | Configurable controller and interface for home SMA, phone and multimedia |
FR2947407B1 (fr) * | 2009-06-25 | 2011-11-11 | Philippe Couillabin | Systeme de domotique par internet. |
CN102263708A (zh) * | 2010-05-25 | 2011-11-30 | 徐勇 | 具有网络电视功能的数字家庭网关 |
-
2011
- 2011-08-26 FR FR1157545A patent/FR2979508B1/fr active Active
-
2012
- 2012-08-27 KR KR1020147007414A patent/KR20140059815A/ko not_active Application Discontinuation
- 2012-08-27 JP JP2014527618A patent/JP2014525618A/ja active Pending
- 2012-08-27 EP EP12756418.5A patent/EP2748976A1/fr not_active Withdrawn
- 2012-08-27 CN CN201280041585.0A patent/CN103765827A/zh active Pending
- 2012-08-27 US US14/241,069 patent/US20140215100A1/en not_active Abandoned
- 2012-08-27 WO PCT/EP2012/066623 patent/WO2013030163A1/fr active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20140215100A1 (en) | 2014-07-31 |
KR20140059815A (ko) | 2014-05-16 |
CN103765827A (zh) | 2014-04-30 |
FR2979508A1 (fr) | 2013-03-01 |
FR2979508B1 (fr) | 2014-07-11 |
EP2748976A1 (fr) | 2014-07-02 |
WO2013030163A1 (fr) | 2013-03-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6655635B2 (ja) | アドレス指定可能ホームオートメーション(ha)デバイスのユーザ選択可能リストに基づく所望シーン実現を含むhaシステム、及び関連方法 | |
US10558323B1 (en) | Systems and methods for smart home automation using a multifunction status and entry point icon | |
JP6650475B2 (ja) | デバイス署名ペアリングを含むホームオートメーションシステム及び関連方法 | |
JP6739456B2 (ja) | クラウド及びホームメッセージキュー同期を含むホームオートメーションシステム、並びに関連方法 | |
JP6487072B2 (ja) | 異常動作するアドレス指定可能デバイスとの通信を終了させるセキュリティコントローラを含むホームオートメーションシステム、及び関連方法 | |
EP3314820B1 (en) | Home automation system including device signature pairing and related methods | |
EP3076093B1 (en) | Air conditioning system and air conditioning management program | |
KR102252258B1 (ko) | 홈 네트워크 시스템에서 홈 디바이스들의 그룹 제어 방법 및 장치 | |
US10630649B2 (en) | Home automation system including encrypted device connection based upon publicly accessible connection file and related methods | |
JP5873671B2 (ja) | エネルギー管理システム | |
JP2008165336A (ja) | ネットワークシステム | |
US20130114582A1 (en) | Wireless mesh network device protocol translation | |
US20150172215A1 (en) | Apparatus for Network Bridging | |
JP2014525618A (ja) | 家庭内周辺機器を管理するためのシステム | |
JP2006227802A (ja) | アプリケーションサービス提供システム、サービス管理装置、ホームゲートウェイおよびアクセス制御方法 | |
JP6663253B2 (ja) | デバイス制御装置、及び情報提供方法 | |
KR101194567B1 (ko) | 사물 지능 통신 기반 홈 네트워크 시스템 및 이의 이용 방법 | |
US10893467B2 (en) | Home automation system including selective operation of paired device based upon voice commands and related methods | |
Chatzigiannakis | Apps for smart buildings: A case study on building security | |
JP5662360B2 (ja) | 情報通信システム、コミュニティ管理サーバ、ゲートウェイ装置、情報通信方法およびプログラム | |
US10964189B2 (en) | Home automation system determining deviated operation device pattern and related methods | |
US10637680B2 (en) | Home automation system including shareable capacity determining hub devices and related methods | |
US11082248B2 (en) | Home automation system including changed current usage notification and related methods | |
JP2020010380A (ja) | 通信端末 |