JP2014512580A - 携帯端末を介した自動電子支払い - Google Patents

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Abstract

自動電子支払いのための方法は、ネットワークのアンテナの信号を模倣することによってNFF基地局の存在を示す信号を送信するステップと、移動局から発信されたNFF基地局への接続の要求を検出するステップと、識別要求信号を移動局に送信するステップと、移動局によって送信された識別応答信号を検出するステップと、検出された識別応答信号に基づいて移動局と関連する加入者の識別データを決定するステップと、決定された加入者識別データに基づいて、加入者に課金するステップとを備える。課金ステップは、加入者識別データ及び支払われるべき金額を加入者サーバに送信するステップと、加入者と関連する複数の課金パラメータを抽出するステップと、複数の課金パラメータ及び支払われるべき金額を支払いサーバに送信するステップと、複数の支払いパラメータに基づいて、支払われるべき金額を加入者に課金するステップとを備える。

Description

本発明は一般に、携帯電話機(mobile telephone)又はセルラー式電話機(cellular telephone)等の携帯機器の手段による支払いの方法に関する。より具体的には、本発明は、既存の遠隔通信ネットワーク(telecommunications network)であってそこにおいて加入者が当該加入者と関連する移動局(mobile station)に基づいて課金されるような遠隔通信ネットワークと関連する複数の信号を用いて実行可能な、自動化された支払取引システム及び方法に関する。
安全性、速度及び利便性の理由のために、現金取引が使用される頻度はますます低下している。支払いカード(payment card)は、広く使用されている非貨幣的取引の形式である。クレジットカードの使用の増加は、消費者が大量の現金を持ち運ぶよりもむしろ電子支払いシステムを好んで使用することの十分な証拠を提供する。
米国特許出願公開第2010/027469号明細書 米国特許出願公開第2006/253392号明細書 国際公開第WO01/20844号パンフレット
これらの種類の金銭的な手段はいくつかの安全性の問題を経験し、詐欺行為の防止は決済業界の利益に影響を与えるような重大な損失を構成する。現金が失われた又は盗まれた場合、通常、損失を受け入れること以外に可能な道はない。他の金銭的な手段を用いると、損失は重大な問題ではないが、詐欺行為は決済業界に対する実質的な損失を引き起こす。
一般に、支払いカードは、使用者がカードリーダ又は他の装置にそのカードを通して、使用者認証(user authentication)及び取引承認(transaction approval)のために、望まれるよりも多くの時間を必要とし得る正式な取引処理を行うことを求める。
複数の電子支払いシステムの広範な採用にもかかわらず、より高速な、より安価な、そしてより便利な、金銭上の取引を達成する電子支払いシステムの必要性の高まりがあることは明白である。
近年、複数の携帯機器の使用に基づいた複数の支払いシステム及び複数の方法において発展がある。人々は今や、テキストメッセージング、写真、及び音楽を聴くことなどの、典型的な携帯機器によって供給される複数の付加的な特性を日常的に活用している。なぜならば、携帯機器は、PDA、MP3、呼び出し装置(paging)又は呼び出しシステム、再生、及び電子メールなどの統合能力を含むように進化しているからである。したがって、電子支払いのために携帯電話機を使用することは、この収斂過程の自然な進化を構成する。
携帯電話機器及びその他の携帯型機器は爆発的に普及している。一般に、人々は、財布又は自動車の鍵を持ち運ぶことを忘れたとしても、携帯電話機又はセルラー式電話機を持ち運ぶことは忘れない。携帯機器は世界の多くの国々においてどこにでもある。従って、複数の携帯機器における複数の支払いシステムの統合に対する大きな需要がある。
携帯通信機器を用いて支払いを行うためのいくつかの方法が提案されている。この方向における試行は様々な理由で部分的に成功している。多くの場合、セルラー式電話機は、口座残高及び口座情報を格納するために使用される、付加的な回路装置(又はチップ)、又は、近頃の「非接触」技術にあるような、移動させてリーダーに近づけることによってクレジットカードの詳細を送信することが可能なRFID装置を有する必要がある。
他の複数の場合において、又はチップと関連して、通信機器は組み込みソフトウェアを使用する。組み込みソフトウェアは、支払いを行うために、様々な欄(field)を選択して要求された詳細を入力するように、購入者によって使用可能なユーザーインターフェースを提供する。これらのソフトウェアアプリケーションの多くは、比較的により高価な携帯通信機器においてのみ提供可能である。さらに、組み込みソフトウェアアプリケーションのいくつかは、取引を完了するためにインターネット接続を要求することがある。
携帯通信機器を使用して支払いを行うためのもう1つの公知の方法は、購入者に、彼/彼女のプリペイドクレジット(prepaid credit)を使用して支払いを行うオプションを提供する。プリペイドクレジットは、購入者によって、彼/彼女の携帯通信機器のためのサービスプロバイダー(service provider)に支払われた金額である。従って、購入者は、彼/彼女のプリペイドクレジットの合計金額を上回るような買い物をすることができない。さらに購入者は、支払いを行うために要求される、クレジット口座番号、有効期間等の多くの詳細を覚えている必要がある。
特許文献1は、フェムトセル機器及び複数のサービスの購入、並びに購入された機器及び複数のサービスのためのカスタマーサポートのための、フェムトセルサービスフレームワーク(femto cell service framework)に関する複数のシステム及び複数の方法に関する。販売時点(POS、Platform Of Service)プラットフォームは、1セットの適格基準に基づいたフェムトセル機器の購入を可能にする。顧客ケアのアーキテクチャは、購入された機器のリモートトラブルシューティングを可能にする。リモートトラブルシューティングは、購入された機器の診断及び関連する操作を含む。
特許文献2は、使用者が携帯電話機等の携帯型機器を用いて、購入した商品に対して電子的に支払いすることを可能とする、許可された複数の販売時点取引のための安全な支払いシステムを開示する。このシステムはクライアント装置及びサーバ装置を含む。サーバ装置は、例えば複数の取引レシート及び複数の支払い方法のカスタマイズを可能とする複数の使用者プロファイルを保持する。複数の取引レシートは、例えば電子メール又はSMSによって、予め選択された場所に送信されることができる。
クライアント装置とサーバ装置との間の通信は無線通信であり、当該無線通信は、従来の携帯電話会社(mobile operator)の遠隔通信ネットワークへの接続の従来の複数の能力に加えてさらに付加的な複数の移動能力を要求する無線通信であり、例えば赤外線通信である。
特許文献3は、複数の携帯電話機及び無線自動販売機を備えた、電子形式のデータを供給するシステムに関する。無線自動販売機は、セルラー式電話機ネットワーク上で通信することによって複数のデータサーバから電子データを取得することができ、また、ブルートゥース(Bluetooth、登録商標)ローカルネットワーク上で電子データを複数の携帯端末に送信することができる。携帯電話機の使用者は、無線自動販売機に問い合わせてそれが含む電子データを決定することができ、また、電子データの少なくとも一部が携帯電話機に送信されるように要求することができる。
上述のことから、要求されているものは、より簡単な、より高速な、より便利な、そしてより安全な、携帯機器を用いて金銭的な取引を結ぶ方法であることは明白である。
本発明の目的は、上記の問題点を解決した、携帯端末を用いた支払取引を実行する新しいシステム及び方法を提供することにある。
この目的、並びに、以下で明白となるこれら及び他の目的は、遠隔通信ネットワークにおいて動作するように適合された移動局の検出に基づいた自動電子支払いのための方法によって達成される。本方法は、セルラー方式の遠隔通信ネットワークの外部にある近距離場集中(Near Field Focused、NFF)基地局と関連する送信装置の部分上で、セルラー方式のネットワークのアンテナの信号を模倣することによってNFF基地局の存在を示す信号を送信するステップと、NFF基地局と関連する受信装置の部分上で、移動局から発信された、NFF基地局への接続の要求を検出するステップと、送信装置の部分上で、識別要求信号を移動局に送信するステップと、受信装置の部分上で、移動局によって送信された識別応答信号を検出するステップと、検出された識別応答信号に基づいて移動局と関連する加入者の識別データを決定するステップと、決定された加入者識別データに基づいて、加入者に課金するステップと、から成る複数のステップを備え、課金ステップは、NFF基地局と関連する通信装置の部分上で、加入者識別データ及び支払われるべき金額を、サーバに送信するステップと、サーバの部分上で、加入者と関連する複数の課金パラメータを抽出するステップと、サーバの部分上で、複数の課金パラメータ及び支払われるべき金額を支払いサーバに送信するステップと、支払いサーバの部分上で、複数の支払いパラメータに基づいて、支払われるべき金額を、加入者に課金するステップと、から成る複数のステップを備える、ことを特徴とする。
NFF基地局はここでローカル基地局を意味する。このNFF基地局は、従来の遠隔通信ネットワークの一部ではなく、携帯電話機がNFF基地局の近傍にありNFF基地局から来る信号が従って遠隔通信ネットワークの一部である従来の複数の基地局から来る複数の信号よりも強力であるときに携帯電話機がそれにキャンプオンするために十分な、従来の複数の遠隔通信基地局から導かれる、複数の能力を有する。NFF基地局はまた、ある意味で従来の携帯機器と通信可能とするように構成されることを目的とされている。NFF基地局はまた、用語「ローカル基地局」によって表されてもよい。
本発明の実施形態に係る携帯機器を用いた支払取引のシステムのブロック図である。 本発明の実施形態に係る携帯機器を用いた支払取引の方法のフローチャートである。 本発明に係る加入者への課金ステップの可能な実施形態のフローチャートである。 本発明に係る実施形態において使用可能であるマイクロストリップアンテナのアレイ要素の図である。 図4のアレイ要素の積層の図である。 本発明に係るマイクロストリップアンテナの寸法の仕様である。 本発明に係るマイクロストリップアンテナの4×4サブアレイの供給線路の図である。 本発明に係るマイクロストリップアンテナのアレイの全体構造の図である。 本発明に係るマイクロストリップアンテナの複数のパッチ、複数のスロット及び供給線路を備えたアレイ構造の図である。 本発明に係るマイクロストリップアンテナの8×8アレイの2つの4×8サブアレイの図である。 本発明に係るマイクロストリップアンテナの8×8アレイの2つの4×8サブアレイの図である。
本発明のさらなる複数の特徴及び複数の利点は、複数の図面を参照した非限定的な例示の手段によって示される、特別なしかし限定されない複数の実施形態の詳細な説明から、より明確になるであろう。
図1には、本発明に係る携帯機器を使用する電子支払いシステムの上位の表現が示されている。図1には、基地局フィールド110を有する基地局105と、NFF基地局フィールド120を有する近距離場集中(Near Field Focus、NFF)型の基地局115が示され、当該基地局115は、送信装置125と、受信装置130と、処理装置135と、通信装置137とを備える。図1にはまた、加入者145及び携帯機器147を備えた移動局140と、加入者エンジン160及び加入者データベース170を備えた加入者サーバ150と、支払いサーバ180とが示されている。
基地局105はまた基地局送信機及び基地局制御ユニットを含み、当該基地局105は一般に、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(Global System for Mobile Communications、GSM)のネットワーク、又はユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(Universal Mobile Telecommunications System、UMTS)ネットワーク等の携帯電話機ネットワークの構成要素である。もう1つのネットワークは、任意の第3世代(3G)ネットワーク又は同様のものを含んで使用されてもよい。携帯電話機がネットワークに接続されて(すなわち「フィールドにおいて」)、発呼及び着呼が可能となるように、基地局105は典型的には無線インタフェースを携帯電話機又はセルラー式電話機等の移動局に提供する。GSM、UMTS及びその他の複数の携帯電話機ネットワークの広範囲のカバレッジのために、移動局140はしばしば1つ又はそれ以上の基地局105によって覆われる地理的な位置内にあるが、移動局140は、基地局105の区間(interval)内又はフィールド内に位置付けされる必要がない。基地局105は典型的には携帯電話機ネットワークの一部であり、携帯電話機は電話機の発呼を行う又は受信するために必要な受信部を有する必要がある。
システムの全体は、1つ又はそれ以上の基地局105のフィールド110内に含まれることができる。基地局フィールド110は、一般に、基地局105が携帯電話機通信に使用されるために十分強力な信号を送信するような地理的な領域である。一般に、各基地局105に対応する基地局フィールド110がある。
NFF基地局115は一般に基地局105と同一の複数の機能性特性を有する。しかしながら、NFF基地局115は、基地局105とは異なり、基地局105が属するネットワークの外部にあり、より一般には、いかなるGSM携帯電話機ネットワーク(又はもう1つの種類のネットワーク)にも属さない。NFF基地局115は、基地局105等の複数のGSM基地局の複数の信号を模倣するが、それは、携帯電話機通信のためではなく複数の自動化された支払取引の情報を収集するために設計されている。従って、NFF基地局115は一般に、発信呼又はアップリンクの呼を接続しない。NFF基地局115がアップリンクの呼の複数の要求を拒否するため、そのような複数の要求を行ういかなる携帯電話機も、典型的には基地局105と関連するネットワークを選択することを余儀なくされる。
NFF基地局115は一般に携帯電話機に関しては基地局105と同様に動作し、基地局105に関してはNFF基地局115は携帯電話機と同様に動作する。NFF基地局115は一般に、複数の信号をNFF基地局地理的フィールド120に送信する。NFF基地局フィールド120は、部分的に又は完全に、基地局フィールド110の地理的な領域内にあってもよい。この場合、NFF基地局フィールド120は、NFF基地局115によって送信された複数の信号が基地局105によって送信された複数の信号よりも強力であるような地理的な領域を含んでもよい。変形例として、NFF基地局フィールド120は、基地局フィールド110とは全く重なり合わなくともよく、すなわち、NFF基地局フィールド120はGSMカバレッジ又はUMTSカバレッジがないフィールドを含んでもよい。
1つの実施形態において、NFF基地局フィールド120は、例えば図6に示すように40cmから100cmの間の制限された範囲を有する、NFF基地局の近似的に1.5m下に配置された円形の領域内において、より強力な信号を供給するように設定されてもよい。NFF基地局フィールド120のこの好ましい寸法及び形状は、本発明に係るシステム及び方法が、例えば店舗、スーパーマーケット、又は映画館において、支払いが要求される勘定台(checkout counter)に近づいて使用することに適する。任意の他の形状又は寸法が要求に応じて選択されることができる。
NFF基地局115はまた、1つ又はそれ以上の複数の送信装置125、複数の受信装置130、複数の処理装置135、及び複数の通信装置137を備えてもよい。送信装置125は一般に電子装置を含み、当該電子装置は搬送波を発生して増幅し、会話又は他の複数の送信元(source)から取得された信号などの信号を用いて搬送波を変調し、そして、その結果生じた信号をアンテナから送信する。送信装置125は統合されてもよく、又は、さもなければ、NFF基地局115と関連してもよい。
受信装置130は一般に、入力される複数の無線周波数信号を検出及び受信可能な装置を含む。送信装置125と同様に、受信装置130はまた、統合されてもよく、又は、さもなければ、NFF基地局115と関連してもよい。
処理装置135は典型的には、例えば1つの形式からもう1つの形式へデータを変換することによってデータを処理するために、データ処理論理演算回路を含むコンピュータの中央処理装置又はもう1つの部分を含む。処理装置135は、NFF基地局115の構成要素であってもよい。しかしながら、処理装置135はまた、NFF基地局115と関連して遠隔して配置されてもよい。処理装置135は、NFF基地局115と直接的に又は間接的に関連することができる。
通信装置137は典型的には、通信ネットワーク上でデータを送信及び受信するための手段及び論理演算回路を含むコンピュータの中央処理装置又はもう1つの部分を含む。
システムはさらに、典型的には、少なくとも1つの移動局140を含む。移動局140は一般に、無線通信装置、表示モニタ、デジタル信号処理装置等の物理的装置を含む。その名が示すように、移動局140は一般に移動可能であり、従って、NFF基地局フィールド120の全て又は一部を介して移動可能である。本発明の好ましい実施形態において、移動局140は、セルラー式電話の形式の携帯機器147を備える。
移動局140は、「スマートカード」又は「SIMカード」としても知られる加入者識別モジュール(Subscriber Identity Module、SIM)をさらに備えてもよい。典型的には、全ての複数の移動局140はSIMを有し、さもなければ、複数の移動局140は緊急通話を行うことのみが可能となり位置更新(position updating)は実行されないであろう。位置更新は一般に、移動局140が位置を変化させたときに移動局140がその接続を1つの基地局105からもう1つの基地局105に(又はNFF基地局115に)切り替えるために必要である。SIMを有しない移動局140は、だれもそれに到達できないために、それがどこに位置するかをGSMネットワーク又はUMTSネットワークに知らせる理由を有しない。従って、本発明の1つの実施形態において、GSMネットワーク及びUMTSネットワークをアクティブにして位置の認識及び位置の更新を提供するために、SIMが必要である場合がある。しかしながら、この実施形態はSIM又はその動作のいかなる機能性も必要としない。
移動局140を備えるハードウェア、すなわちスマートカードではなく携帯電話機147それ自身は、国際移動体装置識別(International Mobile Equipment Identity、IMEI)として通常は設計される一意的な識別子を含む。SIMは、国際移動体加入者識別(International Mobile Subscriber Identity、IMSI)として知られる一意的な識別子をさらに含む。IMEI及びIMSIは相互に独立である。IMEIは携帯電話機を識別し、IMSEはスマートカードを識別する。
一般に、移動局140は、複数の基地局105と関連するGSMネットワーク又はUMTSネットワークに登録される。NFF基地局115は一般に、重要なGSMネットワーク機能インタフェースを有することなくNFF基地局フィールド120に入る各移動局140の国際移動体装置識別番号を取得する。
複数の移動局140は、GSMネットワーク又はUMTSネットワークの全体の一部である公衆陸上移動体通信網(Public Land Mobile Network、PLMN)を、一般に選択する。複数の基地局105によって使用される複数の公衆陸上移動体通信網(PLMN)は、移動体国コード(Mobile Country Code、MCC)及び移動体ネットワークコード(Mobile Network Code、MNC)によって識別される。これらのコードは、複数の基地局105によって送信される位置エリア情報(Location Area Information、LAI)の部分を備える。移動局140は、選択されたPLMNの一部である複数の基地局105からの信号のみを受け入れ、従ってNFF基地局115は、複数の移動局140が正確に応答するように、基地局105から送信された同一のMCC信号及びMNC信号を送信する必要がある。
移動局140は、加入者145と関連する。加入者145は一般に、本発明によって定義される自動電子支払いの複数のシステム及び複数の方法に参加する人である。1つの実施形態において、加入者145は自動電子支払いのこれらの形式に同意し、加入者145は一般に、当該加入者145がNFF基地局フィールド120を介して移動するとき、彼/彼女が所有する移動局140を持っている。
移動局140は典型的に、移動局によって受信される最も強力な信号と関連する基地局に接続し、又は「キャンプオン」するであろう。このキャンプオンの信号強度はしばしば、移動局140によって視覚的に示される。例えば、携帯電話機(携帯機器147)のスクリーンは、携帯電話機がその現在位置において受信している信号の強度を示すであろう。移動局105上に現在キャンプオンされている移動局140がもう1つの地理的な位置の方へ移動して近づくとき、それは一般に、もう1つの基地局105と関連するもう1つの基地局フィールドに遭遇する。この第2の基地局105の信号の強度が、移動局140が現在キャンプオンされている基地局の信号の強度よりも強力になると、移動局140は、そのキャンプオンを以前の基地局105から新たな基地局105へ切り替える。この時点で、移動局140は、新たな基地局105上にキャンプオンされる。この方法において、移動局140は一般に、特定の地理的な領域において最も強力な信号を有する基地局105上にキャンプオンされ、あるいは基地局105へ接続される。従って、NFF基地局115の信号が基地局105から発信される信号よりも強力であるNFF基地局フィールド120において、移動局140は、基地局105上ではなくNFF基地局115上にキャンプオンすることとなる。
同様に、移動局140が基地局フィールド110内に位置せず(従って範囲外にあり、携帯電話サービスがない)、次いでNFF基地局フィールド120に入るとき、移動局140はNFF基地局115上にキャンプオンすることとなる。
特に、1つの実施形態において、移動局140は、例えばマット上の又は開いた容器内の、明確に識別された領域に配置され、当該領域において、NFF基地局115のフィールド信号は、近隣の複数の基地局から来るいかなるフィールド信号よりも強度が大きくなるようにチャンネル化される。
本システムはさらに、典型的には、少なくとも1つの加入者サーバ150を含む。加入者サーバ150は、1つ又はそれ以上の加入者エンジン160及び1つ又はそれ以上の加入者データベース170を含んでもよい。
加入者エンジン160は、加入者サーバ150と統合されてもよく、又は、さもなければ、加入者サーバ150と関連してもよい。加入者エンジン160は、情報を通信装置137と送受信し、支払いサーバ180と通信し、加入者データベース170における情報を発見及び格納することに関与する。加入者エンジン160と通信装置137との間で交換される情報は典型的には、携帯機器147のIMEI番号、支払われる金額、及び支払いを継続するための許可などの加入者認証データを含む。
加入者データベース170は、加入者サーバ150と統合されてもよく、又は、さもなければ、加入者サーバ150と関連してもよい。典型的には、加入者データベース1700は、サービスに加入している各加入者のエントリー(entry)を備え、各エントリーは、加入者145を支払いの方法の詳細と関連づける情報を含む。1つの実施形態において、彼/彼女の携帯機器147のIMEI番号及び支払いの複数の方法の複数の詳細等の、加入者145に関連する情報は、彼/彼女のクレジットカード番号を含む。しかし、他の形式の認証データ、及び支払い方法の複数の詳細はまた可能であり、例えばIMSI番号及び銀行口座識別子が可能である。
本システムはさらに、典型的に、少なくとも1つの支払いサーバ180を含む。支払いサーバ180は独立したサーバであることができ、また、加入者サーバ150と統合されることができ、又は、さもなければ、加入者サーバ150と関連することができる。一般に、支払いサーバ180は、加入者サーバを管理する関係者(パーティ、party)とは異なる関係者によって管理されることができる。支払いサーバ180は、加入者サーバ150から受信された情報に基づいて、加入者へ課金することに関与する。1つの実施形態において、支払いサーバ180は、クレジットカード会社によって管理される独立したサーバであり、加入者サーバ150からの複数の課金要求を受信可能になるように変更される。
図2を参照して、本発明に係るシステムの動作が以下に説明される。
図2は、本発明の実施形態に係る移動局の検出に基づいた自動電子支払いの方法200のフローチャートである。本方法200は、送信装置125によるNFF基地局信号の送信のステップ(ステップ205)から開始する。これは、NFF基地局115の存在を示す信号であり、上述の通り、NFF基地局115は、以下に詳細に説明されるように、セルラー方式の遠隔通信ネットワークの基地局105によって送信された信号を模倣してそれを送信する。NFF基地局信号(ステップ205)の送信は、信号が送信される地理的な領域を正確に制御するために、例えばセクタアンテナ(sectored antenna)等のアンテナを使用して発生してもよい。しかしながら、例えば全方向性アンテナ(omnidirectional antenna)である他のタイプのアンテナは使用可能である。好ましい実施形態において、図4〜11に詳細に示すような、円偏波を有するマイクロストリップアレイ近距離場集中アンテナ(microstrip array near−field focused antenna)が使用される。NFF基地局信号の送信(ステップ205)は、無線周波数(Radio Frequency、RF)信号としての信号の送信を含むことができる。
NFF基地局信号の送信(ステップ205)の後、本方法200は、NFF基地局に接続するための移動局による要求を検出することから成るステップに進む(ステップ210)。検出ステップ(ステップ210)は、NFF基地局115と関連する受信装置130を使用することによって実行可能であり、検出された信号は、無線周波数信号又は他のタイプの無線信号又は送信を含むことができる。信号は、この検出(ステップ210)がNFF基地局115と関連する論理回路ユニットすなわち処理装置135に伝達されるならば、任意の方法又は位置で検出可能である。典型的には、NFF基地局への接続のための要求は、移動局140から発信される。NFF基地局115に接続するための移動局140等の装置からの要求を検出(ステップ210)した後、方法200は、識別要求信号を移動局140へ送信する(ステップ215)ことを開始する。一般に、この送信(ステップ215)の目的は、受信ステップ(ステップ210)の間に受信されていた、NFF基地局115への接続の要求の送信元を一意的に識別する情報を要求することである。識別要求の送信は、NFF基地局信号を送信する(ステップ205)ために使用される送信装置125を含む、任意の手段によって実行可能である。
ひとたび識別要求信号が送信されると(ステップ215)、方法200は、識別応答信号の検出(ステップ220)を待つ。一般に、この識別応答信号は、NFF基地局115に接続するように要求されている装置を一意的に識別する信号である。いくつかの実施形態において、ステップ220は、携帯機器147などの携帯機器であることができる装置と関連する国際移動体装置識別(IMEI)の検出を含むことができる。
方法200のこの時点で、その信号を特定の地理的な領域120上に送信(ステップ205)する基地局115は、NFF基地局115に接続する(ステップ210)ために携帯機器145から要求を受信しており、識別要求信号を送信しており(ステップ215)、装置を識別するこの要求への応答を受信している(ステップ220)。方法200は典型的には、加入者識別データを決定することから成るステップに進み(ステップ225)、 加入者識別データは典型的には、装置を持ち運ぶ人物に関する情報を備える。典型的には、このステップは、ステップ220において検出された識別応答信号の手段によって識別される装置と、装置の所有者等である人物との間の関連性の照合を必然的に伴う。言い換えれば、携帯電話機などの移動局であり得るこの装置は、携帯機器の所有者等である人物と関連する。
いくつかの実施形態において、加入者の識別は、これらの自動化された複数の支払いシステム及び複数の方法への複数の加入者のデータベースの手段によって照合される。このデータベースは、NFF基地局115と統合されてもよく、又は、さもなければ、NFF基地局115と関連してもよい。いくつかの実施形態において、このデータベースは、加入者データベース170であってもよく、照合は通信装置137と加入者サーバ150との間のネットワーク上の情報の交換を含むことができる。この場合において、加入者の識別がデータベースに存在するならば、自動化された支払い手続が起こることとなる。加入者識別情報がデータベースに存在しないならば、使用者はこれらの支払いシステム及び方法に登録されておらず、いかなる代金をも従来の方法で支払う必要がある。これは、実施形態が携帯機器の所有者の承諾がない未許可の課金を防ぐことを示し、例えば各々が携帯電話機を所有する4人家族において、家族がNFF基地アンテナの近隣におり、ただ1人が課金されることを求める状況において有用である場合がある。そのような場合において、家族の1人だけが、加入者識別を認証するために、ステップ225の一部として照合されたデータベースに含まれる彼/彼女の識別を有するであろう。
装置と関連する加入者がひとたび識別されると(ステップ225)、方法200は一般に、加入者に課金することから成るステップに進む(ステップ235)。一般に、加入者への課金は、購入された商品又はサービスのための合計金額を有する加入者への課金を含む。課金は、種々の方法で起きることができる(ステップ235)。例えば、課金(ステップ235)は、現在の口座への課金の形式、又は、請求書の電子的な送信若しくは標準的な郵便物による送付を含んでもよい。加入者への課金(ステップ235)は、加入者と関連するクレジットカードに関連づけられることが可能である。
図3は、本発明に係る加入者への課金のステップ235の可能な実施形態のより詳細な図である。
方法300は通信装置137から開始し、通信装置137は、加入者識別データを加入者サーバ150に送信することから成るステップを実行する。当該加入者識別データは、典型的には検出され携帯機器147のIMEI番号及び課金されるべき金額であり、当該課金されるべき金額は典型的には加入者サーバ150に支払われる必要がある金額である(ステップ310)。
加入者サーバ150は、上述のデータの受信に続いて、加入者と関連する複数の課金パラメータを抽出することを開始する(ステップ320)。これらの課金パラメータは、請求書、料金表、又は加入者への課金の金額に必要な情報を含んでもよい。複数の課金パラメータの抽出は任意の手段で実行されてもよく、加入者と関連するデータを処理する処理装置を含んでもよい。複数の課金パラメータは、加入者データベース170から上記の情報を取得することによって抽出可能であり、ここで、複数の課金パラメータは識別される加入者と関する。
なお、ステップ225において使用者識別は既に認証されているために、ステップ320の取得は成功することとなる。
次いで、加入者サーバ150は、許可要求を携帯機器147に送信することを開始する(ステップ330)。この許可は、擬似SMSメッセージの形式、すなわち、携帯機器147のスクリーンに表示されるメッセージであるがしかしGSMネットワークの手段によって送信されない形式で携帯機器147へ送信されてもよい。許可要求の受信に次いで、携帯機器147は、取引が許可されるか否かを示す許可応答を送信する(ステップ340)。1つの実施形態において、加入者145は、通常は呼の許可又は拒否のために使用される携帯機器147の許可のキー又は拒否のキーを、クリックすることによって応答する。
ステップ350において、加入者サーバ150は、取引を実行するか否かを決定するために、受信された許可応答を評価する。特に、加入者サーバ150は、許可応答がネガティブであるかポジティブであるかを確認する。前者の場合において、方法は停止するとともに、支払いは実行されない(ステップ360)。後者の場合において、加入者サーバ150は支払い要求を支払いサーバ180に送信する(ステップ370)。要求は、ステップ320において取得される全ての有用な課金データ及びステップ310において受信された金額を含む。
上述のように、課金は、加入者データベース170に格納された複数の課金方法に依存して、多様な方法において起きる。例えば、加入者課金は、加入者と関連するクレジットカードに関連づけられることが可能であり、あるいは、現在の口座上の自動課金の形式を含むことが可能である。第1の場合において、複数の課金パラメータは、クレジットカード番号を備え、課金ステップは格納されたクレジットカード番号と関連するクレジットカードに課金することを備える。第2の場合において、複数の課金パラメータは銀行口座識別子を備え、課金ステップは、格納された銀行口座識別子と関連する銀行口座に課金することを備える。
課金方法に依存して、ステップ370において、加入者サーバ150は課金要求を適切な支払いサーバ180に送信する。ステップ380において、支払いサーバ180は、要求された金額を加入者に課金し、次いで、ステップ385において、加入者サーバ150に応答を送信する。支払いが承認される場合には応答はポジティブであってもよく、あるいは、例えば現在の口座残高がネガティブ又はクレジットカードの限界を超えている場合には応答はネガティブであっても良い。いずれの場合においても、ステップ390において、加入者サーバ150はこの応答を通信装置137及び/又は携帯機器147に転送する。
ところで図1に戻り、本発明の一般的な実施形態において、送信装置125は、NFF基地局115の存在を示す信号を送信する。この信号は一般に、割り当てられたブロードキャスト制御チャンネル割り当てリスト(Broadcast Control Channel Allocation List、BCCHリスト、又はBAリスト)に対応する周波数領域にある。このBAリストは、複数の基地局が複数の移動局のための帯域幅を提供するために送信することができる周波数領域に対応する。NFF基地局115の送信装置125は一般に、複数の基地局105と同一の周波数範囲内の複数の周波数の信号を送信する。送信装置125によって送信された信号により覆われる地理的な領域は、NFF基地局フィールド120を形成し、当該領域は一般に、移動局が信号を受信できる領域であるか、送信装置125からの信号がいかなる基地局フィールド110からの信号よりも強力である領域であるかである。両方の場合において、移動局140は典型的には、移動局140がNFF基地局フィールド120に入ったときにNFF基地局115上にキャンプオンする。
移動局140がNFF基地局フィールド120に入るとき、移動局140は一般に基地局115上にキャンプオンする、すなわち接続するための要求を送信する。従って、受信装置130は一般に、移動局140の部分がNFF基地局115上にキャンプオンするための要求を検出する。NFF基地局115は次いで、移動局140がその上にキャンプオンすることを許可することができる。移動局140は従って、NFF基地局115への接続を行う。
移動局140の部分がNFF基地局115へ接続するための要求の受信の後、送信装置125は、識別要求信号を移動局140に送信することができる。この識別要求は移動局140の国際移動体装置識別(IMEI)要求を含んでもよい。移動局140は、この要求の受信の後に、応答として識別信号を送信する。受信装置130は典型的には、移動局140を一意的に識別するこの識別応答信号を検出する。これは、移動局140と関連する国際移動体装置識別の検出を含んでもよい。一般に、IMEI等の識別信号は、他の複数の移動体サービス(mobile service)に干渉することなく、NFF基地局115によってアクセスされてもよい。典型的には、識別要求信号(時々識別要求メッセージと称される)は、いくつかのフィールドの連結から成る。識別要求信号の1つのフィールドは識別型フィールドであり、移動局140のIMEIを要求するために、識別要求信号は、識別型フィールドに二値信号010を設定することによって取得される。この場合において、移動局140は、この識別要求信号を受信すると、移動局140のIMEIを含む識別要求信号を送信することによって応答する。この時点で、処理装置135はNFF基地局フィールド120内に位置する移動局140を一意的に識別するために必要な全ての情報を有する。多くの状況において、複数の移動局140は、同時にNFF基地局フィールド120内に全て位置するため、識別されることができる。処理装置135はまた、移動局140と関連する加入者145の識別を認証することができる。加入者145は一般に、本発明において説明される自動化された複数の支払い方法に(明示的に又は黙示的に)同意した人物である。加入者146は、例えば、彼/彼女の名前をIMEI又はIMSI等の移動局140の識別と関連させて、この情報を支払いの複数の目的のために使用されるデータベース内に格納させることを許可することによって、同意してもよい。処理装置135は、この場合、自動化された支払いのこの形式を加入者145が可能であるか否かを決定するために、移動局140の識別子がこのデータベースないに存在することを確認することができる。
加入者145が支払いのこの形式が可能であると、処理装置135は典型的には、支払われるべき金額で加入者145に課金することを行う。これは、加入者145への請求書、又は、事前に許可された口座からの自動引き落とし若しくはクレジットカードを用いた支払いの任意のフォーム(form)の、生成及び送信を含んでもよい。
上述したように、加入者への課金は、処理装置135、通信装置137、加入者サーバ150、及び支払いサーバ180の間の協働を含む。
一般に、本発明の複数のシステム及び複数の方法は、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM)又は他の複数のネットワークを用いて使用可能な複数の携帯電話機を含む現存の複数の移動局140と適合する。一般に、識別は、移動局のハードウェアのみに依存し、複数の携帯電話会社によって提供される現存の複数の移動体サービスには依存しない。従って、本発明の複数のシステム及び複数の方法は一般に、加入者識別モジュール(スマートカード又はSIMカード)又はそれに関連する国際移動体加入者識別(IMSI)情報の使用を要求しない。1つの実施形態において、本発明の複数のシステム及び複数の方法は、それ(移動局140)自身の携帯電話機と関連するIMEI情報(国際移動体装置識別)のみに基づいて加入者145を識別してもよい。
本発明のシステム及び方法は一般に、GSM又は他の複数のネットワークによって提供される標準的な複数の移動体サービスに干渉することなく、移動局140と関連した携帯電話機147のIMEI番号にアクセスする。これは、加入者145を識別するために十分に長い間、移動局140がNFF基地局に接続する(すなわちキャンプオンする)ことを一時的に許可することによって提供される。移動局140がNFF基地局フィールド120に入る前に基地局105にキャンプオンされていた場合、移動局140は、NFF基地局115の信号の強度が基地局105の信号の強度を超えるとすぐに、基地局105からの接続を切断してNFF基地局115に接続する。一般に、ひとたび受信装置130が、移動局140を識別する(IMEI信号等の)データを受信すると、移動局140とNFF基地局115との間の接続は開放される。移動局140は、この場合、移動局140が基地局フィールド110内にあると、基地局105から来る信号に接続又は再接続できる。この方法において、移動局140は一般に、基地局105又はNFF基地局115であり得る最も強い「セル」のみに接続する。
移動局140は典型的には、多様な動作状態を有する。例えば、移動局140は、呼の準備の過程で、呼の受信の過程で、又は呼の期間の会話モードにおいて、非動作である(inactive(すなわち、待機している))ことができる。移動局140が既に基地局105にキャンプオンしている場合、一般に、再選択アルゴリズムが実行され、これは移動局140が基地局105からの接続を切断してNFF基地局115に接続することを可能にすることができる。一般に、これはNFF基地局115が、基地局105のブロードキャスト制御チャンネル(BCCH)割り当てリスト上の周波数で動作することを要求する。NFF基地局はまた、典型的には、基地局105と同一の移動体国コード及び移動体ネットワークコードを含む必要がある。さらに、NFF基地局は、以下に示すコンピュータコードサンプルに示されるように、ゼロよりも大きな経路損失基準(「C1」)を有する必要がある。
複数のセルの選択又は再選択のために使用される経路損失C1に関連するパラメータは、
C1=(A−Max(B,O))
によって定義される。ここで、
A=受信レベル平均−RXLEV_ACCESS_MIN、
B=MS_TXPWR_MAX_CCH−P、
RXLEV ACCESS_MIN=システムにアクセスするために要求される、移動局で受信される最小レベル、
MS_TXPWR_MAX_CCH=指示がされるまでシステムのアクセスにおいて移動局によって使用されることができるTXPWRの最小レベル、
P=移動局の最大RF出力電力
である。全ての数値はdBmで表される。
RXLEV_ACCESS_MIN及びMS_TXPWR_MAX_CCHのパラメータは、サービスセルのBCCH上のブロードキャストにおいて送信される。
NFF基地局115が保守管理のために稼働していない、又は、全く動作していないとき、それは「禁止された(barred)」状態にあることができる。NFF基地局115の禁止を除去するために、セル禁止アクセス(Cell Barring Access)パラメータは送信される必要がある。
NFF基地局115は、NFF基地局フィールド120に入ると、例えば移動局140がキャンプオンしている基地局105等の基地局の1つとは異なる位置エリアコード(Localization Area Code)を有してもよい。これは一般に、NFF基地局115に、移動局140等の新たな移動局がその上にキャンプオンすることを知ることを許す。
移動局140は一般に、基地局115に対するC1の計算された値が、例えば5秒等の時間の周期に対して少なくともCELL_RESELECT_HYSTERESIS dBだけ、基地局105等の現在のサービス基地局のC1の値よりも大きいと、NFF基地局115に接続する。この最後のパラメータは、サービス基地局から到達するBCCHデータの手段によって提供される。NFF基地局115上のキャンプオンの前に、移動局140は、MCC/MNC及びCELL BAR ACCESSを確認するために、BCCHのデータ(システム情報)の完全なグループをデコードすることを試行する。一般に、接続が移動局140とNFF基地局115との間で準備された後、複数のシステム情報メッセージはSACCHチャンネル(Slow Access Control Channel)上のこれらの装置の間で送信される。システム情報は一般に、近隣の複数の基地局におけるBCCH割り当ての情報、並びに、位置領域及び基地局識別の識別等の情報を含む。
一般の実施形態において、移動局140は一般に、移動局140が最も強力な信号を受信している(基地局105かNFF基地局115かの)基地局に接続する。NFF基地局115の位置エリアコード(LAC)が、移動局140が現在キャンプオンされることができる基地局105のLACとは異なる場合、移動局140は次いで、NFF基地局115への接続を準備して位置更新のための要求を送信し、そこへ、NFF基地局115はIMEIデータの要求等の識別要求信号を移動局140へ送信することによって応答することができる。
例示する実施形態において、予め設定された基地局内において、NFF基地局115のC1は、移動局140が現在接続されている基地局のC1よりも大きいCELL_RESELECT_HYSTERESISである必要がある。典型的には、これは、現在のセル識別(Current Cell Identity(位置エリア識別(Location Area Identity)、LAI))メッセージが送信されることを引き起こす。NFF基地局115の選択に対する最小の条件として、NFF基地局115のLACは移動局140が現在接続されている基地局の1つと異なっていてもよい。NFF基地局115によって使用される周波数は典型的には、基地局105等の現在の基地局のBAリスト(BCCH割り当てリスト)の項目であり、NFF基地局115のLAIは典型的には、移動局140が現在接続されている基地局と関連するネットワークのMCC及びMNCを含む。移動局140は、BAリストの項目の複数の周波数のいずれも受信できない場合、124個の可能な周波数を全てスキャンすることができるのみである。
例示する実施形態を続けると、移動局140はNFF基地局115を検出でき、無線リソース(Radio Resources、RR)接続を準備することによって、すなわちNFF基地局115のRACH(ランダムアクセスチャンネル、Random Access Channel)上のアクセスパルス又はバーストにおいてRRチャンネル要求メッセージを送信することによって、NFF基地局115に接続することを試行する。
NFF基地局115は、この場合、RR即時割り当て(Immediate Assignment)をそのAGCHチャンネル(Access Grand Channel)で送信することによって、SDCCHチャンネル(Stand−alone Dedicated Control Channel、スタンドアロン専用制御チャンネル)を移動局140に割り当てる。AGCHチャンネルは通常、移動局140に位置更新要求を、割り当てられたSDCCH上でNFF基地局115に送信させ、そのSACCH上で複数の測定レポート(Measurement Reports)を送信することを開始する。NFF基地局115は、次いで、移動局140がそのIMEIデータを有する識別応答をNFF基地局115に送信する要求としての役割を果たす、2に等しい識別型フィールドを有する識別要求を、NFF基地局115に送信することができる。最後に、NFF基地局は、位置更新受け入れ(Location Update Acceptance)及びRRチャンネル解放(RR Channel Release)を送信することができる。
1つの実施形態において、NFF基地局115が移動局140の識別を示すIMEIデータ等のデータを受信した後、もはや移動局140がNFF基地局115に接続されたままである必要はない。従って、移動局140はNFF基地局115からの接続を切断することができ、その後、移動局140は基地局105に自由に接続(又は再接続)することができる。移動局140が接続のための基地局を選択することができる異なる複数の状況がある。例えば、移動局140に接続された基地局又はNFF基地局115に対する経路損失(C1)が、例えば5秒等の与えられた時間の期間に対してゼロを下回るかどうかである。ダウンリンク失敗信号、又は接続された基地局が禁止されていることを示すBCCHデータはまた、移動局140が接続のためにもう1つの基地局105又はNFF基地局115を選択することを導くであろう。さらに、接続されていない基地局105(又はNFF基地局115)に対するC1の値が、例えば5秒等の時間の期間に接続された基地局105(又はNFF基地局115)のC1の値を超えると、より強い信号が検出される。新たな基地局(又はNFF基地局115)が異なる位置領域にある場合、C1の値は、接続された基地局(又はNFF基地局115)のC1の値を、少なくとも、例えば5秒等の時間の期間に現在接続された複数の基地局から到達するBCCHデータ項目から定義されるCELL_RESELECT_HYSTERESIS dBだけ、超えることを要求されてもよい。いくつかの実施形態において、ランダムアクセスの試行が、「*MAX retrans」としてBCCH上で定義された回数等の、ある回数の試行の後に成功しないと、基地局又はNFF基地局115の再選択が行われることができる。
一般の実施形態において、移動局140を識別するIMEI等の識別応答信号がひとたび受信されると、可能な限り速やかにNFF基地局115からの接続を切断して基地局105に接続又は再接続することが移動局140に対して望まれる。これは一般に、信頼できるネットワークの再選択として示される。一般に、これはNFF基地局115からのダウンリンク信号伝達の失敗メッセージを移動局140に送信することによって、より効果的に提供される。
ダウンリンク信号伝達の失敗基準は一般に、ダウンリンク信号伝達失敗カウンタ(Downlink Signaling Failure Counter、DSC)に基づく。移動局140がNFF基地局115上又は基地局105上にキャンプオンされるとき、DSCは、90/Nに近い整数に等しい値に初期化されることができる。ここで、Nは基地局105又はNFF基地局115のためのBS_PA_MFRMSパラメータである。その後、呼び出しサブチャンネルにおける移動局140の部分上の成功したデコードは、DSCを1だけ増加させ(しかし、90/Nに最も近い整数を決して超えない)、さもなければDSCを4だけ減少させる。DSCが0(ゼロ)に等しくなると、ダウンリンク信号伝達の失敗が宣言されて再選択処理が開始する。
1つの実施形態において、以下の式に従って、再選択処理は近似的に5.3秒を要求する。
Figure 2014512580
ここで、
−Nは、基地局105又はNFF基地局115のための(制御チャンネル記述において、システム情報において送信される)BS_PA_MFRMSパラメータであり;
−Fは、移動局140が受信するために必要とする、破損した呼び出しメッセージの量であり;
−NΔPは、移動局140に対する2つの呼び出しメッセージの間の時間区間であり;
−ΔCは、ダウンリンク信号伝達の失敗を発生するために必要とされる時間であり;そして、
−ΔPは、(51x8)x15/26ms(51フレームのマルチフレームの期間)−235msである。
移動体発信呼(Mobile Originated Call(アップリンクの呼、uplink call))の場合において、再選択の処理はより高速に行われてもよい。基地局の再選択は、移動局140が、成功しなかったランダムアクセスの複数の試行の「MAX retrans」(BCCHパラメータ)に等しい数を受信したときに行われることができる。これは一般に、位置更新を実行するために移動局140によって送信されるチャンネル要求と(多くの場合、ここで、チャンネル要求におけるESTABL_CAUSEフィールドはゼロに等しい)、移動体発信呼又は緊急呼(一般に、これらの場合においてESTABL_CAUSEフィールドはゼロに等しくない)の準備のために使用される複数のチャンネル要求とを区別することを必要とする。
NFF基地局115が移動局140のIMEI等の加入者識別データを受信した後の再選択処理の速度を速めるためのもう1つの方法は、NFF基地局115からの拒否された位置更新(Rejected Location Update)メッセージを移動局140に送信することによって行うことができる。これは、移動局140に、それがNFF基地局115に接続されていないと考えさせ、従って、移動局140は、基地局105等のもう1つの基地局を、それに接続するために即時に検索する。異なる他の複数の再選択信号は、移動局140が禁止されなくなるまで、又は、NFF基地局115が無効であるとして分類されなくなるまで使用可能である。変形例の複数の再選択信号のいくつかの例は、IMSIがホーム位置レジスタ(Home Location Register、HLR)に未知であることを示すメッセージ、不当な移動体加入者又は不当な移動体装置であることを示すメッセージ、GSMネットワークと関連する公衆陸上移動体通信網(Public Land Mobile Network、PLMN)へのアクセスが拒否されることを示すメッセージを送信することを含む。同様の複数のメッセージはまた、ローミングが特定の領域において許可されないこと、又は位置領域が許可されないことを示してもよく、このことは、LAIが、禁止される複数の位置領域のリストに格納されることを生じさせてもよい。「ローミングの複数の禁止位置領域」及び「サービスの地域的供給の複数の禁止位置領域」の複数のリストは一般に、移動局140がオフされるとき若しくはSIMが取り除かれるときのみ、又は、周期的(例えば12から24時間毎)に削除される。もう1つの可能性は、「新たな基地局に入るときのさらなる試行」(すなわち、新たな呼)等の、上述とは異なる拒否の場合を使用することであってもよい。例えば、拒否の複数の理由は、以下に示されるようなものであってもよい。
拒否の理由の値(8ビットバイト(octet) 2)
複数のビット(Bits)
8 7 6 5 4 3 2 1
0 0 0 0 0 0 1 0 HLRにおける未知のIMSI
0 0 0 0 0 0 1 1 不当なMS
0 0 0 0 0 1 0 0 VLRにおける未知のIMSI
0 0 0 0 0 1 0 1 受け入れられないIMEI
0 0 0 0 0 1 1 0 不当なME
0 0 0 0 1 0 1 1 不許可のPLMN
0 0 0 0 1 1 0 0 不許可の位置領域(Location Area)
0 0 0 0 1 1 0 1 この位置領域における不許可のローミング
0 0 0 1 0 0 0 1 ネットワーク障害
0 0 0 1 0 1 1 0 輻輳
0 0 1 0 0 0 0 0 サポート外のサービスオプション
0 0 1 0 0 0 0 1 要求されたサービスオプションに未加入
0 0 1 0 0 0 1 0 サービスオプションが一時的に利用不可
0 0 1 0 0 1 1 0 識別不可能な呼
0 0 1 1 0 0 0 0 新たなセルに入ることの再試行
0 0 1 1 1 1 1 1
0 1 0 1 1 1 1 1 意味に誤りがあるメッセージ
0 1 1 0 0 0 0 0 無効な必須情報
0 1 1 0 0 0 0 1 存在しない又は実装されていないメッセージ型
0 1 1 0 0 0 1 0 プロトコル状態と互換性がないメッセージ型
0 1 1 0 0 0 1 1 存在しない又は実装されていない情報要素
0 1 1 0 0 1 0 0 条件付きIEのエラー
0 1 1 0 0 1 0 1 プロトコル状態と互換性がないメッセージ
0 1 1 0 1 1 1 1 プロトコルエラー、未特定
移動局によって受信される任意の他の値は、0010 0010 「サービスオプションが一時的に利用不可」として取り扱われてもよい。ネットワークによって受信される任意の他の値は、0110 1111 「プロトコルエラー、未特定」として取り扱われてもよい。
一般に、移動局140が拒否の異常な理由を有する拒否位置更新メッセージを受信すると、それは、タイマーT3210等のタイマーをもしそれがまだ動作しているならば停止することによって反応を示すことができる。タイマーT3210は典型的に、位置更新要求メッセージが移動局140によって送信されると始動し、また、タイマーT3210は典型的に、位置更新許可又は拒否位置更新のメッセージが応答として受信されると停止される。無線リソース接続は一般に、タイマーT3210の動作が終了すると中断する。この場合において、試行カウンタは従って増加する。後続の複数の動作は一般に、(現在のサービスセルのBCCHによって格納されて受信される)位置領域識別及び試行カウンタの値に依存する。更新状態がUPDATEDであり、格納されたLAIが現在のサービスセルによってBCCH上で受信されたものに等しく、かつ、試行カウンタが4を下回るならば、移動局140は更新状態をUPDATEDに維持し、無線リソース接続(RR)の解放の後のMMのサブ状態(Mobility Management)INACTIVEはNORMAL SERVICE(以下を参照)である。移動局は、位置更新の手続において使用される位置更新の型を格納でき、典型的には、RR接続が解放されるときにタイマーT3211を始動する。
タイマーT3211の動作が終了すると、位置更新の手続きは、位置更新の格納された型を用いて再び始動し、一般に、更新状態はUPDATEDと異なり、あるいは、格納されたLAIは、現在のサービスセルによるBCCH上で受信されるものとことなり、あるいは、試行カウンタは4より大きい又は4に等しい。
移動局140は一般に、SIMにおいて格納されたLAI、TMSI、又は暗号鍵シーケンスの数を削除し、更新状態をNOT UPDATEDに設定し、そして、RR接続が解放されるときに、サブ状態MM IDLE ATTEMPTING TO UPDATEを入力する。試行カウンタが4を下回ると、移動局140は、RR接続が解放されるときにタイマーT3211が始動する必要があることを格納でき、さもなければ、それは、RR接続が解放されたときに、周期的な更新を実行するために使用可能なタイマーT3212が始動できることを格納できる。典型的なT3211のタイムアウトの値は15秒に等しい。この同一の手続はまた、一般に、RR接続の失敗が発生したとき、RR接続が手続の通常の終了前に解放されたとき、又はタイマーT3210が終了したときときに進められる。
移動局140が通常のサービスを受信しているとき、一般に、移動局140が新たな位置領域に入るときに移動局140は位置更新を実行でき、タイマーT3211の動作が終了するときに移動局140は位置更新の手続を実行でき、タイマーT3212の動作が終了するときに移動局140は周期的な更新を実行でき、移動局140はIMSIデタッチ(detach)を実行でき、移動局140はCM(接続管理、Connection Management)層からの複数の要求をサポートでき、あるいは、移動局140は呼び出しに応答できる。移動局140がATTEMPTING TO UPDATEのサブ状態にあるとき、移動局140は、タイマーT3211の動作が終了するときに位置更新の手続を実行でき、サービスセルの位置領域識別が変化するときに通常の位置更新を実行でき、あるいは、この状態へ入ることが(「異常な解放、未特定」とは異なる理由で)ランダムアクセスの失敗によって、又は(「新たなセルに入ることの再試行」の理由で)拒否位置更新メッセージによって生じていた場合、位置更新は、それが新たな基地局105又は新たなNFF基地局115に入るときに実行可能である。この状態に入ることが「異常解放、未特定」の条件によって、又は(「新たなセルに入ることの再試行」とは異なる他の異常な理由で)拒否位置更新メッセージによって生じていた場合、移動局140が新たなセルに入ったために位置更新は実行されない場合があっても良い。
さらに、タイマーT3212の動作が終了するときに移動局140は通常の位置更新を実行でき(周期的な更新を開始する)、移動局140はIMSIデタッチを実行する必要はなく、移動局140は複数の緊急呼の要求をサポートでき、移動局140は通常の位置更新の手続に対するトリガーとしてCM層からの他の複数の要求を使用でき(位置更新の手続きがすべて終了すると、MM接続要求は受け入れられる)、あるいは、移動局140は、例えばIMSIコードを用いた呼び出しに応答できる。
移動局140のIMEI等の識別情報をNFF基地局115に送信した後に移動局140が基地局105に接続又は再接続することを可能にする他の複数の可能性は、中断の手続きの使用を含む。中断の手続きは、進行中の又は確立した任意の移動体管理(Mobility Management、MM)接続を中断するために、基地局105又はNFF基地局115と関連するGSMネットワークによって起動されることができる。移動局140は一般に、少なくとも1つのMM接続が存在するときに、又は、MM接続が確立されているときに中断メッセージが受信されると、当該中断メッセージを現在のプロトコル状態と互換性があるものとして取り扱う。
中断の手続きは、GSMネットワークによって、又はNFF基地局115によって開始可能であり、GSMネットワークによって移動局140に送信された中断メッセージを含むことができる。中断メッセージを送信する前に、ネットワークは一般に、進行中の任意のMM接続を局所的に解放する。中断メッセージの送信の後、ネットワークは、通常のRR接続の解放の手続きを開始できる。理由情報要素(cause information element)は一般に、不正な移動体装置又はネットワーク障害等の、中断の理由を示す。
移動局140はまた、中断の手続きを開始できる。一般に、中断メッセージの受信に続いて、移動局140はMM接続の任意の確立、又は呼の再確立の手続きを中断し、任意のMM接続を解放する。移動局140はまた、SIM内に格納されたTMSI、LAI、及び暗号鍵シーケンス数を削除することができ、更新状態をROAMING NOT ALLOWEDに設定し、この状態をSIM内に格納し、そして、SIMを電源オフされるまで又はSIMが取り除かれるまで無効と見なす。結果として、移動局140は、RR接続の解放の後に、MM IDLEの状態及びNO IMSIサブ状態に入る。移動局140はこの場合、ネットワークがRR接続を解放するのを待機する。典型的には、ネットワーク障害を示す理由情報要素は、NFF基地局115では進行中の複数のMM接続を全て解放することはしないであろう。
移動局140がNFF基地局115上にキャンプオンされると、移動局140はダウンリンクの複数の呼を受信できない場合がある。従って、基地局115が移動局140のIMEI等の識別情報をひとたび取得すると、移動局140は、正しい呼び出しチャンネルを受信するために可能な限り迅速にGSMネットワークに再接続するべきである。ダウンリンクの信号伝達の失敗に基づいた典型的な実施形態において、移動局140は5.3秒の間、GSMネットワークに到達可能でない場合がある。移動局140がNFF基地局フィールド120内に留まると、移動局140は15秒の後にNFF基地局115上に再びキャンプオンすることができ、また、GSMネットワーク上に再びキャンプオンする前に別の5.3秒の間にNFF基地局115上にキャンプオンする状態を保つことができる。この例示の実施形態において、このサイクルは、移動局140がNFF基地局フィールド120内に留まる限り長く繰り返し可能であり、近似的に時間の26%の間、発呼元に到達不可能である場合がある。この事実を最小化するために、NFF基地局フィールド120は一般に、再選択処理の間に移動局140が基地局105上にキャンプオンしてNFF基地局115上に再びキャンプオンすることがないように、移動局140がそこにキャンプオンして識別信号を送信するのに必要最小限の領域である。1つの実施形態において、携帯機器147を持ち運ぶ加入者145が、キャンプオンを生じさせるために携帯機器147を積極的にNFF基地局フィールド120に近づけ又は運ぶ必要があるように、NFF基地局フィールド120は近似的に50cmの半径を有する円形の領域を覆う。区切られたNFF基地局フィールド120は、支払い処理に参加していない複数の携帯機器のNFF基地局フィールド120上の不要なキャンプオンを抑える。
移動局140が専用のモードにある、例えば、加入者145が携帯電話機を用いて会話をしているときの複数の状況において、専用の移動局140の複数の測定レポートを受信して、それらをデコードして、そして、一時バッファメモリに一時的な移動体加入者識別子(Temporary Mobile Subscriber Identity、TMSI)に格納することによって、移動局140とNFF基地局115との間の接続は確立可能である。移動局140がその後にネットワークにおける第2のNFF基地局に接続すると、移動局140は位置更新とともに同一のTMSIを送信することができる。ある複数の状況において、移動局140が専用のモードにあって、NFF基地局フィールド120を通ると、本発明の複数のシステム及び複数の方法はまた、それらがハンドオーバーの失敗により進行中の呼を中断しないように、BSCI(基地局識別コード、Base Station Identity Code)及びBSIC周波数を選択する。
典型的な実施形態において、「新たなセルに入ること再試行」を引き起こす拒否位置更新の手続きは、拒否の最良な可能な理由である。この理由が使用されるとき、移動局140は、新たな位置領域に入るとき、又は、例えばセル(すなわち、基地局フィールド110又はNFF基地局フィールド120)に入るときの4回の失敗した位置更新の試みの後、位置更新手続きを実行する。
本発明の複数のシステム及び複数の方法は、基地局105がGSMネットワーク又は他のネットワークの部分として移動局140を用いて基地局105自身を認証する複数の実施形態に取り組むために十分に頑強である。この実施形態において、NFF基地局115は、認証又は暗号化の手続きが起きる前に、移動局140からの識別情報を要求する。この方法において、NFF基地局115は所望の識別情報をまだ受信することができる。
本発明の複数のシステム及び複数の方法は、標準的な複数の移動体サービス(mobile service)との実質的な干渉を有することなく移動局140のIMEI番号へのアクセスを提供する。一般に、複数のIMEIキャッチャー装置(chatcher device)を生成するために、複数のIMSIキャッチャー装置を適合させて最適化することによって、ここに説明される複数のシステム及び複数の方法は、GSMネットワークと互換性のある技術に基づいた自動化された支払いを可能にする。好ましい実施形態において、移動局140は非動作モード(待機)にある。しかしながら、他の複数の動作モードは可能である。要求される装置の量及び寸法を増加させることによって、専用の複数の移動局140の失敗した登録の数は最小化される。
NFF基地局115の好ましい実施形態について、図4〜11を参照して以下説明する。
送信装置125は、複数のマイクロストリップアンテナの平面アレイによって形成されたアンテナであることができる。18000MHzで動作するアレイ要素の構成は、その最大の寸法とともに図4に示されるとともに、プリントされた構造の積層(stacking)は図5に示される。
長方形パッチ及びx−スロットは、円偏波を有する電場を発生する。図6はシステムの特性を示す。図4及び5に示すマイクロストリップアンテナは8x8の複数のパッチの平面アレイを構成するために使用され、アレイは4つのサブアレイに分割された長方形のグリッドに組織化される。位相差は、アンテナパネルから1.5mの距離で電磁場を集束させるように、複数の要素の供給線路の間で導入可能である。幅テーパー(width taper)は、サイドローブレベル(Side Lobe Level、SLL)を近距離領域(near field region)において低減するために含まれる。アレイの全体の寸法は複数のパッチの間で0.6λ0の間隔を有する近似的に82x82cmである。
アレイ構造に関しては、まず、図7に示す4x4のサブアレイの供給線路が設計される。20dBのテイラー(Taylor)幅テーパーはSLLを低減するために使用される。異なる複数の電力分配器(power divider)の一群が設計されている。
円偏波アレイを得るために、ほぼ逐次回転(sequential rotation)の技術が実施されている。特に、4つの4x4のサブアレイの各々は、図8に示すように、隣接するサブアレイに対して−90度回転されている。
各サブアレイは、個々の要素の回転を補償するために、0度、90度、180度、及び270度の電流位相を用いてそれぞれ電力供給される。要求される位相シフトを得るために、4x8サブアレイの上部と下部との間で、λg/4線が水平に整列されたサブアレイと2線の間で使用される(λgはマイクロストリップの波長である)。
図9はアレイの全体構造を示す。8x8アレイ全体の、全波長EMシミュレーションは、180GSM帯域(1710−1880MHz)において−17dBよりも少ない反射損失(Return Loss)を示す。1800MHz及び焦点距離1.5mでは、−3dBの点が30cmの半径を有する良い円対称性を有する。
軸率(Axial Ratio、AR)は、円偏波の性能を評価するために使用されるパラメータである。
Figure 2014512580
及びEはそれぞれ、電場の右成分及び左成分である。
完全な円偏波のために、ARは1(0dB)に等しい必要がある。−3dBの点領域における8x8アレイに対する1800MHzでの軸率は、1dBより小さい。20dBテイラー幅テーパーのおかげで、アレイは−21dBに等しいSLLを有する。
8x8アレイは、アンテナのプロトタイピングを簡単にするために、2つの4x8サブアレイに分割される。2つのサブアレイは図10及び図11に示される。
複数の供給線路はサブレイヤの辺に到達し、ここで、それらはSMAコネクタの手段によって、50Ωの複数の同軸ケーブルに接続される。プロトタイプAとプロトタイプBとの間で180度の位相差を得るために、複数の同軸ケーブルは長さがλg/2だけ異なる。それらは両方、商用の電力分配器に接続される。異なる複数のアンテナの副層を組み立てるために、まず、42個の孔を有するアルミニウムの接地板(ground plane)が準備された。
いくつかのテフロン製のネジは、図5のアンテナの積層に従って、0.4mmの厚さを有するテフロンのスペーサを設けるために、各孔に入れられる。
2つのプロトタイプの複数のArlon D300サブレレイヤは、80x80cmの単一のサブレレイヤを得るために、半田付けされる。供給線路はArlon AD300サブレレイヤの下側にプリントされ、スロットは上側に設けられる。Arlon AD300レイヤ上で、1cmの厚さを有する発泡状材料(foam)で作られているサブレレイヤは、アルミニウム板上に並べられて配置される。2つの供給線路では、端のサブレレイヤに到達し、当該線路を50Ω同軸ケーブルに接続するためにSMA接続が半田付けされる。複数のパッチを有するFR4サブレレイヤは端に配置される。
アンテナは、その帯域幅性能を確認するために、VNA(ベクトルネットワークアナライザ、Vector Network Analyzer)に接続される。測定された反射損失は、GSM1800帯域において−10dBより低い。
デュアルバンド(dcsw−1800/UMTS)性能に関して、8x8アレイの測定された反射損失はUMTS帯域でも帯域幅仕様に合う。ここで、反射損失は常に−10dBよりも低い。この方法において、8x8アレイはGSM1800周波数帯とUMTS周波数帯との両方をカバーする。
アンテナは、UMTS帯の中心周波数の2.05GHzにも集中可能であるが、SLLは−12dBだけである。低いSLL性能は、動作周波数帯の中心周波数が設計過程の基本的な入力パラメータであるという事実による。アレイ供給ネットワーク(array feed network)を最適化するために、GSM1800帯の中心周波数は選択される。従って、GSM1800帯では、UMTS帯の上側よりも良いSLL性能が得られる。UMTS帯でのSLL性能を改善するために、GSM1800帯でのより小さな悪化を同時に受け入れて、供給ネットワークをGSM1800−UMTS帯(1710MHz−2170MHz)の中心周波数に設計する必要が単純にある。
本発明は、携帯機器を用いて、単純で、便利で、迅速な、そして安全な支払い取引を行うことを可能としたために、目標及び目的を達成することが示された。
特に、本発明の実施形態に係る複数のシステム及び複数の方法が現存の複数の携帯電話機及び関連する複数のネットワークを使用することができ、また、専用の装置を必要としないことは明白である。携帯電話機は、それがローカルNFF基地局に隣接して位置するときに、従来のセルラー方式の遠隔通信基地局の複数の信号を自動的に模倣し、遠隔通信ネットワークの従来の複数の基地局により受信された複数の信号に比較して、ローカルNFF基地局により受信されたより強い信号の観点からNFF基地局にキャンプオンする。ローカル通信は従って、従来の遠隔通信ネットワークへのアクセス無しに開始される。それにもかかわらず、複数のローカルNFF基地局が従来の複数の基地局の複数の信号を模倣するため、遠隔通信標準に接続可能な標準的な各携帯電話機は、NFF基地局と相互に影響し合い通信することができる。これは有効性及び互換性を増加させ、費用を低減する。
NFF基地局の好ましい実施形態に関して、「ホットスポット」領域から離れている複数の側方ローブ(lateral lobe)の複数のレベルを低減するために、幅テーパーを使用することが可能であるということが示された。(一様な範囲の励起に関して)集中される領域の拡大は、幅テーパーの副作用として知られ、これはわずか数センチメートルだけのオーダーである。円偏波の実施例は、背景技術において実施された線形偏波の変形例として、携帯電話機の方向にかかわらず通信システムの良好な性能を確保する。提案されたアンテナは、UMTS帯での複数の反射損失仕様に合致するとともに、関心がある周波数帯の全体(1710MHz−2170MHz)の中心周波数でアレイ供給ネットワークを設計することによって、そのSLL性能を改善することができる。結果として生じるGSM1800帯でのSLL性能の悪化は、わずか数dBのオーダーであろう。必要であれば、GSM1800帯とUMTS帯との両方で好ましいSLL性能が得られるように、好ましい実施形態において使用されるテイラーテーパーと異なる幅テーパーが実施されても良い。
もちろん、数々の変形例は明らかであり、本発明の範囲から逸脱することなく当業者によって即座に行われることが可能である。
従って、複数の請求項の範囲は例示の形式で明細書において説明された図面又は複数の好ましい実施形態に限定されてはならない。しかしながらむしろ、複数の請求項は、当業者によって均等に扱われ得る全ての特徴を含む、本発明に属する特許性があり新規性がある複数の特徴を、全て含むべきである。
本発明が優先権を主張する伊国特許出願第MI2011A000193号明細書における開示は、参照によって本明細書に組み込む。

Claims (10)

  1. セルラー方式の遠隔通信ネットワークにおいて動作するように適合された移動局(140)の検出に基づいた自動電子支払いのための方法であって、
    前記セルラー方式の遠隔通信ネットワークの外部にある近距離場集中(Near Field Focused、NFF)基地局(115)と関連する送信装置(125)の部分上で、前記セルラー方式のネットワークの基地局の信号を模倣することによって前記NFF基地局(115)の存在を示す信号を送信するステップ(205)と、
    前記NFF基地局(115)と関連する受信装置(130)の部分上で、前記移動局(140)から発信された、前記NFF基地局(115)への接続の要求を検出するステップ(210)と、
    前記送信装置(125)の部分上で、識別要求信号を前記移動局(140)に送信するステップ(215)と、
    前記受信装置(130)の部分上で、前記移動局(140)によって送信された識別応答信号を検出するステップ(220)と、
    前記検出された識別応答信号に基づいて前記移動局(140)と関連する加入者(145)の識別データを決定するステップ(225)と、
    前記決定された加入者識別データに基づいて、前記加入者(145)に課金するステップ(235)と、を備え、
    前記課金ステップは、
    (a)前記NFF基地局(115)と関連する通信装置(137)の部分上で、前記加入者識別データ及び支払われるべき金額を、加入者サーバ(150)に送信するステップ(310)と、
    (b)前記加入者サーバ(150)の部分上で、前記加入者(145)と関連する複数の課金パラメータを抽出するステップ(320)と、
    (c)前記加入者サーバ(150)の部分上で、前記複数の課金パラメータ及び前記支払われるべき金額を、支払いサーバ(180)に送信するステップ(370)と、
    (d)前記支払いサーバ(180)の部分上で、前記複数の支払いパラメータに基づいて、前記支払われるべき金額を、前記加入者(145)に課金するステップ(380)と、から成る複数のステップを備える、
    ことを特徴とする方法。
  2. ステップ(c)の前段に、
    前記加入者サーバ(150)の部分上で、許可要求を前記移動局(140)へ送信するステップ(330)と、
    前記移動局(140)の部分上で、許可応答を前記加入者サーバ(150)へ送信するステップ(340)と、
    前記加入者サーバ(150)の部分上で、前記許可応答に応じて、ステップ(c)を実行するか否かを評価するステップ(350)と、の複数のステップをさらに備える請求項1記載の方法。
  3. 前記複数の課金パラメータは、クレジットカード番号又は銀行口座識別子を備え、
    前記課金ステップは、前記クレジットカード番号と関連したクレジットカードに課金するステップ、又は前記銀行口座識別子と関連する銀行口座に課金するステップを備える、
    請求項1及び2のうちの1つ又はそれ以上の請求項記載の方法。
  4. 前記識別要求信号の送信の前記ステップ(215)の前段に、
    前記移動局(140)と前記NFF基地局(115)との間の接続を実行するステップをさらに備え、
    前記識別応答信号の検出の前記ステップ(220)の後段に、
    前記移動局(140)と前記NFF基地局(115)との間の前記接続を解放するステップと、
    前記移動局(140)を、前記セルラー方式の遠隔通信ネットワークと関連する基地局(105)に接続するステップと、から成る複数のステップをさらに備える、請求項1〜3のうちの1つ又はそれ以上の請求項記載の方法。
  5. セルラー方式の遠隔通信ネットワークにおいて動作するように適合された移動局(140)の検出に基づいた自動電子支払いシステムであって、
    −セルラー方式の遠隔通信ネットワークの外部にあり、セルラー方式の遠隔通信ネットワークのアンテナの信号を模倣するNFF基地局(115)と、
    −前記NFF基地局(115)の存在を示す複数の信号を送信するとともに、識別要求信号を前記移動局(140)に送信するように適合された前記NFF基地局(115)と関連する送信装置(125)と、
    −前記NFF基地局(115)と関連する受信装置(130)であって、前記移動局(140)の部分上で前記NFF基地局(115)への接続の要求を検出するように適合され、かつ、前記移動局(140)を一意的に識別するように適合された識別応答信号を検出するように適合された、受信装置(130)と、
    −前記検出された識別応答信号に基づいて、前記移動局(140)と関連した加入者(145)の識別データを決定するように適合され、前記決定された加入者識別データに基づいて前記加入者に課金するように適合された処理装置(135)と、
    −前記NFF基地局(115)と関連するとともに、前記決定された加入者識別データ及び支払われるべき金額を、加入者サーバ(150)に送信するように適合された通信装置(137)と、を備え、
    前記加入者サーバ(150)は、前記加入者(145)と関連する複数の課金パラメータを抽出して前記複数の課金パラメータ及び前記支払われるべき金額を支払いサーバ(180)に送信するように適合され、
    前記自動電子支払いシステムは、
    前記複数の課金パラメータに基づいて、前記支払われるべき金額を前記加入者(145)に課金するように適合された支払いサーバ(180)
    を備える自動電子支払いシステム。
  6. 前記移動局(140)は、前記識別応答信号を送信する前に、前記移動局(140)と前記NFF基地局(115)との間の接続を確立するように適合され、
    前記移動局は、前記受信装置が前記識別応答信号を検出した後に、前記移動局(140)と前記NFF基地局(115)との間の前記接続を解放し、前記遠隔通信ネットワークと関連する基地局(105)に接続するようにさらに適合される、請求項5記載のシステム。
  7. 前記移動局(140)への前記信号要求識別は、前記移動局と関連するIMEIコードを要求する信号を備え、
    前記識別応答信号は、前記移動局(140)と関連するIMEIコードの送信を備える、請求項5及び6のうちの1つ又はそれ以上の請求項記載のシステム。
  8. 前記加入者サーバ(150)は、前記検出された識別応答信号を、複数の加入者と関連するデータを含む加入者データベース(170)と比較するように適合され、
    前記処理装置(135)は、前記検出された識別応答信号が前記複数の加入者のうちの一人と関連することを確認するように適合される、
    請求項5〜7のうちの1つ又はそれ以上の請求項記載のシステム。
  9. 前記複数の課金パラメータはクレジットカード番号を備え、
    前記支払いサーバ(180)は、前記クレジットカード番号と関連するクレジットカードに課金するように適合される、
    請求項5〜8のうちの1つ又はそれ以上の請求項記載のシステム。
  10. 前記複数の課金パラメータは銀行口座識別子を備え、
    前記支払いサーバ(180)は、前記銀行口座識別子と関連する銀行口座に課金するように適合された、
    請求項5〜9のうちの1つ又はそれ以上の請求項記載のシステム。
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