JP2014512523A - 光子分光分析装置および光子分光分析方法、その装置を較正するための方法、並びに、その装置の使用 - Google Patents

光子分光分析装置および光子分光分析方法、その装置を較正するための方法、並びに、その装置の使用 Download PDF

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Abstract

本発明は、複数の同一の光子分光計(6)と処理手段(8、16)とを備える光子分光分析装置(2)であって、各光子分光計(6)が、放射線センサ(12)を備えていると共に、時間間隔の間に前記センサ(12)の測定値に対応する測定スペクトルを供給するのに適しており、前記複数の光子分光計(6)が、放射線を放出する単一の生成物(4)に関して同時に複数の測定を行うのに適していると共に、単一の時間間隔の間に複数のスペクトルを供給するのに適しており、前記処理手段(8、16)が、各前記光子分光計(6)から提供された測定スペクトルを、少なくとも1つの較正用線源(S1、S2)に対応する前記光子分光計(6)の測定スペクトルのスペクトル線との関連で、及び、1つ又は各々の前記較正用線源(S1、S2)の基準線との関連で調整することによって、単一の時間間隔の間に前記光子分光計(6)から供給された前記複数の測定スペクトルの各々に基づいて正味のスペクトルを決定するのに適していると共に、単一の時間間隔の間に決定された複数の前記正味のスペクトルの合算によって生じる全体スペクトルを決定するのに適している。

Description

本発明は、光子分光分析の分野に関する。
核燃料の生成または再利用は、副産物、廃棄物、または排水の生成をもたらす。これらの副産物、廃棄物または排水における放射性物質の含有量は、規制閾値に関して許容できることを確認されたい。
例えば、酸化ウラン(UxOy)、特に二酸化ウラン(UO2)は、核燃料として使用される。酸化ウランは、例えば、酸化ウランへの六フッ化ウラン(UF6)の変換によって得られる。変換は、例えば、六フッ化ウランの粉末および水(H2O)の逆流の循環によって、炉内で行われる。上述の製造方法は、下記特許文献1に記載されている。
この変換は、塩酸(HF)を再利用可能な副産物として発生させる。塩酸中のウランの濃度が核***によって定められた規制閾値を超えないように制御されなければならない。
そのために、規則的にサンプリングし、例えば質量分析計、分子吸収分光光度計などを用いる実験室によってそれらを分析させることが可能である。
それにもかかわらず、そのような解析には、資格を有する者が、購入、維持および運転に費用がかかる高性能の実験用設備を使用することが必要である。それらは、時間を必要とし、その時間は、必要な準備および実施しようとする測定のタイプに応じて数十分から1日までの間で変化する場合がある。それらは、一定時間ごとに行われるが、時間間隔があいている。これらの解析は、連続的な工業プロセスの監視には適しているとは言えず、その場合、工業的プロセスの所定のステップで数回に分けた中間の貯蔵と処理とが必要である。
仏国特許発明第2,771,752号明細書
本発明の一つの目的は、工業プロセスの監視に適した光子分光分析装置を提案することである。
この目的のために、本発明は、同一の複数の光子分光計と処理手段とを備えており、各光子分光計が、放射線センサを備えていると共に、時間間隔の間にセンサの測定値に対応する測定スペクトルを提供することができ、前記複数の光子分光計が、放射線を放出する1つの同一の生成物に関して同時に複数の測定を行うことができると共に、1つの同一の時間間隔の間に複数のスペクトルを提供することができ、処理手段が、1つの同一の時間間隔の間に前記光子分光計によって提供された前記複数の測定スペクトルの各々から正味のスペクトルを決定することができると共に、1つの同じ時間間隔の間に決定された複数の前記正味のスペクトルの合算によって生じる全体的なスペクトルを決定する光子分光分析装置を提案する。
他の実施形態によれば、光子分光分析装置は、単独で取り入れられる、または技術的に可能性のある組み合わせで取り入れられる以下の特徴のうちの1つ以上を含む。
各光子分光計が、光子の検出に関してセンサから発せられた電気信号であって検出された光子のエネルギーに比例する電気信号を、検出された光子の前記エネルギーを表すデジタル信号に変換することができる検出モジュールを備える。
各検出モジュールが、前記検出モジュールから提供される前記デジタル信号を関連する前記センサから発せられた前記信号に応じて調節するために、調節可能である。
各光子分光計が、前記光子分光計のセンサ/検出モジュールのペアが同じ放射線源のあるところで実質的に同一のデジタル信号を発するように、前記検出モジュールを較正することで初期調節される。
前記複数の光子分光計で共通の少なくとも1つの、放射線を放出する較正用線源を備え、前記複数の光子分光計の各センサが、同じ時間間隔において1つ又は各々の前記較正用線源から運ばれる光子を実質的に同じ量だけ受け取る。
前記光子分光計の複数の前記センサが、円形に配置されている。
複数の前記センサが、前記円形にわたって一定の間隔で分散されている。
少なくとも2つの異なる較正用線源が前記複数の光子分光計で共通する。
2つの較正用線源が、検出しようとする成分の特性スペクトル線の両側に、特にウラン235の特性スペクトル線の両側にそれぞれ位置する複数の基準スペクトル線を有している。
前記処理手段が、各測定スペクトルを、1つ又は各々の前記較正用線源に対応する前記測定スペクトルの特性スペクトル線との関連で、及び、1つ又は各々の前記較正用線源の基準線との関連で調整することによって、各正味のスペクトルを決定することができる。
光子分光分析装置が、ガンマ線を測定するように、又はX線を測定するのに適合している。
また、本発明は、
同一の複数の光子分光計を使用して複数の測定スペクトルを提供するステップであって、各測定スペクトルが、各光子分光計によって1つの同一の時間間隔の間に、放射線を放出する1つの同一の生成物に関して行われる測定によって生じる、ステップと、
各測定スペクトルから正味のスペクトルを決定するステップと、
複数の前記正味のスペクトルの合算によって生じる全体的なスペクトルを決定するステップと、
を含む光子分光分析方法にも関係している。
他の実施形態によれば、各正味のスペクトルが、前記光子分光計から提供された前記測定スペクトルを、少なくとも1つの前記較正用線源に対応するスペクトル線との関連で、及び、1つ又は各々の標準線源の基準線との関連で調整することによって決定される。
また、本発明は、各光子分光計の前記センサによる電気信号出力を各検出光子のエネルギーを表すデジタル信号に変換することができる検出モジュールを、前記光子分光計が1つの同一の放射線源のあるところで実質的に同一の複数のスペクトルを提供することができるように調節するステップを含む、光子分光分析装置を較正するための方法にも関係している。
さらに、本発明は、酸化ウランの製造によって生じるフッ化水素酸のウラン含有量を測定するための、放射性物質を再利用するプラントからの排水における少なくとも1つの放射性同位体の含有量を測定するための、または放射性物質処理用のプラントの排水における少なくとも1つの放射性同位体の含有量を吐出前に測定するための、例えば上記したような光子分光分析装置の使用に関係している。
本発明およびその利点は、添付図面を参照すると共に、単に一例として与えられた後述の説明を読むと、より良く理解されよう。
本発明に係る光子分光分析装置を示す模式図である。 図1に示す光子分光分析装置の光子分光計の模式図である。 図1の装置の検出組立体の断面図である。 図1の装置の検出組立体の上面図である。 図1の光子分光分析装置の分光計を用いて得られるスペクトルを示すグラフである。 本発明による光子分光分析装置を組み込む核燃料を製造または再利用するプラントの模式図である。 本発明による光子分光分析装置を組み込む核燃料を製造または再利用するプラントの模式図である。 本発明による光子分光分析装置を組み込む核燃料を製造または再利用するプラントの模式図である。
図1に示される光子分光分析装置2は、生成物4によって放出される放射線を測定することができる。
光子分光分析装置2は、いくつかの光子分光計6と、電子処理モジュール8(以下、「処理モジュール」)とを備える。光子分光分析装置2は、処理モジュール8を各分光計6の出力部に接続するデータ交換バス10を備える。
各分光計6は、検出した光子のエネルギーに応じて、時間間隔または測定間隔の間に検出される光子数のスペクトルを作り出すことができる。各分光計6は、その入力データ(各光子のエネルギー)との関連でその応答(エネルギースペクトル)の線形性を確実にするように設計される。
各分光計6は、単一の放射線センサ12と、関連した電子的検出定量化モジュール14(以下、「検出モジュール」)と、関連した電子解析モジュール16(以下、「解析モジュール」)と備えている。
センサ12は、ガンマ線とも呼ばれるガンマ光子、もしくはX線とも呼ばれるX光子、またはその両方を検出し、検出された光子ごとに、検出された光子のエネルギーに比例して電気出力信号を放出することができる。センサ12は、高電圧電気エネルギー源18で作動する。
検出モジュール14は、その入力に関しては、関連したセンサ12の出力信号を受け取り、そして、センサ12によって検出された各光子のエネルギー値を表すデジタル信号を出力する。検出モジュール14は、低電圧電気エネルギー源20で作動する。
解析モジュール16は、各信号がセンサ12によって検出された光子に対応する検出モジュール14によって放出される信号をカウントし、測定間隔にわたってエネルギー(keV)に応じてセンサ12によって検出された光子の量の測定スペクトルを作り出すことができる。
センサ12、検出モジュール14、および解析モジュール16は、互いに分離されていると共にデータ伝送リンクによって接続される。センサ12は、電気信号を出力する。検出モジュール14の入力は、有線リンク22によってセンサ12の出力に接続される。検出モジュール14は、光デジタル出力信号を放出する。解析モジュール16の入力は、光ファイバタイプの光リンク24によって検出モジュール14の出力に接続される。
分光計6は、同時に動作することができ、生成物4によって放出される光子を同時に処理することができる。
処理モジュール8は、バス10によって各分光計6の出力に接続される。処理モジュール8は、複数の測定スペクトルの全てから決定される代表的な全体的なスペクトルを送出できるように、同じ時間間隔の間に同時に取得されると共に分光計6によって作り出される複数の測定スペクトルの特定の処理を行うように構成される。
処理モジュール8は、マン・マシンインタフェース26に接続されて、結果を表示し、若しくは命令を受け取り、又はその両方を行う。
処理モジュール8はドライバユニット28に接続されており、該ドライバユニットは、処理モジュール8によって与えられる結果を用いて、プラント30、例えば、核燃料を製造または再利用するためのプラント、或いは、核燃料を製造若しくは再利用、又はその両方を行うプラントから廃水を排出するための設備を駆動することができる。
複数の分光計6は同一である。複数の分光計6のセンサ12は同一であり、複数の分光計6の検出モジュール14は同一であり、複数の分光計6の解析モジュール16は同一である。
分光計6を示す図2に示されるように、各分光計6のセンサ12は、シンチレーションセンサである。このシンチレーションセンサは、シンチレータクリスタル32、例えばNaI(TI)などのドープしたハロゲン化アルカリタイプの無機のシンチレータ、あるいはLaBr(Ce)などの無機化合物タイプの無機のシンチレータを含み、光電子倍増管34は、クリスタル32に光学的に結合される。光子がクリスタル32によって吸収されるとき、後者は光信号を放出し、そのエネルギーは、吸収された光子のエネルギーに比例している。光電子倍増管34は、クリスタル32によって放出される光エネルギーに比例する電気信号を出力する。
したがって、センサ12は、クリスタル32中の光子によって解放されるエネルギーに比例してアナログ電気信号を出力する。
検出モジュール14は、アナログ入力信号をデジタル出力信号に変換するアナログ‐デジタル変換器36を備える。
検出モジュール14は、検出モジュール14が受信する入力信号との関連で検出モジュール14による信号出力を調節するために調節可能である。そのために、検出モジュール14は、検出モジュール14が受信した信号に増倍係数を適用できる比例制御器38を備える。比例制御器38は、倍増管係数を調節できるように調節可能である。
図1に戻ると、光子分光分析装置2は、少なくとも1つの較正用線源、好ましくは複数の分光計6と関連した少なくとも2つの較正用線源S1、S2を備える。各較正用線源S1、S2は、光子の所定のスペクトルを放出する。較正用線源S1、S2は、異なる複数の光子スペクトルを放出する。好ましくは、各較正用線源S1、S2は、基準エネルギーまたは基準線あたりの特性スペクトル線を有するスペクトルを放出し、較正用線源S1、S2は、異なる基準エネルギーで1つ以上の基準線を有する。
較正用線源S1、S2は、各分光計6の各センサ12の同一の照射を確実にするように配置される。例えば、同一の照射を確実にするために、各較正用線源S1、S2は、分光計6のセンサ12から等距離に配置される。言い換えれば、分光計6は、少なくとも1つの共有の較正用線源S1、S2、好ましくは2つの共有の較正用線源S1、S2を用いる。
較正用線源S1、S2は、分光計6から、特に各分光計6のセンサ12から分離される。したがって、各分光計6は、その分光計6のセンサ12から分離された少なくとも1つの較正用線源S1、S2、好ましくはその分光計6のセンサ12から分離された2つの較正用線源S1、S2と関連付けられる。
処理モジュール8は、各較正用線源S1、S2に対応する測定された特性スペクトル線と対応する基準線とを各分光計6ごとに比較するために、所与の測定間隔の間に各測定スペクトルを個々に解析することができると共に、適用しようとするアフィン関数の定数を計算して線源S1、S2の測定された特性スペクトル線をそれらの基準線と一致させ、アフィン関数をスペクトル領域の全ての点に適用して測定スペクトルを調整することで、対応する正味のスペクトルを決定することができ、最後に、分光計6の各々から得られる正味のスペクトルを合算して全体的なスペクトルを得ることができる。
アラインメントは、エネルギーに基づいて、若しくは効果に基づいて、又はその両方に基づいている。エネルギーのアラインメントは、1つ又はそれぞれの較正用線源S1、S2に対応する測定された特性スペクトル線のエネルギーを1つ又はそれぞれの較正用線源S1、S2の基準線のエネルギーに一致させるためのアフィン関数を決定することからなる。効果に基づくアラインメントは、1つ又はそれぞれの較正用線源S1、S2に対応する測定された特性スペクトル線の検出された光子の個数を、測定間隔の間に、光子の期待される個数、すなわち、関係する分光計6のセンサ12の初期検出効果に一致させるためのアフィン関数を決定することからなる。
複数の測定スペクトルを受け取る処理モジュール8、若しくは複数の測定スペクトルを作り出す解析モジュール16、またはその両方は、有利に、測定スペクトルを少なくとも一時的に記憶することができる。これにより、例えば資格を得る目的のために、あるいは、異常または運転事故の際に制御するために、複数の測定スペクトルを参考にすることができる。
処理手段は、分光計6によって与えられる複数の測定スペクトルの各々から正味のスペクトルを決定し、複数の正味のスペクトルの合算によって生じる全体的なスペクトルを決定することができる処理モジュール8によって形成される。
ある代替例では、各分光計6の解析モジュール16は、測定スペクトルを決定し、その処理を実行することにより対応する正味のスペクトルを決定することができる。この場合には、処理手段は、各分光計6の解析モジュール16と、解析モジュール16によって決定される複数の正味のスペクトルを受け取り、それらの正味のスペクトルを合算して全体的なスペクトルを得る処理モジュール8と、によって形成される。
図3および図4に示されるように、センサ12は、対称軸Aを中心とする想像上のセンササークルC1にわたって一定の間隔で分散される。図4に示されるように、複数のセンサ12は、合計で8つあり、同じメートル半径値を有する状態で、且つ、45°の一定の角度ピッチで、軸Aの周りに分散されている。
較正用線源S1、S2は、センササークルC1の中心に配置される。したがって、各較正用線源S1、S2は、センサ12から等距離に置かれる。結果として、各センサ12は、統計的に、同じ測定間隔の間に、較正用線源S1、S2から運ばれる光子を実質的に同じ量だけ受け取る。
光子分光分析装置2は、対称軸Aの周りに対称の回転をさせる、制御しようとする生成物4の循環のためのチャンバ40を備え、このチャンバは、対称軸Aを中心に回転対称となっている。よって、各センサ12は、統計的に、チャンバ40中に在る生成物4から来る光子を実質的に同じ量だけ受け取る。
センサ12は、チャンバ40中の生成物4を受容するための空間がセンサ12同士の間であってセンサ12の周りに位置するように、チャンバ40上に配置される。これにより、生成物4から放出される光子によってセンサ12の良好な照射が保証される。
図3および図4に示されるように、チャンバ40は、対称軸Aに沿って延びる円形断面のタンク42と、必要ならばタンク42を密閉する円形の外形の蓋44とを備える。
蓋44は、概して円形の形状である。蓋44は、軸Aと一致する蓋44の中心の近くに配置され、チャンバ40の急速充填を確保する少なくとも1つの充填装置48と、蓋44の周辺に位置付けられ、ポット40の溢れの排出を確保する少なくとも1つの吐出装置46とを備える。図3および図4に示されるように、いくつかの充填装置48がある場合、充填装置48は、軸Aを中心とするサークルに間隔をおいて配置され、一定の間隔で分散される。プラント30の構成に応じて、充填装置48は、タンク42の側面または内面に配置されてもよい。
タンク42は、タンク42の最低箇所に供給され、排出弁58によって制御されるポット40の排液を確保する少なくとも1つの排液装置56を備える。図3に示されるように、タンク42は、タンク42の底部の中心に位置する排液装置56を備える。
蓋44は、チャンバ40の内部に向かって突出すると共にチャンバ40の外側に向かって開口した複数のセンサ槽50を備える。各センサ槽50は、蓋44にハウジングを形成してセンサ12を受容する。複数のセンサ槽50は、センササークルC1に沿って配置される。複数のセンサ槽50は、軸Aを中心に一定の角度で分散される。
蓋44は、検出モジュール14用の複数の保持装置52であって、チャンバ40の外側に向かって開口した複数の保持装置52を備える。蓋44の外側に突出している各保持装置52は、検出モジュール14を受容するためのハウジングを形成する。複数の保持装置52は、軸Aを中心とする検出モジュールの想像上のサークルC2に配置される。複数の保持装置52は、軸Aを中心に一定の角度で分散される。
蓋44は、軸Aを中心とする較正用線源用の槽54を備える。較正用線源槽54は、充填装置48同士の間に配置される。較正用線源S1、S2は、較正用線源槽54内に配置される。各較正用線源S1、S2は、センササークルC1の中心に置かれ、その周囲に複数のセンサ12が配置される。
チャンバ40は、プラント30の近くに配置される。測定チャンバ40、センサ12、およびそれらの関連する検出モジュール14によって形成される検出組立体には、制御しようとする生成物4が直接ライン、またはプラント30の支線(平行ライン)を介して供給される。
チャンバ40は、例えば、密閉した部屋内において、ウラン及びフッ化水素酸を生成する炉の送出部における液体フッ化水素酸の送出部に配置される。
センサ12の近くに配置される検出モジュール14は、検出モジュール14とセンサ12の間の短いワイヤリンク22を使用することが可能であり、それにより、検出中におけるノイズに対する信号の比率が最大化される。
検出モジュール14に、およびセンサ12に関連した解析モジュール16は、密閉した部屋の外側に置くことができる。光ファイバを介した光リンク24は、長距離にわたって、例えば数十メートルにわたって、信頼できる高速のデータ伝送を確保する。
動作の際、決定された時間間隔の間に、複数の分光計6は、測定チャンバ40中に在る生成物4から放出される光子を同時に測定する。各分光計6は、測定スペクトルを与える。正味のスペクトルを決定するための各測定スペクトルの個々のアラインメントの後、処理モジュール8は、複数の正味のスペクトルを加えて、複数の正味のスペクトルを合算した結果、全体的なスペクトルを決定する。全体的なスペクトルに基づいて、処理モジュール8は、1つ以上の測定値、例えば、生成物4中のウラン235の濃度を特定する。
光子分光分析装置2によって、実験機器によってある期間Tにわたって行われる生成物4のサンプルの測定を、プラント30の送出部での生成物4のn回の同時測定(n>1)に置き換え、T/nに減少されるかもしれないより短い期間にわたって取得される同じ統計精度の結果を保証しつつ、いくつかの分光計6によって行うことが可能である。
光子分光分析装置2によって、数分、例えば1〜5分の測定間隔にわたって十分な測定を行うことが可能であるのに対し、実験機器を用いる通常のサンプリングおよび解析技術は、数十分、さらには数時間も必要とし、また、サンプリングしようとする生成物によっては、密閉領域などの危険かもしれない領域において人間の作業者による行為が必要とする。
したがって、光子分光分析装置2によって、工業プロセスの監視または工業プロセスの駆動に適合する測定間隔にわたって測定を迅速に行うことが可能である。
それにもかかわらず、分光分析は、統計的なタイプの測定である。測定間隔中に生成物4から放出される光子の全てが、必ずしも検出されるとは限らない。各センサ12は、センサ12に到達する複数の光子の一部だけを検出する。
異なる分光計6によって与えられる測定の追加の原理は、光子分光分析装置2がエルゴード性の原理を検証する場合に物理的に根拠があると単に考えられる。
実際には、これは、同じ大きさの異なる測定経路が、同じ測定条件の下で同一又は十分に同一の結果をもたらすように、同一又は十分に同一とみなすことができなければならないことを意味する。
この条件を満たすため、または、少なくともこの条件を満たすことに十分に近づけるために、光子分光分析装置2は、いくつかの同一の分光計6を備える。
実際は、不可避な製造公差により、複数のセンサ12は同一であるが、それらのセンサ12には製造上のばらつきがあり、同じ条件下に置かれた場合に異なる測定値を与える。
また、1つのセンサ12から出力された信号の値は、その高電圧供給に依存する。この高電圧供給の値よりも小さい変更であっても、生成される信号の値を実質的に変更する。各センサ12における個々のこの電圧の調節によって、理論的には、複数のセンサ12の較正が可能となるが、この個々の調節には、センサ12ごとに特別な高電圧電気エネルギー源18が必要であり、かなり煩雑なメンテナンスのせいで工業的でない。工業プロセスの制約を満たすために、単一の高電圧値を維持することが好ましく、それによって、単一の高電圧電気エネルギー源18を全てのセンサ12に使用することが可能になる。全てのセンサ12は同じ高電圧値で作動し、そのとき、複数の出力信号は、各センサ12のゲインおよび検出収率の差により異なるだろう。
本発明の一態様によれば、各分光計6のセンサ12は、分光計6と関連した検出モジュール14に結合される。センサ12および関連した検出モジュール14は、共同して較正される。
一実施形態によれば、各分光計6の検出モジュール14は、異なるセンサ12/検出モジュール14のペアによって与えられる信号が、同じ測定条件の下で同一および線形または実質的に同一および線形になるように初期調節される。
有利には、各センサ12/検出モジュール14のペアは、センサ12のクリスタル32に結合される光電子倍増管34のゲインを調節し、次いで例えば検出モジュール14の比例制御器38を調節することで検出モジュール14を調節することによって調節される。
したがって、本発明によれば、各センサ12ではなく、センサ12/検出モジュール14のペアの各々で調節が行われる。これによって、センサ12同士の間および検出モジュール14同士の間のばらつきを考慮に入れることができ、各分光計6が、同じ放射線源のあるところで実質的に同じ正味のスペクトルを確実に作り出すことができる。
各分光計6の初期調節は、例えば、少なくとも1つの較正用線源S1、S2のあるところで行われる。検出モジュール14の比例制御器38は、検出モジュール14からの出力信号が較正用線源S1、S2のあるところで期待値に対応したものとなるように調節される。
結果として、各センサ12およびそれらに関連した検出モジュール14は、切り離せないペアを形成する。2つの検出モジュール14は、2つの関連したセンサ12を転換することなく転換されず、センサ12は、センサ12と共にそれ自体の検出モジュール14を関連付けることなく置き換えられない。
センサ12は、同じ高電圧値で作動し、有利には、同じ高電圧電気エネルギー源18によって作動する。これにより、センサ12の作動およびメンテナンス動作を簡単になる。図1に示されるような核プラントで使用される原理又は冗長などの他の理由により、例えば2つのセンサ12で共通の高電圧電気エネルギー源18を設けることが可能である。図1では、分光計6は、対でグループ化され、各グループの分光計6の2つのセンサ12は、同じ高電圧電気エネルギー源18で作動される。
各センサ12は、経時的にドリフトしてもよく、複数のセンサ12は、異なるドリフトを有してもよい。
本発明の一態様によれば、光子分光分析装置2は、異なる分光計6で共有される少なくとも1つの較正用線源S1、S2を備え、それにより、複数のセンサ12のドリフトが補正される。センサ12は、各較正用線源S1、S2の周りに対称的に配置される。したがって、センサ12のドリフトの補正は、同じ較正用線源S1、S2から行われ、これにより、エルゴード性の原理の留意のための追加の保証がもたらされる。
各センサ12のドリフトは、1つ又はそれぞれの較正用線源S1、S2に対応する測定された特性スペクトル線との関連で、および1つ又はそれぞれの較正用線源S1、S2の基準線との関連で、各測定スペクトルのアラインメントによって補正され、それによって生成物4から、および1つ又はそれぞれの較正用線源S1、S2から放出される放射線の正味のスペクトルが決定される。
本発明の一態様によれば、光子分光分析装置2は、検出しようとする成分の基準エネルギーよりも大きい基準エネルギーを有する少なくとも1つの較正用線源S1を備える。
特にウラン同位体235は、185.7keVの値で特徴的なガンマ光子の放出がある。ウラン同位体235の検出に適する光子分光分析装置2は、例えば662keVの値で基準の特徴的なガンマ光子の放出のあるセシウム137較正用線源を備えることができ、185.7keVのエネルギーの計数に及ぼす影響、すなわち、解析モジュール16によって出力された測定間隔にわたる計数結果は、簡単に無視できるものにされる。
各分光経路が応答線形性の特性を有することを確保することよって、較正用線源の測定値と較正用線源の基準値との間の差に応じて測定スペクトルを補正することが可能である。較正用線源の基準値の測定におけるX%の誤差(相対値)は、全ての測定値のX%の補正の原因となる。
結果として、較正用線源の基準エネルギーの絶対値の測定における小さいドリフトは、較正用線源のエネルギー測定値の絶対値よりも大きいエネルギー測定値の全ての絶対値におけるより大きい補正の原因となると共に、較正用線源のエネルギー測定値の絶対値よりも小さいエネルギー測定値の全ての絶対値におけるより小さい補正の原因となる。これは、所定の測定値の不確実性について、不確実性は、較正用線源のエネルギー測定値よりも大きいエネルギー測定値の全てについてより高く、較正用線源のエネルギー測定値よりも小さいエネルギー測定値の全てについてより低いことを意味する。
したがって、検出しようとする成分のエネルギーよりも大きいエネルギー較正用線源の選択により、検出しようとする成分のエネルギー範囲に対応するエネルギー範囲にわたる絶対値における測定不確実性を最小限に抑えることができる。
本発明の一態様によれば、光子分光分析装置2は、異なる基準エネルギーを持った複数の特性スペクトル線を有する2つの較正用線源S1、S2を備える。
好ましくは、較正用線源S1及び較正用線源S2の基準エネルギーは放出エネルギーを有するように選ばれ、較正用線源S1および較正用線源S2のうちの一方の基準エネルギーについては、前記放出エネルギーが分光計6のスペクトルエネルギー分析帯域の2つの端部のうちの一端に位置し、他方の基準エネルギーについては、前記放出エネルギーが同じ分光計6のスペクトルエネルギー分析帯域の他端に位置する。したがって、2つの線源が2つの異なるエネルギーをもたらすと共にスペクトル解析範囲にわたって最も遠く離れ得る場合に、補正は、このエネルギー分析帯域で検出できる光子の全てにとって最適である。
特にウラン同位体235は、185.7keVの値で特徴的なガンマ光子の放出がある。ウラン235の検出に適した光子分光分析装置2は、例えば、59.5keVの基準エネルギー、すなわち横軸の60keV辺りのスペクトル基準エネルギー線を有するアメリシウム241の較正用線源と、662keVの基準エネルギー、すなわち横軸の662keV辺りのスペクトル基準エネルギー線を有するセシウム137の較正用線源と、を備える。
図5は、アメリシウム241の較正用線源、セシウム137の較正用線源、およびウラン235を含有する試料のあるところで得ることができるスペクトルの一例を示す。横軸は、受け取った光子のエネルギーを単位keVで表しており、縦軸は、検出された光子の個数を表す。
測定された特性スペクトル線と各較正用線源S1、S2の基準線とに応じて各測定スペクトルを補正することによってドリフトを補正し、それによって、より正確な補正を保証する。
アラインメントのためのアフィン関数は、使用される較正用線源S1、S2の測定された特性線が、エネルギーおよび計数において、較正用線源S1、S2のそれぞれの基準線と一致するように決定され、それから測定スペクトルの各点に適用される。
ほとんどの光子センサは、封止されたセンサ内に配置されて製造時にクリスタルに封入される較正用線源(例えばアメリシウム241)を備える。封入された線源に関する規則に従うと、較正用線源は、制限された規制寿命を有する。線源、すなわちセンサは、センサの状態に関係なく、センサの寿命を制限する規制寿命の終わりに破壊されなければならない。同様に、センサが故障した場合、センサ全体が取り替えられ、較正用線源がセンサと共に破壊される。
したがって、センサに関連しているがセンサから物理的に分離している較正用線源の使用によって、センサの交換の費用を抑えることによって組立体の操業費用を抑えることができると共に、較正用線源が交換されなければならない場合であってもセンサを保持することができ、また、その逆も同じである。また、これにより、いくつかのセンサに同じ較正用線源を使用することが可能になり、それにより、測定組立体の費用を抑えることができるだけでなく、同時に、いくつかのセンサを使用する装置のエルゴード性の制約とのより良い適合性を確保することができる。
一実施形態では、分光計6の複数の測定スペクトルを調整するための少なくとも1つのアラインメント関数は、分光計6によって与えられる各測定スペクトルについて決定される。代替として、分光計6の測定スペクトルを調整するための少なくとも1つのアラインメント関数は、各較正用線源S1、S2ごとに基準測定スペクトルの特性スペクトル線をその較正用線源S1、S2の基準スペクトル線に一致させるために、分光計6の少なくとも1つの基準測定スペクトルから決定される。1つ又はそれぞれのアラインメント関数は、分光計6の連続するいくつかの測定スペクトルを調整するのに使用される。1つ又はそれぞれのアラインメント関数は、分光計6の安定性によって決まる周期で定期的に決定される。この周期は、およそ1日もしくは1週、またはそれ以上であってもよい。
図6〜図8は、副産物および吐出された排水の放射性同位体含有量を制御するために本発明の光子分光分析装置2を用いる工業プラント30を概略的に図示する。
図6は、六フッ化ウランを酸化ウランに変換するためのプラントを示しており、該プラントは、炉60内の逆流中を循環する六フッ化ウランUFおよび水HOの投入を特に受け入れると共に、生成物として酸化ウランUおよび副産物としてフッ化水素酸HFを送出する炉60を備える。
図示の通り、光子分光分析装置2のチャンバ40は、液体HFに凝縮された後にフッ化水素酸の送出部と直列に配置され、それにより、フッ化水素酸のウラン235含有量が規制閾値未満であることが検証される。
図7は、放射性物質を再利用するためのプラントを図示しており、該プラントは、廃棄物が中に投入される原子炉62を備えており、該原子炉62には、放射性物質WMFおよび放射性物質を沈殿させることができる反応物Rが収容されており、前記原子炉62は、再利用した放射性物質RMFおよび排水Eを送出する。
図示の通り、光子分光分析装置2のチャンバ40は、排水Eの送出部に支線として(並列に)配置され、それにより、例えば、再処理ウラン又はプルトニウムと呼ばれる使用済み核燃料の処理で得られるウランの使用によって生じる、トリウムの何らかの放射性同位体、ウラン235、鉛212、或いは他の放射性不純物などの排水Eの放射性同位体含有量が規制閾値未満であることが検証される。
再利用プラントは、排水E中の1つ以上の放射性同位体の含有量が過度である間はずっとその排水Eが再利用されるように、光子分光分析装置2の測定チャンバ40の送出部と廃棄物投入部WMFとの間に延在する再循環管64を備えている。
図8は、放射性物質66を処理するための組立体を図示しており、該組立体はいくつかの放射性物質の処理プラント68を備えており、処理プラント68において、排水Eを吐出するための排出回路内に溜まった排水Eが生じる。
光子分光分析装置2は、放流回路内に配置され、それにより、集められた排水Eの放射性同位体含有量が規制吐出閾値に合致することが検証される。
光子分光分析装置2は、全ての排水Eに関する測定を行うために主管70に取り付けられるか、或いは、集められた排水Eの何分の1かに関する測定を行うために支管に取り付けられる。
放射性物質による排水汚染の原因を特定するために光子分光分析装置2を使用することが可能である。例えばウラン等の汚染を生じさせる工業プロセスに関して、その用いられるプロセスの化学物質特性がウランと関連していることがある。例えば、ウラン235に関連した鉛212の存在は、再処理ウランを用いるプラントから生じる汚染の兆候である。
したがって、本発明の一態様によれば、光子分光分析装置2の処理モジュール8は、例えばウラン235等の追加の放射性同位体の存在を、全体的なスペクトルから特定するように構成されている。
一般に、制御しようとする生成物4の送出部に直列または並列する光子分光分析装置2の使用の選択は、プラント30に、および送出ライン上の生成物の流量に依存する。
あるオプションによれば、処理モジュール8は、ある種の汚染の特性の基準スペクトルが記憶されるメモリを備えており、正味のスペクトルが予め記録された基準スペクトルに対応する場合に例えばプラント30の警報又はトリガー停止が発せられるように構成されている。
本発明では、工業プロセスの監視または運転に適合するガンマ線若しくはX線、またはその両方の迅速な測定を行うことが可能である。光子分光計装置は、市販の部品で作ることができると共に、プラント付近またはプラント内の元の位置に位置付けることができ、それにより、このプラントから送出された生成物が制御され、若しくはプラントが稼働し、又はその両方が行われる。
本発明は、特に、ウランベースの核燃料の製造のためのプロセスまたはウラン再利用プロセスの送出部におけるウラン235の含有量の測定に適用する。一般に、本発明は、任意の放射性元素の含有量の測定に適用する。
本発明は、任意のガンマ線またはX線の測定に適用することができる。本発明による分光計は、使用されるシンチレータに応じたガンマ線光子分光計、若しくはX線光子分光計、又はその両方である。
2 光子分光分析装置
4 生成物
6 光子分光計、分光計
8 電子処理モジュール、処理モジュール
10 データ共有バス、バス
12 放射線センサ、センサ
14 電子的検出定量化モジュール、検出モジュール
16 電子解析モジュール、解析モジュール
18 高電圧電気エネルギー源
20 低電圧電気エネルギー源
22 有線リンク
24 光リンク
26 マン・マシンインタフェース
28 ドライバユニット
30 プラント
32 シンチレーティングクリスタル、クリスタル
34 光電子倍増管
36 アナログ‐デジタル変換器
38 比例制御器
40 チャンバ
42 タンク
44 蓋
46 吐出装置
48 充填装置
50 センサ槽
52 保持装置
54 較正用線源槽
56 排液装置
58 排出弁
60 炉
62 原子炉
64 再循環管
66 放射性物質
68 処理プラント
70 主管
S1 較正用線源
S2 較正用線源

Claims (15)

  1. 同一の複数の光子分光計(6)と処理手段(8、16)とを備える光子分光分析装置(2)であって、
    各前記光子分光計(6)が、放射線センサ(12)を備えていると共に、時間間隔の間に前記センサ(12)の測定値に対応する測定スペクトルを提供することができ、前記複数の光子分光計(6)が、放射線を放出する1つの同一の生成物(4)に関して同時に複数の測定を行うことができると共に、1つの同一の時間間隔の間に複数のスペクトルを提供することができ、
    前記処理手段(8、16)が、各前記光子分光計(6)から提供された測定スペクトルを、少なくとも1つの較正用線源(S1、S2)に対応する前記光子分光計(6)の測定スペクトルのスペクトル線との関連で、及び、1つ又は各々の前記較正用線源(S1、S2)の基準線との関連で調整することによって、1つの同一の時間間隔のうちに前記光子分光計(6)から提供された前記複数の測定スペクトルの各々から正味のスペクトルを決定することができると共に、1つの同じ時間間隔の間に決定された複数の前記正味のスペクトルの合算によって生じる全体的なスペクトルを決定することができることを特徴とする、光子分光分析装置。
  2. 各前記光子分光計(6)が、光子の検出に関して前記センサ(12)から発せられた電気信号であって検出された前記光子のエネルギーに比例する電気信号を、検出された前記光子の前記エネルギーを表すデジタル信号に変換することができる検出モジュール(14)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の光子分光分析装置。
  3. 各前記検出モジュール(14)が、前記検出モジュール(14)から提供される前記デジタル信号を関連する前記センサ(12)から発せられた前記信号に応じて調節するために、調節可能であることを特徴とする、請求項2に記載の光子分光分析装置。
  4. 各前記光子分光計(6)が、前記光子分光計(6)の前記センサ(12)/検出モジュール(14)のペアが同じ放射線源のあるところで実質的に同一のデジタル信号を発するように、前記検出モジュール(14)を較正することで初期調節されることを特徴とする、請求項3に記載の光子分光分析装置。
  5. 前記複数の光子分光計(6)で共通の少なくとも1つの、放射線を放出する較正用線源(S1、S2)を備え、前記複数の光子分光計(6)の各前記センサ(12)が、同じ時間間隔において1つ又は各々の前記較正用線源(S1、S2)から運ばれる光子を実質的に同じ量だけ受け取ることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の光子分光分析装置。
  6. 前記複数の光子分光計(6)で共通の少なくとも2つの異なる較正用線源(S1、S2)を備えることを特徴とする、請求項5に記載の光子分光分析装置。
  7. 2つの較正用線源(S1、S2)が、検出しようとする成分の特性スペクトル線の両側に、特にウラン235の特性スペクトル線の両側にそれぞれ位置する複数の基準スペクトル線を有していることを特徴とする、請求項6に記載の光子分光分析装置。
  8. 前記処理手段(8、16)が、各測定スペクトルを、1つ又は各々の前記較正用線源(S1、S2)に対応する前記測定スペクトルの特性スペクトル線との関連で、及び、1つ又は各々の前記較正用線源(S1、S2)の基準線との関連で調整することによって、各正味のスペクトルを決定することができることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の光子分光分析装置。
  9. 前記処理手段(8、16)が、前記光子分光計(6)の基準測定スペクトルを使用する、光子分光計(6)の前記複数のスペクトルを調整するための少なくとも1つのアラインメント関数を決定することができ、1つ又は各々の前記アラインメント関数が、各較正用線源(S1、S2)ごとに前記基準測定スペクトルの特性スペクトル線をその較正用線源(S1、S2)の基準スペクトル線に一致させるために、決定されることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の光子分光分析装置。
  10. ガンマ線の測定用、又はX線の測定用であることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載の光子分光分析装置。
  11. 同一の複数の光子分光計(6)を使用して複数の測定スペクトルを提供するステップであって、各前記測定スペクトルが、各前記光子分光計(6)によって1つの同一の時間間隔の間に、放射線を放出する1つの同一の生成物(4)に関して行われる測定によって生じる、ステップと、
    前記測定スペクトルを、前記光子分光計(6)によって提供された測定スペクトルの少なくとも1つのスペクトル線であって、1つ又は各々の前記スペクトル線が較正用線源(S1、S2)に対応する、少なくとも1つのスペクトル線との関連で、及び、1つ又は各々の前記較正用線源(S1、S2)の基準線との関連で調整することによって各測定スペクトルから正味のスペクトルを決定するステップと、
    複数の前記正味のスペクトルの合算によって生じる全体的なスペクトルを決定するステップと、
    を含むことを特徴とする光子分光分析方法。
  12. 各前記正味のスペクトルが、前記測定スペクトルを、前記光子分光計(6)から提供された前記測定スペクトルのスペクトル線であって少なくとも1つの前記較正用線源(S1、S2)に対応するスペクトル線との関連で、及び、1つ又は各々の前記較正用線源(S1、S2)の基準線との関連で調整することによって、前記光子分光計(6)から提供された各前記測定スペクトルにより決定されることを特徴とする、請求項11に記載の光子分光分析方法。
  13. 光子分光計(6)の測定スペクトルを前記光子分光計(6)から提供された基準測定スペクトルによって調整するために、少なくとも1つのアラインメント関数が決定され、1つ又は各々の前記アラインメント関数が、1つ又は各々の較正用線源(S1、S2)ごとに前記基準測定スペクトルの特性スペクトル線をその較正用線源(S1、S2)の基準スペクトル線に一致させるために、決定されることを特徴とする、請求項11に記載の光子分光分析方法。
  14. 各前記光子分光計(6)の前記センサ(12)からの電気信号出力を各検出光子のエネルギーを表すデジタル信号に変換することができる検出モジュール(14)を、前記光子分光計(6)が1つの同一の放射線源のあるところで実質的に同一の複数のスペクトルを提供することができるように調節するステップを含む、請求項3又は4に記載の光子分光分析装置を較正するための方法。
  15. 酸化ウランの製造によって生じるフッ化水素酸のウラン235含有量を測定するための、放射性物質を再利用するプラントからの排水における少なくとも1つの放射性同位体の含有量を測定するための、または放射性物質を処理するプラントからの排水における少なくとも1つの放射性同位体の含有量を吐出前に測定するための、請求項1から10のいずれか一項に記載の光子分光分析装置の使用。
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