JP2014512334A - 非アンモニアアルカリ化剤を含む染毛組成物 - Google Patents

非アンモニアアルカリ化剤を含む染毛組成物 Download PDF

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Abstract

モノエタノールアミン等の非アンモニアアルカリ化剤と過酸化水素とを特定の比で含む酸化的染毛組成物。本発明の組成物は、毛髪へのダメージを比較的低くするために比較的高いリフト力を有する。組成物は、アンモニアをほとんど又は全く含まない。

Description

本発明は、モノエタノールアミン等の非アンモニアアルカリ化剤と過酸化水素とを特定の比で含む酸化的染毛組成物に関する。本発明の組成物は、毛髪へのダメージを比較的低くするために比較的高いリフト力を有し得る。本組成物は、好ましくは、アンモニアをほとんど又は全く含まなくてよい。
持続的酸化的染毛製品は、数十年間にわたってプロのサロンにおいて、及び家庭で使用するための小売り用製品において用いられている。染毛製品は、典型的に、別々にパッケージ化されており、かつ使用直前に混合される着色成分と酸化成分とを含む。着色成分は、小分子であるいわゆる酸化的一次染料(一次中間体又はカプラー)と、アルカリ化剤、通常アンモニアとを含有する。これら一次染料は、酸化剤の存在下で互いに反応して、より大きな有色分子を形成する。したがって、染色される毛髪に塗布する直前に着色成分を酸化成分と混合し、得られる混合物を通常10〜50分間毛髪に塗布する。酸化成分は、例えば、過酸化水素の希釈安定化溶液であってよい。混合物は、通常、約9.5〜10.5のアルカリ性pHを有する。
一次染料は毛幹に移動するのに十分な程度小さいが、生じる有色分子は非常に大きく毛髪から容易には離れないので、得られる染色は、安定でありかつほとんど色あせない。更に、過酸化水素は、特にアンモニアの存在下で、メラニンを脱色し得るので、天然の色よりも明るい又は暗い色合いを得ることができる。したがって、アルカリ化剤としてアンモニアを含む酸化的染料組成物は、持続性染毛剤又は「レベル3」染毛剤と呼ばれることが多い。持続性染毛剤は、例えば、欧州でWella Professionalによって商品名Koleston Perfectとして販売されている。
「レベル2」染色剤とも呼ばれる半持続性(Demi-permanent)染毛剤も、2成分系として典型的に販売されている。これらは、持続性染毛剤と同様に一次染料を用いるが、アンモニア以外のアルカリ化剤、特に、モノエタノールアミン(MEA)又はアミノメチルプロパノール(AMP)等のアルカノールアミン類を用い、通常、持続性「レベル3」染色剤の3〜6重量%又はそれ以上と比べて、混合生成物(「オンヘッド(on-head)」組成物とも呼ばれる)中1〜3重量%(w.%)というより低濃度の過酸化水素で機能する点で異なる。しかし、より高レベルの染色を求める場合、時に、更に高濃度の過酸化水素が用いられる(幾つかの等級について頭皮上で最高8%のH2O2)。また、酸化剤として、例えば過硫酸塩等の他の過酸化物がレベル3脱色組成物に用いられることもある。半持続性染毛剤は、通常、メラミンの脱色をそれほど引き起こさないので、天然の毛髪の色のリフト(すなわち、除去)が少ない。また、得られる染料は、毛幹にそれほど深く浸透しないので、半持続性染毛剤は、持続性染毛剤よりも安定性が低い場合がある。他方で、半持続性染毛剤はまた、通常、持続性染毛剤よりも毛髪構造に与えるダメージが少ないので、得られる毛髪の色もより自然に見え得る。更なる利点は、半持続性染毛剤組成物は、持続性染毛剤の強いアンモニア臭を有しないので、消費者により受け入れられやすいことである。欧州における半持続性染毛剤のプロ用のブランドは、例えば、Wella製のColor Touch(登録商標)である。
アンモニアを含有する持続性染料によって得られるものに近い染色結果を提供するために、アンモニアを含まない染毛製品が提案されている。例えば、Schwarzkopfは、2009年にドイツで、Essensityという商品名で2成分のアンモニアを含まない染毛剤製品の販売を開始した。用いられているアルカリ化剤は、MEAであり、比較的高濃度の過酸化水素が用いられている(頭皮上で最高7.7%)。
L’Orealは、2009年に西ヨーロッパで、商品名INOAとしてプロ仕様の3成分系の販売を開始した。INOA製品は、使用直前に混合される脂肪質成分、濃縮染料成分、及び酸化成分を含む。脂肪質成分は、主に鉱油を含み、アルカリ化剤を含まない。染料成分は、アルカリ化剤としてMEAを含む。3成分は、40:16:60の重量比で混合されることが推奨されている。
幾つかのL’Orealによる公開特許公報は、多かれ少なかれINOA製品に関連する組成物を開示している。例えば、米国特許出願公開第2010/0154141A1号(L’Oreal)は、ケラチン物質を染色する方法であって、25重量%超の量で存在する脂肪酸以外の少なくとも1つの脂肪質の物質;少なくとも1つの界面活性剤;少なくとも1つのアルカリ化剤;直接染料及び酸化染料から選択される少なくとも1つの有色又は染色実体;及び直接エマルション(A)の総重量に対して5重量%超の量の水を含む直接エマルション(A)と;少なくとも1つの酸化剤を含む組成物(B)とを含む染色組成物を前記ケラチン物質に塗布することを含む、方法を開示している。アルカノールアミンは、好ましくは、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール及びモノエタノールアミンから選択される。
米国特許出願公開第2010/0223739A2号(L’Oreal)は、ケラチン繊維を染色又は着色するための方法及びキットであって、少なくとも1つの脂肪質の物質と少なくとも1つの界面活性剤とを含む水性化粧品組成物(A);少なくとも1つのアルカリ剤を含む化粧品組成物(B);少なくとも1つの酸化剤を含む化粧品組成物(C)をケラチン繊維に塗布し、組成物(A)中の少なくとも1つの脂肪質の物質の量が、組成物(A)の総重量に対して20重量%超であり、用いられる方法がケラチン繊維を着色するための方法である場合、化粧品組成物(B)が少なくとも1つの酸化染料、少なくとも1つの直接染料、又はこれら両方を更に含む、方法及びキットを開示している。
更なる特許出願(L’Oreal)は、3成分を混合することによって得られる染色組成物を開示している。例えば、米国特許出願公開第2009/0191142号は、少なくとも1つの酸化剤の存在下でヒトのケラチン繊維を染色する方法であって、少なくとも1つの脂肪質の物質と少なくとも1つの界面活性剤とを含む少なくとも1つの無水組成物(A);少なくとも1つの酸化剤を含む少なくとも1つの組成物(B);並びに直接染料及び酸化染料から選択される少なくとも1つの染料と、25℃で12未満のpKbを有する少なくとも1つの有機アミンとを含む少なくとも1つの組成物(C)を、ケラチン繊維に塗布することを含む、方法を開示している。また、この開示は、組成物(A)、(B)、及び(C)を別々の区画に収容している多区画装置、及び使用準備済みの組成物を製造する方法に関する。また、本開示は、少なくとも1つの脂肪質の物質、少なくとも1つの界面活性剤、少なくとも1つの染料、及び少なくとも1つの有機アミンを含む無水組成物に関する。また、L’Orealの米国特許出願公開第2009/0162309号、同第2009/0158533号、同第2010/0175705号、同第2010/0175706号、同第2010/0178264号、同第2010/0154137号も、3成分染色組成物について開示している。
米国特許出願公開第2008/0052841A1号(LES PRODUITS VERNICO LTEE)は、3つの組成物A、B、及びCの混合物でケラチン繊維の色を持続的に変化させる方法であって、前記組成物Aが、少なくとも1つの還元剤と任意により染色化合物とを含み、前記組成物Bが、少なくとも1つのアルカリ化化合物を含み、前記組成物Cが、少なくとも1つの酸化化合物を含む、方法を開示している。
米国特許第6,423,101号(EUGENE PERMA)は、酸化剤化合物、染色剤前駆体、及び不揮発性無臭アルカリ化剤を含む、ケラチン繊維を着色するためのアンモニアを含まない組成物であって、ジメチルジアリルアンモニウム及びアクリル酸の四級化コポリマー;四級化シリコーン;並びに任意によりポリオキシエチレン化されている、1又は幾つかの脂肪族アルコールでエステル化されているアクリル−イタコンコポリマーを更に含むことを特徴とする、組成物を開示している。組成物は、アルカリ化剤としてMEAを含む2成分系を用いて調製される。この特許によれば、請求された特定の三元複合体は、アンモニアを用いる染色と同様の優れた被覆度及び耐性をもたらす染色を提供する。
先行技術は、アンモニアを用いずに持続性染毛結果を得るために2又は3成分系を使用することを開示しているが、前記結果は、通常、高濃度の過酸化水素の使用によって得られているので、特に繰り返し処理した後、毛髪繊維に比較的高いダメージを与える場合がある。更に、先行技術では、単一の着色成分に基づいてユーザの裁量で様々なレベルのリフトを提供するための汎用系は提供されていない。
本発明者らは、ここで、驚くべきことに、毛髪へのダメージを許容可能なレベルに維持しながら、非アンモニアアルカリ化剤に基づいて高リフト染色組成物を配合することが可能であることを見出した。本発明者らは、非アンモニアアルカリ化剤の過酸化水素に対する重量比を高くすることによって、改善された結果が得られることを見出した。この高い比は、2成分系を用いて得ることができ、この場合、着色成分は、通常よりも高い濃度の非アンモニアアルカリ化剤とともに提供され得る。また、本発明者らは、典型的な2成分半持続性染色製品と非アンモニアアルカリ化剤を含む第3の成分とを混合することによって、ダメージを許容可能なレベルに維持しながら、典型的な2成分半持続性染色製品によって提供されるリフトを上昇させ得ることを見出した。本発明の組成物は、同様のレベルのリフト及び/又は強度の染色を提供し得るが、より高濃度の過酸化水素を含む組成物よりも毛髪繊維のダメージレベルが低い。
米国特許出願公開第2010/0154141A1号 米国特許出願公開第2010/0223739A2号 米国特許出願公開第2009/0191142号 米国特許出願公開第2009/0162309号 米国特許出願公開第2009/0158533号 米国特許出願公開第2010/0175705号 米国特許出願公開第2010/0175706号 米国特許出願公開第2010/0178264号 米国特許出願公開第2010/0154137号 米国特許出願公開第2008/0052841A1号 米国特許第6,423,101号
本発明は、
−組成物の少なくとも1.5重量%の、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノプロパノールアミン、ジプロパノールアミン、トリプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール、及びこれらの混合物からなる群から選択される非アンモニアアルカリ化剤と、
−組成物の0.5重量%〜4重量%の過酸化水素と、
−酸化的一次染料と、を含み、
前記非アンモニアアルカリ化剤の過酸化水素に対する重量比が、1.10以上である酸化的染毛組成物のためのものである。
ジメチルジアリルアンモニウムとアクリル酸との四級化コポリマーと合わせて、四級化シリコーン、及び少なくとも1つの脂肪族アルコールでエステル化されたアクリレート−イタコネートコポリマーを含む組成物は、本発明の範囲から除外される。
非アンモニアアルカリ化剤は、特に、モノエタノールアミンであってよい。組成物は、低濃度のアンモニアを含んでもよく、又は好ましくはアンモニアを全く含まない。本発明のこれらの好ましい特徴及び他の好ましいが非限定的な特徴は、以下の明細書及び「特許請求の範囲」に更に開示される。
また、本発明は、2成分又は任意により3成分を混合する工程を含む、本発明の組成物を調製する方法のためのものである。
定義
「酸化的染毛組成物」とは、それが塗布された毛髪の色を変化させることができ、かつアルカリ化剤、酸化剤、及び酸化的一次染料を含む、使用準備済み組成物を意味する。「2成分」酸化的染毛組成物とは、2つの成分、すなわち、着色成分と酸化成分とを使用する直前に混合することによって得られる酸化的染毛組成物を意味する。着色成分は、酸化的一次染料及びアルカリ化剤を含む。酸化成分は、酸化剤を含む。「成分」とは、毛髪に塗布される使用準備済み酸化的染毛組成物を調製するために、ユーザによって1以上の他の成分と混合される個々の組成物を意味する。「ユーザ」とは、染毛組成物を調製する人物を意味する。ユーザは、例えば、サロンで働くプロのヘアスタイリスト、したがって、毛髪に組成物が塗布される人物とは別の人物であってもよく、又はユーザは、毛髪が属する人物と同じ人物であってもよい。
「リフト」(又は「リフト力」)とは、染毛組成物が提供し得る天然の毛髪色素の除去量を意味する。異なる染毛組成物によって提供されるリフトの量は、ヒトの天然の暗い色の毛髪サンプル(例えば、中国系の個人の毛髪)を用いて、組成物の塗布後に生じる色の変化を測定することによって比較することができる。色の変化は、L***値等の周知のパラメータを用いて測定することができる。組成物は、無論同じ実験条件を用いて、その組成物が他の組成物よりも、所与の処理された暗い色の毛髪のサンプルについて測定されたΔL*値が高いとき、別の組成物よりも高いリフトを提供するということができる。レベル2(本明細書では、「半持続性」又は「トーンオントーン(tone-on-tone)」と互換的に用いられる)及びレベル3(本明細書では、「持続性」と互換的に用いられる)という名称は、中リフト組成物と高リフト組成物とを識別するためにヘアケア業界で一般的に用いられているが、レベル2とレベル3とを識別するための公式な定義は存在しない。
「酸化剤」とは、(メラニン色素を破壊することによって)毛髪の天然の色を除去し、酸化的一次染料と反応して酸化的染毛をもたらすための、染毛組成物において使用するのに適した電子求引性化合物を意味する。当該技術分野において最も一般的に使用される酸化剤は、過酸化水素であるが、過酸化水素と併用して用いることができる更なる好適な酸化剤について以下に記載する。
「アルカリ化剤」とは、染毛組成物においてpHをアルカリレベルに上昇させる、特に、9〜11のpHに上昇させるのに適した1以上の化合物を意味する。一般的に、当該技術分野において最も一般的に使用されるアルカリ化剤は、アンモニアであるが、本発明は、アンモニア以外のアルカリ化剤(本明細書では、「非アンモニア」アルカリ化剤)、特に、モノエタノールアミン等のアルカノールアミン類を用いることを含む。別の非アンモニアアルカリ化剤について以下に記載する。
本明細書では、「含む」は、該当する用語に他の工程及び他の成分を付加してもよいことを意味する。他方で、用語「からなる」は、他の工程及び他の成分(微量を除く)が除外されることを意味する。
全ての百分率は、特に記載しない限り、使用準備済み染毛組成物(すなわち、2以上の成分が混合された後に頭皮上に塗布されるとき)の重量による。特に記載しない限り、全ての比率は重量比である。
非アンモニアアルカリ化剤
本発明の組成物は、モノエタノールアミン(MEA)、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノプロパノールアミン、ジプロパノールアミン、トリプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール(a.k.a.アミノメチルプロパノール、AMP)、2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール、及びこれらの混合物からなる群から選択される非アンモニアアルカリ化剤を含む。
モノエタノールアミン(MEA)又はアミノメチルプロパノール(AMP)は、アンモニアを含まないヘアダイ製品において一般的に用いられており、アルカリ化剤として単独で又は互いに若しくは他のアルカリ化剤と組み合わせることが好ましい場合がある。モノエタノールアミンは、特に、単独で、又は他の非アンモニアアルカリ化剤と組み合わせて用いることが好ましい場合がある。
本発明の組成物は、幾つかの実施形態では、非アンモニアアルカリ化剤に加えて若干量のアンモニア、例えば、0.5%未満のアンモニアを含み得るが、本発明の染毛組成物は、アンモニアを含まないことが好ましい。
酸化剤
本発明の組成物は、酸化剤として0.5重量%〜4重量%の過酸化水素を含む。また、過ヨウ素酸ナトリウム、過酸化尿素、過酸化メラミン、過ホウ酸塩、過炭酸塩、過リン酸塩、過ケイ酸塩、過硫酸塩、過酸化物、及びこれらの混合物等の更なる酸化剤が存在してもよいが、過酸化水素のみを用いることが好ましい場合もある。
以下の実験の項に示す通り、本発明者らは、非アンモニアアルカリ化剤の過酸化水素に対する重量比が、1.10以上、好ましくは1.10〜4.0、より好ましくは1.20〜3.0でなければならないことを見出した。本発明者らは、この比が、毛髪へのダメージを比較的低く抑えながら、予想外に高いリフトを提供すると考えている。本発明まで、一般的に、組成物のリフト力は、酸化剤の濃度によって駆動されると考えられていた。しかし、頭皮上における酸化剤の濃度上昇は、毛髪繊維の構造に生じるダメージも増加させる場合があることも知られている。本発明者らは、現在、酸化剤の濃度に対して非アンモニアアルカリ化剤の相対濃度を上昇させることによって、組成物のリフト力を上昇させることが実際に可能であると考えている。更に、本発明者らは、この方法ではダメージが比較的低レベルに維持され、かつ染毛組成物の場合、組成物中のアルカリ化剤濃度の上昇が色の変化を実質的に引き起こさないことを見出した。
製造方法
1つの実施形態では、本発明の組成物は、2つの成分、すなわち、非アンモニアアルカリ化剤及び酸化的一次染料を含む着色成分と、過酸化水素を含む酸化成分とを混合することによって得ることができる。このような2成分系は、当該技術分野において一般的に用いられており、各成分は、得られる混合物が本発明に係る組成物になるように配合される。
別の実施形態では、本発明の組成物は、任意の順序で、以下の3以上の成分を混合することによって得ることができる:
−第1の非アンモニアアルカリ化剤を含む着色成分と、
−過酸化水素を含む酸化成分と、
−第2の非アンモニアアルカリ化剤を含む第3の成分。
この方法は、第3の成分を用いるか否かの選択がユーザに委ねられるので有利である。本発明者らは、組成物中の非アンモニアアルカリ化剤の濃度を上昇させるこのような第3の成分を用いることによって、着色成分及び酸化成分のみの混合物と比べて、より高いリフトが得られ得ることを見出した。
このような方法では、着色成分及び第3の成分は、同じ非アンモニアアルカリ化剤、特にモノエタノールアミンを含むことが好ましい場合がある。また、第3の成分中の第2のアルカリ化剤の濃度は、非アンモニアアルカリ化剤中の濃度が、第3の成分を添加した後に使用準備済み組成物中の濃度よりも高くなるように、着色成分中の第1のアルカリ化剤の濃度よりも高くてよい(これは特に、3成分を1:1:1の比で混合するときに当てはまる)。
第3の成分中の非アンモニアアルカリ化剤、特にMEAの濃度は、第3の成分の3重量%〜15重量%、好ましくは6重量%〜12重量%、より好ましくは8重量%〜10重量%含まれてよく、例示的には9重量%であり、好ましくは、着色成分中の濃度よりも高い。比較的高い濃度は、混合後の最終組成物中の非アンモニアアルカリ化剤の濃度を上昇させるのに必要であると考えられる。着色成分中の第1の非アンモニアアルカリ化剤の濃度は、例えば、着色成分の1.5%〜5%であってよい。
第3の成分は、混合を容易にするために着色成分と類似するシャーシに基づいていてよいが、これは必須ではない。例えば、着色成分及び第3の成分は、水中油型エマルションであってよい。第2の非アンモニアアルカリ化剤は、第1の非アンモニアアルカリ化剤と同じであっても異なっていてもよい。
異なる成分は、任意の通常の化粧品形態、特に水中油型エマルションで配合してよい。また、酸化成分は、水中油型エマルション、又は例えば粉末若しくは水溶液等の他の形態であってもよい。
異なる成分は、任意の順序で混合してよい。3つの成分を混合しなければならない場合、それらを全て一緒に混合しても、次々に混合してもよい。例えば、着色成分及び酸化成分を一緒に混合し、次いで、第3の成分をこの中間混合物に添加してよい。
第3の成分を本発明の方法工程のうちの1つで用いる場合、各成分の混合比は1:1:1(重量)が有利であり得る。この1:1:1の比により、ユーザは、簡便な方法で異なる成分を投与することができ、更に、頭皮上における酸化剤の濃度を簡単に計算することができる。頭皮上において3%の過酸化水素の濃度はしたがって、例えば、9%の濃度の過酸化水素を用いることによって得ることができる。
配合のシャーシ及び他の成分
本発明の染毛組成物及びそれを作製するために用いられる成分は、無論、「特許請求の範囲」に記載の要件に適合する限り、任意の通常のシャーシを更に含み、かつ当該技術分野において既知である任意の一般的な成分を用いてよい。一般的な成分としては、以下が挙げられるが、これらに限定されない:溶媒;酸化的染料、直接染料;過酸化水素以外の酸化剤;ラジカルスカベンジャー;増粘剤及び又はレオロジー調整剤;キレート剤;pH調整剤及び緩衝剤;炭酸イオン源;ペルオキソ一炭酸イオン源;アニオン性、カチオン性、非イオン性、両性、若しくは双極性イオン界面活性剤、又はこれらの混合物;アニオン性、カチオン性、非イオン性、両性、若しくは双極性イオンポリマー、又はこれらの混合物;芳香剤;酵素;分散剤;過酸化物安定剤;酸化防止剤;天然成分、例えば、タンパク質及びタンパク質誘導体、並びに植物抽出物;シリコーン及びカチオン性ポリマーを含むコンディショニング剤、セラミド、保存剤;並びに不透明化剤及び真珠光沢剤(例えば、二酸化チタン及び雲母)。上述した適切な幾つかの補助剤は、特に後述はしないが、International Cosmetics Ingredient Dictionary and Handbook(8th ed.;The Cosmetics,Toiletry,and Fragrance Association)に列記されている。特に、第2巻、第3項(Chemical Classes)及び第4項(Functions)は、特定の目的又は複数の目的を達成するための具体的な補助剤を識別する際に有用である。
以下は、ほんの数例であり、限定と解釈すべきではなく、本発明で他の一般的な要素又は配合シャーシを用いることも無論可能である。
着色成分の配合シャーシの例は、例えば、特許文献中に見出すことができ、又は既存の市販品、特にWellaによって販売されているColorTouch(登録商標)の範囲、L’Orealによって販売されているInoa(登録商標)の範囲、又はSchwarzkopfによって販売されているEssensity(登録商標)の範囲等の非アンモニアアルカリ化剤を含む製品を改変してもよい。成分は、例えば、水性毛髪用製品、エマルション、ジェル、エアゾール、又はフォームとして配合及び送達されてよい。
例えば、欧州特許出願公開第594,811A1号に開示されている通り、この着色成分の総重量に対して、(A)10〜30重量%の、10〜24個の炭素原子を有する少なくとも1つの脂肪族アルコールと;以下のうちの1以上又は好ましくは全て:(B)0.2〜6.0重量%の式:R1−CO−O−(CH2−CH2−O)n−CO−R2(式中、nは1、2、又は3であり、R1及びR2は、12〜20個の炭素原子を有する、同じであるか又は異なるアルキルラジカルである)の少なくとも1つのジエステル;(C)0.5〜20重量%の、10〜24個の炭素原子を有するグリセリン脂肪酸エステル;(D)0.1〜10重量%の、非イオン性及び/又はアニオン性及び/又は両性乳化剤、並びに4.5〜12.5のpHを有する(E)とを含む着色成分(又は用いられる場合、第3の成分)用のクリーム状キャリアを用いてよい。より粘度の低い組成物が望ましい場合、より低濃度の脂肪族アルコール、例えば、2%の、10〜24個の炭素原子を有する少なくとも1つの脂肪族アルコールを用いてもよい。
国際公開第98/11863A2号に開示されている配合を用いてもよい。この文書に開示されている配合は、蜜蝋−タンパク質加水分解産物及び/又はアミノ酸結合を含有するが、これは、本発明の着色成分中に存在してもしなくてもよい。
また、本発明は、例えば、L’Orealの米国特許出願公開第2010/0223739A2号に開示されている通り、3成分系を用いて実施してもよく、この場合、本書で定義されるように、少なくとも1つの脂肪質の物質と少なくとも1つの界面活性剤とを含む水性化粧品組成物(A)が第4の組成物として考えられ得る。
酸化成分(及び用いられる場合第3の成分)は、着色成分と同じ又は類似(すなわち、同じ成分を有するが、異なる濃度の可能性もある)の配合シャーシに基づいてよいが、これら成分は、通常、酸化的染料前駆体又は直接染料を含まない。
染毛組成物中にみられる通常の成分の中でも、EDTA又はEDDS等のキレート剤の存在は、幾つかの点で有益であり得る。それは、キレート剤が酸化剤による毛髪のダメージを低減できるためである(国際公開第02/089754号、特に、14頁26行〜17頁5行に列挙されているキレート剤、特にEDDSを参照されたい)。キレート剤、通常EDTA二ナトリウムは、酸化成分において安定剤としても一般的に用いられている。
酸化的一次染料の中でも、一般的な一次中間体は、例えば、トルエン−2,5−ジアミン、p−フェニレンジアミン、N−フェニル−p−フェニレンジアミン、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミン、2−ヒドロキシエチル−p−フェニレンジアミン、ヒドロキシプロピル−ビス−(N−ヒドロキシエチル−p−フェニレンジアミン)、2−メトキシメチル−p−フェニレンジアミン、2−(1,2−ジヒドロキシエチル(didhydroxyethyl))−p−フェニレンジアミン、2−クロロ−p−フェニレンジアミン、p−アミノフェノール、p−メチルアミノフェノール、4−アミノ−m−クレゾール、6−アミノ−m−クレゾール、2,2’−メチレンビス−4−アミノフェノール、2,4,5,6−テトラミノピリミジン、2,5,6−トリアミノ−4−ピリミジノール、1−ヒドロキシエチル−4,5−ジアミノピラゾールサルフェート、4,5−ジアミノ−1−メチルピラゾール、4,5−ジアミノ−1−エチルピラゾール、4,5−ジアミノ−1−イソプロピルピラゾール、4,5−ジアミノ−1−ブチルピラゾール、4,5−ジアミノ−1−ペンチルピラゾール、4,5−ジアミノ−1−ベンジルピラゾール、2,3−ジアミノ−6,7−ジヒドロピラゾロ[1,2−a]ピラゾール−1(5H)−オンジメトスルホネートである。
一般的に用いられるカプラーは、例えば、レゾルシノール、4−クロロレゾルシノール、2−クロロレゾルシノール、2−メチルレゾルシノール、4,6−ジクロロベンゼン−1,3−ジオール、2,4−ジメチルベンゼン−1,3−ジオール、m−アミノフェノール、4−アミノ−2−ヒドロキシトルエン、2−メチル−5−ヒドロキシエチルアミノ−フェノール、3−アミノ−2,6−ジメチルフェノール、3−アミノ−2,4−ジクロロフェノール、5−アミノ−6−クロロ−o−クレゾール、5−アミノ−4−クロロ−o−クレゾール、6−ヒドロキシベンゾモルホリン、2−アミノ−5−エチルフェノール、2−アミノ−5−フェニルフェノール、2−アミノ−5−メチルフェノール、2−アミノ−6−メチルフェノール、2−アミノ−5−エトキシフェノール、5−メチル−2−(メチルアミノ)フェノール、2,4−ジアミノフェノキシエタノール、2−アミノ−4−ヒドロキシエチルアミノ−アニソール、1,3−ビス−(2,4−ジアミノフェノキシ)−プロパン、2,6−ジヒドロキシエチルアミノ−トルエン、ベンゼン−1,3−ジアミン、2,2’−(4,6−ジアミノ−1,3−フェニレン)ビス(オキシ)ジエタノール、3−(ピロリジン−1−イル)アニリン、1−(3−(ジメチルアミノ)フェニル)尿素、1−(3−アミノフェニル)尿素、1−ナフトール、2−メチル−1−ナフトール、1,5−ナフタレンジオール、2,7−ナフタレンジオール、1−アセトキシ−2−メチルナフタレン、4−クロロ−2−メチルナフタレン−1−オール、4−メトキシ−2−メチルナフタレン−1−オール、2,6−ジヒドロキシ−3,4−ジメチルピリジン、2,6−ジメトキシ−3,5−ピリジンジアミン、3−アミノ−2−メチルアミノ−6−メトキシピリジン、2−アミノ−3−ヒドロキシピリジン、2,6−ジアミノピリジン、ピリジン−2,6−ジオール、5,6−ジヒドロキシインドール、6−ヒドロキシインドール、5,6−ジヒドロキシインドリン、3−メチル−1−フェニル−1H−ピラゾール−5(4H)−オン、1,2,4−トリヒドロキシベンゼン、2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イルアミノ)エタノール(ヒドロキシエチル−3,4−メチレンジオキシアニリンとしても知られている)である。これら及び他の一次中間体及びカプラーは、当該技術分野において既知である通り、様々な組み合わせで用いてニュアンスソート(nuancesought)を達成することができる。
また、直接染料は、本発明の成分のいずれか、特に着色成分に組み込んでもよい。また、本発明の組成物は、特に強度に関して、更なる染色をもたらすのに十分な量で適合性直接染料を含んでもよい。典型的に、このような量は、組成物の0.05重量%〜4重量%の範囲である。着色成分と酸化成分とを混合することによって組成物を得る場合、直接染料は、通常、着色成分中に組み込まれる。
以下の直接染料が、一般的に用いられている:アシッド染料、例えば、アシッドイエロー1、アシッドオレンジ3、アシッドブラック1、アシッドブラック52、アシッドオレンジ7、アシッドレッド33、アシッドイエロー23、アシッドブルー9、アシッドバイオレット43、アシッドブルー62、アシッドブルー25、アシッドレッド4、ベーシック染料、例えば、ベーシックブラウン17、ベーシックレッド118、ベーシックオレンジ69、ベーシックレッド76、ベーシックブラウン16、ベーシックイエロー57、ベーシックバイオレット14、ベーシックブルー7、ベーシックブルー26、ベーシックレッド2、ベーシックブルー99、ベーシックイエロー29、ベーシックレッド51、ベーシックオレンジ31、ベーシックイエロー87、4−(3−(4−アミノ−9,10−ジオキソ−9,10−ジヒドロアントラセン−1−イルアミノ)プロピル)−4−メチルモルホリン−4−イウム−メチルサルフェート、(E)−1−(2−(4−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)ジアゼニル)フェニル)(エチル)アミノ)エチル)−3−メチル−1H−イミダゾール−3−イウムクロリド、(E)−4−(2−(4−(ジメチルアミノ)フェニル)ジアゼニル)−1−メチル−1H−イミダゾール−3−イウム−3−イル)ブタン−1−スルホネート、(E)−4−(4−(2−メチル−2−フェニルヒドラゾノ)メチル)ピリジニウム−1−イル)ブタン−1−スルホネート、N,N−ジメチル−3−(4−(メチルアミノ)−9,10−ジオキソ−4a,9,9a,10−テトラヒドロアントラセン−1−イルアミノ)−N−プロピルプロパ−1−アミニウムブロミド、ディスパース染料、例えば、ディスパースレッド17、ディスパースバイオレット1、ディスパースレッド15、ディスパースバイオレット1、ディスパースブラック9、ディスパースブルー3、ディスパースブルー23、ディスパースブルー377、ニトロ染料、例えば、1−(2−(4−ニトロフェニルアミノ)エチル)尿素、2−(4−メチル−2−ニトロフェニルアミノ)エタノール、4−ニトロベンゼン−1,2−ジアミン、2−ニトロベンゼン−1,4−ジアミン、ピクラミン酸、HCレッドNo.13、2,2’−(2−ニトロ−1,4−フェニレン)ビス(アザネジル)ジエタノール、HCイエローNo.5、HCレッドNo.7、HCブルーNo.2、HCイエローNo.4、HCイエローNo.2、HCオレンジNo.1、HCレッドNo.1、2−(4−アミノ−2−クロロ−5−ニトロフェニルアミノ)エタノール、HCレッドNo.3、4−アミノ−3−ニトロフェノール、4−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−3−ニトロフェノール、2−アミノ−3−ニトロフェノール、2−(3−(メチルアミノ)−4−ニトロフェノキシ)エタノール、3−(3−アミノ−4−ニトロフェニル)プロパン−1,2−ジオール、HCイエローNo.11、HCバイオレットNo.1、HCオレンジNo.2、HCオレンジNo.3、HCイエローNo.9、HCレッドNo.10、HCレッドNo.11、2−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−4,6−ジニトロフェノール、HCブルーNo.12、HCイエローNo.6、HCイエローNo.12、HCブルーNo.10、HCイエローNo.7、HCイエローNo.10、HCブルーNo.9、2−クロロ−6−(エチルアミノ)−4−ニトロフェノール、6−ニトロピリジン−2,5−ジアミン、HCバイオレットNo.2、2−アミノ−6−クロロ−4−ニトロフェノール、4−(3−ヒドロキシプロピルアミノ)−3−ニトロフェノール、HCイエローNo.13、6−ニトロ−1,2,3,4−テトラヒドロキノキサリン、HCレッドNo.14、HCイエローNo.15、HCイエローNo.14、N2−メチル−6−ニトロピリジン−2,5−ジアミン、N1−アリル−2−ニトロベンゼン−1,4−ジアミン、HCレッドNo.8、HCグリーンNo.1、HCブルーNo.14、及び天然染料、例えば、アナート、アントシアニン、ビートルート、カロチン、カプサンシン、リコピン、クロロフィル、ヘンナ、インディゴ、コチニール。
本発明の染毛組成物及び本発明で用いられる任意の成分は、当該技術分野において既知である通り、毛髪から過度に液だれすることなく毛髪に容易に塗布できるように、組成物に粘度を付与するのに十分な量の増粘剤、特に、高分子増粘剤を含んでよい。通常、このような量は、組成物の少なくとも約0.1重量%、一部の実施形態では少なくとも約0.5重量%、他の実施形態では少なくとも約1重量%である。一般的に用いられる会合性高分子増粘剤の例は、Rohm & Haas社によって商品名Aculyn−22として、Noveon社によってPermulen TR1、Carbopol 2020、Carbopol Ultrez−21として、そして、National Starch社によってStructure 2001及びStructure 3001として販売されている。他の好適なポリマーとしては、ポリエーテルポリウレタン、例えば、Rohm and Haas社によるAculyn−44及びAculyn−46が挙げられる。別の好適な会合性ポリマーは、少なくとも1つのC8〜C30脂肪鎖を含む基で変性されたセルロース、例えばAqualon社により販売されている製品Natrosol Plus Grade 330 CSである。
本明細書で使用するのに好適な非会合性架橋ポリカルボン酸ポリマーは、例えば、(i)架橋アクリル酸ホモポリマー、又は(ii)アクリル酸若しくは(メタ)アクリル酸及びC1〜C6アルキルアクリレート若しくは(メタ)アクリレートのコポリマーから選択することができる。このようなポリマーは、Noveon社によって名称Carbopol 980、981、954、2984、5984として、又は3V Sigma社によって名称Synthalen M、Synthalen L及びSynthalen Kとして、又はRohm and Haas社によって名称Aculyn−33として販売されている。
例えば、グルカン、変性及び非変性デンプン、アミロース、アミロペクチン、グリコーゲン、デキストラン、セルロース及びその誘導体(メチルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース及びカルボキシメチルセルロース)、マンナン、キシラン、リグニン、アラバン、ガラクタン、ガラクツロナン、キチン、キトサン、グルクロノキシラン、アラビノキシラン、キシログルカン、グルコマンナン、ペクチン酸及びペクチン、アルギン酸及びアルギン酸塩、アラビノガラクタン、カラギーナン、寒天、グリコサミノグルカン、アラビアガム、トラガカントガム、ガティガム、カラヤガム、カロブガム、ガラクトマンナン、例えば、グアーガム、及びこれらの非イオン性誘導体(ヒドロキシプロピルグアー)並びにバイオ多糖類、例えば、キサンタンガム、ジェランガム、ウェランガム、スクレログルカン、サクシノグリカン及びこれらの混合物等の多糖類を用いてもよい。好適な多糖類は、「Encyclopedia of Chemical Technology」、Kirk−Othmer、Third Edition,1982,volume 3,pp.896〜900及びvolume 15,pp.439〜458、「Polymers in Nature」(E.A.MacGregor及びC.T.Greenwood、John Wiley & Sons出版、Chapter 6,pp.240〜328,1980)及び「Industrial Gums−Polysaccharides and their Derivatives」(Roy L.Whistler編、Second Edition,Academic Press Inc.)に記載されている。
また、以下を含むがこれらに限定されない耐塩性増粘剤が有利に用いられる場合もある:キサンタン、グアー、ヒドロキシプロピルグアー、スクレログルカン、メチルセルロース、エチルセルロース(AQUACOTE(登録商標)として入手可能、ヒドロキシエチルセルロース(NATROSOL(登録商標))、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、微結晶セルロース、ヒドロキシブチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース(KLUCEL(登録商標)として入手可能)、ヒドロキシエチルエチルセルロース、セチルヒドロキシエチルセルロース(NATROSOL(登録商標)Plus 330として入手可能)、N−ビニルピロリドン(POVIDONE(登録商標)として入手可能)、アクリレート/セテス−20イタコネートコポリマー(STRUCTURE(登録商標)3001として入手可能)、ヒドロキシプロピルデンプンホスフェート(STRUCTURE(登録商標)ZEAとして入手可能)、ポリエトキシレート化ウレタン又はポリカルバミルポリグリコールエステル(例えばPEG−150/デシル/SMDIコポリマー(例えばACULYN(登録商標)44)、PEG−150/ステアリル/SMDIコポリマー(ACULYN(登録商標)46として入手可能)、トリヒドロキシステアリン(THIXCIN(登録商標)として入手可能)、アクリレートコポリマー(例えば、ACULYN(登録商標)33として入手可能)又は疎水変性アクリレートコポリマー(例えば、アクリレート/ステアレス−20メタクリレートコポリマー(ACULYN(登録商標)22として入手可能)、アクリレート/ステアレス−20メタクリレートクロスポリマー(ACULYN(登録商標)88として入手可能)、アクリレート/ビニルネオデカノエートクロスポリマー(ACULYN(登録商標)38として入手可能)、アクリレート/ベヘネス−25メタクリレートコポリマー(ACULYN(登録商標)28として入手可能)、アクリレート/C10−30アルキルアクリレートクロスポリマー(Carbopol(登録商標)ETD 2020として入手可能)、少なくとも1つの脂肪鎖、及び少なくとも1つの脂肪鎖を含むポリエーテルウレタンから選択される少なくとも1つの親水性単位を含む非イオン性両性ポリマー、並びにセテス−10ホスフェート、ジ−セチルホスフェート、及びセテアリルアルコールのブレンド(CRODAFOS(登録商標)CESとして入手可能)。
ジメチルジアリルアンモニウムとアクリル酸との四級化コポリマーと合わせて、四級化シリコーン、及び少なくとも1つの脂肪族アルコール(C12〜C18)でエステル化されたアクリレート−イタコネートコポリマーを含む組成物は、本発明の範囲から除外される。米国特許第6,423,101号に開示されている通りこのような組成物は、本発明の効果を得るために必須ではないことが見出された。
本発明の成分は、当該技術分野において既知である任意の好適な標準プロセスを用いて製造することができる。
パッケージ化
使用前に、本発明で用いられる異なる成分は、通常、互いに別々にパッケージ化される。成分は、プラスチック瓶又はサッシェ等の別々の一次パッケージにパッケージ化してよい。しかし、成分、特に2成分組成物の各成分は、業界で既知の通り、別々にではあるが、カートン等の共通の二次パッケージ内又はエアロゾル若しくはフォームボトルの異なる区画内にパッケージ化してよい。染毛組成物をすすいだ後に塗布してよいコンディショニング組成物も、このような二次パッケージにパッケージ化してよい。他方で、本発明の異なる成分、特に第3の成分は、他の成分とは別々に販売してよい。
使用方法
染毛組成物の毛髪への塗布は、幾つかの方法で行うことができる。染毛組成物の塗布は、エンドユーザの毛髪全体に対して行ってよい。本明細書で使用するとき、「毛髪全体」とは、毛髪の根本から毛髪の先端まで頭部全体の毛髪が塗布プロセスに含まれることを意味する。対照的に、染毛組成物の塗布は、毛髪の根本部分に行ってもよい。毛髪の根本部分への塗布は、エンドユーザの頭部全体に行ってもよいが、染毛組成物の塗布は、頭皮から約0.01mm〜約4mmの頭に最も近い毛髪の部分(根本部分)にのみ塗布される。また、塗布は、毛髪の一部に対して行ってもよい。毛髪の一部に対する塗布は、ハイライティング又はローライティングと一般的に呼ばれる。毛髪の一部は、毛束において毛髪全体から物理的に分離してもよく、又は毛髪全体よりも少ない毛髪の一部であってもよい。毛束は、プラスチックキャップにおけるオリフィスを通して毛髪を引っ張ったときに毛束が形成されるプラスチックキャップ、毛束を包む金属箔、根本部分で毛髪に適用される毛房分離器、又は類似の装置を含む装置によって、毛髪全体から物理的に分離してよい。
存在する場合、任意のコンディショニング剤を更なる容器に提供してもよい。後者の場合、コンディショナーは、使用直前に他の成分と混合し、一緒に塗布してもよく、又は更なる容器の内容物を、染毛組成物の直後に後処理として塗布(任意のすすぎ工程後)してもよい。
酸化的に染毛する1つの方法によれば、本方法は、着色成分と、酸化成分と、任意により第2の非アンモニアアルカリ化剤を含む第3の成分とを混合して、染毛組成物を形成することと;染毛組成物を毛髪に塗布して、処理された毛髪表面を形成することと;5〜45分間、例えば、20〜30分間待ち、次いで、染毛組成物を処理された毛髪表面から除去することとを含む。
また、染毛方法は、数分間、手又は用具によって処理された毛髪表面に染毛組成物を浸透させて、処理された毛髪表面全体に均一に塗布させることを更に含んでよい。酸化的に染色された毛髪を形成するために、5〜45分間最終的な毛髪の色が発現する間、染毛組成物は、処理された毛髪表面上に留まる。次いで、消費者は、酸化的に染色された毛髪を十分に水道水ですすぎ、その酸化的に染色された毛髪を乾燥及び/又はスタイリングする。
以下において、本発明に係る組成物をリフト及び毛髪へのダメージについて試験し、現在販売されている製品と比較した。以下の略記を以下の表で用いる:
−CT:特に色合い10/0(「CT10/0」)のColorTouch(登録商標)(アルカリ化剤としてMEAを含む「レベル2」染色組成物)。CT10/0に関するINCIリスト及び重量%範囲は、以下の通りである:(>10%:)水、(1%〜10%:)セテアリルアルコール、エタノールアミン、硫酸ナトリウム、ラウレス−3、ラウレス硫酸ナトリウム、グリセリルステアレートSE、(0.1%〜1%:)デシルテトラデカノール、ラウリル硫酸ナトリウム、白ろう、香料、ナトリウムココイルイセチオネート、雲母、亜硫酸ナトリウム、アスコルビン酸、エチドロン酸、加水分解ケラチン、(<0.1%:)着色剤、クエン酸。
−4% CTエマルション:4%のH2O2濃度を有するColorTouch(登録商標)酸化エマルション4% CTエマルションに関するINCIリスト及び重量%範囲は、以下の通りである:(>10%:)水、(1%〜10%:)過酸化水素、セテアリルアルコール、(0.1%〜1%:)ラノリンアルコール、ラウリル硫酸ナトリウム、香料、サリチル酸、(<0.1%:)リン酸二ナトリウム、リン酸、エチドロン酸、カリウムリン酸塩、トコフェロール。
−6%、9% Welloxon:INCI成分として以下を含むそれぞれ6及び9重量%のH2O2を含むWelloxon(登録商標)エマルション;水、過酸化水素、セテアリルアルコール、セテアレス−25、サリチル酸、リン酸、リン酸二ナトリウム、エチドロン酸。
−KP:特に色合い10/0(「KP10/0」)のKoleston Perfect(アルカリ化剤としてアンモニアを含む「レベル3」着色成分)。KP10/0に関するINCIリスト及び重量%範囲は、以下の通りである:(10%:)水、セテアリルアルコール、(1〜10%:)グリセリルステアレートSE、水酸化アンモニウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラノリンアルコール、ラウリル硫酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、グリコールジステアレート、ナトリウムココヤシ油イセチオネート、亜硫酸ナトリウム、アスコルビン酸、香料、(<0.1%:)、EDTA二ナトリウム、トルエン−2,5−ジアミンサルフェート、2−メチルレゾルシノール、クエン酸、レゾルシノール、トコフェロール。
−INOA:アルカリ化剤としてMEAを含み、3成分系(オレオゲル+顕色剤+着色剤)としてL’Orealにより販売されている「レベル3」着色成分。INOAは、L’Orealの商標である。KP10/0及びCT10/0に最も等価な色合い番号10を試験した。
本発明に係る第3の成分(以下の表における「ブースター」)は、以下の配合を有するO/Wエマルションであった:
Figure 2014512334
ブースターは、比較的高度に濃縮されたMEA含有成分であり、これを用いて他の組成物のMEA濃度を上昇させることができ、ひいては、市販の組成物のMEA/H2O2の比を高めることができる。しかし、本発明は、例えば、非アンモニアアルカリ化剤の過酸化水素に対する特許請求の範囲の比を得るのに第3の成分が必須ではないように、着色成分に予め高濃度のMEAが配合されている場合等、3成分を混合することによって得られる組成物には限定されない。
以下の実験では、第3の成分(「ブースター」)を用いなかった場合、推奨される1:2の重量比で、CT着色成分を酸化成分と混合した。KP着色成分を1:1の比で酸化成分と混合して、通常の実施を反映させた。ブースターを用いて3成分ミックスを作製した場合、各成分を1:1:1の比で混合した。6%過酸化水素組成物を用いて、L’Orealの推奨に従ってINOA製品を調製した。
実験
実験では、色合い10/0(天然の明るい金髪)をKP及びCTの両方、並びにL’Oreal製の等価なINOA色合い番号10に用いた。対応する成分を混合した後、得られた染毛組成物を、幅1.4cm、長さ13cmの中程度の茶色の毛髪の一房に、顕色時間35分間で塗布した。次いで、標準的な製品を用いて毛髪をシャンプーし、コンディショニングした。2バッチの毛髪に対して実験を実施し、測定された値を平均した。
次いで、得られたリフトの量を、Konica/Minolta D 508比色計を用いて測定し、測定されたL*値の差(ΔL*)によって特性評価した。1回の処理後のシステイン酸の濃度を測定することによって、各サンプルの毛髪繊維へのダメージを評価した。システイン酸単位測定は、信頼性が高く(標準偏差3%未満)、ドイツのAachen大学に関連する独立研究機関であるDWIによって実施された。システイン酸の濃度は、毛髪繊維内の分子間結合に対するダメージの量の指標である。未処理サンプルのシステイン酸濃度は、45.84μmol/gであった。
アルカリ化剤及びH2O2の濃度、並びに測定されたΔL*値及びシステイン酸濃度値を以下の表に要約する。試験した第2及び第3の組成物は、本発明に係る組成物である。
Figure 2014512334
本発明の組成物(試験した第2及び第3の組成物)は、比較的高いリフト(ΔL*>5)を提供し、これは、NH3を用いる「レベル3」の従来の染色剤(KP10/0)によって得られるリフト、及びL’Oreal製の高リフトMEA系製品(INOA 10)によって得られるリフトに匹敵する。
また、本発明の組成物を用いて得られるリフトは、(試験した第1及び第2の組成物と比べて)過酸化水素濃度が低いにもかかわらず、CT10/0等の従来のMEA系製品に比べて優れていた。
本発明の組成物のシステイン酸濃度を用いて評価したときのダメージは、アンモニア系染色剤、KP10/0について測定されたダメージと同等であったが、他方で、システイン酸濃度は、現在販売されている非アンモニア含有製品(INOA)よりも本発明の組成物では有意に低かった。
また、この実験は、第3の成分(「ブースター」)が、MEA等の非アンモニアアルカリ化剤を含む既に販売されている染毛組成物によってもたらされるリフトのレベルを有意に上昇させ得ることを示す。例えば、表の最初の2つの組成物と比べて、過酸化物濃度が低下した場合でさえも、リフト(ΔL*)は、ブースターを含まない組成物の3.37から、ブースターを含む組成物では5.13になった。理論に束縛されることを望むわけではないが、本発明者らは、この驚くべき効果が、非アンモニアアルカリ化剤(MEA)の濃度上昇、及び得られるMEA/H2O2比の高い値によって引き起こされ得ると考える。

本明細書に開示される寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳密に限定されるものとして理解されるべきではない。それよりむしろ、特に規定がない限り、こうした各寸法は、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲との両方を意味することを意図している。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。

Claims (11)

  1. 酸化的染毛組成物であって、
    −前記組成物の少なくとも1.5重量%の、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノプロパノールアミン、ジプロパノールアミン、トリプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール、及びこれらの混合物からなる群から選択される非アンモニアアルカリ化剤と、
    −前記組成物の0.5重量%〜4重量%の過酸化水素と、
    −酸化的一次染料と、を含み、
    前記非アンモニアアルカリ化剤の過酸化水素に対する重量比が、1.10以上であることを特徴とするが、
    ただし、ジメチルジアリルアンモニウムとアクリル酸との四級化コポリマー、四級化シリコーン、及び少なくとも1つの脂肪族アルコールでエステル化されたアクリレート−イタコネートコポリマーを含まない、酸化的染毛組成物。
  2. 前記非アンモニアアルカリ化剤の過酸化水素に対する重量比が、1.10〜4.0である、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記非アンモニアアルカリ化剤の過酸化水素に対する重量比が、1.20〜3.0である、請求項2に記載の組成物。
  4. 0.5重量%未満のアンモニアを含み、好ましくはアンモニアを含まない、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 前記組成物の1.5重量%〜8重量%の前記非アンモニアアルカリ化剤、好ましくは、2.0重量%〜6重量%の前記非アンモニアアルカリ化剤を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 前記非アンモニアアルカリ化剤が、モノエタノールアミンを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 前記非アンモニアアルカリ化剤が、モノエタノールアミンからなる、請求項6に記載の組成物。
  8. 直接染料を更に含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 任意の順序で、
    −第1の非アンモニアアルカリ化剤及び酸化的一次染料を含む第1の着色成分と、
    −過酸化水素を含む酸化成分と、
    −任意により、第2の非アンモニアアルカリ化剤を含む第3の成分と、を混合する工程を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物を製造する方法。
  10. 前記第1の非アンモニアアルカリ化剤、及び存在する場合、前記第2の非アンモニアアルカリ化剤が、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノプロパノールアミン、ジプロパノールアミン、トリプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1の非アンモニアアルカリ化剤、及び存在する場合、前記第2の非アンモニアアルカリ化剤が、モノエタノールアミンを含み、好ましくはモノエタノールアミンからなる、請求項10に記載の方法。
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