JP2014509496A - Cdmaダイバーシティ受信機経路が時間二重受信機と共有されたcdmaトランシーバ - Google Patents

Cdmaダイバーシティ受信機経路が時間二重受信機と共有されたcdmaトランシーバ Download PDF

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Abstract

少なくとも第1および第2のアンテナと、少なくとも1つのプロセッサとを含むワイヤレスデバイスは、第1のアンテナだけで第1のワイヤレスシステム(TD−SCDMA、GSM、TDD−LTE)から受信される信号を処理し、受信ダイバーシティを使用して、第1および第2のアンテナで第2のワイヤレスシステム(FDD、CDMA、WCDMA、LTE、TDMA)から受信される信号を処理することができる。いくつかの態様によれば、デバイスは、第2のアンテナだけで第1のワイヤレスシステムから送信される信号を処理することができる。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、2011年2月7日に出願された米国仮特許出願第61/440,330号の利益を主張する。
本発明は、一般に電子機器に関し、より詳細には、ワイヤレスデバイスに適した送信機/受信機(トランシーバ)システムに関する。
ワイヤレス通信システムは、音声、データなど、様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスシステムは、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)または、何らかの他の多元接続技法に基づき得る。ワイヤレスシステムは、たとえばIS−2000、IS−856、IS−95など、3GPP2として知られるコンソーシアムによって採用される1つまたは複数の規格を実装し得る。ワイヤレスシステムは、たとえばGlobal System for Mobile communications(GSM(登録商標))、Wideband−CDMA(W−CDMA(登録商標))など、3GPPとして知られるコンソーシアムによって採用される1つまたは複数の規格を実装することもできる。IS−2000およびW−CDMAは、CDMAのための第3世代の規格である。IS−95およびGSMは、それぞれ、CDMAおよびTDMAのための第2世代の規格である。これらの規格は当技術分野でよく知られている。
ワイヤレス通信デバイス(たとえば、携帯電話)は、ワイヤレスシステムとの双方向通信を得るために、トランシーバシステムを利用する。トランシーバシステムは、データ送信のための送信機と、データ受信のための受信機とを含む。送信経路では、送信機は、送信により適したRF変調信号を生成するために送られるデータで無線周波数(RF)キャリア信号を変調する。送信機は、RF変調信号をさらに調整して、RFアップリンク信号を生成し、次いで、RFアップリンク信号を、ワイヤレスチャネルを介して、ワイヤレスシステムにおける1つまたは複数の基地局に送信する。受信経路では、受信機は、1つまたは複数の基地局から1つまたは複数のRFダウンリンク信号を受信し、基地局によって送られるデータを取得するために、受信信号を調整し、処理する。
ワイヤレスシステムは、1つまたは複数の周波数帯域において動作することができ、トランシーバは、ワイヤレスシステムによって使用される周波数帯域ごとに送信信号経路および受信信号経路を有し得る。したがって、複数の周波数帯域がワイヤレスシステムによって使用される場合、トランシーバは、多くの信号経路を有することができる。ワイヤレスシステムは、異なる時間間隔で送信および受信する、たとえばGSMシステムなどの時分割複信(TDD)システムとすることができる。この場合、ワイヤレスデバイスのアンテナに、任意の瞬間において、信号経路のうちの1つを結合するために、送信/受信(T/R)スイッチが使用され得る。T/Rスイッチは、(スイッチ上の単極に対応する)アンテナの1つの共通のRFポートと、(スイッチ上の投に対応する)信号経路ごとの1つの入出力(I/O)RFポートとを有する。たとえば、単極4投(SP4T)T/Rスイッチは、2つの送信経路および2つの受信経路を有するデュアルバンドGSMトランシーバにおいて使用され得る。より多くの周波数帯域をサポートするために信号経路の数が増加するにつれて、より多くのI/O RFポートがT/Rスイッチに必要とされる。I/O RFポートの数が増加するにつれて、T/Rスイッチの設計はより複雑になり、性能は低下する。
マルチモードワイヤレスデバイス(たとえば、デュアルモード携帯電話)は、複数のワイヤレスシステム(たとえば、GSMおよびCDMAシステム)と通信することができ得る。この機能によって、マルチモードデバイスは、より多くのシステムから通信サービスを受信し、これらのシステムによって提供されるより大きいカバレージを享受することができる。マルチモードトランシーバは、ワイヤレスシステムのすべてによって使用される周波数帯域のすべてをサポートするために、多くの信号経路を有することができる。これらの信号経路のすべてをアンテナに相互接続することは、多くのI/O RFポートを有する複雑なT/Rスイッチを必要とし得る。
したがって、当技術分野では、複数のワイヤレスシステムのための複数の周波数帯域をサポートし、複雑さを低減することができるトランシーバシステムが必要である。
本開示の態様によれば、ダイバーシティ受信機経路は、時間二重受信機と共有され得る。ワイヤレスデバイスは、少なくとも第1および第2のアンテナと、少なくとも1つのプロセッサとを備えることができる。少なくとも1つのプロセッサは、第1のアンテナだけで第1のワイヤレスシステムから受信される信号を処理し、受信ダイバーシティを使用して第1および第2のアンテナで第2のワイヤレスシステムから受信される信号を処理するために使用され得る。いくつかの態様によれば、ワイヤレスデバイスは、第2のアンテナだけで第1のワイヤレスシステムから送信される信号を処理することができる。
本開示の態様によれば、ワイヤレスデバイスは、少なくとも第1および第2のアンテナと、第1のアンテナだけで第1のワイヤレスシステムから受信される信号を処理するための手段と、受信ダイバーシティを使用して第1および第2のアンテナで第2のワイヤレスシステムから受信される信号を処理するための手段とを備え得る。
本開示の態様によれば、ユーザ機器は、少なくとも第1および第2のアンテナと、無線周波数(RF)ユニットとを備え得る。RFユニットは、第1のアンテナだけで第1のワイヤレスシステムから受信される信号を処理し、受信ダイバーシティを使用して第1および第2のアンテナで第2のワイヤレスシステムから受信される信号を処理するように構成され得る。
本発明の様々な態様および実施形態について以下でさらに詳細に説明する。
本発明の特徴および性質は、以下に記載する詳細な説明を、同様の参照符号が全体を通じて対応して識別する図面とともに読めばより明らかになろう。
複数のワイヤレス通信ネットワークと通信することが可能なマルチアンテナワイヤレス通信デバイスの図。 GSMのための2つの周波数帯域と、CDMAのためのRXダイバーシティを有する単一の周波数帯域とをサポートする二重アンテナワイヤレスデバイスの図。 GSMのための4つの周波数帯域と、CDMAのためのRXダイバーシティを有する単一の周波数帯域とをサポートする二重アンテナワイヤレスデバイスの図。 GSMのための4つの周波数帯域と、CDMAのためのRXダイバーシティを有する2つの周波数帯域とをサポートする二重アンテナワイヤレスデバイスの図。 GSMのための単一の周波数帯域と、CDMAのための単一の周波数帯域とをサポートする二重アンテナワイヤレスデバイスの図。 GSMのための2つの周波数帯域と、CDMAのためのRXダイバーシティを有する単一の周波数帯域と、GPSとをサポートする三重アンテナワイヤレスデバイスの図。 直接変換アーキテクチャを利用する復調器の図。 直接変換アーキテクチャを利用する変調器の図。 本開示の態様による時間二重受信機と共有されるダイバーシティ受信機経路をサポートする二重アンテナワイヤレスデバイスの図。 本開示の態様によるアンテナモジュールを有する二重アンテナワイヤレスデバイスの図。 本開示の態様による半二重送信機および受信機が第1および第2のアンテナの間で分割されるアンテナモジュールを有する二重アンテナワイヤレスデバイスの図。
「例示的」という単語は、本明細書では、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる実施形態または設計も、必ずしも他の実施形態または設計よりも好ましいまたは有利なものと解釈すべきではない。
図1は、複数のワイヤレス通信ネットワーク120および122と通信することが可能なマルチアンテナワイヤレス通信デバイス110を示す。ワイヤレスシステム120は、たとえば、(通常CDMA 1xと呼ばれる)IS−2000、(通常CDMA 1x EV−DOと呼ばれる)IS−856、IS−95、W−CDMAなど、1つまたは複数のCDMA規格を実装することができるCDMAシステムとすることができる。ワイヤレスシステム120は、ベーストランシーバシステム(BTS)130と移動交換センター(MSC)140とを含む。BTS130は、そのカバレージエリアのもとで、ワイヤレスデバイスに無線通信を提供する。MSC140は、ワイヤレスシステム120内のBTSに結合し、これらのBTSのための調整および制御を行う。ワイヤレスシステム122は、たとえばGSMなど、1つまたは複数のTDMA規格を実装することができるTDMAシステムとすることができる。ワイヤレスシステム122は、ノードB132と無線ネットワークコントローラ(RNC)142とを含む。ノードB132は、そのカバレージエリアのもとで、ワイヤレスデバイスに無線通信を提供する。RNC142は、ワイヤレスシステム122内のノードBに結合し、これらのノードBのための調整および制御を行う。一般に、BTS130およびノードB132は、ワイヤレスデバイスのための通信カバレージを提供する固定局であり、基地局または何らかの他の用語で呼ばれることもある。MSC140およびRNC142は、基地局のための調整および制御を行うネットワークエンティティであり、何らかの他の用語で呼ばれることもある。
ワイヤレスデバイス110は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス対応コンピュータ、あるいは何らかの他のワイヤレス通信ユニットまたはデバイスとすることができる。ワイヤレスデバイス110は、移動局(3GPP2用語)、ユーザ装置(UE)(3GPP用語)、アクセス端末、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。ワイヤレスデバイス110は、複数のアンテナ、たとえば、1つの外部アンテナと1つまたは複数の内部アンテナとを装備する。複数のアンテナを使用して、フェージング、マルチパス、干渉など、経路の悪影響に対してダイバーシティを提供することができる。送信エンティティのアンテナから送信されたRF変調信号は、見通し内経路および/または反射経路を介してワイヤレスデバイス110の複数のアンテナに到達することができる。一般に、ワイヤレスデバイス110における送信アンテナと各受信アンテナとの間には少なくとも1つの伝搬経路が存在する。一般に少なくともある程度当てはまるように、異なる受信アンテナ用の伝搬経路が独立している場合、複数のアンテナを使用してRF変調信号を受信すると、ダイバーシティは増大し、受信信号品質は向上する。
ワイヤレスデバイス110は、衛星150から信号を受信することが可能であっても、可能でなくてもよい。衛星150は、よく知られている全地球測位システム(GPS)、ヨーロッパのGalileoシステム、または何らかの他のシステムなどの衛星測位システムに属することができる。各GPS衛星は、地球上のGPS受信機がGPS信号の到着時間(TOA)を測定できるようにする情報で符号化されたGPS信号を送信する。十分な数のGPS衛星の測定値を使用して、GPS受信機の正確な3次元位置推定値を得ることができる。
一般に、マルチアンテナワイヤレスデバイス110は、様々なワイヤレス技術(たとえば、CDMA、GSM、GPSなど)の任意の数のワイヤレスシステムと通信することが可能である。明快のために、以下の説明は、CDMAシステムおよびGSMシステムと通信することができるマルチモードワイヤレスデバイスのためのものである。ワイヤレスデバイス110は、任意の瞬間において、0、1つ、または複数の送信エンティティから信号を受信することができ、送信エンティティは、基地局または衛星とすることができる。マルチアンテナワイヤレスデバイス110では、たとえ異なる振幅および/または位相でも、各送信エンティティからの信号は、ワイヤレスデバイスの複数のアンテナの各々によって受信される。
ワイヤレスシステム120および122は、様々な周波数帯域において動作し得る。表1は、一般的に使用される周波数帯域とならびにGPS周波数帯域を列挙する。GPSの周波数帯域を除いて、表1に示される各周波数帯域では、ある周波数範囲は基地局からワイヤレスデバイスへのダウンリンク(すなわち、順方向リンク)に使用され、別の周波数範囲はワイヤレスデバイスから基地局へのアップリンク(すなわち、逆方向リンク)に使用される。一例として、GSM850/セルラー帯域では、824から849MHzの範囲はアップリンクに使用され、869から894MHzの範囲はダウンリンクに使用される。
Figure 2014509496
ワイヤレスシステム120および122は、表1に列挙されていない他の周波数帯域において動作することができる。
ワイヤレスデバイス110は、ワイヤレスシステム120および122の各々について、1つまたは複数の周波数帯域をサポートするように設計され得る。ワイヤレスデバイス110は、一般的に、一度に1つのワイヤレスシステムと、そのワイヤレスシステムのためにサポートされた周波数帯域のうちの1つにおいて通信する。ワイヤレスデバイス110の様々な実施形態について以下で説明する。
図2は、ワイヤレスデバイス110のうちの1つである二重アンテナワイヤレスデバイス110aのブロック図を示す。ワイヤレスデバイス110aは、CDMAのためのRXダイバーシティを有する単一の周波数帯域と、GSMのための2つの周波数帯域とをサポートするトランシーバシステム210aを含む。単一のCDMA帯域は、たとえば、PCSまたはセルラーであり得る。2つのGSM帯域は、たとえば、GSM1800およびGSM900(ヨーロッパにおいて一般に使用される)、またはGSM1900およびGSM850(米国において一般に使用される)であり得る。単一のCDMA帯域は、CDMA送信帯域(CDMA TX)とCDMA受信帯域(CDMA RX)とを含む。二重GSM帯域は、第1および第2のGSM送信帯域(GSM TX1およびTX2)と、第1および第2のGSM受信帯域(GSM RX1およびRX2)とを含む。二重GSM帯域設計によって、ワイヤレスデバイス110aは、より多くのGSMシステムと通信することができ、ローミング能力を強化する。
トランシーバシステム210aは、主アンテナ202(外部アンテナでもよい)に結合する第1のセクション212aと、ダイバーシティアンテナ204(内部アンテナでもよい)に結合する第2のセクション214aと、第1および第2のセクションに結合するRFユニット250aとを含む。第1のセクション212aは、両方のGSM帯域のための単一のGSM送信経路と、第1のGSM帯域のための第1のGSM受信経路と、CDMAのための送信経路および主受信経路とを含む。第2のセクション214aは、第2のGSM帯域のための第2のGSM受信経路と、CDMAのためのダイバーシティ受信経路とを含む。RFユニット250aは、セクション212aおよび214aのために信号を調整する。
第1のセクション212a内で、単極3投(SP3T)T/Rスイッチ220aは、主アンテナ202に結合された1つの(単極のための)共通のRFポートと、GSM送信経路、第1のGSM受信経路、およびCDMA送信/主受信経路のためのデュプレクサ232aとに結合された(3投のための)3つのI/O RFポートとを有する。GSM送信経路のためのRFポートは入力RFポートであり、CDMA送信/受信経路のためのRFポートは双方向RFポートである。T/Rスイッチ220aは、共通のRFポートを、単一ビットまたはマルチビット信号とすることができる制御信号(Ctrl)に基づいて、所与の瞬間に、3つのI/O RFポートのうちの1つに結合する。TDDシステムであるGSMでは、アップリンクおよびダウンリンク送信は、異なる重複しない時間間隔(またはタイムスロット)において行われ、送信経路のみまたは受信経路のみが所与の瞬間においてアクティブである。CDMAでは、アップリンクおよびダウンリンクの送信は同時に行われる場合があり、送信経路と受信経路の両方は同時にアクティブであり得る。T/Rスイッチ220aは、第1のセクション212aがGSMまたはCDMAを処理できるようにするために、切替えを実行する。T/Rスイッチ220aは、第1のセクション212aがGSMを処理しているとき、GSMの送信経路と受信経路との間の切替えをさらに実行する。また、T/Rスイッチ220aは、GSM送信回路によって生成される高電力送信バーストからGSM受信機回路を保護する。
GSM送信経路は、RFユニット250aからGSM送信信号(GTX)を受信し、増幅し、主アンテナ202を介して送信するためのGSMアップリンク信号を供給する電力増幅器(PA)モジュール224aを含む。GSM送信信号は、ワイヤレスデバイス110aによってサポートされる2つのGSM帯域のうちの1つのためのものである。PAモジュール224aは、一般的に、GSM送信バースト中の周波数および温度のために出力電力レベルを調整する、(RF出力レベル検出およびフィードバック回路を有する)ビルトインまたは外部の出力電力制御ループを有する(各GSM送信バーストは、577μ秒の持続時間を有する)。PAモジュール224aは、モデムプロセッサ260aから来得る利得制御信号(G1)に基づいて調整することができる可変利得も有する。G1利得制御信号は、PAモジュール224aの利得をランプアップまたはランプダウンすることができる。GSMアップリンク信号の振幅も、G1利得制御信号によって制御され得、GSMアップリンク信号の位相は、任意の変調(たとえば、GMSK、M−PSK、OQPSK、M−QAMなど)を達成するために、モデムプロセッサ260aによって制御され得る。T/Rスイッチ220aは、一般的に、PAモジュール224aによって生成されるGSMアップリンク信号における高調波をフィルタ処理し、その送信を防止するために、ビルトインフィルタ(たとえば、ローパスフィルタ)を有する。GSMの送信および受信経路は、公開されている3GPP TS 51.010に記載されているGSMシステム要件に準拠するように設計され得る。
第1のGSM受信経路は、(1)主アンテナ202からの受信信号をフィルタ処理するフィルタ226aと、(2)フィルタ226aからのフィルタ処理された信号を増幅し、第1のGSM受信信号(GRX1)をRFユニット250aに供給する低雑音増幅器(LNA)228aとを含む。フィルタ226aは、第1のGSM受信帯域(GSM RX1)に等しい帯域幅を有する表面弾性波(SAW)フィルタで実施される帯域フィルタでもよい。フィルタ226aは、大きい振幅の望ましくない信号(または「ジャマー」)と、他のワイヤレスシステムによって送信される他の帯域外信号とをフィルタで取り除く。
CDMA送信経路は、フィルタ242aと、電力増幅器244aと、アイソレータ246aとを含む。フィルタ242aは、RFユニット250aからのCDMA送信信号(CTX)をフィルタ処理し、フィルタ処理されたCDMA信号を供給する。フィルタ242aは、CDMA送信帯域(CDMA TX)に等しい帯域幅を有するSAWフィルタによって実施することができる。CDMA送信帯域は、CDMA受信帯域よりも低いので、フィルタ242aは、帯域フィルタの代わりにローパスフィルタによって実施することもできる。電力増幅器244aは、フィルタ処理されたCDMA信号を増幅し、CDMAアップリンク信号を供給する。アイソレータ246aは、CDMAアップリンク信号をデュプレクサ232aに結合し、デュプレクサからの信号が電力増幅器244aに戻ることを防止し、電力増幅器のためのインピーダンス負荷を供給する。デュプレクサ232aは、アイソレータ246aからのCDMAアップリンク信号を、主アンテナ202を介して送信するために、T/Rスイッチ220aに転送する。
また、デュプレクサ232aは、T/Rスイッチ220aを介して、主アンテナ202からの受信信号を受信し、主CDMA受信経路に受信信号を転送する。デュプレクサ232aは、CDMAのための送信経路と主受信経路との間に隔離を設け、これらの2つの経路の各々について望ましくない信号成分をフィルタで取り除き、全二重通信のために、これらの2つの信号経路の同時の動作をサポートする(GSMでは、送信および受信経路は同時にアクティブでないので、デュプレクサは不要である)。主CDMA受信経路は、低雑音増幅器(LNA)234aとフィルタ236aとを含む。LNA234aは、主アンテナ202からの受信信号を増幅し、増幅された受信信号を供給する。フィルタ236aは、増幅された受信信号をフィルタ処理し、主CDMA受信信号(CRXM)をRFユニット250aに供給する。フィルタ236aは、CDMA受信帯域(CDMA RX)に等しい帯域幅を有するSAWフィルタによって実施することができる。デュプレクサ232aは、CDMA受信帯域をあらかじめ選択するためのフィルタリングを実行し、フィルタ236aは、CDMA送信経路から来るCDMAアップリンク信号の漏れを取り除くための追加のフィルタリングを提供する。
第2のセクション214a内で、ダイプレクサ230aは、ダイバーシティアンテナ204と、第2のGSM受信経路と、ダイバーシティCDMA受信経路とに結合する。ダイプレクサ230aは、ダイバーシティアンテナ204からの受信信号を、2つの周波数帯域に信号成分を含む2つの出力信号に分割する周波数選択性ユニットである。ダイプレクサ230aは、(1)GSM信号成分を含む第1のダイプレクサ出力信号を第2のGSM受信経路に、(2)CDMA信号成分を含む第2のダイプレクサ出力信号をダイバーシティCDMA受信経路に供給する。ダイプレクサ230aの代わりに、他の周波数選択性ユニットが使用されてもよい。ダイプレクサ230aは、単極2投(SP2T)スイッチ、フィルタリングを実行しない信号スプリッタ、または何らかの他のユニットで実施することもできる。第2のGSM受信経路は、(1)第1のダイプレクサ出力信号を第2のGSM受信帯域(GSM RX2)に対してフィルタ処理するフィルタ226bと、(2)フィルタ226bからのフィルタ処理された信号を増幅し、第2のGSM受信信号(GRX2)をRFユニット250aに供給するLNA228bとを含む。ダイバーシティCDMA受信経路は、(1)CDMA受信帯域(CDMA RX)のための第2のダイプレクサ出力信号をフィルタ処理するフィルタ236bと、(2)フィルタ236bからのフィルタ処理された信号を増幅し、ダイバーシティCDMA受信信号(CRXD)をRFユニット250aに供給するLNA234bとを含む。フィルタ228bおよび234bは、それぞれ第2のGSM受信帯域およびCDMA受信帯域をあらかじめ選択するためのフィルタリングを実行する。
RFユニット250aは、送信および受信経路のすべてのためのGSMおよびCDMAの信号に対して信号調整を実行する。各GSM受信信号および各CDMA受信信号について、RFユニット250aは、周波数ダウンコンバージョン、復調、フィルタリング、増幅および利得制御などを実行することができる。各GSM送信信号および各CDMA送信信号について、RFユニット250aは、フィルタリング、増幅および利得制御、変調、周波数アップコンバージョンなどを実行することができる。RFユニット250aは、スーパーヘテロダインアーキテクチャまたは直接変換アーキテクチャを利用することができる。スーパーヘテロダインアーキテクチャは、複数の段を使用し、たとえば、1つの段では、RFから中間周波数(IF)への周波数ダウンコンバージョン、別の段では、IFからのベースバンドへの(たとえば、直角位相)復調を行う。直接変換アーキテクチャは、単一の段を使用して、復調し、RFから直接ベースバンドへの周波数ダウンコンバージョンを実行する。同様に、変調および周波数アップコンバージョンは、スーパーヘテロダインアーキテクチャでは複数の段で、直接変換アーキテクチャでは単一の段で実行される。また、RFユニット250aは、そのシステムによって使用されている変調方式に基づいて、当分野で知られている技法を使用して、各ワイヤレスシステムのための変調および復調を実行する。たとえば、GSMのための変調は、オフセット位相ロックループ(OPLL)または極性変調方式で実行され得る。
RFユニット250a内の受信経路および送信経路の例示的な設計は、それぞれ図7Aおよび図7Bで後述する。RFユニット250aは、セクション212aおよび214a内の様々な回路ブロックを含むこともできる。たとえば、LNA228a、228bおよび234bは、RFユニット250a内で実施することができる。RFユニット250aは、1つまたは複数のRF集積回路(RFIC)、個別部品などによって実施することができる。
変調器/復調器(モデム)プロセッサ260aは、GSMおよびCDMAのためのベースバンドモデム処理を実行する。各送信経路では、モデムプロセッサ260aは、データを符号化し、インタリーブし、変調して、データのための変調シンボルであるデータシンボルを取得する。モデムプロセッサ260aは、ワイヤレスシステムに従って、データシンボルと、パイロットシンボル、すなわち、パイロットのための変調シンボルとに対して物理層の処理をさらに実行する。たとえば、モデムプロセッサ260aは、データチップを取得するために、データおよびパイロットシンボルをチャネル化(または、「カバー」)し、スペクトル拡散させる(または、スクランブルする)ことができる。各受信経路では、モデムプロセッサ260aは、受信シンボルを取得するために補足的な物理層処理(たとえば、スペクトル逆拡散およびデチャネライゼーション)を実行して、さらに、復号データを取得するために、受信シンボルを復調し、デインターリーブし、復号する。GSMのためのモデム処理は、3GPP TS 05の文書に記載されており、CDMAのためのモデム処理は、実施されているCDMA規格に依存する。また、モデムプロセッサ260aは、各受信経路のためのアナログデジタル変換を実行し、各送信経路のためのデジタルアナログ変換を実行する。図2には示されていないが、モデムプロセッサ260aは、メモリユニット272、マルチメディアユニット(たとえばカメラ)、入出力(I/O)ユニット(たとえば、タッチスクリーン、ディスプレイ、キーパッド、スピーカー、およびマイクロフォン)などとインターフェースすることもできる。モデムプロセッサ260aは、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)で実装され得る。
主発振器252は、(所定の周波数における)基準発振器信号をRFユニット250aおよびモデムプロセッサ260aに供給する。主発振器252は、電圧制御温度補償型水晶発振器(VCTCXO)または当技術分野で知られている何らかの他のタイプの発振器で実装することができる。RFユニット250aは、ビルトインの電圧制御発振器(VCO)と位相ロックループ(PLL)とを含むことができる。VCOおよびPLLの1組は、各信号経路に使用され、各信号経路は、別々に「同調」(すなわち、周波数において調整)され得る。VCOおよびPLLの各組は、主発振器252から基準発振器信号を受信し、所望の周波数で局部発振器(LO)信号を生成する。
コントローラ270は、モデムプロセッサ260aおよび場合によってはRFユニット250aの動作を制御する。メモリ272は、記憶域をコントローラ270およびモデムプロセッサ260aに提供する。
2つのGSM受信経路は、GSM送信経路から十分な隔離を有するように設計されている。GSM送信バーストのピーク出力電力は、一般的に、+32dBmから+35dBmに及ぶ。フィルタ226aおよび226bは、一般的に、+13dBmと+17dBmとの間の損傷レベルを有するSAWフィルタである。主アンテナとダイバーシティアンテナとの間の少なくとも22デシベル(dB)(+35dBmのピーク出力電力−+13dBmの最小損傷レベル)の隔離は、GSM送信バーストによる主アンテナからダイバーシティアンテナに結合されたGSM SAWフィルタ226bに対する損傷がないことを保証することができる。この22dBの隔離は、2つのアンテナの間の経路損失と、主アンテナの指向性のための隔離と、ダイバーシティアンテナの指向性のための隔離との組合せから得られ得る。
CDMAでは、RXダイバーシティを提供し、フェージング、マルチパスなどの悪影響を改善するために、2つの別々のアンテナに結合された2つの受信経路が使用される。主アンテナで深いフェージングが生じるときは必ず、あまり激しくないフェージングがダイバーシティアンテナにおいて生じるように、2つのアンテナが何らかの空間ダイバーシティ(またはアンテナの分離)を有する場合、RXダイバーシティのために、性能の向上が達成され得る。フェージングは、(異なる経路遅延のために)逆位相の2つの信号インスタンスがアンテナにおいて相互に相殺(または破壊的に追加)することによって生じ得る。2つのアンテナが、たとえば、数センチメートルなどの小さい距離だけ分離されるときでも、RXダイバーシティは効果的であることが示されている。
主CDMA受信経路は、一般的に、たとえば、感度および線形性についての、すべての適用可能なCDMAのシステム要件を満たすように設計されている。IS−2000およびIS−95のためのシステム要件は、IS−98に記載されており、W−CDMAのためのシステム要件は、3GPP TS 25.101およびTS 34.121に記載されており、それのすべては公開されている。ダイバーシティCDMA受信経路は、CDMAのシステム要件のすべてに準拠する必要はない。たとえば、ダイバーシティCDMA受信経路は、主CDMA受信経路よりも小規模のダイナミックレンジにおいて動作し、より悪い受信機感度を有し、ジャマーの拒絶で、より低い効果を持つように設計され得る。この準拠していない設計によって、ダイバーシティCDMA受信経路は、より少ない消費電力、より少ない領域、およびより低いコストで実施することができる。たとえば、これがLNA234bの線形性性能を低下させ得る場合であっても、LNA234bは、LNA234aよりも高い利得および/または低い電流によって動作され得る。ダイバーシティCDMA受信経路は、依然として、大部分の動作条件下で良好な性能を提供することができる。
ダイバーシティモードで動作するとき、主とダイバーシティの両方のCDMA受信経路はアクティブであり、CDMA受信帯域上の同じRFチャネルに同調される。RFユニット250aは、主およびダイバーシティのCDMA受信経路からの主およびダイバーシティのCDMA受信信号をそれぞれ処理し、主およびダイバーシティベースバンド受信信号(C_RXMおよびC_RXP)をそれぞれ供給する。次いで、レイク受信機(CDMAのために一般的に使用される)は、これら2つのベースバンド信号の2つのデータサンプルストリームを処理し、結合して、向上した受信信号品質を有する複合受信シンボルストリームを取得して、これは、ビット当たりのエネルギー対総雑音比(Eb/No)によって量子化され得る。より高いEb/Noは、たとえばCDMA 1X EV−DO、UMTS高速パケットデータ、UMTS高速回線交換データなど、高データレートの適用例に向上した性能(たとえば、より高い総スループット)を提供することができる。
非ダイバーシティモードで動作するとき、主およびダイバーシティCDMA受信経路は、異なるRFチャネルに個別に同調され得る。たとえば、主CDMA受信経路は、保留中のデータ呼のためにRFチャネルに同調され得、ダイバーシティCDMA受信経路は、ページングメッセージを監視する、またはパイロットをサーチするために、別のRFチャネルに同調され得る。(たとえば、着信呼のための)ページングメッセージが受信された場合、ワイヤレスデバイスは、(1)主CDMA受信経路を使用して、保留中のデータ呼を中断し、(たとえば、ユーザの承認後)音声呼を止める、または(2)2つのCDMA受信経路を使用して、データと音声の両方の呼を処理することができる。
トランシーバシステム210aは、様々な方法で動作され得る。ある動作モードでは、トランシーバシステム210aは、所与の瞬間においてGSMのみまたはCDMAのみを処理する。別の動作モードでは、トランシーバシステム210aは、1つのCDMA受信経路と1つのGSM受信経路とを同時に処理することができる。この能力は、たとえば、CDMAとGSMとの間のハンドオーバをサポートするため、GSM呼の間のCDMA 1x EV−DOシステムをサーチするためなどに使用され得る。
図2は、特定の実施形態を示し、様々な変更を加えることができる。たとえば、それらの周波数帯域および変調方式に応じて、GSMおよびCDMAのための信号経路を結合することが可能であり得る。
トランシーバシステム210aでは、主アンテナ202は送信および受信の両方に使用され、一方、ダイバーシティアンテナ204は受信のみに使用される。第1のセクション212aにおける第1のGSM受信経路は、一般的に使用されるGSM帯域のためのものであり得、第2のセクション214aにおける第2のGSM受信経路は、あまり一般的に使用されないGSM帯域のためのものであり得る。両方のGSM帯域のための1つのGSM送信経路を使用し、2つのGSM帯域のための2つのGSM受信経路を2つのアンテナ上に分割することによって、セクション212aおよび214aの複雑さは低減される。たとえば、第1のセクション212aは、すぐに利用可能で、良好な性能を有するSP3Tスイッチを利用することができる。
図3は、ワイヤレスデバイス110の別の実施形態である二重アンテナワイヤレスデバイス110bのブロック図を示す。ワイヤレスデバイス110bは、CDMAのためのRXダイバーシティを有する単一の周波数帯域(たとえば、PCSまたはセルラー)をサポートし、GSMのための4つの周波数帯域(たとえば、GSM1900、GSM1800、GSM900、およびGSM850)をサポートするトランシーバシステム210bを含む。4帯域GSMトランシーバは、すべての現在一般的に使用されているGSM帯域において通信することが可能であり、国際ローミングをサポートする。
トランシーバシステム210bは、第1のセクション212bと、第2のセクション214bと、RFユニット250bとを含む。第1のセクション212bは、4つのGSM帯域のための2つのGSM送信経路と、第1のGSM帯域のための第1のGSM受信経路と、第3のGSM帯域のための第3のGSM受信経路と、CDMAのための送信経路および主受信経路とを含む。第2のセクション214bは、第2のGSM帯域のための第2のGSM受信経路と、第4のGSM帯域のための第4のGSM受信経路と、CDMAのためのダイバーシティ受信経路とを含む。RFユニット250bは、セクション212bおよび214bのために信号を調整する。
第1のセクション212b内で、単極5投(SP5T)T/Rスイッチ220bは、主アンテナ202に結合された1つの共通のRFポートと、2つのGSM送信経路、第1および第3のGSM受信経路、ならびにCDMA送信/主受信経路のためのデュプレクサ232aに結合された5つのI/O RFポートとを有する。T/Rスイッチ220bは、所与の瞬間において、共通のRFポートを5つのI/O RFポートのうちの1つに結合する。T/Rスイッチ220aは、第1のセクション212bがGSMまたはCDMAを処理できるようにするために切替えを実行し、さらに、第1のセクション212bがGSMを処理しているとき、1つのGSM帯域のための送信経路と受信経路との間の切替えを実行する。
2つのGSM送信経路は、2つの入力および2つの出力を有する4帯域電力増幅器モジュール224bを含む。PAモジュール224bは、RFユニット250bから、第1または第2のGSM帯域のための第1のGSM送信信号(GTX1)を受信し、増幅し、主アンテナ202を介して送信するための第1のGSMアップリンク信号を供給することができる。PAモジュール224bは、RFユニット250bから、第3または第4のGSM帯域のための第2のGSM送信信号(GTX2)を受信し、増幅し、主アンテナ202を介して送信するための第2のGSMアップリンク信号を供給することもできる。第1のGSM受信経路は、主アンテナ202からの受信信号に対してフィルタリングおよび増幅を実行し、第1のGSM受信信号(GRX1)をRFユニット250bに提供するフィルタ226aとLNA228aとを含む。第3のGSM受信経路は、受信信号に対してフィルタリングおよび増幅を実行し、第3のGSM受信信号(GRX3)をRFユニット250bに提供するフィルタ226cとLNA228cとを含む。フィルタ226aおよび226cは、それぞれ、第1および第3のGSM受信帯域に等しい帯域幅を有するSAWフィルタでもよい。
第2のセクション214b内で、トリプレクサ230bは、ダイバーシティアンテナ204に結合し、アンテナ204から受信信号を取得し、第1および第2のトリプレクサ出力信号を第2および第4のGSM受信経路にそれぞれ供給し、第3のトリプレクサ出力信号をダイバーシティCDMA受信経路に供給する。第2のGSM受信経路は、第1のトリプレクサ出力信号をフィルタ処理し、増幅し、第2のGSM受信信号(GRX2)をRFユニット250bに供給するフィルタ226bとLNA228bとを含む。第4のGSM受信経路は、第2のトリプレクサ出力信号をフィルタ処理し、増幅し、第4のGSM受信信号(GRX4)をRFユニット250bに供給するフィルタ226dとLNA228dとを含む。フィルタ226bおよび226dは、それぞれ、第2および第4のGSM受信帯域に等しい帯域幅を有するSAWフィルタでもよい。
第1のセクション212b内のCDMA送信経路および主CDMA受信経路は、図2のセクション212a内のものと同じである。セクション214b内のダイバーシティCDMA受信経路は、図2のセクション214a内のものと同じである。
トランシーバシステム210bは、様々な方法で動作され得る。表2は、トランシーバシステム210bによってサポートされるいくつかの動作モードを列挙する。
Figure 2014509496
トランシーバシステム210bでは、主アンテナ202は送信と受信の両方に使用され、一方、ダイバーシティアンテナ204は受信のみに使用される。第1のセクション212b内の第1および第3のGSM受信経路は、2つの一般的に使用されるGSM帯域のためのものであり得、第2のセクション214b内の第2および第4のGSM受信経路は、(たとえば、ローミングのための)2つのあまり一般的に使用されないGSM帯域のためのものであり得る。たとえば、ワイヤレスデバイス110bがヨーロッパ市場向けである場合、第1のセクション212bは、GSM900とGSM1900とをカバーすることができ、第2のセクション214bは、GSM850とGSM1900とをカバーすることができる。代わりに、ワイヤレスデバイス110bが米国市場向けである場合、第1のセクション212bは、GSM850とGSM1900とをカバーすることができ、第2のセクション214bは、GSM900とGSM1900とをカバーすることができる。4つのGSM帯域のために2つのGSM送信経路を使用し、4つのGSM帯域のための4つのGSM受信経路を2つのアンテナ上に分割することによって、セクション212bおよび214bの複雑さは低減される。たとえば、第1のセクション212bは、すぐに利用可能であり、良好な性能を有するSP5Tスイッチを利用することができる。
図4は、ワイヤレスデバイス110のさらに別の実施形態である二重アンテナワイヤレスデバイス110cのブロック図を示す。ワイヤレスデバイス110cは、CDMAのためのRXダイバーシティを有する2つの周波数帯域(たとえば、PCSおよびセルラーなど)と、GSMのための4つの周波数帯域(たとえば、GSM1900、GSM1800、GSM900、およびGSM850)とをサポートするトランシーバシステム210cを含む。トランシーバシステム210cは、第1のセクション212cと、第2のセクション214cと、RFユニット250cとを含む。第1のセクション212cは、4つのGSM帯域のための2つのGSM送信経路と、2つのGSM帯域のための第1および第3のGSM受信経路と、2つのCDMA帯域のための2つのCDMA送信経路および2つの主CDMA受信経路とを含む。第2のセクション214cは、他の2つのGSM帯域のための第2および第4のGSM受信経路と、2つのCDMA帯域のための2つのダイバーシティCDMA受信経路とを含む。RFユニット250cは、セクション212cおよび214cのために信号を調整する。
第1のセクション212c内で、SP5T T/Rスイッチ220cは、主アンテナ202に結合された1つの共通のRFポートと、2つのGSM送信経路、第1および第3のGSM受信経路、ならびにCDMA送信/主受信経路のためのダイプレクサ222に結合された5つのI/O RFポートとを有する。セクション212c内の2つのGSM送信経路、ならびに第1および第3のGSM受信経路は、図3のセクション212b内のものと同じである。図2に関して上記で説明したように、第1のCDMA帯域のための送信経路および主受信経路は、デュプレクサ232a、LNA234a、フィルタ236aおよび242a、電力増幅器244a、ならびにアイソレータ246aによって実施される。第2のCDMA帯域のための送信経路および主受信経路は、第2のCDMA帯域のために設計されるデュプレクサ232b、LNA234c、フィルタ236cおよび242b、電力増幅器244b、ならびにアイソレータ246bによって実施される。ダイプレクサ222は、T/Rスイッチ220cの1つのI/O RFポートと、デュプレクサ232aの1つのポートと、デュプレクサ232bの1つのポートとに結合する。ダイプレクサ222は、T/Rスイッチ220cとデュプレクサ232aとの間で、第1のCDMA帯域のための第1のCDMA信号を転送し、さらに、T/Rスイッチ220cとデュプレクサ232bとの間で第2のCDMA帯域のための第2のCDMA信号を転送する。
第2のセクション214c内で、クワッドプレクサ230cは、ダイバーシティアンテナ204、第2および第4のGSM受信経路、ならびに2つのダイバーシティCDMA受信経路に結合する。セクション214c内の第2および第4のGSM受信経路、ならびに第1のダイバーシティCDMA受信経路は、図3のセクション214b内のものと同じである。第2のダイバーシティCDMA受信経路は、第2のCDM帯域のために設計されたフィルタ236dおよびLNA234dによって実施される。
トランシーバシステム210cでは、主アンテナ202は、送信と受信の両方に使用され、一方、ダイバーシティアンテナ204は、受信のみに使用される。SP5Tスイッチ220cは、第1のセクション212c内のすべてのGSMおよびCDMA送信経路と、2つのGSM受信経路と、2つの主CDMA受信経路とをサポートすることができる。クワッドプレクサ230cは、第2のセクション214c内の2つのGSM受信経路と、2つのダイバーシティCDMA受信経路とをサポートすることができる。
図5は、ワイヤレスデバイス110のさらに別の実施形態である二重アンテナワイヤレスデバイス110dのブロック図を示す。ワイヤレスデバイス110dは、CDMAのための単一の周波数帯域(たとえば、PCSまたはセルラー)と、GSMのための単一の周波数帯域(たとえば、GSM1900、GSM1800、GSM900、またはGSM850)とをサポートするトランシーバシステム210dを含む。トランシーバシステム210dは、第1のセクション212dと、第2のセクション214dと、RFユニット250dとを含む。第1のセクション212dは、GSM送信経路とCDMA送信経路とを含む。第2のセクション214dは、GSM受信経路とCDMA受信経路とを含む。RFユニット250dは、セクション212dおよび214dのために信号を調整する。
第1のセクション212d内で、単極2投(SP2T)T/Rスイッチ220dは、主アンテナ202に結合された1つの共通のRFポートと、GSM送信経路およびCDMA送信経路に結合された2つのI/O RFポートとを有する。GSM送信経路は、図2のセクション212a内のものと同じである。CDMA送信経路は、フィルタ242aおよび電力増幅器244aによって実施され、図2に関して上記で説明した通りである。第2のセクション214d内で、ダイプレクサ230dは、ダイバーシティアンテナ204に、ならびにGSMおよびCDMA受信経路に結合する。ダイバーシティアンテナ204は、ダイバーシティのためではなく、第2のアンテナとして使用される。図2に関して上記で説明したように、GSM受信経路は、フィルタ226aとLNA228aとを含み、CDMA受信経路は、フィルタ236aとLNA234aとを含む。ダイバーシティアンテナ204は、主アンテナ202からの22dB以上の隔離を有し、GSM送信バーストからセクション214d内の受信機回路への損傷を防止するように設計されている。
トランシーバシステム210dでは、主アンテナ202は、送信のみに使用され、ダイバーシティアンテナ204は、受信のみに使用される。SP2Tスイッチ220dは、GSMとCDMAの両方の送信経路をサポートすることができる。ダイプレクサ230dは、GSMとCDMAの両方の受信経路をサポートすることができる。トランシーバシステム210dは、最小の回路で実施され得る。
図6は、ワイヤレスデバイス110のさらに別の実施形態である三重アンテナワイヤレスデバイス110eのブロック図を示す。ワイヤレスデバイス110eは、CDMAのためのRXダイバーシティを有する単一の周波数帯域(たとえば、PCSまたはセルラー)と、GSMのための2つの周波数帯域(たとえば、GSM1900およびGSM850、またはGSM1800およびGSM900)と、GPSとをサポートするトランシーバシステム210eを含む。トランシーバシステム210eは、セクション212a、214a、および216と、RFユニット250eとを含む。セクション212aおよび214aは、図2に関して上記で説明されている。第3のセクション216内で、フィルタ248は、GPSのための第3のアンテナ206に結合し、アンテナ206からの受信信号をフィルタ処理し、GPS受信信号をRFユニット250eに供給する。第3のアンテナ206は、GPS帯域のために設計され得る。フィルタ248は、GPS帯域に等しい帯域幅を有するSAWフィルタによって実施することができる。
RFユニット250eは、セクション212a、214aおよび216のためのGSM、CDMA、およびGPS信号を調整する。RFユニット250eは、フィルタ248からのGPS受信信号のために信号調整を実行するGPS受信機を含む。RFユニット250eは、GPS受信機の独立した同調を可能にするために、GPSのためのVCOとPLLとを含むこともできる。
一般に、第3のアンテナ206およびフィルタ248は、GPSの能力を提供するために、図2〜図6において上述したワイヤレスデバイスのいずれかにおいて実施することができる。たとえば、第3のアンテナ206およびフィルタ248は、図3のワイヤレスデバイス110bにおいて実施することができる。次いで、そのようなワイヤレスデバイスは、RXダイバーシティを有する単一のCDMA帯域、4つのGSM帯域、およびGPSをサポートすることが可能である。
GPSは、正確な世界的な3次元(3D)位置情報を取得するために使用され得る。GPSは、6つの55°の軌道平面における24の衛星から成る。GPS受信機は、物体(たとえば、建物、木、山など)によって遮られない限り、地球上の任意の位置から少なくとも4つのGPS衛星への見通し線を有する。GPS受信機は、少なくとも3つのGPS衛星のための測定値に基づく3D位置決定、または3つのGPS衛星の測定値に基づく2D位置決定を取得することができる。位置決定は、GPS受信機の位置の推定値である。GPS受信機は、GPS衛星ごとに、GPS信号が衛星から受信機に移動するためにかかる時間の測度である、到着時間(TOA)を決定することができる。次いで、GPS受信機は、衛星のTOAに基づいて、各GPS衛星までの距離を計算することができる。次いで、GPS受信機は、3つのGPS衛星までの正確な距離およびこれらの衛星の既知の位置に基づいて地球上のその位置を三角測量することができる。GPS受信機は、一般的に、GPS衛星と同期されないので、第4のGPS衛星または地球に結びつけられた基地局のための追加の測定値は、GPS受信機の時間調整における曖昧さを受け持つために使用される。
GPS対応ワイヤレスデバイスは、スタンドアロンモードまたはネットワーク支援型モードを使用して位置決定を取得することができる。スタンドアロンモードでは、ワイヤレスデバイスは、GPS信号を受信し、処理し、位置決定を計算する。支援型GPS(AGPS)とも呼ばれるネットワーク支援型モードでは、ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスシステムからの支援を受けて位置決定を取得する。ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスシステムから補助情報を取得することができ、この情報を使用して、GPS衛星をサーチし、GPS衛星からエフェメリス情報をダウンロードするなどを行うことができる。エフェメリス情報は、GPS衛星の位置を提供する。ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスシステムに測定値を送ることができ、ワイヤレスシステムは、次いで、ワイヤレスデバイスのための位置決定を計算する。
ワイヤレスデバイスは、GPSのための「切断」アーキテクチャまたは同時アーキテクチャを実施することができる。切断アーキテクチャでは、ワイヤレスシステムとの通信は、(1)瞬間的に停止されて、GPS受信機が、GPS衛星に同調し、そこから測定値およびデータを取得できるようにし、(2)その後で再開される。同時アーキテクチャでは、ワイヤレスデバイスはGPS信号を受信し、処理すると同時にワイヤレスシステムとの通信を維持することができる。このアーキテクチャは、通信セッションの間にリアルタイムの位置ベースのサービスをサポートする。たとえば、ワイヤレスユーザは、たとえばマップ、方向、商業立地など、リアルタイムの位置ベースの情報にアクセスすることができる。
本明細書で説明するトランシーバアーキテクチャによって、より少しのI/O RFポートを有するより単純なT/Rスイッチを、複数のGSMおよびCDMA帯域をサポートするために使用することができる。たとえば、図4の送信機システム210cは、SP5T T/Rスイッチを使用して、4つのGSM帯域および2つのCDMA帯域を2つのアンテナでサポートする。従来のトランシーバシステムは、これらのGSMおよびCDMA帯域のすべてを単一アンテナでサポートするために、8つまたは9つのI/O RFポートを有するより大規模なT/Rスイッチを必要とする。より大きいT/Rスイッチは、おそらくより高い挿入損失、より悪い線形性性能などを有する。より高い挿入損失は、GSMのみまたはCDMAのみのワイヤレスデバイスと比較して、より悪い受信機感度、電力増幅器のためのより高い出力電力、より高い消費電力、より短い通話時間、より熱い動作温度などをもたらし得る。対照的に、送信機システム210cは、強引なトランシーバシステムについての上述した欠点および悪影響の大部分を改善する、より小さい、より低損失、より低コストのSP5T T/Rスイッチを使用する。より単純なT/Rスイッチは、より良好な線形性性能を提供することができ、これは、CDMAにおいて、(1)CDMA受信帯域に含まれる混変調生成物と、(2)CDMA送信帯域内のスペクトルの再成長とを防ぐために必要とされる。したがって、より単純なT/Rスイッチは、CDMAとGSMの両方について、より良好な性能を提供することができる。
図7Aは、直接変換アーキテクチャを利用し、図2〜図6に示されるRFユニット内で実施され得る復調器710のブロック図を示す。復調器710は、RF受信信号(Rfin)を受信し、処理し、ベースバンド出力信号(BBout)を供給する。図2のトランシーバシステム210aでは、RF受信信号は、第1のGSM受信信号(GRX1)、第2のGSM受信信号(GRX2)、主CDMA受信信号(CRXM)、またはダイバーシティCDMA受信信号(CRXD)に対応し得る。ベースバンド出力信号(BBout)は、GSMベースバンド受信信号(G_RX)、主CDMAベースバンド受信信号(C_RXM)、またはダイバーシティCDMAベースバンド受信信号(C_RXD)に対応し得る。
復調器710内で、可変利得増幅器(VGA)712は、RF受信信号(RFin)を可変利得(Grx)で増幅し、所望の信号レベルを有する調整済みの信号を供給する。ミキサ714は、LO生成器720からの受信LO信号で調整済みの信号を復調し、ダウンコンバートされた信号を供給する。LO生成器720は、(1)受信LO信号を生成するVCOと、(2)当該のRFチャネルにおける信号成分が、ベースバンドまたはベースバンドの近くにダウンコンバートされるように、受信LO信号の周波数を調整するPLLとを含み得る。ローパスフィルタ716は、当該のRFチャネルにおける信号成分を通し、ダウンコンバージョンプロセスによって生成され得るノイズおよび望ましくない信号を取り除くために、ダウンコンバートされた信号をフィルタ処理する。ローパスフィルタ716は、様々なフィルタタイプ(たとえば、バターワース、楕円、チェビシェフなど)によって、および適当なフィルタ次数および帯域幅によって実施され得る。増幅器(AMP)718は、ローパスフィルタ処理済み信号を増幅し、バッファし、ベースバンド出力信号(BBout)を供給する。
図7Bは、直接変換アーキテクチャを利用し、同じく図2〜図6に示されるRFユニット内で実施され得る変調器730のブロック図を示す。変調器730は、ベースバンド入力信号(BBin)を受信し、処理し、RF送信信号(RFout)を供給する。図2のトランシーバシステム210aでは、ベースバンド入力信号は、GSMベースバンド送信信号(G_TX)またはCDMAベースバンド送信信号(C_TX)に対応し得る。RF送信信号は、GSM送信信号(GTX)またはCDMA送信信号(CTX)に対応し得る。
変調器730内で、ローパスフィルタ732は、デジタルアナログ変換によって生成される望ましくない画像を取り除くために、ベースバンド入力信号(BBin)をフィルタ処理し、フィルタ処理されたベースバンド信号を供給する。次いで、増幅器734は、フィルタ処理されたベースバンド信号を増幅し、バッファし、増幅されたベースバンド信号を供給する。ミキサ736は、LO生成器740からの送信LO信号で増幅されたベースバンド信号を変調し、アップコンバートされた信号を供給する。LO生成器740は、所望の送信周波数で送信LO信号を生成することができるVCOとPLLとを含む。VGA738は、可変利得(Gtx)でアップコンバートされた信号を増幅し、RF送信信号(RFout)を供給する。
図7Aおよび図7Bはそれぞれ、復調器710および変調器730の特定の実施形態を示す。一般に、復調器は、増幅器、フィルタ、ミキサなど、1つまたは複数の段を含むことができ、これらは図7Aに示した実施形態とは異なって配置され得る。同様に、変調器は、増幅器、フィルタ、ミキサなど、1つまたは複数の段を含むことができ、同じく、図7Bに示した実施形態とは異なって配置され得る。図2〜図6に示されるRFユニットの各々は、GSMおよびCDMAの送信経路のための複数の変調器730と、GSMおよびCDMAの受信経路のための複数の復調器710とを含むことができる。当技術分野で知られているように、復調器および変調器は、スーパーヘテロダインアーキテクチャを利用することもできる。
時間二重受信機と共有されるダイバーシティ受信機経路
現代の地上波無線通信デバイスは、音声のみ、データのみ、または音声とデータネットワークとの組合せを含めて、多種多様なワイヤレスネットワークにおいて動作することがしばしば可能である。さらに、多くの国およびサービスプロバイダは、国中および世界中のサービス市場エリアに対するスペクトルを所有する。これを十分に利用するために、通信デバイスは、広範囲にわたる市場エリアおよびサービスにサービスを提供することができるマルチバンドおよびマルチモードでなければならない。
残念ながら、マルチバンドおよびマルチモード機能は、無線フロントエンドにおけるかなりの複雑さをもたらし得る。しかしながら、本開示の態様は、マルチバンドおよびマルチモード対応デバイスにおける無線フロントエンドスイッチの複雑さを低減することができるマルチバンド無線についての実装を提供する。いくつかの態様によれば、受信機経路を時分割半二重トランシーバと共有することによって、多入力多出力(MIMO)または多入力単出力(MISO)システムの複雑さを低減することができる。
以下でより詳細に説明するように、ワイヤレスデバイスは、少なくとも第1および第2のアンテナ、ならびに第1および第2のワイヤレスシステムから受信される信号を処理するための少なくとも1つのプロセッサを有することができる。ワイヤレスデバイスは、第1のアンテナだけで第1のワイヤレスシステムから受信される信号を処理することができる。ワイヤレスデバイスは、受信ダイバーシティを使用して第1および第2のアンテナで第2のワイヤレスシステムから受信される信号を処理することができる。
第1のワイヤレスシステムは、たとえば、時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)、Global System for Mobile Communications(GSM)、または時分割複信ロングタームエボリューション(TDD−LTE)システムであり得る。第2のワイヤレスシステムは、たとえば、周波数分割複信(FDD)、符号分割多元接続(CDMA)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標))、ロングタームエボリューション(LTE)、または時分割多元接続(TDMA)システムであり得る。
いくつかの態様によれば、ワイヤレスデバイスは、第1のワイヤレスシステムと第2のワイヤレスシステムとの間の受信経路の共有を有効にするために制御可能なスイッチの構成を含み得る。たとえば、ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスの動作モードに基づいて第1および第2のワイヤレスシステムの受信経路を選択的に完了するために、第1のアンテナに結合された第1のスイッチと、第2のアンテナに結合された第2のスイッチとを有することができる。態様によれば、第1および第2のワイヤレスシステムの受信経路を選択的に完了するために、スイッチが使用され得る。第2のワイヤレスシステムから受信される信号を処理するとき、デバイスは、第1のモードで動作するように構成され得る。
第1のモードでは、デバイスは、第1のアンテナに結合された第1のアンテナモジュールにおける第1のスイッチ、および第2のアンテナに結合された第2のアンテナモジュールにおける第2のスイッチを利用することができる。第1のモードである間、デバイスは、第2のアンテナにおける受信のために選択されたフィルタ経路と同じ周波数帯域に対応する第1のアンテナにおける受信のためのフィルタ経路を選択するように構成され得る。
第1のワイヤレスシステムから信号を受信すると、デバイスは、第2の動作モードに切り替わるように構成され得る。第2のモードである間、デバイスは、第1のモードである間とは異なる方法で、第1のアンテナモジュールにおける第1のスイッチを利用することができる。これらの第1および第2のモードをサポートすることができる異なるスイッチ構成を利用することの例は、図8〜図10に示される。
図8は、半二重トランシーバシステムと全二重トランシーバシステムとの間でアンテナを共有することをサポートする無線フロントエンド800の例示的なシステムブロック図を示す。態様によれば、全二重ダイバーシティ受信経路は、時間二重受信機と共有され得る。図示されていないが、フロントエンドは、信号を、たとえば図2〜図6に関して上述したものなど、RFユニット250およびモデムプロセッサ260と交換することができる。
デバイスは、第1の送信/受信(T/R)スイッチ808に接続された第1のアンテナ804と、第2のT/Rスイッチ806に接続された第2のアンテナ802とを有し得る。たとえば、CDMA、WCDMA、LTE、およびTDMAを含む全二重トランシーバ動作は、アンテナ802およびT/Rスイッチ806を介して行われ得る。
全二重伝送では、無線周波数信号は、RFユニットおよびモデムプロセッサから放出抑制フィルタ810、PA812、デュプレクサ814、T/Rスイッチ806に出力され得る。たとえばデジタル信号プロセッサ(DSP)などのプロセッサは、アンテナ802から送信するための所望の周波数帯域を選択するように、T/Rスイッチ806を制御することができる。
(たとえば、FDD、CDMA、WCDMA、LTEおよびTDMAなど)第2のワイヤレスシステムから受信される信号を処理するとき、ワイヤレスデバイスは、第1のモードで動作するように構成され得る。第1のモードでは、デバイスは、受信ダイバーシティを使用して、第1のアンテナ804および第2のアンテナ802において受信信号を処理し得る。たとえば、ワイヤレスデバイスは、第1のアンテナ804および第2のアンテナ802において並行して受信信号を処理することができる。第1のモードである間、デバイスは、第2のアンテナ802およびT/Rスイッチ806を介して受信するために選択される周波数経路に対応し得る第1のアンテナ804およびT/Rスイッチ808を介した受信フィルタ経路816、818、828を選択することができる。このようにしてフィルタ経路を選択することによって、デバイスは、受信ダイバーシティのために第1および第2のアンテナを使用することができる。
LTEシステムでは、アンテナ802、804は、類似の性能を有していなければならない。この場合、同じ受信機経路816、818は、複数の受信機入力として働くことができる(単一の送信システムの場合、ダイバーシティまたはMISO)。
第1のワイヤレスシステム(たとえば、TD−SCDMA、GSM、およびTDD−LTE)から受信される信号を処理するとき、ワイヤレスデバイスは、第2の動作モードに切り替えることができる。第2の動作モードでは、ワイヤレスデバイスは、第1のワイヤレスシステムから信号を受信するための第1のアンテナ804に接続されたT/Rスイッチ808を使用することができる。このようにして、信号は、第1のアンテナ804だけで第1のワイヤレスシステムから受信され得る。
一般的に、サポートされた周波数帯域およびモードの数を増加させることによって、T/Rスイッチ806、808上の極数が増加する。しかしながら、T/Rスイッチの複雑さを低減しようとして、本開示の態様は、T/Rスイッチ間でトランシーバを分割することができる。
いくつかの態様によれば、GSM送信経路820、822、824はT/Rスイッチ806および第2のアンテナ802を介し得、一方、GSM受信経路は、どの周波数帯域が受信されるかに応じて、同じアンテナ、または第1のアンテナ804およびT/Rスイッチ808を介し得る。したがって、GSMトランシーバは、スイッチの極数を低減するために、2つのアンテナ802、804および2つのT/Rスイッチ806、808を使用することができる。
別の態様によれば、T/Rスイッチ806、808の極数の低減は、半二重送信および受信にT/Rスイッチ808を使用することによって可能となり得る。たとえば、CDMA、LTE、およびGSM−TDMAと同じシステムにおいてTD−SCDMAをサポートする態様において、T/Rスイッチ806、808の極数のさらなる低減は、PA826を介したTD−SCDMA送信のため、およびフィルタ816、818を介した受信のために、T/Rスイッチ808を使用することによって可能となり得る。半二重TD−SCDMAトランシーバをT/Rスイッチ808およびアンテナ804に移動させることによって、T/Rスイッチ806上の3つまたは4つの極が除去され得る。
T/Rスイッチ806、808の極数を低減することは、フロントエンドの複雑さを低減することができるだけでなく、T/Rスイッチ挿入損失を改善し、スイッチ線形性による性能の問題を減らすこともできる。挿入損失の低下は、PA812、822、および826から必要とされる電力量を低減させ得、これは、直流電流の電力消費および熱放散を低減させ得る。
図9に関してより詳細に説明するように、構成要素の配置エリアが問題であり得るシナリオで、様々な構成要素が単一のモジュール内に組み込まれ得る。たとえば、本開示のいくつかの態様は、第1のアンテナに結合された第1のアンテナモジュールと、第2のアンテナに結合された第2のアンテナモジュールとを利用することができる。第1および第2のアンテナモジュールは各々、複数のフィルタと、異なる周波数帯域に対応する少なくとも1つのスイッチとを備え得る。
たとえば、図8のアンテナモジュールは、T/Rスイッチ806と、デュプレクサ814と、フィルタ810とを含むことができる。そのようなモジュールは、かなりのプリント回路板(PCB)面積を節約することができる。同様に、図8のT/Rスイッチ808およびフィルタ816、818は、PCB構成要素配置面積をさらに低減するために、別のアンテナモジュールに統合され得る。
図9は、本開示の態様による、フロントエンドモジュールを使用した、半二重トランシーバシステムと全二重トランシーバシステムとの間でアンテナを共有することの例示的な構成900を示す。アンテナ1モジュール908およびアンテナ2モジュール906は各々、T/Rスイッチならびに複数のフィルタおよび/またはデュプレクサを備え得る。
図示のように、アンテナ2モジュール906は、T/Rスイッチ918およびデュプレクサ814a、814b、814cなどをエリア902に含む。T/Rスイッチ918(たとえば、単極8投スイッチ)は、エリア902内にデュプレクサ814a、814b、814cなどによって実現される複数のトランシーバを示す。各FDDトランシーバは、信号経路904a、904b、904cなどを介してRFユニットおよびモデムプロセッサとインターフェースすることができる。
アンテナ1モジュール908は、フィルタ910、912を介した2つの半二重帯域の受信のため、および信号経路914を介した1つの半二重帯域の送信のためにT/Rスイッチ920を含むことができる。アンテナ1モジュール908は、たとえばFDD、CDMA、WCDMA、およびLTEのためのダイバーシティ受信経路など、ダイバーシティ受信経路を含むこともできる。
ワイヤレスデバイスが第2のワイヤレスシステムから受信される信号を処理しており、したがって、第1のモードで動作しているとき、デバイスは、第1のアンテナ804に結合された第1のアンテナモジュール908における第1のT/Rスイッチ920と、第2のアンテナ802に結合された第2のアンテナモジュール906における第2のT/Rスイッチ918とを利用することができる。第1および第2のスイッチを使用することによって、第1および第2のワイヤレスシステムの受信経路を選択的に完了することができる。
態様によれば、第2のアンテナ802、T/Rスイッチ918、およびアンテナ2モジュール906は、たとえば、デュプレクサ814aを介してアクティブであり得る。デュプレクサ814aに相当する周波数帯域は、第1のアンテナ804を介したダイバーシティ受信のために選択され得る。たとえば、アンテナ804、T/Rスイッチ920、およびアンテナ1モジュール908は、フィルタ916を介して第2のワイヤレスシステムの信号を受信することができる。
態様によれば、第1のワイヤレスシステムから受信される信号を処理するとき、ワイヤレスデバイスは、第2の動作モードに切り替わるように構成され得る。第2のモードであるとき、ワイヤレスデバイスは、第1のモードとは異なる方法で、アンテナ1モジュール908における第1のT/Rスイッチ920を利用することができる。たとえば、TD−SCDMA信号を受信するとき、ワイヤレスデバイスは、半二重周波数帯域の受信のために、T/Rスイッチ920と、フィルタ910または912とを使用することができる。
図10は、本開示の態様による半二重送信機および半二重受信機が第1および第2のアンテナの間で分割されるアンテナモジュールを有する二重アンテナワイヤレスデバイスの例示的な構成1000を示す。
態様によれば、アンテナ1モジュール1004は、T/Rスイッチ1012(たとえば単極7投スイッチ)と、複数のフィルタ経路とを含み得る。アンテナ2モジュール1002は、T/Rスイッチ1014(たとえば単極7投スイッチ)と、複数のデュプレクサとを含み得る。
図示のように、ワイヤレスデバイスは、第2のアンテナ802だけで第1のワイヤレスシステムから送信される信号を処理することができる。たとえば、TD−SCDMA信号は、アンテナ2モジュール1002および第2のアンテナ802に接続することができる信号経路1006、1008、および1010を介してデバイスから送信され得る。第1のワイヤレスシステムからの信号の受信は、第1のアンテナ804、アンテナ1モジュール1004、およびフィルタ910、912、916を介し得る。
第1のアンテナと第2のアンテナとの間で半二重送信機および半二重受信機を分割することによって、アンテナ1モジュール1004のT/Rスイッチ1012は、図9のアンテナ1モジュール908のT/Rスイッチ920と比較して、より低い線形性を有することができる。したがって、図10のアンテナ1モジュール1004は、わずかに小さくてもよい。
図8〜図9を参照しながら上記で説明したように、第2のワイヤレスシステムからの信号の受信は、第1のアンテナ804および第2のアンテナ802を介し得る。たとえば、CDMA信号は、第2のアンテナ802およびアンテナ2モジュール1002を介して受信され得る。第1のアンテナ804における受信ダイバーシティでは、フィルタは、たとえば916など、アンテナ1モジュール1004において選択され得、これは、アンテナ2モジュール1002において受信するために選択される周波数帯域に等しくてもよい。
本明細書で説明したように、本開示の態様は、半二重時分割多元接続ネットワーク、ならびにFDD、CDMA、WCDMA、LTE、およびTDMAネットワークにわたって動作するように設計されたモバイルデバイスのフロントエンドT/Rスイッチの複雑さを低減する。ワイヤレスデバイスは、第1のアンテナだけで第1のワイヤレスシステムの信号を処理すると同時に、受信ダイバーシティを使用して、第1および第2のアンテナにおける第2のワイヤレスシステムの信号を処理することができる。
一態様によれば、図10に示すように、半二重時分割二重送信機および半二重時分割受信機は、第1のアンテナと第2のアンテナとの間で分割され得る。たとえば、ワイヤレスデバイスは、第2のアンテナだけで第1のワイヤレスシステムから送信される信号を処理することができる。図9〜図10に示すように、フロントエンドアンテナモジュールは、より安価で、より小さいフロントエンドモジュールを可能にし得る。
明快のために、トランシーバシステムの様々な特定の実施形態は、CDMA、GSMおよびGPSについて説明した。トランシーバシステムは、信号経路のうちのいくつかを主アンテナに、残りの信号経路をダイバーシティアンテナに結合するトランシーバアーキテクチャを使用する。このトランシーバアーキテクチャは、トランシーバシステムの複雑さを低減し、性能を向上させる。トランシーバシステムの他の実施形態は、本明細書で提供する説明に基づいて設計することもできる。
本明細書で説明するトランシーバシステムは、ワイヤレスデバイスおよび基地局に使用され得る。トランシーバシステムは、たとえばCDMAシステム、TDMAシステム(たとえば、GSMシステム)、AMPSシステム、多入力多出力(MIMO)システム、直交周波数分割多重化(OFDM)ベースのワイヤレスシステム、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)など、様々なワイヤレスシステムに使用することもできる。
トランシーバシステムは、1つまたは複数のRFIC上で、および/または個別構成要素で実施され得る。送信および受信経路に使用されるフィルタは、通常は個別構成要素であるSAWフィルタである。RFユニット内のLNA、電力増幅器、および回路は、1つまたは複数のRFIC上で実施することができる。RFICはまた、相補型金属酸化物半導体(CMOS)、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)、バイポーラCMOS(BiCMOS)、シリコンゲルマニウム(SiGe)、ガリウムヒ素(GaAs)など、様々なICプロセス技術で製造され得る。
開示した実施形態の前述の説明は、当業者が本発明を実施または使用できるようにするために提供されるものである。これらの実施形態への様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般原理は、本発明の趣旨または範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用できる。したがって、本発明は、本明細書に示す実施形態に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲を与えられるべきある。
開示した実施形態の前述の説明は、当業者が本発明を実施または使用できるようにするために提供されるものである。これらの実施形態への様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般原理は、本発明の趣旨または範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用できる。したがって、本発明は、本明細書に示す実施形態に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲を与えられるべきある。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
少なくとも第1および第2のアンテナと、
前記第1のアンテナだけで第1のワイヤレスシステムから受信される信号を処理し、
受信ダイバーシティを使用して前記第1および第2のアンテナで第2のワイヤレスシステムから受信される信号を処理する
ための少なくとも1つのプロセッサと
を備えるワイヤレスデバイス。
[C2]
前記第2のアンテナだけで前記第1のワイヤレスシステムから送信される信号を処理すること
をさらに備える、C1に記載のワイヤレスデバイス。
[C3]
前記第1のワイヤレスシステムが、
時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)、Global System for Mobile communications(GSM)、および時分割複信ロングタームエボリューション(TDD−LTE)
のうちの少なくとも1つを備える、C1に記載のワイヤレスデバイス。
[C4]
前記第2のワイヤレスシステムが、
周波数分割複信(FDD)、符号分割多元接続(CDMA)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、ロングタームエボリューション(LTE)、および時分割多元接続(TDMA)
のうちの少なくとも1つを備える、C1に記載のワイヤレスデバイス。
[C5]
前記ワイヤレスデバイスの動作モードに基づいて前記第1および第2のワイヤレスシステムの前記受信経路を選択的に完了するために、前記第1のアンテナに結合された第1のスイッチと、前記第2のアンテナに結合された第2のスイッチとをさらに備える、C1に記載のワイヤレスデバイス。
[C6]
前記ワイヤレスデバイスが、前記第2のワイヤレスシステムから受信される信号を処理するとき、第1のモードで動作するように構成され、
前記ワイヤレスデバイスが、前記第2のアンテナにおける受信のために選択されたフィルタ経路と同じ周波数帯域に対応する前記第1のアンテナにおける受信のためのフィルタ経路を選択するように構成される、
C1に記載のワイヤレスデバイス。
[C7]
前記ワイヤレスデバイスが、前記第1のワイヤレスシステムから受信される信号を処理するとき、第2のモードに切り替えるように構成される、C6に記載のワイヤレスデバイス。
[C8]
前記ワイヤレスデバイスが、
前記第1のモードで、前記第1のアンテナに結合された第1のアンテナモジュールにおける第1のスイッチ、および前記第2のアンテナに結合された第2のアンテナモジュールにおける第2のスイッチを利用し、
前記第2のモードで、前記第1のモードとは異なる方法で、前記第1のアンテナモジュールにおける前記第1のスイッチを利用する
ように構成される、C7に記載のワイヤレスデバイス。
[C9]
前記第1および第2のアンテナモジュールが各々、少なくとも1つのスイッチと、異なる周波数帯域に対応する複数のフィルタとを備える、C8に記載のワイヤレスデバイス。
[C10]
少なくとも第1および第2のアンテナと、
前記第1のアンテナだけで第1のワイヤレスシステムから受信される信号を処理するための手段と、
受信ダイバーシティを使用して前記第1および第2のアンテナで第2のワイヤレスシステムから受信される信号を処理するための手段と
を備えるワイヤレスデバイス。
[C11]
前記第2のアンテナだけで前記第1のワイヤレスシステムから送信される信号を処理するための手段
をさらに備える、C10に記載のワイヤレスデバイス。
[C12]
前記第1のワイヤレスシステムが、
時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)、Global System for Mobile communications(GSM)、および時分割複信ロングタームエボリューション(TDD−LTE)
のうちの少なくとも1つを備える、C10に記載のワイヤレスデバイス。
[C13]
前記第2のワイヤレスシステムが、
周波数分割複信(FDD)、符号分割多元接続(CDMA)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、ロングタームエボリューション(LTE)、および時分割多元接続(TDMA)
のうちの少なくとも1つを備える、C10に記載のワイヤレスデバイス。
[C14]
前記第1のアンテナに結合された第1のスイッチと、前記第2のアンテナに結合された第2のスイッチと、前記ワイヤレスデバイスの動作モードに基づいて前記第1および第2のワイヤレスシステムの前記受信経路を選択的に完了するための手段とをさらに備える、C10に記載のワイヤレスデバイス。
[C15]
前記第2のワイヤレスシステムから受信される信号を処理するとき、第1のモードで動作するための手段と、
前記第2のアンテナにおける受信のために選択されたフィルタ経路と同じ周波数帯域に対応する前記第1のアンテナにおける受信のためのフィルタ経路を選択するための手段と
をさらに備える、C10に記載のワイヤレスデバイス。
[C16]
前記第1のワイヤレスシステムから受信される信号を処理するとき、第2のモードに切り替えるための手段
をさらに備える、C15に記載のワイヤレスデバイス。
[C17]
前記第1のモードで、前記第1のアンテナに結合された第1のアンテナモジュールにおける第1のスイッチ、および前記第2のアンテナに結合された第2のアンテナモジュールにおける第2のスイッチを利用するための手段と、
前記第2のモードで、前記第1のモードとは異なる方法で、前記第1のアンテナモジュールにおける前記第1のスイッチを利用するための手段と
をさらに備える、C16に記載のワイヤレスデバイス。
[C18]
前記第1および第2のアンテナモジュールが各々、少なくとも1つのスイッチと、異なる周波数帯域に対応する複数のフィルタとを備える、C17に記載のワイヤレスデバイス。
[C19]
少なくとも第1および第2のアンテナと、
前記第1のアンテナだけで第1のワイヤレスシステムから受信される信号を処理し、
受信ダイバーシティを使用して前記第1および第2のアンテナで第2のワイヤレスシステムから受信される信号を処理する
ように構成される無線周波数(RF)ユニットと
を備えるユーザ機器。
[C20]
前記RFユニットが、
前記第2のアンテナだけで前記第1のワイヤレスシステムから送信される信号を処理する
ようにさらに構成される、C19に記載のユーザ機器。
[C21]
前記第1のワイヤレスシステムが、
時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)、Global System for Mobile communications(GSM)、および時分割複信ロングタームエボリューション(TDD−LTE)
のうちの少なくとも1つを備える、C19に記載のユーザ機器。
[C22]
前記第2のワイヤレスシステムが、
周波数分割複信(FDD)、符号分割多元接続(CDMA)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、ロングタームエボリューション(LTE)、および時分割多元接続(TDMA)
のうちの少なくとも1つを備える、C19に記載のユーザ機器。
[C23]
前記第1のアンテナに結合された第1のスイッチと、前記第2のアンテナに結合された第2のスイッチと、前記ワイヤレスデバイスの動作モードに基づいて前記第1および第2のワイヤレスシステムの前記受信経路を選択的に完了することとをさらに備える、C19に記載のユーザ機器。
[C24]
前記RFユニットが、
第1のモードにおいて前記第2のワイヤレスシステムから受信される信号を処理し、
前記第2のアンテナにおける受信のために選択されたフィルタ経路と同じ周波数帯域に対応する前記第1のアンテナにおける受信のためのフィルタ経路を選択する
ように構成される、C19に記載のユーザ機器。
[C25]
前記RFユニットが、
前記第1のワイヤレスシステムから受信される信号を処理するとき、第2のモードに切り替える
ようにさらに構成される、C24に記載のユーザ機器。
[C26]
前記RFユニットが、
前記第1のモードで、前記第1のアンテナに結合された第1のアンテナモジュールにおける第1のスイッチ、および前記第2のアンテナに結合された第2のアンテナモジュールにおける第2のスイッチを利用し、
前記第2のモードで、前記第1のモードとは異なる方法で、前記第1のアンテナモジュールにおける前記第1のスイッチを利用する
ようにさらに構成される、C25に記載のユーザ機器。
[C27]
前記第1および第2のアンテナモジュールが各々、少なくとも1つのスイッチと、異なる周波数帯域に対応する複数のフィルタとを備える、C26に記載のユーザ機器。

Claims (27)

  1. 少なくとも第1および第2のアンテナと、
    前記第1のアンテナだけで第1のワイヤレスシステムから受信される信号を処理し、
    受信ダイバーシティを使用して前記第1および第2のアンテナで第2のワイヤレスシステムから受信される信号を処理する
    ための少なくとも1つのプロセッサと
    を備えるワイヤレスデバイス。
  2. 前記第2のアンテナだけで前記第1のワイヤレスシステムから送信される信号を処理すること
    をさらに備える、請求項1に記載のワイヤレスデバイス。
  3. 前記第1のワイヤレスシステムが、
    時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)、Global System for Mobile communications(GSM)、および時分割複信ロングタームエボリューション(TDD−LTE)
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載のワイヤレスデバイス。
  4. 前記第2のワイヤレスシステムが、
    周波数分割複信(FDD)、符号分割多元接続(CDMA)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、ロングタームエボリューション(LTE)、および時分割多元接続(TDMA)
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載のワイヤレスデバイス。
  5. 前記ワイヤレスデバイスの動作モードに基づいて前記第1および第2のワイヤレスシステムの前記受信経路を選択的に完了するために、前記第1のアンテナに結合された第1のスイッチと、前記第2のアンテナに結合された第2のスイッチとをさらに備える、請求項1に記載のワイヤレスデバイス。
  6. 前記ワイヤレスデバイスが、前記第2のワイヤレスシステムから受信される信号を処理するとき、第1のモードで動作するように構成され、
    前記ワイヤレスデバイスが、前記第2のアンテナにおける受信のために選択されたフィルタ経路と同じ周波数帯域に対応する前記第1のアンテナにおける受信のためのフィルタ経路を選択するように構成される、
    請求項1に記載のワイヤレスデバイス。
  7. 前記ワイヤレスデバイスが、前記第1のワイヤレスシステムから受信される信号を処理するとき、第2のモードに切り替えるように構成される、請求項6に記載のワイヤレスデバイス。
  8. 前記ワイヤレスデバイスが、
    前記第1のモードで、前記第1のアンテナに結合された第1のアンテナモジュールにおける第1のスイッチ、および前記第2のアンテナに結合された第2のアンテナモジュールにおける第2のスイッチを利用し、
    前記第2のモードで、前記第1のモードとは異なる方法で、前記第1のアンテナモジュールにおける前記第1のスイッチを利用する
    ように構成される、請求項7に記載のワイヤレスデバイス。
  9. 前記第1および第2のアンテナモジュールが各々、少なくとも1つのスイッチと、異なる周波数帯域に対応する複数のフィルタとを備える、請求項8に記載のワイヤレスデバイス。
  10. 少なくとも第1および第2のアンテナと、
    前記第1のアンテナだけで第1のワイヤレスシステムから受信される信号を処理するための手段と、
    受信ダイバーシティを使用して前記第1および第2のアンテナで第2のワイヤレスシステムから受信される信号を処理するための手段と
    を備えるワイヤレスデバイス。
  11. 前記第2のアンテナだけで前記第1のワイヤレスシステムから送信される信号を処理するための手段
    をさらに備える、請求項10に記載のワイヤレスデバイス。
  12. 前記第1のワイヤレスシステムが、
    時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)、Global System for Mobile communications(GSM)、および時分割複信ロングタームエボリューション(TDD−LTE)
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項10に記載のワイヤレスデバイス。
  13. 前記第2のワイヤレスシステムが、
    周波数分割複信(FDD)、符号分割多元接続(CDMA)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、ロングタームエボリューション(LTE)、および時分割多元接続(TDMA)
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項10に記載のワイヤレスデバイス。
  14. 前記第1のアンテナに結合された第1のスイッチと、前記第2のアンテナに結合された第2のスイッチと、前記ワイヤレスデバイスの動作モードに基づいて前記第1および第2のワイヤレスシステムの前記受信経路を選択的に完了するための手段とをさらに備える、請求項10に記載のワイヤレスデバイス。
  15. 前記第2のワイヤレスシステムから受信される信号を処理するとき、第1のモードで動作するための手段と、
    前記第2のアンテナにおける受信のために選択されたフィルタ経路と同じ周波数帯域に対応する前記第1のアンテナにおける受信のためのフィルタ経路を選択するための手段と
    をさらに備える、請求項10に記載のワイヤレスデバイス。
  16. 前記第1のワイヤレスシステムから受信される信号を処理するとき、第2のモードに切り替えるための手段
    をさらに備える、請求項15に記載のワイヤレスデバイス。
  17. 前記第1のモードで、前記第1のアンテナに結合された第1のアンテナモジュールにおける第1のスイッチ、および前記第2のアンテナに結合された第2のアンテナモジュールにおける第2のスイッチを利用するための手段と、
    前記第2のモードで、前記第1のモードとは異なる方法で、前記第1のアンテナモジュールにおける前記第1のスイッチを利用するための手段と
    をさらに備える、請求項16に記載のワイヤレスデバイス。
  18. 前記第1および第2のアンテナモジュールが各々、少なくとも1つのスイッチと、異なる周波数帯域に対応する複数のフィルタとを備える、請求項17に記載のワイヤレスデバイス。
  19. 少なくとも第1および第2のアンテナと、
    前記第1のアンテナだけで第1のワイヤレスシステムから受信される信号を処理し、
    受信ダイバーシティを使用して前記第1および第2のアンテナで第2のワイヤレスシステムから受信される信号を処理する
    ように構成される無線周波数(RF)ユニットと
    を備えるユーザ機器。
  20. 前記RFユニットが、
    前記第2のアンテナだけで前記第1のワイヤレスシステムから送信される信号を処理する
    ようにさらに構成される、請求項19に記載のユーザ機器。
  21. 前記第1のワイヤレスシステムが、
    時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)、Global System for Mobile communications(GSM)、および時分割複信ロングタームエボリューション(TDD−LTE)
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項19に記載のユーザ機器。
  22. 前記第2のワイヤレスシステムが、
    周波数分割複信(FDD)、符号分割多元接続(CDMA)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、ロングタームエボリューション(LTE)、および時分割多元接続(TDMA)
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項19に記載のユーザ機器。
  23. 前記第1のアンテナに結合された第1のスイッチと、前記第2のアンテナに結合された第2のスイッチと、前記ワイヤレスデバイスの動作モードに基づいて前記第1および第2のワイヤレスシステムの前記受信経路を選択的に完了することとをさらに備える、請求項19に記載のユーザ機器。
  24. 前記RFユニットが、
    第1のモードにおいて前記第2のワイヤレスシステムから受信される信号を処理し、
    前記第2のアンテナにおける受信のために選択されたフィルタ経路と同じ周波数帯域に対応する前記第1のアンテナにおける受信のためのフィルタ経路を選択する
    ように構成される、請求項19に記載のユーザ機器。
  25. 前記RFユニットが、
    前記第1のワイヤレスシステムから受信される信号を処理するとき、第2のモードに切り替える
    ようにさらに構成される、請求項24に記載のユーザ機器。
  26. 前記RFユニットが、
    前記第1のモードで、前記第1のアンテナに結合された第1のアンテナモジュールにおける第1のスイッチ、および前記第2のアンテナに結合された第2のアンテナモジュールにおける第2のスイッチを利用し、
    前記第2のモードで、前記第1のモードとは異なる方法で、前記第1のアンテナモジュールにおける前記第1のスイッチを利用する
    ようにさらに構成される、請求項25に記載のユーザ機器。
  27. 前記第1および第2のアンテナモジュールが各々、少なくとも1つのスイッチと、異なる周波数帯域に対応する複数のフィルタとを備える、請求項26に記載のユーザ機器。
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