JP2014508576A - 椎体内に湾曲した骨の通路を形成するためのドリル装置 - Google Patents

椎体内に湾曲した骨の通路を形成するためのドリル装置 Download PDF

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Abstract

脊柱(Cv)の脊髄分節(Sr)の皮質板(4)を有する椎体(3)にあらかじめ固定された直線状のカニューレ(6)によって、湾曲形状(2b)を有する骨の通路(2)を形成するためのドリル装置であり、ドリル装置はガイドピン(8)を含み、ガイドピン(8)はガイドピンキットからもたらされ、その一端において、一方で曲率半径Rが20mmより小さい湾曲形状(8a)と、他方で前記ピンの長手方向軸に対して90°より小さい角度Yによって規定される方向に配置される先鋭先端(8b)とを含み、前記ガイドピン(8)の形状は、椎体(3)にその挿入をした後で、2つの接触点a及びbを規定できるようにし、2つの接触点a及びbは、連接式ドリルビット(10)の自由端を、穴あけされる椎骨(3)の皮質板(4)にほぼ直角な方向に前記自由端を位置づけるようにガイドを確実にする。

Description

本発明は、椎体内に湾曲した骨の通路を形成するため、具体的には椎間板にアクセスして、取扱われる脊髄分節の上層の椎体と下層の椎体との間に核インプラント(nucleic implant)できるようにするためのドリル装置に関する。
本発明によるドリル装置の目的は、前記通路が穴あけされる椎骨の皮質板(cortical plateau)にほぼ直角な方向で常に終わるように、湾曲した骨の通路を形成できるようにする手段を改善することである。
湾曲した骨の通路の方向は、椎間板の髄核を確保する装置を挿入できるようにしなければならない。
本発明によるドリル装置はガイドピンを含み、ガイドピンはガイドピンキットからもたらされ、その一端において、一方で曲率半径Rが20mmより小さい湾曲形状と、他方で前記ピンの長手方向軸に対して90°より小さい角度Yによって規定される方向に配置される先鋭先端とを含み、前記ガイドピンの形状は、椎体にその挿入をした後で、2つの接触点a及びbを規定できるようにし、2つの接触点a及びbは、連接式ドリルビットの自由端を、穴あけされる椎骨の皮質板にほぼ直角な方向に前記自由端を位置づけるようにガイドを確実にする。
本発明によるドリル装置は、第一接触点a及び第二接触点bを含み、第一接触点aは椎骨の皮質板に直角な前記ガイドピンの曲率半径Rの外形に対する接線によって規定され、第二接触点bは椎骨の皮質板の深さ内に配置されるガイドピンの先鋭端部の内側形状に載る連接式ドリルビットの自由端によって規定される。
本発明によるドリル装置は、超弾性ニチノール合金などの耐摩耗性及び可撓性の両方を示す材料で製作されるガイドピンを含む。
本発明によるドリル装置は、外径が3ミリより小さいガイドピンを含む。
本発明によるドリル装置は、外径が1.4ミリから2ミリの間のガイドピンを含む。
本発明によるドリル装置は、湾曲形状が10ミリから20ミリの間の曲率半径Rを有するガイドピンを含む。
本発明によるドリル装置は、70°から85°の間の先鋭先端の角度Yを有する。
本発明によるドリル装置はガイドピンを有し、ガイドピンは、ピンホルダに形成される補完形状と協働する平面部を有する直線状長手部分を含み、一方でガイドピンがピンホルダ内で回転するのを阻止することと、他方で椎体にあらかじめ固定された直線状カニューレを通って前記ガイドピン及び前記ピンホルダが挿入される間に、前記ガイドピンがその直線状長手部分に亘って堅固にされることとを確実にできるようにする。
本発明によるドリル装置はガイドピンを有し、ガイドピンは、湾曲形状と反対側の端部において、直線状長手部分に、且つより具体的には、平面部の側に形成される切欠きを含み、前記切欠きは、前記ピンホルダ内の前記ガイドピンの並進運動を阻止するために、ピンホルダの把持グリップ内に導かれる締付けねじと協働する。
本発明によるドリル装置はピンホルダを含み、ピンホルダは円筒状金属管で形成され、円筒状金属管はその一端で把持グリップと一体で形成され、把持グリップは締付けねじと中空円筒スリーブとを備え、中空円筒スリーブはその外形に固定ねじを有し、固定ねじ(fast thread)はプラグに螺合することができるようにし、プラグはピンホルダに対するガイドピンの並進運動を阻止できるようにする。
本発明によるドリル装置は連接式ドリルビットを含み、連接式ドリルビットは円筒状金属管で形成され、円筒状金属管は、その一端に把持グリップを含むが、他端は、一方では端部が湾曲形状に変形及び接合することを確実にする形状に従って、そして他方では前記管の外周に配置される第一組の歯と、金属管の端部に配置される第二組の歯と、金属管の内部に配置される保護シースとを含む切断端を規定するように切り取られており、前記保護シースは、形状から生じる自由端における不整や間隙を、内面的に滑らかにできるようにする弾性を示す材料で製作される。
本発明によるドリル装置は連接式ドリルビットを含み、その把持グリップは、金属管の延長において中空円筒スリーブを含み、中空円筒スリーブはその外形に、センタリングシースを前記金属管に挿入及び固定できるようにする固定ねじを有する。
本発明によるドリル装置は保護シースを含み、保護シースは弾性材料で製作され、骨の通路を穴あけする間に、ガイドピン及び/又はセンタリングシースを滑らせるための大きな滑り係数を確保する。
本発明によるドリル装置は連接式ドリルビットを含み、その円筒状金属管の形状は、連接式ドリルビットの端部が湾曲形状に変形及び接合することを確実にする交互に凸凹なループの連続で形成される。
本発明によるドリル装置は連接式ドリルビットを含み、その第一組の歯の各歯の刃先は連接式ドリルビットの長手方向軸に対してわずかに傾いている。
本発明によるドリル装置は連接式ドリルビットを含み、その第二組の歯の各歯の刃先は連接式ドリルビットの長手方向軸と交差するように大きく傾いている。
本発明によるドリル装置はセンタリングシースを含み、センタリングシースは弾性材料で製作される円筒管で形成され、その一端において把持頭部と一体で形成され、把持頭部は、一方で、前記連接式ドリルビットの前記スリーブを固定するために、連接式ドリルビットのグリップのスリーブと協働するための雌ねじ穴を有し、他方で、雌ねじ穴の反対側に、挟むことによって円筒管がセンタリングシースの前記頭部内で並進運動するのを阻止できるようにする固定装置を含む。
本発明によるドリル装置は連接式ドリルビットを含み、連接式ドリルビットはロック装置を含み、ロック装置は、保持要素及び固定ナットによって、椎体にあらかじめ固定された直線状カニューレに前記ドリルビットを固定するように、金属管に、且つ把持グリップの下に配置される。
本発明によるドリル装置はロック装置を含み、ロック装置は保持要素で形成され、保持要素は、スリーブと一体で形成される円筒状頭部を含み、スリーブは、***した円錐状外形によって延びるねじ部を備えた円筒状外形を有する。
本発明によるドリル装置はロック装置を含み、その保持要素は、その中心を通じて貫通穴で穴があけられており、貫通穴は、円筒状頭部に雌ねじ部を含み、雌ねじ部は、保持要素を前記カニューレに固定するために、直線状カニューレのねじ形状と協働する。
本発明によるドリル装置はロック装置を含み、その固定ナットはその内部に第一ねじ穴と第二ねじ穴とを含み、第一ねじ穴は保持要素のスリーブの円筒部に形成されるねじ部と協働し、第二ねじ穴は第一ねじ穴と同軸上にあり、前記スリーブの外形を補完する円錐状に傾斜した形状を有する。
本発明によるドリル装置は連接式ドリルビットを含み、連接式ドリルビットは、もし連接式ドリルビットが破損した場合に切断端の修復を確実にする安全手段を含む。
本発明によるドリル装置は連接式ドリルビットを含み、その安全手段は弾性スレッド又はワイヤで形成され、弾性スレッド又はワイヤは金属管の内部で、且つより具体的には、管の内面にと一体で形成されている保護シースと、センタリングシースの外面との間に設置され、前記弾性スレッドの各端部が前記センタリングシースの把持頭部と協働するようにされる。
本発明によるドリル装置は連接式ドリルビットを含み、その安全手段は弾性スレッド又はワイヤで形成され、弾性スレッド又はワイヤは金属管の内部で、且つ、その内面と保護シースとの間に設置され、前記弾性スレッドの各端部が前記センタリングシースの把持頭部と協働するようにされる。
本発明によるドリル装置は弾性を示す安全スレッドを含み、その端部はそれぞれストッパを含み、ストッパはセンタリングシースの把持頭部に形成される同様の形状の座面に配置される。
本発明自体、その特徴及び利点は、添付の例示で且つ限定しない図面の参照を伴いながら、後述の説明を読むことでより良く理解されるであろう。
本発明によるドリル装置を形成する要素を挿入するための、脊髄分節の椎体に固定されたカニューレの位置を図示する斜視図である。 本発明によるドリル装置のガイドピンを示す図である。 本発明によるドリル装置のガイドピンを設置するためのピン把持装置を示す図である。 脊髄分節の椎体に湾曲した通路を穴あけできるようにする、本発明によるドリル装置の連接式ドリルビットを示す図である。 本発明によるドリル装置の連接式ドリルビットの異なる形であり、もし連接式ドリルビットが破損した場合に、切断端の修復を確実にする安全手段を含む前記ドリルビットを示す図である。 本発明によるドリル装置のガイドピンの周り、且つカニューレ内に、連接式ドリルビットを設置するためのセンタリングシースを示す図である。 本発明によるドリル装置の直線状カニューレに連接式ドリルビットを固定できるようにするロック装置を示す図である。 本発明によるドリル装置のガイドピンの周り、且つカニューレ内に、連接式ドリルビットを設置するためのセンタリングシースを示す図である。 本発明によるドリル装置の直線状カニューレに連接式ドリルビットを固定できるようにするロック装置を示す図である。 本発明によるドリル装置を使用して椎骨の椎体の内側にガイドピンを設置できるようにする様々な段階を示す図である。 本発明によるドリル装置の連接式ドリルビットを使用して椎間板の上面に到達するために、椎骨の椎体に湾曲した通路を形成できるようにする、様々な段階を示す図である。 前記連接式ドリルビットの自由端を、穴あけされる椎骨のプレート(plateau)にほぼ直角な方向に位置づけられるようにする、本発明によるドリル装置のガイドピンに対する連接式ドリルビットの接触領域を示す図である。
図1、1a、及び20は、複数の要素のアセンブリを含むドリル装置1を示し、複数の要素は損傷した椎間板5の上面に到達するために、脊柱Cvの脊髄分節Srの椎体3及び皮質板4の中に、湾曲した骨の通路2を形成できるように配置される。
本発明によるドリル装置1は、次に必要な処置が損傷した椎間板になされるように、椎間板5の核に到達するために、経皮的で経骨髄性(trans-osseous)の外科的アプローチを形成できるようにする。
直線状カニューレ6は、前記カニューレと前記椎骨の下部プレートとの間の最大距離x及び最大角度zを得るように、対応する椎骨3の椎弓根3aの上部に螺合される(図1a)。
直線状カニューレ6は円筒管6aで形成され、円筒状の管6aはあらかじめ形成された直線状通路2a内に留まるために、その外形且つその自由端にねじ部6bを含む(図13)。
円筒管6aは、ねじ部6bを有するのと反対側の端部において、着色プラスチック材料で製作された把持グリップ6cと一体で形成されている。円筒管6aは把持グリップ6cを超えて延び、ねじ形状6dを有し、本発明によるドリル装置1を形成する他の要素を固定できるようにする。
図2、2a、及び2bは、椎体3にあらかじめ固定された直線状カニューレ6を介して椎間板5の中心に到達できるようにするガイドピン8のキットを示す。
各ガイドピン8は、超弾性ニチノール合金などの耐摩耗性及び可撓性の両方を示す材料で製作される。
各ガイドピン8は3ミリより小さな外径を有し、その一端では曲率半径Rが20ミリより小さい湾曲形状8aを有する。
好ましい実施形態によると、ガイドピン8は1.4ミリから2ミリの間の外径を有し、その一端では、曲率半径Rが10ミリから20ミリの間の湾曲形状8aを有する。
各ガイドピン8は、その湾曲端部8aにおいて、前記ピンの長手方向軸に対して90°より小さい角度Yによって規定される方向に配置される先鋭先端8bを含む。
好ましい実施形態によると、各ガイドピン8は、その湾曲端部8aにおいて、前記ピンの長手方向軸に対して70°から85°の間である角度Yによって規定される方向で配置される先鋭先端8bを含む。
各ガイドピン8は、ピンホルダ9に形成される補完形状9a(図3及び3a)と協働する平面部8dを有する直線状長手部分8cを含み、一方でガイドピン8がピンホルダ9内で回転するのを阻止することと、他方で前記ガイドピン8があらかじめ固定された直線状カニューレ6を通って椎体3に挿入される間に、その直線状長手部分8cに亘って堅固にされることとを確実にできるようにする。
各ガイドピン8は、湾曲形状8aと反対側の端部において、直線状長手部分8cに、且つより具体的には、平面部8dの側に形成される切欠き8eを含む。
適合した曲率半径Rの湾曲形状8aを有するガイドピン8は、直線状カニューレ6と対応する椎骨3の下部プレートとの間の距離Xに応じて選定される。
図3、3a、及び3bは自由端を有する円筒状金属管9bで形成されるピンホルダ9を示し、自由端は、一方で外面にカニューレ6に滑り込むことを可能にする錐体9cと、他方で内面にガイドピン8の形状に対する補完形状を有する平面部9aとを備えている。
ピンホルダ9とガイドピン8との間の平面部の組み合わせは、前記ガイドピン8を直線状カニューレ6内で方向づけ、一定で常に同一な前記ガイドピンの出口位置を規定できるようにする。
ピンホルダ9の円筒管9bは、自由端の反対側で把持グリップ9dと一体で形成され、把持グリップ9dは着色プラスチック材料で製作され、締付けねじ9eを備えている。
締付けねじ9eは、前記ガイドピンを前記ピンホルダ9内の並進に対して、及び回転に対して固定するように、円筒管9bを通ってガイドピン8に形成される切欠き8e内に現れる。
把持グリップ9dは、円筒管9bの延長において、ガイドピン8に貫通される中空円筒スリーブ9fを含む。円筒スリーブ9fはその外形に、着色プラスチック材料で製作されるプラグ9hに螺合できるようにする固定ねじ9gを有する。
把持グリップ9dに螺合されると、プラグ9hはガイドピンに当接して、前記ガイドピン8のピンホルダ9に対する並進運動を一時的に阻止できるようにする(図3b)。
図4、4aから4d及び18は本発明によるドリル装置1の連接式ドリルビット10を示し、連接式ドリルビットは、あらかじめ形成された直線状の骨の通路2aを、椎間板5の上で止まる湾曲した通路2bで伸ばすことを意図している。
連接式ドリルビット10は円筒状金属管10aで形成され、円筒状金属管10aは、その一端に着色プラスチック材料で製作される把持グリップ10bを含むが、他端は形状10cに従って切り取られており、形状10cは例えば前記端部が湾曲形状に変形及び接合することを確実にする交互に凸凹なループ10dの連続で形成され得る。
金属管10aは、第一組の歯10eを含む切断端10mによって形状10cの後で終結し、第一組の歯10eは前記管の周部に配置されており、各歯の刃先10fは連接式ドリルビット10の長手方向軸に対してわずかに傾いている。
切断端10mは第二組の歯10gを含み、第二組の歯10gは金属管10aの端部に配置されており、各刃先10hが連接式ドリルビット10の長手方向軸と交差するように大きく傾いている。
連接式ドリルビット10は、金属管10aの内部に保護シース10iを含み、保護シース10iは、例えば交互に凸凹なループ10dの連続によって形成される形状10cから生じる自由端における不整や間隙を、内面的に滑らかにできるようにする弾性を示す材料で製作される。
保護シース10iは、例えばPTFEなどの弾性材料で製作される場合があり、湾曲した通路2bを穴あけする間に、ガイドピン8又はセンタリングシース11のいずれかを滑らせることができるようにする大きな滑り係数をまた確保する(図4c)。
把持グリップ10bは、円筒管10aの延長において中空円筒スリーブ10jを含み、中空円筒スリーブ10jはその外形に、センタリングシース11に螺合できるようにする固定ねじ10kを有する(図4及び5)。
図4dは連接式ドリルビット10の金属管10aの自由端に設けられる形状10cの異なる形を示す。形状10cは各接続点10pの間に複数のストッパ(stop)10nを含むカルダン型カット(Cardan-type cut)によって得られる。ストッパ10nは、形状10cが湾曲形状に変形する間に著しく変形しすぎることを防ぐブロック(block)を形成できるようにする。
図4eから4jは、もし前記連接式ドリルビットが破損した場合に切断端10mの修復を確実にする安全手段13を含み得る、連接式ドリルビット10の異なる形を示す。
安全手段13は金属管10aの内部に配置される弾性スレッド(thread)又はワイヤ13aで形成され、第一実施形態によると、前記弾性スレッド又はワイヤ13aは、前記管の内面にと一体で形成されている保護シース10iと、センタリングシース11の外面との間に設置され得る。
第二実施形態によると、弾性スレッド又はワイヤ13aは金属管の内面と保護シース10iとの間に配置され得る。
弾性を示す安全スレッド13aは、金属管10aの外側で、一方は前記弾性スレッド13aの各端部13b、13cがセンタリングシース11の把持頭部11bと協働するように円筒スリーブ10jで、そして他方は切断端10mと形状10cとの間に形成される周部間隙10lで終結し、前記ドリルビット10の変形を確実にする。
弾性を示す安全スレッド13aは、外部間隙10l内に現れるように保護シース10iと金属管10aとに形成される2つの小孔に通され、故に前記弾性スレッドが切断端10mと形状10cとの間に前記ドリルビット10の変形を確実にする安全ループを形成するが、弾性スレッド13aは2つのストランド(strand)に現れ、その端部13b、13cの各々はセンタリングシース11の把持頭部11b内に格納される。
弾性を示す安全スレッド13aの端部13b、13cはそれぞれ、把持頭部11bに形成される同様の形状の座面11fに配置されるストッパ13dを含む。前記把持頭部は、スロット11gを含み、スロット11gは直径方向に向かい合い、各座面11fに開いており、2つの弾性を示す安全スレッド13aを設置できるようにする。
可撓性を示す安全スレッド13aは、もし前記ドリルビットが破損した場合に椎体3内に破片を残すことなく前記ドリルビットを完全に取り出すことができるように、連接式ドリルビット10の切断端10mをその外部に接続する。
同様に、連接式ドリルビット10が破損することなく湾曲した通路2bが穴あけされるときには、少なくとも1つのストッパ13dが取り除かれ、前記弾性スレッドのストランドの1つを単に引き寄せることによって、弾性の安全スレッド13aが前記ドリルビットから取り出される。
図5はセンタリングシース11を示し、センタリングシース11はPTFEなどの弾性材料で製作される円筒管11aで形成され、その一端において、着色プラスチック材料で製作された把持頭部11bと一体で形成されている。
把持頭部11bは、円筒管11aの側に、連接式ドリルビット10のグリップ10bのスリーブ10jと協働してそこに固定するための雌ねじ穴11cを有する(図5c)。
同様に、把持頭部11bは、雌ねじ穴11cの反対側に固定装置11dを含み、固定装置11dは挟むことによって円筒管11aがセンタリングシース11の前記頭部内で並進運動するのを阻止できるようにする(図5c)。
センタリングシース11は、一方でガイドピン8と連接式ドリルビット10との間の作業クリアランスを閉じて、他方で湾曲した通路2bの穴あけをする間に、刃先10hを有する歯10gをガイドピン8の連接式ドリルビット10から遠ざけることを可能にする。
図5a、5b、5d及び5eは、金属管10aに、且つドリル装置1の連接式ドリルビット10の把持グリップ10bの下に配置されるロック装置12を示す。
ロック装置12は、連接式ドリルビット10が湾曲した通路2bの穴あけをした後で移動しないように適正に設置されたとき、直線状カニューレ6のねじ形状6dに螺合するように、金属管10aを自由に滑ることができる。
ロック装置12は、アセンブリを連接式ドリルビット10の金属管10aに堅く固定できるようにする、保持要素12aと固定ナット12bとで形成される。保持要素12aはスリーブ12dと一体で形成されている円筒状頭部12cを含み、スリーブ12dは***した円錐状外形12gによって延びるねじ部12fを備えた円筒状外形12eを有する。
保持要素12aは、その中心を通じて貫通穴12hで穴があけられており、貫通穴12hは円筒状頭部12cに雌ねじ12iを含み、雌ねじ12iは前記保持要素を前記カニューレに固定するために、直線状カニューレ6のねじ形状6dと協働する。
固定ナット12bは、その内部に第一ねじ穴12jと第二ねじ穴12kとを含み、第一ねじ穴12jは保持要素12aのスリーブ12dの円筒部12eに形成されるねじ部12fと協働し、第二ねじ穴12kは第一と同軸上にあり、前記スリーブ12dの外形12gを補完する円錐状に傾斜した形状を有する。
ロック装置12は連接式ドリルビット10の金属管10a周りにあらかじめ組付けられており、つまり固定ナット12bは、前記金属管10aの外周部と接触する内側貫通穴12hに締付圧を与えることなく、保持要素12aに螺合される。
実際に締付圧は、円錐状の穴12kがスリーブ12dの外側の円錐形状12gに載り、内側穴12hを変形して、それ故に金属管10aの外周に締付圧を形成できるように、固定ナット12bを保持要素12aに完全に螺合することによって発生される。
図6から13は、キットからもたらされるガイドピン8を位置づけできるようにし、先鋭先端8bの曲率半径R及び角度Yに関する特徴は穴あけされる椎骨3の寸法及び椎間板5の位置に応じてあらかじめ決められている、様々な段階を示す。
このために、直線状カニューレ6は椎弓根3aの上部に形成される通路2aに、脊髄分節Srの椎骨3の中心方向であらかじめ固定される。
対応するガイドピン8がピンホルダ9に挿入され、締付けねじ9e及びプラグ9hによって前記ピンホルダに対する並進及び回転が固定される(図6)。
ガイドピン8を備えたピンホルダ9は、前記ガイドピンの湾曲した端部8aが直線状の通路2aに入るまで、直線状カニューレ6に挿入される。湾曲した端部8aは、ガイドピン8の弾性特性によって直線状カニューレ6の管6a内に拘束される(図7)。
ピンホルダ9は、円錐形状9cを有する自由端が椎体3の海綿骨に進入するまで、直線状カニューレ6の管6a内を並進で動かされる(図8から11)。
ピンホルダ9が直線状カニューレ6の管6a内を動くことは、ガイドピン8の先鋭端部8bを前記管6aの外に導き、前記ガイドピンが椎骨3の海綿骨の中に進入できるようにする。
管6a内でピンホルダ9が前進する間に、ガイドピン8の湾曲した形状8aは、その弾性特性によって曲率半径Rを次第に戻す。ガイドピンの先鋭先端8bは、椎間板5のちょうど上に設置されるように椎骨3の皮質板4に次第に向かって方向づけられる(図8から10)。
ピンホルダ9は、円錐形状9cを有するその自由端が椎骨3の海綿骨に進入するように並進で動かされ、ガイドピン8、より具体的にはその湾曲形状8aが、皮質板4を通って椎間板5に向かって通過する間にその初期の曲率半径Rを取り戻すことを可能にする(図11)。
椎骨3及び前記直線状カニューレ6内にガイドピン8を残しながら、前記ピンホルダが直線状カニューレ6から抜き取られるように、ピンホルダ9の締付けねじ9eが解除される(図12)。
次に直線状カニューレ6が椎体3からわずかに緩められ、前記カニューレの管6aの延長における直線状の骨の通路2aの自由部を海綿骨に残す(図13)。
図14から20は、椎間板5の上面に到達するために椎骨3の椎体に湾曲した通路2bを形成可能にする、ドリル装置1の連接式ドリルビット10の挿入の様々な段階を示す。
センタリングシース11は連接式ドリルビット10の金属管10aに挿入され、その把持頭部11bは前記連接式ドリルビットのグリップ10bの円筒状スリーブ10jに螺合される(図14及び15)。
保持要素12a及び固定ナット12bで形成されるロック装置12は連接式ドリルビット10の金属管10aの周りで、把持グリップ10bのすぐ下に設置される(図14及び15)。
そのセンタリングシース11及びそのロック装置12を備えた連接式ドリルビット10が直線状カニューレ6の円筒管6aに挿入され、ガイドピン8は前記ドリルビットの金属管10aに配置される前記シースのプラスチック材料の管11aの中に設置される(図14及び15)。
連接式ドリルビット10の金属管10aは、歯の組10e及び10gが前記海綿骨と接触するように、椎体3の海綿骨に形成された直線状通路2aの端部まで導かれる(図15)。
次に金属管10aは、歯の組10e及び10gが椎骨3の海綿骨内を貫通するように、把持グリップ10bで直線状カニューレ6内に押す動作によって、回転及び並進運動される。湾曲した通路2bの穴あけを容易にするように、連接式ドリルビット10の移動は海綿骨内でガイドピン8によって導かれる。
連接式ドリルビット10は、形状10cを構成する金属管10aに形成される配列及び切り込みによってガイドピン8の曲率半径Rに倣ってその自由端で変形する(図16から18)。
連接式ドリルビット10は、皮質板4によって形成される下部プレートの面と、故に椎間板の上とにほぼ直角な方向で開口するように、椎骨3の海綿骨内に湾曲した通路2bを穴あけできるようにする。
皮質板4内にほぼ直角な方向で、故に椎間板5の中に現れるようにする連接式ドリルビット10の調整は、ガイドピン8の曲率半径R及び角度Yの寸法によって実現される。
このために、ガイドピン8の曲率半径Rは、前記ガイドピンを椎体3に挿入した後で、その湾曲形状8aにおいて、2つの接触点a及びbを規定できるようにし、接触点a及びbは穴あけされる椎骨3の皮質板4にほぼ直角な方向に穴あけする間に位置づけられるように、連接式ドリルビット10の自由端10cをガイドすることを確実にする(図21)。
第一接触点aは椎骨3の皮質板4に直角なガイドピン8の曲率半径Rの外形に対する接線によって規定されるが、第二接触点bは椎骨3の皮質板4の深さ内に配置されるガイドピン8の先鋭端部8bの内側形状に載る連接式ドリルビット10の自由端によって規定される(図21)。
連接式ドリルビット10は、椎骨3の皮質板4内に穴あけすると、所定位置で保持されてロック装置12によって直線状カニューレ6に固定される。このために、保持要素12aが直線状カニューレ6のねじ形状6dに螺合されるが、固定ナット12bは連接式ドリルビット10の金属管10aを挟むことによりロック装置12を固定するように、保持要素12aに螺合される(図19及び20)。
連接式ドリルビット10を直線状カニューレ6に固定することは、ガイドピン8及びセンタリングシース11を取り出す間に前記ドリルビットが移動するのを妨げる(図20)。
連接式ドリルビット10は、ガイドピン8及びセンタリングシース11から解放されるとすぐに、その内側の湾曲した通路を介して、例えば椎間板5の髄核を確保する他の装置(図示なし)にアクセスできるようにする。
上記の記載は、単に例示のみで、本発明の範囲を限定する意図はなく、上記の詳細な説明のいずれかを他の同等物と置換することによって逸脱することはないことをまた理解されたい。

Claims (25)

  1. 脊柱の脊髄分節の皮質板を有する椎体にあらかじめ固定された直線状のカニューレを介して、湾曲形状を有する骨の通路を形成するためのドリル装置であり、
    該ドリル装置はガイドピンを含み、
    該ガイドピンはガイドピンキットからもたらされ、その一端において、一方で曲率半径が20mmより小さい湾曲形状と、他方で前記ピンの長手方向軸に対して90°より小さい角度によって規定される方向に配置される先鋭先端とを含み、
    前記ガイドピンの形状は、前記椎体に挿入した後に2つの接触点を規定できるようにし、
    該2つの接触点は、連接式ドリルビットの自由端を、穴あけされる椎骨の前記皮質板にほぼ直角な方向に前記自由端を位置づけるようにガイドを確実にする
    ことを特徴とするドリル装置。
  2. 第一接触点は、前記椎骨の前記皮質板に直角な前記ガイドピンの前記曲率半径の外形に対する接線によって規定されるが、
    第二接触点は、前記椎骨の前記皮質板の深さ内に配置される前記ガイドピンの前記先鋭端部の内側形状に載る、前記連接式ドリルビットの前記自由端によって規定される
    ことを特徴とする、請求項1によるドリル装置。
  3. 前記各ガイドピンは、超弾性ニチノール合金などの耐摩耗性及び可撓性の両方を示す材料で製作されることを特徴とする、請求項1によるドリル装置。
  4. 前記各ガイドピンは3ミリより小さな外径を有することを特徴とする、請求項1によるドリル装置。
  5. 前記各ガイドピンは1.4ミリから2ミリの間の外径を有することを特徴とする、請求項4によるドリル装置。
  6. 前記湾曲形状は10ミリから20ミリの間の曲率半径を有することを特徴とする、請求項1によるドリル装置。
  7. 前記先鋭先端の前記角度は70°から85°の間であることを特徴とする、請求項1によるドリル装置。
  8. 前記各ガイドピンは、ピンホルダに形成される補完形状と協働する平面部を有する直線状長手部分を含み、
    一方で前記ガイドピンが前記ピンホルダ内で回転するのを阻止することと、
    他方で前記椎体にあらかじめ固定された前記直線状カニューレを通って前記ガイドピン及び前記ピンホルダが挿入される間に、前記ガイドピンがその前記直線状長手部分に亘って堅固にされることとを確実にできるようにする
    ことを特徴とする、請求項1によるドリル装置。
  9. 前記各ガイドピンは、前記湾曲形状と反対側の端部において、前記直線状長手部分に、且つより具体的には、前記平面部の側に形成される切欠きを含み、
    該切欠きは、前記ピンホルダ内の前記ガイドピンの並進運動を阻止するために、前記ピンホルダの把持グリップ内に導かれる締付けねじと協働する
    ことを特徴とする、請求項8によるドリル装置。
  10. 前記ピンホルダは、一端で前記把持グリップと一体で形成されている円筒状金属管で形成され、
    該把持グリップは前記締付けねじと中空円筒スリーブとを備え、
    該中空円筒スリーブはその外形にプラグに螺合することができるようにする固定ねじを有し、
    前記プラグは前記ピンホルダに対する前記ガイドピンの並進運動を阻止できるようにする
    ことを特徴とする、請求項8によるドリル装置。
  11. 前記連接式ドリルビットは円筒状金属管で形成され、
    前記円筒状金属管は、その一端に把持グリップを含むが、
    他端は、一方では前記端部が湾曲形状に変形及び接合することを確実にする形状に従って、そして他方では前記管の外周に配置される第一組の歯と、前記金属管の前記端部に配置される第二組の歯と、前記金属管の内部に配置される保護シースとを含む切断端を規定するように切り取られており、
    前記保護シースは、前記形状から生じる自由端における不整及び間隙を、内面的に滑らかにできるようにする弾性を示す材料で製作される
    ことを特徴とする、請求項1によるドリル装置。
  12. 前記把持グリップは、前記金属管の延長において中空円筒スリーブを含み、
    該中空円筒スリーブはその外形に、センタリングシースを前記金属管に挿入及び固定できるようにする固定ねじを有することを特徴とする、請求項11によるドリル装置。
  13. 前記保護シースは弾性材料で製作され、前記湾曲形状を有する前記骨の通路を穴あけする間に、前記ガイドピン及び/又は前記センタリングシースを滑らせるための大きな滑り係数を確保することを特徴とする、請求項11又は12によるドリル装置。
  14. 前記円筒状金属管の前記形状は、前記連接式ドリルビットの前記端部が湾曲形状に変形及び接合することを確実にする交互に凸凹なループの連続で形成されることを特徴とする、請求項11によるドリル装置。
  15. 前記第一組の歯の各歯の刃先は前記連接式ドリルビットの長手方向軸に対してわずかに傾いていることを特徴とする、請求項11によるドリル装置。
  16. 前記第二組の歯の各歯の刃先が前記連接式ドリルビットの前記長手方向軸と交差するように大きく傾いていることを特徴とする、請求項11によるドリル装置。
  17. 前記センタリングシースは、弾性材料で製作される円筒管で形成され、その一端において把持頭部と一体で形成され、
    該把持頭部は、一方で、前記連接式ドリルビットの前記スリーブを固定するために、前記連接式ドリルビットの前記グリップの前記スリーブと協働するための雌ねじ穴を有し、他方で、前記雌ねじ穴の反対側に、挟むことによって前記円筒管が前記センタリングシースの前記頭部内で並進運動するのを阻止できるようにする固定装置を含む
    ことを特徴とする、請求項12によるドリル装置。
  18. 前記連接式ドリルビットは前記ロック装置を含み、該ロック装置は、保持要素及び固定ナットによって、前記椎体にあらかじめ固定された前記直線状カニューレに前記ドリルを固定するように、前記金属管に、且つ前記把持グリップの下に配置されることを特徴とする、請求項12によるドリル装置。
  19. 前記ロック装置は前記保持要素で形成され、
    該保持要素は、スリーブと一体で形成される円筒状頭部を含み、
    前記スリーブは、***した円錐状外形によって延びるねじ部を備えた円筒状外形を有する
    ことを特徴とする、請求項18によるドリル装置。
  20. 前記保持要素は、その中心を通じて貫通穴で穴があけられており、
    該貫通穴は、前記円筒状頭部に雌ねじを含み、
    該雌ねじは、前記保持要素を前記カニューレに固定するために、前記直線状カニューレのねじ形状と協働する
    ことを特徴とする、請求項19によるドリル装置。
  21. 前記ロック装置は前記固定ナットで形成され、
    該固定ナットは、その内部に第一ねじ穴と第二ねじ穴とを含み、
    前記第一ねじ穴は前記保持要素の前記スリーブの円筒部に形成されるねじ部と協働し、
    前記第二ねじ穴は第一ねじ穴と同軸上にあり、前記スリーブの外形を補完する円錐状に傾斜した形状を有する
    ことを特徴とする、請求項18及び19によるドリル装置。
  22. 前記連接式ドリルビットは、もし該連接式ドリルビットが破損した場合に前記切断端の修復を確実にする安全手段を含むことを特徴とする、請求項11によるドリル装置。
  23. 前記安全手段は弾性スレッド又はワイヤで形成され、
    該弾性スレッド又はワイヤは前記金属管の内部で、且つ、前記管の内面と一体で形成されている保護シースと、センタリングシースの外面との間に設置され、
    前記弾性スレッドの各端部が前記センタリングシースの前記把持頭部と協働するようにされる、
    ことを特徴とする、請求項11、17、及び22によるドリル装置。
  24. 前記安全手段は前記弾性スレッド又はワイヤで形成され、
    該弾性スレッド又はワイヤは前記金属管の内部で、且つ、前記管の内面と前記保護シースとの間に設置され、
    前記弾性スレッドの前記各端部が前記センタリングシースの前記把持頭部と協働するようにされる
    ことを特徴とする、請求項11、17、及び22によるドリル装置。
  25. 前記弾性を示す安全スレッドの端部はそれぞれストッパを含み、
    該ストッパは、前記センタリングシースの前記把持頭部に形成される同様の形状の座面に配置される
    ことを特徴とする、請求項23によるドリル装置。
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