JP2014501382A - 液体試料を測光的又は分光的に検査する装置 - Google Patents

液体試料を測光的又は分光的に検査する装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、測光的又は分光的に液体試料(2)を検査する装置(1)であって、放射源(4)と放射検出器(5)の間のビーム径路に配置されて、検査する液体試料(2)を収容するキュベット(3,3’)と、放射源(4)によって発生し、試料体積(8)と相互作用する放射線(20)を導入する放射透過性の導入セクション(6)と、放射検出器(5)で検出しようとする放射線(20”)を導出する放射透過性の導出セクション(7)とを含み、入射する放射線(20,20’)を収斂レンズの仕方で集光するように、導入セクション(6)は凸にカーブした導入表面(11)を有する及び/又は導出セクション(7)は球面の形で凸にカーブした導出表面(12,12’)を有することを特徴とする装置(1)。

Description

本発明は、液体試料を測光的又は分光的に検査する装置に関する。この装置は、放射源と放射検出器の間のビーム径路に配置されて、検査する液体試料を入れるキュベットと、放射源から発生してある試料体積と相互作用する放射線を導入する放射透過性(radiolucent)の導入セクションと、放射検出器で検出する放射線を導出する放射透過性の導出セクションとを備える。
このような装置は、液体試料の化学パラメータを検出する分析方法を実行するために用いられる。キュベットは検査するための液体試料を入れる液体セルを構成する。試料に十分な試薬を反応させて溶液の光学的性質に測光的に測定できる変化を誘発する。このために、用途に応じて可視光、赤外光又は紫外光を発生する放射源が用意される。キュベットは、励起放射線を導入するため、用いる励起放射線に透明な導入窓を備え、励起放射線はその試料体積を通過した後、導出窓から導出される。従来、通常、導入窓と導出窓が組み込まれた面平行な壁を有するキュベットを用いてキュベット試験又はそれと同等の試験が行われてきた。さらに、多くの場合、放射源から検出器までの径路でビームを適当に屈曲又は変換するためのレンズ系が設けられる。
透過光屈折計という文脈では、発散する光束を生ずる単色光源のテレセントリック光路に中空キュベットが配置され、発散する光束が集光レンズによって平行光束に変換され、それがキュベットを通過した後、レンズによって線状のセンサに集光されるというやり方があり、例えば、特許文献1によって知られる。このような装置は、検査する放射線の精密な屈曲と結像を可能にし、それを個別の応用に適合させることができる。問題として、このような結像システムは非常にコストが集中的にかかり、さらに光学系の設置と調整が難しく、多くの場合、それは必要とされる技能を有する人にしかできない。さらに、多数の移行領域(transition area)とインターフェースが含まれており、それが結像のエラーと性能低下につながる。
別の文脈で、特許文献2は、誘導散乱プロセスを利用するレーザー増強又は位相共役で用いられる半円端面を有する液体セルを記載している。
さらに、いろいろなタイプの濁度センサが、特許文献3、特許文献4及び特許文献5によって知られる。
独国特許出願公開第4223480号明細書 独国特許出願公開第3836347号明細書 独国特許出願公開第102006052887号明細書 欧州特許出願公開第0404258号明細書 独国特許出願公開第4336520号明細書
それと対照的に、本発明の目的は、最初に述べたタイプの装置であって、構成が単純で、コスト効率が高く、液体試料の検出に用いる励起放射線の精密な結像を可能にし、設置と調整が容易である装置を提供することである。
この目的は、最初に述べた種類の装置において、入射した放射線が収斂レンズの仕方で集光されるように凸にカーブした導入表面を有する導入セクション及び/又は球面で凸にカーブした導出表面を有する導出セクションによって達成される。
したがって、放射線を導入する又は導出するためのキュベット表面の少なくともひとつが凸にカーブして入射する放射線を集光できる、又はビームの拡がりを抑えることができる。それによって、キュベットは、従来はキュベットから機能的に又は構造的に分離されていた光学系の仕事を直接引き受けることになる。ビームの形成という本質的な要素をキュベットに組み込むことによって、容易にセットアップして、放射源と放射検出器の間の光路に配置することができる、コンパクトでコスト効率が高い測光装置を提供することができる。これによって設置費用はかなり節約できる。さらに、光学系が別になっている従来の装置に比べて調整は実質的に容易になる。外部の光学系に比べて移行領域の数は実質的に少なく、結像エラーと性能の低下を抑えられる。この装置は、質の高い洗練された光学系は必要としないが、速やかにコスト効率良く作動させる必要があり、操作ができるだけシンプルであることが必要な測光又は分光検査に特に適している。好ましくは、導入表面と導出表面の両方が凸にカーブし、組み合わせて両凸収斂レンズの効果が得られるようにする。しかし、用途によっては、導入表面又は導出表面が凸にカーブすることも考えられる;この形態は、平凸収斂レンズと同等である。もちろん、本発明はただひとつの導入表面又は導出表面を有するキュベットに限定するつもりはない;特に、試料体積と相互作用する放射線についてさらに追加の情報を得るために光束を2つ以上の導出セクションで導出することがしばしば望ましい。凸にカーブした導入及び/又は導出表面はキュベットの導入又は導出セクションに沿って伸びていても良い;しかし、導入及び/又は導出セクションが一部だけ凸にカーブすることも考えられる。好ましくは、導入及び/又は導出セクションはコーティングされ、それぞれ好適にλ/4層として形成される。好適にビームを形成するために、導入表面及び/又は導出表面は、放射線を導入又は導出するためのキュベット界面エリアにおいて本質的に球面でカーブしている。カーブした球面の形で光学的に活性な表面、すなわち導入及び/又は導出表面、を構成することは製造の観点から好ましい;また、導入及び/又は導出表面をわずかに非球面のカーブで、すなわち回転対称な形で構成することも考えられる。これは、正確な球面と異なり、球面のセクションと同じではない。球面レンズに追加される自由度を利用して、正確な球面レンズでは避けられない結像エラーを減らすことができる。
第1の好ましい実施形態では、キュベットは液体セルを備え、放射線が本質的にセルの長手軸に沿って通過し、セルは特に実質的に円筒状であり、液体セルの端面は凸にカーブした導入表面又は導出表面として形成される。キュベットの端面は、特に、キュベットの長手軸に対して本質的に直角方向に配置されている。両端面が凸にカーブしている場合、放射線は好適に液体試料を通過させることができる。この実施形態は、キュベットにおける放射線が比較的長い距離を通過し、相互作用する体積が大きくなり、化学的パラメータ、例えばある溶液の濃度、をきわめて正確に検査できるという利点がある。好適には、特に実質的に円筒状の液体セルの端面は、励起放射線が集光されてキュベットの長手軸に沿って実質的に平行な光束になり、そのビームが液体セルの中に含まれる溶液をほぼ完全に通過するようにカーブしている。
別の好ましい実施形態では、キュベットが液体セルを備え、放射線がセルの長手軸に対して本質的に横方向にセルを通過し、セルは特に実質的に円筒状であり、凸にカーブした導入表面及び/又は導出表面がセルの側面に形成されることが利点である。したがって、この実施形態では、液体セルの側面から凸に、すなわち外向きにカーブした導入及び導出表面が設けられる。
キュベットが、検査する液体試料の供給ラインと放出ラインを有するフロースルー・キュベットとして設計された場合、化学的又は物理的なプロセスが連続的に検査できる。特に、これは濃度などの化学パラメータの変化を連続的に検出することができる。
液体試料への空気の混入を防ぐために、キュベットの動作位置で、供給ラインが放出ラインの垂直下方でキュベットに結合されて、好ましくは放出ラインがキュベットの上側セクションに結合されていると有利である。こうすると、液体試料は下から供給され、さらに上方で放出され、検査に干渉する気泡の形成が確実に防止される、又は少なくとも相当に減少する。このために、液体試料が最も上方の点から上向きに放出されるように、放出ラインをキュベットの上側に結合することが特に有利である。
液体試料の混合を改善し好ましい流れ状態を作り出すという点で、供給ラインの長手軸及び/又は放出ラインの長手軸を、キュベットを通る流れの長手軸及び/又は横方向軸に対して傾斜させることが有利になる。
キュベットを通る流れの別の実施形態では、断面積が異なる断面を有する供給ライン及び/又は放出ラインを用いて改善された流れ状態が達成される。
多くの用途で、特にフロースルー・サイトメトリー(流動細胞計測)や関連した測定手順において、キュベットが前方散乱光束のための少なくともひとつの凸にカーブした導出表面と横方向散乱光束のための別の凸にカーブした導出表面を有することが有利になる。フロースルー・サイトメトリーは、例えばレーザー光源によって発生される高強度の放射線にさらされた細胞の光放射線の発生に依拠する。散乱された光は細胞のサイズと形を示す。前方散乱光(FSC),すなわち小さな角度で回折した光、は特に細胞体積によって決まる。横方向に散乱された光束は、通常側方散乱光(SSC)と呼ばれ、主に細胞又は細胞成分の粒度、サイズ、及び構造に関する情報を提供する。前方散乱光と側方散乱光を互いに比較すると、例えば、いろいろな血球細胞を区別することができる。フロースルー・サイトメトリーを実行するためには、キュベットが狭いチャンネルを有し、細胞懸濁液がそれを非常に細い噴出として通過することが有利である。
本発明はさらに、放射源、特に発散する光束を生成するように構成された放射源、特に発光ダイオード(LED)、と、放射検出器、好ましくはCCD(荷電結合素子)センサ、とを備える装置に関する。もちろん、用途に応じて、他のタイプの放射源、特に連続放射源を備えてもよい;高強度が必要な場合、特にレーザー光源を用いることもできる。しかし、発光ダイオードはたいていの波長範囲で一般に利用できる非常にコスト効率が高い光源であり、多くの場合はそれを用いることが好ましい。CCDカメラを装備して、キュベットのほぼ全長に沿っての液体試料についての情報を含む透過放射線を検出することが好ましい。
好適には、放射検出器を校正するために基準センサが設けられる。
ある好ましい実施形態では、液体試料を攪拌するための攪拌装置が設けられ、測定の間それによって液体試料を攪拌することができる。好ましくは、攪拌装置は磁気攪拌機によって構成される。
高い測定分解能で測定するために、凸にカーブした導入表面によって光束を、特に発散光束を実質的に平行な光束に集光し、それが試料体積を通過した後、凸にカーブした導出表面によって収斂光束に集光され、この収斂光束を放射検出器で検出することが有利である。このようにして放射線は比較的大きな試料を通過し、それによって試料体積に依存する測定分解能が高められる。キュベットに組み込まれたレンズ系は、放射線が通過する試料体積を分析法に課された要求、特に達成できる分解能に関する要求に具体的に適合させることができる。さらに、放射線によって試料に加えられる負荷は、放射線が比較的大きな体積を通過することで減少する。これは、例えば、紫外光(UV)による有機試料の検査などではきわめて重要である。
本発明の別の好ましい実施形態では、キュベットの導入表面は、導入表面に入射する放射線が液体試料の比較的小さな焦点領域に集光されるようにカーブしている;これは導入表面の曲率半径を比較的小さくすることによって達成される。シンプルな構成によって。このデザインは検査している液体試料の比較的小さな焦点領域に高いエネルギー密度を発生できる。多くの用途で、例えばフロースルー・サイトメトリーで、高いエネルギー密度を実現することは必要不可欠である。したがって、ある試料体積を活性化させるために、比較的低強度の放射線を用い、それを収斂レンズの形にカーブした導入表面によって集光して、試料体積で必要なエネルギー密度を実現することができる。これによって発光ダイオードを放射源として用いることが可能になり、それは低コストと広い波長範囲で利用できるという利点がある。導入表面の曲率半径は、入射光が発散する光束であることも平行光束であることもあるので、その形と拡がりに合わせて選ぶことが有利である。
以下、本発明について図面に示された好ましい実施例を参照して詳しく説明する。もちろん、本発明はこれらの実施形態に限定されない。
キュベットによって液体試料を測光的又は分光的に検査する装置を示す図であり、励起放射線の導入セクション及び/又は導出セクションは現行技術にしたがってキュベットの面平行な側壁に形成されている。 本発明の第1の実施形態によってフロースルー・キュベットとして構成された測光的又は分光的な検査のための装置を示す図であり、放射線はキュベットの長手方向に通過し、キュベットは凸にカーブした端面を有する。 本発明の別の実施形態によるキュベットを備えた測光的又は分光的な検査のための装置を示す図であり、放射線はキュベットを横方向に通過し、凸にカーブした導入及び/又は導出窓はキュベットの側面に形成されている。 本発明のさらに別の実施形態によるキュベットを備えた測光的又は分光的な検査のための装置を示す図であり、凸にカーブした導入窓によって励起放射線は小さな焦点領域に集光される。 フロースルー・サイトメトリー(流動細胞計測)で用いる種類の測光的又は分光的な検査のための装置を示す図であり、本発明の別の実施形態によって設計されたキュベットは前方散乱光と側方散乱光を導出するために2つの凸にカーブした導出窓を備えている。 本発明のさらに別の実施形態によるフロースルー・キュベットを示す図であり、流れ状態が改善された供給ラインと放出ラインを備えている。 本発明のさらに別の実施形態によるフロースルー・キュベットを示す図であり、流れ状態が改善された供給ラインと放出ラインを備えている。 別の供給ライン及び放出ライン・システムを備えるフロースルー・キュベットを示す図である。 ダイクロイック・ミロー(dichroic mirrow)と基準センサを備えた測光的又は分光的な検査のための構成を示す図である。 半透明ミラーを備えた測光的又は分光的な検査のための別の構成を示す図である。
図1は、液体試料の化学的パラメータを測光的又は分光的に決定するための現行技術で知られている装置1を示し、装置は検査しようとする溶液を入れており、それを適当な試薬と反応させて溶液の光学的性質の変化を誘発し、それを測光的に測定する。化学的パラメータは、例えば、濃度である。測光は、液体試料2を通過する放射線の光学的性質の測定に依拠する。簡単な場合には、ある溶液成分について求める濃度の尺度として放射線の吸収が用いられる。別の場合には、散乱又は回折比が検出される。液体試料を測光的に検査する代わりに、又はそれに加えて、分光測定が行われることもある。装置1はキュベット3を備え、それは測光検査に適した放射線を発生する放射源4と透過した放射線を検出する放射検出器5の間に配置される。キュベット3は放射源4によって発生される励起放射線を導入するために放射源に向いた壁に導入セクション6が設けられている。さらに、キュベット3の反対側の壁に導出セクション7が設けられ、液体試料2の試料体積8と相互作用する放射線がそれを通って導出される。透過した放射線は放射検出器5にぶつかって、検出器5は測定された物理量から、特に透過した放射線の放射強度から、液体試料の求める化学的パラメータを決定する。図1に示されたキュベット3は、現行技術の面平行な壁によって構成されている。図1から明らかなように、このキュベット3では非常に小さな試料体積しか測定できない。励起放射線の主な部分は放射検出器5に到達しない。図1は、照射される区域9を概略で示しているが、それは放射源4と放射検出器5の間で連続的に拡がる励起放射線の励起断面10より何倍も大きい。このように、励起エネルギーのほんの小さな割合だけしか液体試料2を検査するために用いられていない。放射検出器5における信号強度は、本質的に励起放射線の強度と照射される面積9のセンサ表面に対する比によって決まる。すなわち、図示の構成は比較的低い信号強度と低い分解能しか生じないので、場合によっては低い濃度を決定するのには不十分である。
このため、現行技術ではしばしば複雑なレンズ系(図1に示されていない)が、検査する実効試料体積8又は放射検出器5に入射する信号を増大させるために、励起放射線の適当な結像を得るために用いられる。しかし、例えば、集光レンズや対物レンズなどの光学コンポーネントの追加は費用がかさむ。さらに、放射線を望むように曲げる又は集光するために、レンズをキュベット3と精密に整列するように配置しなければならず、それらのレンズの調整が難しい。
それと対照的に、図2に示される本発明の第1の実施形態のキュベット3は凸にカーブした導入表面11を含む導入セクション6を有し、それが収斂レンズのように凸の導入表面11入射する放射線を集光する。同様に、キュベット3の導出セクション7は透過した放射線がキュベット3から導出されるときにそれを集光するための凸にカーブした導出表面12を有する。導入表面11及び/又は導出表面12の曲率は、キュベット3の内部空洞に関して凸であり、内部空洞に対して導入表面11及び/又は導出表面12は外向きにカーブしている。凸にカーブした導入表面11及び/又は導出表面12は、したがってそれぞれの表面にぶつかる放射線を集光し、光束が拡がるのを抑える。このようにキュベット3は、従来の装置1では別の光学コンポーネントで構成されている光学系の仕事を直接に引き受ける。ビーム形成はこうしてキュベット3に組み込まれた凸にカーブした導入表面11及び/又は導出表面12によって遂行され、その結果コンパクトな測光装置が提供され、洗練された設置と調整の必要がなくなり、コストがかかる光学コンポーネントを追加する必要もなくなる。洗練された生産費用がかさむ特殊ガラスが必要とされる紫外(UV)又は赤外(IR)領域の励起放射線が用いられる用途では、これは特に有利になる。
図2に示されているキュベット3は、細長い、実質的に円筒状の液体セル13として形成され、その長手軸14に沿って放射線が通過する。このキュベット3は長手軸14に対して直角方向に配置された2つの端面15を備える。これらは凸にカーブした導入表面11と凸にカーブした導出表面12である。キュベット3は、液体試料2を液体セル13に導入する供給ライン16を備えたフロースルー・キュベット3’として構成される。キュベット3は、また、検査した液体試料2を液体セル13から排出する放出ライン17を備えている。フロースルー・キュベット3’は液体試料2の化学パラメータを連続的に検査することができる。さらに図2に見られるように、液体試料2はキュベット3の使用位置で下から矢印の向きに液体セル13に導入され、液体セル13を通過した後に、放出ライン17を通って上向きに放出される。この形態は液体試料2の検査に妨げとなる空気の混入をかなり減らす。このために、この実施形態では、特に放出ライン17をキュベットの使用位置で最も上の位置でフロースルー・キュベット3’に結合するようにしている。
全波長範囲でコスト効率の高い発光ダイオード(LED)19として好適に構成される放射源4は発散する光束20を発生し、それが凸にカーブした導入表面11によって実質的に平行な光束20’に集光される。このようにして、励起放射線は従来の形態に比べて実質的に大きな試料体積8を通過する。試料体積8を通過した後、実質的に平行な光束20’は凸にカーブした導出表面12によって収斂する光束20”に集光され、それが放射検出器5のセンサ表面に焦点を結ぶ。こうして励起放射線は非常に効率的に用いられ、液体セル13のほぼ全体の中身が試料体積8として測定される。
図3は装置1の別の実施形態を示しており、キュベット3は液体セル13’を備え、放射線はセルの長手軸21に対してほぼ直角方向にセルを通過する。液体セル13’は円筒形又は略矩形の形であってよい。用途によって、キュベット3はフロースルー・キュベット3’として又は検査前に試薬が導入されるキュベットとして構成される。凸にカーブした表面、すなわち導入表面11と導出表面12、の各々はキュベット3の側面22に形成される。この実施形態でも、凸にカーブした導入表面11と導出表面12は収斂レンズ、特に両凸収斂レンズの効果を発揮し、キュベット3によって励起放射線の有効な結像が可能になる。
図4には、本発明による装置1の別の実施形態が示されており、キュベット3は前述の実施例に比べてもっと強く凸の曲率を有する。ここでは、発散する励起放射線がキュベット3に導入されると直ちに集光されて収斂する光束になる。この光束は試料体積8で比較的小さな焦点領域23を占める。これは、普通に用いられるレーザーの代わりに、比較的コスト効率が良い発光ダイオード19を放射源4として用いることを可能にするという利点がある。
最後に、図5には図4の実施形態に対応する装置1の実施形態が示されており、ここでは第2の凸にカーブした導出窓12’が導入表面11及び/又は導出表面12に対して実質的に横方向に設けられている。キュベット3のこの実施形態は、分析手順をフロースルー・サイトメトリーの仕方で遂行することを可能にする。前方散乱された光束、すなわち前方散乱光24は導出表面12によって導出され前方散乱光検出器26によって検出される。それに加えて、側方に散乱された光束、すなわち側方散乱光25は導出表面12’によって導出され側方散乱光検出器27によって検出される。フロースルー・サイトメトリーは、例えば、キュベット3のチャンネル28を通る細い噴出で導かれる細胞懸濁液を検査するのに用いられる(図4参照)。別の実施形態(図示せず)では、キュベット3は実質的に円形断面を有する。さらにキュベット3は少なくともひとつの第3の導出窓(図示せず)を備え、それは好ましくは導出窓12’に対向して配置される。第3の導出窓と共に別の側方散乱光検出器が構成され、それが側方散乱光検出器27と同じように、横方向に散乱される側方散乱光を検出する。
凸にカーブした導入表面11及び/又は導出表面12の曲率半径は励起放射線又は透過放射線の用途に応じて望ましい集光が得られるように適合させなければならない。コスト効率の高い生産という点で、球面にカーブした導入表面11及び/又は導出表面12、12’が適当である。結像の精度に対する要求が厳しい応用では、レンズ・エラーを回避するために導入表面11及び/又は導出表面12、12’を球面の形に形成することが有利である。
図6と7は、液体セル13内の流れ状態から見て好ましい供給ライン16と放出ライン17を備えたフロースルー・キュベット3’の、それぞれ、長手方向及び横方向断面図である。図6から明らかなように、供給ライン16の長手軸16’と放出ライン17の長手軸17’はどちらも液体セル13の長手軸14に対して傾いている。図7から明らかなように、供給ライン16の長手軸16’と放出ライン17の長手軸17’はさらに液体セル13の横方向軸29に関してある傾斜角で配置されている。この実施形態では、液体試料2は本質的に接線方向で液体セル13に供給され、かつ、それから放出され、それによって液体試料の良好な混合が達成され、液体の流れにおける乱流が減少する。
図8にはフロースルー・キュベット3’の別の実施形態が示されており、供給ライン16と放出ライン17がそれぞれ、断面積が異なる2つの部分16a、16bと17a、17bを含んでいる。すなわち、供給ライン16は液体セル13の長手軸14の方向に延びる部分16aを有し、それに対して直角に並ぶ部分16bで終わっている。後者の部分を通って液体試料2が液体セル13に供給され、それは部分16aよりも大きな断面積を有する。放出ライン17の液体セル13につながる部分17bは放出ライン17の下流部分17aよりも断面が大きく、放出ライン17の部分17bが長手方向でそれにつながっている。
図9には、測光又は分光検査を行うための構成が概略図で示されており、液体試料を含むキュベット3と、放射源4と、2つの別々の放射検出器5が含まれ、2つの放射検出器5は液体試料2と放射線の異なる又は相補的な相互作用を検出する。さらに、測定信号を校正するために基準センサ30が設けられている。図9に示された構成では、放射源4から出る放射線を分けるためのダイクロイック・ミラー31が設けられ、このミラーは光スペクトルの一部を導入セクション6の方へ反射し、他の波長範囲の光を透過する。
図10には、測光又は分光検査を行うための別の構成が示されており、図9に示されたダイクロイック・ミラー31の代わりに半透明ミラー32が設けられ、放射源4から出る放射線の一部が基準センサ30へ導かれ、放射線の透過した部分は導入セクション6の凸にカーブした端面15に入射する。液体試料と相互作用する放射線を検出するために放射検出器5が導入セクション6と導出セクション7のエリアに配置されている。

Claims (13)

  1. 測光的又は分光的に液体試料(2)を検査する装置であって、
    放射源(4)と放射検出器(5)の間のビーム径路に配置されて、検査する液体試料(2)を収容するキュベット(3,3’)と、
    放射源(4)によって発生し、試料体積(8)と相互作用する放射線(20)を導入する放射線透過性の導入セクション(6)と、
    放射検出器(5)で検出しようとする放射線(20”)を導出する放射線透過性の導出セクション(7)と、を含む装置において、
    入射する放射線(20,20’)を収斂レンズの仕方で集光するように、導入セクション(6)は凸にカーブした導入表面(11)を有する及び/又は導出セクション(7)は本質的に球面の形で凸にカーブした導出表面(12,12’)を有することを特徴とする装置(1)。
  2. キュベット(3,3’)は液体セル(13)を含み、放射線が本質的にセルの長手軸(14)に沿ってそれを通過し、セルは特に実質的に円筒形であり、液体セル(13)の端面(15)は凸にカーブした導入表面(11)及び/又は導出表面(12)として形成されていることを特徴とする請求項1に記載の装置(1)。
  3. キュベット(3,3’)は液体セル(13’)を含み、放射線が本質的にセルの長手軸(21)に対して横方向に通過し、セルは特に実質的に円筒形であり、凸にカーブした導入表面及び/又は導出表面はキュベットの側面(22)に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の装置(1)。
  4. キュベット(3,3’)は、フロースルー・キュベット(3’)として構成され、検査する液体試料(2)の供給ライン及び/又は放出ラインを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置(1)。
  5. キュベット(3’)の使用位置に関して、供給ライン(16)は放出ライン(17)の垂直下方でキュベット(3’)に結合され、好ましくは放出ライン(17)がキュベット(3’)の上側部分に結合されていることを特徴とする請求項4に記載の装置(1)。
  6. 供給ライン(16)の長手軸(16’)及び/又は放出ライン(17)の長手軸(17’)がフロースルー・キュベット(3’)の長手軸(14)及び/又は横方向軸(29)に対して傾いていることを特徴とする請求項4又は5に記載の装置(1)。
  7. 供給ライン(16)及び/又は放出ライン(17)は断面積が異なる部分(16a,16b)及び/又は(17a,17b)を含むことを特徴とする請求項4又は5に記載の装置(1)。
  8. キュベット(3,3’)は前方に集光される光束(24)のための少なくともひとつの凸にカーブした導出表面(12)と横方向に集光される光束(25)のための別の凸にカーブした導出表面(12’)を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の装置(1)。
  9. 特に、発散する光束を生ずるように構成された、好ましくは発光ダイオード(19)である放射源(4)と、好ましくはCCDセンサである放射検出器(5)が設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の装置(1)。
  10. 放射検出器(5)を校正するために基準センサ(30)が設けられていることを特徴とする請求項9に記載の装置(1)。
  11. 液体試料(2)を攪拌するために攪拌装置が設けられていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の装置(1)。
  12. 凸にカーブした導入表面(11)は、光束、特に発散する光束(20)を実質的に平行な光束(20’)に集光し、それが試料体積(8)を通過した後、凸にカーブした導出表面(12、12’)によって収斂する光束(20”)に集光され、収斂する光束(20”)を放射検出器(5)によって検出できることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の装置(1)。
  13. キュベット(3,3’)の導入表面(11)は、導入表面(11)に入射する放射(20)が液体試料の比較的狭い焦点領域(23)に集光されるようにカーブしていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の装置(1)。
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