JP2014233011A - 撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】重要度判定が可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】本発明の撮影装置1は、被写体像を撮像する撮像部102と、前記撮像部102により撮像された前記被写体像を記録する記録部113と、撮影準備を行う第1状態と、被写体像の撮像を行わせる第2状態との2段階の操作が可能なシャッタ操作部材104と、前記シャッタ操作部材104が前記第1状態にある第1状態時間を計時する計時部109と、前記撮像部102に撮像された撮影画像における被写体情報を取得する被写体情報取得部111と、前記第1状態時間と前記被写体情報とから、前記撮影画像の重要度を判別する重要度判別部107とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の撮影装置1は、被写体像を撮像する撮像部102と、前記撮像部102により撮像された前記被写体像を記録する記録部113と、撮影準備を行う第1状態と、被写体像の撮像を行わせる第2状態との2段階の操作が可能なシャッタ操作部材104と、前記シャッタ操作部材104が前記第1状態にある第1状態時間を計時する計時部109と、前記撮像部102に撮像された撮影画像における被写体情報を取得する被写体情報取得部111と、前記第1状態時間と前記被写体情報とから、前記撮影画像の重要度を判別する重要度判別部107とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、撮影装置に関するものである。
従来、撮影前後の拡大操作や、電源ONからレリーズまでの時間などに応じて、ユーザ嗜好を反映して取得画像の重要度を決める撮像装置がある(特許文献1参照)。
しかし、上記従来技術では、例えば取得画像のピント確認を行うために全取得画像に対して拡大操作を行う場合があり、その場合、拡大操作が重要度を決める主たる要因ではなくなる。また、電源ONからレリーズまでの時間で重要度を決める場合、電源ONから2枚目以降の画像は重要度判定ができない。
本発明の課題は、重要度判定が可能な撮像装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。
請求項1に記載の発明は、被写体像を撮像する撮像部と、前記撮像部により撮像された前記被写体像を記録する記録部と、撮影準備を行う第1状態と、被写体像の撮像を行わせ、前記記録部に記録をさせる第2状態との2段階の操作が可能なシャッタ操作部材と、前記シャッタ操作部材が継続して前記第1状態にある第1状態時間を計時する計時部と、前記撮像部に撮像された撮影画像における被写体情報を取得する被写体情報取得部と、前記第1状態時間と前記被写体情報とから、前記撮影画像の重要度を判別する重要度判別部と、を備える撮影装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮影装置であって、前記被写体情報は、前記撮影画像における顔の占める割合または顔の数であること、を特徴とする撮影装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の撮影装置であって、前記顔が占める面積が大きいほど、または前記顔の数が多いほど、重要度を高くすること、を特徴とする撮影装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の撮影装置であって、前記第1状態時間を閾値と比較し、前記閾値より前記第1状態時間が長い場合に、前記閾値より第1状態時間が短い場合よりも重要度を高くすること、を特徴とする撮影装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の撮影装置であって、前記撮影画像における顔の個数または前記顔の種類によって、前記閾値を変更すること、を特徴とする撮影装置である。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の撮影装置であって、さらに前記重要度に応じて、前記撮影画像を前記記録部に記録する際の品質またはサイズを変更する制御部を備えること、を特徴とする撮影装置である。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の撮影装置であって、前記記録部に記録された前記撮影画像を順次表示するスライド表示が可能な表示部を備え、前記制御部は、前記重要度に応じて、前記表示部における前記スライド表示の再生速度を調整すること、を特徴とする撮影装置である。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の撮影装置であって、前記記録部に記録された前記撮影画像を順次表示するスライド表示が可能な表示部を備え、前記制御部は、前記重要度に応じて、前記表示部において前記スライド表示する撮影画像の構成を変更すること、を特徴とする撮影装置である。
請求項9に記載の発明は、請求項6から8のいずれか1項に記載の撮影装置であって、動画撮影が可能であり、前記シャッタ操作部材が前記第2状態に操作されて静止画が撮影された場合に、静止画撮影時の前後の少なくとも一方の動画が、前記静止画とともに前記記録部に記録される撮影モードを有し、前記制御部は、前記重要度が高いほど、前記記録部に記録させる前記動画の記録時間を長くすること、を特徴とする撮影装置である。
請求項1に記載の発明は、被写体像を撮像する撮像部と、前記撮像部により撮像された前記被写体像を記録する記録部と、撮影準備を行う第1状態と、被写体像の撮像を行わせ、前記記録部に記録をさせる第2状態との2段階の操作が可能なシャッタ操作部材と、前記シャッタ操作部材が継続して前記第1状態にある第1状態時間を計時する計時部と、前記撮像部に撮像された撮影画像における被写体情報を取得する被写体情報取得部と、前記第1状態時間と前記被写体情報とから、前記撮影画像の重要度を判別する重要度判別部と、を備える撮影装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮影装置であって、前記被写体情報は、前記撮影画像における顔の占める割合または顔の数であること、を特徴とする撮影装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の撮影装置であって、前記顔が占める面積が大きいほど、または前記顔の数が多いほど、重要度を高くすること、を特徴とする撮影装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の撮影装置であって、前記第1状態時間を閾値と比較し、前記閾値より前記第1状態時間が長い場合に、前記閾値より第1状態時間が短い場合よりも重要度を高くすること、を特徴とする撮影装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の撮影装置であって、前記撮影画像における顔の個数または前記顔の種類によって、前記閾値を変更すること、を特徴とする撮影装置である。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の撮影装置であって、さらに前記重要度に応じて、前記撮影画像を前記記録部に記録する際の品質またはサイズを変更する制御部を備えること、を特徴とする撮影装置である。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の撮影装置であって、前記記録部に記録された前記撮影画像を順次表示するスライド表示が可能な表示部を備え、前記制御部は、前記重要度に応じて、前記表示部における前記スライド表示の再生速度を調整すること、を特徴とする撮影装置である。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の撮影装置であって、前記記録部に記録された前記撮影画像を順次表示するスライド表示が可能な表示部を備え、前記制御部は、前記重要度に応じて、前記表示部において前記スライド表示する撮影画像の構成を変更すること、を特徴とする撮影装置である。
請求項9に記載の発明は、請求項6から8のいずれか1項に記載の撮影装置であって、動画撮影が可能であり、前記シャッタ操作部材が前記第2状態に操作されて静止画が撮影された場合に、静止画撮影時の前後の少なくとも一方の動画が、前記静止画とともに前記記録部に記録される撮影モードを有し、前記制御部は、前記重要度が高いほど、前記記録部に記録させる前記動画の記録時間を長くすること、を特徴とする撮影装置である。
なお、上記構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、重要度判定が可能な撮像装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態のカメラ1を示すブロック図であり、カメラ1は、カメラ本体100とレンズユニット200とを備える。
図1は本発明の一実施形態のカメラ1を示すブロック図であり、カメラ1は、カメラ本体100とレンズユニット200とを備える。
レンズユニット200は、カメラ本体100に対して着脱可能であって、装着状態でカメラ本体100に対して電気的に接続される。
なお、本実施形態においてレンズユニット200は、このようにカメラ本体100に対して着脱可能であるが、これに限定されず、カメラ本体100に対して一体となったものであってもよい。また、本実施形態では、デジタルスチルカメラについて説明するが、これに限定されず、デジタルムービーカメラでも良い。
なお、本実施形態においてレンズユニット200は、このようにカメラ本体100に対して着脱可能であるが、これに限定されず、カメラ本体100に対して一体となったものであってもよい。また、本実施形態では、デジタルスチルカメラについて説明するが、これに限定されず、デジタルムービーカメラでも良い。
レンズユニット200は、AF(オートフォーカス)レンズを含むレンズ201と、AFレンズを駆動するAFモータ202とを備え、AF及びズーム可能なレンズ鏡筒である。
カメラ本体100は、絞り兼用シャッタ101と、受光素子であるCCD102、画像処理回路103、シャッタスイッチ(シャッタ操作部材)104、評価値認識回路105、記録制御回路106、重要度判別回路(重要度判別部)107、スライドショー生成回路108、S1時間計測回路(計時部)109、画像再生回路110、シーン認識回路(被写体情報取得部)111、LCD112、RAM(記録部)113、DRAM114、記録メディアI/F115、及びそれらを制御するCPU120を備える。
記録メディアI/F115には、不揮発性メモリなどの記録メディア116が着脱可能である。
記録メディアI/F115には、不揮発性メモリなどの記録メディア116が着脱可能である。
絞り兼用シャッタ101は、露光を調節する絞りとシャッタ幕を兼用にしてある露出制御部である。
CCD102は、光学像を電気信号に変換する撮影素子である。
画像処理回路103は、A/D変換器からのデータ画像データメモリからのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
CCD102は、光学像を電気信号に変換する撮影素子である。
画像処理回路103は、A/D変換器からのデータ画像データメモリからのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
シャッタスイッチ104は、AFモータ202によりレンズ201を駆動してAF動作を行う撮影準備動作を指示する半押しS1と、CCD102による画像取得を行ってRAM113に記録する撮影動作を指示する全押しS2との2つの状態を取ることが可能である。
評価値認識回路105は、後述するS1時間計測回路109で計測された半押しS1時間を評価値とし認識し記録する。
記録制御回路106は、動画などの記録可能時間の調整、撮影画像の圧縮率や画像サイズ変更などを実行する。
重要度判別回路107は、得られた評価値等に応じて撮影画像のランク付けを行い,撮影画像に重要度を付記する。
スライドショー生成回路108は、撮影画像よりスライドショーを生成するものであり、重要度に応じて1ファイルの再生時間やエフェクトなどを調整する。
S1時間計測回路109は、シャッタスイッチ104により半押しS1が継続して行われている時間を計測し、RAM113などに記録する回路である。
記録制御回路106は、動画などの記録可能時間の調整、撮影画像の圧縮率や画像サイズ変更などを実行する。
重要度判別回路107は、得られた評価値等に応じて撮影画像のランク付けを行い,撮影画像に重要度を付記する。
スライドショー生成回路108は、撮影画像よりスライドショーを生成するものであり、重要度に応じて1ファイルの再生時間やエフェクトなどを調整する。
S1時間計測回路109は、シャッタスイッチ104により半押しS1が継続して行われている時間を計測し、RAM113などに記録する回路である。
画像再生回路110は、撮影画像の再生を制御する回路であり、重要度に応じてファイル(画像)ごとに再生速度を調整する。
シーン認識回路111は、撮影シーンの認識及び顔検を行い、さらに撮影画像中における顔が占める割合(面積)と顔個数を判断する回路である。顔検出の際は枠を表示させる。
シーン認識回路111は、撮影シーンの認識及び顔検を行い、さらに撮影画像中における顔が占める割合(面積)と顔個数を判断する回路である。顔検出の際は枠を表示させる。
LCD112は、カメラ本体の背面に設けられた液晶表示装置であり、撮影画像の表示を行う。
RAM113は、撮影した画像データを格納するメモリであり、所定枚数の画像データを格納するのに十分な記憶量を備えている。
RAM113は、撮影した画像データを格納するメモリであり、所定枚数の画像データを格納するのに十分な記憶量を備えている。
DRAM114は、表示データ等の各種データを一時保存する。CPU120のワーキングメモリとしても使用する。
記録メディアI/F115は、メモリーカードやハードディスクなどの記録媒体とのインタフェースである。
記録メディア116は、着脱可能な不揮発性メモリである。
CPU120は、撮影全般から画像処理、画像取得まで制御する回路である。時計機能(RTC)、カレンダーも備えている。
記録メディアI/F115は、メモリーカードやハードディスクなどの記録媒体とのインタフェースである。
記録メディア116は、着脱可能な不揮発性メモリである。
CPU120は、撮影全般から画像処理、画像取得まで制御する回路である。時計機能(RTC)、カレンダーも備えている。
(重要度の判定の原理)
一般的にユーザは、半押しS1を保持したままシャッターチャンスまで待機することが多い。特に人物撮影などでは半押しS1時間に比例にして、取得画像に対するユーザ期待度も高くなる傾向にある。例えば、赤ちゃんなどなかなか笑ってくれない状況で、ユーザは半押しS1を保持しながらシャッターチャンスを狙う。したがって、本実施形態では、半押しS1時間を評価値Tとして、この評価値Tが大きいほど、撮影画像の重要度が高いと判定する。また、重要なシーンほどある程度アップにして撮影する傾向にある。
一般的にユーザは、半押しS1を保持したままシャッターチャンスまで待機することが多い。特に人物撮影などでは半押しS1時間に比例にして、取得画像に対するユーザ期待度も高くなる傾向にある。例えば、赤ちゃんなどなかなか笑ってくれない状況で、ユーザは半押しS1を保持しながらシャッターチャンスを狙う。したがって、本実施形態では、半押しS1時間を評価値Tとして、この評価値Tが大きいほど、撮影画像の重要度が高いと判定する。また、重要なシーンほどある程度アップにして撮影する傾向にある。
このように、長い半押しS1の末撮影された画像、及び画像中における顔の占める割合が大きい画像は、大変重要なシーンの画像として扱われる。したがって、本実施形態では、画像中における顔の占める割合が大きいほど、撮影画像の重要度が高いと判定する。
複数の人物が存在しているシーンは、集合写真など重要な写真である可能性が高い。したがって、本実施形態では、画像中における顔の数が多いほど、撮影画像の重要度が高いと判定する。
そして、複数の人物が存在しているシーンは、良い瞬間(被写体全員の表情、環境の変化)を撮影するために撮影者は相応の時間を費やすと考えられる。このため、複数人物シーンにおいても半押しS1の時間が長くなるにつれ重要度が増す傾向にある。したがって、本実施形態では、複数の人物が存在しているシーンにおいても、半押しS1時間である評価値Tが大きいほど、撮影画像の重要度が高いと判定する。
そして、複数の人物が存在しているシーンは、良い瞬間(被写体全員の表情、環境の変化)を撮影するために撮影者は相応の時間を費やすと考えられる。このため、複数人物シーンにおいても半押しS1の時間が長くなるにつれ重要度が増す傾向にある。したがって、本実施形態では、複数の人物が存在しているシーンにおいても、半押しS1時間である評価値Tが大きいほど、撮影画像の重要度が高いと判定する。
(フローチャート)
図2は上記構成のカメラ1のCPU120における、撮影から画像再生までの手順の流れを説明するフローチャートである。図3は、図2における分類フローを説明する図である。図4は本実施形態の流れを模式的に表した図である。
図2は上記構成のカメラ1のCPU120における、撮影から画像再生までの手順の流れを説明するフローチャートである。図3は、図2における分類フローを説明する図である。図4は本実施形態の流れを模式的に表した図である。
図2に示すように、まず、CPU120は、シャッタスイッチ104において半押しS1が行われたかを判断する(ステップS101)。「yes」ならばS1時間計測回路109によりカウント開始をする(ステップS102)。
次いで、シャッタスイッチ104において全押しS2が行われたかを判断(ステップS103)。「yes」ならばカウントを終了し(ステップS104)、CCD102における画像取得を行う(ステップS105)。「No」ならばS103を繰り返す。
次いで、シャッタスイッチ104において全押しS2が行われたかを判断(ステップS103)。「yes」ならばカウントを終了し(ステップS104)、CCD102における画像取得を行う(ステップS105)。「No」ならばS103を繰り返す。
S105における画像取得の後、図3に示す後述の分類フローを呼び出し、撮影画像の分類を行う(ステップS106)。
そして、分類された画像を記録し(ステップS107)、終了する。
そして、分類された画像を記録し(ステップS107)、終了する。
次に、図2のS106の分類フローを図3及び図4により説明する。
まず、シーン認識回路111により撮影画像中における顔が占める割合と顔個数を判断する(ステップS201)。たとえば、顔の占める割合が所定の割合以上である場合、または、顔の数が所定の数以上の場合、S202へ進む。
まず、シーン認識回路111により撮影画像中における顔が占める割合と顔個数を判断する(ステップS201)。たとえば、顔の占める割合が所定の割合以上である場合、または、顔の数が所定の数以上の場合、S202へ進む。
そして、S1時間計測回路109により計測した半押しS1時間である評価値Tを取得する(ステップS202)。
評価値Tが第1閾値T1(本実施形態において1秒)以下(T≦T1=1(sec))かどうかを判断する(ステップS203)。
半押しS1時間Tが第1閾値T1(=1秒)以下ならば、撮影画像は重要ではないと判断し、重要度1とし、重要度を示すマーク(たとえば星1つ)を画像のexif情報などに付加する(ステップS204)。
評価値Tが第1閾値T1(本実施形態において1秒)以下(T≦T1=1(sec))かどうかを判断する(ステップS203)。
半押しS1時間Tが第1閾値T1(=1秒)以下ならば、撮影画像は重要ではないと判断し、重要度1とし、重要度を示すマーク(たとえば星1つ)を画像のexif情報などに付加する(ステップS204)。
ステップS203で、評価値Tが、第1閾値T1(=1秒)より大きい場合、評価値Tが第2閾値T2(=3秒)以下(T≦T2=3(sec))かどうかを判断する(ステップS205)。
評価値Tが第1閾値T1(=1秒)より大きく第2閾値T2(=3秒)以下(1<T≦3)ならば、やや重要として、重要度2とし、重要度2を示すマーク(たとえば星2つ)を画像のexif情報などに付加する(ステップS206)。
評価値Tが第1閾値T1(=1秒)より大きく第2閾値T2(=3秒)以下(1<T≦3)ならば、やや重要として、重要度2とし、重要度2を示すマーク(たとえば星2つ)を画像のexif情報などに付加する(ステップS206)。
ステップS205、評価値Tが第2閾値T2(=3秒)より大きい場合、最重要として重要度3とし、重要度3を示すマーク(たとえば星3つ)を画像のexif情報などに付加する(ステップS207)。
S204,206,207の後、評価値Tを初期化して(ステップS208)終了する。
S204,206,207の後、評価値Tを初期化して(ステップS208)終了する。
図3の分類フローの後、図4に示すように、顔認識と評価値Tに応じて取得された重要度に応じて、画質、動画記録時間、動画再生速度などを制御する。
例えば、画像を記録する画質や圧縮率(クオリティやサイズ)を、重要度に応じて変更する。すなわち、重要度が1の場合、圧縮率を高くし、重要度が3の場合、圧縮率を低くし、重要度が2の場合、圧縮率をその中間の値とする。
例えば、重要度が低い画像はユーザ嗜好に反したシーンが撮影してしまった場合が考えられるが、この場合、圧縮率が高くなるので、記録メモリを効率的に使用することが可能となる。
また、画像書き込み時間や転送時間の短縮も実現することが可能で、効率的な撮影や画像管理が行える。
例えば、重要度が低い画像はユーザ嗜好に反したシーンが撮影してしまった場合が考えられるが、この場合、圧縮率が高くなるので、記録メモリを効率的に使用することが可能となる。
また、画像書き込み時間や転送時間の短縮も実現することが可能で、効率的な撮影や画像管理が行える。
また、画像再生回路110は、LCD112に撮影画像をスライド再生させる場合、その再生速度を重要度に応じて変更する。すなわち、重要度が1の場合の再生速度を基準速度としたときに、重要度が2の場合、再生速度を基準速度の0.5倍とし、重要度が3の場合、再生速度を基準速度の0.3倍とする。
また、制御部120は、重要度に応じて、表示部においてスライド表示する画像の構成を変更する。すなわち、例えば重要度の高いもののみ表示したりする。
このように、重要度に応じて、画像再生速度や再生順序を構成することにより、ユーザ嗜好を反映した取得画像のスライドショーを生成することが可能となる。
さらに、カメラ1が、シャッタスイッチ104の半押しS1により動画撮影を開始し、全押しS2に応じて静止画を撮影し、その静止画の前後の所定時間の動画を静止画と同時に記録し、ショート動画をスローモーションとして静止画を合わせた映像を再生可能なモードを有しているものがある。
このようなカメラ1の場合、その、所定時間を重要度に応じて変更する。すなわち、すなわち、評価値が2の場合の所定時間を基準時間としたときに、重要度が1の場合、評価値2の場合よりも所定時間を短くし、重要度が3の場合、重要度2の場合よりも所定時間を長くする。
このように本実施形態によると、重要度に応じて記録時間を変更するので、ユーザ嗜好に合致した長さの動画が記録される。
このようなカメラ1の場合、その、所定時間を重要度に応じて変更する。すなわち、すなわち、評価値が2の場合の所定時間を基準時間としたときに、重要度が1の場合、評価値2の場合よりも所定時間を短くし、重要度が3の場合、重要度2の場合よりも所定時間を長くする。
このように本実施形態によると、重要度に応じて記録時間を変更するので、ユーザ嗜好に合致した長さの動画が記録される。
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)本実施形態においては、シーン認識回路111が撮影画像中における顔認識を行い、顔が占める割合が所定以上、または顔個数が所定数以上の場合、重要度を判別する例について説明したが、本発明はこれに限定されず、顔の割合や顔の個数に応じて重要度を変更(顔の割合が高いほど、また顔の個数が多いほど重要度を大きくする)してもよい。
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)本実施形態においては、シーン認識回路111が撮影画像中における顔認識を行い、顔が占める割合が所定以上、または顔個数が所定数以上の場合、重要度を判別する例について説明したが、本発明はこれに限定されず、顔の割合や顔の個数に応じて重要度を変更(顔の割合が高いほど、また顔の個数が多いほど重要度を大きくする)してもよい。
(2)本実施形態においては、評価値Tが第1閾値T1以下の場合、重要度1、第2閾値T2以下の場合重要度2、第2閾値T2より大きい場合、重要度3とした。しかし、顔の個数が多い場合、半押しS1時間Tは長くなると考えられる。したがって、顔の個数が多い場合、この第1閾値T1、第2閾値T2の値を長くしても良い。
(3)また、乳児等のような思い通りになりにくい被写体の場合、半押しS1時間Tが長くなることが考えられるので、認識された顔の種類によって、第1閾値T1、第2閾値T2を変更しても良い。
(4)撮影者自身により、自分の子供の顔の登録が事前等に行われ、顔認識結果により認識された顔が、その登録された自分の子供の顔であった場合、他人の子供より、第1閾値T1、第2閾値T2を短くし、または第1閾値T1、第2閾値T2は同じであっても重要度を高くするようにしても良い。
(5)上述の実施形態や変形形態では、人間の顔について説明したが、これに限定されず、犬、猫等の顔であってもよい。
(6)半押しS1中に、カメラの前を通行人が通過等した場合のような、撮影画面に移動物が侵入したとき、その移動物が画面に侵入して出るまでの時間を、評価値を取得する場合に除いても良い。
(6)半押しS1中に、カメラの前を通行人が通過等した場合のような、撮影画面に移動物が侵入したとき、その移動物が画面に侵入して出るまでの時間を、評価値を取得する場合に除いても良い。
(7)風景写真の場合、図3の分類フローは、S201を含まないものであってもよい。
(8)半押しS1をプリキャプチャー機能のスイッチに割り当てているカメラもあるので、S1時間をプリキャプチャー時間としてもよい。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
(8)半押しS1をプリキャプチャー機能のスイッチに割り当てているカメラもあるので、S1時間をプリキャプチャー時間としてもよい。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
1:カメラ、100:カメラ本体、102:撮像部、104:シャッタ操作部材、105:評価値認識回路、107:重要度判別回路、108:スライドショー生成回路、109:時間計測回路、110:画像再生回路、111:シーン認識回路、111:被写体情報取得部、113:RAM、113:記録部:120:CPU、200:レンズユニット
Claims (9)
- 被写体像を撮像する撮像部と、
前記撮像部により撮像された前記被写体像を記録する記録部と、
撮影準備を行う第1状態と、被写体像の撮像を行わせ、前記記録部に記録をさせる第2状態との2段階の操作が可能なシャッタ操作部材と、
前記シャッタ操作部材が継続して前記第1状態にある第1状態時間を計時する計時部と、
前記撮像部に撮像された撮影画像における被写体情報を取得する被写体情報取得部と、
前記第1状態時間と前記被写体情報とから、前記撮影画像の重要度を判別する重要度判別部と、
を備える撮影装置。 - 請求項1に記載の撮影装置であって、
前記被写体情報は、前記撮影画像における顔の占める割合または顔の数であること、
を特徴とする撮影装置。 - 請求項2に記載の撮影装置であって、
前記顔が占める面積が大きいほど、または前記顔の数が多いほど、重要度を高くすること、
を特徴とする撮影装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の撮影装置であって、
前記第1状態時間を閾値と比較し、前記閾値より前記第1状態時間が長い場合に、前記閾値より第1状態時間が短い場合よりも重要度を高くすること、
を特徴とする撮影装置。 - 請求項4に記載の撮影装置であって、
前記撮影画像における顔の個数または前記顔の種類によって、前記閾値を変更すること、
を特徴とする撮影装置。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の撮影装置であって、
さらに前記重要度に応じて、前記撮影画像を前記記録部に記録する際の品質またはサイズを変更する制御部を備えること、
を特徴とする撮影装置。 - 請求項6に記載の撮影装置であって、
前記記録部に記録された前記撮影画像を順次表示するスライド表示が可能な表示部を備え、
前記制御部は、前記重要度に応じて、前記表示部における前記スライド表示の再生速度を調整すること、
を特徴とする撮影装置。 - 請求項6に記載の撮影装置であって、
前記記録部に記録された前記撮影画像を順次表示するスライド表示が可能な表示部を備え、
前記制御部は、前記重要度に応じて、前記表示部において前記スライド表示する撮影画像の構成を変更すること、
を特徴とする撮影装置。 - 請求項6から8のいずれか1項に記載の撮影装置であって、
動画撮影が可能であり、
前記シャッタ操作部材が前記第2状態に操作されて静止画が撮影された場合に、静止画撮影時の前後の少なくとも一方の動画が、前記静止画とともに前記記録部に記録される撮影モードを有し、
前記制御部は、前記重要度が高いほど、前記記録部に記録させる前記動画の記録時間を長くすること、
を特徴とする撮影装置。
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- 2013-05-29 JP JP2013113479A patent/JP2014233011A/ja active Pending
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