JP2014232713A - 照明器具 - Google Patents

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幸宏 神保
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徹 溝谷
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Teppei Kawakami
哲平 川上
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寛 秋田
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Abstract

【課題】片側にある固定バネでは枠を仮吊りしにくくし、反対側にある固定バネによって枠が仮吊りされるようにした照明器具を提供する。
【解決手段】器具本体4は、下面が開口した箱状に形成され、天井材に設けた開口部に埋め込まれた状態で設置される。枠5は、器具本体の開口と繋がるように貫通孔が設けられ、貫通孔を挟んで対向する一対の内壁53に取り付けられた固定バネ8A,8Bを用いて器具本体4に取り付けられる。固定バネ8A,8Bは、内壁53に取り付けられる中央部80と、中央部80の両端から両側に伸び器具本体4の孔46に挿入される一対の腕部81を備える。腕部81の先端には、中央部80から所定の距離だけ離れた位置に、孔46の周縁と係止する鉤型の係止部82が設けられている。一方の固定バネ8Bの腕部81には、中央部80からの距離が係止部82よりも短い位置に、孔46の周縁に係止する段部83が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明器具に関する。
照明器具の従来例として特許文献1記載のものを例示する。
特許文献1には、天井に固定された吊りボルトを用いて天井から吊り下げられた状態で固定される器具本体と、システム天井の開口部から下面を露出させた状態で器具本体に取り付けられるLEDユニットを備えた照明器具が記載されている。
LEDユニットは、LEDを収納した光源ブロックと、透光性のパネルと、枠体とを備える。枠体は矩形枠状に形成されており、システム天井の開口部の周縁に下側から当接した状態で取り付けられており、枠体の上側に光源ブロックとパネルとが載置されている。
枠体には、中央の開口部分を挟んで対向する一対の枠部分に固定バネが2個ずつ取り付けられている。固定バネはねじりコイルバネからなり、中央のコイル部分からV字をなすように伸びる両方の腕には互いに離れる向きに拡がるような弾性力が付与されている。各固定バネの両方の腕は器具本体の内側面に設けられたバネ受けの溝に係止されており、両方の腕が互いに離れる方向に拡がることによって、枠体が上側に引き上げられ、枠体がシステム天井の下面に当接した状態で、枠体が器具本体に取り付けられている。
特開2012−146493号公報
ところで、特許文献1に記載した照明器具では、光源ブロックの交換やパネルの清掃などを行う場合、固定バネのバネ力に抗してLEDユニットを下向きに引っ張ると、各固定バネの両方の腕が溝の縁に押されて、互いに近づく向きに撓められる。各固定バネの両方の腕が互いに近づく向きに撓むことで、枠体が下側に下ろされ、固定バネの腕の先端を折り曲げて形成された係止部位が溝の縁に引っかかることで、光源ブロックが停止する。この状態から片側にある固定バネの両方の腕を互いに近づく向きに曲げて、固定バネの腕を溝から外すと、反対側にある固定バネによって光源ブロックは吊り下げられた状態となり、この仮吊り状態で光源ブロックの交換やパネルの清掃などの作業を行うことができる。
枠体には、中央の開口部分を挟んで対向する一対の枠部分にそれぞれ固定バネが取り付けられているので、どちらの側にある固定バネによっても枠体を吊り下げた状態で保持することが可能である。しかしながら、照明器具が壁際に設置されている場合に、壁に近い側にある固定バネを外してしまうと、反対側の固定バネによって吊り下げられた枠体と壁との間の作業スペースが狭くなり、作業がやりにくいという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、片側にある固定バネでは枠を仮吊りしにくくし、反対側にある固定バネによって枠が仮吊りされるようにした照明器具を提供することにある。
本発明の照明器具は、下面が開口した箱状に形成され、天井材に設けた開口部に埋め込まれた状態で設置される器具本体と、前記器具本体の内部に収納される光源ユニットと、前記器具本体の開口と繋がるように貫通孔が設けられ、前記天井材における前記開口部の周縁に上面を当接させた状態で前記器具本体に取り付けられる枠と、前記貫通孔を塞ぐようにして前記枠に保持される透光性のパネルとを備え、前記枠は、前記貫通孔を挟んで対向する一対の枠部のそれぞれに取り付けられた固定バネを用いて、前記器具本体に取り付けられ、前記固定バネは、前記枠部に取り付けられる中央部と、前記中央部の両端からV字をなすように両側に伸び、互いの間隔が拡がるような弾性力を発生する一対の腕部とを備え、前記器具本体には、一対の前記枠部のそれぞれに取り付けられる前記固定バネに対応して、前記腕部が挿入される孔が設けられ、前記腕部の先端には、前記中央部から所定の距離だけ離れた位置に、前記孔の周縁と係止する鉤型の係止部が設けられ、一対の前記枠部のうちの一方に取り付けられる前記固定バネの前記腕部には、前記中央部からの距離が前記係止部よりも短い位置に、前記孔の周縁に係止する段部が設けられたことを特徴とする。
この照明器具において、前記光源ユニットが前記枠に保持され、前記器具本体の内面には、前記段部を有する前記固定バネが取り付けられた前記枠部に近い側に、外部電源からの電線と前記光源ユニットからの電線を中継接続する端子台が取り付けられ、前記光源ユニットは、前記段部を有する前記固定バネが取り付けられた前記枠部に近い側から、前記端子台に接続する電線が引き出されるように構成されることも好ましい。
この照明器具において、前記光源ユニットは、前記端子台と接続される電線を介して前記外部電源から供給された電力を変換して光源を点灯させる点灯装置を備え、前記点灯装置が、前記段部を有する前記固定バネが取り付けられた前記枠部に近い側に前記電線の接続部が配置されるように前記光源ユニットに取り付けられることも好ましい。
本発明の照明器具は、枠を下ろした際に、固定バネが取り付けられた一対の枠部のうち、段部を有する固定バネが取り付けられた一方の枠部は、段部が孔の周縁に係止する位置で止まるから、他方の枠部に比べて器具本体との間にできる隙間が小さく、この隙間に手を入れにくくなる。したがって、段部を有する固定バネの腕部を器具本体の孔から取り外す作業がやりにくくなり、作業者は、段部が設けられていない固定バネの腕部を器具本体の孔から取り外すようになる。よって、片側にある固定バネ(段部が設けられていない固定バネ)では枠を仮吊りしにくくし、反対側にある固定バネ(段部が設けられた固定バネ)によって枠を仮吊りさせるようにした照明器具を提供することができる。
本発明に係る照明器具の実施形態を上側から見た分解斜視図である。 同上を下側から見た分解斜視図である。 同上に用いられる固定バネを示し、(a)は正面図、(b)は下面図である。 同上に用いられる別の固定バネを示し、(a)は正面図、(b)は下面図である。 同上における光源ユニットの分解斜視図である。 同上における光学部材を示し、(a)は表側から見た斜視図、(b)は裏側から見た斜視図、(c)は要部を拡大した斜視図である。 同上におけるLEDモジュールの要部断面図である。 同上における光学部材を示し、(a)は要部を拡大した平面図、(b)はB−B断面図、(c)はC−C断面図である。 同上における枠が仮吊りされた状態の斜視図である。 同上における枠を器具本体に取り付ける途中の状態を示す斜視図である。 同上における枠が器具本体に取り付けられた状態の斜視図である。 同上における枠を器具本体から取り外す途中の状態を示し、(a)は正面図、(b)は側断面図である。 同上における枠を器具本体から取り外す途中の状態を示す斜視図である。
以下、本発明に係る照明器具の実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態の照明器具は、図1、図2及び図9に示すように光源ユニット1と器具本体4と枠5とパネル6と点灯装置7を備える。なお、以下の説明で使用する上下及び前後左右の各方向は、特に断りの無い限り、図1において規定した方向とする。
器具本体4は、図1、図2及び図9に示すように、矩形平板状の天板40と、天板40の周縁から下向きに曲げ起こされた側板41とを有し、下面が開口した矩形箱状に形成されている。各側板41の下端には、外向きに突出する外鍔42が側板41と一体に形成されている。天板40の中央部分には、幅細の金属板からなる補強部材420が取り付けられている(図9参照)。補強部材420には複数(例えば3個)の長孔421が一列に設けられている。天板40には、複数の長孔421のそれぞれに対応して貫通孔402が設けられている。
器具本体4が取り付けられる天井材100には、器具本体4が下側から挿入される開口部101が設けられている(図2参照)。天井材100の上側にある建物の躯体(図示せず)には、器具本体4を固定するために複数本(例えば3本)の吊りボルト102が設けられている。天井材100に器具本体4を固定するにあたっては、天井材100の開口部101に器具本体4を下側から挿入して、吊りボルト102を貫通孔402と長孔421とに通し、天井材100における開口部101の周縁に外鍔42を当接させる。この状態で、長孔421から下側に突出する吊りボルト102にナット(図示せず)をねじ込むと、器具本体4が天井材100に固定される。
天板40の下面右側には電源端子台43及び信号端子台44が取り付けられている(図9参照)。天板40には、電源端子台43及び信号端子台44の近傍にそれぞれ貫通孔401が設けられている。電源端子台43は電源線(図示せず)を中継接続するために用いられ、電源端子台43の近傍にある貫通孔401に通された電源線と、点灯装置7からの電源線(図示せず)とがそれぞれ接続される。信号端子台44は信号線(図示せず)を中継接続するために用いられ、信号端子台44の近傍にある貫通孔401に通された信号線と、点灯装置7からの信号線(図示せず)とがそれぞれ接続される。すなわち、点灯装置7には電源端子台43を介して商用電源(交流電源)が供給され、信号端子台44を介して調光信号などの信号が入力される。
また左右の側板41には、上下方向の中間部に段部45が設けられている。器具本体4の左右方向における幅寸法は、段部45よりも上側の部位に比べて、段部45よりも下側の部位の方が幅広に形成されている。左右の段部45の各々には、2個の孔46が前後に間隔を開けて形成されている。孔46は、段部45から段部45よりも上側の側板41にかけて形成されており、後述する固定バネ(固定バネ8A又は固定バネ8B)の腕部81が挿入されるようになっている。尚、段部45に形成された孔46には、前後方向の両端部に円弧状に湾曲する曲面47が設けられている。
点灯装置7は、交流の電圧・電流を直流の電圧・電流に変換する電力変換回路や入力端子台71、2つの出力端子台72、信号端子台73などが実装されたプリント配線板(図示せず)を金属製のケース70に収納して構成される。プリント配線板は左右方向を長手方向とする矩形板状に形成されており、プリント配線板の長手方向一端側に入力端子台71及び信号端子台73が実装され、プリント配線板の長手方向他端側には2つの出力端子台72が実装されている。入力端子台71及び信号端子台73が実装されたプリント配線板の一端部と、出力端子台72が実装されたプリント配線板の他端部は、ケース70から露出する。
光源ユニット1は、図1、図2及び図5に示すように4つのLEDモジュール2と、反射体3とで構成される。
反射体3は、矩形平板状の取付板30と、取付板30の周縁から下向きに曲げ起こされた4つの反射板31とを有し、下面が開放された箱状に形成されている。また、各反射板31の下端には、外向きに突出する外鍔32が反射板31と一体に形成されている。取付板30の上面には点灯装置7のケース70が固定ねじを用いてねじ止めされている。点灯装置7は、ケース70の長手方向が左右方向と平行し、且つ、入力端子台71及び信号端子台73が右側を向くように、取付板30の後寄りに取り付けられている。
各LEDモジュール2は、図5に示すように矩形の基板20と、基板20の一面(下面)に実装された複数のLED21と、LED21が実装された領域を除いて、基板20の下面全体を覆うシート状の反射部材22と、光学部材23とを備える。本実施形態では基板20と反射部材22と光学部材23とが平面視正方形状に形成されているが、基板20、反射部材22、光学部材23の形状は正方形に限らず、適宜の形状に形成されていればよい。
LED21は、市販されているパッケージ型の白色LEDである。基板20の下面には、左右方向及び前後方向にそれぞれ所定の間隔を開けて複数のランド(図示せず)が設けられている。複数のLED21は、それぞれ対応するランドに電極(図示せず)が半田接合されることによって、基板20の下面に実装(表面実装)されている。
基板20の下面には、上記した複数のランドが一定の間隔で縦横に並べて形成されており、ランド間を電気的に接続する導体箔(銅箔)が、所望の回路を形成するようにパターニングされている。また、基板20の下面には、短手方向中央部の外縁にレセプタクルコネクタ24が実装されている(図5参照)。レセプタクルコネクタ24は、基板20に形成された導体箔を介して、ランドに半田付けされたLED21と電気的に接続されており、点灯装置7からの出力線に結線されたプラグコネクタ(図示せず)と抜き差し自在に接続される。
本実施形態では、全てのLED21を直列に接続するような導体箔が基板20にパターニングされており、レセプタクルコネクタ24にプラグコネクタが接続された状態では、点灯装置7の出力間に全てのLED21が直列に接続されることになる。なお、基板20には複数のLED21を並列に接続するような回路が形成されていてもよいし、複数個のLED21の直列回路が複数並列に接続されるような回路が形成されていてもよい。また、必ずしも全てのランドにLED21を実装する必要は無く、いくつかのランドを間引いてLED21を実装しても構わない。
反射部材22は、合成ゴムや合成樹脂などの絶縁材料からなるシート材の表面(下面)に反射率が相対的に高い物質からなる反射層が形成されてなる。反射部材22には、基板20に実装されたLED21とそれぞれ対応する位置に複数の貫通孔220が形成されている。反射部材22は、基板20の下面全体に接するように、基板20と重ねて配置されており、反射部材22が基板20に重ねて配置された状態では、反射部材22の貫通孔220から対応するLED21が露出している。そして、反射部材22が基板20に重ねて配置された状態では、LED21から反射部材22に直接入射した光や、光学部材23の内部で反射或いは屈折されて反射部材22に入射した光が、反射部材22によって下側へ反射される。なお本実施形態では、反射部材22は、透光性を有する透明な両面テープ(図示せず)を用いて、光学部材23の上面に貼り付けられているが、反射部材22は基板20の下面に貼り付け固定されてもよい。また反射部材22は両面テープによる貼り付け以外の方法で光学部材23又は基板20に固定されてもよい。
光学部材23は、図5〜図8に示すように、複数(図示例では64個)のレンズ230と、複数のレンズ230を結合する結合部231とを、透光性を有する合成樹脂(例えばアクリル樹脂)で一体に成形することによって構成されている。
レンズ230は、複数あるLED21の各々に対応して設けられ、対応するLED21からの照射光を所望の領域に配光する。レンズ230は、図7に示すように、回転放物面形状に形成されてLED21から放射される光が入射する入射面2300と、入射面2300から入射した光を伝搬する伝搬部2301と、伝搬部2301を伝搬した光が出射する出射面2302とを備える。出射面2302は、中心点(光軸との交点)の周囲がLED21の方へ凹み、その周囲がLED21から離れる向き(図7における上向き)に凸となる曲面に形成されている。伝搬部2301は、入射面2300と出射面2302とで囲まれた領域(樹脂成形体)となる。
光学部材23における基板20側の面には、図6(b)及び図7に示すように、入射面2300の開口端の周りに丸穴状に窪んだ凹所2303が設けられている。凹所2303は出射面2302を構成する回転放物面と中心軸が一致するように設けられている。凹所2303の底面は入射面2300と繋がっており、光学部材23が反射部材22の上面に重ねて配置された状態では、凹所2303の内側にLED21が収納されるようになっている。ここにおいて、凹所2303の内径寸法X1は、入射面2300の開口部の内径寸法X2よりも大きく、且つ、出射面2302の外径寸法X3よりも小さくなっている(X2<X1<X3)。
凹所2303は、深さ寸法がLED21の高さ寸法以上となるように形成されているので、光学部材23が熱膨張してもLED21に当たり難い。また凹所2303は、LED21の電極が半田接合されるランドと、深さ方向(上下方向)から見て重ならない内径寸法に形成されている。故に、LED21から放射される光のうち、凹所2303の底面に入射する光をレンズ230で制御することができる。
ただし、凹所2303の底面に入射して出射面2302から出射する光の強度は、入射面2300における凹所2303との境界近くに入射して出射面2302から出射する光の強度よりも相対的に高くなる。そのため、レンズ230の周囲に光の筋が見えることがある。このような光の筋の発生を抑えるため、基板20と対向する凹所2303の底面が、LED21から離れるにつれて深さ寸法が大きくなる傾斜面として形成されることが好ましい(図7参照)。凹所2303の底面を傾斜面とすれば、LED21から放射される光が凹所2303の底面に直接入射しにくくなり、上述のような光の筋の発生を抑えることができる。さらに、入射面2300と凹所2303との境界部分を、LED21に向かって突出する曲面形状に形成すれば、光の筋の発生をより抑えることができる。
また光学部材23における反射部材22側の面には、反射部材22との間に隙間を形成するための段部234が、光学部材23の外周全体に形成されている。LEDモジュール2が組み立てられた状態では、段部234と反射部材22との間に隙間ができ、この隙間に基板20に接続される電線が挿入されるようになっている。したがって、基板20の外周に電線を配線するためのスペースを確保する必要がなく、照明器具の小型化を図ることができる。また、隣接するLEDモジュール2の間に電線を配線するスペースを設ける場合に比べ、隣り合うLEDモジュール2同士を近づけて設置できるから、複数のLEDモジュール2を搭載する照明器具の小型化、並びに発光面の均斉度の向上を図ることができる。
また光学部材23における反射部材22側の表面には、少なくとも結合部231に対応する領域であって、本実施形態では凹所2303を除く全面(段部234の上面も含む)に、光を拡散させるための微小な凹凸形状が形成されている。図6(c)は光学部材23を裏側から見た要部拡大斜視図であり、図示する範囲ではハッチングを施した領域に光を拡散させるための凹凸形状が形成されている。
このように光学部材23の上面には凹凸形状が形成されているから、LED21の光が光学部材23の内部で反射されて結合部231に入射すると、結合部231に形成された凹凸形状で拡散され、反射部材22で反射されて、結合部231から外部に出射される。したがって、結合部231から外部に出射する光量が増加して、結合部231が暗く見えるのを抑制できる。また段部234における反射部材22との対向面にも微小な凹凸形状が形成されているので、段部234が明るくなって筋状に見えるのを抑制でき、明るさにムラができるのを抑制できる。
なお、本実施形態では光学部材23を樹脂成形する金型の表面にシボ加工を施すことによって、光学部材23の表面に微小な凹凸形状を転写している。金型の表面にシボ加工を施す方法としては、エッチングによる化学処理や、例えばサンドブラスト加工のように鏡面仕上げとせずに表面を粗めに仕上げる研磨処理や、ローレット加工などがある。
光学部材23の上面には、両面テープを用いて反射部材22が貼り付け固定されている。反射部材22が貼り付け固定された光学部材23は、基板20とともに取付板30にねじ止めして取り付けられる。光学部材23には、それぞれ固定ねじを通すための4個の貫通孔235が、正方形の頂点をなす位置に形成されている。基板20及び反射部材22にも、光学部材23に重ねられた状態で貫通孔235と繋がるように貫通孔(図示せず)が形成されている。而して、基板20に、反射部材22が貼り付けられた光学部材23を重ね、光学部材23に設けた貫通孔235と、基板20及び反射部材22にそれぞれ設けた貫通孔(図示せず)とに固定ねじ(図示せず)を通し、この固定ねじを取付板30のねじ孔にねじ込む。これにより、基板20と反射部材22と光学部材23とが取付板30に固定される。
また、光学部材23には、基板20に実装されたレセプタクルコネクタ24(接続部)との干渉を避けるための凹溝236が、光学部材23の外周縁から2つのレンズ230の間を通るように形成されている。凹溝236の開口付近の両端面には、レセプタクルコネクタ24に接続される電線(図示せず)を基板20との間で保持する保持爪237がそれぞれ形成されている。光学部材23は樹脂成形により形成されており、凹溝236などの部品形状を形成するための金型の形状によって、凹溝236の両側にあるレンズ230を所望のレンズ形状に形成することができなくなっている。すなわち、凹溝236の両側にあるレンズ230は、表面の一部230a(図8中にハッチングを施した範囲)が所望のレンズ形状と異なる形状に形成されている。そのため、この表面の一部230aから出射する光によって明るさにムラが生じる可能性があるが、本実施形態ではこの表面の一部230aにも光を拡散させる凹凸形状が形成されているので、明るさのムラが抑制される。尚、本実施形態では、表面の一部230aの面粗さを、光学部材23の上面(反射部材22側の面)の面粗さに比べて大きくしており、レンズ230を透過する光に明るさのムラができるのを抑制している。
LEDモジュール2が組み立てられた状態では、LED21から照射された光の大部分は、光学部材23の入射面2300から伝搬部2301内に入射し、伝搬部2301の内部を進行して、出射面2302から外部へ直接出射する。またLED21から照射された光の一部は、入射面2300又は凹所2303の端面を通って光学部材23の内部に進入し、光学部材23と外部との境界面で屈折或いは反射された後、光学部材23の上面(反射部材22側の面)を透過して反射部材22に入射する。光学部材23の上面(反射部材22側の面)には凹所2303を除く全面に凹凸形状が形成されているので、この凹凸形状によって拡散された光が反射部材22に入射する。反射部材22に入射した光は、反射部材22で反射された後、光学部材23内に再び進入し、結合部231の下面から下方へと照射される。
このように、本実施形態のLEDモジュール2では、光学部材23の反射部材22側の表面において、結合部231に対応する部位に光を拡散させる凹凸形状が設けられるように光学部材23が構成されている。すなわち、LEDモジュール2では、基板20の一面に接するように反射部材22が配置され、反射部材22の基板20と反対側の面に接するように光学部材23が配置されているので、基板20と反射部材22との間、或いは、反射部材22と光学部材23の間に隙間が設けられている場合に比べて、LEDモジュール2の厚み寸法を小さくできる。さらに、光学部材23における反射部材22側の表面には、結合部231に対応する部位に凹凸形状が形成されているので、LED21からの光が光学部材23の内部で反射されて結合部231に入射すると、結合部231に形成された凹凸形状で拡散されるとともに反射部材22で反射されて、結合部231から外部に出射されるから、結合部231の明るさが明るくなり、明るさのムラを低減できる。したがって、明るさのムラを低減しつつ、小型化を図ったLEDモジュール2を実現することができる。
また入射面2300の開口端の周りに凹所2303が形成されることによって、LED21を収納する空間が入射面2300の内側の空間と凹所2303を合わせた空間となる。したがって、凹所2303が設けられておらず入射面2300の内側の空間にLED21が収納される場合に比べて、凹所2303が設けられた場合はLED21の周囲の空間が拡大されるので、LED21の温度上昇が抑制される。よって、光学部材23を形成する材料として耐熱温度が比較的に低い材料(例えば、アクリル樹脂)を用いつつ、LED21に流す電流を大きくして高輝度化を図ることができる。
次に、光源ユニット1及びパネル6を保持して器具本体4に取り付けられる枠5について説明する。
枠5は、図1、図2及び図9に示すように、矩形の貫通孔52が中央に設けられた底壁50と、底壁50の周縁から上向きに突出する側壁51とを備える。また底壁50の上面には、側壁51よりも内側寄りの部位から、側壁51と平行し且つ上向きに突出するように内壁53が設けられている。底壁50の上側には、内壁53によって囲まれる領域にパネル6と光源ユニット1とが重ねて載置される。光源ユニット1の反射体3は取付金具35を用いて枠5の内壁53に取り付けられている。取付金具35は金属板をL形に折り曲げて形成されている。取付金具35の一端側は反射体3の取付板30にねじ固定され、取付金具35の他端側は内壁53にねじ固定されており、光源ユニット1を枠5に固定することによって、光源ユニット1と枠5の間にパネル6が保持される。
枠5には、貫通孔52を挟んで対向する一対の内壁53(枠部)のそれぞれに、枠5を器具本体4に取り付けるための固定バネ(固定バネ8A,8Bからなる)が、前後方向に間隔を開けて2個ずつ取り付けられている。
固定バネ8A,8Bは、それぞれ、弾性係数が比較的高い金属(例えばステンレス鋼など)の線材を曲げ加工することによって形成されている。
固定バネ8Aは、図3に示すように、コイル状に巻かれた中央部80と、中央部80の両端からV字をなすように両側に伸び、互いの間隔が拡がるような弾性力を発生する一対の腕部81とを備える。一対の腕部81の先端には、それぞれ、中央部80から所定の距離だけ離れた位置で先端部を外向きに折り曲げることによって、器具本体4の孔46の周縁に係止する鉤形の係止部82が形成されている。係止部82には、器具本体4の表面を保護するために合成ゴムや合成樹脂からなる保護チューブ84が被せられている。
固定バネ8Bは、図4に示すように、腕部81を除いてほぼ同じ形状に形成されている。固定バネ8Bの腕部81には、中央部80からの距離が係止部82に比べて短い位置に、係止部82と同じ方向に突出して、器具本体4の孔46の周縁に係止する段部83が形成されている。
本実施形態では、段部83が設けられていない固定バネ8Aの中央部80が左側の内壁53に連結金具54を介して取り付けられ、段部83が設けられた固定バネ8Bの中央部80が右側の内壁53に連結金具54を介して取り付けられている。
パネル6は、透光性を有し且つ拡散材が混入された合成樹脂(例えば、アクリル樹脂)によって矩形平板状に形成されている。ただし、パネル6の縦横寸法は、貫通孔52の縦横寸法よりも大きく、且つ内壁53間の距離よりも小さく構成されている。そして、パネル6は、内壁53の内側に収納されるとともに、底壁50における内壁53の内側の部分に載置されて貫通孔52を塞いでいる(図1及び図2参照)。なお、底壁50に載置されたパネル6の上には光源ユニット1が載置され、光源ユニット1の反射体3を取付金具35を用いて枠5に固定することで、パネル6が光源ユニット1と枠5の間に保持される。
本実施形態の照明器具の各部は上記のような構成を有しており、この照明器具を天井材100に取り付ける手順を図9〜図12に基づいて説明する。
作業者は、天井材100の開口部101に下側から器具本体4を挿入し、外鍔42の上面を開口部101の周縁部に当接させた状態で、器具本体4を吊りボルト102に固定する。器具本体4の内部には、天井材100の裏側に先行配線された電源線及び信号線が貫通孔401を通して導入されており、作業者は、電源線を電源端子台43に接続するとともに、信号線を信号端子台44に接続する。
このようにして天井材100に取り付けられた器具本体4に対して、パネル6及び光源ユニット1が取り付けられた枠5を取り付ける。
作業者は、枠5の右側に取り付けられた2個の固定バネ8Bの腕部81を持ち、各固定バネ8Bが備える一対の腕部81の先端側が近づく向きに腕部81を撓め、腕部81の先端を対応する器具本体4の孔46に挿入し、係止部82を孔46の周縁に引っ掛ける。これにより、枠5は、右側の内壁53に取り付けられた2個の固定バネ8Bによって、器具本体4から吊り下げられた状態となる(図9参照)。尚、孔46の前後方向の両端面は、円弧状に湾曲した曲面47となっており、腕部81は外向きに開く方向の弾性力を発生しているので、曲面47の中間部、すなわち孔46の前後方向における開口幅が最大となる部位に腕部81が位置することになる。
次に、作業者は、図9に示す状態から枠5の下側を上方に持ち上げ、枠5の左側(図9における下側)に取り付けられた2個の固定バネ8Aを、対応する器具本体4の孔46に順番に係止させる。作業者は、各固定バネ8Aが備える一対の腕部81を互いに近づく向きに撓め、腕部81の先端を器具本体4の左側の孔46に挿入し、係止部82を孔46の周縁に引っ掛ける。これにより、枠5は両側の固定バネ8A,8Bで吊り下げられた状態となる(図10参照)。
この状態から作業者が枠5を上側に押し上げると、固定バネ8A,8Bがそれぞれ備える一対の腕部81がその弾性力によって外側に拡がっていき、固定バネ8A,8Bのバネ力によって、枠5が上側に引き上げられる。そして、側壁51の上端が天井材100の下面と当接し、枠5が天井材100の下面に取り付けられた状態となる(図11参照)。
本実施形態の照明器具は上記のような手順で天井材100に取り付けられる。次に、照明器具が天井材100に取り付けられた状態から枠5を取り外す作業について説明する。
作業者が、固定バネ8A,8Bのバネ力に抗して枠5を下側に引っ張ると、固定バネ8A,8Bがそれぞれ備える一対の腕部81は、その先端が互いに近づく向きに撓められ、それに応じて枠5が下側に引き下ろされる(図12及び図13参照)。固定バネ8Aには段部83が設けられていないので、2個の固定バネ8Aで支持された枠5の左側は、固定バネ8Aの係止部82が孔46の周縁に引っかかる位置まで下ろされる。一方、2個の固定バネ8Bで支持された枠5の右側は、固定バネ8Bの段部83が孔46の周縁に引っかかる位置で止まることになる。
ここで、中央部80から係止部82までの距離に比べて、中央部80から段部83までの距離は短い距離に設定されているので、枠5は、固定バネ8Aで支持された側が下側となるように傾いた状態となる。この状態で、固定バネ8Bによって支持された枠5の右側部(図12中の左側部)と器具本体4の間の隙間は、大人の手の指が入られない程度の狭い隙間となるように、中央部80から段部83までの距離が設定されている。したがって、作業者は、固定バネ8Bが備える一対の腕部81を撓めることができず、固定バネ8Aが備える一対の腕部81を撓めて、固定バネ8Aの係止部82を孔46の周縁から外すことになる。そして、2個の固定バネ8Aの係止部82がそれぞれ孔46の周縁から外されると、枠5は2個の固定バネ8Bによって器具本体4から吊り下げられた状態となるので、この状態で光源ユニット1の交換などのメンテナンス作業を行うことができる。
ここで、点灯装置7は、入力端子台71及び信号端子台73が、固定バネ8Bによって支持される内壁53(枠部)に近くなるように、反射体3に取り付けられているので、器具本体4に取り付けられた端子台43,44と端子台71,73の間を接続する電線の長さが短くてすむ。その結果、電線の余長分が短くなるから、枠5を器具本体4に取り付ける際に、電線の余長分が器具本体4と枠5の間に噛み込まれる可能性を低減することができる。
尚、図9に示すように枠5が器具本体4から吊り下げ状態で枠5を器具本体4から完全に取り外す場合、作業者は、端子台43,44と端子台71,73との間の電線を外した後、2個の固定バネ8Bの腕部81を撓ませて、腕部81を孔46から取り外せばよい。
また、図9に示す吊り下げ状態から枠5を器具本体4に再び取り付ける場合、作業者は、上述したように枠5の下側を上方に持ち上げ、2個の固定バネ8Aを対応する器具本体4の孔46に順番に係止させる。その後、作業者が、枠5を上側に押し上げると、固定バネ8A,8Bがそれぞれ備える一対の腕部81が、その弾性力によって外側に拡がっていき、固定バネ8A,8Bのバネ力によって、枠5が上側に引き上げられる。そして、側壁51の上端が天井材100の下面と当接し、枠5が天井材100の下面に取り付けられた状態となる(図11参照)。
以上説明したように、本実施形態の照明器具は、器具本体4と、光源ユニット1と、枠5と、透光性のパネル6とを備える。器具本体4は、下面が開口した箱状に形成され、天井材100に設けた開口部101に埋め込まれた状態で設置される。光源ユニット1は器具本体4の内部に収納される。枠5は、器具本体4の開口と繋がるように貫通孔52が設けられ、天井材100における開口部101の周縁に上面を当接させた状態で器具本体4に取り付けられる。パネル6は、貫通孔52を塞ぐようにして枠5に保持される。枠5は、貫通孔52を挟んで対向する一対の枠部(本実施形態では内壁53)のそれぞれに取り付けられた固定バネ8A,8Bを用いて、器具本体4に取り付けられる。固定バネ8A,8Bは、前記枠部に取り付けられる中央部80と、中央部80の両端からV字をなすように両側に伸び、互いの間隔が拡がるような弾性力を発生する一対の腕部81とを備える。器具本体4には、一対の前記枠部のそれぞれに取り付けられる固定バネ8A,8Bに対応して、腕部81が挿入される孔46が設けられ、腕部81の先端には、中央部80から所定の距離だけ離れた位置に、孔46の周縁と係止する鉤型の係止部82が設けられている。一対の前記枠部のうちの一方に取り付けられる固定バネ8Bの腕部81には、中央部80からの距離が係止部82よりも短い位置に、孔46の周縁に係止する段部83が設けられたことを特徴とする。
枠5を下ろした際に、固定バネ8A,8Bが取り付けられた一対の前記枠部のうち、段部83を有する固定バネ8Bが取り付けられた一方の前記枠部は、段部83が孔46の周縁に係止する位置で止まるから、他方の前記枠部に比べて器具本体4との間にできる隙間が小さく、この隙間に手を入れにくくなる。したがって、段部83を有する固定バネ8Bの腕部81を器具本体4の孔46から取り外す作業がやりにくくなり、作業者は、段部83が設けられていない固定バネ8Aの腕部81を器具本体4の孔46から取り外すようになる。よって、片側にある固定バネ8A(段部83が設けられていない固定バネ8A)では枠5を仮吊りしにくくし、反対側にある固定バネ8B(段部83が設けられた固定バネ8B)によって枠5を仮吊りさせるようにした照明器具を提供することができる。
本実施形態の照明器具において、以下の構成をさらに備えることも好ましい。光源ユニット1が枠5に保持され、器具本体4の内面には、段部83を有する固定バネ8Bが取り付けられた前記枠部(内壁53)に近い側に、外部電源からの電線と光源ユニット1からの電線を中継接続する端子台(電源端子台43)が取り付けられる。そして、光源ユニット1は、段部83を有する固定バネ8Bが取り付けられた前記枠部に近い側から、前記端子台に接続する電線が引き出されるように構成されることが好ましい。
これにより、光源ユニット1と前記端子台との間を接続する電線の長さを短くでき、この電線の余長分が短くなるから、この電線が枠と器具本体との間に挟まれる可能性を低減できる。
本実施形態の照明器具において、以下の構成をさらに備えることも好ましい。光源ユニット1は、端子台(電源端子台43)と接続される電線を介して外部電源から供給された電力を変換して光源(LED21)を点灯させる点灯装置7を備える。そして、点灯装置7が、段部83を有する固定バネ8Bが取り付けられた前記枠部(内壁)に近い側に前記電線の接続部(入力端子台71)が配置されるように光源ユニット1に取り付けられることも好ましい。
これにより、点灯装置7の接続部と前記端子台との間を接続する電線の長さを短くでき、この電線の余長分が短くなるから、この電線が枠と器具本体との間に挟まれる可能性を低減できる。
1 光源ユニット
4 器具本体
5 枠
6 パネル
7 点灯装置
8A,8B 固定バネ
43 電源端子台(端子台)
44 信号端子台(端子台)
46 孔
52 貫通孔
53 内壁(枠部)
71 入力端子台(接続部)
80 中央部
81 腕部
82 係止部
83 段部
100 天井材
101 開口部

Claims (3)

  1. 下面が開口した箱状に形成され、天井材に設けた開口部に埋め込まれた状態で設置される器具本体と、
    前記器具本体の内部に収納される光源ユニットと、
    前記器具本体の開口と繋がるように貫通孔が設けられ、前記天井材における前記開口部の周縁に上面を当接させた状態で前記器具本体に取り付けられる枠と、
    前記貫通孔を塞ぐようにして前記枠に保持される透光性のパネルとを備え、
    前記枠は、前記貫通孔を挟んで対向する一対の枠部のそれぞれに取り付けられた固定バネを用いて、前記器具本体に取り付けられ、
    前記固定バネは、前記枠部に取り付けられる中央部と、前記中央部の両端からV字をなすように両側に伸び、互いの間隔が拡がるような弾性力を発生する一対の腕部とを備え、
    前記器具本体には、一対の前記枠部のそれぞれに取り付けられる前記固定バネに対応して、前記腕部が挿入される孔が設けられ、
    前記腕部の先端には、前記中央部から所定の距離だけ離れた位置に、前記孔の周縁と係止する鉤型の係止部が設けられ、
    一対の前記枠部のうちの一方に取り付けられる前記固定バネの前記腕部には、前記中央部からの距離が前記係止部よりも短い位置に、前記孔の周縁に係止する段部が設けられたことを特徴とする照明器具。
  2. 前記光源ユニットが前記枠に保持され、
    前記器具本体の内面には、前記段部を有する前記固定バネが取り付けられた前記枠部に近い側に、外部電源からの電線と前記光源ユニットからの電線を中継接続する端子台が取り付けられ、
    前記光源ユニットは、前記段部を有する前記固定バネが取り付けられた前記枠部に近い側から、前記端子台に接続する電線が引き出されるように構成されたことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記光源ユニットは、前記端子台と接続される電線を介して前記外部電源から供給された電力を変換して光源を点灯させる点灯装置を備え、
    前記点灯装置が、前記段部を有する前記固定バネが取り付けられた前記枠部に近い側に前記電線の接続部が配置されるように前記光源ユニットに取り付けられたことを特徴とする請求項2記載の照明器具。
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