JP2014230212A - 光電変換装置及び撮像システム - Google Patents

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Abstract

【課題】GIDL起因のリーク電流を低減することができる光電変換装置及び撮像システムを提供することを課題とする。
【解決手段】光電変換装置は、光電変換により生成された電荷を第1のノードに出力する光電変換素子(PD)と、入力端子が前記第1のノードに接続され、積分容量値を切り替える可能な積分回路(21,M11,M12,C11,C12)とを有し、前記第1のノードに接続されるオフ状態のMOSトランジスタのドレイン又はソースの数が1個であることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、光電変換装置及び撮像システムに関する。
特許文献1に記載されているAFセンサのように、光電変換部の出力を差動増幅回路に入力し、差動増幅回路の出力をメモリと電圧フォロワ回路(以下、フォロワ回路という)に入力し、電圧フォロワ回路の出力を差動増幅回路の反転入力端子に入力する技術がある。近年、低輝度におけるオートフォーカス性能が注目されている。低輝度下でのAFセンサは、電荷変換係数を上げて、回路ノイズの影響を相対的に小さくしたり、数百msの比較的長時間の光信号を蓄積して(長秒蓄積)、多くの電荷を集めることで、信号のS/Nを高めている。一般的に、低輝度長秒蓄積時の信号悪化要因は、暗電流ノイズと回路の微小なリーク電流である。暗電流ノイズを低減するためには、画素の構成を埋め込みフォトダイオード構造及び転送MOS構造にすることが有効である。しかしながら、AFセンサは、AGC機能を実現するためにフォトダイオードの蓄積電荷量を常にモニタしているので、フォトダイオードと読み出し回路及びリセットスイッチを直接接続して、発生した光電荷を読み出し回路に転送し続ける必要がある。この場合、フォトダイオードの空乏層がシリコン界面と接するために、シリコン表面の結晶欠陥及び不純物による暗電流ノイズの影響を受ける。さらに、低輝度長秒蓄積時の信号は、通常MOSトランジスタで構成されるリセットスイッチのオフ時リーク電流の影響も受ける。リセットスイッチのオフ時リーク電流は、サブスレッショルドリーク電流と呼ばれるソース−ドレイン間リーク電流だけでない。リセットスイッチのオフ時リーク電流は、Gate Induced Drain Leakage(以下、GIDLという)と呼ばれるゲートソース間電圧に依存するドレイン−ウェル間リーク電流も無視できない。
特許文献1における回路動作範囲とGIDL起因のリーク電流のトレードオフを説明する。MOSトランジスタのサブスレッショルド領域付近において、ゲート電位固定時のソース電位とドレイン電流との関係を説明する。ソース電位が低下するにつれてサブスレッショルドリーク電流が低下するが、ある電位以下ではGIDLのリーク電流が増加する。特許文献1のように、光電荷の蓄積に応じてフォトダイオードの電位が変動する場合、フォトダイオードの初期電位とMOSトランジスタのリーク許容電位の差が動作電圧範囲となる。つまり、動作電圧範囲を広く確保しようとすると、GIDLリーク電流が増加するトレードオフが生じる。
フォトダイオードの動作電圧範囲を確保しつつ、リセットMOSトランジスタのオフ時ゲートソース間電位差を小さくしてGIDL起因のリーク電流を抑える手段として、読み出し回路に積分回路を用いる方法が考えられる。例えば、特許文献2の図2の符号30mに記載の積分容量を切り替える積分回路を用いることが考えられる。
特開2000−78472号公報 特開2005−321313号公報
特許文献2の図2では、電荷変換係数を高めるためにスイッチSW31、SW32をオフして長秒蓄積を行うと、スイッチSW32で発生するGIDL起因のリーク電流によるドレイン電位変動が容量C32を介してフォトダイオードの出力端子を変動させる。つまり、GIDL起因のリーク電流の発生個所がスイッチSW31だけでなく、スイッチSW32を加えた2つに増えるので、積分回路の採用でリセットMOSトランジスタのオフ時ゲートソース間電位差を小さくした効果と相殺されてしまう。
本発明の目的は、GIDL起因のリーク電流を低減することができる光電変換装置及び撮像システムを提供することである。
本発明の光電変換装置は、光電変換により生成された電荷を第1のノードに出力する光電変換素子と、入力端子が前記第1のノードに接続され、積分容量値を切り替える可能な積分回路とを有し、前記第1のノードに接続されるオフ状態のMOSトランジスタのドレイン又はソースの数が1個であることを特徴とする。
第1のノードに接続されるオフ状態のMOSトランジスタのドレイン又はソースの数が1個であるので、GIDL起因のリーク電流を低減することができる。
光電変換装置を有するAFセンサの構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示す回路図である。 本発明の第1の実施形態を示すレイアウト図である。 本発明の第1の実施形態を示すタイミング図である。 本発明の第1の実施形態を示す回路図である。 本発明の第2の実施形態を示す回路図である。 本発明の第3の実施形態を示す回路図である。 本発明の第4の実施形態を示すレイアウト図である。 本発明の第3の実施形態を示すタイミング図である。 本発明の第5の実施形態を示す回路図である。 本発明の第6の実施形態を示す集積回路のブロック図である。 本発明の第7の実施形態を示すカメラシステムのブロック図である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光電変換装置を有するオートフォーカス用焦点検出装置の構成例を示すブロック図である。オートフォーカス用焦点検出装置は、オートフォーカス(AF)センサである。101は信号保持部、102はシフトレジスタ、103は信号処理回路、104は共通信号線、400は共通負荷回路、801はロジックブロック、806は参照電圧電流発生回路、601はバッファ部、602はアナログ演算部、603はコンパレータである。808はAFゲイン回路、809はマルチプレクサである。信号保持部101は、フォトダイオードを含み、一次元配置されたフォトダイオードがリニアセンサを形成している。バッファ部601、アナログ演算部602及びコンパレータ603は、リニアセンサ101の蓄積制御を行う自動ゲイン調整回路(以下、AGC回路という)である。図2に示すように、複数の信号処理回路103は、それぞれ複数の信号保持部101に対応して設けられる。
次に、AFセンサの動作を説明する。最初に、信号保持部101のフォトダイオードを含む周辺回路の各ブロックが初期化された後、信号保持部101のフォトダイオードは、光を電荷に変換し、電荷の蓄積動作を開始する。信号保持部101のフォトダイオードで発生した電荷は、信号保持部101で保持されると同時に信号処理回路103の各入力端子に入力される。電荷を蓄積している期間、複数の信号処理回路103は、各信号保持部101から入力された信号のうちの最大値と最小値を、共通負荷回路400を駆動源として、共通信号線104から複数本同時又は時分割でそれぞれ出力する。バッファ部601は、信号処理回路103から出力された最大値及び最小値をバッファリングする。アナログ演算部602は、バッファ部601から出力された最大値及び最小値を入力し、最大値と最小値との差分を求めて、コンパレータ603に出力する。コンパレータ603は、参照電圧電流発生回路806で生成する蓄積終了判断レベルとアナログ演算部602の出力信号レベルとを比較する。最大値と最小値の差分が蓄積終了判断レベルより大きくなったときに、コンパレータ603の出力信号が反転して、蓄積終了判断を知らせるAGCコンパレータ信号がコンパレータ603からロジックブロック801に出力される。ロジックブロック801は、AGCコンパレータ信号を入力すると、すべての信号保持部101のダイオードの電荷蓄積を終了させる、または、蓄積終了判断レベルを変えて信号保持部101のダイオードの電荷蓄積を継続させるかを判断する。電荷蓄積を終了すると判断した場合、ロジックブロック801は、信号保持部101に対して電荷蓄積を終了させ、電荷の信号をホールドする制御を行う。電荷蓄積終了後、複数のシフトレジスタ102は、それぞれ複数の信号処理回路103に読み出しパルス信号を出力する。複数の信号処理回路103は、読み出しパルスに応じて、信号保持部101に保持されている信号を、共通信号線104を介してAFゲイン回路808へ順次出力する。AFゲイン回路808は、順次出力された信号に対して、適切なゲイン処理を施す。マルチプレクサ809は、AFゲイン回路808の出力信号を多重化し、外部に出力する。
図2は、図1の信号保持部101及び信号処理回路103の構成例を示す回路図である。101は前述の信号保持部である。光電変換素子PDは、例えばフォトダイオードであり、光電変換により生成された電荷を第1のノードに出力する。VRSはリセット電圧、PRSはリセットパルス、PSWは感度切替パルスである。積分回路は、第1の増幅回路21、感度切替スイッチM11、リセットスイッチM12、第1の容量C11及び第2の容量C12を有し、入力端子が第1のノードに接続され、出力端子が第2のノードに接続される。感度切替スイッチ(第1のスイッチ)M11及びリセットスイッチ(第2のスイッチ)M12は、第1のノード及び第2のノードの間に直列に接続される。第1の積分容量C11は、リセットスイッチM12と並列に接続され、第2のノードに一方の端子が接続される。第2の積分容量C12は、第1のノード及び第2のノードの間に接続される。感度切替スイッチM11は、MOSトランジスタであり、積分回路の積分容量を切り替えることにより、感度を切り替える。リセットスイッチM12は、MOSトランジスタであり、感度切替スイッチM11と同時に導通させることで積分回路の入出力をショートしてフォトダイオードPDをリセットする。C11は電荷変換係数を下げる積分容量、C12は積分容量、21は積分回路のフィードバックを形成する増幅回路である。第1の増幅回路21は、第1の差動増幅回路であり、反転入力端子が第1のノードに接続され、正転入力端子がリセット電圧VRSのノードに接続され、出力端子が第2のノードに接続される。
103は前述の信号処理回路、VGRはクランプ電圧、PGRはクランプスイッチ、PTN1は第1のノイズクランプパルス、PTN2は第2のノイズクランプパルス、PTS1は第1の信号入力パルス、PTS2は第2の信号入力パルスである。80は出力段がPMOS又はNMOSで構成されたソースフォロワを持つ増幅回路、81〜85は各パルスに対応するスイッチ、86はクランプ容量、90は出力選択スイッチである。
フォトダイオードPDは、光を電荷に変換し、変換した電荷を蓄積する。信号保持部101は、フォトダイオードPDで発生した電荷が積分容量C11及びC12へ転送される積分回路を形成している。このとき、増幅回路21の仮想接地により、フォトダイオードPDの端子電位はリセット電圧VRSに保たれる。信号処理回路103において、増幅回路80の出力段をNMOSソースフォロワで形成すると、複数の信号処理回路103の出力信号のうちの最大値が共通信号線104から検出される。また、増幅回路80の出力段をPMOSソースフォロワで形成すると、複数の信号処理回路103の出力信号のうちの最小値が共通信号線104から検出される。1つの信号保持部101に対して、信号処理回路103と共通信号線104と共通負荷回路400との組みを2組み配置して、そのうちの1組みをNMOSソースフォロワ出力段の増幅回路80にし、他の1組みをPMOSソースフォロワ出力段の増幅回路80にする。これにより、2つの共通信号線104から上記の最大値と最小値を同時に検出することができる。なお、2つの共通信号線104を設ける代わりに1つの共通信号線104を設け、1つの共通信号線104から最大値と最小値を時分割で検出するようにしてもよい。
図3は、信号保持部101のレイアウト例を示す図である。ActiveはN型アクティブ領域である。PNフォトダイオードPDは、N型アクティブ領域内に設けられたP型拡散領域で形成されている。図3において、図2と同一符号は説明を省略する。AFセンサのフォトダイオードPDは、感度を確保しつつAF検出精度を高めるために、画素ピッチ方向を短辺とする長方形の形状をしている。また、フォトダイオードPDとMOSトランジスタスイッチM11のゲートが接する箇所において、GIDL起因のドレイン−ウェル間リーク電流が発生する。本実施形態では、該当箇所の数を1カ所に限定することで、GIDL起因のドレイン−ウェル間リーク電流の発生箇所を最小の1つに抑えている。
図5は、図2の増幅回路21の構成例を示す回路図である。INPは正転入力端子、INNは反転入力端子、OUTは出力端子、PCHはサンプルホールドパルス、CMEMは保持容量、BIASは電流源制御パルス、M31はサンプルホールドスイッチである。図中の各MOSトランジスタは、差動アンプとソースフォロワを形成している。なお、差動入力段及びソースフォロワ入力段、サンプルホールドスイッチM31の極性は、リセット電圧VRSや増幅回路21の動作範囲を考慮して、図5以外の極性でも構わない。サンプルホールド回路は、サンプルホールドスイッチM31及び保持容量CMEMを有し、第2のノードの電圧に基づく電圧をサンプルホールドする。
図4は、図2の信号保持部101及び信号処理回路103の動作例を示すタイミングチャートである。図4の信号名は、図2の各パルス符号に対応しており、図4のハイレベルは、対応するスイッチがオンすることを示している。HSRは、シフトレジスタ102の駆動パルスである。
フォトダイオードPDの電荷蓄積開始前のリセット期間T10において、リセットパルスPRS、感度切替パルスPSW、ホールドパルスPCHがハイレベルになり、リセットスイッチM12と感度切替スイッチM11とサンプルホールドスイッチM31がオンする。これにより、フォトダイオードPDと保持容量CMEMの電位がリセットされる。フォトダイオードPDの端子は、リセット電圧VRSに対して増幅回路21のオフセット電圧を加えた電位にリセットされる。同時に、ノイズクランプパルスPTN1,PTN2とクランプパルスPGRがハイレベルになり、スイッチ81,82,85がオンする。これにより、信号処理回路103のクランプ容量86の両端は、一端がリセット電圧VRSに対して増幅回路21及び80のオフセット電圧を加えた電圧にリセットされ、他端がクランプ電圧VGRにリセットされる。
電荷蓄積期間T11において、リセットパルスPRSがローレベルになり、リセットスイッチM12がオフし、リセット動作は終了する。以降、フォトダイオードPDは、照射された光量に応じた電荷量を生成し、フォトダイオードPDで発生した電荷量に応じて増幅回路21の出力が変化し始める。電荷蓄積期間T11〜T16では、感度切替パルスPSWがハイレベル又はローレベルになることで、感度切替スイッチM11がオン又はオフに固定し、それぞれ積分容量値をC11+C12又はC12に切り替え、感度を切り替えることができる。通常は、感度切替パルスPSWは、電荷蓄積終了まで固定で動作することが好ましいが、意図的に電荷蓄積途中でハイレベルとローレベルを変えても構わない。
電荷蓄積期間T12では、ノイズクランプパルスPTN2がローレベルになり、スイッチ85がオフする。電荷蓄積期間T13では、ノイズクランプパルスPTN1がローレベルになり、スイッチ81がオフする。電荷蓄積期間T14では、信号入力パルスPTS1がハイレベルになり、スイッチ84がオンする。電荷蓄積期間T15では、クランプパルスPGRがローレベルになり、スイッチ82がオフする。電荷蓄積期間T16では、信号入力パルスPTS2がハイレベルになり、スイッチ83がオンする。この一連の動作で、クランプ容量86の一方の端子にクランプ電圧VGRが保持され、他方の端子にリセット電圧VRSに対して増幅回路21及び80のオフセット電圧が加わった電圧が保持され、ノイズキャンセルが行われる。
電荷蓄積期間T16において、フォトダイオードPDで発生した電荷が、信号保持部101の積分容量C11及びC12により電圧に変換されて信号処理回路103に入力される。フォトダイオードPDが正孔蓄積型の場合、信号保持部101の出力電圧は、リセット電圧VRS付近をダーク出力として、電荷蓄積の進行とともに低下する。被写体が低輝度の場合、電荷を多く集めるため、電荷蓄積期間T16は、数百ms程度まで延長可能である。その場合、信号精度は、信号保持部101において、フォトダイオードPDの暗電流及び読み出し回路の微小なリーク電流に大きく影響される。読み出し回路の微小なリーク電流の一つのメカニズムとして、一般的にGIDLと呼ばれる、MOSトランジスタのオフ時に発生するゲート−ソース間電圧依存を持つドレイン−ウェル間リーク電流が懸念される。GIDL起因のリーク電流を抑えるためには、MOSトランジスタのオフ時に、必要以上にゲート−ソース間電圧をMOSトランジスタオフ側へ広げないことが重要である。本実施形態では、増幅回路21の仮想接地により、フォトダイオードPDの電位は、電荷蓄積時間T16の期間を通してリセット電圧VRS付近に固定されている。感度切替MOSトランジスタM11及びリセットMOSトランジスタM12のオフ時のゲート電圧は、製造プロセスと動作環境の変動を考慮しても、ソース−ドレイン間のサブスレッショルドリーク電流及びGIDL起因のリーク電流が最小になる電圧が望ましい。
また、本実施形態では、電荷蓄積期間T16を通して、感度切替パルスPSWをハイレベル又はローレベルに切り替えることで、積分容量をC11+C12又はC12に切り替えることができる。このとき、感度切替パルスPSWがハイレベル又はローレベルのどちらでも、フォトダイオードPDの第1のノードにソース(又はドレイン)が接続されるオフ状態のMOSトランジスタの数は1個である。その結果、低輝度長期間蓄積動作においても、GIDL起因のリーク電流を抑制して、信号の精度を高めることができるので、良好なAF性能を実現することができる。また、上記のように、第1の信号処理回路103は、複数の信号保持部101の出力信号のうちの最大値を共通信号線104に出力し、第2の信号処理回路103は、複数の信号保持部101の出力信号のうちの最小値を共通信号線104に出力する。
電荷蓄積終了期間T17において、増幅回路21のサンプルホールドパルスPCHがローレベルになることにより、ホールドスイッチM31がオフする。増幅回路21は、オープンループ状態になり、サンプルホールドパルスPCHがローレベルになった時点の出力電圧を保持し続ける。
電荷蓄積終了期間T18において、リセットパルスPRS及び感度切替パルスPSWがハイレベルになり、リセットMOSトランジスタM12及び感度切替MOSトランジスタM11が再びオンする。このとき、フォトダイオードPDは、サンプルホールドパルスPCHがローレベルになった時点の増幅回路21の出力電圧に固定される。別の駆動方法として、電荷蓄積終了期間T18において、リセットパルスPRSがローレベル、感度切替パルスPSWがハイレベル又はローレベルを維持する動作も考えられる。電荷蓄積終了期間T18では、積分容量C12に電荷が保持されて、フォトダイオードPDの電位が上昇し始める。やがて、リセットMOSトランジスタM12及び感度切替MOSトランジスタM11がオンして、オーバーフロー動作を行うので、過剰電荷が隣接画素に流入して誤信号となる懸念はない。図4の各パルスを生成するタイミングジェネレーターの回路規模に応じて、上記の駆動方法を使い分けることができる。
期間T19では、シフトレジスタ102の駆動パルスHSRにより、複数のシフトレジスタ102が順次ハイレベルを出力し、複数の信号処理回路103の出力選択スイッチ90が順次オンする。これにより、複数の信号保持部101に保持されている信号は、それぞれ、複数の信号処理回路103を介して、共通信号線104に順次出力される。
本実施形態によれば、信号保持部101の読み出し回路に積分回路を採用し、フォトダイオードPDに接続されるトランジスタのオフ動作時にゲート−ソース間の電圧差を最小限に抑えることができる。また、積分回路は、積分容量の切替スイッチM11を有しつつ、フォトダイオードPDの第1のノードにソース又はドレイン(被制御端子)が接続されるMOSトランジスタの数を1個に制限する。これにより、信号保持部101は、信号保持機能を損なうことなく、GIDL起因のリーク電流を抑制することができる。その結果、低輝度下でも、良好な性能を持つオートフォーカスセンサを提供することができる。
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態に係る信号保持部101の構成例を示す回路図である。本実施形態は、第1の実施形態に対して、図2の増幅回路21の代わりに、MOSトランジスタM61及びM62で構成されるソース接地の第1の反転増幅回路を設けている。第1の反転増幅回路は、MOSトランジスタM61及びM62を有し、入力端子が第1のノードに接続され、出力端子が第2のノードに接続される。また、本実施形態は、第1の実施形態に対して、図5のサンプルホールド回路(サンプルホールドスイッチM31及び保持容量CMEM)が、信号保持部101の出力部に配置されている点が異なる。サンプルホールド回路は、サンプルホールドスイッチM31及び保持容量CMEMを有し、入力端子が第2のノードに接続される。
本実施形態は、第1の実施形態に対して、増幅回路21を構成するMOSトランジスタの数を削減して、読み出し回路のレイアウト面積を小さくできるメリットがある。また、電流源制御パルスBIASで制御される電流源の数は、第1の実施形態(図5)では2つであるのに対し、本実施形態(図6)では1つに減っているので、AFセンサの消費電力を削減することができる。
図6の回路動作は、第1の実施形態と同様であるが、以下の点が異なる。図4のリセット期間T10において、リセットパルスPRS、感度切替パルスPSWがハイレベルになり、反転増幅回路の入力端子と出力端子がショートされる。MOSトランジスタM61は、定電流源動作するMOSトランジスタM62のドレイン電流で駆動される。そのため、MOSトランジスタM61のゲートとドレイン及びフォトダイオードPDの電位は、電源電圧からMOSトランジスタM61の閾値電圧とオーバードライブ電圧分低下した電位に固定される。
電荷蓄積終了期間T17において、サンプルホールドパルスPCHがローレベルになることにより、サンプルホールドスイッチM31がオフする。サンプルホールドスイッチM31がオフするので、信号保持部101の出力は、サンプルホールドパルスPCHがローレベルになった時点の出力電圧を保持し続ける。
本実施形態において、MOSトランジスタM61及びM62で構成されるソース接地の反転増幅回路は、入力MOSトランジスタの極性がPMOSとNMOSのどちらでも構わない。さらに、増幅率を高めるためにカスコード段を挿入しても構わない。
以上で述べたように、本実施形態では、第1の実施形態の増幅回路21を、MOSトランジスタM61及びM62で構成されるソース接地の反転増幅回路に置き換える。これにより、低輝度長期間蓄積動作における信号の精度を高めつつ、AFセンサの小面積化と低消費電力化を実現することができる。
(第3の実施形態)
図7は、本発明の第3の実施形態に係る信号保持部101の構成例を示す回路図である。本実施形態(図7)は、第1の実施形態(図2)に対して、第2のリセットスイッチ(第3のスイッチ)M13、第2のリセットパルスPCH_END及び第2のリセット電圧VEXTが追加されている。第2のリセットスイッチM13は、感度切替スイッチM11及び第1のリセットスイッチM12の間のノードを第2のリセット電圧VEXTに固定するためのスイッチである。
図9は、本実施形態の信号保持部101の動作例を示すタイミングチャートである。本実施形態では、第1の実施形態(図4)と同じ動作のパルスについては説明を省略する。期間T10〜T17において、第2のリセットパルスPCH_ENDは、ローレベルに固定され、第2のリセットスイッチM13はオフになっている。電荷蓄積終了後の期間T18において、第1のリセットパルスPRSがローレベルであり、感度切替パルスPSWがハイレベルになり、リセットパルスPRSがローレベルになり、第2のリセットパルスPCH_ENDはハイレベルになる。第1のリセットスイッチM12がオフし、第2のリセットスイッチM13と感度切替スイッチM11がオンするので、フォトダイオードPDは、第2のリセット電圧VEXTに固定される。
第1の実施形態において、電荷蓄積終了期間T18にフォトダイオードPDで発生する過剰電荷は、増幅回路21の出力段に流入する。それ故、高輝度の被写体の場合、過剰電荷の流入が増幅回路21の出力段の駆動電流を変動させ、増幅回路21の出力電圧を変動させる懸念がある。しかしながら、本実施形態では、フォトダイオードPDで発生する過剰電荷は、リセットMOSトランジスタM13を通して、第2のリセット電圧VEXTに排出されるので、高輝度における増幅回路21の出力電圧変動は発生しない。第2のリセット電圧VEXTの電位は、第2のリセットパルスPCH_ENDがハイレベル時に、リセットMOSトランジスタM13が十分過剰電荷を駆動できる電位に設定する。
以上で述べたように、本実施形態では、第1の実施形態に対して、リセットMOSトランジスタM13、第2のリセットパルスPCH_END及び第2のリセット電圧VEXTを追加する。これにより、低輝度長期間蓄積動作における信号の精度を高めつつ、高輝度の信号変動を抑制したAFセンサを実現することができる。
(第4の実施形態)
図8は、本発明の第4の実施形態に係る信号保持部101のレイアウト図である。本実施形態(図8)では、図3に対して、フォトダイオードPDのアクティブ領域と感度切替スイッチM11のドレイン領域のアクティブ領域とが分離されている。この構成にすることで、フォトダイオードPDに対して、感度切替スイッチM11のレイアウト配置に自由度を持たせて、レイアウト効率を高めることができる。その結果、低輝度長期間蓄積動作における信号の精度を高めつつ、省面積のAFセンサを実現できる。
(第5の実施形態)
図10は、本発明の第5の実施形態に係る信号保持部101の構成例を示す回路図である。本実施形態(図10)は、図2に対して、第3の容量C13及び第2の感度切替スイッチ(第4のスイッチ)M14を追加したものである。積分容量C13及び第2の感度切替スイッチM14の直列接続回路は、積分容量C11に対して並列に接続される。第2の感度切替スイッチM14は、積分容量C13を介して、第1の感度切替スイッチM11に接続される。積分容量C13は、一方の端子が第1の感度切替スイッチM11及びリセットスイッチM12の間のノードに接続される。第2の感度切替スイッチM14は、積分容量C13の他方の端子及び第2のノードの間に接続される。この構成にすることで、積分回路の積分容量をC12、C12+C11、C12+C11+C13の3段階に切り替えることができる。GIDLリーク電流が懸念される低輝度長秒蓄積では、電荷変換係数を最大にしたいので、積分容量最小のC12が使うことが多い。図10では、新しいMOSトランジスタM14が追加されているが、積分容量をC12に設定したとき、フォトダイオードPDにソースが接続されるオフ状態のMOSトランジスタは1つである。つまり、信号保持部101は、図2と同様に、GIDLリーク電流の影響を抑えることができる。その結果、被写体の輝度に合わせて、より適切な積分容量及び電荷変換係数を使い分けることで、低輝度長秒蓄積動作における信号の精度を高めつつ、幅広い輝度範囲に対して高精度のAFセンサを実現できる。
第2の感度切替スイッチM14のオン/オフのタイミングは、図4の感度切替パルスPSWと同様である。期間T11〜T17の間、積分容量C13を積分容量に追加する場合は、第2の感度切替スイッチM14をオンにし、積分容量C13を積分容量に追加しない場合は、第2の感度切替スイッチM14をオフにする。なお、積分容量C13と第2の感度切替スイッチM14と同様の容量とスイッチの直接列属構成を、積分容量C11に対して並列に複数設けることで、積分容量の切替パターンを増やすことができる。
(第6の実施形態)
図11は、本発明の第5の実施形態に係る光電変換装置を有する位相差検出方式の焦点検出装置(以下AFセンサと称す)の構成例を示すブロック図である。AFセンサ811は、ラインセンサ部L1A、L2A、・・・及びL1B、L2B、・・・が配列されたセンサブロックと、外部インターフェースとAFセンサのタイミング信号を生成する機能を持つロジックブロック801と、アナログ回路ブロック810とを含む。ラインセンサ部L1A等は、図1の信号保持部101、シフトレジスタ102及び信号処理回路103に対応する。アナログ回路ブロック810は、AGC回路802〜805、ラインセンサ部で用いられる参照電圧や参照電流を生成する参照電圧電流生成回路806、温度計回路807、AFゲイン回路808、及びマルチプレクサ809を有する。AGC回路802〜805は、それぞれ図1のバッファ回路601、アナログ演算部602及びコンパレータ603に対応する。812はシリアル通信端子、813は基準電圧出力端子、814は外部温度計接続端子、815はアナログ信号出力端子である。ロジックブロック801は、シリアル通信端子812を介して、外部とのシリアル通信によってAFセンサ811の駆動タイミングを制御する。本実施形態では、第1〜第5の実施形態のAFセンサを用いることにより、高精度な焦点検出動作が実現できる。
(第7の実施形態)
図12は、本発明の第7の実施形態に係る撮像システムの構成例を示すブロック図である。901は後述するレンズのプロテクトを行うバリア、902は被写体の入射光を固体撮像装置904及びAFセンサ905に集光するレンズ、903はレンズを通過した光量を調整するための絞りである。904は、レンズで結像された被写体の光学像を画像信号として取得する固体撮像装置である。905は、先述の各実施形態で説明した光電変換装置を有するAFセンサである。906は固体撮像装置904やAFセンサ905から出力される信号を処理するアナログ信号処理装置、907は信号処理装置906から出力された信号をアナログデジタル変換するA/D変換器である。908はA/D変換器907より出力された画像データに対して各種の補正や、データを圧縮するデジタル信号処理部である。909は画像データを一時記憶するためのメモリ部、910は外部コンピュータなどと通信するための外部I/F回路、911はデジタル信号処理部908などに各種タイミング信号を出力するタイミング発生部である。912は各種演算とカメラ全体を制御する全体制御・演算部、913は記録媒体制御I/F部、914は取得した画像データを記録、又は読み出しを行うための半導体メモリなどの着脱可能な記録媒体、915は外部コンピュータである。
次に、上記の撮像システムの撮影時の動作について説明する。バリア901がオープンにされ、AFセンサ905から出力された信号を基に、全体制御・演算部912は、位相差検出により被写体までの距離を演算する。その後、演算結果に基づいてレンズ902を駆動し、再び合焦しているか否かを判断し、合焦していないと判断したときには、再びレンズ902を駆動するオートフォーカス制御を行う。次いで、合焦が確認された後に固体撮像装置904による蓄積動作が始まる。固体撮像装置904の電荷蓄積動作が終了すると、固体撮像装置904から出力された画像信号はA/D変換器907でアナログデジタル変換され、デジタル信号処理部908を通り全体制御・演算によりメモリ部909に書き込まれる。その後、メモリ部909に蓄積されたデータは、全体制御・演算部912の制御により記録媒体制御I/F部910を介して、記録媒体914に記録される。また、外部I/F部910を通り直接コンピュータなどに入力してもよい。
第1〜第7の実施形態によれば、信号保持部101に積分回路を採用してフォトダイオードPDに接続されるトランジスタのオフ動作時にゲート及びソース間の電圧差を最小限に抑える。また、積分回路は、積分容量値の切替機能を有しつつ、フォトダイオードPDに被制御端子が接続されるスイッチの数を1つに制限する。そうすることで、信号保持機能を損なうことなくGIDL起因のリーク電流の抑制が可能になる。その結果、低輝度下でも良好な性能を持つオートフォーカスセンサを提供することができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
21 増幅回路、PD 光電変換素子、M11 感度切替スイッチ、M12 リセットスイッチ、C11 第1の積分容量、C12 第2の積分容量

Claims (10)

  1. 光電変換により生成された電荷を第1のノードに出力する光電変換素子と、
    入力端子が前記第1のノードに接続され、積分容量値を切り替える可能な積分回路とを有し、
    前記第1のノードに接続されるオフ状態のMOSトランジスタのドレイン又はソースの数が1個であることを特徴とする光電変換装置。
  2. 前記積分回路の出力端子は、第2のノードに接続され、
    前記積分回路は、
    前記第1のノード及び前記第2のノードの間に直接に接続される第1のスイッチ及び第2のスイッチと、
    前記第2のスイッチと並列に接続され、前記第2のノードに一方の端子が接続される第1の容量と、
    前記第1のノード及び前記第2のノードの間に接続される第2の容量とを有することを特徴とする請求項1記載の光電変換装置。
  3. 前記光電変換素子の電荷蓄積開始前に前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチがオンし、前記光電変換素子の電位をリセットし、前記光電変換素子の電荷蓄積期間では前記第2のスイッチがオフし、前記第1のスイッチがオン又はオフに固定することにより、前記積分容量値を切り替えることを特徴とする請求項2記載の光電変換装置。
  4. 前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチは、MOSトランジスタであり、
    前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチのオフ時におけるゲート電圧は、サブスレッショルドリーク電流及びGIDL起因のリーク電流が最小になる電圧であることを特徴とする請求項2又は3記載の光電変換装置。
  5. 前記積分回路は、反転入力端子が前記第1のノードに接続され、正転入力端子がリセット電圧ノードに接続され、出力端子が前記第2のノードに接続される第1の差動増幅回路を有し、
    さらに、前記第2のノードの電圧に基づく電圧をサンプルホールドするサンプルホールド回路を有することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  6. 前記積分回路は、入力端子が前記第1のノードに接続され、出力端子が前記第2のノードに接続される第1の増幅回路を有することを特徴とする請求項2記載の光電変換装置。
  7. 前記積分回路は、前記第1のスイッチ及び第2のスイッチの間のノードをリセット電圧に固定するための第3のスイッチを有することを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  8. 前記光電変換素子の電荷蓄積期間では前記第2のスイッチ及び前記第3のスイッチがオフし、前記第1のスイッチがオン又はオフに固定することにより、前記積分容量値を切り替え、前記光電変換素子の電荷蓄積終了後に前記第1のスイッチ及び前記第3のスイッチがオンし、前記第2のスイッチがオフすることを特徴とする請求項7記載の光電変換装置。
  9. 前記積分回路は、
    一方の端子が前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチの間のノードに接続される第3の容量と、
    前記第3の容量の他方の端子及び前記第2のノードの間に接続される第4のスイッチとを有することを特徴とする請求項2〜8のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の光電変換装置と、
    前記光電変換装置に入射光を集光するレンズと
    を有することを特徴とする撮像システム。
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