JP2014225860A - 地磁気センサーを用いた通信部制御方法及びこのための電子機器 - Google Patents

地磁気センサーを用いた通信部制御方法及びこのための電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 通信部で消耗される待ち電力を最小化し、地磁気センサーを搭載した電子機器と、磁性体を含む電子機器とを簡単に連結するための通信部制御方法及びこのための電子機器を提供する。
【解決手段】 地磁気センサーを通じて磁場情報を獲得する段階と、獲得された磁場情報と基準磁場情報とを比較する段階と、比較結果に基づいて、外部機器と通信可能な不活性状態の通信部を活性状態に切り替える段階と、を含むことを特徴とする電子機器の通信部制御方法を開示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地磁気センサーで測定された磁場情報に基づいて、不活性状態の少なくとも一つの通信部を活性状態に切り替える通信部制御方法及びこのための電子機器に関する。
一般的に、電子機器の通信部はいつも待ち状態にある。しかし、通信部が常にオンになっている場合、電子機器で消耗される電力量が多くなる。一方、消耗電力を省くために通信部をオフにしておく場合、ユーザが別途の操作を通じて通信部を待ち状態にせねばならないという面倒さがある。
したがって、通信部で消耗される待ち電力を最小化するために、普段には通信部を不活性状態に維持していて必要な場合に簡単に通信部を活性状態に切り替えるシステムが必要である。
本発明の目的は、通信部で消耗される待ち電力を最小化し、地磁気センサーを搭載した電子機器と、磁性体を含む電子機器とを簡単に連結するための通信部制御方法及びこのための電子機器を提供することである。
本発明の一実施形態による電子機器の通信部制御方法は、地磁気センサーを通じて磁場情報を獲得する段階と、獲得された磁場情報と基準磁場情報とを比較する段階と、比較結果に基づいて、外部機器と通信可能な不活性状態の通信部を活性状態に切り替える段階と、を含む。
本発明の一実施形態による電子機器の通信部制御方法は、獲得された磁場情報が基準磁場情報以上である場合、不活性状態の通信部を活性状態に切り替える段階を含む。
本発明の一実施形態による電子機器の通信部制御方法は、活性状態に切り替えられた通信部を用いて外部機器を検索する段階をさらに含む。
本発明の一実施形態による電子機器の通信部制御方法は、外部機器でブロードキャストされる広告情報を受信する段階を含み、広告情報は、外部機器の識別情報、外部機器の機能情報、外部機器の状態情報、及び外部機器の好む通信方式に関する情報のうち少なくとも一つを含む。
本発明の一実施形態による通信部は、マイクロフォンを備え、本発明の一実施形態による外部機器を検索する段階は、マイクロフォンを用いて、外部機器から出力される広告情報を含む音響信号を受信する段階を含む。
本発明の一実施形態による電子機器の通信部制御方法は、音響信号のクリッピング発生を感知する段階と、クリッピング発生に基づいて、マイクロフォンの感度を調節する段階と、をさらに含む。
本発明の一実施形態による電子機器の通信部制御方法は、音響信号の信号対ノイズ比(SNR:Signal to Noise Ratio)情報を獲得する段階と、信号対ノイズ比情報に基づいてマイクロフォンの感度を調節する段階と、をさらに含む。
本発明の一実施形態による電子機器の通信部制御方法は、獲得された磁場情報を用いて、電子機器を基準として外部機器の相対的位置情報を獲得する段階と、外部機器の相対的位置情報に基づいてマイクロフォンの動きをガイドするガイド情報を提供する段階と、をさらに含む。
本発明の一実施形態によるガイド情報を提供する段階は、外部機器の位置方向に関する情報、及びマイクロフォンの位置方向に関する情報のうち少なくとも一つを画面に表示する段階を含む。
本発明の一実施形態による電子機器の通信部制御方法は、マイクロフォンの感度に関する情報を提供する段階をさらに含む。
本発明の一実施形態による電子機器の通信部制御方法は、活性状態に切り替えられた通信部を用いた外部機器の検索に失敗した場合、外部機器を検索できる少なくとも一つの通信部を備える通信部リストを提供する段階をさらに含む。
本発明の一実施形態による通信部は、少なくとも一つの近距離通信部を備え、外部機器を検索する段階は、少なくとも一つの近距離通信部を用いて外部機器から伝送された広告情報を受信する。
本発明の一実施形態による通信部を活性状態に切り替える段階は、優先順位に基づいて、不活性状態の少なくとも一つの通信部を活性状態に切り替える段階と、少なくとも一つの通信部を用いて外部機器を検索する段階と、を含む。
本発明の一実施形態による通信部を活性状態に切り替える段階は、外部機器と通信するための第1通信部を活性状態に切り替える段階と、第1通信部を通じて外部機器を検索する段階と、外部機器の検索に失敗した場合、第1通信部と異なる第2通信部を活性状態に切り替える段階と、を含む。
本発明の一実施形態による通信部制御方法は、電子機器が外部機器と、通信部を通じて通信連結された場合、外部機器に関するアプリケーションを画面に提供する段階をさらに含む。
本発明の一実施形態による電子機器は、外部機器と通信可能な通信部と、磁性体を検出する地磁気センサーを備えるセンシング部と、地磁気センサーを通じて獲得された磁場情報と基準磁場情報とを比較し、比較結果に基づいて不活性状態の通信部を活性状態に切り替える制御部と、を備える。
本発明の一実施形態による電子機器の制御部は、センシング部に連結され、獲得された磁場情報が基準磁場情報以上である場合、スリープモードのアプリケーションプロセッサをウェークアップモードに変更させるためのウェークアップ情報を、アプリケーションプロセッサに伝達するセンサーハブを備える。
本発明の一実施形態による電子機器のセンシング部は、電子機器の角速度情報を獲得するジャイロスコープセンサー及び電子機器の加速度情報を獲得する加速度センサーをさらに備え、本発明の一実施形態による電子機器の制御部は、角速度情報及び加速度情報をさらに考慮して、不活性状態の通信部を活性状態に切り替える。
本発明の一実施形態による電子機器の通信部は、制御部によって活性状態に切り替えられる場合、外部機器でブロードキャストされる外部機器の識別情報、外部機器の機能情報、外部機器の状態情報、及び外部機器の好む通信方式に関する情報のうち少なくとも一つを含む広告情報を受信する。
本発明の一実施形態による電子機器の通信部は、マイクロフォンを備え、マイクロフォンは、制御部によって活性状態に切り替えられる場合、外部機器から伝送された音響信号を受信する。
本発明の一実施形態による電子機器の制御部は、音響信号のクリッピング発生情報、及び音響信号の信号対ノイズ比(SNR)情報のうち少なくとも一つに基づいてマイクロフォンの感度を調節する。
本発明の一実施形態による電子機器は、外部機器の位置方向に関する情報、及びマイクロフォンの位置方向に関する情報のうち少なくとも一つを画面に表示するディスプレイ部をさらに備える。
本発明の一実施形態による電子機器の通信部は、少なくとも一つの近距離通信部(short−range wireless communication unit)を備え、少なくとも一つの近距離通信部は、制御部によって活性状態に切り替えられる場合、外部機器から伝送された信号を受信する。
本発明の一実施形態による近距離通信部は、ワイファイ通信部、ブルートゥース(登録商標)通信部、近距離無線通信部、BLE通信部、ジグビー(登録商標)通信部、赤外線通信部、WFD(Wi−Fi Direct)通信部、及びUWB(ultra wideband)通信部のうち少なくとも一つを備える。
本発明の一実施形態による電子機器の制御部は、優先順位に基づいて、不活性状態の少なくとも一つの通信部を順次に活性状態に切り替える。
本発明の一実施形態による電子機器は、電子機器が外部機器と通信部を通じて通信連結された場合、外部機器との連結状態情報、前記外部機器に関するアプリケーション、及び前記獲得された磁場情報のうち少なくとも一つを画面に提供するディスプレイ部をさらに備える。
本発明の一実施形態による通信システムを説明するための図面である。 本発明の一実施形態による通信部制御方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態による磁場情報を説明するための図面である。 本発明の一実施形態による磁場強度の変化量に関する情報を説明するための図面である。 本発明の一実施形態による複数のセンサーで獲得された特徴ベクトルを示す図面である。 本発明の一実施形態によるSVM(Support Vector Machine)方法を説明するための図面である。 本発明の一実施形態による磁場情報を獲得するための関数を示す図面である。 本発明の一実施形態による外部機器を検索する方法を説明するためのフローチャートである。 マイクロフォンが活性状態に切り替えられる一例を示す図面である。 マイクロフォンが活性状態に切り替えられる一例を示す図面である。 マイクロフォンが活性状態に切り替えられる一例を示す図面である。 マイクロフォンが活性状態に切り替えられる一例を示す図面である。 近距離無線通信部が活性状態に切り替えられる一例を示す図面である。 近距離無線通信部が活性状態に切り替えられる一例を示す図面である。 近距離無線通信部が活性状態に切り替えられる一例を示す図面である。 近距離無線通信部が活性状態に切り替えられる一例を示す図面である。 本発明の一実施形態による電子機器が複数の通信部を順次に活性化させる方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態による複数の通信部が順次に活性化する一例を示す図面である。 本発明の一実施形態による通信部リストを提供する方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態による通信部リストの一例を示す図面である。 本発明のさらに他の実施形態による通信システムを説明するための図面である。 無線充電パッドの感知によって不活性状態の通信部を活性状態に切り替える一例を示す図面である。 本発明の一実施形態によるマイクロフォンの感度を調節する方法を説明するためのフローチャートである。 マイクロフォンの感度による音響信号の状態を説明するための図面である。 本発明の一実施形態による電子機器が、ユーザに外部機器の位置またはマイクロフォンの位置をガイドする方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態による電子機器が、磁場情報を用いて外部機器の位置を認識する方法を説明するための図面である。 本発明の一実施形態による電子機器が、磁場情報及び角速度情報を用いて外部機器の位置を認識する方法を説明するための図面である。 本発明の一実施形態による電子機器が、マイクロフォンの位置移動をガイドする一例を示す図面である。 本発明の一実施形態による電子機器が、マイクロフォンの位置移動をガイドする一例を示す図面である。 本発明の一実施形態による電子機器が、マイクロフォンの位置移動をガイドする一例を示す図面である。 本発明の一実施形態による電子機器の構成を説明するためのブロック構成図である。 本発明の一実施形態に係るSSP(Seamless Sensing Platform)のデータ通信プロトコルを説明するための図面である。
本明細書で使われる用語について簡略に説明し、本発明について具体的に説明する。
本発明で使われる用語は、本発明での機能に鑑みてなるべく現在広く使われる一般的な用語を選択したが、これは、当業者の意図または判例、新たな技術の出現などによって変わりうる。また、特定の場合には出願人が任意に選定した用語もあり、この場合、該発明の説明部分で詳細にその意味を記載する。したがって、本発明で使われる用語は、単純な用語の名称ではなく、その用語が持つ意味及び本発明の全般にわたる内容に基づいて定義されねばならない。
明細書全般にわたって、ある部分がいずれかの構成要素を“含む”とする時、これは、特に断らない限り、他の構成要素を除外するものではなく他の構成要素をさらに含むということを意味する。また、明細書に記載の“…部”、“モジュール”などの用語は、少なくとも一つの機能や動作を処理する単位を意味し、これは、ハードウェアまたはソフトウェアで具現されるか、または、ハードウェアとソフトウェアとの結合で具現される。
明細書全般にわたって“磁性体(magnetic substance)”は、磁性を持つ物質、すなわち、磁場内で磁化する物質を意味する。磁性体には、強磁性体、常磁性体、反磁性体、フェリ磁性体などがある。一方、磁性体を含む機器には、スピーカー、MRI(magnetic resonance imaging)、携帯端末など多様であるが、以下では、スピーカーを挙げて説明する。
以下、添付した図面を参考までに本発明の実施形態について当業者が容易に行えるように詳細に説明する。しかし、本発明はいろいろな態様な形態で具現でき、ここで説明する実施形態に限定されるものではない。そして、図面で本発明を明確に説明するために、説明と関係ない部分は略し、明細書全般にわたって類似した部分には類似した図面符号をつけた。
図1は、本発明の一実施形態による通信システムを説明するための図面である。図1に示したように、本発明の一実施形態による通信システムは、電子機器100及び外部機器200を備える。
電子機器100は、外部機器200と通信するための少なくても一つの通信部110、センシング部120、制御部130を備える。
通信部110は、電子機器100と外部機器200または電子機器100とサーバとの通信を行わせる一つ以上の構成要素を含む。例えば、通信部110は、近距離通信部(Short range wireless communication unit)、マイクロフォンなどを備える。この時、近距離通信技術には、無線LAN(Wi−Fi)、ブルートゥース(登録商標)、ジグビー(登録商標)、WFD(Wi−Fi Direct)、UWB(ultra wideband)、赤外線通信(IrDA、infrared Data Association)、BLE(Bluetooth Low Energy)、NFC(Near Field Communication)などがあるが、これらに限定されるものではない。
本発明の一実施形態による無線LAN(Wi−Fi)は、無線信号を伝達するAP(access point、無線共有器)が周辺の一定の半径内に存在する複数の端末とデータを送受信するインフラストラクチャーモード、APなしに端末同士でP2P(Peer to Peer)形態でデータを送受信するアドホックモードを含む。
ブルートゥース(登録商標)は、無線通信機器の間に近距離で低電力で無線通信を行うための標準である。UWB(ultra wideband)とは、短距離区間で低電力で広いスペクトル周波数を通じて多量のデジタルデータを伝送する無線技術である。
WFDとは、ワイファイ技術の新たなバージョンであり、最大の特徴は、機器間の直接通信が可能であるという点である。すなわち、ホットスポット、ルータ、APなしでもワイファイダイレクトの設けられた機器同士で互いに通信して情報を共有する。ジグビーは、近距離通信を支援するIEEE 802.15.4標準のうち一つをいう。ジグビーは、家庭または事務室などの無線ネットワーキング分野で10〜20m内外の近距離通信及びユビキタスコンピュータのための技術である。
“ブルートゥース低エネルギー(Bluetooth(登録商標)Low Energy、以下‘BLE’と称する)”は、近距離通信技術のうち一つであり、ブルートゥースV4.0の核心機能を意味する。BLEは、既存のブルートゥース規格に比べて相対的に小さなduty cycleを持ち、低コスト生産が可能であり、平均電力及び待ち電力を省いて、コインサイズのバッテリーで数年間作動できる。
近距離無線通信(NFC)とは、電子タッグ(RFID)の一種であり、13.56MHz周波数帯域を使う非接触式の近距離無線通信部を意味する。近距離無線通信技術を通じて、10cmの近い距離で端末機間のデータ伝送を行える。NFCは、機器間通信(P2P)モード、R/W(Reader/writer)モード、カードエミュレーションモードを含む。
本発明の一実施形態による電子機器100は、少なくとも一つの通信部110を用いて外部機器200を検索する。例えば、電子機器100は、外部機器200でブロードキャストされる広告情報(advertising information)を受信し、受信された広告情報を分析することで、外部機器200を検索する。本発明の一実施形態による広告情報は、外部機器200の識別情報、外部機器200の機能情報、外部機器200の状態情報、及び外部機器200の好む通信方式に関する情報のうち少なくとも一つを含むが、これらに限定されるものではない。
本発明の一実施形態による識別情報(Identification information)は、外部機器200を識別するための固有情報であり、例えば、MACアドレス、デバイスID、機器名、製品一連番号、ニックネームなどがある。
本発明の一実施形態による機能情報(capability information)は、外部機器200で支援する機能に関する情報であり、例えば、サポート可能な通信方式(例えば、BLE/ブルートゥース/NFC/Wi−Fiなど)に関する情報、搭載されたセンサー(例えば、地磁気センサー、加速度センサー、温度センサー、ジャイロスコープセンサー、近接センサーなど)に関する情報、提供可能なサービス(例えば、UPnP、DLNAなど)に関する情報などを含むが、これらに限定されるものではない。
本発明の一実施形態による状態情報(state information)は、外部機器200の現在状態を示す情報であり、例えば、通信部の活性または不活性状態に関する情報、センサーの活性または不活性状態に関する情報、外部機器200に設定されたモード(例えば、ロックモード、運転モード、マナーモード、画面自動回転モード、同期化モードなど)に関する情報を含むが、これらに限定されるものではない。
本発明の一実施形態による好む通信方式に関する情報は、外部機器200で好む通信方式の優先順位に関する情報を意味する。本発明の一実施形態による広告情報は、advertising packet形態にブロードキャストされる。
本発明の一実施形態による電子機器100は、マイクロフォンを通じて外部機器200から出力される広告情報を含む音響信号(sound signal)を認識する。この時、電子機器100は、音響信号をデコーディングし、外部機器200の識別情報を確認する。
本発明の一実施形態によるセンシング部120は、地磁気センサー(magnetic sensor、magnetometer)121を備える。地磁気センサー121は、地磁気を感知するセンサーを意味する。本発明の一実施形態による地磁気センサー121内には、磁場の強度を測定できるセンサーがX、Y、Z軸方向に3個存在する。地磁気センサー121は、X、Y、Z軸センサー間の出力ベクトル和で磁場方向、磁場強度B、磁力などを測定する。
したがって、本発明の一実施形態によれば、ユーザによって磁性体300に近付く電子機器100は、地磁気センサー121を通じて磁場の変化、磁場強度、磁場方向、磁力などの情報を獲得する。
制御部130は、通常的に電子機器100の全般的な動作を制御する。例えば、制御部130は、通信部110、センシング部120を制御できる。制御部130は、SSP(Seamless Sensing Platform)のセンサーハブを備える。センサーハブは、MCU(Micro Controller Unit)の一種である。
すなわち、本発明の一実施形態による電子機器100では、アプリケーションプロセッサ(Application Processor、以下‘AP’と称する)とは別途にSSPが動作する。この時、電子機器100は、SSPのセンサーハブにセンシング部120を連結し、スリープモードのAPを覚まさずにセンシング情報を収集し、周辺または電子機器100の状況を認知する。SSPのセンサーハブは、所定状況が発生した場合にスリープモードのAPを覚ます。電子機器100の各構成については、図25を参照して後でさらに詳細に説明する。
本発明の一実施形態による電子機器100は、多様な形態で具現される。例えば、本明細書で記述される電子機器100は、携帯電話、スマートフォン、ノート型パソコン、タブレットPC、電子本端末機、デジタル放送用端末機、PDA(Personal Digital Assistants)、PMP(Portable Multimedia Player)、ナビゲーション、MP3プレーヤなどがあるが、これらに限定されるものではない。
外部機器200は、磁性体300を含む機器である。例えば、外部機器200は、スピーカーを備えるオーディオ装置、ディスプレイ装置、携帯電話、スマートフォン、ノート型パソコン、ナビゲーション、磁気ディスクを用いたハードディスク、モータ付きのおもちゃ(例えば、自動車、ヘリコプター)などを含むが、これらに限定されるものではない。
本発明の一実施形態によれば、磁性体300は、外部機器200の内部に取り付けられてもよく、ドングルまたはアクセサリー形態で外部機器200の外部に取り付けられてもよい。
外部機器200は、電子機器100と通信するための通信部を備える。例えば、外部機器200は、近距離通信部、スピーカーなどを備える。本発明の一実施形態による外部機器200は、近距離通信部を通じて識別情報、サポート可能な通信方式に関する情報、現在状態情報(例えば、通信部のオン/オフ状態、センサーのオン/オフ状態など)、提供可能なサービスに関するサービス情報などを所定周期でブロードキャストする。この時、外部機器200は、識別情報などをAdvertising packet形態にブロードキャストする。
一方、外部機器200で支援する近距離通信技術の一例として、無線LAN(Wi−Fi)、ブルートゥース、ジグビー、WFD、UWB、赤外線通信(IrDA)、BLE、NFCなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本発明の他の実施形態によれば、外部機器200は、識別情報、サポート可能な通信方式に関する情報、現在状態情報、サービス情報などを含む音響信号をスピーカーを通じて出力する。例えば、外部機器200は、識別情報、サポート可能な通信方式に関する情報、現在状態情報、サービス情報などを変調し、変調された情報を音響信号の非可聴領域に挿入して外部に伝送する。
一方、本発明の一実施形態による外部機器200は、情報保安のために、既定の暗号化コードで情報を暗号化し、暗号化された情報を電子機器100に伝送する。
以下では、地磁気センサー121を備える電子機器100が、ユーザによって磁性体300を含む外部機器200に近付く場合において、電子機器100が、地磁気センサー121で感知される磁場情報によって、外部機器200と通信するための通信部の活性化を制御する方法について、図2を参照して詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施形態による通信部制御方法を説明するためのフローチャートである。
段階S210で、電子機器100は、地磁気センサーを通じて周辺の磁場情報を獲得する。本発明の一実施形態による磁場情報は、磁場方向、磁場強度(密度)、磁力、磁場強度の変化量、磁力変化量などを含むが、これらに限定されるものではない。
また、本発明の一実施形態による磁場情報は、一軸(xあるいはyあるいはz軸)または多重軸(x、y、z軸のうち2軸以上)の地磁気値を含んでもよく、多重軸(x、y、z軸のうち2軸以上)のベクトルの和を含んでもよい。例えば、本発明の一実施形態による電子機器100は、地磁気センサー121で測定された3軸の地磁気値を用いて磁場情報を生成する。
本発明の一実施形態によれば、電子機器100は、地磁気センサー121を用いて所定周期(例えば、0.1秒)で磁場情報を獲得する。また、本発明のさらに他の実施形態によれば、電子機器100は、電子機器100の移動が感知される場合に、地磁気センサー121を通じて磁場情報を獲得してもよく、電子機器100が既に設定された領域(例えば、家または事務室)に位置する場合に、ユーザの入力なしに自動で動作する地磁気センサー121を通じて磁場情報を獲得してもよい。
一方、本発明の一実施形態による電子機器100は、地磁気センサー121を通じて磁場情報を獲得する時にジャイロスコープで感知される角速度情報、及び加速度センサーで感知される加速度情報を考慮してもよい。地磁気センサー121を通じて獲得される磁場情報については、図3ないし図7を参照して後述する。
段階S220で、電子機器100は、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報と基準磁場情報とを比較する。
本発明の一実施形態による基準磁場情報は、不活性状態の通信部を活性状態に切り替えるための基準になる磁場強度、磁力またはしきい値に関する情報を意味する。例えば、基準磁場情報は‘180μT’に設定される。
本発明の一実施形態によれば、基準磁場情報は、ユーザによって設定されてもよく、電子機器100によって設定されてもよく、外部のサーバによって設定されてもよいが、これに限定されるものではない。
本発明の一実施形態による電子機器100は、保存された基準磁場情報をメモリから抽出し、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報と比較する。この時、本発明の一実施形態によれば、電子機器100のAPがスリープモードの場合、SSPのセンサーハブ(MCU)が、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報と基準磁場情報とを比較する。この場合、電子機器100で消耗される電力が低減する。一方、本発明の他の実施形態によれば、APは、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報と保存された基準磁場情報とを比較してもよい。この場合、センサーハブがスリープモードにありうる。
段階S230で、電子機器100は、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報と基準磁場情報とを比較結果に基づいて、外部機器200と通信するための不活性状態の通信部を活性状態に切り替える。この場合、電子機器100は、活性化した少なくとも一つの通信部を通じて外部機器200とデータを送受信する。
例えば、本発明の一実施形態による電子機器100は、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報(例えば、磁場強度‘180−200μT’)が、所定時間(例えば、2秒)基準磁場情報(例えば、磁場強度‘180μT’)以上に維持される場合、不活性状態の通信部を活性状態に切り替える。すなわち、ユーザによって電子機器100が磁性体300を含む外部機器200に近付くにつれて、地磁気センサー121でセンシングされる磁場強度(または、磁場強度の変化量)が基準磁場強度(または、基準変化量)以上になる場合、電子機器100は、不活性状態に維持されていた通信部を活性状態に切り替える。
また、電子機器100は、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報(例えば、磁場強度‘40−60μT’)が基準磁場情報(例えば、磁場強度‘180μT’)未満の場合、通信部を不活性状態に維持する。
一方、本発明の一実施形態によれば、SSPのセンサーハブ(MCU)は、地磁気センサー121でセンシングされる磁場情報をモニタリングしている途中で、磁場情報が基準磁場情報以上になる場合、スリープモードのAPを覚ます。この時、APは、現在電子機器100状態に関する情報(例えば、磁場情報、実行すべき作業など)をセンサーハブ(MCU)から伝達される。APは、センサーハブ(MCU)から伝達された情報に基づいて、不活性状態の通信部を活性状態に切り替える。
したがって、本発明の一実施形態による電子機器100は、通信部を不活性状態に維持することで、通信部によって消耗される待ち電力を省く。また、本発明の一実施形態による電子機器100は、地磁気センサー121で感知された磁場情報が基準磁場情報以上である場合に、不活性状態の通信部を活性状態に切り替えられるので、通信が必要な状況に通信部が、ユーザの別途の操作なしに自動で活性化する。
以下では、電子機器100が地磁気センサー121を通じて獲得する磁場情報及び既定の基準磁場情報について、図3ないし図7を参照してさらに説明する。
図3は、本発明の一実施形態による磁場情報を説明するための図面である。
図3の(A)に示したように、電子機器100は、3軸地磁気センサー121を通じて測定されたX、Y、Z軸間の出力ベクトル和(磁場強度)を磁場情報として獲得する。例えば、電子機器100は、3つのベクトルの和の大きさ
Figure 2014225860
を計算し、計算された値
Figure 2014225860
と基準磁場情報(例えば、基準磁場強度)とを比較する。
図3の(A)には、地磁気センサー121を通じて獲得される磁場情報の一例として、3つのベクトルの和の大きさ
Figure 2014225860
を説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、本発明の一実施形態による磁場情報は、x、y、z軸のうち一つのベクトルの大きさ(│x│,│y│,│z│)であってもよく、x、y、z軸のうち2つのベクトルの和の大きさ
Figure 2014225860
であってもよい。また、磁場情報は、3つのベクトルの大きさの二乗の和(x+y+z)であってもよい。説明の便宜上、以下では3つのベクトルの和の大きさ
Figure 2014225860
を磁場情報の一例として説明する。
図3の(B)に示したように、磁性体300が電子機器100から一定距離以上離れている場合、地磁気センサー121を通じて測定された磁場強度Bは、40〜60μTである。
しかし、図3の(C)に示したように、電子機器100と磁性体300との距離が一定距離(例えば、10cm)以内に近くなる場合、地磁気センサー121で測定される磁場強度Bは、40〜60μTから180〜200μTに増加する。この時、磁場強度Bが増加する電子機器100と磁性体300との距離は、磁性体300のサイズによって変わる。例えば、スマートフォンのスピーカーのように磁性体300のサイズが小さな場合、電子機器100と磁性体300との距離が1cm以内に近くなって初めて地磁気センサー121で測定される磁場強度Bが増加する。また、磁性体300を含む外部機器200が、70Wの5インチのラウドスピーカーである場合、電子機器100とラウドスピーカーとの距離が10cm以内の場合、地磁気センサー121で測定される磁場強度Bが増加する。以下では、磁性体300を含む外部機器200が70Wの5インチのラウドスピーカーである場合を挙げて説明する。
一方、本発明の一実施形態による電子機器100は、地磁気センサー121を通じて獲得される磁場強度(絶対値)を基準磁場強度と比較してもよいが、磁場強度の変化量を基準変化量と比較してもよい。これについて図4を参照する。
図4は、本発明の一実施形態による磁場強度の変化量に関する情報を説明するための図面である。
図4の(A)に示したように、電子機器100は、3軸地磁気センサー121を通じて測定されたX、Y、Z軸の出力ベクトル和(磁場強度)の変化量を、磁場情報として獲得する。
例えば、電子機器100は、特定時間tで磁場強度を下記のように定義する。
Figure 2014225860
この時、特定時間nに対する磁場強度の変化量は、次の通りである。
Figure 2014225860
本発明の一実施形態による電子機器100は、式(1)及び式(2)を通じて磁場強度の変化量を磁場情報として獲得し、磁場強度の変化量を基準磁場情報(例えば、既定の基準変化量)と比較する。
図4の(B)に示したように、磁性体300が電子機器100から一定距離以上離れている場合、地磁気センサー121を通じて測定された磁場強度Bの変化量は、0〜40μTである。
しかし、図4の(C)に示したように、電子機器100と磁性体300との距離が一定距離(例えば、10cm)以内に近くなる場合、地磁気センサー121で測定される磁場強度Bは、20〜30μTから180〜200μTに増加するため、磁場強度の変化量(150〜180μT)も、設定された基準変化量(例えば、150μT)以上に増加する。
以下では、図5ないし図7を参照して、電子機器100が機械学習(machine learning)アルゴリズムを通じて磁場情報を獲得する方法について詳細に説明する。
図5は、本発明の一実施形態による複数のセンサーで獲得された特徴ベクトルを示す図面である。
本発明の一実施形態による電子機器100は、地磁気センサー121を通じて磁場情報を獲得する時、地磁気センサー値以外に、ジャイロスコープセンサー値及び加速度センサー値などをさらに考慮してもよい。すなわち、地磁気センサー値が測定される時、電子機器100が動く可能性もあり、動かない可能性もあるので、電子機器100は、正確な磁場情報を獲得するために角速度情報及び加速度情報をさらに考慮する。
図5に示したように、電子機器100は、3軸地磁気センサー121から磁場に関する第1ベクトル([m,m,m)を獲得し、3軸ジャイロスコープセンサーから角速度に関する第2ベクトル([g,g,g)を獲得し、3軸加速度センサーから加速度に関する第3ベクトル(([a,a,a)を獲得する。そして電子機器100は、第1ベクトル、第2ベクトル、第3ベクトルを合わせた一つの特徴ベクトル
Figure 2014225860
を、下記のように磁場情報として獲得する。
Figure 2014225860
この時、電子機器100は、特徴ベクトル
Figure 2014225860
を機械学習(Machine Learning)アルゴリズムに適用して、磁性300が周辺に存在するかどうか、及び応用分野に使われるパタンを判断する。図6を参照する。しかし、本発明の一実施形態による電子機器100は、機械学習だけではなく、磁性300がが周辺に存在するかどうかを判断できる他の方法を用いてもよい。
図6は、本発明の一実施形態によるSVM(Support Vector Machine)方法を説明するための図面である。図6に示したように、SVM方法は、白い円及び黒い円のデータが学習用として与えられた場合、2グループ間の境界にあるデータに焦点を合わせて白い円グループと黒い円グループとを分ける方法である。SVMは、2つのグループを区分できる超平面(Hyperplane)を計算して白い円グループと黒い円グループとを区切り(Classification)及び回帰(Regression)する。例えば、SVMは、学習用データを用いて図6上のSupport Vectorを得て、Support Vectorを用いて最大余白(Maximal Margin)を持つ超平面を求める。Support Vectorは、2つのグループの区分に寄与するデータを意味する。
電子機器100が、地磁気センサー121、ジャイロスコープセンサー、加速度センサーを通じて新たな特徴ベクトル
Figure 2014225860
を獲得する場合、電子機器100は、新たな特徴ベクトル
Figure 2014225860
をSVMアルゴリズムに適用して、磁性300が周辺に位置するかどうかを確認する。例えば、電子機器100は、新たな特徴ベクトル
Figure 2014225860
が第1グループ610に属する場合、一定距離内に磁性300が存在すると判断でき、新たな特徴ベクトル
Figure 2014225860
が第2グループ620に属する場合、一定距離内に磁性体300が存在しないと判断する。図7を参照してさらに詳細に説明する。
図7は、本発明の一実施形態による磁場情報を獲得するための関数を示す図面である。
図7の(A)に示したように、入力値がX=[x,x,x,x,x,x,x,x,xであり、N個のSupport Vectorが存在する場合、電子機器100は、SVMアルゴリズムを用いて次のような式を得られる。
Figure 2014225860
α:加重値
y:Support VectorのTarget値(+1or−1)
Figure 2014225860
b:Biased値
電子機器100は、前記関数を用いて磁場強度または磁力を予測する。電子機器100は、特徴ベクトル
Figure 2014225860
を前記関数に入力して関数値を計算し、計算された値を正規化させて0〜1間の値に変換する。
この時、図7の(B)に示したように、変換された値が既定のしきい値(例えば、0.8)未満の場合、電子機器100は、一定距離内に磁性体300が存在しないと判断する。
一方、図7の(C)に示したように、変換された値が既定のしきい値(例えば、0.8)以上の場合、電子機器100は、一定距離内に磁性体300が存在すると判断する。
以下では、一定距離内に磁性体300を含む外部機器200が存在する場合、電子機器100が活性状態に切り替えられた通信部を用いて外部機器200を検索する方法について、図8を参照して詳細に説明する。
図8は、本発明の一実施形態による外部機器を検索する方法を説明するためのフローチャートである。
段階S800で、電子機器100は、磁性体300を含む外部機器200に近付く。例えば、ユーザによって電子機器100はオーディオ装置に近付く。
段階S810で、電子機器100は、地磁気センサー121を通じて磁場情報を獲得する。本発明の一実施形態による磁場情報は、磁場方向、磁場強度、磁力、磁場強度変化量、磁力変化量などであるが、これらに限定されるものではない。また、本発明の一実施形態による磁場情報は、磁場強度または磁力に関する定数値であってもよく、方向及び大きさを持つベクトル値であってもよい。電子機器100が地磁気センサー121を通じて磁場情報を獲得する方法については、図3ないし図7を参照して前述したので、ここでは略する。
段階S820で、電子機器100は、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報が基準磁場情報以上かどうかを定める。例えば、基準磁場情報が‘180μT’の場合、電子機器100は、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場強度が所定時間‘180μT’以上に維持されるかを判断する。
もし、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報が基準磁場情報未満の場合、電子機器100は、通信部を不活性状態に維持する。また、電子機器100は、地磁気センサー121を通じて周辺の磁場情報を持続的にモニタリングする。
段階S830で、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報が基準磁場情報以上である場合、電子機器100は、少なくとも一つの通信部を活性状態に切り替える。すなわち、本発明の一実施形態によれば、電子機器100は、1つまたは2つ以上の通信部を活性状態に切り替える。
この時、本発明の一実施形態によれば、電子機器100は、複数の通信部を同時に活性化させてもよく、順次に活性化させてもよい。電子機器100が複数の通信部を順次に活性化させることについては、図13を参照して後述する。
段階S840で、電子機器100は、活性状態に切り替えられた通信部を用いて外部機器200を検索する。例えば、電子機器100は、活性状態に切り替えられた通信部を通じて外部機器200でブロードキャストされる広告情報を受信する。この時、外部機器200でブロードキャストされる広告情報は、外部機器200の識別情報(機器名、ID、識別コードなど)、外部機器200の状態情報、外部機器200で支援される通信方式に関する機能情報、外部機器200で好む通信方式に関する情報のうち少なくとも一つを含む。本発明の一実施形態による電子機器100は、受信された広告情報を分析して外部機器200を認識する。これについては図9Aないし図12Bを参照してさらに詳細に説明する。
図9A及び図9B、図10A及び図10Bは、マイクロフォンが活性状態に切り替えられる一例を示す図面である。
図9A及び図9B、図10A及び図10Bでは、電子機器100が携帯端末であり、外部機器200がオーディオ装置である場合を挙げてう説明する。この時、オーディオ装置は、磁性体300を含む。
図9Aに示したように、電子機器100が外部機器200であるオーディオ装置から‘a’距離(例えば、20m)ほど離れている場合、電子機器100の地磁気センサー121は、オーディオ装置に内蔵された磁性体300を認識できない。
したがって、図9Bに示したように、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報が‘40〜60μT’であって、基準磁場情報である‘180μT’を超えないため、電子機器100は、マイクロフォンを不活性状態に維持する。
図10Aに示したように、ユーザによって電子機器100がオーディオ装置に近付く場合、電子機器100の地磁気センサー121は、オーディオ装置に含まれた磁性体を認識する。すなわち、電子機器100が外部機器200であるオーディオ装置から‘b’距離(例えば、10cm)以内に存在する場合、電子機器100の地磁気センサー121が磁性体300を認識して、磁場情報が変わる。
図10Bに示したように、‘40−60μT’に維持されていた磁場強度が‘185−200μT’に増加する。この場合、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報(‘185−200μT’)が基準磁場情報である‘180μT’を超えるため、電子機器100は、不活性状態のマイクロフォンを活性状態に切り替える。
本発明の一実施形態によれば、電子機器100は、活性状態に切り替えられたマイクロフォンを通じて、外部機器200であるオーディオ装置から出力される音響信号を検出する。そして、電子機器100は、マイクロフォンを通じて検出された音響信号を分析する。この時、音響信号は、オーディオ装置の識別情報、オーディオ装置の状態情報、及びオーディオ装置で支援される通信方式(例えば、ブルートゥース、ワイファイ、BLE、NFCなど)に関する機能情報のうち少なくとも一つを含む。電子機器100は、受信された音響信号を用いてオーディオ装置を認識する。
本発明の一実施形態によれば、電子機器100は、マイクロフォンを待ち状態にしておく場合に消耗する電力を省く。また、マイクロフォンを通じて音響信号を受信せねばならない場合が発生すれば、ユーザが電子機器100に別途の操作を行わなくても自動でマイクロフォンが活性化する。
図11A及び図11B、図12A及び図12Bは、近距離無線通信部が活性状態に切り替えられる一例を示す図面である。
図11A及び図11B、図12A及び図12Bでは、電子機器100と外部機器200とがいずれも携帯端末である場合を挙げて説明する。この時、外部機器200である携帯端末には、磁性体300を含むスピーカーが内蔵されている。
図11Aに示したように、電子機器100が外部機器200である携帯端末から‘c’距離(例えば、2m)ほど離れている場合、電子機器100の地磁気センサー121は、外部機器200に含まれた磁性体300を認識できない。
したがって、図11Bに示したように、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報が‘40〜60μT’であって、基準磁場情報である‘180μT’を超えないため、電子機器100は、近距離通信部を不活性状態に維持する。この時、近距離通信部は、ワイファイ通信部、ブルートゥース通信部、近距離無線通信部、BLE通信部、赤外線通信部、ジグビー通信部などがあるが、これらに限定されるものではない。説明の便宜上、近距離無線通信部(以下、‘NFC通信部’)を近距離通信部の一例として説明する。
図12Aに示したように、ユーザによって電子機器100が外部機器200に近付く場合、電子機器100の地磁気センサー121は、外部機器200に含まれた磁性体300を認識する。すなわち、電子機器100が外部機器200である携帯端末から‘d’距離(例えば、5cm)以内に存在する場合、電子機器100の地磁気センサー121が磁性体300を認識して、磁場情報が変わる。
図12Bに示したように、‘40−60μT’に維持されていた磁場強度が‘185−200μT’に増加する。この場合、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報(‘190−200μT’)が基準磁場情報である‘180μT’を超えるため、電子機器100は、不活性状態のNFC通信部を活性状態に切り替える。
したがって、ユーザが電子機器100を外部機器200にタッチする場合、電子機器100は、NFC通信部を通じて外部機器200から伝送される広告情報を受信する。例えば、電子機器100は、携帯端末の識別情報(例えば、電子機器ID、MACアドレス、機器名、製品一連番号など)、携帯端末の状態情報、携帯端末で支援される通信方式(例えば、ブルートゥース、ワイファイ、BLE、NFCなど)に関する機能情報、及び携帯端末で好む通信方式に関する情報のうち少なくとも一つを外部機器200から受信する。
本発明の一実施形態によれば、電子機器100は、近距離通信部を待ち状態にしておく場合に消耗される電力を省く。また、近距離通信部を通じて信号を受信せねばならない場合が発生すれば、ユーザが電子機器100を別途に操作しなくても自動で近距離通信部が活性化する。以下では、図13を参照して、電子機器100が磁場情報によって複数の通信部を自動で活性化させる方法について詳細に説明する。
図13は、本発明の一実施形態による電子機器が複数の通信部を順次に活性化させる方法を説明するためのフローチャートである。
段階S1300で、電子機器100は、地磁気センサー121を通じて磁場情報を獲得する。そして、段階S1310で、電子機器100は、磁場情報と基準磁場情報とを比較する。
この時、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報が基準磁場情報未満の場合、電子機器100は、通信部を不活性状態に維持する。そして、電子機器100は、地磁気センサー121を通じて周辺の磁場情報を持続的にモニタリングする。また、電子機器100は、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報が基準磁場情報以上である場合、不活性状態の複数の通信部を活性状態に切り替える。
本発明の一実施形態によれば、電子機器100は、優先順位に基づいて、複数の通信部を順次に活性化させる。この時、優先順位は、ユーザによって設定されてもよく、システムによって設定されてもよい。また、優先順位は、場合によって変更される。
本発明の他の実施形態によれば、電子機器100は、電力消耗量を基準として複数の通信部を順次に活性化させる。例えば、活性状態での電力消耗量が、BLE通信部が最も少なく、次にNFC通信部が少なく、次にマイクロフォンが少ない場合、電子機器100は、BLE通信部、NFC通信部、マイクロフォンの順に活性化させる。本発明のさらに他の実施形態によれば、電子機器100は、複数の通信部をランダムに活性化させてもよい。
段階S1320で、電子機器100は、第N通信部を活性状態に切り替える。そして、段階S1330で、電子機器100は、活性状態の第N通信部を用いて外部機器200を検索する。もし、段階S1340で、第N通信部を通じて外部機器200が検索されない場合、段階S1350で、電子機器100は、第N+1通信部を活性状態に切り替える。この時、本発明の一実施形態によれば、電子機器100は、第N通信部を不活性状態に切り替え、第N+1通信部を活性状態に切り替える。
そして、電子機器100は、第N+1通信部を用いて外部機器200を検索する。もし、第N+1通信部を通じて外部機器200が検索されない場合、電子機器100は、次の順序の第N+2通信部を活性状態に切り替えて外部機器200を検索する。すなわち、段階S1320ないし段階S1360が繰り返して行われる。
一方、段階S1360で、電子機器100は、電子機器100に備えられたすべての通信部(M個)を活性状態に切り替え、外部機器200の検索如何を判断する。もし、外部機器200の検索に用いられていない通信部が存在する場合、電子機器100は、外部機器200の検索に用いられていない通信部を活性状態に切り替え、外部機器200を検索する。
一方に、段階S1370で、電子機器100がすべての通信部を通じて外部機器200を検索したが、外部機器200が検索されない場合、電子機器100は連結失敗のお知らせを画面に提供する。
段階S1380で、外部機器200の検索に成功した場合、電子機器100は、外部機器200との通信連結手続きを行える。例えば、電子機器100は、外部機器200に連結要請を行うか、または通信方式を定めるための交渉要請を行える。
以下では、電子機器100が複数の通信部を順次に活性化させる過程について、図14を参照してさらに詳細に説明する。
図14は、本発明の一実施形態による複数の通信部が順次に活性化する一例を示す図面である。電子機器100が携帯端末であり、外部機器200がオーディオ装置である場合を挙げて説明する。電子機器100は、外部機器200で支援される通信方式について分からないため、既定の優先順位によって順次に通信部を活性化させる。
図14に示したように、ユーザによって電子機器100がオーディオ装置200に近付く場合、電子機器100の地磁気センサー121で測定される磁場強度が基準磁場強度を超過する。この場合、電子機器100は、優先順位によって、先ず、不活性状態のマイクロフォンを活性状態に切り替える((1)段階)。そして、電子機器100は、マイクロフォンを通じてオーディオ装置200から出力する音響信号をスキャンする。
もし、オーディオ装置200から音響信号を出力していない場合、電子機器100は、マイクロフォンを通じて音響信号を感知できない。よって、電子機器100は、所定時間経過後に活性状態のマイクロフォンを不活性状態に切り替え、不活性状態のBLE通信部を活性状態に切り替える((2)段階)。この時、電子機器100は、BLE通信部を通じてオーディオ装置200でブロードキャストされる広告情報(Advertising packet形態)を受信する。
もし、オーディオ装置200にBLEチップが搭載されていない場合、電子機器100は、広告情報(Advertising packet形態)を受信できない。よって、電子機器100は、所定時間経過後に活性状態のBLE通信部を不活性状態に切り替え、不活性状態のNFC通信部を活性状態に切り替える((3)段階)。
この時、電子機器100は、NFC通信部を通じてオーディオ装置200から伝送した広告情報を受信する。すなわち、電子機器100は、NFC通信部を通じてオーディオ装置200から伝送したオーディオ装置200の識別情報、オーディオ装置200の状態情報、オーディオ装置200で支援される通信方式に関する機能情報などを受信する。
本発明の一実施形態によれば、電子機器100は、オーディオ装置200にNFC通信部を通じて通信連結要請が行える。そして、電子機器100は、オーディオ装置200の識別情報に基づいて、オーディオ装置200に関するアプリケーション1400を画面に提供する。例えば、電子機器100は、オーディオ装置200を制御できる遠隔制御アプリケーションを画面に表示する。もし、オーディオ装置200に関するアプリケーション1400が電子機器100に設けられていない場合、電子機器100は、自動でオーディオ装置200に関するアプリケーション1400を検索して設けてもよい。
一方、NFC通信部を通じてオーディオ装置200が所定時間検索されない場合、本発明の一実施形態による電子機器100は、外部機器200との連結(または、外部機器200の検索)に失敗したことを知らせるメッセージを画面に表示する。
以下では、本発明の一実施形態による電子機器100が、既定の通信部(例えば、マイクロフォン)を通じて外部機器200が検索されない場合、ユーザに選択可能な通信部リストを提供する方法について、図15を参照して詳細に説明する。
図15は、本発明の一実施形態による通信部リストを提供する方法を説明するためのフローチャートである。
段階S1500及び段階S1510は、図8の段階S810ないし820に対応するので、具体的な説明は略する。
段階S1520で、電子機器100は、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報が基準磁場情報以上である場合、予め選択された一つの通信部を自動で活性状態に切り替える。この時、活性状態に切り替えられる通信部は、ユーザによって予め選択されたものであってもよく、電子機器100または外部サーバによって予め選択されたものであってもよい。
段階S1530で、電子機器100は、活性状態の通信部を用いて外部機器200を検索する。段階S1540で、電子機器100は、通信部を通じて受信される情報に基づいて、外部機器200の検索成功如何を判断する。
段階S1550で、活性状態の通信部を通じて外部機器200が検索されない場合、電子機器100は、外部機器200を検索できるさらに他の少なくとも一つの通信部を備える通信部リストを提供する。この時、本発明の一実施形態による電子機器100は、既に選択された通信部による外部機器200の検索(または連結)が失敗したことを知らせるメッセージを画面に出力してもよい。
段階S1560で、電子機器100は、通信部リストから一つの通信部についてのユーザの選択を受信する。例えば、ユーザは、通信部リストで外部機器200の検索に用いようとする少なくとも一つの通信部を選択する。この時、ユーザは選択しようとする通信部が表示されたタッチスクリーンの一定領域をタップするか、スワイプするか、またはフリックすることで通信部リストで少なくとも一つの通信部を選択する。
段階S1570で、電子機器100は、選択された通信部を活性状態に切り替える。そして、段階S1530で、活性状態の通信部を用いて外部機器200を検索する。この時、外部機器200の検索に再び失敗する場合、電子機器100は再び通信部リストを提供する。
すなわち、活性状態に切り替えられた通信部を通じる外部機器の検索に失敗する場合、段階S1550ないし段階S1570及び段階S1530ないし段階S1540が繰り返して行われる。但し、電子機器100がすべての通信部を通じて外部機器200を検索したが、外部機器200が検索されない場合、電子機器100は、通信部リストをこれ以上提供せずに連結失敗のお知らせを画面に提供してもよい。
段階S1580で、外部機器200検索に成功した場合、電子機器100は、外部機器200との通信連結手続きを行える。例えば、電子機器100は、外部機器200に連結要請を行うか、または通信方式を定めるための交渉要請を行う。以下では、図16の(A)及び(B)を参照して、電子機器100が通信部リストを提供する一例について詳細に説明する。
図16の(A)及び(B)は、本発明の一実施形態による通信部リストの一例を示す図面である。
本発明の一実施形態による電子機器100は、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報が基準磁場情報以上である場合、予め選択された一つの通信部を活性状態に切り替える。例えば、電子機器100は、マイクロフォンを活性状態に切り替え、外部機器200から出力される音響信号を受信する。もし、マイクロフォンを通じて外部機器200が検索されない場合、電子機器100は、ユーザがマイクロフォン以外の他の通信部を選択できるように通信部リストを提供する。
図16の(A)に示したように、本発明の一実施形態による電子機器100は、マイクロフォン以外に外部機器200の検索に用いられるさらに他の通信部を備える通信部リストを提供する。例えば、電子機器100は、NFC通信部、BLE通信部、UWB通信部、Wi−Fi通信部、ブルートゥース(Bluetooth)通信部、ジグビー(ZIGBEE)通信部などを備える通信部リストを提供する。
この時、ユーザが通信部リストでBLE通信部を選択する場合、電子機器100は、BLE通信部を活性状態に切り替える。そして、電子機器100は、BLE通信部を用いて外部機器200を検索する。もし、BLE通信部を通じる外部機器200の検索に失敗した場合、電子機器100は、再び通信部リストをユーザに提供する。この時、通信部リストには、BLE通信部を取り除いたNFC通信部、UWB通信部、Wi−Fi通信部、ブルートゥース通信部、ジグビー通信部などが含まれている。
一方、本発明他の実施形態によれば、電子機器100は、検索に失敗した通信部に関する情報を表示してもよい。
図16の(B)に示したように、本発明の一実施形態による電子機器100は、マイクロフォンを通じる外部機器200の検索に失敗したことを知らせるために、通信部リストで‘マイクロフォン(MIC)’が表示された領域1600に‘X’表示を行う。また、電子機器100は、ユーザが‘マイクロフォン(MIC)’をこれ以上選択できないように、‘マイクロフォン(MIC)’が表示された領域1600へのタッチ入力を不活性化させてもよい。
一方、ユーザが通信部リストでBLE通信部を選択する場合、電子機器100は、BLE通信部を活性状態に切り替える。そして電子機器100は、BLE通信部を用いて外部機器200を検索する。もし、BLE通信部を通じる外部機器200の検索に失敗した場合、電子機器100は、通信部リストでBLE通信部が表示された領域に‘X’表示を行うか、またはBLE通信部の選択を不活性化させる。
図17は、本発明のさらに他の実施形態による通信システムを説明するための図面である。図17に示したように、本発明のさらに他の実施形態による通信システムは、電子機器100、外部機器200、磁性体300を備える。この時、磁性体300は、図1と異なって外部機器200の内部に存在せず、外部機器200と別途に存在する。但し、外部機器200と磁性体300とは、近距離(Local Area)に存在する。
したがって、本発明の一実施形態による電子機器100が、ユーザによって外部機器200及び磁性体300が存在する領域1700に近付く場合、電子機器100の地磁気センサー121は、磁性体300を感知する。そして、電子機器100は、地磁気センサー121を通じて獲得される磁場情報に基づいて、不活性状態の少なくとも一つの通信部を活性状態に切り替える。この場合、電子機器100は、活性状態に切り替えられた少なくとも一つの通信部を通じて外部機器200を検索する。図18を参照してさらに詳細に説明する。
図18は、無線充電パッドが感知されることで不活性状態の通信部を活性状態に切り替える一例を示す図面である。図18では、電子機器100が携帯端末であり、外部機器200が車オーディオシステムであり、磁性体300が無線充電パッドである場合を挙げて説明する。
図18に示したように、ユーザは車に乗って、携帯端末100を無線充電パッド300上に載置する。この時、無線充電パッド300は、WPC(Wireless Power Consortium)のQi(気)標準(Standard)による磁気誘導方式パッドである。携帯端末100の地磁気センサー121は、無線充電パッド300の誘導コイルを認知する。もし、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場強度(例えば、磁場強度‘190−200μT’)が既定の基準磁場強度(例えば、磁場強度‘180μT’)以上の場合、携帯端末100は、少なくとも一つの通信部を活性状態に切り替える。例えば、携帯端末100は、BLE通信部及びマイクロフォンのうち少なくとも一つを活性状態に切り替える。
この時、携帯端末100は、活性状態に切り替えられた少なくとも一つの通信部を用いて、車オーディオシステム200を検索(またはスキャン)する。例えば、携帯端末100は、活性状態に切り替えられたマイクロフォンを通じて、車オーディオシステム200から出力する音響信号を感知する。また、携帯端末100は、BLE通信部を通じて車オーディオシステム200でブロードキャストするAdvertising packetを受信してもよい。
したがって、本発明の一実施形態によれば、電子機器100は、無線充電中に地磁気センサー121で無線充電パッド300の誘導コイルを認知し、これによって、不活性状態の通信部を活性状態に切り替えることで、外部機器200と簡単に連動する。すなわち、ユーザは、車搭乗時に電子機器100を別途に操作しなくても、無線充電パッド上に電子機器100を載置さえすれば、自動で電子機器100のブルートゥース通信部などが活性状態に切り替えられる。
以下では、サウンド通信を通じるデータ送受信成功率を高めるために、電子機器が100が活性状態に切り替えられたマイクロフォンの感度を調節する方法について、図19ないし図20を参照して詳細に説明する。この時、マイクロフォンの感度とは、音響エネルギーが電気エネルギーに変換される割合をデシベルで示したものである。
図19は、本発明の一実施形態によるマイクロフォンの感度を調節する方法を説明するためのフローチャートである。
段階S1910で、電子機器100は、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報が基準磁場情報以上である場合、マイクロフォンを活性状態に切り替える。そして段階S1920で、電子機器100は、マイクロフォンを用いて音響信号を受信する。
この時、段階S1930で、電子機器100は、受信された音響信号のクリッピング発生如何を感知する。クリッピングとは、許容された音量を超えて音が歪曲(distortion)される現象を意味する。
段階S1940で、電子機器100は、受信された音響信号にクリッピングが発生した場合、マイクロフォンの感度を低める。例えば、マイクロフォンの既定の感度が−30dBの場合、電子機器100は、マイクロフォンの感度を一段階低めて−35dBに調節する。
そして、電子機器100は、調節された感度(例えば、−35dB)で音響信号を受信し、受信された音響信号にクリッピングが発生するかどうかを再び判断する。
段階S1950で、電子機器100は、受信された音響信号の信号対ノイズ比(Signal to Noise Ratio、以下‘SNR’と称する)情報を獲得する。そして、獲得されたSNR情報と基準SNR情報(例えば、15dB)とを比較する。
段階S1960で、受信された音響信号のSNR(例えば、0dB)が基準SNR(例えば、15dB)未満の場合、電子機器100は、マイクロフォンの感度を高める。例えば、マイクロフォンの既定の感度が10dBの場合、電子機器100は、マイクロフォンの感度を一段階高めて15dBに調節する。
そして電子機器100は、調節された感度(例えば、15dB)で音響信号を受信し、受信された音響信号のSNRが基準SNR以上(例えば、15dB)かどうかを再び判断する。
段階S1970で、電子機器100、マイクロフォンを通じて受信された音響信号にクリッピングが発生せず、かつ受信された音響信号のSNRが基準SNR(例えば、15dB)以上の場合、マイクロフォンを通じるデータ受信が可能であるというお知らせを画面に提供する。
一方、本発明の一実施形態によれば、既定の回数または時間でマイクロフォンの感度を調節したにもかかわらず、マイクロフォンを通じて受信される音響信号にクリッピングが発生するか、または、音響信号のSNRが基準SNR(例えば、15dB)未満の場合、電子機器100は、マイクロフォンを通じるデータ受信が不可能であるというを知らせを画面に提供してもよい。
図20の(A)ないし(C)は、マイクロフォンの感度による音響信号の状態を説明するための図面である。
図20の(A)に示したように、マイクロフォンを通じて受信される音響信号の大きさ(例えば、70dB)が第1しきいレベル(例えば、60dB)以上に大きい場合、マイクロフォンを通じて受信された音響信号にクリッピングが発生する。ここで、第1しきいレベルはマイクロフォンのダイナミックレイジー(マイクが音響信号を受信できる範囲)であることがある。この時、本発明の一実施形態による電子機器100は、受信される音響信号の大きさが第1しきいレベル(例えば、‘60dB’)以下になるように、既定のマイクロフォンの感度を低める。
また、図20の(B)に示したように、マイクロフォンを通じて受信される音響信号の大きさ(例えば、0dB)が第2しきいレベル(例えば、15dB)以下である場合、外部機器200から伝送される音響信号の受信が不可能になる。ここで、第2しきいレベルは、基準SNRである。この時、本発明の一実施形態による電子機器100は、受信される音響信号の大きさが第2しきいレベル(例えば、‘15dB’)以上になるように、既定のマイクロフォンの感度を高める。
図20の(C)に示したように、マイクロフォンを通じて受信される音響信号の大きさが、第1しきいレベル(例えば、60dB)と第2しきいレベル(例えば、15dB)との間の場合、正常なサウンド通信が可能である。よって、電子機器100は、マイクロフォンを通じて受信された音響信号にクリッピングが発生せず、かつマイクロフォンを通じて受信された音響信号のSNRが基準SNR(例えば、15dB)以上になるように、マイクロフォンの感度を調節する必要がある。特に、ユーザが音の大きさによってマイクロフォンの感度を調節することは容易ではないため、本院発明の一実施形態による電子機器100は、音響信号の大きさによってマイクロフォンの感度を自動調節する。
以下では、電子機器100が、サウンド通信を用いたデータの送受信効率を高められる電子機器100の最適の位置及び方向をユーザにガイドする方法について、図21ないし図24を参照して詳細に説明する。
図21は、本発明の一実施形態による電子機器が、ユーザに外部機器の位置またはマイクロフォンの位置をガイドする方法を説明するためのフローチャートである。
段階S2110で、電子機器100は、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報が基準磁場情報以上である場合、マイクロフォンを活性状態に切り替える。
段階S2120で、電子機器100は、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報を用いて、電子機器100を基準とする外部機器200の相対的位置を確認する。例えば、本発明の一実施形態による電子機器100は、地磁気センサー121で測定された3軸の地磁気値を用いて、外部機器200の相対的位置を確認する。これについては、図22の(A)及び(B)を参照して後述する。
一方、本発明の一実施形態による電子機器100が回転される場合、電子機器100は、磁場情報以外にジャイロスコープセンサーで測定された角速度情報をさらに用いて、外部機器200の相対的位置を確認する。これについては、図23Aないし図23Cを参照して後述する。
段階S2130で、電子機器100は、電子機器100に内蔵したマイクロフォンが外部機器200に向かうように、ユーザに電子機器100の移動をガイドするガイド情報を提供する。これは、電子機器100のマイクロフォンが外部機器200に近づくほど、外部機器200から伝送される音響信号の受信率が増加するからである。
例えば、電子機器100は、外部機器200の位置方向に関する情報、及びマイクロフォンの位置方向に関する情報のうち少なくとも一つを画面に表示する。この時、本発明の一実施形態による電子機器100は、外部機器200またはマイクロフォンの位置方向を矢印、指、羅針盤などの図形で表示する。また、電子機器100は、外部機器200またはマイクロフォンの位置方向をテキストや色で表現してもよい。この場合、ユーザは、マイクロフォンの位置または外部機器200の位置を参照して、電子機器100のマイクロフォンが外部機器200に向かうように電子機器100の位置を変更する。
本発明の一実施形態による電子機器100は、マイクロフォンが外部機器200に向かうように回転されねばならない回転方向を表示してもよい。これについては、図24Aないし図24Cを参照して後述する。
段階S2140で、電子機器100は、マイクロフォンの感度に関する情報を提供する。例えば、電子機器100は、マイクロフォンの感度を信号の受信強度(例えば、アンテナ数など)で表現してもよい。また、電子機器100は、マイクロフォンの感度によって、画面に表示された図形の明暗を調節してもよい。
一方、段階S2150で、電子機器100は、電子機器100の動きを感知する。例えば、電子機器100は、地磁気センサー、ジャイロスコープセンサー、位置センサー、加速度センサーなどを用いて電子機器100の動きを感知する。これについては、図23の(A)ないし(C)を参照して後述する。
本発明の一実施形態による電子機器100は、動きが感知される場合、外部機器200の相対的な位置を再び確認する。そして、再び確認された外部機器200の位置情報に基づいて、ユーザに電子機器100の移動をガイドするガイド情報を提供する。また、電子機器100は、マイクロフォンの感度が変化する場合、マイクロフォンの感度に関する情報を再び提供してもよい。すなわち、段階S2120ないし段階S2140は繰り返して行われる。
一方、本発明の具現例によって段階S2110ないし段階S2150の手順が変わり、かつ一部の段階が略されることもある。以下では、電子機器100が、磁場情報を用いて外部機器200の相対的な位置を認識する方法について、図22の(A)及び(B)を参照して詳細に説明する。
図22の(A)及び(B)は、本発明の一実施形態による電子機器が磁場情報を用いて外部機器の位置を認識する方法を説明するための図面である。
図22の(A)及び(B)に示したように、本発明の一実施形態による電子機器100は、地磁気センサー121で測定されたx軸、y軸、z軸の地磁気値を用いて磁性体300の位置を認識する。例えば、図22の(A)に示したように、磁性体300がy軸方向に位置している場合、図22の(B)に示したように、x軸、y軸、z軸それぞれの地磁気値のうちy軸の地磁気値が最も大きい。よって、電子機器100は、y軸の地磁気値が最も大きいという点に基づいて、磁性体300がy軸方向に位置するということが分かる。
また、本発明の一実施形態による電子機器100は、機械学習アルゴリズムを用いて磁性体300の相対的位置を把握してもよい。例えば、電子機器100は、3軸地磁気センサー121から磁場に関するベクトル([m,m,m)を獲得し、獲得されたベクトルを機械学習アルゴリズムに適用して磁性体300の位置を判断する。この時、本発明の一実施形態によれば、SVM方法が用いられる。すなわち、電子機器100は、地磁気センサー121を通じて獲得される特徴ベクトルと磁性体300の位置との相関関係を示すテーブルを用いて、磁性体300の位置を判断する。
例えば、電子機器100は、獲得されたベクトルが‘[x,y,z’の場合、テーブルを用いて磁性体300が南東側に位置すると判断し、獲得されたベクトルが‘[x,y,z’の場合、磁性体300が南西側に位置すると判断する。
一方、図22の(A)に示したように、マイクロフォン2200が電子機器100の下端に存在する場合、ユーザは電子機器100の下端に位置するマイクロフォン2200が、磁性体300を含む外部機器200に向かうように電子機器100を回転させる。この時、電子機器100は、地磁気センサー121で測定される磁場情報及びジャイロスコープセンサーで測定される角速度情報に基づいて、電子機器100の移動を感知する。図23の(A)ないし(C)を参照する。
図23の(A)ないし(C)は、本発明の一実施形態による電子機器が、磁場情報及び角速度情報を用いて外部機器の位置を認識する方法を説明するための図面である。
図23の(A)に示したように、電子機器100は、ユーザによって電子機器100の下端に位置するマイクロフォン2300が磁性体300を含む外部機器200に向かうように回転される。この時、地磁気センサー121は、電子機器100の上端に位置する。
したがって、図23の(B)に示したように、電子機器100が回転するほど、電子機器100の上端に位置する地磁気センサー121で測定される磁場情報は小くなる。特に、電子機器100が90°回転された場合、y軸の地磁気値は小くなり、x軸の地磁気値は大きくなるため、電子機器100は、電子機器100の回転を感知する。
但し、電子機器100が回転するものではなく電子機器100を磁性体300から遠ざける場合にも、y軸の地磁気値が小くなる。すなわち、電子機器100は、地磁気センサー121で測定される磁場情報(例えば、y軸の地磁気値が小くなったという情報)のみでは、電子機器100が回転したのか、そうでなければ、電子機器100が磁性体300から遠ざかったのかが正確に区別し難い。
したがって、電子機器100は、ジャイロスコープセンサーで測定される角速度情報を用いて、電子機器100が回転したのか、そうでなければ、電子機器100が磁性体300から遠ざかったのかを確認する。
例えば、図23の(C)に示したように、電子機器100がz軸を基準として回転する場合、ジャイロスコープセンサーで測定された値のうちz軸の角速度値が変わる。よって、本発明の一実施形態による電子機器100は、y軸の地磁気値が小くなり、z軸の角速度値が変わる場合、電子機器100が回転したと判断する。また、本発明の一実施形態による電子機器100は、回転角速度の変化量を積分して回転半径を計算してもよい。
以下では、図24Aないし図24Cを参照して、電子機器100が、マイクロフォン2300が外部機器200に向かうようにユーザにガイドする一例について説明する。
図24Aないし図24Cは、本発明の一実施形態による電子機器がマイクロフォンの位置移動をガイドする一例を示す図面である。図24Aないし図24Cでは、マイクロフォン2400が電子機器100の下端に存在し、地磁気センサー121が電子機器100の上端に存在し、外部機器200であるオーディオ装置が電子機器100の右側に存在する場合を挙げて説明する。
図24Aに示したように、ユーザによってオーディオ装置200に近付く電子機器100の地磁気センサー121は、オーディオ装置200に含まれた磁性体300を認識する。この時、地磁気センサー121で獲得される磁場情報が基準磁場情報以上である場合、電子機器100は、マイクロフォン2400を活性状態に切り替え、マイクロフォン2400を通じて音響信号を受信する。
一方、マイクロフォン2400がオーディオ装置200に向かう場合、電子機器100は、マイクロフォン2400を通じてオーディオ装置200から伝送される音響信号をさらによく受信する。よって、本発明の一実施形態による電子機器100は、マイクロフォン2400がオーディオ装置200に向かうように、ユーザに電子機器100の移動をガイドするガイド情報を提供する。
例えば、電子機器100は、地磁気センサー121で測定された磁場情報を用いて、オーディオ装置200の相対的位置を判断する。判断結果、オーディオ装置200の位置方向とマイクロフォン2400の位置方向とが一致しない場合、電子機器100は、マイクロフォン2400の位置方向に関する情報2410、及びオーディオ装置200の位置方向に関する情報2420を画面に表示する。
また、電子機器100は、メッセージ(例えば、‘スマートフォンマイクを外部機器方向に載置してください’)及び回転させるべき方向を矢印で表示する。例えば、マイクロフォン2400が電子機器100の下端に位置し、オーディオ装置200が電子機器100の右側に存在する場合、電子機器100は、逆時計回り方向に回転させよ、という表示を提供する。
図24Bに示したように、ユーザが電子機器100を逆時計回り方向に概ね40°回転させた場合、電子機器100は、磁場情報及び角速度情報に基づいて電子機器100の回転を感知する。これについては、図23を参照して前述したので、具体的な説明は略する。
オーディオ装置200の位置方向とマイクロフォン2400の位置方向とが未だ一致していないため、電子機器100は、マイクロフォン2400の位置方向に関する情報2410、及びオーディオ装置200の位置方向に関する情報2420を画面に表示し続ける。
図24Cに示したように、ユーザが電子機器100を逆時計回り方向に90°回転させた場合、マイクロフォン2400は、オーディオ装置200に向かう。この時、本発明の一実施形態による電子機器100は、マイクロフォン2400が正確にオーディオ装置200に向かっているということを示す客体2430を画面に表示する。また、電子機器100は、オーディオ装置200とデータ送受信できるというメッセージ(例えば、‘オーディオ装置と連結されました)を画面に表示する。
一方、本発明の一実施形態による電子機器100は、マイクロフォン121の位置方向を示す図形2410の明暗を異ならせて、マイクロフォン2400の感度を表現する。例えば、図24A、図24B、図24Cの順にマイクロフォン121の位置方向を示す図形2410の明暗が暗くなるので、ユーザは、マイクロフォン2400の感度の増加が分かる。
以下では、本発明の一実施形態による電子機器の構成について、図25を参照して詳細に説明する。
図25は、本発明の一実施形態による電子機器の構成を説明するためのブロック構成図である。図25に示したように、本発明の一実施形態による電子機器100は、通信部110、センシング部120、制御部130、出力部140、ユーザ入力部150、メモリ160を備えてもよい。
以下、前記構成要素について順次に説明する。但し、図1で、通信部110、センシング部120、制御部130について既に説明したので、図1と重なる内容は略する。
通信部110は、電子機器100と外部機器200または電子機器100とサーバとの間の通信を行わせる一つ以上の構成要素を含む。例えば、通信部110は、近距離通信部111、移動通信部112、放送受信部113、マイクロフォン114、カメラ115を備える。
近距離通信部111は、ブルートゥース通信部、BLE通信部、NFC通信部(NFC/RFID部)、WLAN(ワイファイ)通信部、ジグビー(ZIGBEE)通信部、赤外線(IrDA)通信部、WFD通信部、及びUWB通信部などを備えるが、これらに限定されるものではない。
移動通信部112は、移動通信網上で基地局、外部の端末、サーバのうち少なくとも一つと無線信号を送受信する。ここで、無線信号は、音声呼信号、画像通話呼信号または文字/マルチメディアメッセージの送受信による多様な形態のデータを含む。
放送受信部113は、放送チャネルを通じて外部から放伝送号及び/または放送に関する情報を受信する。放送チャネルは、衛星チャネル、地上波チャネルを含む。具現例によって、電子機器100が放送受信部113を備えなくてもい。
マイクロフォン114は、外部の音響信号を入力されて電気的な音声データとして処理する。例えば、マイクロフォン114は、外部機器200から伝送された音響信号を受信する。外部機器200から伝送された音響信号には、外部機器200の識別情報、外部機器200の状態情報、及び外部機器200から支援される通信方式に関する機能情報、外部機器200で好む通信方式に関する情報などが含まれているが、これらに限定されるものではない。本発明の一実施形態によるマイクロフォン114は、処理された音声データを制御部130に伝達する。
カメラ115は、画像通話モードまたは撮影モードで、イメージセンサーを通じて止まり映像または動画などの画像フレームを得る。イメージセンサーを通じてキャプチャーされたイメージは制御部130、または別途のイメージ処理部(図示せず)を通じて処理される。例えば、カメラ115は、外部機器200の画面に表示される1次元バーコード、2次元バーコード(例えば、QRコード(登録商標))、3次元バーコード、カラーコード、グレーコードなどを認識する。
通信部110は、外部機器200とデータを送受信する。例えば、通信部110は、制御部130によって活性状態に切り替えられる場合、外部機器200でブロードキャストされる広告情報(例えば、外部機器200の識別情報、外部機器200の機能情報、外部機器200の状態情報、外部機器200で好む通信方式に関する情報など)を受信する。また、通信部110は、外部機器200でブロードキャストされる広告情報に基づいて、外部機器200に通信連結を要請するか、または通信方式決定のための交渉を要請する。
センシング部120は、電子機器100の状態または電子機器100周辺の状態を感知し、感知された情報を制御部130に伝達する。
センシング部120は、地磁気センサー121、加速度センサー122、温度/湿度センサー123、赤外線センサー124、ジャイロスコープセンサー125、位置センサー(例えば、GPS)126、気圧センサー127、近接センサー128、及び照度センサー129のうち少なくとも一つを含むが、これらに限定されるものではない。各センサーの機能は、その名称から当業者が直観的に推論できるので、具体的な説明は略する。
制御部130は、通常的に電子機器100の全般的な動作を制御する。すなわち、制御部130は、メモリ160に保存されたプログラムを実行することで、通信部110、センシング部120、出力部140、ユーザ入力部150、メモリ160などを全般的に制御する。
制御部130は、SSPのセンサーハブ131を備える。本発明の一実施形態によるセンサーハブ131は、地磁気センサー121で感知される磁場情報を獲得する。本発明の一実施形態によるセンサーハブ131は、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報と基準磁場情報とを比較する。もし、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報が基準磁場情報以上である場合、センサーハブ131は、スリープモードのアプリケーションプロセッサ133を覚ます。すなわち、センサーハブ131は、スリープモードのAPをウェークアップモードに変更させるためのウェークアップ情報をAPに伝達する。これについては、図26を参照して後述する。
制御部130は、AP 133及びコミュニケーションプロセッサ(CP)135を備える。AP 133は、メモリ160に保存された各種アプリケーションの実行を制御する。例えば、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報が基準磁場情報以上である場合、AP 133は、不活性状態の通信部110を活性状態に切り替える。
この時、本発明の一実施形態によれば、AP 133は、不活性状態の複数の通信部(例えば、ブルートゥース通信部、NFC通信部、ワイファイ通信部、マイクロフォン114、BLE通信部など)を活性状態に切り替える。例えば、AP 133は、複数の通信部を所定手順によって順次に活性化させてもよく、複数の通信部を同時に活性化させてもよい。
一方、制御部130は、活性状態の通信部110を通じて受信された外部機器200でブロードキャストされた広告情報を分析する。
また、制御部130は、マイクロフォン114の感度を調節する。例えば、制御部130は、外部機器200からマイクロフォン114を通じて受信された音響信号のクリッピング発生情報、及び音響信号のSNR情報のうち少なくとも一つに基づいて、マイクロフォン114の感度を調節する。
制御部130は、獲得された磁場情報を用いて、電子機器100を基準として外部機器200の相対的位置情報を獲得する。また、制御部130は、地磁気センサー121で獲得された磁場情報及びジャイロスコープセンサー125で獲得された角速度情報を考慮して、電子機器100の回転如何を判断する。
出力部140は、オーディオ信号またはビデオ信号または振動信号の出力のためのものであり、これには、ディスプレイ部141と音響出力部142、振動モータ143などが備えられる。
ディスプレイ部141は、電子機器100で処理される情報を表示出力する。例えば、ディスプレイ部141は、通話モードの場合通話に関するUI(User Interface)またはGUI(Graphic User Interface)を表示し、外部機器200の検索に失敗した場合、連結(または検索)失敗のお知らせを画面に表示する。一方、活性状態に切り替えられた通信部を用いた外部機器200検索に失敗した場合、ディスプレイ部141は、外部機器200を検索できる少なくとも一つの通信部を備える通信部リストを提供する。
また、ディスプレイ部141は、外部機器200に関するアプリケーションを画面に提供する。例えば、ディスプレイ部141は、外部機器200を制御するための制御アプリケーションを画面に表示する。ディスプレイ部141は、外部機器200との連結状態情報、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報、マイクロフォン114の感度に関する情報などを画面に表示する。
本発明の一実施形態によるディスプレイ部141は、外部機器200の相対的位置情報に基づいて、マイクロフォン114の移動をガイドするガイド情報を提供する。例えば、ディスプレイ部141は、外部機器200の位置方向に関する情報、及びマイクロフォン114の位置方向に関する情報のうち少なくとも一つを画面に表示する。
一方、ディスプレイ部141とタッチパッドとがレイヤー構造をなしてタッチスクリーンで構成される場合、ディスプレイ部141は、出力装置以外に入力装置としても使われる。ディスプレイ部141は、液晶ディスプレイ、薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ、有機発光ダイオード、フレキシブルディスプレイ、3次元ディスプレイ(3D display)、電気泳動ディスプレイのうち少なくとも一つを備える。そして、電子機器100の具現形態によって、電子機器100は、ディスプレイ部141を2つ以上備えてもよい。この時、2つ以上のディスプレイ部141は、ヒンジを用いて対向して配される。また、ディスプレイ部141がフレキシブルディスプレイで具現される場合、2つ以上のディスプレイ部141はヒンジがなくてもよい。
音響出力部142は、通信部110から受信されるか、または、メモリ160に保存されたオーディオデータを出力する。また、音響出力部142は、電子機器100で実行される機能(例えば、呼信号受信音、メッセージ受信音など)に関する音響信号を出力する。このような音響出力部142には、スピーカー、ブザーなどが含まれる。
振動モータ143は、振動信号を出力する。例えば、振動モータ143は、オーディオデータまたはビデオデータ(例えば、呼信号受信音、メッセージ受信音など)の出力に対応する振動信号を出力する。また、振動モータ143は、タッチスクリーンにタッチが入力される場合に振動信号を出力する。
ユーザ入力部150は、ユーザが電子機器100を制御するためのデータを入力する手段を意味する。例えば、ユーザ入力部150には、キーパッド、ドームスイッチ、タッチパッド(接触式静電容量方式、圧力式抵抗膜方式、赤外線感知方式、表面超音波の伝導方式、積分式張力測定方式、ピエゾ効果方式など)、ジョグホイール、ジョグスイッチなどがあるが、これらに限定されるのではない。
メモリ160は、制御部130の処理及び制御のためのプログラムを保存し、入/出力されるデータ(例えば、基準磁場情報など)も保存する。メモリ160は、フラッシュメモリタイプ、ハードディスクタイプ、マルチメディアカードマイクロタイプ、カードタイプのメモリ(例えば、SDまたはXDメモリなど)、RAM(Random Access Memory)SRAM(Static Random Access Memory)、ROM(Read−Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、PROM(Programmable Read−Only Memory)、磁気メモリ、磁気ディスク、光ディスクのうち少なくとも一つのタイプの記録媒体を含む。また、電子機器100は、インターネット上でメモリ160の保存機能を行うウェブストレージまたはクラウドサーバを運用する。
メモリ160に保存されたプログラムは、その機能によって複数のモジュールに分類できるが、例えば、UIモジュール161、タッチスクリーンモジュール162、機械学習モジュール163、お知らせモジュール164などに分類される。
UIモジュール161は、アプリケーション別に電子機器100と連動される特化されたUI、GUIなどを提供する。タッチスクリーンモジュール162は、ユーザのタッチスクリーン上のタッチジェスチャーを感知し、タッチジェスチャーに関する情報を制御部130に伝達する。タッチスクリーンモジュール162は、別途のコントローラ(H/W)で構成されることもある。
タッチスクリーンのタッチまたは近接タッチを感知するために、タッチスクリーンの内部または近くに多様なセンサーが備えられる。タッチスクリーンのタッチを感知するためのセンサーの一例としては、触覚センサーがある。触覚センサーとは、人間が感じる程度またはそれ以上に特定物体の接触を感知するセンサーをいう。触覚センサーは、接触面の粗度、接触物体の硬さ、接触地点の温度などの多様な情報を感知する。
また、タッチスクリーンのタッチを感知するためのセンサーの一例としては、近接センサーがある。
近接センサーとは、所定の検出面に近付く物体、あるいは、近傍に存在する物体の有無を、電磁界の力または赤外線を用いて機械的接触なしに検出するセンサーをいう。近接センサーの例としては、透過型光電センサー、直接反射型光電センサー、ミラー反射型光電センサー、高周波発振型近接センサー、静電容量型近接センサー、磁気型近接センサー、赤外線近接センサーなどがある。ユーザのタッチジェスチャーには、タップ、タッチ&ホールド、ダブルタップ、ドラッグ、パンニング、フリック、ドラッグ&ドロップ、スワイプなどがある。
“タップ(tap)”は、ユーザが指やタッチ道具(例えば、電子ペン)を用いて画面をタッチした後、動かずに画面から直ちに離す動作を示す。
“タッチ&ホールド(touch&hold)”は、ユーザが指やタッチ道具(例えば、電子ペン)を用いて画面をタッチした後、しきい時間(例えば、2秒)以上タッチ入力を維持する動作を示す。すなわち、タッチ・イン時点とタッチ・アウト時点との時間差がしきい時間(例えば、2秒)以上の場合を意味する。タッチ入力がタップであるか、あるいはタッチ&ホールドであるかをユーザに認識させるために、タッチ入力がしきい時間以上維持されれば、視覚的または聴覚的または触覚的にフィードバック信号を提供する。前記しきい時間は、具現例によって変更される。
“ダブルタップ(double tap)”は、ユーザが指やタッチ道具(スタイラス)を用いて画面を2回タッチする動作を示す。
“ドラッグ(drag)”は、ユーザが指やタッチ道具を画面にタッチした後、タッチを維持した状態で指やタッチ道具を画面内の他の位置に移動させる動作を意味する。ドラッグ動作によってオブジェクトが移動されるか、または、後述するパンニング動作が行われる。
“パンニング(panning)”は、ユーザがオブジェクトを選択せずにドラッグ動作を行う場合を示す。パンニングは、特定オブジェクトを選択しないため、オブジェクトがページ内で移動するものではなく、ページ自体が画面内で移動するか、または、オブジェクトのグループがページ内で移動する。
“フリック(flick)”は、ユーザが指やタッチ道具を用いてしきい速度(例えば、100pixel/s)以上にドラッグする動作を示す。指やタッチ道具の移動速度がしきい速度(例えば、100pixel/s)以上かどうかに基づいて、ドラッグ(または、パンニング)とフリックとを区別する。
“ドラッグ&ドロップ(drag&drop)”は、ユーザが指やタッチ道具を用いてオブジェクトを画面内の所定位置にドラッグした後で放す動作を意味する。
“ピンチ(pinch)”は、ユーザが2本の指を画面上にタッチした状態で互いに異なる方向に動かす動作を示す。オブジェクトまたはページの拡大(Pinch Open)または縮小(Pinch Close)のためのジェスチャーであり、2本の指の距離によって拡大値や縮小値が定められる。
“スワイプ(swipe)”は、指やタッチ道具で画面上のオブジェクトをタッチした状態で、水平または垂直方向に一定距離を動かす動作である。斜線方向の動きは、スワイプイベントと認識されないこともある。
メモリ160は、音声認識エンジンを用いてユーザの音声を認識し、認識された音声を制御部130に伝達するための音声認識モジュール(図示せず)を備える。
機械学習モジュール163は、電子機器100が、地磁気センサー121で獲得される磁場情報を用いて、周辺での磁性体300の存否を判断できるように学習させるモジュールである。本発明の一実施形態による機械学習モジュール163は、SVM方法を使う。SMV方法は、白い円及び黒い円のデータが学習用として与えられた場合、2グループ間の境界にあるデータ(例えば、Support Vector)に焦点を合わせて白い円グループと黒い円グループとを分ける方法である。
アラームモジュール164は、電子機器100のイベント発生を知らせるための信号を発生させる。電子機器100で発生するイベントの例としては、呼信号受信、メッセージ受信、キー信号入力、日程のお知らせなどがある。アラームモジュール164は、ディスプレイ部141を通じてビデオ信号形態でアラーム信号を出力してもく、音響出力部142を通じてオーディオ信号形態でアラーム信号を出力してもよく、振動モータ143を通じて振動信号形態でアラーム信号を出力してもよい。
一方、アラームモジュール164は、スヌーズ機能を提供する。例えば、ユーザがアラーム繰り返し回数(例えば、5回)またはアラーム繰り返し間隔(例えば、3分)などを設定した場合、アラームモジュール164は、アラーム信号を所定回数(例えば、5回)または所定間隔(例えば、3分)に出力する。
図26は、本発明の本発明の一実施形態に係るSSPのデータ通信プロトコルを説明するための図面である。図26に示したように、SSPは、センサーハブ131及びSSPマネージャー132を備える。この時、センシング部120は、センサーハブ131に取り付けられ、SSPマネージャー132は、アプリケーションプロセッサ133のフレームワークに含まれる。
したがって、センサーハブ131は、センシング部120を通じて磁場情報(例えば、磁場方向、磁場強度、磁力など)を受信する。この時、スリープモードのAP
133を覚ますべき状況が発生する場合(例えば、地磁気センサー121を通じて獲得された磁場情報が基準磁場情報以上である場合)、センサーハブ131は、SSPマネージャー132に伝送するデータがあることを知らせる意味で、Interrupt信号を伝送する[段階S10]。
SSPマネージャー132では、センサーハブ131が伝送しようとするデータ形式(Data type)及び長さ(length)などを要請する内容の信号をセンサーハブ131に伝送する[段階S20]。この場合、センサーハブ131は、伝送するデータの形式及び長さに関する内容をSSPマネージャー132に伝送する[段階S30]。SSPマネージャー132は、受信準備完了メッセージ(Start to read MSG)をセンサーハブ131に伝送し[段階S40]、センサーハブ131は、Start to read MSGが受信されれば、磁場情報、活性状態に切り替えられるべき通信部に関する情報などを、予め約束されたpacketに加工してSSPマネージャー132に伝送する[段階S50]。この場合、スリープモードのAP 133が覚める。
本発明の一実施形態による方法は、多様なコンピュータ手段を通じて実行されるプログラム命令形態で具現され、コンピュータで読み取り可能な媒体に記録される。前記コンピュータで読み取り可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせて含む。前記媒体に記録されるプログラム命令は、本発明のために特別に設計されて構成されたものであるか、または、コンピュータソフトウェア当業者に公知されて使用可能なものである。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例には、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、プルロブティカルディスクのような磁気光媒体(magneto−optical media)、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令の例には、コンパイラーによって作られる機械語コードだけではなく、インタプリターなどを使ってコンピュータによって実行される高級言語コードが含まれる。
本発明の一実施形態によれば、電子機器100は、一般的な場合には通信部110を不活性状態に維持することで、通信部110によって消耗される待ち電力を省く。また、本発明の一実施形態による電子機器は100は、地磁気センサー121で感知された磁場情報が基準磁場情報以上である場合、不活性状態の通信部110を自動で活性状態に切り替えるので、通信の必要な状況でユーザが電子機器100を別途に操作する必要がない。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されず、特許請求の範囲で定義している本発明の基本概念を用いた当業者のいろいろな変形及び改良形態も、本発明の権利範囲に属する。
100 電子機器
110 通信部
120 センシング部
121 地磁気センサー
130 制御部
200 外部機器
300 磁性体

Claims (15)

  1. 地磁気センサーを通じて磁場情報を獲得する段階と、
    前記獲得された磁場情報と基準磁場情報とを比較する段階と、
    前記比較結果に基づいて、外部機器と通信可能な不活性状態の通信部を活性状態に切り替える段階と、
    を含むことを特徴とする電子機器の通信部制御方法。
  2. 前記通信部を活性状態に切り替える段階は、
    前記獲得された磁場情報が前記基準磁場情報以上の場合、不活性状態の前記通信部を活性状態に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器の通信部制御方法。
  3. 前記電子機器の通信部制御方法は、
    前記活性状態に切り替えられた通信部を用いて前記外部機器を検索する段階をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の電子機器の通信部制御方法。
  4. 前記検索する段階は、
    前記外部機器でブロードキャストされる広告情報を受信する段階を含み、
    前記広告情報は、前記外部機器の識別情報、前記外部機器の機能情報、前記外部機器の状態情報、及び前記外部機器の好む通信方式に関する情報のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項3に記載の電子機器の通信部制御方法。
  5. 前記通信部は、マイクロフォンを備え、
    前記外部機器を検索する段階は、
    前記マイクロフォンを用いて、前記外部機器から出力される広告情報を含む音響信号を受信する段階を含むことを特徴とする請求項3に記載の電子機器の通信部制御方法。
  6. 前記電子機器の通信部制御方法は、
    前記音響信号のクリッピング発生を感知する段階と、
    前記クリッピング発生に基づいて、前記マイクロフォンの感度を調節する段階と、をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の電子機器の通信部制御方法。
  7. 前記電子機器の通信部制御方法は、
    前記音響信号の信号対ノイズ比(SNR:Signal to Noise Ratio)情報を獲得する段階と、
    前記信号対ノイズ比情報に基づいて前記マイクロフォンの感度を調節する段階と、をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の電子機器の通信部制御方法。
  8. 前記電子機器の通信部制御方法は、
    前記獲得された磁場情報を用いて、前記電子機器を基準として前記外部機器の相対的位置情報を獲得する段階と、
    前記外部機器の相対的位置情報に基づいて前記マイクロフォンの動きをガイドするガイド情報を提供する段階と、をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の電子機器の通信部制御方法。
  9. 前記ガイド情報を提供する段階は、
    前記外部機器の位置方向に関する情報、及び前記マイクロフォンの位置方向に関する情報のうち少なくとも一つを画面に表示する段階を含むことを特徴とする請求項8に記載の電子機器の通信部制御方法。
  10. 前記電子機器の通信部制御方法は、
    前記マイクロフォンの感度に関する情報を提供する段階をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の電子機器の通信部制御方法。
  11. 前記電子機器の通信部制御方法は、
    前記活性状態に切り替えられた通信部を用いた前記外部機器の検索に失敗した場合、前記外部機器を検索できる少なくとも一つの通信部を備える通信部リストを提供する段階をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の電子機器の通信部制御方法。
  12. 前記通信部は、
    少なくとも一つの近距離通信部を備え、
    前記外部機器を検索する段階は、
    前記少なくとも一つの近距離通信部を用いて前記外部機器から伝送された広告情報を受信することを特徴とする請求項3に記載の電子機器の通信部制御方法。
  13. 前記通信部を活性状態に切り替える段階は、
    優先順位に基づいて、不活性状態の少なくとも一つの通信部を活性状態に切り替える段階と、
    前記少なくとも一つの通信部を用いて前記外部機器を検索する段階と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の電子機器の通信部制御方法。
  14. 前記電子機器の通信部制御方法は、
    前記電子機器が前記外部機器と前記通信部を通じて通信連結された場合、前記外部機器に関するアプリケーションを画面に提供する段階をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の電子機器の通信部制御方法。
  15. 外部機器と通信可能な通信部と、
    磁性体を検出する地磁気センサーを備えるセンシング部と、
    前記地磁気センサーを通じて獲得された磁場情報と基準磁場情報とを比較し、前記比較結果に基づいて不活性状態の前記通信部を活性状態に切り替える制御部と、を備えることを特徴とする電子機器。
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