JP2014224075A - 日焼け止め化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、清涼感の持続性が高く、きしみ等のない良好な使用感を有する日焼け止め化粧料を提供することを課題とする。
【解決手段】
下記成分A)及びB)を含有し、シリコーンの含有量が5質量%未満かつ水の含有量が5質量%以下である日焼け止め化粧料によって解決される。
A)低級アルコール80〜85質量%
B)紫外線吸収剤
紫外線吸収剤として、A領域の紫外線を吸収する紫外線吸収剤及びB領域の紫外線を吸収する紫外線吸収剤を含有することが好ましく、スプレー形態をとることが更に好ましい。
【選択図】なし。

Description

本発明は高い紫外線防御効果及び清涼感、きしみのなさ等、使用感に優れる日焼け止め化粧料に関する。
日焼け止め化粧料は、紫外線から肌を防御する効果に優れることはもちろんとして、使用感に優れることも必要とされている。特に、日焼け止め化粧料は夏に多用されることから、肌への塗布時に清涼感に優れるとともに、使用中にきしみ、べたつき等を感じさせないという良好な使用感もその特性として要求されている。
これらの要求に応えるため、エチルアルコール等の低級アルコールを高配合した日焼け止め化粧料が検討されている。(例えば、特許文献1参照)これらの技術に於いては、清涼感は得られるものの、その持続性は低く、また、安定性確保のための増粘剤配合を目的として、ある程度の水を含有させるため、肌に塗布した場合に、低級アルコールの蒸散後に、きしみやべたつきを感じる場合があるという課題を有する場合があった。
また、日焼け止め化粧料をエアゾールタイプやミストタイプとして使用感を向上させようとする試みもある。(例えば、特許文献2及び3参照)これらの技術に於いては、良好な使用感とある程度の冷感はえられるものの、清涼感が持続せず、夏の使用に於ける良好な使用感を得るには不充分であった。 従って、清涼感の持続性に優れ、きしみ等のない良好な使用感を有する日焼け止め化粧料が求められていた。
一方、エチルアルコール等の低級アルコールを高配合し、シリコーン及び水の含有量を一定値いかとした日焼け止め化粧料が、清涼感の持続性が高く、きしみ等のない良好な使用感を有することは知られていなかった。
特開2002−226350号 特開2004−224706号 特開2008−150328号
本発明は、清涼感の持続性が高く、きしみ等のない良好な使用感を有する日焼け止め化粧料を提供することを課題とする。
前述した、従来技術の課題を鑑み、発明者等清涼感の持続性が高く、きしみ等のない良好な使用感を有する日焼け止め化粧料を求めて鋭意研究した結果、低級アルコールを高配合し、シリコーン及び水の配合量を一定値以下とした日焼け止め化粧料が課題を解決することを見出し、本発明に至った。すなわち、本発明は以下に示すとおりである。
(1)下記成分A)及びB)を含有し、シリコーンの含有量が5質量%未満かつ水の含有量が5質量%以下であることを特徴とする日焼け止め化粧料。
A)低級アルコール80〜85質量%
B)紫外線吸収剤
(2)紫外線吸収剤を0.5質量%〜10質量%含有することを特徴とする(1)記載の日焼け止め化粧料。
(3)紫外線吸収剤として、A領域の紫外線を吸収する紫外線吸収剤及びB領域の紫外線を吸収する紫外線吸収剤を含有することを特徴とする(1)又は(2)記載の日焼け止め化粧料。
(4)スプレー形態であることを特徴とする(1)〜(3)いずれかに記載の日焼け止め化粧料。
本発明によれば、清涼感の持続性が高く、きしみ等のない良好な使用感を有する日焼け止め化粧料を提供することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
<1> 本発明の日焼け止め化粧料の必須成分である低級アルコール
本発明の日焼け止め化粧料はその必須成分として、低級アルコールを含有する。本発明での低級アルコールとは炭素数1〜3のアルコールを意味し、具体的には、エチルアルコール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール等が例示されるが、これらの内では、エチルアルコールが特に好ましい。
低級アルコールは本発明の日焼け止め化粧料に使用時の清涼感を付与するために含有されるが、その含有量は80〜85質量%である。下限値以下では、清涼感が不充分である場合があり好ましくない。また、上限値以上では、刺激を感じる場合があり好ましくない。
<2>本発明の日焼け止め化粧料の必須成分である紫外線吸収剤
本発明の日焼け止め化粧料はその必須成分として、紫外線吸収剤を含有する。本発明に於いては、紫外線吸収剤は紫外線を吸収し、肌を紫外線から防御する役割を担っており、A領域の紫外線を吸収する紫外線吸収剤(以下UV−A吸収剤という)とB領域の紫外線を吸収する紫外線吸収剤を併用することが好ましい。
UV−A吸収剤としては、具体的には、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸2−エチルヘキシル、ビス(レスルシニル)トリアジン、メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、t−ブチルメトキシベンゾイルメタン等の化合物があげられる。この内でも、紫外線吸収能に優れることから、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、t−ブチルメトキシベンゾイルメタンが特に好ましい。これらの化合物には市販品が存在するので、市販品をそのまま用いることができる。具体的な市販品としては「Uvinul A+Granular」(ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル BASF社製)、「パルソール1789」(t−ブチルメトキシベンゾイルメタン DSM社製)が例示できる。
また、UV−B吸収剤としては、具体的には、パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル、2-シアノ-3,3-ジフェニルアクリル酸2-エチルヘキシル、ジメチコジエチルベンザルマロネート、2,4,6−トリアニリノ−p−(カルボ−2´−エチルヘキシル−1´−オキシ)−1,3,5−トリアジン、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン、サリチル酸ホモメンチル、サリチル酸オクチル、2-フェニルベンズイミダゾール-5-スルフォン酸等の化合物があげられる。これらの化合物には市販品が存在するので、市販品をそのまま用いることができる。具体的な市販品としては、「ユビナールMC80」(パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル BASF社製)、「ユビナールT150」(2,4,6−トリアニリノ−p−(カルボ−2´−エチルヘキシル−1´−オキシ)−1,3,5−トリアジン BASF社製)、「ユビナールM40」(2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン BASF社製)、「パルソールSLX」(ジメチコジエチルベンザルマロネート DSM社製)、「パルソール340」(2-シアノ-3,3-ジフェニルアクリル酸2-エチルヘキシル DSM社製)、「パルソールHMS」(サリチル酸ホモメンチル DSM社製)、「パルソールEMS」(サリチル酸オクチル DSM社製)、「EUSOLEX232」(2-フェニルベンズイミダゾール-5-スルフォン酸 メルク社製)等が例示できる。
上記紫外線吸収剤の含有量は、UV−A吸収剤及びUV−B吸収剤の総量で、日焼け止め化粧料の全量に対して0.5〜10.0質量%であり、1.0〜8.0質量%であることが好ましい。含有量が下限値以下では、紫外線に対する防御効果が不十分な場合があり、また、上限値以上では、含有量を増加させてもの紫外線に対する防御効果が頭打ちになり、日焼け止め化粧料を塗布する際に伸びが重くなるなどの使用性の低下が生じる場合があり好ましくない。
<3>本発明の日焼け止め化粧料
本発明の日焼け止め化粧料は、必須成分である80〜85質量%の低級アルコール及び0.5〜10.0質量%の紫外線吸収剤を含有する。
さらに、本発明の日焼け止め化粧料に於いては、シリコーン及び水の含有量が5質量%未満である。原液中の水の含有量が5%以上であると、日焼け止め化粧料の使用時にきしみを感じる、塗布、低級アルコールの蒸散後にべたつきを感じる等、使用感に課題を生じる場合がある。シリコーンの含有量が5質量%以上であると、長期の保存により、シリコーンが分離し、良好な使用感を損なうという課題が生じる場合がある。
なお、本発明におけるシリコーンとは、ジメチコン、フェニルメチコン等の液状シリコーン油、部分架橋型ポリシロキサン、ポリシロキサン網状重合体等の半固形状シリコーン及びメチルポリセスキオキサン等の固形状シリコーンを意味する。
また、本発明のエアゾール化粧料上記必須成分以外に通常化粧料で使用される任意成分を発明の効果を損なわない範囲で含有することができる。かかる任意成分としては、例えば、マカデミアナッツ油、アボガド油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、ホホバ油、ヤシ油、パーム油、液状ラノリン、硬化ヤシ油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、イボタロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、ホホバロウ等のオイル、ワックス類、流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、オレイン酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸等の高級脂肪酸類、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール等、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等の合成エステル油類、脂肪酸セッケン(ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等)、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル等のアニオン界面活性剤類、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリルアミンオキサイド等のカチオン界面活性剤類、イミダゾリン系両性界面活性剤(2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等)、ベタイン系界面活性剤(アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)、アシルメチルタウリン等の両性界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル類(ソルビタンモノステアレート、セスキオレイン酸ソルビタン等)、グリセリン脂肪酸類(モノステアリン酸グリセリン等)、プロピレングリコール脂肪酸エステル類(モノステアリン酸プロピレングリコール等)、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、POEソルビタン脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレエート、モノステアリン酸ポリオキエチレンソルビタン等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POE−ソルビットモノラウレート等)、POEグリセリン脂肪酸エステル類(POE−グリセリンモノイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノオレート、POEジステアレート等)、POEアルキルエーテル類(POE2−オクチルドデシルエーテル等)、POEアルキルフェニルエーテル類(POEノニルフェニルエーテル等)、プルロニック型類、POE・POPアルキルエーテル類(POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル等)、テトロニック類、POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等)、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等の非イオン界面活性剤類、ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、2,4−−ヘキシレングリコール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール等の多価アルコール類、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム等の保湿成分類、グアガム、クインスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、ペクチン、マンナン、デンプン、キサンタンガム、カードラン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、グリコーゲン、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、ムコイチン硫酸、ヒドロキシエチルグアガム、カルボキシメチルグアガム、デキストラン、ケラト硫酸,ローカストビーンガム,サクシノグルカン,カロニン酸,キチン,キトサン、カルボキシメチルキチン、寒天、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、ベントナイト等の増粘剤、表面処理されていても良い、マイカ、タルク、カオリン、合成雲母、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、無水ケイ酸(シリカ)、酸化アルミニウム、硫酸バリウム等の粉体類、表面処理されていても良い、酸化コバルト、群青、紺青、酸化亜鉛の無機顔料類、表面処理されていても良い、酸化鉄二酸化チタン焼結体等の複合顔料、表面処理されていても良い、雲母チタン、魚燐箔、オキシ塩化ビスマス等のパール剤類、レーキ化されていても良い赤色202号、赤色228号、赤色226号、黄色4号、青色404号、黄色5号、赤色505号、赤色230号、赤色223号、橙色201号、赤色213号、黄色204号、黄色203号、青色1号、緑色201号、紫色201号、赤色204号等の有機色素類、ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル、ナイロン粉末、オルガノポリシロキサンエラストマー等の有機粉体類、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類、ビタミンA又はその誘導体、ビタミンB6塩酸塩,ビタミンB6トリパルミテート,ビタミンB6ジオクタノエート,ビタミンB2又はその誘導体,ビタミンB12,ビタミンB15又はその誘導体等のビタミンB類、α−トコフェロール,β−トコフェロール,γ−トコフェロール,ビタミンEアセテート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH、パントテン酸、パンテチン、ピロロキノリンキノン等のビタミン類などが好ましく例示できる。
本発明の日焼け止め化粧料は、例えば、上記必須成分と任意成分を混合攪拌し均一溶液とすることにより調製することができる。
また、清涼感及びその持続性が向上することから、本発明の日焼け止め化粧料はスプレーの形態をとることが好ましい。
以下、実施例に基づき本発明をさらに詳細に説明するが、本発明が以下の実施例に限定されるものではない。
<実施例1〜4、比較例1〜3>
表1の成分を室温で攪拌混合し、均一溶液とし、日焼け止め化粧料を得た。なお、表1中の数字は質量%を表す。
Figure 2014224075

* 1)「Uvinul A+Granular」 BASF社製
* 2)「パルソール1789」 DSM社製
* 3)「ユビナールMC80」 BASF社製
* 4)「EUSOLEX232」 メルク社製
* 5)「ソフトシェードDH」 味の素株式会社製
* 6)「パルソールSLX」DSM社製
<試験例1>SPF値の測定
ISO24444の方法により実施例1〜4、比較例1〜3の日焼け止め化粧料を塗布した場合のSPF値を測定した。結果を表2に示す。
<試験例2>PFA値の評価
JCiA1995PFAの試験方法により実施例1〜4、比較例1〜3の日焼け止め化粧料を塗布した場合のPFA値を評価した。結果を表2に示す。
<試験例3>保存安定性の評価
実施例1〜4、比較例1〜3の日焼け止め化粧料を40℃に3ヶ月間保存し、3ヶ月後の状態を肉眼にて観察した。結果を表2に示す。
<試験例4>使用時の清涼感の評価
熟練評価者5名により実施例1〜4、比較例1〜3の日焼け止め化粧料を肌に塗布した場合の清涼感についての官能評価を行った。評価は以下の評価基準に基づき行った。評価では、5名の平均値を求めその化粧料の評点とした。また、塗布後30分経過した時点での清涼感を同様に評価した。結果を表2に示す。
清涼感が塗布直後の比較例1と比較して:
かなりある 5点、
ある 4点
同等 3点、
ややない 2点、
かなりない 1点
<試験例5>使用時のきしみの評価
熟練評価者5名により実施例1〜4、比較例1〜3の日焼け止め化粧料を肌に塗布した場合のきしみについての官能評価を行った。評価は以下の評価基準に基づき行った。評価では、5名の平均値を求めその化粧料の評点とした。また、40℃3ヶ月保存後にも同様の評価を行った。結果を表2に示す。
きしみが調製特後の比較例1と比較して:
全くない 5点、
ほとんどない 4点
同等 3点、
ややある 2点、
かなりある 1点
Figure 2014224075

表2から明らかなように、本発明の日焼け止め化粧料は、清涼感の持続性に優れ、しみがなく使用感も良好である。また、良好な使用感は長期保存後も維持されている。
<実施例5〜8>
実施例1〜4の日焼け止め化粧料をスプレー容器に充填し、試験例4と同様の方法で、肌に塗布した場合の清涼感及びその持続性を評価した。結果を表3に示す。
Figure 2014224075

表3から明らかなように、本発明の日焼け止め化粧料は、スプレー形態をとることで、清涼感及びその持続性が向上する。
本発明は日焼け止め化粧料として利用できる。

Claims (4)

  1. 下記成分A)及びB)を含有し、シリコーンの含有量が5質量%未満かつ水の含有量が5質量%以下であることを特徴とする日焼け止め化粧料。
    A)低級アルコール80〜85質量%
    B)紫外線吸収剤
  2. 紫外線吸収剤を0.5質量%〜10質量%含有することを特徴とする請求項1記載の日焼け止め化粧料。
  3. 紫外線吸収剤として、A領域の紫外線を吸収する紫外線吸収剤及びB領域の紫外線を吸収する紫外線吸収剤を含有することを特徴とする請求項1又は2記載の日焼け止め化粧料。
  4. スプレー形態であることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の日焼け止め化粧料。
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