JP2014222791A - フィールド無線中継装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池寿命を従来よりも長くできるフィールド無線中継装置を実現すること。【解決手段】送信局と受信局の間で行われる無線通信の信号をアンテナを介して受信した後再度増幅して送信する受信送信機能と無線通信の通信経路を指定するルーティング機能を有する通信中継部を備え、電池で駆動するように構成されたフィールド無線中継装置において、前記受信信号の信号強度を測定する信号強度測定手段と、前記信号強度測定手段の信号強度測定結果に基づき、前記アンテナと前記通信中継部を所定の接続状態に切り替えるアンテナ接続切替部、を設けたことを特徴とするもの。【選択図】 図1

Description

本発明は、フィールド無線中継装置に関し、詳しくは、電池で駆動されるフィールド無線中継装置における消費電力の改善に関するものである。
図7は、従来から用いられているフィールド無線システムの一例を示す構成説明図である。図7において、アンテナ1は送信局として機能する図示しないフィールド無線装置に設けられ、アンテナ2は受信局として機能する図示しないフィールド無線装置に設けられたもので、これらアンテナ1、2はタンク3を挟むようにして対向設置されている。図示しないフィールド無線装置は電池で駆動されるものであり、アンテナ1、2を介して相互間で小電力の見通し無線通信により各種データの授受を行うように構成されている。
ところが、このままの状態ではタンク3が見通し無線通信の障害物となることから、送信局および受信局の相互間で小電力の見通し無線通信を行うことは困難である。
そこで、アンテナ1、2を見通せるタンク3の上部付近に指向性を有するアンテナ4と5を設けるとともに、これらアンテナ4と5が接続されて電池で駆動される中継局として機能するフィールド無線装置6を設け、送信局との間ではアンテナ1と4を介して見通し無線通信を行い、受信局との間ではアンテナ2と5を介して見通し無線通信を行うように構成している。
このような中継局として機能するフィールド無線装置6には、受信信号を再度増幅して必要に応じて自身の通信データを追加して送信する受信送信機能と通信経路を指定するルーティング機能を有する通信中継部61と、駆動用の電池62が設けられている。以下、これをルータという。
ところで、ルータ6は、自身の通信データに加え、送信局および受信局として機能する他のフィールド無線装置間の通信データを受信して再送信する必要があることから、無線送受信およびデータ処理のためにかなり多くの電力を消費する。
したがって、ルータ6の電池寿命は他のフィールド無線装置と比較すると一般的に短くなり、条件によっては他のフィールド無線装置の数分の一程度となる場合もある。ルータ6の電池寿命が尽きてルータ6の動作が停止すると、前述のような他のフィールド無線装置間における通信データの受信と再送信が不可能になり、フィールド無線システムの通信路が構成できなくなる。
結果として、フィールド無線システムの動作可能期間はルータ6の電池寿命で決定されることになり、前述のようにこの期間は他の無線装置の電池寿命に比べて短く、場合によっては数分の一に制限されてしまう。
他のフィールド無線装置の電池寿命は残っているにも拘わらず、ルータ6の電池交換作業が必要となる。この場合、電池交換に伴ってルータ6の機能は一時的に停止するため、システムの通信機能に影響が生じることになる。
これを避ける対策として、ルータ6に限って容量の大きな電池を搭載する方法も考えられるが、電池のサイズや重量が大きくなる他、コストが高くなるという弊害がある。
また、ルータ6としてのフィールド無線装置とルーティング機能を持たないフィールド無線装置とが異なる構成になってしまうことから、フィールドに配置したフィールド無線装置を、状況に応じてルータまたはルーティング機能を持たないフィールド無線装置として機能設定を切り替えるという柔軟な運用ができなくなる。
図8は電源を必要としない中継装置として用いられるパッシブリピータの一例を示すブロック図であり、図7と共通する部分には同一の符号を付けている。
パッシブリピータは、図8に示すように、アンテナ4と5を高周波ケーブル7で接続したものである。たとえば一方のアンテナ4が吸収した電波を高周波ケーブル7を介して他方のアンテナ5に導いて再放射する。この作用は双方向に有効である。
このようなパッシブリピータをたとえばタンク3の頂上近くに設置すると、タンク3を挟んで対向配置されアンテナ1が接続された送信局とアンテナ2が接続された受信局の間では、いずれか一方の局(たとえば送信局)のアンテナ1から送信された電波がいずれか一方のアンテナ(たとえば4)により吸収されて他方のアンテナ(たとえば5)から再放射されることで他方の局(たとえば受信局)のアンテナ2で受信されて実質的に中継されることになり、無線通信に対するタンク3の影響が低減される。
特許文献1には、無線通信によるデータ伝送が不可能な場所においても無線機の改造を行うことなく通信可能とし、現場のデータをセンタ装置または携帯端末などで監視制御可能とするパッシブアンテナ式通信システムの技術が開示されている。
そして、特許文献2には、既設のフィールド機器の無線化を容易に行える技術が開示されている。
特開2002−368665号公報 特開2006−39892号公報
しかし、パッシブリピータには、以下のような問題がある。
ルータ6と比較すると、中継された無線データを受信する機器から見た場合、受信信号の信号強度は弱い。ルータ6は、一旦受信した信号を電気的に増幅し再送信するが、パッシブリピータは増幅作用を持たないためである。
また、パッシブリピータは、目的外の電波も受信して中継してしまう。システムに多数の端末を収容するためには、互いに混信にならない複数の送信局と受信局の組が同一の無線周波数を同時に使用することが求められるが、パッシブリピータは、常に動作する。また、アンテナが、送受信できる範囲の周波数全体の電波に作用する。したがって、目的としない電波も中継するため、受信側からみれば混信妨害が増えてしまう可能性がある。
本発明は、これらの問題点を解決するものであり、その目的は、電池寿命を従来よりも長くできるフィールド無線中継装置を実現することにある。
このような目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
送信局と受信局の間で行われる無線通信の信号をアンテナを介して受信した後再度増幅して送信する受信送信機能と無線通信の通信経路を指定するルーティング機能を有する通信中継部を備え、電池で駆動するように構成されたフィールド無線中継装置において、
前記受信信号の信号強度を測定する信号強度測定手段と、
前記信号強度測定手段の信号強度測定結果に基づき、前記アンテナと前記通信中継部を所定の接続状態に切り替えるアンテナ接続切替部、
を設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のフィールド無線中継装置において、
前記アンテナ接続切替部は、前記信号強度測定結果に基づき、接続接続されるアンテナ系統は受信用と送信用の2系統であり、
前記アンテナ制御判定部の判定結果に基づき、受信用アンテナ系統を前記通信中継部の受信手段に接続して送信用アンテナ系統を前記通信中継部の送信手段に接続するルータモードまたは受信用アンテナ系統と送信用アンテナ系統を直結するパッシブリピータモードに設定することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のフィールド無線中継装置において、
前記各アンテナは指向性を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載のフィールド無線中継装置において、
前記接続されるアンテナ系統は受信用と送信用で共用する1系統であり、
前記アンテナ制御部は、前記アンテナ制御判定部の判定結果に基づき、中継対象受信信号の信号強度が最大になるように前記共用アンテナ系統のアンテナ本体を取付軸を中心にして回転させることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載のフィールド無線中継装置において、
前記アンテナは無指向性であることを特徴とする。
本発明のフィールド無線中継装置によれば、受信局における受信信号強度に応じてルータモードまたはパッシブリピータモードに切り替えることができ、常にルータモードで動作する場合に比べて、電池の寿命を長くできる。
本発明の一実施例を示すブロック図である。 切替制御部82の具体的な構成例を示すブロック図である。 本発明の動作例を説明するタイミングチャートである。 本発明の他の実施例を示すブロック図である。 本発明の他の動作例を説明するタイミングチャートである。 本発明の他の動作例を説明するタイミングチャートである。 従来から用いられているフィールド無線システムの一例を示す構成説明図である。 電源を必要としない中継装置として用いられるパッシブリピータの一例を示すブロック図である。
図1は本発明の一実施例を示すブロック図であり、図5と共通する部分には同一の符号を付けている。
図1において、ルータとして機能するフィールド無線装置(以下、ルータという)8には、アンテナ切替部81と、切替制御部82と、通信中継部83と電池84が設けられている。
受信局として機能する図示しないフィールド無線装置に設けられたアンテナ2には、システム管理部9が接続されている。システム管理部9には、無線通信の通信経路情報を含むルーティング情報格納部91が設けられている。
アンテナ切替部81は、連動して切替駆動される2個の切替スイッチSW1とSW2で構成されていて、切替制御部82からの切替指示に基づき、アンテナ4と5を相互に直接接続する「パッシブリピータモード」にするか、アンテナ4と5を通信中継部83を介して接続する「ルータモード」にするかを切り替える。
アンテナ切替部81において、スイッチSW1の可動接点aはアンテナ4に接続され、スイッチSW2の可動接点aはアンテナ4に接続されている。スイッチSW1の一方の固定接点bとスイッチSW2の一方の固定接点bは互いに直接接続され、スイッチSW1の他方の固定接点cとスイッチSW2の他方の固定接点cはそれぞれ切替制御部82に接続されている。
切替制御部82は、システム管理部9からルーティング情報を取り込み、現在の中継対象情報がパッシブリピータモードで送信局側のアンテナ1から受信局側のアンテナ2に直接中継されても受信局側で十分な信号強度で受信できるか、受信した後再度増幅して送信するルータモードで中継するべきかを判断し、その判断結果をアンテナ切替部81に出力する。
なお、中継対象情報が存在しなければ、次に述べる通信中継部83の動作と併せ、パッシブモード、ルータモードともに中継動作は行わない。
通信中継部83は、中継対象情報が存在すれば、いずれか一方のアンテナたとえば4で受信された情報を増幅して他方のアンテナたとえば5から送信する。中継対象情報が存在しなければ送信は行わない。
電池84は、アンテナ切替部81、切替制御部82および通信中継部83に対して駆動用の電源を供給する。
図1のように構成されるルータ8の動作について、切替制御部82の動作を中心にして説明する。
1)中継対象情報が存在している場合、切替制御部82は切替スイッチSW1とSW2の可動接点aを実線で示すようにそれぞれ固定接点b側に切り替え、前述のパッシブモードで中継する。これにより、アンテナ4で受信された送信局側のアンテナ1からの送信信号はそのままアンテナ5に伝送され、アンテナ5からの送信信号は受信局側のアンテナ2で受信される。
2)アンテナ2に接続されている受信局側のシステム管理部9は、パッシブモードで中継された中継対象情報の受信信号強度を測定し、その測定結果をルータ8の切替制御部82に出力する。
3)次に、切替制御部82は切替スイッチSW1とSW2の可動接点aを破線で示すようにそれぞれ固定接点c側に切り替え、前述のルータモードで中継する。これにより、アンテナ4で受信された送信局側のアンテナ1からの送信信号は通信中継部83で再度増幅されて必要に応じてルータ8自身の通信データが追加され、アンテナ5に伝送される。アンテナ5からの送信信号は受信局側のアンテナ2で受信される。
4)アンテナ2に接続されている受信局側のシステム管理部9は、ルータモードで中継された中継対象情報の受信信号強度を測定し、その測定結果をルータ8の切替制御部82に出力する。
5)ルータ8の切替制御部82は、パッシブモードで測定された受信信号強度とルータモードで測定された受信信号強度とを比較評価する。
具体的には、切替制御部82は、電池84の寿命の最大化を図るために、パッシブモードにおける受信信号強度が無線フィールド機器間の通信が成立していると判断できるレベルであれば、中継モードとしてパッシブモードを選択する。
図2は、切替制御部82の具体的な構成例を示すブロック図である。アンテナ入力部82aには、切替スイッチSW1を介してアンテナ4が接続される。切替スイッチ制御部82bは、アンテナ切替部81を構成している2個の切替スイッチSW1とSW2を連動して切替駆動するための制御信号を生成出力する。
ルータ属性情報格納部82cには、ルータ8に割り当てられている固有識別コード、中継対象情報の無線通信による通信経路を指定するルーティング情報などが格納される。ルータ属性情報付加部82dは、ルータモードで中継出力される中継対象情報に、必要に応じて所定のルータ属性情報を付加する。
システム管理用通信部82eは、アンテナ2が設けられている受信局側のシステム管理部9との間で、中継対象情報の受信信号強度を含む各種情報の授受を行う。信号強度比較部82fは、中継対象情報のパッシブモードにおける受信信号強度とルータモードにおける受信信号強度とを比較し、中継モードとしてパッシブモードとルータモードのいずれを選択すべきかを判断して、その判断結果を切替スイッチ制御部82bに出力する。
アンテナ入力部82gには、切替スイッチSW2を介してアンテナ5が接続される。通信中継部インタフェース82hは、切替制御部82と通信中継部83との間における各種情報の授受を行う。
図3は本発明の動作例を説明するタイミングチャートであり、無線通信の送受信のペア毎にタイムスロットを割り当てて動作モードの切替を行う時分割多重方式の例であって、中継装置と送信局または受信局であるフィールド機器との間の距離の長さと中継装置の動作モードの関係を示している。
タイムスロット#1は通信距離が数Kmの長距離の場合であって、中継装置はルータモードで動作する。タイムスロット#2は構造物の裏などの通信距離が数10mの近距離の場合であって、中継装置はパッシブモードで動作する。タイムスロット#3は通信距離が数百mの中距離の場合であって、中継装置はルータモードで動作する。タイムスロット#4は中継装置が関知しない場合であり、中継動作は一切行わない。
このように、受信データの増幅、再送信が必要とされない場合はパッシブリピータモードで中継を行うため、電池を無駄に消費することはなく、電池寿命を長くできる。
受信局において信号強度が不足していれば、パッシブリピータ動作からルータ動作に切り替えることができるため、単純にパッシブリピータを設置する場合と比較して、中継サービスを提供できる範囲が広くなる。
また、必要なタイミングでのみパッシブリピータ機能を動作させることができるため、余分な混信妨害を発生する確率が低くなる。
さらに、万一ルータの電池が尽きてルータ機能が停止した場合であっても、パッシブリピータ機能は動作することから最低限の中継機能は残ることになり、中継装置としての堅牢性が高まる。
なお、上記実施例ではアンテナが2本の例について説明したが、アンテナは3本以上でもよい。
また、アンテナは1本でもよく、アンテナ1本でも図4に示すようにパッシブリピータを構成できる。図4において、図1のアンテナ切替部81のスイッチSW2に代えて、スイッチSW1の固定接点bには反射回路Rを設けている。
反射回路Rは、入力される高周波信号を全反射するものであり、全反射する手段としては解放回路などを適宜使用する。
アンテナ切替部81は、切替制御部82からの指示により、アンテナ4と反射回路Rとを接続するかアンテナ4をルーティング系統に接続するかを切り替える。ここで、アンテナ4と反射回路Rが接続された状態をパッシブリピータモードと記述し、アンテナ4がルーティング系統に接続された状態をルータモードと記述する。
切替制御部82は、システム管理部9からルーティング情報を得ることにより、現在中継するべき情報がパッシブリピータモードで中継されても受信局において十分な強度で受信されるかまたはルータモードで中継するべきかを判断し、アンテナ切替部81に切替指示を行う。
現在中継するべき情報が存在すれば、アンテナ4から受信した情報を蓄積して増幅した後、再度アンテナ4から送信する。中継するべき情報が存在しなければ、パッシブモードおよびルータモードのどちらの機能も中継動作は行わない。
また、ルータモードにおける電池84の寿命を延ばすために、中継する際の送信電力を制御する機能を設けてもよい。時分割多重方式を採用した場合には、たとえば図5に示すように、送信電力の制御もタイムスロット毎に行う。
図5において、タイムスロット#1は通信距離が数Kmの長距離の場合であって、送信電力はたとえば10dBmとし、中継装置はルータモードで動作する。
タイムスロット#2は構造物の裏などの通信距離が数10mの近距離の場合であって、送信電力はたとえば0dBmとし、中継装置はパッシブモードで動作する。
タイムスロット#3は通信距離が数百mの中距離の場合であって、送信電力はたとえば2dBmとし、中継装置はルータモードで動作する。
タイムスロット#4は中継装置が関知しない場合であって、送信電力はたとえば0dBmとするが、中継動作は一切行わない。
また、少なくとも指向性アンテナを含む複数のアンテナと、少なくとも1つの通信回路のうち制御部によりタイムスロットを基準にして割り当てられたアンテナおよび通信回路によって無線通信を行うように構成することにより、指向性アンテナを用いたマルチホップ通信が実現でき、フィールド無線中継装置におけるコストの上昇を極力抑えつつ長距離通信および多様な形態の通信を実現できるという効果も得られる。
さらに、たとえば図6に示すように、タイムスロット毎に同期して、上位層手順、復調回路方式、アンテナ指向性、送信電力などの属性を切り替えることにより、各タイムスロットにおける通信距離や通信目的に応じた最適な通信条件を設定でき、電池の寿命を長くできるとともに、より一層安定した通信が実現できる。
図6において、タイムスロット#1の上位層手順はISA100、復調回路方式は同期型、アンテナは単一指向性、送信電力は10dBmに設定されている。
タイムスロット#2の上位層手順はISA100、復調回路方式は非同期型、アンテナは無指向性、送信電力は0dBmに設定されている。
タイムスロット#3の上位層手順はISA100、復調回路方式は同期型、アンテナは単一指向性、送信電力は2dBmに設定されている。
タイムスロット#4の上位層手順はISA100、復調回路方式は非同期型、アンテナは単一指向性、送信電力は0dBmに設定されている。
さらに、タイムスロット#5の上位層手順は「802.15.4」ではあるもののISA100とは異なる別のシステム方式であり、復調回路方式は同期型、アンテナは無指向性、送信電力は0dBmに設定されている。
なお、タイムスロット毎に同期して切り替える属性は、これら図6の例に限るものではなく、その他、アンテナゲイン、変調方式、中継種類なども組み合わせてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、電池寿命を従来よりも長くできるフィールド無線中継装置が実現できる。
1、2、4、5 アンテナ
3 タンク
8 フィールド無線装置(ルータ)
81 アンテナ切替部
82 切替制御部
82a アンテナ入力部
82b 切替スイッチ制御部
82c ルータ属性情報格納部
82d ルータ属性情報付加部
82e システム管理用通信部
82f 信号強度比較部
82g アンテナ入力部
82h 通信中継部インタフェース
83 通信中継部
84 電池
9 システム管理部
91 ルーティング情報格納部

Claims (5)

  1. 送信局と受信局の間でアンテナを介して行われる無線通信の受信信号を再度増幅して送信する受信送信機能と無線通信の通信経路を指定するルーティング機能を有する通信中継部を備え、電池で駆動するように構成されたフィールド無線中継装置において、
    接続されるアンテナ系統を制御するアンテナ制御部と、
    中継対象受信信号の信号強度に基づきアンテナ制御部が行うべき制御の種類を判定するアンテナ制御判定部、
    を設けたことを特徴とするフィールド無線中継装置。
  2. 前記接続されるアンテナ系統は受信用と送信用の2系統であり、
    前記アンテナ制御部は、前記アンテナ制御判定部の判定結果に基づき、受信用アンテナ系統を前記通信中継部の受信手段に接続して送信用アンテナ系統を前記通信中継部の送信手段に接続するルータモードまたは受信用アンテナ系統と送信用アンテナ系統を直結するパッシブリピータモードに設定することを特徴とする請求項1記載のフィールド無線中継装置。
  3. 前記各アンテナは指向性を有することを特徴とする請求項2に記載のフィールド無線中継装置。
  4. 前記接続されるアンテナ系統は受信用と送信用で共用する1系統であり、
    前記アンテナ制御部は、前記アンテナ制御判定部の判定結果に基づき、中継対象受信信号の信号強度が最大になるように前記共用アンテナ系統のアンテナ本体を取付軸を中心にして回転させることを特徴とする請求項1に記載のフィールド無線中継装置。
  5. 前記アンテナは無指向性であることを特徴とする請求項4に記載のフィールド無線中継装置。
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