JP2014218239A - 航空機及び回転翼機用ダクト型ロータ - Google Patents

航空機及び回転翼機用ダクト型ロータ Download PDF

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Abstract

【課題】従来のダクト型テールロータの動作よりも直線的になる傾向の動作を有するダクト型テールロータを提案する。
【解決手段】流路内に配置されて対称軸AX1を中心に回転する回転アセンブリを備えた回転翼機用ダクト型ロータであって、回転アセンブリは、各々がハブ16に締結された複数のブレードを備え、各ブレードは0°〜5°の範囲(0°及び5°を含む)の捻れ角を規定する捻れ関係を有する。各ブレードは、全長として、第1領域21と、第1領域に続く第2領域22と、を有し、第2領域22は、後方への延伸を示しかつ第1領域21の第1後縁30’より下流側に位置付けられた第2後縁30’’を含む。各第1領域21は、クリアランスの無いころ軸受45及び円錐形の積層接合部50を有する締結デバイス40によってハブ16に接続された根元24を含む。
【選択図】図3

Description

[関連出願の相互参照]
[0001] 本出願は、参照によりその開示の全てが本明細書に組み込まれる、2013年5月3日出願のフランス特許出願第1301033号の利益を主張する。
[0002] 本発明は、回転翼機用のダクト型(ducted)ロータと、このロータを有する回転翼機に関し、特に、ヘリコプタのテールロータに関する。
[0003] したがって、本発明は、航空機用ロータの狭い技術分野に関連する。
[0004] 例えば、ヘリコプタは、一般的に、少なくとも一台のエンジンにより機械的に駆動される単一のメインロータを有し、このメインロータは、ヘリコプタに揚力及び推進力を提供する役割をする。
[0005] この種のヘリコプタには、メインロータの回転により生じるヨートルクを補償するように反トルク機能を果たすテールロータも設けられており、このテールロータは、横方向に推力を働かせる。
[0006] さらに、テールロータが正又は負の横方向推力を働かせることにより、操縦士はヨー運動及び操縦運動を制御することが可能になる。
[0007] この機能を果たすものとして、非ダクト型テールロータが知られている。このようなロータを、便宜上、「従来の」テールロータと呼ぶ。従来、非ダクト型テールロータは、尾部安定板の上端部付近の一面上又はヘリコプタのテールブームの一端部上に搭載されている。
[0008] このような非ダクト型テールロータは、広く普及されている。その一方で、例えば、フェネストロン(登録商標)の商標で知られているロータなどのダクト型テールロータを実施することもまた可能である。
[0009] ダクト型テールロータは、ヘリコプタの垂直尾翼を貫通して形成された流路内に配置されたロータを備える。この流路の対称軸は、ヘリコプタの垂直前後方向の対称面に対して実質的に垂直である。
[0010] その結果、ヘリコプタの垂直尾翼の流線形構造は、上記流路、ひいてはテールロータを囲むことになるため、流路自体の壁も当業者には「ダクト」として知られている。これが、「ダクト型テールロータ」と呼ばれる理由である。以下の記載において、このようなロータを、便宜上、「ダクト型ロータ」と呼ぶ。
[0011] そして、流線形構造は、航空機外部の要素による衝撃からテールロータを保護する。その上、流線形構造は、地上の作業員がテールロータで負傷することを防止することにより、これら作業員の安全性を高める。
[0012] テールロータが配置された流路を囲む流線形構造は、回転翼機の前方、下方、及び後方に騒音が拡散するのを防ぐ一方、非ダクト型テールロータは全方向に騒音を拡散する。
[0013] 従来、ダクト型ロータは、ダクトの流路内で回転する複数のブレードを支持するハブを有する。
[0014] 各ブレードは、例えば捻れ変形可能なストリップ(「捻れストリップ」と呼ぶこともある)によってハブに締結され得る。各ブレードとハブの本体との間には、エラストマ要素を有する軸受が配置されている。この軸受により、ブレードには、ピッチを変えるためにピッチ軸を中心に回動するように動く自由度、ならびに、フラッピング運動及びリード・ラグ運動を実行するための一定量の自由度が与えられる。
[0015] 各ブレードは、ピッチレバーを支持する鍔部も有し得る。ロータのピッチレバーは、ピッチ制御ディスクに接続される。したがって、航空機は、制御ディスクを介してブレードのピッチを制御するための制御手段を備える。従来、このような制御手段は、ペダルを備える。
[0016] 各ブレードは、チャイニーズウェイト(Chinese weights)として知られる錘など、少なくとも1つの釣合い錘を有し得る。
[0017] さらに、ダクト型ロータのブレードは、通常、大きく捻れた矩形形状を示す。
[0018] ブレードの幾何学的な捻れは、ブレードの基準面と、ブレードの各断面の翼弦の軸と、の間に形成される角度として定義され得ることに留意されたい。ブレードの各断面は、そのような基準面に対して特定される角度分だけ、ブレードのピッチ変動軸に対して捻じれることがある。このような状況において、「捻れ関係」という用語は、上記のような捻れ角がブレードの全長に沿ってどのように変動するかを規定するのに使用される。
[0019] ダクト型ロータのブレードは、大きく捻れており、2つの異なる断面を隔てる捻れ角は、場合によっては、例えば約20度である。
[0020] ブレードの上流側において、流路内の空気の流れは、ブレードの全長上の位置応じて変動する入射角度を示す。したがって、ブレードの根元に対する空気流の入射角度は、通常、ブレードの遠位端の上流側における空気流の入射角度とは異なる。
[0021] 均一な誘導速度を生成するために、製造者は、各ブレードを、これらの異なる入射角度を考慮して捻る。
[0022] さらに、ハブは、例えばロータの下流側支柱によってダクトに締結された動力伝達ギヤボックスにより、回転駆動される。これらの支柱は、ロータの下流側で空気流の流れる方向を変える静翼を構成するような流線形であってよい。このような状況において、これらの支柱を含むアセンブリは、空気流の案内静翼アセンブリ(stator guide vane assembly)と呼ばれることもある。
[0023] なお、「上流側」及び「下流側」という用語は、流路を通る空気の流れる方向に対して定義されていることに留意されたい。
[0024] 以降の説明において、「ダクト型ロータ」という用語は、特に、ダクトと、ロータ自体と、動力伝達ギヤボックスと、ブレードの下流側にある案内翼と、を含むアセンブリ全体を定義するべく使用されることを理解されたい。したがって、ダクト型ロータは、特に、ダクトと、ダクトによって画定される流路内に存在する要素と、を含む。
[0025] フランス特許出願公開第1531536号には、ダクト型テールロータが記載されている。各ブレードは、ボルトによりハブに締結された捻れ可能な細長い要素を備える。この細長い要素は、互いに接触した複数の細いストリップを含み得る。
[0026] フランス特許出願公開第2719554号には、フローティングブレードを有するダクト型反トルクロータが記載されている。各ブレードは、ピッチ変更軸を中心に捻れることが可能な少なくとも1つのアームを備えた基礎部分によりハブに接続されている。そして、アームは、ブレード根元のスリーブ内に収容され、スリーブは、2つの軸受面を有し、ハブの両軸受内に半径方向のクリアランスをあけて軸支(journaled)されている。
[0027] 欧州特許出願公開第1778951号には、ヘリコプタ用の反トルクデバイスが記載されている。このデバイスは、三日月形のブレードを有する。
[0028] このような状況において、ダクト型ロータは有利な機能的特性を示す。
[0029] その一方で、回転翼機のダクト型テールロータの挙動は、非ダクト型テールロータの挙動とは異なり得る。この挙動は、テールロータのブレードのピッチを制御する手段の位置(例えば、ペダルの位置)に応じて、テールロータにより展開される推力を示す特性曲線によって例示することができる。
[0030] 従来の非ダクト型テールロータの制御動作に対する応答性をプロットした特性曲線は、実質的に直線状である。
[0031] 対照的に、ダクト型テールロータの特性曲線は、制御手段が、推力をほとんど又は全く要求しない中間範囲にあるときは、比較的平坦な部分を示す。この中間範囲は、メインロータの回転方向に誘導される推力を要求するステージと、メインロータの回転方向とは反対の方向に誘導される推力を要求するステージと、の間に起こるフライトの中間ステージに対応する。
[0032] 換言すると、この中間フライトステージの間に制御手段の位置を変化しても、静止ステージの間に同等の幅の制御動作に対して得られる推力変化に等しい推力変化はもたらされない。
[0033] これは既知の特徴である。このような状況において、操縦士は、例えば、フライトの中間ステージの間にダクト型テールロータからの応答を得るために、制御手段を大きく動かすことが適切であると認識している。そのような状況は快適でない場合もあるものの、ダクト型テールロータの利点を考慮すれば許容範囲である。
[0034] さらに、ブレードを保持する軸受は、比較的早く摩耗する傾向がある。
[0035] フランス特許出願公開第2271121号には、本発明の技術分野とは異なるものの、ブレードを回転翼のマストのヨークに連結するためのデバイスを示している。
[0036] このデバイスは、ブレードごとに1つの締結部材を備えている。各締結部材は、特にエラストマ軸受を介して、まずヨークにヒンジで取り付けられ、その後、ブレードにボルト接続された4つのタブが設けられる。さらに、各締結部材は、ブレードのピッチを制御するためのチューブに接続されている。
[0037] また、フランス特許出願公開第2628062号、欧州特許出願公開0493303号、ドイツ特許出願公開第102007062490号も公知である。
[0038] したがって本発明の目的は、特定のダクト型テールロータの動作よりも直線的になる傾向の動作を有する、強固なダクト型テールロータを提案することである。
[0039] したがって、本発明は、回転翼機のヨー運動を制御するためのダクト型ロータに関連し、ダクト型ロータは、空気流路を画定するダクトを備える。ダクト型ロータは、流路内に配置され、流路の対称軸を中心に回転する回転アセンブリも有する。回転アセンブリは、それぞれがハブに締結された複数のブレードを有する。
[0040] そのような状況において、各ブレードは、0°〜5°の範囲(0°及び5°を含む)の最大捻れ角(α)を規定する捻れ関係を有する。
[0041] 各ブレードは、全長として、ハブに締結された基部の第1領域と、第1領域に続く先端の第2領域と、を備え、第2領域は、第1領域からブレードの遠位端まで半径方向に延在し、第2領域は、後方への延伸を示し、かつ、流路内のブレードの回転方向において第1領域の第1後縁より下流側に位置した第2後縁を備えている。
[0042] 各第1領域は、ころ軸受及び円錐形の積層接合部が設けられた締結デバイスによってハブに接続された根元を含む。
[0043] ダクト型ロータには、最大捻れ角が小さい、あるいは最大捻れ角がゼロのブレードが設けられている。この特性は、各断面が、基準断面(例えば、基部断面)に対して0°〜5°の範囲(0°及び5°を含む)内の捻れ角を示すことを意味する。捻れは、ブレードの基部断面と先端断面との間の捻れ角が最大になるように、連続的であり得る。
[0044] そして、軸受は、「クリアランスの無い」ころ軸受、つまり、百分の数ミリメートル程度の稼働クリアランスを有する軸受であってよい。クリアランスの無いころ軸受は、クリアランスが最小限に抑えられたころ軸受であり、このクリアランスは、場合によっては、10分の1ミリメートル未満である。
[0045] そのような状況において、本発明は、フェネストロンブレードが大きな捻れ幅(例えば、20°程度)を要するという偏見に対抗するものである。
[0046] 本出願人は、ダクト型ロータの特性曲線において観察される非線形領域が、大きな捻れを有するブレードに起因するものであることを発見した。
[0047] ブレードが狭い範囲のピッチ角度を示す場合、ブレードに捻れがあることを前提として、ブレードの根元とブレードの先端とは、空気流に対して反対の入射角を持つ傾向にある。そして、ブレードの根元は、一方向に推力を生成し、ブレードの先端は反対方向に推力を働かせる傾向がある。
[0048] そのような状況において、ダクト型ロータは、操縦士がブレードのピッチをそのような範囲内に合わせたときには反応しない傾向がある。
[0049] 捻れがほとんど無い、又は全く無いブレードを使用することにより、この問題は解決される傾向がある。その場合、ブレードの全断面が同一方向に推力を働かせる。一方、そのような技術が使用されていないことからもわかるように、この技術は、ダクト型ロータの性能劣化を引き起こす。ダクト型ロータにより生成可能な最大推力を制限しすぎる傾向のある過度な劣化を避けるために、本発明は、後方への延伸を示すブレード先端の第2領域について、小さな捻れを使用することを提案する。
[0050] 後方への延伸により、ブレードの輪郭に対する空気の入射角が小さくなり、失速が起こるのが抑えられる。この後方への延伸は、捻れがほとんど無い、又は全く無いブレードを、ロータの回転軸を中心に失速させずに高速で回転させることができる。このような状況において、後方への延伸は、ダクト型ロータが素早い回転により高推力を生成することを可能にする。
[0051] さらに、ブレードの捻れに一定の可撓性がある場合、先端領域にオフセットが生じ、このオフセットにより生成される揚力の影響で、ブレードに局所的な変形が引き起こされ得る。そのような状況において、ブレードが流路から出てしまう原因になりがちなフラッピング変形(このような変形は、ブレードの可撓性により生じると考えられる)を避けるために、ブレードは、確実に、ダクト内に正しく位置決めがされることが妥当である。
[0052] さらに、各ブレードは、従来のエラストマ軸受で観察される摩耗を減少させることを目的としたころ軸受を使用した新規の締結デバイスによりハブに締結される。
[0053] 通常のエラストマ軸受は、ブレードのフラッピング運動及びリード・ラグ運動を許容するクリアランスを提供する。この稼働クリアランスは、ダクト型ロータの動作を阻害し、軸受を劣化させる傾向があり得る。
[0054] ダクト型ロータが高レベルの推力を展開する時、ブレードに作用する遠心力はこのクリアランスの影響を制限する傾向がある。反対に、低推力では、ブレードは、リード・ラグ運動及びフラッピング運動をすることができ、これにより軸受の摩耗が引き起こされる。さらに、そのようなブレードの運動は、乗員により知覚され得る衝撃を生成するおそれがある。
[0055] 本発明の締結デバイスは、そのような問題を改善することができる。
[0056] したがって、上述した特性の組み合わせは、強固なダクト型ロータの特性曲線を直線化する傾向がある。
[0057] ロータは、以下に示すような追加特性を1つ以上備えてもよい。
[0058] 例として、上述したロータは、小さい捻れを示し得る。
[0059] その一方で、最大角度はゼロであってもよい。換言すると、本変形例では、ブレードは捻れていない。この変形例は、特にダクト型ロータが働かせる推力がゼロのとき、優れた安定性を生み出す。
[0060] さらに、第2領域は、ブレードの全長に対して、少なくとも30°の傾斜角を示す後方への延伸を含み得る。このような延伸により、捻れが存在しなくても、あるいはごく小さい捻れしか存在しなくても、十分な推力を得ることができる。後方への延伸は、局所的にマッハ数を小さくすることにより、ブレードから出されるノイズを大きくすることなく、ブレードの回転速度を最大化する役目を果たす。
[0061] さらに、ブレードが適切な捻れの可撓性を示す場合に、後方への延伸が局所的な捻れを生成することができるように、ブレード上の空気力学的推力の中心は、このブレードの後縁から軸受の幾何学的な対称軸まで延在する空間内に位置付けられ得る。
[0062] ブレードの重心は、遠心力の影響による軸受の変形を回避するために、任意で軸受の幾何学的な対称軸上に位置付けられる。
[0063] さらに、第2先端領域は、第1領域の輪郭の翼弦のそれぞれよりも長い翼弦を示す空気力学的な輪郭を有し得る。
[0064] さらに、軸受は、任意で、セラミックころ軸受である。さらに、軸受は、ブレードの根元に固定されたリングを備え得る。セラミック製のころは、いわゆる「偽ブリネリング」現象が生じるリスクを最小限に抑える利点を有する。
[0065] 遠心力は、円錐形の積層接合部により吸収される。つまり、ブレードのあらゆるフラッピング運動又はリード・ラグ運動に起因する力は、ころ軸受により吸収される。この設計では、捻れストリップを使用する必要がないことから、ハブのサイズを最適化できることに留意されたい。
[0066] さらに、積層接合部は、外側強力部材及び内側強力部材と、内側強力部材を外側強力部材に接続する環状のエラストマ部材と、を備えてよく、根元は、少なくとも1つの締結ロッドにより内側強力部材に締結されるために、軸受及びエラストマ部材を貫通する。
[0067] エラストマ部材は、一連のエラストマ材料の可撓性層と剛性層とを備え得る。
[0068] 締結デバイスは、比較的シンプルでコンパクトである。
[0069] 内側強力部材は、任意で、ハブに締結されてもよい。
[0070] さらに、ダクト型ロータは、ブレードごとに1つのピッチレバーを備え、各ピッチレバーは、内側強力部材にヒンジで取り付けられる。
[0071] また、少なくとも1つの釣合い錘が内側強力部材に締結される。
[0072] 締結デバイス上に横方向の力が生成されることを回避するべく、2つの釣合い錘を、ブレードのピッチ軸を中心にして対称的に内側強力部材に締結することが好ましい。
[0073] さらに、エラストマ部材は、内側強力部材から外側強力部材に向けて所定の厚さ減少関係にしたがって減少する半径方向の厚さを有し得る。この特性は、エラストマの各層が、直径の変化にかかわらず、同じ圧力を受けることを保証することを目的としたものである。
[0074] 最後に、本発明は、本発明のロータを備える回転翼機を提供する。
[0075] 本発明及びその利点は、例示を目的とし、かつ添付の図面を参照して提示される実施形態の以下の説明から、より詳細に理解されるであろう。
本発明の回転翼機を示す図である。 回転翼機のダクト型ロータを示す図である。 ブレード及びこのブレードを締結するためのデバイスを示す図である。 ブレードの最大捻れ角を説明する図である。 ピッチ制御力を小さくする「チャイニーズ錘」として知られる2つの釣合い錘を示す図である。
[0076] 2つ以上の図に示される要素には、同一の参照符号が付与されている。
[0077] 図1は、回転翼3を支持する機体2を有する回転翼機1を示す。機体2は、垂直安定板5を支持するテールブーム4を備える。垂直安定板5は、回転アセンブリ15が設けられた本発明のダクト型ロータ10を備える。
[0078] 図2を参照すると、ダクト型ロータ10は、垂直安定板を貫通したダクト11を備える。そして、ダクト型ロータ10は、対称軸AX1に沿ってダクト11を通過する空気流路12を有する。この対称軸AX1は、回転翼機の前後方向の対称面に実質的に垂直であり得る。
[0079] そのような状況において、ロータアセンブリ15は、流路内に配置され、対称軸AX1を中心に回転する。このため、ダクト型ロータは、流路12内の羽根により支持されるモータ又は動力伝達ギヤボックスなどの駆動手段14を備えてもよい。回転アセンブリは、駆動手段14により駆動されるハブ16によって回転される複数のブレード20も備える。
[0080] 図3を参照すると、各ブレード20は、全長として、締結デバイス40によりハブ16に締結された根元24から遠位端25まで延在する。より厳密には、各ブレードは、根元24を含む第1領域21と、遠位端23を含む第2領域22と、に分割することができる。
[0081] 第1領域21は、根元から、対称軸AX1から半径方向に測定された半径R1に達するまで延在し、第2領域22は、この半径R1から遠位端23まで延在している。
[0082] 各ブレード20は、捻られ得る。図4に示すように、ブレードは、0°〜5°の範囲(範囲の両端点はこの範囲内に含まれる)内にある2つの異なる断面P1と断面P2との間に最大捻れ幅を有し得る。
[0083] 2つの断面P1とP2の間の捻れ角αは、例えば、各断面の前縁と後縁を結ぶ翼弦軸C1とC2との間で測定することができる。「翼弦軸」という用語は、断面翼弦が測定される断面の前縁と後縁を結ぶブレードの軸を規定するのに使用される。
[0084] 最大角は、例えば、ブレードの第1断面と遠位端23を構成する最終断面とにより到達され得る。
[0085] その一方で、変形例では、ブレードは捻られない。その場合、全ての翼弦軸は、単一面内に存在する。
[0086] 図3を参照すると、第2領域は、後方に延伸し、後方オフセット25、つまり、第1領域に対して後方にオフセットした部分を示す。
[0087] したがって、ブレードの後縁30は、第1領域21内に第1後縁30’を有し、第2領域22内に第2後縁30’’を有する。そのような状況において、第1後縁30’は、第2後縁30’’よりも上流側にある。「上流側」及び「下流側」という用語は、流路内のブレードの回転方向ROTに関するものとみなされるべきである。
[0088] ブレードが捻れていない場合、又は、その最大捻れ幅が非常に小さい場合は、変形例によっては、また、可撓性ブレードにおいては、このオフセットにより、ダクト型ロータが働かせる推力を最大化するべく、ブレードは、ロータの高速回転時に変形することができる。
[0089] 第2領域22の後方への延伸は、直線状のブレードに対して、30°の傾斜角も有し得る。
[0090] さらに、ブレード20の重心CGは、締結デバイス40、特に、締結デバイス40の軸受の幾何学的対称軸AX2の近くに位置付けられ得る。
[0091] 任意で、重心CGは、幾何学軸AX2上に置かれる。
[0092] さらに、締結デバイス40は、積層接合部50に結合された転がり軸受45を備える。
[0093] 軸受45は、セラミック製のころを有する軸受、好ましくはクリアランスを持たずに、内側保持器46、複数のころ47、及び外側保持器48を有する軸受を含み得る。
[0094] 内側保持器46は、ブレードの根元24に固定されたリングを表し得る。根元は、この根元に固定された内側保持器46を貫通する。
[0095] 外側保持器48は、例えば、ハブ16の部材17に固定され得る。
[0096] さらに、積層接合部50は、根元24が貫通する中空円錐形の接合部である。そして、この積層接合部には、エラストマ部材55を挟持する外側強力部材51及び内側強力部材52が設けられる。根元24は、連続して、外側強力部材51通過し、その後エラストマ部材55を通過して、締結ロッド60により内側強力部材52に締結される。
[0097] 外側強力部材51は、軸受の外側保持器48に固定されたリングを備え得る。この外側強力部材51及び外側保持器48は、共に、機械加工により単一のピースとして得られる単一の構造部品を形成することができる。
[0098] そして、外側強力部材51は、ハブの部材17に締結される。
[0099] エラストマ部材55には、一連のエラストマ材料の可撓性層57と剛性層56も設けられ得る。剛性層は、例えば、合金ベースの金属層又は複合材料層であってよい。
[0100] さらに、エラストマ部材は、環状円錐形であり、内側強力部材52から外側強力部材51に向けて、所定の厚さ減少関係にしたがって減少する半径方向の厚さ200を示す。
[0101] ブレードのピッチを変更するために、ダクト型ロータは、内側強力部材52にヒンジで取り付けられたピッチレバー70も有する。
[0102] このレバー70は、外側強力部材を回動させ、これにより、ブレード20のピッチが締結ロッド60によって変更される。積層接合部55は、このような回動運動に対応することができる。
[0103] ブレード20に働く遠心力は、連続的に、締結ロッド60、内側強力部材52、エラストマ部材、及び外側強力部材51を介して、ハブ16へと伝達される。
[0104] ブレードのフラッピング運動及び/又はリード・ラグ運動から生じた力は、軸受45により吸収される。
[0105] 図5を参照すると、ダクト型ロータは、例えば締結ロッド60によって内側強力部材52に締結された少なくとも1つの釣合い錘80を備え得る。
[0106] 当然のことながら、本発明は、その実施に関して、多数のバリエーションが生じ得る。いくつかの実施形態について説明したが、当然のことながら、可能な実施形態の全てを網羅的に特定できるとは考えられない。本発明の範囲を逸脱しない限り、記載した任意の部材を同等の部材に置き換えることは当然ながら想定可能である。

Claims (14)

  1. 回転翼機(1)のヨー運動を制御するためのダクト型ロータ(10)であって、空気流路(12)を画定するダクト(11)を備え、該ダクト型ロータ(10)は、前記流路(12)内に配置されて前記流路(12)の対称軸(AX1)を中心に回転する回転アセンブリ(15)を有し、前記回転アセンブリ(15)は、それぞれがハブ(16)に締結された複数のブレード(20)を有し、
    各ブレード(20)は、0°〜5°の範囲(0°及び5°を含む)の最大捻れ角(α)を規定する捻れ関係を有し、
    各ブレード(20)は、全長として、前記ハブに締結された基部の第1領域(21)と、前記第1領域に続く先端の第2領域(22)と、を有し、前記第2領域(22)は、前記第1領域(21)から前記ブレード(20)の遠位端(23)まで半径方向に延在し、前記第2領域(22)は、後方への延伸を示し、かつ、前記流路(12)内の前記ブレード(20)の回転方向(ROT)において前記第1領域の第1後縁(30’)より下流側に位置付けられた第2後縁(30’’)を備え、
    各第1領域(21)は、ころ軸受(45)及び円錐形の積層接合部(50)が設けられた締結デバイス(40)によって前記ハブ(16)に接続された根元(24)を含む、ダクト型ロータ(10)。
  2. 前記最大角(α)はゼロである、請求項1に記載のロータ。
  3. 前記ブレード(20)の重心(CG)は、前記軸受(45)の幾何学的対称軸(AX2)上に位置付けられる、請求項1に記載のロータ。
  4. 前記軸受(45)は、セラミックころ軸受である、請求項1に記載のロータ。
  5. 前記軸受(45)は、前記根元(24)に固定されたリング(46)を有する、請求項4に記載のロータ。
  6. 前記積層接合部(50)は、外側強力部材(51)及び内側強力部材(52)と、前記内側強力部材(52)を前記外側強力部材(51)に接続する環状のエラストマ部材(55)と、を有し、前記根元(24)は、少なくとも1つの締結ロッド(60)により前記内側強力部材(52)に締結されるように、前記軸受(45)及び前記エラストマ部材(55)を貫通する、請求項1に記載のロータ。
  7. 前記内側強力部材(52)は、前記ハブ(16)に締結される、請求項6に記載のロータ。
  8. 前記ダクト型ロータ(10)は、ブレードごとに1つのピッチレバー(70)を備え、各ピッチレバー(70)は、内側強力部材(52)にヒンジで取り付けられる、請求項6に記載のロータ。
  9. 少なくとも1つの釣合い錘(80)が前記内側強力部材(52)に締結される、請求項6に記載のロータ。
  10. 前記エラストマ部材(55)は、前記内側強力部材(52)から前記外側強力部材(51)に向けて所定の厚さ減少関係にしたがって減少する半径方向の厚さ(200)を有する、請求項6に記載のロータ。
  11. 前記エラストマ部材(55)は、一連のエラストマ材料の可撓性層(57)と剛性層(56)とを備える、請求項6に記載のロータ。
  12. 前記第2領域(22)は、少なくとも30°の傾斜角を示す後方への延伸を含む、請求項1に記載のロータ。
  13. 前記軸受(45)は、クリアランスの無いころ軸受である、請求項1に記載のロータ。
  14. 請求項1に記載のダクト型ロータ(10)を備えた回転翼機(1)。
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