JP2014217722A - 梳き鋏 - Google Patents

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孝至 齊木
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    • B26B13/00Hand shears; Scissors

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Abstract

【課題】棒刃の刃先に円味を与えることなく、良好な切れ味を保ちながらも髪が引っかかることのない梳き鋏を提供する。
【解決手段】棒刃を備える棒刃体と櫛刃を備える櫛刃体とが枢着された梳き鋏において、棒刃体に対して取り付けられるカバー部材を備える。カバー部材は、棒刃体に対して取り付けられた状態において、その棒刃の刃端部に沿った端部が、棒刃の刃端部よりも外側にあるようにされている。これにより、切れ味を保ちつつ、梳き鋏を閉じた状態で切れずに残った髪を抜く際に、髪が引っかからないようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、梳き鋏に関する。
先に本出願人は、特許文献1のように、棒刃に円味を与えるように加工することで、髪を梳き切った後に櫛刃の間に溜まった髪を引き抜く際に、棒刃に髪が引っかからないようにした梳き鋏を出願している。また、本出願人は、特許文献2のように刃に円味を与える加工について改良した発明を出願している。
特開2003−53061号公報 特開2008−272141号公報
例えば、上記のように棒刃に円味を与えた梳き鋏は、良好な切れ味を保ちながらも、髪を抜く際に引っかからないという利点を持ち合わせている。しかし、良好な切れ味を保ちつつ髪が引っかからないように棒刃の刃先に円味を与えるには非常に高い技術が必要であり、例えば製造や修理などのメンテナンスで相当の手間がかかっている。
そこで、本発明は、棒刃の刃先に円味を与えることなく、良好な切れ味を保ちながらも髪が引っかかることのない梳き鋏を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の梳き鋏は、棒刃を備える棒刃体と櫛刃を備える櫛刃体とが枢着された梳き鋏であって、前記棒刃体に対して取り付けられるカバー部材を備え、前記棒刃体に対して取り付けられたカバー部材の前記棒刃の刃端部に沿った端部は、前記刃端部よりも外側にあるようにした。
以上説明したように、本発明によれば、棒刃に円味を与えることなく、良好な切れ味を保ちながらも髪が引っかかることのない梳き鋏を提供することが可能になるという効果が得られる。
本実施形態における梳き鋏を示す図である。 本実施形態のカバー部材を示す図である。 本実施形態のカバー部材が棒刃に取り付けられる態様例を示す図である。 本実施形態における梳き鋏が閉じられた状態での棒刃と櫛刃を示す図である。 本実施形態の変形例として湾曲した形状のカバー部材の一例を示す図である。
図1は、本実施形態の梳き鋏1を示している。なお、梳き鋏は、理美容の業界においては、一般にセニングともいわれる。
梳き鋏1は、棒刃20を備える棒刃体2と、櫛刃31を備える櫛刃体3とが枢着されている。棒刃体2と櫛刃体3との枢着にはネジ6が用いられる。
棒刃20の刃端部21においては刃元から刃先にかけて鋭利な刃が形成されている。
櫛刃体3においては、所定数の櫛刃31が形成されている。互いに隣接する櫛刃31と櫛刃31の間には隙間部32が形成される。
棒刃20に対してはカバー部材4が取り付けられる。カバー部材4の材料には、例えば樹脂が用いられる。カバー部材4は、棒刃20の刃表と峰22を覆うように取り付けられる。
図2は、カバー部材4をそれぞれ異なる方向から見た斜視図である。図2(a)は、カバー部材4の表側を斜め上方向から見た図である。図2(b)は、カバー部材4の裏側を刃先側より斜め上方向から見た図である。図2(c)は、カバー部材4の裏側を刃元側より斜め上方向から見た図である。
カバー部材4は、上面部41と側面部42とが一体となるように形成されている。上面部41は、棒刃20の刃表の部分を覆う部位である。側面部42は、棒刃20の峰22の部分を覆う部位である。
また、上面部41においては、例えば2つのネジ貫通穴43、43が形成されている。ネジ貫通穴43、43は、カバー部材4を棒刃20に固定するためのネジ5が貫通する穴である。
また、上面部41において、棒刃20の刃端部21に沿うこととなる部位にはテーパー部41aが形成される。
図3は、図1におけるA−A矢視またはB−B矢視の断面図である。図3(a)は、ネジ5を外した状態を示し、図3(b)は、棒刃20に対してカバー部材4がネジ5により固定された状態を示している。
図3(a)に示すように、カバー部材4は、棒刃20の刃表に上面部41の裏側が当接し、棒刃20の峰22に側面部42の裏側が当接するように配置される。この状態において、棒刃20に形成されたネジ受穴23とカバー部材4のネジ貫通穴43とが同じ位置となる。
図3(a)の状態において、棒刃20の刃表側からネジ5をネジ貫通穴43に貫通させてネジ受穴23と螺合させる。これにより、図3(b)に示すように、カバー部材4は、棒刃20に対して固定されるように取り付けられる。図1の例の場合、このようにネジ止めされる位置は2つである。つまり、カバー部材4は、複数のネジ5により棒刃20に固定されるように取り付けられる。
上記のようにカバー部材4が棒刃20に取り付けられた状態においては、図3(b)に示すように、カバー部材4におけるテーパー部41aの縁部(つまり、棒刃20の刃端部21に沿った縁部)においては、刃端部21からはみ出した状態になる。カバー部材4において、刃端部21からはみ出したテーパー部41aの縁部については、はみ出し部41bと呼ぶ。
例えば髪を切るために髪を挟みながら梳き鋏1が閉じられていく過程では、刃元から刃先にかけて櫛刃31の先端部と棒刃20の刃端部21とが閉じていくことで、棒刃20の刃端部21との間に挟まれた髪が切れていく。ここで、本実施形態の棒刃20の刃端部21は、一般の棒刃と同様に鋭利な刃が形成されていることから、髪が切れていく際の切れ味は良好である。
図4は、梳き鋏1が閉じられた状態における棒刃体2と櫛刃体3を示している。上記のように髪を切りながら梳き鋏1を閉じていった場合、梳き鋏1が完全に閉じられた状態では、櫛刃31と棒刃20とにより切られずに残った髪が、図4に示す櫛刃31と櫛刃31の間の隙間部32において残る。
この状態から、例えば美容師は、隙間部32に残った髪を抜くために閉じられたままの状態の梳き鋏1を引く。ここで、棒刃20の刃端部21に沿っては図4にも示すようにカバー部材4によるはみ出し部41bがはみ出している。このために、梳き鋏1を引いていく際、隙間部32に残った髪は、隙間部32とはみ出し部41bにより形成される穴を通ることになり、棒刃20の刃端部21に接触することはない。これにより、梳き鋏1を引いていく際に髪が刃端部21に引っかかることはなくなり、スムーズに通り抜けていくことができる。
これにより、本実施形態の梳き鋏1は、棒刃に円味を与えなくとも、良好な切れ味が保たれ、かつ、髪が引っかかることがなくなる。これにより、梳き鋏1を使用する美容師にとっては高い操作性を感じることができる。また、髪が梳き鋏に引っかかった場合には、客は髪が引っ張られてしまうことで痛みを感じるのであるが、本実施形態では髪が引っ張られなくなるので痛みを感じることもなくなる。さらに、髪の毛が棒刃に引っかからないことで、髪を不用意に傷めることもなくなる。
そのうえで、本実施形態では、カバー部材4を取り付けるという簡単な構造によって髪が引っかからないようにしている。これにより、棒刃に円味を付けるという非常に高度な工程は必要なくなり、棒刃20については、一般のものと同様に鋭利な刃を付けるように加工すればよい。これにより、製造時における刃付けやメンテナンスにおける研ぎの工程における手間が大幅に省かれる。
また、棒刃20の刃端部21の外側にカバー部材4のはみ出し部41bがはみ出しているこことで、例えば棒刃20の刃表側から刃端部21が露出しなくなる。これにより、例えば美容師が梳き鋏1を使用して髪を切っているときに不注意で指を切るようなことが起こりにくくなり、安全性も高くなる。
また、カバー部材4は樹脂であるために、例えば多様な色のものを用意できる。これにより、カバー部材4を取り付けることによるデザイン性の向上も期待できる。そのうえで、カバー部材4は、例えばネジ5により取り付けられていることから、ユーザである美容師が取り外しを行って好みの色に変えることも簡単にできる。
また、変形例として、カバー部材4については、複数のネジ5によって棒刃20に固定されずに取り付けられている状態において、ネジ5のネジ貫通穴43の部分が棒刃20の刃表から離れるように湾曲させた形状としてもよい。
図5は、変形例に対応したカバー部材4の上面部41の形状を抜き出して、梳き鋏1とともに側面方向から見た図である。
図5に示すカバー部材4は、ネジ5によって棒刃20に固定されていない状態である。この状態において、カバー部材4の上面部41は、棒刃20の刃先側と刃元側に対応する各端部は棒刃20の刃表と接しているが、その内側のネジ貫通穴43が形成されている辺りの部分は刃表から離れているように湾曲した形状である。
図5の状態からネジ5によりカバー部材4が固定された場合には、上面部41が撓んでカバー部材4のネジ貫通穴43が形成されている辺りの部分は棒刃20の刃表に押し当てられる状態となる。これに伴って、例えば上面部41の刃先側と刃元側は強めに棒刃20の刃表に押し当てられる。これにより、例えば、上面部41の刃渡りに沿った刃先側と刃元側の各端部が棒刃20の刃表から浮いてしまうことがなくなる。
また、例えばネジ5に対応するネジ貫通穴43と棒刃20のネジ受穴23の位置を変更することによっても、上面部41の刃渡りに沿った端部が浮き上がらないようにすることが可能である。つまり、複数のネジ5に対応するネジ貫通穴43とネジ受穴23のうちで、棒刃20の刃先側のネジ貫通穴43とネジ受穴23を刃先に近づけることによって、刃先側の上面部41の端部が浮き上がりを抑えることができる。また、同様に、棒刃20の刃元側のネジ貫通穴43とネジ受穴23を刃先に近づけることによって、刃元側の上面部41の端部が浮き上がりを抑えることができる。
また、これまでの説明では、2本のネジ5を使用してカバー部材4を棒刃20に固定しているが、カバー部材4を棒刃20に固定するためのネジ5の数は3以上であってもよい。
また、カバー部材4については、例えば、側面部42を省略して上面部41のみによる形状としてもよい。
また、カバー部材4の材質は、例えば可撓性を有しコストも低く扱いやすいという点で樹脂が好適であるが、例えば金属などであってもよい。
1 梳き鋏、2 棒刃体、3 櫛刃体、4 カバー部材、5 ネジ、6 ネジ、20 棒刃、31 櫛刃

Claims (3)

  1. 棒刃を備える棒刃体と櫛刃を備える櫛刃体とが枢着された梳き鋏であって、
    前記棒刃体に対して取り付けられるカバー部材を備え、
    前記棒刃体に対して取り付けられたカバー部材の前記棒刃の刃端部に沿った端部は、前記刃端部よりも外側にある
    ことを特徴とする梳き鋏。
  2. 前記カバー部材は、
    複数のネジによって前記棒刃に固定されるように取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の梳き鋏。
  3. 前記カバー部材は、
    前記複数のネジによって前記棒刃に固定されていない状態において、ネジの貫通孔の部分が棒刃の刃表から離れるように湾曲していることを特徴とする請求項2に記載の梳き鋏。
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