JP2014216670A - コンテンツ関連情報表示システム、動画コンテンツ再生装置、コンテンツサーバ、コンテンツ関連情報表示方法及びプログラム - Google Patents

Abstract

【課題】動画コンテンツに関連した関連情報を表示できるコンテンツ関連情報表示システムを提供すること。
【解決手段】動画コンテンツを受信して再生し、前記再生した動画コンテンツに関連した関連情報にアクセスするためのネットワーク上での位置を示す位置情報を、コンテンツ関連情報表示装置に送信する動画コンテンツ再生装置と、前記位置情報を取得し、該位置情報が示す前記関連情報を表示する前記コンテンツ関連情報表示装置と、を具備することを特徴とするコンテンツ関連情報表示システムである。
【選択図】図１

Description

この発明は、コンテンツ関連情報表示システム、動画コンテンツ再生装置、コンテンツサーバ、コンテンツ関連情報表示方法及びプログラムに関する。

ＴＶ番組等の動画コンテンツを、映像表示装置で再生する場合、動画コンテンツに付随した字幕が重畳される画面位置の映像輝度が高い場合には、映像に対する字幕コントラストが低下して、字幕文字を判読することが難しくなる。また、字幕が重畳される画面位置の映像に、元々文字が表示されていた場合、映像文字と字幕文字とが重なってしまい、映像文字と字幕文字との双方が読み取りできない場合がある。そこで、従来、字幕情報を、ＴＶの映像画面表示とは別個の独立した表示装置に表示するものがある。例えば、特許文献１には、映像表示装置の画面に字幕なしの映像を表示する一方、映像表示装置の画面とは別個の独立した表示装置として、情報提示装置に字幕を表示することが記載されている。

特開２００１−２４９６４号公報

しかしながら、特許文献１に記載の情報提示装置は、動画コンテンツに付随した字幕情報を受信して表示できるが、表示できる情報は、字幕情報に限られており、動画コンテンツに関連した画像、Ｗｅｂページ等の関連情報を表示することができないという問題がある。

本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、動画コンテンツに関連した関連情報を表示できるコンテンツ関連情報表示システム、動画コンテンツ再生装置、コンテンツサーバ、コンテンツ関連情報表示方法及びプログラムを提供する。

（１）動画コンテンツを受信して再生し、前記再生した動画コンテンツに関連した関連情報にアクセスするためのネットワーク上での位置を示す位置情報を、コンテンツ関連情報表示装置に送信する動画コンテンツ再生装置と、前記位置情報を取得し、該位置情報が示す前記関連情報を表示する前記コンテンツ関連情報表示装置と、を具備することを特徴とするコンテンツ関連情報表示システムである。

（２）前記動画コンテンツ再生装置が再生する動画コンテンツを記憶するコンテンツサーバを具備し、前記コンテンツサーバ、または、前記動画コンテンツ再生装置は、前記コンテンツ関連情報表示装置のユーザの属性を表すユーザ属性情報を取得する属性情報取得部と、前記関連情報の属性を表し、前記位置情報と紐付けられた関連属性情報を取得する関連属性情報取得部と、前記ユーザ属性情報と、前記関連属性情報とを照合し、前記ユーザ属性情報と適合する前記関連属性情報に紐付けられた位置情報を抽出する関連情報位置情報抽出部と、を具備し、該位置情報は、前記動画コンテンツ再生装置が前記コンテンツ関連情報表示装置に送信する、前記関連情報にアクセスするためのネットワーク上での位置を示す位置情報であることを特徴とする（１）に記載のコンテンツ関連情報表示システムである。
（３）前記コンテンツサーバは、前記関連情報位置情報抽出部と、前記関連情報位置情報抽出部が抽出した位置情報を、前記コンテンツ関連情報表示装置に送信する関連情報位置情報送信部と、を具備することを特徴とする（２）に記載のコンテンツ関連情報表示システムである。

（４）自装置が再生する動画コンテンツに関連した関連情報にアクセスするためのネットワーク上での位置を示す位置情報を、前記関連情報を表示するコンテンツ関連情報表示装置に送信する動画コンテンツ再生装置であって、前記コンテンツ関連情報表示装置のユーザの属性を表すユーザ属性情報を取得する属性情報取得部と、前記関連情報の属性を表し、前記位置情報と紐付けられた関連属性情報を取得する関連属性情報取得部と、前記ユーザ属性情報と、前記関連属性情報とを照合し、前記ユーザ属性情報と適合する前記関連属性情報に紐付けられた位置情報を抽出する関連情報位置情報抽出部と、を備えることを特徴とする動画コンテンツ再生装置である。

（５）動画コンテンツ再生装置が再生する動画コンテンツを記憶するコンテンツサーバであって、前記動画コンテンツに関連した関連情報を表示するコンテンツ関連情報表示装置のユーザの属性を表すユーザ属性情報を取得する属性情報取得部と、前記関連情報の属性を表し、前記関連情報にアクセスするためのネットワーク上での位置を示す位置情報と紐付けられた関連属性情報を取得する関連属性情報取得部と、前記ユーザ属性情報と、前記関連属性情報とを照合し、前記ユーザ属性情報と適合する前記関連属性情報に紐付けられた位置情報を抽出する関連情報位置情報抽出部と、を備えることを特徴とするコンテンツサーバである。

（６）動画コンテンツ再生装置で再生する動画コンテンツに関連した関連情報にアクセスするためのネットワーク上での位置を示す位置情報を取得する第１の過程と、該位置情報が示す前記関連情報を表示する第２の過程と、を有することを特徴とするコンテンツ関連情報表示方法である。

（７）自装置が再生する動画コンテンツに関連した関連情報にアクセスするためのネットワーク上での位置を示す位置情報を、前記関連情報を表示するコンテンツ関連情報表示装置に送信する動画コンテンツ再生装置のコンピュータを、前記コンテンツ関連情報表示装置のユーザの属性を表すユーザ属性情報を取得する属性情報取得部、前記関連情報の属性を表し、前記位置情報と紐付けられた関連属性情報を取得する関連属性情報取得部、前記ユーザ属性情報と、前記関連属性情報とを照合し、前記ユーザ属性情報と適合する前記関連属性情報に紐付けられた位置情報を抽出する関連情報位置情報抽出部として機能させるためのプログラムである。

（８）動画コンテンツ再生装置が再生する動画コンテンツを記憶するコンテンツサーバのコンピュータを、前記動画コンテンツに関連した関連情報を表示するコンテンツ関連情報表示装置のユーザの属性を表すユーザ属性情報を取得する属性情報取得部、前記関連情報の属性を表し、前記関連情報にアクセスするためのネットワーク上での位置を示す位置情報と紐付けられた関連属性情報を取得する関連属性情報取得部、前記ユーザ属性情報と、前記関連属性情報とを照合し、前記ユーザ属性情報と適合する前記関連属性情報に紐付けられた位置情報を抽出する関連情報位置情報抽出部として機能させるためのプログラムである。

本発明によれば、動画コンテンツに関連した関連情報を表示できるコンテンツ関連情報表示システム、動画コンテンツ再生装置、コンテンツサーバ、コンテンツ関連情報表示方法及びプログラムを提供することができる。

第１の実施形態における遠隔操作システムの利用状況を示す外観図である。 第１の実施形態におけるコンテンツサーバの構成を示す概略ブロック図である。 第１の実施形態における動画コンテンツ再生装置の構成を示す概略ブロック図である。 第１の実施形態におけるコンテンツ関連情報表示装置の構成を示す概略ブロック図である。 第１の実施形態におけるメタデータの一例を表すテーブルである。 第１の実施形態におけるコンテンツ関連情報表示システムの動作を説明するシーケンス図である。 第２の実施形態におけるコンテンツ関連情報表示装置の構成を示す概略ブロック図である。 第２の実施形態における動画コンテンツ再生装置の構成を示す概略ブロック図である。 第２の実施形態におけるコンテンツサーバの構成を示す概略ブロック図である。 第２の実施形態におけるメタデータを構成するテーブルの一つである関連属性情報テーブルの一例を表すテーブルである。 第２の実施形態におけるユーザ属性情報テーブルの一例を表すテーブルである。 第２の実施形態における関連情報ＵＲＬ送信部の動作を説明するフローチャートである。 第２の実施形態におけるコンテンツ関連情報表示システムの動作を説明するシーケンス図である。 第３の実施形態におけるコンテンツサーバの構成を示す概略ブロック図である。 第３の実施形態における動画コンテンツ再生装置の構成を示す概略ブロック図である。

[第１の実施形態]
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図１は、第１の実施形態におけるコンテンツ関連情報表示システム１０の利用状況を示す外観図である。図１に示すように、コンテンツ関連情報表示システム１０は、コンテンツサーバ１、動画コンテンツ再生装置２、コンテンツ関連情報表示装置３、表示装置４、無線ＬＡＮ（Local Area Network）アクセスポイント６、関連情報サーバ７を含んで構成される。
コンテンツサーバ１と、動画コンテンツ再生装置２と、無線ＬＡＮアクセスポイント６と、関連情報サーバ７とは、ネットワーク５を介して、通信可能に接続されている。

コンテンツサーバ１は、各種動画コンテンツと、動画コンテンツ毎に対応したメタデータとを記憶しているサーバである。メタデータは、動画コンテンツの、コンテンツ識別番号、コンテンツ名、コンテンツＵＲＬ（Universal Resource Locator）、関連情報ＵＲＬを含んだデータである。メタデータの詳細は後述するが、概要を説明すると、コンテンツＵＲＬは、動画コンテンツにアクセスするためのＵＲＬである。また、関連情報ＵＲＬは、動画コンテンツに関連した情報である関連情報にアクセスするためのＵＲＬである。関連情報は、例えば、動画コンテンツに登場したレストランのメニューを表すＰＤＦ（Portable Document Format）文書や、動画コンテンツの公式ウェブページ、動画コンテンツの字幕を表示する字幕表示サイト等であるが、これらに限定されない。

動画コンテンツ再生装置２は、例えば、ＳＴＢ（Set Top Box）である。動画コンテンツ再生装置２は、各種動画コンテンツと、各動画コンテンツに対応したメタデータを、コンテンツサーバ１から取得する。動画コンテンツ再生装置２は、取得した動画コンテンツを再生する。動画コンテンツ再生装置２は、再生した動画コンテンツの映像信号および音声信号を、表示装置４に入力する。
表示装置４は、例えば、テレビジョン受像機であり、入力された映像信号に従い、映像を表示し、入力された音声信号に従い、音声を出力する。なお、動画コンテンツ再生装置２と、表示装置４とは、ＨＤＭＩ（High Definition Multimedia Interface、登録商標）ケーブル等、映像信号と音声信号とを伝達可能な手段で接続される。

コンテンツ関連情報表示装置３は、多機能携帯電話端末（スマートフォン）や、タブレットＰＣ（Personal Computer）であるが、これらに限定されない。例えば、携帯電話端末や、ノートＰＣ、通信機能を持った電子ブックリーダー等であってもよいし、通信機能及び表示ディスプレイを備えたリモートコントローラであってもよい。コンテンツ関連情報表示装置３は、動画コンテンツ再生装置２から、再生中の動画コンテンツのメタデータに含まれる関連情報ＵＲＬを取得する。そして、コンテンツ関連情報表示装置３は、後述するタッチパネル３０７付きの表示部３０４に、関連情報ＵＲＬを表示する。

コンテンツ関連情報表示装置３は、表示した関連情報ＵＲＬを、タッチ操作等で選択すると、選択した関連情報ＵＲＬが指し示す関連情報を表示する。図１のｕｒｌは、関連情報の関連情報ＵＲＬである。また、本実施形態のコンテンツ関連情報表示装置３は、図１のように、ｕｒｌが表示される領域のすぐ下に、ブラウザｂｒｓを表示する。コンテンツ関連情報表示装置３は、タッチ操作等でｕｒｌが選択されると、ｕｒｌが指し示す関連情報を、ブラウザｂｒｓで表示する。具体的な例で説明すると、例えば、動画コンテンツ再生装置２が、関連情報として料理のレシピが掲載されたＰＤＦ文書が設定されている料理番組を、動画コンテンツとして再生していた場合を考える。コンテンツ関連情報表示装置３は、該ＰＤＦ文書への関連情報ＵＲＬを、図１のｕｒｌの部分に表示する。ユーザがタッチ操作等で、該ＰＤＦ文書への関連情報ＵＲＬを選択すると、コンテンツ関連情報表示装置３は、料理レシピが掲載されたＰＤＦ文書を、ブラウザｂｒｓに表示させる。

コンテンツ関連情報表示装置３は、無線ＬＡＮアクセスポイント６と、無線ＬＡＮとによって、動画コンテンツ再生装置２と通信可能に接続されているが、これに限られない。例えば、コンテンツ関連情報表示装置３は、直接接続（Wi-Fi direct、登録商標）を用いて直接、動画コンテンツ再生装置２と接続されていてもよいし、ＬＡＮケーブル等の通信ケーブルを用いて有線接続されていてもよい。
ネットワーク５は、インターネットなどのパケット交換ネットワークであるが、これに限らず、無線ＬＡＮアクセスポイント６と、動画コンテンツ再生装置２と、コンテンツサーバ１とを双方向に通信可能に接続する通信路であればよい。
関連情報サーバ７は、関連情報を記憶するサーバである。関連情報サーバ７は、コンテンツ関連情報表示装置３からの要求に従い、関連情報をコンテンツ関連情報表示装置３に送信する。

図２は、コンテンツサーバ１の構成を示す概略ブロック図である。図２に示すように、コンテンツサーバ１は、通信部１０１、ストリーミング部１０２、動画コンテンツ記憶部１０３、コンテンツ登録部１０４、関連情報ＵＲＬ送信部１０５、メタデータ記憶部１０６を含んで構成される。
コンテンツ登録部１０４は、外部から入力された動画コンテンツを、動画コンテンツ記憶部１０３に記憶させる。また、コンテンツ登録部１０４は、外部から入力されたメタデータをメタデータ記憶部１０６に記憶させる。なお、このメタデータは、動画コンテンツ記憶部１０３に記憶させた動画コンテンツに対応するメタデータである。

関連情報ＵＲＬ送信部１０５は、ストリーミング部１０２から、ストリーミング部１０２がストリーミングする動画コンテンツの動画コンテンツ識別番号を取得する。動画コンテンツ識別番号は、動画コンテンツを識別する番号である。関連情報ＵＲＬ送信部１０５は、メタデータ記憶部１０６が記憶するメタデータから、該動画コンテンツ識別番号に対応する動画コンテンツの関連情報ＵＲＬを読み込む。なお、関連情報ＵＲＬは、１つの動画コンテンツに対して１つとは限らず、複数の関連情報ＵＲＬが、１つの動画コンテンツに対応付けられていてもよい。ここで、メタデータ内に格納された関連情報ＵＲＬは、関連情報ＵＲＬ毎に、登録者によって予め決められた、送信タイミングを示す情報が紐づけられている。該送信タイミングは、動画コンテンツの進捗に合わせて、関連情報ＵＲＬを送信するタイミングを定めたものである。関連情報ＵＲＬ送信部１０５は、該動画コンテンツの進捗が、送信タイミングになる毎に、各送信タイミングに対応する関連情報ＵＲＬを、動画コンテンツ再生装置２に送信する。なお、本実施形態において、関連情報ＵＲＬは、送信タイミングと対応付けられていたが、これに限られない。例えば、関連情報ＵＲＬ送信部１０５は、動画コンテンツ識別番号を取得する毎に、関連情報ＵＲＬを、動画コンテンツ再生装置２に送信してもよい。
動画コンテンツ記憶部１０３は、動画コンテンツを記憶する。

ストリーミング部１０２は、動画コンテンツ再生装置２からの要求に従い、動画コンテンツ記憶部１０３が記憶する動画コンテンツを、要求元の動画コンテンツ再生装置２にストリーミングする。また、ストリーミング部１０２は、ストリーミングする動画コンテンツの動画コンテンツ識別番号を、関連情報ＵＲＬ送信部１０５に出力する。
通信部１０１は、ネットワーク５と接続され、動画コンテンツ再生装置２との通信を行う。なお、ストリーミング部１０２及び関連情報ＵＲＬ送信部１０５は、通信部１０１を介して、動画コンテンツ再生装置２との通信を行う。

図３は、動画コンテンツ再生装置２の構成を示す概略ブロック図である。図３に示すように、動画コンテンツ再生装置２は、通信部２０１、コンテンツ再生部２０２、出力部２０３、関連情報ＵＲＬ取得部２０４を含んで構成される。
関連情報ＵＲＬ取得部２０４は、コンテンツ再生部２０２が再生する動画コンテンツの関連情報ＵＲＬを、通信部２０１を介して、コンテンツサーバ１から受信する。関連情報ＵＲＬ取得部２０４は、受信した関連情報ＵＲＬを、通信部２０１を介して、コンテンツ関連情報表示装置３に送信する。

コンテンツ再生部２０２は、外部から入力された動画コンテンツ再生指示に従い、該当する動画コンテンツを、コンテンツサーバ１にストリーミングさせる。コンテンツ再生部２０２は、コンテンツサーバ１がストリーミングした動画コンテンツを受信すると、それを再生する。コンテンツ再生部２０２は、再生結果の映像信号と音声信号とを出力部２０３に入力する。
出力部２０３は、コンテンツ再生部２０２から映像信号と音声信号とが入力されると、これらの信号を表示装置４に入力する。

図４は、コンテンツ関連情報表示装置３の構成を示す概略ブロック図である。図４に示すように、コンテンツ関連情報表示装置３は、通信部３０１、関連情報ＵＲＬ取得部３０２、画面生成部３０３、表示部３０４、操作情報処理部３０５、操作取得部３０６、タッチパネル３０７を含んで構成される。
タッチパネル３０７は、表示部３０４のパネルに重ねて配置され、抵抗膜方式又は静電容量方式を用いてユーザの指又はペンがタッチパネル３０７上に触れた位置（タッチ位置）を検出する。
操作取得部３０６は、タッチパネル３０７からタッチ位置を示す情報を取得する。操作取得部３０６は、タッチ位置を示す情報に基づいて、タッチ操作の種別を判別する。タッチ操作の種別は、タップ、長押し、フリック、スワイプ、ピンチイン、ピンチアウト等であるが、これらに限られるわけではない。操作取得部３０６は、判別したタッチ操作の種別と、タッチ位置を示す情報とを、操作情報処理部３０５に出力する。

操作情報処理部３０５は、タッチ操作の種別と、タッチ位置を示す情報とを取得すると、ユーザによって行われたタッチ操作に対応した処理を行う。例えば、ユーザが、表示部３０４に表示された関連情報ＵＲＬをタップ操作や長押し操作によって選択したとすると、操作情報処理部３０５は、関連情報ＵＲＬが指し示す関連情報の取得を、通信部３０１を介して、関連情報サーバ７に要求する。また、操作情報処理部３０５は、関連情報を、ブラウザ部分に表示するように、画面生成部３０３に要求する。

関連情報ＵＲＬ取得部３０２（関連情報位置情報取得部）は、動画コンテンツ再生装置２から、関連情報ＵＲＬを受信する。関連情報ＵＲＬ取得部３０２は、受信した関連情報ＵＲＬを、画面生成部３０３に出力する。
画面生成部３０３は、取得した関連情報ＵＲＬが、図１のｕｒｌのように、ブラウザｂｒｓの上部に表示されるように、画面を生成する。また、画面生成部３０３は、通信部３０１から、関連情報を取得する。画面生成部３０３は、取得した関連情報を、図１のブラウザｂｒｓの部分に表示されるように画面を生成する。画面生成部３０３は、画面を生成すると、表示部３０４に出力して表示させる。

表示部３０４は、液晶ディスプレイパネル、あるいは、有機ＥＬディスプレイパネルである。表示部３０４は、画面生成部３０３から取得した画面を表示させる。
通信部３０１は、無線ＬＡＮにより、無線ＬＡＮアクセスポイント６を介して、動画コンテンツ再生装置２と通信する。

図５は、メタデータを表すテーブルの一例である。本実施形態のメタデータは、コンテンツ識別番号で紐付けられた２つのテーブル、コンテンツテーブルｔ１００と、関連情報テーブルｔ２００とから構成されるが、これに限定されるわけではない。例えば、メタデータは単一のテーブルであってもよいし、３つ以上のテーブルで構成されていてもよい。

コンテンツテーブルｔ１００は、各コンテンツを識別するためのコンテンツ識別番号ｔ１０１、各コンテンツの名前を表すコンテンツ名ｔ１０２、各コンテンツが記憶されているネットワーク５上での場所を指し示すＵＲＬであるコンテンツＵＲＬｔ１０３を格納して構成される。関連情報テーブルｔ２００は、コンテンツテーブルｔ１００と、コンテンツ識別番号ｔ１０１で紐付けられたテーブルである。関連情報テーブルｔ２００は、各コンテンツ識別番号ｔ１０１が表す動画コンテンツに対応付けられた、関連情報が記憶されているネットワーク５上での場所を指し示すＵＲＬである、関連情報ＵＲＬｔ２０１と、各関連情報ＵＲＬが、コンテンツ関連情報表示装置３に送信されるべきタイミングを表す送信タイミングｔ２０２とを格納して構成される。関連情報テーブルｔ２００は、例として、コンテンツ識別番号００００３に対して、異なる関連情報ＵＲＬｔ２０１が、異なる送信タイミングｔ２０２毎に、２つ格納している。これによって、関連情報ＵＲＬ取得部２０４は、異なる送信タイミングに、該送信タイミングに対応した関連情報ＵＲＬを、コンテンツ関連情報表示装置３に送信する。

図６は、本実施形態におけるコンテンツ関連情報表示システム１０の動作を説明するシーケンス図である。動画コンテンツ再生装置２は、ユーザから、ユーザが選択した動画コンテンツの再生指示を受ける（ｓ１００）。次に、動画コンテンツ再生装置２は、再生指示を受けた動画コンテンツを、コンテンツサーバ１にストリーミングさせる（ｓ１０１）。次に、コンテンツサーバ１は、ストリーミングを要求された動画コンテンツをストリーミングする（ｓ１０２）。次に、動画コンテンツ再生装置２は、ストリーミングされた動画コンテンツを再生する（ｓ１０３）。また、コンテンツサーバ１は、動画コンテンツの進捗が、該ストリーミングを開始してから終了するまでの間に設定されている送信タイミングになった時に、関連情報ＵＲＬを動画コンテンツ再生装置２に送信する（ｓ１０４）。図６は、送信タイミングの一例として、動画コンテンツ再生装置２が動画コンテンツを再生し始めたｓ１０３の後に、コンテンツサーバ１が関連情報ＵＲＬを動画コンテンツ再生装置２に送信した場合を示している。

次に、動画コンテンツ再生装置２は、受信した関連情報ＵＲＬを、コンテンツ関連情報表示装置３に送信する（ｓ１０５）。次に、コンテンツ関連情報表示装置３は、関連情報ＵＲＬを受信する（ｓ１０６）。次に、コンテンツ関連情報表示装置３は、関連情報ＵＲＬを、表示部３０４に表示させる（ｓ１０７）。次に、ユーザが、コンテンツ関連情報表示装置３に表示された関連情報ＵＲＬを選択する（ｓ１０８）。次に、コンテンツ関連情報表示装置３は、関連情報ＵＲＬが指し示す関連情報を、ブラウザに表示させる（ｓ１０９）。時間が経過して、コンテンツサーバ１は、動画コンテンツのストリーミングを終了する（ｓ１１０）。

このように、第１の実施形態におけるコンテンツ関連情報表示システム１０は、動画コンテンツ再生装置２が、動画コンテンツを受信して再生する。そして、動画コンテンツ再生装置２は、再生している動画コンテンツに関連した関連情報にアクセスするためのネットワーク５上での位置を示す情報（第１の実施形態における関連情報ＵＲＬ）を、コンテンツ関連情報表示装置３に送信する。コンテンツ関連情報表示装置３は、該ネットワーク５上での位置を示す情報である関連情報ＵＲＬを受信し、表示部３０４に関連情報ＵＲＬが指し示す関連情報を表示することができる。なお、本実施形態において、コンテンツ関連情報表示装置３は、表示部３０４に、関連情報ＵＲＬそのものを表示させたが、これに限られない。例えば、関連情報ＵＲＬに対応する関連情報を指し示す画像要素であるバナーや、短縮ＵＲＬ等でもよい。また、コンテンツ関連情報表示装置３は、関連情報ＵＲＬを表示せず、関連情報ＵＲＬを受信した直後、関連情報ＵＲＬが指し示す関連情報を表示するとしてもよい。

[第２の実施形態]
第２の実施形態におけるコンテンツ関連情報表示システム１０は、ユーザの属性情報（以下、ユーザ属性情報という）に基づいて、コンテンツ関連情報表示装置３に表示する関連情報ＵＲＬを変える。ユーザ属性情報は、ユーザの性別や年代、居住地等の情報を格納したテーブルであり、詳細は後述する。第２の実施形態のメタデータに格納された関連情報ＵＲＬは、各種属性情報（以下、関連属性情報という）と紐付けられている。関連属性情報は、関連情報を閲覧して欲しい対象の属性情報であり、例えば、女性に見せたい関連情報には、性別が女性であることを示す情報が、関連属性情報となる。この例は、関連属性情報が性別しかない場合であるが、これに限られず、一つの関連情報に、複数の関連属性情報が紐付けられていてもよい。また、関連属性情報は、メタデータの１つとして、コンテンツテーブルｔ１００と、関連情報テーブルｔ２００とともに、メタデータ記憶部１０６に記憶される。関連属性情報の詳細も後述する。

図７は、第２の実施形態におけるコンテンツ関連情報表示装置３の構成を表す概略ブロック図である。図７に示すように、コンテンツ関連情報表示装置３は、通信部３０１、関連情報ＵＲＬ取得部３０２、画面生成部３０３、表示部３０４、操作情報処理部３０５、操作取得部３０６、タッチパネル３０７、属性情報送信部３０８、属性情報記憶部３０９、属性情報登録部３１０を含んで構成される。同図において、図４の各部に対応する部分には、同一の符号（３０１〜３０７）を付し、説明を省略する。
属性情報登録部３１０は、外部から入力されたユーザ属性情報を、属性情報記憶部３０９に記憶させる。

属性情報記憶部３０９は、ユーザ属性情報を記憶する。
属性情報送信部３０８は、動画コンテンツ再生装置２が再生している動画コンテンツが更新された時や、属性情報記憶部３０９に記憶されるユーザ属性情報が更新された時に、ユーザ属性情報を、動画コンテンツ再生装置２を経由して、コンテンツサーバ１に送信するが、これに限られない。例えば、属性情報送信部３０８は、一定時間間隔毎に、ユーザ属性情報を送信してもよいし、コンテンツサーバ１、または、動画コンテンツ再生装置２からユーザ属性情報の取得要求があった時に、ユーザ属性情報を送信してもよい。

図８は、第２の実施形態における動画コンテンツ再生装置２の構成を表す概略ブロック図である。図８に示すように、動画コンテンツ再生装置２は、通信部２０１、コンテンツ再生部２０２、出力部２０３、関連情報ＵＲＬ取得部２０４、属性情報取得部２０５を含んで構成される。同図において、図３の各部に対応する部分には、同一の符号（２０１〜２０４）を付し、説明を省略する。
属性情報取得部２０５は、通信部２０１を介して、コンテンツ関連情報表示装置３から、ユーザ属性情報を受信する。属性情報取得部２０５は、ユーザ属性情報を受信すると、通信部２０１を介して、コンテンツサーバ１に、ユーザ属性情報を送信する。

図９は、第２の実施形態におけるコンテンツサーバ１の構成を表す概略ブロック図である。図９に示すように、コンテンツサーバ１は、通信部１０１、ストリーミング部１０２、動画コンテンツ記憶部１０３、コンテンツ登録部１０４、関連情報ＵＲＬ送信部１０５ａ、メタデータ記憶部１０６ａ、属性情報取得部１０７を含んで構成される。同図において、図２の各部に対応する部分には、同一の符号（１０１〜１０４）を付し、説明を省略する。
属性情報取得部１０７は、通信部１０１を介して、動画コンテンツ再生装置２から、ユーザ属性情報を受信する。属性情報取得部１０７は、受信したユーザ属性情報を、関連情報ＵＲＬ送信部１０５ａに出力する。

メタデータ記憶部１０６ａは、コンテンツテーブルと、関連情報テーブルと、そして後述する関連属性情報テーブルとを記憶する。
関連情報ＵＲＬ送信部１０５ａ（関連情報位置情報抽出部）は、ストリーミング部１０２から、ストリーミングする動画コンテンツの動画コンテンツ識別番号を取得すると、属性情報取得部１０７から、ユーザ属性情報を取得する。関連情報ＵＲＬ送信部１０５ａは、次に、メタデータ記憶部１０６ａに記憶されたメタデータと、ユーザ属性情報とを照合し、ユーザ属性情報と適合する関連属性情報と紐付けられた関連情報ＵＲＬを読み込む。関連情報ＵＲＬ送信部１０５ａは、該関連情報ＵＲＬに対応付けられた送信タイミングに、該関連情報ＵＲＬを、通信部１０１を介して動画コンテンツ再生装置２に送信する。

図１０は、関連情報テーブルｔ２００に格納されている、関連情報ＵＲＬｔ２０１毎に紐付けられた関連属性情報を表す関連属性情報テーブルｔ３００である。関連属性情報テーブルｔ３００は、コンテンツテーブルｔ１００と、関連情報テーブルｔ２００とともに、メタデータの１つとして、メタデータ記憶部１０６ａに記憶される。関連属性情報テーブルｔ３００は、関連情報ＵＲＬｔ２０１と、関連属性情報ｔ３０１とを含んで構成される。図１０では、関連属性情報ｔ３０１は、性別、居住エリア、年代等が設定されているが、これらに限られず、例えば、身長、体重、血圧等、様々な属性が設定されていてもよい。図１０において、AAAA.XXXという関連情報ＵＲＬｔ２０１には、関連属性情報は、性別が男性、居住エリアが関東、年代が３０代と設定されている。

また、BBBB.XXという関連情報ＵＲＬｔ２０１には、関連属性情報は、性別が女性、居住エリアが近畿、年代が２０代と設定されている。関連情報ＵＲＬ送信部１０５ａは、ユーザ属性情報と、これら関連属性情報とを照合し、最も適合率の高かった関連情報ＵＲＬを、コンテンツ関連情報表示装置３に送信する。例えば、ユーザが、５０代で北海道在住の男性だった場合、AAAA.XXXの方が、適合率が高いため、関連情報ＵＲＬ送信部１０５ａは、コンテンツ関連情報表示装置３に、AAAA.XXXという関連情報ＵＲＬｔ２０１を送信する。

図１１は、ユーザ属性情報であるユーザ属性情報テーブルｔ４００である。ユーザ属性情報テーブルｔ４００は、ユーザの性別、居住地、年代等を格納しているが、これに限られない。例えば、関連属性情報テーブルと同様に、身長、体重、血圧等、様々な属性が設定されていてもよい。なお、ユーザ属性テーブルｔ４００と、関連属性情報テーブルｔ３００とがそれぞれ格納している属性情報は、すべて同じ項目である必要はなく、照合するために必要なため、少なくとも１つだけ同じ項目があればよい。図１１のユーザ属性情報テーブルは、ユーザが、３０代の関東在住の男性であることを示している。

図１２は、関連情報ＵＲＬ送信部１０５ａの動作を説明するフローチャートである。関連情報ＵＲＬ送信部１０５ａは、ストリーミング部１０２が再生を開始した動画コンテンツの動画コンテンツ識別番号を取得する（ＳＴ１００）。次に、関連情報ＵＲＬ送信部１０５ａは、ユーザ属性情報を受信する（ＳＴ１０１）。次に、関連情報ＵＲＬ送信部１０５ａは、取得した動画コンテンツ識別番号に対応した動画コンテンツのメタデータを読み込む（ＳＴ１０２）。次に、関連情報ＵＲＬ送信部１０５ａは、取得したメタデータに格納された関連情報ＵＲＬに紐付けられた関連属性情報と、ユーザ属性情報とを照合し、関連情報ＵＲＬ毎に、ユーザ属性情報との適合率を算出する（ＳＴ１０３）。

次に、関連情報ＵＲＬ送信部１０５ａは、最も適合率の高かった関連情報ＵＲＬを、動画コンテンツ再生装置２を経由して、コンテンツ関連情報表示装置３に送信する（ＳＴ１０４）。なお、本実施形態において、同一の送信タイミングが設定された関連情報ＵＲＬが、メタデータ内に単一のものしか格納されていなかった場合、コンテンツ関連情報表示装置３は、適合率に係わらず、当該関連情報ＵＲＬを、動画コンテンツ再生装置２を経由して、コンテンツ関連情報表示装置３に送信する。

図１３は、第２の実施形態におけるコンテンツ関連情報表示システム１０の動作を説明するシーケンス図である。コンテンツ関連情報表示装置３は、ユーザ属性情報を、動画コンテンツ再生装置２に送信する（ｓ２００）。次に、動画コンテンツ再生装置２は、受信したユーザ属性情報を、コンテンツサーバ１に送信する（ｓ２０１）。次に、動画コンテンツ再生装置２は、ユーザから動画コンテンツの再生指示を受ける（ｓ２０２）。次に、動画コンテンツ再生装置２は、ユーザから再生指示を受けた動画コンテンツのストリーミングを、コンテンツサーバ１に要求する（ｓ２０３）。

次に、コンテンツサーバ１は、動画コンテンツ再生装置２に要求された動画コンテンツをストリーミングする（ｓ２０４）。次に、動画コンテンツ再生装置２は、コンテンツサーバ１がストリーミングした動画コンテンツを再生する（ｓ２０５）。また、コンテンツサーバ１は、ストリーミング中の動画コンテンツのメタデータと、受信したユーザ属性情報とを照合し、該ユーザ属性情報と適合する関連属性情報と紐付けられた関連情報ＵＲＬを読み込む（ｓ２０６）。次に、コンテンツサーバ１は、動画コンテンツの進捗が、該ストリーミングを開始してから終了するまでの間に設定されている該関連情報ＵＲＬの送信タイミングになった時に、ユーザ属性情報と適合した関連属性情報と紐付けられている関連情報ＵＲＬを、動画コンテンツ再生装置２に送信する（ｓ２０７）。図１３は、送信タイミングの一例として、動画コンテンツ再生装置２が動画コンテンツを再生し始めたｓ２０５の後に、コンテンツサーバ１が関連情報ＵＲＬを動画コンテンツ再生装置２に送信した場合を示している。

次に、動画コンテンツ再生装置２は、受信した関連情報ＵＲＬを、コンテンツ関連情報表示装置３に送信する（ｓ２０８）。次に、コンテンツ関連情報表示装置３は、関連情報ＵＲＬを受信する（ｓ２０９）。次に、コンテンツ関連情報表示装置３は、関連情報ＵＲＬを、表示部３０４に表示させる（ｓ２１０）。次に、ユーザが、コンテンツ関連情報表示装置３に表示された関連情報ＵＲＬを選択する（ｓ２１１）。次に、コンテンツ関連情報表示装置３は、関連情報ＵＲＬが指し示す関連情報を、ブラウザに表示させる（ｓ２１２）。時間が経過して、コンテンツサーバ１は、動画コンテンツのストリーミングを終了する（ｓ２１３）。

このように、第２の実施形態におけるコンテンツ関連情報表示装置３は、ユーザ属性情報を、動画コンテンツ再生装置２を経由して、コンテンツサーバ１に送信する。コンテンツサーバ１は、受信したユーザ属性情報に基づいて、ユーザ属性情報に適合する関連属性情報と紐付けられた関連情報ＵＲＬを、動画コンテンツ再生装置２を経由して、コンテンツ関連情報表示装置３に送信する。従って、コンテンツ関連情報表示システム１０は、動画コンテンツ再生装置２が動画コンテンツを再生中に、ユーザにとってより需要の高い関連情報を表示することができる。

なお、第２の実施形態において、コンテンツサーバ１は、受信したユーザ属性情報に基づいて、ユーザ属性情報に適合する関連属性情報と紐付けられた関連情報ＵＲＬを、動画コンテンツ再生装置２を経由して、コンテンツ関連情報表示装置３に送信したが、これに限られるわけではない。例えば、ユーザ属性情報は、ユーザの嗜好や趣味を表す嗜好情報や趣味情報であってもよい。同様に、関連属性情報は、関連情報を閲覧して欲しい対象の嗜好や趣味を表す関連嗜好情報や関連趣味情報であってもよい。

[第３の実施形態]
第３の実施形態におけるコンテンツ関連情報表示システム１０は、ユーザ属性情報と、関連属性情報との照合を、動画コンテンツ再生装置２が行う。
図１４は、第３の実施形態におけるコンテンツサーバ１の構成を示す概略ブロック図である。図１４に示すように、コンテンツサーバ１は、通信部１０１、ストリーミング部１０２ｂ、動画コンテンツ記憶部１０３、コンテンツ登録部１０４、メタデータ記憶部１０６、メタデータ送信部１０８を含んで構成される。同図において、図２の各部に対応する部分には、同一の符号（１０１、１０３、１０４、１０６）を付し、説明を省略する。

ストリーミング部１０２ｂは、動画コンテンツ再生装置２からの要求に従い、動画コンテンツ記憶部１０３が記憶する動画コンテンツを、要求元の動画コンテンツ再生装置２にストリーミングする。また、ストリーミング部１０２ｂは、ストリーミングする動画コンテンツの動画コンテンツ識別番号を、メタデータ送信部１０８に出力する。
メタデータ送信部１０８は、取得した動画コンテンツ識別番号に対応する動画コンテンツのメタデータを、メタデータ記憶部１０６から取得し、通信部１０１を介して、動画コンテンツ再生装置２に送信する。

図１５は、第３の実施形態における動画コンテンツ再生装置２の構成を示す概略ブロック図である。図１５に示すように、動画コンテンツ再生装置２は、通信部２０１、コンテンツ再生部２０２、出力部２０３、関連情報ＵＲＬ送信部２０８、属性情報取得部２０５ｃ、メタデータ取得部２０６、メタデータ記憶部２０７を含んで構成される。同図において、図３及び図８の各部に対応する部分には、同一の符号（２０１〜２０３）を付し、説明を省略する。

メタデータ取得部２０６は、通信部２０１を介して、コンテンツサーバ１から、コンテンツサーバ１がストリーミング中の動画コンテンツのメタデータを取得する。メタデータ取得部２０６は、取得したメタデータを、メタデータ記憶部２０７に記憶させる。
メタデータ記憶部２０７は、メタデータを記憶する。
属性情報取得部２０５ｃは、通信部２０１を介して、コンテンツ関連情報表示装置３から、ユーザ属性情報を受信する。属性情報取得部２０５ｃは、受信したユーザ属性情報を、関連情報ＵＲＬ送信部２０８に出力する。

関連情報ＵＲＬ送信部２０８は、次に、メタデータ記憶部２０７に記憶されたメタデータと、ユーザ属性情報とを照合し、ユーザ属性情報と適合する関連属性情報と紐付けられた関連情報ＵＲＬを読み込む。関連情報ＵＲＬ送信部２０８は、該関連情報ＵＲＬに対応付けられた送信タイミングに、該関連情報ＵＲＬを、通信部２０１を介してコンテンツ関連情報表示装置３に送信する。

このように、第３の実施形態のコンテンツ関連情報表示システム１０は、動画コンテンツ再生装置２が、メタデータと、ユーザ属性情報との照合を行っても、第２の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、上記第１から第３の実施形態においては、コンテンツ関連情報表示システム１０は、動画コンテンツ再生装置２に接続されるコンテンツ関連情報表示装置３は、１台のみであったが、これに限られず、２台以上のコンテンツ関連情報表示装置３が、動画コンテンツ再生装置２に接続されてもよい。
また、上記第１から第３の実施形態において、コンテンツ関連情報表示装置３は、関連情報ＵＲＬを表示したが、これに限られない。例えば、関連情報ＵＲＬが指し示す関連情報の名前や、関連情報のバナー等を表示してもよい。

また、上記第１から第３の実施形態において、コンテンツサーバ１、または、動画コンテンツ再生装置２は、コンテンツ関連情報表示装置３に、関連情報ＵＲＬを送信したが、これに限られない。例えば、コンテンツサーバ１、または、動画コンテンツ再生装置２は、コンテンツ関連情報表示装置３に、関連情報ＵＲＬからプロトコル表示を除いた、部分的なＵＲＬを送信してもよいし、短縮ＵＲＬでもよい。つまり、コンテンツサーバ１、または、動画コンテンツ再生装置２は、コンテンツ関連情報表示装置３に、関連情報にアクセスするための位置を指し示す情報を送信すればよい。
また、ユーザ属性情報は、動画コンテンツ再生装置２、または、コンテンツサーバ１が、ユーザのＩＤと対応付けて記憶しており、コンテンツ関連情報表示装置３は、ユーザのＩＤを送信するようにしてもよい。

また、図３から図４、図７から図９、図１４、図１５におけるコンテンツ関連情報表示システム１０を構成する各部の機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりコンテンツ関連情報表示システム１０の実施を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、ＯＳ（Operation System）や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。

また、「コンピュータシステム」は、ＷＷＷシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境（あるいは表示環境）も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ＲＯＭ、ＣＤ−ＲＯＭ等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。

以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。

本発明は、多機能携帯電話端末及びテレビジョン受像器等に好適に用いられるが、これに限られない。

１・・・コンテンツサーバ
２・・・動画コンテンツ再生装置
３・・・コンテンツ関連情報表示装置
４・・・表示装置
５・・・ネットワーク
６・・・無線ＬＡＮアクセスポイント
７・・・関連情報サーバ
１０・・・コンテンツ関連情報表示システム
１０１・・・通信部
１０２、１０２ｂ・・・ストリーミング部
１０３・・・動画コンテンツ記憶部
１０４・・・コンテンツ登録部
１０５、１０５ａ・・・関連情報ＵＲＬ送信部
１０６、１０６ａ・・・メタデータ記憶部
１０７・・・属性情報取得部
１０８・・・メタデータ送信部
２０１・・・通信部
２０２・・・コンテンツ再生部
２０３・・・出力部
２０４・・・関連情報ＵＲＬ取得部
２０５、２０５ｃ・・・属性情報取得部
２０６・・・メタデータ取得部
２０７・・・メタデータ記憶部
２０８・・・関連情報ＵＲＬ送信部
３０１・・・通信部
３０２・・・関連情報ＵＲＬ取得部
３０３・・・画面生成部
３０４・・・表示部
３０５・・・操作情報処理部
３０６・・・操作取得部
３０７・・・タッチパネル
３０８・・・属性情報送信部
３０９・・・属性情報記憶部
３１０・・・属性情報登録部

Claims (8)

1. 動画コンテンツを受信して再生し、前記再生した動画コンテンツに関連した関連情報にアクセスするためのネットワーク上での位置を示す位置情報を、コンテンツ関連情報表示装置に送信する動画コンテンツ再生装置と、
   前記位置情報を取得し、該位置情報が示す前記関連情報を表示する前記コンテンツ関連情報表示装置と、
   を具備することを特徴とするコンテンツ関連情報表示システム。
2. 前記動画コンテンツ再生装置が再生する動画コンテンツを記憶するコンテンツサーバを具備し、前記コンテンツサーバ、または、前記動画コンテンツ再生装置は、
   前記コンテンツ関連情報表示装置のユーザの属性を表すユーザ属性情報を取得する属性情報取得部と、前記関連情報の属性を表し、前記位置情報と紐付けられた関連属性情報
   を取得する関連属性情報取得部と、
   前記ユーザ属性情報と、前記関連属性情報とを照合し、前記ユーザ属性情報と適合する前記関連属性情報に紐付けられた位置情報を抽出する関連情報位置情報抽出部と、
   を具備し、
   該位置情報は、前記動画コンテンツ再生装置が前記コンテンツ関連情報表示装置に送信する、前記関連情報にアクセスするためのネットワーク上での位置を示す位置情報であること
   を特徴とする請求項１に記載のコンテンツ関連情報表示システム。
3. 前記コンテンツサーバは、前記関連情報位置情報抽出部と、
   前記関連情報位置情報抽出部が抽出した位置情報を、前記コンテンツ関連情報表示装置に送信する関連情報位置情報送信部と、
   を具備することを特徴とする請求項２に記載のコンテンツ関連情報表示システム。
4. 自装置が再生する動画コンテンツに関連した関連情報にアクセスするためのネットワーク上での位置を示す位置情報を、前記関連情報を表示するコンテンツ関連情報表示装置に送信する動画コンテンツ再生装置であって、前記コンテンツ関連情報表示装置のユーザの属性を表すユーザ属性情報を取得する属性情報取得部と、
   前記関連情報の属性を表し、前記位置情報と紐付けられた関連属性情報を取得する関連属性情報取得部と、
   前記ユーザ属性情報と、前記関連属性情報とを照合し、前記ユーザ属性情報と適合する前記関連属性情報に紐付けられた位置情報を抽出する関連情報位置情報抽出部と、
   を備えることを特徴とする動画コンテンツ再生装置。
5. 動画コンテンツ再生装置が再生する動画コンテンツを記憶するコンテンツサーバであって、
   前記動画コンテンツに関連した関連情報を表示するコンテンツ関連情報表示装置のユーザの属性を表すユーザ属性情報を取得する属性情報取得部と、
   前記関連情報の属性を表し、前記関連情報にアクセスするためのネットワーク上での位置を示す位置情報と紐付けられた関連属性情報を取得する関連属性情報取得部と、
   前記ユーザ属性情報と、前記関連属性情報とを照合し、前記ユーザ属性情報と適合する前記関連属性情報に紐付けられた位置情報を抽出する関連情報位置情報抽出部と、
   を備えることを特徴とするコンテンツサーバ。
6. 動画コンテンツ再生装置で再生する動画コンテンツに関連した関連情報にアクセスするためのネットワーク上での位置を示す位置情報を取得する第１の過程と、
   該位置情報が示す前記関連情報を表示する第２の過程と、
   を有することを特徴とするコンテンツ関連情報表示方法。
7. 自装置が再生する動画コンテンツに関連した関連情報にアクセスするためのネットワーク上での位置を示す位置情報を、前記関連情報を表示するコンテンツ関連情報表示装置に送信する動画コンテンツ再生装置のコンピュータを、
   前記コンテンツ関連情報表示装置のユーザの属性を表すユーザ属性情報を取得する属性情報取得部、
   前記関連情報の属性を表し、前記位置情報と紐付けられた関連属性情報を取得する関連属性情報取得部、
   前記ユーザ属性情報と、前記関連属性情報とを照合し、前記ユーザ属性情報と適合する前記関連属性情報に紐付けられた位置情報を抽出する関連情報位置情報抽出部
   として機能させるためのプログラム。
8. 動画コンテンツ再生装置が再生する動画コンテンツを記憶するコンテンツサーバのコンピュータを、
   前記動画コンテンツに関連した関連情報を表示するコンテンツ関連情報表示装置のユーザの属性を表すユーザ属性情報を取得する属性情報取得部、
   前記関連情報の属性を表し、前記関連情報にアクセスするためのネットワーク上での位置を示す位置情報と紐付けられた関連属性情報を取得する関連属性情報取得部、
   前記ユーザ属性情報と、前記関連属性情報とを照合し、前記ユーザ属性情報と適合する前記関連属性情報に紐付けられた位置情報を抽出する関連情報位置情報抽出部
   として機能させるためのプログラム。
   

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