JP2014216663A - 映像データ送信装置及び映像データ管理システム - Google Patents
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Abstract
Description
図2に、撮像装置10の一例を示す。撮像装置10は、撮像部12、エンコーダ14、分割部16、暗号化部18、切捨て部22、送受信部24、記録処理部26、ローカルストレージ28、読み出し部30、再送受信部32及び回線障害検出部38を含む。なお、撮像装置10は、CPU等のプロセッサ、メモリ及びデータバス等を備え、メモリに記憶されたプログラムをCPUが実行することにより、各部の機能が実現される。
図4に、映像データ管理装置50の一例を示す。映像データ管理装置50は、送受信部52、記録処理部54、記録装置56、復号部58、表示制御部60、オーサリング部62、連番確認部64、ファイル名比較部66、再送制御部68、再送受信部70及び回線障害検出部76を含む。なお、映像データ管理装置50は、CPU等のプロセッサ、メモリ、データバス、入出力インタフェース、キーボード等の入力デバイス、表示装置等の出力デバイス及びBDレコーダ等を備え、メモリに記憶されたプログラムをCPUが実行することにより、各部の機能が実現される。
次に、映像データ管理システム1の動作について説明する。まず、ネットワークNに障害が発生していない通常時の動作例について説明する。撮像装置10の撮像部12が対象エリアを撮影することで映像データを取得すると、当該映像データはエンコーダ14でストリームファイルに変換され、分割部16にて複数のセグメントデータに分割され、暗号化部18にて暗号化処理が施される。そして、暗号化済みのセグメントデータは切捨て部22を介して送受信部24に出力され、送受信部24は、暗号化済みのセグメントデータを映像データ管理装置50に送信する。一方、記録処理部26は、暗号化済みのセグメントデータをローカルストレージ28に記憶させる。
次に、ネットワークNに障害が発生し、その後、ネットワークNが復旧した場合の動作例について説明する。通常時と同様に、撮像部12によって取得された映像データは、エンコーダ14、分割部16及び暗号化部18によってそれぞれ処理が施され、その後、切捨て部22に出力される。ネットワークNに障害が発生した場合、切捨て部22は、障害期間中に撮像部12によって取得されたセグメントデータを破棄(削除)することで、ネットワークNの復旧後に、障害期間中に取得されたセグメントデータがあたかもライブ映像のようにして送信されないようにする。一方、記録処理部26は、暗号化済みのセグメントデータをローカルストレージ28に記憶させる。これにより、障害期間中に撮像部12によって取得されたが送受信部24によって送信されなかった映像データが、ローカルストレージ28に記憶される。
次に、図5から図8を参照して、変形例に係る映像データ管理システムについて説明する。変形例に係る映像データ管理システムは、図5に示す変形例に係る撮像装置10Aと、図8に示す変形例に係る映像データ管理装置50Aとを含んで構成される。
図5に、変形例に係る撮像装置10Aを示す。撮像装置10Aは、図2に示す撮像装置10の構成に加え、イベント検知部34及びイベントカウント部36を含む。イベント検知部34及びイベントカウント部36以外の構成は、撮像装置10の構成と同じであるため、それらの説明を省略し、以下では、主にイベント検知部34及びイベントカウント部36について説明する。
図8に、変形例に係る映像データ管理装置50Aを示す。映像データ管理装置50Aは、図4に示す映像データ管理装置50の構成に加え、フラグ検知部72及びカウンタ検証部74を含む。フラグ検知部72及びカウンタ検証部74以外の構成は、映像データ管理装置50の構成と同じであるため、それらの説明は省略し、以下では、主にフラグ検知部72及びカウンタ検証部74について説明する。
次に、可搬性記録媒体110への記録形式とオーサリング部62の具体例について説明する。なお、以下に説明するオーサリング部62の機能及び記録形式は一例であり、上述した実施形態及び変形例はこれらに限定されるものではない。映像データを記録する可搬性記録媒体110としては、DVD、CD、Blu−Rayディスク(BD)等の光ディスク媒体が想定されるが、不揮発性の半導体メモリ等であってもよい。本実施形態では、一例として、可搬性記録媒体110はBlu−Rayディスク(BD)であるとして説明する。まず、本実施形態において前提となるBD規格について簡単に説明する。
00001.m2ts
00002.m2ts
が存在するものとする。本来であれば、これらのストリームファイルは、エンコードされてSTREAMディレクトリに格納される。
00001.m2ts
00002.m2ts
を暗号化し、オーサリング部62は、これらをJARディレクトリ下のDATAディレクトリの下に
00001.ents
00002.ents
として格納する。なお、JARディレクトリにおける
00001.jar
00002.jar
は、Java(登録商標)アプリケーションである。
00001.mpls
00002.mpls
の2つのファイルが格納される。
00001.clpi
00002.clpi
の2つのファイルが格納される。
00001.m2ts
00002.m2ts
の2つのファイルが格納される。
00001.jar
00002.jar
の2つのファイルが格納される。
00001.ents
00002.ents
の2つの暗号化されたストリームファイルが存在する。このようなファイル構造を有するBDを図示しない汎用再生装置に装着すると、JARディレクトリに格納されたJava(登録商標)アプリケーションが起動して、汎用再生装置のユーザにパスワードを要求する。入力されたパスワードが一致すると、Java(登録商標)アプリケーションは、復号処理を開始し、JARディレクトリ下のDATAディレクトリに格納されたファイルのうち、暗号化された
00001.ents
00002.ents
を抽出し、これらを復号した上で汎用再生装置のBUDA内のSTREAMディレクトリに格納する。図13(b)に、BUDA内のファイル構造の一部を示す。BD内のJARディレクトリ下のDATAディレクトリに格納されているストリームファイルが、BUDA内のSTREAMディレクトリに格納される様子を矢印で示す。本実施形態における復号処理は、入力されたパスワードに応じて、BD内のJARディレクトリ下のDATAディレクトリに格納された暗号化済みのストリームファイルを復号した上で、BUDA内のSTREAMディレクトリに移動する処理と表現することができる。なお、BDに書き込まれたファイルは消去することができないので、ストリームファイルの移動とは、実際にはストリームファイルをコピーしてBUDA内のSTREAMディレクトリに格納することを意味する。
00001.m2ts
00002.m2ts
のストリームファイルが格納されることになり、元の映像データを再生することが可能となる。
Claims (40)
- 対象エリアを撮影することで映像データを取得する撮像手段と、
前記撮像手段によって取得された映像データをライブ映像として通信回線を介して送信する送信手段であって、前記通信回線に障害が発生し、その後、前記通信回線が復旧した場合、前記通信回線の障害期間中に前記撮像手段によって取得された映像データを送信せずに、前記通信回線の復旧後に前記撮像手段によって新たに取得された映像データをライブ映像として送信する送信手段と、
前記撮像手段によって取得された映像データを記録する記録手段と、
前記通信回線の復旧後、前記通信回線の障害期間中に前記撮像手段によって取得された映像データを前記記録手段から取得し、前記通信回線を介して送信する再送信手段と、
を有することを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項1に記載の映像データ送信装置であって、
前記通信回線の障害期間中、前記撮像手段によって取得され前記送信手段によってライブ映像として送信される予定の映像データを削除する手段を更に有する、
ことを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項2に記載の映像データ送信装置であって、
前記送信される予定の映像データが削除される場合、前記記録手段に記録されている映像データのうち削除しようとしている映像データと同一の映像データに未送信のマークを付与する手段を更に有する、
ことを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項2又は請求項3に記載の映像データ送信装置であって、
前記送信される予定の映像データが削除される場合、前記記録手段に記録されている映像データのうち削除しようとしている映像データと同一の映像データを未送信ディレクトリに移動させる手段を更に有する、
ことを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の映像データ送信装置であって、
前記通信回線の復旧が検知された場合、前記再送信手段は、未送信の映像データを送信する、
ことを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の映像データ送信装置であって、
前記通信回線の復旧が検知された場合、前記再送信手段は、未送信の映像データの再送要求を映像データ管理装置から受けると、前記未送信の映像データを前記映像データ管理装置に送信する、
ことを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項5又は請求項6に記載の映像データ送信装置であって、
前記再送信手段は、前記未送信の映像データが再送であることを識別可能にして送信する、
ことを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項7に記載の映像データ送信装置であって、
再送であることを識別可能にするための再送フラグを設定する手段を更に有する、
ことを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項7に記載の映像データ送信装置であって、
再送であることを識別可能にするために通常送信時と再送時とで送信先のポート番号を変更する手段を更に有する、
ことを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項7に記載の映像データ送信装置であって、
再送であることを識別可能にするために通常送信時と再送時とで送信先のURLを変更する手段を更に有する、
ことを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項7に記載の映像データ送信装置であって、
再送であることを識別可能にするために通常送信時と再送時とで送信先を変更する手段を更に有する、
ことを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項5から請求項11のいずれか一項に記載の映像データ送信装置であって、
前記再送信手段は、前記未送信の映像データを再送用の送信先に送信する、
ことを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の映像データ送信装置であって、
前記映像データを複数のセグメントデータに分割する分割手段と、
各セグメントデータ又は外部入力信号からイベントを検知するイベント検知手段と、
過去から各セグメントデータが撮影されるまでの間にイベントが検知されたセグメントデータの数の累計をカウントするイベントカウント手段と、
イベントが検知されたセグメントデータに、増加済みのカウンタの累計を示すイベントカウンタ情報とイベントが検知されたことを示すイベントフラグとを付加し、イベントが検知されていないセグメントデータにイベントカウンタ情報を付加する付加手段と、
を更に有し、
前記記録手段は、前記付加手段による付加処理がなされた各セグメントデータを記録し、
前記送信手段は、前記付加手段による付加処理がなされた各セグメントデータを送信し、
前記再送信手段は、イベントが検知されたセグメントデータの再送要求を受けた場合、再送要求の対象となるセグメントデータを前記記録手段から取得し、前記通信回線を介して再送要求元に送信する、
ことを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の映像データ送信装置であって、
前記映像データを複数のセグメントデータに分割する分割手段と、
各セグメントデータ又は外部入力信号からイベントを検知するイベント検知手段と、
過去から各セグメントデータが撮影されるまでの間にイベントが検知されたセグメントデータの数の累計をカウントするイベントカウント手段と、
イベントが検知されたセグメントデータに、増加前のカウンタの累計を示すイベントカウンタ情報とイベントが検知されたことを示すイベントフラグとを付加し、当該イベントが検知されたセグメントデータの次のセグメントデータから、増加済みのカウンタの累計を示すイベントカウンタ情報を付加する付加手段と、
を更に有し、
前記記録手段は、前記付加手段による付加処理がなされた各セグメントデータを記録し、
前記送信手段は、前記付加手段による付加処理がなされた各セグメントデータを送信し、
前記再送信手段は、イベントが検知されたセグメントデータの再送要求を受けた場合、再送要求の対象となるセグメントデータを前記記録手段から取得し、前記通信回線を介して再送要求元に送信する、
ことを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の映像データ送信装置であって、
前記映像データを複数のセグメントデータに分割する分割手段と、
各セグメントデータ又は外部入力信号からイベントを検知するイベント検知手段と、
を更に有し、
イベントが検知されたセグメントデータは、イベントフラグが付帯された状態で前記記録手段に記録され、
前記送信手段は、イベントが検知されたことを示すイベントフラグをイベントが検知されたセグメントデータに付帯させた状態で、映像データをセグメントデータ単位で送信し、
前記再送信手段は、前記通信回線の障害期間中に前記撮像手段によって取得された映像データのうち、イベントが検知されたセグメントデータを送信する、
ことを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の映像データ送信装置であって、
前記映像データを複数のセグメントデータに分割する分割手段と、
各セグメントデータ又は外部入力信号からイベントを検知するイベント検知手段と、
を更に有し、
イベントが検知されたセグメントデータは、前記記録手段のイベントが検知されなかったセグメントデータとは異なるディレクトリに記録され、
前記送信手段は、イベントが検知されたことを示すディレクトリに記録されたセグメントデータをイベントが検知されたセグメントデータであることを識別可能な状態で、映像データをセグメントデータ単位で送信し、
前記再送信手段は、前記通信回線の障害期間中に前記撮像手段によって取得された映像データのうち、イベントが検知されたセグメントデータを送信する、
ことを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項13から請求項16のいずれか一項に記載の映像データ送信装置であって、
前記再送信手段は、イベントが検知されたセグメントデータを、イベントが検知されなかったセグメントデータよりも優先して送信する、
ことを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項1から請求項17のいずれか一項に記載の映像データ送信装置であって、
前記記録手段は、前記送信手段又は前記再送信手段によって送信が完了した映像データを削除する、
ことを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項1から請求項18のいずれか一項に記載の映像データ送信装置であって、
前記記録手段は、映像データの送信先である映像データ管理装置に記録が完了した映像データを削除する、
ことを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項1から請求項19のいずれか一項に記載の映像データ送信装置であって、
映像データを暗号化する暗号化手段と、
を更に有し、
前記記録手段は、暗号化された映像データを記録し、
前記送信手段は、暗号化された映像データをライブ映像として送信し、前記通信回線の復旧後に前記撮像手段によって新たに取得されて暗号化された映像データをライブ映像として送信し、
前記再送信手段は、前記通信回路の障害期間中の暗号化された映像データを前記記録手段から取得して送信する、
ことを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項20に記載の映像データ送信装置であって、
前記送信手段及び前記再送信手段は、暗号化された映像データとともに、暗号化された映像データを復号するための復号プログラムを送信し、
前記復号プログラムは、仮想ファイルシステムを用いて映像データの再生を可能とする、
ことを特徴とする映像データ送信装置。 - 請求項20又は請求項21に記載の映像データ送信装置であって、
前記暗号化手段は、映像データを暗号化した上で本来の映像データ格納用ディレクトリとは異なるディレクトリに格納する、
ことを特徴とする映像データ送信装置。 - 映像データ送信装置と、前記通信回線を介して前記映像データ送信装置に接続される映像データ管理装置と、を備えた映像データ管理システムであって、
前記映像データ送信装置は、
対象エリアを撮影することで映像データを取得する撮像手段と、
前記撮像手段によって取得された映像データをライブ映像として前記通信回線を介して前記映像データ管理装置に送信する送信手段であって、前記通信回線に障害が発生し、その後、前記通信回線が復旧した場合、前記通信回線の障害期間中に前記撮像手段によって取得された映像データを送信せずに、前記通信回線の復旧後に前記撮像手段によって新たに取得された映像データをライブ映像として前記映像データ管理装置に送信する送信手段と、
前記撮像手段によって取得された映像データを記録する第1記録手段と、
前記通信回線の復旧後、前記通信回線の障害期間中に前記撮像手段によって取得された映像データを前記第1記録手段から取得し、前記通信回線を介して前記映像データ管理装置に送信する再送信手段と、
を有し、
前記映像データ管理装置は、
前記送信手段によって送信された映像データをライブ映像として受信する受信手段と、
前記ライブ映像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記再送信手段によって送信された映像データを受信する再受信手段と、
前記受信手段及び前記再受信手段によって受信された映像データを記録する第2記録手段と、
を有する、
ことを特徴とする映像データ管理システム。 - 請求項23に記載の映像データ管理システムであって、
前記通信回線の復旧が検知された場合、前記映像データ管理装置は、未受信の映像データの再送信を前記映像データ送信装置に要求する、
ことを特徴とする映像データ管理システム。 - 請求項23に記載の映像データ管理システムであって、
前記通信回線の復旧が検知された場合、前記映像データ管理装置は、前記映像データ送信装置に記憶されている未受信の映像データの取得を行う、
ことを特徴とする映像データ管理システム。 - 請求項23に記載の映像データ管理システムであって、
前記映像データ送信装置は、
前記映像データを複数のセグメントデータに分割する分割手段と、
各セグメントデータ又は外部入力信号からイベントを検知するイベント検知手段と、
過去から各セグメントデータが撮影されるまでの間にイベントが検知されたセグメントデータの数の累計をカウントするイベントカウント手段と、
イベントが検知されたセグメントデータに、増加済みのカウンタの累計を示すイベントカウンタ情報とイベントが検知されたことを示すイベントフラグとを付加し、イベントが検知されていないセグメントデータにイベントカウンタ情報を付加する付加手段と、
を更に有し、
前記第1記録手段は、前記付加手段による付加処理がなされた各セグメントデータを記録し、
前記送信手段は、前記付加手段による付加処理がなされた各セグメントデータを送信し、
前記映像データ管理装置は、
前記受信手段によって受信された各セグメントデータのイベントカウンタ情報が示すカウントの累計の変化と、セグメントデータに付帯されているイベントフラグの有無とに応じて、セグメントデータの再送要求を前記映像データ送信装置に対して行う再送制御手段を更に有する、
ことを特徴とする映像データ管理システム。 - 請求項23に記載の映像データ管理システムであって、
前記映像データ送信装置は、
前記映像データを複数のセグメントデータに分割する分割手段と、
各セグメントデータ又は外部入力信号からイベントを検知するイベント検知手段と、
過去から各セグメントデータが撮影されるまでの間にイベントが検知されたセグメントデータの数の累計をカウントするイベントカウント手段と、
イベントが検知されたセグメントデータに、増加前のカウンタの累計を示すイベントカウンタ情報とイベントが検知されたことを示すイベントフラグとを付加し、当該イベントが検知されたセグメントデータの次のセグメントデータから、増加済みのカウンタの累計を示すイベントカウンタ情報を付加する付加手段と、
を更に有し、
前記第1記録手段は、前記付加手段による付加処理がなされた各セグメントデータを記録し、
前記送信手段は、前記付加手段による付加処理がなされた各セグメントデータを送信し、
前記映像データ管理装置は、
前記受信手段によって受信された各セグメントデータのイベントカウンタ情報が示すカウントの累計の変化と、セグメントデータに付帯されているイベントフラグの有無とに応じて、セグメントデータの再送要求を前記映像データ送信装置に対して行う再送制御手段を更に有する、
ことを特徴とする映像データ管理システム。 - 請求項26又は請求項27に記載の映像データ管理システムであって、
前記再送制御手段は、前記受信手段によって受信された第1のセグメントデータのイベントカウンタ情報が示すカウントの累計が、前記第1のセグメントデータの直前に前記受信手段によって受信された第2のセグメントデータのイベントカウンタ情報が示すカウントの累計よりも増加し、かつ、前記第1のセグメントデータにイベントフラグが付帯されていない場合に、イベントが検知されたセグメントデータを含む1個又は複数個の連続したセグメントデータが欠落したと判断し、前記欠落したセグメントデータの再送要求を前記映像データ送信装置に対して行う、
ことを特徴とする映像データ管理システム。 - 請求項28に記載の映像データ管理システムであって、
前記再送制御手段は、前記第1のセグメントデータが撮影された時間と前記第2のセグメントデータが撮影された時間との間の時間に撮影された1個又は複数個の連続した第3のセグメントデータを前記欠落したセグメントデータとして再送要求を行う、
ことを特徴とする映像データ管理システム。 - 請求項28又は請求項29に記載の映像データ管理システムであって、
前記再送制御手段は、欠落した一連のセグメントデータがイベント検知されたセグメントデータを含む場合に、イベント検知されたセグメントデータを含まない欠落した一連のセグメントデータよりも優先して再送要求する、
ことを特徴とする映像データ管理システム。 - 請求項23に記載の映像データ管理システムであって、
前記映像データ管理装置は、
前記通信回線の障害期間の長さが予め設定された第1閾値以上となる場合に、前記通信回線の障害期間中に前記撮像手段によって取得された映像データの送信要求を前記映像データ送信装置に対して行う再送制御手段を更に有する、
ことを特徴とする映像データ管理システム。 - 請求項23に記載の映像データ管理システムであって、
前記映像データ管理装置は、
前記通信回線の障害期間の前後に受信した映像データの差が予め設定された第2閾値以上となる場合に、前記通信回線の障害期間中に前記撮像手段によって取得された映像データの送信要求を前記映像データ送信装置に対して行う再送制御手段を更に有する、
ことを特徴とする映像データ管理システム。 - 請求項23に記載の映像データ管理システムであって、
前記映像データ管理装置は、
前記通信回線の障害期間の長さが予め設定された第1閾値以上となり、かつ、前記通信回線の障害期間の前後に受信した映像データの差が予め設定された第2閾値以上となる場合に、前記通信回線の障害期間中に前記撮像手段によって取得された映像データの送信要求を前記映像データ送信装置に対して行う再送制御手段を更に有する、
ことを特徴とする映像データ管理システム。 - 請求項23に記載の映像データ管理システムであって、
前記映像データ管理装置は、
前記通信回線の障害期間の直前の映像データに基づきイベントを検知した場合、前記通信回線の障害期間中に前記撮像手段によって取得された映像データの送信要求を前記映像データ送信装置に対して行う再送制御手段を更に有する、
ことを特徴とする映像データ管理システム。 - 請求項23に記載の映像データ管理システムであって、
前記映像データ送信装置は、
前記映像データを複数のセグメントデータに分割し、前記複数のセグメントデータに連続した番号を付与する分割手段を更に有し、
前記送信手段は、映像データをセグメントデータ単位で送信し、
前記映像データ管理装置は、
前記受信手段によって受信されたセグメントデータに付された番号の連続が欠けている場合、番号が欠けているセグメントデータの送信要求を前記映像データ送信装置に対して行う再送制御手段を更に有する、
ことを特徴とする映像データ管理システム。 - 請求項23に記載の映像データ管理システムであって、
前記映像データ管理装置は、
前記映像データ送信装置によって取得された映像データのファイル名を示す第1ファイル名情報と、前記第2記録手段に記録されている映像データのファイル名を示す第2ファイル名情報とを比較し、前記第1ファイル名情報に含まれるが前記第2ファイル名情報に含まれないファイル名の映像データの送信要求を、前記映像データ送信装置に対して行う再送制御手段を更に有する、
ことを特徴とする映像データ管理システム。 - 請求項23から請求項36のいずれか一項に記載の映像データ管理システムであって、
前記映像データ送信装置は、
前記通信回線の障害期間中、前記撮像手段によって取得され前記送信手段によってライブ映像として送信される予定の映像データを削除する手段を更に有する、
ことを特徴とする映像データ管理システム。 - 請求項23から請求項37のいずれか一項に記載の映像データ管理システムであって、
前記映像データ送信装置は、
映像データを暗号化する暗号化手段と、
を更に有し、
前記第1記録手段は、暗号化された映像データを記録し、
前記送信手段は、暗号化された映像データをライブ映像として前記映像データ管理装置に送信し、前記通信回線の復旧後に前記撮像手段によって新たに取得されて暗号化された映像データをライブ映像として前記映像データ管理装置に送信し、
前記再送信手段は、前記通信回路の障害期間中の暗号化された映像データを前記第1記録手段から取得して前記映像データ管理装置に送信し、
前記映像データ管理装置は、
暗号化された映像データを復号する復号手段を更に有し、
前記表示制御手段は、復号された映像データに基づくライブ映像を表示手段に表示させ、
前記第2記録手段は、前記受信手段及び前記再受信手段によって受信され暗号化された映像データを記録する、
ことを特徴とする映像データ管理システム。 - 請求項38に記載の映像データ管理システムであって、
前記映像データ管理装置は、
暗号化された映像データを復号するための復号プログラムを生成するプログラム生成手段と、
前記第2記録手段に記録され暗号化された映像データと前記復号プログラムとを可搬性記録媒体に書き込む書込手段と、
を更に有し、
前記復号プログラムは、仮想ファイルシステムを用いて映像データの再生を可能とする、
ことを特徴とする映像データ管理システム。 - 請求項39に記載の映像データ管理システムであって、
前記書込手段は、暗号化された映像データを本来の映像データ格納用ディレクトリとは異なるディレクトリに格納する、
ことを特徴とする映像データ管理システム。
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