JP2014215854A - 検像支援装置および検像支援プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 より効率的に検像処理を実施するための検像支援装置および検像支援プログラムを提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するために、実施形態の検像処理装置は、記憶手段が記憶している医用データを医用データ指定用の端末に表示させるための指示を行う第一の表示指示手段と、前記第一の表示指示手段によって前記医用データ指定用の端末に表示された前記医用データの中から前記医用データ指定用の端末によって指定された検像処理対象データを前記記憶手段から検像処理手段に転送させるための転送指示手段と、前記転送指示手段によって前記記憶手段から前記検像処理手段に転送された前記検像処理対象データを検像処理指示用の端末に表示させるための指示を行う第二の表示指示手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、検像支援装置および検像支援プログラムに関する。
一般的に、医用診断装置で生成された医用画像および当該医用画像に付帯する患者情報や検査情報などの付帯情報は、画像処理や文字の修正などの検像処理が施された後に診断で使用される。通常、この検像処理は、例えば以下のようなプロセスで行われる。
まず、医用診断装置は、自身が生成した医用画像および付帯情報(医用データ)を検像処理装置に送信する。次に、検像処理装置は、技師からの入力に基づいて、医用診断装置から受信した医用データに対して検像処理を施す。検像処理装置による検像処理が終了すると、検像処理後の医用画像と付帯情報は、PACS(Picture Archiving and Communication Systems)などの画像サーバに送信され、画像サーバは検像処理装置から受信した検像処理後の医用データを保存する。医師は、画像サーバに保存された検像処理後の医用画像と付帯情報を読影装置で読み出し、診断を行う。
特開2012−133424号公報
しかしながら、上記のような形態では、医用診断装置が生成した全ての医用画像を対象として画像処理を行うことになるため、技師は読影に使用しない医用画像に対しても画像処理を行わなければならない。また、上記のような形態では、検像処理装置が設けられている部屋で検像処理を行う必要があり、病院の運用の都合上、当該検像処理装置が設けられている部屋に複数の技師が同時に集まることが困難である場合、一人の技師の裁量に検像処理が依存してしまうため、十分な精度で画像処理を行えない可能性がある。
本発明が解決しようとする課題は、より効率的に検像処理を実施するための検像支援装置および検像支援プログラムを提供することである。
上記課題を解決するために、実施形態の検像処理装置は、記憶手段が記憶している医用データを医用データ指定用の端末に表示させるための指示を行う第一の表示指示手段と、前記第一の表示指示手段によって前記医用データ指定用の端末に表示された前記医用データの中から前記医用データ指定用の端末によって指定された検像処理対象データを前記記憶手段から検像処理手段に転送させるための転送指示手段と、前記転送指示手段によって前記記憶手段から前記検像処理手段に転送された前記検像処理対象データを検像処理指示用の端末に表示させるための指示を行う第二の表示指示手段と、を備える。
実施形態の構成を示すブロック図。 実施形態の動作を示すフロー図1。 実施形態の動作を示すフロー図2。 実施形態の動作を示すフロー図3。 実施形態における医師が使用する端末の表示画面の概略図1。 実施形態における医師が使用する端末の表示画面の概略図2。 実施形態における技師が使用する端末の表示画面の概略図1。 実施形態における技師が使用する端末の表示画面の概略図2. 実施形態における技師が使用する端末の表示画面の概略図3。 実施形態における技師が使用する端末の表示画面の概略図4。 変形例における技師が使用する端末の表示画面の概略図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
まず、本実施形態の検像支援装置の構成を図1のブロック図を用いて説明する。
図1に示すように、本実施形態における検像支援装置11は、医用診断装置1、画像サーバ2、検像処理装置3、読影装置4、端末5、端末6、端末7と、例えば病院内のネットワーク100を介して接続されており、相互に情報の送受信が可能である。また、本実施形態における検像支援装置11は、医師情報・技師情報取得部12、画像サーバ/端末表示指示部3、画像サーバ/検像処理装置転送指示部14、検像処理装置/端末表示指示部15、画像サーバ/読影装置転送指示部16を備える。
医用診断装置1は、例えばX線診断装置であり、医用画像や付帯情報といった医用データを生成する。医用診断装置1は、ハードディスクなどの記憶部1aを備えており、自身が生成した医用データを記憶部1aに記憶させる。医用診断装置1は、自身が生成した医用データを画像サーバ2に転送する。また、医用診断装置1は、一人の患者に係る診断が完了し、その診断に係る全ての医用データが画像サーバ2に対して転送されると、医用データの転送が完了した旨を検像支援装置11に通知する。
画像サーバ2は、例えばPACSなどのデータベースサーバであり、ハードディスクなどの記憶部2aを備える。画像サーバ2は、医用診断装置1から転送された医用データを記憶部2aに記憶させる。画像サーバ2は、検像支援装置11の画像サーバ/端末表示指示部13からの指示に従って、記憶部2aが記憶している医用データ、即ち、検像処理を行う候補となる医用データを、例えば診断単位で端末5に転送する。画像サーバ2は、検像支援装置11の画像サーバ/端末表示指示部13からの指示に従って医用データを端末5に転送する際、転送する医用データに、画像サーバ/端末表示指示部13から通知された後述する医師情報と後述する技師情報を追加する。画像サーバ2は、検像支援装置11の画像サーバ/検像処理装置転送指示部14からの指示に従って、記憶部2aが記憶しており検像処理の対象となる医用データを、例えば診断単位で検像処理装置3に転送する。画像サーバ2は、検像支援装置11の画像サーバ/検像処理装置転送指示部14からの指示に従って医用データを検像処理装置3に転送する際、転送する医用データに、画像サーバ/端末表示指示部13から通知された後述する医師情報および後述する技師情報と、また、このとき画像サーバ2は、転送する医用データAに、ステップS4において画像サーバ/端末表示指示部13から通知された医師情報および技師情報と、検像支援装置11の画像サーバ/検像処理装置転送指示部14から通知された検像処理の種類を示す情報を追加する。画像サーバ2は、検像処理装置3から転送された検像処理後の医用データを、記憶部2aに記憶させる。画像サーバ2は、検像処理装置3から転送された検像処理後の医用データを、記憶部2aに記憶させると、記憶が完了した旨を検像支援装置11に通知する。画像サーバ2は、検像支援装置11の画像サーバ/読影装置転送指示部16からの指示に従って、記憶部2aが記憶している検像処理後の医用データの中で、検像処理として画像処理が実施された医用データを読影装置4に転送する。画像サーバ2は、読影装置4から転送された付帯情報が追加された医用データを記憶部2aに記憶させる。
検像処理装置3は、ハードディスクなどの記憶部3aを備えており、画像サーバ2から転送された検像処理の対象となる医用データを記憶部3aに記憶させる。検像処理装置3は、画像サーバ2から転送された検像処理の対象となる医用データを記憶部3aに記憶させると、転送が完了した旨を検像支援装置11に通知する。検像処理装置3は、検像支援装置11の検像処理装置/端末表示指示部15からの指示に従って、記憶部3aが記憶している検像処理の対象となる医用データを端末6と端末7に転送する。検像処理装置3は、検像支援装置11の検像処理装置/端末表示指示部15からの指示に従って、記憶部3aが記憶している検像処理後の医用データを端末6と端末7に転送する。検像処理装置3は、端末6からの指示に従って、記憶部3aが記憶している医用データに対して検像処理を行う。検像処理装置3は、端末7からの指示に従って、記憶部3aが記憶している医用データに対して検像処理を行う。検像処理装置3は、検像処理後の医用データを記憶部3aに記憶させる。検像処理装置3は、端末6あるいは端末7からの検像処理が完了する度に、検像処理完了の旨を検像支援装置11に通知する。検像処理装置3は、検像支援装置11の画像サーバ/検像処理装置転送指示部14からの指示に従って、記憶部3aに記憶させた、端末6を使用する技師および端末7を使用する技師の入力に基づく検像処理後の医用データを、画像サーバ2に転送する。なお、検像処理装置3は、記憶部3aが記憶する医用データを表示する図示しない表示手段と、検像処理の内容を指示するための図示しない入力手段を備えており、技師が当該表示手段に表示された医用データを参照し、当該入力手段を介して検像処理の内容を入力することで検像処理を実施させることができる。
読影装置4は図示しない表示手段を備えており、画像サーバ2から転送された画像処理が行なわれた医用データを当該表示手段に表示させる。読影装置4を使用する医師は、当該表示手段に表示された画像処理が行なわれた医用データを参照し、例えば読影コメントなどの付帯情報を医用データに追加する。読影装置4は付帯情報が追加された医用データを画像サーバ2に転送する。
端末5は、例えばタブレット端末のような表示手段と入力手段が一体となったユーザインターフェイスであり、本実施形態において、端末5は読影装置4を使用する医師によって使用される。端末5は、検像支援装置11の画像サーバ/端末表示指示部13からの指示に従って画像サーバ2から医用データが転送されると、例えば端末5を使用する医師に医用データが転送された旨を知らせるためのメッセージと、患者選択画面を表示する。端末5は、端末5を使用する医師による患者選択画面への入力内容に基づいて、検像処理の対象となる医用データを選択するための医用データ選択画面を表示する。端末5は、端末5を使用する医師による医用データ選択画面への入力内容に基づいて、検像処理の対象となる医用データを検像支援装置11に通知する。なお、端末5に表示される患者選択画面と医用データ選択画面の詳細や、端末5を使用する医師の振る舞いについては後述する。
端末6と端末7は、例えばタブレット端末のような表示手段と入力手段が一体となったユーザインターフェイスである。本実施形態において、端末6と端末7は、検像処理を行なう2人の技師によってそれぞれ使用される。端末6と端末7は、検像支援装置11の検像処理装置/端末表示指示部15からの指示に従って検像処理装置3から検像処理の対象となる医用データが転送されると、例えば端末6を使用する技師と端末7を使用する技師に検像処理の対象となる医用データが転送された旨を知らせるためのメッセージと、患者選択画面を表示する。端末6と端末7は、検像支援装置11の検像処理装置/端末表示指示部15からの指示に従って検像処理装置3から検像処理後の医用データが転送されると、例えば端末6を使用する技師と端末7を使用する技師に検像処理後の医用データが転送された旨を知らせるためのメッセージと、患者選択画面を表示する。端末6は、端末6を使用する技師による患者選択画面への入力内容に基づいて、検像処理の内容を入力させるための検像処理指示画面を表示する。端末6は、端末6を使用する技師による検像処理指示画面への入力内容に基づく検像処理を検像処理装置3に指示する。端末7は、端末7を使用する技師による患者選択画面への入力内容に基づいて、検像処理の内容を入力させるための検像処理指示画面を表示する。端末7は、端末7を使用する技師による検像処理指示画面への入力内容に基づく検像処理を検像処理装置3に指示する。なお、端末6と端末7に表示される患者選択画面と検像処理指示画面の詳細、端末6を使用する技師と端末7を使用する技師の振る舞いについては後述する。
前述したように検像支援装置11は、医師情報・技師情報取得部12、画像サーバ/端末表示指示部13、画像サーバ/検像処理装置転送指示部14、検像処理装置/端末表示指示部15、画像サーバ/読影装置転送指示部16を備える。
医師情報・技師情報取得部12は、医用診断装置1からの通知に基づいて、例えばネットワーク100に接続された図示しないRIS(Radiology Information System)や図示しないHIS(Hospital Information System)から、読影装置4を使用する医師を特定する医師情報と検像処理を行う技師を特定する技師情報を取得する。
画像サーバ/端末表示指示部13は、医師情報・技師情報取得部12が取得した医師情報によって特定される医師が使用する端末5に、画像サーバ2の記憶部2aが記憶している医用データを診断単位で転送するように、画像サーバ2に対して指示する。画像サーバ/端末表示指示部13は、医師情報・技師情報取得部12がRISやHISから取得した医師情報と技師情報を画像サーバ2に通知する。
画像サーバ/検像処理装置転送指示部14は、端末5からの通知に基づいて、画像サーバ2の記憶部2aが記憶している検像処理の対象となる医用データを検像処理装置3に転送するように、画像サーバ2に対して指示する。また、画像サーバ/検像処理装置転送指示部14は、検像処理の対象となる医用データに対して実施する後述する検像処理の種類を示す情報を画像サーバ2に通知する。画像サーバ/検像処理装置転送指示部14は、検像処理装置3の記憶部3aが端末6および端末7からの指示に基づく検像処理後の医用データを記憶させると、端末6および端末7からの指示に基づく検像処理後の医用データを画像サーバ2に転送するように、検像処理装置3に対して指示する。
検像処理装置/端末表示指示部15は、画像サーバ2から検像処理装置3に転送され記憶部3aに記憶された検像処理の対象となる医用データを端末6と端末7に転送するように、検像処理装置3に対して指示する。検像処理装置/端末表示指示部15は、検像処理装置3の記憶部3aに記憶された検像処理後の医用データを端末6と端末7に転送するように、検像処理装置3に対して指示する。
画像サーバ/読影装置転送指示部16は、画像サーバ2からの通知に基づいて、画像サーバ2の記憶部2aに記憶された検像処理後の医用データの中で、画像処理が行なわれた医用データのみを読影装置に転送するように画像サーバ2に対して指示する。
次に、本実施形態の検像支援装置の動作を主に図2、図3、図4に示すフロー図を主に用いて説明する。
図2は、本実施形態のフローにおけるステップS1〜ステップS12を示すフロー図である。
ステップS1において、医用診断装置1は、医用データを生成し、自身が生成した医用データを記憶部1aに記憶させる。医用診断装置1は、自身が生成した医用データを画像サーバ2に転送する。医用診断装置1は、一回の診断が完了し、その診断に係る全ての医用データが画像サーバ2に対して転送されると、医用データの転送が完了した旨とその診断を特定し得る情報、例えば患者氏名や診断日などの付帯情報の一部を検像支援装置11に通知する。
ステップS2において、画像サーバ2は、医用診断装置1から転送された医用データを記憶部2aに記憶させる。
ステップS3において、検像支援装置11の医師情報・技師情報取得部12は、ステップS1における医用診断装置1からの通知に基づいて、RISやHISから、医師情報と技師情報を取得する。なお、RISやHISには、例えば、予め診断単位で医師情報と技師情報が登録されている。医師情報は、読影装置4および端末5を用いて検像処理を行なう医用データを指定する医師を特定できる情報であり、技師情報は、端末6や端末7を用いて検像処理の内容を指示する技師を特定できる情報である。また、端末5を使用する医師と端末5、端末6を使用する技師と端末6、端末7を使用する技師と端末7は、それぞれ予め関連付けが成されており、例えば端末5を使用する医師の医師情報がわかれば当該医師が使用する端末が特定できるようになっている。
ステップS4において、検像支援装置11の画像サーバ/端末表示指示部13は、医師情報・技師情報取得部12が取得した医師情報によって特定される医師が使用する端末5に、ステップS1で生成され画像サーバ2の記憶部2aに記憶された医用データを診断単位で転送するように、画像サーバ2に対して指示する。なお、このとき、画像サーバ/端末表示指示部13は、医師情報・技師情報取得部12がRISやHISから取得した医師情報と技師情報を画像サーバ2に通知する。
ステップS5において、画像サーバ2は、ステップS4における検像支援装置11の画像サーバ/端末表示指示部13からの指示に従って、記憶部2aが記憶している検像処理を行う候補となる医用データを診断単位で端末5に転送する。また、このとき画像サーバ2は、転送する医用データに、画像サーバ/端末表示指示部13から通知された医師情報と技師情報を追加する。
ステップS6において、端末5は例えば端末5を使用する医師に医用データが転送された旨を知らせるためのメッセージと、患者選択画面を表示する。
図5は、端末5に表示されるメッセージ201と患者選択画面202の概略図である。本実施形態におけるメッセージ201は、例えば図5に示すように、『「2013/01/30」に診断を行った患者「×× ××」さんの医用データを受信しました。』といった、画像サーバ2から転送された医用データに基づく患者氏名や診断日などの情報と、端末5が医用データを受信した旨を示す情報を有する。また、本実施形態における患者選択画面202は、例えば参照ボタン202aと、参照ボタン202aに対応するように設けられた画像サーバ2から転送された医用データに基づく患者氏名、診断日、担当技師などの情報表示欄202bを診断単位で有する。本実施形態において、担当技師は、端末6と端末7を使用する技師に相当する。図5に示すように、端末5を使用する医師は、例えば「2013/01/30」に診断された患者「×× ××」の医用データを参照する場合、患者選択画面202の参照ボタン202aにタッチする。端末5を使用する医師によって参照ボタン202aがタッチされると、ステップS7に移行する。なお、端末5を使用する医師によって「2013/01/30」に診断された患者「×× ××」の医用データに対応する参照ボタン202aがタッチされる前に、例えば「2013/02/01」に診断された患者「○○ ○○」の診断に係る医用データが端末5に転送されると、図5に示すように「2013/01/30」に診断された患者「×× ××」の診断と、「2013/02/01」に診断された患者「○○ ○○」の診断に係る参照ボタン202aと、情報表示欄202bが並べて表示される。
ステップS7において、端末5は、端末5を使用する医師による患者選択画面への入力内容に基づいて、検像処理の対象となる医用データを選択するための医用データ選択画面を表示する。ここで端末5を使用する医師による患者選択画面への入力内容とは、上述のように、端末5を使用する医師による参照ボタン202aへのタッチに相当する。
図6は、端末5に表示される医用データ選択画面の概略図である。図6(a)、図6(b)、図6(c)に示すように、本実施形態における医用データ選択画面は、例えば例えば医用データ表示欄203、入力画面表示欄204、指定完了ランプ205を有する。
ステップS7では、まず、図6(a)に示すような医用データ選択画面が表示される。このとき指定完了ランプ205は点灯していない状態であり、入力画面表示欄204には、例えばサムネイル画像206、付帯情報用チェックボックス207、医用画像用チェックボックス208、指定完了ボタン209、スクロールバー210が表示される。サムネイル画像206は、ステップS5において画像サーバ2から転送された医用データに基づく画像であり、上述の例に沿って説明すると、当該医用データは「2013/01/30」に診断された患者「×× ××」の診断に係る医用データである。また、本実施形態において、当該医用データは、医用データA、医用データB、医用データCの3種類の医用データである。なお、例えば画像サーバ2から転送された医用データが医用データA、医用データB、医用データC以外にあり、サムネイル画像206を入力画面表示欄204に表示しきれない場合、端末5を使用する医師は、スクロールバー210にタッチしドラッグアンドドロップすることで入力画面表示欄204内に表示されたサムネイル画像206、付帯情報用チェックボックス207、医用画像用チェックボックス208、指定完了ボタン209をスクロールさせることができる。
本実施形態において、端末5を使用する医師は、まず、入力画面表示欄204に表示された医用データAに係るサムネイル画像206をタッチする。端末5を使用する医師によって医用データAに基づくサムネイル画像206がタッチされると、図6(b)に示すような医用データ選択画面に切り替わり、医用データAに基づく画像が医用データ表示欄203に表示される。端末5を使用する医師は、医用データ表示欄203に表示された医用データAの画像を参照し、検像処理を行なうか否かを判断する。端末5を使用する医師は、参照の結果、医用データAが検像処理として付帯情報の修正が必要であると判断した場合、医用データAに対応する付帯情報用チェックボックス207にタッチし、チェックマーカ211を入力する。また、端末5を使用する医師は、参照の結果、医用データAが検像処理として医用画像の画像処理が必要であると判断した場合、医用データAに対応する医用画像用チェックボックス208にタッチし、チェックマーカ211を入力する。なお、本実施形態において医用画像の画像処理が必要であるということは、その医用画像が読影で使用されることを意味する。本実施形態において、医用データAは、付帯情報の修正および医用画像の画像処理が必要であると判断された医用データであると仮定し、以下説明する。
端末5を使用する医師は、医用データAに対応する付帯情報用チェックボックス207と医用画像チェックボックス208にタッチすると、医用データBおよび医用データCについても同様に参照し、検像処理を行なうか否かを判断する。本実施形態において、医用データBおよび医用データCは検像処理を実施する必要がないと判断された医用データであると仮定し、以下説明する。なお、端末5を使用する医師は、参照の結果、検像処理を行なう必要が無いと判断した医用データについては、端末5を使用する医師は付帯情報用チェックボックス207や医用画像用チェックボックス208をタッチしない。また、付帯情報用チェックボックス207と医用画像用チェックボックス208のいずれかがタッチされた医用データは、検像処理の対象となる。
全ての医用データについて検像処理を行なうか否かの判断が完了すると、端末5を使用する医師は、指定完了ボタン209をタッチする。端末5を使用する医師によって指定完了ボタン209がタッチされると、図6(c)に示すような医用データ選択画面に切り替わり、ステップS8に移行する。なお、図6(c)に示すような医用データ選択画面に切り替わると、指定完了ランプ205が点灯し、入力画面表示欄204には戻るボタン212が表示される。端末5を使用する医師が戻るボタン212をタッチすると、端末5の表示画面は、図5に示した患者選択画面に切り替わる。このときの患者選択画面には、「2013/01/30」に診断された患者「×× ××」の診断に係る参照ボタン202aと情報表示欄202bは表示されない。
ステップS8において、端末5は、端末5を使用する医師による医用データ選択画面への入力内容に基づいて、検像処理の対象となる医用データAと、医用データAに対して実施する検像処理の種類を検像支援装置11に通知する。本実施形態における端末5を使用する医師による医用データ選択画面への入力内容とは、端末5を使用する医師によるチェックマーカ211の入力に相当する。また、本実施形態において検像処理の種類とは、付帯情報の修正と画像処理の2種類に相当する。
ステップS9において、検像支援装置11の画像サーバ/検像処理装置転送指示部14は、ステップS8における端末5からの通知に基づいて、記憶部2aが記憶している医用データAを検像処理装置3に転送するように、画像サーバ2に対して指示する。また、画像サーバ/検像処理装置転送指示部14は、医用データAに対して実施する検像処理の種類を示す情報を画像サーバ2に通知する。
ステップS10において、画像サーバ2は、ステップS9における検像支援装置11の画像サーバ/検像処理装置転送指示部14からの指示に従って、記憶部2aが記憶している医用データAを検像処理装置3に転送する。また、このとき画像サーバ2は、転送する医用データAに、ステップS4において画像サーバ/端末表示指示部13から通知された医師情報および技師情報と、ステップS9において検像支援装置11の画像サーバ/検像処理装置転送指示部14から通知された検像処理の種類を示す情報を追加する。
ステップS11において、検像処理装置3は、画像サーバ2から転送された検像処理の対象となる医用データAを記憶部3aに記憶させる。
ステップS12において、検像処理装置3は、画像サーバ2から転送された医用データAを記憶部3aに記憶させると、転送が完了した旨を検像支援装置11に通知する。検像処理装置3から検像支援装置11に通知が成されると、図3に示すステップS13に以降する。
図3は、本実施形態のフローにおけるステップS13〜ステップS30を示すフロー図である。
ステップS13において、検像処理装置/端末表示指示部15は、画像サーバ2から検像処理装置3に転送され記憶部3aに記憶された医用データAを端末6と端末7に転送するように、検像処理装置3に対して指示する。
ステップS14において、検像処理装置3は、検像支援装置11の検像処理装置/端末表示指示部15からの指示に従って、記憶部3aが記憶している医用データAを端末6と端末7に転送する。
ステップS15において、端末6と端末7は、例えば端末6を使用する技師と端末7を使用する技師に検像処理装置3から医用データAが転送された旨を知らせるためのメッセージと、患者選択画面を表示する。
図7は、ステップS15において端末6および端末7に表示されるメッセージ301と患者選択画面302の概略図である。図7における依頼医師「△△ △△」は端末5を使用する医師、担当技師「■■ ■■」は端末6を使用する技師、担当技師「▼▼ ▼▼」は、端末7を使用する技師に相当する。
ステップS15におけるメッセージ301は、例えば『医師「△△ △△」さんから患者「×× ××」さんに係る医用データの検像処理が依頼されました。』といったように、ステップS14において検像処理装置3から転送された医用データAに基づく依頼医師や患者氏名などの情報と、検像処理が依頼された旨を示す情報を有する。また、本実施形態における患者選択画面302は、例えば参照ボタン302aと、参照ボタン302aに対応して設けられた、ステップS14において検像処理装置3から転送された医用データAに基づく依頼医師、患者氏名、担当技師などの情報表示欄302bと、担当技師に対応したステータス欄302cを診断単位で有する。ステータス欄302cの表示は、検像処理の対象となる全ての医用データに対して端末からの指示に基づく検像処理が完了したがどうかによって変化し、例えば端末からの指示に基づく検像処理が成されている場合は「済」、成されていない場合は「未」が表示される。
本実施形態では、端末6を使用する技師が端末7を使用する技師より前に検像処理の指示を行う場合について説明する。
図7を用いて説明すると、端末6を使用する技師「■■ ■■」は、例えば端末5を使用する医師「△△ △△」に依頼された患者「×× ××」の医用データを参照する場合、患者選択画面302の参照ボタン302aにタッチする。端末6を使用する技師によって参照ボタン302aがタッチされると、ステップS16に移行する。なお、例えば端末6を使用する技師によって参照ボタン302aがタッチされる前に、別の診断に係る検像処理の対象となる医用データが端末6および端末7に転送されると、端末5のときと同様に、端末6は、別の診断に係る参照ボタン302a、情報表示欄302b、ステータス欄302cを並べて表示する。
ステップS16において、端末6は、端末6を使用する技師による患者選択画面への入力内容に基づいて、検像処理の内容を入力させるための検像処理指示画面を表示する。ここで、端末6を使用する技師による患者選択画面への入力内容とは、端末6を使用する技師が、端末6に表示された参照ボタン302aにタッチしたことに相当する。
図8は、ステップS16において、端末6に表示された参照ボタン302aがタッチされたことで端末6に表示される検像処理指示画面の概略図である。図8(a)と図8(b)に示すように、検像処理指示画面は、医用データ表示欄303、入力画面表示欄304、検像完了ランプ305を有する。
端末6を使用する技師によって端末6に表示された参照ボタン302aがタッチされると、端末6には、まず、図8(a)に示すような検像処理指示画面が表示される。このとき、検像完了ランプ305は点灯していない状態であり、入力画面表示欄304には、サムネイル画像306、付帯情報用チェックボックス307、医用画像用チェックボックス308、スクロールバー309、戻るボタン310、チェックマーカ311が表示される。
本実施形態において、サムネイル画像306は、検像処理装置3から転送された医用データAに基づく画像である。なお、端末5を使用する医師「△△ △△」に依頼された患者「×× ××」の医用データが医用データA以外にも複数あり、サムネイル画像306が入力画面表示欄304に表示しきれない場合、端末6を使用する技師は、スクロールバー309にタッチしドラッグアンドドロップすることで入力画面表示欄304内に表示されたサムネイル画像306をスクロールさせることができる。チェックマーカ311は、ステップS14において医用データAに追加された検像処理の種類を示す情報に基づいて、付帯情報用チェックボックス307、医用画像用チェックボックス308の中に表示される。本実施形態において、医用データAに対して実施する検像処理の種類は、付帯情報の修正および医用画像の画像処理であるため、付帯情報用チェックボックス307と医用画像用チェックボックス308の中にチェックマーカ311が表示される。
本実施形態において図8(a)に示すような検像処理指示画面が表示されると、端末6を使用する技師は検像処理を指示する医用データAに係るサムネイル画像306にタッチする。
端末6を使用する技師が医用データAに係るサムネイル画像306にタッチすると、端末6に表示される表示画面は図8(b)に示すような検像処理指定画面に切り替わる。図8(b)に示すような検像処理指示画面の入力画面表示欄304には、検像処理指示メニュー312と指示内容確定ボタン313が表示される。検像処理指示メニュー312は、例えば検像処理の内容を示す項目と、それに対応する入力欄を有する。端末6を使用する技師は、当該入力欄に検像処理の内容を入力することで検像処理の内容を確定させる。例えば、検像処理の内容が医用画像の画像処理であれば、画像処理の項目に予め用意された選択肢の中から画像処理の内容を指定することで画像処理の内容を確定させる。また、検像処理が患者氏名や生年月日といった付帯情報の修正であれば、患者氏名や生年月日の項目に対応する入力欄に正しい患者氏名や生年月日を入力することで付帯情報の修正内容を確定させる。なお、図8(b)に描画された検像処理指示メニュー312はあくまでも省略されたものである。
なお、本実施形態において、端末6を使用する技師が端末6に表示された医用データAに対応するサムネイル画像306にタッチしてから指示内容確定ボタン313にタッチするまでの間、端末7を使用する技師が端末7に表示された医用データAに対応するムネイル画像306がタッチしても、端末7の表示画面は図8(b)に示すような画面には切り替わらず、検像処理指示メニュー312への入力はできない。これによって、同じタイミングでの検像処理の指示の重複が防がれる。
端末6を使用する技師は、検像処理指示メニュー312への入力が完了すると、指示内容確定ボタン313をタッチする。端末6を使用する技師が検像完了ボタン313をタッチすると、検像処理指示画面は図8(a)に示すような検像処理指示画面に切り替わり、ステップS17に以降する。なお、本実施形態における検像完了ランプ305は、検像処理の対象となる全ての医用データに対する検像処理指示メニュー312への入力および指示内容確定ボタン313へのタッチの完了がトリガーとなって点灯する。本実施形態では検像処理の対象となる医用データは医用データAの一つのみなので、検像完了ランプ305はこのタイミングで点灯する。端末6を使用する技師は、指定完了ランプ305が点灯すると、例えば、戻るボタン310をタッチする。端末6を使用する技師によって戻るボタン310がタッチされると、検像処理指示画面は、図7に示すような患者選択画面に切り替わる。なお、このときメッセージ301は表示されない。
ステップS17において、端末6は、端末6を使用する技師による検像処理指示メニュー312への入力内容に基づく検像処理を実施するように検像処理装置3に指示する。
ステップS18において、検像処理装置3は、端末6からの指示に従って、記憶部3aが記憶している医用データAに対して検像処理を行う。検像処理装置3は、端末6からの指示に基づく検像処理後の医用データAを記憶部3aに記憶させる。
ステップS19において、検像処理装置3は、端末6からの指示に基づく医用データAの検像処理が完了した旨を検像支援装置11に通知する。
ステップS20において、検像処理装置/端末表示指示部15は、検像処理装置3の記憶部3aに記憶された端末6からの指示に基づく検像処理後の医用データAを端末6と端末7に転送するように、検像処理装置3に対して指示する。
ステップS21において、検像処理装置3は、検像支援装置11の検像処理装置/端末表示指示部15からの指示に従って、記憶部3aが記憶している端末6からの指示に基づく検像処理後の医用データAを端末6と端末7に転送する。
ステップS22において、端末6と端末7は、端末6からの指示に基づく検像処理後の医用データAが検像処理装置3から転送されると、端末6を使用する技師と端末7を使用する技師に端末6からの指示に基づく検像処理後の医用データAが転送された旨を知らせるためのメッセージと、患者選択画面を表示する。
図9は、ステップS22において端末6および端末7に表示されるメッセージ401と患者選択画面402の概略図である。本実施形態におけるメッセージ401は、例えば図9に示すように、『技師「■■ ■■」さんが患者「×× ××」さんの医用データについて検像処理を指示しました。』といった、端末6からの指示に基づく検像処理後の医用データAに基づく患者氏名などの情報と、端末6からの指示に基づく検像処理が完了した旨を示す情報を有する。また、本実施形態における患者選択画面402は、例えば参照ボタン402aと、参照ボタン402aに対応して設けられた、ステップS21において検像処理装置3から転送された端末6からの指示に基づく検像処理後の医用データAに基づく依頼医師、患者氏名、担当技師などの情報表示欄402bと、担当技師に対応したステータス欄402cを診断単位で有する。ステータス欄402cの表示は、検像処理の対象となる全ての医用データに対して端末からの指示に基づく検像処理が完了したがどうかによって変化する。本実施形態において、ステップS22の時点で既に端末6からの指示に基づく検像処理は完了しているため、端末6を使用する技師「■■ ■■」に対応するステータス欄402cには「済」が表示される。一方、端末7からの指示に基づく検像処理は完了していないため、端末7を使用する技師「▼▼ ▼▼」に対応するステータス欄402cには「未」が表示される。
図9を用いて説明すると、端末7を使用する技師「▼▼ ▼▼」は、例えば端末5を使用する医師「△△ △△」に依頼された患者「×× ××」の医用データAを参照する場合、患者選択画面402の参照ボタン402aにタッチする。端末7を使用する技師によって参照ボタン402aがタッチされると、ステップS23に移行する。なお、例えば端末7を使用する技師によって参照ボタン402aがタッチされる前に、別の診断に係る検像処理の対象となる医用データが端末6および端末7に転送されると、端末5のときと同様に、端末6は、別の診断に係る参照ボタン402a、情報表示欄402b、ステータス欄402cを並べて表示する。
ステップS23において、端末7は、端末7を使用する技師による患者選択画面への入力内容に基づいて、検像処理の内容を入力させるための検像処理指示画面を表示する。ここで、端末7を使用する技師による患者選択画面への入力内容とは、端末7を使用する技師が、端末7に表示された参照ボタン402aにタッチしたことに相当する。
端末7を使用する技師によって端末7に表示された参照ボタン402aがタッチされると、端末7には、まず、図8(a)に示すような検像処理指示画面が表示される。このとき、検像完了ランプ305は点灯していない状態であり、入力画面表示欄304には、サムネイル画像306、付帯情報用チェックボックス307、医用画像用チェックボックス308、スクロールバー309、戻るボタン310、チェックマーカ311が表示される。
このときのサムネイル画像306は、検像処理装置3から転送された端末6からの指示に基づく検像処理後の医用データAに基づく画像である。なお、端末5を使用する医師「△△ △△」に依頼された患者「×× ××」の医用データが医用データA以外にも複数あり、サムネイル画像306が入力画面表示欄304に表示しきれない場合、端末6を使用する技師は、スクロールバー309にタッチしドラッグアンドドロップすることで入力画面表示欄304内に表示されたサムネイル画像306をスクロールさせることができる。チェックマーカ311は、ステップS14において医用データAに追加された検像処理の種類を示す情報に基づいて、付帯情報用チェックボックス307、医用画像用チェックボックス308の中に表示される。本実施形態において、医用データAに対して実施する検像処理の種類は、付帯情報の修正および医用画像の画像処理であるため、付帯情報用チェックボックス307と医用画像用チェックボックス308の中にチェックマーカ311が表示される。
本実施形態において図8(a)に示すような検像処理指示画面が表示されると、端末7を使用する技師は、端末6からの指示に基づく検像処理後の医用データAに係るサムネイル画像306にタッチする。
端末7を使用する技師が端末6からの指示に基づく検像処理後の医用データAに係るサムネイル画像306にタッチすると、端末7に表示される表示画面は図8(b)に示すような検像処理指定画面に切り替わる。図8(b)に示すような検像処理指示画面の入力画面表示欄304には、検像処理指示メニュー312と指示内容確定ボタン313が表示される。検像処理指示メニュー312は、例えば検像処理の内容を示す項目と、それに対応する入力欄を有する。端末7を使用する技師は、当該入力欄に検像処理の内容を入力することで検像処理の内容を確定させる。例えば、検像処理の内容が医用画像の画像処理であれば、画像処理の項目に予め用意された選択肢の中から画像処理の内容を指定することで画像処理の内容を確定させる。また、検像処理が患者氏名や生年月日といった付帯情報の修正であれば、患者氏名や生年月日の項目に対応する入力欄に正しい患者氏名や生年月日を入力することで付帯情報の修正内容を確定させる。
端末7を使用する技師は、検像処理指示メニュー312への入力が完了すると、指示内容確定ボタン313をタッチする。端末6を使用する技師が検像完了ボタン313をタッチすると、検像処理指示画面は図8(a)に示すような検像処理指示画面に切り替わり、ステップS24に以降する。なお、本実施形態における検像完了ランプ305は、検像処理の対象となる全ての医用データに対する検像処理指示メニュー312への入力および指示内容確定ボタン313へのタッチの完了がトリガーとなって点灯する。本実施形態では検像処理の対象となる医用データは医用データAの一つのみなので、検像完了ランプ305はこのタイミングで点灯する。端末7を使用する技師は、指定完了ランプ305が点灯すると、例えば、戻るボタン310をタッチする。端末7を使用する技師によって戻るボタン310がタッチされると、検像処理指示画面は、図9に示すような患者選択画面に切り替わる。なお、このときメッセージ401は表示されない。
ステップS24において、端末7は、端末7を使用する技師による検像処理指示メニュー312への入力内容に基づく検像処理を実施するように検像処理装置3に指示する。
ステップS25において、検像処理装置3は、端末7からの指示に従って、記憶部3aが記憶している端末6からの指示に基づく検像処理後の医用データAに対して検像処理を行う。検像処理装置3は、端末6および端末7からの指示に基づく検像処理後の医用データAを記憶部3aに記憶させる。
ステップS26において、検像処理装置3は、端末7からの指示に基づく医用データAの検像処理が完了した旨を検像支援装置11に通知する。
ステップS27において、検像支援装置11の画像サーバ/検像処理装置転送指示部14は、ステップS26における検像処理装置3からの通知に基づいて、記憶部3aから端末6および端末7からの指示に基づく検像処理後の医用データAを画像サーバ2に転送するように、検像処理装置3に対して指示する。また、検像処理装置/端末表示指示部15は、ステップS26における検像処理装置3からの通知に基づいて、記憶部3aからに端末6および端末7からの指示に基づく検像処理後の医用データAを端末6と端末7に転送するように、検像処理装置3に対して指示する。
ステップS28において、検像処理装置3は、ステップS27における画像サーバ/検像処理装置転送指示部14からの指示に従って、記憶部3aに記憶させた端末6および端末7からの指示に基づく検像処理後の医用データAを画像サーバ2に転送する。また、検像処理装置3は、検像処理装置3は、ステップS27における検像処理装置/端末表示指示部15からの指示に従って、記憶部3aに記憶させた端末6および端末7からの指示に基づく検像処理後の医用データAを端末6と端末7に転送する。
ステップS29において、画像サーバ2は、検像処理装置3から転送された端末6および端末7からの指示に基づく検像処理後の医用データAを、記憶部2aに記憶させる。また、端末6と端末7は、端末6および端末7からの指示に基づく検像処理後の医用データAが検像処理装置3から転送されると、端末6を使用する技師と端末7を使用する技師に端末6および端末7からの指示に基づく検像処理後の医用データAが転送された旨を知らせるためのメッセージと、患者選択画面を表示する。
図10は、ステップS29において端末6および端末7に表示されるメッセージ501と患者選択画面502の概略図である。本実施形態におけるメッセージ501は、例えば図10に示すように、『患者「×× ××」さんの医用データについて検像処理が完了しました。』といった、端末6および端末7からの指示に基づく検像処理後の医用データAに基づく患者氏名などの情報と端末6および端末7からの指示に基づく検像処理が完了した旨を示す情報を有する。また、本実施形態における患者選択画面502は、「2013/01/30」に診断された患者「×× ××」に係る全ての医用データについて検像処理が完了しているため、「2013/01/30」に診断された患者「×× ××」に係る情報は何も表示されない。
ステップS30において、画像サーバ2は、端末6および端末7からの指示に基づく検像処理後の医用データAを記憶部2aに記憶させると、記憶が完了した旨を検像支援装置11に通知する。画像サーバ2から端末6および端末7からの指示に基づく検像処理後の医用データの記憶が完了した旨の通知が成されると、図4に示すステップS31に移行する。
図4は、本実施形態のフローにおけるステップS31〜ステップS36を示すフロー図である。
ステップS31において、検像支援装置11の画像サーバ/読影装置転送指示部16は、端末6および端末7からの指示に基づく検像処理後の医用データAが有する検像処理の種類を示す情報に基づいて、医用データAを読影装置に転送するように、画像サーバ2に対して指示する。
ステップS32において、画像サーバ2は、検像支援装置11の画像サーバ/読影装置転送指示部16からの指示に従って、記憶部2aが記憶している端末6および端末7からの指示に基づく検像処理後の医用データAを読影装置4に転送する。
ステップS33において、読影装置4は、画像サーバ2から転送された端末6および端末7からの指示に基づく検像処理後の医用データAを表示手段に表示させる。
ステップS34において、読影装置4を使用する医師は、端末6および端末7からの指示に基づく検像処理後の医用データAを参照し、例えば読影コメントなどの付帯情報を端末6および端末7からの指示に基づく検像処理後の医用データAに追加する。
ステップS35において、読影装置4は読影コメントなどの付帯情報が追加された医用データAを画像サーバ2に転送する。
ステップS36において、画像サーバ2は、読影装置4から転送された読影コメントなどの付帯情報が追加された医用データAを記憶部2aに記憶させる。
以上で説明したように、本実施形態における検像支援装置11は、医師によって付帯情報の修正が必要な医用データや医用画像の画像処理が必要な医用データが指定され、当該医師によって指定された医用データに対してのみ技師による検像処理が実施される。これによって、従来のように、実際には読影に使用しない医用画像に対して画像処理を行うことが無くなり、検像に必要な時間が短縮される。また、本実施形態における検像支援装置11は、入力機能と表示機能を有する複数の端末に対して、医用データを表示させ、更にその表示内容を検像処理の実施に合わせて更新する。これによって、複数の技師が複数の異なる場所にいる場合でも、検像処理の状況を相互に共有しながら検像処理を実施することができる。また、これによって、複数の技師による検像処理の実施が容易になるため、十分な精度で検像処理を行なうことができる。
本実施形態では、端末6と端末7に同時に医用データが転送・表示される場合について説明したが、例えば、まず端末6にのみ医用データが転送・表示され、端末6による検像処理が終わった後、端末7に端末6からの指示に基づく検像処理後の医用データが転送・表示されるような仕様であっても良い。これによって、一つの端末が一つの医用データについての検像処理内容の入力を行なっている間、他の端末がこの医用データについての検像処理内容の入力を行なえないといったことが解消され、より効率的に検像処理の内容の入力作業が行なえる。
本実施形態では、技師が検像処理指示メニューに検像処理の内容を入力し、指示内容確定ボタンにタッチすることで検像処理を指示する場合について説明したが、検像処理表示メニューへの入力を行なわずに指示内容確定ボタンにタッチしても良い。この場合、技師による指示内容確定ボタンへのタッチは、端末に表示されている医用データにそれ以上検像を行う必要が無いという判断、即ち、承認とみなされる。
あるいは、図11の表示画面の概略図に示すような承認画面が、ステップ23における図8(b)の代わりに端末7に表示されても良い。図11に示すような承認画面は医用データ表示欄601、入力画面表示欄602、承認完了ランプ603が表示される。また、入力画面表示欄602は、承認ボタン604、差し戻しボタン605を有する。
端末7を使用する技師は、医用データ表示欄601に表示されている医用データについて、検像処理を行う必要が無いと判断した場合、承認ボタン604をタッチする。承認ボタン604がタッチされると承認ボタン603が点灯し、図8(b)における検像処理指示メニュー312に入力を行わず指示内容確定ボタン313にタッチした場合と同様の処理が行なわれる。一方で、端末7を使用する技師は、医用データ表示欄601に表示されている医用データについて、検像処理が不十分であると判断した場合、端末7を使用する技師は、差し戻しボタン605にタッチする。差し戻しボタン605がタッチされると、例えば、端末6には端末7による技師に差し戻された旨のメッセージが表示され、端末6を使用する技師は、差し戻された医用データに対して再度検像処理の指示を行う。上記した承認の機能を追加する場合、例えば、1人の技師が一つの端末から検像処理の内容を指示し、別の技師は他の端末から承認のみを行なう。この場合、検像処理を実施するのは1人ではあるが、検像処理の内容は複数の技師によって精査されるため、従来技術と比較して検像処理の精度は向上する。
本実施形態において、検像処理を実施する技師が2人であり端末が2つの場合について説明したが、例えば、技師が1人であり端末が1つの仕様、あるいは、技師が3人以上であり端末が3つ以上である仕様でも良い。
本実施形態では、検像支援装置11が他の構成と別々になっている場合について説明したが、例えば、画像サーバ2、検像処理装置3、端末5のいずれかと一体になっているような仕様でも本実施形態と同様の効果が期待できる。また、例えば、端末5と読影装置4が一体になっているような仕様でも、本実施形態と同様の効果が期待できる。
本実施形態における検像支援装置11は、医師情報や技師情報をRISやHISから取得する場合について説明したが、別の構成から医師情報や技師情報を取得しても良い。例えば、端末5を使用する医師が検像処理を依頼する技師を指定する場合、検像処理を依頼する技師を端末5に予め登録しておき、検像支援装置1は、端末5から技師情報を取得する。
更に、本実施形態では、記憶部2aが記憶している医用データを端末5に表示させ、検像処理を実施する医用データを指定させる場合について説明したが、例えば、医用診断装置1の記憶部1aが記憶している医用データを端末5に表示させ、検像処理を実施する医用データを指定させても良い。あるいは、例えば、医用診断装置1で生成された医用データが画像サーバ2の記憶部2aではなく検像処理装置3の記憶部3aに記憶される場合、検像処理装置3の記憶部3aが記憶している医用データを端末5に表示させ、検像処理を実施する医用データを指定させても良い。
本実施形態では、医用データに技師情報および医師情報を画像サーバ2が追加する場合について説明したが、医用診断装置1で医用データが生成される際、医用診断装置1がRISやHISから技師情報および医師情報を取得し、付帯情報として追加しても良い。
なお、本実施形態は、本実施形態で示した各構成に上記した機能を実現させるプログラムであっても良い。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1・・・医用診断装置
1a・・・記憶部
2・・・画像サーバ
2a・・・記憶部
3・・・検像処理装置
3a・・・記憶部
4・・・読影装置
5、6、7・・・端末
11・・・検像支援装置
12・・・医師情報・技師情報取得部
13・・・画像サーバ/端末表示指示部
14・・・画像サーバ/検像処理装置転送指示部
15・・・検像処理装置/端末表示指示部
16・・・画像サーバ/読影装置転送指示部
100・・・ネットワーク
201、301、401、501・・・メッセージ
202、302、402、502・・・患者選択画面
202a、302a、402a・・・参照ボタン
202b、302b、402b・・・情報表示欄
203、303、601・・・医用データ表示欄
204、304、602・・・入力画面表示欄
205・・・指定完了ランプ
206、306・・・サムネイル画像
207、307・・・付帯情報用チェックボックス
208、308・・・医用画像用チェックボックス
209・・・指定完了ボタン
210、309・・・スクロールバー
211、311・・・チェックマーカ
212、310・・・戻るボタン
302c、402c・・・ステータス欄
305・・・検像完了ランプ
312・・・検像処理指示メニュー
313・・・指示内容確定ボタン
603・・・承認完了ランプ
604・・・承認ボタン
605・・・差し戻しボタン

Claims (7)

  1. 記憶手段が記憶している医用データを医用データ指定用の端末に表示させるための指示を行う第一の表示指示手段と、
    前記第一の表示指示手段によって前記医用データ指定用の端末に表示された前記医用データの中から前記医用データ指定用の端末によって指定された検像処理対象データを前記記憶手段から検像処理手段に転送させるための転送指示手段と、
    前記転送指示手段によって前記記憶手段から前記検像処理手段に転送された前記検像処理対象データを検像処理指示用の端末に表示させるための指示を行う第二の表示指示手段と、
    を備えた検像支援装置。
  2. 前記検像処理手段によって検像処理が行なわれた前記検像処理対象データを前記検像処理指示用の端末に表示させるための指示を行う第三の表示指示手段を備えた請求項1に記載の検像支援装置。
  3. 前記転送指示手段は、全ての前記検像処理対象データについて前記検像処理手段による前記検像処理が完了すると、前記検像処理が完了した全ての前記検像処理対象データを前記記憶手段と同じあるいは別の記憶手段に転送させる請求項1又は2に記載の検像支援装置。
  4. 医師を特定可能な医師情報を取得する医師情報取得手段を備え、
    前記第一の表示指示手段は、前記医師情報取得手段によって取得された前記医師情報に基づいて前記医用データを前記医用データ指定用の端末に表示させるための指示を行う請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載の検像支援装置。
  5. 技師を特定可能な技師情報を取得する技師情報取得手段を備え、
    前記第二の表示指示手段は、前記技師情報取得手段によって取得された前記技師情報に基づいて前記検像処理対象データを前記検像処理指示用の端末に表示させるための指示を行う請求項1乃至4のうちいずれか一つに記載の検像支援装置。
  6. 前記転送指示手段は、自身によって記憶手段に転送された検像処理後の前記検像処理対象データの中で、特定の検像処理が行われたものを読影手段に転送させる請求項3に記載の検像支援装置。
  7. 記憶手段と、医用データ指定用の端末と、検像処理手段と、検像処理指示用の端末との間のデータの送受信を制御可能な検像支援装置に、
    前記記憶手段が記憶している医用データを前記端末に表示させる機能と、
    前記医用データ指定用の端末に表示された前記医用データの中から前記医用データ指定用の端末によって指定された検像処理対象データを前記記憶手段から前記検像処理手段に転送させる機能と、
    前記検像処理指示用の端末に前記記憶手段から前記検像処理手段に転送された前記検像処理対象データを表示させる機能と、
    を実現させる検像支援プログラム。
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