JP2014211944A - 非水系二次電池用電極板およびこれを用いた非水系二次電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】リチウム受入性を向上させ、合剤層端部の電荷集中を防ぐことができ、合剤層端部でのリチウム析出を抑制する非水系二次電池用電極板および非水系二次電池を提供すること。【解決手段】非水系二次電池用電極板の負極合剤層13の端部の厚みを負極合剤層13の端部以外の厚みよりも薄くするとともに、合剤層13の端部表面をリチウムの反応性が高くリチウム析出を抑制する表面層14で覆うことで、リチウム析出を抑制し、サイクル特性の優れた非水系二次電池を提供することを特徴とするものである。【選択図】図2

Description

本発明は、リチウムイオン電池に代表される非水系二次電池用電極板およびこれを用いた非水系二次電池に関するものである。
近年、電気自動車用の電源として利用が広がりつつあるリチウムイオン二次電池は、負極板にリチウムの吸蔵・放出が可能な炭素質材料等を用い、正極板にLiCoO2等の遷移金属とリチウム含有複合酸化物を正極活物質として用いており、これによって、高電位で高放電容量の二次電池を実現しているが、近年の電気自動車用電源の需要増加に伴ってさらなる高容量化、長寿命化、高安全性が望まれている。
ここで、高容量化、長寿命化、高安全性電池を実現するための電極板としては、正極板および負極板ともに各々の構成材料を塗料化した電極合剤塗料を集電体の上に塗布する方法が用いられており、さらには合剤層を複数層塗布する方法も提案されている。
この際、複数層塗布する表面層の材料特性によって、一層の長寿命化、高安全性が可能となる。
一方で、上記のように集電体に合剤層を塗布する際に、合剤層の端部がペーストの表面張力により盛上りが形成されるため、盛り上がり端部の位置を規定することで、内部短絡を防止する方法が提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−262773号公報
しかしながら、上述した特許文献1に示される従来技術では、正極板と負極板との距離は、合剤層端部が盛上っている分だけ、合剤層の端部に対応する部分において近くなる。その結果、合剤層の端部に電荷が集中しリチウムが析出することでサイクル特性低下の課題が発生するものとなっていた。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、合剤層の端部の厚みを合剤層の端部以外の厚みよりも薄くするとともに、合剤層の端部表面をリチウムの反応性が高くリチウム析出を抑制する表面層で覆うことで、リチウム受入性を向上させ、合剤層端部の電荷集中を防ぐことができ、合剤層端部でのリチウム析出を抑制する非水系二次電池用電極板および非水系二次電池を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明の非水系二次電池用電極板およびこれを用いた非水系二次電池は、合剤層の端部の厚みを合剤層の端部以外の厚みよりも薄くするとともに、合剤層の端部表面をリチウムの反応性が高くリチウム析出を抑制する表面層で覆ったことを特徴とする。
本発明によれば、合剤層の端部でのリチウム析出を抑制し、充放電サイクル特性に優れ
た非水系二次電池を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態における非水系二次電池の一部切欠斜視図 本発明の第1の実施の形態における非水系二次電池用電極板の断面の模式図 本発明の一実施の形態における非水系二次電池用電極板の表面の模式図 本発明の第2の実施の形態における非水系二次電池用電極板の断面の模式図 本発明の第3の実施の形態における非水系二次電池用電極板の断面の模式図 本発明の別の実施の形態における非水系二次電池用電極板の表面の模式図 比較例における非水系二次電池用電極板の断面の模式図
本発明の第1の発明は、合剤層の端部の厚みを合剤層の端部以外の厚みよりも薄くするとともに、合剤層の端部表面をリチウムの反応性が高くリチウム析出を抑制する表面層で覆うことにより、合剤層の端部のリチウム反応性を平滑化させ、合剤層の端部での電荷集中を防ぐことでリチウム析出を抑制でき、サイクル特性を向上させることができる。
本発明の第2の発明は、前記合剤層の端部の厚みは、前記合剤層の端部に向かうにつれて薄くすることで、合剤層の端部表面を表面層で覆うことにより、合剤層の端部のリチウム反応性を平滑化させ、合剤層の端部での電荷集中を防ぐことでリチウム析出を抑制でき、サイクル特性を向上させることができる。
本発明の第3の発明は、合剤層の端部表面を覆う表面層の厚みを合剤層の端部表面以外を覆う表面層の厚み以上にすることで、合剤層の端部表面を表面層で覆うことにより、合剤層の端部のリチウム反応性を平滑化させ、合剤層の端部での電荷集中を防ぐことでリチウム析出を抑制でき、サイクル特性を向上させることができる。
本発明の第4の発明は、表面層の厚みを合剤層の端部に向かうにつれて徐々に厚くすることで、合剤層の端部表面を表面層で覆うことにより、合剤層の端部のリチウム反応性を平滑化させ、合剤層の端部での電荷集中を防ぐことでリチウム析出を抑制でき、サイクル特性を向上させることができる。
本発明の第5の発明は、表面層が合剤層の端部表面および集電体を覆うことによって、充放電時の電極板の合剤層端部の脱落を防止し、合剤層端部でのリチウム析出を抑制することができる。
本発明の第6の発明は、電極板長手方向の合剤層の両端部もしくは両端部の合剤層のどちらか一方の端部を表面層で覆うことで、合剤層の端部のリチウム反応性を平滑化させ、合剤層の端部での電荷集中を防ぐことでリチウム析出を抑制でき、サイクル特性を向上させることができる。
本発明の第7の発明は、電極板幅方向の合剤層の両端部もしくは両端部の合剤層のどちらか一方の端部を表面層で覆うことで、合剤層の端部のリチウム反応性を平滑化させ、合剤層の端部での電荷集中を防ぐことでリチウム析出を抑制でき、サイクル特性を向上させることができる。
本発明の第8の発明は、表面層に、リチウムニッケル酸複合酸化物などのニッケル系複合酸化物、リチウムコバルト酸複合酸化物などのコバルト系複合酸化物、コバルト酸ナノ粒子、コバルト酸窒化物、リチウムマンガン酸複合酸化物などのマンガン系複合酸化物、リチウムクロム酸複合酸化物などのクロム系複合酸化物、リチウムリン酸鉄複合酸化物な
どのリン酸鉄系複合酸化物、五酸化バナジウムなどのバナジウム系複合酸化物、グラファイト、ハードカーボン、リチウムチタン複合酸化物などのチタン系複合酸化物、酸化スズガラス、シリカ系合金組成材料および金属リチウムのいずれかを用いることによって、電極板表面でのリチウムの反応性を平滑化させ、電極群でのリチウム析出を抑制することができる。
本発明の第9の発明は、少なくともリチウム含有複合酸化物よりなる正極活物質と導電材および結着材を分散媒にて混練分散した正極合剤塗料を正極集電体の上に付着させて正極合剤層を形成した正極板と少なくともリチウムを保持しうる材料よりなる負極活物質を負極集電体の上に担持した負極板との間に多孔質絶縁体を介在させ積層または渦巻状に捲回して構成した電極群を非水系電解液とともに電池ケースに封入した非水系二次電池であって、電極板に第1〜8のいずれかの発明に記載の非水系二次電池用電極板を用いたことにより、安全性と充放電サイクル特性に優れた非水系二次電池を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明における非水系二次電池の一例としての円筒形リチウムイオン二次電池11の一部切欠斜視図を示すものである。
円筒形リチウムイオン二次電池11は、リチウム含有複合酸化物を正極活物質とする正極板1と、リチウムを保持しうる材料を負極活物質とする負極板2とを多孔質絶縁体3としてのセパレータを介して渦巻状に巻回して電極群4が作製される。
電極群4は、外装体である有底円筒形の電池ケース5の内部に絶縁板6により電池ケース5とは絶縁されて収容される一方で、電極群4の下部より導出した負極リード7が電池ケース5の底部に接続されるとともに、電極群4の上部より導出した正極リード8が封口板9に接続される。この渦巻状の電極群4を有底円筒形の電池ケース5の内部に収容し、次いでこの電池ケース5に所定量の非水溶媒からなる非水電解液を注液した後、電池ケース5の開口部にガスケット10を周縁に取り付けた封口板9を挿入し、電池ケース5の開口部を内方向に折り曲げて封口している。
図2は本発明の一実施の形態における負極板2の断面の模式図を示すものである。さらに、図3は本発明の一実施の形態における負極板2の表面の模式図を示すものである。
負極板2は、負極集電体12の表面に、負極合剤層13を形成してなる。この際、負極合剤層13の負極板長手方向の両端部の厚みは、負極合剤層13の端部に向かうにつれて薄くなるように構成されている。ここで、負極合剤層13の端部とは、負極合剤層13を負極集電体12に塗り始めまたは塗り終わった位置から20mm以下の部分をいう。
そして、両端部表面を含む負極合剤層13の表面に、リチウムの反応性が高くリチウム析出を抑制する表面層14を均一の厚さで塗布して、負極合剤層13表面を表面層14で覆うように構成する。したがって、負極合剤層13の表層部を表面層14で塗布端部を均一に完全に覆い隠している状態を示している。そして、負極合剤層13の外周側端部近傍の負極集電体12上に、負極リード7が接合されている。
負極活物質として各種天然黒鉛および人造黒鉛、シリサイドなどのシリコン系複合材料、および各種合金組成材料を用いることができる。
負極用結着材としてはPVdFおよびその変性体をはじめ各種バインダーを用いることができるが、リチウムイオン受入れ性向上の観点から、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム粒子(SBR)およびその変性体に、カルボキシメチルセルロース(CMC)をはじめ
とするセルロース系樹脂等を併用したり少量添加するのがより好ましいといえる。
次に表面層14の活物質と導電剤および結着材を適切な分散媒中に入れ、プラネタリーミキサー等の分散機により混合分散して、負極合剤層13への塗布に最適な粘度に調整して混練を行い、表面層14に塗布する塗料を作製した。
表面層14の活物質として、リチウムチタン複合酸化物などのチタン系複合酸化物および各種合金組成材料を用いることができる。このとき、表面層14の活物質として使用する複合酸化物の粒子径が合剤層の活物質として使用する黒鉛、シリコン系複合材料、および各種合金組成材料よりも小さく、粒子表面積が大きいために負極合剤層13や負極集電体12との接触面積が増え、結着性が高くなる。
一方、表面層結着材としては負極結着材と同様にPVdFおよびその変性体をはじめ各種バインダーを用いることができるが、リチウムイオン受入れ性向上の観点から、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム粒子(SBR)およびその変性体に、カルボキシメチルセルロース(CMC)をはじめとするセルロース系樹脂等を併用したり、少量添加するのがより好ましいといえる。
このときの導電材としては、例えばアセチレンブラック、ケッチェンブラック、チャンネルブラック、ファーネスブラック、ランプブラック、サーマルブラック等のカーボンブラックやカーボンナノチューブ、VGCFなど各種グラファイトを単独、あるいは組み合わせて用いても良い。
上記のように作製した負極合剤塗料と表面層塗料を銅箔の負極集電体12の上に負極合剤層13を塗布し、さらに負極合剤層13の表面にダイコーターにて表面層14を塗布乾燥後プレスにて所定厚みまで圧縮し、所定の負極板2を得ることができる。そして、群構成する際の捲き外側の前記合剤層の端部近傍の集電体12上に、負極リード7を接合する。
正極板1については、正極活物質として、例えばコバルト酸リチウムおよびその変性体(コバルト酸リチウムにアルミニウムやマグネシウムを固溶させたものなど)、ニッケル酸リチウムおよびその変性体(一部ニッケルをコバルト置換させたものなど)、マンガン酸リチウムおよびその変性体などの複合酸化物を挙げることができる。
このときの導電材としては、例えばアセチレンブラック、ケッチェンブラック、チャンネルブラック、ファーネスブラック、ランプブラック、サーマルブラック等のカーボンブラック、各種グラファイトを単独、あるいは組み合わせて用いても良い。
また、正極用結着材としては、例えばポリフッ化ビニリデン(PVdF)、ポリフッ化ビニリデンの変性体、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、アクリレート単位を有するゴム粒子結着材などを用いることができ、この際に反応性官能基を導入したアクリレートモノマー、またはアクリレートオリゴマーを結着材中に混入させることも可能である。
非水電解液については、電解質塩としてLiPFおよびLiBFなどの各種リチウム化合物を用いることができる。また溶媒としてエチレンカーボネート(EC)、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、メチルエチルカーボネート(MEC)を単独および組み合わせて用いることができる。また正負極板上に良好な皮膜を形成させたり、過充電時の安定性を保証するために、ビニレンカーボネート(VC)やシクロヘキシルベンゼン(CHB)およびその変性体を用いることも好ましい。
多孔質絶縁体3としてのセパレータについては、リチウムイオン二次電池の使用範囲に耐
えうる組成であれば特に限定されないが、ポリエチレン・ポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂の微多孔フィルムを、単一あるいは複合して用いるのが一般的でありまた態様として好ましい。この多孔質絶縁体3としてのセパレータの厚みは特に限定されないが、10〜25μmとすれば良い。
以上のように構成された非水系二次電池について、以下、その動作、作用を説明する。正極板1と負極板2を多孔質絶縁体3で介在させ渦巻状に捲回して構成した電極群4において、電極群4の外周側の負極集電体12上に、負極リード7が接合されている。そのため、負極合剤層13の電極群4の外周側端部には、電荷が集中しリチウムが析出しやすい。また、正極板1と負極板2を多孔質絶縁体3で介在させ渦巻状に捲回して電極群4を形成する際には、電極群4の内周側を、電極群4の外周側よりも張力をかけて捲回しなければならない。そのため、電極群4内周側の正極板1と負極板2との距離は、電極群4の外周側の正極板1と負極板2との距離よにも近くなり、負極合剤層13の電極群4の内周側端部には、リチウムが析出しやすい。
しかしながら、負極合剤層13の両端部の厚みを負極合剤層13の両端部以外の厚みよりも薄くするとともに、負極合剤層13の両端部表面をリチウムの反応性が高くリチウム析出を抑制する表面層14で覆うことで、局所的なリチウム析出を抑制できる。
(実施の形態2)
図4は本発明の第2の実施の形態における非水系二次電池用負極板2の断面の模式図である。負極板2は、負極集電体12の表面に、活物質の負極合剤層13を形成してなる。この際、負極板長手方向の負極合剤層13の両端部の厚みは、負極合剤層13の端部に向かうにつれて薄くなるように構成されている。そして、負極合剤層13の両端部表面を含む負極合剤層13の表面に、リチウムの反応性が高くリチウム析出を抑制する表面層14を、負極合剤層13の端部に向かうにつれて厚くなるように塗布して、負極合剤層13の表面を表面層14で覆うように構成する。したがって、負極合剤層13の表層部を表面層14で塗布端部を完全に覆い隠している状態を示している。
以上のように構成された非水系二次電池用負極板2は、表面層14を、負極合剤層13の端部に向かうにつれて厚くなるように塗布することにより、負極合剤層13の両端部のリチウム反応性を向上させることができ、良好なサイクル特性を得ることができる。
(実施の形態3)
図5は本発明の第3の実施の形態における非水系二次電池用負極板2の断面の模式図である。負極板2は、負極集電体12の表面に、負極合剤層13を形成してなる。この際、負極板長手方向の負極合剤層13の端部の厚みは、負極合剤層13の端部に向かうにつれて薄くなるように構成されている。そして、負極合剤層13の端部表面を含む合剤層表面に、リチウムの反応性が高くリチウム析出を抑制する表面層14を、負極合剤層13の端部に向かうにつれて厚くなるように塗布するとともに、負極合剤層13の端部表面だけでなく負極集電体12をも覆うように構成する。
以上のように構成された非水系二次電池用負極板は、負極合剤層13の両端部のリチウム反応性を向上させることができるとともに、負極合剤層13の端部表面および負極集電体12を覆うことにより結着性の高い表面層14を負極集電体12と接触させることができ、充放電時の負極板2の収縮による端部の合剤脱落を防止でき、良好なサイクル特性を得ることができる。
なお、本実施の形態では、負極合剤層13の両端部の厚みを前記合剤層の端部以外の厚みよりも薄くしているが、負極合剤層13の一方端部の厚みを負極合剤層13の端部以外の厚みよりも薄くしてもよい。
さらに、負極板長手方向の負極合剤層13の両端部の厚みは、両端部以外の部分よりも薄くなるように構成したが、図6で示すように、負極板2の幅方向の負極合剤層13の両端部の厚みを、両端部以外の部分よりも薄くなるように構成してもよい。この際、負極合剤
層13を塗布した部分と、負極合剤層13を塗布していない部分を設け、負極集電体12の幅方向で合剤層13を塗布していない部分にリード7を接合してもよい。
本実施の形態では、正極板1と負極板2との間に多孔質絶縁体3を介在させ渦巻状に捲回して電極群4を形成したが、積層して電極群4を形成してもよい。
また、本実施の形態では負極合剤層13の上に表面層14が形成される例を示したが、表面層を形成するのは正負極いずれでもよい。
以下、本発明における非水系二次電池用電極板2およびこれを用いた非水系二次電池11の一実施の形態を示す。
図2に示したものと同じ構造の負極板を用いた非水系二次電池11を作製した実施例1について説明する。
まず、負極活物質として人造黒鉛を100重量部、結着材としてスチレン−ブタジエン共重合体ゴム粒子分散体(固形分40重量%)を負極活物質100重量部に対して2.5重量部(結着材の固形分換算で1重量部)、増粘剤としてカルボキシメチルセルロースを負極活物質100重量部に対して1重量部、および適量の水とともに双腕式練合機にて攪拌し、負極合剤塗料を作製した。さらに、表面層の活物質としてリチウムチタン複合酸化物を100重量部、結着材としてスチレン−ブタジエン共重合体ゴム粒子分散体(固形分40重量%)を表面層の活物質100重量部に対して2.5重量部(結着材の固形分換算で1重量部)、増粘剤としてカルボキシメチルセルロースを表面層の活物質100重量部に対して1重量部、導電材としてアセチレンブラックを、表面層活物質100重量部に対して3.0重量部、および適量の水とともに双腕式練合機にて攪拌し、表面層塗料を作製した。これらの塗料をはじめに10μm厚の銅箔からなる負極集電体12に負極合剤塗料を塗布乾燥し、次いで負極合剤塗料の表層部に表面層塗料を負極合剤層100重量部に対して20重量部となるように塗布乾燥し、総厚が200μmとなるようにプレスし、負極板2を作製した。
このとき、負極板長手方向の負極合剤層13の両端部の厚みは、負極合剤層13の端部に向かうにつれて薄くなるように構成するとともに、負極合剤層13の両端部表面を含む合剤層表面に、リチウムの反応性が高くリチウム析出を抑制する表面層14を均一の厚さで塗布して、負極合剤層13表面を表面層14で完全に覆うように構成する。
一方、正極活物質としてコバルト酸リチウムを100重量部、導電材としてアセチレンブラックを正極活物質100重量部に対して2重量部、結着材としてポリフッ化ビニリデンを正極活物質100重量部に対して2重量部とを適量のN−メチル−2−ピロリドンと共に双腕式練合機にて攪拌し混練することで、正極合剤塗料を作製した。この塗料を15μm厚のアルミニウム箔からなる正極集電体に塗布乾燥し、総厚が170μmとなるようにプレスした。
さらに、図1に示すように、これらの正極板1および負極板2を20μm厚のポリエチレン微多孔フィルムを多孔質絶縁体3としてのセパレータとして巻回し電極群4を構成し、所定の長さで切断して電池ケース5の内に挿入し、EC・DMC・MEC混合溶媒にLiPF6を1MとVCを3重量部溶解させた非水電解液を、5.5g添加して封口し作製した円筒形リチウムイオン二次電池11を実施例1とした。
実施例1との違いは、電極群4内周側の負極合剤層13端部が表面層14で完全に覆わ
れるように塗布し、電極群4外周側の負極合剤層13端部が表面層14で覆われていない負極板2を得たことである。実施例1と同様の方法で負極合剤塗料と表面層塗料を作製し、合剤塗料を10μm厚の銅箔からなる負極集電体12に塗布乾燥して形成する負極合剤層100重量部に対して表面層塗料を20重量部となるように塗布乾燥し、総厚が200μmとなるようにプレスし、負極板2を作製した。
一方、実施例1と同様の正極板1を作製し、これらの正極板1および負極板2を実施例1と同様の方法で作製した円筒形リチウムイオン二次電池11を実施例2とした。
このとき、負極合剤層13が表面層14で完全に覆われている一端部は電極群4を構成する際に、内周側になるように構成し、所定の長さで切断して電池ケース5の内に挿入し、非水電解液を、5.5g添加して封口し作製した円筒形リチウムイオン二次電池11を実施例2とした。
実施例1との違いは、電極群4外周側の負極合剤層13の端部が表層部に設けた表面層で完全に覆われるように塗布し、電極群4内周側の負極合剤層13の端部が表面層14で覆われていない負極板2を得たことである。実施例1と同様の方法で負極合剤塗料と表面層塗料を作製し、合剤塗料を10μm厚の銅箔からなる負極集電体12に塗布乾燥して形成する負極合剤層100重量部に対して表面層塗料を20重量部となるように塗布乾燥し、総厚が200μmとなるようにプレスし、負極板2を作製した。
一方、実施例1と同様の正極板1を作製し、これらの正極板1および負極板2を実施例1と同様の方法で作製した円筒形リチウムイオン二次電池11を実施例3とした。
このとき、負極合剤層13が表面層14で完全に覆われている一端部は電極群4を構成する際に、外周側になるように構成し、所定の長さで切断して電池ケース5の内に挿入し、非水電解液を、5.5g添加して封口し作製した円筒形リチウムイオン二次電池11を実施例3とした。
図4に示したのと同じ構造の負極板2を用いた非水系二次電池11を作製した。実施例1と同様の方法で負極合剤塗料と表面層塗料を作製し、負極合剤塗料を10μm厚の銅箔からなる負極集電体12に形成する負極合剤層100重量部に対して表面層塗料を20重量部となるように乾燥前に同時タイミングでこれらの塗料を塗布し、その後乾燥させた後、総厚が200μmとなるようにプレスし、負極板2を作成した。このとき始端部および終端部で表面層14を形成する際のダイコーターの吐出圧力を上げることで端部の表面層14の膜厚を徐々に厚くし、目的の負極板2を得た。
一方、実施例1と同様の正極板1を作製し、これらの正極板1および負極板2を実施例1と同様の方法で作製した円筒形リチウムイオン二次電池11を実施例4とした。
図5に示したのと同じ構造の負極板2を用いた非水系二次電池11を作製した。実施例1と同様の方法で負極合剤塗料と表面層塗料を作製し、負極合剤塗料を10μm厚の銅箔からなる負極集電体12に形成する負極合剤層100重量部に対して表面層塗料を20重量部となるように塗布し、その後乾燥させた後、総厚が200μmとなるようにプレスし、負極板2を作成した。このとき始端部および終端部で表面層14を形成する際のダイコーターの吐出タイミングをずらすことで端部の表面層14が単一層として負極集電体12に接着する箇所を設け、目的の負極板2を得た。
一方、実施例1と同様の正極板1を作製し、これらの正極板1および負極板2を実施例1と同様の方法で作製した円筒形リチウムイオン二次電池11を実施例5とした。
(比較例1)
図7は比較例における非水系二次電池用負極板2の断面の模式図であり、少なくとも負極活物質および結着材より構成される負極合剤塗料と機能性活物質および導電材と結着材からなる表面層14を負極集電体12の上に塗布乾燥させて形成される。このとき、図2と同様に表面層14が負極合剤層13の表層部に形成されるが、図7は表面層14を塗布する際のタイミングをずらすことで負極合剤層13の両端部で、負極合剤層13が露出する状態を示している。
実施例1と同様の方法で負極合剤塗料と表面層塗料を作製し、この塗料を10μm厚の銅箔からなる負極集電体12に塗布乾燥し、総厚が200μmとなるようにプレスし、図7に示した一端部が一部負極合剤層13を覆わない負極板2を得た。
一方、実施例1と同様の正極板1を作製し、これらの正極板1および負極板2を実施例1と同様の方法で作製した円筒形リチウムイオン二次電池11を比較例1とした。
そして、上記の条件で作成された円筒形リチウムイオン二次電池11について、以下の内容でサイクル特性について評価を行った。500サイクル後の容量維持率としては、封口後の完成電池について慣らし充放電を2回行い、45℃環境で7日間保存した後、以下の充放電サイクルを500回繰り返した。
ここで、充電については定電圧4.2V、1400mAで充電を行い、充電電流が100mAまで低下したとき充電を終了し、放電は2000mAの定電流で終止電圧3Vまで放電することを1サイクルとして、1サイクル目に対する500サイクル目の放電容量比を500サイクル後の容量維持率として測定を行った。さらに、充放電サイクルを500回繰り返した後に電極群内部でのリチウム析出の状態を観察した。
以上の項目について評価した内容を(表1)に示す。
(表1)に示したように、負極合剤層13端部を表面層14で覆うことで、合剤層13端部のリチウム析出を抑制でき、500サイクル後の電池容量の維持率は高い。さらに、実施例2、3にように負極合剤層13の一方の端部を表面層14で覆うことで内周側端部または外周側端部の負極合剤層13のリチウム析出を抑制できるが、外周側に位置する負極合剤層13の端部を表面層14で覆う方が内周側に位置する負極合剤層13端部を表面
層14で覆うよりも500サイクル後の電池容量の維持率は高くなる。これは、負極リード7の位置が負極合剤層13外周側近傍の負極集電体12に設置されているためにリチウム析出しやすい集電部近傍での抑制効果が大きいと推定できる。
また、負極合剤層13端部での表面層14の厚みを徐々に増やした実施例4でのリチウム析出は実施例1と同様に抑制されていた。500サイクル後の電池容量の維持率は実施例1よりも良化し、内周側および外周側での表面層14の作用が、表面層14の厚みを増やすことで促進されたと推定できる。
そして、表面層14を負極合剤層13の端部および負極集電体12に結着させた実施例5でのリチウム析出は実施例1と同様に抑制されていた。さらに、500サイクル後の電池容量の維持率は実施例1よりも良化し、内周側および外周側での表面層14の作用が促進されたと同時に表面層14と負極集電体12との結着力が高く、負極合剤層13の端部の合剤脱落も防止できたと推定できる。
一方で、比較例1で示されるように、負極合剤層13の両端部を表面層14で覆わない場合、負極合剤層13の内周側端部と外周側端部でリチウムが析出し、500サイクル後の電池容量の維持率は低下した。
以上、負極合剤層13の端部を表面層14で覆うことによって、負極合剤層13の端部におけるリチウム析出を抑制することができ、さらに、結着力の高い表面層14と負極集電体12を接触させることで負極合剤層13の端部の合剤脱落も防止でき、500サイクル後の電池容量の維持率が向上したものと推定できる。
なお、実施例1〜5においては、負極板2の負極合剤層13の表面層14を設けることでリチウムの反応性を向上させたが、この方法に限定されるものではなく、例えば、正極板1の正極合剤層に表面層を設けてリチウム反応性を向上させることで同様の効果を得ることができる。
本発明に係る非水系二次電池用電極板は、電極合剤層における端部を表面層で覆うことで、従来の非水系二次電池より電極板の端部での局所的な電荷集中を抑えることができ、充放電サイクル特性に優れているので、電子機器および通信機器の多機能化や電気自動車への応用に伴って長寿命化が望まれているポータブル用電源やEV用電源等として有用である。
1 正極板
2 負極板
3 多孔質絶縁体
4 電極群
5 電池ケース
6 絶縁板
7 負極リード
8 正極リード
9 封口板
10 封口ガスケット
11 リチウムイオン二次電池
12 負極集電体
13 負極合剤層
14 表面層

Claims (9)

  1. 集電体の表面に活物質を含む合剤層を形成してなる電池用電極板において、前記合剤層の端部の厚みを前記合剤層の端部以外の厚みよりも薄くするとともに、前記合剤層の端部表面をリチウムの反応性が高くリチウム析出を抑制する表面層で覆ったことを特徴とする非水系二次電池用電極板。
  2. 前記合剤層の端部の厚みは、前記合剤層の端部に向かうにつれて薄くすることを特徴とした請求項1に記載の非水系二次電池用電極板。
  3. 前記合剤層の端部表面を覆う前記表面層の厚みを、前記合剤層の端部表面以外を覆う前記表面層の厚み以上にしたことを特徴とする請求項1または2に記載の非水系二次電池用電極板。
  4. 前記表面層の厚みを、前記合剤層の端部に向かうにつれて徐々に厚くすることを特徴とした請求項3に記載の非水系二次電池用電極板
  5. 前記表面層は、前記合剤層の端部表面および前記集電体を覆うことを特徴とする請求項1〜4に記載の非水系二次電池用電極板。
  6. 前記合剤層の端部は、電極板長手方向の前記合剤層の両端部もしくは両端部の前記合剤層のどちらか一方の端部であることを特徴にした請求項1〜5に記載の非水系二次電池用電極板。
  7. 前記合剤層の端部は、電極板幅方向の前記合剤層の両端部もしくは両端部の前記合剤層のどちらか一方の端部であることを特徴にした請求項1〜5に記載の非水系二次電池用電極板。
  8. 前記表面層に、リチウムニッケル酸複合酸化物などのニッケル系複合酸化物、リチウムコバルト酸複合酸化物などのコバルト系複合酸化物、コバルト酸ナノ粒子、コバルト酸窒化物、リチウムマンガン酸複合酸化物などのマンガン系複合酸化物、リチウムクロム酸複合酸化物などのクロム系複合酸化物、リチウムリン酸鉄複合酸化物などのリン酸鉄系複合酸化物、五酸化バナジウムなどのバナジウム系複合酸化物、グラファイト、ハードカーボン、リチウムチタン複合酸化物などのチタン系複合酸化物、酸化スズガラス、シリカ系合金組成材料および金属リチウムのいずれかを用いた請求項1〜7に記載の非水系二次電池用電極板。
  9. 少なくともリチウム含有複合酸化物よりなる正極活物質と導電材および結着材を分散媒にて混練分散した正極合剤塗料を正極集電体の上に付着させて正極合剤層を形成した正極板と少なくともリチウムを保持しうる材料よりなる負極活物質を負極集電体の上に担持した負極板との間に多孔質絶縁体を介在させ積層または渦巻状に捲回して構成した電極群を非水系電解液とともに外装体内に封入してなる非水系二次電池において、前記正極板および負極板に請求項1〜8のいずれか一つに記載の非水系二次電池用電極板を用いたことを特徴とする非水系二次電池。
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