JP2014200168A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】充電効率を向上でき、近距離無線通信用のICチップの動作時間を十分に確保できる。【解決手段】携帯端末1では、ICチップ102に電力を供給するサブ電池104にエネルギー変換器105が接続され、サブ電池104への継続的な電力の供給がなされている。一方、この携帯端末1では、サブ電池104の残量を検出し、エネルギー変換器105だけではサブ電池104への給電が不足する状況に限ってメイン電池103からサブ電池104への給電が実行される。したがって、充電効率が向上すると共に近距離無線通信用のICチップ102の動作時間を十分に確保できる。また、サブ電池104の容量は、メイン電池103の容量に対して小さいが、メイン電池103からサブ電池104に対して常に給電を行う場合と比較して、メイン電池103の消費を効果的に抑えることが可能となる。【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末に関する。
従来、近距離無線通信が可能なICチップを内蔵した携帯端末が知られている。近距離無線通信機能を備えた携帯端末では、例えば自動販売機や改札機との間での決済機能或いはユーザ認証機能等が搭載され、ユーザの利便性の向上が図られている。しかしながら、従来では、携帯端末の電池が消耗した場合にICチップへの電力供給もストップしてしまい、ユーザが決済機能等を利用する場面で近距離無線通信機能が使用できなくなる場合があった。
このような問題に関し、例えば特許文献1に記載の携帯型無線通信機では、運動エネルギーと電力との変換が可能なエネルギー変換器と、エネルギー変換器が発生させる電力を二次電池に充電する手段と、エネルギー変換器に電力が与えられているか否かに基づいて電気回路の開閉を切り替える手段とを備えている。
特開平10−150728号公報
一般に、近距離無線通信用のICチップを動作させるために必要な電力は、携帯端末の主要部を動作させるために必要な電力に比べて非常に小さい。一方、上述した特許文献1で用いられているエネルギー変換器での発電量は、通常、二次電池の容量に対して非常に小さい。したがって、エネルギー変換器で二次電池を充電する手法では、充電効率が十分に得られないおそれがある。また、エネルギー変換器では、振動といった運動エネルギーが得られない状況では電力を発生させることができないため、充電効率を高めるためには状況に応じて充電手法を切り替える必要がある。
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、充電効率を向上でき、近距離無線通信用のICチップの動作時間を十分に確保できる携帯端末を提供することを目的とする。
上記課題の解決のため、本発明に係る携帯端末は、近距離無線通信が可能なICチップが搭載された携帯端末であって、端末本体部に電力を供給するメイン電池と、ICチップに電力を供給するサブ電池と、サブ電池に接続され、運動エネルギー又は熱エネルギーを電力に変換して発電を行うエネルギー変換器と、サブ電池の残量を検出する残量検出手段と、エネルギー変換器が発電中か否かを検出する発電検出手段と、残量検出手段及び発電検出手段による検出結果に基づいてメイン電池からサブ電池への給電を制御する給電制御手段と、を備え、給電制御手段は、サブ電池の残量が第1の閾値未満であり且つエネルギー変換器が発電中でない場合に、メイン電池からサブ電池への給電を実行し、サブ電池の残量が第1の閾値以上である場合、又はサブ電池の残量が第1の閾値未満であり且つエネルギー変換器が発電中である場合に、メイン電池からサブ電池への給電を停止することを特徴としている。
この携帯端末では、ICチップに電力を供給するサブ電池にエネルギー変換器が接続され、サブ電池への継続的な電力の供給がなされる。一方、この携帯端末では、サブ電池の残量を検出し、エネルギー変換器だけではサブ電池への給電が不足する状況に限ってメイン電池からサブ電池への給電が実行される。したがって、充電効率が向上すると共に近距離無線通信用のICチップの動作時間を十分に確保できる。
また、給電制御手段は、サブ電池の残量が第1の閾値よりも低い第2の閾値未満である場合に、エネルギー変換器が発電中か否かにかかわらず、メイン電池からサブ電池への給電を実行することが好ましい。これにより、サブ電池の残量が僅かな場合に迅速な充電を実行できる。
また、端末の加速度を検出する加速度検出手段を更に備え、発電検出手段は、加速度検出手段によって加速度が検出されている場合にエネルギー変換器が発電中であると判断し、加速度が検出されていない場合にエネルギー変換器が発電中でないと判断することが好ましい。この場合、加速度の検出によってエネルギー変換器の状態を正確に把握することができる。
また、残量検出手段は、サブ電池の単位時間当たりの残量減少量を検出し、発電検出手段は、残量検出手段によって検出された残量減少量が所定の閾値未満である場合にエネルギー変換器が発電中であると判断し、残量減少量が所定の閾値以上である場合にエネルギー変換器が発電中でないと判断することが好ましい。この場合、残量減少量に基づいてエネルギー変換器の状態を推定するので、端末の構成を簡単化できる。
また、サブ電池の時間帯毎の消費速度の履歴に基づいて給電制御手段による制御の実行の要否を判断する要否判断手段を更に備え、要否判断手段は、現時刻におけるサブ電池の消費速度の予測値が所定の閾値以上である場合に、給電制御手段による制御を実行させることが好ましい。サブ電池の消費速度の予測値に基づいてメイン電池からサブ電池への給電を行う制御を実行することで、一層効率的な給電を行うことができる。
また、現時刻に基づいて給電制御手段による制御の実行の要否を判断する要否判断手段を更に備え、要否判断手段は、現時刻が予め設定された所定の時間帯に属する場合に、給電制御手段による制御を実行させることが好ましい。この場合、例えばユーザのライフスタイル等に応じてサブ電池の消費量が激しい時間帯にメイン電池からサブ電池への給電を行う制御を実行することで、一層効率的な給電を行うことができる。
また、ICチップ及びサブ電池の少なくとも一方は、携帯端末に着脱自在となっていることが好ましい。本発明は、着脱式のICチップ及びサブ電池を備えた携帯端末に対しても有用である。
本発明によれば、充電効率を向上でき、近距離無線通信用のICチップの動作時間を十分に確保できる。
本発明に係る携帯端末の第1実施形態を示すブロック図である。 図1に示した携帯端末の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る携帯端末の第2実施形態を示すブロック図である。 図3に示した携帯端末の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る携帯端末の第3実施形態を示すブロック図である。 図5に示した携帯端末の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る携帯端末の好適な実施形態について詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明に係る携帯端末の第1実施形態を示すブロック図である。図1に示すように、第1実施形態に係る携帯端末1は、主要部(端末本体部)101と、ICチップ102と、メイン電池103と、サブ電池104と、エネルギー変換器105と、給電回路106と、残量検出部(残量検出手段)107と、加速度センサ(加速度検出手段)108と、発電検出部(発電検出手段)109と、給電制御部(給電制御手段)110とを備えている。
主要部101は、CPU・メモリといった記憶装置、プッシュボタン・マイク・カメラといった入力装置、ディスプレイといった表示装置等によって構成される部分である。主要部101により、携帯端末1の各機能に関する処理が実行される。ICチップ102は、例えば非接触型のICチップであり、自動販売機、改札機、認証装置といった外部装置との間で近距離無線通信を行う部分である。ICチップ102の記憶領域には、例えば決済機能や認証機能に用いる各種の情報が記憶されており、必要に応じて外部装置との間で情報のやり取りが実行される。
メイン電池103は、主として主要部101に電力を供給する電池である。メイン電池103としては、主要部101で消費される電力に十分対応すべく、例えばリチウムイオンなどの二次電池が用いられる。一方、サブ電池104は、ICチップ102のみに電力を供給する電池である。ICチップ102で消費される電力は、主要部101で消費される電力に比べて非常に小さいため、サブ電池104の容量は、メイン電池103に対して小さくてよい。サブ電池としては、例えばCoin Sell Batteryが用いられる。また、サブ電池104は、メイン電池103と別体に設ける構成に限られず、メイン電池103の容量の一部を区分してサブ電池104としてもよい。
エネルギー変換器105は、運動エネルギーを電力に変換して発電を行う部分である。エネルギー変換器105としては、例えばキネティックのようにユーザの腕の振り(振動)によって発電を行う機構が挙げられる。また、給電回路106は、サブ電池104への給電に用いられる回路である。給電回路106は、メイン電池103とエネルギー変換器105とに接続されている。給電回路106において、エネルギー変換器105からサブ電池104への給電線は、常時接続され、メイン電池103からサブ電池104への給電線は、スイッチによってオン・オフ自在となっている。
残量検出部107は、サブ電池104の残量を検出する部分である。残量検出部107は、残量の検出結果を示す情報を給電制御部110に出力する。加速度センサ108は、携帯端末1の加速度を検出するセンサである。加速度センサ108は、例えばユーザが携帯端末1を振る動作を行った時に生じる加速度や、携帯端末1を把持したユーザが歩行する際の振動によって生じた加速度などを検出する。加速度センサ108は、加速度の検出結果を示す情報を発電検出部109に出力する。
発電検出部109は、エネルギー変換器105が発電中か否かを検出する部分である。発電検出部109は、加速度センサ108から検出結果を示す情報を受け取り、携帯端末1の加速度が検出された(加速度が0より大きい)場合には、エネルギー変換器105が発電中であると判断する。また、発電検出部109は、携帯端末1の加速度が検出されない(加速度が0である)場合には、エネルギー変換器105が発電中でないと判断する。発電検出部109は、判断結果を示す情報を給電制御部110に出力する。
給電制御部110は、残量検出部107及び発電検出部109による検出結果に基づいてメイン電池103からサブ電池104への給電を制御する部分である。より具体的には、給電制御部110は、サブ電池104の残量の検出結果を示す情報と、エネルギー変換器105が発電中か否かを示す情報とを受け取ると、まず、サブ電池104の残量と予め保有する閾値とを比較する。本実施形態では、第1の閾値として例えば60%、第1の閾値よりも低い第2の閾値として例えば30%が設定されている。
給電制御部110は、サブ電池104の残量が第1の閾値未満であり且つエネルギー変換器105が発電中でない場合には、給電回路106のスイッチをオンに切り替え、メイン電池103からサブ電池104への給電を実行する。また、給電制御部110は、サブ電池104の残量が第1の閾値以上である場合、又はサブ電池104の残量が第1の閾値未満であり且つエネルギー変換器105が発電中である場合には、給電回路106のスイッチをオフに切り替え、メイン電池103からサブ電池104への給電を停止する。さらに、給電制御部110は、サブ電池104の残量が第2の閾値未満である場合には、エネルギー変換器105が発電中か否かにかかわらず、給電回路106のスイッチをオンに切り替え、メイン電池103からサブ電池104への給電を実行する。
続いて、上述した携帯端末1の動作について説明する。
図2は、図1に示した携帯端末の動作を示すフローチャートである。同図に示すように、携帯端末1では、まず、サブ電池104の残量の検出がなされる(ステップS01)。次に、サブ電池104の残量が30%(第2の閾値)以上か否かが判断され(ステップS02)、残量が30%未満である場合には、メイン電池103からサブ電池104への給電が実行される(ステップS03)。
一方、ステップS02において、残量が30%以上である場合には、引き続きサブ電池104の残量が60%(第1の閾値)以上か否かが判断される(ステップS04)。残量が60%以上である場合には、メイン電池103からサブ電池104への給電が停止される(ステップS05)。一方、残量が60%未満である場合には、加速度センサ108による携帯端末1の加速度の検出がなされ(ステップS06)、加速度が検出されたか否かの判断がなされる(ステップS07)。加速度が検出された(加速度が0より大きい)場合には、メイン電池103からサブ電池104への給電が停止される(ステップS05)。また、加速度が検出されない(加速度が0である)場合には、メイン電池103からサブ電池104への給電が実行される(ステップS03)。
以上説明したように、携帯端末1では、ICチップ102に電力を供給するサブ電池104にエネルギー変換器105が接続され、サブ電池104への継続的な電力の供給がなされている。一方、この携帯端末1では、サブ電池104の残量を検出し、エネルギー変換器105だけではサブ電池104への給電が不足する状況に限ってメイン電池103からサブ電池104への給電が実行される。したがって、充電効率が向上すると共に近距離無線通信用のICチップ102の動作時間を十分に確保できる。また、サブ電池104の容量は、メイン電池103の容量に対して小さいが、メイン電池103からサブ電池104に対して常に給電を行う場合と比較して、メイン電池103の消費を効果的に抑えることが可能となる。
また、携帯端末1では、サブ電池104の残量が第1の閾値よりも低い第2の閾値未満である場合に、エネルギー変換器105が発電中か否かにかかわらず、メイン電池103からサブ電池104への給電を実行する。したがって、サブ電池104の残量が僅かな場合に迅速な充電を実行できる。
また、携帯端末では、加速度センサ108によって加速度が検出されている場合にエネルギー変換器105が発電中であると判断し、加速度が検出されていない場合にエネルギー変換器105が発電中でないと判断する。このように、加速度センサ108による加速度の検出を行うことで、エネルギー変換器105の状態を正確に把握することができる。
[第2実施形態]
図3は、本発明に係る携帯端末の第2実施形態を示すブロック図である。同図に示すように、第2実施形態に係る携帯端末2は、加速度センサ108を有していない点で第1実施形態と異なっている。また、これに伴って、残量検出部107及び発電検出部109での処理が第1実施形態と異なっている。
より具体的には、残量検出部107は、サブ電池104の残量の検出に加え、サブ電池104の単位時間当たりの残量減少量を検出する。残量減少量の検出結果は、発電検出部109に出力され、発電検出部109は、残量減少量が所定の閾値未満である場合にエネルギー変換器105が発電中であると判断し、残量減少量が所定の閾値以上である場合にエネルギー変換器105が発電中でないと判断する。
この携帯端末2では、図4に示すように、まず、サブ電池の残量の検出がなされる(ステップS11)。次に、サブ電池104の残量が30%(第2の閾値)以上か否かが判断され(ステップS12)、残量が30%未満である場合には、メイン電池103からサブ電池104への給電が実行される(ステップS13)。
一方、ステップS12において、残量が30%以上である場合には、引き続きサブ電池104の残量が60%(第1の閾値)以上か否かが判断される(ステップS14)。残量が60%以上である場合には、メイン電池103からサブ電池104への給電が停止される(ステップS15)。一方、残量が60%未満である場合には、サブ電池104における単位時間当たりの残量減少量の検出がなされ(ステップS16)、残量減少量が所定の閾値未満であるか否かの判断がなされる(ステップS17)。残量減少量が閾値未満である場合には、エネルギー変換器105が発電中であるとみなされ、メイン電池103からサブ電池104への給電が停止される(ステップS15)。また、残量減少量が閾値以上である場合には、エネルギー変換器105が発電中でないとみなされ、メイン電池103からサブ電池104への給電が実行される(ステップS13)。
以上のような携帯端末2においても、ICチップ102に電力を供給するサブ電池104にエネルギー変換器105が接続され、サブ電池104への継続的な電力の供給がなされている。また、サブ電池104の残量を検出し、エネルギー変換器105だけではサブ電池104への給電が不足する状況に限ってメイン電池103からサブ電池104への給電が実行される。したがって、充電効率が向上すると共に近距離無線通信用のICチップ102の動作時間を十分に確保できる。さらに、メイン電池103からサブ電池104に対して常に給電を行う場合と比較して、メイン電池103の消費を効果的に抑えることが可能となる。
また、携帯端末2においても、サブ電池104の残量が第1の閾値よりも低い第2の閾値未満である場合に、エネルギー変換器105が発電中か否かにかかわらず、メイン電池103からサブ電池104への給電を実行する。したがって、サブ電池104の残量が僅かな場合に迅速な充電を実行できる。
さらに、この携帯端末2では、サブ電池104の単位時間当たりの残量減少量を検出している。そして、残量減少量が所定の閾値未満である場合にエネルギー変換器105が発電中であると判断し、残量減少量が所定の閾値以上である場合にエネルギー変換器105が発電中でないと判断している。このように、残量減少量に基づいてエネルギー変換器105の状態を推定するので、加速度センサ108が不要となり、携帯端末2の構成を簡単化できる。
[第3実施形態]
図5は、本発明に係る携帯端末の第3実施形態を示すブロック図である。同図に示すように、第3実施形態に係る携帯端末3は、給電制御部110による制御の実行の要否を判断する要否判断部(要否判断手段)111を更に有している点で第1実施形態と異なっている。
より具体的には、要否判断部111は、サブ電池104の時間帯毎の残量の履歴に基づいて、給電制御部110による制御の実行の要否を判断する。この場合、要否判断部111は、残量検出部107による検出結果を取得し、例えば過去1か月分の期間にわたってサブ電池104の残量を所定のタイミングで記憶し、当該残量に基づいてサブ電池104の時間帯毎の消費速度の平均値を予測値として算出する。そして、要否判断部111は、現時刻におけるサブ電池104の消費速度の予測値が所定の閾値以下であるか否かを判断し、消費速度の予測値が所定の閾値以上である場合には、給電制御が必要な時間帯であるとして給電制御部110に制御の実行を指示する指示情報を出力する。また、要否判断部111は、消費速度の予測値が所定の閾値未満である場合に、給電制御が不要な時間帯であるとして給電制御部110に制御の停止を指示する指示情報を出力する。
また、要否判断部111は、現時刻に基づいて給電制御部110による制御の実行の要否を判断してもよい。この場合、要否判断部111は、例えばユーザによる所定の操作によって給電制御を行う所定の時間帯の入力を受け付ける。そして、要否判断部111は、現時刻が予め設定された所定の時間帯に属する場合には、給電制御が必要な時間帯であるとして給電制御部110に制御の実行を指示する指示情報を出力し、現時刻が予め設定された所定の時間帯に属さない場合には、給電制御が不要な時間帯であるとして給電制御部110に制御の停止を指示する指示情報を出力する。
この携帯端末3では、図6に示すように、まず、給電制御の要否判断が行われる(ステップS31)。そして、上述したサブ電池104の時間帯毎の消費速度の履歴又は現時刻に基づいて、給電制御が必要な時間帯であるか否かを判断する(ステップS32)。ステップS32において、給電制御が必要な時間帯ではないと判断された場合、第1実施形態におけるステップS01〜ステップS07と同様の各処理が実行される(ステップS33〜ステップS39)。また、ステップS32において、給電制御が必要な時間帯ではないと判断された場合、ステップS33〜ステップS39の処理を実行せずに終了する。
なお、携帯端末3において、ステップS33〜ステップ39の処理を第2実施形態におけるステップS11〜ステップS17と同様の処理に置き換えてもよい。
以上のような携帯端末3においても、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。また、要否判断部111により、サブ電池104の消費速度の予測値又は現時刻に基づいてメイン電池103からサブ電池104への給電を行う制御を実行することで、ユーザの使用状況やライフスタイル等に応じたサブ電池104の残量の状態を端末側で把握することが可能となる。したがって、サブ電池104が十分な残量を有しているときにメイン電池103からサブ電池104への給電がなされることを回避でき、一層効率的な給電を行うことができる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではない。例えば上記実施形態では、エネルギー変換器105として、運動エネルギーを電力に変換して発電を行う機構を例示したが、エネルギー変換器105は、熱エネルギーを電力に変換して発電を行う機構であってもよい。このような機構としては、例えば熱電変換素子が挙げられる。例えば熱電変換素子を端末の把持部分に対応して配置することで、ユーザの体温による発電が可能となる。
また、上記実施形態では、ICチップ102及びサブ電池104が端末に内蔵されているが、ICチップ102及びサブ電池104の少なくとも一方が端末筐体や端末カバーに対して着脱自在となっていてもよい。例えばICチップ102を内蔵したICカードを端末カバーの取付部に取り付ける構成としてもよく、ICチップ102及びサブ電池104が組み込まれたシールや外付部品を端末に取り付ける構成としてもよい。
また、上記各実施形態において、給電制御部110の制御によってメイン電池103からサブ電池104に給電された給電量を端末のディスプレイ等に表示するようにしてもよい。この場合、給電量が可視化され、ユーザが給電制御部110の作用効果を把握することが可能となる。
1,2,3…携帯端末、101…主要部(端末本体部)、102…ICチップ、103…メイン電池、104…サブ電池、105…エネルギー変換器、107…残量検出部(残量検出手段)、108…加速度センサ(加速度検出手段)、109…発電検出部(発電検出手段)、110…給電制御部(給電制御手段)、111…要否判断部(要否判断手段)。

Claims (7)

  1. 近距離無線通信が可能なICチップが搭載された携帯端末であって、
    端末本体部に電力を供給するメイン電池と、
    前記ICチップに電力を供給するサブ電池と、
    前記サブ電池に接続され、運動エネルギー又は熱エネルギーを電力に変換して発電を行うエネルギー変換器と、
    前記サブ電池の残量を検出する残量検出手段と、
    前記エネルギー変換器が発電中か否かを検出する発電検出手段と、
    前記残量検出手段及び前記発電検出手段による検出結果に基づいて前記メイン電池から前記サブ電池への給電を制御する給電制御手段と、を備え、
    前記給電制御手段は、
    前記サブ電池の残量が第1の閾値未満であり且つ前記エネルギー変換器が発電中でない場合に、前記メイン電池から前記サブ電池への給電を実行し、
    前記サブ電池の残量が第1の閾値以上である場合、又は前記サブ電池の残量が第1の閾値未満であり且つ前記エネルギー変換器が発電中である場合に、前記メイン電池から前記サブ電池への給電を停止することを特徴とする携帯端末。
  2. 前記給電制御手段は、前記サブ電池の残量が前記第1の閾値よりも低い第2の閾値未満である場合に、前記エネルギー変換器が発電中か否かにかかわらず、前記メイン電池から前記サブ電池への給電を実行することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 端末の加速度を検出する加速度検出手段を更に備え、
    前記発電検出手段は、前記加速度検出手段によって加速度が検出されている場合に前記エネルギー変換器が発電中であると判断し、前記加速度が検出されていない場合に前記エネルギー変換器が発電中でないと判断することを特徴とする請求項1又は2記載の携帯端末。
  4. 前記残量検出手段は、前記サブ電池の単位時間当たりの残量減少量を検出し、
    前記発電検出手段は、前記残量検出手段によって検出された前記残量減少量が所定の閾値未満である場合に前記エネルギー変換器が発電中であると判断し、前記残量減少量が前記所定の閾値以上である場合に前記エネルギー変換器が発電中でないと判断することを特徴とする請求項1又は2記載の携帯端末。
  5. 前記サブ電池の時間帯毎の消費速度の履歴に基づいて前記給電制御手段による制御の実行の要否を判断する要否判断手段を更に備え、
    前記要否判断手段は、現時刻における前記サブ電池の消費速度の予測値が所定の閾値以上である場合に、前記給電制御手段による制御を実行させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の携帯端末。
  6. 現時刻に基づいて前記給電制御手段による制御の実行の要否を判断する要否判断手段を更に備え、
    前記要否判断手段は、現時刻が予め設定された所定の時間帯に属する場合に、前記給電制御手段による制御を実行させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の携帯端末。
  7. 前記ICチップ及び前記サブ電池の少なくとも一方は、前記携帯端末に着脱自在となっていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載の携帯端末。
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