JP2014199313A - 液晶表示装置及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】駆動回路部への負荷の増大を抑制しつつ、オーバードライブを実行して、液晶層の応答速度を向上できる液晶表示装置、これを備えた電子機器を提供すること。【解決手段】画素電極と共通電極との間に設けられる液晶層と、液晶層に駆動電圧をフレーム周期毎に印加する駆動回路部と、温度を検出する温度センサと、画素Vpixの表示動作を制御する制御部とを備え、制御部は、検出温度に基づいて常温表示制御モードと低温表示制御モードとを切り替え、常温表示制御モードは、第1フレームレートで表示制御し、第1フレームレートのフレーム周期毎に駆動電圧を印加し、第2表示制御モードは、第1フレームレートのフレーム数を2以上の整数で割った第2フレームレートで表示制御し、第2フレームレートのフレーム周期毎に駆動電圧を印加すると共に、印加する駆動電圧を、画素の目標階調に応じた目標駆動電圧よりも高くするオーバードライブを実行する。【選択図】図8
Description
本開示は、液晶表示装置、これを備えた電子機器に関する。
液晶表示装置には、画面背面のバックライト光による透過光を利用して表示を行う透過型液晶表示装置がある。このような液晶表示装置には、画素の明暗を0〜255階調(いわゆる256階調または8ビット表示)で制御するものがある(特許文献1参照)。液晶表示装置は、環境温度が低い場合、液晶の応答速度が低下する。このため、液晶表示装置は、液晶の応答速度を改善するために、液晶を駆動するための駆動電圧を、通常の駆動電圧よりも高い駆動電圧とする、いわゆるオーバードライブを行っている。
また、液晶表示装置には、液晶の応答性が低下する環境温度下である場合、液晶の応答性が高い範囲を使用することで、液晶の応答性を向上させるものがある(特許文献2参照)。具体的に、この液晶表示装置では、液晶の応答性が高い範囲として、黒レベルが液晶表示装置の輝度の15%、白レベルが液晶表示装置の輝度の85%となるように設定している。
このように、液晶表示装置は、環境温度の低温時において液晶の応答速度が低下する場合、画素の階調を目標階調とするために、目標階調に対応する目標駆動電圧よりも高い駆動電圧を印加するオーバードライブを行うことで、液晶の応答速度を向上させている。このとき、オーバードライブの実行時に印加する駆動電圧の印加時間は、液晶の応答速度が遅いほど長くなる。ここで、液晶表示装置は、単位時間当たりのフレーム数が所定数となるフレームレートで表示動作を行っており、フレーム周期毎に所定の駆動電圧を印加している。このため、液晶表示装置は、オーバードライブ時の駆動電圧の印加時間を長くする場合、駆動電圧を印加するフレーム数を多くする必要がある。この場合、液晶表示装置は、オーバードライブで利用するフレーム数が増大することから、各画素を駆動する駆動回路部への負荷が大きくなってしまう。
そこで、本開示は、駆動回路部への負荷の増大を抑制しつつ、オーバードライブを実行し、液晶層の応答速度を向上させることができる液晶表示装置、これを備えた電子機器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本開示は、画素毎に設けられる画素電極と、前記画素毎に共通電位を与える共通電極と、前記画素電極と前記共通電極との間に設けられる液晶層と、前記共通電極と前記画素電極との間に、フレーム周期毎に駆動電圧を印加する駆動回路部と、前記液晶層の応答速度の状態を検出する状態検出部と、前記駆動回路部によって印加される前記駆動電圧を、前記フレーム周期毎に制御することで、前記画素の表示動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記液晶層の応答速度が所定速度以上の場合、第1表示制御モードを実行し、前記液晶層の応答速度が前記所定速度未満の場合、第2表示制御モードを実行し、前記第1表示制御モードは、単位時間当たりのフレーム数が所定数となる第1フレームレートで表示制御が行われ、前記第1フレームレートにおける前記フレーム周期毎に前記駆動電圧を印加し、前記第2表示制御モードは、前記第1フレームレートの前記フレーム数を2以上の整数で割った第2フレームレートで表示制御が行われ、前記第2フレームレートにおける前記フレーム周期毎に前記駆動電圧を印加すると共に、印加する前記駆動電圧を、前記画素の目標階調に応じた目標駆動電圧よりも高くすることを特徴とする液晶表示装置及びこれを備えた電子機器である。
上記構成の液晶表示装置、当該液晶表示装置を有する電子機器において、液晶層の応答速度が遅い場合、制御部は、第2表示制御モードに切り替えることができる。このため、制御部は、第2表示制御モードに切り替えることで、第1フレームレートよりも小さい第2フレームレートにできることから、1フレームあたりのフレーム周期を長くすることができる。このため、制御部は、液晶層の応答速度が遅い場合であっても、フレーム周期を長くすることで、フレーム周期内で液晶層を好適に駆動することができ、各画素によって構成される画像のとびを抑制することができる。また、制御部は、第2表示制御モードの実行時における駆動電圧の印加時間を長くする場合、第2表示制御モードの実行時に利用するフレーム数を変える必要がない。以上から、制御部は、第2表示制御モードで利用するフレーム数を増大させることなく、第2表示制御モードの実行時における駆動電圧の印加時間を長くすることができるため、各画素を駆動する駆動回路部へのメモリを余分に必要とせず、液晶層の応答速度を向上させることができる。
本開示によれば、液晶層の応答速度が遅い場合、第2表示制御モードにすることで、駆動回路部へのメモリを余分に必要とせず、オーバードライブを行って、液晶層の応答速度を向上させることができる。
以下、本開示の技術を実施するための形態(以下、「実施形態」と記述する)について図面を用いて、次に示す手順で詳細に説明する。
1.本実施形態の液晶表示装置
2.評価例
3.適用例
4.本開示の構成
1.本実施形態の液晶表示装置
2.評価例
3.適用例
4.本開示の構成
<1.本実施形態の液晶表示装置>
図1は、本実施形態に係る液晶表示装置の全体斜視図であり、図2は、本実施形態に係る液晶表示装置の分解斜視図である。また、図3は、図1の液晶表示装置のシステム構成例を表すブロック図であり、図4は、画素を駆動する駆動回路の一例を示す回路図である。図1及び図2は模式的に表したものであり、実際の寸法、形状と同一とは限らない。図1から図4を参照して、本実施形態に係る液晶表示装置1の構成について説明する。
図1は、本実施形態に係る液晶表示装置の全体斜視図であり、図2は、本実施形態に係る液晶表示装置の分解斜視図である。また、図3は、図1の液晶表示装置のシステム構成例を表すブロック図であり、図4は、画素を駆動する駆動回路の一例を示す回路図である。図1及び図2は模式的に表したものであり、実際の寸法、形状と同一とは限らない。図1から図4を参照して、本実施形態に係る液晶表示装置1の構成について説明する。
液晶表示装置1は、液晶表示(LCD:Liquid Crystal Display)パネルを用いた表示装置である。液晶表示装置1は、表示の形態で分類すると、透過型と反射型に分類することができる。本実施形態の液晶表示装置1は、透過型、又は透過型及び反射型の特徴を併せ持つ半透過型の液晶表示装置である。すなわち、本実施形態は、画面背面のバックライト光による透過光を利用して表示を行う液晶表示装置であればよく、以下の説明では、透過型の液晶表示装置に適用して説明する。なお、液晶表示装置1は、反射型の液晶表示装置に適用してもよい。
図1から図4に示すように、本実施形態の液晶表示装置1は、液晶表示パネル2と、バックライト6と、制御部7とを備えている。液晶表示装置1は、液晶表示パネル2とバックライト6とを積層し、バックライト6により液晶表示パネル2を照明して、液晶表示パネル2に画像を表示させている。また、液晶表示装置1は、フレキシブルプリント基板(FPC:Flexible Printed Circuits)15を備えている。FPC15は、液晶表示パネル2と制御部7とを接続している。FPC15は、制御部7から出力される液晶表示パネル2の表示動作を制御する制御信号を、液晶表示パネル2に伝送する。
液晶表示パネル2は、2枚の透明基板の間に液晶層(後述する液晶LCを含む層)が設けられている。本実施形態の液晶表示パネル2は、FFS(Fringe Field Switching)型の液晶表示パネルである。液晶表示パネル2は、一方の透明基板に、画素電極72と共通電極COMLとが積層されて画素Vpixの一部を構成し、この画素Vpixがマトリクス状(行列状)に複数配置されている。また、液晶表示パネル2は、2つの透明基板の少なくとも一方に、カラーフィルタが設けられている。カラーフィルタは、例えば、格子状のブラックマトリクス76aと、ブラックマトリクス76aの開口部76bに設けられるR(赤)、G(緑)及びB(青)等の各色のフィルタとを有し、各色のフィルタが各画素Vpixに対応して配置されている。液晶表示パネル2は、画素電極72と共通電極COMLのいずれか一方に開口が形成されており、開口からもれた電界(フリンジ電界)で液晶を駆動させる。液晶表示パネル2は、制御部7からの制御信号に基づいて、各画素Vpixでの光の透過と遮断を切り換えることで、画像を表示させる。液晶表示パネル2は、マトリクス状に画素Vpixが配置された領域を表示領域21としている。そして、液晶表示パネル2は、表示領域21が設けられる面、つまり面積が最も大きい面(パネル面、表面)が、バックライト6の照射面と略平行に配置されている。なお、本実施形態では、液晶表示パネル2を、FFS型で示したが、IPS(In-Plane Switching)型、TN(Twisted Nematic)型、OCB(Optically Compensated Bend、Optically Compensated Birefringence)型、ECB(Electrically Controlled Birefringence)型としてもよい。
バックライト6は、液晶表示パネル2の裏面側(画像を表示する面とは反対側の面)に対面して配置され、液晶表示パネル2に向けて光を照射する。バックライト6は、光を出力する光源と、光源から出力された光が入射され、入射された光を液晶表示パネル2に向けて照射させる導光板とを有する。光源としては、LED(Light Emitting Diode)や蛍光灯を用いることができる。また、光源には、図1に示すフレキシブルケーブル43が接続されており、電源と接続されている。なお、本実施形態では、バックライト6として導光板を用いて導光板の出射面から光を出力させたが、これに限定されない。バックライト6としては、LEDなどの点光源や冷陰極管(CCFL)などの線光源を用いてもよい。バックライト6は、点光源や線光源を複数配置し、液晶表示パネル2の表示面の全面に光を入射させるようにしてもよい。
(液晶表示パネルの駆動方式)
次に、図3及び図4を参照して、液晶表示パネル2における各画素Vpixの構造について説明する。液晶表示パネル2は、複数の画素Vpixと、ドライバIC3と、水平ドライバ(水平駆動回路)23と、垂直ドライバ(垂直駆動回路)22A、22Bと、を備えている。ここで、画素Vpixを駆動する駆動回路部は、水平ドライバ23と、垂直ドライバ22A、22Bとを含んで構成される。
次に、図3及び図4を参照して、液晶表示パネル2における各画素Vpixの構造について説明する。液晶表示パネル2は、複数の画素Vpixと、ドライバIC3と、水平ドライバ(水平駆動回路)23と、垂直ドライバ(垂直駆動回路)22A、22Bと、を備えている。ここで、画素Vpixを駆動する駆動回路部は、水平ドライバ23と、垂直ドライバ22A、22Bとを含んで構成される。
液晶表示パネル2は、図3に示すように、液晶層(後述の液晶LC)を含む画素Vpixが、表示領域21において、m行×n列に配置されたマトリクス(行列状)構造となっている。なお、本実施形態において、行とは、一方向に配列されるn個の画素Vpixを有する画素行をいう。また、列とは、行が配列される方向と直交する方向に配列されるm個の画素Vpixを有する画素列をいう。そして、mとnとの値は、垂直方向の表示解像度と水平方向の表示解像度に応じて定まる。そして、図4に示す各画素VpixにR、G、Bの3色の色領域が1組として画素Pixとして対応付けられている。
液晶表示パネル2は、画素Vpixのm行×n列の配列に対して、行毎に走査線241、242、243・・・24mが配線され、列毎に信号線251、252、253・・・25nが配線されている。以後、本実施形態においては、走査線241、242、243・・・24mを代表して走査線24又は走査線24mのように表記し、信号線251、252、253・・・25nを代表して信号線25又は信号線25nのように表記することがある。また、本実施形態においては、走査線241、242、243・・・24mを代表して走査線24m+1、24m+2、24m+3・・・のように表記し、信号線251、252、253・・・25nを代表して信号線25n+1、25n+2、25n+3・・・のように表記することもある。走査線24と信号線25とは、液晶表示パネル2の表示面と交差する視認方向から見た場合、カラーフィルタのブラックマトリクス76a(図4参照)と重なる領域に配置されている。また、液晶表示パネル2は、ブラックマトリクス76aが配置されていない領域が開口部76bとなる。
画素Vpixは、薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)Tr及び液晶LCを備えている。薄膜トランジスタTrは、この例では、nチャネルのMOS(Metal Oxide Semiconductor)型のTFTで構成されている。薄膜トランジスタTrのソース及びドレインのうち一方は信号線25n+1、25n+2、25n+3に接続され、ゲートは走査線24m+1、24m+2、24m+3に接続され、ソース及びドレインのうち他方は画素電極72に接続されている。
液晶LCは、画素電極72と共通電極COMLとの間に設けられている。画素電極72には、薄膜トランジスタTrが接続され、薄膜トランジスタTrから画素電位Vpが画素Vpix毎に印加される。共通電極COMLには、直流電圧のコモン電位(共通電位)Vcomが全画素共通に印加される。
液晶表示パネル2には、制御部7からの制御信号である、マスタークロック、水平同期信号及び垂直同期信号が入力され、ドライバIC3に与えられる。また、制御部7には、温度センサ60が接続されている。この温度センサ60は、後述する表示制御において用いられる。温度センサ60は、液晶表示パネル2の近傍に設置されることが好ましく、液晶表示パネル2の使用環境における温度を検出している。そして、温度センサ60は、検出結果を制御部7に出力する。
ドライバIC3は、外部電源の電圧振幅のマスタークロック、水平同期信号及び垂直同期信号を、液晶の駆動に必要な内部電源の電圧振幅にレベル変換(昇圧)し、マスタークロック、水平同期信号及び垂直同期信号を生成する。ドライバIC3は、生成したマスタークロック、水平同期信号及び垂直同期信号をそれぞれ第1垂直ドライバ22A、第2垂直ドライバ22B及び水平ドライバ23に与える。また、ドライバIC3は、各画素共通に与えるコモン電位Vcomを生成し、生成したコモン電位Vcomを、画素Vpix毎の画素電極72に対して与える。
第1垂直ドライバ22A、第2垂直ドライバ22Bは、後述するシフトレジスタを含み、さらにラッチ回路等を含む。第1垂直ドライバ22A、第2垂直ドライバ22Bは、ラッチ回路が、垂直クロックパルスに同期してドライバIC3から出力される表示データを1水平期間で順次サンプリングしラッチする。第1垂直ドライバ22A、第2垂直ドライバ22Bは、ラッチ回路においてラッチされた1ライン分のデジタルデータを垂直走査パルスとして順に出力し、液晶表示パネル2の走査線24m+1、24m+2、24m+3・・・に与えることによって画素Vpixを行単位で順次選択する。第1垂直ドライバ22A、第2垂直ドライバ22Bは、走査線24m+1、24m+2、24m+3・・・の延在方向に走査線24m+1、24m+2、24m+3・・・を挟むように配置されている。第1垂直ドライバ22A、第2垂直ドライバ22Bは、例えば、走査線24m+1、24m+2、24m+3・・・の液晶表示パネル2の上寄り、垂直走査上方向から、液晶表示パネル2の下寄り、垂直走査下方向へ順にデジタルデータを出力する。また、第1垂直ドライバ22A、第2垂直ドライバ22Bは、走査線24m+1、24m+2、24m+3・・・の液晶表示パネル2の下寄り、垂直走査下方向から、液晶表示パネル2の上寄り、垂直走査上方向へ順にデジタルデータを出力することもできる。
水平ドライバ23には、例えば8ビットのR(赤)、G(緑)、B(青)のデジタル映像データが与えられる。水平ドライバ23は、第1垂直ドライバ22A、第2垂直ドライバ22Bによる垂直走査によって選択された行の各画素Vpixに対して、画素毎に、もしくは複数画素毎に、あるいは全画素一斉に、信号線25を介して表示データを書き込む。
このように、液晶表示パネル2には、図4に示す各画素Vpixの薄膜トランジスタTrに表示データとして画素信号を供給する信号線25n+1、25n+2、25n+3、各薄膜トランジスタTrを駆動する走査線24m+1、24m+2、24m+3等の配線が形成されている。このように、信号線25n+1、25n+2、25n+3は、液晶表示パネル2の表面と平行な平面に延在し、画素Vpixに画像を表示するための画素信号を供給する。
画素Vpixは、走査線24m+1、24m+2、24m+3により、液晶表示パネル2の同じ行に属する他の画素Vpixと互いに接続されている。走査線24m+1、24m+2、24m+3のうち奇数の走査線24m+1、24m+3は、第1垂直ドライバ22Aと接続され、第1垂直ドライバ22Aから後述する走査信号の垂直走査パルスVgateが供給される。走査線24m+1、24m+2、24m+3のうち偶数の走査線24m+2、24m+4は、第2垂直ドライバ22Bと接続され、第2垂直ドライバ22Bから、後述する走査信号の垂直走査パルスVgateが供給される。このように、第1垂直ドライバ22A、第2垂直ドライバ22Bは、走査方向の走査線24m+1、24m+2、24m+3に交互に垂直走査パルスVgateを印加する。また、画素Vpixは、信号線25n+1、25n+2、25n+3により、液晶表示パネル2の同じ列に属する他の画素Vpixと互いに接続されている。信号線25n+1、25n+2、25n+3は、水平ドライバ23と接続され、水平ドライバ23より画素信号が供給される。共通電極COMLのコモン電位Vcomは、不図示の駆動電極ドライバと接続され、駆動電極ドライバより電圧が供給される。さらに、画素Vpixは、共通電極COMLのコモン電位Vcomにより、液晶表示パネル2の同じ列に属する他の画素Vpixと互いに接続されている。
図3に示す第1垂直ドライバ22A、第2垂直ドライバ22Bは、垂直走査パルスVgateを、走査線24m+1、24m+2、24m+3を介して、画素Vpixの薄膜トランジスタTrのゲートに印加することにより、液晶表示パネル2にマトリクス状に形成されている画素Vpixのうちの1行(1水平ライン)を表示駆動の対象として順次選択する。図3に示す水平ドライバ23は、画素信号を、信号線25n+1、25n+2、25n+3を介して、第1垂直ドライバ22A、第2垂直ドライバ22Bにより順次選択される1水平ラインを含む各画素Vpixにそれぞれ供給する。そして、これらの画素Vpixでは、供給される画素信号に応じて、1水平ラインの表示が行われるようになっている。
液晶表示パネル2(液晶表示装置1)は、液晶に同極性の直流電圧が印加され続けることによって液晶の比抵抗(物質固有の抵抗値)等が劣化するのを抑制するために、コモン電位Vcomを基準として映像信号の極性を所定の周期で反転させる駆動方式が採られる。
この液晶表示パネル2の駆動方式として、カラム反転、ライン反転、ドット反転、フレーム反転などの駆動方式が知られている。カラム反転は、1カラム(1画素列)に相当する1V(Vは垂直期間)の時間周期で映像信号の極性を反転させる駆動方式である。ライン反転は、1ライン(1画素行)に相当する1H(Hは水平期間)の時間周期で映像信号の極性を反転させる駆動方式である。ドット反転は、互いに隣接する上下左右の画素毎に映像信号の極性を交互に反転させる駆動方式である。フレーム反転は、1画面に相当する1フレーム毎に全画素に書き込む映像信号を一度に同じ極性で反転させる駆動方式である。液晶表示パネル2は、上記の各駆動方式のいずれを採用することも可能である。
(制御部による表示制御)
次に、図5及び図6を参照して、制御部7による表示制御について説明する。上記したように、画素電極72には、薄膜トランジスタTrから画素電位Vpが印加され、共通電極COMLには、駆動電極ドライバからコモン電位Vcomが印加される。そして、共通電位Vcomと画素電位Vpとの電位差が、図4に示す駆動電圧Vdとなり、制御部7は、この駆動電圧Vdの電圧値を適宜調整することで、各画素Vpixの階調を制御している。つまり、制御部7は、駆動電圧Vdに応じた制御信号をドライバIC3に入力し、水平ドライバ23と、垂直ドライバ22A、22Bとを含む駆動回路部によって、各画素Vpixの階調を制御している。
次に、図5及び図6を参照して、制御部7による表示制御について説明する。上記したように、画素電極72には、薄膜トランジスタTrから画素電位Vpが印加され、共通電極COMLには、駆動電極ドライバからコモン電位Vcomが印加される。そして、共通電位Vcomと画素電位Vpとの電位差が、図4に示す駆動電圧Vdとなり、制御部7は、この駆動電圧Vdの電圧値を適宜調整することで、各画素Vpixの階調を制御している。つまり、制御部7は、駆動電圧Vdに応じた制御信号をドライバIC3に入力し、水平ドライバ23と、垂直ドライバ22A、22Bとを含む駆動回路部によって、各画素Vpixの階調を制御している。
各画素Vpixの階調は、例えば、最小階調値となる0階調から、最大階調値となる255階調までの256階調となっており、いわゆる8ビット表示となっている。このため、R、G、Bの各色のそれぞれが8ビット表示となることから、画素Pixは、24ビット表示、つまり、約1677万色を表現することが可能となっている。
また、制御部7は、単位時間当たりにおけるフレーム数が所定数となるフレームレートで、各画素Vpixの表示動作を制御しており、各画素Vpixの階調を、所定のフレーム周期毎に制御している。具体的に、制御部7は、1秒当たりにおけるフレーム数が60フレームとなるフレームレートで、各画素Vpixを駆動する60Hz駆動を行っている。そして、制御部7は、60Hz駆動におけるフレーム周期(13.3ms)毎に、画素Vpixの階調に対応する駆動電圧を印加する。
このように、制御部7は、各画素Vpixに印加する駆動電圧Vdの電圧値を、各画素Vpixの階調に応じて、所定のフレーム周期で適宜変更することで、各画素Vpixの表示制御を実行している。
ここで、256個の階調値は、最小階調値が0階調となっており、最小階調値のときの画素Vpixは暗となる一方で、最大階調値が255階調となっており、最大階調値のときの画素は明となる。また、画素Vpixは、駆動電圧Vdが最小電圧値になるとき、最小階調値の暗となる。一方で、画素Vpixは、駆動電圧Vdが最大電圧値になるとき、最大階調値の明となる。つまり、液晶表示パネル2は、駆動電圧Vdがかかっていない状態(駆動電圧Vdが0Vの状態)で光を透過せずに表示が黒(暗)になる、ノーマリーブラックの方式となっている。
ところで、液晶表示パネル2は、使用環境の温度が低い場合、液晶LCの応答速度が低下する。このため、本実施形態の液晶表示装置1では、画素Vpixの表示制御を行うにあたり、使用環境の温度に応じた表示制御データが複数用意されている。
表示制御データは、例えば、使用環境に応じて、2種類用意されている。一方の表示制御データは、液晶表示パネル2の使用環境の温度が常温のときに用いられる常温用表示制御データD1である。他方の表示制御データは、液晶表示パネル2の使用環境の温度が低温のときに用いられる低温用表示制御データD2である。
常温用表示制御データD1は、液晶LCの応答速度の低下を想定しないデータとなっている。具体的に、常温用表示制御データD1は、第1フレームレートであり、例えば、60Hz駆動である。この第1フレームレートにおいて、単位時間当たりのフレーム数となる60フレームには、60個の電圧値Vd1〜Vd60が順番に印加される。印加される60個の電圧値Vd1〜Vd60は、各画素Vpixの階調に対応する電圧値となることから、同じ電圧値のときもあれば、異なる電圧値のときもある。このとき、第1フレームレートは、単位時間をT(例えば、1s)とすると、1フレーム周期がTa(例えば、16.6ms)となる。
低温用表示制御データD2は、液晶LCの応答速度の低下を想定したデータとなっている。具体的に、低温用表示制御データD2は、第2フレームレートであり、例えば、30Hz駆動である。この第2フレームレートにおいて、単位時間当たりのフレーム数となる30フレームには、30個の電圧値Vd1〜Vd30が順番に印加される。印加される30個の電圧値Vd1〜Vd30も、各画素Vpixの階調に対応する電圧値となることから、同じ電圧値のときもあれば、異なる電圧値のときもある。このとき、第2フレームレートは、単位時間をT(例えば、1s)とすると、1フレーム周期がTb(例えば、33.3ms)となる。このとき、第2フレームレートにおける1フレーム周期Tbは、第1フレームレートにおける1フレーム周期Taに比して長くなっている。
このように、低温用表示制御データD2の第2フレームレートは、常温用表示制御データD1の第1フレームレートよりも小さいものとなっている。つまり、低温用表示制御データD2の第2フレームレートは、第1フレームレートのフレーム数を2以上の整数(本実施形態では、2)で割ったフレームレートとなっている。
そして、制御部7は、常温用表示制御データD1を用いて表示制御を行う常温表示制御モード(第1表示制御モード)と、低温用表示制御データD2を用いて表示制御を行う低温表示制御モード(第2表示制御モード)とを、温度センサ60の検出温度に基づいて切り替えている。
制御部7は、常温表示制御モードを実行すると、常温用表示制御データD1に基づいて、液晶表示パネル2の各画素Vpixの階調を、フレーム周期Ta毎に制御する。つまり、制御部7は、ドライバIC3へ向けて、常温用表示制御データD1に基づく制御信号(映像信号)を出力する。このため、常温表示制御モードでは、各画素Vpixの階調を、第1フレームレートで表示することが可能となる。
一方で、制御部7は、低温表示制御モードを実行すると、低温用表示制御データD2に基づいて、液晶表示パネル2の各画素Vpixの階調を、フレーム周期Tb毎に制御する。つまり、制御部7は、ドライバIC3へ向けて、低温用表示制御データD2に基づく制御信号(映像信号)を出力する。このため、低温表示制御モードでは、各画素Vpixの階調を、第2フレームレートで表示することが可能となる。
ここで、制御部7は、常温表示制御モード及び低温表示制御モードの実行時において、オーバードライブを実行することが可能となっている。オーバードライブとは、液晶LCの応答速度が低下する場合に、液晶LCの応答速度を向上させるべく、画素Vpixの目標階調に対応する目標駆動電圧よりも高い駆動電圧を、所定時間印加することである。所定時間としては、例えば、1フレーム周期であり、常温表示制御モードでは、オーバードライブ実行時に駆動電圧Vdをフレーム周期Ta分だけ印加し、低温表示制御モードでは、オーバードライブ実行時に駆動電圧Vdをフレーム周期Tb分だけ印加する。このとき、低温表示制御モードの1フレーム周期Tbは、常温表示制御モードの1フレーム周期Taに比して長いことから、オーバードライブ実行時に印加する駆動電圧の印加時間は、常温表示制御モードよりも低温表示制御モードのほうが長くなる。
なお、制御部7は、オーバードライブの実行時において、目標駆動電圧Vdよりも高い駆動電圧Vdを印加する場合、目標階調の倍の階調に対応する駆動電圧Vdを印加してもよいし、目標駆動電圧Vdに所定の係数(いわゆるオーバードライブ係数)を乗算した駆動電圧Vdを印加してもよいし、最大階調値に対応する駆動電圧Vdを印加してもよい。
次に、図7を参照して、制御部7による表示制御モードの切替制御について説明する。制御部7は、先ず、温度センサ60により液晶表示パネル2の使用環境の温度を検出する(ステップS11)。この後、制御部7は、検出した検出温度が所定温度以上であるか否かを判定する(ステップS12)。なお、所定温度は、液晶LCの応答速度が遅くなる温度であり、任意の温度に設定される。所定温度は、例えば−30℃である。制御部7は、検出温度が所定温度以上であると判定すると(ステップS12:Yes)、常温表示制御モードを実行して(ステップS13)、切替制御の実行を終了する。一方で、制御部7は、検出温度が所定温度よりも低温であると判定すると(ステップS12:No)、低温表示制御モードを実行して(ステップS14)、切替制御の実行を終了する。そして、制御部7は、この切替制御を、所定の周期毎に繰り返し実行する。
なお、制御部7は、常温表示制御モード及び低温表示制御モードにおいて、オーバードライブの実行時に印加される駆動電圧Vdの印加時間を、液晶層の応答時間よりも短くする。ここで、液晶層(液晶LC)の応答時間とは、最小階調値から最大階調値となるまでに要する時間(または最大階調値から最小階調値となるまでに要する時間)であり、液晶LCの応答速度に応じて変化する時間となっている。つまり、液晶LCの応答速度が遅ければ、液晶層の応答時間は長くなり、一方で、液晶LCの応答速度が速ければ、液晶層の応答時間は短くなる。具体的に、フレームレートが60フレームである場合、液晶層の応答時間が、33.3ms(2フレーム周期)よりも短ければ、常温表示制御モードにすることで、オーバードライブ時の駆動電圧の印加時間を、16.6ms(1フレーム周期)とすることができる。また、フレームレートが60フレームである場合、液晶層の応答時間が、33.3ms(2フレーム周期)以上であれば、低温表示制御モードにすることで、オーバードライブ時の駆動電圧の印加時間を、33.3ms(1フレーム周期)とすることができる。
以上のように、液晶表示装置1は、温度センサ60の検出結果に基づいて、常温表示制御モードと低温表示制御モードとを切り替えることができる。このため、制御部7は、液晶層の応答速度が遅い場合、低温表示制御モードに切り替えることで、第1フレームレートよりも小さい第2フレームレートにすることができ、1フレームあたりのフレーム周期を長くすることができる。このため、制御部7は、液晶LCの応答速度が遅い場合であっても、フレーム周期を長くすることで、フレーム周期内で液晶層を好適に駆動することができ、各画素によって構成される画像のとびを抑制することができる。また、制御部7は、オーバードライブ実行時における駆動電圧Vdの印加時間を長くする場合、オーバードライブ実行時に利用するフレーム数を変える必要がない。以上から、制御部7は、オーバードライブで利用するフレーム数を増大させることなく、オーバードライブ実行時における駆動電圧Vdの印加時間を長くすることができるため、各画素Vpixを駆動する駆動回路部への負荷の増大を抑制しつつ、液晶層の応答速度を向上させることができる。
また、液晶表示装置1において、制御部7は、温度センサ60により検出される検出温度に基づいて、常温表示制御モードと低温表示制御モードとを切り替えることができる。このため、液晶表示装置1は、液晶LCの応答速度が低下する環境温度の場合、低温表示制御モードで画素Vpixを表示制御することができる。
また、液晶表示装置1において、制御部7は、オーバードライブの実行時に印加される駆動電圧Vdの印加時間を、液晶層の応答時間よりも短くすることができる。このため、制御部7は、液晶層の応答時間に応じて、適切な表示制御モードに切り替えることができ、オーバードライブ実行時に印加する駆動電圧Vdの印加時間を、適切な印加時間とすることができる。
なお、本実施形態の液晶表示装置1では、温度センサ60を用いて、常温表示制御モードと低温表示制御モードとを切り替えたが、温度センサ60に限定されない。つまり、液晶LCの応答速度の状態を、直接的または間接的に検出可能な状態検出部であれば、いずれの検出部を用いてもよい。
また、本実施形態の液晶表示装置1では、常温用表示制御データD1及び低温用表示制御データD2の2種類の表示制御データを用いて、常温表示制御モードと低温表示制御モードとを切り替えたが、この構成に限定されない。例えば、3つ以上の表示制御データを用意して、3つ以上の表示制御モードを適宜切り替えてもよい。例えば、液晶表示装置1は、検出温度が所定の第1温度(例えば、−10℃)以上となる常温で120Hz駆動を行い、検出温度が所定の第1温度よりも小さく所定の第2温度(例えば、−30℃)以上となる低温で60Hz駆動を行い、検出温度が所定の第2温度よりも小さい低温で30Hz駆動を行ってもよい。
また、本実施形態の液晶表示装置1では、第1フレームレートを60フレームとし、第2フレームレートを30フレームとしたが、この構成に限定されない。低温用表示制御データD2の第2フレームレートは、第1フレームレートのフレーム数を2以上の整数で割ったフレームレートであればよい。このため、例えば、第1フレームレートを120フレームとし、第2フレームレートを60フレームとしてもよい。
<2.評価例>
本評価例では、本実施形態の液晶表示装置1の作用効果を検討するため、従来の液晶表示装置において時間の経過に伴って変化する目標階調における輝度と、本実施形態の液晶表示装置1において時間の経過に伴って変化する目標階調における輝度とを対比している。図8は、オーバードライブの実行時における表示を示す説明図である。図9は、時間に応じて変化する目標階調のグラフである。
本評価例では、本実施形態の液晶表示装置1の作用効果を検討するため、従来の液晶表示装置において時間の経過に伴って変化する目標階調における輝度と、本実施形態の液晶表示装置1において時間の経過に伴って変化する目標階調における輝度とを対比している。図8は、オーバードライブの実行時における表示を示す説明図である。図9は、時間に応じて変化する目標階調のグラフである。
図8において、PT1は、従来の液晶表示装置において、オーバードライブを実行せずに、画素Vpixの表示制御を行った場合の表示状態を示している。なお、従来の液晶表示装置の表示制御は、本実施形態の常温表示制御モードに相当する表示制御である。PT1では、画素Vpixを256階調で表示可能となっており、フレームレートが60フレームとなっている。また、PT1では、画素Vpixが0階調から128階調となるように、駆動電圧Vdを印加している。図8に示すように、PT1では、オーバードライブが実行されていないため、画素Vpixには、128階調に対応する駆動電圧Vdが、1フレーム目から印加される。
図8において、PT2は、従来の液晶表示装置において、オーバードライブを実行して、画素Vpixの表示制御を行った場合の表示状態を示している。なお、従来の液晶表示装置の表示制御は、本実施形態の常温表示制御モードに相当する表示制御である。PT2でも、画素Vpixを256階調で表示可能となっており、フレームレートが60フレームとなっている。また、PT2でも、画素Vpixが0階調から128階調となるように、駆動電圧Vdを印加している。図8に示すように、PT2では、オーバードライブが実行されていることから、画素Vpixには、128階調に対応する駆動電圧Vdよりも高い255階調に対応する駆動電圧Vdが、1フレーム目に印加される。この後、画素Vpixには、128階調に対応する駆動電圧Vdが、2フレーム目以降から印加される。このとき、255階調に対応する駆動電圧Vdは、16.6ms(1フレーム周期Ta)分だけ印加される。
図8において、PT3は、本実施形態の液晶表示装置1において、オーバードライブを実行して、画素Vpixの表示制御を行った場合の表示状態を示している。なお、本実施形態の液晶表示装置1の表示制御は、低温表示制御モードでの表示制御である。PT3では、画素Vpixを256階調で表示可能となっており、フレームレートが30フレームとなっている。また、PT3では、画素Vpixが0階調から128階調となるように、駆動電圧Vdを印加している。図8に示すように、PT3では、オーバードライブが実行されていることから、画素Vpixには、128階調に対応する駆動電圧Vdよりも高い255階調に対応する駆動電圧Vdが、1フレーム目に印加される。この後、画素Vpixには、128階調に対応する駆動電圧Vdが、2フレーム目以降から印加される。このとき、255階調に対応する駆動電圧Vdは、33.3ms(1フレーム周期Tb)分だけ印加される。
次に、図9に示すグラフを参照して、図8に示すPT1からPT3までの、目標階調までの輝度の時間変化について説明する。図9に示すグラフは、その横軸が時間となっており、その縦軸が目標階調における輝度(=100)となっている。なお、図9では、液晶表示装置1の使用環境における温度は、所定温度よりも低温となっている。
図9において、L1は、図8のPT1における目標階調までの輝度の時間変化を示している。L2は、図8のPT2における目標階調までの輝度の時間変化を示している。L3は、図8のPT3における目標階調までの輝度の時間変化を示している。
図9に示すように、所定時間における輝度を、L1,L2及びL3のそれぞれにおいて対比すると、L3の輝度が最も大きく、次いでL2の輝度が大きく、L1の輝度が最も小さいことがわかる。以上から、本実施形態の液晶表示装置1は、使用環境の低温時において、低温表示制御モードを実行することにより、目標階調における輝度に、迅速に到達できることが確認された。
<3.適用例>
次に、図10及び図11を参照して、本実施形態で説明した液晶表示装置1の適用例について説明する。図10は、本実施形態に係る液晶表示装置を自動車のダッシュボードに設置した状態を示す図である。図11は、本実施形態に係る液晶表示装置に表示される画像の一例を示す図である。
次に、図10及び図11を参照して、本実施形態で説明した液晶表示装置1の適用例について説明する。図10は、本実施形態に係る液晶表示装置を自動車のダッシュボードに設置した状態を示す図である。図11は、本実施形態に係る液晶表示装置に表示される画像の一例を示す図である。
図10に示すように、例えば、本実施形態に係る液晶表示装置1は、自動車の車内の運転席側のダッシュボード300に設置される。この場合、液晶表示装置1は、速度及び回転数を表示可能なインストルメントパネルとして利用される。図11に示すように、液晶表示装置1をインストルメントパネルとして用いる場合、液晶表示装置1には、表示領域21の長手方向における一方側(図示左側)に速度表示計の画像G1が表示され、長手方向における他方側(図示右側)に回転速度計の画像G2が表示される。
なお、本実施形態に係る液晶表示装置1は、運転席311と助手席312の間のダッシュボード300に設置されるカーナビゲーション装置315に適用してもよい。この場合、カーナビゲーション装置315の液晶表示装置1は、ナビゲーション表示、音楽操作画面の表示、又は、映画再生表示等に利用される。
また、本実施形態に係る液晶表示装置1は、上記したインストルメントパネル及びカーナビゲーション装置315の他に、テレビジョン装置、デジタルカメラ、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話等の携帯端末装置あるいはビデオカメラなどのあらゆる分野の電子機器に適用することが可能である。言い換えると、本実施形態に係る液晶表示装置1は、外部から入力された映像信号あるいは内部で生成した映像信号を、画像あるいは映像として表示するあらゆる分野の電子機器に適用することが可能である。電子機器は、液晶表示パネルに映像信号を供給し、液晶表示パネルの動作を制御する制御装置を備える。
また、上述した内容により実施形態が限定されるものではない。また、上述した実施形態の構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、上述の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換及び変更を行うことができる。
<4.本開示の構成>
本開示は以下のような構成を採ることができる。
(1)
画素毎に設けられる画素電極と、
前記画素毎に共通電位を与える共通電極と、
前記画素電極と前記共通電極との間に設けられる液晶層と、
前記共通電極と前記画素電極との間に、フレーム周期毎に駆動電圧を印加する駆動回路部と、
前記液晶層の応答速度の状態を検出する状態検出部と、
前記駆動回路部によって印加される前記駆動電圧を、前記フレーム周期毎に制御することで、前記画素の表示動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記液晶層の応答速度が所定速度以上の場合、第1表示制御モードを実行し、前記液晶層の応答速度が前記所定速度未満の場合、第2表示制御モードを実行し、
前記第1表示制御モードは、
単位時間当たりのフレーム数が所定数となる第1フレームレートで表示制御が行われ、前記第1フレームレートにおける前記フレーム周期毎に前記駆動電圧を印加し、
前記第2表示制御モードは、
前記第1フレームレートの前記フレーム数を2以上の整数で割った第2フレームレートで表示制御が行われ、前記第2フレームレートにおける前記フレーム周期毎に前記駆動電圧を印加すると共に、
印加する前記駆動電圧を、前記画素の目標階調に応じた目標駆動電圧よりも高くすることを特徴とする液晶表示装置。
(2)
前記状態検出部は、使用環境の温度を計測する温度検出部を有し、
前記制御部は、前記温度検出部により検出された温度が、所定温度以上である場合、前記第1表示制御モードに切り替える一方で、所定温度よりも低い場合、前記第2表示制御モードに切り替えることを特徴とする(1)に記載の液晶表示装置。
(3)
前記制御部は、印加される前記駆動電圧の印加時間を、前記液晶層の応答時間よりも短くすることを特徴とする(1)または(2)に記載の液晶表示装置。
(4)
(1)から(3)いずれか1つに記載の液晶表示装置を備えた電子機器。
本開示は以下のような構成を採ることができる。
(1)
画素毎に設けられる画素電極と、
前記画素毎に共通電位を与える共通電極と、
前記画素電極と前記共通電極との間に設けられる液晶層と、
前記共通電極と前記画素電極との間に、フレーム周期毎に駆動電圧を印加する駆動回路部と、
前記液晶層の応答速度の状態を検出する状態検出部と、
前記駆動回路部によって印加される前記駆動電圧を、前記フレーム周期毎に制御することで、前記画素の表示動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記液晶層の応答速度が所定速度以上の場合、第1表示制御モードを実行し、前記液晶層の応答速度が前記所定速度未満の場合、第2表示制御モードを実行し、
前記第1表示制御モードは、
単位時間当たりのフレーム数が所定数となる第1フレームレートで表示制御が行われ、前記第1フレームレートにおける前記フレーム周期毎に前記駆動電圧を印加し、
前記第2表示制御モードは、
前記第1フレームレートの前記フレーム数を2以上の整数で割った第2フレームレートで表示制御が行われ、前記第2フレームレートにおける前記フレーム周期毎に前記駆動電圧を印加すると共に、
印加する前記駆動電圧を、前記画素の目標階調に応じた目標駆動電圧よりも高くすることを特徴とする液晶表示装置。
(2)
前記状態検出部は、使用環境の温度を計測する温度検出部を有し、
前記制御部は、前記温度検出部により検出された温度が、所定温度以上である場合、前記第1表示制御モードに切り替える一方で、所定温度よりも低い場合、前記第2表示制御モードに切り替えることを特徴とする(1)に記載の液晶表示装置。
(3)
前記制御部は、印加される前記駆動電圧の印加時間を、前記液晶層の応答時間よりも短くすることを特徴とする(1)または(2)に記載の液晶表示装置。
(4)
(1)から(3)いずれか1つに記載の液晶表示装置を備えた電子機器。
以上、本開示について説明したが、上述した内容により本開示が限定されるものではない。また、上述した本開示の構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、上述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。また、本開示の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換及び変更を行うことができる。
1 液晶表示装置
2 液晶表示パネル
3 ドライバIC
6 バックライト
7 制御部
21 表示領域
22A、22B 垂直ドライバ
23 水平ドライバ
60 温度センサ
72 画素電極
Vpix 画素
LC 液晶
Tr 薄膜トランジスタ
COML 共通電極
Vp 画素電位
Vcom コモン電位
D1 常温用表示制御データ
D2 低温用表示制御データ
2 液晶表示パネル
3 ドライバIC
6 バックライト
7 制御部
21 表示領域
22A、22B 垂直ドライバ
23 水平ドライバ
60 温度センサ
72 画素電極
Vpix 画素
LC 液晶
Tr 薄膜トランジスタ
COML 共通電極
Vp 画素電位
Vcom コモン電位
D1 常温用表示制御データ
D2 低温用表示制御データ
Claims (4)
- 画素毎に設けられる画素電極と、
前記画素毎に共通電位を与える共通電極と、
前記画素電極と前記共通電極との間に設けられる液晶層と、
前記共通電極と前記画素電極との間に、フレーム周期毎に駆動電圧を印加する駆動回路部と、
前記液晶層の応答速度の状態を検出する状態検出部と、
前記駆動回路部によって印加される前記駆動電圧を、前記フレーム周期毎に制御することで、前記画素の表示動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記状態検出部による検出結果に基づいて、前記液晶層の応答速度が所定速度以上の場合、第1表示制御モードを実行し、前記液晶層の応答速度が前記所定速度未満の場合、第2表示制御モードを実行し、
前記第1表示制御モードは、
単位時間当たりのフレーム数が所定数となる第1フレームレートで表示制御が行われ、前記第1フレームレートにおける前記フレーム周期毎に前記駆動電圧を印加し、
前記第2表示制御モードは、
前記第1フレームレートの前記フレーム数を2以上の整数で割った第2フレームレートで表示制御が行われ、前記第2フレームレートにおける前記フレーム周期毎に前記駆動電圧を印加すると共に、
印加する前記駆動電圧を、前記画素の目標階調に応じた目標駆動電圧よりも高くすることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記状態検出部は、使用環境の温度を計測する温度検出部を有し、
前記制御部は、前記温度検出部により検出された温度が、所定温度以上である場合、前記第1表示制御モードに切り替える一方で、所定温度よりも低い場合、前記第2表示制御モードに切り替えることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記制御部は、前記駆動電圧の印加時間を、前記液晶層の応答時間よりも短くすることを特徴とする請求項1または2に記載の液晶表示装置。
- 請求項1から3いずれか1項に記載の液晶表示装置を備えた電子機器。
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