JP2007148369A - 表示制御回路、表示制御方法及び表示回路 - Google Patents
表示制御回路、表示制御方法及び表示回路 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007148369A JP2007148369A JP2006257662A JP2006257662A JP2007148369A JP 2007148369 A JP2007148369 A JP 2007148369A JP 2006257662 A JP2006257662 A JP 2006257662A JP 2006257662 A JP2006257662 A JP 2006257662A JP 2007148369 A JP2007148369 A JP 2007148369A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gradation
- display
- temperature
- display panel
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G3/00—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
- G09G3/20—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
- G09G3/34—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
- G09G3/36—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source using liquid crystals
- G09G3/3611—Control of matrices with row and column drivers
- G09G3/3648—Control of matrices with row and column drivers using an active matrix
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G2310/00—Command of the display device
- G09G2310/06—Details of flat display driving waveforms
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G2320/00—Control of display operating conditions
- G09G2320/02—Improving the quality of display appearance
- G09G2320/0252—Improving the response speed
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G2320/00—Control of display operating conditions
- G09G2320/02—Improving the quality of display appearance
- G09G2320/0261—Improving the quality of display appearance in the context of movement of objects on the screen or movement of the observer relative to the screen
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G2320/00—Control of display operating conditions
- G09G2320/02—Improving the quality of display appearance
- G09G2320/0285—Improving the quality of display appearance using tables for spatial correction of display data
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G2320/00—Control of display operating conditions
- G09G2320/04—Maintaining the quality of display appearance
- G09G2320/041—Temperature compensation
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G2340/00—Aspects of display data processing
- G09G2340/16—Determination of a pixel data signal depending on the signal applied in the previous frame
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Abstract
【課題】低温時における画像表示のための応答速度の低下を改善する。
【解決手段】一対の基板1,2間に光制御層3を有し、複数の画素PXが略マトリクス状に配置される表示パネルDPを制御する表示制御回路CTLであって、前記表示パネルの温度を検出する温度検出部6と、各前記画素に映像信号に対応した階調信号を周期的に出力する表示パネル駆動部(7,13,14、XD)とを備え、前記表示パネル駆動部は、前記温度検出部が検出した前記表示パネルの温度に応じて前記映像信号に対応した階調信号に設定する設定部7aと、前記映像信号の階調の変化に対応して、変化後の少なくとも1周期期間は前記階調信号に代えて異なる他の階調信号を出力するオーバードライブ出力部(7a、7b)とを有する表示制御回路である。
【選択図】 図1
【解決手段】一対の基板1,2間に光制御層3を有し、複数の画素PXが略マトリクス状に配置される表示パネルDPを制御する表示制御回路CTLであって、前記表示パネルの温度を検出する温度検出部6と、各前記画素に映像信号に対応した階調信号を周期的に出力する表示パネル駆動部(7,13,14、XD)とを備え、前記表示パネル駆動部は、前記温度検出部が検出した前記表示パネルの温度に応じて前記映像信号に対応した階調信号に設定する設定部7aと、前記映像信号の階調の変化に対応して、変化後の少なくとも1周期期間は前記階調信号に代えて異なる他の階調信号を出力するオーバードライブ出力部(7a、7b)とを有する表示制御回路である。
【選択図】 図1
Description
この発明は、画像を表示するための表示制御回路、表示制御方法及び表示回路に関する。
液晶表示装置に代表される平面表示装置は、コンピュータ、カーナビゲーションシステム、あるいはテレビ受信機等の表示装置として広く利用されている。液晶表示装置は、一般に複数の液晶画素のマトリクスアレイを含む液晶表示パネル、この液晶表示パネルを照明するバックライト、並びにこれら液晶表示パネルおよびバックライトを制御する表示制御回路を有する。
液晶表示装置が主に動画を表示するような表示装置である場合、液晶分子が良好な応答性を示すOCBモードの液晶表示パネルが用いられている。
ところで、液晶表示装置をカーナビゲーションシステムなどの車載用表示装置として利用する場合、要求される使用温度範囲は、例えば−20℃〜85℃と非常に広い。一般に液晶表示装置は低温になるほど応答速度が遅くなり、常温で高速応答を示すOCBモードでも低温になると応答速度の低下が見られる。一方、カーナビゲーションシステムなどの車載用表示装置ではバックモニタとしても利用されるため、低温の環境下でも尾引きのない鮮明な画像表示が必要である。従って、液晶表示装置には低温の環境下であっても高い応答性能が求められる。
応答速度を改善する従来技術として、特開2005−91454号公報に記載の技術が知られている。この技術では、前後のフレーム画像に基づいて新たなフレーム画像を予測回路を用いて生成し、表示するフレーム数を増加する。更に、オーバードライブによって画像を表示する。
しかし、特開2005−91454号公報に記載の技術を適用しようとしても、なお解決すべき課題が存在していた。
例えば、低温時においてオーバードライブによって表示の応答速度を改善しようとしても、オーバードライブ電圧をどのようにして決定し、どのような方法で付加するかについては開示されていない。
即ち、上述の課題を解決するためのオーバードライブを採用するためには、周囲温度、表示する画像の階調度などからオーバードライブを行うか否かの判断基準を明らかにする必要がある。更に、オーバードライブを実施するに際しては、そのタイミングシーケンスを明らかにしなければならない。しかし、特開2005−91454号公報には、これらの事項についての開示は無く、またこれらの事項を示唆する記載も無い。
本発明の目的は、低温時における画像表示のための応答速度の低下を改善することのできる表示制御回路、表示制御方法及び表示回路を提供することである。
本発明に係る表示制御回路は、一対の基板間に光制御層を有し、複数の画素が略マトリクス状に配置される表示パネルを制御する表示制御回路であって、前記表示パネルの温度を検出する温度検出部と、各前記画素に映像信号に対応した階調信号を周期的に出力する表示パネル駆動部とを備え、前記表示パネル駆動部は、前記温度検出部が検出した前記表示パネルの温度に応じて前記映像信号に対応した階調信号に設定する設定部と、前記映像信号の階調の変化に対応して、変化後の少なくとも1周期期間は前記階調信号に代えて異なる他の階調信号を出力するオーバードライブ出力部とを有する。
また本発明に係る表示制御回路は、一対の基板間に光制御層を有し、複数の画素が略マトリクス状に配置される表示パネルを制御する表示制御回路であって、各前記画素に映像信号に対応した階調信号を周期的に出力する表示パネル駆動部と、表示パネル温度を検出する温度検出部とを備え、前記表示パネル駆動部は、前記温度検出部の検出信号に基づき、少なくとも前記階調信号のうち、黒階調表示信号と白階調表示信号とをそれぞれ設定する設定部と、前記映像信号の階調の変化に対応して、変化後の少なくとも1周期期間は前記白階調表示信号の電圧値を小さく設定するオーバードライブ出力部とを有する。
また本発明に係る表示制御方法は、一対の基板間に光制御層を有し、複数の画素が略マトリクス状に配置される表示パネルを制御する表示制御回路の表示制御方法であって、前記表示パネルの温度を検出する温度検出ステップと、各前記画素に映像信号に対応した階調信号を周期的に出力する表示パネル駆動ステップとを備え、前記表示パネル駆動ステップは、前記温度検出ステップで検出した前記表示パネルの温度に応じて前記映像信号に対応した階調信号に設定する設定ステップと、前記映像信号の階調の変化に対応して、変化後の少なくとも1周期期間は前記階調信号に代えて異なる他の階調信号を出力するオーバードライブ出力ステップとを有する。
また本発明に係る表示装置は、一対の電極間に液晶層を備えた表示画素が略マトリクス状に配置される表示パネルと、各前記表示画素に印加される液晶印加電圧を制御する表示制御回路と、前記表示パネルの温度を検出する温度検出部と、を備えた表示装置において、前記表示制御回路は、前記温度検出部の検出信号と、入力される映像信号の階調の変化に基づき階調基準電圧を設定する階調基準電圧発生回路と、前記階調基準電圧発生回路から出力される階調基準電圧に基づき、前記映像信号に対応する階調電圧を選択して出力する出力部とを備えた。
本発明の表示制御回路、表示制御方法及び表示装置によれば、低温時における応答速度の低下を改善することが可能となる。
〔第1の実施の形態〕
以下、本発明の一実施形態に係る表示制御回路が適用される液晶表示装置について添付図面を参照して説明する。なお、以下にはOCB液晶を用いた液晶表示装置を例として説明するが、本発明はこの例に限定されるものではない。
以下、本発明の一実施形態に係る表示制御回路が適用される液晶表示装置について添付図面を参照して説明する。なお、以下にはOCB液晶を用いた液晶表示装置を例として説明するが、本発明はこの例に限定されるものではない。
図1は、液晶表示装置の回路構成を概略的に示す図である。
液晶表示装置は、複数のOCB液晶画素PXを有するOCBモードの液晶表示パネルDP、および液晶表示パネルDPおよびバックライトBLを制御する表示制御回路CTLを備える。液晶表示パネルDPはアレイ基板1および対向基板2間に液晶層3を挟持した構造である。
液晶表示装置は、複数のOCB液晶画素PXを有するOCBモードの液晶表示パネルDP、および液晶表示パネルDPおよびバックライトBLを制御する表示制御回路CTLを備える。液晶表示パネルDPはアレイ基板1および対向基板2間に液晶層3を挟持した構造である。
OCBモードの液晶表示パネルでは、画素電極および共通電極上で互いに平行にラビングされた配向膜によって電源投入前において液晶分子はほとんど寝ているスプレイ配向になる。液晶表示パネルは、電源投入に伴う初期化処理で印加する比較的強い電界によりこれら液晶分子をスプレイ配向からベンド配向に転移させてから表示動作を行う。
このようなOCBモードでは、一旦ベンド配向に転移しても、スプレイ配向のエネルギとベンド配向のエネルギとが拮抗するレベル以下の電圧印加状態や電圧無印加状態が長期間続く場合に、再びスプレイ配向に逆転移してしまうという性質を有する。スプレイ配向では、視野角特性がベンド配向に対して大きく異なることから表示異常となる。
従来、ベンド配向からスプレイ配向への逆転移を防止するため、例えば1フレームの画像を表示するフレーム期間の一部で逆転移を防止する程度に大きな電圧をOCB液晶に印加する駆動方式や、スプレイ配向のエネルギとベンド配向のエネルギとが拮抗するレベル以下の電圧を用いない駆動方式が知られている。ノーマリホワイトの液晶表示パネルでは、前者の駆動方式として、逆転移防止電圧として黒表示電圧を用いることで、逆転移を効果的に防止できると共に、動画の表示性能を向上することができ、黒挿入駆動と呼ばれる。
本液晶層3はOCBモードの液晶であり、ノーマリホワイトの表示動作のために予めスプレイ配向からベンド配向に転移され、周期的に黒表示となる電圧を印加する黒挿入駆動を採用することによりベンド配向からスプレイ配向への逆転移が阻止されている。
表示制御回路CTLは、アレイ基板1および対向基板2から液晶層3に印加される液晶駆動電圧により液晶表示パネルDPの透過率を制御する。
表示制御回路CTLは、アレイ基板1および対向基板2から液晶層3に印加される液晶駆動電圧により液晶表示パネルDPの透過率を制御する。
アレイ基板1は、複数の画素電極PE、複数のゲート線Y(Y1,・・・,Ym)、複数のソース線X(X1,・・・,Xn)、画素スイッチング素子W、ゲートドライバYD、およびソースドライバXDを有する。
画素電極PEは、例えばガラス等の透明絶縁基板上にマトリクス状に配置される。ゲート線Y(Y1,・・・,Ym)は、複数の画素電極PEの行に沿って配置される。ソース線X(X1,・・・,Xn)は、複数の画素電極PEの列に沿って配置される。画素スイッチング素子Wは、これらゲート線Yおよびソース線Xの交差位置近傍に配置される。ゲートドライバYDは、複数のゲート線Yを順次駆動する。ソースドライバXDは、各ゲート線Yが駆動される間に複数のソース線Xを駆動する。
画素電極PEは、例えばガラス等の透明絶縁基板上にマトリクス状に配置される。ゲート線Y(Y1,・・・,Ym)は、複数の画素電極PEの行に沿って配置される。ソース線X(X1,・・・,Xn)は、複数の画素電極PEの列に沿って配置される。画素スイッチング素子Wは、これらゲート線Yおよびソース線Xの交差位置近傍に配置される。ゲートドライバYDは、複数のゲート線Yを順次駆動する。ソースドライバXDは、各ゲート線Yが駆動される間に複数のソース線Xを駆動する。
各画素スイッチング素子Wは、例えばポリシリコン薄膜トランジスタからなる。この場合、薄膜トランジスタのゲートが対応するゲート線Yに接続され、ソースおよびドレインが対応するソース線Xおよび1個の画素電極PE間にそれぞれ接続される。
尚、ゲートドライバYDは画素スイッチング素子Wと同一工程で同時に形成されるポリシリコン薄膜トランジスタを用いてアレイ基板1に一体的に構成される。また、ソースドライバXDはCOG(Chip On Glass)技術によりアレイ基板1にマウントされた集積回路(IC)チップである。
尚、ゲートドライバYDは画素スイッチング素子Wと同一工程で同時に形成されるポリシリコン薄膜トランジスタを用いてアレイ基板1に一体的に構成される。また、ソースドライバXDはCOG(Chip On Glass)技術によりアレイ基板1にマウントされた集積回路(IC)チップである。
対向基板2は、例えばガラス等の透明絶縁基板上に配置されるカラーフィルタ(図示せず)、および複数の画素電極PEに対向してカラーフィルタ上に配置される共通電極CE等を含む。
各画素電極PEおよび共通電極CEは、光透過型の場合は、例えばITO等の透明電極材料で構成することができる。画素電極PEおよび共通電極CEからの電界に対応して液晶層3の液晶分子配列が制御される。画素電極PE、共通電極CE及び液晶層3で構成される画素領域が、OCB液晶画素PXを構成する。また、それぞれの画素PXは補助容量Csを有する。これら補助容量Csはアレイ基板1側において複数行の画素電極PEにそれぞれ容量結合した複数の補助容量線を共通電極CEに電気的に接続することにより得られる。
各画素電極PEおよび共通電極CEは、光透過型の場合は、例えばITO等の透明電極材料で構成することができる。画素電極PEおよび共通電極CEからの電界に対応して液晶層3の液晶分子配列が制御される。画素電極PE、共通電極CE及び液晶層3で構成される画素領域が、OCB液晶画素PXを構成する。また、それぞれの画素PXは補助容量Csを有する。これら補助容量Csはアレイ基板1側において複数行の画素電極PEにそれぞれ容量結合した複数の補助容量線を共通電極CEに電気的に接続することにより得られる。
表示制御回路CTLは、駆動用電圧発生回路4及びコントローラ回路5を備える。駆動用電圧発生回路4は、液晶表示パネルDPの駆動用電圧と階調基準電圧とを発生する。コントローラ回路5は、ゲートドライバYD及びソースドライバXDを制御する。
駆動用電圧発生回路4は、補償電圧発生回路6、階調基準電圧発生回路7、コモン電圧発生回路8およびパネル温度検出回路9を含む。
補償電圧発生回路6は、ゲートドライバYDを介して補助容量線Cに印加される補償電圧Veを発生する。この補償電圧Veは、1行分のスイッチング素子Wが非導通となるときに、これらスイッチング素子Wに対応した行の補助容量線CにゲートドライバYDを介して印加される。階調基準電圧発生回路7は、ソースドライバXDによって用いられる所定数の階調基準電圧VREFを発生する。コモン電圧発生回路8は、共通電極CEに印加されるコモン電圧Vcomを発生する。パネル温度検出回路9は、例えばサーミスタを使ってパネル温度を検出する。サーミスタで測定したパネル温度により前述の階調基準電圧VREFが制御される。階調基準電圧VREFの制御方法については後で詳細に説明する。
補償電圧発生回路6は、ゲートドライバYDを介して補助容量線Cに印加される補償電圧Veを発生する。この補償電圧Veは、1行分のスイッチング素子Wが非導通となるときに、これらスイッチング素子Wに対応した行の補助容量線CにゲートドライバYDを介して印加される。階調基準電圧発生回路7は、ソースドライバXDによって用いられる所定数の階調基準電圧VREFを発生する。コモン電圧発生回路8は、共通電極CEに印加されるコモン電圧Vcomを発生する。パネル温度検出回路9は、例えばサーミスタを使ってパネル温度を検出する。サーミスタで測定したパネル温度により前述の階調基準電圧VREFが制御される。階調基準電圧VREFの制御方法については後で詳細に説明する。
なお、サーミスタ等の温度センサは、本実施例では表示制御回路CTLを構成する基板(図示しない)上に設けられている。温度センサは、例えば、液晶表示パネルDPの近傍に設けても良く、また液晶表示パネルDPに接触して設けても良い。
コントローラ回路5は、垂直タイミング制御回路11、水平タイミング制御回路12、フレームメモリ13及び画像データ変換回路14を含む。
垂直タイミング制御回路11は、外部信号源SSから入力される同期信号SYNCに基づいてゲートドライバYDに対する制御信号CTYを発生する。水平タイミング制御回路12は、外部信号源SSから入力される同期信号SYNCに基づいてソースドライバXDに対する制御信号CTXを発生する。フレームメモリ13は、外部信号源SSからの画像データを1フレーム期間毎に出力する。画像データ変換回路14は、1フレーム期間毎にフレームメモリ13から入力される複数の画素データに基づいて複数の液晶画素PXに対する解像度および階調等の変換を行う。そして、画像データ変換回路14は、階調基準電圧発生回路7に対してオーバードライブ制御用信号(後述)を出力する。
画像データは複数の液晶画素PXに対する複数の画素データDIからなり、例えば1フレーム期間毎に更新される。制御信号CTYはゲートドライバYDに供給され、制御信号CTXは画像データ変換回路14から変換結果として得られる画素データDOと共にソースドライバXDに供給される。
制御信号CTYは上述のように順次複数のゲート線Yを駆動する動作をゲートドライバYDに行わせるために用いられる。制御信号CTXは画素データDOを複数のソース線Xにそれぞれ割り当てると共に出力極性を指定する動作をソースドライバXDに行わせるために用いられる。
制御信号CTYは上述のように順次複数のゲート線Yを駆動する動作をゲートドライバYDに行わせるために用いられる。制御信号CTXは画素データDOを複数のソース線Xにそれぞれ割り当てると共に出力極性を指定する動作をソースドライバXDに行わせるために用いられる。
ゲートドライバYDは制御信号CTYの制御により1フレーム期間において複数のゲート線Y1,・・・,Ymを階調表示用および黒挿入用に順次選択し、各行の画素スイッチング素子Wを1水平走査期間Hだけ導通させる駆動信号としてオン電圧を選択ゲート線Yに供給する。
ソースドライバXDは上述の階調基準電圧発生回路7から供給される所定数の階調基準電圧VREFを参照して画素データDOをそれぞれ画素電圧Vsに変換し、対応するソース線X1,・・・,Xnに並列的に出力する。
画素電圧Vsは共通電極CEのコモン電圧Vcomを基準として画素電極PEに印加される電圧であり、例えばフレーム反転駆動およびライン反転駆動を行うようコモン電圧Vcomに対して極性反転される。
また、補償電圧Veは1行分のスイッチング素子Wが非導通となるときにこれらスイッチング素子Wに接続されるゲート線Yに対応した補助容量線CにゲートドライバYDを介して印加され、これらスイッチング素子Wの寄生容量によって1行分の画素PXに生じる画素電圧Vsの変動を補償するために用いられる。
ゲートドライバYDが例えばゲート線Y1をオン電圧により駆動してこのゲート線Y1に接続された全ての画素スイッチング素子Wを導通させると、ソース線X1,・・・,Xn上の画素電圧Vsがこれら画素スイッチング素子Wをそれぞれ介して対応画素電極PEおよび補助容量Csの一端に供給される。また、ゲートドライバYDはこのゲート線Y1に対応した補助容量線C1に補償電圧発生回路6からの補償電圧Veを出力し、ゲート線Y1に接続された全ての画素スイッチング素子Wを1水平走査期間だけ導通させた直後にこれら画素スイッチング素子Wを非導通にするオフ電圧をゲート線Y1に出力する。補償電圧Veはこれら画素スイッチング素子Wが非導通になったときにこれらの寄生容量の影響による画素電圧Vsの変動、すなわち突き抜け電圧ΔVpを実質的にキャンセルする。
図2は、ソースドライバXDの構成を概略的に示す図である。
ソースドライバXDは、シフトレジスタ21、サンプリング&ロードラッチ22、デジタルアナログ(D/A)変換回路23、および出力バッファ回路24を含む。
制御信号CTXには、一行分の画素データの取り込み開始タイミングを制御する水平スタート信号STH、シフトレジスタ21において水平スタート信号STXをシフトさせる水平クロック信号CKHが含まれている。
ソースドライバXDは、シフトレジスタ21、サンプリング&ロードラッチ22、デジタルアナログ(D/A)変換回路23、および出力バッファ回路24を含む。
制御信号CTXには、一行分の画素データの取り込み開始タイミングを制御する水平スタート信号STH、シフトレジスタ21において水平スタート信号STXをシフトさせる水平クロック信号CKHが含まれている。
シフトレジスタ21は、水平スタート信号STHを水平クロック信号CKHに同期してシフトし、画素データDOを順次直並列変換するタイミングを制御する。サンプリング&ロードラッチ22は、シフトレジスタ21の制御により1ライン分の画素PXに対する画素データDOを順次ラッチし、並列的に出力する。デジタルアナログ(D/A)変換回路23は、画素データDOをアナログ形式の画素電圧に変換する。出力バッファ回路24は、D/A変換回路23から得られるアナログ画素電圧をソース線X1,・・・,Xnに出力する。そして、D/A変換回路23は、階調基準電圧発生回路7から発生される複数の階調基準電圧VREFを参照するように構成される。
図3は、液晶表示パネルDPの断面構造を詳細に示す図である。
アレイ基板1は、ガラス板等からなる透明絶縁基板GL、この透明絶縁基板GL上に形成される複数の画素電極PE、およびこれら画素電極PE上に形成される配向膜ALを含む。
アレイ基板1は、ガラス板等からなる透明絶縁基板GL、この透明絶縁基板GL上に形成される複数の画素電極PE、およびこれら画素電極PE上に形成される配向膜ALを含む。
対向基板2は、ガラス板等からなる透明絶縁基板GL、この透明絶縁基板GL上に形成されるカラーフィルタ層CF、このカラーフィルタ層CF上に形成される共通電極CE、およびこの共通電極CE上に形成される配向膜ALを含む。
液晶層3は、対向基板2とアレイ基板1の間隙に液晶を充填することにより得られる。
液晶層3は、対向基板2とアレイ基板1の間隙に液晶を充填することにより得られる。
カラーフィルタ層CFは、赤画素用の赤着色層、緑画素用の緑着色層、青画素用の青着色層、およびブラックマトリクス用の黒着色(遮光)層を含む。
また、液晶表示パネルDPは、アレイ基板1および対向基板2の外側に配置される一対の位相差板RT、これら位相差板RTの外側に配置される一対の偏光板PL、およびアレイ基板1側の偏光板PLの外側に配置される光源用のバックライトBLを備える。バックライトBLは、冷陰極管等からなる白色光源であり、アレイ基板1側の偏光板PLの外側に配置される。アレイ基板1側の配向膜ALおよび対向基板2側の配向膜ALは互いに平行にラビング処理される。
次に本実施の形態に係る表示制御方法の基本的な考え方について説明する。
図4は、本表示制御方法による黒表示液晶印加電圧と白表示液晶印加電圧の温度特性を示す図である。
図4は、本表示制御方法による黒表示液晶印加電圧と白表示液晶印加電圧の温度特性を示す図である。
先ず温度の影響について考察すると、温度が低いほど液晶材料の屈折率の差Δnが増大する。その結果、温度が低いほど最適な黒表示を得るための電圧(最適黒電圧)は増加するため、コントラストは低下してしまう。そこで、図4に示すように、液晶表示パネルDPの温度が低くなるにつれて黒表示液晶印加電圧を大きくしてコントラストの低下を抑制する必要がある。
一方、最適な白表示を得るための電圧(最適白電圧)は、図中に点線で示すように温度が低くなってもほとんど変化しない。例えば、白表示液晶印加電圧は、室温付近で0Vとして最大の明るさ、コントラストが得られるように設計される。
一方、最適な白表示を得るための電圧(最適白電圧)は、図中に点線で示すように温度が低くなってもほとんど変化しない。例えば、白表示液晶印加電圧は、室温付近で0Vとして最大の明るさ、コントラストが得られるように設計される。
このようなことから、常温時の黒表示液晶印加電圧が5Vであるのに対して、低温時は6Vと、常温時よりも大きく設定する。また、常温時、低温時共に白表示液晶印加電圧は0Vに設定する。この結果、低温時においては階調表示用の液晶印加電圧のダイナミックレンジは、例えば常温では5Vであるのに対して、低温側では6Vと広くなる。
ところで、上記した理由により、低温になると表示の応答性能が低下する。
そこで、本発明による表示の応答性能を向上する方法について説明する。
黒表示と白表示を切替えて表示する場合の応答性能を考える。立ち上り時間τrを黒表示から白表示になるまでの応答時間、立ち下がり時間τdを白表示から黒表示になるまでの応答時間とする。そうするとOCBモードの場合液晶分子の特性より、立ち上り時間τrは立ち下がり時間τdよりも十分に長い。例えば、立ち下がり時間τdが約0.9msであるに対して立ち上り時間τrは約3.6msと6倍の長さである。
そうすると応答速度を効率的に改善するためには、特に立ち上り時間τrについて改善を行えば良いことが考えられる。即ち、黒表示から白表示への応答性能を改善すれば効果が得られることがわかる。
黒表示と白表示を切替えて表示する場合の応答性能を考える。立ち上り時間τrを黒表示から白表示になるまでの応答時間、立ち下がり時間τdを白表示から黒表示になるまでの応答時間とする。そうするとOCBモードの場合液晶分子の特性より、立ち上り時間τrは立ち下がり時間τdよりも十分に長い。例えば、立ち下がり時間τdが約0.9msであるに対して立ち上り時間τrは約3.6msと6倍の長さである。
そうすると応答速度を効率的に改善するためには、特に立ち上り時間τrについて改善を行えば良いことが考えられる。即ち、黒表示から白表示への応答性能を改善すれば効果が得られることがわかる。
そこで、本実施の形態の表示制御回路では、低温時においては、黒表示から白表示方向への応答速度をオーバードライブ駆動により改善する。 この技術思想を実現するに際し、本実施の形態では図4の実線で示すように、室温付近で0Vである白表示液晶印加電圧をパネル温度が低くなるのに対応して増加させる。例えばパネル温度が−20℃では白表示液晶印加電圧が1Vとなるように温度制御する。これにより、階調表示用の液晶印加電圧のダイナミックレンジは、0V−6Vであるところ、白電圧の設定変更によって1V−6Vと、そのダイナミックレンジは小さくなる。その上で、低温状態で、黒表示から白表示に移行する際には、オーバードライブ駆動用の電圧として、例えば0Vを用い、一度0Vを印加した後で白表示液晶印加電圧として1Vを印加する。
このような方式を採用することによって、例えば−20℃では、階調表示用の液晶印加電圧のダイナミックレンジは6Vから5Vへと狭くなるが、コントラスト等の表示性能に大きな影響を与えることなく、後述のように簡便な回路構成で応答速度を改善することができる。
図4に示すように白表示液晶印加電圧をパネル温度が低くなるに対応して増加させることで、コントラストが若干低下する恐れがあるが、見かけのコントラストは応答速度とのバランスで決定されるものであるため、視認上、大きな影響はない。従って、電圧増加量はコントラストの低下が気にならないレベルの妥当な値に適宜設定すれば良い。
続いて、上述の表示制御方法を実現する表示制御回路の構成と動作について説明する。
図5は、階調基準電圧発生回路7の構成を示す図である。
階調基準電圧発生回路7は、階調基準電圧制御回路7a、メモリ7b及び階調基準電圧生成回路7cを備えている。そして、階調基準電圧制御回路7aには、画像データ変換回路14から画像データ制御信号が入力され、パネル温度検出回路9からパネル温度が入力される。
画像データ制御信号には、外部信号源SSがフレームメモリ13に対して出力する画像データDIについての前フレームと後フレームの階調差が含まれる。この階調差は、個々の表示画素単位であることが望ましいが、画素行単位、あるいはフレーム単位の平均の階調差であってもかまわない。
図5は、階調基準電圧発生回路7の構成を示す図である。
階調基準電圧発生回路7は、階調基準電圧制御回路7a、メモリ7b及び階調基準電圧生成回路7cを備えている。そして、階調基準電圧制御回路7aには、画像データ変換回路14から画像データ制御信号が入力され、パネル温度検出回路9からパネル温度が入力される。
画像データ制御信号には、外部信号源SSがフレームメモリ13に対して出力する画像データDIについての前フレームと後フレームの階調差が含まれる。この階調差は、個々の表示画素単位であることが望ましいが、画素行単位、あるいはフレーム単位の平均の階調差であってもかまわない。
階調基準電圧制御回路7aは、画像データ制御信号とパネル温度とに基づいてメモリ7bを参照して、白電圧と黒電圧を制御する階調基準電圧VREFを生成する。メモリ7bには、白電圧と黒電圧を制御する階調基準電圧VREFを生成するための基準テーブル類(後述)が格納されている。階調基準電圧生成回路7cは、階調基準電圧制御回路7aから入力された信号に基づいて複数の階調基準電圧VREFを生成してソースドライバXDに出力する。
図6、図7は、メモリ7bに格納されているテーブルの内容を示す図である。
図6は、温度−電圧テーブルを示している。温度−電圧テーブルには、パネル温度ごとに白電圧及び黒電圧を制御する階調基準電圧VREFを生成するための情報が格納されている。例えば、温度−電圧テーブルには、パネル温度が常温の場合の白電圧は0V、黒電圧は5V、パネル温度が−20℃の場合の白電圧は1V、黒電圧は6Vとなるよう階調基準電圧VREFを生成するための情報が格納されている。
図7は、温度−オーバードライブ電圧テーブルを示している。温度−オーバードライブ電圧テーブルには、前フレームと後フレームの階調差が所定の閾値以上であった場合のオーバードライブ電圧を制御する階調基準電圧VREFを生成するための情報がパネル温度ごとに格納されている。例えば、温度−オーバードライブ電圧テーブルには、256階調を表示する液晶表示装置であって、パネル温度が−20℃場合、階調差が150以上あって白表示を行う場合、液晶印加電圧として1Vではなく0Vのオーバードライブ電圧が選択されるように階調基準電圧VREFを生成するための情報が格納されている。
図8は、パネル温度が−20℃の状態における液晶印加電圧を表すタイムチャートである。図8には、説明を解りやすくするために全面黒表示から全面白表示に、更に全面黒表示に表示が変化した場合を示している。以下、図8を参照しつつ表示制御回路の動作を説明する。
外部信号源SSからフレームメモリ13に白表示の画像データDIが入力されたときは、画像データ変換回路14は、前フレームと現フレームとの階調差を求める。そして、画像データ制御信号に階調差の情報を含めて階調基準電圧発生回路7に出力する。
階調基準電圧制御回路7aは、パネル温度に基づいてメモリ7bに格納されている温度−電圧テーブルを検索し、対応する情報を抽出する。また、パネル温度に基づいてメモリ7bに格納されている温度−オーバードライブ電圧テーブルを検索して該当するパネル温度に対応した階調差閾値とオーバードライブ電圧情報とを抽出する。
そして、画像データ制御信号に含まれる階調差が、温度−オーバードライブ電圧テーブルの階調差閾値よりも大きい場合は、温度−電圧テーブルから抽出される情報と、温度−オーバードライブ電圧テーブルから抽出される情報とが、階調基準電圧制御回路7aから階調基準電圧生成回路7cに出力される。
階調基準電圧生成回路7cは、温度−電圧テーブルから抽出される情報と、温度−オーバードライブ電圧テーブルから抽出される情報とに基づき、複数の階調基準電圧VREFを生成してソースドライバXDに出力する。
これ以降のソースドライバXDの動作は図2において説明しているため再度の説明は省略する。
この動作によって、図8の黒表示フレームに続く次の白表示フレーム(第1期間)では、温度−電圧テーブルから抽出される情報に基づいて、液晶印加電圧が1Vから6Vの範囲となるように階調基準電圧VREFが制御される。更に、温度−オーバードライブ電圧テーブルから抽出される情報とに基づき、オーバードライブ駆動することが決定され、液晶印加電圧が0Vから6Vの範囲となるように階調基準電圧VREFが制御される。これにより、同図に示すように液晶印加電圧は、オーバードライブされて0Vとなる。所定時間経過後、逆転移防止のために黒挿入がなされる。
図8の白表示フレーム(第1期間)に続く白表示フレーム(第2期間)においては、前フレームと今回のフレームでは共に白を表示するため、階調差は階調差閾値よりも小さくなる。従って、温度−オーバードライブ電圧テーブルから抽出される情報に基づき、オーバードライブ駆動しないことが決定され、液晶印加電圧が1Vから6Vの範囲となるように階調基準電圧VREFが制御され、第2期間の液晶印加電圧は1Vとなる。
以降の白表示期間では、第2期間と同様の動作が継続し、液晶印加電圧は、オーバードライブされず1Vとなる。
以降の白表示期間では、第2期間と同様の動作が継続し、液晶印加電圧は、オーバードライブされず1Vとなる。
なお、常温時は、黒表示フレームに続く次の白表示フレーム(第1期間)では、温度−電圧テーブルから抽出される情報に基づいて、液晶印加電圧が0Vから5Vの範囲となるように階調基準電圧VREFが制御される。更に、温度−オーバードライブ電圧テーブルから抽出される情報とに基づき、オーバードライブ駆動しないことが決定され、液晶印加電圧が0Vから5Vの範囲となるように階調基準電圧VREFが制御される。
白表示フレーム(第1期間)に続く白表示フレーム(第2期間)においても同様に、液晶印加電圧が0Vから5Vの範囲となるように階調基準電圧VREFが制御される。
以上説明した表示制御回路によれば、低温時、黒表示から白表示に変化した最初の第1期間において、オーバードライブ駆動を行う。これにより白表示の応答性が改善する。また、低温時における階調表示の液晶印加電圧のダイナミックレンジは、常温時と略等しく、オーバードライブ駆動を加味しても液晶印加電圧は6Vのダイナミックレンジで良く、回路構成上の負担は軽減される。
上記の実施形態では、黒挿入後の白表示時にはオーバードライブ駆動を行っていないが、この場合もオーバードライブ駆動してもかまわない。この場合は、前フレームと現フレームとの階調差に基づくのではなく、黒階調と現フレームの階調との階調差に基づいてオーバードライブ駆動の有無を判定すれば良い。
また、オーバードライブ駆動の有無は、同一信号線に接続されて先に駆動される表示画素の階調と次に駆動される表示画素の階調との階調差に基づいて判定してもかまわない。これは、信号線容量の影響が大きい大型の液晶表示装置の場合に有効である。
〔第1の実施の形態のバリエーション〕
図9は、パネル温度が−20℃の状態における液晶印加電圧を表すタイムチャートである。なお、第1の実施の形態と同一の部位には同一の符号を付してその詳細の説明は省略する。
図9は、パネル温度が−20℃の状態における液晶印加電圧を表すタイムチャートである。なお、第1の実施の形態と同一の部位には同一の符号を付してその詳細の説明は省略する。
本バリエーションの形態では、黒表示から白表示に変化した最初の第1期間と第2期間の2回についてオーバードライブ駆動を実行する。第3期間以降の期間についてはオーバードライブ駆動は行わない。この動作は、一度のオーバードライブでは十分な効果が得られない場合に有効である。
本動作を実現するために、例えば、パネル温度が所定以下になったときは2回のオーバードライブ動作を行うと規定したテーブルをメモリ7bに設け、階調基準電圧制御回路7aが2回のオーバードライブ動作を行うように複数の階調基準電圧VREFを制御しても良い。なお、本実施の形態では1回当りのオーバードライブ動作時間は16.6msecであることから、表示のフリッカ等を考慮すると、実用的にはオーバードライブの繰り返し回数は最大2回であると考えられる。
〔第2の実施の形態〕
図10は、パネル温度が−20℃の状態における画素電圧を表すタイムチャートであり、極性を考慮して示すものである。なお、第1の実施の形態と同一の部位には同一の符号を付してその詳細の説明は省略する。
図10は、パネル温度が−20℃の状態における画素電圧を表すタイムチャートであり、極性を考慮して示すものである。なお、第1の実施の形態と同一の部位には同一の符号を付してその詳細の説明は省略する。
第2の実施の形態では、コモン電圧Vcomは6.5Vの直流電圧とし、コモン電圧Vcomに対してフレーム周期で画素電圧Vsの極性は反転される。
正極性側での画素電圧Vsは、白表示時に7.5V、黒表示時に12.5Vで、階調表示用のダイナミックレンジは5Vとなる。そして、オーバードライブ駆動時における白表示時は6.5Vに設定される。即ち、通常の白表示時の液晶印加電圧は画素電圧Vsとコモン電圧Vcomとの電位差である1Vが液晶には印加され、オーバードライブ駆動時は0Vが液晶には印加される。
負極性側での画素電圧Vsは、白表示時に5.5V、黒表示時に0.5Vで、階調表示用のダイナミックレンジは5Vとなる。そして、オーバードライブ駆動時における白表示時は6.5Vに設定されている。即ち、通常の白表示時の液晶印加電圧は画素電圧Vsとコモン電圧Vcomとの電位差である1Vの電圧が液晶には印加され、オーバードライブ駆動時は0Vの電圧が液晶には印加される。
そして、黒表示から白表示に変化した最初のフレーム(第1期間)では、オーバードライブ駆動が行われて画素電圧Vsは6.5Vとなり、液晶印加電圧は0Vとなる。
次フレーム(第2期間)では、白電圧はオーバードライブされない7.5Vとなり、液晶印加電圧は1Vとなる。次フレーム(第3期間)以降、第2期間の電圧パターンが1フレーム毎に極性を反転して繰り返している。即ち、白電圧はオーバードライブされない5.5Vとなり、液晶印加電圧は1Vとなる。
このような構成により、低温時であっても良好なコントラストと高速応答が実現できる。しかも、回路構成においても大きな耐圧を要することがないため、回路構成上の負担も軽減される。
なお、上述の実施の形態においても、前フレームと後フレームとの階調差を各フレームの平均階調値の差として求めても良く、画素単位、あるいは行単位の階調差を求めてオーバードライブ電圧を加えるようにしても良い。
また、オーバードライブ電圧の制御機構を階調基準電圧発生回路内に設けたが、画像データ変換回路内に設けても良い。更にこの機能は、ソフトウエアで構成しても良く、ハードウエアで実現しても良い。
また、オーバードライブ電圧の制御機構を階調基準電圧発生回路内に設けたが、画像データ変換回路内に設けても良い。更にこの機能は、ソフトウエアで構成しても良く、ハードウエアで実現しても良い。
また、この実施形態では、階調基準電圧を温度、階調差に基づいて制御したが、予め種々の階調電圧が用意できるのであれば、画素データの階調数を温度、階調差に基づいて変換し、この変換された画素データに基づいて対応する画素電圧を選択するようにしてもかまわない。
また、本発明の実施の形態に係る表示制御回路は次のように構成することができる。
一対の基板間に光制御層を有し、複数の画素が略マトリクス状に配置される表示パネルを制御する表示制御回路であって、映像信号に基づき所定のダイナミックレンジ内で可変される第1の電圧と、前記第1の電圧と異なる第2の電圧とを前記複数の画素に出力する表示パネル駆動部と、表示パネル温度を検出する温度検出部とを備え、前記表示パネル駆動部は、前記温度検出部の出力に基づき前記ダイナミックレンジとして第1のダイナミックレンジと、前記第1のダイナミックレンジよりも狭い第2のダイナミックレンジの何れかを選択するダイナミックレンジ選択部と、前記第2のダイナミックレンジが選択され、前記画素に印加される電圧が前記第2の電圧から前記第1の電圧に移行するときは、前記第1の電圧を前記第1のダイナミックレンジ内であって前記第2のダイナミックレンジから外れた電圧として出力する電圧出力部とを有する。
なお、上述の実施の形態ではOCB液晶表示素子を例として説明したが、本発明はこの実施例に限定されず、温度によって応答性能が変化する光制御層を備えた表示制御回路に広く適用することができる。例えば、有機EL、無機EL、TN液晶、STN液晶、VA液晶などに広く適用することができる。
なお、上述の実施の形態で説明した各機能は、ハードウエアを用いて構成しても良く、また、ソフトウエアを用いて各機能を記載したプログラムをコンピュータに読み込ませて実現しても良い。また、各機能は、適宜ソフトウエア、ハードウエアのいずれかを選択して構成するものであっても良い。
更に、各機能は図示しない記録媒体に格納したプログラムをコンピュータに読み込ませることで実現させることもできる。ここで本実施の形態における記録媒体は、プログラムを記録でき、かつコンピュータが読み取り可能な記録媒体であれば、その記録形式は何れの形態であってもよい。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…アレイ基板、2…対向基板、3…液晶層、4…駆動用電圧発生回路、5…コントローラ、6…補償電圧発生回路、7…階調基準電圧発生回路、7a…階調基準電圧制御回路、7b…メモリ、7c…階調基準電圧生成回路、8…コモン電圧発生回路、9…パネル温度検出回路、11…垂直タイミング制御回路、12…水平タイミング制御回路、13…フレームメモリ、14…画像データ変換回路、DP…液晶表示パネル、PE…画素電極、CE…共通電極、CTL…表示制御回路、PX…液晶画素、W…スイッチング素子、Y…ゲート線、X…ソース線、YD…ゲートドライバ、XD…ソースドライバ。
Claims (22)
- 一対の基板間に光制御層を有し、複数の画素が略マトリクス状に配置される表示パネルを制御する表示制御回路であって、
前記表示パネルの温度を検出する温度検出部と、
各前記画素に映像信号に対応した階調信号を周期的に出力する表示パネル駆動部とを備え、
前記表示パネル駆動部は、
前記温度検出部が検出した前記表示パネルの温度に応じて前記映像信号に対応した階調信号に設定する設定部と、
前記映像信号の階調の変化に対応して、変化後の少なくとも1周期期間は前記階調信号に代えて異なる他の階調信号を出力するオーバードライブ出力部とを有することを特徴とする表示制御回路。 - 前記映像信号の階調が高階調から低階調に所定階調以上変化したこと、もしくは低階調から高階調に所定階調以上変化したことを選択的に把握して、前記映像信号の階調が変化したと判断する階調変化検出部を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の表示制御回路。
- 前記映像信号の画素データをフレーム毎周期的に前記表示パネル駆動部に出力するフレーム出力部と、
前回出力されたフレームに含まれる画素データと今回出力されたフレームに含まれる画素データとを比較して、前記映像信号の階調が変化したと判断する階調変化検出部を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の表示制御回路。 - 前記変化後の映像信号に対応する階調信号を前記表示パネルの温度に応じた階調値で補正して前記他の階調信号を生成するオーバードライブ生成部を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の表示制御回路。
- 前記オーバードライブ部は、前記他の階調信号を連続して2周期期間出力することを特徴とする請求項1に記載の表示制御回路。
- 前記オーバードライブ部は、前記表示パネルの温度が第1の温度よりも低いときに前記他の階調信号を1周期期間出力することを特徴とする請求項1に記載の表示制御回路。
- 前記オーバードライブ部は、前記表示パネルの温度が第1の温度よりも低い第2の温度よりも低いときに前記他の階調信号を連続して2周期期間出力することを特徴とする請求項6に記載の表示制御回路。
- 一対の基板間に光制御層を有し、複数の画素が略マトリクス状に配置される表示パネルを制御する表示制御回路であって、
各前記画素に映像信号に対応した階調信号を周期的に出力する表示パネル駆動部と、
表示パネル温度を検出する温度検出部とを備え、
前記表示パネル駆動部は、
前記温度検出部の検出信号に基づき、少なくとも前記階調信号のうち、黒階調表示信号と白階調表示信号とをそれぞれ設定する設定部と、
前記映像信号の階調の変化に対応して、変化後の少なくとも1周期期間は前記白階調表示信号の電圧値を小さく設定するオーバードライブ出力部とを有することを特徴とする表示制御回路。 - 一対の基板間に光制御層を有し、複数の画素が略マトリクス状に配置される表示パネルを制御する表示制御回路の表示制御方法であって、
前記表示パネルの温度を検出する温度検出ステップと、
各前記画素に映像信号に対応した階調信号を周期的に出力する表示パネル駆動ステップとを備え、
前記表示パネル駆動ステップは、
前記温度検出ステップで検出した前記表示パネルの温度に応じて前記映像信号に対応した階調信号に設定する設定ステップと、
前記映像信号の階調の変化に対応して、変化後の少なくとも1周期期間は前記階調信号に代えて異なる他の階調信号を出力するオーバードライブ出力ステップとを有することを特徴とする表示制御方法。 - 前記映像信号の階調が高階調から低階調に所定階調以上変化したこと、もしくは低階調から高階調に所定階調以上変化したことを選択的に把握して、前記映像信号の階調が変化したと判断する階調変化検出ステップを更に備えたことを特徴とする請求項9に記載の表示制御方法。
- 前記映像信号の画素データをフレーム毎周期的に前記表示パネル駆動部に出力するフレーム出力ステップと、
前回出力されたフレームに含まれる画素データと今回出力されたフレームに含まれる画素データとを比較して、前記映像信号の階調が変化したと判断する階調変化検出ステップを更に備えたことを特徴とする請求項9に記載の表示制御方法。 - 前記変化後の映像信号に対応する階調信号を前記表示パネルの温度に応じた階調値で補正して前記他の階調信号を生成するオーバードライブ生成ステップを更に備えたことを特徴とする請求項9乃至11の内いずれか1項に記載の表示制御方法。
- 前記オーバードライブステップは、前記他の階調信号を連続して2周期期間出力することを特徴とする請求項9に記載の表示制御方法。
- 前記オーバードライブステップは、前記表示パネルの温度が第1の温度よりも低いときに前記他の階調信号を1周期期間出力することを特徴とする請求項9に記載の表示制御方法。
- 前記オーバードライブステップは、前記表示パネルの温度が第1の温度よりも低い第2の温度よりも低いときに前記他の階調信号を連続して2周期期間出力することを特徴とする請求項14に記載の表示制御方法。
- 一対の電極間に液晶層を備えた表示画素が略マトリクス状に配置される表示パネルと、各前記表示画素に印加される液晶印加電圧を制御する表示制御回路と、前記表示パネルの温度を検出する温度検出部と、を備えた表示装置において、
前記表示制御回路は、
前記温度検出部の検出信号と、入力される映像信号の階調の変化に基づき階調基準電圧を設定する階調基準電圧発生回路と、
前記階調基準電圧発生回路から出力される階調基準電圧に基づき、前記映像信号に対応する階調電圧を選択して出力する出力部と、
を備えたことを特徴とする表示装置。 - 前記階調基準電圧発生回路は、温度検出部による検出温度が低くなるに従い前記液晶印加電圧が大きくなるように前記階調基準電圧を設定することを特徴とする請求項16に記載の表示装置。
- 前記階調基準電圧発生回路は、前記映像信号の階調の変化が所定数以上の場合、前記液晶印加電圧が小さくなるよう前記階調基準電圧を設定することを特徴とする請求項16に記載の表示装置。
- 前記階調基準電圧発生回路は、前記映像信号の階調の変化が実質的に黒表示から白表示に変化する場合、前記液晶印加電圧が小さくなるよう前記階調基準電圧を設定することを特徴とする請求項18に記載の表示装置。
- 前記液晶層はOCB液晶層であることを特徴とする請求項16に記載の表示装置。
- 前記映像信号の階調数の変化は、各前記表示画素毎であることを特徴とする請求項16に記載の表示装置。
- 前記映像信号の階調数の変化は、各前記表示画素行毎であることを特徴とする請求項16に記載の表示装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006257662A JP2007148369A (ja) | 2005-10-31 | 2006-09-22 | 表示制御回路、表示制御方法及び表示回路 |
US11/553,738 US20070097064A1 (en) | 2005-10-31 | 2006-10-27 | Display control circuit, display control method and display apparatus |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005316191 | 2005-10-31 | ||
JP2006257662A JP2007148369A (ja) | 2005-10-31 | 2006-09-22 | 表示制御回路、表示制御方法及び表示回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007148369A true JP2007148369A (ja) | 2007-06-14 |
Family
ID=37995639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006257662A Pending JP2007148369A (ja) | 2005-10-31 | 2006-09-22 | 表示制御回路、表示制御方法及び表示回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20070097064A1 (ja) |
JP (1) | JP2007148369A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009075241A (ja) * | 2007-09-19 | 2009-04-09 | Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd | 液晶表示装置 |
KR101442680B1 (ko) | 2012-10-15 | 2014-09-19 | 엘지디스플레이 주식회사 | 유기 발광 표시 장치의 구동 장치 및 구동 방법 |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20080122769A1 (en) * | 2006-11-29 | 2008-05-29 | Mitsubishi Electric Corporation | Liquid crystal display device |
US20080143899A1 (en) * | 2006-12-13 | 2008-06-19 | Toshiba Matsushita Display Technology Co., Ltd | Liquid crystal display device |
JP2009014769A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-22 | Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd | プロジェクションシステム |
TWI402797B (zh) * | 2008-08-08 | 2013-07-21 | Chunghwa Picture Tubes Ltd | 顯示器的驅動方法和驅動裝置 |
JP6290576B2 (ja) * | 2012-10-12 | 2018-03-07 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 液晶表示装置及びその駆動方法 |
JP2016218168A (ja) * | 2015-05-18 | 2016-12-22 | キヤノン株式会社 | 駆動装置、表示装置および電子機器 |
US20170301301A1 (en) * | 2016-04-17 | 2017-10-19 | Mediatek Inc. | Display systems and methods for providing black frame insertion thereof |
US10770023B2 (en) * | 2018-05-29 | 2020-09-08 | Synaptics Incorporated | Dynamic overdrive for liquid crystal displays |
JP7404162B2 (ja) * | 2020-06-10 | 2023-12-25 | 株式会社ジャパンディスプレイ | 表示装置 |
JP2022023448A (ja) * | 2020-07-27 | 2022-02-08 | ラピスセミコンダクタ株式会社 | 表示ドライバ及び表示装置 |
CN113555402B (zh) * | 2021-07-20 | 2024-02-23 | 京东方科技集团股份有限公司 | 一种显示面板及其制备方法、显示装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW200303001A (en) * | 2001-11-09 | 2003-08-16 | Sharp Kk | Liquid crystal display device |
US7038647B2 (en) * | 2002-03-25 | 2006-05-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display apparatus |
ES2659215T3 (es) * | 2002-05-17 | 2018-03-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Dispositivo de visualización de cristal líquido |
JP3602843B2 (ja) * | 2002-06-12 | 2004-12-15 | シャープ株式会社 | 液晶表示装置 |
JP2004133159A (ja) * | 2002-10-10 | 2004-04-30 | Sanyo Electric Co Ltd | 液晶パネル駆動装置 |
JP4252051B2 (ja) * | 2004-07-28 | 2009-04-08 | シャープ株式会社 | 液晶表示装置およびその駆動方法 |
KR101034778B1 (ko) * | 2004-09-23 | 2011-05-17 | 삼성전자주식회사 | 보간 방법과, 보간 방법이 내장된 컴퓨터가 판독 가능한기록 매체 및 이를 수행하기 위한 장치와, 이를 이용한표시 장치 및 이의 구동 장치 및 방법 |
JP4549944B2 (ja) * | 2005-07-27 | 2010-09-22 | 三菱電機株式会社 | 画像処理回路 |
-
2006
- 2006-09-22 JP JP2006257662A patent/JP2007148369A/ja active Pending
- 2006-10-27 US US11/553,738 patent/US20070097064A1/en not_active Abandoned
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009075241A (ja) * | 2007-09-19 | 2009-04-09 | Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd | 液晶表示装置 |
JP4570103B2 (ja) * | 2007-09-19 | 2010-10-27 | 東芝モバイルディスプレイ株式会社 | 液晶表示装置 |
KR101442680B1 (ko) | 2012-10-15 | 2014-09-19 | 엘지디스플레이 주식회사 | 유기 발광 표시 장치의 구동 장치 및 구동 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20070097064A1 (en) | 2007-05-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7864155B2 (en) | Display control circuit, display control method, and liquid crystal display device | |
JP2007148369A (ja) | 表示制御回路、表示制御方法及び表示回路 | |
JP5182878B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
KR100795856B1 (ko) | 액정 패널의 구동방법 및 액정표시장치 | |
US7872624B2 (en) | Liquid crystal display device | |
JP4201026B2 (ja) | 液晶表示装置および液晶表示装置の駆動方法 | |
US20060055660A1 (en) | Light source device | |
US7995025B2 (en) | Liquid crystal display device | |
US7602367B2 (en) | Flat display panel driving method and flat display device | |
US20080278471A1 (en) | Liquid crystal display with common voltage compensation and driving method thereof | |
JP2001282205A (ja) | アクティブマトリクス型液晶表示装置およびその駆動方法 | |
US20050259062A1 (en) | Display device | |
US20060170639A1 (en) | Display control circuit, display control method, and liquid crystal display device | |
KR100701560B1 (ko) | 액정 표시 장치 및 그 구동 방법 | |
US20060092111A1 (en) | Liquid crystal display device | |
JP4245550B2 (ja) | 動画質の向上した液晶ディスプレイ及びその駆動方法 | |
US20060125813A1 (en) | Active matrix liquid crystal display with black-inserting circuit | |
US20060028421A1 (en) | Gate line driving circuit | |
JP2006349931A (ja) | 液晶表示装置 | |
US8564521B2 (en) | Data processing device, method of driving the same and display device having the same | |
JP2008216893A (ja) | 平面表示装置及びその表示方法 | |
TW594122B (en) | Control device of a liquid crystal display device | |
KR101386569B1 (ko) | 액정표시장치의 응답속도 개선 장치 및 방법 | |
US7639229B2 (en) | Liquid crystal display apparatus | |
JP2010039205A (ja) | 液晶表示装置 |