JP2014197948A - 永久磁石電動機 - Google Patents

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雅樹 山田
Masaki Yamada
雅樹 山田
村上 正憲
Masanori Murakami
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Abstract

【課題】永久磁石を回転子鉄心に強固に接着することができる永久磁石電動機を提供すること。
【解決手段】回転子1と、回転子1の外径側に所定の間隔をもって対向するように配置される固定子3とからなり、回転子1は、回転子鉄心10と、回転子鉄心10の外周面102に周方向に所定の間隔で配置される複数の永久磁石20とを備えた永久磁石電動機Mであって、回転子鉄心10の外周面102には、永久磁石20の回転子鉄心側側面201に対応する位置に、回転軸方向に延びて接着剤が溜まる複数の溝を設け、永久磁石20と回転子鉄心10とを接着剤で接着した。
【選択図】図2

Description

本発明は、永久磁石を回転子鉄心の外周面に配置した回転子を備えた永久磁石電動機に関する。
従来から、永久磁石電動機は、円筒状の固定子と、固定子の内径側に所定の間隔をもって対向するように配置される円柱状の回転子とを備え、回転子には回転子鉄心の外周面に周方向に所定の間隔で複数の永久磁石が配置されている。この種の永久磁石電動機としては、回転子鉄心の外周面に、永久磁石の中央部に対応する位置に、接着剤を溜めるための回転子鉄心の回転軸方向に延びる溝を設けて、この溝に溜めた接着剤で永久磁石と回転子鉄心とを固着したものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この溝は、回転子鉄心の外周面に、永久磁石の中央部に対応する位置に設けただけであるため、永久磁石の周方向両端側と固定子鉄心との接着が不十分となるおそれがあり、永久磁石を回転子鉄心に強固に接着できないという問題点があった。
特開平11−89141号公報
本発明は上記問題点に鑑み、永久磁石を回転子鉄心に強固に接着することができる永久磁石電動機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の永久磁石電動機は、回転子と、回転子の外径側に所定の間隔をもって対向するように配置される固定子とからなり、回転子は、回転子鉄心と、回転子鉄心の外周面に周方向に所定の間隔で配置される複数の永久磁石とを備えたものであって、回転子鉄心の外周面には、永久磁石の回転子鉄心側側面に対応する位置に、回転軸方向に延びて接着剤が溜まる複数の溝を設け、永久磁石と回転子鉄心とを接着剤で接着した。
本発明の永久磁石電動機によれば、回転子鉄心の外周面には、永久磁石の回転子鉄心側側面に対応する位置に、回転軸方向に延びて接着剤が溜まる複数の溝を設けているため、接着剤が一部分に集中せず複数の溝によって複数カ所に分散されるので、永久磁石の回転子鉄心との接着が確保され、永久磁石の回転子鉄心側側面を回転子鉄心の外周面に強固に接着することができる。
本発明の永久磁石電動機の出力側ブラケットと回転軸を省略した状態を示す上面図である。 図1の永久磁石電動機のA−A断面図である。 本発明の永久磁石電動機の回転子を示す斜視図である。 図2の回転子の一部を示す拡大上面図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。図1乃至図4は、本実施形態の空気調和機や圧縮機などに搭載される永久磁石電動機を説明する図である。図1および図2に示すように、永久磁石電動機Mは、回転子1と固定子3とからなる。回転子1は、図1乃至図3に示すように、回転子鉄心10と永久磁石20とを備えている。回転子鉄心10は、磁性体の薄い鋼板を複数積層して円柱状に形成され、その中心には回転軸101が挿入され固定されている。回転子鉄心10の外周面102には、回転軸方向に延びる板状の8つの永久磁石20が周方向に所定の間隔で配置されている。
回転子鉄心10の外周面102には、それぞれの永久磁石20の回転子鉄心側側面201に対応する位置に、回転軸方向に延びる3つの溝103、104、105が周方向に所定の間隔で形成されている。溝103は、永久磁石20の回転子鉄心側側面201の中央2011に対応する位置に形成され、溝104は、永久磁石20の回転子鉄心側側面201の左端2012に対応する位置に形成され、溝105は、永久磁石20の回転子鉄心側側面201の右端2013に対応する位置に形成されている。3つの溝103、104、105は、接着剤が溜まる溝であり、接着剤は3つの溝103、104、105の間の回転子鉄心10の外周面102にも行き渡るようになっている。永久磁石20の回転子鉄心側側面201と回転子鉄心10の外周面102とは、この接着剤で接着されている。
回転子鉄心10の外周面102には、隣り合う永久磁石20の間に、回転軸方向に延在する8つの突起106が形成されている。突起106は、永久磁石20の側面202に対向するように回転子鉄心10の径方向に突出し、3つの溝103、104、105のうち、溝104、溝105に連続するように形成されている。この突起106により、回転子鉄心10の外周面102への8つの永久磁石20の位置決めが可能になっている。さらに、この突起106により、図4に示すように、永久磁石20の側面202にかかる部分まで、永久磁石20の回転子鉄心10との接着面を広げて接着することができ、永久磁石20を回転子鉄心10に強固に接着することができる。
回転子鉄心10の外周面102に接着された8つの永久磁石20は、隣接する永久磁石20の磁極が互いに相違するように着磁されている。それぞれの永久磁石20は、図4に示すように、断面が円弧形状であり、永久磁石20の中央線Lの延長上に回転子鉄心10の中心軸Cが交わるように、永久磁石20の回転子鉄心側側面201が回転子鉄心10の外周面102に配置される。永久磁石20の回転子鉄心側側面201の曲率半径R1は、回転子鉄心10の外周面102の曲率半径R2よりも小さくなっている。このため、永久磁石20は、永久磁石20の回転子鉄心側側面201の左端2012と右端2013が溝104と溝105の中まで及んだ状態で接着されている。
固定子3は、図1および図2に示すように、固定子鉄心30とインシュレータ40と固定子巻線50とを備えている。固定子鉄心30は、薄い鋼板を複数積層して円筒状に形成され、環状のバックヨーク部301とバックヨーク部301から内径側に延びる複数のティース部302とを備えている。この固定子鉄心30には、インシュレータ40を一体的に形成し、インシュレータ40を介してティース部302に固定子巻線50が巻回されている。このように構成された固定子3は、固定子巻線50が巻回された固定子鉄心30をティース部302の先端面3021(固定子鉄心30の内周面)を除いてモールド樹脂でモールド成形して円筒状の外郭60を形成し、ティース部302の先端面3021が回転子1の外径側に所定の間隔(いわゆるエアギャップ)をもって対向するように配置される。
以上説明してきた実施形態の永久磁石電動機Mによれば、回転子1の回転子鉄心10の外周面102には、永久磁石20の回転子鉄心側側面201に対応する位置に、回転軸方向に延びて接着剤が溜まる3つの溝103、104、105を設け、永久磁石20と回転子鉄心10とを接着剤で接着するようにした。これにより、背景技術に示すように、回転子鉄心の外周面に、永久磁石の中央部に対応する位置にだけ溝を設けた場合よりも、接着剤が一部分に集中せず3つの溝103、104、105によって3カ所に分散されるので、永久磁石20の回転子鉄心10との接着が確保され、永久磁石20の回転子鉄心側側面201を回転子鉄心10の外周面102に強固に接着することができる。
また、永久磁石20の回転子鉄心側側面201の曲率半径R1が、回転子鉄心10の外周面102の曲率半径R2よりも小さくなっているため、永久磁石20の回転子鉄心側側面201の曲率半径と回転子鉄心10の外周面102の曲率半径が等しい場合よりも、永久磁石20の回転子鉄心側側面201の面積が増えるので、より一層、永久磁石20の回転子鉄心側側面201を回転子鉄心10の外周面102に強固に接着することができる。
これに加え、3つの溝103、104、105のうち、溝104と溝105は、永久磁石20の回転子鉄心側側面201の左端2012と右端2013に対向する位置に設けられているため、永久磁石20の回転子鉄心側側面201の左端2012と右端2013が溝104と溝105の中まで及んだ状態で接着されるので、永久磁石20と回転子鉄心10の外周面102との距離を近づけて、回転子1の回転時に永久磁石20にかかる遠心力を抑えることができる。
さらに、回転子鉄心10の外周面102には、隣り合う永久磁石20の間に、回転軸方向に延在し永久磁石20の側面202に対向するように回転子鉄心10の径方向に突出する8つの突起106が設けられているため、回転子鉄心10の外周面102への8つの永久磁石20の位置決めを容易にし、かつ、突起106に対向する永久磁石20の側面202にかかる部分まで、永久磁石20の回転子鉄心10との接着面を広げて接着することができ、より一層、永久磁石20を回転子鉄心10に強固に接着することができる。
なお、本実施形態の永久磁石電動機Mは、回転子鉄心10の外周面102には、永久磁石20の回転子鉄心側側面201に対応する位置に、3つの溝103、104、105を形成したが、本発明はこれに限らず、3つ以外の複数の溝を形成してもよい。複数の溝を形成する場合、少なくとも、永久磁石20の回転子鉄心側側面201の左端2012と右端2013に対向する位置に、それぞれ溝を形成すればよい。
1 回転子
10 回転子鉄心
101 回転軸
102 外周面
103、104、105 溝
106 突起
20 永久磁石
201 回転子鉄心側側面
2011 中央
2012 左端
2013 右端
202 側面
3 固定子
30 固定子鉄心
301 バックヨーク部
302 ティース部
3021 先端面
40 インシュレータ
50 固定子巻線
60 外郭
M 永久磁石電動機
R1 永久磁石20の回転子鉄心側側面201の曲率半径
R2 回転子鉄心10の外周面102の曲率半径

Claims (4)

  1. 回転子と、同回転子の外径側に所定の間隔をもって対向するように配置される固定子とからなり、前記回転子は、回転子鉄心と、同回転子鉄心の外周面に周方向に所定の間隔で配置される複数の永久磁石とを備えた永久磁石電動機であって、
    前記回転子鉄心の外周面には、前記永久磁石の前記回転子鉄心側側面に対応する位置に、回転軸方向に延びて接着剤が溜まる複数の溝を設け、前記永久磁石と前記回転子鉄心とを前記接着剤で接着したことを特徴とする永久磁石電動機。
  2. 前記永久磁石の前記回転子鉄心側側面の曲率半径は、前記回転子鉄心の外周面の曲率半径よりも小さいことを特徴とする請求項1記載の永久磁石電動機。
  3. 前記複数の溝は、少なくとも前記永久磁石の両端に対向する位置に設けられることを特徴とする請求項1または請求項2記載の永久磁石電動機。
  4. 前記回転子鉄心の外周面には、隣り合う前記永久磁石間に、回転軸方向に延在し前記永久磁石の側面に対向するように前記回転子鉄心の径方向に突出する突起が設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の永久磁石電動機。
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