JP2014195900A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】連続状の被記録媒体の設置スペースを低減可能であり、連続状の被記録媒体を装着するユーザーの負担を軽減可能な記録装置を提供する。【解決手段】記録装置1は、被記録媒体(R1)に記録を行う記録部12と、該記録部12の下方に配置され、連続状の被記録媒体(R1)を支持し、記録部12に対して相対移動可能である媒体支持部(40)と、を備え、媒体支持部(40)が記録部12の下方から引き出されることにより被記録媒体(R1)の支持位置(51a)を上方へ移動させる上下機構80を有する。また、記録装置1は、記録部12の上方に配置され、連続状の被記録媒体(R1)を支持し、記録部12に対して相対移動可能である媒体支持部(70)を備え、媒体支持部(70)が記録部12の上方から引き出されることにより被記録媒体(R1)の支持位置(21a)を下方へ移動させる上下機構80を有する。【選択図】図1
Description
本発明は、記録装置に関する。
大型のインクジェットプリンター等の記録装置には、ロール紙ホルダーに装着したロール紙から繰り出したシート状の被記録媒体に記録部で記録を行うものがある。大型のロール紙の場合、ロール紙の重量は10kg以上になることがある。
なお、特許文献1に記載の技術は、電子写真製版機であるが、マスターペーパーの両端を回転可能に支持する一対のアームが設けられ、本体内部に立設された基板に各アームの端部が上下方向に回動するように支持されている。各アームに支持されるマスターペーパーは、露光及び現像を行うときに常時、露光及び現像を行う部位の側方にある。
しかし、ロール紙が常時、記録部の側方にあると、側方にあるロール紙の設置スペースが必要である。
なお、上述した問題は、インクジェットプリンターに限らず、種々の記録装置に同様に存在する。
なお、上述した問題は、インクジェットプリンターに限らず、種々の記録装置に同様に存在する。
以上を鑑み、本発明の目的の一つは、連続状の被記録媒体の設置スペースを低減可能であり、連続状の被記録媒体を装着するユーザーの負担を軽減可能な記録装置を提供することにある。
本発明の態様の一つとして、本発明の記録装置は、被記録媒体に記録を行う記録部と、
該記録部の下方に配置され、連続状の前記被記録媒体を支持し、前記記録部に対して相対移動可能である媒体支持部と、を備え、
該媒体支持部は、前記記録部の下方から引き出されることにより前記被記録媒体の支持位置を上方へ移動させる上下機構を有する、態様を有する。
該記録部の下方に配置され、連続状の前記被記録媒体を支持し、前記記録部に対して相対移動可能である媒体支持部と、を備え、
該媒体支持部は、前記記録部の下方から引き出されることにより前記被記録媒体の支持位置を上方へ移動させる上下機構を有する、態様を有する。
すなわち、記録部の下方に媒体支持部が設けられているので、連続状の被記録媒体の設置スペースが少なくて済む。ここで、記録部の下方にある媒体支持部に重い被記録媒体を装着しようとするとユーザーの腰等に大きな負担がかかる可能性があるが、媒体支持部が記録部の下方から引き出されることにより被記録媒体の支持位置が上方へ移動するので、ユーザーの負担が減る。従って、上記態様は、連続状の被記録媒体の設置スペースを低減可能であり、連続状の被記録媒体を装着するユーザーの負担を軽減可能な記録装置を提供することができる。
この場合、記録装置は、前記記録部の上方に配置され連続状の第二の被記録媒体を支持する上側媒体支持部を備え、前記媒体支持部からの被記録媒体と、前記上側媒体支持部からの第二の被記録媒体と、を切り替えて前記記録部で記録可能であってもよい。この態様は、記録部の下方及び上方にある被記録媒体が切り替えられて記録されるので、省スペースで大量記録可能な記録装置を提供することができる。
また、上側媒体支持部は、記録部の上方から引き出されることにより第二の被記録媒体の支持位置を下方へ移動させる第二の上下機構を有してもよい。この態様は、使い勝手をさらに向上させる記録装置を提供することができる。
また、上側媒体支持部は、記録部の上方から引き出されることにより第二の被記録媒体の支持位置を下方へ移動させる第二の上下機構を有してもよい。この態様は、使い勝手をさらに向上させる記録装置を提供することができる。
さらに、本発明の記録装置は、被記録媒体に記録を行う記録部と、
該記録部の上方に配置され、連続状の前記被記録媒体を支持し、前記記録部に対して相対移動可能である媒体支持部と、を備え、
該媒体支持部は、前記記録部の上方から引き出されることにより前記被記録媒体の支持位置を下方へ移動させる上下機構を有する、態様を有する。
該記録部の上方に配置され、連続状の前記被記録媒体を支持し、前記記録部に対して相対移動可能である媒体支持部と、を備え、
該媒体支持部は、前記記録部の上方から引き出されることにより前記被記録媒体の支持位置を下方へ移動させる上下機構を有する、態様を有する。
すなわち、記録部の上方に媒体支持部が設けられているので、連続状の被記録媒体の設置スペースが少なくて済む。ここで、記録部の上方にある媒体支持部に重い被記録媒体を装着しようとするとユーザーの肩等に大きな負担がかかる可能性があるが、媒体支持部が記録部の上方から引き出されることにより被記録媒体の支持位置が下方へ移動するので、ユーザーの負担が減る。従って、上記態様は、連続状の被記録媒体の設置スペースを低減可能であり、連続状の被記録媒体を装着するユーザーの負担を軽減可能な記録装置を提供することができる。
この場合、記録装置は、前記記録部の下方に配置され連続状の第二の被記録媒体を支持する下側媒体支持部を備え、前記媒体支持部からの被記録媒体と、前記下側媒体支持部からの第二の被記録媒体と、を切り替えて前記記録部で記録可能であってもよい。この態様は、記録部の上方及び下方にある被記録媒体が切り替えられて記録されるので、省スペースで大量記録可能な記録装置を提供することができる。
むろん、下側媒体支持部は、記録部の下方から引き出されることにより第二の被記録媒体の支持位置を上へ移動させる第二の上下機構を有してもよい。
むろん、下側媒体支持部は、記録部の下方から引き出されることにより第二の被記録媒体の支持位置を上へ移動させる第二の上下機構を有してもよい。
ここで、上記記録装置には、インクジェットプリンター、ワイヤドットプリンター、レーザープリンター、ラインプリンター、複写機、ファクシミリ、等が含まれる。
連続状の被記録媒体には、ロール状の被記録媒体、折り畳まれた被記録媒体、等が含まれる。
連続状の被記録媒体には、ロール状の被記録媒体、折り畳まれた被記録媒体、等が含まれる。
ところで、前記媒体支持部は、前記被記録媒体を前記記録部へ送る搬送機構を有してもよい。媒体支持部を記録部の下方又は上方に戻すとユーザーの負担の大きい高さになることがあるが、本態様は、媒体支持部で支持される被記録媒体が記録部へ送られるので、媒体支持部から記録部へ被記録媒体を供給する作業を軽減することができる。
以下、本発明の実施形態を説明する。むろん、以下の実施形態は本発明を例示するものに過ぎず、実施形態に示す特徴の全てが発明の解決手段に必須になるとは限らない。
図1(a)は、記録部12の下方にある給紙ユニット(媒体支持部)40の動作を模式的に説明するための縦断面図である。図1(b)は、記録部12の上方にある給紙ユニット(媒体支持部)70の動作を模式的に説明するための縦断面図である。図2は、記録装置1の例として大型のインクジェットプリンターの外観を示す斜視図である。図3,4はスタッカー19を省略して記録装置1を示す縦断面図であり、図3は給紙ユニット40が所定の収容位置L1にある状態を示し、図4は給紙ユニット40が所定の引出位置L2にある状態を示している。収容位置L1は、媒体経路30,60に被記録媒体R3を通す位置であり、記録部12に被記録媒体R3を搬送する位置である。
上述した図中、符号D1は、本体10に対する給紙ユニット40のスライド方向を示している。符号D2は、スライド方向D1の一方側であり、収容位置L1から引出位置L2へ向かう引出方向を示している。符号D3は、スライド方向D1の他方側であり、引出位置L2から収容位置L1に向かう収容方向を示している。符号D4はロール紙R1から繰り出された被記録媒体R3の搬送方向であり、図示の搬送方向D4はスライド方向D1と交わっている。符号D7は、被記録媒体R3の幅方向であり、図示の例ではスライド方向D1及び搬送方向D4に直交する記録装置幅方向を示している。図1,3,4は、記録装置1を幅方向D7の外側から側面視した図である。
なお、分かり易く示すため、各図は整合していないことがある。
また、本明細書で説明する位置関係は、発明を説明するための例示に過ぎず、発明を限定するものではない。従って、本体の前面以外の位置、例えば、背面、上、下、といった位置に排出部が配置されることなども、本発明に含まれる。
また、本明細書で説明する位置関係は、発明を説明するための例示に過ぎず、発明を限定するものではない。従って、本体の前面以外の位置、例えば、背面、上、下、といった位置に排出部が配置されることなども、本発明に含まれる。
上述した図に示す記録装置1は、記録部12を有する本体10と、この本体10に対して相対移動可能に設けられた給紙ユニット40とを備え、装置下部の下側ロール紙と装置上部奥の上側ロール紙とを切り替えて印刷する(記録を行う)ことが可能である。詳しくは後述するが、図1(a)に示すような低い位置の給紙ユニット40を引き出す場合にはロール紙R1の支持位置(ホルダー51a)が上方へ移動し、図1(b)に示すような高い位置の給紙ユニット40を引き出す場合にはロール紙R1の支持位置(ホルダー21a)が下方へ移動する。これにより、ロール紙を装着するユーザーの負担を軽減可能であり、給紙ユニットの収容時に記録装置がコンパクトになる。ロール紙は、シートをロール状に巻いた連続紙である。両ロール紙R1,R2は、外側が印刷面とされている。むろん、繰り出し機構51,21の位置を変えると、内側が印刷面とされたロール紙も使用可能である。ロール紙には、紙、布、プラスチックシート、皮革、等、種々の材質の巻回被記録媒体を使用することができる。
図3等に示す本体10は、制御部11、記録部12、搬送ローラー対(15,16)、排出部17、カッター18、スタッカー19、上側ロール紙用の媒体経路20及び給紙機構(21〜25)、下側ロール紙用の第一媒体経路30及びコロローラー(従動ローラー)33,34、等を備えている。また、本体10は、キャスター37付き脚部36に支持されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を有し、外部のホスト装置から記録出力の指令を受け取って被記録媒体に印刷する等、記録装置1の各部の動作を制御する。印刷対象の被記録媒体は、ロール紙R1,R2の一方から引き出された部分であり、図3に示す例では連続したシート状の被記録媒体R3である。
記録部12は、記録ヘッド13とプラテン14を有し、媒体経路を通った被記録媒体に印刷する。記録ヘッド13は、プラテン14と対向する上側に配置され、インクを被記録媒体に対して吐出して記録可能である。プラテン14は、被記録媒体を支持し、被記録媒体と記録ヘッド13との間を所定の距離にする。
記録部12は、記録ヘッド13とプラテン14を有し、媒体経路を通った被記録媒体に印刷する。記録ヘッド13は、プラテン14と対向する上側に配置され、インクを被記録媒体に対して吐出して記録可能である。プラテン14は、被記録媒体を支持し、被記録媒体と記録ヘッド13との間を所定の距離にする。
搬送ローラー対(15,16)は、下側に配置された駆動ローラー15と、上側に配置された従動ローラー16とを備える。従動ローラー16は、駆動ローラー15から離間可能であり、近接時に駆動ローラー15とで被記録媒体を挟持する。
排出部17から送り出される被記録媒体は、カッター18で切断されて搬送ローラー対(15,16)の挟持から解放されると、スタッカー19にスタックされる。
排出部17から送り出される被記録媒体は、カッター18で切断されて搬送ローラー対(15,16)の挟持から解放されると、スタッカー19にスタックされる。
上側ロール紙用の給紙機構は、上側ロール紙R2を支持する繰り出し機構21、給紙ローラー対(22,23)、コロローラー(従動ローラー)24,25、等を備えている。給紙ローラー対(22,23)は、収容方向D3側に配置された駆動ローラー22と、引出方向D2側に配置された従動ローラー23とを備える。従動ローラー23は、駆動ローラー22から離間可能であり、近接時に駆動ローラー22とで被記録媒体を挟持する。
繰り出し機構21のロール紙ホルダーに装着した新たなロール紙R2の給紙時、ユーザーは、まず、給紙ローラー対(22,23)の間にロール紙R2の先端部を入れることになる。その後、繰り出し機構21がロール紙R2を繰り出すとともに繰り出された被記録媒体を給紙ローラー対(22,23)が挟持して搬送ローラー対(15,16)の方へ搬送し、搬送ローラー対(15,16)が被記録媒体を挟持する。印刷時には、搬送ローラー対(15,16)が被記録媒体をプラテン14上に搬送し、記録ヘッド13がインクを吐出して被記録媒体に記録を行う。
下側ロール紙R1の末端が排出されるときに上側ロール紙R2を給紙すれば、下側ロール紙R1から上側ロール紙R2に切り替えて記録部12で記録を行うことができる。
下側ロール紙R1の末端が排出されるときに上側ロール紙R2を給紙すれば、下側ロール紙R1から上側ロール紙R2に切り替えて記録部12で記録を行うことができる。
記録部12に搬送される被記録媒体R3を通すための第一媒体経路30は、コロローラー33が設けられた引出方向D2側の第一の一方側壁部31と、コロローラー34が設けられた収容方向D3側の第一の他方側壁部32とを有している。
第一ロール紙(連続状の被記録媒体)R1を支持する給紙ユニット(媒体支持部)40は、供給口59に供給された被記録媒体R3が通る第二媒体経路60、給紙機構(42,51,53,54)、上下機構80、等を備えている。これらの各部は、外部筐体41に収容されている。給紙ユニット40は、記録部12の下方に配置され、収容位置L1と引出位置L2との間でスライド可能であり、制御部11と電気的に接続されている。記録装置1は、給紙ユニット40が収容位置L1にあるか否かを検出する位置検出センサー91を備え、収容位置L1に給紙ユニット40があることが検出されないときに自動給紙動作を行わないようにしている。
第一媒体経路30に搬送される被記録媒体R3を通すための第二媒体経路60は、引出方向D2側の第二の一方側壁部61と、収容方向D3側の第二の他方側壁部62とを有している。第二の一方側壁部61は、繰り出し機構51から曲がってきた第二媒体経路60の内側部分となり、コロローラー(従動ローラー)63が設けられている。
下側ロール紙用の給紙機構は、搬送機構44を有する機構部42、従動ローラー53、媒体検出センサー54、ホルダー51a及び台51bを有する繰り出し機構51、等を備えている。
搬送機構44は、給紙ローラー対(46,53)の一方のローラーを構成する駆動ローラー46、この駆動ローラー46を回転駆動するサーボモーター、等で構成される。従動ローラー53は、給紙ローラー対(46,53)の他方のローラーを構成する。従動ローラー53は、駆動ローラー46から離間可能であり、近接時に駆動ローラー46とで被記録媒体R3を挟持する。媒体検出センサー54は、媒体経路60内の被記録媒体R3の有無を検出する。媒体検出センサー54で被記録媒体R3の存在が検出されると、被記録媒体R3が自動で搬送される。ホルダー51aは、ロール紙R1の両端部の位置にそれぞれ設けられ、ロール紙R1の両端部を支持する。台51bは、ホルダー51aに装着されるロール紙R1を載置可能である。ホルダー51aと台51bとは、互いに固定されている。
搬送機構44は、給紙ローラー対(46,53)の一方のローラーを構成する駆動ローラー46、この駆動ローラー46を回転駆動するサーボモーター、等で構成される。従動ローラー53は、給紙ローラー対(46,53)の他方のローラーを構成する。従動ローラー53は、駆動ローラー46から離間可能であり、近接時に駆動ローラー46とで被記録媒体R3を挟持する。媒体検出センサー54は、媒体経路60内の被記録媒体R3の有無を検出する。媒体検出センサー54で被記録媒体R3の存在が検出されると、被記録媒体R3が自動で搬送される。ホルダー51aは、ロール紙R1の両端部の位置にそれぞれ設けられ、ロール紙R1の両端部を支持する。台51bは、ホルダー51aに装着されるロール紙R1を載置可能である。ホルダー51aと台51bとは、互いに固定されている。
図4に示す上下機構80は、給紙ユニット40が記録部12の下方から引き出されることによりロール紙R1の支持位置(ホルダー51a)を上方へ移動させる。
ところで、上記上下機構80が無い場合、図9に示す比較例の記録装置901のように、記録部の下方から引き出される給紙ユニット940は低い位置のままである。ロール紙R9が重い場合、ロール紙R9を給紙ユニット940に装着しようとすると、ユーザーは、身体を大きく屈める必要があるため、ユーザーの腰等に大きな負担がかかる可能性がある。また、給紙ユニット940の引出側のスペース(例えば通路幅)が狭いと、身体を大きく屈める作業を行い難いことがある。
そこで、本記録装置1は、給紙ユニット40が記録部12の下方から引き出されるときに上方へ移動するようにし、ロール紙R1を装着するユーザーの負担を軽減させ、使い勝手を向上させている。
そこで、本記録装置1は、給紙ユニット40が記録部12の下方から引き出されるときに上方へ移動するようにし、ロール紙R1を装着するユーザーの負担を軽減させ、使い勝手を向上させている。
まず、図1(a)に示す記録装置1について説明する。この記録装置1の給紙ユニット40は、記録部12の下方に配置され、ロール紙R1を支持し、記録部12に対してスライド方向D1へ相対移動可能である。この記録装置1の上下機構80は、給紙ユニット40の引出時にロール紙R1の支持位置(ホルダー51a)を上方へ移動させ、ユーザーの負担を軽減させる。また、上下機構80は、給紙ユニット40が記録部12の下方に収容されることによりロール紙R1の支持位置(51a)を下方へ移動させる。従って、本記録装置1は、ロール紙の設置スペースを低減可能であり、ロール紙を装着するユーザーの負担を軽減可能である。
なお、ユーザーは、引出位置L2の給紙ユニット40に新たなロール紙R1を装着すると、図4に示すように、供給口59にロール紙R1の先端部R4を入れることになる。その後、ユーザーが給紙ユニット40を収容方向D3へ押すと、上下機構80がロール紙R1の支持位置(51a)を下方へ移動させる。これにより、給紙ユニット40は、図3に示すように記録部12の下方の収容位置L1に収容される。また、媒体経路60内の被記録媒体R3の存在を媒体検出センサー54が検出すると、繰り出し機構51がロール紙R1を繰り出すとともに繰り出された被記録媒体R3を第二媒体経路60内の給紙ローラー対(46,53)が挟持して第一媒体経路30の方へ搬送する。そして、第一媒体経路30を通り過ぎて搬送ローラー対(15,16)の間に搬送された被記録媒体R3を搬送ローラー対(15,16)が挟持する。その後、給紙ローラー対(46,53)は被記録媒体R3を挟持から解放してもよい。ここまでが搬送機構44で被記録媒体R3を記録部12へ送る自動給紙動作である。印刷時(記録時)には、搬送ローラー対(15,16)が被記録媒体R3をプラテン14上に搬送し、記録ヘッド13がインクを吐出して被記録媒体R3に記録を行う。一連の動作は、制御部11が制御する。
上側ロール紙R2の末端が排出されるときに下側ロール紙R1を給紙すれば、上側ロール紙R2から下側ロール紙R1に切り替えて記録部12で記録を行うことができる。
上側ロール紙R2の末端が排出されるときに下側ロール紙R1を給紙すれば、上側ロール紙R2から下側ロール紙R1に切り替えて記録部12で記録を行うことができる。
ここで、上記自動給紙機構が無ければ、ユーザーの負担の大きい低い位置から記録部まで給紙する手作業が必要になる。本記録装置1は、給紙ユニット収容時にロール紙から繰り出された被記録媒体が記録部へ送られるので、給紙ユニットから記録部へ被記録媒体を供給する作業が軽減される。
図1(a)に示す記録装置1は、さらに、第二ロール紙(第二の被記録媒体)R2のためのホルダー21aを有する繰り出し機構21を備えている。この繰り出し機構21は、記録部12の上方に配置された上側媒体支持部70Aであり、連続状の第二の被記録媒体(第二ロール紙R2)を支持する。記録装置1は、給紙ユニット40からの被記録媒体(第一ロール紙R1)と、上側媒体支持部70Aからの第二の被記録媒体(第二ロール紙R2)と、を切り替えて記録部12で記録可能である。記録部12の上下両方に連続状の被記録媒体があるので、本記録装置1は、省スペースで大量記録可能である。
上述した思想は、記録部の上方に給紙ユニットが配置される場合にも適用可能である。図1(b)に示す記録装置1の給紙ユニット70は、記録部12の上方に配置され、ロール紙R1を支持し、記録部12に対してスライド方向D1へ相対移動可能である。この記録装置1の上下機構80は、給紙ユニット70の引出時にロール紙R1の支持位置(ホルダー21a)を下方へ移動させ、ユーザーの負担を軽減させる。給紙ユニット70の繰り出し機構21は、互いに固定されたホルダー21a及び台21bを有している。ホルダー21aは、ロール紙R1の両端部の位置にそれぞれ設けられ、ロール紙R1の両端部を支持する。台21bは、ホルダー21aに装着されるロール紙R1を載置可能である。
また、上下機構80は、給紙ユニット70が記録部12の上方に収容されることによりロール紙R1の支持位置(21a)を上方へ移動させる。従って、本記録装置1は、ロール紙の設置スペースを低減可能であり、ロール紙を装着するユーザーの負担を軽減可能である。
また、上下機構80は、給紙ユニット70が記録部12の上方に収容されることによりロール紙R1の支持位置(21a)を上方へ移動させる。従って、本記録装置1は、ロール紙の設置スペースを低減可能であり、ロール紙を装着するユーザーの負担を軽減可能である。
図1(b)に示す記録装置1は、さらに、第二ロール紙(第二の被記録媒体)R2のためのホルダー51aを有する繰り出し機構51を備えている。この繰り出し機構51は、記録部12の下方に配置された下側媒体支持部40Aであり、連続状の第二の被記録媒体(第二ロール紙R2)を支持する。記録装置1は、給紙ユニット70からの被記録媒体(第一ロール紙R1)と、下側媒体支持部40Aからの第二の被記録媒体(第二ロール紙R2)と、を切り替えて記録部12で記録可能である。記録部12の上下両方に連続状の被記録媒体があるので、本記録装置1は、省スペースで大量記録可能である。
上記下側媒体支持部40Aは、記録部12の下方から引き出されることにより第二ロール紙R2の支持位置(ホルダー51a)を上へ移動させる第二の上下機構を有してもよい。むろん、図1(a)に示す上側媒体支持部70Aについても、記録部12の上方から引き出されることにより第二ロール紙R2の支持位置(ホルダー21a)を下方へ移動させる第二の上下機構を有してもよい。
次に、上下機構80の具体例を説明する。
図5は、てこの原理を利用した上下機構80を模式的に例示する縦断面図である。分かり易く示すため、外部筐体41を透視している。図5に示す上下機構80は、記録部12に対して相対位置を変えない部位に設けられた溝部81a及び凸部81bと、てこ部材81cと、を備えている。溝部81aは、長手方向をスライド方向D1に向けて例えば脚部36における幅方向D7(図2参照)の内側の面に取り付けられる部材で形成される。凸部81bは、溝部81aの上方において例えば脚部36における幅方向D7の内側の面から幅方向D7の内側へ突出するように形成される。てこ部材81cは、スライド方向部81d、交差部81e、スライダー81f、軸支部81g、を備え、外部筐体41に収容されている。スライド方向部81dは、給紙ユニット40が収容位置L1にあるときに長手方向をスライド方向D1に向けて配置される。交差部81eは、長手方向をスライド方向部81dの長手方向と略直交(交差)する方向に向けている。スライド方向部81dと交差部81eとは、互いに固定されている。スライダー81fは、スライド方向部81dと交差部81eとの接続部に固定され、外部筐体41に形成された貫通孔を貫通して溝部81aに挿入されて、溝部81aに沿ってスライド移動可能とされている。従って、スライダー81fは外部筐体41に対して幅方向D7を中心軸として回転可能に支持されており、てこ部材81cは外部筐体41に対してスライダー81fを中心軸として回転可能に設けられている。軸支部81gは、スライド方向部81dの引出方向D2側の端部に設けられ、台51bに対して幅方向D7を回転軸として回転可能に取り付けられている。
図5は、てこの原理を利用した上下機構80を模式的に例示する縦断面図である。分かり易く示すため、外部筐体41を透視している。図5に示す上下機構80は、記録部12に対して相対位置を変えない部位に設けられた溝部81a及び凸部81bと、てこ部材81cと、を備えている。溝部81aは、長手方向をスライド方向D1に向けて例えば脚部36における幅方向D7(図2参照)の内側の面に取り付けられる部材で形成される。凸部81bは、溝部81aの上方において例えば脚部36における幅方向D7の内側の面から幅方向D7の内側へ突出するように形成される。てこ部材81cは、スライド方向部81d、交差部81e、スライダー81f、軸支部81g、を備え、外部筐体41に収容されている。スライド方向部81dは、給紙ユニット40が収容位置L1にあるときに長手方向をスライド方向D1に向けて配置される。交差部81eは、長手方向をスライド方向部81dの長手方向と略直交(交差)する方向に向けている。スライド方向部81dと交差部81eとは、互いに固定されている。スライダー81fは、スライド方向部81dと交差部81eとの接続部に固定され、外部筐体41に形成された貫通孔を貫通して溝部81aに挿入されて、溝部81aに沿ってスライド移動可能とされている。従って、スライダー81fは外部筐体41に対して幅方向D7を中心軸として回転可能に支持されており、てこ部材81cは外部筐体41に対してスライダー81fを中心軸として回転可能に設けられている。軸支部81gは、スライド方向部81dの引出方向D2側の端部に設けられ、台51bに対して幅方向D7を回転軸として回転可能に取り付けられている。
収容位置L1にある給紙ユニット40を引出方向D2に引き出していくと、交差部81eが凸部81bに接触する位置L3までホルダー51a及び台51bは上昇しない。従って、繰り出し機構51と本体10とが干渉しない。図5の中段に示すように交差部81eが凸部81bに接触した後は、スライダー81fが引出方向D2へスライド移動する一方で凸部81bが交差部81eに接触したままであるので、てこの原理によりてこ部材81cが図5の右回りに回動する。これにより、図5の下段に示すように、給紙ユニット40が引き出されることに連動してホルダー51a及び台51bが上昇する。従って、ホルダー51aにロール紙R1を装着するユーザーの負担が軽減される。
ロール紙R1を装着した後、引出位置L2にある給紙ユニット40を収容方向D3に押していくと、交差部81eが凸部81bに接触している間は台51b等の重量によりてこ部材81cが給紙ユニット40のスライド移動に連動して図5の左回りに回動する。これにより、ホルダー51a及び台51bが下降する。交差部81eが凸部81bから離れた後は、ホルダー51a及び台51bは下降せず、収容位置L1で給紙ユニット40が収容される。従って、ロール紙R1の設置スペースが少なくて済む。
図6は、スコット・ラッセルリンク機構を利用した上下機構80を模式的に例示している。分かり易く示すため、外部筐体41を透視している。図6に示す上下機構80は、記録部12に対して相対位置を変えない部位に設けられた溝部82aと、リンク部材82cと、を備えている。溝部82aは、長手方向をスライド方向D1に向けて例えば脚部36における幅方向D7(図2参照)の内側の面に取り付けられる部材で形成される。リンク部材82cは、棒部材82d,82e、スライダー82f,82i、軸支部82g、接続部82h、を備え、外部筐体41に収容されている。比較的長い棒部材82d、及び、該棒部材82eよりも短い棒部材82eは、給紙ユニット40が収容位置L1にあるときに長手方向をスライド方向D1に比較的近い方向に向けて配置される。棒部材82eの収容方向D3側の端部にある接続部82hは、棒部材82dの略中間位置に対して幅方向D7を中心軸として回転可能に接続されている。スライダー82fは、長い棒部材82dの収容方向D3側の端部に固定され、外部筐体41に形成された貫通孔を貫通して溝部82aに挿入されて、溝部82aに沿ってスライド移動可能とされている。従って、スライダー82fは外部筐体41に対して幅方向D7を中心軸として回転可能に支持されている。軸支部82gは、長い棒部材82dの引出方向D2側の端部に設けられ、台51bに対して幅方向D7を回転軸として回転可能に取り付けられている。スライダー82iは、短い棒部材82eの引出方向D2側の端部に固定され、外部筐体41に形成された長孔を貫通して溝部82aに挿入されて、溝部82aに沿ってスライド移動可能とされている。外部筐体41の長孔は、長手方向をスライド方向D1に向けて形成され、給紙ユニット40が引出時にスライダー82iが溝部82aの引出側端部82bに突き当たる位置L3と引出位置L1との間にあるときにスライダー82iを外部筐体41に対してスライド方向D1に相対移動させる。
収容位置L1にある給紙ユニット40を引出方向D2に引き出していくと、スライダー82iが溝部82aの引出側端部82bに突き当たる位置L3までホルダー51a及び台51bは上昇しない。従って、繰り出し機構51と本体10とが干渉しない。図6の中段に示すようにスライダー82iが引出側端部82bに突き当たった後は、スコット・ラッセルリンク機構により、図6の下段に示すように、給紙ユニット40が引き出されることに連動してホルダー51a及び台51bが上昇する。従って、ホルダー51aにロール紙R1を装着するユーザーの負担が軽減される。
ロール紙R1を装着した後、引出位置L2にある給紙ユニット40を収容方向D3に押していくと、しばらくは台51b等の重量によりスライダー82iが引出側端部82bに突き当たった状態でホルダー51a及び台51bが給紙ユニット40のスライド移動に連動して下降する。スライダー82iが引出側端部82bから離れた後は、ホルダー51a及び台51bは下降せず、収容位置L1で給紙ユニット40が収容される。従って、ロール紙R1の設置スペースが少なくて済む。
なお、リンク機構は、スコット・ラッセルリンク機構以外のリンク機構でもよい。
なお、リンク機構は、スコット・ラッセルリンク機構以外のリンク機構でもよい。
図7は、台51bの回動機構83cを用いた上下機構80を模式的に例示している。分かり易く示すため、外部筐体41を透視している。図7に示す上下機構80は、回転軸83dを有する回動機構83cを備えている。回動機構83cは、外部筐体41に収容されている。台51bは、給紙ユニット40が収容位置L1にあるとき、略鉛直向きに配置され、上縁部に回転軸83dが設けられている。この回転軸83dは、長手方向を幅方向D7(図参照)に向けて外部筐体41に対して回転可能に支持されている。回動機構83cは、台51bを図7の上段に示すような略鉛直向きに保持する略鉛直保持機構、及び、台51bを図7の下段に示すような略水平方向に保持する略水平保持機構も備えている。
収容位置L1にある給紙ユニット40を引出位置L2まで引出方向D2へ引き出すとき、ホルダー51a及び台51bは上昇しない。従って、繰り出し機構51と本体10とが干渉しない。図7の中段に示すように給紙ユニット40が引出位置L2まで引き出された後は、回動機構83cにより回転軸83dを中心としてホルダー51a及び台51bを図7の右回りに回動させ図7の下段に示すようにホルダー51a及び台51bを上昇させて保持することができる。回動機構83cは、台51bを手で回動させるものでもよいが、給紙ユニット40が引出位置L2まで引き出されたことを位置検出センサーで検出したときに自動で台51bを回動させるものでもよい。いずれの回動機構も、給紙ユニット40が記録部12の下方から引き出されることにより被記録媒体の支持位置(ホルダー51a)を上方へ移動させる上下機構に含まれる。本変形例も、ホルダー51aにロール紙R1を装着するユーザーの負担が軽減される。
ロール紙R1を装着した後、回動機構83cにより回転軸83dを中心としてホルダー51a及び台51bを図7の左回りに回動させ図7の中段に示すようにホルダー51a及び台51bを下降させて保持することができる。その後、引出位置L2にある給紙ユニット40を収容方向D3に押すと、収容位置L1で給紙ユニット40が収容される。従って、ロール紙R1の設置スペースが少なくて済む。
図8は、給紙ユニット40のスライド方向D1を水平方向から傾けた上下機構80を模式的に例示している。分かり易く示すため、外部筐体41を透視している。
収容位置L1にある給紙ユニット40を引出方向D2に引き出していくと、給紙ユニット40が上昇する結果、ホルダー51a及び台51bが上昇する。すなわち、上下機構80は、給紙ユニット40が記録部12の下方から引き出されることにより被記録媒体の支持位置(ホルダー51a)を上方へ移動させている。従って、本変形例も、ホルダー51aにロール紙R1を装着するユーザーの負担が軽減される。
収容位置L1にある給紙ユニット40を引出方向D2に引き出していくと、給紙ユニット40が上昇する結果、ホルダー51a及び台51bが上昇する。すなわち、上下機構80は、給紙ユニット40が記録部12の下方から引き出されることにより被記録媒体の支持位置(ホルダー51a)を上方へ移動させている。従って、本変形例も、ホルダー51aにロール紙R1を装着するユーザーの負担が軽減される。
ロール紙R1を装着した後、引出位置L2にある給紙ユニット40を収容方向D3に押していくと、給紙ユニット40が下降する結果、ホルダー51a及び台51bが下降する。収容位置L1で給紙ユニット40が収容されるので、ロール紙R1の設置スペースが少なくて済む。
なお、上述した各種変形例は記録部の下方に給紙ユニットがあったが、記録部の上方に給紙ユニットがある場合も同様の上下機構を設けることができる。
さらに、本発明は、種々の変形例が考えられる。
例えば、本発明を適用可能な被記録媒体は、ロール紙以外にも、折り畳んだ連続紙等でもよい。
上述したローラー対を構成する駆動ローラー及び従動ローラーは、上述した位置関係の逆の配置でもよい。また、従動ローラーの代わりに駆動ローラーを用いてローラー対を一対の駆動ローラーで構成してもよい。
記録装置は、複数の被記録媒体を切り替えて記録を行う装置以外にも、一つの被記録媒体に記録を行う装置でもよい。むろん、3以上の引き出し可能な媒体支持部を備える記録装置の各媒体支持部に上下機構を設けてもよい。従って、上下機構を有する引き出し可能な媒体支持部が記録部の下方に複数設けられてもよいし、上下機構を有する引き出し可能な媒体支持部が記録部の上方に複数設けられてもよい。
記録部が移動しないで媒体支持部が収容位置と引出位置との間で移動する以外にも、媒体支持部が移動しないで記録部が収容位置と引出位置との間で移動してもよいし、媒体支持部と記録部がともに収容位置と引出位置との間で移動してもよい。
例えば、本発明を適用可能な被記録媒体は、ロール紙以外にも、折り畳んだ連続紙等でもよい。
上述したローラー対を構成する駆動ローラー及び従動ローラーは、上述した位置関係の逆の配置でもよい。また、従動ローラーの代わりに駆動ローラーを用いてローラー対を一対の駆動ローラーで構成してもよい。
記録装置は、複数の被記録媒体を切り替えて記録を行う装置以外にも、一つの被記録媒体に記録を行う装置でもよい。むろん、3以上の引き出し可能な媒体支持部を備える記録装置の各媒体支持部に上下機構を設けてもよい。従って、上下機構を有する引き出し可能な媒体支持部が記録部の下方に複数設けられてもよいし、上下機構を有する引き出し可能な媒体支持部が記録部の上方に複数設けられてもよい。
記録部が移動しないで媒体支持部が収容位置と引出位置との間で移動する以外にも、媒体支持部が移動しないで記録部が収容位置と引出位置との間で移動してもよいし、媒体支持部と記録部がともに収容位置と引出位置との間で移動してもよい。
以上説明したように、本発明によると、種々の態様により、連続状の被記録媒体の設置スペースを低減可能であり、連続状の被記録媒体を装着するユーザーの負担を軽減可能な技術等を提供することができる。むろん、従属請求項に係る構成要件を有しておらず独立請求項に係る構成要件のみからなる技術等でも、上述した基本的な作用、効果が得られる。
また、上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、公知技術並びに上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、等も実施可能である。本発明は、これらの構成等も含まれる。
また、上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、公知技術並びに上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、等も実施可能である。本発明は、これらの構成等も含まれる。
1…記録装置、10…本体、12…記録部、20…上側ロール紙の媒体経路、21…繰り出し機構、21a…ホルダー、21b…台、30…本体内の媒体経路、36…脚部、40…給紙ユニット(媒体支持部)、40A…下側媒体支持部、41…外部筐体、42…機構部、44…搬送機構、51…繰り出し機構、51a…ホルダー、51b…台、60…ユニット内の媒体経路、70…給紙ユニット(媒体支持部)、70A…上側媒体支持部、80…上下機構、D1…スライド方向、D2…引出方向(スライド方向一方側)、D3…収容方向(スライド方向他方側)、D4…搬送方向、D7…幅方向、L1…収容位置、L2…引出位置、R1…ロール紙(被記録媒体)、R2…ロール紙(第二の被記録媒体)、R3…繰り出された被記録媒体、R4…先端部。
Claims (6)
- 被記録媒体に記録を行う記録部と、
該記録部の下方に配置され、連続状の前記被記録媒体を支持し、前記記録部に対して相対移動可能である媒体支持部と、を備え、
該媒体支持部は、前記記録部の下方から引き出されることにより前記被記録媒体の支持位置を上方へ移動させる上下機構を有する、記録装置。 - 前記記録部の上方に配置され、連続状の第二の被記録媒体を支持する上側媒体支持部を備え、
前記媒体支持部からの被記録媒体と、前記上側媒体支持部からの第二の被記録媒体と、を切り替えて前記記録部で記録可能である、請求項1に記載の記録装置。 - 前記上側媒体支持部は、前記記録部の上方から引き出されることにより前記被記録媒体の支持位置を下方へ移動させる第二の上下機構を有する、請求項2に記載の記録装置。
- 被記録媒体に記録を行う記録部と、
該記録部の上方に配置され、連続状の前記被記録媒体を支持し、前記記録部に対して相対移動可能である媒体支持部と、を備え、
該媒体支持部は、前記記録部の上方から引き出されることにより前記被記録媒体の支持位置を下方へ移動させる上下機構を有する、記録装置。 - 前記記録部の下方に配置され、連続状の第二の被記録媒体を支持する下側媒体支持部を備え、
前記媒体支持部からの被記録媒体と、前記下側媒体支持部からの第二の被記録媒体と、を切り替えて前記記録部で記録可能である、請求項4に記載の記録装置。 - 前記媒体支持部は、前記被記録媒体を前記記録部へ送る搬送機構を有する、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の記録装置。
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