JP2014195588A - 放射線発生用装置及び放射線撮影装置 - Google Patents

放射線発生用装置及び放射線撮影装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡易に持ち運び可能であるとともに、被検体の撮影部位に合わせて放射線発生部を設置することができる放射線発生用装置及び放射線撮影装置を提供する。【解決手段】 放射線を発生させる放射線発生部20を支持する支持機構(支柱14、アーム18)と、支持機構を支持する支持脚部50を備え、支持機構は支持脚部50に対して着脱可能である。【選択図】 図1

Description

本発明は、被検体へ放射線を発生させる放射線発生部を有した放射線発生用装置及び放射線撮影装置に関するものである。
近年、放射線撮影装置として、持ち運び可能な放射線撮影装置がある。持ち運び可能な放射線撮影装置を用いて撮影を行う際、被検体の撮影部位に合わせて放射線発生部を設置する。
そこで、放射線発生部と、放射線発生部から放射される放射線を検出する検出装置とを保持アームを介して一体化することが行われている。(例えば、特許文献1) また、アームを有した移動部があり、放射線源をアームに装着することが行われている。(例えば、特許文献2)
特開2012−70835 特開2012‐30062
しかしながら、特許文献1の放射線撮影装置では、検出装置を被検体の背面に設置してから検出装置の位置調整作業を行なうため、被検体に負荷を与えない種々の対策が望まれていた。
また、特許文献2の放射線撮影装置では、移動部に検出装置を保持する機構があり、簡易に持ち運びができないため、種々の対策が望まれていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、簡易に持ち運び可能であるとともに、被検体の撮影部位に合わせて放射線発生部を設置することができる放射線発生用装置及び放射線撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の放射線発生用装置は、放射線を発生させる放射線発生部を支持する支持機構と、前記支持機構を支持する支持脚部(移動部)を備え、前記支持機構は前記支持脚部(移動部)に対して着脱可能である。
本発明によれば、簡易に持ち運び可能であるとともに、被検体の撮影部位に合わせて放射線発生部を設置することができる。
本発明における放射線発生用装置の全体構成を示す図。 本発明における放射線発生用装置の支持脚部を示す図。 本発明における放射線発生用装置の支柱と支持脚部の連結形態を示す図。 本発明における放射線発生用装置の収納形態を示す図。 本発明における放射線発生用装置の分離形態を示す図。 本発明における放射線発生用装置の移動部を示す図。 本発明における放射線発生用装置の支柱と移動部の連結形態を示す図。 本発明における放射線発生用装置の回転部を示す図。 本発明における放射線発生用装置の実施例2を示す図。 本発明における放射線発生用装置の実施例3を示す図。 本発明における放射線発生用装置の実施例4示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
図1は、本実施例の放射線発生用装置の構成を示す図である。図1は、撮影時における放射線発生用装置の斜視図を示している。
放射線発生用装置は、床面に設置された支持脚部50と、支持脚部50に対して鉛直方向に立置された支柱14と、支柱14に対して回動可能に設置されたアーム18と、アーム18に対して回動可能に設置され、放射線を発生させる放射線発生部20とを有している。ここでは、放射線発生用装置を可能な限りコンパクトにするため、放射線発生用装置は画像を表示する表示装置を有していない形態を示す。なお、支柱14とアーム18は、放射線を発生させる放射線発生部20を支持する支持機構として置き換えて表現することもできる。
また、図1に示すように、支柱14には、放射線発生部20に電源を供給する電源部30が固設されている。具体的には、支柱14の下端に電源部30が設置され、支柱14と電源部30は一体化されている。電源部30は、放射線発生部20が設置される側(図1の正面側)の反対側(図1の背面側)に設置されている。電源部30は、アーム18を折り畳んだときに、アーム18や放射線発生部20によって干渉を受けない支柱14の側面に設置されている。また、電源部30は、比較的重い構成要素で構成されている。支柱14の下端(床面に近い側)に電源部30を設置することにより、放射線発生用装置のバランスを安定させることができる。電源部30から放射線発生部20へ電源を供給するための電源ケーブルは、図示しないが、支柱14とアーム18の内部に挿入して配置してもよい。
一般的には、放射線発生用装置においては良好な画質を確保した画像を取得することが望まれるため、出力の高い放射線発生部20が求められる。しかし、放射線発生部20は出力が高ければ高いほど重量が大きくなる傾向がある。運搬・組立時の作業性が重視される放射線発生用装置においては、放射線発生部20の重量と画質はトレードオフの関係になっている。放射線発生部20の保持機構(支柱14、アーム18)の重量を軽くすることで放射線発生用装置全体の軽量化が図られる。しかし、放射線発生部20の重量に対して保持機構の重量が小さすぎると重量バランスが崩れ、転倒の可能性も生じる。そこで、放射線発生部20の位置と反対側の支柱14に電源部30を設置することで重量バランスを確保することができる。
このように、放射線発生用装置は電源環境が乏しい環境でも作業可能とするために、バッテリを積んだ電源部30を放射線発生部20に接続することで、電源が無い環境でも撮影が可能になる放射線発生用装置になる。その際に、電源部30の重量を利用すれば放射線発生部20の重量とのバランスを確保することが容易となる。
また、アーム18は、一端が放射線発生部20に連結され、他端は支柱14に連結されている。アーム18は、放射線発生部20を支持し、所定の長さを有している。図1に示すように、アーム18は、アーム18の長手方向に伸縮する伸縮機構や、様々に折れ曲がる多関節機構でアーム18を回転させる回転機構を有していてもよい。アーム18を所定の方向に伸ばすことにより、放射線発生部20を被検体側へせり出すことができる。
なお、アーム18は、図1に示すような直線形状だけではなく、湾曲形状であってもよい。また、アーム18は、複数の部材の集合、例えば、棒部材の集合、円筒部材の集合、線状部材の集合(網構造)で構成されていてもよい。つまり、アーム18は、放射線発生部20を支持するものであればよい。
アーム18の多関節機構は、アーム18を略中央部で分割し、分割されたアーム18を接続する間接部8によって実現される。アーム18が間接部8を中心に回動することによって放射線発生部20の水平方向の位置を調整することができる。間接部8によって速やかに放射線発生部20のポジショニングができるようになるため、放射線発生用装置の作業効率が向上することになる。
なお、間接部8の内部にトルクヒンジを設けてもよい。放射線発生用装置が設置される在宅医療の布団の上や災害現場では、必ずしも接地面の水平が保証されているとは限らない。そのため放射線発生部20の重さによって間接部8が回転し、アーム18が適切な位置に定まらない可能性がある。したがって、間接部8が操作者の意図に反して動くことが無いように、固定機構を設ける必要がある。そこでトルクヒンジを設けることによって間接部8に抵抗力が生じ、操作者の意図に反した動きを抑制することができる。この際、トルクヒンジのトルクは操作者が放射線発生部20の位置を調整する際の操作力によって生じるトルクよりは小さい。
また、アーム18は、支柱14の上端を中心にして、回動することができる。具体的には、図1に示すように、支柱14は、アーム18を所定の回動方向(A方向)に回動させるためのアームヒンジ部16を有している。アーム18は、所定の回動方向(A方向)に関して約180°の回動範囲がある。アーム18は、電源部30が設置された側の反対側に折れ曲がる。
アームヒンジ部16は、アーム18と支柱14を連結するとともに、アーム18を支柱14に対して開閉することができる機構を有している。アームヒンジ部16を軸にして、アーム18を折り畳むと、アーム18は支柱14に対してほぼ平行な状態になる。
このように、アームヒンジ部16は、アーム18を所定の回動方向(A方向)に回動させることにより、図1に示すように、アーム18が上方向若しくは横方向に伸びる形態から、アーム18を放射線発生部20とともに収納する形態に変形させることができる。図1に示すアーム18が上方向若しくは横方向に伸びる形態とは、放射線発生部20を被検体側にせり出す状態である。アーム18を放射線発生部20とともに収納する形態とは、アーム18を折り畳み、アーム18が支柱14に対してほぼ平行な状態、すなわち、放射線発生部20が床面付近に配置された状態である。アーム18を放射線発生部20とともに収納する形態は、後述する。
なお、支柱14は、図1に示すような直線形状だけではなく、湾曲形状であってもよい。また、支柱14は、複数の部材の集合、例えば、棒部材の集合、円筒部材の集合、線状部材の集合(網構造)で構成されていてもよい。つまり、支柱14は、アーム18を回動可能に支持するものであればよい。
放射線発生部20とアーム18の間には、放射線発生部20を回転することができる回転部22が設置されている。放射線発生部20を回転することにより、被検体に対して位置決めを行い、放射線を所望の方向に照射することができる。
また、支持脚部50は、コの字型もしくはU字型の形状である。支持脚部50は、放射線発生用装置のバランスを保つとともに、放射線発生部20の直下(鉛直方向下側)に支持脚部50が設置されない形態を実現する。放射線発生部20の直下(鉛直方向下側)には、検出装置が設置される。つまり、支持脚部50が設置されない領域に検出装置が設置される。
具体的には、支持脚部50は、複数の脚部52、54、56を有している。複数の脚部52、54、56は、それぞれ床面(若しくは寝台)に接触されている。複数の脚部52、54、56は、放射線発生用装置のバランスを保つように、床面に置かれて設置されている。支持脚部50は、複数の脚部52、54、56を変形させることによって、支持脚部50をコの字型もしくはU字型の形状にすることができる。撮影時では、図1に示すように、支持脚部50はコの字型もしくはU字型の形状となる。
支持脚部50は、支柱14に連結される第1の脚部52と、第1の脚部52に連結された第2の脚部54と、第1の脚部52に連結された第3の脚部56を有している。第2の脚部54と第3の脚部56は、ほぼ同じ長さである。
ここでは、第1の脚部52の長手方向をX方向とし、第1の脚部52の長手方向に直交する方向をY方向とする。撮影時では、図1に示すように、第2の脚部54は、第1の脚部52に対して直交するように設置される。第3の脚部56は、第1の脚部52に対して直交するように設置される。このとき、第2の脚部54は、第3の脚部56に対して平行になる。第2の脚部54と第3の脚部56は、第1の脚部52の長手方向に直交するY方向であり、放射線発生部20が設置される方向に伸びるように設置される。
また、第2の脚部54の先端部は、第2の脚部54の先端部の厚みが徐々に薄くなるように斜面(テーパ)を有している。第2の脚部54の先端部とは、第1の脚部52と連結された側と反対側である。第2の脚部54の底面は平面であり、床面に接触されており、第2の脚部54の上面の高さが先端に行くほど低くなっている。このように、第2の脚部54が先端部に斜面(テーパ)を有していることより、第2の脚部54の先端部の厚みを薄くすることができる。
同様にして、第3の脚部56の先端部は、第3の脚部56の先端部の厚みが徐々に薄くなるように斜面(テーパ)を有している。第3の脚部56の先端部とは、第1の脚部52と連結された側と反対側である。第3の脚部56の底面は平面であり、床面に接触されており、第3の脚部56の上面の高さが先端に行くほど低くなっている。このように、第3の脚部56が先端部に斜面(テーパ)を有していることより、第3の脚部56の先端部の厚みを薄くすることができる。
第2の脚部54と第3の脚部56の先端部における斜面(テーパ)の長さは、ほぼ同じ長さである。なお、斜面(テーパ)の長さは所定の長さ(例えば、10cm〜50cmの範囲)が適切であり、任意に設定することができる。
支持脚部50は、支持脚部50を構成する複数の脚部54、56を折り畳むことができるように、複数の関節部58、60を有している。具体的には、第1の脚部52と第2の脚部54の間に関節部58を有している。関節部58は、第2の脚部54を折り畳み可能にすることができる。関節部58により第2の脚部54をB方向に回転させることができる。関節部58は、約90度の可動範囲を持っている。関節部58は、第2の脚部54の長手方向をY方向からX方向まで変更することができる。このように、第2の脚部54は、関節部58を中心に折り畳むことができる。
同様にして、第1の脚部52と第3の脚部56の間に関節部60を有している。関節部60は、第3の脚部56を折り畳み可能にすることができる。関節部60により第3の脚部56をC方向に回転させることができる。関節部60は、約90度の可動範囲を持っている。関節部60は、第3の脚部56の長手方向をY方向からX方向まで変更することができる。このように、第3の脚部56は、関節部60を中心に折り畳むことができる。
また、第2の脚部54を回転させる関節部58の回転軸と第3の脚部56を回転させる関節部60の回転軸は、平行である。第2の脚部54と第3の脚部56をそれぞれ折り畳むと、第1の脚部52に対して、第2の脚部54と第3の脚部56とが平行な形態になる。
ここで、第2の脚部54の形状と第3の脚部56の形状は、異なることについて説明する。関節部58付近における第2の脚部54の形状と、関節部60付近における第3の脚部56の形状は、若干異なる。第2の脚部54は、直線形状であるのに対し、第3の脚部56は、L字形状となっている。第2の脚部54と第3の脚部56を折り畳み、支持脚部50を収納する際、第2の脚部54が第3の脚部56に覆われるようにするためである。そのため、L字状の第3の脚部56の付け根は、第2の脚部54の幅より広い幅を有している。収納時では、まず、第2の脚部54を折り畳み、直線状の第2の脚部54を折り畳んだ後にL字状の第3の脚部56を折り畳む。
図2に収納時における支持脚部50の形態を示す。図2に示すように、第2の脚部54の形状と第3の脚部56を折り畳むと、第1の脚部52に対して、第2の脚部54と第3の脚部56とが平行な形態となる。第3の脚部56が第2の脚部54を覆う形態となる。このように、支持脚部50をコンパクトに収納することができる。よって、操作者は、支持脚部50をコンパクトに持ち運びすることができる。
また、図2に示すように、支持脚部50には、第1の脚部52と第2の脚部54を嵌合する嵌合部70、72と、第1の脚部52と第3の脚部56を嵌合する嵌合部74、76を有している。
具体的には、第1の脚部52は、一端に凹部70を有し、他端に凸部74を有している。第2の脚部54は、凸部72を有している。第2の脚部54の凸部72は、斜面(テーパ)がある先端側と反対側に設けられている。凸部72は、第1の脚部52の凹部70に嵌め込むことができる程度の大きさである。関節部58を中心にして、第2の脚部54を回転させると、図1に示すように、第2の脚部54の凸部72が第1の脚部52の凹部70に嵌り込んで、第2の脚部54が第1の脚部52に固定される。
第3の脚部56は、凹部76を有している。第3の脚部56の凹部76は、斜面(テーパ)がある先端側と反対側である。凹部76は、第1の脚部52の凸部74を嵌め込むことができる程度の大きさである。関節部60を中心にして、第3の脚部56を回転させると、図1に示すように、第3の脚部56の凹部76に第1の脚部52の凸部74が嵌り込んで、第3の脚部56が第1の脚部52に固定される。
このように、撮影時では、図1に示すように、第2の脚部54は、第1の脚部52に対して直交するように設置され、第3の脚部56は、第1の脚部52に対して直交するように設置される。このとき、嵌合部74、76によって、第1の脚部52に対して、第2の脚部54と第3の脚部56が固定される。
なお、支持脚部50は、第1の脚部52と第2の脚部54と第3の脚部56からなる複数の脚部を有している例を示したが、関節部がなく、1つの部材からなる支持脚部50が曲線状に曲がって構成される形態も複数の脚部の概念に含まれる。
また、支持脚部50の複数の脚部は、少なくとも2つ以上の脚部の概念を含む。例えば、複数の脚部は、3つの脚部、4つの脚部、5つの脚部などを含む。また、支持脚部50の複数の脚部は、直線形状だけではなく、湾曲形状であってもよい。
また、支持脚部50の複数の脚部は、複数の部材の集合、例えば、棒部材の集合、円筒部材の集合、線状部材の集合(網構造)で構成されていてもよい。
つまり、支持脚部50の複数の脚部は、放射線を発生させる放射線発生部を支持する支持機構(支柱14)を支持するものであれば、上記の形態のように適用可能である。
また、放射線発生用装置は、図1の白抜き矢印の位置で支柱14から支持脚部50を取り外し可能にする取り外し機構を有している。具体的には、図2に示すように、支持脚部50は、支柱14と取り外し可能に連結する連結部62を有している。連結部62は、第1の脚部52から上方に突出している部材である。支柱14は中空である。支柱14の内側に上方に突出された連結部62を収めることにより、図1に示すように、支柱14と第1の脚部52は連結される。連結部62は、支柱14と連結し易いように、先端部に斜面(テーパ)を有していてもよい。
図3は、支柱14と支持脚部50の連結形態と固定形態を示す概略図である。図3(a)は、支柱14と支持脚部50が連結された連結形態を示す。図3(b)は、固定部によって支持脚部50に支柱14が固定された固定形態を示す。
支柱14と支持脚部50の連結する際、図3(a)に示すように、第1の脚部52から上方に突出した連結部62が支柱14の内側に収められる。ここで、放射線発生用装置は、連結部62と支柱14を固定する固定部40を有している。支柱14と連結部62が連結された後、図3(b)に示すように、操作者は、固定部40によって、連結部62と支柱14を固定する。固定部40は、例えば、ねじ部材(おねじ部)である。支柱14の側面には、固定部40を貫通することができる程度の穴部66が設けられている。また、連結部62は、固定部40を留める留め機構64を有している。留め機構64は、ねじ部材を留めることができるねじ留め機構であり、例えば、ねじ部材を留めることができる、めねじ部である。このように、固定部40によって、支柱14に支持脚部50を連結して、支柱14に支持脚部50を固定することができる。なお、図3では、固定部40を1つとして説明したが、固定部40は、複数あってもよい。
また、図3(a)に示すように、操作者は、固定部40による固定を解除すれば、支持脚部50に対して、支柱14を取り外すことができる。よって、操作者は、支持脚部50と支持脚部50以外の放射線発生用装置(放射線発生部20、アーム18、支柱14、電源部30の構成要素)を分離して持ち運びすることができる。
ここで、図4に示すように、支持脚部50と分離される支持脚部50以外の放射線発生用装置は、少なくとも、放射線発生部20とアーム18と支柱14と電源部30を有している。撮影時において、操作者は被検体の撮影部位に合わせて放射線発生部20を移動する必要があるが、電源部30を移動する必要がない。そこで、上述した通り、アーム18には放射線発生部20が設置され、支柱14には電源部30が設置されている。このように、放射線発生部20と電源部30は、異なる構成要素にそれぞれ設置されている。
仮に、アーム18に電源部30を設置すると、アーム18は、放射線発生部20と電源部30を支持しなくてはならない。支柱14も放射線発生部20と電源部30とアーム18を支持しなくてはならない。そのため、放射線発生部20と電源部30を支持するため、アーム18の剛性を高くしなければならない。また、放射線発生部20と電源部30とアーム18を支持するため、支柱14の剛性を高くしなければならない。よって、アーム18と支柱14を太く且つ重くする必要があり、支持脚部50以外の放射線発生用装置が重くなってしまう。
そこで、本実施例の放射線発生用装置では、アーム18には放射線発生部20が設置され、支柱14には電源部30が設置されている。このように、放射線発生部20と電源部30を分離して設置することにより、アーム18は放射線発生部20を支持すれば十分の剛性を有していればよい。よって、アーム18は放射線発生部20を支持できる程度の太さと重量を有していればよい。
また、支柱14の下端(床面に近い側)に電源部30が設置されている。支柱14の上端は、アーム18と放射線発生部20を支持すれば十分の剛性を有していればよい。よって、支柱14の上端は、放射線発生部20とアーム18を支持できる程度の太さと重量を有していればよい。つまり、アーム18が放射線発生部20と電源部30を支持する形態よりも、支持脚部50以外の放射線発生用装置を軽くすることができる。よって、操作者は、支持脚部50と支持脚部50以外の放射線発生用装置とを分離して、それぞれ簡易に持ち運ぶことができる。
また、支柱14は、放射線発生用装置を運搬する際に操作者が握るためのハンドルを有していてもよい。例えば、支柱14の上端にハンドルが設置されている。支持脚部50と支持脚部50以外の放射線発生用装置を分離された時、操作者は、ハンドルを握るとともに、ハンドルを持ち上げることにより、支持脚部50以外の放射線発生用装置を持ち運びすることができる。
また、アーム18が折り畳まれ、アーム18が放射線発生部20とともに収納された際、放射線発生部20と電源部30が床面に近い側にそれぞれ設置される。比較的重量がある放射線発生部20と電源部30が床面に近い位置にあるため、操作者はハンドルを用いて、放射線発生用装置を安定して持ち運ぶことができる。
ここで、図4、5を用いて放射線発生用装置の収納形態と分離形態について、具体的に説明する。図4は、アーム18と支持脚部50が折り畳まれ、アーム18と支持脚部50が収納された収納形態を示す。具体的には、アーム18が折り畳まれると、アーム18が支柱14に対してほぼ平行な状態となり、アーム18が放射線発生部20とともに収納される。また、支持脚部50が折り畳まれると、第1の脚部52に対して、第2の脚部54と第3の脚部56が折り畳まれた状態となり、支持脚部50が収納される。
アーム18と支柱14は、放射線発生用装置を構成する他の構成要素に比べ、比較的長い構成要素である。アーム18と支柱14を支持脚部50の上方に収めることにより、放射線発生用装置は、バランスを保つことができる。また、放射線発生部20と電源部30は、放射線発生用装置を構成する他の構成要素に比べ、比較的重い構成要素である。アーム18が放射線発生部20とともに収納されたとき、放射線発生部20と電源部30を床面の近傍(支持脚部50の近傍)に配置することにより、放射線発生用装置は、バランスを保つことができる。
支持脚部50と支持脚部50以外の放射線発生用装置を分離して持ち運びする場合、操作者は、第1の脚部52の連結部62と支柱14を固定している固定部40を解除する。固定部40による支持脚部50と支柱14の固定がなくなり、支持脚部50と支柱14が分離可能になる。放射線発生用装置は、図5(a)に示す支持脚部50以外の放射線発生用装置(放射線発生部20、アーム18、支柱14、電源部30の構成要素)側と、図5(b)に示す支持脚部50側とに分離される。操作者は、支柱14を持ち上げることにより、放射線発生部20と電源部30とともに持ち運ぶことができる。
図6は、支持脚部50の他の形態を示す。支持脚部50は、床面を移動する移動部10であってもよい。移動部10は床面を移動可能である。具体的には、移動部10は、床面に対して回転する車輪12を有している。車輪12は、複数のタイヤ、もしくはキャスタであり、常に床面に置かれた状態である。車輪12を回転させることにより、移動部10を前後方向に移動させることができる。
移動部10には、支柱14を支持するための支持部60を有している。図6(a)に示すように、撮影時では支持部60は移動部10に鉛直方向に立つように立設されている。支持部60は、所定の長さを有しており、支持部60の長手方向に伸縮する伸縮機構を有している。支持部60は、伸縮機構の伸縮を固定するロック部62を有している。ロック部62で伸縮の固定を解除することにより、支持部60を伸縮することができる。
移動部10は、支持部60を回動する回動機構66を有している。回動機構66により支持部60を前方に傾倒することができる。図6(b)に示すように、支持部60を回動することにより、支持部60を床面に平行な状態にすることができる。支持部60が収納されることにより、移動部10をコンパクトにすることができる。
支持部材24は、放射線発生用装置を支える構成要素である。図6に示す形態では、放射線発生用装置において床面に接触する構成要素は移動部10の車輪12と支持部材24となる。移動部10の車輪12と支持部材24で放射線発生用装置を支える。支持部材24によって、放射線発生用装置において床面に接触する面積を広げることができる。よって、例えば、放射線発生部20を被検体の撮影部位に位置決めした場合であっても、支持部材24によって放射線発生用装置のバランスを保つことができる。
具体的には、支持部材24は、複数の棒状の部材、板状の部材、若しくは所定の剛性を有した部材であり、床面に接触して支持する脚部28を有している。脚部28は、支持部材24の底面に設置されている。脚部28は、複数のタイヤ、もしくはキャスタなどの床面を移動する移動機構であってもよい。
また、支持部60は、支柱14と取り外し可能に連結する連結部64を有している。具体的には、支持部60の上端部は、支柱14と連結する連結部64を有している。連結部64は、支持部60の上端部から上方に突出している部材である。支柱14は中空であり、支柱14の内側に上方に突出された連結部64を収めることにより、図7に示すように、支柱14と移動部10は連結される。
なお、放射線発生用装置は、図7の白抜き矢印の位置で移動部10から支柱14を取り外し可能にする取り外し機構を有している。取り外し機構に関しては、図1、2で説明した支持脚部50の形態と同様であるため、説明を省略する。また、図3に示す固定形態と同様に、操作者は、固定部40によって、連結部64と支柱14を固定することができる。
図8は、放射線発生部20を回転させる回転部22の具体的な説明図である。回転部22は、放射線発生部20をアーム18の長手方向と平行な軸を中心に回転させるスイベルヒンジ220と、放射線発生部20をアーム18の長手方向と垂直な軸を中心に回転させるチルトヒンジ222とからなる。回転部22において、スイベルヒンジ220はアーム18側に設置され、チルトヒンジ222は放射線発生部20側に設置されている。
スイベルヒンジ220により、放射線発生部20を所定の回転方向(G方向)に回転させることができる。放射線発生部20の照射方向に関しては、アーム18が水平な状態において放射線発生部20の照射方向が床面方向に向かう場合を基準として、少なくとも放射線発生部20を−90°〜+90°の範囲で回転することができる。
チルトヒンジ222より、放射線発生部20を所定の回転方向(F方向)に回転させることができる。チルトヒンジ222による回転軸であるF方向の回転軸は、アーム18の中心軸と一致している。スイベルヒンジ220のG方向の回転軸とチルトヒンジ222のF方向の回転軸は互いに直交する。チルトヒンジ222によって放射線発生部20を回転させることにより、支柱14に対するアーム18の角度がどのような状況であっても、放射線発生部20の照射方向が床面方向に向かう角度まで放射線発生部20を傾斜することができる。
また、図1の撮影時における放射線発生部20の位置から、図3の収納時における放射線発生部20の位置に移動する際、スイベルヒンジ220とチルトヒンジ222により放射線発生部20を回転させる。よって、支柱14と支持脚部50の間に放射線発生部20を収めることができる。アーム18を折り畳んで放射線発生部20を収納したとき、放射線発生部20の放射線発生方向は、水平方向となる。
スイベルヒンジ220とチルトヒンジ222は、それぞれ独立して操作可能である。そして、スイベルヒンジ220とチルトヒンジ222は、放射線発生部20の姿勢を自在に保持できるようなトルクヒンジが望ましい。例えば、任意のヒンジ開き角度で固定することができるロック機構を有したトルクの小さいトルクヒンジ、もしくはダンパヒンジの組合せでもあってもよい。さらに、所望の姿勢でのみ放射線発生部20を固定することができるロック機構を設けてもよい。
放射線発生部20は、放射線発生部20と被検体との間を一定に保つことができる補助部であるガイド部42とガイド部44を有している。操作者は、ガイド部42又はガイド部44を握り、ガイド部42又はガイド部44を持ち上げたり、引っ張ったりすることにより、放射線発生部20を所望の位置に移動させることができる。
以上、本実施例の放射線発生用装置によれば、放射線を発生させる放射線発生部20と、放射線発生部20を支持する支持機構を支持する支持脚部50(移動部10)を備え、支持機構は支持脚部50(移動部10)に対して着脱可能である。
なお、支持機構が、アーム18と、アーム18を支持する支柱14とからなるとすると、本実施例の放射線発生用装置は、支柱14が支持脚部50(移動部10)に対して着脱可能である。
よって、本実施例の放射線発生用装置は、放射線発生用装置を分離して持ち運び可能であるとともに、被検体の撮影部位に合わせて放射線発生部20を簡易に設置することができる。
次に実施例2について図9を用いて説明する。実施例1と異なる点は、支持脚部50又は移動部10の連結部62、64と支柱14を固定する固定部が、突起部92と突起部92に力を与える付勢部材94とからなるプランジャ機構である。
実施例2では、支柱14と支持脚部50又は移動部10との連結後の固定作業を省略することを鑑みたものである。
具体的には、図9に示すように、所定幅を有した突起部92と、突起部92に力を与える付勢部材94とを有したプランジャ機構を設けている。ここでは、付勢部材94の一例として、バネを示したが、ゴムなどの弾性部材などであってもよい。
支柱14の側面に挿入孔90が設けられている。支柱14を連結部に差し込むと、プランジャ機構の突起部92は、付勢部材94により支柱14の内壁に押されている状態になる。そして、プランジャ機構の突起部92の位置が挿入孔90の位置と合わさると、付勢部材94の力によってプランジャ機構の突起部92は挿入孔90に嵌り込む。このプランジャ機構の構造によって、支持脚部50又は移動部10の連結部と支柱14が分離する方向に力が加わっても、プランジャ機構の突起部92が挿入孔90に引っかかっているため、支持脚部50又は移動部10の連結部から支柱14が抜けることがない。よって、支持脚部50又は移動部10と、支柱14の固定状態を保つことができる。
支持脚部50又は移動部10から支柱14を取り外す場合、操作者はプランジャ機構の突起部92を付勢部材94側に押し込む。この状態で、操作者は支柱14を持ち上げることにより、支柱14を支持脚部50又は移動部10から取り外すことができる。
以上、本実施例によれば、支柱14と支持脚部50又は移動部10との固定作業を簡易にすることができる。
次に、実施例3について図10を用いて説明する。実施例1、2と異なる点は、支持脚部50又は移動部10の連結部と支柱14を固定する固定部が、支柱14の内部の固定突起100に掛かる爪部102と、爪部102に力を与える付勢部材106とからなるロック爪機構である。
実施例3では、支柱14と支持脚部50又は移動部10との連結後の固定作業を省略することを鑑みたものである。
図10に示すように、放射線発生用装置の支持脚部50又は移動部10は、爪部102と、爪部102に力を与える付勢部材106のロック爪機構を設けている。具体的には、ロック爪機構は、爪部102と、爪部102と連動する突起部104と、爪部102に連結される付勢部材106とを有して構成される。ここでは、付勢部材106の一例として、バネを示したが、ゴムなどの弾性部材などであってもよい。
また、中空の支柱14の内部(内壁)には、固定突起100が設けられている。固定突起100は、爪部102が掛かる部材である。支持脚部50又は移動部10のロック爪機構は通常は鉛直方向に直立している。爪部102の上側は斜面になっている。爪部102の斜面は、固定突起100に接触して滑る構造となっている。
図10(a)に示すように、支柱14を支持脚部50又は移動部10の連結部に差し込むと、直立していたロック爪機構の爪部102は固定突起100に上側から押される。よって、ロック爪機構の爪部102が固定突起100から離れる方向に倒れ込む。そして、固定突起100がロック爪機構の爪部102の下端まで到達すると、付勢部材106の力によってロック爪機構の爪部102は元のように鉛直方向に直立する。この構造により、支持脚部50又は移動部10の連結部と分離する方向に力が加わっても、ロック爪機構の爪部102が固定突起100に引っかかっているため、支持脚部50又は移動部10の連結部から支柱14が抜けることがない。よって、支持脚部50又は移動部10と、支柱14との固定状態を保つことができる。
撮影作業が終了し、放射線発生用装置の支持脚部50又は移動部10から支柱14を分離させる際には、ロック爪機構の爪部102と連動する突起部104を動作させる。突起部104の動作によってロック爪機構の爪部102は固定突起100から離れる方向に倒れる。このとき、ロック爪機構の爪部102が固定突起100に引っ掛かって固定されていたが、固定状態が解除される。
そして、支柱14を持ち上げることにより、支柱14を支持脚部50又は移動部10から取り外すことができる。
以上、本実施例によれば、支柱14と支持脚部50又は移動部10との固定作業を簡易にすることができる。
次に、実施例4について図11を用いて説明する。実施例1〜3と異なる点は、支持脚部50又は移動部10の連結部62、64と支柱14を固定する固定部が、支柱14の内部の固定突起110に掛かる爪部114と、爪部114に力を与える付勢部材116と、支柱14の外部に設置され、爪部114の固定を解除する解除突起部112からなるロック爪機構とリンク機構である。
実施例4では、支柱14と支持脚部50又は移動部10との連結後の固定解除作業を省略することを鑑みたものである。
図11に示すように、支柱14の外側に突出した解除突起部112が設けられている。解除突起部112は、爪部114を動作させ、爪部114の固定を解除する部材である。撮影時には、図11(a)に示すように、放射線発生部20が支柱14より振り上げた状態になっている。ロック爪機構は鉛直方向に直立し、ロック爪機構の爪部114は固定突起110に引っかかっている。ロック爪機構の爪部114が固定突起100に引っかかっているため、支持脚部50又は移動部10の連結部から支柱14が抜けることがない。
そして、撮影が終了し、放射線発生部20を収納するためにアーム18を支柱14と平行になるように振り下げると、アーム18若しくは放射線発生部20が解除突起部112を押し込む。解除突起部112が押し込まれることによって、解除突起部112と連結された爪部114は固定突起110から離れる方向に倒れ込む。
このように、ロック爪機構とリンク機構の構造によって、撮影作業を実施している際には意図せぬ動作で支柱14を支持脚部50又は移動部10から外れることを防ぐ。また、操作者が放射線発生用装置の支柱14を分離する分離作業を行う際に、固定解除作業を行う手間を省略することができる。ここでは、付勢部材116の一例として、バネを示したが、ゴムなどの弾性部材などであってもよい。
以上、本実施例によれば、支柱14と支持脚部50又は移動部10との固定解除作業を簡易にすることができる。
なお、本発明の放射線撮影装置は、放射線発生用装置と、放射線発生部で発生され、被検体を通過した放射線を検出し、放射線に応じた画像データを出力する検出装置と、図示はしないが、画像を表示する表示装置とを備えている。
なお、放射線には、放射性崩壊によって放出される粒子(光子を含む)の作るビームであるα線、β線、γ線、X線などの他に、同程度以上のエネルギーを有するビーム、例えば粒子線や宇宙線なども含まれるものとする。
また、本発明の放射線撮影装置におけるアーム18と支柱14を区別して説明したが、アーム18と支柱14に限られず、アーム18と支柱14の機能を有した1つの支持機構で適用可能である。当該支持機構は、放射線発生部20と支持脚部50又は移動部10を連結するとともに、放射線発生部20を支持することができる部材である。例えば、当該支持機構は、所定の剛性を有した蛇腹構造であり、折り畳んで、放射線発生部20を収納することができる。
なお、放射線発生部20は、透過型の放射線発生部である。透過型の放射線発生部は、必要以外の放射線を遮蔽するため、ターゲットの電子入射側及び放射線放出側に放射線遮蔽部材を配置されている。透過型の放射線発生部は、放射線発生管又は放射線発生管を収納する外囲器の周囲全体を、鉛等の遮蔽部材で覆う必要がないため、例えば、回転陽極型の放射線発生部に比べて、小型軽量化を実現することができる。
放射線発生部20は小型軽量化されているため、重量の重い台車は不要となる。所定の間隔で設置された複数の脚部を有する支持脚部50(移動部10)であっても放射線発生用装置のバランスを保つことができる。
10 移動部
12 車輪
14 支柱
16 アームヒンジ部
18 アーム
20 放射線発生部
22 回転部
24 支持脚部
28 脚部
30 電源部
40 固定部
50 支持脚部
52 第1の脚部
54 第2の脚部
56 第3の脚部
58 関節部
60 関節部

Claims (16)

  1. 放射線を発生させる放射線発生部を支持する支持機構と、前記支持機構を支持する支持脚部とを備え、前記支持機構は前記支持脚部に対して着脱可能であることを特徴とする放射線発生用装置。
  2. 前記支持機構は、前記放射線発生部を支持するアームと、前記アームを支持する支柱とからなることを特徴とする請求項1記載の放射線発生用装置。
  3. 前記支持脚部は、前記支柱に連結する連結部を有していることを特徴とする請求項2記載の放射線発生用装置。
  4. 前記連結部は、前記支柱の内側に収められることを特徴とする請求項3記載の放射線発生用装置。
  5. 前記連結部と前記支柱を固定する固定部を備えることを特徴とする請求項3又は請求項4記載の放射線発生用装置。
  6. 前記連結部は、前記固定部を留める機構を有することを特徴とする請求項5記載の放射線発生用装置。
  7. 前記アームには前記放射線発生部が設置され、前記支柱には前記放射線発生部に電源を供給する電源部が設置されることを特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれか1項に記載の放射線発生用装置。
  8. 前記支柱に前記電源部が固設されていることを特徴とする請求項7記載の放射線発生用装置。
  9. 前記放射線発生部と前記アームの間には、前記放射線発生部を回転させる回転部を備えることを特徴とする請求項7記載の放射線発生用装置。
  10. 前記アームを折り畳んだときに、前記アームや前記放射線発生部によって干渉を受けない前記支柱の側面に前記電源部が設置されていることを特徴とする請求項7記載の放射線発生用装置。
  11. 前記支持脚部は、床面を移動する移動部であることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に放射線発生用装置。
  12. 前記固定部は、突起部と、前記突起部に力を与える付勢部材とからなるプランジャ機構であることを特徴とする請求項5記載の放射線発生用装置。
  13. 前記固定部は、前記支柱の内部の固定突起に掛かる爪部と、前記爪部に力を与える付勢部材とからなるロック爪機構であることを特徴とする請求項5記載の放射線発生用装置。
  14. 前記支柱の外部に設置され、前記爪部の固定を解除する解除突起部を備えることを特徴とする請求項13記載の放射線発生用装置。
  15. 放射線を発生させる放射線発生部を支持する支持機構と、前記支持機構を支持するとともに、床面を移動する移動部を備え、前記支持機構は前記移動部に対して着脱可能であることを特徴とする放射線発生用装置。
  16. 請求項1乃至請求項15のいずれか1項の放射線発生用装置と、被検体を通過した放射線を検出し、放射線に応じた画像データを出力する検出装置と、画像を表示する表示装置とを備えることを特徴とする放射線撮影装置。
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