JP2014193560A - 多層シートおよび、それを用いた電子部品包装用キャリアテープ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、バリの発生および打ち抜き条件によるバリの発生影響を少なくする多層シートを提供することである。
【解決手段】本発明の多層シートは、基材層と導電層とを有する多層シートであって、前記導電層はスチレン系樹脂を含むものであり、前記基材層はABS系樹脂を含み、且つカーボンブラックを1重量%以上、5重量%以下含むことを特徴とする。また、前記基材層は、さらに耐衝撃性ポリスチレンを含むものであることが好ましい。

【選択図】図1

Description

本発明は、多層シートおよび、それを用いた電子部品包装用キャリアテープに関するものである。
従来のキャリアテープ用多層シートは、スプロケット穴およびエンボス部の穴あけにおいてバリが発生する場合があり、使用時にバリが削れて落下し部品への異物付着などの不具合が発生していた。
また、最近では電子部品の小型化により、バリが削れた落下物の影響が大きくなっており、バリ落下を防止するためのバリ除去装置や材料面の改善が行われている。
従来のキャリアテープのバリ除去方法としては特許文献1、2にあるように打ち抜いた後で、バリを超音波やレーザーで取り除く方法が提示されている。また、特許文献3のようにABS(アクリロニトリル-ブタジエン-スチレンの共重合体)のゴム量の調整、シート各層間の密着強度のアップなどによってバリの除去およびバリの発生の低減が行われている。しかし、打ち抜いた後にバリを取り除く方法は追加設備と追加工程が必要となり、コストの上昇の原因となる。また、シート層間の密着強度の上昇は、ある程度までバリの発生を抑える効果が得られるが、その効果にも限界があった。
特開2003−136545号公報 特開2002−321229号公報 WO2006/030871
本発明の目的は、バリの発生および打ち抜き条件によるバリの発生影響を少なくする多層シートを提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(8)の本発明により達成される。
(1)基材層と導電層とを有する多層シートであって、前記導電層はスチレン系樹脂を含むものであり、前記基材層はABS系樹脂を含み、且つカーボンブラックを1重量%以上、5重量%以下含むことを特徴とする多層シート。
(2)前記基材層は、さらに耐衝撃性ポリスチレンを含むものである上記(1)に記載の多層シート。
(3)前記基材層は、前記耐衝撃性ポリスチレンを基材層全体に対して、4重量%以上、20重量%以下含むものである上記(2)に記載の多層シート。
(4)前記耐衝撃ポリスチレン樹脂は、スチレン−ブタジエン共重合体を含有する上記(2)または(3)に記載の多層シート。
(5)前記基材層の厚さは、多層シート全体の60%以上、95%以下である、上記(1)ないし(4)いずれかに記載の多層シート。
(6)前記多層シートは、第一の導電層、基材層、第二の導電層をこの順で含んで構成されるものである上記(1)ないし(5)いずれかに記載の多層シート。
(7)前記導電層に含まれるスチレン系樹脂が、導電ポリスチレンである上記(1)ない
し(6)いずれかに記載の多層シート。
(8)上記(1)ないし(7)いずれかに記載の多層シートで構成される電子部品包装用キャリアテープ。
本発明によりバリの除去工程が不要となり、追加設備や工程が必要なくなり設備および工程でのエネルギー消費およびコストを低減することができるとともに、バリの発生が少なくなるため部品へのバリの付着による不良の発生を減らすことが出来る。
本発明の一実施形態に係る多層シートである。 本発明の一実施形態に係るキャリアテープ製造装置の模式的斜視図である。 本発明の一実施形態に係るキャリアテープ製造装置の模式的側面図である。
本発明を以下に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、第一実施形態の多層シート10の一例を示す断面図である。
図1に示されるように、本発明の第一実施形態に係る多層シート10は、第一の導電層2、基材層1、第二の導電層3をこの順で含んで構成されるものである。
以下、多層シート10の各構成について、それぞれ詳しく説明する。
(基材層1)
本発明に係る多層シート10の基材層1は、ABS系樹脂(アクリロニトリル―ブタジエン―スチレン共重合体)とカーボンブラックとを含む。
基材層1がABS系樹脂を含むことにより引張り強度が高くなり、且つカーボンブラック添加しても引張り強度の低下が少なく、カーボンブラックの添加効果により打ち抜き時のバリの発生が起こりにくくなる。
ここで、基材層1におけるABS系樹脂の含有量は、特に限定されないが、80重量%以上、95重量%以下であることが好ましく、85重量%以上、90重量%以下であることがより好ましい。これにより前記効果をより顕著に発揮することができる。
尚、基材層1に含まれるカーボンブラックは、基材層1全体に対して、1重量%以上5重量%以下である。多層シート10がこのようなカーボンブラック含有量となることにより、スプロケット穴およびエンボス部の穴あけにおけるバリの発生を抑制することができる。
また、基材層1に含まれるカーボンブラックの含有量としては好ましくは2重量%以上3質量%以下である。カーボンブラック含有量が前記下限値以上であることにより、スプロケット穴およびエンボス部の穴あけにおけるバリの発生の抑制効果がより向上し、かつ基材層にABS系樹脂を使用することにより、適度に剛性があるためキャリアテープの取り扱い性がよくなるという効果が向上する。前記上限値以下であることにより、スプロケット穴およびエンボス部の穴あけにおいて、シートが破れる等の不良をより抑制することができ、キャリアテープの耐割れ性が向上する。
さらに、本発明に係る多層シート10の基材層1は、耐衝撃性ポリスチレンを含むものであることが好ましい。基材層1が耐衝撃性ポリスチレンを含むことにより、基材層1と導電層の密着力があがりスプロケット穴およびエンボス部の穴あけにおいて、バリの発生をさらに抑制する効果を十分に発揮させることができる。
ここで、基材層1における耐衝撃性ポリスチレンの含有量は、特に限定されないが、4重量%以上、20重量%以下であることが好ましく、8重量%以上、16重量%以下であることがより好ましい。これにより前記効果をより顕著に発揮することができる。
尚、前記耐衝撃性ポリスチレンとは、ポリスチレン樹脂の耐衝撃性を向上させるために、ゴム状弾性体をポリスチレン中に重合、分散させたものであり、一般的に3〜15重量部程度ゴム状弾性体を含有している。ゴム状弾性体としては、特に限定されないが、例えばスチレンブタジエンゴム、アクリルゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム、天然ゴム等が挙げられ、スチレンブタジエンゴムが好ましい。
また、基材層1の厚さは、多層シート10全体の60%以上95%以下であることが好ましく、より好ましくは70%以上90%以下である。前記下限値以上であることにより、バリの発生を抑制する効果が向上し、前記上限値以下であることにより、多層シート10をキャリアテープとして使用した場合に、静電気の発生を十分に防ぐことができる。
尚、基材層1には、その物性を損なわない範囲内で、必要に応じてその他の成分、例えば、難燃剤、滴下防止剤、染顔料、熱安定剤、紫外線吸収剤、蛍光増白剤、滑剤、可塑剤、加工助剤、分散剤、離型剤、増粘剤、酸化防止剤、帯電防止剤、増量剤などを添加することができる。
(導電層)
本発明に係る多層シート10の第一の導電層2および第二の導電層3は、導電性を有する層であり、スチレン系樹脂を含む。
ここで、前記スチレン系樹脂としては、導電ポリスチレンが好ましい。導電ポリスチレンは、打ち抜きによるバリの発生についても強度が低いためにバリの発生を抑制する効果が向上する。尚、導電ポリスチレンは、ポリスチレンを主成分とする樹脂組成物であって、導電性フィラーを含有している樹脂組成物である。
尚、前記導電性フィラーとしては、特に限定されないが、例えば、カーボンブラックやカーボンファイバー等が挙げられる。カーボンブラックとしては、例えば、ファーネスブラック、チャンネルブラック、ケッチェンブラック、アセチレンブラック等が挙げられる。なお、これらのカーボンブラックの中でも、比表面積が大きく、樹脂への添加量が少量で高度の導電性が得られるとの理由からケッチェンブラック、アセチレンブラックが好ましい。導電ポリスチレンは、導電性フィラーの種類にもよるが、10重量%以上30重量%以下の導電性フィラーを含有していることが好ましく、15重量%以上25重量%以下がより好ましい。
なお、第一の導電層2と第二の導電層3とは、同じものを用いても異なるものを用いても良いが、多層シート10の反りを低減させるためには、同じものを用いることが好ましい。
ここで、多層シート10の厚さは、特に限定されないが、100μm以上、400μm以下が好ましく、200μm以上、300μm以下がより好ましい。
多層シート10の厚さが、前記下限値以上であることで、キャリアテープとしての切れや割れがおこりにくくなる効果があり、前記上限値以下であることで、キャリアテープの成形および取扱いが行いやすい。
本実施形態では、基材層2の両面に導電層(第一の導電層および第二の導電層)が形成
された実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、基材層の一方の面側のみに導電層が形成されるものであっても良い。
また、本発明の電子部品包装用キャリアテープは、前記多層シートで構成されることを特徴とする。
<多層シートの製造方法>
前記多層シートの製造方法は、特に限定されないが、例えば、上述の成分全て又は一部を、バンバリーミキサー、タンブラー、リボンブレンダー、スーパーミキサー等の予備混合装置を用いて混合し、さらに重量式供給機、単軸押出機や二軸押出機、コニーダー等の溶融混練装置等を用いて混練、ペレット化した後、公知の方法、例えば、単軸押出機または二軸押出機にマルチマニホールドやフィードブロック方式による多層押出し成形による多層シート化や基材層と導電層を前記の押出機やカレンダーによる成形方法により個別に作製しプレスやラミネートにより積層一体化して製造することができる。
ここで、基材層2の樹脂組成物に、多層シートの製造時に発生した端材を含めることができる。基材層2の樹脂組成物に多層シートの端材が含まれることで、導電層の成分が基材層に少量含まれることにより、基材層2と導電層の密着を向上させることができる。
<キャリアテープ>
本発明のキャリアテープは、前記多層シートから構成される。
前記キャリアテープは、前記多層シートを接触式加熱装置により加熱して軟化させた後、真空成形、プレス成形、圧空成形、プラグアシスト成形等の公知の成形方法を利用して製造することができる。
なお、キャリアテープ製造装置の一例を図2および図3には示した。このキャリアテープ製造装置100を説明すると以下の通りである。
キャリアテープ製造装置100は、主に、接触式ヒータ装置120および成形装置110から構成される。なお、接触式ヒータ装置120は、成形装置110の多層シート送り方向Ds上流側に配設されている。
接触式ヒータ装置120では、図2および図3に示されるように、多層シート送り方向Dsに沿って4つの熱盤装置121,122,123,124が略等間隔に配置されている。そして、熱盤装置121,122,123,124は、主に、可動熱盤121a,122a,123a,124aおよび固定熱盤121b,122b,123b,124bから構成されている。なお、可動熱盤121a,122a,123a,124aおよび固定熱盤121b,122b,123b,124bには、図2に示されるように、対向面に離型シートTfが貼着されている。そして、この接触式ヒータ装置120では、4つの可動熱盤121a,122a,123a,124aが所定時間間隔で同期して固定熱盤121b,122b,123b,124bに向かって移動し、多層シートSに接触することにより多層シートSを加熱して軟化させる。
なお、多層シートSは、間欠的に、2つ分の熱盤装置121,122,123,124に相当する距離だけ、多層シート送り方向Dsに送られる。つまり、この接触式ヒータ装置120では、多層シートSは2度、熱盤装置121,122,123,124により加熱されることになる。
成形装置110は、図2および図3に示されるように、主に、可動成形型111、固定
成形型112および減圧装置113から構成されている。可動成形型111には突起部(図示せず)が設けられており、固定成形型112には可動成形型111の突起部に嵌め合う凹部(図示せず)が設けられている。減圧装置113は、固定成形型112の下部に設けられており、固定成形型112の凹部の壁に形成された開口を介して、凹部の内空間を減圧することができるようになっている。
なお、可動成形型111は、可動熱盤121a,122a,123a,124aと同期して固定成形型112に向かって移動し、スプロケット穴およびエンボス部の穴あけを行うことができるようになっている。
以下、実施例および比較例を示して、本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
(実施例1)
(1)ペレットの作製
基材層のABS系樹脂として日本A&L製 MT81に、カーボンブラックを1重量%、耐衝撃ポリスチレン樹脂を4重量%混合し、シリンダー径45mmの二軸押出機に投入して混練し、基材層を構成する樹脂組成物のペレットを作製した。
また、耐衝撃ポリスチレン樹脂98重量%、エチレン・酢酸ビニル共重合体2重量%の混合物100重量%に対してカーボンブラック20重量%を混合し、シリンダー径45mmの二軸押出機に投入して混練し、導電層を構成する樹脂組成物のペレットを作製した。
(2)多層シートの作製
上述のようにして得られたそれぞれのペレットをシリンダー径50mm一軸押出機により混練し、マルチマニホールドダイスにより基材層の両方の面に、第一の導電層と、第二の導電層を積層し、冷却しながら引き取り機により300μm厚の多層シートを作製した。
第一の導電層の厚みは38μm、基材層の厚みは224μm、第二導電層の厚みは38μmであった。
(3)キャリアテープの作製
上述の図2および図3に示されるようなキャリアテープ製造装置に、上述の多層テープを供給して、ヒーター温度200℃にて成形し、スプロケット穴をあけ、キャリアテープを製造した。
(4)キャリアテープの作製におけるバリの発生観察
上述のように製造されたキャリアテープについて、顕微鏡によりスプロケット穴のバリの発生状況、およびエンボス穴におけるバリの有無を20点確認し、0.15mm以上のバリの発生を確認した。同様のキャリアテープの観察を20回繰り返し、評価結果を以下のように分類した。結果を表1に示す。
◎:0.15mm以上のバリが20回の観察で0回観察された。
○:0.15mm以上のバリが20回の観察で1回〜2回観察された。
×:0.15mm以上のバリが20回の観察で3回以上観察された。

(5)多層シートの強度の測定
上述用のように製造された多層シートをJIS K6734により引張り試験を行い引張り強度を測定した。
35MPaを超えるものを○、35MPa以下のものを薄肉化の限界があるため×とした。
(実施例2)
表1に示されるように変更した他は、実施例1と同様にキャリアテープを作製した。作製した多層シートの25℃における引張強度は40MPaであった。実施例1と同様に作製したキャリアテープのバリの発生状況を確認した。結果を表1に示す。
(実施例3)
表1に示されるように変更した他は、実施例1と同様にキャリアテープを作製した。作製した多層シートの引張強度は38MPaであった。実施例1と同様に作製したキャリアテープのバリの発生状況を確認した。結果を表1に示す。
(比較例1)
表1に示されるように変更した他は、実施例1と同様にキャリアテープを作製した。作製した多層シートの25℃における引張強度は45MPaであった。実施例1と同様に作製したキャリアテープのバリの発生状況を確認した。結果を表1に示す。
(比較例2)
表1に示されるように変更した他は、実施例1と同様にキャリアテープを作製した。作製した多層シートの引張強度は34MPaであった。実施例1と同様に作製したキャリアテープのバリの発生状況を確認した。結果を表1に示す。
(比較例3)
表1に示されるように変更した他は、実施例1と同様にキャリアテープを作製した。作製した多層シートの引張強度は32MPaであった。実施例1と同様に作製したキャリアテープのバリの発生状況を確認した。結果を表1に示す。
(比較例4)
表1に示されるように変更した他は、実施例1と同様に多層シートを成形したが、表面の導電層の厚さが安定せず、帯電防止性能が不十分であった。
表1から明らかのように、実施例1〜5は、スプロケット穴およびエンボス部の穴あけにおいてバリの発生を抑制し、比較例では十分な結果が得られなかった。

1 基材層
2 第一の導電層
3 第二の導電層
10 多層シート
100 キャリアテープ製造装置
110 真空成形装置
111 可動成形型
112 固定成形型
113 減圧装置
120 接触式ヒータ装置
121〜124 熱盤装置
121a〜124a 可動熱盤
121b〜124b 固定熱盤
Ds 多層シート送り方向

Claims (8)

  1. 基材層と導電層とを有する多層シートであって、
    前記導電層はスチレン系樹脂を含むものであり、
    前記基材層はABS系樹脂を含み、且つカーボンブラックを1重量%以上、5重量%以下含むことを特徴とする多層シート。
  2. 前記基材層は、さらに耐衝撃性ポリスチレンを含むものである請求項1に記載の多層シート。
  3. 前記基材層は、前記耐衝撃性ポリスチレンを基材層全体に対して、4重量%以上、20重量%以下含むものである請求項2に記載の多層シート。
  4. 前記耐衝撃ポリスチレン樹脂は、スチレン−ブタジエン共重合体を含有する請求項2または3に記載の多層シート。
  5. 前記基材層の厚さは、多層シート全体の60%以上、95%以下である、請求項1ないし4いずれかに記載の多層シート
  6. 前記多層シートは、第一の導電層、基材層、第二の導電層をこの順で含んで構成されるものである請求項1ないし5いずれかに記載の多層シート。
  7. 前記導電層に含まれるスチレン系樹脂が、導電ポリスチレンである請求項1ないし6いずれかに記載の多層シート。
  8. 請求項1ないし7いずれかに記載の多層シートで構成される電子部品包装用キャリアテ
    ープ。


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