JP2014177217A - 表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】インストルメントパネルのより広い領域に画像を表示することができる技術を提供する。
【解決手段】車両内に設けられたスクリーンと、前記スクリーンに画像を投影する投影手段と、を備え、前記投影手段は、前記スクリーンに対して座席と反対側の位置に移動可能に設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報を表示する技術に関する。
自動車内で用いられる表示装置として、例えばインストルメントパネルに設置されたナビゲーション装置が備える表示装置やスピードメータ等の計器類を含む表示装置がある。これらの表示装置は、ナビゲーション用の地図や走行速度等を表示することができる。ただし、近年、自動車内においても報知する情報が高度化し、情報量も増大してきていることに伴い、これらの表示装置では十分に対応できないものとなってきているため、インストルメントパネルのより広い領域に情報を表示することが望まれている。インストルメントパネルに画像を表示する手法としては、インストルメントパネルにスクリーンを配置して、プロジェクタで画像を投影することにより画像を表示する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005-186784号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、インストルメントパネル内にプロジェクタを固定して配置すると共に、インストルメントパネルの一部分に配置されたスクリーンに画像を投影するものである。このため、表示領域は限定されたものであり、インストルメントパネルの広い領域を十分に活用したものとは言えず、依然として高度化・増大化した情報の表示に十分対応できない。
また、プロジェクタをスクリーンから遠ざけて配置すれば、スクリーンへの投影領域が広がるため、インストルメントパネルの広い領域に画像を表示することが可能になるとも思われる。しかしながら、インストルメントパネル内部は奥行きが狭く、プロジェクタをスクリーンから離すことには限界があり、この方法でインストルメントパネルの広い領域に画像を表示することも困難である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、インストルメントパネルのより広い領域に画像を表示することができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、表示システムであって、車両内に設けられたスクリーンと、前記スクリーンに画像を投影する投影手段と、を備え、前記投影手段は、前記スクリーンに対して座席と反対側の位置に移動可能に設けられている。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の表示システムにおいて、投影する画像を補正する補正手段をさらに備え、前記補正手段は、前記スクリーンの形状に応じて画像を補正する。
また、請求項3の発明は、請求項2に記載の表示システムにおいて、前記画像を補正するための補正値を記憶する記憶手段をさらに備え、前記補正値は、前記スクリーンの形状に応じて予め設定されており、前記補正手段は、前記補正値に基づいて画像を補正する。
また、請求項4の発明は、請求項3に記載の表示システムにおいて、前記記憶手段は、前記投影手段の停止位置毎にスクリーンの形状に対応付けられた補正値を記憶する。
また、請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の表示システムにおいて、前記投影手段の停止位置は、隣接する停止位置で前記投影手段が投影する画像同士の一部が重畳する位置である。
また、請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の表示システムにおいて、前記投影手段は、移動時は画像の投影を停止する。
また、請求項7の発明は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の表示システムにおいて、前記投影手段は、移動時は移動中である旨を示す画像を投影する。
また、請求項8の発明は、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の表示システムにおいて、前記投影手段は、光源を備えており、前記車両の異常時には前記光源の発光を停止する。
また、請求項9の発明は、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の表示システムにおいて、自動車のインストルメントパネルが、透過部材により前記スクリーンとして構成され、前記投影手段は前記インストルメントパネルに移動可能に設けられて、前記投影手段によるインストルメントパネル内からの投影により画像が表示される。
請求項1ないし9の発明によれば、画像を投影する投影手段が、スクリーンに対して座席と反対側の位置に移動可能に設けられているため、スクリーンのより広い領域に画像を表示することが可能になる。
また、特に請求項2ないし4の発明によれば、スクリーンの形状に応じて画像を補正するため、スクリーンが例えば曲面形状を有している等、平面形状を有していない場合であっても適切な画像を表示することが可能になる。
また、特に請求項5の発明によれば、投影手段が移動する場合において、移動前の画像と移動後の画像との領域が一部重畳しているため、ユーザにとって表示画像の認識が容易になると共に、表示不可領域を無くすことができる。
また、特に請求項6の発明によれば、投影手段の移動中に違和感のある画像を表示することを防止することができる。また、特に請求項7の発明によれば、投影手段が移動中であることをユーザに報知することができる。
また、特に請求項8の発明によれば、車両の異常時に光源の発光を停止するため、投影手段が故障又は破損した場合においても、光源が外部に漏光してしまうことを防止することができる。
また、特に請求項9の発明によれば、自動車のインストルメントパネルをスクリーンとして構成し、投影手段がインストルメントパネルに移動可能に設けられていることから、インストルメントパネル(すなわちスクリーン)のより広い領域に画像を表示することが可能になる。
図1は、表示システムの概略を示す図である。 図2は、表示システムの概略を示す図である。 図3は、表示システムの概略構成を示すブロック図である。 図4(a)は、プロジェクタユニットの概略を示す斜視図であり、図4(b)は、プロジェクタユニットの概略を示す側面図である。 図5は、移動機構の概略を示す図である。 図6は、移動機構の概略を示す図である。 図7は、移動機構の概略を示す図である。 図8は、投影部が揺動する状態を示す側面図である。 図9は、投影部が揺動する状態を示す平面図である。 図10は、投影部が回動する状態を示す正面図である。 図11は、投影部が移動する状態を示す側面図である。 図12は、投影部が移動する状態を示す平面図である。 図13は、画像を投影する処理を示すフローチャートである。 図14は、補正テーブルの例を示す図である。 図15は、移動処理を示すフローチャートである。 図16は、表示例を示す図である。 図17は、表示例を示す図である。 図18は、表示例を示す図である。 図19は、異常時の処理を示すフローチャートである。 図20は、表示システムの概略を示す図である。 図21は、移動機構の概略を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
<1.概要>
図1は、本発明の表示システム100の概要を示す図である。本発明の表示システム100は、自動車などの車両内において使用され、車室内のドライバなどのユーザに対して各種の情報を表示するものである。表示システム100は、図1に示すように、自動車のインストルメントパネルのほぼ全面をスクリーン2として用い、プロジェクタユニット1がインストルメントパネルの内側に移動可能に設けられている。このようにして、表示システム100は、インストルメントパネルとして構成されたスクリーン2に対して、ユーザの反対側から画像を投影することによって、インストルメントパネル上に画像を表示する。
表示システム100は、例えば、車両の走行速度や地図を表示したり、テレビや動画等のコンテンツを表示することができるようになっている。図2は、表示システム100が各種の情報を表示している例を示す図である。図2に示すように、本発明の表示システム100は、インストルメントパネルのほぼ全面に種々の画像を表示することが可能である。
<2.構成>
次に、本発明の表示システム100の構成について説明する。図3は、本発明の表示システム100の概略構成を示すブロック図である。図3に示すように、表示システム100は、プロジェクタユニット1、スクリーン2、及び移動機構3を備えている。
プロジェクタユニット1は、入力した画像データに所定の処理を施して、その画像をスクリーン2に投影するものである。本実施の形態では、プロジェクタユニット1としてレーザープロジェクタを用いて説明する。ただし、本発明は、これに限定されるものではなく、他の方式のプロジェクタを用いることもできる。
プロジェクタユニット1は、画像生成部10と、画像投影部11とを備えている。画像生成部10は、外部から入力した元の画像データに対して種々の制御を行い、スクリーン2に投影する画像を生成する。画像生成部10は、第1ビデオメモリ12、画像切出部13、記憶部14、第2ビデオメモリ15、及び画像補正部16を備えている。
第1ビデオメモリ12は、プロジェクタユニット1に入力された元の画像データを保持するメモリである。表示システム100にて表示する画像データは、まず第1ビデオメモリ12に入力され、第1ビデオメモリ12は、入力した画像データをバッファリングする。なお、第1ビデオメモリ12には、車両の走行速度の画像データや地図の画像データ、コンテンツの画像データといった全ての画像データが入力される。これら画像データは、表示タイミングに応じて入力されるため、別々に入力されることもあり、同時に入力されることもある。また、第1ビデオメモリ12は、バッファリングした画像データを画像切出部13に対して出力する。なお、第1ビデオメモリ12としては、例えばRAMを用いることができる。
画像切出部13は、第1ビデオメモリ12から入力された画像データの一部を切り出す(抽出する)処理を行うものである。上述のように、画像生成部10には、全ての画像データが入力されるため、画像の種類毎に分離することが必要になる。また、画像の種類に応じてスクリーン2の表示領域が異なるため、表示領域に応じた大きさに切り出す必要がある。このため、画像切出部13は、画像の種類毎に対応付けられた大きさ等を示す表示パターンデータに基づいて、元の画像データを画像の種類毎に対応する大きさの画像データに切り出す処理を行う。画像切出部13は、切り出した各画像データを第2ビデオメモリ15に対して出力する。
記憶部14は、例えばフラッシュメモリなど、各種のデータを記憶可能な不揮発性の記憶媒体である。記憶部14には、画像生成部10の動作に必要な各種のデータや、表示パターンデータ14a、補正テーブル14bが記憶されている。表示パターンデータ14aは、画像の種類とその画像を表示する領域等が対応付けられたデータである。例えば、走行速度の画像はスクリーン2の運転者側の位置の所定の領域に表示することを示すデータであり、地図の画像データはスクリーン2の中央の位置の所定の領域に表示することを示すデータである。
補正テーブル14bは、切り出した画像をスクリーン2に表示する際に画像データを補正するための補正値を格納したテーブルである。本発明では、インストルメントパネルをスクリーン2として用いているが、インストルメントパネルは曲面形状を有しているため、通常の画像データをそのまま投影すると表示が歪んでしまう。このため、本実施の形態では画像データを補正する処理を行っている。補正テーブルは、そのための補正値を格納したテーブルである。従って、補正値は、画像投影部11が画像を投影する位置におけるスクリーン2の形状に対応付けられた値となっている。
第2ビデオメモリ15は、画像切出部13にて切り出された画像データを保持するメモリである。第2ビデオメモリ15は、入力した画像データをバッファリングし、バッファリングした画像データを画像補正部16に対して出力する。なお、第2ビデオメモリ15としては、例えばRAMを用いることができる。
画像補正部16は、切り出された画像データを補正する。上述のように、スクリーン2が曲面形状を有しているため、画像補正部16は、その曲面に応じた補正を行い投影用の画像データを生成する。画像補正部16は、第2ビデオメモリ15から画像データを入力すると、記憶部14の補正テーブル14bの中から対応する補正値を取得する。そして、その補正値に基づいて画像データを補正した後に、投影用の画像データとして画像投影部11に対して出力する。
画像投影部11は、画像生成部10から入力した投影用の画像データをスクリーン2に投影するものである。画像投影部11は、投影制御部17、発光部18、及び走査部19を備えている。
発光部18は、レーザー光源であり、RGBの三色の光源を備えている。また、走査部19は、画像データに基づいてスクリーン2にレーザー光を走査するものであり、例えばMEMS(micro electro mechanical system)ミラーを用いることができる。すなわち、画像データに基づいて発光部18から照射されたレーザー光が走査部19にて反射されてスクリーン2を走査する。
投影制御部17は、発光部18及び走査部19を含む画像投影部11全体を制御する。投影制御部17は、画像生成部10から投影用の画像データを入力すると、この画像データに基づいて発光部18及び走査部19に対して駆動信号を送信して、駆動制御を行う。発光部18及び走査部19は、この駆動信号に基づいてスクリーン2に対する画像投影を実行する。
ここで、プロジェクタユニット1について図4を用いて説明する。図4(a)及び(b)は、各々プロジェクタユニット1の外観の概略を示す斜視図及び側面図である。図4(a)及び(b)に示すように、プロジェクタユニット1は、本体部40と投影部41とを備えており、これらが支持部42によって支持されている。なお、本体部40には、歯車等の部材も配置されているが、これらは移動機構3に含まれるものであるため、ここでの説明は省略し移動機構3の説明の箇所で説明する。
本体部40は、プロジェクタユニット1の本体部分であり、略直方体状の筐体で構成されている。本体部40には、筐体内部に上述した画像補正部16を含む基板等が設けられている。また、投影部41は、画像データに基づいてレーザー光を投射する部分であり、上述した画像投影部11の各構成が含まれている。すなわち、投影部41の端面から画像データに基づいてレーザー光が投射される。
支持部42は、本体部40及び投影部41を支持する構造体である。支持部42は、初期状態では、投影部41を略水平の状態に支持しており、投影部41を支持部42に固定した状態で支持する構造体である。
図3に戻り、スクリーン2は、画像投影部11から投影された画像を映し出すものである。本実施の形態のスクリーン2は、インストルメントパネルのユーザ側部分の一部又は全部に配置される。すなわち、スクリーン2が配置された部分は、スクリーン2そのものがインストルメントパネルとして機能する。スクリーン2は、ユーザの視認する位置と反対側に設けられたプロジェクタユニット1の画像投影部11から投影された画像を映し出すことができるものであればよく、例えばプロジェクタ用の透過スクリーン等を用いることができる。すなわち、インストルメントパネルとして必要な強度を持つ半透明な樹脂材でスクリーン2を形成したり、透明樹脂材で整形して表面に半透明層を塗装等する方法によりスクリーン2を形成したりすることができる。また、インストルメントパネル表面を透明材で覆うようにすれば、スクリーン面を保護する観点からより好ましい。なお、スクリーン2は、インストルメントパネルの一部又は全部を構成しているため、平面形状ではなく曲面形状を有している。
移動機構3は、プロジェクタユニット1を移動させる機構であり、プロジェクタユニット1と機械的に接続されている。本実施の形態では、プロジェクタユニット1が、インストルメントパネルの内部を上下左右方向に移動可能に構成され、また、レーザー光の光軸を中心として回転可能に構成されている。移動機構3は、これら移動や回動を機械的に実現する機構である。また、移動機構3には、機構部分の駆動を制御する駆動制御部も含まれる。
ここで、移動機構3について図5ないし図7を用いて説明する。なお、以下の説明においては、図中に示す三次元直交座標系(XYZ)を用いて、適宜、方向や向きを示すこととする。この直交座標系は、X軸方向は車両の左右方向、Y軸方向は車両の前後方向、Z軸方向は車両の上下方向に相当する。つまり、+X側が車両の前方に対して左側、−X側が車両の前方に対して右側となる。また、+Y側が車両の後方側、−Y側が車両の前方側、+Z側が車両の上側、−Z側が車両の下側となる。
図5は、移動機構3の外観の概略を示す図である。また、図6は、図5中のプロジェクタユニット1周辺を拡大した図であり、図7は、図5及び図6の車両前方側(−Y側)をX軸方向から見た拡大図である。図5ないし図7に示すように、移動機構3は、主としてベース50、モータ51、歯車52、ラック53、ガイド軸54、ガイド板55、ガイド受け56、板バネ57、滑車58、及びガイド用孔59によって構成されている。
ベース50は、プロジェクタユニット1の本体部40を載置するためのものであり、X軸方向に延伸した平板状の台である。このベース50は、インストルメントパネルの内部に締結具などで固定されている。プロジェクタユニット1は、その投影部41側(+Y側)が車両後方側を向くように、本体部40がベース50に載置されている。
また、プロジェクタユニット1の本体部の上面にはモータ51と歯車52とが載置されている。また、ベース50の車両前方側(−Y側)の端部は、プロジェクタユニット1側(+Y側)に屈曲しており、その先端にはラック53が設けられている。歯車52は、複数の円形歯車が互いに噛合ように配置され、モータ51の駆動により回転する。ラック53は、X軸方向に延伸した歯切りされた棒状のラックである。これら歯車52とラック53とは、噛合するようになっており、プロジェクタユニット1は、いわゆるラック・アンド・ピニオンで可動する。すなわち、モータ51の駆動により歯車52が回転すると、歯車52の回転力がラック53の延伸方向(X軸方向)の直線力に変換され、プロジェクタユニット1が直線的にスライド移動する。
なお、モータ51としては、ステッピングモータが用いられる。ステッピングモータは、パルス数をカウントすることでプロジェクタユニット1の位置を検出することができるため、プロジェクタユニット1の移動量が多い場合においても正確な位置を検出することが可能となる。
ガイド軸54、ガイド板55、ガイド受け56、板バネ57、及びガイド用孔59は、プロジェクタユニット1の移動を案内するものである。ガイド軸54は、ベース50の一方の側面から他方の側面に向かってX軸方向に延伸する棒状の部材である。プロジェクタユニット1の本体部40の側面には、ガイド用孔59が2箇所設けられている。ガイド軸54は、このガイド用孔59に挿通されており、プロジェクタユニット1は、このガイド軸54を基準にして移動する。
また、ベース50の車両前方側の端部のプロジェクタユニット1側に屈曲した部分は、ガイド板55として機能する。すなわち、ガイド板55は、プロジェクタユニット1側に延伸して設けられている。一方、プロジェクタユニット1には、本体部40の車両前方側の端部に、ガイド受け56及び板バネ57が設けられている。ガイド受け56は、本体部40からガイド板55側(−Y側)に突出した板状の部材であり、ガイド板55の下側に配置される。板バネ57は、本体部40からガイド板55側(−Y側)に突出した弾性部材であり、ガイド板55の上側に配置される。
つまり、ガイド受け56は下側からガイド板55を支持し、板バネ57は上側からガイド板55を支持しており、ガイド受け56と板バネ57とでガイド板55を挟持している。ガイド受け56は、ガイド板55を一定の高さに保つように固定された部材で設けられ、板バネ57は、ガイド板55の振動を吸収するように弾性部材で設けられているため、これらでガイド板55を挟持することにより、プロジェクタユニット1が移動の際に沈み込んでしまうことを防止することが可能となる。
また、プロジェクタユニット1の本体部40の下面には、滑車58が設けられている。滑車は1つであってもよく、複数設けられていてもよい。本体部40の下面に滑車58を設けることで、プロジェクタユニット1の滑らかな移動が可能になると共に、プロジェクタユニット1が移動の際に落ち込んでしまうことを防止することが可能になる。
このように、プロジェクタユニット1は、ガイド軸54やガイド板55を基準にして移動するため、常に一定の方向に一定の高さを保った状態で移動することが可能になる。
なお、本実施の形態では、プロジェクタユニット1が左右方向(X軸方向)にスライド移動するのみならず、上下方向(Z軸方向)や前後方向(Y軸方向)に移動することも可能である。また、プロジェクタユニット1自身が移動する場合の他に、投影部41が上下方向(Z軸方向)や左右方向(X軸方向)に揺動(いわゆる、首振り)したり、レーザー光の光軸を中心として回動したりすることも可能である。
図8は、投影部41が上下方向(Z軸方向)に揺動する状態を示す側面図である。また、図9は、投影部41が左右方向(X軸方向)に揺動する状態を示す平面図である。
図8に示すように、プロジェクタユニット1は、支持部42が上下方向に揺動可能に構成されている。また、図9に示すように、プロジェクタユニット1は、支持部42が左右方向に揺動可能に構成されている。これにより、投影部41は、支持部42に固定された状態でそのレーザー光の光軸の向きを上下方向や左右方向に自在に変えることができる。これにより、プロジェクタユニット1自身を移動させない場合においても、レーザー光の光軸の方向をかえることができる。なお、支持部42は、本体部40との接続部分において上下方向や左右方向に揺動可能な構造を有していればよく、その機構は特に限定されない。
また、図10は、投影部41がレーザー光の光軸を中心として回動する状態を示す正面図である。図10に示すように、支持部42は、投影部41との接続部分が回動可能に構成された回動部43を有している。投影部41は、回動部43に固定されており、回動部43の回動に併せて動く。これにより、スクリーン2に投影する画像を回転表示させることが可能になる。なお、回動部43は、支持部42の接続部分において回動可能な構成を有していればよく、その機構は特に限定されない。
さらに、本実施の形態では、支持部42自身が上下方向又は前後方向にスライド移動することで、投影部41が上下方向及び左右方向に移動することも可能になっている。図11は、投影部41が上下方向(Z軸方向)に移動する状態を示す側面図である。図12は、投影部41が前後方向(Y軸方向)に移動する状態を示す平面図である。
図11に示すように、プロジェクタユニット1は、支持部42が上下方向に移動可能に構成されている。例えば、支持部42の本体部40との接続部分に上下方向のスライド機構を設けることで、支持部42のスライド移動が可能になる。投影部41は、支持部42に固定されているため、支持部42のスライド移動に併せて上下方向にスライド移動することが可能になる。これにより、投影部41を略水平方向に保った状態で高さを変えることができる。なお、図11においては、投影部41が上側(+Z側)に移動する状態を示しているが、下側(−Z側)も同様に移動することが可能である。
また、図12に示すように、プロジェクタユニット1は、支持部42が前後方向に移動可能に構成されている。例えば、支持部の本体部40との接続部分に前後方向のスライド機構を設けることで、支持部42のスライド移動が可能になる。投影部41は、支持部42に固定されているため、支持部42のスライド移動に併せて前後方向にスライド移動することが可能になる。これにより、投影部41を略水平方向に保った状態でスクリーン2との距離を変えることができる。なお、図12においては、投影部41が前側(+Y側)に移動する状態を示しているが、後側(−Y側)も同様に移動することが可能である。
このように、プロジェクタユニット1は、インストルメントパネルの内部を左右方向(X軸方向)にスライド移動することができるため、インストルメントパネルをスクリーン2とした場合に広い領域で画像を表示することが可能になる。また、左右方向だけでなく、投影部41を上下方向や前後方向に移動させたり、揺動や回動させたりすることができるため、スクリーン2の場所に応じた適切な表示が可能になる。
<3.動作の流れ>
次に、表示システム100の動作の流れについて説明する。図13は、表示システム100が画像を表示する際の動作の流れを示す図である。この動作は、表示システム100の電源が入力されると開始される。
表示システム100が起動すると、プロジェクタユニット1は、画像データの入力の有無を判断する(ステップS10)。すなわち、画像生成部10が、外部から地図等の画像データの入力の有無を判断する。プロジェクタユニット1は、画像データの入力がないと判断した場合には(ステップS10でNo)、再度入力の有無を判断する。この判断は定期的に実行される。プロジェクタユニット1は、画像データの入力があると判断した場合には(ステップS10でYes)、第1ビデオメモリ12に記憶させた後に、画像切出処理を実行する(ステップS11)。これは、画像切出部13が、第1ビデオメモリ12から読み出した画像データを切り出す(抽出する)処理である。
具体的には、画像データの入力があると、画像切出部13は、第1ビデオメモリ12から画像データを読み出すと共に、記憶部14から表示パターンデータ14aを読み出す。表示パターンデータ14aは、表示する領域(大きさや位置)が画像の種類に対応付けられたデータであり、画像切出部13は、その表示パターンデータ14aに基づいて読み出した画像データを切り出す処理を行う。従って、例えば走行速度を示す画像データと、地図を示す画像データとが同時に入力され、読み出された場合には、画像切出部13は、各々の画像データを分離して抽出することの他に、表示する際の表示領域に合わせた大きさの画像データに変換する処理を行う。そして、画像切出部13が切り出した画像データは第2ビデオメモリ15に記憶される。
次に、切り出した画像データに対して補正処理を行う(ステップS12)。具体的には、画像補正部16が、第2ビデオメモリ15から画像データを読み出すと共に、記憶部14から補正テーブル14bを読み出す。補正テーブル14bは、プロジェクタユニット1の位置と仰角とに対応する補正値を示すテーブルである。
ここで、補正テーブル14bについて説明する。図14は、補正テーブル14bの概要を示す図である。図14に示すように、補正テーブル14bは、プロジェクタユニット1の位置と、その位置における仰角とに対応付けられた補正値が格納されたテーブルである。例えば、プロジェクタユニット1が、ベース50上を左右方向(X軸方向)にスライド移動する場合に、停止する位置として位置A、位置B、位置C・・・があるとする。また、スクリーン2にレーザー光を走査する際に、投影部41が上下方向(Z軸方向)に揺動する場合に、レーザー光を投射する角度として仰角a、仰角b・・・があるとする。この場合、各位置と各仰角との組み合わせ毎に対応付けられた補正値が設定される。
これは、スクリーン2はインストルメントパネルとして設けられるが、上述のようにインストルメントパネルは平面形状ではなく曲面形状である。従って、平面形状の表示パネルに表示することを前提としている画像データをそのままスクリーン2に投射しても画像が歪んでしまい正常な画像が表示されない。このため、曲面形状のスクリーン2に対して歪みのない画像を表示するために画像データを補正する必要がある。また、インストルメントパネル(スクリーン2)は、場所によっても湾曲の状況が異なる。すなわち、プロジェクタユニット1が停止する位置とその仰角が異なれば、投射対象のスクリーン2の形状も異なる。このため、位置と仰角との組み合わせ毎に、各位置及び仰角に対応するスクリーン2に投影した際に歪みのない表示を可能とする補正値が設定される。
画像補正部16は、読み出した画像データの種類に応じてプロジェクタユニット1の停止位置及び仰角を判断し、対応する補正テーブルから補正値を読み出す。そして、画像補正部16は、読み出した画像データに対して補正値に基づいて画像データを補正し、画像投影部11に出力する。
例えば、読み出した画像データが地図の画像データである場合には、インストルメントパネルの中央部分の広い領域に表示するものとして、画像補正部16は、位置Bの仰角a、仰角b、仰角cの補正値を読み出す。そして、画像補正部16は、読み出した画像データをこの補正値を用いて補正する。また、例えば、読み出した画像データが車両の走行速度の画像データである場合には、インストルメントパネルの運転席側の部分の狭い領域に表示するものとして、画像補正部16は、位置Aの仰角bの補正値を読み出す。そして、画像補正部16は、読み出した画像データをこの補正値を用いて補正する。これら補正された画像データが投影用の画像データとして画像投影部11に出力される。
次に、プロジェクタユニット1の移動処理を行う(ステップS13)。移動処理は、図15に基づいて説明する。図15は、移動処理(ステップS13)を示すフローチャートである。プロジェクタユニット1は、画像データが入力されると、表示パターンデータ14aの中から、入力した画像データの種類に対応する位置や表示領域に関するデータを読み出して、移動が必要であるか否かを判断する(ステップS20)。移動は必要ないと判断した場合には(ステップS20でNo)、ステップS14の処理に進む。
一方、移動が必要であると判断した場合には(ステップS20でYes)、プロジェクタユニット1は、画像投影部11が画像を投影中であるか否かを判断する(ステップS21)。画像が投影中であると判断すると(ステップS21でYes)、画像の投影を停止する(ステップS22)。これは、画像を投影した状態でプロジェクタユニット1を移動させると、スクリーン2に表示される画像も移動してしまい、違和感のある画像が表示されてしまうこととなる。このため、プロジェクタユニット1の移動中は画像の投影を停止することとしている。
そして、画像の投影中でない場合(ステップS21でNo)や、画像の投影を停止した後に、プロジェクタユニット1の移動を行う(ステップS23)。すなわち、プロジェクタユニット1から移動機構3に対して移動指令が出力される。移動機構3は、機構部分の駆動を制御する駆動制御部が、位置のデータに基づいて機構部分を駆動し、プロジェクタユニット1を移動させる。具体的には、駆動制御部は、現在の位置から移動先の位置までの距離を算出し、プロジェクタユニット1がその距離だけ移動するようにモータ51を駆動させる。移動距離はステッピングモータのパルス数をカウントすることで算出可能である。
また、駆動制御部は、仰角の変更を行う(ステップS24)。これは、表示パターンデータ14a内の表示領域に関するデータ等から仰角のデータを導出し、その仰角のデータに基づいて機構部分を駆動して行われる。さらに、表示領域等に応じて投影部41の揺動や回動の駆動制御を適宜行う。なお、駆動制御部は、プロジェクタユニット1の移動処理を実行している間は、その旨を示す信号を画像投影部11に送信する。これは、移動中は画像の投影を行わないように、移動中であることを画像投影部11に知らせるためである。
そして、図13に戻り、画像投影部11は、投影処理を行う(ステップS14)すなわち、画像投影部11は、プロジェクタユニット1が所定の位置及び仰角に移動した後に、補正後の画像データをスクリーン2に投影することにより画像を表示する。これは、投影制御部17が、入力した補正後の画像データに基づいて、発光部18の発光制御と、走査部19への走査制御を行うことにより実行される。
図16〜図18は、インストルメントパネルのスクリーン2に画像を表示した例を示す図である。図16は、入力した画像データが車両の走行速度である場合に、運転席側のスクリーン2に走行速度を表示した例である。図17は、入力した画像データが地図である場合に、インストルメントパネルの中央部分のスクリーン2に地図画像を表示した例である。図18は、入力した画像データが動画等のコンテンツ画像である場合に、助手席側のスクリーン2にコンテンツ画像を表示した例である。これらのように、入力画像の種類に応じて表示位置や表示領域を変えて画像を表示することが可能である。
本実施の形態では、プロジェクタユニット1の移動処理において、プロジェクタユニット1を停止させる位置は任意である。これにより表示に適した位置にプロジェクタユニット1を移動させることができる。ただし、停止位置は、プロジェクタユニット1が隣接した停止位置で画像を投影する際に、画像の一部が重畳するような位置であることが好ましい。これは、一部が重なり合うことで、移動後に表示された画像の認識が容易になると共に、表示領域の全面に表示することが可能となる(表示不可領域がない)ためである。
また、本実施の形態では、プロジェクタユニット1は、車両の異常の有無を常に監視しており、車両の異常の有無に応じて投影の許否を判断している。図19は、車両の異常の有無の判断時のフローチャートである。
まず、プロジェクタユニット1は、起動すると車両の異常の有無を監視する(ステップS30)。車両に異常が有る場合とは、例えば、エアバッグが展開した場合等であり、この場合、プロジェクタユニット1は、エアバッグの展開情報を取得すると、車両に異常が有ると判断する。ただし、車両の異常は他のものであってもよく、車両からの異常情報を取得することにより判断可能である。
車両に異常が有ると判断した場合には(ステップS30でYes)、プロジェクタユニット1は、投影を停止する(ステップS31)。すなわち、プロジェクタユニット1は、レーザー光の発光を停止する。一方、車両に異常が無いと判断した場合には、そのまま投影処理を継続する。
車両に異常が発生すると、プロジェクタユニット1にも異常が発生する場合があり、レーザー光の発光を継続すると、レーザー光が外部に漏光してしまう可能性がある。これを防止するために、車両の異常時には、投影を停止してレーザー光の発光を停止することとしている。
<4.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、この発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。以下では、このような変形例について説明する。上記実施の形態及び以下で説明する形態を含む全ての形態は、適宜に組み合わせ可能である。
上記実施の形態では、画像補正処理の後に移動処理を実行する内容について説明したが、処理の順序はこれに限定されるものではない。例えば、移動処理の後に画像補正処理を実行してもよいし、画像切出処理の後に画像補正処理と移動処理とを同時に実行してもよい。
また、上記実施の形態では、プロジェクタユニットが1台の例について説明したが、複数台設けられている構成としてもよい。例えば、図20に示すようにインストルメントパネルの内側にプロジェクタユニットを3台設けた構成とすることができる。この場合、運転席側の表示と中央部分の表示と助手席側の表示とを各々のプロジェクタユニットを用いて別々の制御で行うことができる。
また、プロジェクタユニットを複数台設けた場合においても、上記実施の形態と同様に移動機構を設け、各プロジェクタユニットを移動可能な構成とすることで同様の表示が可能となる。この場合の移動機構としては、例えば図21に示す移動機構があげられる。図21に示すように、ベース50上に複数台のプロジェクタユニットが載置されており、上記実施の形態と同様にスライド移動が可能に構成されている。ただし、図21の移動機構では、隣り合うプロジェクタユニット同士が接触することの無いように、ベース50上に仕切り板60が設けられている。つまり、プロジェクタユニットは、各仕切り板60間をスライド移動するようになっている。
また、図21に示すような移動機構の場合、上記実施の形態と比較して1台のプロジェクタユニットの移動距離が小さいため、移動時間を短くすることができ、移動前後の画像の表示を素早く行うことが可能になる。さらに、1台のプロジェクタユニットの移動距離が小さいため、モータとしてステッピングモータではなくDCモータ61を用いることができる。この場合、ロータリーエンコーダ62を設置することで、回転角度からプロジェクタユニットの位置を検出することが可能になる。
また、上記実施の形態では、プロジェクタユニットの停止位置は特に限定せず、任意の位置に停止させる構成について説明したが、プロジェクタユニットの停止位置を予め数箇所に決めておいてもよい。この場合、プロジェクタユニットの停止位置が予め決められているため、停止位置毎に設定される補正テーブルの数を抑制することができる。なお、停止位置は、隣接する停止位置において画像を表示する際に、画像の一部の領域が重畳するような位置とすることが好ましい。
また、プロジェクタユニットの停止位置に、プロジェクタユニットの位置の検出値を補正するためのセンサを設置して、位置検出値を校正する構成としてもよい。これにより、プロジェクタユニットの停止位置をより正確な位置にすることができるため、画像補正をより適切に行うことが可能となり、より良好な画像表示を実現することができる。なお、このようなセンサとしては、例えば、当該位置でON又はOFFするスイッチ等を用いることができる。
また、インストルメントパネル内には、エアコンのダクト等、様々な構造物が配置されることがある。これに対応するため、プロジェクタユニット(特に投影部)や、その移動機構の移動軌跡を制御することが好ましい。つまり、図示はしていないが、移動機構全体を移動させる機構をさらに設け、プロジェクタユニットの移動に合わせて構造物に接触しないように移動させたり、投影部の上下位置及び仰角等もプロジェクタユニットの移動に合わせて変化させて、インストルメントパネル内の構造物を回避するように移動させる。これにより、プロジェクタユニットや移動機構が、インストルメントパネル内の構造物に接触してしまうことを回避できる。なお、この移動軌跡制御は、移動機構についての位置に対応する制御データや、投影部の上下位置及び仰角についての位置に対応する制御データを記憶しておき、移動に準じてこれらを制御するような方法等により実現可能である。
また、上記実施の形態では、プロジェクタユニットの移動中は画像の投影を中止する構成について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、プロジェクタユニットの移動中に、移動中であることを示す画像を表示してもよい。移動中であることを示す画像は、ユーザにとって移動表示が気にならない画像であることが好ましい。このような画像としては、例えば、コントラストを落とした画像や、モザイク画像、単色画像等であり、スクリーンの曲面に表示しても画像の歪みが分かりにくい画像であることが好ましい。これにより、プロジェクタユニットが移動中であることをユーザに報知することが可能になると共に、違和感のある画像を表示することを防止することができる。
また、上記実施の形態では、プロジェクタユニットが画像生成部と画像投影部とを備える構成としていたが、画像投影部のみを備える構成としてもよい。この場合、画像生成部に相当する構成がプロジェクタユニット外に設けられる。
また、上記各実施の形態では、プログラムに従ったCPUの演算処理によってソフトウェア的に各種の機能が実現されると説明したが、これら機能のうちの一部は電気的なハードウェア回路により実現されてもよい。また逆に、ハードウェア回路によって実現されるとした機能のうちの一部は、ソフトウェア的に実現されてもよい。
1 プロジェクタユニット
2 スクリーン
3 移動機構
10 画像生成部
11 画像投影部
12 第1ビデオメモリ
13 画像切出部
14 記憶部
15 第2ビデオメモリ
16 画像補正部
17 投影制御部
18 発光部
19 走査部

Claims (9)

  1. 表示システムであって、
    車両内に設けられたスクリーンと、
    前記スクリーンに画像を投影する投影手段と、を備え、
    前記投影手段は、前記スクリーンに対して座席と反対側の位置に移動可能に設けられていることを特徴とする表示システム。
  2. 請求項1に記載の表示システムにおいて、
    投影する画像を補正する補正手段をさらに備え、
    前記補正手段は、前記スクリーンの形状に応じて画像を補正することを特徴とする表示システム。
  3. 請求項2に記載の表示システムにおいて、
    前記画像を補正するための補正値を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記補正値は、前記スクリーンの形状に応じて予め設定されており、
    前記補正手段は、前記補正値に基づいて画像を補正することを特徴とする表示システム。
  4. 請求項3に記載の表示システムにおいて、
    前記記憶手段は、前記投影手段の停止位置毎にスクリーンの形状に対応付けられた補正値を記憶することを特徴とする表示システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の表示システムにおいて、
    前記投影手段の停止位置は、隣接する停止位置で前記投影手段が投影する画像同士の一部が重畳する位置であることを特徴とする表示システム。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の表示システムにおいて、
    前記投影手段は、移動時は画像の投影を停止することを特徴とする表示システム。
  7. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の表示システムにおいて、
    前記投影手段は、移動時は移動中である旨を示す画像を投影することを特徴とする表示システム。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の表示システムにおいて、
    前記投影手段は、光源を備えており、前記車両の異常時には前記光源の発光を停止することを特徴とする表示システム。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の表示システムにおいて、
    自動車のインストルメントパネルが、透過部材により前記スクリーンとして構成され、
    前記投影手段は前記インストルメントパネルに移動可能に設けられて、前記投影手段によるインストルメントパネル内からの投影により画像が表示されることを特徴とする表示システム。
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