JP2014176157A - モータ回転位置検出装置,洗濯機及びモータ回転位置検出方法 - Google Patents
モータ回転位置検出装置,洗濯機及びモータ回転位置検出方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014176157A JP2014176157A JP2013045298A JP2013045298A JP2014176157A JP 2014176157 A JP2014176157 A JP 2014176157A JP 2013045298 A JP2013045298 A JP 2013045298A JP 2013045298 A JP2013045298 A JP 2013045298A JP 2014176157 A JP2014176157 A JP 2014176157A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- rotational position
- command
- current command
- error amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P21/00—Arrangements or methods for the control of electric machines by vector control, e.g. by control of field orientation
- H02P21/24—Vector control not involving the use of rotor position or rotor speed sensors
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P21/00—Arrangements or methods for the control of electric machines by vector control, e.g. by control of field orientation
- H02P21/14—Estimation or adaptation of machine parameters, e.g. flux, current or voltage
- H02P21/18—Estimation of position or speed
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/14—Electronic commutators
- H02P6/16—Circuit arrangements for detecting position
- H02P6/18—Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements
- H02P6/186—Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements using difference of inductance or reluctance between the phases
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Abstract
【課題】突極比が極小となる状態を回避して、回転位置を安定して検出できるモータ回転位置検出装置を提供する。
【解決手段】実施形態のモータ回転位置検出装置によれば、位置推定誤差量算出手段は、電圧指令と座標変換手段により変換される電流とに基づいてモータの突極性に基づく位置推定誤差量を算出する。すると、回転位置検出手段は、算出された位置推定誤差量の周波数及び位相を演算することで、位置推定誤差量の位相をモータの回転位置に変換する。制御電流指令出力手段の指令値記憶手段には、モータが任意の回転位置を維持した状態でトルク電流指令を任意の値で出力した際に、回転位置検出手段より得られる回転位置の誤差がなくなるように出力された励磁電流指令の値が記憶されている。そして、モータの制御指令に応じて前記トルク電流指令を生成すると、当該トルク電流指令に対応した励磁電流指令を指令値記憶手段より読み出して設定する。
【選択図】図1
【解決手段】実施形態のモータ回転位置検出装置によれば、位置推定誤差量算出手段は、電圧指令と座標変換手段により変換される電流とに基づいてモータの突極性に基づく位置推定誤差量を算出する。すると、回転位置検出手段は、算出された位置推定誤差量の周波数及び位相を演算することで、位置推定誤差量の位相をモータの回転位置に変換する。制御電流指令出力手段の指令値記憶手段には、モータが任意の回転位置を維持した状態でトルク電流指令を任意の値で出力した際に、回転位置検出手段より得られる回転位置の誤差がなくなるように出力された励磁電流指令の値が記憶されている。そして、モータの制御指令に応じて前記トルク電流指令を生成すると、当該トルク電流指令に対応した励磁電流指令を指令値記憶手段より読み出して設定する。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、磁気的突極性を有する永久磁石モータの回転位置を検出する装置,及びその装置を備えて構成される洗濯機並びにモータ回転位置検出方法に関する。
近年、洗濯機などにおいては、永久磁石モータをベクトル制御する構成を採用することで回転制御精度や洗濯機性能が向上しており、消費電力の低減や、運転中に発生する振動の低減などが図られている。永久磁石モータにベクトル制御を適用して高精度でかつ高速に制御する場合、モータの磁極制御位置に応じて電流を制御するため、位置センサが必要となる。しかしながら、位置センサを付加すると、その分のコストが上昇することに加え、配置スペースを確保したり、位置センサと制御装置との間を接続する配線が増加するなどの問題が派生する。さらに、上記配線について断線等が発生するおそれによる信頼性の低下や、メンテナンスの問題もある。
このような問題に対し、磁気的突極性を有する永久磁石モータやリラクタンスモータについて、その突極性を利用して回転位置を検出するセンサレス方式がある。モータのインダクタンスは磁極位置に応じて変化するため、高周波電流若しくは高周波電圧をモータに印加してモータ電流・電圧を検出し、それらよりインダクタンス変化に起因する位置推定誤差量を算出する。そして、PI制御により位置推定誤差量の変化をゼロに収束させることで回転位置を推定できる。ところが,d軸とq軸のインダクタンスの比率である突極比(Lq/Ld)が小さくなるにつれて推定精度が低下し,位置推定が困難となる。
これに対して、検出した磁極位置に基づいてモータの速度・電流を制御するベクトル軸と、モータの位置推定値分布を観測するベクトル軸とをそれぞれ独立にベクトル制御して回転位置を検出する方式がある。この方式では、位置推定誤差量の大きさではなく、その変化応答の位相に着目している。位置推定誤差量を観測するベクトル軸を任意に回転させることで位置推定誤差量の時間的な変化状態を作り出し、その変化応答から位相成分を抽出して回転位置を検出する(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、永久磁石モータは構造上、電流を印加するベクトルによっては、磁気飽和の発生やdq軸間の干渉の影響により、位置の推定に必要な情報である突極比が変化し、場合によっては極小となるため、回転位置の安定な検出が困難になるおそれがある。
そこで、突極比が極小となる状態を回避して、回転位置を安定して検出できるモータ回転位置検出装置,及びそのモータ回転位置検出装置を備えてなる洗濯機並びにモータ回転位置検出方法を提供する。
そこで、突極比が極小となる状態を回避して、回転位置を安定して検出できるモータ回転位置検出装置,及びそのモータ回転位置検出装置を備えてなる洗濯機並びにモータ回転位置検出方法を提供する。
実施形態のモータ回転位置検出装置によれば、制御電流指令出力手段は、入力されるモータの制御指令に応じてトルク電流指令及び励磁電流指令を生成出力し、制御電圧指令出力手段は、トルク電流指令及び励磁電流指令に応じてモータの駆動手段に出力される電圧指令を生成する。検出用電圧指令発生手段は、回転位置を検出するため交流の検出用電圧指令を発生し、座標変換手段は、任意の回転周波数で得られる位相角に基づき、電流検出手段により検出されるモータ電流を、d−q直交座標系で表わされる励磁成分とトルク成分とにベクトル変換する。
位置推定誤差量算出手段は、前記電圧指令と座標変換手段により変換される電流とに基づいてモータの突極性に基づく位置推定誤差量を算出する。すると、回転位置検出手段は、算出された位置推定誤差量の周波数及び位相を演算することで、位置推定誤差量の位相をモータの回転位置に変換する。
制御電流指令出力手段の指令値記憶手段には、モータが任意の回転位置を維持した状態でトルク電流指令を任意の値で出力した際に、回転位置検出手段より得られる回転位置の誤差がなくなるように出力された励磁電流指令の値が記憶されている。そして、モータの制御指令に応じて前記トルク電流指令を生成すると、当該トルク電流指令に対応した励磁電流指令を指令値記憶手段より読み出して設定する。
また、実施形態の洗濯機によれば、磁気的突極性を有する永久磁石モータと、このモータの回転位置を検出する請求項1又は2記載のモータ回転位置検出装置と、前記電圧指令を、モータの回転位置に基づいて多相駆動電圧信号に変換する電圧変換手段と、多相駆動電圧信号に基づいてモータを駆動する駆動手段とを備え、モータが発生する回転駆動力により洗濯運転を行う。
以下、一実施形態について図面を参照して説明する。図2は、表面型の永久磁石モータ(SPMモータ)の構成を示す横断面図である。固定子1は、固定子鉄心2と固定子巻線3とで構成されている。固定子鉄心2は、円環状の本体部2aの外周側に突出するように形成された例えば36個のティース2bを備えており、それらのティース2bには、3相の固定子巻線3がそれぞれ巻装されている。一方、回転子(ロータ)4は、固定子1の外周側に配置される円環状の回転子鉄心5と、永久磁石6とで構成されている。複数例えば26個の永久磁石6は、回転子鉄心5の内周側に形成された凹部に、極性が交互に反転するように(N,S,N,S)配置されている。これらにより、アウタロータ型で、52極/36スロットのモータ16が構成されている。
図3はドラム式洗濯乾燥機の縦断側面図である。ドラム式洗濯乾燥機21の外殻を形成する外箱22は、前面に円形状に開口する洗濯物出入口23を有しており、この洗濯物出入口23は、ドア24により開閉されるようになっている。外箱22の内部には、背面が閉鎖された有底円筒状の水槽25が配置されており、この水槽25の背面中央部には洗濯用モータとしての永久磁石モータ16の固定子がねじ止めにより固着されている。そして、水槽25は、サスペンション11により支持されている。
永久磁石モータ16の回転軸26は、後端部(図3では右側の端部)が永久磁石モータ16の回転子に固定されており、前端部(図3では左側の端部)が水槽25内に突出している。回転軸26の前端部には、背面が閉鎖された有底円筒状のドラム27が水槽25に対して同軸状となるように固定されており、このドラム27は、永久磁石モータ16の駆動により回転軸26と一体的に回転する。なお、ドラム27には、空気および水を流通可能な複数の流通孔28と、ドラム27内の洗濯物の掻き上げやほぐしを行うための複数のバッフル29が設けられている。
水槽25には給水弁30が接続されており、当該給水弁30が開放されると、水槽25内に給水されるようになっている。また、水槽25には排水弁31を有する排水ホース32が接続されており、当該排水弁31が開放されると、水槽25内の水が排出されるようになっている。
水槽25の下方には、前後方向へ延びる通風ダクト33が設けられている。この通風ダクト33の前端部は前部ダクト34を介して水槽25内に接続されており、後端部は後部ダクト35を介して水槽25内に接続されている。通風ダクト33の後端部には、送風ファン36が設けられており、この送風ファン36の送風作用により、水槽25内の空気が、矢印で示すように、前部ダクト34から通風ダクト33内に送られ、後部ダクト35を通して水槽25内に戻されるようになっている。
通風ダクト33内部の前端側には蒸発器37が配置されており、後端側には凝縮器38が配置されている。これら蒸発器37および凝縮器38は、コンプレッサ39や図示しない絞り弁とともにヒートポンプ40を構成しており、通風ダクト33内を流れる空気が蒸発器37により除湿され凝縮器38により加熱されて、水槽25内に循環されるようになっている。
図1は、モータ16をベクトル制御するモータ制御装置41の構成を機能ブロックで示したものであり、インバータ回路(駆動手段)42を除く構成部分は、マイクロコンピュータが実行するソフトウェア処理で実現されている。マイコンには、具体的には図示しないが、入出力ポート、シリアル通信回路、電流検出信号などのアナログ信号を入力するためのA/Dコンバータ、PWM処理を行うためのタイマなどが具備されている。
モータ電流検出部(電流検出手段)43u,43v,43wは、インバータ回路42の出力線に設けられた電流検出器であり、U相,V相,W相の電流Iu,Iv,Iwを検出するようになっている。このモータ電流検出部43u,43v,43からの電流検出信号は、モータ制御装置41内部のA/D変換器(図示せず)に入力されてデジタルデータに変換される。第1座標変換部(第1座標変換手段)44は、三相の電流Iu,Iv,Iwを二相の電流Iα、Iβに変換し、後述する回転位置検出部48側から指令される回転位相角θ1に基づいて、静止座標系の電流Iα,Iβを更に回転座標系(xy座標系)の電流Idx,Iqyに変換するようになっている。
交流電圧印加部(検出用電圧指令発生手段)63は、モータ16の運転周波数より十分に高い周波数(例えば数100Hz程度)の交流電圧を、回転位置検出用の電圧指令Vdx_ref,Vqy_refとして出力する。これらの電圧指令Vdx_ref,Vqy_refは、x軸,y軸に沿って位相が互いに90度異なる同じ振幅(例えばモータ定格電流の1/10程度)の正弦波状電圧とする。そして、上記電圧指令Vdx_ref,Vqy_refは、第1電圧変換部52に出力されている。
第2座標変換部(第2座標変換手段)47は、三相電流Iu,Iv,Iwを二相電流Iα,Iβに変換し、回転位置検出部(回転位置検出手段,周波数検出手段)48で算出された回転位置θ2,若しくは回転位置推定部(回転位置推定手段)49で算出された回転位置θ3に基づいて、静止座標系の電流Iα,Iβを回転座標系(dq座標系)の電流Id,Iqに変換する。
速度制御部(制御電流指令出力手段)50は、上位システムにより指令される速度制御指令ω_refに基づいて、後述する切替部60を介して与えられるモータ速度ωが速度制御指令ω_refに追従するようにq軸電流指令Iq_refを算出する。また、速度制御部50は、q軸電流指令Iq_refの値に応じて出力すべきd軸電流指令Id_refの値が設定されている指令値テーブル50T(指令値記憶手段)を備えており、d軸電流指令Id_refについては指令値テーブル50Tに基づいて設定する。この指令値テーブル50Tについては後述する。
電流制御部(制御電圧指令出力手段)51は、速度制御部50で出力されたdq軸の電流指令Id_ref,Iq_refに基づき第2座標変換部47で変換された電流Id,Iqを制御して、電圧指令Vd,Vqを出力する。第1電圧変換部(第1電圧変換手段)52は、前記位相角θ1に基づいて、xy変換系の電圧指令Vdx,Vqyを電圧指令Vu1,Vv1,Vw1に変換する。また、第2電圧変換部(第2電圧変換手段)53は、切替部60を介して与えられる回転位置θに基づいて、dq変換系の電圧指令Vd,Vqを電圧指令Vu2,Vv2,Vw2に変換する。
電圧合成部(電圧指令合成手段)54は、第1電力変換部52より出力されるVu1,Vv1,Vw1と第2電力変換部53より出力されるVu2,Vv2,Vw2とをそれぞれ足し合わせて電圧指令Vu,Vv,Vwを算出し、それらに基づき生成したPWM信号Vup,Vun,Vvp,Vvn,Vwp,Vwnをインバータ回路42に出力するようになっている。インバータ回路42は、具体的には図示しないが6個のIGBT(半導体スイッチング素子)が三相フルブリッジ接続されて構成されている。
バンドパスフィルタ55は、第1座標変換部44により変換されたxy座標系の電流Idx,Iqyおよび交流電圧印加部63の出力である交流電圧Vdx_ref,Vqy_refの周波数成分を抽出するように通過域が設定されている。位置推定誤差量算出部(位置推定誤差量算出手段)56は、バンドパスフィルタ55の出力であるIdx’,Iqy’,Vdx’,Vqy’の交流電流の周波数成分から、モータ16の磁気的突極性に基づくインダクタンスの角度分布と同じ傾向を持つ位置推定誤差量を算出する。
例えば、バンドパスフィルタ55の出力である上記Idx’,Iqy’,Vdx’,Vqy’より、(00)式のようにHを演算する。
H=Vqy’×Iqy’−Vdx’×Idx’ …(00)
そして、上記Hを更にバンドパスフィルタに入力して電流指令周波数の2倍の周波数成分を除去した後、直流成分のみを抽出すると位置推定誤差量Lが得られる。
例えば、バンドパスフィルタ55の出力である上記Idx’,Iqy’,Vdx’,Vqy’より、(00)式のようにHを演算する。
H=Vqy’×Iqy’−Vdx’×Idx’ …(00)
そして、上記Hを更にバンドパスフィルタに入力して電流指令周波数の2倍の周波数成分を除去した後、直流成分のみを抽出すると位置推定誤差量Lが得られる。
また、位置推定誤差量算出部56は、基準値記憶部56M(基準値記憶手段)を備えている。基準値記憶部56Mには、上述した速度制御部50における指令値テーブル50Tに記憶されるq軸電流指令Iq_refとd軸電流指令Id_refとの組を得る際に、推定回転位置の誤差がゼロとなった場合に算出された位置推定誤差量の値が基準値として記憶されている。そして、実際にモータ16を制御する際に位置推定誤差量Lを算出すると、位置推定誤差量Lと上記基準値との偏差ΔLを求め、角度補正値算出部57に出力する。
回転位置検出部48は、位置推定誤差量算出部16により算出された位置推定誤差量の周波数・位相成分を抽出する。抽出した位相成分θL1はモータ16の回転位置の2倍の周波数に対応する位相であるため、1/2の周波数を持つ位相成分θL2へ変換する。そして、θL2にθ1を加え、モータの回転位置θ2を算出すると、θ2の微分値からモータの回転周波数ω1を算出する。また、上記回転周波数ω1は、内部の遅延器により遅延され、1制御周期前に求められた周波数ω1(1)となり、その周波数ω1(1)に所定周波数ω0が加算される。そして、加算結果の周波数[ω1(1)+ω0]を積分して得られた位相角θ1が第1座標変換部44及び第1電圧変換部52に与えられる。
角度補正値算出部57(位置補正手段)は、入力される偏差ΔLの値に応じて、角度補正値θcompを加算器58に出力する。加算器58は、回転位置検出部48より入力される回転位置θ2に角度補正値θcompを加算し、回転位置θ3として切替部60に出力する。
回転位置推定部49は、(1)式のd軸モータ電圧方程式を用いて、モータの速度ω2を推定演算する。また、モータ速度ω2を積分することで回転位置θ3を算出する。
Vd=R・Id−ω・Lq・Iq …(1)
尚、Lqはモータ16のインダクタンスのq軸成分である。
回転位置推定部49は、(1)式のd軸モータ電圧方程式を用いて、モータの速度ω2を推定演算する。また、モータ速度ω2を積分することで回転位置θ3を算出する。
Vd=R・Id−ω・Lq・Iq …(1)
尚、Lqはモータ16のインダクタンスのq軸成分である。
切替部60は、速度制御部50、第2座標変換部47、第2電力変換部53で使用するモータ周波数ω、回転位置θを、回転位置検出部48の検出値θ2を用いるか、回転位置推定部49の推定値θ3を用いるかを選択して出力する。
尚、以上の構成において、モータ16を除いたものがモータ制御装置41を構成しており、モータ制御装置41よりインバータ回路42を除いたものが、モータ回転位置検出装置61を構成している。また、モータ制御装置41にモータ16を加えたものが、モータ駆動システム62を構成している。また、以上の構成は、特許文献1の図14に示されている第2実施例の構成をベースにしている。
次に、本実施形態の作用について図4乃至図8も参照して説明するが、位置推定誤差量Lを算出して回転位置を検出するための基本的な作用については、特許文献1と同様であるから説明を省略する。図4は、d,q軸電流によりモータをベクトル制御する際に、モータの構造的・磁気的特性に応じて、d−q軸座標上でモータの突極比が極めて小さくなる領域(極小値を含む広がりがある領域,極小領域)と、極めて大きくなる領域(極大値を含む広がりがある領域,極大領域)とが存在することを示している。
そして、d,q軸各電流の値に応じて決まる電流ベクトルの軌跡が極小領域に係ると、位置推定が困難となる場合がある。また、電流ベクトルの軌跡が極大領域に係った場合には、位置推定誤差量の振幅が脈動した際に、モータ制御装置41を構成するマイクロコンピュータ内の演算処理においてオーバーフローが発生するおそれがある。したがって、極大領域に至る状況ついても回避することが望ましい。
制御時の電流ベクトルについては、制御の主体となるq軸電流指令Iq_refを出力する際にd軸電流指令Id_refも付与すれば、軌跡を変化させることができる。そこで、本実施形態では、ベクトル制御を行う際の電流ベクトル軌跡が極小領域及び極大領域を回避できるように、出力すべきq軸電流指令Iq_refに対応したd軸電流指令Id_refの値を予め求めておき、実際にモータ16を制御する際にその組み合わせを使用する。以下、その手法について図5及び図6を参照して説明する。
図5は、モータ16のロータ4を固定して、すなわち回転位置が一定の状態でq軸電流指令Iq_refをゼロから上昇させた場合(d)、各値について、回転位置検出部48より得られる回転位置θ2の誤差がなくなるように(b)、d軸電流指令Id_refの値を調整した状態(c)を各信号波形で示している。尚、位置検出にはエンコーダ等を使用して正確な角度を得る。また、この時のq軸電流指令Iq_ref,d軸電流指令Id_refの各組み合わせに応じて、位置推定誤差量算出部56により算出される位置推定誤差量Lの値(a)についても、基準振幅値として取得しておく。
図6(b)は、q軸電流指令Iq_ref,d軸電流指令Id_refの組み合わせの一例である。また、図6(a)は、前記組み合わせに応じたd−q座標軸上の電流ベクトルの軌跡を示している。そして、これら指令値の組み合わせを、前述した速度制御部50に指令値テーブル50Tとして記憶させ、位置推定誤差量Lの基準振幅値は、位置推定誤差量算出部56の基準値記憶部56Mに記憶させる。
ここで、図6に示すように得られた電流ベクトルの軌跡は、上述のように位置推定誤差量Lに基づいて回転位置θ2が誤差なく確実に得られたものであるから、その結果として、図4に示す突極比の極小領域を回避した電流ベクトルの軌跡となっている。またこの時、d軸電流指令Id_refには当然に上限を設けているので、突極比の極大領域も回避した軌跡となっている。
次に、実際にモータ16をベクトル制御する際の制御内容について図7及び図8を参照して説明する。図7は、回転位置検出部48,位置推定誤差量算出部56,角度補正値算出部57の作用を中心に示すフローチャートである。速度制御部50が、速度制御指令ω_refと、切替部60を介して与えられるモータ速度ωとの偏差に基づいて、例えばPI制御演算を行うことでq軸電流指令Iq_refを算出する(S1)。それから、そのq軸電流指令Iq_refの値に応じて出力すべきd軸電流指令Id_refを指令値テーブル50Tに基づいて設定する(S2)。
各相電流Iu,Iv,Iwが入力されると(S3)、第1座標変換部44は、X−Y軸上で三相/二相を行い、二相電流信号Idx,Iqyを出力する(S4)。バンドパスフィルタ55は、二相電流信号Idx,Iqy及び交流電圧印加部63からの二相電圧信号Vdx_ref,Vqy_refが入力されると、それらをフィルタリングして高調波成分を抽出し、位置推定誤差量算出部56に電流信号Idx’,Iqy’及び電圧信号Vdx’,Vqy’を出力する(S5)。すると、位置推定誤差量算出部56は、それらの入力信号に基づき位置推定誤差量Lの変化量を算出する(S6)。
ここで図8(a)を参照する。実際にモータ16をセンサレス駆動してベクトル制御を行うと、実際の回転位置と推定した回転位置との間に僅かながら誤差が生じるため、誤差に伴う角度のずれにより突極比が変化し、破線で示すように位置推定誤差量Lの振幅も変化する。したがって、位置推定誤差量算出部56で算出される位置推定誤差量Lの値は、基準値記憶部56Mに記憶されている基準振幅値よりずれが生じる。そのずれには、上述した因果関係に基づき、回転位置検出部48で得られる回転位置の誤差と相関関係があるので(図8(b)参照)、この関係性を利用して角度の補正を行う。
再び図7を参照する。位置推定誤差量算出部56は、基準値記憶部56Mに記憶されている基準振幅値を読み出すと、算出した位置推定誤差量Lとの偏差ΔLを求めて角度補正値算出部57に出力する(S7)。すると、角度補正値算出部57は、偏差ΔLに応じて角度補正値θcompを決定して加算器58に出力し(S8)、角度補正が行われて回転位置θ3が切替部60に出力される(S9)。すなわち、このように回転位置θ2を補正すれば図8(b)に示す角度誤差を低減できるので、補正後の回転位置θ3の精度が向上する。
ここで、図9(a)に示す従来技術のように、PI制御により位置推定誤差量の変化量をゼロにする制御方式では、位置推定誤差量成分の振幅を上述した角度の補正に用いることができない。これに対して、本実施形態のように(図9(b)参照)、位置推定誤差量を観測するための座標軸を別途設け、所定の回転数差を付与する方式では、位置推定誤差量は常に変化するので、その振幅情報を角度補正に用いることが可能になる。尚、位置推定誤差量の変化周波数は、モータ16の実際の回転数と、観測座標の回転数Tとの差の2倍となって現れる。
以上のように本実施形態によれば、位置推定誤差量算出部56は、電圧指令Vdx_ref,Vqy_refと第1座標変換部44により変換される電流Idx,Iqyとに基づいて、モータ16の突極性に基づく位置推定誤差量Lを算出する。すると、回転位置検出部48は、算出された位置推定誤差量Lの周波数及び位相を演算することで、位置推定誤差量Lの位相をモータ16の回転位置θ2に変換する。
速度制御部50の指令値テーブル50Tには、モータ16が任意の回転位置を維持した状態でトルク電流指令Iq_refを任意の値で出力した際に、回転位置検出部48より得られる回転位置θ2の誤差がなくなるように出力された励磁電流指令Id_refの値を記憶する。そして、モータ16の制御指令ω_refに応じてトルク電流指令Iq_refを生成すると、当該トルク電流指令Iq_refに対応した励磁電流指令Id_refを指令値テーブル50Tより読み出して設定する。したがって、突極比の極小領域及び極大領域を回避しつつモータ16をベクトル制御できるので、回転位置検出部48より、常に高い検出精度の回転位置θ2を得ることができる。
また、位置推定誤差量算出部56は、モータ16が任意の回転位置を維持した状態で、任意のトルク電流指令と指令値テーブル50Tに記憶される励磁電流指令Id_refとが与えられた際に算出された位置推定誤差量Lの基準値が記憶される基準値記憶部56Mを備え、モータ16が駆動制御されている際に算出される位置推定誤差量Lと、前記基準値との差分ΔLとを出力する。角度補正値算出部57は、前記差分ΔLに応じて回転位置の補正値θcompを算出すると、当該補正値θcompにより、回転位置検出部48により変換された回転位置θ2を補正する。したがって、実際にモータ16をセンサレス駆動してベクトル制御を行った場合に、実際の回転位置と推定した回転位置との間に誤差が生じても、その誤差を補正して回転位置の検出精度を一層向上させることができる。
更に、ドラム式洗濯乾燥機21は、永久磁石モータ16と、このモータ16の回転位置を検出するモータ回転位置検出装置61と、インバータ回路42とを備え、モータ16をセンサレスベクトル制御し、モータ16が発生する回転駆動力により洗濯運転を行うので、ホールICのような位置センサを備えずとも、モータ16の磁極位置θを検出してベクトル制御することができ、低コストで運転性能が高い洗濯機を構成できる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
特許文献1における第1実施例の構成をベースとしても良い。この場合、特許文献1における検出用電流指令発生手段と、電流制御手段とを加えたものが検出用電圧指令発生手段となる。
特許文献1における第1実施例の構成をベースとしても良い。この場合、特許文献1における検出用電流指令発生手段と、電流制御手段とを加えたものが検出用電圧指令発生手段となる。
モータ電流は、必ずしも3相全てを検出する必要はなく、2相のみ検出して残りの1相の電流を演算で求めても良い。
第1座標変換部44に与える位相角θ1は、必ずしもモータ周波数ω1に基づいて設定する必要はなく、モータ16の回転周波数と異なる周波数に基づく位相角であれば良い。また、モータ16が回転している場合は位相角θ1を与えることなく、観測座標系の回転を停止させても良い。
モータの回転位置を推定するだけの構成であれば、第2座標変換部47,回転位置推定部49,速度制御部50,電流制御部51,第2電圧変換部53及び電圧制御部59は不要である。
第1座標変換部44に与える位相角θ1は、必ずしもモータ周波数ω1に基づいて設定する必要はなく、モータ16の回転周波数と異なる周波数に基づく位相角であれば良い。また、モータ16が回転している場合は位相角θ1を与えることなく、観測座標系の回転を停止させても良い。
モータの回転位置を推定するだけの構成であれば、第2座標変換部47,回転位置推定部49,速度制御部50,電流制御部51,第2電圧変換部53及び電圧制御部59は不要である。
インナロータ型の永久磁石モータに適用しても良い。また、埋め込み型の型の永久磁石モータ(IPMモータ)に適用しても良い。
例えば、突極比が比較的大きいモータであり、実際の制御時における回転位置の推定誤差が極めて小さくなる場合には、角度補正値算出部57を削除しても良い。
乾燥機能を有さない洗濯機に適用しても良い。
洗濯乾燥機や洗濯機に限ることなく、例えば空気調和機のヒートポンプシステムを構成するコンプレッサ用モータなど、磁気的突極性を有する永久磁石モータを使用するものであれば、適用が可能である。
例えば、突極比が比較的大きいモータであり、実際の制御時における回転位置の推定誤差が極めて小さくなる場合には、角度補正値算出部57を削除しても良い。
乾燥機能を有さない洗濯機に適用しても良い。
洗濯乾燥機や洗濯機に限ることなく、例えば空気調和機のヒートポンプシステムを構成するコンプレッサ用モータなど、磁気的突極性を有する永久磁石モータを使用するものであれば、適用が可能である。
図面中、16は永久磁石モータ、21はドラム式洗濯乾燥機、41はモータ制御装置、42はインバータ回路(駆動手段)、43はモータ電流検出部(電流検出手段)、44は第1座標変換部(座標変換手段)、48は回転位置検出部(回転位置検出手段,周波数検出手段)、49は回転位置推定部(回転位置推定手段)、50は速度制御部(制御電流指令出力手段)、50Tは指令値テーブル(指令値記憶手段)、51は電流制御部(制御電圧指令出力手段)、56は位置推定誤差量算出部(位置推定誤差量算出手段)、56Mは基準値記憶部(基準値記憶手段)、57は角度補正値算出部(位置補正手段)、61はモータ回転位置検出装置、62はモータ駆動システム、63は交流電圧印加部(検出用電圧指令発生手段)を示す。
Claims (5)
- 磁気的突極性を有する永久磁石モータの回転位置を検出するモータ回転位置検出装置において、
入力される前記モータの制御指令に応じて、トルク電流指令及び励磁電流指令を生成出力する制御電流指令出力手段と、
前記トルク電流指令及び励磁電流指令に応じて、前記モータの駆動手段に出力される電圧指令を生成する制御電圧指令出力手段と、
前記回転位置を検出するため、交流の検出用電圧指令を発生する検出用電圧指令発生手段と、
前記モータに流れる電流を検出する電流検出手段と、
任意の回転周波数で得られる位相角に基づき、前記電流検出手段により検出される電流を、d−q直交座標系で表わされる励磁成分とトルク成分とにベクトル変換する座標変換手段と、
前記検出用電圧指令と前記座標変換手段により変換される電流とに基づいて、前記モータの特性に基づく位置推定誤差量を算出する位置推定誤差量算出手段と、
この位置推定誤差量算出手段により算出された位置推定誤差量の周波数及び位相を演算することで、前記位置推定誤差量の位相を前記モータの回転位置に変換する回転位置検出手段とを備え、
前記制御電流指令出力手段は、前記モータが任意の回転位置を維持した状態で前記トルク電流指令を任意の値で出力した際に、前記回転位置検出手段より得られる前記回転位置の誤差がなくなるように出力された励磁電流指令の値が記憶されている指令値記憶手段を備え、
前記モータの制御指令に応じて前記トルク電流指令を生成すると、当該トルク電流指令に対応した励磁電流指令を、前記指令値記憶手段より読み出して設定することを特徴とするモータ回転位置検出装置。 - 前記位置推定誤差量算出手段は、前記モータが任意の回転位置を維持した状態で、任意のトルク電流指令と前記記憶手段に記憶される励磁電流指令とが与えられた際に算出された位置推定誤差量の基準値が記憶される基準値記憶手段を備え、
前記モータが駆動制御されている際に算出される位置推定誤差量と、前記基準値との差分を出力し、
前記差分に応じて前記回転位置の補正値を算出すると、当該補正値により、前記回転位置検出手段により変換された回転位置を補正する位置補正手段を備えることを特徴とする請求項1記載のモータ回転位置検出装置。 - 磁気的突極性を有する永久磁石モータと、
このモータの回転位置を検出する請求項1又は2記載のモータ回転位置検出装置と、
前記電圧指令を、前記モータの回転位置に基づいて多相駆動電圧信号に変換する電圧変換手段と、
前記多相駆動電圧信号に基づいて前記モータを駆動する駆動手段とを備え、前記モータが発生する回転駆動力により洗濯運転を行うことを特徴とする洗濯機。 - 磁気的突極性を有する永久磁石モータの回転位置を検出する方法であって、
入力される前記モータの制御指令に応じて、トルク電流指令及び励磁電流指令を生成出力し、
前記トルク電流指令及び励磁電流指令に応じて、前記モータの駆動手段に出力される電圧指令を生成し、
前記回転位置を検出するため、交流の検出用電圧指令を発生し、
任意の回転周波数で得られる位相角に基づき、モータに流れる電流を、d−q直交座標系で表わされる励磁成分とトルク成分とにベクトル変換し、
前記検出用電圧指令と前記座標変換手段により変換される電流とに基づいて、前記モータの特性に基づく位置推定誤差量を算出し、
前記算出された位置推定誤差量の周波数及び位相を演算することで、前記位置推定誤差量の位相を前記モータの回転位置に変換する方法において、
前記モータが任意の回転位置を維持した状態で前記トルク電流指令を任意の値で出力した際に、前記回転位置検出手段より得られる前記回転位置の誤差がなくなるように出力された励磁電流指令の値を指令値記憶手段に予め記憶しておき、
前記モータの制御指令に応じて前記トルク電流指令を生成すると、当該トルク電流指令に対応した励磁電流指令を、前記指令値記憶手段より読み出して設定することを特徴とするモータ回転位置検出方法。 - 前記モータが任意の回転位置を維持した状態で、任意のトルク電流指令と前記記憶手段に記憶される励磁電流指令とが与えられた際に算出された位置推定誤差量の基準値を基準値記憶手段に記憶し、
前記モータが駆動制御されている際に算出される位置推定誤差量と、前記基準値との差分を出力し、
前記差分に応じて前記回転位置の補正値を算出すると、当該補正値により、前記回転位置検出手段により変換された回転位置を補正することを特徴とする請求項4記載のモータ回転位置検出方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013045298A JP2014176157A (ja) | 2013-03-07 | 2013-03-07 | モータ回転位置検出装置,洗濯機及びモータ回転位置検出方法 |
US14/029,038 US20140253001A1 (en) | 2013-03-07 | 2013-09-17 | Motor rotational position detecting device, washing machine and motor rotational position detecting method |
KR1020140023990A KR101554416B1 (ko) | 2013-03-07 | 2014-02-28 | 모터 회전 위치 검출 장치, 세탁기 및 모터 회전 위치 검출 방법 |
CN201410081762.9A CN104038130A (zh) | 2013-03-07 | 2014-03-07 | 电动机旋转位置检测装置及检测方法、洗衣机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013045298A JP2014176157A (ja) | 2013-03-07 | 2013-03-07 | モータ回転位置検出装置,洗濯機及びモータ回転位置検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014176157A true JP2014176157A (ja) | 2014-09-22 |
Family
ID=51468757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013045298A Withdrawn JP2014176157A (ja) | 2013-03-07 | 2013-03-07 | モータ回転位置検出装置,洗濯機及びモータ回転位置検出方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20140253001A1 (ja) |
JP (1) | JP2014176157A (ja) |
KR (1) | KR101554416B1 (ja) |
CN (1) | CN104038130A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016202592A (ja) * | 2015-04-23 | 2016-12-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | モータ駆動装置およびこれを用いた洗濯機又は洗濯乾燥機 |
JP2018186597A (ja) * | 2017-04-24 | 2018-11-22 | キヤノン株式会社 | モータ制御装置、シート搬送装置及び画像形成装置 |
CN109443451A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-03-08 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 一种电机位置速度检测装置 |
CN109586635A (zh) * | 2019-01-01 | 2019-04-05 | 武汉船用电力推进装置研究所(中国船舶重工集团公司第七二研究所) | 一种永磁同步电机无位置传感器控制方法 |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015019495A1 (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-12 | 株式会社安川電機 | モータ駆動システムおよびモータ制御装置 |
JP6903003B2 (ja) * | 2014-08-29 | 2021-07-14 | 日産自動車株式会社 | 可変磁化機械制御システム |
JP6607926B2 (ja) * | 2014-08-29 | 2019-11-20 | 日産自動車株式会社 | 可変磁化機械制御装置 |
JP6490540B2 (ja) * | 2015-08-25 | 2019-03-27 | 株式会社東芝 | 回転位置検出装置,空気調和機及び回転位置検出方法 |
CN112583324A (zh) * | 2016-09-13 | 2021-03-30 | 日立环球生活方案株式会社 | 振动控制装置及洗衣机 |
JP2018202589A (ja) * | 2017-06-09 | 2018-12-27 | セイコーエプソン株式会社 | 制御装置、ロボット、およびロボットシステム |
JP7049623B2 (ja) * | 2017-06-14 | 2022-04-07 | 青島海爾洗衣机有限公司 | 洗濯機 |
JP6551473B2 (ja) * | 2017-08-07 | 2019-07-31 | 株式会社安川電機 | 制御装置及び制御方法 |
JP7052255B2 (ja) * | 2017-08-25 | 2022-04-12 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
JP6805197B2 (ja) * | 2018-03-01 | 2020-12-23 | 株式会社東芝 | モータ制御用集積回路 |
KR102019384B1 (ko) * | 2018-03-19 | 2019-09-06 | 현대오트론 주식회사 | 레졸버 관리 장치, 그것을 포함하는 레졸버 시스템 및 그것의 동작 방법 |
JP7154987B2 (ja) * | 2018-12-11 | 2022-10-18 | 株式会社東芝 | 永久磁石同期電動機の制御装置,マイクロコンピュータ,電動機システム及び永久磁石同期電動機の運転方法 |
CN113841331B (zh) * | 2019-05-20 | 2023-10-27 | 三菱电机株式会社 | 电动机驱动装置、压缩机驱动装置以及制冷环路装置 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3582505B2 (ja) * | 2001-09-10 | 2004-10-27 | 日産自動車株式会社 | モーター制御装置 |
JP4059039B2 (ja) * | 2002-08-30 | 2008-03-12 | 株式会社安川電機 | 同期電動機の制御装置 |
JP3695436B2 (ja) * | 2002-09-18 | 2005-09-14 | 株式会社日立製作所 | 位置センサレスモータ制御方法および装置 |
GB2413905B (en) * | 2004-05-05 | 2006-05-03 | Imra Europ S A S Uk Res Ct | Permanent magnet synchronous motor and controller therefor |
JP4191715B2 (ja) * | 2005-10-03 | 2008-12-03 | 三菱電機株式会社 | 車載用電動機制御装置 |
JP4434184B2 (ja) * | 2006-08-17 | 2010-03-17 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 電気モータのフィードバック制御方法および装置 |
JP2010057228A (ja) * | 2008-08-27 | 2010-03-11 | Hitachi Ltd | モータ制御装置 |
JP2010090971A (ja) * | 2008-10-07 | 2010-04-22 | Toyota Motor Corp | 振動吸収装置 |
JP4751435B2 (ja) * | 2008-10-09 | 2011-08-17 | 株式会社東芝 | モータ磁極位置検出装置,モータ制御装置,モータ駆動システム及び洗濯機 |
CN102119096A (zh) * | 2008-12-24 | 2011-07-06 | 爱信艾达株式会社 | 混合动力车辆的电机控制装置以及驱动装置 |
JP5396876B2 (ja) * | 2009-01-21 | 2014-01-22 | 株式会社安川電機 | 交流電動機の制御装置 |
KR101301385B1 (ko) * | 2011-09-20 | 2013-09-10 | 삼성전기주식회사 | 스위치드 릴럭턴스 모터의 속도 제어 장치 |
-
2013
- 2013-03-07 JP JP2013045298A patent/JP2014176157A/ja not_active Withdrawn
- 2013-09-17 US US14/029,038 patent/US20140253001A1/en not_active Abandoned
-
2014
- 2014-02-28 KR KR1020140023990A patent/KR101554416B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2014-03-07 CN CN201410081762.9A patent/CN104038130A/zh active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016202592A (ja) * | 2015-04-23 | 2016-12-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | モータ駆動装置およびこれを用いた洗濯機又は洗濯乾燥機 |
JP2018186597A (ja) * | 2017-04-24 | 2018-11-22 | キヤノン株式会社 | モータ制御装置、シート搬送装置及び画像形成装置 |
CN109443451A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-03-08 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 一种电机位置速度检测装置 |
CN109443451B (zh) * | 2018-12-27 | 2024-01-12 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 一种电机位置速度检测装置 |
CN109586635A (zh) * | 2019-01-01 | 2019-04-05 | 武汉船用电力推进装置研究所(中国船舶重工集团公司第七二研究所) | 一种永磁同步电机无位置传感器控制方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20140110744A (ko) | 2014-09-17 |
KR101554416B1 (ko) | 2015-09-18 |
CN104038130A (zh) | 2014-09-10 |
US20140253001A1 (en) | 2014-09-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2014176157A (ja) | モータ回転位置検出装置,洗濯機及びモータ回転位置検出方法 | |
JP4751435B2 (ja) | モータ磁極位置検出装置,モータ制御装置,モータ駆動システム及び洗濯機 | |
US8174219B2 (en) | Motor control unit and air conditioner having the same | |
US8245545B2 (en) | Motor controller and washing machine | |
JP4817745B2 (ja) | ベクトル制御インバータ装置 | |
US8754603B2 (en) | Methods, systems and apparatus for reducing power loss in an electric motor drive system | |
JP2008148490A (ja) | 回転機駆動システム及び洗濯機並びに回転機の巻線切替え結果確認方法 | |
JP2004297966A (ja) | 交流電動機の制御装置 | |
JP2011200068A (ja) | モータ制御装置およびファン装置 | |
JP2006141123A (ja) | 回転機制御装置、回転機制御方法および洗濯機 | |
JP4864455B2 (ja) | インバータ装置 | |
JP2006320105A (ja) | モータ制御装置およびこれを用いた電気機器 | |
JP2015012770A (ja) | モータ制御装置及び発電機制御装置 | |
JP4488708B2 (ja) | 回転機制御装置および洗濯機 | |
JP5238174B2 (ja) | モータ制御装置および洗濯機 | |
JP6681227B2 (ja) | モータ駆動システム及び洗濯機 | |
JP5860657B2 (ja) | ブラシレスモータ用制御装置およびそれを備えた洗濯機 | |
JP6479255B2 (ja) | 永久磁石式同期モータの制御システム、及び、永久磁石式同期モータの制御方法 | |
JP4584723B2 (ja) | 洗濯機のモータ駆動装置 | |
JP6681554B2 (ja) | 洗濯機のモータ駆動装置 | |
JP2019213247A (ja) | 回転電機の制御装置 | |
JP2010187537A (ja) | モータ駆動装置 | |
KR101400539B1 (ko) | 모터, 모터의 제어시스템, 모터의 제어방법 및 세탁기 | |
JP2007236068A (ja) | モータ制御装置、モータ制御方法および洗濯機 | |
JP6759041B2 (ja) | ブラシレスモータ制御方法及びブラシレスモータ制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151006 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20160318 |