JP2014175977A - 端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザに対する操作負担を軽減するとともに、端末装置の位置に応じた外部装置にデータを出力することが可能な端末装置を提供する。
【解決手段】外部装置にデータを外部出力可能に構成された端末装置が提供される。端末装置は、端末装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、データが外部出力された外部装置の識別情報と、当該外部装置にデータが外部出力されたときの端末装置の位置情報とが関連付けられて記憶される記憶部と、記憶部に記憶された情報に基づいて、端末装置の現在の位置情報に対応する外部装置が存在するか否かを判断する判断部と、判断部の判断結果に基づいて、対応する外部装置にデータを外部出力する出力制御部とを含む。
【選択図】図5

Description

本発明は、外部装置にデータを外部出力可能に構成された端末装置に関する。
従来、携帯電話、携帯ゲーム機、携帯音楽再生機などの持ち運び可能な移動体端末装置が普及している。このような移動体端末装置では、ユーザによる操作、コマンドなどを予測してユーザの入力操作を支援するものが知られている。たとえば、ユーザが利用しようとする移動体端末装置のアプリケーションをその移動体端末装置の位置情報に基づいて予測する技術が提案されている。
WO2004/077291A1(特許文献1)には、ユーザが利用しようとするアプリケーションを適切に予測する移動体端末装置が開示されている。移動体端末装置は、複数のアプリケーションから何れかを選択して実行する入力デバイスと、GPS受信部と、入力デバイスで実行されたアプリケーションの利用予測ルールを、GPS受信部で検出された利用場所に関連付けて作成する行動パターン抽出部と、GPS受信部で検出された現在の場所に対応するアプリケーションを利用予測ルールに基づいて特定し、そのアプリケーションを予測結果としてディスプレイに表示させる情報表示制御部とを含む。
WO2004/077291A1
ところで、従来、上記のような端末装置においては、画像データなどを内部のディスプレイに出力(表示)するとともに、外部インターフェイスを介して当該画像データを外部出力して外部の表示装置などに表示させることが可能なものが存在する。外部出力方式としては、端末装置と外部装置とをMHL(Mobile High-definition Link)、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)ケーブルなどにより有線接続して外部出力させる方式がある。また、WiFi(wireless fidelity)等を利用することにより、無線で端末装置からデータを外部装置に出力する方式もある。
特許文献1では、位置情報に基づいて過去にユーザが使用したアプリケーションの中から、使用すると予測されたアプリケーションの提示を行なっている。しかしながら、予測されたアプリケーションの提示はされるものの、いずれにしても、ユーザが操作してアプリケーションを実行する必要がある。そのため、ユーザに手間を生じさせてしまうという問題があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであって、ユーザに対する操作負担を軽減するとともに、端末装置の位置に応じた外部装置にデータを出力することが可能な端末装置を提供することを目的とする。
ある実施の形態に従うと、外部装置にデータを外部出力可能に構成された端末装置が提供される。端末装置は、端末装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、データが外部出力された外部装置の識別情報と、当該外部装置にデータが外部出力されたときの端末装置の位置情報とが関連付けられて記憶される記憶部と、記憶部に記憶された情報に基づいて、端末装置の現在の位置情報に対応する外部装置が存在するか否かを判断する判断部と、判断部の判断結果に基づいて、対応する外部装置にデータを外部出力する出力制御部とを含む。
ある局面では、ユーザに対する操作負担を軽減するとともに、端末装置の位置に応じた外部装置にデータを出力することが可能となる。
本実施の形態に従うデータ出力システムを説明するための概略図である。 本実施の形態に従う端末装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施の形態に従う端末装置の機能ブロック図である。 本実施の形態に従う端末装置が提供する外部出力履歴テーブルを示す図である。 本実施の形態に従う端末装置が実行する外部出力処理手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<システム構成>
まず、本実施の形態に従うデータ出力システム1000の全体構成について説明する。
図1は、本実施の形態に従うデータ出力システム1000を説明するための概略図である。図1を参照して、本実施の形態に従うデータ出力システム1000は、端末装置10と、外部装置20とを含む。以下の説明では、端末装置10がスマートフォンである場合について説明する。本実施の形態に従う端末装置10は、データを外部出力可能な装置であれば種類を問わず任意の装置として実現可能である。例えば、端末装置10は、携帯電話、タブレット端末装置、PDA(Personal Digital Assistance)、PC(Personal Computer)などとして実現することもできる。
端末装置10は、表示部としてのディスプレイ110と、ディスプレイ110に対してタッチ入力された位置(タッチ位置)を検出可能な位置検出部としてのタッチパネル106と、各種の操作を行なうためのボタン108とを含む。例えば、アプリケーションのコンテンツやデータなどが、ディスプレイ110に表示される。ディスプレイ110は、例えば、液晶ディスプレイあるいは有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイである。また、ディスプレイ110には透明なタッチパネル106が取り付けられており、端末装置10は、ユーザからのタッチ操作に伴う各種の指示を受け付けることが可能である。
端末装置10と外部装置20とは、それぞれアンテナなどの通信インターフェイスを介して無線で互いに通信可能に構成される。例えば、端末装置10と外部装置20とは、無線LAN(Local Area Network)を利用した通信が行なわれる。
また、端末装置10は、所定の処理に従って、アプリケーションを実行し、その実行によって再生された画像や音声などのデータを外部装置20に出力可能に構成されている。具体的には、アプリケーションの実行によって端末装置10で出力される画像や音声などのデータ、アプリケーションの実行画面のデータなどを外部装置20に出力する。図1の例では、端末装置10のディスプレイ110および外部装置20のディスプレイにプレゼンテーション用のアプリケーション画面が表示されている。これは、端末装置10がプレゼンテーション用のアプリケーションを起動して、当該起動したアプリケーションのデータが外部装置20に外部出力された(送信された)ことを示している。
<ハードウェア構成>
(端末装置10)
まず、端末装置10のハードウェア構成について説明する。
図2は、本実施の形態に従う端末装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。図2を参照して、端末装置10は、主たる構成要素として、CPU(Central Processing Unit)102と、メモリ104と、タッチパネル106と、ボタン108と、ディスプレイ110と、無線通信部112と、通信アンテナ113と、メモリインターフェイス(I/F)114と、スピーカ116と、通信インターフェイス(I/F)118と、GPS(Global Positioning System)コントローラ120とを含む。
CPU102は、メモリ104に記憶されたプログラムを読み出して実行することで、端末装置10の各部の動作を制御する。より詳細にはCPU102は、当該プログラムを実行することによって、後述する端末装置10の処理(ステップ)の各々を実現する。CPU102は、例えば、マイクロプロセッサである。なお、当該ハードウェアは、CPU以外のFPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)およびその他の演算機能を有する回路などであってもよい。
メモリ104は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read-Only Memory)、ハードディスクなどによって実現される。メモリ104は、CPU102によって実行されるプログラム、またはCPU100によって用いられるデータなどを記憶する。
タッチパネル106は、表示部としての機能を有するディスプレイ110上に設けられており、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式などのいずれのタイプであってもよい。タッチパネル106は、光センサ液晶を含んでもよい。タッチパネル106は、所定時間毎に外部の物体によるタッチパネル106へのタッチ操作を検知して、タッチ座標(タッチ位置)をCPU102に入力する。
ボタン108は、端末装置10の表面に配置されており、ユーザからの指示を受け付けて、CPU102に当該指示を入力する。ボタン108は、例えば、表示画面を遷移させる画面遷移ボタン、確定ボタン、キャンセルボタンなどを含む。
無線通信部112は、通信アンテナ113を介して移動体通信網に接続し無線通信のための信号を送受信する。すなわち、無線通信部112は、CPU102からの通信データを通信信号に変換し、通信アンテナ113を介して通信相手にその通信信号を送信したり、通信アンテナ113を介して通信相手から受信した通信信号を通信データに変換し、その通信データをCPU102に入力したりする。これにより、端末装置10は、例えば、第3世代移動通信システム(3G)、LTE(Long Term Evolution)などの移動体通
信網を介して所定の通信装置との通信が可能となる。
メモリインターフェイス(I/F)114は、外部の記憶媒体115からデータを読み出す。すなわち、CPU102は、メモリインターフェイス114を介して外部の記憶媒体115に格納されているデータを読み出して、当該データをメモリ104に格納する。CPU102は、メモリ104からデータを読み出して、メモリインターフェイス114
を介して当該データを外部の記憶媒体115に格納する。
なお、記憶媒体115としては、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu-ray Disc)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO(Magnetic Optical Disc)、MD(Mini Disc)、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを除く)、光カード、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの、不揮発的にプログラムを格納する媒体が挙げられる。
通信インターフェイス(I/F)120は、端末装置10と外部装置20との間で各種データをやり取りするための通信インターフェイスであり、アダプタやコネクタなどによって実現される。なお、通信方式としては、例えば、Bluetooth(登録商標)、無線LANなどによる無線通信であってもよいし、USB(Universal Serial Bus)などを利用した有線通信であってもよい。
GPSコントローラ120は、GPS信号または基地局からの位置信号(測位信号)を受信して端末装置10の位置情報を取得する。GPSコントローラ120は、取得した端末装置10の位置情報をCPU102に入力する。なお、本例においては、GPSコントローラ120を用いて端末装置10の位置情報を取得する場合について説明するが、これに限られず、電波や通信情報に基づいて、端末装置10の位置情報を取得するようにしてもよい。
(外部装置)
次に、本実施の形態に従う外部装置20のハードウェア構成について説明する。
外部装置20は、後述するような情報処理を全体として提供できればよく、そのハードウェア構成については公知のものを採用することができる。従って、外部装置20のハードウェア構成の詳細な説明は行なわない。例えば、外部装置20は、各種処理を実行するためのCPUと、CPUによって実行されるプログラム、データなどを格納するためのメモリと、端末装置10と各種データを送受信するための通信インターフェイスと、端末装置10から送信されたデータを出力するためのディスプレイやスピーカなどを含む。
例えば、外部装置20のCPUは、通信インターフェイスを介して端末装置10で外部出力(送信)されたデータを受信する。そして、CPUは、当該受信したデータが画像データであればディスプレイに表示させ、当該受信したデータが音声データであれば音声をスピーカから出力させる。
また、CPUは、端末装置10からの要求に応じて、メモリに格納されている外部装置20の識別情報を通信インターフェイスを介して端末装置10に対して送信する。なお、CPUは、外部装置20と端末装置10とが接続されたと判断した場合(端末装置10からの要求がない場合であっても)、端末装置10に対して識別情報を送信してもよい。
<機能構成>
次に、本実施の形態に従う端末装置10の機能構成について説明する。
図3は、本実施の形態に従う端末装置10の機能ブロック図である。図3を参照して、端末装置10は、その主たる機能構成として、識別情報取得部202と、位置情報取得部204と、生成部206と、判断部208と、出力制御部210と、選定部212とを含む。これらは、基本的には、端末装置10のCPU102がメモリ104に格納されたプログラムを実行し、端末装置10の構成要素へ指令を与えることなどによって実現される。すなわち、CPU102は端末装置10の動作全体を制御する制御部としての機能を有する。なお、これらの機能構成の一部または全部は、ハードウェアで実現されていてもよい。
識別情報取得部202は、データが外部出力された外部装置20から当該外部装置20を識別するための識別情報を取得する。識別情報とは、たとえば、外部装置20の装置ID、IPアドレス情報などのような接続先である外部装置20を特定できる情報であればよい。
位置情報取得部204は、GPSコントローラ120を介して端末装置10の位置を示す位置情報を取得する。位置情報には、緯度、経度に関するデータや高度、向きに関するデータを含めてもよい。
生成部206は、データが外部出力された外部装置20の識別情報と、当該外部装置20にデータが外部出力されたときの端末装置10の位置情報とを関連付けた情報を生成する。生成部206は、当該情報をメモリ104に記憶する。具体的には、当該情報は、図4に示すような外部出力履歴テーブル400である。
図4は、本実施の形態に従う端末装置10が提供する外部出力履歴テーブル400を示す図である。図4を参照して、外部出力履歴テーブル400は、データが外部出力された出力先である外部装置20の識別情報と、当該外部装置20にデータが外部出力されたときの(データを外部出力したときの)端末装置10の位置情報と、当該外部装置20にデータを外部出力した日時情報と、当該外部装置20に外部出力した回数情報とを含み、各情報が互いに関連付けられていることを示している。
より具体的には、端末装置10は、位置Aで外部装置Aにデータを外部出力し、最新の出力日時が2012年2月5日、その出力回数が5回であることを示している。また、端末装置10は、位置Bで外部装置Bにデータを外部出力し、最新の出力日時が2012年3月9日、その出力回数が3回であることを示している。また、端末装置10は、位置Cで外部装置Cにデータを外部出力し、最新の出力日時が2012年1月29日、その出力回数が7回、位置Cで外部装置Dにデータを外部出力し、最新の出力日時が2012年4月24日、その出力回数が4回であることを示している。
再び、図3を参照して、判断部208は、メモリ104に記憶された情報に基づいて、端末装置10の現在の位置情報に対応する外部装置20が存在するか否かを判断する。具体的には、判断部208は、外部出力履歴テーブル400を参照して、位置情報取得部204によって取得された端末装置10の現在の位置情報と、データが外部装置20に外部出力されたときの端末装置10の位置情報(以下、履歴位置情報ともいう)とが一致するか否かを判断する。判断部208は、現在の位置情報と履歴位置情報とが一致する場合には対応する外部装置20が存在し、一致しない場合には対応する外部装置20が存在しないと判断する。なお、当該一致するとは、完全に一致している必要はなく、端末装置10の現在の位置情報が、履歴位置情報の近傍であって、当該履歴位置情報に関連付けられた識別情報によって示される外部装置20に対して外部出力可能な位置を示す場合には、判断部208は、端末装置10の現在の位置情報と、履歴位置情報とが一致すると判断するようにしてもよい。なお、判断部208は、メモリ104に記憶された情報に基づいて、端末装置10の現在の位置情報に対応する外部装置20が複数存在するか否かについても判断する。
出力制御部210は、判断部208の判断結果に基づいて、当該対応する外部装置20にデータを外部出力する。具体的には、出力制御部210は、対応する外部装置20が存在する場合に当該外部装置20にデータを外部出力し、対応する外部装置20が存在しない場合に外部出力の対象となる外部装置20を特定するための処理を実行し、当該処理によって特定された外部装置20にデータを外部出力する。ここで、外部出力の対象となる外部装置20を特定するための処理とは、たとえば、端末装置10の現在の位置で外部出力可能な外部装置20を検索する処理、検索された外部装置20をユーザに選択させる処理を含む。
なお、出力制御部210が、対応する外部装置20が存在しない場合に外部出力の対象となる外部装置20を特定した場合には、生成部206は、メモリ104に記憶するために、当該特定された外部装置20の識別情報と、当該特定された外部装置20にデータが外部出力されたときの端末装置10の位置情報とを関連付けた情報を生成する。
選定部212は、判断部208によって端末装置10の現在の位置情報に対応する外部装置20が複数存在すると判断された場合には、所定の条件に基づいて、当該複数の外部装置20のうち、少なくとも1つの外部装置20を選定する。より具体的には、選定部212は、複数の外部装置20のうち、過去にデータが外部出力された回数が最も多い外部装置20を選定する。また、選定部212は、最も直近の日時で外部出力された外部装置20を選定してもよい。
たとえば、図4の例において、端末装置10の現在位置が位置Cである場合には、位置Cに対応する外部装置20が複数(外部装置Cおよび外部装置D)存在する。選定部212は、過去にデータが外部出力された回数に基づいて外部出力する外部装置20を選定する場合には、外部出力回数の多い外部装置Cを選定する。一方、選定部212は、直近の日時に基づいて外部装置20を選定する場合には、外部装置Dを選定する。なお、選定部212は、タッチパネル106(またはボタン108)を介して、ユーザからの選択指示を受け付けて、選択された外部装置20を選定してもよい。出力制御部210は、当該選定された外部装置20にデータを出力する。
<処理手順>
次に、端末装置10が外部装置20にデータを外部出力する際に実行する外部出力処理手順について説明する。
図5は、本実施の形態に従う端末装置10が実行する外部出力処理手順を示すフローチャートである。以下の各ステップは、端末装置10のCPU102がメモリ104に格納されたプログラムを実行することによって実現される。
図5を参照して、CPU102は、タッチパネル106を介したユーザからの指示に基づいて、外部装置20に対して外部出力をするための要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS10)。CPU102は、当該要求を受け付けていない場合には(ステップS10においてNOの場合)、ステップS10の処理を繰り返す。
これに対して、当該要求を受け付けた場合には(ステップS10においてYESの場合)、CPU102は、GPSコントローラ120を介して端末装置10の現在の位置情報を取得する(ステップS12)。
次に、CPU102は、メモリ104に格納された外部出力履歴テーブル(たとえば、図4)を参照して、取得した現在の位置情報に対応する外部装置20が存在するか否かを判断する(ステップS14)。
当該対応する外部装置20が存在しない場合には(ステップS14においてNO)、CPU102は、後述するステップS22からの処理を実行する。これに対して、当該対応する外部装置20が存在する場合には(ステップS14においてYES)、CPU102は、当該対応する外部装置20が複数存在するか否かを判断する(ステップS16)。
当該対応する外部装置20が複数存在しない場合には(ステップS16においてNO)、CPU102は、後述するステップS20からの処理を実行する。これに対して、当該対応する外部装置20が複数存在する場合には(ステップS16においてYES)、CPU102は、所定の条件に基づいて、当該複数の外部装置20のうち、少なくとも1つの外部装置20を選定する(ステップS18)。たとえば、CPU102は、メモリ104に記憶された外部出力履歴テーブルを参照して、複数の外部装置20のうち、過去にデータが外部出力された回数が最も多い外部装置20を選定したり、最も直近の日時で外部出力された外部装置20を選定したりする。あるいは、CPU102は、タッチパネル106(またはボタン108)を介して、ユーザからの指示を受け付けて、外部装置20を選定する場合であってもよい。CPU102が、どの条件に基づいて、外部装置20を選定するかはユーザが任意に定めることができる。
次に、CPU102は、通信インターフェイス118を介して当該対応する外部装置20に接続する処理を開始する(ステップS20)。そして、CPU102は、当該対応する外部装置20への接続が成功したか否かを判断する(ステップS21)。換言すると、CPU102は、当該対応する外部装置20と端末装置10との通信が確立したか否かを判断する。
当該接続が成功しなかった場合には(ステップS21においてNO)、CPU102は、後述するステップS22からの処理を実行する。これに対して、当該接続が成功した場合には(ステップS21においてYES)、CPU102は、当該接続が完了したことを示す画面をディスプレイ110に表示して、接続された外部装置20にデータを外部出力する(ステップS36)。このとき、たとえば、端末装置10のディスプレイ110および外部装置20のディスプレイに、図1に示すようなプレゼンテーション用のアプリケーション画面が表示される。そして、CPU102は、処理を終了する。
次に、ステップS22からの処理について説明する。なお、ステップS22からステップS28までの処理は、CPU102が、外部出力の対象となる外部装置20を特定するための処理である。
CPU102は、端末装置10の現在の位置情報に基づいて、通信インターフェイス118を介して外部出力可能な外部装置20を検索する(ステップS22)。次に、CPU102は、検索された外部装置20の一覧をディスプレイ110に表示する(ステップS24)。より具体的には、CPU102は、検索された外部装置20をユーザに選択させる画面をディスプレイ110に表示する。
次に、CPU102は、タッチパネル106を介してユーザから外部装置20を選択する指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS26)。CPU102は、当該選択指示を受け付けていない場合には(ステップS26においてNO)、ステップS26の処理を繰り返す。
これに対して、選択指示を受け付けた場合には(ステップS26においてYES)、当該選択された外部装置20を、外部出力の対象となる外部装置20として特定する(ステップS28)。続いて、CPU102は、通信インターフェイス118を介して当該特定された外部装置20に接続する処理を開始する(ステップS30)。そして、CPU102は、当該特定された外部装置20への接続が成功したか否かを判断する(ステップS32)。換言すると、CPU102は、当該特定された外部装置20と端末装置10との通信が確立したか否かを判断する。
当該接続が成功しなかった場合には(ステップS32においてNO)、CPU102は、ステップS22からの処理を実行する。これに対して、当該接続が成功した場合には(ステップS32においてYES)、CPU102は、当該特定された外部装置20の識別情報と、端末装置10の現在の位置情報とを関連付けてメモリ104に記憶する(ステップS34)。より具体的には、CPU102は、当該特定された外部装置20への接続が成功したときに、通信インターフェイス118を介して当該特定された外部装置20からその識別情報を取得する。そして、CPU102は、外部出力履歴として、当該識別情報を現在の位置情報に関連付けてメモリ104に記憶する。
次に、CPU102は、当該接続が完了したことを示す画面をディスプレイ110に表示して、接続された外部装置20にデータを外部出力する(ステップS36)。そして、CPU102は、処理を終了する。
上記によると、端末装置10は、現在の位置に対応する外部装置20が外部出力履歴に存在する場合には、自動的に当該対応する外部装置20に対して接続を開始し、接続された場合にはデータを外部出力する。したがって、ユーザは過去に外部出力したことのある外部装置20であれば、当該外部装置20に接続するために必要な作業(操作)を省くことができる。また、当該作業を省くことで、外部装置20にデータが外部出力されるまでの時間を短縮することができる。
また、端末装置10は、現在位置に対応する外部装置20が存在しない場合には、外部出力の対象となる外部装置20を特定する処理を実行する必要があるが、当該特定された外部装置と現在位置とを関連付けて外部出力履歴として記憶する。そのため、再度、端末装置10が、再度同じ位置でユーザからの外部出力要求を受け付けたときには、端末装置10は、自動的に外部装置20に接続することが可能となる。
このように、本実施形態によると、外部装置にデータを外部出力する際のユーザの操作負担を軽減するとともに、現在の位置に応じた適切な外部装置にデータを外部出力することができる。
<その他の実施の形態>
なお、コンピュータを機能させて、上述のフローチャートで説明したような制御を実行させるプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどの一時的でないコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
プログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本実施の形態にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本実施の形態にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本実施の形態にかかるプログラムに含まれ得る。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 端末装置、20 外部装置、102 CPU、104 メモリ、106 タッチパネル、108 ボタン、110 ディスプレイ、112 無線通信部、113 通信アンテナ、114 メモリインターフェイス、115 記憶媒体、116 スピーカ、118 通信インターフェイス、120 GPSコントローラ、202 識別情報取得部、204 位置情報取得部、206 生成部、208 判断部、210 出力制御部、212 選定部、400 外部出力履歴テーブル、1000 データ出力システム。

Claims (5)

  1. 外部装置にデータを外部出力可能に構成された端末装置であって、
    前記端末装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    データが外部出力された前記外部装置の識別情報と、当該外部装置にデータが外部出力されたときの前記端末装置の位置情報とが関連付けられて記憶される記憶部と、
    前記記憶部に記憶された情報に基づいて、前記端末装置の現在の位置情報に対応する外部装置が存在するか否かを判断する判断部と、
    前記判断部の判断結果に基づいて、前記対応する外部装置にデータを外部出力する出力制御部とを備える、端末装置。
  2. 前記出力制御部は、前記対応する外部装置が存在する場合に、当該外部装置にデータを外部出力し、
    前記出力制御部は、前記対応する外部装置が存在しない場合に、外部出力の対象となる外部装置を特定するための処理を実行し、当該処理によって特定された前記外部装置にデータを外部出力する、請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記対応する外部装置が存在しない場合に、前記記憶部に記憶するために、前記特定された外部装置の識別情報と、前記特定された外部装置にデータを外部出力したときの前記端末装置の位置情報とを関連付けた情報を生成する生成部をさらに備える、請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記対応する外部装置が複数存在する場合には、所定の条件に基づいて、当該複数の外部装置のうち、少なくとも1つの前記外部装置を選定する選定部をさらに備え、
    前記出力制御部は、当該選定された外部装置にデータを出力する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の端末装置。
  5. 前記記憶部には、前記外部装置の識別情報に、当該外部装置に外部出力した回数を示す回数情報が関連付けられて記憶され、
    前記選定部は、前記回数情報に基づいて、前記複数の外部装置のうち、過去にデータが外部出力された回数が最も多い外部装置を選定する、請求項4に記載の端末装置。
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