JP2014174922A - 施設検索装置、施設検索システム - Google Patents

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Abstract

【課題】地図上に表示される施設を絞込む際に、絞込み条件の変更に係る手間を省き、より効率的に施設を絞り込むことのできる地図表示装置を提供する。
【解決手段】本発明の地図表示装置は、指先接触の長押しによって第1の施設検索条件に該当する施設のピクトグラムが地図上に表示された後、接触態様が指腹中央部、指腹左側、ないし、指腹右側のいずれかに変化した場合にそれぞれ、第2の施設検索条件、第3の施設検索条件、ないし、第4の施設検索条件に該当する施設のピクトグラムを地図上に表示する。
【選択図】図4

Description

本発明は、地図表示機能を備えた施設検索装置及び施設検索システムに関する。
従来、自動車の経路案内を目的とした車載用のナビゲーション装置や、スマートフォンに代表される携帯端末に実装されて利用される地図アプリケーションプログラムが知られている。これらの車載用ナビゲーション装置や地図アプリケーションプログラムを実装し得る携帯端末(以下、「地図表示装置」という)は、地図が表示されるディスプレイを備えている。
これら地図表示装置が備えるディスプレイとしては、直感的に操作できユーザが扱いやすく、また、ソフトウェア次第で多彩な操作が可能であると共に、物理キーを省けるためスペース効率にも優れる、といった利点があることから、タッチパネル式のものが近年では汎用されている。
タッチパネル式ディスプレイ(以下、「タッチパネル」ともいう)を用いた入力方法は、タッチパネルに対するユーザの指等による接触動作を、GUIで操作するコンピューターにおけるマウスのボタン押し込み(プレス)動作に対応させたものが基本であり、ノートPC等に採用されている表示機能のない入力機能のみのタッチパッドと同様である。
すなわち、一定時間以内である瞬間的な接触とその後に続く接触停止(接触中のタッチパネルから指等を離すこと)からなる「タッチ」(「タップ」ともいう、マウス操作におけるボタンの瞬間的な押し込みとその後に続く押し込み解除からなる「クリック」に相当する)操作による「表示要素の選択」、接触した状態を維持したまま接触位置をずらす「ドラッグ」(マウスにおける、ボタンを押し込んだ状態を維持したままマウスカーソル位置をずらす「ドラッグ」に相当する)操作による「表示要素の移動」が基本となる。
昨今では、更に、ドラッグの延長である、フリック入力によるより高速な移動操作や、複数点接触の検知が可能なタッチパネルを搭載した装置における、ピンチアウト・ピンチイン等といった入力方法による表示対象の縮尺変更操作等が可能となっているものもある。
一方、従来の地図表示装置としては、表示されている領域内に存在する施設を、施設の属性(例えば、レストラン、駐車場、宿泊施設といったジャンル)によって分類して地図上にピクトグラムとして表示する機能を備えているものが一般的であり、この機能は基準点周辺にはどのような施設が存在するのか見つけ出すという意味から「施設検索機能」とも呼ばれる。
例えば、下記特許文献1には、タッチパネルである表示モニタに表示された地図上でユーザが位置を指定すると、指定された位置の周辺に存在する施設アイコンに対応する施設をリストとして表示されるようになされた地図表示装置であって、ユーザがホールドした時間によって施設検索をする範囲が変化するようになされた地図表示装置の発明が開示されている。
このように、施設検索機能を備えた地図表示装置(以下、「施設検索装置」ともいう)は、地図上に表示される施設を、施設の属性等の特定の条件で更に絞り込む機能を備えていることが多い。
特開2009−230640号公報
ところが、従来の施設検索装置には、所定の条件で施設の絞り込みを行った際に、地図上に表示される施設の件数が0件となったり多過ぎたりする等して、ユーザの所望するような結果が得られない状況がしばしば発生する。
地図上に表示する施設を、レストランや宿泊施設といった特定の分類に限定する、という絞込みを行った結果、地図上に施設が1件も表示されない場合には、当該分類に該当する最寄りの施設が、基準点からどの程度離れた位置に存在するのか、直ちには把握できない。
そのため、ユーザは縮尺をより大きく変更することを試みるが、どの程度縮尺を大きくすれば最寄りの施設が表示されるのかという情報がない場合が多く、結果として所望の結果が表示されるまで何度も試行する必要が生じてしまう。
また、地図上に表示する施設を特定の分類で絞り込んだ結果、表示される施設の件数が膨大となってしまった場合には、全ての施設を一つ一つ確認していくことは困難であり、その上、表示要素が重なりあってしまってタップして選択して確認すること自体ができないというような事態も生じうる。そのため、ユーザには、地図の縮尺の変更や絞込み条件の変更について、適切な表示件数となるまで何度も試行する必要が生じる。
このように、表示施設の絞込み機能を備えた施設検索装置は、所望の施設が適正な数だけ地図上に表示されるようになるまで、施設の絞込み条件や地図の縮尺の設定を変更する操作が幾度にも要求される状況が発生する可能性がある。
そのため、タッチパネル式ディスプレイを採用した従来の施設検索装置においては、施設の絞込み条件の設定について、タッチ操作による選択処理によって条件を設定していくことから、一度目の施設絞込みで満足な結果が得られなかった場合、その後、何度もタッチ操作を行って、施設絞込み条件の変更を繰り返して行わなければならない、という課題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、タッチパネル式ディスプレイを備える地図表示装置において、地図上に表示される施設を絞込む際に、絞込み条件の変更に係る手間を省き、より効率的に施設検索機能を利用することのできる施設検索装置及びシステムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明にかかる施設検索装置は、
タッチパネル式ディスプレイと、
地図情報に基づいて前記タッチパネル式ディスプレイに所定範囲の地図を表示する地図表示手段と、
施設の位置情報及び施設の分類情報に基づいて、前記所定範囲に存在する施設の内、所定の検索条件に該当する施設を抽出する施設検索処理を行う施設検索手段と、
前記施設検索手段によって抽出された施設のピクトグラムを前記所定範囲の地図上に表示させる施設表示手段と、
ユーザによる前記タッチパネル式ディスプレイへの指接触の接触態様を判定する接触態様判定手段と、
前記タッチパネル式ディスプレイへの接触位置を判定する接触位置判定手段と、
前記タッチパネル式ディスプレイへの連続接触時間を計時する接触時間計測手段と、を備え、
前記施設検索手段は、前記接触位置と前記連続接触時間とに基づいて前記接触位置が所定の時間変化しないことが検出された際に、第1の施設検索条件に基づいて前記施設検索処理を行い、該施設検索処理の実行後、前記接触態様の変化に応じて前記第1の施設検索条件とは異なる検索条件で施設検索処理を行う、ことを特徴とする。
本発明にかかる施設検索装置では、タッチパネルに対する予め定められた所定時間以上の接触維持(以下、「ホールド」ともいう)をトリガとして第1の施設検索条件に基づく施設検索処理が実行され、その後、接触態様判定手段によって接触態様が変化したことが検出されると、前記第1の施設検索条件とは異なる検索条件による施設検索処理が接触態様に応じて実行される。
すなわち、本発明にかかる施設検索装置においては、施設検索処理中にユーザはタッチパネルへのタッチ操作を繰り返すことなく異なる条件での施設検索を実行することが可能となる。
例えば、接触態様判定手段が、指先による接触と指腹による接触とを区別するものであれば、指先でホールドすることにより第1の検索条件で施設検索処理が実行された後、ユーザが接触態様を指先による接触から指腹による接触に移行させると、第1の検索条件とは異なる条件での施設検索処理を実行させることが可能となる。
更に、接触態様判定手段が、指腹による接触について、指腹の左側と右側、あるいは、指腹の中央部と側面、のような2つの態様を区別するものであれば、第1の検索条件とは異なる2つの検索条件をタッチ操作の繰り返し無しに実行することが可能となり、指腹中央部、左側、右側のように3つを区別するものであれば、第1の検索条件とは異なる3つの検索条件をタッチ操作の繰り返し無しに実行することが可能となる。
なお、指先での押圧から指腹での押圧へ接触態様が変化した際は、接触位置のX座標はほぼ変化せず、Y座標は小さい値に変化し、それとともに接触面積が増大する。また、指腹中央部による押圧と、指腹左側ないし指腹右側の側面による押圧とでは、接触位置のY座標はほぼ変化しないが、X座標は小さく(指腹左側)ないし大きく(指腹右側)なる。従って、本発明においては、タッチパネルが押圧されている接触位置の座標及び接触面積をリアルタイムでモニタすることで、容易に接触態様の判定方法が可能となる。
このように、本発明にかかる施設検索装置によれば、施設検索の手間と施設検索に要する時間が軽減され、ユーザはより効率的に施設検索機能を利用することが可能となる。
また、本発明に係る施設検索装置においては、前記第1の施設検索処理を実行する際に、地図の表示領域の基準点を前記タッチパネル式ディスプレイへの接触位置が所定の時間変化しないことが検知された時点での接触位置とすると、ユーザが明示的に示した地点の周辺の地図及び施設のピクトグラムが表示されることになるため、より直感的な操作が可能となる。
そのようにした場合、施設検索処理の開始時点での地図の縮尺や施設検索の条件によっては、前記第1の施設検索条件に該当する施設であって前記基準点から一番近くに存在する施設(以下、「最寄り施設」という)が、地図の表示範囲内に存在しない場合も発生しうる。そのため、そのような場合には前記最寄り施設が地図の表示範囲に含まれるように地図表示の縮尺を大きくする処理についても、前記第1の施設検索処理に含まれていることが好ましい。
なお、接触態様の判定が可能であれば本発明は実施可能であるため、本発明に係る施設検索装置においては、タッチパネルの動作原理に拠らず、種々の動作原理のタッチパネルを採用し得る。
また、接触態様の判定が可能であれば地図や施設の情報のデータベースの所在によらず実施可能であるため、本発明に係る施設検索装置においては、地図情報や施設情報として、施設検索装置の本体内部や、該装置に物理的に外付けされた各種ストレージ(ハードディスクドライブ、光学媒体、フラッシュメモリー等)に格納されたデータベースに含まれるものを用いても、ネットワーク接続されたデータベースサーバから配信されるものを用いても良い。
また、施設検索処理に係る演算を行うCPUについても、施設検索装置の本体内部になくても本発明は実施可能であり、通信速度が確保されればネットワーク接続されたサーバが備えるCPUによって一部ないし全部の演算処理がなされていても何ら問題はない。CPUが読み出す各制御プログラムの保存場所についても同様であり、CPUから読み出し可能な場所であれば施設検索装置の本体内部以外に記録されているものを用いても良い。
上記のように演算処理やストレージ等についてサーバ・クライアント構成で本発明を実施する場合は、送受信の発生するデータ量と通信速度とのバランスに応じて、周知のネットワークからユーザの利便性を損ねない程度の反応速度が実現できるものを適宜採用すれば良い。
本発明によれば、施設検索の手間と施設検索に要する時間が軽減され、ユーザはより効率的に施設検索機能を利用することが可能となる。
本発明の一実施形態の施設検索装置10の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の施設検索装置10における施設検索処理の動作を説明するためのフローチャート(前半)である。 本発明の一実施形態の施設検索装置10における施設検索処理の動作を説明するためのフローチャート(後半)である。 本発明の一実施形態の施設検索装置10における、操作手順と各手順における接触態様を示した模式図である。 本発明の一実施形態の施設検索装置10における、ユーザ入力1に対応する施設検索処理後の画面を示した模式図である。 本発明の一実施形態の施設検索装置10における、ユーザ入力2に対応する施設検索処理後の画面を示した模式図である。 本発明の一実施形態の施設検索装置10における、ユーザ入力3に対応する施設検索処理後の画面を示した模式図である。 本発明の一実施形態の施設検索装置10における、ユーザ入力4に対応する施設検索処理後の画面を示した模式図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかる施設検索装置10の構成を示すブロック図である。本実施形態の施設検索装置10は、図1に示されるように、入力部12と、表示部13と、制御部14と、記憶部15とを備えている。
入力部12と表示部13はタッチパネル11により一体となって構成されている。入力部12は、ユーザによる指の押圧・接触状態を制御部14に出力し、表示部13は制御部14からの入力を受けて映像情報を表示する。
制御部14は、中央演算処理装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)(何れも不図示)から構成され、ROM、RAM、もしくは、記憶部15に記録された制御プログラムに基づいて所定の処理を実行して、施設検索装置10の各部の動作を制御する。
制御プログラムが実行されることにより、制御部14には、接触位置判定部16、接触時間計測部17、接触態様判定部18、施設抽出処理部19、施設表示処理部20、地図表示処理部21という機能構成が実現される。
接触位置判定部16は、入力部12からの入力に基づいて、ユーザがタッチパネルのどの位置を押圧しているかを判定する。
接触時間計測部17は、押圧開始が検出されると時間計測を開始し押圧停止によって時間計測を終了することで、タッチパネルが継続的に押圧されている連続接触時間を出力する。
接触態様判定部18は、入力部12からの入力に基づいて、ユーザがタッチパネルを押圧している際に、その接触態様が、指先によるものなのか、指腹中央によるものなのか、指腹左側によるものなのか、指腹右側によるものなのか、を判定する。
接触態様の判定方法としては、例えば、接触位置判定部16をタッチパネルが接触されている領域の中心位置を接触位置座標として算出するものとして構成し、さらに、タッチパネルが接触されている領域の面積を算出する接触領域面積判定機能を実装させた上で、任意の時点での接触面積をS、接触位置座標を(X,Y)とする。そして、施設検索処理のトリガであるホールド開始時点での接触領域面積をS、接触位置座標を(X,Y)とした場合に、
(1)接触位置座標について、X=Xであり、Yが連続的に変化し、かつ、S>Sであること、を検知した場合に、指腹中央部による接触であると判定し、
その後、
(2)X>Xであることを検知した場合に、指腹左側による接触であると判定し、あるいは、
(3)X<Xであることを検知した場合に、指腹右側による接触であると判定する、というようなロジックが考えられる。
その際、人が接触動作を完全に固定することは不可能であるから、当然のことながら、値比較(大小・同値)の判定の際には所定の閾値を設けておき、該閾値範囲内の変動であれば変化なし(同値である)として扱うことが好ましい。
また、指先、指腹中央部、指腹左側、指腹右側の各接触操作を、予め記憶させておき、それらの結果と突き合わせて接触態様の判定を補正するようにすれば、より精度の高い判定が可能となる。
施設抽出処理部19は、指定された検索条件に該当する施設を抽出する。
施設表示処理部20は、施設抽出処理部19によって抽出された施設のピクトグラムを、施設の位置情報に基づいて地図上に描画するよう、表示部13に出力する。
地図表示処理部21は、設定された基準点及び地図表示縮尺に基づき、基準点を中心とする地図を地図表示縮尺で描画するよう、表示部13に出力する。
記憶部15は、ハードディスクやフラッシュメモリ、もしくは、光学ディスクなどの記憶媒体で構成されており、地図情報データベースと施設情報データベースとを格納する。
地図情報データベースは、地図情報を格納する。この地図情報には、道路種別、車線数、道路の幅員等の情報を含む道路データや、海岸線、湖沼、河川形状などの情報や行政境界情報等を含む地形データ等が含まれている。この地図情報の道路データは、車両向けのデータなのか、歩行者向けのデータなのかは問わない。両方ともに格納してあっても良いし、いずれか一方だけであっても良い。
施設情報データベースは、施設情報を格納する。施設情報には、施設の位置、名称等の情報を含む施設データや、レストラン、宿泊施設、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア等の分類種別に関する分類データが含まれている。施設データには、分類種別に応じた属性に応じた付加情報が含まれていてもよい。
付加情報の例としては、全ての分類種別に対して、営業時間、開店日時、クーポン等の割引サービスの有無、各種メディアで紹介された内容、喫煙制限に関する情報(全席禁煙制限の有無、禁煙席・喫煙席の有無、等)、また、宿泊施設であれば空き室の有無、駐車場であれば空車の有無、レストランであれば、チェーン店であるかどうか、ランチタイム情報、等が挙げられる。
また、分類種別は1段階もしくは2段階以上のサブ種別で更に詳細に区分される構造としても良い。例えば、レストランであれば、インターネットサイトや書籍などで汎用されている料理の種別に応じた詳細な区分などが挙げられる。
次に、本発明の一実施形態に係る施設検索装置の動作について説明する。まず、制御部14がどのように地図表示を制御するのかを中心に、図2及び図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。
ステップ101では、タッチパネルに表示されている地図の任意の場所が押圧されると、入力部12からの出力を介して制御部14が押圧開始を検出する。押圧開始の検出によって、接触位置判定部16による接触位置の判定処理、及び、接触時間計測部17による連続接触時間の計測が開始されて、ステップ102へ進む。
ステップ102では、接触位置判定部16から出力される接触位置の座標、及び、接触時間計測部17から出力される連続接触時間に基づき、制御部14が、予め設定されている所定の時間(以下、「長押し基準時間」という)以上ホールドされているか(押圧開始時点から押圧位置が変わらないまま、押圧状態が継続しているか)を判定する。図2では、長押し基準時間を1秒とした例で表記している。
ステップ102で肯定判定されるとステップ105へ進み、ステップ102で否定判定されるとステップ103へ進む。
ステップ103では、制御部14が、入力部12からの出力に基づいて押圧が停止されているかを判定し、肯定判定であれば処理は終了し、否定判定であればステップ104へ進む。
ステップ104では、制御部14が、連続接触時間に基づいて押圧開始から長押し基準時間以上の時間が経過しているかどうか、を判定し、肯定判定(ユーザがドラッグ操作をしていることになる)であれば処理は終了し、否定判定であればステップ102へ進む。
ステップ105では、制御部14が、ホールドされている接触位置の座標を地図表示の新たな基準点としてセットし、当該基準点を中心とする地図をタッチパネル表示部13に表示する。
ステップ106では、施設抽出処理部19が、予め設定されている施設の検索条件1(例えば、ユーザの利用態様に応じて自動的に作成されるお勧め施設の条件)で施設を抽出し、ステップ107へ進む。
ステップ107では、基準点から一番近い抽出施設(以下、「最寄り施設」という)がタッチパネルの表示部13に表示されている地図の領域内に存在しない場合に、制御部14が検索結果が0件であると判定して、ステップ108へ進む。検索結果が0件でない場合はステップ109へ進む。
ステップ108では、最寄り施設が表示領域の範囲内となるように、地図表示の縮尺を変更(大きく)する。
ステップ109では、施設表示処理部20が、ステップ106で抽出された施設のピクトグラムを該施設の位置情報に基づいて地図上に表示し、ステップ110(図3)へ進む。
ステップ110では、制御部14が、入力部12からの出力に基づいて押圧が停止されているかを判定し、肯定判定であれば処理は終了し、否定判定であればステップ111へ進む。
ステップ111〜113では、接触態様判定部18が指の接触態様を判定し、接触態様が指腹中央であればステップ114へ、指腹左側であればステップ115へ、指腹右側であればステップ116へ進み、それら以外であればステップ110へ進む。
ステップ114〜116では、施設抽出処理部19が、施設の検索条件2(ステップ114)、検索条件3(ステップ115)、ないし、検索条件4(ステップ116)に該当する施設を抽出する。
ステップ117では、施設表示処理部20が、ステップ114ないし116で抽出された施設のピクトグラムを該施設の位置情報に基づいて地図上に表示する。その後は、押圧停止が検出されるまで、ステップ110からステップ117をループする。
次に、図4〜図8を用いて、操作手順とそれに対応する画面遷移について例示する。図4は操作手順と各手順における接触態様を示した模式図であり、タッチパネル30にユーザの指31が接触している領域を接触領域32として模式的に示したものである。図5〜図8には各ユーザ入力に対応する施設検索処理後の画面を模式的に示した。
[ユーザ入力1]
初めにユーザは、図4にユーザ入力1として示されるように、タッチパネル30を押圧(ホールド)し続ける。すると、ステップ101、102、105〜109の処理が行われ、検索条件1に該当する施設(施設抽出処理の結果は1件)のピクトグラムが地図上に表示される(図5)。その際、指で押圧した地点が地図の基準点として設定されるとともに、施設の検索条件1に該当する最寄り施設のピクトグラムが地図の表示領域外とならないように、必要に応じて地図の縮尺が変更される。
[ユーザ入力2]
ユーザ入力1の後、指をタッチパネルに押し付けたまま、指腹の中央での押圧に移行すると、ステップ110、111、114、117の処理が行われ、検索条件2に該当する施設(施設抽出処理の結果は多数)のピクトグラムが地図上に表示される(図6)。ユーザ入力2においては、図4に示されるとおり、ユーザ入力1の時と比べて、接触領域31の位置はY座標の小さくなる方向に変化するとともに、接触領域31の面積は増大している。
[ユーザ入力3]
ユーザ入力1の後、ユーザ入力3として、指をタッチパネルに押し付けたまま指腹の左側での押圧に移行すると、ステップ110〜112、115、117の処理が行われ、検索条件3に該当する施設(施設抽出処理の結果は4件)のピクトグラムが地図上に表示される(図7)。ユーザ入力3においては、図4に示されるとおり、ユーザ入力1ないしユーザ入力2の時と比べて、接触領域31の位置がX座標の小さくなる方向に変化している。
[ユーザ入力4]
ユーザ入力1の後、ユーザ入力4として、指をタッチパネルに押し付けたまま指腹の右側での押圧に移行すると、ステップ110〜113、116、117の処理が行われ、検索条件4に該当する施設(施設抽出処理の結果は6件)のピクトグラムが地図上に表示される(図8)。ユーザ入力4においては、図4に示されるとおり、ユーザ入力1ないしユーザ入力2の時と比べて、接触領域31の位置がX座標の大きくなる方向に変化している。
ユーザー入力1〜4の後、任意のタイミングでユーザがタッチパネルから指を離すと、施設のピクトグラムが表示された状態で施設検索処理は終了する。続いて、従来の施設検索装置での利用態様に準じて、各ピクトグラムを押圧して選択することで、各施設に紐づけられた各種情報にアクセスすることが可能となる。
このように本実施形態に係る施設検索装置では、ユーザはタッチパネルに触れた指を一度も離す必要なく、地図上にピクトグラムを表示させる施設を、複数の検索条件から選択することが可能となる。
加えて、施設検索の結果として最寄り施設が地図上に表示されないことがなくなるため、最寄り施設が基準点からどの程度離れているか、一度の検索で確実に視覚的に把握できるようになる。そのため、本実施形態によれば、何度も画面をタップして検索条件を指定しなおさなければならなかった従来と比べて、施設の検索にかかる手間と時間を削減することが可能となる。
なお、施設の検索条件1〜4は、ユーザの利用目的に従って予め適宜設定しておけば良い。例えば、ナビゲーション機能を備えたアプリケーションプログラムであって、該プログラムは複数のユーザによって利用されることが想定され、サーバ・クライアント構成で演算処理をし、全ユーザの過去の利用情報(ナビゲーションの目的地等)がサーバーの備えるストレージ上に保存される、アプリケーションプログラム、を備えた地図表示装置と、該アプリケーションプログラムと対応する演算処理を行うサーバと、からなる施設検索システムであれば、施設の検索条件は以下のように設定することが可能である。
施設の検索条件1:当該装置のユーザがナビゲーションの目的地として過去に設定した施設の中で、最も多い施設分類に該当する施設
施設の検索条件2:表示領域内に存在する基準点の周辺施設の全ての施設
施設の検索条件3:全ユーザを対象とし、ナビゲーションの目的地として過去に2回以上設定されたことのある施設
施設の検索条件4:表示領域内に存在する基準点の周辺施設の内、最も多い施設分類に該当する施設。
上記以外にも、ユーザの好みの施設分類(ラーメン・寿司といった特定の料理種別のレストラン等)を予め設定しておいてもよく、また、施設情報に含まれる各種付加情報に応じて以下のような検索条件のバリエーションも考えられる。
・全ユーザが過去に設定した施設の中で最も多い施設分類に該当する施設
・インターネット等と連動した利用者の評価等の投稿情報がある施設
・一定期間内に開店した施設
・現在営業中の施設
・現在クーポン等の割引サービスを実施中の施設
・空車のある駐車場
・空き室のある宿泊施設
・外国語対応のある施設
・喫煙席のある施設
・全席禁煙の施設
・チェーン店ではない施設
・ランチメニューのある施設
・TV、雑誌で紹介された施設
なお、上記実施形態においては、地図情報データベース及び施設情報データベースが記憶部15に格納され、制御部14ないし記憶部15に記録される各制御プログラムによって、接触位置判定部16、接触時間計測部17、接触態様判定部18、施設抽出処理部19、施設表示処理部20、地図表示処理部21の各機能構成が実現され、制御プログラムが制御部14を構成するCPUで処理されるものとして説明した。
しかしながら本発明の実施に際しては、これらのデータベースや制御プログラムは、演算処理を行うCPUの要求に応じてアクセス可能であれば、ネットワーク上に存在していても良く、施設検索装置10内に存在する必要はない。また、制御プログラムの処理に関しても、制御部14への入力及び制御部14からの出力が適切になるよう処理され、かつ、ユーザの利便性を損ねない程度の反応速度が確保できる通信速度のネットワークを採用するのであれば、それらの処理の一部ないし全部をネットワーク経由でアクセス可能なサーバによって処理しても本発明は実施可能である。
10 施設検索装置
11 タッチパネル
12 入力部
13 表示部
14 制御部
15 記憶部
16 接触位置判定部
17 接触時間計測部
18 接触態様判定部
19 施設抽出処理部
20 施設表示処理部
21 地図表示処理部
30 タッチパネル
31 ユーザの指
32 接触領域

Claims (10)

  1. タッチパネル式ディスプレイと、
    地図情報に基づいて前記タッチパネル式ディスプレイに所定範囲の地図を表示する地図表示手段と、
    施設の位置情報及び施設の分類情報に基づいて、前記所定範囲に存在する施設の内、所定の検索条件に該当する施設を抽出する施設検索処理を行う施設検索手段と、
    前記施設検索手段によって抽出された施設のピクトグラムを前記所定範囲の地図上に表示させる施設表示手段と、
    ユーザによる前記タッチパネル式ディスプレイへの指接触の接触態様を判定する接触態様判定手段と、
    前記タッチパネル式ディスプレイへの接触位置を判定する接触位置判定手段と、
    前記タッチパネル式ディスプレイへの連続接触時間を計時する接触時間計測手段と、を備え、
    前記施設検索手段は、前記接触位置と前記連続接触時間とに基づいて前記接触位置が所定の時間変化しないことが検出された際に、第1の施設検索条件に基づいて施設検索処理を行い、該施設検索処理の実行後、前記接触態様の変化に応じて前記第1の施設検索条件とは異なる検索条件で施設検索処理を行う、ことを特徴とする施設検索装置。
  2. 前記接触態様判定手段は、前記接触態様が指先による接触及び指腹による接触のいずれなのかを判定することを特徴とする、請求項1に記載の施設検索装置。
  3. 前記接触態様判定手段は、前記接触態様が前記指腹による接触である場合に、更に、指腹中央部及び指腹側面のどちらによる接触なのかを判定することを特徴とする、請求項2に記載の施設検索装置。
  4. 前記接触態様判定手段は、前記接触態様が前記指腹による接触である場合に、更に、指腹左側及び指腹右側のどちらによる接触なのかを判定することを特徴とする、請求項2に記載の施設検索装置。
  5. 前記接触態様判定手段は、前記接触態様が前記指腹による接触である場合に、更に、指腹の中央部による接触と、指腹左側による接触と、指腹右側による接触と、のいずれによる接触なのかを判定する請求項2に記載の施設検索装置。
  6. 前記接触態様判定手段は、前記接触位置、及び、ユーザの指と前記タッチパネル式ディスプレイとの接触面積に基づいて前記接触態様を判定することを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の施設検索装置。
  7. 前記地図表示手段は、前記接触位置が所定の時間変化しないことが検出された時点での前記接触位置を地図表示の基準点とする処理と、前記第1の施設検索条件に該当する施設であって前記基準点から一番近くに存在する施設が、地図の表示範囲内に含まれるように地図の縮尺を変更する処理と、を行うことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の施設検索装置。
  8. 前記地図情報を含む地図データベースと、前記施設の位置情報及び前記施設の分類情報を含む施設データベースと、を格納する格納手段を備えることを特徴とする、請求項1から7のいずれかに記載の施設検索装置。
  9. 前記地図情報、前記施設の位置情報及び前記施設の分類情報として、ネットワーク上に存在するサーバが備える格納手段が格納するデータベースの情報を用いることを特徴とする、請求項1から7のいずれかに記載の施設検索装置。
  10. 地図情報を含む地図データベース、及び、施設の位置情報及び施設の分類情報を含む施設データベース、を格納する格納手段を有するサーバと、
    タッチパネル式ディスプレイ、及び、前記地図情報に基づいて前記タッチパネル式ディスプレイに所定範囲の地図を表示する地図表示手段、を備えた地図表示装置と、
    前記施設の位置情報及び前記施設の分類情報に基づいて、前記所定範囲に存在する施設の内、所定の検索条件に該当する施設を抽出する施設検索処理を行う施設検索手段と、
    前記施設検索手段によって抽出された施設のピクトグラムを前記所定範囲の地図上に表示させる施設表示手段と、
    ユーザによる前記タッチパネル式ディスプレイへの指接触の接触態様を判定する接触態様判定手段と、
    前記タッチパネル式ディスプレイへの接触位置を判定する接触位置判定手段と、
    前記タッチパネル式ディスプレイへの連続接触時間を計時する接触時間計測手段と、を備え、
    前記施設検索手段は、前記接触位置と前記連続接触時間とに基づいて前記接触位置が所定の時間変化しないことが検出された際に、第1の施設検索条件に基づいて施設検索処理を行い、該施設検索処理の実行後、前記接触態様の変化に応じて前記第1の施設検索条件とは異なる検索条件で施設検索処理を行う、ことを特徴とする施設検索システム。
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