JP2014173488A - 点火装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】点火プラグの消耗を抑制しつつ着火性に優れた点火装置を提供すること。
【解決手段】点火装置は、点火コイルと、点火プラグと、電圧制限手段とを備える。点火コイルは、1次コイル及び1次コイルと磁気結合された2次コイルを有する。点火プラグは、点火コイルに蓄えられる磁気エネルギに基づき中心電極と接地電極との間に電圧が印加されることでこれら電極間に放電火花を生じさせる。電圧制限手段は、点火コイルから供給される電気エネルギによって点火プラグに最初に生じる放電電圧部が終了した後において、点火プラグの電極間の放電を許容しつつ電極間にかかる電圧V2の絶対値が所定の電圧制限値Vhを超えないよう制限する。
【選択図】図2

Description

本発明は、1次コイル及び該1次コイルと磁気結合された2次コイルを有する点火コイルと、該点火コイルに蓄えられる磁気エネルギに基づき中心電極と接地電極との間に高電圧が印加されることでこれら電極間に放電火花を生じさせる点火プラグとを備える点火装置に関する。
例えば車両用エンジン等の内燃機関は、燃焼室内において放電を生じさせることによって燃焼室内のガスに点火するよう構成されている。かかる内燃機関において、特に希薄燃焼エンジンにおいて、近年、燃焼室内に気流を生じさせることにより、燃焼性向上を図る技術が種々開発されている。このような内燃機関においては、放電が気流によって引き伸ばされて、ガスへの着火性が向上する。しかし、気流が強いと、放電の吹き消えが生じ、その直後において、再放電が生じる。再放電が生じた後、再度気流によって放電が吹消えてしまうことがある。そして、放電吹消えと再放電が何度も繰り返されるといった放電繰り返し現象が生じ、この再放電の繰り返しにより点火プラグの電極の消耗が通常よりも促進されてしまうおそれがあった。
そこで、引用文献1においては、所定の条件のもとに再放電の継続を禁止する制御を行う内燃機関の点火制御装置が提案されている。
特開2012−177310号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の内燃機関の点火制御装置においては、再放電を禁止してしまうため、放電期間が過剰に短くなることがあり、この場合には、放電期間の不足により失火するおそれが生じる。すなわち、点火プラグにおいては、供給された電気エネルギによって、容量放電が生じ、その後、誘導放電が継続しつつその間にも吹き消えと再放電が繰り返される。この間に、放電火花によって、燃焼室内のガスに点火され、着火する。ところが、上記特許文献1に記載の点火制御装置は、最初の容量放電の後の放電を禁止してしまうため、その分の電気エネルギを用いることなく、放電を終了してしまう。その結果、放電期間が過剰に短くなり、放電期間の不足により失火する要因となる。
その一方で、誘導放電中における吹き消えと再放電の繰り返しを許容すると、点火プラグの電極消耗の促進が懸念される。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、点火プラグの消耗を抑制しつつ着火性に優れた点火装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、1次コイル及び該1次コイルと磁気結合された2次コイルを有する点火コイルと、
該点火コイルに蓄えられる磁気エネルギに基づき中心電極と接地電極との間に電圧が印加されることでこれら電極間に放電火花を生じさせる点火プラグと、
上記点火コイルから供給される電気エネルギによって上記点火プラグに最初に生じる放電電圧部が終了した後において、上記点火プラグの電極間の放電を許容しつつ該電極間にかかる電圧の絶対値が所定の電圧制限値を超えないよう制限する電圧制限手段と、を備えることを特徴とする点火装置にある(請求項1)。
上記電圧制限手段は、最初に生じる放電電圧部が終了した後において、放電を許容しつつ、上記点火プラグにかかる電圧の絶対値が所定の電圧制限値を超えないよう構成してある。これにより、最初の放電電圧部の終了後にも、上記点火プラグに供給した電気エネルギを充分に用いて、ガスへの着火性を確保しつつ、点火プラグの消耗を抑制することができる。つまり、最初の放電電圧部の終了後にも、放電を遮断することなく継続させることにより、点火プラグへ供給された電気エネルギを充分に利用して、着火性を確保する。それとともに、最初の放電電夏部の終了後において継続する放電(再放電)の電圧の絶対値を所定の電圧制限値以下とすることができる。そのため、この所定の電圧制限値を、点火プラグの消耗に与える影響が充分に小さい値としておくことにより、点火プラグの消耗を抑制しつつ、着火性を確保することができる。
以上のごとく、本発明によれば、点火プラグの消耗を抑制しつつ着火性に優れた点火装置を提供することができる。
実施例1における、点火装置の回路構成図。 実施例1における、電圧制限手段の動作と二次電圧及びツェナー電流の時間変化とを示す線図。 実施例2における、点火装置の回路構成図。
上記点火装置は、例えば、車両用内燃機関に用いることができる。
上記点火プラグを搭載する内燃機関の燃焼室には、例えば、燃料と空気との混合ガスが供給される。そして、燃焼室内には、ガスの流動が生じていることが好ましい。この気流としては、例えば、タンブル流、スワール流、或いはこれらの組合せの気流がある。
容量放電は、例えば、上記点火コイルの内部静電容量に蓄えられた電荷が放出されることにより生じる放電である。また、点火プラグにおける火花放電としては、容量放電以外に、点火コイル内の電磁誘導エネルギが放出されることにより生じる誘導放電もある。
また、最初に生じる放電とは、上記点火コイルから点火プラグへの1回のエネルギ供給によって最初に生じる放電を意味する。すなわち、点火コイルから点火プラグへのエネルギ供給は、所定のタイミングによって繰り返し断続的に行われるが、各回のエネルギ供給によって最初に点火プラグの火花放電ギャップに生じる容量放電が、上述の「最初に生じる放電」である。本明細書において、これを、適宜「最初の放電」等とも表現する。
また、上記電圧制限値は、例えば、内燃機関の仕様、点火プラグの仕様等に応じて、適宜設定することができる。上記電圧制限値としては、例えば、最初の放電の後に繰り返される再放電による点火プラグの電極消耗を充分に抑制しつつ、再放電による着火性を確保することができる程度とする。例えば、上記電圧制限値は、誘導放電電圧が維持できる値であって、1〜20kVとすることができる。
また、上記電圧制限手段は、スイッチング素子と定電圧素子とからなることが好ましい(請求項2)。この場合には、上記電圧制限値を所望のタイミングにて、正確に設定することができる。また、定電圧素子を用いることにより、電圧制限値の設定を細かく行うことが可能となる。上記定電圧素子としては、例えば、ツェナーダイオード、アバランシェダイオード、バリスタ等を用いることができる。また、上記スイッチング素子としては、例えば、MOSFET(MOS型電界効果トランジスタ)、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)等を用いることができる。
また、上記電圧制限手段は、上記1次コイル側に設けてあることが好ましい(請求項3)。この場合には、上記スイッチング素子及び定電圧素子の耐圧を小さくすることが可能となるため、装置の小型化や低コスト化を実現しやすくなる。
(実施例1)
点火装置の実施例につき、図1、図2を用いて説明する。
本例の点火装置1は、図1に示すごとく、点火コイル5と点火プラグ2と電圧制限手段3とを有する。
点火コイル5は、1次コイル51及び該1次コイル51と磁気結合された2次コイル52を有する。点火プラグ2は、点火コイル5に蓄えられる磁気エネルギに基づき中心電極21と接地電極22との間に電圧が印加されることでこれら電極間に放電火花を生じさせる。電圧制限手段3は、図2に示すごとく、点火コイル5から供給される電気エネルギによって点火プラグ2に最初に生じる放電電圧部が終了した後において、点火プラグ2の電極間の放電を許容しつつ該電極間にかかる電圧V2の絶対値が所定の電圧制限値Vhを超えないよう制限する。
図1に示すごとく、点火装置1は、1次コイル51への通電と遮断とを行うイグナイタ6を有する。また、電圧制限手段3は、スイッチング素子31と定電圧素子としてのツェナーダイオード32とからなる。また、電圧制限手段3は、1次コイル51側に設けてある。
点火プラグ2は、中心電極21と接地電極22とを有し、中心電極21と接地電極22との間に火花放電ギャップGが形成されている。接地電極22は接地されている。また、中心電極21は、接地電極22に対して低電位となるよう構成されている。すなわち、点火コイル5により中心電極21と接地電極22との間に電圧が印加された際、中心電極21の電位は負となる。
本例の点火装置1は、例えば、車両用内燃機関に用いることができる。そして、燃焼室には、例えば、燃料と空気との混合ガスが供給される。そして、燃焼室内には、例えば、タンブル流、スワール流、或いはこれらの組合せの気流など、ガスの流動が生じている。
電源4は直流電源であって、その正極に点火コイル5の1次コイル51が接続されている。1次コイル51における電源4と接続された側と反対側の端子は、イグナイタ6に接続されている。イグナイタ6は、スイッチング素子からなり、図示しない内燃機関の電子制御ユニットからの信号によって、オン・オフが制御されるよう構成されている。
1次コイル51には、電圧制限手段3が、イグナイタ6と並列的に接続されている。すなわち、1次コイル51におけるイグナイタ6との接続側には、互いに直列接続されたスイッチング素子31とツェナーダイオード32とが接続されている。ツェナーダイオード32は、カソードを1次コイル51に接続し、アノードをスイッチング素子31に接続している。そして、スイッチング素子31におけるツェナーダイオード32と反対側を、アースに接地している。
点火コイル5の2次コイル52は、点火プラグ2の中心電極21に接続されている。
電圧制限手段3におけるスイッチング素子31も、図示しない内燃機関の電子制御ユニットからの信号によって、オン・オフが制御されるよう構成されている。そして、イグナイタ6をオフとして、スイッチング素子31をオンの状態としたとき、一次電圧がツェナーダイオード32のツェナー電圧Vz1を超えないようにしてある。これに伴い、2次コイル52において誘起される二次電圧V2の絶対値は、所定の電圧制限値Vhを超えることを禁止される。この電圧制限値Vhは、ツェナー電圧Vz1に対して所定の比率すなわち点火コイル5における1次コイル51と2次コイル52との巻き数比によって定まる。例えば、点火コイル5の巻き数比(1次コイル51の巻き数:2次コイルの巻き数)が1:100のとき、ツェナー電圧Vz1を50Vとすることにより、二次電圧の電圧制限値Vhを5kVとすることができる。
また、本例においては、電圧制限手段3におけるスイッチング素子31として、MOSFET(MOS型電界効果トランジスタ)を用い、イグナイタ6を構成するスイッチング素子として、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)を用いている。
このように構成された電圧制限手段3を備えた点火装置1の動作の説明を、図2を用いて以下に行う。同図において上下に並べて記載した4つのグラフは、それぞれ横軸が時間軸である。そして、縦軸の左に付した記号がIGtのグラフはイグナイタ6のオン・オフを、SWのグラフはスイッチング素子31のオン・オフを、V2のグラフは二次電圧V2の変化を、Izのグラフはツェナーダイオード32に流れる電流値の変化を、それぞれ示す。
まず、イグナイタ6のスイッチング素子がオンとなることにより、1次コイル51に電流が流れる。その後、イグナイタ6がオフすることにより、1次コイル51への通電が遮断される。これに伴い、2次コイル52に誘導起電力が発生し、二次電圧V2が点火プラグ2の中心電極21と接地電極22との間に印加される。この電気エネルギによって、点火プラグ2の電極間に最初の放電が生じる。図2のV2のグラフにおけるP1にて指し示した部分が、この最初の放電電圧部を表す。
なお、本例においては、この一回のイグナイタ6のオン・オフに起因して点火コイル5から点火プラグ2へ供給される電気エネルギによって最初に点火プラグ2の火花放電ギャップGに生じる容量放電が、上述の最初の放電である。
そして、この最初の放電電圧部が終了した直後に、電圧制限手段3におけるスイッチング素子31をオンする。これにより、電池4と1次コイル51とツェナーダイオード32とからなる閉回路が形成される。これにより、一次電圧がツェナー電圧Vz1に達したとき、ツェナーダイオード32にツェナー電流Izが流れ、1次コイル51の電気エネルギが開放される。すなわち、一次電圧がツェナー電圧Vz1を超えることを防ぐことができる。なお、スイッチング素子31をオンするタイミングは、例えば、点火開始信号からの遅れ時間で設定することができる。あるいは、一次電圧や二次電圧から最初の容量放電を検出する検出手段を設け、該検出手段による最初の容量放電の検出信号に基づいて、スイッチング素子31をオンするタイミングを設定することもできる。
これによって、2次コイル52に誘起される二次電圧V2の絶対値が電圧制限値Vhを超えることが防止されることとなる。すなわち、点火プラグ2の電極間にかかる電圧の絶対値が電圧制限値Vhを超えることを防ぐことができる。つまり、本例の構成によれば、点火プラグ2の電極間の印加電圧が所定電圧を上回ろうとする場合、上記印加電圧が所定電圧で制限されてフラットにされる。そして、上記印加電圧が所定電圧に維持される期間内に火花放電ギャップGにおける気体の状態が放電に適した状態とされることで、電極間に再放電火花が生じる。これにより、点火プラグ2の再放電電圧が過度に高くなることを回避でき、点火プラグ2の消耗を抑制することができる。
最初の放電の後は、点火プラグ2において誘導放電が生じているが、放電の吹き消えが生じると再び容量放電、誘導放電が生じる。図2のV2のグラフにおけるポイントP2、P3、P4が、この容量放電(再放電)を表す。この吹き消えと再放電とが繰り返し生じることにより、最初の放電において着火しなかったとしても、再放電によってガスに着火させることも可能となる。ただし、この再放電の電圧が、電圧制限値Vh以下に抑制されることとなる。これにより、点火プラグ2の電極消耗を抑制しつつ、最初の放電の後においても、着火性を確保することができる。
次に、本例の作用効果につき説明する。
上記電圧制限手段3は、上述のごとく、最初に生じる放電電圧部が終了した後において、放電を許容しつつ、点火プラグ2にかかる電圧V2の絶対値が所定の電圧制限値Vhを超えないよう構成してある。これにより、最初の放電電圧部の終了後にも、点火プラグ2に供給した電気エネルギを充分に用いて、ガスへの着火性を確保しつつ、点火プラグ2の消耗を抑制することができる。つまり、最初の放電電圧部の終了後にも、放電を遮断することなく継続させることにより、点火プラグ2へ供給された電気エネルギを充分に利用して、着火性を確保する。それとともに、最初の放電電圧部の終了後において継続する放電(再放電)の電圧の絶対値を所定の電圧制限値Vh以下とすることができる。そのため、この所定の電圧制限値Vhを、点火プラグ2の消耗に与える影響が充分に小さい値としておくことにより、点火プラグ2の消耗を抑制しつつ、着火性を確保することができる。
また、電圧制限手段3は、スイッチング素子31とツェナーダイオード32とからなるため、電圧制限値Vhを所望のタイミングにて、正確に設定することができる。また、ツェナーダイオード32を用いることにより、電圧制限値Vhの設定を細かく行うことが可能となる。
また、電圧制限手段3は、1次コイル51側に設けてあるため、スイッチング素子31及びツェナーダイオード32の耐圧を小さくすることが可能となり、装置の小型化や低コスト化を実現しやすくなる。
以上のごとく、本例によれば、点火プラグの消耗を抑制しつつ着火性に優れた点火装置を提供することができる。
(実施例2)
本例は、図3に示すごとく、電圧制限手段30を、2次コイル52の高圧側に設けた点火装置10の例である。
すなわち、本例の点火装置10においては、電圧制限手段30を構成するスイッチング素子31とツェナーダイオード32との直列体を、2次コイル52における点火プラグ2側の端子に電気的に接続している。そして、電圧制限手段30が点火プラグ2と並列的に電気接続されている。
具体的には、電圧制限手段30は、ツェナーダイオード32のアノードを2次コイル52に接続し、ツェナーダイオード32のカソードに一端を接続したスイッチング素子31の他端を接地している。
これにより、スイッチング素子31をオンとした状態において、点火プラグ2に印加される二次電圧V2は、ツェナーダイオード32のツェナー電圧Vz2を超えることが禁止される。すなわち、本例の場合には、最初の放電電圧部の終了後において、点火プラグ2に印加される二次電圧V2の絶対値の上限である電圧制限値Vhは、ツェナーダイオード32のツェナー電圧Vz2となる。
その他は、実施例1と同様である。なお、本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例によっても、実施例1と同様に、着火性を確保しつつ、点火プラグの電極消耗を効果的に抑制することができる点火装置を提供することができる。
点火装置は、実施例1、実施例2以外にも、種々の構成を採用し得る。例えば、電圧制限手段を点火コイル本体や点火プラグに設けることもできる。
また、上限値設定手段における定電圧素子としては、実施例1、実施例2に示したような、ツェナーダイオードに限らず、例えば、アバランシェダイオード、バリスタ等を用いることもできる。また、電圧制限手段は、定電圧素子とスイッチング素子とによる構成に限られるものではない。また、電圧制限手段におけるスイッチング素子は、MOSFETに限らず、例えばIGBT等としてもよい。また、イグナイタを構成するスイッチング素子は、IGBTに限らず、例えばMOSFET等としてもよい。
1、10 点火装置
2 点火プラグ
21 中心電極
22 接地電極
3、30 電圧制限手段
5 点火コイル
51 1次コイル
52 2次コイル
Vh 電圧制限値

Claims (3)

  1. 1次コイル(51)及び該1次コイル(51)と磁気結合された2次コイル(52)を有する点火コイル(5)と、
    該点火コイル(5)に蓄えられる磁気エネルギに基づき中心電極(21)と接地電極(22)との間に電圧が印加されることでこれら電極間に放電火花を生じさせる点火プラグ(2)と、
    上記点火コイル(5)から供給される電気エネルギによって該点火プラグ(2)に最初に生じる放電電圧部が終了した後において、上記点火プラグ(2)の電極間の放電を許容しつつ該電極間にかかる電圧(V2)の絶対値が所定の電圧制限値(Vh)を超えないよう制限する電圧制限手段(3、30)と、を備えることを特徴とする点火装置(1、10)。
  2. 請求項1に記載の点火装置(1、10)において、上記電圧制限手段(3、30)は、スイッチング素子(31)と定電圧素子(32)とからなることを特徴とする点火装置(1、10)。
  3. 請求項1又は2に記載の点火装置(1)において、上記電圧制限手段(3)は、上記1次コイル(51)側に設けてあることを特徴とする点火装置(1)。
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