JP2014172463A - 車両用後部ドア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】デザインの自由度を確保し、コストおよび重量を抑え、ランプ取付部の変形を抑え、かつ、成形性および歩留まりを向上させることのできる車両用後部ドア構造を提供する。
【解決手段】車両用後部ドア構造は、アウターパネルが、アッパーパネル21とロワーパネル22とを備えて上下方向に分割され、前記アッパーパネル21の突き合わせ部41と前記ロワーパネル22の突き合わせ部45とを突き合わせて接合させた際に、前記アッパーパネル21の突き合わせ部41と前記ロワーパネル22の突き合わせ部45とを突き合わせて接合した接合部Bの両端部に、リヤコンビネーションランプ3を組み付けるための切欠部36が形成される。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、自動車等の車両のリヤコンビネーションランプが取り付けられる車両用後部ドア構造に関する。
自動車等の車両の後部ドアとして、セダン等のラゲージドア、ステーションワゴンやミニバン等のバックドアなど、いわゆる跳ね上げ式の後部ドアが知られている。このような後部ドアは、一般的に、車内側に配置されるインナーパネルと、前記インナーパネルの車外側に設けられるアウターパネルと、前記インナーパネルの車内側に設けられるドアトリムと、を備えている。
このような後部ドアとして、例えば、特許文献1に示されるように、上部パネルと下部パネルとを有し、上部パネルの車幅方向の両端部の下側に、リヤコンビネーションランプを取り付けるための上取付部を形成し、下部パネルの車幅方向の両端部に、リヤコンビネーションランプを取り付けるための下取付部を形成し、前記上取付部と前記下取付部とからリヤコンビネーションランプの取付部を構成し、前記下取付部にリヤコンビネーションランプを嵌め込むための開口部を設け、前記上部パネルの下端部と前記下部パネルの上端部とを溶接してアウターパネルを形成した後部ドアが提案されている。
また、特許文献2に示されるように、パネル本体と、リヤコンビネーションランプを嵌め込むための開口部が形成されたランプ取付パネルとを有し、前記パネル本体と前記ランプ取付パネルとを溶接してアウターパネルを形成した後部ドアが提案されている。
また、図6に示されるように、上部パネル121と下部パネル122とを有し、下部パネル122の車幅方向の両端部の上側に、リヤコンビネーションランプを取り付けるための取付部126を形成し、前記取付部126にリヤコンビネーションランプを嵌め込むための開口部を開口し、前記上部パネル121の下端部と前記下部パネル122の上端部とを溶接してアウターパネル117を形成した後部ドアが知られている。
特許文献1に示されるような後部ドアは、上部パネルの下端部と下部パネルの上端部とが、車幅方向に沿って直線状に形成されているため、上部パネルと下部パネルとを溶接した接合部が直線状となることから、溶接作業の作業性が向上する。
特許文献2に示されるような後部ドアは、断面深さが大きくなるランプ取付パネルが、パネル本体とは別部材であるため、パネル本体およびランプ取付パネルの双方のプレス成形の成形性が向上する。
このように、パネル本体をプレス成形する際の成形性が向上するため、パネル本体にランプ取付パネルを取り付けるのに必要なランプの光ることができない部分であるランプダミー部が縮小する。
図6に示されるような後部ドアは、上部パネル121と下部パネル122とを溶接した接合部Bが、リヤコンビネーションランプが取り付けられる取付部126の周縁に沿っているため、接合部Bがリヤコンビネーションランプの見切り(リヤコンビネーションランプの形状)に沿った状態となることから、リヤコンビネーションランプの外観形状の自由度が確保される。
特開2006−282104号公報 特許第4251348号公報
しかしながら、前記特許文献1に示された従来の後部ドアは、直線状の接合部を避けてリヤコンビネーションランプが配置されるため、後部ドアのデザインの自由度が低下するという問題があった。
また、前記特許文献2などに示された従来の後部ドアは、パネル本体とは別に、該パネル本体の車幅方向の両端部のそれぞれに設けられるランプ取付パネルを有するため、後部ドアの部品点数が増加するとともに、ランプ取付パネルをパネル本体に取り付ける際のスポット溶接点およびシーラーの塗布箇所が増加し、コストアップおよび重量アップとなるという問題があった。
また、図6に示された従来の後部ドアは、接合部Bがリヤコンビネーションランプの見切りに沿って形成されているため、取付部126が、下部パネル122の上端から突出した状態となり、下部パネル122の輸送時など、振動や衝撃などによって取付部126が変形してしまう虞があった。
また、図6に示された従来の後部ドアは、断面深さの大きくて複雑な形状となる取付部126が、下部パネル122とともにプレス成形によって一体成形されているため、下部パネル122の成形性の向上には限界があった。
このように、下部パネル122の成形性の向上には限界があるため、下部パネル122のプレス成形の歩留まりの向上には限界があった。
本発明は、かかる問題を解決することを目的とするものである。すなわち、本発明は、デザインの自由度を確保し、コストおよび重量を抑え、リヤコンビネーションランプの取付箇所の変形を抑え、成形性および歩留まりを向上させることのできる車両用後部ドア構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された本発明の車両用後部ドア構造は、インナーパネルと、前記インナーパネルの車外側に設けられ且つ上下方向に分割されるとともに互いに接合されるアウターパネルと、を有する車両用後部ドア構造であって、前記アウターパネルが、上部パネルと下部パネルとを備えて上下方向に分割され、前記上部パネルの下端部と前記下部パネルの上端部とを突き合わせて接合させた際に、前記上部パネルの下端部と前記下部パネルの上端部とを突き合わせて接合した接合部の両端部に、リヤコンビネーションランプを組み付けるための切欠部が形成されることを特徴としている。
請求項2に記載された本発明の車両用後部ドア構造は、請求項1に記載の車両用後部ドア構造において、前記接合部が、車幅方向に沿って直線状に形成されていることを特徴としている。
請求項3に記載された本発明の車両用後部ドア構造は、請求項1または請求項2に記載の車両用後部ドア構造において、前記接合部が、レーザーブレージングにより形成されていることを特徴としている。
請求項1に記載された本発明の車両用後部ドア構造によれば、アウターパネルが、上部パネルと下部パネルとを備えて上下方向に分割され、前記上部パネルの下端部と前記下部パネルの上端部とを突き合わせて接合させた際に、前記上部パネルの下端部と前記下部パネルの上端部とを突き合わせて接合した接合部の両端部に、リヤコンビネーションランプを組み付けるための切欠部が形成されるので、接合部の両端部に形成される切欠部にリヤコンビネーションランプを組み付けることができるようになることから、従来よりもリヤコンビネーションランプの組み付け位置の自由度が高まり、後部ドアのデザインの自由度を向上させることができる。
また、アウターパネルが、上部パネルの下端部と下部パネルの上端部とを突き合わせて接合することで形成されるので、後部ドアの部品点数を削減することができ、コストおよび重量を抑えることができる。
また、リヤコンビネーションランプを組み付けるための切欠部が、上部パネルの下端部と下部パネルの上端部とを突き合わせて接合した接合部の両端部に形成されるので、上部パネルの下端部および下部パネルの上端部から切欠部(リヤコンビネーションランプを組み付けるための取付部)が突出することがなくなり、振動や衝撃などの影響を受けて、リヤコンビネーションランプを組み付けるための切欠部(取付部)が変形することを抑制することができる。
また、上部パネルの下端部と下部パネルの上端部とを突き合わせて接合した接合部の両端部に形成される切欠部にリヤコンビネーションランプを組み付けるので、リヤコンビネーションランプを取り付けるための取付パネルなどが不要となるとともに、開口部よりも構造の簡単な切欠部によってリヤコンビネーションランプを組み付けることができるようになることから、上部パネルおよび下部パネルの成形性が良好となり、アウターパネルの成形性および歩留まりを向上させることができる。
請求項2に記載された本発明の車両用後部ドア構造によれば、車幅方向に沿って接合部を直線状に形成したので、上部パネルと下部パネルとを突き合わせて接合する際の作業性を向上させることができる。
請求項3に記載された本発明の車両用後部ドア構造によれば、レーザーブレージングによって接合部を形成したので、従来のスポット溶接に比べて、接合速度を高速化することができるとともに、接合強度および剛性の向上、接合部分の外観の向上、軽量化を図ることができる。
自動車の後部を示す平面図である。 バックドアを開いた状態を説明するための斜視図である。 バックドアを構成するアウターパネルおよびインナーパネルの平面図である。 アウターパネルの構成を説明するための平面図である。(A)はアッパーパネルの平面図、(B)はロワーパネルの平面図である。 リヤコンビネーションランプを取り付けるための切欠部の要部拡大図である。 従来の後部ドアのリヤコンビネーションランプ取付部の平面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に説明する本発明の実施の形態は、本発明の代表的な形態を示したものに過ぎず、本発明は、実施の形態に限定されるものではない。したがって、本発明は、本発明の骨子を逸脱しない範囲、すなわち、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲で種々変形して実施することができる。
図1は、自動車等の車両1の背面図である。図2は、本発明の一実施形態にかかる車両用後部ドア構造を適用したバックドア2が開かれた状態の仰瞰図である。図3は、本発明の一実施形態にかかる車両用後部ドア構造を適用したアウターパネル17がインナーパネル16に固定された状態の平面図である。図4は、アウターパネル17を構成するアッパーパネル21およびロワーパネル22の平面図である。図5は、ランプ取付部26の平面図である。
図1に示すように、例えば、ステーションワゴンやミニバンなどと称されるワンボックス型などの自動車等の車両1の後部には、本発明の一実施形態にかかる車両用後部ドア構造を適用したバックドア2と、リヤコンビネーションランプ3と、が設けられている。
リヤコンビネーションランプ3は、バックアップランプを有するバックランプ部8と、ブレーキランプとターンシグナルランプとテールランプとを有するブレーキランプ部9と、を備えており、図1に示すように、バックランプ部8がバックドア2の車幅方向の両端側に設けられ、図2に示すように、ブレーキランプ部9が車両1のリヤピラー12に設けられている。
また、リヤコンビネーションランプ3は、バックランプ部8とブレーキランプ部9とが並設されているとともに、一体的に配置された一体感のあるデザインで形成されている。リヤコンビネーションランプ3は、ボルトなどの取付具によって、バックランプ部8がバックドア2に固定され、ブレーキランプ部9がリヤピラー12に固定されている。
バックランプ部8およびブレーキランプ部9は、例えば、光源としてのLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)と、前記LEDを保持および固定するソケットと、前記LEDの光を反射する反射鏡と、前記LEDの光を集光したり散光したりするレンズと、前記LEDと前記ソケットと前記反射鏡と前記レンズとを収容するハウジングと、前記ハウジングを覆ってバックランプ部8およびブレーキランプ部9のそれぞれの外観意匠を形成するカバーレンズと、を備えており、前記レンズおよび前記反射鏡によって適切な配光となっている。
また、ブレーキランプ部9は、カバーレンズに、後方車両のヘッドランプの光を反射する赤色反射板が設けられているとともに、ブレーキランプに対応するレンズが赤色とされ、ターンシグナルランプに対応するレンズが橙色とされている。
バックドア2は、いわゆる跳ね上げ式の車両用後部ドアであって、バックドア2の車外側には、図1に示すように、前記リヤコンビネーションランプ3を構成するバックランプ部8と、補助制動灯としてのハイマウントストップランプ4と、前記ハイマウントストップランプ4をバックドア2に取り付けるためのガーニッシュ6と、が設けられ、また、バックドア2の車内側には、図2に示すように、バックドア2を跳ね上げるためのバックドアバランサー13と、バックドア2を回動自在に支持するヒンジ14と、ドアトリム18と、が設けられている。また、バックドア2には、バックドアガラス5が取り付けられている。
また、バックドア2は、図2および図3に示すように、インナーパネル16と、前記インナーパネル16の車外側に取り付けられたアウターパネル17と、を備えている。
ハイマウントストップランプ4は、図1に示すように、車両1の車幅方向の中心を上下方向に通る中心線上に配置されているとともに、バックドア2の上端側に配置されている。ハイマウントストップランプ4は、例えば、光源として複数の赤色LEDを備えており、複数の赤色LEDが一体的に視認されるように構成されている。
ガーニッシュ6は、図1に示すように、バックドア2の上端部を覆って設けられているとともに、中央部にハイマウントストップランプ4を保持している。ガーニッシュ6は、例えば、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合樹脂(ABS樹脂)等の耐候性に優れた合成樹脂で一体成形されており、表面にクロームめっき処理などの表面処理が施されている。
バックドアバランサー13は、図2に示すように、車幅方向の左右のそれぞれに設けられており、右側のバックドアバランサー13が、右側のリヤピラー12の車内側の上部とバックドア2の車内側の右端の中間部とにそれぞれ連結され、また、左側のバックドアバランサー13が、左側のリヤピラー12の車内側の上部とバックドア2の車内側の左端の中間部とにそれぞれ連結されている。バックドアバランサー13は、例えば、伸縮自在に設けられたシリンダを油圧で作動させる油圧シリンダで構成されている。
ヒンジ14は、図2に示すように、バックドア2の車内側の上端部の両端側と、開口部11の上端部とを連結して設けられている。ヒンジ14は、例えば、ステンレス鋼などで構成されており、ボルト等の取付具によって固定されている。
バックドアガラス5は、バックドア2の開口部23の周縁に塗布された接着剤によって固定されており、例えば、ポリビニルブチラール樹脂(PVB樹脂)を2枚の板ガラスの間に挟み込んで圧着した合わせガラス、または、板ガラスを加熱した後に急冷してその表面に圧縮応力層を形成した強化ガラスなど、いわゆる安全ガラスと称されるものが用いられている。
インナーパネル16は、例えば、自動車用冷間圧延鋼板や自動車用高張力鋼板などの自動車用薄鋼板をプレス成形して形成されている。インナーパネル16は、プレス成形によって所要の形態に一体成形されており、後述するアウターパネル17の縁部とヘミング加工およびスポット溶接されている。
アウターパネル17は、例えば、自動車用冷間圧延鋼板や自動車用高張力鋼板などの自動車用薄鋼板をプレス成形して形成されている。アウターパネル17は、図3に示すように、プレス成形によって所要の形態に一体成形されたアッパーパネル21と、プレス成形によって所要の形態に一体成形されたロワーパネル22と、を備え、前記アッパーパネル21と前記ロワーパネル22とを互いに突き合わせて接合して一体的に形成されている。
アッパーパネル21は、図3に示すように、インナーパネル16の縁部とヘミング加工およびスポット溶接されている。アッパーパネル21には、図4に示すように、バックドアガラス5が取り付けられる開口部23と、ロワーパネル22と突き合わされて接合される突き当て部41と、前記突き当て部41の両端部に形成された切欠部42と、が設けられている。
開口部23は、バックドアガラス5の周縁部に沿った形状に形成されているとともに、バックドアガラス5の車内側表面の周縁部と当接して前記バックドアガラス5を支持することのできる大きさに開口されている。
突き当て部41は、アッパーパネル21の下端に形成されているとともに、車幅方向に沿った直線状に形成されている。突き当て部41は、先端部分が車内側に折り曲げられているとともに、後述するロワーパネル22の突き当て部45に対向して形成された折曲部29を備えている。
切欠部42は、図4および図5に示すように、直線状に形成された突き当て部41の両端部に設けられており、開口部23側に凹となる湾曲形状に形成されている。切欠部42には、バックランプ部(図1参照)8の上側の形状に沿って形成されているとともに車内側に窪まされたフランジ部28が設けられている。
フランジ部28は、図5に示すように、車幅方向の端部がインナーパネル16のフランジ部34に重ね合わされており、この重ね合わされた箇所に塗布された塗装シーラーによって、フランジ部28の端部がインナーパネル16のフランジ部34に接着されている。また、フランジ部28には、前記突き当て部41の先端部分が車内側に折り曲げられて形成された折曲部29が連なって形成されている。このため、フランジ部28の機械強度が向上されている。
なお、塗装シーラーとしては、例えば、熱硬化性のエポキシ樹脂系などの接着剤が用いられ、塗装工程で塗布された後に焼き付け工程で硬化されている。なお、塗装シーラーは、防水や防塵、防錆などの機能が発揮されるものであれば、公知のシーリング材を採用することができる。
ロワーパネル22は、図3に示すように、インナーパネル16の縁部とヘミング加工およびスポット溶接されている。ロワーパネル22は、図4に示すように、ライセンスプレート(不図示)の取り付けられる取付部24と、アッパーパネル21と突き合わされて接合される突き当て部45と、前記突き当て部45の両端部に形成された切欠部46と、が設けられている。
取付部24は、上端部が突き当て部45に連なって形成されている。取付部24は、ライセンスプレートが取り付けられるように、ライセンスプレートの外形に沿って矩形状に窪んで形成されている。
突き当て部45は、ロワーパネル22の上端に形成されているとともに、車幅方向に沿った直線状に形成されている。突き当て部45は、先端部分が車内側に折り曲げられているとともにアッパーパネル21の突き当て部41の先端部分に対向して形成された折曲部32を備えている。
このように、アッパーパネル21の突き当て部41とロワーパネル22の突き当て部45とが車幅方向に沿った直線状に形成されているとともに、前記突き当て部41および前記突き当て部45の双方の先端部分が車内側に折り曲げられて互いに対向しているので、アッパーパネル21の突き当て部41とロワーパネル22の突き当て部45とを突き当てた状態で、レーザーブレージングによって両突き当て部41,45の接合を容易に行うことができる。
また、レーザーブレージングによって、アッパーパネル21の突き当て部41とロワーパネル22の突き当て部45との接合強度を向上させることができ、アッパーパネル21とロワーパネル22とを接合して形成されたアウターパネル17の機械強度の低下が防止される。
レーザーブレージングは、アッパーパネル21の突き当て部41の表面とロワーパネル22の突き当て部45の表面とにレーザービームを照射して加熱するとともに、レーザービームの照射部にワイヤー状のロウ材を供給することによって、レーザービームでロウ材を溶融させながら、連続的に双方の突き当て部41,45を接合するものである。ロウ材は、アッパーパネル21およびロワーパネル22よりも融点の低い合金、例えば、銅合金などが用いられる。
このようなレーザーブレージングは、アッパーパネル21の突き当て部41とロワーパネル22の突き当て部45との接合部のみを局所的に加熱することができるので、アッパーパネル21およびロワーパネル22の熱歪みを抑制することができる。
このように、アッパーパネル21およびロワーパネル22の熱歪みを抑制することができるので、残留応力を小さくすることによって機械強度を向上させることができるとともに、外観の低下を抑えることができる。
また、レーザービームの照射によって、アッパーパネル21の突き当て部41とロワーパネル22の突き当て部45とロウ材とを高速加熱することができるので、アッパーパネル21とロワーパネル22とを高速で接合することができる。
切欠部46は、図4および図5に示すように、直線状に形成された突き当て部45の両端部に設けられており、取付部24側に凹となる湾曲形状に形成されている。切欠部46には、バックランプ部(図1参照)8の下側の形状に沿って形成されているとともに車内側に窪まされたフランジ部31が設けられている。
フランジ部31は、図5に示すように、車幅方向の端部がインナーパネル16のフランジ部34に重ね合わされており、この重ね合わされた箇所に塗布された塗装シーラーによって、フランジ部31の端部がインナーパネル16のフランジ部34に接着されている。また、フランジ部31には、前記突き当て部45の先端部分が車内側に折り曲げられて形成された折曲部32が連なって形成されている。このため、フランジ部31の機械強度が向上されている。
このように、アッパーパネル21の切欠部42が直線状の突き当て部41の両端部に形成されているとともに、ロワーパネル22の切欠部46が直線状の突き当て部45の両端部に形成され、かつ、アッパーパネル21の切欠部42がバックランプ部(図1参照)8の上側の形状に沿って形成されているとともに、ロワーパネル22の切欠部46がバックランプ部8の下側の形状に沿って形成されているので、アッパーパネル21の突き当て部41とロワーパネル22の突き当て部45とを突き当てて接合した接合部Bの両端部には、図5に示すように、バックランプ部8の形状に沿った当該バックランプ部8を取り付けるための切欠部36が形成される。
このようにして形成される切欠部36には、バックランプ部8を取り付けることができるので、アッパーパネル21およびロワーパネル22の他に別部材として取付パネルを必要とする従来の後部ドアに比べて、その取付パネルをアウターパネル17に取り付けるためのスポット溶接およびシーラーの塗布が省略されるとともに、部品点数が少なくなることから、コストを抑えることができ、重量を抑えることができる。
また、バックランプ部8を取り付けることのできる切欠部36が接合部Bの両端部に形成されるので、接合部Bを避けてリヤコンビネーションランプ3やバックランプ部8などが配置される従来の後部ドアに比べて、バックランプ部8の配置の自由度が高くなることから、バックドア2のデザインの自由度を向上させることができる。
また、バックランプ部8を取り付けるための切欠部36が、アッパーパネル21の突き当て部41とロワーパネル22の突き当て部45とを突き当てて接合した際に、アッパーパネル21の突き当て部41の両端部に設けられ且つ前記アッパーパネル21の開口部23側に凹となる湾曲形状の切欠部42と、ロワーパネル22の突き当て部45の両端部に設けられ且つ前記ロワーパネル22の取付部24側に凹となる湾曲形状の切欠部46と、から形成されるので、アッパーパネル21から切欠部42が下方に向かって突出することがなく、また、ロワーパネル22から切欠部46が上方に向かって突出することがなくなることから、アッパーパネル21およびロワーパネル22の輸送時などにおいて、振動や衝撃で切欠部42,46が変形することを抑制することができる。
また、図4および図5に示すように、アッパーパネル21の切欠部42は、車内側に窪まされて形成されたフランジ部28を備え、かつ、ロワーパネル22の切欠部46は、車内側に窪まされて形成されたフランジ部31を備えているので、バックランプ部8を取り付けるための複雑な形状の取付部をプレス成形によって一体成形する従来の後部ドアに比べて、バックランプ部8を取り付けるための切欠部36の構造が単純化されることから、プレス成形の成形性を向上させることができ、プレス成形の歩留まりを向上させることができる。
また、図4および図5に示すように、アッパーパネル21の切欠部42のフランジ部28と、ロワーパネル22の切欠部46のフランジ部31と、インナーパネル16のフランジ部34とによって、バックランプ部8の形状に沿った環状のランプ取付部26が形成されるので、機械強度が高くなって、バックランプ部8をしっかりとランプ取付部26に固定することができる。
以上に説明したように、本発明の一実施形態にかかる車両用後部ドア構造は、インナーパネル16と、前記インナーパネル16の車外側に設けられ且つ上下方向に分割されるとともに互いに接合されるアウターパネル17と、を有する車両用後部ドア構造であって、前記アウターパネル17が、アッパーパネル21とロワーパネル22とを備えて上下方向に分割され、前記アッパーパネル21の突き当て部41と前記ロワーパネル22の突き当て部45とを突き合わせて接合させた際に、前記アッパーパネル21の突き当て部41と前記ロワーパネル22の突き当て部45とを突き合わせて接合した接合部Bの両端部に、リヤコンビネーションランプ3のバックランプ部8を組み付けるための切欠部36が形成されることを特徴とするものである。
このように、アウターパネル17が、アッパーパネル21とロワーパネル22とを備えて上下方向に分割され、前記アッパーパネル21の突き合わせ部41と前記ロワーパネル22の突き合わせ部45とを突き合わせて接合させた際に、前記アッパーパネル21の突き合わせ部41と前記ロワーパネル22の突き合わせ部45とを突き合わせて接合した接合部Bの両端部に、バックランプ部8を組み付けるための切欠部36が形成されるので、接合部Bの両端部に形成される切欠部36にバックランプ部8を組み付けることができるようになることから、従来よりもバックランプ部8の組み付け位置の自由度が高まり、バックドア2のデザインの自由度を向上させることができる。
また、アウターパネル17が、アッパーパネル21の突き当て部41とロワーパネル22の突き当て部45とを突き合わせて接合することで形成されるので、バックドア2の部品点数を削減することができ、コストおよび重量を抑えることができる。
また、バックランプ部8を組み付けるための切欠部36が、アッパーパネル21の突き当て部41とロワーパネル22の突き当て部45とを突き合わせて接合した接合部Bの両端部に形成されるので、アッパーパネル21の突き当て部41およびロワーパネル22の突き当て部45の双方から切欠部36(バックランプ部8を組み付けるための取付部)が突出することがなくなり、振動や衝撃などの影響を受けて、バックランプ部8を組み付けるための切欠部36(取付部)が変形することを抑制することができる。
また、アッパーパネル21の突き当て部41とロワーパネル22の突き当て部45とを突き合わせて接合した接合部Bの両端部に形成される切欠部36にバックランプ部8を組み付けるので、バックランプ部8を取り付けるための取付パネルなどが不要となるとともに、パネルに開口した従来の開口部よりも構造の簡単な切欠部36によってバックランプ部8を組み付けることができることから、アッパーパネル21およびロワーパネル22のプレス成形の成形性が良好となり、アウターパネル17の成形性および歩留まりを向上させることができる。
また、本発明の一実施形態にかかる車両用後部ドア構造は、車幅方向に沿って接合部Bを直線状に形成したので、アッパーパネル21とロワーパネル22とを突き合わせて接合する際の作業性を向上させることができる。
また、本発明の一実施形態にかかる車両用後部ドア構造は、レーザーブレージングによって接合部Bを形成したので、従来のスポット溶接に比べて、接合速度を高速化することができるとともに、接合強度および剛性の向上、接合部Bを含む接合部分の外観の向上を図ることができ、また、前記接合部分の軽量化を図ることができる。
なお、前述した本発明の実施の形態では、本発明にかかる車両用後部ドア構造を適用したバックドア2について説明したが、クーペやセダン等の車両後部に設けられるトランクリッドに適用することもできる。すなわち、本発明にかかる車両用後部ドア構造は、リヤコンビネーションランプまたは該リヤコンビネーションランプの一部が設けられ且つ車両後部に跳ね上げ式に設けられる後部ドアに適用することができる。
本発明にかかる車両用後部ドア構造は、自動車等の車両の後部ドアとして利用することができ、デザインの自由度の確保、コストおよび重量の抑制、ランプ取付部の変形の抑制、かつ、成形性および歩留まりの向上が可能な後部ドアを提供することができる。
1 車両
2 バックドア(後部ドア)
3 リヤコンビネーションランプ
8 バックランプ部(リヤコンビネーションランプ)
9 ブレーキランプ部(リヤコンビネーションランプ)
12 リヤピラー
16 インナーパネル
17 アウターパネル
21 アッパーパネル(上部パネル)
22 ロワーパネル(下部パネル)
36 切欠部
41 突き当て部(下端部)
45 突き当て部(上端部)
B 接合部

Claims (3)

  1. インナーパネルと、前記インナーパネルの車外側に設けられ且つ上下方向に分割されるとともに互いに接合されるアウターパネルと、を有する車両用後部ドア構造であって、
    前記アウターパネルが、上部パネルと下部パネルとを備えて上下方向に分割され、
    前記上部パネルの下端部と前記下部パネルの上端部とを突き合わせて接合させた際に、
    前記上部パネルの下端部と前記下部パネルの上端部とを突き合わせて接合した接合部の両端部に、リヤコンビネーションランプを組み付けるための切欠部が形成されることを特徴とする車両用後部ドア構造。
  2. 前記接合部が、車幅方向に沿って直線状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用後部ドア構造。
  3. 前記接合部が、レーザーブレージングにより形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用後部ドア構造。
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