JP2014170990A - 自動車用ガラスアンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車後部の車内側の高い位置にハイマウントストップランプなどが配置されているときに、車体の後方から見てアンテナ線条と重ならないようにアンテナ線条を配設した場合でも所望のアンテナ感度に調整しやすいFM用ガラスアンテナを提供する。
【解決手段】下部領域に加熱水平線条22が配設されたデフォッガ2を備えたリアガラス1の前記デフォッガ2の上部領域に配設された自動車用ガラスアンテナであり、メイン線条311と前記メイン線条311に垂直線条312の上端を接続した第1のエレメント31と、第2のエレメント32と、第3のエレメント33と、前記第3のエレメント33から引き出された引き出し線条341と、前記引き出し線条341の先端に接続された給電点35とからなり、前記メイン線条311が、前記リアガラス面内で、水平部分3111と屈曲部線条3112とを備えるようにした。
【選択図】図6

Description

本発明は、自動車のリアガラスのデフォッガ上部領域に配設されるFM用のガラスアンテナに関するものである。
自動車の制動装置と連動している尾灯のうち、特に自動車の高所に配置されているものをハイマウントストップランプと呼んでいる。ハイマウントストップランプを通常の尾灯に追加して付け加えることは、後続車への注意喚起、夜間や降雨、降雪、霧中での運転時の視認性を高める上で極めて有効と考えられている。ハイマウントストラップは、自動車後部のさまざまな位置に配置されるが、近年、特開平06−040252号公報(特許文献1)に記載されているように、自動車の車内側の天井に配置され、リアガラス越しに車外へ光を照射する形式が採用されることがある。このようなハイマウントストップランプが採用される場合、リアガラスのデフォッガ上部領域にFM用アンテナを配設する際、前記FM用アンテナを構成する線条が、前記ハイマウントストップランプから照射される光線を遮らないように配設されなければならない。
また、ハイマウントストップランプ以外にも、レインセンサーなどのセンサーや衛星放送波を受信するためのパッチアンテナを窓ガラスに配置することがあり、このようなセンサー類の配置位置とも前記FM用アンテナを構成する線条が干渉しないように配設されなければならない。
従来、リアガラスのデフォッガ上部領域に配設されるFM用のガラスアンテナとしては、例えば本出願人の出願に係わる特開昭59−198006号公報(特許文献2)には、T字型の第1のアンテナを主アンテナとし、前記第1のアンテナに、位相調整用の第2のアンテナと、インピーダンス整合用の第3のアンテナとを接続し、前記第3のアンテナを給電点と接続させるガラスアンテナが開示されている。
また、ハイマウントストップランプが、自動車後部の車内側の天井に配置されている場合に、ガラスアンテナを構成する導電線条が、ハイマウントストップランプから照射される光線を遮らないようにするガラスアンテナとしては、例えば本出願人の出願に係わる特開2011−166487号公報(特許文献3)には、リアガラスを自動車に取り付けた際に、前記導電線条を前記ハイマウントストップランプの下辺、及び側辺に沿って迂回するように配設させるガラスアンテナが開示されている。
特開平06−040252号公報 特開昭59−198006号公報 特開2011−166487号公報
特許文献1に記載のガラスアンテナでは、ハイマウントストップランプが自動車後部の車内側の高い位置に配置されている場合に、前記T字型の第1のアンテナを構成する導電線条が、ハイマウントストップランプから照射される光線を遮ってしまう問題がある。
また、特許文献2に記載のガラスアンテナは、ハイマウントストップランプが、自動車後部の車内側の天井に配置されていても、前記ガラスアンテナを構成する導電線条が、ハイマウントストップランプから照射される光線を遮らないようにすることができる。しかしながら、特許文献1に記載のガラスアンテナのように、位相調整用のアンテナやインピーダンス調整用のアンテナなどのアンテナ感度の調整用エレメントを備えていないため、前記ガラスアンテナをさまざまな自動車に適用し、自動車に応じてアンテナ感度を調整するときに、アンテナ感度を調整するためのエレメントが少ないため、自動車によっては、所望のアンテナ感度を得るのが難しいことがあった。
本発明は、これらの問題の解決を図ること、すなわち、FM用ガラスアンテナが、リアガラスのデフォッガ上部領域に配設されており、ハイマウントストップランプが、自動車後部の車内側の天井に配置されている場合やリアガラスのデフォッガ上部にセンサー類が設置されている場合に、前記FM用ガラスアンテナを構成する導電線条が、前記ハイマウントストップランプから照射される光線を遮らず、かつ、FM用ガラスアンテナが、アンテナ感度を調整するための調整用エレメントを備えることで、所望のアンテナ感度に調整しやすくすることを目的としている。
本発明の自動車用ガラスアンテナは、下部領域に加熱水平線条22が配設されたデフォッガを備えたリアガラスの前記デフォッガの上部領域に配設された自動車用ガラスアンテナである。
該アンテナは、ボディフランジの上側の端縁寄りに配設したFM用メイン線条と前記FM用メイン線条に先端を接続され、下方に延伸される垂直線条からなる第1のエレメントと、該第1のエレメントの下側で、前記垂直線条に接続され片側に延伸して配設した水平線条からなる位相調整用の第2のエレメントと、該水平線条と反対側に延伸して配設した水平線条からなるインピーダンス整合用の第3のエレメントと、前記第3のエレメントから引き出された引き出し線条と、前記引き出し線条の先端に接続され、ボディフランジの側部側の端縁寄りに設けた給電点とからなる。
そして、前記メイン線条は、前記ボディフランジの上側の端縁に沿った少なくとも一箇所の水平部分と、少なくとも一箇所の屈曲部線条を備えており、前記屈曲部線条は、前記水平部分よりも下方又は上方に延伸される2本の線条と、前記2本の線条間を結ぶ線条とから構成されている、ことを特徴とする自動車用ガラスアンテナである。
本発明の自動車用ガラスアンテナは、このように前記メイン線条が、前記リアガラス面内で、水平部分だけではなく、屈曲部線条を備えていることにより、例えば、自動車後部の車内側の天井にハイマウントストップランプが配置されている場合に、前記屈曲部線条を前記ハイマウントストップランプの光の照射部よりも大きく形成し、前記ハイマウントストップランプの光の照射部に干渉しないように配設することができる。
さらに、前記第2のエレメントが位相調整用のエレメントとして機能し、前記第3のエレメントがインピーダンス調整用のエレメントとして機能するため、さまざまな自動車に本発明のガラスアンテナを適用する際に、所望のアンテナ感度が得らための調整を容易に行うことができる。
また、本発明の自動車用ガラスアンテナは、前記第3のエレメントが、前記垂直線条の下端に接続される水平線条と前記水平線条に接続線条を介して接続されるスタブとを備えてもよい。そして、前記スタブは、少なくとも1本のスタブ用水平線条からなり、前記引き出し線条の一端は、前記スタブ用水平線条のうちの最上部の線条に接続されるようにするとよい。
さらに、また、本発明の自動車用ガラスアンテナは、前記リアガラスを、ハイマウントストップランプが車内の上方に設置されている車体に取付けたときに、前記車体の後方から、前記ハイマウントストラップランプに相対して見たときに、前記ハイマウントストラップランプが前記屈曲部線条とボディフランジの上側の端縁の間に位置するよう、前記屈曲部線条の構成を調整することができる。このようにすることによって、前記屈曲部線条を前記ハイマウントストップランプの光の照射部よりも大きく形成し、前記ハイマウントストップランプの光の照射部に干渉しないようにできる。
さらに、また、本発明の自動車用ガラスアンテナは、本発明のガラスアンテナの他に、前記リアガラスの上部領域に、二つ目のアンテナを配設しても、FM放送波を良好に受信することができる。
本発明の自動車用ガラスアンテナは、前記メイン線条が、水平部分と屈曲部線条とから構成されているため、前記ハイマウントストップランプが自動車後部の車内側の天井に備えられていたり、センサー類が前記リアガラスのデフォッガ上部領域に配置されているような場合に、前記センサー類と干渉しないように前記屈曲部線条を配設したり、前記リアガラスを自動車に取り付けたときに、前記ハイマウントストップの光の照射部に相当する位置に、前記メイン線条が干渉しないように、前記屈曲部線条を配設することができる。
さらに、本発明の自動車用ガラスアンテナは、前記メイン線条を備える前記第1のエレメントの他に、位相調整用の前記第2のエレメントと、インピーダンス調整用の前記第3のエレメントとを備えることによって、さまざまな自動車に本発明のガラスアンテナを適用する際に、所望のアンテナ感度が得らための調整を容易に行うことができる。
実施形態1に係わる自動車用ガラスアンテナの車内側から見た正面図。 実施形態2に係わる自動車用ガラスアンテナの車内側から見た正面図。 実施形態3に係わる自動車用ガラスアンテナの車内側から見た正面図。 実施形態4に係わる自動車用ガラスアンテナの車内側から見た正面図。 実施形態5に係わる自動車用ガラスアンテナの車内側から見た正面図。 実施形態6に係わる自動車用ガラスアンテナの車内側から見た正面図。 実施形態7に係わる自動車用ガラスアンテナの車内側から見た正面図。 実施形態8に係わる自動車用ガラスアンテナの車内側から見た正面図。 実施形態9に係わる自動車用ガラスアンテナの車内側から見た正面図。 実施形態10に係わる自動車用ガラスアンテナの車内側から見た正面図。 実施形態11に係わる自動車用ガラスアンテナの車内側から見た正面図。 実施形態12に係わる自動車用ガラスアンテナの車内側から見た正面図。 実施形態6に係る自動車用ガラスアンテナとFM帯域に調整されている第2のアンテナが配設されたリアガラスを自動車に取り付けたときのFM帯域でのアンテナ感度の周波数特性図。 実施形態7に係る自動車用ガラスアンテナとFM帯域に調整されている第2のアンテナが配設されたリアガラスを自動車に取り付けたときのFM帯域でのアンテナ感度の周波数特性図。 実施形態8に係る自動車用ガラスアンテナとFM帯域に調整されている第2のアンテナが配設されたリアガラスを自動車に取り付けたときのFM帯域でのアンテナ感度の周波数特性図。 実施形態9に係る自動車用ガラスアンテナとFM帯域に調整されている第2のアンテナが配設されたリアガラスを自動車に取り付けたときのFM帯域でのアンテナ感度の周波数特性図。
以下、本発明の実施形態のアンテナの構成について説明する。なお、本明細書において、上下左右の用語は、添付の図面について使用するものであり、実際の物品における方向を規定するものではない。
<実施形態1>
[リアガラス内での各構成要素の配置]
図1は、本発明の実施形態1に係わるアンテナの車内側から見た正面図である。図1は、本発明の自動車用ガラスアンテナを配設したリアガラス1を自動車に搭載した状態を表したものである。そのため、リアガラス1の端部にボディフランジの端縁6を描いている。また、自動車後部の車内側の天井に取り付けられたハイマウントストップランプ5も描いている。
リアガラス1には、リアガラス1の左右端部にそれぞれ配設されたバスバ21に両端を接続された複数本の加熱水平線条22が配設されたデフォッガ2が備えられており、デフォッガ2の中心には、全ての加熱水平線条と接続するように直交線条23が配設されている。ただ、直交線条23がなくても、デフォッガ2の性能に影響を与えることはない。
リアガラス1のデフォッガ2の上部領域に第1のアンテナ3が配設され、デフォッガ2の下部のリアガラス1の領域に第2のアンテナ4が配設されている。
[第1のアンテナの構成]
第1のアンテナ3は、FM用アンテナである。第1のアンテナ3は、第1のエレメント31と、第2のエレメント32と、第3のエレメント33と、第4のエレメント34と、第1のアンテナの給電点35とから構成されている。そして、第1のアンテナの給電点35は、リアガラス1の左側辺部に配設されている。
(第1のエレメントの構成)
第1のエレメント31は、第1のエレメントのメイン線条311と第1のエレメントの垂直線条312とから構成されている。第1のエレメントのメイン線条311は、第1のエレメントのメイン線条の水平部分3111と、第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112とから構成される一本の線条である。
第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112は、車内側から見たときに、ハイマウントストップランプ5を囲むように構成されており、ハイマウントストップランプ5の左右側辺に沿う線条と底辺に沿う線条とから構成されている。
実施形態1の自動車用ガラスアンテナにおいては、図1に描かれているように第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112は、リアガラス1の左右方向の中心線である仮想線aに対して、左右対称となっているが、第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112を設ける位置は、ハイマウントストップランプの位置など、第1のエレメントのメイン線条311が干渉することを回避したい機器との位置関係で定まる。
また、実施形態1の自動車用ガラスアンテナにおいては、第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112が、第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112の左右のメイン線条の水平部分3111の位置から下方に延伸される線条と、前記下方に延伸される線条の先端同士を接続する線条とから構成されているが、第1のエレメントのメイン線条の水平部分3111が、ボディフランジから離れているような場合であれば、第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112を下方に開くように配設してもよい。
第1のエレメントの垂直線条312は、その上端が第1のエレメントのメイン線条311に接続されており、下方に延伸される線条となっている。
また、第1のエレメントの垂直線条312は、仮想線aに沿って配設されているが、本発明の自動車用ガラスアンテナのアンテナ性能が得られるのであれば、仮想線aに沿って配設する必要はない。
(第2のエレメントの構成)
第2のエレメント32は、第2のエレメントの水平線条321と、第2のエレメントの折り返し線条322とから構成されている。第2のエレメントの水平線条321は、その左端が、第1のエレメントの垂直線条312の下端に接続されており、右方に延伸される線条である。第2のエレメントの折り返し線条322は、その一端が第2のエレメントの水平線条321の右端に接続され、左側に折り返された線条である。
第2のエレメント32は、位相調整用のエレメントであるため、第2のエレメントの水平線条321を配設するだけで、調整がされるのであれば、第2のエレメントの折り返し線条322を備える必要はない。また、第2のエレメントの水平線条の左端は、実施形態1においては、第1のエレメントの垂直線条312の下端に接続しているが、第1のエレメントの垂直線条312のどこに接続するのかは、位相調整がされるか否かで定めることであるため、調整がされるのであれば、第1のエレメントの垂直線条312の途中部に接続しても構わない。
(第3のエレメントの構成)
第3のエレメント33は、インピーダンス調整用のエレメントであり、第3のエレメントの水平線条331と、第3のエレメントの水平線条とスタブとの接続線条332と、第3のエレメントのスタブ333とから構成されている。第3のエレメントの水平線条331は、その右端が、第1のエレメントの垂直線条312の下端に接続されており、左方に延伸される線条である。第3のエレメントのスタブ333は、第3のエレメントの水平線条331よりも上方に配設されており、第3のエレメントの水平線条331と第3のエレメントの水平線条とスタブとの接続線条332によって接続されている。
第3のエレメントのスタブ333は、スタブ用上部水平線条333a、スタブ用下部水平線条333b及びスタブ用垂直線条333cとから構成されている。スタブ用上部水平線条333aは、スタブ用下部水平線条333bよりも上部に配設されており、スタブ用上部水平線条333aと、スタブ用下部水平線条333bのそれぞれの右端同士が、それぞれスタブ用垂直線条333cの上端及び下端と接続されている。第3のエレメントの水平線条とスタブとの接続線条332は、スタブ用下部水平線条333bに接続されている。
第3のエレメント33によるインピーダンスの調整は、主に第3のエレメントのスタブ333の構成を調整することによって行われる。すなわち、第3のエレメントのスタブ333を構成する各線条の長さや、各線条の接続位置を調整することによってインピーダンス調整がなされる。実施形態1においては、第3のエレメントのスタブ333は、スタブ用上部水平線条333a、スタブ用下部水平線条333b及びスタブ用垂直線条333cの3本で構成されるコ字形状となっている。しかし、この構成にこだわる必要はなく、インピーダンスの調整がなされるのであれば、スタブ用垂直線条333cをスタブ用上部水平線条333a及びスタブ用下部水平線条333bのそれぞれ左端に接続させるようにしてもよいし、途中部に接続させるようにしてもよい。また、第3のエレメントのスタブ333は、実施形態1のように3本の線条で必ずしも最適な形状となるわけではなく、例えば、4本の線条で構成するようにしたほうがよいことがあるし、線条の本数を1本や2本にしたほうがいい場合もある。
また、第3のエレメントの水平線条331の左端には、第3のエレメントの折り返し線条334が接続されている。第3のエレメントの折り返し線条334は、インピーダンスや位相を調整するための線条であり、アンテナ性能の調整の必要に応じて配設する線条である。
(第4のエレメントの構成)
第4のエレメント34は、引き出し線条341から構成されている。そして、引き出し線条341は、リアガラス1の左側辺部に配設されている第1のアンテナの給電点35と、第3のエレメントのスタブ333とを接続している。
引き出し線条341は、引き出し線条の水平部分341a、引き出し線条とスタブとの接続部分341b及び引き出し線条と給電点との接続部分341cとから構成されている。
引き出し線条の水平部分341aは、第3のエレメントのスタブ333よりも上部に配設されている。引き出し線条とスタブとの接続部分341bが、スタブ用上部水平線条333aに接続され、引き出し線条と給電点との接続部分341cは、第1のアンテナの給電点35と接続されている。
[第2のアンテナの構成]
第2のアンテナ4も、第1のアンテナ3と同様にFM用アンテナとして使用している。そして、第1のアンテナ3とともにダイバーシティ受信に用いることによって、より好適なFM放送波の受信を可能としている。
第2のアンテナ4は、デフォッガ2の下部領域に配設されている。第2のアンテナ4は、第2のアンテナの給電点41と、第2のアンテナの第1線条42とから構成されている。第2のアンテナの給電点41は、リアガラス1の左側辺部に配設されており、第2のアンテナの第1線条42は、その左端が第2のアンテナの給電点41に接続され、右方向に延伸される水平の線条となっている。
第2のアンテナ4は、第1のアンテナ3とともにダイバーシティ受信に用いているため、ダイバーシティ受信を行わない場合には不要な構成要素となる。
<実施形態2>
図2は、本発明の実施形態2に係わる自動車用ガラスアンテナの車内側から見た正面図である。実施形態1の自動車用ガラスアンテナとは、第1のアンテナ3の第3のエレメント33に第3のエレメントの折り返し線条334が接続されていない点が異なっている。
このような相違は、本発明の自動車用ガラスアンテナを、日本のFM放送波の周波数帯域
(76MHz〜90MHz)に合わせるか、その他の地域のFM放送波の周波数帯域(88MHz〜108MHz)に合わせるかによる相違、又は、適用する自動車の相違によって、最適化する結果として生じるものである。
<実施形態3>
図3は、本発明の実施形態3に係わる自動車用ガラスアンテナの車内側から見た正面図である。実施形態1の自動車用ガラスアンテナとは、第2のアンテナ4が、デフォッガ2の上部領域に配設され、第2のアンテナの給電点41が、リアガラス1の右側辺部に配設されており、第2のアンテナの第1線条42が、第2のアンテナの給電点41から上方へ延伸されそれから右方へ延伸されている点が異なっている。第2のアンテナ4をこのようにデフォッガ2の上部領域に配設するようにしても、第1のアンテナ3と第2のアンテナ4とで、FM放送波を良好にダイバーシティ受信することができる。
<実施形態4>
図4は、本発明の実施形態4に係わる自動車用ガラスアンテナの車内側から見た正面図である。実施形態2の自動車用ガラスアンテナとは、第2のアンテナ4が、デフォッガ2の上部領域に配設され、第2のアンテナの給電点41が、リアガラス1の右側辺部に配設されている点が異なっている。第2のアンテナ4をこのようにデフォッガ2の上部領域に配設するようにしても、第1のアンテナ3と第2のアンテナ4とで、FM放送波を良好にダイバーシティ受信することができる。
<実施形態5>
図5は、本発明の実施形態5に係わる自動車用ガラスアンテナの車内側から見た正面図である。実施形態4の自動車用ガラスアンテナとは、第1のアンテナ3の第4のエレメント34の引き出し線条341の引き出し線条の水平部分341aが、互いに平行な2本の線条で形成されている点と、デフォッガ2の最下部の加熱水平線条からさらに加熱線条がコ字状に配設されている点が異なっている。第1のアンテナ3の第4のエレメント34をこのように構成しても、良好なアンテナ性能を得ることができる。
<実施形態6>
図6は、本発明の実施形態6に係わる自動車用ガラスアンテナの車内側から見た正面図である。実施形態5の自動車用ガラスアンテナとは、第1のアンテナ3の第3のエレメントのスタブ333のスタブ用垂直線条333cの上下端が、スタブ用上部水平線条333a及びスタブ用下部水平線条333bのそれぞれ左端と接続されている点と、第2のアンテナ4が、デフォッガ2の下部領域に配設され、第2のアンテナの給電点41が、リアガラス1の左側辺に配設され、第2のアンテナの第1線条42の先端部が折り返されており、さらに、デフォッガ2からデフォッガの補助線条24が延伸され、第2のアンテナの第1線条42と近接して容量結合している点が異なっている。第1のアンテナ3と第2のアンテナ4の構成をこのようにしても、良好なアンテナ性能を得ることができる。
<実施形態7>
図7は、本発明の実施形態7に係わる自動車用ガラスアンテナの車内側から見た正面図である。実施形態6の自動車用ガラスアンテナとは、第1のアンテナ3の第3のエレメントのスタブ333のスタブ用垂直線条333cの上下端が、スタブ用上部水平線条333a及びスタブ用下部水平線条333bのそれぞれ右端と接続されている点と、第2のアンテナの第1線条42の先端部が折り返されていない点が異なっている。第1のアンテナ3と第2のアンテナ4の構成をこのようにしても、良好なアンテナ性能を得ることができる。
<実施形態8>
図8は、本発明の実施形態8に係わる自動車用ガラスアンテナの車内側から見た正面図である。実施形態5の自動車用ガラスアンテナとは、第1のアンテナ3の第3のエレメントのスタブ333のスタブ用垂直線条333cの上下端が、スタブ用上部水平線条333a及びスタブ用下部水平線条333bのそれぞれ左端と接続されている点と、第2のアンテナの第1線条42の途中部から第2のアンテナの第2線条43が延伸されている点が異なっている。第1のアンテナ3と第2のアンテナ4の構成をこのようにしても、良好なアンテナ性能を得ることができる。
<実施形態9>
図9は、本発明の実施形態9に係わる自動車用ガラスアンテナの車内側から見た正面図である。実施形態5の自動車用ガラスアンテナとは、第1のアンテナ3の第4のエレメント34の、引き出し線条341の引き出し線条の水平部分341aが、1本の線条のみで構成される点と、第2のアンテナ4の第2のアンテナの第1線条42の構成が、第2のアンテナの給電点41から上方へ延伸され、そして左方へ延伸され、さらに上方へ延伸され、そしてさらに左方へ延伸されている点が、異なっている。第1のアンテナ3と第2のアンテナ4の構成をこのようにしても、良好なアンテナ性能を得ることができる。
<実施形態10>
図10は、本発明の実施形態10に係わる自動車用ガラスアンテナの車内側から見た正面図である。実施形態7の自動車用ガラスアンテナとは、デフォッガの補助線条24が配設されていない点が異なっている。第2のアンテナ4の構成をこのようにしても、良好なアンテナ性能を得ることができる。
<実施形態11>
図11は、本発明の実施形態11に係わる自動車用ガラスアンテナの車内側から見た正面図である。実施形態7の自動車用ガラスアンテナとは、第1のエレメントのメイン線条31に第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112が2箇所形成されている点が異なっている。
実施形態11の自動車用ガラスアンテナにおいては、ハイマウントストップランプ5が、自動車後部の天井に取り付けられているだけではなく、リアガラス1の上部に衛星放送波受信用のパッチアンテナ7が貼り付けられているため、第1のエレメントのメイン線条31に、第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112を2箇所形成されており、衛星放送波の受信用パッチアンテナ7の外形に沿うように一つ目の第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112を形成し、さらに、リアガラス1を自動車に取り付けたときに、ハイマウントストップランプ5の光の照射部に第1のエレメントのメイン線条31の線条が干渉しないように、二つ目の第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条がハイマウントストップランプ5の外形に沿うように形成されている。
衛星波受信用のパッチアンテナの外形に沿うように形成されている一つ目の第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112は、パッチアンテナ7の両側辺に沿うように、第1のエレメントのメイン線条の水平部分3111から下方に延伸された線条と、前記下方に延伸された線条の先端に、両端を接続される水平線条とから構成されている。また、二つ目のメイン線条の屈曲線条3111も、一つ目の第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3111と同様に、リアガラス1が自動車に取り付けられたときに、ハイマウントストップランプ5の両側辺に沿うように、第1のエレメントのメイン線条の水平部分3111から下方に延伸された線条と、前記下方に延伸された線条の先端に、両端を接続される水平線条とから構成されている。
また、実施形態11の自動車用ガラスアンテナにおいては、一つ目の第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112が、衛星波受信用のパッチアンテナ7と第1のエレメントのメイン線条311とが干渉しないように備えられているが、リアガラス1に貼り付けられているのが衛星波受信用のパッチアンテナ7以外にも、例えばポールアンテナであったり、レインセンサーのような外部からの情報を取り込むための各種のセンサーであったりしても構わない。
<実施形態12>
図12は、本発明の実施形態12に係わる自動車用ガラスアンテナの車内側から見た正面図である。実施形態11の自動車用ガラスアンテナとは、一つ目の第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112が、パッチアンテナ7に沿うように、第1のエレメントのメイン線条の水平部分3111から上方に延伸された線条と、前記上方に延伸された線条の先端を、その両端で接続する線条とから形成されている点が異なっている。第1のアンテナ3は、このような構成であっても良好なアンテナ性能を確保することができる。
以上、実施形態1〜12の自動車用ガラスアンテナの形状について説明をした。第1のアンテナの給電点35は、実施形態1〜12の全てにおいてデフォッガ2の上部領域のリアガラス1の左側辺部に配設されているが、リアガラス1の右側辺部に配設するようにしても構わない。
<本発明の自動車用ガラスアンテナと受信機との接続について>
本発明の自動車用ガラスアンテナは、第1のアンテナ3及び第2のアンテナ4は、それぞれ第1のアンテナの給電点35及び第2のアンテナの給電点41の近傍の車体上に図示しない接地点が設けられており、図示しない受信機から接地点までを図示しない同軸ケーブルで接続し、前記同軸ケーブルの外皮側は接地し、前記同軸ケーブルの芯線側は、図示しないAV線に接続し、第1のアンテナ3に係わる接地点及び第2のアンテナ4に係わる接地点から、それぞれ第1のアンテナの給電点35及び第2のアンテナの給電点41までを接続されている。
<本発明の自動車用ガラスアンテナの形成方法について>
本発明の自動車用ガラスアンテナは、リアガラスのデフォッガを形成するのと同じ一般的な導電性セラミックペーストを用いることができ、デフォッガと同じ方法で印刷し、加熱炉によって焼付けることができる。
図6に示される実施形態6の自動車用ガラスアンテナを、日本のFM放送波の周波数帯域(76MHz〜90MHz)において好適となるように第1のアンテナ3及び第2のアンテナ4の各構成要素の寸法及び位置関係を調整し、リアガラス1をハイマウントストップランプ5が自動車後部の車内側天井に取り付けられている自動車に取り付けて測定を行った。
第1のアンテナ3は、第1のアンテナの給電点35の近傍の車体上に設置された図示しないアンプにAVによって接続され、前記アンプに受信機から延ばされている同軸線を接続した。同軸線の外皮側は、アンプを介して車体に接地させた。また、第2のアンテナ4は、アンプには接続していない。そのため、第2のアンテナ4は、第2のアンテナの給電点41の近傍の車体上に図示しない接地点に、図示しない受信機から接地点までを図示しない同軸ケーブルで接続し、前記同軸ケーブルの外皮側は接地し、前記同軸ケーブルの芯線側は、図示しないAV線に接続し、第1のアンテナ3に係わる接地点及び第2のアンテナ4に係わる接地点から、第2のアンテナの給電点41までを接続した。以下に第1のアンテナ3の各構成要素の寸法、位置関係を示す。
<第1のアンテナ>
[第1のエレメント]
ハイマウントストップランプ5は、自動車の左右の中心位置に左右対称となるように設置されているため、第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112は、リアガラス1の左右の中心線を示す仮想線aに対して左右対称となるように配設した。第1のエレメントのメイン線条311は、リアガラス1を自動車に取り付けたときに、第1のエレメントのメイン線条の水平部分3111とボディフランジの端縁6との間隔Xが20mmとなるように配設した。そして、第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112は、左右対称であり、例えば、右側は、仮想線aから右へ水平方向で150mm離れた位置から仮想線aから右へ水平方向で100mm離れた位置まで、第1のエレメントのメイン線条の水平部分3111の位置から110mm下方になるように線条が延伸され、そこから仮想線aの位置まで水平に延伸されている。第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112の左側も上記と同様の形状となっている。
以上、位置関係をまとめると以下のようになる。
ボディフランジの端縁6と第1のエレメントのメイン線条の水平部分との間隔X=20mm
第1のエレメントのメイン線条の水平部分と屈曲部線条の底辺との間隔Y=110mm
第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条の底辺の長さH=200mm
第1のエレメントのメイン線条311の全長及び第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112の左右の第1のエレメントの水平部分3111の寸法はそれぞれ、
左側の第1のエレメントのメイン線条の水平部分3111=200mm
右側の第1のエレメントのメイン線条の水平部分3111=270mm
第1のエレメントのメイン線条311=912mm
であった。
また、第1のエレメントの垂直線条312は、リアガラスの左右の中心に位置しており、その長さを20mmとした。
第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112の形状は、ハイマウントストップランプの外形形状に沿わしている。
[第2のエレメント]
第2のエレメントの水平線条321=500mm
第2のエレメントの折り返し線条322=720mm
第2のエレメントの水平線条と折り返し線条との接続部分322a=20mm
また、第2のエレメントの水平線条321と第2のエレメントの折り返し線条の第2のエレメントの水平線条321と平行となっている箇所での両者の間隔は20mmとなるようにした。
[第3のエレメント]
第3のエレメントの水平線条331=400mm
スタブ用上部水平線条333a=405mm
スタブ用下部水平線条333b=405mm
スタブ用垂直線条333c=30mm
スタブ用上部水平線条333aと、スタブ用下部水平線条333bとは、いずれも仮想線aから左右の水平方向で左側に120mm離れた位置から左側に延伸させた。また、第3のエレメントの水平線条とスタブとの接続線条332は、第3のエレメントの水平線条331の左端に接続し、垂直に上方に伸ばして、スタブ用下部水平線条333bに接続した。
[第4のエレメント]
引き出し線条341の全長=520mm
引き出し線条の水平部分341a=340mm
引き出し線条のスタブとの接続部分341b=60mm
引き出し線条の給電点との接続部分341c=120mm
引き出し線条の水平部分341aは、2本の線条が互いに平行に配設されており、その間隔は20mmとした。また、引き出し線条341とスタブ用上部水平線条333aとの接続位置は、仮想線aから水平方向に左側に150mm離れた位置とした。
<第2のアンテナ>
第2のアンテナ4は、第2のアンテナの第1線条42とデフォッガの補助線条24とを、第2のアンテナの第1線条42の折り返し部分を除いて、10mmの間隔で近接させて容量結合させた。第2のアンテナの第1線条42及びデフォッガの補助線条24の長さは、それぞれ日本国内でのFM放送波の周波数帯で所望のアンテナ感度が得られるように調整を行った。
第1のアンテナ3も第2のアンテナ4もリアガラスのデフォッガを形成するのと同じ一般的な導電性セラミックペーストを用いることができ、デフォッガと同じ方法で印刷し、加熱炉によって焼付けた。また、第1のアンテナ3と第2のアンテナ4を構成する各線条の幅は0.7mmとした。
<本発明の自動車用ガラスアンテナの測定結果>
図13は、第1のアンテナの、日本国内と日本国外を含むFM放送波の周波数帯での各周波数におけるアンテナ感度の全方位での平均値を示したものである(以下、単にアンテナ感度と呼ぶことにする)。図13の横軸の単位は周波数であり、単位はMHzである。図13の縦軸は、アンテナ感度を示しており、一目盛は10dBである。
図13において、日本国内でのFM放送波の周波数帯である76MHz〜90MHzにおいて、一様に高いアンテナ感度が得られていることがわかる。
また、第2のアンテナ4においても、日本国内でのFM放送波の周波数帯である76MHz〜90MHzにおいて、一様に高いアンテナ感度が得られた。
図7に示される実施形態7の自動車用ガラスアンテナを、日本以外の地域でのFM放送波の周波数帯域(88MHz〜108MHz)において好適となるように第1のアンテナ3及び第2のアンテナ4の各構成要素の寸法及び位置関係を調整し、リアガラス1をハイマウントストップランプ5が自動車後部の車内側天井に取り付けられている自動車に取り付けて測定を行った。
第1のアンテナ3は、第1のアンテナの給電点35の近傍の車体上に設置された図示しないアンプにAVによって接続され、前記アンプに受信機から延ばされている同軸線を接続した。同軸線の外皮側は、アンプを介して車体に接地させた。また、第2のアンテナ4は、アンプには接続していない。そのため、第2のアンテナ4は、第2のアンテナの給電点41の近傍の車体上に図示しない接地点に、図示しない受信機から接地点までを図示しない同軸ケーブルで接続し、前記同軸ケーブルの外皮側は接地し、前記同軸ケーブルの芯線側は、図示しないAV線に接続し、第1のアンテナ3に係わる接地点及び第2のアンテナ4に係わる接地点から、第2のアンテナの給電点41までを接続した。以下に第1のアンテナ3の各構成要素の寸法、位置関係を示す。
<第1のアンテナ>
[第1のエレメント]
ハイマウントストップランプ5は、自動車の左右の中心位置に左右対称となるように設置されているため、第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112は、リアガラス1の左右の中心線を示す仮想線aに対して左右対称となるように配設した。第1のエレメントのメイン線条311は、リアガラス1を自動車に取り付けたときに、第1のエレメントのメイン線条の水平部分3111とボディフランジの端縁6との間隔が20mmとなるように配設した。そして、第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112は、左右対称であり、例えば、右側は、仮想線aから右へ水平方向で150mm離れた位置から仮想線aから右へ水平方向で100mm離れた位置まで、第1のエレメントのメイン線条の水平部分3111の位置から110mm下方になるように線条が延伸され、そこから仮想線aの位置まで水平に延伸されている。第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112の左側も上記と同様の形状となっている。
以上、位置関係をまとめると以下のようになる。
ボディフランジの端縁6と第1のエレメントのメイン線条の水平部分との間隔X=20mm
第1のエレメントのメイン線条の水平部分と屈曲部線条の底辺との間隔Y=110mm
第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条の底辺の長さH=200mm
第1のエレメントのメイン線条311の全長及び第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112の左右の第1のエレメントの水平部分3111の寸法はそれぞれ、
左側の第1のエレメントのメイン線条の水平部分3111=100mm
右側の第1のエレメントのメイン線条の水平部分3111=200mm
第1のエレメントのメイン線条311=742mm
であった。
また、第1のエレメントの垂直線条312は、リアガラスの左右の中心に位置しており、その長さを20mmとした。
第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112の形状は、ハイマウントストップランプの外形形状に依存沿わしている。
[第2のエレメント]
第2のエレメントの水平線条321=500mm
第2のエレメントの折り返し線条322=720mm
第2のエレメントの水平線条と折り返し線条との接続部分322a=20mm
また、第2のエレメントの水平線条321と第2のエレメントの折り返し線条の第2のエレメントの水平線条321と平行となっている箇所での両者の間隔は20mmとなるようにした。
[第3のエレメント]
第3のエレメントの水平線条331=450mm
スタブ用上部水平線条333a=410mm
スタブ用下部水平線条333b=410mm
スタブ用垂直線条333c=30mm
スタブ用上部水平線条333aと、スタブ用下部水平線条333bとは、いずれも仮想線aから左右の水平方向で左側に120mm離れた位置から左側に延伸させた。また、第3のエレメントの水平線条とスタブとの接続線条332は、第3のエレメントの水平線条331の左端に接続し、垂直に上方に伸ばして、スタブ用下部水平線条333bに接続した。
[第4のエレメント]
引き出し線条341の全長=410mm
引き出し線条の水平部分341a=320mm
引き出し線条のスタブとの接続部分341b=20mm
引き出し線条の給電点との接続部分341c=70mm
引き出し線条の水平部分341aは、2本の線条が互いに平行に配設されており、その間隔は5mmとした。また、引き出し線条341とスタブ用上部水平線条333aとの接続位置は、仮想線aから水平方向に左側に150mm離れた位置とした。
<第2のアンテナ>
第2のアンテナ4は、第2のアンテナの第1線条42とデフォッガの補助線条24とを10mmの間隔で近接させて容量結合させた。第2のアンテナの第1線条42及びデフォッガの補助線条24の長さは、それぞれ日本以外の地域でのFM放送波の周波数帯で所望のアンテナ感度が得られるように調整を行った。
第1のアンテナ3も第2のアンテナ4もリアガラスのデフォッガを形成するのと同じ一般的な導電性セラミックペーストを用いることができ、デフォッガと同じ方法で印刷し、加熱炉によって焼付けた。また、第1のアンテナ3と第2のアンテナ4を構成する各線条の幅は0.7mmとした。
<本発明の自動車用ガラスアンテナの測定結果>
図14は、第1のアンテナの、日本国内と日本国外を含むFM放送波の周波数帯での各周波数におけるアンテナ感度を示したものである。図14の横軸の単位は周波数であり、単位はMHzである。図14の縦軸は、アンテナ感度を示しており、一目盛は10dBである。
図14において、日本以外の地域でのFM放送波の周波数帯である88MHz〜108MHzにおいて、一様に高いアンテナ感度が得られていることがわかる。
また、第2のアンテナ4においても、日本国内でのFM放送波の周波数帯である88MHz〜108MHzにおいて、一様に高いアンテナ感度が得られた。
図8に示される実施形態8の自動車用ガラスアンテナを、日本のFM放送波の周波数帯域(76MHz〜90MHz)において好適となるように第1のアンテナ3及び第2のアンテナ4の各構成要素の寸法及び位置関係を調整し、リアガラス1をハイマウントストップランプ5が自動車後部の車内側天井に取り付けられている自動車に取り付けて測定を行った。
第1のアンテナ3は、第1のアンテナの給電点35の近傍の車体上に設置された図示しないアンプにAVによって接続され、前記アンプに受信機から延ばされている同軸線を接続した。同軸線の外皮側は、アンプを介して車体に接地させた。また、第2のアンテナ4は、アンプには接続していない。そのため、第2のアンテナ4は、第2のアンテナの給電点41の近傍の車体上に図示しない接地点に、図示しない受信機から接地点までを図示しない同軸ケーブルで接続し、前記同軸ケーブルの外皮側は接地し、前記同軸ケーブルの芯線側は、図示しないAV線に接続し、第1のアンテナ3に係わる接地点及び第2のアンテナ4に係わる接地点から、第2のアンテナの給電点41までを接続した。以下に第1のアンテナ3の各構成要素の寸法、位置関係を示す。
<第1のアンテナ>
[第1のエレメント]
ハイマウントストップランプ5は、自動車の左右の中心位置に左右対称となるように設置されているため、第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112は、リアガラス1の左右の中心線を示す仮想線aに対して左右対称となるように配設した。第1のエレメントのメイン線条311は、リアガラス1を自動車に取り付けたときに、第1のエレメントのメイン線条の水平部分3111とボディフランジの端縁6との間隔が20mmとなるように配設した。そして、第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112は、左右対称であり、例えば、右側は、仮想線aから右へ水平方向で150mm離れた位置から仮想線aから右へ水平方向で100mm離れた位置まで、第1のエレメントのメイン線条の水平部分3111の位置から110mm下方になるように線条が延伸され、そこから仮想線aの位置まで水平に延伸されている。第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112の左側も上記と同様の形状となっている。
以上、位置関係をまとめると以下のようになる。
ボディフランジの端縁6と第1のエレメントのメイン線条の水平部分との間隔X=20mm
第1のエレメントのメイン線条の水平部分と屈曲部線条の底辺との間隔Y=110mm
第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条の底辺の長さH=200mm
第1のエレメントのメイン線条311の全長及び第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112の左右の第1のエレメントの水平部分3111の寸法はそれぞれ、
左側の第1のエレメントのメイン線条の水平部分3111=200mm
右側の第1のエレメントのメイン線条の水平部分3111=270mm
第1のエレメントのメイン線条311=912mm
であった。
また、第1のエレメントの垂直線条312は、リアガラスの左右の中心に位置しており、その長さを20mmとした。
第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112の形状は、ハイマウントストップランプの外形形状に沿わされている。
[第2のエレメント]
第2のエレメントの水平線条321=500mm
第2のエレメントの折り返し線条322=1060mm
第2のエレメントの水平線条と折り返し線条との接続部分322a=20mm
また、第2のエレメントの水平線条321と第2のエレメントの折り返し線条の第2のエレメントの水平線条321と平行となっている箇所での両者の間隔は20mmとなるようにした。
[第3のエレメント]
第3のエレメントの水平線条331=350mm
スタブ用上部水平線条333a=405mm
スタブ用下部水平線条333b=405mm
スタブ用垂直線条333c=30mm
スタブ用上部水平線条333aと、スタブ用下部水平線条333bとは、いずれも仮想線aから左右の水平方向で左側に120mm離れた位置から左側に延伸させた。また、第3のエレメントの水平線条とスタブとの接続線条332は、第3のエレメントの水平線条331の左端に接続し、垂直に上方に伸ばして、スタブ用下部水平線条333bに接続した。
[第4のエレメント]
引き出し線条341の全長=520mm
引き出し線条の水平部分341a=340mm
引き出し線条のスタブとの接続部分341b=60mm
引き出し線条の給電点との接続部分341c=120mm
引き出し線条の水平部分341aは、2本の線条が互いに平行に配設されており、その間隔は20mmとした。また、引き出し線条341とスタブ用上部水平線条333aとの接続位置は、仮想線aから水平方向に左側に150mm離れた位置とした。
第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112の構成は、ハイマウントストップランプの外形形状との関係で定まっており、
<第2のアンテナ>
第2のアンテナ4は、第2のアンテナの第1線条42を第2のアンテナの給電点41から上方に延伸し、次に左側に水平に延伸しており、さらに、第2のアンテナの第1線条42の水平部分に、第2のアンテナの第2線条43を接続した。第2のアンテナの第1線条42及び第2のアンテナの第2線条の長さは、それぞれ日本国内でのFM放送波の周波数帯で所望のアンテナ感度が得られるように調整を行った。
第1のアンテナ3も第2のアンテナ4もリアガラスのデフォッガを形成するのと同じ一般的な導電性セラミックペーストを用いることができ、デフォッガと同じ方法で印刷し、加熱炉によって焼付けた。また、第1のアンテナ3と第2のアンテナ4を構成する各線条の幅は0.7mmとした。
<本発明の自動車用ガラスアンテナの測定結果>
図15は、第1のアンテナの、日本国内と日本国外を含むFM放送波の周波数帯での各周波数におけるアンテナ感度の全方位での平均値を示したものである(以下、単にアンテナ感度と呼ぶことにする)。図15の横軸の単位は周波数であり、単位はMHzである。図15の縦軸は、アンテナ感度を示しており、一目盛は10dBである。
図15において、日本国内でのFM放送波の周波数帯である76MHz〜90MHzにおいて、一様に高いアンテナ感度が得られていることがわかる。
また、第2のアンテナ4においても、日本国内でのFM放送波の周波数帯である76MHz〜90MHzにおいて、一様に高いアンテナ感度が得られた。
図9に示される実施形態9の自動車用ガラスアンテナを、日本以外の地域でのFM放送波の周波数帯域(88MHz〜108MHz)において好適となるように第1のアンテナ3及び第2のアンテナ4の各構成要素の寸法及び位置関係を調整し、リアガラス1をハイマウントストップランプ5が自動車後部の車内側天井に取り付けられている自動車に取り付けて測定を行った。
第1のアンテナ3は、第1のアンテナの給電点35の近傍の車体上に設置された図示しないアンプにAVによって接続され、前記アンプに受信機から延ばされている同軸線を接続した。同軸線の外皮側は、アンプを介して車体に接地させた。また、第2のアンテナ4は、アンプには接続していない。そのため、第2のアンテナ4は、第2のアンテナの給電点41の近傍の車体上に図示しない接地点に、図示しない受信機から接地点までを図示しない同軸ケーブルで接続し、前記同軸ケーブルの外皮側は接地し、前記同軸ケーブルの芯線側は、図示しないAV線に接続し、第1のアンテナ3に係わる接地点及び第2のアンテナ4に係わる接地点から、第2のアンテナの給電点41までを接続した。以下に第1のアンテナ3の各構成要素の寸法、位置関係を示す。
<第1のアンテナ>
[第1のエレメント]
ハイマウントストップランプ5は、自動車の左右の中心位置に左右対称となるように設置されているため、第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112は、リアガラス1の左右の中心線を示す仮想線aに対して左右対称となるように配設した。第1のエレメントのメイン線条311は、リアガラス1を自動車に取り付けたときに、第1のエレメントのメイン線条の水平部分3111とボディフランジの端縁6との間隔が20mmとなるように配設した。そして、第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112は、左右対称であり、例えば、右側は、仮想線aから右へ水平方向で150mm離れた位置から仮想線aから右へ水平方向で100mm離れた位置まで、第1のエレメントのメイン線条の水平部分3111の位置から110mm下方になるように線条が延伸され、そこから仮想線aの位置まで水平に延伸されている。第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112の左側も上記と同様の形状となっている。
以上、位置関係をまとめると以下のようになる。
ボディフランジの端縁6と第1のエレメントのメイン線条の水平部分との間隔X=20mm
第1のエレメントのメイン線条の水平部分と屈曲部線条の底辺との間隔Y=110mm
第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条の底辺の長さH=200mm
第1のエレメントのメイン線条311の全長及び第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条の右側のみに配設されている第1のエレメントのメイン線条の水平部分3111の長さはそれぞれ、
第1のエレメントのメイン線条の水平部分3111=250mm
第1のエレメントのメイン線条311=692mm
であった。
また、第1のエレメントの垂直線条312は、リアガラスの左右の中心に位置しており、その長さを20mmとした。
第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条3112の形状は、ハイマウントストップランプの外形形状に沿わされている。
[第2のエレメント]
第2のエレメントの水平線条321=500mm
第2のエレメントの折り返し線条322=720mm
第2のエレメントの水平線条と折り返し線条との接続部分322a=20mm
また、第2のエレメントの水平線条321と第2のエレメントの折り返し線条の第2のエレメントの水平線条321と平行となっている箇所での両者の間隔は20mmとなるようにした。
[第3のエレメント]
第3のエレメントの水平線条331=530mm
スタブ用上部水平線条333a=410mm
スタブ用下部水平線条333b=410mm
スタブ用垂直線条333c=30mm
スタブ用上部水平線条333aと、スタブ用下部水平線条333bとは、いずれも仮想線aから左右の水平方向で左側に120mm離れた位置から左側に延伸させた。また、第3のエレメントの水平線条とスタブとの接続線条332は、仮想線aから水平方向に左方へ300mmの位置で、第3のエレメントの水平線条331に接続し、垂直に上方に伸ばして、スタブ用下部水平線条333bに接続した。
[第4のエレメント]
引き出し線条341の全長=410mm
引き出し線条の水平部分341a=320mm
引き出し線条のスタブとの接続部分341b=20mm
引き出し線条の給電点との接続部分341c=70mm
引き出し線条341とスタブ用上部水平線条333aとの接続位置は、仮想線aから水平方向に左側に200mm離れた位置とした。
<第2のアンテナ>
第2のアンテナ4は、第2のアンテナの第1線条42を、リアガラス1の右側辺に配設された第2のアンテナの給電点41から、上方へ延伸し、次いで、右方へ延伸し、もう一度上方へ延伸し、さらに右方へ延伸することによって形成している。第2のアンテナの第1線条42の長さは、それぞれ日本以外の地域でのFM放送波の周波数帯で所望のアンテナ感度が得られるように調整を行った。
第1のアンテナ3も第2のアンテナ4もリアガラスのデフォッガを形成するのと同じ一般的な導電性セラミックペーストを用いることができ、デフォッガと同じ方法で印刷し、加熱炉によって焼付けた。また、第1のアンテナ3と第2のアンテナ4を構成する各線条の幅は0.7mmとした。
<本発明の自動車用ガラスアンテナの測定結果>
図16は、第1のアンテナの、日本国内と日本国外を含むFM放送波の周波数帯での各周波数におけるアンテナ感度を示したものである。図16の横軸の単位は周波数であり、単位はMHzである。図16の縦軸は、アンテナ感度を示しており、一目盛は10dBである。
図16において、日本以外の地域でのFM放送波の周波数帯である88MHz〜108MHzにおいて、一様に高いアンテナ感度が得られていることがわかる。
また、第2のアンテナ4においても、日本国内でのFM放送波の周波数帯である88MHz〜108MHzにおいて、一様に高いアンテナ感度が得られた。
1 リアガラス
2 デフォッガ
21 バスバ
22 加熱水平線条
23 直交線条
3 第1のアンテナ
31 第1のエレメント
311 第1のエレメントのメイン線条
3111 第1のエレメントのメイン線条の水平部分
3112 第1のエレメントのメイン線条の屈曲部線条
312 第1のエレメントの垂直線条
32 第2のエレメント
321 第2のエレメントの水平線条
322 第2のエレメントの折り返し線条
322a 第2のエレメントの水平線条と折り返し線条との接続部分
33 第3のエレメント
331 第3のエレメントの水平線条
332 第3のエレメントの水平線条とスタブとの接続線条
333 第3のエレメントのスタブ
333a スタブ用上部水平線条
333b スタブ用下部水平線条
333c スタブ用垂直線条
334 第3のエレメントの折り返し線条
34 第4のエレメント
341 引き出し線条
341a 引き出し線条の水平部分
341b 引き出し線条のスタブとの接続部分
341c 引き出し線条の給電点との接続部分
35 第1のアンテナの給電点
4 第2のアンテナ
41 第2のアンテナの給電点
42 第2のアンテナの第1線条
43 第2のアンテナの第2線条
5 ハイマウントストップランプ
6 ボディフランジの端縁
7 衛星波受信用のパッチアンテナ

Claims (4)

  1. 下部領域に加熱水平線条(22)が配設されたデフォッガ(2)を備えたリアガラス(1)の前記デフォッガ(2)の上部領域に配設された自動車用ガラスアンテナであり、
    該アンテナは、ボディフランジの上側の端縁(6)寄りに配設したFM用メイン線条(311)と前記FM用メイン線条(311)に先端を接続され、下方に延伸される垂直線条(312)からなる第1のエレメント(31)と、
    該第1のエレメント(31)の下側で、前記垂直線条(312)に接続され片側に延伸して配設した水平線条(321)からなる位相調整用の第2のエレメント(32)と、
    該水平線条(321)と反対側に延伸して配設した水平線条(331)からなるインピーダンス整合用の第3のエレメント(33)と、
    前記第3のエレメント(33)から引き出された引き出し線条(341)と、前記引き出し線条の先端に接続され、ボディフランジの側部側の端縁(6)寄りに設けた給電点(35)とからなり、
    前記メイン線条(311)は、前記ボディフランジの上側の端縁(6)に沿った少なくとも一箇所の水平部分(3111)と、少なくとも一箇所の屈曲部(3112)を備えており、
    前記屈曲部線条(3112)は、前記水平部分(3111)よりも下方又は上方に延伸される2本の線条と、前記2本の線条間を結ぶ線条とから構成されている、
    ことを特徴とする自動車用ガラスアンテナ。
  2. 前記第3のエレメント(33)は、前記垂直線条(312)の下端に接続される水平線条(331)と前記水平線条(331)に接続線条(332)を介して接続されるスタブ(333)とからなり、
    前記スタブ(333)は、少なくとも1本のスタブ用水平線条(333a、333b)からなり、
    前記引き出し線条(341)の一端は、前記スタブ用水平線条(333a、333b)のうちの最上部の線条(333a)に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ガラスアンテナ。
  3. 前記リアガラス(1)を、ハイマウントストップランプ(5)が車内の上方に設置されている車体に取付けたときに、前記車体の後方から、前記ハイマウントストラップランプ(5)に相対して見たときに、前記ハイマウントストラップランプ(5)が前記屈曲部線条(3112)とボディフランジの上側の端縁(6)の間に位置することを特徴とする請求項1乃至2のいずかに記載の自動車用ガラスアンテナ。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の自動車用ガラスアンテナを第1のアンテナ(3)とし、前記第1のアンテナ(3)とは別に前記デフォッガ上部領域に給電点を配設した第2のアンテナ(4)とを備えたことを特徴とする自動車用ガラスアンテナ。


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