JP2014170463A - コミュニケーションシステム、コミュニケーション装置、コミュニケーション方法およびプログラム - Google Patents

コミュニケーションシステム、コミュニケーション装置、コミュニケーション方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】快適なコミュニケーションサービスを提供する。
【解決手段】コミュニケーション装置100が、通信端末300−1〜300−nから、第1の利用者識別子の利用者から第2の利用者識別子に対する分離要求信号が送信され、且つ、第2の利用者識別子の利用者から第1の利用者識別子に対する分離要求信号が送信されてきた場合、第1の利用者識別子および第2の利用者識別子について情報記憶装置200の当該グループとの対応関係を削除して、第2の利用者識別子とは対応しない第1の派生グループと、第1の利用者識別子とは対応しない第2の派生グループとを派生グループとして生成し、派生グループを情報記憶装置200に登録する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信ネットワークを用いてコミュニケーションサービスを提供するコミュニケーションシステム、コミュニケーション装置、コミュニケーション方法およびプログラムに関する。
近年、通信ネットワーク上で利用者同士がコミュニケーションを図ることができるSNS(Social Networking Service)等のコミュニケーションシステムが普及している。
このようなコミュニケーションシステムにおいては、利用者が投稿(発言)した内容に、他の利用者にとって不満となるような内容が存在したり、また、互いの意見や考え方が合わなかったりすることにより、利用者間で快適なコミュニケーションを取ることができない環境を生じてしまうことがある。
そこで、コミュニケーションサービスの提供を受ける会員が不穏当な発言をした場合、当該会員が当該コミュニケーションサービスを利用することを禁止する技術が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−32319号公報
特許文献1に記載されたような技術では、不穏当な発言を行った会員はそのシステム自体を利用することができなくなってしまう。しかし、例えばある話題については不穏当な発言をしたが、他の話題については他の会員と同調できる発言を行うことも十分に考えられる。システム自体の利用を禁止してしまうと、前述した場合に、当該会員のコミュニケーションの機会を奪ってしまい、システムの利用者に快適なコミュニケーションサービスを提供することができないという問題点がある。
本発明の目的は、前述した課題を解決するコミュニケーションシステム、コミュニケーション装置、コミュニケーション方法およびプログラムを提供することである。
本発明のコミュニケーションシステムは、
所定のグループに参加する利用者が通信端末を介して投稿した投稿情報を、該グループに参加する複数の利用者へ前記通信端末を介して提供するコミュニケーションシステムであって、
前記利用者を識別するための利用者識別子と、前記利用者が参加するグループを識別するためのグループ識別子とを対応付けて記憶する利用者参加情報記憶手段と、
同じグループに対応付けられている利用者識別子のうち、第1の利用者識別子の利用者から前記通信端末を介して第2の利用者識別子に対する分離要求信号が送信され、且つ、該第2の利用者識別子の利用者から前記通信端末を介して前記第1の利用者識別子に対する前記分離要求信号が送信されてきた場合の有無を判定する管理判定手段と、
前記管理判定手段が判定有りと判定した場合、前記第1の利用者識別子および前記第2の利用者識別子を前記利用者参加情報記憶手段の当該グループとの対応関係を削除して、前記第1の利用者識別子と対応付けされ、且つ、前記第2の利用者識別子とは対応付けしない第1の派生グループと、前記第2の利用者識別子と対応付けされ、且つ、前記第1の利用者識別子とは対応付けしない第2の派生グループとを、当該グループから派生した派生グループとして生成し、該派生グループを前記利用者参加情報記憶手段に記憶させる編集手段とを有することを特徴とする。
また、本発明のコミュニケーション装置は、
所定のグループに参加する利用者が通信端末を介して投稿した投稿情報を、該グループに参加する複数の利用者へ前記通信端末を介して提供するコミュニケーション装置であって、
同じグループに対応付けられている利用者識別子のうち、第1の利用者識別子の利用者から前記通信端末を介して第2の利用者識別子に対する分離要求信号が送信され、且つ、該第2の利用者識別子の利用者から前記通信端末を介して前記第1の利用者識別子に対する前記分離要求信号が送信されてきた場合の有無を判定する管理判定部と、
前記管理判定部が判定有りと判定した場合、前記第1の利用者識別子および前記第2の利用者識別子を、前記利用者を識別するための利用者識別子と、前記利用者が参加するグループを識別するためのグループ識別子とを対応付けて記憶する利用者参加情報記憶手段の当該グループとの対応関係を削除して、前記第1の利用者識別子と対応付けされ、且つ、前記第2の利用者識別子とは対応付けしない第1の派生グループと、前記第2の利用者識別子と対応付けされ、且つ、前記第1の利用者識別子とは対応付けしない第2の派生グループとを、当該グループから派生した派生グループとして生成し、該派生グループを前記利用者参加情報記憶手段に記憶させる編集部とを有する。
また、本発明のコミュニケーション方法は、
所定のグループに参加する利用者が通信端末を介して投稿した投稿情報を、該グループに参加する複数の利用者へ前記通信端末を介して提供するコミュニケーション方法であって、
同じグループに対応付けられている利用者識別子のうち、第1の利用者識別子の利用者から前記通信端末を介して第2の利用者識別子に対する分離要求信号が送信され、且つ、該第2の利用者識別子の利用者から前記通信端末を介して前記第1の利用者識別子に対する前記分離要求信号が送信されてきた場合の有無を判定する処理と、
前記判定有りと判定した場合、前記第1の利用者識別子および前記第2の利用者識別子を、前記利用者を識別するための利用者識別子と、前記利用者が参加するグループを識別するためのグループ識別子とを対応付けて記憶する利用者参加情報記憶手段の当該グループとの対応関係を削除する処理と、
前記第1の利用者識別子と対応付けされ、且つ、前記第2の利用者識別子とは対応付けしない第1の派生グループと、前記第2の利用者識別子と対応付けされ、且つ、前記第1の利用者識別子とは対応付けしない第2の派生グループとを、当該グループから派生した派生グループとして生成する処理と、
前記生成した派生グループを前記利用者参加情報記憶手段に記憶させる処理とを行う。
また、本発明のプログラムは、
所定のグループに参加する利用者が通信端末を介して投稿した投稿情報を、該グループに参加する複数の利用者へ前記通信端末を介して提供するコミュニケーション装置に実行させるためのプログラムであって、
同じグループに対応付けられている利用者識別子のうち、第1の利用者識別子の利用者から前記通信端末を介して第2の利用者識別子に対する分離要求信号が送信され、且つ、該第2の利用者識別子の利用者から前記通信端末を介して前記第1の利用者識別子に対する前記分離要求信号が送信されてきた場合の有無を判定する手順と、
前記判定有りと判定した場合、前記第1の利用者識別子および前記第2の利用者識別子を、前記利用者を識別するための利用者識別子と、前記利用者が参加するグループを識別するためのグループ識別子とを対応付けて記憶する利用者参加情報記憶手段の当該グループとの対応関係を削除する手順と、
前記第1の利用者識別子と対応付けされ、且つ、前記第2の利用者識別子とは対応付けしない第1の派生グループと、前記第2の利用者識別子と対応付けされ、且つ、前記第1の利用者識別子とは対応付けしない第2の派生グループとを、当該グループから派生した派生グループとして生成する手順と、
前記生成した派生グループを前記利用者参加情報記憶手段に記憶させる手順とを実行させる。
以上説明したように、本発明においては、システムの利用者に快適なコミュニケーションサービスを提供することができる。
本発明のコミュニケーションシステムの実施の一形態を示す図である。 図1に示した情報記憶装置の内部構造の一例を示す図である。 図2に示した利用者管理情報テーブルに記憶された情報の一例を示す図である。 図2に示した利用者参加情報テーブルに記憶された情報の一例を示す図である。 図2に示した分離要求管理テーブルに記憶された情報の一例を示す図である。 図2に示したグループ管理情報テーブルに記憶された情報の一例を示す図である。 図1に示したコミュニケーション装置の内部構成の一例を示す図である。 利用者から分離要求があったときにコミュニケーション装置が派生グループを生成する処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図8を用いて説明したステップS9にて更新された利用者参加情報テーブルに記憶されている情報の一例を示す図である。 利用者から参加要求があったグループに当該利用者を分離要求した利用者が参加している場合のコミュニケーション装置における処理の一例を説明するためのフローチャートである。 利用者から参加要求があったとき、参加を希望したグループに分離要求された利用者がいる場合のコミュニケーション装置における処理の一例を説明するためのフローチャートである。 利用者から参加要求があったとき、参加を希望したグループに、他のグループにて当該利用者が分離要求した利用者がいる場合のコミュニケーション装置における処理の一例を説明するためのフローチャートである。 分離要求の解除の処理の一例を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のコミュニケーションシステムの実施の一形態を示す図である。
本形態は図1に示すように、コミュニケーション装置100と、情報記憶装置200と、通信端末300−1〜300−n(nは、自然数)とから構成されている。また、コミュニケーション装置100と情報記憶装置200とが接続されている。また、コミュニケーション装置100と通信端末300−1〜300−nとが、通信ネットワーク400を介して接続されている。これらの接続は、常時の接続だけではなく、通信が必要なときのみ接続されるもので良い。また、コミュニケーション装置100と情報記憶装置200とが、通信ネットワーク400を介して接続されるものであっても良い。
情報記憶装置200は、コミュニケーションシステムを利用する利用者およびグループに関する情報を記憶する。情報記憶装置200は、例えば、データベース形式やテキストファイル形式で情報を記憶するNAS(Network Attached Storage)、または、コミュニケーション装置100の内蔵型ハードディスクなどの記憶装置で実現しても良いし、他のデータ形式を用いて参照と書き換えとが可能な他の記憶手段で実現しても良い。
図2は、図1に示した情報記憶装置200の内部構造の一例を示す図である。
図1に示した情報記憶装置200には図2に示すように、利用者管理情報テーブル201(利用者管理情報記憶手段)と、利用者参加情報テーブル202(利用者参加情報記憶手段)と、分離要求管理テーブル203(分離要求管理情報記憶手段)と、グループ管理情報テーブル204(グループ管理情報記憶手段)とが具備されている。ただし、ここでは説明のため、一例として、各識別子や情報がテーブル形式で記憶されているとして記載するが、テーブル形式でなく、各識別子や情報の対応付けができれば、データベース形式やテキストファイル形式などの他のデータ形式で記憶されても良い。
利用者管理情報テーブル201は、本コミュニケーションシステムを利用する利用者に関する情報を記憶するデータテーブルである。
図3は、図2に示した利用者管理情報テーブル201に記憶された情報の一例を示す図である。
図2に示した利用者管理情報テーブル201には図3に示すように、個人情報として、氏名と、住所と、電話番号とが、連絡先情報として、電子メールアドレスが、利用者識別子に対応付けられて記憶されている。これらは、利用者がコミュニケーションサービスに加入して本コミュニケーションシステムを利用する際に当該利用者によって事前に登録され、利用者識別子に対応付けて記憶(加入登録)された情報である。利用者識別子は、登録の際に、本コミュニケーションシステムにおいて、利用者を一意に識別するために利用者ごとに固有に付与された情報である。連絡先情報は、利用者の電子メールアドレスでなくても、SNSのアカウントなどでも良い。また、本コミュニケーションシステムにログインするときに用いるログインIDや認証パスワードも、これらの情報と対応付けられて記憶されているものであっても良い。また、その他の情報がこれらの情報と対応付けられていても、これらの情報の中で使用しない情報は無くても構わない。
利用者参加情報テーブル202は、利用者とその利用者が参加しているグループに関する情報とを対応付けて記憶するデータテーブルである。このグループとは、利用者がネットワーク上で提供されているコミュニケーションサービスでコミュニケーションを図る場であり、そのグループごとに参加が許可された利用者のみが、情報を投稿したり、投稿された情報を閲覧したりすることができる範囲である。例えば、掲示板やSNS、チャット、投稿サイトなどのコミュニケーションサービスそのもの、もしくは、そのコミュニケーションサービスの中の個別のテーマなどに基づいて区切られた部分領域が挙げられる。また、利用者参加情報テーブル202は、本コミュニケーションシステムが利用者識別子を利用者へ公開しない場合や、利用者が参加するグループ毎に他の利用者から別個の利用者として認識されたい場合、利用者識別子に利用者が他の利用者を特定しやすくするためスクリーンネーム(ハンドルネームとも呼ばれる)などを公開利用者識別子として、併せて対応付けて記憶しても良い。公開利用者識別子はコミュニケーションシステムで利用者毎に一意であっても良いし、1人の利用者がグループ毎に別個に設定するものであっても良い。ここでは、スクリーンネームを用いた例を説明するが、利用者識別子自体がスクリーンネームとして公開されている場合などでは、利用者識別子はスクリーンネームとし、公開利用者識別子は別途設けなくても良い。その場合は、利用者識別子と公開利用者識別子とを対応付けて記憶し、相互に変換や検索する処理がいらなくなる。
図4は、図2に示した利用者参加情報テーブル202に記憶された情報の一例を示す図である。
図2に示した利用者参加情報テーブル202には図4に示すように、グループ識別子と、利用者識別子と、スクリーンネームとが対応付けられて記憶されている。グループ識別子は、グループを一意に識別可能にするために、グループごとに固有に付与された情報である。スクリーンネームは、利用者が利用するグループにおいて、当該利用者が使用する名称である。このスクリーンネームは、投稿した情報が表示される際、当該情報を投稿した者を示す名称として表示される。また、スクリーンネームは、グループに参加する際、利用者が設定できるものでも良い。図4に示した例では、「AAA」というグループ識別子が付与されたグループには、利用者識別子が「000001」であり、スクリーンネームが「NIPPON」である利用者と、利用者識別子が「000002」であり、スクリーンネームが「HANAHANA」である利用者と、利用者識別子が「000003」であり、スクリーンネームが「LASER」である利用者と、利用者識別子が「000004」であり、スクリーンネームが「GODZILLA」である利用者と、利用者識別子が「000005」であり、スクリーンネームが「KIYOMAR」である利用者と、利用者識別子が「000006」であり、スクリーンネームが「SATSUMA」である利用者であることが登録されている。これらの情報は、各利用者がグループへの参加要求を行い、その参加が許可されたときに利用者参加情報テーブル202に記憶(参加登録)される。また、これらの情報は、利用者管理情報テーブル201に、併せて記憶させるようにしてもよい。
分離要求管理テーブル203は、分離要求した利用者と、分離要求指定された利用者とに関する情報を対応付けて記憶するデータテーブルである。ここで「分離要求」とは、自身と同じグループに参加している特定の利用者を指定して、自身と同一グループに属したくないからグループを分けてほしいと言う意思表示である。この意思表示は、当該利用者のそのグループ内での投稿内容が自身の意見や考え方等と異なるために、快適なコミュニケーションの継続が困難であると判断することに起因して、コミュニケーション装置100が通信端末300−1〜300−nへ送信するコミュニケーションサービスの画面上の分離したい当該利用者の投稿内容に対応付けられた分離要求を通信端末300−1〜300−nの入力部で入力することで発信される。例えば、コミュニケーションサービスの画面上にて、投稿内容を表示している領域に近接した場所にその投稿内容の利用者に分離要求信号を発信するボタンを設ける。ただし、発信の仕方は、分離要求ボタンを指示してから、分離したい当該利用者を選択しても、他の方法でも良い。
図5は、図2に示した分離要求管理テーブル203に記憶された情報の一例を示す図である。
図2に示した分離要求管理テーブル203には図5に示すように、分離要求した利用者の利用者識別子を指定者識別子として、また、分離要求された利用者識別子を被指定者識別子として、指定者識別子と、被指定者識別子と、分離要求が行われたグループのグループ識別子と、指定日時とが対応付けられて記憶されている。図5に示した例では、指定者識別子「000001」と、被指定者識別子「000002」と、グループ識別子「AAA」と、指定日時「2012/10/25」とが対応付けられて記憶されている。これは、利用者識別子が「000001」である利用者が、利用者識別子が「000002」である利用者を、グループ識別子が「AAA」であるグループにおいて、2012年10月25日に分離要求したことが記憶(分離要求登録)されていることを示している。また、この対応付けに点数を対応付けて記憶するものであっても良い。この点数は、分離要求した回数に応じたものであって、分離要求された回数が多ければ、点数が増えるものである。この点数を用いることで、分離要求の重みを判定することができる。
グループ管理情報テーブル204は、グループの派生(分離)状況に関する情報を記憶するデータテーブルである。
図6は、図2に示したグループ管理情報テーブル204に記憶された情報の一例を示す図である。
図2に示したグループ管理情報テーブル204には図6に示すように、グループ識別子と、生成日時と、既存グループ識別子と、状態とが対応付けられて記憶されている。生成日時は、グループ識別子に対応するそのグループが生成された日時である。既存グループ識別子は、グループ識別子に対応するそのグループが他のグループから派生したグループである場合、その派生元であるグループのグループ識別子である。状態は、グループ識別子に対応するそのグループの稼働状態を示す。例えば、図6に示した例では、グループ識別子が「AAA_X」であるグループは、2012年10月25日に生成され、グループ識別子が「AAA」であるグループから派生されてもので、現在稼働している状態であることを示している。また、グループ識別子が「AAA_Y」であるグループも、2012年10月25日に生成され、グループ識別子が「AAA」であるグループから派生されてもので、現在稼働している状態であることを示している。この派生方法については、後述する。なお、利用者参加情報テーブル202に記憶されたグループ識別子に対応する利用者識別子の個数により、グループ識別子に対応するグループに参加している利用者の人数である参加者人数の欄を設けて、各グループ識別子に対応する参加者人数をカウントして、管理しても良い。
コミュニケーション装置100は、通信端末300−1〜300−nからアクセス可能な装置である。コミュニケーション装置100は、例えば、サーバ装置、パーソナルコンピュータ、または、クラウドコンピューティングでの仮想サーバなどの装置で実現される。また、コミュニケーション装置100は、それぞれの利用者が参加する複数のグループに掲示板などのコミュニケーションサービスを提供し、所定のグループに参加する複数の利用者が通信端末300−1〜300−nを介して投稿した投稿情報を、そのグループに参加登録された複数の利用者が通信端末300−1〜300−nを介して閲覧できるサービスを提供する。
図7は、図1に示したコミュニケーション装置100の内部構成の一例を示す図である。
図1に示したコミュニケーション装置100には図7に示すように、通信部101と、管理部102と、編集部103と、通知部104と、判定部105とが設けられている。また、管理部102と判定部105との一部分または全部分を管理判定部(管理判定手段)とする。管理判定部(管理判定手段)が、管理部102と判定部105との一部分で構成される場合は、管理部102と判定部105との当該一部分以外の他部分は、別の部(別の手段)で構成しても良い。
通信部101は、通信ネットワーク400との間の通信インタフェース機能を有し、管理部102や、編集部103、通知部104、判定部105と通信ネットワーク400との間の情報の送受信を実現する。
管理部102は、通信端末300−1〜300−nから送信されてきた利用者識別子やグループ識別子等に基づいて、所定の情報を情報記憶装置200から検索・抽出する。
判定部105は、管理部102で抽出された情報や情報記憶装置200に記憶された情報等を基に所定の判定を行い、その判定結果に伴い他の部に処理を要求する。
編集部103は、通信端末300−1〜300−nから送信されてきた利用者識別子やグループ識別子等に基づく情報を情報記憶装置200に記憶し、判定部105の判定結果に基づいて、情報記憶装置200に記憶されたグループに関する情報の新規作成や変更などの編集を行う。
通知部104は、管理部102が検索した結果や判定部105が判定した結果、編集部103が編集した結果に基づいて、利用者の通信端末300−1〜300−nへ所定の通知を行う。通知部104が利用者へ通知を行う際に用いられる宛先は、あらかじめ設定された利用者管理情報テーブル201の連絡先情報が用いられる。ここでは、連絡先情報として、利用者(通信端末)の電子メールアドレスを用いた場合を例に挙げて説明する。
以下に、管理部102、編集部103、通知部104および判定部105の動作について、いくつか具体的な例を挙げて説明する。
図4に示した対応付けが利用者参加情報テーブル202に記憶されている場合を例に挙げて説明する。このとき、グループ「AAA」にて、利用者識別子が「000001」である利用者からスクリーンネームが「HANAHANA」である利用者との分離を要求して、通信端末300−1を介して分離要求信号が送信されてきた場合、管理部102は、送信されてきた分離要求信号を基に、利用者参加情報テーブル202のグループ「AAA」からスクリーンネーム「HANAHANA」と対応付けられている利用者識別子を検索する。ここでは、利用者識別子「000002」が検索される。なお、本コミュニケーションシステムにおいて、スクリーンネームなどの公開利用者識別子を利用していない場合、例えば、前記の例では、利用者識別子「000002」が直接、分離要求信号で指定される。これは、後述の説明についても同様である。
そして、編集部103は、分離要求した利用者の利用者識別子「000001」を指定者識別子として、また、分離要求された利用者の利用者識別子「000002」を被指定者識別子として、この指定者識別子「000001」と、被指定者識別子「000002」と、グループ識別子「AAA」と、分離要求した日時とを対応付けて、分離要求管理テーブル203へ追加書き込みして記憶させる。例えば、 2012年10月25日に、利用者識別子「000001」の利用者が利用者識別子「000002」をグループ「AAA」にて分離要求した場合、図5に示すような情報が分離要求管理テーブル203に記憶される。
その後、判定部105が既定のタイミングで指定者識別子が「000002」と、被指定者識別子「000001」と、グループ識別子「AAA」とが対応付けられて、分離要求管理テーブル203に記憶されているかどうかを検索し、その情報の有無を判定する。今回は、判定部105が、この情報が無いと判定したとする。
その後、分離要求された利用者識別子が「000002」である利用者からスクリーンネームが「NIPPON」である利用者との分離を要求して、通信端末300−2を介して分離要求信号が送信されてきた場合、管理部102は、利用者参加情報テーブル202のグループ「AAA」からスクリーンネーム「NIPPON」と対応付けられている利用者識別子を検索する。ここでは、利用者識別子「000001」が検索される。
そして、編集部103は、分離要求した利用者の利用者識別子「000002」を指定者識別子として、また、分離要求された利用者の利用者識別子「000001」を被指定者識別子として、指定者識別子「000002」と、被指定者識別子「000001」と、グループ識別子「AAA」とを対応付けて分離要求管理テーブル203へ追記する。
その後、判定部105が既定のタイミングで、指定者識別子が「000001」と、被指定者識別子「000002」とグループ識別子「AAA」とが対応付けられて、分離要求管理テーブル203に記憶されているか検索し、その情報の有無を判定する。判定部105が、当該情報が有ると判定した場合(利用者識別子が「000002」である利用者から分離要求信号が送信されてきた場合に検索した利用者識別子と、利用者識別子「000002」である利用者を分離要求した利用者の利用者識別子が「000001」とが同じであると判定した場合でも良い)、利用者識別子が「000001」である利用者と利用者識別子が「000002」である利用者とは、グループ識別子が「AAA」であるグループに互いが同時に参加することを望まないことが確定する。すると、編集部103は、利用者参加情報テーブル202にて、その利用者に対応する利用者識別子「000001」および「000002」と、グループ識別子「AAA」との対応関係を削除する。また、利用者識別子「000002」を含まない派生グループと、利用者識別子「000001」を含まない派生グループとを、グループ「AAA」から派生した派生グループとして生成して、派生グループを利用者参加情報テーブル202に登録する。
管理部102は、編集部103が派生グループを生成した際、派生グループの派生元であるグループのグループ識別子「AAA」と対応付けられて記憶されている利用者識別子を利用者参加情報テーブル202から検索する。ここでは、利用者識別子「000003」、「000004」、「000005」および「000006」が検索される。
すると、通知部104は、管理部102が検索した利用者識別子が付与されている利用者へ所定の通知を行う。このときの通知の内容には、例えば、グループ識別子が「AAA」であるグループから2つの派生グループが生成されたことや、一方の派生グループにスクリーンネーム「NIPPON」(利用者識別子「000001」)である利用者が参加し、他方の派生グループにスクリーンネーム「HANAHANA」(利用者識別子「000002」)である利用者が参加していること、いずれのグループに参加するかの選択要求等が含まれる。
また、管理部102の他の動作として、利用者から当該利用者の利用者識別子と参加希望のグループのグループ識別子とを用いて、その参加希望グループへの参加の要求があった場合、管理部102は、利用者参加情報テーブル202からその参加希望のグループ識別子と対応付けられている利用者識別子を検索・抽出する。つまり、管理部102は、その利用者が参加しようとしているグループに現在参加している利用者の利用者識別子を抽出する。そして、判定部105は、分離要求管理テーブル203を参照し、管理部102が抽出した利用者識別子のいずれかが指定者識別子となっており、且つ参加の要求をしてきた利用者の利用者識別子が被指定者識別子となっている対応付けが分離要求管理テーブル203に記憶されているかどうかを判定する。つまり、判定部105は、参加要求してきた利用者を分離要求した利用者が、参加要求されたグループに存在するかどうかを判定する。
判定部105が、前記対応付けが分離要求管理テーブル203に記憶されていると判定した場合、通知部104は、当該参加の要求をしてきた利用者へそのグループへの参加の拒否を示す通知を行う。
また、管理部102の他の動作として、利用者から参加希望のグループのグループ識別子とを用いてそのグループへの参加の要求があった場合、管理部102は、利用者参加情報テーブル202からそのグループ識別子と対応付けられている利用者識別子を抽出する。つまり、管理部102は、その利用者が参加しようとしているグループに現在参加している利用者の利用者識別子を抽出する。そして、判定部105は、分離要求管理テーブル203を参照し、管理部102が抽出した利用者識別子のいずれかが被指定者識別子として分離要求管理テーブル203に記憶されているかどうかを判定する。つまり、判定部105は、誰かから分離要求された利用者が、参加要求されたグループに存在するかどうかを判定する。
判定部105が、分離要求された利用者が参加要求されたグループに存在すると判定した場合、通知部104は、当該参加の要求をしてきた利用者へ所定の通知を行う。この通知は、例えば、参加を要求しているグループに誰かから分離要求された利用者がいることの通知や、さらに、分離要求された利用者のスクリーンネームを含むものであっても良い。
また、管理部102の他の動作として、利用者から当該利用者の利用者識別子と参加希望のグループのグループ識別子とを用いてそのグループへの参加の要求があった場合、管理部102は、分離要求管理テーブル203を参照し、当該利用者識別子を指定者識別子として対応付けられている被指定者識別子を分離要求管理テーブル203から検索して抽出する。つまり、管理部102は、参加要求してきた利用者が分離要求した利用者を検索して抽出する。そして、判定部105は、利用者参加情報テーブル202を参照し、管理部102が抽出した被指定者識別子の利用者識別子が利用者参加情報テーブル202にて当該参加要求のあったグループのグループ識別子と対応付けられて記憶されているかどうかを判定する。つまり、判定部105は、参加要求してきた利用者が分離要求した利用者が、その参加要求されたグループに存在するかどうかを判定する。
判定部105が、管理部102が抽出した被指定者識別子が利用者参加情報テーブル202にて当該参加要求のあったグループのグループ識別子と対応付けられて記憶されていると判定した場合、通知部104は、その参加の要求をしてきた利用者へ所定の通知を行う。この通知は、例えば、参加を要求しているグループに過去に自身が分離要求した利用者がいることの通知や、さらに、その分離要求した利用者のスクリーンネームを含むものであっても良い。
また、編集部103は、所定のタイミングで指定者識別子と被指定者識別子とグループ識別子との対応付けを分離要求管理テーブル203から削除する。また、編集部103は、所定のタイミングで派生グループの登録を利用者参加情報テーブル202から削除し、グループ管理情報テーブル204にて、その削除した派生グループと対応付けられている派生元のグループ識別子のグループに、その削除した派生グループに登録されていた利用者識別子を登録する。
通信端末300−1〜300−nは、利用者が操作する通信装置である。また、通信端末300−1〜300−nは、利用者の入力に基づいて情報を送信し、コミュニケーション装置100から送信されてきた情報を表示する。
以下に、図1に示したコミュニケーションシステムにおけるコミュニケーション方法について説明する。まずは、ある利用者から分離要求があったときにコミュニケーション装置100が派生グループを生成する処理について説明する。
図8は、利用者から分離要求があったときにコミュニケーション装置100が派生グループを生成する処理の一例を説明するためのフローチャートである。
管理部102は、利用者から通信端末300−1〜300−nを介して分離要求を通信部101に受信すると、分離要求があったと判定する(ステップS1)。この判定は、通信端末300−1〜300−nから所定の分離要求信号が送信されてきたことに基づいて本プロセスが実行される。ただし、分離要求信号を受信したかどうかを監視し、判定するプロセスを常時実行しておいても良い。この分離要求信号は、前述した分離要求を行うための信号であって、送信元の利用者の利用者識別子と、分離要求するグループのグループ識別子と、分離要求対象となる利用者(被指定者)のスクリーンネームとが含まれる。このグループ識別子は、複数であっても良い。分離要求対象となる利用者(被指定者)の利用者識別子が公開されている場合は、スクリーンネームを用いなくて良い。分離要求の受信に伴い、プロセスが実行されるイベント駆動で説明するが、プロセスが常時起動されており、分離要求の受信待ちをしているものでも構わない。
管理部102が、利用者から通信端末300−1〜300−nを介して分離要求信号を受信したと判定した場合、判定部105は、分離要求信号に含まれる被指定者のスクリーンネームに基づいて、被指定者の利用者識別子を利用者参加情報テーブル202から検索する(ステップS2)。続いて、編集部103は、分離要求信号に含まれる送信元の利用者の利用者識別子を指定者識別子として、また、管理部102が検索した被指定者の利用者識別子を被指定者識別子として、この指定者識別子と被指定者識別子と、分離要求信号に含まれるグループ識別子と、この指定の日時とを対応付けて、分離要求管理テーブル203に書き込んで記憶させる(ステップS3)。これにより、分離要求が登録される。なお、編集部103は、この分離要求登録について、最初の登録を一時的な登録として、指定日時から既定時間内(例えば、8時間以内)、もしくは、既定時刻(例えば、午後12時)に、分離要求をしてきた利用者から取消の要求がなければ、指定が確定されたと判断し、分離要求登録を確定するものであっても良い。また、前記の対応付けを分離要求管理テーブル203に登録する際、編集部103は所定の点数も対応付けて記憶させ、当該分離要求を行った同じ利用者から同じ被指定者を指定した分離要求がある度に、点数を加算していき、その点数が、既定値に達した場合、登録を確定するものであっても良い。
続いて、管理部102は、分離要求信号に含まれるグループ識別子に基づいて、そのグループの参加者人数を利用者参加情報テーブル202からカウントし、またはグループ管理情報テーブル204の参加者人数から検索する。そして、判定部105は、管理部102が検索したそのグループの参加者人数が2人以下であるかどうかを判定する(ステップS4)。
参加者人数が2人以下ではない場合、判定部105は、分離要求管理テーブル203に指定者と被指定者とが逆の分離要求が登録されているかどうかを判定する(ステップS5)。具体的には、判定部105は、ステップS4にて編集部103が登録した指定者識別子が被指定者識別子であり、且つステップS4にて編集部103が登録した被指定者識別子が指定者識別子であり、さらにステップS4にて編集部103が登録したグループ識別子が同一である対応付けが分離要求管理テーブル203に記憶されているかどうかを検索する。
判定部105は、この対応付けが分離要求管理テーブル203に記憶されていないと判定した場合、このプロセスの処理を終了し、再度、分離要求が到着するまで待つ。なお、この場合、通知部104が、被指定者識別子として登録された利用者へ、分離要求された旨を通知するものであっても良い。
一方、判定部105が、この対応付けが分離要求管理テーブル203に記憶されていると判定した場合は、編集部103は、分離要求が行われたグループを派生元として、分離要求された一方の利用者を含まない派生グループと、他方を含まない派生グループとを生成する(ステップS6)。例えば、グループ「AAA」において、利用者識別子が「000001」の利用者と、利用者識別子が「000002」の利用者とが互いに分離要求した場合、編集部103は、利用者識別子が「000002」の利用者を含まない派生グループ「AAA_X」と、利用者識別子が「000001」の利用者を含まない派生グループ「AAA_Y」とを生成する。そして、編集部103は、これらの派生グループの情報を利用者参加情報テーブル202およびグループ管理情報テーブル204に登録する(ステップS7)。このとき、編集部103は、利用者識別子「000001」をグループ識別子「AAA_X」と対応付けて利用者参加情報テーブル202に書き込むとともに、利用者参加情報テーブル202のグループ識別子「AAA」と対応付けられている利用者識別子「000001」を削除する。また、編集部103は、利用者識別子「000002」をグループ識別子「AAA_Y」と対応付けて利用者参加情報テーブル202に書き込むとともに、利用者参加情報テーブル202のグループ識別子「AAA」と対応付けられている利用者識別子「000002」を削除する。利用者参加情報テーブル202に記憶されているスクリーンネームについても、同様に編集される。なお、このとき、コミュニケーション装置100は、グループ識別子「AAA」のグループにおけるコミュニケーションサービスを、通信端末300−1〜300−nから一時的にアクセス停止の状態にするものであっても良い。
このように登録が行われた後、登録されたグループ識別子に対応する各利用者識別子の通信端末300−1〜300−nに対してそれぞれコミュニケーションサービスが提供される。
その後、管理部102は、利用者参加情報テーブル202にて、派生元となったグループ識別子「AAA」と対応付けられている利用者識別子を検索して抽出する。そして、通知部104は、管理部102が抽出した利用者識別子を用いて、利用者管理情報テーブル201にて、その利用者識別子と対応付けられている連絡先情報へ所定の通知を行う(ステップS8)。この通知には、グループ識別子が「AAA」であるグループから利用者識別子が「000001」が参加する「AAA_X」と利用者識別子が「000002」が参加する「AAA_Y」との派生グループが派生した旨や、派生元のグループに残るか、どちらの派生グループに参加するか、双方の派生グループに参加するか、どのグループにも参加しないか等、参加するグループの選択を問い合わせる内容が含まれる。また、この通知を行う宛先は、管理部102が検索した利用者識別子と利用者管理情報テーブル201にて対応付けられた電子メールアドレスや、あらかじめ登録されている端末IDを用いても良い。
通信端末300−1〜300−nは、前記の通知を受信すると、グループを選択するための画面を表示し、利用者の操作に基づいて選択された内容を当該通知の回答としてコミュニケーション装置100へ送信する。この回答には、回答した利用者の利用者識別子と、選択したグループ識別子とが含まれる。なお、利用者の操作が、いずれのグループにも参加を希望しないことを選択するものである場合、その旨が回答に含まれる。
参加するグループの選択を問い合わせる通知への回答が通信端末300−1〜300−nから送信されてくると、編集部103は、この回答に含まれる利用者識別子を利用者参加情報テーブル202から検索し、検索された利用者識別子を、回答に含まれるグループ識別子と対応付けるように利用者参加情報テーブル202を編集(更新)する(ステップS9)。
図9は、ステップS9にて更新された利用者参加情報テーブル202に記憶されている情報の一例を示す図である。ここでは、グループ識別子が「AAA」であるグループから、利用者識別子が「000001」である利用者が参加する派生グループ「AAA_X」と、利用者識別子が「000002」である利用者が参加する派生グループ「AAA_Y」とが生成され、利用者識別子が「000003」である利用者と、利用者識別子が「000004」である利用者とがグループ「AAA」に残る旨の回答を行い、利用者識別子が「000005」である利用者がグループ「AAA_X」に参加する旨の回答を行い、利用者識別子が「000006」である利用者がグループ「AAA_Y」に参加する旨の回答を行った場合を例に挙げる。
図9に示すように、利用者参加情報テーブル202にて、グループ「AAA」に残る旨を回答した利用者の利用者識別子「000003」およびスクリーンネーム「LASER」と利用者識別子「000004」およびスクリーンネーム「GODZILLA」とがグループ識別子「AAA」と対応付けられて記憶される。また、利用者参加情報テーブル202にて、ステップS7で登録された利用者識別子「000001」およびスクリーンネーム「NIPPON」とグループ「AAA_X」に参加する旨を回答した利用者の利用者識別子「000005」およびスクリーンネーム「KIYOMAR」とがグループ識別子「AAA_X」と対応付けられて記憶される。また、利用者参加情報テーブル202にて、ステップS7で登録された利用者識別子「000002」およびスクリーンネーム「HANAHANA」とグループ「AAA_Y」に参加する旨を回答した利用者の利用者識別子「000006」およびスクリーンネーム「SATSUMA」とがグループ識別子「AAA_Y」と対応付けられて記憶される。
一方、ステップS4にて、判定部105が、参加者人数が2人以下であると判定した場合は、管理部102は、分離要求信号に含まれるグループ識別子と対応付けられている利用者識別子を、利用者参加情報テーブル202から検索して抽出する。そして、管理部102は、抽出された利用者識別子をもとに、利用者管理情報テーブル201より、各利用者の連絡先情報を検索して抽出する。通知部104は、分離要求するグループにおけるコミュニケーションを廃止する旨とその廃止の了承を選択する画面とを生成するデータを含む廃止通知を、通信部101を介して、管理部102が抽出した連絡先情報を基に、当該グループへの現在の参加者の通信端末へ送信する。その後、廃止通知の送信先である通信端末から了承の返信があった場合、または廃止通知を送信してから一定期間が経過した場合、編集部103は、グループ管理情報テーブル204の当該グループのデータの状態に休止を入力または当該グループのデータを削除し、当該グループにおけるコミュニケーションを終了する(ステップS10)。
ここで、編集部103は、利用者参加情報テーブル202にて、グループ識別子に対応付けられた利用者識別子のすべてがなくなった時点で、そのグループ識別子のグループの状態を休止にし、またはデータを削除し、アクセス停止していたグループのコミュニケーションを、終了にしても良い。また、削除する際、グループ管理情報テーブル204に記憶されている派生元のグループと派生グループとの関連性を示す情報(対応付け)は残しておく。
また、編集部103は、利用者参加情報テーブル202の同じグループ識別子に対応付けされている利用者識別子をカウントし、またはグループ管理情報テーブル204の参加人数から、参加者人数(利用者識別子)が1人となったグループ識別子を抽出する。そして、通知部104は、抽出されたグループ識別子のグループのコミュニケーションサービスの破棄する旨とその破棄の了承を選択する画面とを生成するデータを含む破棄通知を、そのグループの参加者である利用者識別子の通信端末へ送信する。その後、破棄通知の送信先である通信端末から了承の返信があった場合、または破棄通知を送信してから一定期間が経過した場合、編集部103は、グループ管理情報テーブル204の当該グループのデータの状態に休止を入力または当該グループのデータを削除し、当該グループにおけるコミュニケーションサービスを終了する。
また、編集部103は、利用者参加情報テーブル202にて、互いに対応付けられた利用者識別子が同じであるグループ識別子があるかどうかを判定する。つまり、編集部103は、参加者がすべて同じグループがあるかどうかを判定することで、グループの重複の有無を判定する。編集部103が、参加者がすべて同じグループがあると判定した場合、通知部104は、参加者がすべて同じ2つ(3つ以上でも可)のグループ(以下、合併対象グループと称する)のコミュニケーションサービスを合併する旨およびその合併の了承と否認とのいずれか一方を選択する画面を生成するデータを含む合併通知を、そのグループの参加者である利用者識別子の利用者の通信端末へ送信する。その後、合併を了承する回答があらかじめ設定された数または割合以上あった場合、または、合併通知を送信してから一定期間が経過した場合(既定数以上の承認の数もしくは既定数未満の否認の数の場合)、編集部103は合併対象グループのグループ識別子を1つのグループ識別子(以下、合併グループ識別子と称する)へ変更し、利用者参加情報テーブル202にて、合併対象グループのグループ識別子と対応付けられていた利用者識別子を合併グループ識別子と対応付けるように変更する。また、編集部103は合併対象グループのコミュニケーションサービスを1つに合併する。また、通知部104は、利用者参加情報テーブル202にて合併グループ識別子と対応付けられた利用者識別子の利用者の通信端末へその旨を通知する。一方、合併を否認する回答があらかじめ設定された数または割合以上あった場合は、編集部103は合併対象グループを合併しない。その場合も、通知部104は、その旨を合併対象グループに参加している利用者へ通知する。
以下に、参加要求をしたグループに、自身を分離要求した利用者が参加している場合の処理について説明する。
図10は、利用者から参加要求があったグループに当該利用者を分離要求した利用者が参加している場合のコミュニケーション装置100における処理の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、管理部102は、利用者から通信端末300−1〜300−nを介して、通信部101を介してグループへの参加の要求を受信したと判定する(ステップS11)。この要求には、当該利用者に付与された利用者識別子と、参加を希望するグループのグループ識別子とが含まれた参加要求信号が用いられる。参加要求信号の受信をトリガにこのプロセスが実行され、受信を判定する。ただし、参加要求信号を受信したかどうかを監視、判定するプロセスを常時実行しておいても良い。
参加の要求があった場合、管理部102は、参加要求信号に含まれるグループ識別子と対応付けられている利用者識別子を利用者参加情報テーブル202から抽出する(ステップS12)。続いて、判定部105は、管理部102が抽出した利用者識別子のいずれかが指定者識別子であり、且つ参加要求信号に含まれる利用者識別子が被指定者識別子である対応付けを、分離要求管理テーブル203から検索し、この対応付けられた情報が記憶されているどうか判定する(ステップS13)。判定部105が、前記の対応付けを検索でき、情報が記憶されていると判定した場合、通知部104は、参加の要求をしてきた利用者へ当該グループへの参加の拒否を示す通知を行う(ステップS14)。また、前記の対応付けが検索でき、且つ前述した点数が所定の点数以上である場合に、判定部105が、情報が記憶されていると判定し、通知部104が参加の要求をしてきた利用者へ当該グループへの参加の拒否を示す通知の送信を通信部101を用いて行うものであっても良い。
以下に、利用者から参加要求があったとき、参加を希望したグループに誰かから分離要求された利用者がいる場合の処理について説明する。
図11は、利用者から参加要求があったとき、参加を希望したグループに分離要求された利用者がいる場合のコミュニケーション装置100における処理の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、管理部102は、利用者から通信端末300−1〜300−nを介して、通信部101を介してグループへの参加の要求を受信したと判定する(ステップS21)。この要求には、当該利用者に付与された利用者識別子と、参加を希望するグループのグループ識別子とが含まれた参加要求信号が用いられる。参加要求信号の受信をトリガにこのプロセスが実行され、受信を判定する。ただし、参加要求信号を受信したかどうかを監視、判定するプロセスを常時実行しておいても良い。
参加の要求があった場合、管理部102は、参加要求信号に含まれるグループ識別子と対応付けられている利用者識別子を利用者参加情報テーブル202から抽出する(ステップS22)。続いて、判定部105は、管理部102が抽出した利用者識別子を分離要求管理テーブル203から検索し、抽出した利用者識別子が被指定者識別子として分離要求管理テーブル203に記憶されているかどうか判定する(ステップS23)。判定部105が、抽出した利用者識別子のいずれかが、被指定者識別子として検索でき、分離要求管理テーブル203に記憶されていると判定した場合、通知部104は、参加の要求をしてきた利用者へ所定の通知の送信を通信部101を用いて行う(ステップS24)。この通知には、参加要求したグループに、誰かから分離要求された利用者が参加している旨を示す情報が含まれる。
以下に、利用者から参加要求があったとき、参加を希望したグループに、他のグループにて当該利用者が分離要求した利用者がいる場合の処理について説明する。
図12は、利用者から参加要求があったとき、参加を希望したグループに、他のグループにて当該利用者が分離要求した利用者がいる場合のコミュニケーション装置100における処理の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、管理部102は、利用者から通信端末300−1〜300−nを介して、通信部101を介してグループへの参加の要求を受信したと判定する(ステップS31)。この要求には、当該利用者に付与された利用者識別子と、参加を希望するグループのグループ識別子とが含まれた参加要求信号が用いられる。参加要求信号の受信をトリガにこのプロセスが実行され、受信を判定する。ただし、参加要求信号を受信したかどうかを監視、判定するプロセスを常時実行しておいても良い。
参加の要求があった場合、管理部102は、その参加要求信号に含まれる利用者識別子を指定者識別子として分離要求管理テーブル203にて対応付けられている被指定者識別子を検索して抽出する。続いて、判定部105は、管理部102が抽出した被指定者識別子の利用者識別子が利用者参加情報テーブル202にて、参加要求信号に含まれるグループ識別子と対応付けられて記憶されているかどうかを判定する(ステップS33)。
判定部105が、管理部102が抽出した被指定者識別子が利用者参加情報テーブル202にて、参加要求信号に含まれるグループ識別子と対応付けられて記憶されていると判定した場合、通知部104は、参加の要求をしてきた利用者へ所定の通知の送信を通信部101を用いて行う(ステップS34)。この通知は、参加を希望したグループに分離要求した利用者が参加している旨とそれでも参加するかどうかを選択する画面とを生成するデータを含む意思確認通知である。
その後、意思確認通知に対して参加することを選択した返信が利用者の通信端末から通信部101に送信されてきた場合、編集部103は、利用者参加情報テーブル202に、参加要求信号に含まれるグループ識別子と対応付けて利用者識別子を参加日時ともに記憶させ、そのグループ識別子のグループにおけるコミュニケーションサービスにアクセスを許可する。
また、参加要求が行われた際、参加を要求してきた利用者を認証するものであっても良い。これにより、分離要求された利用者が他の利用者になりすますことを防止することできる。
まず、管理部102は、利用者から通信端末300−1〜300−nを介して、グループへの参加の要求の受信があったと判定する。この要求には、当該利用者に付与された利用者識別子と、参加を希望するグループのグループ識別子とが含まれた参加要求信号が用いられる。
参加の要求があった場合、管理部102は、その参加要求信号に含まれるグループ識別子と対応付けられた利用者識別子を利用者参加情報テーブル202から抽出する。続いて、判定部105は、管理部102が抽出した利用者識別子が指定者識別子である被指定者識別子を分離要求管理テーブル203から検索する。そして、管理部102は、検索した被指定者識別子である利用者識別子と対応付けられた個人情報や連絡先情報(以下、第1の個人情報と称する)を利用者管理情報テーブル201から抽出する。個人情報や連絡先情報は、当該利用者の氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス等であって、利用者管理情報テーブル201にあらかじめ登録されている情報である。また、管理部102は、参加要求信号に含まれる利用者識別子と対応付けられた個人情報や連絡先情報(以下、第2の個人情報と称する)を利用者管理情報テーブル201から抽出する。そして、判定部105は、第1の個人情報と第2の個人情報とを比較して一致度を判定する。判定部105における比較の結果、所定の項目が一致したと判定された場合、通知部104は、参加要求を行った利用者へ参加を拒否する旨のデータを含む拒否通知を通信部101を介して送信する。
また、他の例を以下に挙げる。
まず、管理部102は、利用者から通信端末300−1〜300−nを介して、グループへの参加の要求の受信があったと判定する。この要求には、当該利用者に付与された利用者識別子と、参加を希望するグループのグループ識別子とが含まれた参加要求信号が用いられる。
参加の要求があった場合、管理部102は、その参加要求信号に含まれるグループ識別子と対応付けられた被指定者識別子を分離要求管理テーブル203から抽出する。続いて、管理部102は、抽出した被指定者識別子である利用者識別子と対応付けられた個人情報や連絡先情報(以下、第3の個人情報と称する)を利用者管理情報テーブル201から抽出する。また、管理部102は、参加要求信号に含まれる利用者識別子と対応付けられた個人情報や連絡先情報(以下、第4の個人情報と称する)を利用者管理情報テーブル201から抽出する。そして、判定部105は、第3の個人情報と第4の個人情報とを比較して一致度を判定する。判定部105における比較の結果、所定の項目が一致したと判定された場合、通知部104は、参加要求を行った利用者へ参加を拒否する旨のデータを含む拒否通知を通信部101を介して送信する。
以下に、分離要求の解除について説明する。
図13は、分離要求の解除の処理の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、管理部102は、利用者から通信端末300−1〜300−nを介して、通信部101に分離要求の解除の要求の受信があったと判定する(ステップS41)。この要求には、当該利用者に付与された利用者識別子と、分離要求した相手(被指定者)のスクリーンネームと、分離要求解除を希望するグループのグループ識別子とが含まれた解除要求信号が用いられる。このグループ識別子は、派生元のグループ識別子ではなく、派生したグループ識別子であっても良い。解除要求信号の受信をトリガにこのプロセスが実行され、受信を判定する。ただし、解除要求信号を受信したかどうかを監視、判定するプロセスを常時実行しておいても良い。
分離要求解除要求があった場合、管理部102は、解除要求信号に含まれる被指定者のスクリーンネームに基づいて、被利用者の利用者識別子を利用者参加情報テーブル202から検索して抽出する。続いて、管理部102は、解除要求信号に含まれる利用者識別子が指定者識別子であり、抽出した利用者識別子が被指定者識別子である対応付けを分離要求管理テーブル203から検索する。そして、編集部103は、管理部102が検索した対応付けを分離要求解除要求があった日時情報(解除要求信号が送信された日時、または解除要求信号が受信された日時)とともに分離解除管理テーブル(不図示)に記憶(分離解除登録)させる(ステップS42)。また、この対応付けを分離解除管理テーブルに一時的に記憶しておき、分離解除登録の最初の記憶を一時的な登録として、指定日時から既定時間内(例えば、8時間以内)、もしくは、既定時刻(例えば、午後12時)に、分離要求解除要求をしてきた利用者と同じ利用者識別子から取消の要求がなければ、解除が確定されたと判断し、分離解除管理テーブルの分離解除登録を確定するものであっても良い。また、分離解除管理テーブルの対応付けに点数を付与し、同じ指定者識別子の利用者から同じ被指定者識別子のスクリーンネームが解除指定された回数に応じて点数を加算していき、その点数が、既定値に達した場合、分離解除登録を確定するものであっても良い。
判定部105は前記の分離解除登録を行った後、この分離解除登録において指定者識別子となっている利用者識別子が被指定者識別子であり、且つ被指定者識別子となっている利用者識別子が指定者識別子となっている対応付け(以下、逆対応付けと称する)が分離解除管理テーブルに記憶(分離解除登録)されているかどうかを判定する(ステップS43)。
なお、分離解除管理テーブルを用いず、分離要求管理テーブル203にて、指定者識別子と被指定者識別子との対応付けに、分離要求解除要求があったか否かを示す情報を対応付けて記憶させ、判定部105が、その情報に基づいて分離要求解除要求があったかどうかを判定するものであっても良い。この場合、分離要求解除要求があったか否かを示す情報を1ビットのフラグで示す(「1」が分離要求解除要求あり、「0」が分離要求解除要求なし)ものであっても良い。
判定部105が、逆対応付けが分離解除管理テーブルに登録されていると判定した場合、編集部103は、この指定者識別子と被指定者識別子との対応付けと同じ対応付けを分離要求管理テーブル203および分離解除管理テーブルから削除する(ステップS44)。なお、対応付けの削除処理は、派生グループが生成されてから所定の期間が経過した後や、ある日時等、所定のタイミング自動的に行われるものであっても良い。
続いて、判定部105は、削除した対応付けに含まれていたグループ識別子と対応付けられた他の指定者識別子と被指定者識別子とが分離要求管理テーブル203に記憶されているかどうかを判定する(ステップS45)。判定部105が、他の指定者識別子と被指定者識別子との対応付けが分離要求管理テーブル203に記憶されていないと判定した場合、編集部103は、当該グループの派生元のグループを復元させる(ステップS46)。また、編集部103は、派生グループを削除する(ステップS47)。例えば、利用者識別子が「000001」である利用者と利用者識別子が「000002」である利用者とが互いに分離要求したことによって、グループ「AAA」から派生グループ「AAA_X」と「AAA_Y」とが生成された後、前述した処理で派生元のグループが復元され、派生グループが削除されると、グループ「AAA」が復元して、派生グループ「AAA_X」および「AAA_Y」が削除される。つまり、派生グループ「AAA_X」および「AAA_Y」に参加していた利用者に対して、グループ「AAA」にてコミュニケーションサービスが再開され、派生グループ「AAA_X」および「AAA_Y」におけるサービスが休止となる。利用者参加情報テーブル202においては、グループ識別子「AAA_X」と対応付けられていた利用者識別子およびグループ識別子「AAA_Y」と対応付けられていた利用者識別子が、グループ識別子「AAA」と対応付けられて登録され、グループ識別子「AAA_X」および「AAA_Y」が削除される。なお、この派生元のグループの復元処理は、派生グループが生成されてから所定の期間が経過した後や、ある日時等、所定のタイミング自動的に行われるものであっても良い。
また、この復元に所定の条件を付加しても良い。例えば、派生グループに、派生時には参加していなかった利用者がいる場合は、復元を行わないものであったり、派生時に参加していた利用者がその派生グループから離脱していた場合は、復元を行わないものであったりしても良い。
このように、互いに意見等の合わない参加者(利用者)の属するグループを分けることで、快適なコミュニケーションの場を提供することができる。さらに、利用者を排除するものではないため、コミュニケーションサービスの利用を継続させることができる。
なお、コミュニケーション装置100が具備する、管理部102、編集部103、通知部104および判定部105は、それぞれ管理手段、編集手段、通知手段および判定手段として、独立した装置に設けられているものであっても良いし、通信端末300−1〜300−nのいずれかに設けられているものであっても良い。また、コミュニケーション装置100は情報記憶装置200を具備するものであっても良い。
前述したコミュニケーション装置100に設けられた各構成要素が行う処理は、目的に応じてそれぞれ作製された論理回路で行うようにしても良い。また、処理内容を手順として記述したコンピュータプログラム(以下、プログラムと称する)をコミュニケーション装置100にて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムをコミュニケーション装置100に読み込ませ、実行するものであっても良い。コミュニケーション装置100にて読取可能な記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、DVD、CDなどの移設可能な記録媒体の他、コミュニケーション装置100に内蔵されたROM、RAM等のメモリやHDD等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、コミュニケーション装置100に設けられたCPU(不図示)にて読み込まれ、CPUの制御によって、前述したものと同様の処理が行われる。ここで、CPUは、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。
前記の実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)所定のグループに参加する利用者が通信端末を介して投稿した投稿情報を、該グループに参加する複数の利用者へ前記通信端末を介して提供するコミュニケーションシステムであって、
前記利用者を識別するための利用者識別子と、前記利用者が参加するグループを識別するためのグループ識別子とを対応付けて記憶する利用者参加情報記憶手段と、
同じグループに対応付けられている利用者識別子のうち、第1の利用者識別子の利用者から前記通信端末を介して第2の利用者識別子に対する分離要求信号が送信され、且つ、該第2の利用者識別子の利用者から前記通信端末を介して前記第1の利用者識別子に対する前記分離要求信号が送信されてきた場合の有無を判定する管理判定手段と、
前記管理判定手段が判定有りと判定した場合、前記第1の利用者識別子および前記第2の利用者識別子を前記利用者参加情報記憶手段の当該グループとの対応関係を削除して、前記第1の利用者識別子と対応付けされ、且つ、前記第2の利用者識別子とは対応付けしない第1の派生グループと、前記第2の利用者識別子と対応付けされ、且つ、前記第1の利用者識別子とは対応付けしない第2の派生グループとを、当該グループから派生した派生グループとして生成し、該派生グループを前記利用者参加情報記憶手段に記憶させる編集手段とを有することを特徴とするコミュニケーションシステム。
(付記2)前記利用者参加情報記憶手段は、前記利用者識別子と、参加するグループにて該利用者が使用するスクリーンネームとを対応付けて記憶し、
前記管理判定手段は、前記スクリーンネームを指定して送信された前記分離要求信号を基に、前記利用者参加情報記憶手段の当該グループから該スクリーンネームと対応付けられた利用者識別子を検索することを特徴とする、付記1に記載のコミュニケーションシステム。
(付記3)前記通信端末を介して前記利用者へ所定の通知を行う通知手段を有し、
前記管理判定手段は、前記編集手段が前記派生グループを生成した際、該派生グループの派生元であるグループのグループ識別子と対応付けられて記憶されている利用者識別子を前記利用者参加情報記憶手段から検索し、
前記通知手段は、前記管理判定手段が検索した利用者識別子が付与されている利用者へ所定の通知を行う特徴とする、付記1または付記2に記載のコミュニケーションシステム。
(付記4)前記分離要求した利用者の利用者識別子を指定者識別子として、また、前記分離要求された利用者識別子を被指定者識別子として、前記指定者識別子と前記被指定者識別子と、前記分離要求が行われたグループのグループ識別子とを対応付けて記憶する分離要求管理情報記憶手段を有し、
前記管理判定手段は、前記利用者から該利用者の利用者識別子と参加希望のグループのグループ識別子とを用いて該グループへの参加の要求があった場合、前記利用者参加情報記憶手段から該グループ識別子と対応付けられている利用者識別子を抽出し、該抽出した利用者識別子のいずれかが前記指定者識別子であり、且つ前記参加の要求をしてきた利用者の利用者識別子が前記被指定者識別子である対応付けが前記分離要求管理情報記憶手段に記憶されているかどうかを判定し、
前記通知手段は、前記管理判定手段が、該対応付けが前記分離要求管理情報記憶手段に記憶されていると判定した場合、該参加の要求をしてきた利用者へ該グループへの参加の拒否を示す通知を行うことを特徴とする、付記3に記載のコミュニケーションシステム。
(付記5)前記管理判定手段は、前記利用者から参加希望のグループのグループ識別子を用いて該グループへの参加の要求があった場合、前記利用者参加情報記憶手段から該グループ識別子と対応付けられている利用者識別子を抽出し、該抽出した利用者識別子のいずれかが前記被指定者識別子として前記分離要求管理情報記憶手段に記憶されているかどうかを判定し、
前記通知手段は、前記管理判定手段が、前記抽出した利用者識別子のいずれかが前記被指定者識別子として前記分離要求管理情報記憶手段に記憶されていると判定した場合、該参加の要求をしてきた利用者へ所定の通知を行うことを特徴とする、付記4に記載のコミュニケーションシステム。
(付記6)前記管理判定手段は、前記利用者から該利用者の利用者識別子と参加希望のグループのグループ識別子とを用いて該グループへの参加の要求があった場合、該利用者識別子を前記指定者識別子として前記分離要求管理情報記憶手段にて対応付けられている被指定者識別子を検索し、該検索された被指定者識別子が前記利用者参加情報記憶手段にて該参加の要求のあったグループのグループ識別子と対応付けられて記憶されているかどうかを判定し、
前記通知手段は、前記管理判定手段が、前記検索された被指定者識別子が前記利用者参加情報記憶手段にて該参加の要求のあったグループのグループ識別子と対応付けられて記憶されていると判定した場合、該参加の要求をしてきた利用者へ所定の通知を行うことを特徴とする、付記4または付記5に記載のコミュニケーションシステム。
(付記7)前記編集手段は、所定のタイミングで前記指定者識別子と前記被指定者識別子と前記グループ識別子との対応付けを前記分離要求管理情報記憶手段から削除することを特徴とする、付記4から6のいずれか1項に記載のコミュニケーションシステム。
(付記8)前記編集手段が生成した派生グループごとに、該派生グループの派生元であるグループのグループ識別子を記憶するグループ管理情報記憶手段を有し、
前記編集手段は、所定のタイミングで前記派生グループの登録を前記利用者参加情報記憶手段から削除し、前記グループ管理情報記憶手段にて、該削除した派生グループと対応付けられているグループ識別子のグループに、該削除した派生グループに登録されていた利用者識別子を登録することを特徴とする、付記1から7のいずれか1項に記載のコミュニケーションシステム。
(付記9)所定のグループに参加する利用者が通信端末を介して投稿した投稿情報を、該グループに参加する複数の利用者へ前記通信端末を介して提供するコミュニケーション装置であって、
同じグループに対応付けられている利用者識別子のうち、第1の利用者識別子の利用者から前記通信端末を介して第2の利用者識別子に対する分離要求信号が送信され、且つ、該第2の利用者識別子の利用者から前記通信端末を介して前記第1の利用者識別子に対する前記分離要求信号が送信されてきた場合の有無を判定する管理判定部と、
前記管理判定部が判定有りと判定した場合、前記第1の利用者識別子および前記第2の利用者識別子を、前記利用者を識別するための利用者識別子と、前記利用者が参加するグループを識別するためのグループ識別子とを対応付けて記憶する利用者参加情報記憶手段の当該グループとの対応関係を削除して、前記第1の利用者識別子と対応付けされ、且つ、前記第2の利用者識別子とは対応付けしない第1の派生グループと、前記第2の利用者識別子と対応付けされ、且つ、前記第1の利用者識別子とは対応付けしない第2の派生グループとを、当該グループから派生した派生グループとして生成し、該派生グループを前記利用者参加情報記憶手段に記憶させる編集部とを有するコミュニケーション装置。
(付記10)所定のグループに参加する利用者が通信端末を介して投稿した投稿情報を、該グループに参加する複数の利用者へ前記通信端末を介して提供するコミュニケーション方法であって、
同じグループに対応付けられている利用者識別子のうち、第1の利用者識別子の利用者から前記通信端末を介して第2の利用者識別子に対する分離要求信号が送信され、且つ、該第2の利用者識別子の利用者から前記通信端末を介して前記第1の利用者識別子に対する前記分離要求信号が送信されてきた場合の有無を判定する処理と、
前記判定有りと判定した場合、前記第1の利用者識別子および前記第2の利用者識別子を、前記利用者を識別するための利用者識別子と、前記利用者が参加するグループを識別するためのグループ識別子とを対応付けて記憶する利用者参加情報記憶手段の当該グループとの対応関係を削除する処理と、
前記第1の利用者識別子と対応付けされ、且つ、前記第2の利用者識別子とは対応付けしない第1の派生グループと、前記第2の利用者識別子と対応付けされ、且つ、前記第1の利用者識別子とは対応付けしない第2の派生グループとを、当該グループから派生した派生グループとして生成する処理と、
前記生成した派生グループを前記利用者参加情報記憶手段に記憶させる処理とを行うコミュニケーション方法。
(付記11)所定のグループに参加する利用者が通信端末を介して投稿した投稿情報を、該グループに参加する複数の利用者へ前記通信端末を介して提供するコミュニケーション装置に、
同じグループに対応付けられている利用者識別子のうち、第1の利用者識別子の利用者から前記通信端末を介して第2の利用者識別子に対する分離要求信号が送信され、且つ、該第2の利用者識別子の利用者から前記通信端末を介して前記第1の利用者識別子に対する前記分離要求信号が送信されてきた場合の有無を判定する手順と、
前記判定有りと判定した場合、前記第1の利用者識別子および前記第2の利用者識別子を、前記利用者を識別するための利用者識別子と、前記利用者が参加するグループを識別するためのグループ識別子とを対応付けて記憶する利用者参加情報記憶手段の当該グループとの対応関係を削除する手順と、
前記第1の利用者識別子と対応付けされ、且つ、前記第2の利用者識別子とは対応付けしない第1の派生グループと、前記第2の利用者識別子と対応付けされ、且つ、前記第1の利用者識別子とは対応付けしない第2の派生グループとを、当該グループから派生した派生グループとして生成する手順と、
前記生成した派生グループを前記利用者参加情報記憶手段に記憶させる手順とを実行させるためのプログラム。
100 コミュニケーション装置
101 通信部
102 管理部
103 編集部
104 通知部
105 判定部
200 情報記憶装置
201 利用者管理情報テーブル
202 利用者参加情報テーブル
203 分離要求管理テーブル
204 グループ管理情報テーブル
300−1〜300−n 通信端末
400 通信ネットワーク

Claims (11)

  1. 所定のグループに参加する利用者が通信端末を介して投稿した投稿情報を、該グループに参加する複数の利用者へ前記通信端末を介して提供するコミュニケーションシステムであって、
    前記利用者を識別するための利用者識別子と、前記利用者が参加するグループを識別するためのグループ識別子とを対応付けて記憶する利用者参加情報記憶手段と、
    同じグループに対応付けられている利用者識別子のうち、第1の利用者識別子の利用者から前記通信端末を介して第2の利用者識別子に対する分離要求信号が送信され、且つ、該第2の利用者識別子の利用者から前記通信端末を介して前記第1の利用者識別子に対する前記分離要求信号が送信されてきた場合の有無を判定する管理判定手段と、
    前記管理判定手段が判定有りと判定した場合、前記第1の利用者識別子および前記第2の利用者識別子を前記利用者参加情報記憶手段の当該グループとの対応関係を削除して、前記第1の利用者識別子と対応付けされ、且つ、前記第2の利用者識別子とは対応付けしない第1の派生グループと、前記第2の利用者識別子と対応付けされ、且つ、前記第1の利用者識別子とは対応付けしない第2の派生グループとを、当該グループから派生した派生グループとして生成し、該派生グループを前記利用者参加情報記憶手段に記憶させる編集手段とを有することを特徴とするコミュニケーションシステム。
  2. 請求項1に記載のコミュニケーションシステムにおいて、
    前記利用者参加情報記憶手段は、前記利用者識別子と、参加するグループにて該利用者が使用するスクリーンネームとを対応付けて記憶し、
    前記管理判定手段は、前記スクリーンネームを指定して送信された前記分離要求信号を基に、前記利用者参加情報記憶手段の当該グループから該スクリーンネームと対応付けられた利用者識別子を検索することを特徴とするコミュニケーションシステム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のコミュニケーションシステムにおいて、
    前記通信端末を介して前記利用者へ所定の通知を行う通知手段を有し、
    前記管理判定手段は、前記編集手段が前記派生グループを生成した際、該派生グループの派生元であるグループのグループ識別子と対応付けられて記憶されている利用者識別子を前記利用者参加情報記憶手段から検索し、
    前記通知手段は、前記管理判定手段が検索した利用者識別子が付与されている利用者へ所定の通知を行う特徴とするコミュニケーションシステム。
  4. 請求項3に記載のコミュニケーションシステムにおいて、
    前記分離要求した利用者の利用者識別子を指定者識別子として、また、前記分離要求された利用者識別子を被指定者識別子として、前記指定者識別子と前記被指定者識別子と、前記分離要求が行われたグループのグループ識別子とを対応付けて記憶する分離要求管理情報記憶手段を有し、
    前記管理判定手段は、前記利用者から該利用者の利用者識別子と参加希望のグループのグループ識別子とを用いて該グループへの参加の要求があった場合、前記利用者参加情報記憶手段から該グループ識別子と対応付けられている利用者識別子を抽出し、該抽出した利用者識別子のいずれかが前記指定者識別子であり、且つ前記参加の要求をしてきた利用者の利用者識別子が前記被指定者識別子である対応付けが前記分離要求管理情報記憶手段に記憶されているかどうかを判定し、
    前記通知手段は、前記管理判定手段が、該対応付けが前記分離要求管理情報記憶手段に記憶されていると判定した場合、該参加の要求をしてきた利用者へ該グループへの参加の拒否を示す通知を行うことを特徴とするコミュニケーションシステム。
  5. 請求項4に記載のコミュニケーションシステムにおいて、
    前記管理判定手段は、前記利用者から参加希望のグループのグループ識別子を用いて該グループへの参加の要求があった場合、前記利用者参加情報記憶手段から該グループ識別子と対応付けられている利用者識別子を抽出し、該抽出した利用者識別子のいずれかが前記被指定者識別子として前記分離要求管理情報記憶手段に記憶されているかどうかを判定し、
    前記通知手段は、前記管理判定手段が、前記抽出した利用者識別子のいずれかが前記被指定者識別子として前記分離要求管理情報記憶手段に記憶されていると判定した場合、該参加の要求をしてきた利用者へ所定の通知を行うことを特徴とするコミュニケーションシステム。
  6. 請求項4または請求項5に記載のコミュニケーションシステムにおいて、
    前記管理判定手段は、前記利用者から該利用者の利用者識別子と参加希望のグループのグループ識別子とを用いて該グループへの参加の要求があった場合、該利用者識別子を前記指定者識別子として前記分離要求管理情報記憶手段にて対応付けられている被指定者識別子を検索し、該検索された被指定者識別子が前記利用者参加情報記憶手段にて該参加の要求のあったグループのグループ識別子と対応付けられて記憶されているかどうかを判定し、
    前記通知手段は、前記管理判定手段が、前記検索された被指定者識別子が前記利用者参加情報記憶手段にて該参加の要求のあったグループのグループ識別子と対応付けられて記憶されていると判定した場合、該参加の要求をしてきた利用者へ所定の通知を行うことを特徴とするコミュニケーションシステム。
  7. 請求項4から6のいずれか1項に記載のコミュニケーションシステムにおいて、
    前記編集手段は、所定のタイミングで前記指定者識別子と前記被指定者識別子と前記グループ識別子との対応付けを前記分離要求管理情報記憶手段から削除することを特徴とするコミュニケーションシステム。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載のコミュニケーションシステムにおいて、
    前記編集手段が生成した派生グループごとに、該派生グループの派生元であるグループのグループ識別子を記憶するグループ管理情報記憶手段を有し、
    前記編集手段は、所定のタイミングで前記派生グループの登録を前記利用者参加情報記憶手段から削除し、前記グループ管理情報記憶手段にて、該削除した派生グループと対応付けられているグループ識別子のグループに、該削除した派生グループに登録されていた利用者識別子を登録することを特徴とするコミュニケーションシステム。
  9. 所定のグループに参加する利用者が通信端末を介して投稿した投稿情報を、該グループに参加する複数の利用者へ前記通信端末を介して提供するコミュニケーション装置であって、
    同じグループに対応付けられている利用者識別子のうち、第1の利用者識別子の利用者から前記通信端末を介して第2の利用者識別子に対する分離要求信号が送信され、且つ、該第2の利用者識別子の利用者から前記通信端末を介して前記第1の利用者識別子に対する前記分離要求信号が送信されてきた場合の有無を判定する管理判定部と、
    前記管理判定部が判定有りと判定した場合、前記第1の利用者識別子および前記第2の利用者識別子を、前記利用者を識別するための利用者識別子と、前記利用者が参加するグループを識別するためのグループ識別子とを対応付けて記憶する利用者参加情報記憶手段の当該グループとの対応関係を削除して、前記第1の利用者識別子と対応付けされ、且つ、前記第2の利用者識別子とは対応付けしない第1の派生グループと、前記第2の利用者識別子と対応付けされ、且つ、前記第1の利用者識別子とは対応付けしない第2の派生グループとを、当該グループから派生した派生グループとして生成し、該派生グループを前記利用者参加情報記憶手段に記憶させる編集部とを有するコミュニケーション装置。
  10. 所定のグループに参加する利用者が通信端末を介して投稿した投稿情報を、該グループに参加する複数の利用者へ前記通信端末を介して提供するコミュニケーション方法であって、
    同じグループに対応付けられている利用者識別子のうち、第1の利用者識別子の利用者から前記通信端末を介して第2の利用者識別子に対する分離要求信号が送信され、且つ、該第2の利用者識別子の利用者から前記通信端末を介して前記第1の利用者識別子に対する前記分離要求信号が送信されてきた場合の有無を判定する処理と、
    前記判定有りと判定した場合、前記第1の利用者識別子および前記第2の利用者識別子を、前記利用者を識別するための利用者識別子と、前記利用者が参加するグループを識別するためのグループ識別子とを対応付けて記憶する利用者参加情報記憶手段の当該グループとの対応関係を削除する処理と、
    前記第1の利用者識別子と対応付けされ、且つ、前記第2の利用者識別子とは対応付けしない第1の派生グループと、前記第2の利用者識別子と対応付けされ、且つ、前記第1の利用者識別子とは対応付けしない第2の派生グループとを、当該グループから派生した派生グループとして生成する処理と、
    前記生成した派生グループを前記利用者参加情報記憶手段に記憶させる処理とを行うコミュニケーション方法。
  11. 所定のグループに参加する利用者が通信端末を介して投稿した投稿情報を、該グループに参加する複数の利用者へ前記通信端末を介して提供するコミュニケーション装置に、
    同じグループに対応付けられている利用者識別子のうち、第1の利用者識別子の利用者から前記通信端末を介して第2の利用者識別子に対する分離要求信号が送信され、且つ、該第2の利用者識別子の利用者から前記通信端末を介して前記第1の利用者識別子に対する前記分離要求信号が送信されてきた場合の有無を判定する手順と、
    前記判定有りと判定した場合、前記第1の利用者識別子および前記第2の利用者識別子を、前記利用者を識別するための利用者識別子と、前記利用者が参加するグループを識別するためのグループ識別子とを対応付けて記憶する利用者参加情報記憶手段の当該グループとの対応関係を削除する手順と、
    前記第1の利用者識別子と対応付けされ、且つ、前記第2の利用者識別子とは対応付けしない第1の派生グループと、前記第2の利用者識別子と対応付けされ、且つ、前記第1の利用者識別子とは対応付けしない第2の派生グループとを、当該グループから派生した派生グループとして生成する手順と、
    前記生成した派生グループを前記利用者参加情報記憶手段に記憶させる手順とを実行させるためのプログラム。
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