JP2014165884A - 文字入力装置、文字入力方法、制御プログラム、および記録媒体 - Google Patents

文字入力装置、文字入力方法、制御プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザにとっての利便性を向上させると共に、文字入力の速度を向上させる文字入力装置を提供する。
【解決手段】本発明の携帯通信端末(100)は、文字キー上から開始されるフリック操作の方向の左右を判定し、該判定結果が左である場合に、当該文字キーに割り当てられた文字の半角文字を入力文字として決定し、該判定結果が右である場合に、当該文字キーに割り当てられた文字の全角文字を入力文字として決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、仮想キーボード(ソフトウェアキーボード)を備えた文字入力装置に関する。
近年のスマートフォンやタブレットPC(Personal Computer)等の携帯端末の技術分野においては、物理キーボード(ハードウェアキーボード)に代わってタッチパネルを用いた仮想キーボードが文字入力装置として広く普及してきている。
仮想キーボードを用いて、入力対象文字の入力操作を効率よく行うための技術として、例えば特許文献1から3および非特許文献1に開示されている。
特開2012−215944号公報(2012年11月08日公開) 特開2012−215942号公報(2012年11月08日公開) 特開2012−60545号公報(2012年03月22日公開)
池田憲弘et al.,ITmedia,2012年11月27日,"QWERTYキーボード×フリック操作で入力", http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1211/27/news085.html
しかしながら、上記従来の技術においては、アルファベットの全角と半角とを切り替える必要のある仮想キーボード、例えば、QWERTY方式の仮想キーボードによる入力においては種々の問題が生じる。すなわち、アルファベットの全角と半角とを切り替えるためには、予め入力モードを該当の入力モードに変更しておく必要がある。また、入力モードを別の文字種に変更するためには、再度、入力モードを変更し、入力モードの切り替えを行う必要がある。したがって、QWERTY方式の仮想キーボードにおける全角と半角との切り替えは、QWERTY方式の物理キーボードと比較して操作ステップが多くなり、ユーザにとっての利便性を欠くという問題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、文字の全角と半角とを切り替える必要のある仮想キーボードにおける文字入力操作において、フリック操作によって簡単に全角と半角とを切り替えることによって、ユーザにとっての利便性を向上させることが可能な文字入力装置等を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る文字入力装置は、指示体の接触を検出する入力面と、当該入力面と少なくとも一部重畳し、入力文字として決定された文字を表示する表示面とを含んだ表示部と、上記入力面に、文字キーが複数表示され、当該文字キーへの指示体の接触を受け付けることで、当該文字キーに割り当てられた文字を入力文字として決定する文字入力決定手段と、上記仮想キーボードの文字キーへの指示体の接触を受け付けたとき、上記表示部の表示面に、当該指示体が接触した文字キーに割り当てられた文字を選択文字として表示させると共に、表示された選択文字の周囲に当該選択文字の全角文字および半角文字を入力文字候補として表示させる文字候補表示手段と、上記文字キーへの接触を開始した指示体が、上記入力面に接触している状態を維持しながら移動した方向を検出する移動方向検出手段とを備え、上記文字入力決定手段は、上記文字候補表示手段によって上記表示部に表示されている入力文字候補のうち、上記移動方向検出手段によって検出された移動方向と同じ方向に表示された入力文字候補を入力文字として決定することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、文字入力装置は、所定の文字キー上から開始されたフリック操作の方向によって、該文字キーに割り当てられた文字の全角と半角とを切り替えて入力することができるので、ユーザにとっての利便性を向上させることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る携帯通信端末の概略構成ブロック図である。 図1に示した携帯通信端末の動作を説明するための図である。 図1に示した携帯通信端末の文字入力処理を示したフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る、携帯通信端末の概略構成ブロック図である。 図4に示した携帯通信端末の動作を説明するための図である。 図4に示した携帯通信端末が入力モード情報に基づいて、文字入力操作を制限する処理を示したフローチャートである。 本発明の実施形態3に係る携帯通信端末の動作図である。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について説明すれば以下の通りである。なお、本実施の形態では、本発明の文字入力装置を携帯通信端末(例えばスマートフォン)として実施した例を説明するが、本発明の文字入力装置は、仮想キーボードとタッチパネルを備えた装置であればよく、この例に限られない。
<携帯通信端末100の構成>
図1は、本実施の形態に係る携帯通信端末100の要部構成を示すブロック図である。上記携帯通信端末100は、タッチパネル1、制御部2、および記憶部3を備えている。
タッチパネル1は、ユーザ入力受付および画像表示のためのインターフェースである。タッチパネル1は、操作部11と表示部12とを備えている。
操作部11は、ユーザが携帯通信端末100を操作するための指示信号を、タッチパネル1を介して入力するためのものである。操作部11は、タッチ面(入力面)とタッチセンサとで構成されている。タッチ面は、指示体(指またはペン等)の接触を受け付ける。タッチセンサは、指示体とタッチ面との間の接触/非接触(接近/非接近)、および、その接触(接近)位置を検知する。
表示部12は、上記タッチパネル1のタッチ面と重畳するように配置され、携帯通信端末100が扱う情報を表示するように構成されている。
記憶部3は、携帯通信端末100で使用する各種データを記憶するものである。制御部2が実行する制御プログラム、携帯通信端末100が有する各種機能を実行するためのアプリケーションプログラム、および、該アプリケーションプログラムを実行するときに読み出す各種データが含まれる。
制御部2は、携帯通信端末100の各部を制御するものであり、操作取得部22、方向判定部(移動方向検出手段)24、文字入力決定部(文字入力決定手段)26、および表示制御部(文字候補表示手段)28を備える。
操作取得部22は、操作部11を介して入力されたユーザ操作に係る指示信号を受け付け、制御部2内の各部材の挙動に上記ユーザ操作を反映させるものである。操作取得部22が特定した情報は、キーボード制御部23に送られる。また、ユーザ操作に係る指示信号を受けて、表示制御部28にフリック入力候補Baを表示するための信号を出力させる。
キーボード制御部23は、ソフトウェアキーボードKBの動作を制御するとともに、文字入力に係る各種処理を実行するものである。キーボード制御部23は、方向判定部24と文字判定部25と文字入力決定部26とを備えている。
方向判定部24は、文字キーKc上から開始されたフリック操作の方向を検出するものである。ここでは、方向判定部24は、フリック操作の方向が左方向、右方向および上方向のいずれであるかを判定する。なお、フリック操作の各方向の判定においてはある程度の許容角度を設けてもよい。方向判定部24による判定結果は、文字判定部25と文字入力決定部26とに通知される。
文字判定部25は、フリック操作の方向が上方向と判定された場合に、当該文字キーKcに選択文字と異なる文字または数字(以下、第2の文字)がアサインされているかを判定するものである。文字判定部25は判定結果を文字入力決定部26に送る。
文字入力決定部26は、選択文字(以下、第1の文字)の全角文字および半角文字(入力文字候補)の何れか、または第2の文字を入力文字として決定するものである。文字入力決定部26が決定した入力文字は表示制御部28に通知される。
なお、文字入力決定部26は、ソフトウェアキーボードKB上でタップ操作が行なわれた場合には、入力モードに応じて、全角文字および半角文字のいずれを入力文字とするかを決定する。
表示制御部28は、表示部12に対し、各種情報を画像として表示するための信号を出力するものである。上記入力文字の表示において、表示制御部28は、文字入力決定部26が決定した入力文字の通知に基づき、該通知された入力文字を画像として表示するための信号を表示部12に対し出力する。本実施形態では特に、表示制御部28は、ソフトウェアキーボードKB、および入力文字の画像を表示するための映像信号を記憶部3から読み出し、該映像信号を画像として表示するための信号を表示部12に対し出力する。
また、表示制御部28は、操作取得部22からの指示信号を受けて、上記入力文字のフリック入力候補Baの表示情報を表示部12に対し出力する。
<携帯通信端末100の動作例>
図2を参照して、携帯通信端末100の動作例について概説する。
図2の(a)において、携帯通信端末100は、デフォルトの全角文字入力モードとなっており、各文字キーKc上には、各アルファベットの全角文字が表示されている。この状況において、ユーザの指Fにより、アルファベット「e」が割り当てられた文字キーKcを対象とした、タッチ操作が行なわれている。タッチ操作が行われると、携帯通信端末100は、「e」が割り当てられた文字キーKcのフリック候補である半角文字「e」と、全角文字「e」と、第2の文字「3」とを保持するフリック入力候補Baを表示する。第2の文字は、全角文字/半角文字の入力について制限が無い場合は、半角文字として入力される。そして、例として図2の(b)で示すように、ユーザの指Fにより、文字キーKcから右方向へのフリック操作が行なわれると、携帯通信端末100は全角文字「e」を入力文字として決定する。
図2の(c)は、文字キーKcに対し、タップ操作、左右フリック操作、および上フリック操作を行う場合に、各文字キーKcに対応する、変換候補および確定文字の一例を示す表である。
<携帯通信端末100における処理の流れ:図3>
図3を参照して、携帯通信端末100が実行する処理の流れの一例について説明する。図3は、携帯通信端末100における文字入力処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、操作取得部22およびキーボード制御部23は、ユーザの指(指示体)の文字キーKcへのタッチを検出する(S31)。
次に、方向判定部24は、フリック操作の検出を確認する(S32)。ここでは、ユーザの指が文字キーKcへのタッチ位置から所定時間移動したか否かを判定することで、フリック操作が行われたか否かを判定している。従って、フリック操作を検出しなかった場合、すなわちユーザの指が文字キーKcへのタッチ位置から所定時間移動しなかった場合(S32でNO)、文字入力決定部26にタップ操作の指示を送る。タップ操作の場合、文字入力決定部26は表示制御部28に変換候補の表示を行う信号を出力させる(S33)。また、フリック操作を検出した場合、すなわちユーザの指が文字キーKcへのタッチ位置から所定時間以内に移動した場合(S31でYES)、方向判定部24は左フリック操作の検出を確認する(S34)。
そして、左フリック操作を検出した場合(S34でYES)、方向判定部24は、文字入力決定部26に指示して、ユーザが第1の文字の半角文字を選択したと判断させ(S38)、第1の文字の半角文字を確定入力させる(S39)。
一方、左フリック操作を検出しなかった場合(S34でNO)、方向判定部24は右フリック操作の検出を確認する(S35)。右フリック操作を検出した場合(S35でYES)、方向判定部24は文字入力決定部26に指示して、ユーザが第1の文字の全角文字を選択したと判断させ(S310)、第1の文字の全角文字を確定入力させる(S311)。
そして、S35で右フリック操作を検出しなかった場合(S35でNO)、方向判定部24は上フリック操作の検出を確認する(S36)。上フリック操作を検出した場合(S36でYES)、方向判定部24は文字入力判定部25に該当キーに第2の文字がアサインされているかの検出を確認させる(S37)。該当キーに第2の文字がアサインされている場合(S37でYES)、文字入力判定部25は文字入力決定部26に指示して、ユーザが第2の文字を選択したと判断させ(S312)、文字入力決定部26に第2の文字を確定入力させる(S313)。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下の通り説明する。
図4は、本実施形態の携帯通信端末200の概略ブロック図である。本実施の形態に係る携帯通信端末200は、情報入力部4から、文字入力の全角/半角を制限する情報(入力モード情報)が取得できた場合、ソフトウェアキーボードの全角/半角の左右フリック操作を制限するようになっている。なお、本実施形態の携帯通信端末200は、入力モード情報を取得する点を除いて上記実施形態の携帯通信端末100と同様の構成を備えているため、重複する装置構成部材の説明は省略し携帯通信端末100との相違点を中心に説明する。
<入力モード情報を取得する携帯通信端末200の構成>
情報入力部4は、入力モードの入力を受け付け、受け付けた入力モードに関する情報を、入力モード情報として、上記制御部2内の入力情報取得部29に出力する。
上記入力情報取得部29は、取得した入力モード情報を入力情報判定部210に出力する。
入力情報判定部210は、入力モード情報から、文字入力の全角/半角の制限を判定するものである。入力情報判定部210は、判定した入力モード情報を、表示制御部28およびフリック有効判定部27に送る。
フリック有効判定部27は、方向判定部24からフリック操作の方向、入力情報判定部210から入力モード情報を受けとり、フリック操作の方向が入力モードにより制限されているかを判定する。フリック有効判定部27は判定した結果を文字入力決定部26に送る。
文字入力決定部26は、フリック有効判定部27によりフリック操作方向が有効と判定された場合、入力モードと一致する文字種の第1の文字を入力文字として決定する。また、上フリック操作により第2の文字を入力する場合、入力モードと一致する文字種の第2の文字を入力文字として決定する。決定した入力文字は、表示制御部28に出力される。
表示制御部28は、文字入力決定部26によって決定された入力文字を表示部12の表示面に表示する。
<入力モード情報を取得し、フリック入力候補を制限する動作例>
図5を参照して、携帯通信端末200の動作例について概説する。
図5の(a)に示す入力面では、入力画面AのE-mailアドレス入力フォームEは半角英数で入力しなければならないという制限があることを示している。この状況において、携帯通信端末200は、入力フォームEから入力モード情報を取得できた場合、表示部12に表示するフリック入力候補Baに全角入力候補を表示しない(図5の(b))。
図5の(b)は半角のみ入力ができるという入力モード情報を示した図であるが、住所などの入力フォームで、全角のみ入力ができるという場合も考えられる(図示しない)。
また、図5の(b)では携帯通信端末200は入力が制限された文字種をフリック入力候補に表示しないようにしているが、制限された文字種をグレーアウトして表示することもできる(図5の(c))。
<入力モード情報を取得し、フリック入力候補を制限する処理>
携帯通信端末200で、入力モード情報を取得する処理の流れについて、図6に基づいて説明する。図6は、入力モード情報を取得し、フリック入力候補Baを制限する処理の一例を示すフローチャートである。まず、入力情報取得部29は、情報入力部4からから入力モード情報を取得し(S61)、取得した入力モード情報を入力情報判定部210に出力する。入力情報判定部210は、取得した入力モード情報から入力モードに制限があるか否かを判定する(S62)。ここで、入力モードに制限がないと判定した場合(S62でNO)、入力モードの制限を行わず、S66に移行して、文字キーへのタッチを検出する。一方、入力モードに制限があると判定した場合(S62でYES)、入力情報判定部210は、入力モードが半角であるか否かを判定(S63)する。ここで、入力モードが半角であると判定すれば(S63でYES)、フリック入力候補Baに全角文字を表示しないことを表示制御部28に通知する(S64)。一方、入力モードが全角であると判定すれば(S62でNO)、フリック入力候補に半角文字を表示しないことを表示制御部28に通知する(S65)。
S66〜S68、S611およびS614〜S620は、前記実施形態1の図3に示すS31〜S32、S36およびS37〜S313と同じである為、説明を省略する。
従って、S67において、YES、すなわちフリック操作有りと判定した場合、方向判定部24は、左フリック操作であるか否かを判定し(S69)、左フリック操作であると判定した場合(S69でYES)、フリック有効判定部27は、入力モード情報に基づいて左フリック操作が有効となっているか否かを判定する(S612)。ここで、左フリック操作が有効となっていると判定した場合(S612でYES)、S615に移行し、左フリック操作が有効となっていないと判定した場合(S612でNO)、処理を終了する。
一方、S69において、左フリック操作無しと判定した場合、方向判定部24は、右フリック操作であるか否かを判定し(S610)、右フリック操作であると判定した場合(S610でYES)、フリック有効判定部27は、入力モード情報に基づいて右フリック操作が有効となっているか否かを判定する(S613)。ここで、右フリック操作が有効となっていると判定した場合(S613でYES)、S616に移行し、右フリック操作が有効となっていない場合(S613でNO)、処理を終了する。
さらに、S610におおいて、右フリック操作でないと判定した場合(S610でNO)、S611に移行して、上フリック操作であるか否かを判定する。
本実施形態の携帯通信端末200では、入力モード情報が取得できた場合、ユーザは入力モード(全角モード、半角モード)を切り替える必要が無く文字を入力することができる。また、制限されている文字種でしか入力ができない為、携帯通信端末200は、ユーザによる入力エラーを未然に防ぐことができる。
〔実施形態3〕
本発明のさらに他の実施形態について、以下の通り説明する。なお、本実施形態では、前記実施形態1で説明した携帯通信端末100と同じブロック構成の携帯通信端末を用いて説明する。前記実施形態1と異なっている点は、フリック入力候補Baの表示において、全角/半角の文字入力方法を視覚的に判断しやすい説明表示を行っている点である。
<左右フリック操作による全角/半角を視覚的に判断しやすくする動作例>
本実施形態に係る携帯通信端末では、仮想キーボードの文字キー上への指示体の接触を受け付けたとき、表示部12の表示面に、既に表示されている選択文字の周囲に表示された入力文字候補に関する情報を、当該入力文字候補の周囲に表示させるようになっている。これは、表示制御部28が、仮想キーボードの文字キー上への指示体の接触を受け付けたとき、既に表示部12の表示面に表示されている選択文字の周囲に表示された入力文字候補の入力操作に関する情報(文字入力方法)を、記憶部3から読み出し、読み出した入力操作情報を当該入力文字候補の周囲に表示させることで実現している。
例えば、図7の(a)は、フリック入力候補Baの近くで、左側に左フリック操作が半角入力であることを示す吹き出しG1を表示し、右側に右フリック操作が全角入力であることを示す吹き出しG1を表示する携帯通信端末100の例である。吹き出しG1は文字入力を行う度に表示され、文字入力が確定するまで表示が続く。
図7の(b)は、フリック入力候補Baから少し離れた領域に、フリック操作による入力方法を示したポップアップG2を表示する携帯通信端末100の例である。ポップアップG2はデフォルトでは文字入力を行う度に表示され、表示されて数秒経過すると閉じるようになっている。
図7の(c)は、フリック入力候補Baの表示において、半角入力を示す桝BaLを小さく表示し、全角入力を示す桝BaRを大きく表示する携帯通信端末100の例である。
図7の(a)〜図7の(c)のフリック入力候補を判断しやすくする表示は、設定によりON/OFFができるようになっていてもよい。また、一つの携帯通信端末100に複数のフリック入力候補を判断しやすくする表示手段が含まれていてもよい。
本実施形態の携帯通信端末100では、ユーザは文字入力を行う場合に、全角/半角の文字入力方法について視覚的に認識することができる。また、ユーザが任意に設定可能な構成とすることで、ユーザは適切な表示を選択することができる。また、表示内容がユーザの操作の妨げとなることがない。
なお、上記では、アルファベットの全角と半角とを切り替える必要のある仮想キーボードとして、QWERTY方式のソフトウェアキーボードKBについて説明したが、携帯通信端末100が備えることのできる仮想キーボードはQWERTY方式のソフトウェアキーボードKBに限定されない。本発明は、全角と半角とが含まれる文字種を入力するための仮想キーボードであれば、好適に適用することができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
携帯通信端末100の制御ブロック(特に制御部2)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、携帯通信端末100は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る文字入力装置は、指示体の接触を検出する入力面と、当該入力面と少なくとも一部重畳し、入力文字として決定された文字を表示する表示面とを含んだ表示部と、上記入力面に、文字キーが複数表示され、当該文字キーへの指示体の接触を受け付けることで、当該文字キーに割り当てられた文字を入力文字として決定する文字入力決定手段と、上記文字キーへの指示体の接触を受け付けたとき、上記表示部の表示面に、当該指示体が接触した文字キーに割り当てられた文字を選択文字として表示させると共に、表示された選択文字の周囲に当該選択文字の全角文字および半角文字を入力文字候補として表示させる文字候補表示手段と、上記文字キーへの接触を開始した指示体が、上記入力面に接触している状態を維持しながら移動した方向を検出する移動方向検出手段とを備え、上記文字入力決定手段は、上記文字候補表示手段によって上記表示部に表示されている入力文字候補のうち、上記移動方向検出手段によって検出された移動方向と同じ方向に表示された入力文字候補を入力文字として決定することを特徴としている。
本発明の態様6に係る文字入力装置の文字入力方法は、指示体の接触を検出する入力面と、当該入力面と少なくとも一部重畳し、入力文字として決定された文字を表示する表示面とを含んだ表示部を備えた文字入力装置の文字入力方法において、上記表示部の入力面に表示された、複数の文字キー上に対する指示体の接触を受け付けることで、該文字キーに割り当てられた文字を入力文字として決定する文字入力決定ステップと、上記文字キーへの指示体の接触を受け付けたとき、上記表示部の表示面に、当該指示体が接触した文字キーに割り当てられた文字を選択文字として表示させると共に、表示された選択文字の周囲に当該文字の全角文字および半角文字を入力文字候補として表示させる文字候補表示ステップと、入力面に表示された文字キーへの接触を開始した指示体が、当該入力面に接触している状態を維持しながら移動した方向を検出する移動方向検出ステップとを含み、上記文字入力決定ステップは、上記文字候補表示ステップにおいて上記表示部に表示されている入力文字候補のうち、上記移動方向検出ステップにおいて検出された移動方向と同じ方向に表示された入力文字候補を入力文字として決定することを特徴とする。
上記の構成によれば、文字入力決定手段は、文字キー上で入力面への接触を開始した指示体が、入力面に接触している状態を維持しながら文字候補表示手段の半角方向に移動したとき、当該文字キーに割り当てられた文字の半角文字を入力文字として決定する。一方、該指示体が、該入力面に接触している状態を維持しながら文字候補表示手段の全角方向に移動したとき、文字入力決定手段は、当該文字キーに割り当てられた文字の全角文字を入力文字として決定する。したがって、ユーザは全角と半角とか混在する文字列を入力する場合に、文字入力装置は、所定の文字キー上から開始されたフリック操作の方向によって、該文字キーに割り当てられた文字の全角と半角とを切り替えて入力することができるので、ユーザにとっての利便性を向上させ、その結果、文字入力の速度を向上させることができるという効果を奏する。
本発明の態様2に係る文字入力装置は、上記態様1において、上記文字候補表示手段は、上記表示部の表示面に表示された選択文字の左右に、入力文字候補を表示させる構成である。
上記の構成によれば、文字候補表示手段の左右に文字キーに割り当てられた文字の半角文字と全角文字が割り当てられる。文字キー上で入力面への接触を開始した指示体が、該入力面に接触している状態を維持しながら文字候補表示手段の左右方向に移動したとき、当該文字キーに割り当てられた文字を、文字候補表示手段に対応して半角文字または全角文字として入力することができる。
本発明の態様3に係る文字入力装置は、上記態様1または2において、上記文字候補表示手段は、上記表示部の表示面に表示された選択文字の上に、選択文字に対応する文字キーに割り当てられた当該選択文字とは異なる文字または数字を入力文字候補として表示させる構成である。
上記の構成によれば、文字キー上で入力面への接触を開始した指示体が、該入力面に接触している状態を維持しながら上方向に移動したとき、当該文字キーに割り当てられた異なる文字または数字を入力文字として決定する。これにより、ユーザは入力モードの切替を行わずに、当該文字キーに割り当てられた異なる文字または数字を入力することができる。
本発明の態様4に係る文字入力装置は、上記態様1から3のいずれか1つにおいて、上記文字候補表示手段は、上記表示部の表示面に、全角文字および半角文字のうち、予め指定された一方を入力文字候補として選択不可である選択不可文字として上記表示面に表示させ、上記文字入力決定手段は、上記移動方向検出手段によって検出された移動方向が上記選択不可文字として設定された入力文字候補が表示された方向である場合に、該移動方向と同じ方向に表示された入力文字候補を入力文字として決定しない構成である。
上記の構成によれば、ユーザが入力できる文字種が制限される。これにより、ユーザは入力モードの切替を行う必要が無く、文字入力装置はユーザの文字種の入力間違いによる入力エラーを防ぐことができる。
本発明の態様5に係る文字入力装置は、上記態様1から3のいずれか1つにおいて、上記文字候補表示手段は、上記文字キー上への指示体の接触を受け付けたとき、上記表示面に、既に表示されている選択文字の周囲に表示された入力文字候補を選択するための指示体の移動方向を示す情報を、当該入力文字候補の周囲に表示させる構成である。
上記の構成によれば、文字入力装置は表示部にフリック入力の操作説明を表示する。したがって、ユーザは文字入力方法を視覚的に認識することができる。
本発明の各態様に係る文字入力装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記文字入力装置が備える各手段として動作させることにより上記文字入力装置をコンピュータにて実現させる文字入力装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、文字入力操作が可能な機構と、タッチパネルに対する入力操作を受け付けるための機構とを備えた文字入力理装置、特にスマートフォンやタブレットPC等に好適に利用することができる。
100 携帯通信端末(文字入力装置)、12 表示部、24 方向判定部(移動方向検出手段)、26 文字入力決定部(文字入力決定手段)、28 表示制御部(文字候補表示手段)、Ba フリック入力候補、F 指(指示体)、KB ソフトウェアキーボード、Kc 文字キー、G1 吹き出し、G2 ポップアップ

Claims (5)

  1. 指示体の接触を検出する入力面と、当該入力面と少なくとも一部重畳し、入力文字として決定された文字を表示する表示面とを含んだ表示部と、
    上記入力面に、文字キーが複数表示され、当該文字キーへの指示体の接触を受け付けることで、当該文字キーに割り当てられた文字を入力文字として決定する文字入力決定手段と、
    上記文字キーへの指示体の接触を受け付けたとき、上記表示部の表示面に、当該指示体が接触した文字キーに割り当てられた文字を選択文字として表示させると共に、表示された選択文字の周囲に当該選択文字の全角文字および半角文字を入力文字候補として表示させる文字候補表示手段と、
    上記文字キーへの接触を開始した指示体が、上記入力面に接触している状態を維持しながら移動した方向を検出する移動方向検出手段とを備え、
    上記文字入力決定手段は、
    上記文字候補表示手段によって上記表示部に表示されている入力文字候補のうち、上記移動方向検出手段によって検出された移動方向と同じ方向に表示された入力文字候補を入力文字として決定することを特徴とする文字入力装置。
  2. 上記文字候補表示手段は、
    上記表示部の表示面に表示された選択文字の上に、選択文字に対応する文字キーに割り当てられた当該選択文字とは異なる文字または数字を入力文字候補として表示させることを特徴とする請求項1に記載の文字入力装置。
  3. 上記文字候補表示手段は、上記表示部の表示面に、全角文字および半角文字のうち、予め指定された一方を入力文字候補として選択不可である選択不可文字として上記表示面に表示させ、
    上記文字入力決定手段は、上記移動方向検出手段によって検出された移動方向が上記選択不可文字として設定された入力文字候補が表示された方向である場合に、該移動方向と同じ方向に表示された入力文字候補を入力文字として決定しないことを特徴とする請求項1または2に記載の文字入力装置。
  4. 上記文字候補表示手段は、上記仮想キーボードの文字キー上への指示体の接触を受け付けたとき、上記表示面に、既に表示されている選択文字の周囲に表示された入力文字候補を選択するための指示体の移動方向を示す情報を、当該入力文字候補の周囲に表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の文字入力装置。
  5. 指示体の接触を検出する入力面と、当該入力面と少なくとも一部重畳し、入力文字として決定された文字を表示する表示面とを含んだ表示部を備えた文字入力装置の文字入力方法において、
    上記表示部の入力面に表示された、複数の文字キー上に対する指示体の接触を受け付けることで、該文字キーに割り当てられた文字を入力文字として決定する文字入力決定ステップと、
    上記文字キーへの指示体の接触を受け付けたとき、上記表示部の表示面に、当該指示体が接触した文字キーに割り当てられた文字を選択文字として表示させると共に、表示された選択文字の周囲に当該文字の全角文字および半角文字を入力文字候補として表示させる文字候補表示ステップと、
    入力面に表示された文字キーへの接触を開始した指示体が、当該入力面に接触している状態を維持しながら移動した方向を検出する移動方向検出ステップとを含み、
    上記文字入力決定ステップは、
    上記文字候補表示ステップにおいて上記表示部に表示されている入力文字候補のうち、上記移動方向検出ステップにおいて検出された移動方向と同じ方向に表示された入力文字候補を入力文字として決定することを特徴とする文字入力装置の文字入力方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016066356A (ja) * 2014-09-18 2016-04-28 高 元祐 潜在的キーによる接続移動後の解放で2工程の情報を入力する方法。

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