JP2014165772A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置において、文字・線画部分の画質を良好にしつつ、文字・線画部分についてのトナー消費量を正確に計算する。
【解決手段】 補正量調整部は、センサーにより検出されたキャリブレーション用トナーパターンの濃度を使用してキャリブレーションを行う。キャリブレーション用トナーパターンは、複数の濃度のそれぞれに対応するスクリーンパターンを有する複数のパッチ101−1〜101−8を有し、複数のパッチのうちの一部または全部(パッチ101−3〜101−8)は、濃度に応じたドット幅の線状パターンを有する。そして、補正量調整部は、センサーにより検出された濃度に基づいて、階調部に対する濃度補正量を調整するとともに、文字・線画部に対する濃度補正量を調整する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
ある画像形成装置は、画像データのうち、階調部分の画像データについては、ガンマ補正前の画像データの値からトナー消費量を計算し、文字・線画部分の画像データについては、ドット数からトナー消費量を計算している(例えば特許文献1参照)。
他方、ある画像形成装置は、階調部分に対して適用されるガンマ補正の特性を調整するキャリブレーションを行う。キャリブレーションでは、中間調のトナーパターンを現像し、そのトナーパターンの測定濃度に基づいてガンマ補正特性が調整される。
特開2012−48055号公報
上述のように、階調部分に適用されるガンマ補正の特性は、キャリブレーションによって適切に調整されるが、文字・線画部分について濃度特性の調整のために別途キャリブレーションを行わない場合、装置の状態によって濃度が変動してしまい、文字・線画部分についてのトナー消費量が正確に計算されない可能性がある。
そのため、濃度センサーによって、ベタ塗りのトナーパッチの濃度を測定し、その測定濃度を考慮して、文字・線画部分についてのトナー消費量を計算することが考えられる。
例えば、その測定濃度に基づいて文字・線画部分のトナー消費量を補正することが考えられる。その場合、トナー消費量の計算は正確になるが、文字・線画部分の画質は向上しない。
また、例えば、その測定濃度に基づいて、計算上のトナー消費量に合うように処理条件(量子化の閾値など)を調整することが考えられる。その場合、トナー消費量の計算精度が向上するが、文字・線画部分の画質は低下する可能性が高い。
このように、文字・線画部分の画質を良好にしつつ、文字・線画部分についてのトナー消費量を正確に計算することは困難である。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、文字・線画部分の画質を良好にしつつ、文字・線画部分についてのトナー消費量を正確に計算する画像形成装置を得ることを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、キャリブレーション用トナーパターンを担持する像担持体と、前記キャリブレーション用トナーパターンの濃度を検出するセンサーと、前記センサーにより検出された濃度を使用してキャリブレーションを行う補正量調整部とを備える。前記キャリブレーション用トナーパターンは、複数の濃度のそれぞれに対応するスクリーンパターンを有する複数のパッチを有し、前記複数のパッチのうちの一部または全部は、前記濃度に応じたドット幅の線状パターンを有する。そして、前記補正量調整部は、前記センサーにより検出された濃度に基づいて、階調部に対する濃度補正量を調整するとともに、文字・線画部に対する濃度補正量を調整する。
本発明によれば、キャリブレーションによって、階調部とともに、文字・線画部分の画質が良好になり、かつ、文字・線画部分についてのトナー消費量が正確に計算される。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の機械的な内部構成の一部を示す側面図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の電気的な構成の一部を示すブロック図である。 図3は、図2における演算処理装置内の処理部の詳細を説明するブロック図である。 図4は、図2における補正量調整部により使用されるキャリブレーション用トナーパターン内のパッチの例を示す図である。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の機械的な内部構成の一部を示す側面図である。画像形成装置は、プリンター、ファクシミリ装置、複写機、複合機などといった、電子写真方式の印刷機能を有する装置である。
この実施の形態の画像形成装置は、タンデム方式のカラー現像装置を有する。このカラー現像装置は、感光体ドラム1a〜1d、露光装置2a〜2dおよび現像装置3a〜3dを有する。感光体ドラム1a〜1dは、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの4色の感光体である。感光体ドラム1a〜1dは、例えばアモルファスシリコン製である。
露光装置2a〜2dは、感光体ドラム1a〜1dへレーザー光線をそれぞれ照射し、感光体ドラム1a〜1d上でそのレーザー光線を走査し、そのレーザー光線をパルス幅制御して静電潜像を形成する装置である。レーザー光は、感光体ドラム1a〜1dの回転方向(副走査方向)に垂直な方向(主走査方向)に走査される。露光装置2a〜2dは、レーザー光の光源であるレーザーダイオード、およびそのレーザー光を感光体ドラム1a〜1dへ導く光学素子(レンズ、ミラー、ポリゴンミラーなど)を含むレーザースキャニングユニットを有する。
さらに、感光体ドラム1a〜1dの周囲には、スコロトロン等の帯電器、クリーニング装置、除電器などが配置されている。クリーニング装置は、1次転写後に、感光体ドラム1a〜1d上の残留トナーを除去し、除電器は、1次転写後に、感光体ドラム1a〜1dを除電する。
現像装置3a〜3dは、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの4色のトナーがそれぞれ充填されるトナーカートリッジと、トナーカートリッジ内のトナーホッパーから搬送されてくるトナーを感光体ドラム1a〜1dへ付着させる現像ユニットとを有し、そのトナーを感光体ドラム1a〜1d上の静電潜像に付着させてトナー画像を形成する。トナーは、図示せぬモーターなどの駆動装置によって動作するトナー搬送部によって、トナーホッパーから現像ユニットへ搬送される。
感光体ドラム1a、露光装置2a、および現像装置3aにより、マゼンタの現像が行われ、感光体ドラム1b、露光装置2b、および現像装置3bにより、シアンの現像が行われ、感光体ドラム1c、露光装置2c、および現像装置3cにより、イエローの現像が行われ、感光体ドラム1d、露光装置2d、および現像装置3dにより、ブラックの現像が行われる。
中間転写ベルト4は、感光体ドラム1a〜1dに接触し、感光体ドラム1a〜1d上のトナー画像を1次転写される環状の像担持体(中間転写体)である。中間転写ベルト4は、駆動ローラー5に張架され、駆動ローラー5からの駆動力によって、感光体ドラム1dとの接触位置から感光体ドラム1aとの接触位置への方向へ周回していく。
転写ローラー6は、搬送されてくる用紙を中間転写ベルト4に接触させ、中間転写ベルト4上のトナー画像を用紙に2次転写する。なお、トナー画像を転写された用紙は、定着器9へ搬送され、トナー画像が用紙へ定着される。
ローラー7は、クリーニングブラシを有し、クリーニングブラシを中間転写ベルト4に接触させ、用紙へのトナー画像の転写後に中間転写ベルト4に残ったトナーを除去する。
センサー8は、中間転写ベルト4に光線を照射し、中間転写ベルト4の表面またはその表面上のトナーパターンからの反射光を検出する。例えば、センサー8は、キャリブレーションの際に、中間転写ベルト4の所定の領域に光線を照射しその反射光を検出し、その光量に応じた電気信号を出力する。
つまり、キャリブレーション時には、中間転写ベルト4に、キャリブレーション用トナーパターンが担持され、センサー8により、キャリブレーション用トナーパターンにおける複数の濃度にそれぞれ対応するパッチの濃度が検出される。
図2は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の電気的な構成の一部を示すブロック図である。図2に示すように、この画像形成装置は、通信装置11と、演算処理装置12と、印刷装置13とを備える。
通信装置11は、ネットワークや周辺機器インターフェイスを介してホスト装置に接続可能であって、所定の通信プロトコルでデータ通信を行う装置である。
また、演算処理装置12は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有するコンピューター、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などを有し、ソフトウェアおよび/またはハードウェアで、各種処理部を実現する。
この実施の形態では、演算処理装置12により、通信処理部21、印刷要求処理部22、画像処理部23、コントローラー24、トナー消費量計算部25、補正量調整部26などの処理部が実現される。図3は、図2における演算処理装置12内の処理部の詳細を説明するブロック図である。
また、印刷装置13は、図1に示すような機械的構成で原稿画像を印刷する内部デバイスである。
通信処理部21は、通信装置11を制御してホスト装置などとデータ通信を実行する処理部である。例えば、通信処理部21は、ホスト装置から印刷要求としての原稿データを受信する。
また、印刷要求処理部22は、操作パネルに対するユーザー操作に基づく印刷要求やホスト装置から供給される印刷要求を受け付け、その要求に応じた印刷ジョブを実行させる。例えば、ホスト装置から、PDL(Page Description Language)、PDF(Portable Document Format)などの所定のデータ形式の原稿データが印刷要求として受信されると、印刷要求処理部22は、その原稿データから画像データを生成する。この画像データは、ラスタライズ後のビットマップデータである。
また、画像処理部23は、ラスタライズされた画像データにおける各画素の属性データなどから各画素の画素属性を特定し、画像データにおける文字・線画部(文字、線画などのベタ塗りの領域)および階調部(写真などの中間調を有する領域)を特定し、それらを互いに分離する。さらに、画像処理部23は、画像データの色空間を変換する。ここでは、画像処理部23は、RGBの画像データを、トナー色のCMYKの画像データに変換する。
画像処理部23は、ガンマ補正部31、スクリーン処理部32、およびエッジ補正部33を有する。
図3に示すように、階調部の画像データは、ガンマ補正部31に入力される。ガンマ補正部31は、CMYKの各色について画像データの値とトナー濃度との関係が線形になるように画像データの中間調の値を補正する。例えば、ガンマ補正部31は、変換テーブルを有しており、その変換テーブルを参照して、階調部の画像データを補正する。その場合、キャリブレーションでは、その変換テーブルが調整される。
スクリーン処理部32は、ガンマ補正後の画像データに対してスクリーン処理を実行し、スクリーン処理で生成した印刷データを出力する。
エッジ補正部33は、スムージングなどのエッジ補正処理を行う。
また、コントローラー24は、印刷装置13などの内部デバイスを監視および制御する。さらに、コントローラー24は、上述のローラーなどを駆動する図示せぬ駆動源、現像バイアスおよび1次転写バイアスを印加するバイアス印加回路、並びに露光装置2a〜2dを制御して、トナー画像の現像、転写および定着、並びに給紙、印刷および排紙を実行させる。現像バイアスは、感光体ドラム1a〜1dと現像装置3a〜3dとの間にそれぞれ印加され、1次転写バイアスは、感光体ドラム1a〜1dと中間転写ベルト4との間にそれぞれ印加される。
また、コントローラー24は、パルス幅設定部41を有する。
パルス幅設定部41は、印刷データの各画素値をパルス幅変調し、各画素について露光装置2i(i=a,b,c,d)が点灯する期間を設定する。具体的には、パルス幅設定部41は、画素属性データに基づいて各画素が階調部および文字・線画部のいずれに属するかを特定し、階調部の画素については、スクリーン処理部32からの印刷データを使用し、文字・線画部の画素については、エッジ補正部33からの印刷データを使用し、その印刷データの値に応じたパルス幅(露光装置2iの露光パルスの幅)を設定する。
パルス幅設定部41は、エッジ周辺の画素についての補正量を指定するためのエッジ補正テーブルを有しており、文字・線画部の画素については、エッジ補正テーブルを参照して、文字・線画部の画素については、その画素の周辺の画素値パターンなどに応じてパルス幅を補正する。
また、トナー消費量計算部25は、印刷装置13による印刷に伴うトナー消費量を計算する。さらに、トナー消費量計算部25は、そのトナー消費量からトナーカートリッジ内のトナー残量を計算する。さらに、トナー消費量計算部25は、トナー消費量やトナー残量を、図示せぬ操作パネルに表示させたり、トナー残量が少なくなったときに警告メッセージを図示せぬ操作パネルに表示させたりする。
トナー消費量計算部25は、各画素属性について画素ごとのトナー消費量の値を例えば1ページ分積算していき、例えば式(1)に従って、複数の画素属性のそれぞれについての積算値と係数との積の和に基づいてトナー消費量を計算する。
Tp=a・Xp+b・Yp ・・・(1)
ただし、Tpは1ページ分の総トナー消費量であり、aは文字・線画部についての係数であり、bは、階調部についての係数であり、Xpは文字・線画部についての1ページ分の積算値であり、Ypは階調部についての1ページ分の積算値である。
トナー消費量計算部25は、ピクセルカウント部51およびドットカウント部52を有する。
ピクセルカウント部51は、ガンマ補正前の階調部の画像データの値をカウントする。ピクセルカウント部51は、画像データの値とトナー消費量との対応関係を示すルックアップテーブルを内蔵しており、そのルックアップテーブルを参照して、画像データの値に対応するトナー消費量を特定し、特定したトナー消費量を積算していく。
ドットカウント部52は、パルス幅変調の直前の、文字・線画部の画像データにおけるドットをカウントする。つまり、ドットカウント部52は、パルス幅設定部41によるパルス幅の分解能(例えば16階調)に対応して量子化された画像データにおけるドットをカウントする。ドットカウント部52は、ドット数とトナー消費量との対応関係を示すルックアップテーブルを内蔵しており、そのルックアップテーブルを参照して、ドット数に対応するトナー消費量を特定し、特定したトナー消費量を積算していく。
つまり、トナー消費量計算部25は、ピクセルカウント部51によるカウント値に基づいて階調部のトナー消費量を特定し、ドットカウント部52によるカウント値に基づいて文字・線画部のトナー消費量を特定する。
ここでは、トナー消費量計算部25は、互いに異なる上述の係数a,bをピクセルカウント部51によるカウント値Xpおよびドットカウント部52によるカウント値Ypにそれぞれ適用して、階調部および文字・線画部のトナー消費量を計算する。
また、補正量調整部26は、当該画像形成装置の起動時、前回のキャリブレーションから所定枚数の印刷が行われた時、ユーザーにより要求された時などのタイミングで、中間調の濃度補正量を調整するための階調キャリブレーションを実行する。
これにより、感光体ドラム1a〜1dの帯電特性の変化などに階調特性が影響されにくく、階調部のトナー消費特性は感光体ドラム1a〜1dの帯電特性の変化などの影響を受けにくい。この実施の形態の画像形成装置では、キャリブレーションの総時間が長くなってしまうため、文字・線画部のための濃度キャリブレーションを別途行わず、階調キャリブレーションで得られる測定濃度に基づいて、文字・線画部の濃度補正量を調整する。
補正量調整部26は、キャリブレーション用トナーパターンの印刷データをコントローラー24に供給して、キャリブレーション用トナーパターンを現像させ、センサー8により検出されたキャリブレーション用トナーパターンの濃度を使用してキャリブレーションを行う。
キャリブレーション用トナーパターンは、複数の濃度のそれぞれに対応するスクリーンパターンを有する複数のパッチを有する。この複数のパッチのうちの一部または全部は、濃度に応じたドット幅の線状パターンを有する。
図4は、図2における補正量調整部26により使用されるキャリブレーション用トナーパターン内のパッチの例を示す図である。
ここでいう線状パターンは、図4におけるパッチ101−3〜101〜8のようにドットが線状に連続しているパターンのことである。
つまり、図4におけるパッチ101−1,101−2のように、離散的にドットが点在するパターンは、線状パターンではない。
また、パッチ101−3〜101−8は、濃度に応じたドット幅の線状パターンを有する。つまり、各ドットの幅は、濃度が高くなるほど、長くなっている。
補正量調整部26は、センサー8により検出された濃度に基づいて、階調部に対する濃度補正量を調整するとともに、文字・線画部に対する濃度補正量を調整する。
具体的には、補正量調整部26は、センサー8により検出された濃度に基づいて、階調部に対するガンマ補正の補正量を調整するとともに、線状パターンを有するパッチ101−3〜101−8について検出された濃度に基づいて、文字・線画部に対するパルス幅変調におけるパルス幅の補正量を調整する。つまり、検出された濃度が高すぎれば、パルス幅が短くなるように、パルス幅の補正量が調整され、検出された濃度が低すぎれば、パルス幅が長くなるように、パルス幅の補正量が調整される。
このとき、補正量調整部26は、文字・線画部について、エッジ部分と、エッジ部分以外とで、異なる補正量を適用するように、パルス幅の補正量を調整してもよい。
なお、上述のように、ガンマ補正やパルス幅の補正に、テーブルを使用している場合には、そのテーブル内のデータ値が調整される。
次に、上記画像形成装置のキャリブレーション時の動作について説明する。
補正量調整部26は、上述のような所定のキャリブレーションのタイミングを検出すると、以下のキャリブレーションを実行する。
まず、補正量調整部26は、上述のような、線状パターンを有するパッチ101−3〜101−8を含むキャリブレーション用トナーパターンの印刷データをパルス幅設定部41に供給し、キャリブレーション用トナーパターンを感光体ドラム1i(i=a,b,c,d)上にトナーで現像させ、キャリブレーション用トナーパターンのトナー画像を中間転写ベルト4へ転写させる。
そして、センサー8により、中間転写ベルト4上のキャリブレーション用トナーパターン内のパッチ101−1〜101−8の濃度が検出されると、補正量調整部26は、すべてのパッチ101−1〜101−8の濃度を用いて、ガンマ補正部31のガンマ補正用のテーブルを調整し、補正量調整部26は、線状パターンを有するパッチ101−3〜101−8の濃度のみを用いて、パルス幅設定部41のパルス幅補正用のテーブルを調整する(つまり、各濃度に対応するパルス幅が調整される)。
以上のように、上記実施の形態によれば、キャリブレーション後の印刷およびトナー消費量の計算には、キャリブレーションで調整された後のパルス幅補正用のテーブルが使用される。これにより、文字・線画部分のために別途濃度キャリブレーションを行わずに、文字・線画部分の画質が良好になり、かつ、文字・線画部分についてのトナー消費量が正確に計算される。
なお、上述の実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
本発明は、例えば、電子写真方式の画像形成装置に適用可能である。
4 中間転写ベルト(像担持体の一例)
8 センサー
25 トナー消費量計算部
26 補正量調整部
51 ピクセルカウント部
52 ドットカウント部
101−1〜101−8 パッチ

Claims (8)

  1. キャリブレーション用トナーパターンを担持する像担持体と、
    前記キャリブレーション用トナーパターンの濃度を検出するセンサーと、
    前記センサーにより検出された濃度を使用してキャリブレーションを行う補正量調整部とを備え、
    前記キャリブレーション用トナーパターンは、複数の濃度のそれぞれに対応するスクリーンパターンを有する複数のパッチを有し、
    前記複数のパッチのうちの一部または全部は、前記濃度に応じたドット幅の線状パターンを有し、
    前記補正量調整部は、前記センサーにより検出された濃度に基づいて、階調部に対する濃度補正量を調整するとともに、文字・線画部に対する濃度補正量を調整すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記補正量調整部は、前記センサーにより検出された濃度に基づいて、階調部に対するガンマ補正の補正量を調整するとともに、文字・線画部に対するパルス幅変調におけるパルス幅の補正量を調整することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記補正量調整部は、文字・線画部について、エッジ部分と、エッジ部分以外とで、異なる補正量を適用することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記ガンマ補正前の階調部の画像データの値をカウントするピクセルカウント部と、
    前記パルス幅変調の直前の、文字・線画部の画像データにおけるドットをカウントするドットカウント部と、
    前記ピクセルカウント部によるカウント値に基づいて階調部のトナー消費量を特定し、前記ドットカウント部によるカウント値に基づいて文字・線画部のトナー消費量を特定するトナー消費量計算部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  5. 前記ピクセルカウント部は、前記画像データの値とトナー消費量との対応関係を示すルックアップテーブルを参照して、前記画像データの値に対応するトナー消費量を特定し、特定したトナー消費量を積算していくことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記ドットカウント部は、量子化後の画像データにおけるドットをカウントすることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  7. 前記トナー消費量計算部は、互いに異なる係数を前記ピクセルカウント部によるカウント値および前記ドットカウント部によるカウント値にそれぞれ適用して、階調部および文字・線画部のトナー消費量を計算することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  8. 前記補正量調整部は、当該画像形成装置の起動時、前回の前記キャリブレーションから所定枚数の印刷が行われた時、およびユーザーにより要求された時に、前記キャリブレーションを実行することを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載の画像形成装置。
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