JP2014164028A - 撮像装置および撮影パラメータの切り替え方法ならびにプログラム - Google Patents

撮像装置および撮影パラメータの切り替え方法ならびにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮影動作を中断させることなく移動中の撮影を適切に行うことができるようにする。
【解決手段】撮像装置10は、撮像装置10の移動状態を検出する検出手段(加速度センサ17)と、検出手段で検出された撮像装置10の移動状態が移動中であるか否かを判別し、移動状態が移動中であると判別された場合は、所定の撮影パラメータを所定の値に固定する制御を行い、移動中でないと判別された場合は、所定の撮影パラメータを自動で変化させる制御を行う制御手段(制御部11)と、により構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置および撮影パラメータの切り替え方法ならびにプログラムに関する。
例えば、特許文献1には、移動する被写体を自動追尾してオートフォーカス処理を行う技術が開示されている。具体的には、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を用いて被写体を撮像し、撮像素子から出力される画像信号に基づいてフォーカスレンズを移動させることによって合焦位置の調整を行っている。
また、例えば、特許文献2には、オートフォーカスによる焦点合わせが不可能か、あるいはオートフォーカスの結果、良好な焦点合わせが得られなかった場合に、中断時間を最短にして快適に撮影を継続することができるように、オートフォーカスによる焦点合わせの終了後に自動的に手動による焦点合わせに切り替え可能な技術が開示されている。
特開2012−3029号公報 特開2004−286822号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術によれば、移動中の撮影では撮影対象が逐次変化するためオートフォーカスによる焦点合わせが困難である。また、特許文献2に開示された技術によれば、オートフォーカスによる焦点合わせの結果確認無しには撮影を継続できないため、撮影動作の中断は回避できない。特に、歩行等、移動中の撮影は、オートフォーカスによる正確な焦点合わせが困難であり、撮影ができないか、あるいは撮影できたとしても品質の悪い画像が生成される。
本発明は上記した課題を解決するためになされたものであり、撮影動作を中断させることなく移動中の撮影を適切に行うことができる、撮像装置および撮影パラメータの切り替え方法ならびにプログラムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するため本発明の第1の観点による撮像装置は、撮像装置の移動状態を検出する検出手段と、前記検出手段で検出された前記撮像装置の移動状態が移動中であるか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により前記移動状態が移動中であると判別された場合は、所定の撮影パラメータを所定の値に固定する制御を行い、移動中でないと判別された場合は、前記所定の撮影パラメータを自動で変化させる制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第2の観点による撮影パラメータの切り替え方法は、撮影パラメータの切り替え方法であて、前記撮像装置の移動状態を検出する第1のステップと、前記第1のステップで検出された前記撮像装置の移動状態が移動中であるか否かを判別する第2のステップと、前記第2のステップで前記移動状態が移動中であると判別された場合は、所定の撮影パラメータを所定の値に固定する制御を行い、移動中でないと判別された場合は、前記所定の撮影パラメータを自動で変化させる制御を行う第3のステップとを有することを特徴とする。
本発明の第3の観点によるプログラムは、コンピュータによって実行され、撮像装置の移動状態を検出する検出手段を備えた撮像装置のプログラムであって、前記コンピュータに、前記検出手段で検出された前記撮像装置の移動状態が移動中であるか否かを判別する処理と、前記移動状態が移動中であると判別された場合は、所定の撮影パラメータを所定の値に固定する制御を行い、移動中でないと判別された場合は、前記所定の撮影パラメータを自動で変化させる制御を行う処理とを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、撮影動作を中断させることなく移動中の撮影を適切に行うことができる、撮像装置および撮影パラメータの切り替え方法ならびにプログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態による撮像装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態による撮像装置で使用される撮影モード種テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 本発明の実施の形態による撮像装置で使用されるフラグのデータ構造の一例を示す図である。 本発明の実施の形態による撮像装置の基本処理動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態による撮像装置の移動状態判別処理動作を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、本実施形態という)について詳細に説明する。なお、本実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
(実施形態の構成)
図1は、本実施形態による撮像装置の構成を示すブロック図である。本実施形態による撮像装置10は、制御部11と、記憶部12と、撮像部13と、表示部14と、操作部15と、通信部16と、加速度センサ17と、電源部18とが、アドレス、データ、コントロールのための信号線が複数本で構成されるバス19に共通接続され、構成される。撮像装置10は、例えば、静止画像のほかに動画像の撮影も可能なデジタルカメラであり、制御部11を中核として動作する。
制御部11は二次電池からなる電源部18からの電力供給によって動作し、記憶部12に記録された各種のプログラムにしたがい撮像装置10の全体動作を制御するもので、制御部11には図示しないCPU(中央演算処理装置)や内蔵メモリなどが設けられている。制御部11は、後述する撮像部13を制御することにより、オートフォーカス処理(AF処理)、露出調整処理(AE処理)、ズーム処理等を実行し、あるいは撮像部13からの画像データに対して各種の画像処理としてホワイトバランス調整、色補間処理を実行し、また、画像処理として収差補正処理、画像をJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式などの大きさに圧縮する圧縮処理、この圧縮データを伸長復元する復元処理等を実行する。
また、制御部11は、検出手段(後述する加速度センサ17)で検出された撮像装置10の移動状態が移動中であるか否かを判別し、移動状態が移動中であると判別された場合は、所定の撮影パラメータを所定の値に固定する制御を行い、移動中でないと判別された場合は、所定の撮影パラメータを自動で変化させる制御手段として機能する。ここでいう、撮影パラメータは、例えば、フォーカス設定であり、露出設定であり、ホワイトバランス設定であり、ズーム設定である。
制御部11は、撮影パラメータがフォーカス設定の場合であって、撮像装置10の移動状態が移動中であると判別された場合に、所定距離の固定焦点とする制御を行い、移動中でないと判別された場合に、オートフォーカス制御を行う。また、撮影パラメータが露出設定であって、移動状態が移動中であると判別された場合に所定の露出値に固定する制御を行い、移動中でないと判別された場合に自動露出制御を行う。また、撮影パラメータがパンフォーカス設定の場合であって、移動中であると判別された場合に、所定距離の固定焦点と所定の絞り値に固定するパンフォーカス制御を行い、移動中でないと判別された場合に、オートフォーカス制御と自動露出制御とを行う。また、撮影パラメータがホワイトバランス設定であって、移動中であると判別された場合に、所定のホワイトバランス値に固定する制御を行い、移動中でないと判別された場合に、オートホワイトバランス制御を行う。また、撮影パラメータがズーム設定の場合であって、移動中であると判別された場合に、所定のズーム値に固定する制御を行い、移動中でないと判別された場合に、オートズーム制御を行う。
記憶部12は、例えば、ROM、フラッシュメモリなどを有する構成で、例えば、図4,図5に示したフローチャート(処理手順)からなる本実施形態によるプログラムや、後述する撮影モード種テーブル12a等がプログラム領域に割り当てられて格納されている。記憶部12には、更に、撮像済み画像を保存する画像記憶領域の他、後述するフラグ等を一時的に記憶するワーク領域と、を有する構造になっている。なお、記憶部12は、例えば、SDカード、ICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、例えば、通信部16によりネットワークに接続された状態においては所定の外部サーバ側の記憶領域を含むものであってもよい。
撮影モード種テーブル12aのデータ構造の一例が図2に示されている。撮影モード種テーブル12aには、撮影モード種(例えば、風景、花、人物、自分撮り、集合写真、設定が無い場合のパンフォーカス)毎に、フォーカス値、絞り値、ホワイトパランス値、ズーム値のそれぞれが、最適な撮影パラメータとして設定されている。なお、フォーカス値は、10cm〜∞、絞り値は、F2.8〜F22の場合であって、シャッタスピードは、像ブレを起こさない速度を算出して感度調整することとしている。ホワイトバランス値は、太陽光、曇天、日陰、昼白色、昼光色、電球の色温度、ズーム値は、18mm〜140mmの場合を想定している。
本実施形態による撮像装置10では、モードフラグ11aと、移動状態フラグ11bとが、フラグとして内蔵のメモリあるいは記憶部12の所定の領域に割り当てて記憶されており、制御部11によってリードライトされる。モードフラグ11aは図3(a)に、移動状態フラグ11bは図3(b)にその内容がそれぞれ示されている。モードフラグ11aは、図3(a)に示すように、値“0”の場合、撮影パラメータを自動で設定するモードであり、値“1”の場合、撮像装置10の移動状態を判別しその状態に応じて撮影パラメータを自動と固定に切り替えるモードである。また、移動状態フラグ11bは、図3(b)に示すように、値“0”の場合、撮像装置10が停止中、値“1”の場合、撮像装置10が移動中であることを示す。詳細は後述する。
撮像部13は、被写体を高精細に撮影可能なカメラ部を構成するもので、光学レンズ、絞り、撮像素子を有し、光学レンズから絞りを通して撮像素子に結像される被写体を撮像する。絞りは、光学レンズと結像面の撮像素子との間に配置され、複数枚の板(絞り羽根)を重ね合わせて円形に近い開口部を有する構成となっている。撮像素子は、CCDやCMOSなどのイメージセンサである。この撮像部13には、光学レンズ、絞り、撮像素子の他、図示省略したが、光学系駆動部、照明用のストロボ、アナログ処理回路、信号処理回路などが備えられている。絞り及び撮像素子は、光軸の垂直方向に対して平行に移動可能となっており、絞り及び撮像素子を平行移動させる駆動機構(図示省略)にそれぞれ連結されている。
表示部14は、例えば、高精細LCD(Liquid Crystal Device:液晶)ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、電気泳動型ディスプレイ(電子ペーパ)のいずれかを使用し、画像を高精細に表示するもので、撮像された画像(スルー画像:ライブビュー画像)を表示するファインダ画面(モニタ画面)として機能し、あるいは保存済み画像を表示する再生画面として機能する。なお、この表示部14の表面に指の接触を検出する透明なタッチパネルを積層配設することにより、例えば、静電容量方式のタッチスクリーン(タッチ画面)を構成するようにしてもよい。
操作部15は、図示省略したが、シャッタ操作、露出やシャッタスピードなどの撮影条件の設定操作、撮影済み画像の再生を指示する再生操作などを行う押しボタン式の各種のキーを備えたもので、制御部11は、この操作部15からの入力操作信号に応じた処理として、例えば、撮影処理、撮影条件の設定、再生処理、データ入力処理などを実行する。
通信部16は、撮像部13を不図示の外部サーバに接続するためにネットワークに接続するための通信インタフェースである。
加速度センサ17は、撮像装置10が移動中か否かを検出するもので、例えば、3軸方向振動センサによって構成される。撮像部13の移動は、加速度センサ17によって検出された互いに直交する3軸方向(X・Y・Z方向)の加速度成分に基づき、制御部11の演算処理によって検出する。
なお、電源部18は、二次電池であり、バス19に接続される制御部11,記憶部12,撮像部13,表示部14,操作部15,通信部16,加速度センサ17に駆動電力を供給する。
(実施形態の動作)
以下、図4,図5のフローチャートを参照しながら、図1〜図3に示す本実施形態による撮像装置10の動作について詳細に説明する。なお、図4に示す基本処理動作と、図5に示す移動状態判別処理は並行して実行されるものとする。
図4の基本処理動作の流れから説明する。制御部11は、まず、撮影モード遷移操作の判別を行う(ステップS101)。ここで、ユーザが操作部15を操作して「撮影」を意志表示した場合(ステップS101“Yes”)、制御部11は、撮影モードへの移行処理を実行し(ステップS102)、「再生」を意志表示した場合(ステップS101“No”)、再生モードへの移行処理を実行する(ステップS111)。撮影モードへの移行処理とは撮像部13による撮像を有効として表示部14をファインダ画面として使用し、再生モードへの移行処理とは、表示部14を再生画面として使用する画面切り替え処理をいう。
ステップS111で再生モードの移行処理が実行されると、制御部11は、ユーザ操作(操作部15)による撮影モードへの遷移操作の有無を検出する(ステップS112)。制御部11は、撮影モードへの遷移操作を検出すると(ステップS112“Yes”)、ステップS102の撮影モードの移行処理を実行し、撮影モードへの遷移操作が検出されなければ(ステップS112”No”)、続いて、スライドショーや各種設定等、その他の操作の有無を検出する(ステップS114)。ここで、その他の操作指示であれば(ステップS114“Yes”)、制御部11は、その操作指示に応じた処理を実行し(ステップS115)、その他の操作指示でもなければ(ステップS114“No”)、ステップS112の操作モード遷移操作判別処理に戻ってその処理を実行する。
ステップS102で撮影モード移行処理が実行されると、制御部11は、ユーザによる撮影操作の有無を判別する(ステップS103)。ここで、撮影操作の開始が検出されると(ステップS103“Yes”)、制御部11は、更にモードフラグ11aを参照する(ステップS104)、撮影操作でなければ(ステップS103“No”)、再生モードへの遷移操作を要するか否かを判別する(ステップS113)。
撮影操作が開始され(ステップS103“Yes”)、かつ、モードフラグ11aが値“1”、すなわち、撮影パラメータを自動で設定するモードを示していれば(ステップS104“Yes”)、制御部11は、移動状態フラグ11bを参照して値“1”、すなわち、撮像装置10の移動状態が「移動中」か否かを判別する(ステップS106)。ここで、移動状態フラグ11bに値“1”が設定されていれば(ステップS106“Yes”)、制御部11は、図2にそのデータ構造の一例を示す撮影モード種テーブル12aを参照し(ステップS107)、撮影モード種に基づく撮影パラメータを取得し、取得した撮影パラメータに基づき所定の値に固定する制御を行ない(ステップS108)、撮影処理を実行する(ステップS110)。なお、「撮影処理」とは、反映された撮影パラメータに基づき撮像部13を介して取得される被写体像から静止画像等を生成する処理をいう。
すなわち、制御部11は、撮影パラメータがフォーカス設定の場合であって、撮像装置10の移動状態が「移動中である」と判別された場合に、所定距離の固定焦点とする制御を行なう。また、撮影パラメータが露出設定であって、撮像装置10の移動状態が「移動中である」と判別された場合に所定の露出値に固定する制御を行なう。また、撮影パラメータがパンフォーカス設定の場合であって、撮像装置10が「移動中である」と判別された場合に、所定距離の固定焦点と所定の絞り値に固定するパンフォーカス制御を行なう。また、撮影パラメータがホワイトバランス設定であって、撮像装置10が「移動中である」と判別された場合に、所定のホワイトバランス値に固定する制御を行なう。また、撮影パラメータがズーム設定の場合であって、撮像装置10が「移動中である」と判別された場合に、所定のズーム値に固定する制御を行なう。
一方、ステップS104でモードフラグ11aが値“0”を示していた場合(ステップS104“No”)、ステップS106で移動状態フラグ11bが値“0”,すなわち、撮像装置10が移動中でない場合(ステップS106“No”)、制御部11は、オートフォーカス(AF)、自動露出(AE)、オートホワイトバランス(AWB)、オートズーム(AZ)等の撮影パラメータを自動的に変化させる制御を行い(ステップS109)、撮影処理を実行する(ステップS110)。
すなわち、制御部11は、撮影パラメータがフォーカス設定の場合であって、撮像装置10の移動状態が「移動中でない」と判別された場合に、オートフォーカス制御(AF)を行う。また、撮影パラメータが露出設定であって、移動状態が「移動中でない」と判別された場合にオートフォーカス制御(AF)を行う。また、撮影パラメータがパンフォーカス設定の場合であって、撮像装置10が移動中でないと判別された場合に、オートフォーカス制御(AF)と自動露出制御(AE)とを行う。また、撮影パラメータがホワイトバランス設定であって、撮像装置10が「移動中でない」と判別された場合に、オートホワイトバランス制御(AWB)を行う。また、撮影パラメータがズーム設定の場合であって、撮像装置10が「移動中でない」と判別された場合に、オートズーム制御(AZ)を行う。
なお、ステップS103で、ユーザ操作(操作部15)による撮影操作以外の要求が検出され(ステップS103“No”)、再生モード遷移操作が検出されると(ステップS113“Yes”)、制御部11は、ステップS111の再生モード移行処理を実行し、再生モードへの遷移操作が検出されなければ(ステップS113“No”)、続いて、撮影モード種設定やマニュアル設定等、その他の操作の有無を検出する(ステップS116)。ここで、その他の操作指示であれば(ステップS116“Yes”)、制御部11は、その操作指示に応じた処理を実行し(ステップS117)、ステップS103の撮影操作判別処理に戻る。また、その他の操作指示でない場合も(ステップS116“No”)、ステップS103の撮影操作判別処理に戻る。
次に、図5に示す移動状態判別処理の流れについて説明する。制御部11は、まず、移動状態フラグ11bが示す値を参照し、移動状態フラグ11bが値“1”(ステップS121“Yes”)、すなわち、「移動中」を示していれば、加速度センサ17からの信号に基づき撮像装置10の移動停止を検出する(ステップS122)。
制御部11は、撮像装置10の移動停止を検出すると(ステップS122“Yes”)、停止継続時間を算出し、算出した移動停止継続時間と閾値t1とを比較する(ステップS123)。比較結果、移動停止継続時間が閾値t1以上であれば(ステップS123“Yes”)、停止したと判別して移動状態フラグ11bを値”0”に設定、すなわち、「停止中」に書き換えて(ステップS124)、移動状態判別処理を終了する。
なお、ステップS122で移動停止が検出されない場合(ステップS122“No”)、ステップS123で移動停止継続時間が閾値t1(例えば、2秒)未満であれば(ステップS123“No”)、「移動中」の状態を継続していると判別して移動状態判別処理を終了する。
一方、ステップS121で、移動状態フラグ11bが“1”でない場合(ステップS121“No”)、すなわち、撮像装置10が「停止中」の場合、制御部11は、加速度センサ17からの信号に基づき、撮像装置10の移動開始の有無を検出する(ステップS125)。制御部11は、撮像装置10の移動開始を検出すると(ステップS125“Yes”)、移動継続時間を算出し、算出した移動継続時間と閾値t2(例えば、1秒)とを比較し(ステップS126)、更に、移動継続時間を積分することにより撮像装置10の移動速度を算出し、算出した移動速度と閾値v1と比較する(ステップS127)。なお、閾値v1は、例えば、オートフォーカスが可能な速度である。
制御部11は、当該比較の結果、移動速度が閾値v1以上であれば、移動中であると判別して移動状態フラグ11bを値“1”に設定し(ステップS128)、すなわち、「移動中」に書き換えて移動状態判別処理を終了する。
なお、ステップS125で移動開始が検出されない場合(ステップS125“No”)ステップS126で移動継続時間が閾値t2未満の場合(ステップS126“No”)、ステップS127で移動速度が閾値v1未満の場合(ステップS127”No”)、「停止中」の状態を継続していると判別して制御部11は、移動状態判別処理(図4のステップS125)を終了する。
(実施形態の効果)
以上説明のように本実施形態による撮像装置10によれば、制御手段(制御部11)は、検出手段(加速度センサ17)で検出され、判別手段で判別された撮像装置10の移動状態に基づき、所定の撮影パラメータを所定の値に固定する制御を行なうか、所定の撮影パラメータを自動で変化させる制御を行う。このため、移動中は、撮影対象が逐次変化する場合であっても最適な撮影パラメータから外れる可能性の少ない撮影が可能であり、また、移動中でない場合はより撮影状況に応じた最適な撮影が可能になる。したがって、撮影動作を中断させることなく移動中の撮影を適切に行うことができる。なお、上記した検出手段による移動状態の検出、判別手段による移動状態の判別、及び制御手段による撮影パラメータの制御は、静止画撮影の撮影操作としてのレリーズボタン操作後の動作とするが、レリーズボタンの半押し操作から全押し操作までの動作であってもよく、また、動画の撮影動作であってもよい。
本発明によれば、更に以下に列挙する効果が得られる。
(1)移動中であるか否かにかかわらず適切なフォーカス設定を行うことができ、移動中の場合は、移動によって撮影対象が逐次変化しても非合焦状態になって撮影できない、あるいはピンボケになって画質が劣化する等の事態を回避することができ、また、移動中でない場合は状況に応じた最適なフォーカスでの撮影が可能になる。
(2)移動中であるか否かにかかわらず適切な露出設定を行うことができ、移動中の場合は移動によって撮影対象が逐次変わって露出が変化する場合であっても不適切な露出になって画質が劣化することを防止でき、また、移動中でない場合は撮影状況に応じた最適な露出での撮影が可能になる。
(3)移動中であるか否かにかかわらず適切なフォーカス設定および露出設定を行うことができ、移動中の場合は移動によって撮影対象が逐次変わっても非合焦になり撮影できないか、またはピンボケになって画質が劣化する等の事態を回避することができ、また、移動中でない場合は状況に応じた最適なフォーカス、および露出値での撮影が可能になる。
(4)移動中であるか否かにかかわらず適切なホワイトバランス設定を行うことができ、移動中の場合は移動によって撮影対象が逐次変わってホワイトバランス値が変化する場合であっても不適切なホワイトバランス値になって画質が劣化することを防止でき、また、移動中でない場合は撮影状況に応じた最適なホワイトバランス値での撮影が可能になる。
(5)移動中であるか否かにかかわらず適切なズーム設定を行うことができ、移動中の場合は移動によって撮影対象が逐次変わってズーム値が変化する場合であってもより確実に撮影対象を撮影画角内に収めることができ、また、移動中でない場合は撮影状況に応じた最適なズーム値での撮影が可能になる。
(6)撮影モード種が設定されると、検出された撮像装置10の移動状態が移動中であると判別された場合、当該設定された撮影モード種に応じて固定値を特定するため、撮影モード種に応じた適切な撮影が可能になる。
(7)所定値以上の移動速度が所定時間以上継続することを演算により検出した場合に、撮像装置10が移動中であると判別するため、撮像装置10の移動の有無を確実に判別することができる。
以下、本実施形態による撮像装置10の変形例について説明する。
(変形例1)
本実施形態による撮像装置10によれば、記憶部12の特定の領域に撮影モード種テーブル12aを割り当てて記憶し、制御部11が、加速度センサ17で撮像装置10が移動中であると判別された場合に所定の撮影パラメータを所定の値に固定する制御を行なう構成について説明した。これに代わり、制御部11が、加速度センサ17で検出された撮像装置10の移動状態が移動中であるか否かを判別する直前の撮影パラメータを取得し、移動中であると判別された場合、取得してある撮影パラメータ値で固定する制御を行なってもよい。この変形例1によれば、直前の撮影パラメータ値を取得して固定するする制御を行うため、撮影パラメータ記憶用の特別なテーブル等を持つことなく、撮影状況に応じて適切な固定値を特定することができる。
(変形例2)
本実施形態による撮像装置10によれば、撮像装置10の移動状態を検出する検出手段として加速度センサ17を用いたが、GPS(Global Positioning System)等を使用した位置測位で代替してもよい。この場合、制御部11は、GPSセンサ(GPS受信器)を内蔵する撮像装置10から、例えば、1秒毎に位置データを取り込み、例えば、m(メートル)単位で移動していれば撮像装置10が移動中であると判別する。この場合、加速度センサ17を使用した場合より精度が劣るが、等速移動についても検出しやすいという利点が得られる。
(変形例3)
撮像装置10の移動状態の検出は、GPSによる位置測位に限らず、既存の画像解析による手法で代替してもよい。この場合、制御部11は、例えば、時間軸上に連続する画像のうち、隣接する2枚の画像の同一箇所を連続的に比較し、所定量の違いが所定時間連続してあれば、動きがあったとして移動中と判別する。変形例3によれば、加速度センサ17を使用する場合に比べて制御部11の演算負荷は増大するが、画像解析により、加速度センサ17やGPSセンサ等の特別なセンサを要することなく撮像装置10の移動状態を検出することができる。なお、加速度センサ17、GPSセンサ等による位置測位、画像解析を併用して検出手段を構成してもよい。
なお、上述の実施形態では、移動状態の検出、移動状態の判別、及び撮影パラメータの制御を、静止画撮影の撮影操作としてのレリーズボタン操作後の動作として説明しているが、レリーズボタンの半押し操作から全押し操作までの動作であってもよく、また、動画の撮影動作であってもよい。
なお、本実施形態による撮影パラメータの切り替え方法は、例えば、図1に示す撮像装置10に適用される。そして、その撮影パラメータの適用方法は、例えば、図4において、撮像装置10の移動状態を検出する第1のステップ(図5のS121)と、第1のステップで検出された撮像装置10の移動状態が移動中であるか否かを判別する第2のステップ(図5のS122〜S128)と、第2のステップで移動状態が移動中であると判別された場合は、所定の撮影パラメータを所定の値に固定する制御を行い、移動中でないと判別された場合は、所定の撮影パラメータを自動で変化させる制御を行う第3のステップ(図4のS101〜S110)と、を有する。このように、撮像装置10の移動状態に基づき、所定の撮影パラメータを所定の値に固定する制御を行なうか、所定の撮影パラメータを自動で変化させる制御を行う。このため、移動中は、撮影対象が逐次変化する場合であっても最適な撮影パラメータから外れる可能性の少ない撮影が可能であり、また、移動中でない場合はより撮影状況に応じた最適な撮影を可能とする撮像装置10の撮影パラメータの切り替え方法を提供することができる。
また、本実施形態によるプログラムは、コンピュータ(例えば、図1の制御部11)によって実行され、撮像装置10の移動状態を検出する検出手段(例えば、図1の加速度センサ17)を備えた撮像装置10のプログラムである。そして、そのプログラムは、コンピュータに、検出手段で検出された撮像装置10の移動状態が移動中であるか否かを判別する処理(図5のS122〜S128)と、移動状態が移動中であると判別された場合は、所定の撮影パラメータを所定の値に固定する制御を行い、移動中でないと判別された場合は、前記所定の撮影パラメータを自動で変化させる制御を行う処理(図4のS101〜S110)とを実行させる。撮像装置10は、上記したプログラムを逐次読み出し実行することにより、撮像装置10の移動状態に基づき、所定の撮影パラメータを所定の値に固定する制御を行なうか、所定の撮影パラメータを自動で変化させる制御を行う。このため、移動中は、撮影対象が逐次変化する場合であっても最適な撮影パラメータから外れる可能性の少ない撮影が可能であり、また、移動中でない場合はより撮影状況に応じた最適な撮影を可能とするプログラムを提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
以下に、本願出願時の特許請求の範囲を付記する。
[請求項1]
撮像装置の移動状態を検出する検出手段と、
前記検出手段で検出された前記撮像装置の移動状態が移動中であるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により前記移動状態が移動中であると判別された場合は、所定の撮影パラメータを所定の値に固定する制御を行い、移動中でないと判別された場合は、前記所定の撮影パラメータを自動で変化させる制御を行う制御手段と、
を備えたことを特徴とする撮像装置。
[請求項2]
撮影指示に応じた撮影動作の実行前又は実行中に、前記検出手段による移動状態の検出、前記判別手段による移動状態の判別、及び前記制御手段による所定の撮影パラメータの制御を行うことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
[請求項3]
前記撮影指示に応じた撮影動作は、静止画の撮影動作であることを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
[請求項4]
前記撮影指示に応じた撮影動作は、静止画の撮影動作におけるレリーズボタン操作後の動作であることを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
[請求項5]
前記撮影指示に応じた撮影動作は、静止画の撮影動作におけるレリーズボタン半押し操作から全押し操作までの動作であることを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
[請求項6]
前記撮影指示に応じた撮影動作は、動画の撮影動作であることを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
[請求項7]
前記所定の撮影パラメータはフォーカス設定であり、
前記制御手段は、
前記検出手段で検出された前記移動状態が前記判別手段により移動中であると判別された場合に、所定距離の固定焦点とする制御を行い、移動中でないと判別された場合に、オートフォーカス制御を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の撮像装置。
[請求項8]
前記所定の撮影パラメータは露出設定であり、
前記制御手段は、
前記検出手段で検出された前記撮像装置の移動状態が前記判別手段により移動中であると判別された場合に所定の露出値に固定する制御を行い、移動中でないと判別された場合にオートフォーカス制御を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の撮像装置。
[請求項9]
前記制御手段は、
前記検出手段で検出された前記撮像装置の移動状態が前記判別手段により移動中であると判別された場合に、所定距離の固定焦点と所定の絞り値に固定するパンフォーカス制御を行い、移動中でないと判別された場合に、前記オートフォーカス制御と自動露出制御とを行うことを特徴とする請求項8記載の撮像装置。
[請求項10]
前記所定の撮影パラメータは、ホワイトバランス設定であり、
前記制御手段は、
前記検出手段で検出された前記撮像装置の移動状態が前記判別手段により移動中であると判別された場合に、所定のホワイトバランス値に固定する制御を行い、移動中でないと判別された場合に、オートホワイトバランス制御を行うことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載の撮像装置。
[請求項11]
前記所定の撮影パラメータは、ズーム設定であり、
前記制御手段は、
前記検出手段で検出された前記撮像装置の移動状態が前記判別手段により移動中であると判別された場合に、所定のズーム値に固定する制御を行い、移動中でないと判別された場合に、オートズーム制御を行うことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項記載の撮像装置。
[請求項12]
前記制御手段は、
撮影モード種が設定されると、前記検出手段で検出された前記撮像装置の移動状態が前記判別手段により移動中であると判別された場合、前記設定された撮影モード種に応じて固定値を特定することを特徴とする請求項1〜8,10,11のいずれか1項記載の撮像装置。
[請求項13]
前記制御手段は、
前記検出手段で検出された前記撮像装置の移動状態が前記判別手段により移動中であると判別される直前の前記撮影パラメータを取得し、移動中であると判別された場合は前記取得してある撮影パラメータ値で固定する制御を行うことを特徴とする請求項1〜8,10〜12のいずれか1項記載の撮像装置。
[請求項14]
前記判別手段は、
所定値以上の移動速度が所定時間以上継続する場合に、前記撮像装置の移動状態が移動中であると判別することを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項記載の撮像装置。
[請求項15]
前記検出手段は、
加速度センサにより前記撮像装置の移動状態を検出することを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項記載の撮像装置。
[請求項16]
前記検出手段は、
グローバルポジショニングシステムによる位置測位により前記撮像装置の移動状態を検出することを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項記載の撮像装置。
[請求項17]
前記検出手段は、
画像解析により前記撮像装置の移動状態を検出することを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項記載の撮像装置。
[請求項18]
前記制御手段は、
移動速度が所定値未満の場合は、前記撮像装置の移動状態が移動中であると判別しないことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の撮像装置。
[請求項19]
撮像装置の撮影パラメータの切り替え方法であって、
前記撮像装置の移動状態を検出する第1のステップと、
前記第1のステップで検出された前記撮像装置の移動状態が移動中であるか否かを判別する第2のステップと、
前記第2のステップで前記移動状態が移動中であると判別された場合は、所定の撮影パラメータを所定の値に固定する制御を行い、移動中でないと判別された場合は、前記所定の撮影パラメータを自動で変化させる制御を行う第3のステップと、を有することを特徴とする撮影パラメータの切り替え方法。
[請求項20]
撮像装置のコンピュータによって実行され、前記撮像装置の移動状態を検出する検出手段を備えた撮像装置のプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記検出手段で検出された前記撮像装置の移動状態が移動中であるか否かを判別する処理と、
前記移動状態が移動中であると判別された場合は、所定の撮影パラメータを所定の値に固定する制御を行い、移動中でないと判別された場合は、前記所定の撮影パラメータを自動で変化させる制御を行う処理と、を実行させることを特徴とするプログラム。
10…撮像装置、11…制御部(制御手段)、11a…モードフラグ、11b…移動状態フラグ、12…記憶部、12a…撮影モード種テーブル、13…撮像部、14…表示部、15…操作部、16…通信部、17…加速度センサ(検出手段)、18…電源部、19…バス

Claims (20)

  1. 撮像装置の移動状態を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出された前記撮像装置の移動状態が移動中であるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記移動状態が移動中であると判別された場合は、所定の撮影パラメータを所定の値に固定する制御を行い、移動中でないと判別された場合は、前記所定の撮影パラメータを自動で変化させる制御を行う制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 撮影指示に応じた撮影動作の実行前又は実行中に、前記検出手段による移動状態の検出、前記判別手段による移動状態の判別、及び前記制御手段による所定の撮影パラメータの制御を行うことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記撮影指示に応じた撮影動作は、静止画の撮影動作であることを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記撮影指示に応じた撮影動作は、静止画の撮影動作におけるレリーズボタン操作後の動作であることを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  5. 前記撮影指示に応じた撮影動作は、静止画の撮影動作におけるレリーズボタン半押し操作から全押し操作までの動作であることを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  6. 前記撮影指示に応じた撮影動作は、動画の撮影動作であることを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  7. 前記所定の撮影パラメータはフォーカス設定であり、
    前記制御手段は、
    前記検出手段で検出された前記移動状態が前記判別手段により移動中であると判別された場合に、所定距離の固定焦点とする制御を行い、移動中でないと判別された場合に、オートフォーカス制御を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の撮像装置。
  8. 前記所定の撮影パラメータは露出設定であり、
    前記制御手段は、
    前記検出手段で検出された前記撮像装置の移動状態が前記判別手段により移動中であると判別された場合に所定の露出値に固定する制御を行い、移動中でないと判別された場合にオートフォーカス制御を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の撮像装置。
  9. 前記制御手段は、
    前記検出手段で検出された前記撮像装置の移動状態が前記判別手段により移動中であると判別された場合に、所定距離の固定焦点と所定の絞り値に固定するパンフォーカス制御を行い、移動中でないと判別された場合に、前記オートフォーカス制御と自動露出制御とを行うことを特徴とする請求項8記載の撮像装置。
  10. 前記所定の撮影パラメータは、ホワイトバランス設定であり、
    前記制御手段は、
    前記検出手段で検出された前記撮像装置の移動状態が前記判別手段により移動中であると判別された場合に、所定のホワイトバランス値に固定する制御を行い、移動中でないと判別された場合に、オートホワイトバランス制御を行うことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載の撮像装置。
  11. 前記所定の撮影パラメータは、ズーム設定であり、
    前記制御手段は、
    前記検出手段で検出された前記撮像装置の移動状態が前記判別手段により移動中であると判別された場合に、所定のズーム値に固定する制御を行い、移動中でないと判別された場合に、オートズーム制御を行うことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項記載の撮像装置。
  12. 前記制御手段は、
    撮影モード種が設定されると、前記検出手段で検出された前記撮像装置の移動状態が前記判別手段により移動中であると判別された場合、前記設定された撮影モード種に応じて固定値を特定することを特徴とする請求項1〜8,10,11のいずれか1項記載の撮像装置。
  13. 前記制御手段は、
    前記検出手段で検出された前記撮像装置の移動状態が前記判別手段により移動中であると判別される直前の前記撮影パラメータを取得し、移動中であると判別された場合は前記取得してある撮影パラメータ値で固定する制御を行うことを特徴とする請求項1〜8,10〜12のいずれか1項記載の撮像装置。
  14. 前記判別手段は、
    所定値以上の移動速度が所定時間以上継続する場合に、前記撮像装置の移動状態が移動中であると判別することを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項記載の撮像装置。
  15. 前記検出手段は、
    加速度センサにより前記撮像装置の移動状態を検出することを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項記載の撮像装置。
  16. 前記検出手段は、
    グローバルポジショニングシステムによる位置測位により前記撮像装置の移動状態を検出することを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項記載の撮像装置。
  17. 前記検出手段は、
    画像解析により前記撮像装置の移動状態を検出することを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項記載の撮像装置。
  18. 前記制御手段は、
    移動速度が所定値未満の場合は、前記撮像装置の移動状態が移動中であると判別しないことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の撮像装置。
  19. 撮像装置の撮影パラメータの切り替え方法であって、
    前記撮像装置の移動状態を検出する第1のステップと、
    前記第1のステップで検出された前記撮像装置の移動状態が移動中であるか否かを判別する第2のステップと、
    前記第2のステップで前記移動状態が移動中であると判別された場合は、所定の撮影パラメータを所定の値に固定する制御を行い、移動中でないと判別された場合は、前記所定の撮影パラメータを自動で変化させる制御を行う第3のステップと、を有することを特徴とする撮影パラメータの切り替え方法。
  20. 撮像装置のコンピュータによって実行され、前記撮像装置の移動状態を検出する検出手段を備えた撮像装置のプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記検出手段で検出された前記撮像装置の移動状態が移動中であるか否かを判別する処理と、
    前記移動状態が移動中であると判別された場合は、所定の撮影パラメータを所定の値に固定する制御を行い、移動中でないと判別された場合は、前記所定の撮影パラメータを自動で変化させる制御を行う処理と、を実行させることを特徴とするプログラム。
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