JP2014163618A - 送風機用コントローラ - Google Patents

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直人 有吉
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Abstract

【課題】 本発明は、室内及び室外の温度状況を検知ることにより効率的に給気又は排気を行うことを目的とする。
【解決手段】 本発明にかかる送風機用コントローラは、室内の温度を検知する第一温度センサ、室外の温度を検知する第二温度センサ及び室外の空気を吸い込み室内に吹き出す第一送風機と電気的に接続され、前記第一温度センサにより検知された第一温度及び前記第二温度センサにより検知された第二温度に基づいて第一送風機の運転を制御する制御部を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、送風機の運転を制御する送風機用コントローラに関する。
従来から、送風機の運転を制御する送風機用コントローラは、温度センサと接続し、その温度センサが所定の温度を検知すると送風機の運転を開始又停止させる制御を行っている(特許文献1)。
特開平7−180899
しかし、従来の送風機用コントローラは温度センサ用の接続端子が一つしかないため、例えば、室内の温度を検知する温度センサを接続端子に接続した場合、室外の温度を検知する温度センサを接続できなかった。このため、室外の空気の温度を検知することができないため、例えば、夏期において室内の温度が室外の温度よりも低い場合においても室外の空気を給気してしまう可能性があり、室内及び室外の温度状況に応じた効率的な給気又は排気を行うことができないという課題を有していた。そこで本発明は、室内及び室外の温度状況を検知ることにより効率的に給気又は排気を行うことを目的とする。
本発明にかかる送風機用コントローラは、
室内の温度を検知する第一温度センサ、室外の温度を検知する第二温度センサ及び室外の空気を室内に取り入れる第一送風機と電気的に接続され、
前記第一温度センサにより検知された第一温度及び前記第二温度センサにより検知された第二温度に基づいて前記第一送風機の運転を制御する制御部を備えたことを特徴とする。
本発明に係る送風機用コントローラは、第一温度センサにより検知された第一温度及び第二温度センサにより検知された第二温度に基づいて第一送風機の運転を制御するため、換気を行うと効果のある場合に第一送風機を稼動させることができるのでより効率的な換気を行うことが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る送風機用コントローラを建物に配置した図である。 本発明の実施の形態1に係る制御部を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る送風機用コントローラの操作部を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るナイトパージ運転における送風機のON/OFF状況を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る送風機用コントローラを建物に配置した図である。 本発明の実施の形態3に係る送風機用コントローラを建物に配置した図である。 本発明の実施の形態3に係る制御部を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係るナイトパージ運転における送風機のON/OFF状況を示す図。 本発明の実施の形態4に係る送風機用コントローラを建物に配置した図である。
実施の形態1
本発明の実施の形態1について図面を参照して説明する。本発明の実施の形態1に係る送風機用コントローラを建物に配置した図であり、図2は本発明の実施の形態1に係る制御部を示すブロック図である。
図1に示すように、建物1の壁面には室外の空気を室内に取り込む給気用の第一送風機2及び第一送風機2の稼動のON/OFF又は風量の調整を行う送風機用コントローラ3が備えられている。
第一送風機2は、風洞を形成する枠体4、枠体4の中央付近に備えられた電動機5及び電動機5の回転軸に接続された羽根車6を備え、羽根車6が回転することによって、室外の空気を吸い込み、室内に吹き出す構成となっている。
送風機用コントローラ3は、利用者が操作する操作部7及び第一送風機2の運転を制御する制御部8を備える。また、送風機用コントローラ3の外形を形成する筐体の内部に制御部8は配置され、筐体の表面に操作部7を設けた構成となっている。
制御部8は、操作部7、室内の温度を検知する第一温度センサ9及び室外の温度を検知する第二温度センサ10と有線または無線で電気的に接続され、図2に示すように、操作部7からの運転指令、第一温度センサ9により検知された第一温度及び第二温度センサ10により検知された第二温度に基づいて第一送風機2の稼動のON/OFFの制御又は風量の調整をおこなう。
第一温度センサ9は室内に配置され、第二温度センサ10は室外に配置される。なお、第二温度センサ10は第一送風機2の吸込口近傍に配置すれば、室内に取り入れる空気の正確な温度を検知することができる。また、建物1自体が熱をもっている場合等においては、建物1から少し離れた位置に配置すれば、外気の温度をより正確に検知することができる。よって、第二温度センサ10は状況に合わせて適宜配置変更をすればよい。また、本実施の形態1に係る送風機用コントローラ3の操作部7と制御部8は同一筐体に収まるように配置されているが、この限りではなく、別場所に配置したり、操作部7をリモコンで持ち運べるようにしてもよい。
図3を参照して、送風機用コントローラ3の操作部7の説明を行う。図3は本発明の実施の形態1に係る送風機用コントローラの操作部を示す図である。
図3に示すように送風機用コントローラ3の操作部7は、デジタル表示部11、設定切替部12、運転切替部13、リセットボタン14、モード選択部15、試運転表示部16を有する。デジタル表示部11は通常時、その時の時刻を表示し、後述する自動運転の設定又は設定変更をする場合は設定条件等を表示させる。設定切替部12は時刻や自動運転時の設定等を変更する場合に用いるものである。また、設定切替部12はダイヤル式になっており回転させることでデジタル表示部11に次の候補を表示させ、決定する場合は設定切替部12を押圧する。運転切替部13は自動運転か連続運転を選択するときに用いる。自動運転とは予め利用者等が運転形態等を設定し、その設定条件に基づいて自動で運転するものであり、連続運転とは利用者が利用する毎に運転形態を設定し、その設定条件に基づいて運転するものである。リセットボタン14は時刻や、自動運転の設定等を初期化したい場合に用いるものである。モード選択部15は運転モードを選択する際に用いる。モード選択部15のスイッチは操作部7の表面から突出した突起により構成され、例えばその突起を下側に下げるとOFFになり、上側に上げるとONになる。本実施の形態1では、1:タイマー運転、2:ナイトパージ運転、3:温度調整運転、4:湿度調整運転と制御部8内の記憶部17(図示せず)に割り振られている場合に、例えば「2」を上側にあげるとナイトパージ運転が実行される。ナイトパージ運転とは、例えば冷房シーズンに、翌朝の冷房立ち上げ時の負荷を軽減するために、温度の低い夜間の空気を室内に取り入れる運転のことである。試運転表示部16は試運転が行われている場合に点灯する。
つづいて、送風機用コントローラ3による第一送風機2の制御方法について説明する。
使用者等により、操作部7の運転切替部13の「連続」及びモード選択部15の「3」が選択されると、制御部8に「連続運転」かつ「温度調整運転」を行う旨の指令がなされる。つづいて、制御部8は第一温度センサ9及び第二温度センサ10から温度情報を取得し、第一温度が第二温度よりも高いと判断した場合は、第一送風機2に電動機5を駆動させる指令を与える。電動機5の駆動により羽根車6が回転するとことで室外の涼しい空気を室内に取り込む。室外の涼しい空気を室内に取り込むことで、室内の暖かい空気と入れ換えることができるため室内の温度を下げることができる。第一温度と第二温度が同等になるか、ある一定期間第一温度が一定である場合には、制御部8はこれ以上第一送風機2を運転させても室内の温度を下げる効果がないと判断し、第一送風機2に電動機5の駆動を停止する指令を与え、第一送風機2の運転を停止させる。室内と室外の温度差については、任意に設定可能とすることにより様々な条件の下でより効率的な運転を実現することができる。
このように、制御部8は第一温度と第二温度の差が小さくなるように第一送風機2の稼動を制御することで室内と室外における温度差を減少させることができる。よって、例えば夏期において室外のほうが室内より涼しい場合において、空気調和機を使用しなくても室内の温度を下げることが可能となる。なお、室内と室外の温度差が大きい場合は第一送風機の風量を多くすることで早急に室内と室外の温度差を解消することができる。
また、送風機用コントローラ3にタイマー機能を備えることで、所定の時間に第一送風機2を運転させることができるため、ナイトパージ運転を行うことが可能となる。以下、利用者が設定切替部12を操作して、タイマーの時間設定をAM4:00〜AM7:00、室内の温度設定を30℃以上、室外の温度設定を25度未満、と設定した場合における送風機用コントローラ3による第一送風機2の制御方法について図4を用いて説明する。図4は本発明の実施の形態1に係るナイトパージ運転における送風機のON/OFF状況を示す図である。
使用者等により、操作部7の運転切替部13の「自動」及びモード選択部15の「2」が選択されると、制御部8に「自動運転」かつ「ナイトパージ運転」を行う旨の指令がなされる。制御部8は図4に示すように、タイマーから時刻情報を受けることでAM4:00からナイトパージ運転を開始させる。ナイトパージ運転が開始されると制御部8は第一温度センサ9及び第二温度センサ10から温度情報を取得する。そして制御部8は第一温度センサ9により検知された第一温度が30℃以上であり、第二温度センサ10により検知された第二温度が25℃以下であると判断した場合、第一送風機2に電動機5を駆動させる指令を与える。そして、電動機5の駆動により羽根車6が回転し第一送風機2が稼動状態となる。(図3にけるAM4:00〜AM6:00)。涼しい空気が室内に取り込まれると次第に室内の温度が下がっていく。制御部8は第一温度が30℃以下になると、第一送風機2に電動機5の駆動を停止する指令を与え、第一送風機2の運転を停止させる。(図におけるAM6:00〜AM6:30)。また明け方を迎えるとともに室外の気温が次第に上昇し、第二温度が25℃よりも高くなった場合も第一送風機2の稼動を停止させる。そしてAM7:00になるとナイトパージ運転は停止する。すなわち、ナイトパージ運転において制御部8が第一送風機2を稼動させる条件は、AM4:00〜AM7:00で第一温度が30℃以上かつ第二温度が25℃未満の場合である。
このようなナイトパージ運転を夏期の夜間から明け方に行うことで、涼しい空気を室内に取入れることができるため、空気調和機を使用する際の空調負荷を低減させることが出来る。
本発明の実施の形態1に係る送風機用コントローラ3は、第一温度センサ9により検知された第一温度及び第二温度センサ10により検知された第二温度に基づいて第一送風機2の運転を制御するため、換気を行うと効果のある場合に第一送風機2を稼動させることができるのでより効率的な換気を行うことが可能となる。さらに、第一送風機2の無駄な運転を省くことにより運転時間が削減でき、省エネ効果も有する。
実施の形態2
本発明の実施の形態1に係る送風機用コントローラ3は給気用の第一送風機2を1台備えたものであったが、実施の形態2に係る送風機用コントローラ3は給気用の第一送風機2に加え、排気用の第二送風機18を備えたものである。その他の部分については実施の形態1に係る構成と同じであるため、本実施の形態2では、実施の形態1との相違点のみを説明する。実施の形態2については図5を参照して説明する。図5は本発明の実施の形態2に係る送風機用コントローラを建物に配置した図である。
図5に示すように、建物1の壁面には室外の空気を室内に取り込む給気用の第一送風機2及び室内の空気を室外に排出する第二送風機18、第一送風機2及び第二送風機18の稼動のON/OFF又は風量の調整を行う送風機用コントローラ3が備えられている。実施の形態2に係る送風機用コントローラ3は、第一送風機2及び第二送風機18、室内の温度を検知する第一温度センサ9及び室外の温度を検知する第二温度センサ10と有線または無線で電気的に接続され、第一温度センサ9により検知された第一温度及び第二温度センサ10により検知された第二温度に基づいて第一送風機2及び第二送風機18の稼動のON/OFF又は風量の調整をおこなう。
実施の形態1のように第一送風機2のみを稼動させた場合は、室外の空気を室内に取り込まれた結果、室内の空気が押し出される形で室外に吐き出されることで換気が行われる。しかし、本実施の形態2のように壁面に排気用の第二送風機18をさらに備え、第一送風機2及び第二送風機18を稼動すると、室外の空気を取り入れる同時に、室内に滞留する空気も積極的に室外に吐き出される。このため、換気量を大幅に増大することができる。
本実施の形態2にかかる送風機用コントローラ3を使用することで、第一送風機2及び第二送風機18を稼動することができる。よって、実施の形態1の効果に加えて、室外と室内の温度差が大きい場合等急速に空気を換気することが可能となる。
実施の形態3
実施の形態1及び実施の形態2に係る送風機用コントローラ3は温度センサを備えたことで、室内と室外の空気を効率的に換気するものであったが、本実施の形態3に係る送風機用コントローラ3は温度センサに加え、湿度センサ19を備えたものである。本実施の形態3について図面を参照して説明する。図6は、本発明の実施の形態3に係る送風機用コントローラを建物に配置した図であり、図7は、本発明の実施の形態3に係る制御部を示すブロック図である。
図6に示すように、建物1の壁面には室外の空気を室内に取り込む給気用の第一送風機2及び第一送風機2の稼動のON/OFF又は風量の調整を行う送風機用コントローラ3が備えられている。送風機用コントローラ3は、利用者が操作する操作部7及び第一送風機2の運転を制御する制御部8を備える。また、送風機用コントローラ3の外形を形成する筐体の内部に制御部8は配置され、筐体の表面に操作部7を設けた構成となっている。
送風機用コントローラ3は、操作部7、室内の温度を検知する第一温度センサ9、室外の温度を検知する第二温度センサ10及び室外の湿度を検知する湿度センサ19と有線または無線で電気的に接続されており、図7に示すように、操作部7からの運転指令、第一温度センサ9により検知された第一温度、第二温度センサ10により検知された第二温度及び湿度センサ19により検知された第一湿度、に基づいて第一送風機2の稼動のON/OFFの制御又は風量の調整をおこなっている。
第一温度センサ9は室内に配置され、第二温度センサ10及び湿度センサ19は室外に配置される。なお、第二温度センサ10は第一送風機2の吸込口近傍に配置すれば、室内に取り入れる空気の正確な温度を検知することができる。また、建物1自体が熱をもっている場合等においては、建物1から少し離れた位置に配置すれば外気の温度をより正確に検知することができる。湿度センサ19は第一送風機2の吸込口近傍に配置すれば、室内に取り入れる空気の正確な湿度を検知することができる。また、建物1の壁面が結露等している場合においては、建物1から少し離れた位置に配置すれば、外気の湿度をより正確に検知することができる。よって、第二温度センサ10及び湿度センサ19は状況に合わせて適宜配置変更をすればよい。本実施の形態3に係る送風機用コントローラ3の操作部7と制御部8は同一筐体に収まるように配置されているが、この限りではなく、別場所に配置したり、操作部7をリモコンで持ち運べるようにしてもよい。なおリモコンの構成について図3に示したものと同様である。
つづいて、送風機用コントローラ3による第一送風機2の制御方法について説明する。
使用者等により、操作部7の運転切替部13の「連続」及びモード選択部15の「4」が選択されると、制御部8に「連続運転」かつ「湿度調整運転」を行う旨の指令がなされる。つづいて、制御部8は湿度センサ19から湿度情報を取得し、第一湿度が閾値Aより低いと判断した場合は、第一送風機2に電動機5を駆動させる指令を与える。電動機5の駆動により羽根車6が回転するとことで室外の乾燥した空気を室内に取り込む。室外の乾燥した空気を室内に取り込むことで、室内の湿潤な空気と入れ換えることができるため室内の湿度を下げることができる。第一湿度が閾値B(閾値B≧閾値A)になった場合、制御部8はこれ以上第一送風機2を運転させても室内の湿度を下げる効果がないと判断し、第一送風機2に電動機5の駆動を停止する指令を与え、第一送風機2の運転を停止させる。なお、閾値A及び閾値Bは利用者が自由に設定可能であり、様々な条件の下でより効率的な運転を実現することができる。
制御部8は第一湿度に基づいて第一送風機2の稼動を制御することで室内の湿度を減少させることができる。よって、例えば建物1内に湿気に弱いものが配置されている場合においても、除湿機等を使用しなくても室内の湿度を下げることが可能となる。さらに、雨が降っている場合に、室内への雨の吸い込みを抑制できるので、建物1内に配置されているものを雨水から守ることが可能である。
また、送風機用コントローラ3にタイマー機能を備えることで、所定の時間に第一送風機2を運転させることができるため、ナイトパージ運転を行うことが可能となる。以下、利用者が設定切替部12を操作して、タイマーの時間設定をAM4:00〜AM7:00、室内の温度設定を30℃以上、室外の温度設定を25℃未満及び湿度設定を60%RH未満、とした場合における送風機用コントローラ3による第一送風機2の制御方法について図8を用いて説明する。図8は本発明の実施の形態3に係るナイトパージ運転における送風機のON/OFF状況を示す図である。
使用者等により、操作部7の運転切替部13の「自動」及びモード選択部15の「2」が選択されると、制御部8に「自動運転」かつ「ナイトパージ運転」を行う旨の指令がなされる。制御部8は図8に示すように、タイマーから時刻情報を受けることでAM4:00からナイトパージ運転を開始させる。ナイトパージ運転が開始されると制御部8は第一温度センサ9、第二温度センサ10及び湿度センサ19から温度情報及び湿度情報を取得する。つづいて、制御部8は第一温度センサ9により検知された第一温度が30℃以上、第二温度センサ10により検知された第二温度が25℃以下及び湿度センサ19により検知された第一湿度が60%RH未満であると判断した場合、第一送風機2に電動機5を駆動させる指令を与える。そして、電動機5の駆動により羽根車6が回転し第一送風機2が稼動状態となる。(図8におけるAM4:00〜AM4:30)。乾燥した涼しい空気が室内に取り込まれると次第に室内は乾燥した空気で満たされかつ室内の温度が下がっていく。そして、例えば天候の変化により雨になると室外の相対湿度は上昇していき、第一湿度が60%RHを超えると、第一温度が30℃以上かつ第二温度が25℃以下の場合であっても、制御部8は第一送風機2に電動機5の駆動を停止させる指令を与え、第一送風機2の運転を停止させる。(図8におけるAM4:30〜AM5:30)。天候が回復し、晴れになると室外の相対湿度は減少していき、再び第一湿度が再び60%RH以下となり、かつ、第一温度が30℃以上かつ第二温度が25℃以下である場合、制御部8は第一送風機2に電動機5を駆動させる指令与える(図8におけるAM5:30〜AM6:00)。第一湿度が60%RH以下であっても室内の温度が下がり第一温度が30℃未満になる場合、または、室外の気温が次第に上昇し、第二温度が25℃よりも高くなった場合には制御部8は、第一送風機2に電動機5の駆動を停止させる指令を与え、第一送風機2の運転を停止させる。(図8におけるAM6:00〜AM7:00)。そしてAM7:00になるとナイトパージ運転は停止する。すなわち、ナイトパージ運転において制御部8が第一送風機2を稼動させる条件は、AM4:00〜AM7:00で第一温度が30℃以上、第二温度が25℃未満及び第一湿度が60%RH未満の場合である。また、上記はナイトパージ運転を対象とした制御であるが、時間の指定をなくし、第一温度が30℃以上、第二温度が25℃未満及び第一湿度が60%RH未満の場合に、制御部8は、第一送風機2に電動機5の駆動を停止させる指令を与え、第一送風機2の運転を停止させる制御を行ってもよい。なお、この設定温度は一例であり、利用者は状況に応じて任意に第一温度の閾値C、第二温度の閾値Dを決めることができる。また、この設定湿度も一例であり、利用者は状況に応じて任意に閾値Eを決めることができる。
このようなナイトパージ運転を夏期の夜間から明け方に行うことで、乾燥した涼しい空気を室内に取入れることが可能となる。このため室内は乾燥状態を保つことができ、かつ空気調和機を使用する際の空調負荷を低減させることが出来る。
本発明の実施の形態3に係る送風機用コントローラ3は、第一温度センサ9により検知された第一温度、第二温度センサ10により検知された第二温度及び湿度センサ19により検知された第一湿度に基づいて第一送風機2の運転を制御するため、換気を行うと効果のある場合に第一送風機2を稼動させることができるのでより効率的な換気を行うことが可能となる。さらに、第一送風機2の無駄な運転を省くことにより運転時間が削減でき、省エネ効果も有する。
実施の形態4
本発明の実施の形態3に係る送風機用コントローラ3は給気用の第一送風機2を1台備えたものであったが、実施の形態4に係る送風機用コントローラ3は給気用の第一送風機2に加え、排気用の第二送風機18を備えたものである。その他の部分については実施の形態3に係る構成と同じであるため、本実施の形態4では、実施の形態3との相違点のみを説明する。実施の形態4については図9を参照して説明する。図9は本発明の実施の形態2に係る送風機用コントローラを建物に配置した図である。
図9に示すように、建物1の壁面には室外の空気を室内に取り込む給気用の第一送風機2及び室内の空気を室外に排出する第二送風機18、第一送風機2及び第二送風機18の稼動のON/OFF又は風量の調整を行う送風機用コントローラ3が備えられている。実施の形態4に係る送風機用コントローラ3は、第一送風機2及び第二送風機18、室内の温度を検知する第一温度センサ9及び室外の温度を検知する第二温度センサ10、室外の湿度を検知する湿度センサ19と有線または無線で電気的に接続され、第一温度センサ9により検知された第一温度、第二温度センサ10により検知された第二温度、湿度センサ19により検出された第一湿度に基づいて第一送風機2及び第二送風機18の稼動のON/OFF又は風量の調整をおこなっている。
実施の形態3のように第一送風機2のみを稼動させた場合は、室外の空気を室内に取り込まれた結果、室内の空気が押し出される形で室外に吐き出されることで換気が行われる。しかし、本実施の形態4のように壁面に排気用の第二送風機18をさらに備え、第一送風機2及び第二送風機18を稼動すると、室外の空気が取り入れられると同時に、室内に滞留する空気も積極的に室外に吐き出される。このため、室内の換気量を大幅に増大することができる。
本実施の形態4にかかる送風機用コントローラ3を使用することで、第一送風機2及び第二送風機18を稼動することができる。よって、実施の形態3の効果に加えて、室外と室内の温度差が大きい場合等急速に空気を換気することが可能となる。
1 建物、2 第一送風機、3 送風機用コントローラ、4 枠体、5 電動機、6 羽根車、7 操作部、8 制御部、9 第一温度センサ、10 第二温度センサ、11 デジタル表示部、12 設定切替部、13 運転切替部、14 リセットボタン、15 モード選択部、16 試運転表示部、17 記憶部、18 第二送風機、19 湿度センサ

Claims (5)

  1. 室内の温度を検知する第一温度センサ、室外の温度を検知する第二温度センサ及び室外の空気を室内に取り入れる第一送風機と電気的に接続され、
    前記第一温度センサにより検知された第一温度及び前記第二温度センサにより検知された第二温度に基づいて前記第一送風機の運転を制御する制御部を備えたことを特徴とする送風機用コントローラ。
  2. 前記制御部は、
    前記第一温度が前記第二温度よりも高いと判断した場合に、前記第一送風機を稼動させることを特徴とする請求項1記載の送風機用コントローラ。
  3. 室内の温度を検知する第一温度センサ、室外の温度を検知する第二温度センサ、室外の湿度を検知する湿度センサ、室外の空気を室内に取り入れる第一送風機と電気的に接続され、
    前記第一温度センサにより検知された第一温度、前記第二温度センサにより検知された第二温度及び前記湿度センサにより検知された第一湿度に基づいて前記第一送風機の運転を制御する制御部を備えたことを特徴とする送風機用コントローラ。
  4. 前記制御部は、
    前記第一温度が第一閾値以上、前記第二温度が前記第一閾値以下の第二閾値未満及び、
    前記第一湿度が第三閾値未満である場合に前記第一送風機を稼動させることを特徴とする請求項3記載の送風機用コントローラ。
  5. 前記制御部にタイマー機能を備え、所定の時間に前記第一送風機を稼動させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の送風機用コントローラ。
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