JP2014157100A - 位置情報提供システム - Google Patents
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Abstract
【課題】同好を同じくする者が運転する車両同士が所定範囲内に存在するときに、この車両同士で適宜交信できるようにする。
【解決手段】自車両V1から所定範囲内に存在する他の特定車両V2の情報、広告対象施設に関する情報が基地局Cから特定車両に送信される。特定車両同士で集合する際に、広告対象施設の中から選択された目的地としての施設Gに特定車両V1、V2が到達すると、広告課金が発生される。
【選択図】 図10
【解決手段】自車両V1から所定範囲内に存在する他の特定車両V2の情報、広告対象施設に関する情報が基地局Cから特定車両に送信される。特定車両同士で集合する際に、広告対象施設の中から選択された目的地としての施設Gに特定車両V1、V2が到達すると、広告課金が発生される。
【選択図】 図10
Description
本発明は、仲間づくりを支援すると共に効果的に広告を行えるようにした位置情報提供システムに関するものである。
車両、特に自動車においては、運転や自動車そのものを楽しむ同行者が数多く存在するものである。ある種のスポーツカーやクラシックカー等においては、ファンクラブが形成されて、定期にあるいは不定期に互いに集合することも行われている。
このような同好の者が互いに知り合ったり、何らかのつながりを持つことは、仲間作りという点で好ましい一方、自動車の運転を日常的に繰り返すだけでは仲間作りは事実上困難である。
特許文献1には、ディスプレイの地図上に表示される他車のアイコンをタッチすることにより、他車との通信を開始するものが開示されている。特許文献2には、エージェント同士で相性判断するものが開示されている。特許文献3には、定型質問の回答結果で携帯電話のユーザ間の通信を整理するものが開示されている。
ところで、車両を運転しているときに、例えば同好を同じくする者が運転する車両同士が所定範囲内にあるときに、互いに適宜集合できれば、車両の運転がより楽しいものとなり、仲間づくりの一助となる。
また、最近では、種々の広告が行われているが、車両(の乗員)を各種施設へ勧誘するための広告を、車両毎や個人毎に行うことはあまり効果的(効率的)とはいえないものである。
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、車両同士での仲間作りの支援とより効果的な施設の広告とを共に行えるようにした位置情報提供システムを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、請求項1に記載のように、
多数の車両に関する情報を登録する車両登録手段と、
広告対象となる多数の施設に関する情報を登録する施設登録手段と、
前記車両登録手段に登録された多数の特定車両の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
ある特定車両からの要求に応じて、前記位置情報取得手段で取得された位置情報に基づいて、ある特定車両から所定範囲内に存在する複数の他の特定車両の位置情報をある特定車両に対して報知する他車両情報報知手段と、
ある特定車両からの要求に応じて、前記施設登録手段に登録されている情報に基づいて、ある特定車両の周辺に存在する施設に関する情報をある特定車両および前記他車両情報報知手段によって報知された他の特定車両に報知する施設情報報知手段と、
前施設情報報知手段によって報知された施設の中から選択された1つの施設を目的地とする情報を、ある特定車両および前記他車両情報報知手段によって報知された他の特定車両に対して報知する目的地報知手段と、
前記目的地報知手段によって報知された施設に、ある特定車両あるいは前記目的地報知手段によって報知された他の特定車両が到達したときに、目的地とされた施設に対する広告課金処理を行う課金管理手段と、
を備えているようにしてある。
多数の車両に関する情報を登録する車両登録手段と、
広告対象となる多数の施設に関する情報を登録する施設登録手段と、
前記車両登録手段に登録された多数の特定車両の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
ある特定車両からの要求に応じて、前記位置情報取得手段で取得された位置情報に基づいて、ある特定車両から所定範囲内に存在する複数の他の特定車両の位置情報をある特定車両に対して報知する他車両情報報知手段と、
ある特定車両からの要求に応じて、前記施設登録手段に登録されている情報に基づいて、ある特定車両の周辺に存在する施設に関する情報をある特定車両および前記他車両情報報知手段によって報知された他の特定車両に報知する施設情報報知手段と、
前施設情報報知手段によって報知された施設の中から選択された1つの施設を目的地とする情報を、ある特定車両および前記他車両情報報知手段によって報知された他の特定車両に対して報知する目的地報知手段と、
前記目的地報知手段によって報知された施設に、ある特定車両あるいは前記目的地報知手段によって報知された他の特定車両が到達したときに、目的地とされた施設に対する広告課金処理を行う課金管理手段と、
を備えているようにしてある。
上記解決手法によれば、特定車両同士は、広告対象施設に集合する機会を容易に得ることができ、仲間作りを積極的に行う上で極めて効果的である。また、広告対象となる施設側は、車両1台毎ではなく、複数の車両で構成される車両群に対して広告でき、また広告のみならず施設への誘導をも積極的に行うことができ、広告効果の極めて高いものとなる。勿論、広告に対する課金が広告を行った施設へ車両が到達した時点で行われることは、課金に十分納得のいくものとなる。さらに、車両を群れさせて消費行動を誘発する上でも好ましいものとなる。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、請求項2以下に記載のとおりである。すなわち、
前記目的地報知手段で報知される目的地となる施設に対して、到達する特定車両の予想台数および予想到達時刻を報知する車両到達情報報知手段をさらに備えている、ようにしてある(請求項2対応)。この場合、施設側であらかじめ受入準備をする上で好ましいものとなる。
前記目的地報知手段で報知される目的地となる施設に対して、到達する特定車両の予想台数および予想到達時刻を報知する車両到達情報報知手段をさらに備えている、ようにしてある(請求項2対応)。この場合、施設側であらかじめ受入準備をする上で好ましいものとなる。
前記施設情報報知手段は、報知される施設に関する特典をも合わせて報知する、ようにしてある(請求項3対応)。この場合、特典を利用して広告施設への勧誘効果を高めることができる。
前記車両登録手段は、特定車両を保有する者あるいは運転する者の同好を登録しており、
前記他車両情報報知手段は、ある特定車両について登録されている同好と同じ同好を登録している他の特定車両を報知する、
ようにしてある(請求項4対応)。この場合、同好を同じにする者同士の集まりとなり、好ましい仲間づくりになるばかりでなく、集会の盛り上がりが多いに期待できるものとなる。
前記他車両情報報知手段は、ある特定車両について登録されている同好と同じ同好を登録している他の特定車両を報知する、
ようにしてある(請求項4対応)。この場合、同好を同じにする者同士の集まりとなり、好ましい仲間づくりになるばかりでなく、集会の盛り上がりが多いに期待できるものとなる。
多数の特定車両同士の相性度合を判定して記憶する相性記憶手段をさらに備え、
前記他車両情報報知手段は、ある特定車両と他の特定車両との相性をも合わせて報知する、
ようにしてある(請求項5対応)。この場合、請求項4に対応した効果をより一層十分に発揮させる上で好ましいものとなる。
前記他車両情報報知手段は、ある特定車両と他の特定車両との相性をも合わせて報知する、
ようにしてある(請求項5対応)。この場合、請求項4に対応した効果をより一層十分に発揮させる上で好ましいものとなる。
前記目的地報知手段によって報知された目的地への集合に貢献したまたは集合後の集会で貢献した特定車両に関する情報を取得して、該貢献した特定車両について貢献ポイントを付与する貢献ポイント管理手段をさらに備えている、ようにしてある(請求項6対応)。この場合、貢献ポイントが集合することのインセンティブとなって、請求項1に対応した効果をより十分に発揮させる上で好ましいものとなる。
特定車両同士は、基地局を経由して交信を行うようにされ、
前記車両登録手段、前記施設登録手段、前記位置情報取得手段、前記他車両情報報知手段、前記施設情報報知手段、前記課金管理手段が、前記基地局に設けられ、
前記他車両情報報知手段によって報知される他の特定車両の位置が、ある特定車両のナビゲーション地図上に表示される、
ようにしてある(請求項7対応)。この場合、膨大な情報の処理を基地局側で負担させるようにして、車両側での制御系の負担軽減等の上で好ましいものとなる。また、特定車両側では、そのナビゲーション地図を有効に利用して、他の特定車両の位置を直感的にかつ即座に把握することができる。
前記車両登録手段、前記施設登録手段、前記位置情報取得手段、前記他車両情報報知手段、前記施設情報報知手段、前記課金管理手段が、前記基地局に設けられ、
前記他車両情報報知手段によって報知される他の特定車両の位置が、ある特定車両のナビゲーション地図上に表示される、
ようにしてある(請求項7対応)。この場合、膨大な情報の処理を基地局側で負担させるようにして、車両側での制御系の負担軽減等の上で好ましいものとなる。また、特定車両側では、そのナビゲーション地図を有効に利用して、他の特定車両の位置を直感的にかつ即座に把握することができる。
本発明によれば、車両同士での仲間作りの支援を行いつつ、より効果的に施設の広告を行うことができる。
図1において、インターネットNに対して複数の無線通信基地Mが接続され、1つの無線通信基地Mには基地局(センター)Cが構成されている。Vは多数の特定車両であり、各特定車両Vは、実施形態では、あるメーカーが製造するオープンカータイプとなる車種名「○○○○○」という同一車種とされている。つまり、多数の特定車両Vは、車種名「○○○○○」という特定の車両を保有あるいは運転する者の同好対象となっている。各特定車両Vは、基地局Cを介して相互に通信可能とされている。
図2は、特定車両Vの運転席付近を示すものである。図2中、1はインストルメントパネル、2はフロントウインドガラス、3はステアリングハンドルである。
インストルメントパネル1の車幅方向中央部には、車体前後方向に延びるセンターコンソール4の前端部が連結されている。このセンターコンソール4上には、前方側から後方側へ順次、変速機操作用の操作ノブ5、スイッチパネル部6、アームレスト7が配置されている。また、センターコンソール4のうち、ステアリングハンドル3側には、パーキングブレーキレバー8が配設されている。
スイッチパネル部6には、以下に説明するような複数のスイッチが設けられている。まず、コマンドスイッチとしてのダイアルスイッチ10を有する。ダイアルスイッチ10は、前後のチルト操作と、左右のチルト操作と、上下方向軸線回りの回転操作と、押し下げ操作(プッシュ操作)が可能となっている。
詳細は略すが、ダイアルスイッチ10の直前方に位置させて、車幅方向に沿って3つの押し下げスイッチが配設され、また、ダイアルスイッチ10の左側方直近には押し下げスイッチが配設され、右側方直近には押し下げスイッチが配設されている。スイッチパネル部6には、さらに、音量調整スイッチ20が配設されている。
ダイアルスイッチ10は、回転操作される関係上、例えば突出高さが例えば2〜3cm程度とされた略円柱状に形成されている。また、ダイアルスイッチ10は、手のひらが載置された状態であるいは親指、人差し指、中指の3本の手指先で回転操作しやすいように、大径とされている(大人の指2〜4本分の直径で、例えば4〜6cm程度)。前記各押し下げスイッチは、ダイアルスイッチ10上に手のひらを置いた状態で、手指でもって押し下げ操作可能とされている。
インストルメントパネル1上には、車幅方向略中央部においてタッチパネル式のディスプレイ40が配設され、またステアリングハンドル3の直前方にはディスプレイ41が配設されている。後述するナビゲーション装置の地図は、ディスプレイ40に表示されるようになっている。そして、タッチパネル式とされたディスプレイ40の画面タッチによる画面操作に加えて、前記ダイアルスイッチ10や押し下げスイッチの操作によって、ディスプレイ40の表示画面が操作されるようになっている。具体的には、ダイアルスイッチのチルト操作や回転操作によってディスプレイ40でのカーソル移動が行われ、ダイアルスイッチ10の押し下げ操作によってカーソルが位置する項目の選択とされる(選択された項目に応じた画面表示への切換)。なお、各押し下げスイッチは、ショートカットキーとされて、あらかじめ設定された画面表示の選択用とされている。
センターコンソール4には、通信機能を有する携帯情報端末37(実施形態ではいわゆるスマートフォン)が接続される接続部35が形成されている。この接続部35に携帯情報端末37を接続した状態で、特定車両Vは、基地局Cと通信可能とされる。なお、車両に接続された携帯情報端末37の操作は、ダイアルスイッチ10や押し下げスイッチの操作によって行えるようになっている(このためのアプリケーションソフトがあらかじめ解体情報端末37に導入されている)。また、後述する他の車両との交信のために必要なアプリケーションソフトも、携帯情報端末37にあらかじめ導入されている。
基地局C(に構成されたサーバ装置)の概略構成が図3に示される。すなわち、基地局Cは、コンピュータを利用して構成されたコントローラU1を有して、記憶手段を有する各処理部(記憶部)P1〜P7と共働して、後述する車両登録処理、位置情報処理、走行状態判別処理、相性度合処理、貢献ポイント処理、広告施設登録処理、広告施設の利用に関する課金処理等を行う。
車両登録処理部P1は、車種名「○○○○○」という両を保有あるいは運転することを前提とした者について行われ、登録者の愛称(例えばまつ子、小次郎、太郎等)、「○○○○○」車種の写真や年式、色、自動車に関連する別の同好(例えばドレスアップの同好やチューンナップの同好)、自動車以外の同好(例えばゴルフ、スキー、釣り等)、性別、年代(年齢)、連絡先(電話番号、メールアドレス、URL等)等の情報を、特定車両V側から受信して、記憶する。なお、特定車両Vから基地局Cへの登録情報の送信は、携帯情報端末37からの電話送信、パソコンを利用したインターネットからの送信登録、自動車販売店での登録等、種々の手法を行うことが可能となっている。
位置情報処理部P2は、多数の特定車両Vについて、現在の位置を受信して記憶する処理となる。各特定車両Vの位置は、例えば特定車両Vに搭載されたナビゲーション装置で検出された現在位置(GPSに基づく位置)を時々刻々と特定車両Vから受信することにより行われる。
走行状態判別処理部P3は、大別して、特定車両Vの走行状態に基づいて、日常的な走行状態であるのか、非日常的な走行状態であるのかを判別する処理となる。日常的な走行状態としては、ある特定車両Vが、普段駐車している駐車場から所定距離範囲内に存在するときや、日頃走行している経路中に位置しているときに、日常的な走行状態であると判定する。そして、特定車両Vが、上記以外の位置に位置しているときは、非日常的な走行状態であると判定すると共に、特定車両Vに搭載されているナビゲーション装置が遠方(例えば日常的行動範囲から50km以上の遠隔地)に目的地設定されていたり、娯楽等に関連した施設(例えば温泉地や遊園地等の施設)に目的地設定されているとき、あるいは旅行目的であることが設定されているときに非日常的でかつ旅行中と判定する。
相性度合処理部P4は、特定車両V(を運転する者)同士の相性度合を記憶、更新する処理となる。具体的には、ある特定車両Vが別の特定車両Vに対して所定の近距離範囲内に位置した状態が発生する毎に相性度合が高くなるように更新される。また、特定車両V同士が相互に交信や集合が行われる毎に相性度合が高い方に更新される。
貢献者処理部P5は、特定車両V同士の集合や集合後の集会での盛り上げに貢献した特定車両(の保有者あるいは運転者)についてのポイントを管理する。
広告登録処理部P6は、利用者を積極的に勧誘することを希望する広告対象施設を登録するものである。その登録内容は、例えば、施設の種類および名称、施設の位置情報、来所者への定常的な特典やタイムサービスなどの特別な特典、駐車場の広さ、来店受入最大数等とされる。
課金処理部(広告利用処理部)P7は、特定車両Vが広告に基づいて来所したときに、広告が有効に利用されたとして、その施設に対して広告料を課金する処理を行うものである。勿論、基地局Cは、特定車両V(に接続されたスマートフォン37)や広告対象施設と通信を行うための通信手段P8を有している(広告施設に装備されたサーバ装置や通信手段等は図示略)。
一方、特定車両V側においては、本発明による制御を行うためのコンピュータを利用して構成されたコントローラが符合U2で示され、またディスプレイ40にナビゲーション地図を表示するナビゲーション装置がNBで示される。ナビゲーション装置NBに装備されたGPSによって、各特定車両Vの位置が基地局Cに送信されることになる。
次に、自車両をある特定車両として、コントローラU1(処理部P1〜P7)、U2による制御の概要について説明する。まず、基地局Cは、要求のあったある特定車両からの要求内容に応じた情報を当該ある特定車両に送信(返信)する処理となる。具体的には、ある特定車両において、図4のディスプレイ40の画面に表示されている開始ボタンS1をタッチすることにより、周辺に存在する他の特定車両Vの情報要求を基地局Cに送信する。すなわち、周辺に存在する他の特定車両の位置情報と走行状態の区別情報(日常的な走行状態か、旅行による非日常的走行状態か、旅行以外の非日常的走行状態かの区別情報)との各情報を要求する信号を送信する。
上記要求信号を受けた基地局Cは、要求に対応した内容の返信を行う。他の特定車両Vについての情報を基地局Cから受信したある特定車両は、通常表示されていたナビゲーション地図上に、他の特定車両の位置が、例えば図4のように表示される。図4中V1がある特定車両(周辺の他の特定車両の情報を要求した特定車両)であり、V2が、ある特定車両V1の所定距離範囲内に存在する他の特定車両である。日常的、旅行による非日常的、旅行以外の非日常的の各走行状態の区別は、他の特定車両V2を示す記号を変更することにより明確化して表示されている。なお、図4中、破線で示す円弧は、ある特定車両V1から所定距離範囲を示すもので、地図上に表示しなくともよいものである。また、実施形態では、他の特定車両V(V2)のうち車庫(保管用駐車場)に存在するものは、送信対象外としてある。
図4の状態で、周辺に存在する他の特定車両V2のうち、複数の特定車両Vを選択すると(ナビゲーション地図上の他の特定車両V2をタッチ)、選択したことの情報が基地局局Cに送信される。選択した特定車両Vについての詳細情報が基地局Cから送信されることにより、ナビゲーション地図上に吹出形式で、例えば図5のような表示が行われる。すなわち、図5の例では、選択された他の特定車両V2が4台であり、その愛称が「まつだ たろう」、「花子」、「まつ男」および「まつ子」であり、その保有(運転)している他の特定車両の写真がカラー表示される。
図5において、ナビゲーション地図上の「相性チェックする」のボタンをタッチすることにより、相性チェック要求の信号が基地局Cに送信される。そして、基地局Cからは、図5に表示されている4台の他の特定車両V2とある特定車両V1との相性度合が返信されて、図6のような表示とされる(相性度合が、0〜100%の範囲で表示され、100%に近いほど相性度合が高いものとされる)。
ある特定車両V1の運転者は、図6に表示された相性度合を参考にして、オフ会(臨時的な集会)を招集するか否かを判断することになる。そして、オフ会を招集しようと判断したときは、ナビゲーション地図上に表示されている「オフ会招集する」のボタンをタッチすることにより、オフ会を招集したい旨の信号が基地局Cに送信される。また、「また今度にする」のボタンをタッチしたときは、そのまま終了されて(その旨の信号が基地局Cにも送信される)、通常のナビゲーション地図に復帰される。
ある特定車両V1からオフ会を招集したい旨の信号が基地局Cに送信されると、基地局Cは、図6に表示されている4台の特定車両V2に対して、ある特定車両V1からオフ会を招集したい旨の案内があった旨を送信する。このときの他の特定車両V2でのナビゲーション地図上には、図11のような表示が行われる。この図11において、ナビゲーション地図上の「参加する」のボタンをタッチしたときは、オフ会に参加する旨の信号が基地局Cに送信される。また、「参加しない」のボタンをタッチしたときは、オフ会に参加しない旨の信号が基地局Cに送信される。
基地局Cは、他の特定車両V2からのオフ会への参加の意思の有無の結果を、ある特定車両V1に対して送信する。この送信を受けたある特定車両V1のナビゲーション地図上に、図7のような表示が行われる。図7では、「まつ男」以外の3台がオフ会に参加してもよい旨の表示が行われている。
オフ会に参加する意思のある他の特定車両V2が存在することから、図7の「行き先を捜す」のボタンをタッチすると、その旨の信号が基地局Cに送信される。基地局Cは、施設登録処理部P6に登録されている施設の中から、ある特定車両V1と図7において参加の意思のある3台の特定車両V2から所定距離範囲内にある施設を検索して、その結果を、各特定車両(この例の場合はある特定車両V1を含めて合計4台の特定車両)に対して送信する。基地局Cから送信されてきた施設のリストが、行き先候補として例えば図8に示すように、ナビゲーション地図上に表示される。行き先候補としては、各特定車両付近にある施設である他、登録されている各特定車両の趣向を考慮したものとされる。他種類の施設が候補リストとして存在する場合は、施設をジャンル別に表示させ、あるジャンルを選択したときに、その下位の階層の施設を表示させるようにする等、候補リストの選択や表示手法は適宜選択できる。
図8に表示された行き先候補のいずれもが気に入らないときは、「また今度にする」のボタンをタッチすることにより、終了される(オフ会無しで、通常のナビゲーション地図に復帰し、その旨の信号が基地局Cにも送信される)。また、行き先候補のうちいずれか1つを選択してタッチすると、タッチされた施設に関する情報表示が、例えば図9のように行われる。図9では、施設のうち建物およびその周囲の駐車場と駐車場への入口付近の様子を示す画像と、施設がドリンク類を中心として提供する施設であることから、ドリンクを示すカップの画像と、来所したときの特典(図9では全て10%OFFという特典)が表示される。
図9での表示を見て、気に入らない場合は、「戻る」ボタンをタッチして、前の画面に戻る(別の施設を探す)。「また今度にする」のボタンをタッチすることにより、終了される(オフ会無しで、通常のナビゲーション地図に復帰で、その旨の信号が基地局Cにも送信される)。
一方、図9の「目的地設定」ボタンをタッチすると、図9に表示されている施設が目的地設定された旨の信号が基地局Cに送信される。そして、基地局Cからは、タッチされた施設を目的地とする信号と目的地までの経路が、オフ会に参加する特定車両V1、V2に送信される。図10は、ある特定車両V1のナビゲーション地図において、目的地が符合Gとして示され、ある特定車両V1(自車両)とオフ会に参加する他の特定車両V2とがナビゲーション地図上に表示される。図10では、1台の他の特定車両V2が既に目的地に到達あるいは目的地近くに存在する状況が示され、もう1台の特定車両V2が自車両V1よりもやや遅れて目的地Gに到達する状況が示される。
基地局Cは、目的地設定された施設に対して、目的地設定された特定車両に関する情報を送信する。この送信内容としては、例えば、目的地設定された施設に向かっている車両台数、その予想到着時刻が送信される。なお、目的地設定された施設側にも、ナビゲーション装置を装備して、図10のような表示を行うようにしてもよい。
基地局Cは、目的地設定している施設にオフ会に参加する特定車両が到達したことをその位置情報で確認すると、広告に貢献したとして、当該目的地設定された施設に対して課金処理を行い、課金結果が課金処理部P7で記憶、更新される。
以上が基地局Cおよび各特定車両Vで行う処理(機能)の概略であり、以下その詳細について、図12以下のフローチャートを参照しつつ説明する。なお、以下の説明でQはステップを示す。また、フローチャートにおいて、A、B、C等のアルファベットを○印で囲んだものは、図4〜図11の表示例に対応したものであることを意味する。
まず、基地局Cの制御例から説明すると、図12のQ1において、前述した車両登録処理が行われる。次いで、Q2において、前述した広告対象の登録処理が行われる。この後、Q3において、多数の特定車両Vについての位置情報が取得されて、記憶される。この後、Q4において、多数の特定車両Vの走行状態が判定されて判定結果が記憶される。そして、Q5において、特定車両V間での相性度合いが取得、更新される。
Q5の後、Q6において、ある特定車両Vから、その周辺に存在する他の特定車両Vについての情報提供の要求があったか否か(要求信号を受信したか否か)が判別される。このQ6の判別でYESのときは、Q7において、ある特定車両Vの周辺(所定距離範囲)に存在する他の特定車両Vの位置と走行状態(の判定結果)とを、ある特定車両Vに返信(送信)する。この返信を受けたある特定車両Vのナビゲーション地図の表示例が、図4に示すようになる。
Q7の後、Q8において、図4にように表示された他の特定車両のうち、その幾つかの選択が行われたか否かが判別される。このQ8の判別でNOのときは、Q8の判別が繰り返される。Q8の判別でYESのときは、選択された他の特定車両についての詳細情報が、ある特定車両に対して返信される。この返信を受けたある特定車両Vのナビゲーション地図の表示例が、図5に示すようになる。
Q9の後、Q10において、特定車両Vから、他の特定車両との相性チェックの要求が行われか否かが判別される。このQ10の判別でNOのときは、Q10の判別が繰り返される。Q10の判別でYESのときは、Q11において、相性度合を検索して、検索結果をある特定車両Vに返信する。この返信を受けたある特定車両Vのナビゲーション地図の表示例が、図6に示すようになる。
Q11の後、Q12において、ある特定車両から、オフ会を招集する旨の信号を受信したか否かが判別される。このQ12の判別でNOのときは、リターンされる。Q12の判別でYESのときは、Q13において、オフ会の案内を、他の特定車両に対して送信する。この返信を受けたある特定車両のナビゲーション地図の表示例が、図11に示すようになる。
Q13の後は、図13のQ21において、他の特定車両からの返信があったか否かが判別される。このQ21の判別でNOのときは、Q21の判別が繰り返される。Q21の判別でYESのときは、Q22において、他の特定車両からの返信結果がある特定車両に送信される。
この送信を受けたある特定車両Vのナビゲーション地図の表示例が、図7に示すようになる。
この送信を受けたある特定車両Vのナビゲーション地図の表示例が、図7に示すようになる。
Q22の後、Q23において、ある特定車両から、行き先リストの要求を受信したか否かが判別される。このQ23の判別でNOのときは、Q23の判別が繰り返される。Q23の判別でYESのときは、Q24において、行き先リストが検索される。この後、Q25において、検索結果が、オフ会に参加する意思のある特定車両(ある特定車両および他の特定車両)に送信される。この送信を受けた特定車両のナビゲーション地図の表示例が、図8に示すようになる。
Q25の後、Q26において、ある特定車両から、施設の選択信号を受信したか否かが判別される。このQ26の判別でNOのときは、Q26の判別が繰り返される。Q26の判別でYESのときは、Q27において、選択された施設の詳細情報がオフ会へ参加する特定車両全てに対して送信される。この送信を受けた各特定車両のナビゲーション地図の表示例が、図9に示すようになる。ただし、図9は、ある他の特定車両の画面表示を示すもので、他の特定車両においては、「目的地設定」のボタン表示が行われないものとされている。
Q27の後、Q28において、ある特定車両から、目的地決定の信号を受信したか否かが判別される。このQ28の判別でNOのときは、Q28の判別が繰り返される。Q28の判別でYESのときは、Q29において、オフ会へ参加する特定車両全てに対して、目的地とその経路を送信する。この送信を受けた各特定車両のナビゲーション地図の表示例が、図10に示すようになる。
Q29後、Q30において、目的地設定された施設に対して、特定車両の台数と、各特定車両毎の予想到着時刻とが送信される。この後Q31において、目的地となる施設に到達した特定車両が存在することの確認が行われる。この後Q32において、目的地施設に到達した特定車両毎に、今後も本制御を利用した施設利用を促すためのインセンティブ付与のために、ポイントが付与される。次いで、Q33において、目的地施設に特定車両が到達する毎に、当該目的地とされた施設に対する課金処理が行われる。この後、Q34において、特定車両(の保有者あるいは運転者)に対して、貢献ポイントを付与する処理が行われる。Q34の処理は、まず、オフ会招集を促したある特定車両に対して貢献ポイントを付与する処理となる。また、オフ会の招集に応じて設定目的地へ到達した他の特定車両に対しても貢献ポイントが付与される。さらに、目的地での集会後に、各特定車両からの情報取得により、集会を盛り上げた者に対応した特定車両に対して、貢献ポイントが付与される。この貢献ポイントによる特典は適宜のものとすることができる。なお、例えば図6の表示において、相性度合の表示に加えて、他の特定車両毎に現時点までの貢献ポイントをも表示して、招集する他の特定車両を選択する際の情報として利用することもできる。
図14以下は、特定車両側での制御例を示すものであり、特定車両が自車両である場合を前提に説明する。まず、図14のQ41において、自車両の周辺に存在する他の特定車両の要求が行われたか否かが判別される。この判別は、例えばディスプレイ40に表示されているボタンS1(制御開ボタン)をタッチすることにより、YESとされる。Q41の判別でYESのときは、Q42において、要求信号が基地局Cに送信される。この後、Q43において、送信に対応した基地局Cの返信があったか否かが判別される。このQ43の判別でNOのときは、Q43の判別が繰り返される。Q43の判別でYESのときは、Q44において、例えば図4に示すように、自車両のナビゲーション地図上に他の特定車両の位置および走行状態が表示される。
Q44の後、Q45において、表示されている他の特定車両の選択が行われたか否かが判別される。このQ45の判別でNOのときは、Q45の判別が繰り返される。Q45の判別でYESのときは、Q46において、選択された他の特定車両が基地局Cに送信される。この後、Q47において、送信に対応した基地局Cからの返信があったか否かが判別される。このQ47の判別でNOのときは、Q47の判別が繰り返される。Q47の判別でYESのときは、Q48において、受信結果が例えば図5に示すようにナビゲーション地図上に表示される。
Q48の後、Q49において、相性チェックの要求が行われた否かが判別される。このQ49の判別でNOのときは、Q49の判別が繰り返される。Q49の判別でYESのときは、Q50において、相性チェック要求信号が基地局Cに送信される。この後、Q51において、送信に対応した返信が基地局Cからあったか否かが判別される。このQ51の判別でNOのときは、Q51の判別が繰り返される。Q51の判別でYESのときは、Q52において、相性度合が例えば図6に示すように表示される。
Q52の後、図15のQ61において、オフ会招集の要求が行われたか否かが判別される。このQ61の判別でNOのときは、そのままリターンされる(通常のナビゲーション地図表示に復帰)。一方、Q61の判別でYESのときは、Q62において、オフ会招集要求の信号が基地局Cに送信される。この後、Q63において、基地局Cから返信があったか否かが判別される。このQ63の判別でNOのときは、Q63の判別が繰り返される。Q63の判別でYESのときは、Q64において、返信結果に応じて例えば図7のような表示が行われる。
Q64の後、Q65において、行き先リストの要求が行われたか否かが判別される。このQ65の判別でNOのときは、Q65の判別が繰り返される。Q65の判別でYESのときは、Q66において、行き先リストの要求信号が基地局Cに送信される。この後、Q67において、送信に対応した返信を基地局Cから返信されたか否かが判別される。このQ67の判別でNOのときは、Q67の判別が繰り返される。Q67の判別でYESのときは、Q68において、返信内容に応じて例えば図8のような表示が行われる。
Q68の後、Q69において、行き先候補の選択が行われたか否かが判別される。このQ69の判別でNOのときは、Q69の判別が繰り返される。Q69の判別でYESのときは、Q70において、選択された行き先候補が基地局Cに送信される。この後、Q71において、送信に対応した基地局Cからの返信があったは否かが判別される。このQ71の判別でNOのときは、Q71の判別が繰り返される。Q71の判別でYESのときは、Q72において、返信内容に応じて、例えば図9のような表示が行われる。
Q72の後は、Q73において、目的地決定(設定)が行われたか否かが判別される。
このQ73の判別でNOときは、Q73の判別が繰り返される。なお。フローチャートでは簡略化してあるが、Q73の判別でNOのときは、詳細には、図9の「また今度にする」ボタンがタッチされたときはそのまま終了され、「戻る」ボタンがタッチされたときはQ68に戻るようになっている。Q74の判別でYESのときは、Q74において、目的地が設定されると共に目的地への経路誘導が行われる(経路誘導は基地局Cからの送信情報に基づくものとなる)。この後、Q75において、貢献ポイントの処理が行われる(図13のQ34対応)。
このQ73の判別でNOときは、Q73の判別が繰り返される。なお。フローチャートでは簡略化してあるが、Q73の判別でNOのときは、詳細には、図9の「また今度にする」ボタンがタッチされたときはそのまま終了され、「戻る」ボタンがタッチされたときはQ68に戻るようになっている。Q74の判別でYESのときは、Q74において、目的地が設定されると共に目的地への経路誘導が行われる(経路誘導は基地局Cからの送信情報に基づくものとなる)。この後、Q75において、貢献ポイントの処理が行われる(図13のQ34対応)。
前記Q61の判別でNOのときは、自車両が、他の特定車両となる立場となるときの制御例となる。すなわち、図16のQ81において、オフ会招集の案内を受信したか否かが判別される。このQ81の判別でNOのときは、そのまま終了される。
Q81の判別でYESのときは、Q82において、オフ会が招集の案内が、自車両のナビゲーション地図上に、例えば図11のような表示でもって行われる。この後Q83において、参加決定ボタンがタッチされたか否かが判別される。Q83の判別でNOのときは、Q84において、不参加の返信が基地局Cに送信された後、終了される。
Q83の判別でYESのときは、Q85において、参加の返信が基地局Cに送信される。この後、Q86において、行き先を受信したか否かが判別される。このQ86の判別でNOのときは、Q86の判別が繰り返される。Q86の判別でYESのときは、Q87において、行き先の詳細が例えば図9のように表示される。ただし、Q87での表示は、図9の表示内容から「目的地設定」のボタンが表示されないものとなっており、代わりに、「行き先OK」と「行き先NG」のボタン表示が行われるようになっている(実施形態では、目的地設定の決定をオフ会を招集したある特定車両に委ねているため)。
Q87の後、Q88において、「行き先OK」のボタンがタッチされたか否かが判別される。このQ88の判別でNOのときは、Q90において、行き先NGの信号を基地局Cに送信した後、終了される(このことは、フローチャートでは略してあるが、「行き先NG」ボタンをタッチしたときも同じ)。
Q88の判別でYESのときは、Q89において、行き先OKの信号が基地局Cに送信される。この後、Q91において、目的地とそこまでの経路誘導の信号を基地局Cから受信したか否かが判別される。このQ91の判別でNOのときは、Q91の判別が繰り返される。Q91の判別でYESのときは、Q92において、例えば図10のような表示が行われる。この後、Q93において、貢献ポイントの処理が行われる(図13のQ34対応)。
以上実施形態について説明したが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能である。特定車両同士での直接交信を常時行えるようにしてもよい。例えば、図4の表示まで行われた段階で、他の特定車両(図4では愛称「まつ子」)への直接連絡先を合わせて表示すると共に、愛称「まつ子」の他の特定車両に対して自車両に関する各種の情報の提供と直接連絡先を表示させるようにしてもよい(例えばスマートフォンを利用した直接交信)。特定車両同士の交信としては、画面表示の手法に代えてあるいは加えて、音声による交信手法を行うようにしてもよい(例えば挨拶文や返信文を音声読み上げ)。
同好の種類としては、同一車種の保有あるいは運転のみならず、自動車のドレスアップやチューンナップに興味を有する者、あるいは自動車に関する以外の適宜のものとすることができる。特定車両同士の交信に伴う入力、表示等は、車両に搭載された(固定された)ディスプレイ40を利用することなく、入力機能と通信機能と表示機能を有する携帯情報端末(例えばスマートフォン)を利用して行うようにしてもよい。また、車両登録情報として、「集会参加を好む」という内容の登録を行って、オフ会に参加できる機会を増大させるようにすることもできる。
貢献ポイント処理としては、その専用のモードを別途設けて、オフ会の集会後に、オフ会に参加した各特定車両から基地局Cに対して、参加した各特定車両(の乗員)について、例えばオフ会を盛り上げた者に対して高い貢献ポイントを付与する報告を行ったり、あるいは集会で好ましくない行動や言動を行った者に対しては貢献ポイントを低下させる報告を行ったりすることもできる。また、好ましくない行動や言動を行った者は、そのような報告を行った者との相性が悪いということで、今後のオフ会招集の際には一緒にならないように基地局Cにおいて処理する(相性最悪処理)することもできる。行き先(目的地)の最終決定までに、オフ会に参加する意思を表明した複数の特定車両同士でのやりとりを行わせて、最終的に多くの参加者が得られる行き先を目的地として設定する等のこともできる。
広告対象となる施設への課金処理としては、特定車両が目的地に到達した段階に加えて、行き先リストに掲載した段階と目的地設定された段階のいずれか一方あるいは両方においても行うことができる。勿論、施設登録する段階でも課金を行うこともできる(1回限りの課金となる)。
オフ会に参加する各特定車両から、参加人数(乗員数)を基地局Cへ送信することもできる(基地局Cから、目的地設定された施設へ参加予想人数を報告可能となる)。広告対象となる施設側では、駐車可能台数と、受入可能人数とを常に把握して、その情報を基地局Cへ常時送信するようにしておくこともできる。この場合、基地局Cでは、行き先リスト検索の際に、駐車可能状況や受入可能人数をも把握して、車両および乗員の受入可能な施設のみを抽出することができる。
目的地設定された後に、オフ会に参加する特定車両の了解を得つつ、目的地から所定範囲内にある別の特定車両に対して、飛び入りでのオフ会参加の案内を行うようにしてもよい。基地局Cから、オフ会に参加する各特定車両および目的地とされた施設に対して識別符合を送信して、この識別符合を有する者が施設へ来所した際に、来所者に特別の特典(例えばさらに5%OFF等の割引サービス)を与えるようにすることもできる。
単独(1台の特定車両)で広告対象となる施設へ行けるように、例えばナビゲーション地図上に、施設検索要求となるボタンS2を表示させて、ボタンS2をタッチしたときに、図8、図9のような表示を行わせつつ、広告対象施設への案内を行うようにしてもよい(広告効果のさらなる増大および課金の増大)。なお、ナビゲーション地図上には、さらにボタンS3〜S5を設定して、例えばS3ボタンをタッチすることにより他の特定車両との直接交信を要求したり、ボタンS4をタッチすることにより制御終了としたり(通常のナビゲーション地図への復帰)、S5ボタンをタッチすることにより前画面に戻る等のこともできる(所望機能へのショートカットキーの設定で、これ以外のキー設定も可能)。勿論、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
本発明は、車両を運転している者の仲間づくりを支援することができる。
N:インターネット
M:無線通信基地
C:基地局
V:特定車両
V1:自車両(ナビゲーション地図上)
V2:他の特定車両(根日地図上)
S1:ボタン(他の特定車両要求)
S2:ボタン(行き先リスト要求)
S3:ボタン(直接交信要求)
S4:ボタン(終了)
S5:ボタン(戻る)
37:携帯情報端末(スマートフォン)
40:ディスプレイ
M:無線通信基地
C:基地局
V:特定車両
V1:自車両(ナビゲーション地図上)
V2:他の特定車両(根日地図上)
S1:ボタン(他の特定車両要求)
S2:ボタン(行き先リスト要求)
S3:ボタン(直接交信要求)
S4:ボタン(終了)
S5:ボタン(戻る)
37:携帯情報端末(スマートフォン)
40:ディスプレイ
Claims (7)
- 多数の車両に関する情報を登録する車両登録手段と、
広告対象となる多数の施設に関する情報を登録する施設登録手段と、
前記車両登録手段に登録された多数の特定車両の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
ある特定車両からの要求に応じて、前記位置情報取得手段で取得された位置情報に基づいて、ある特定車両から所定範囲内に存在する複数の他の特定車両の位置情報をある特定車両に対して報知する他車両情報報知手段と、
ある特定車両からの要求に応じて、前記施設登録手段に登録されている情報に基づいて、ある特定車両の周辺に存在する施設に関する情報をある特定車両および前記他車両情報報知手段によって報知された他の特定車両に報知する施設情報報知手段と、
前施設情報報知手段によって報知された施設の中から選択された1つの施設を目的地とする情報を、ある特定車両および前記他車両情報報知手段によって報知された他の特定車両に対して報知する目的地報知手段と、
前記目的地報知手段によって報知された施設に、ある特定車両あるいは前記目的地報知手段によって報知された他の特定車両が到達したときに、目的地とされた施設に対する広告課金処理を行う課金管理手段と、
を備えていることを特徴とする位置情報提供システム。 - 請求項1において、
前記目的地報知手段で報知される目的地となる施設に対して、到達する特定車両の予想台数および予想到達時刻を報知する車両到達情報報知手段をさらに備えている、ことを特徴とする位置情報提供システム。 - 請求項1または請求項2において、
前記施設情報報知手段は、報知される施設に関する特典をも合わせて報知する、ことを特徴とする位置情報提供システム。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、
前記車両登録手段は、特定車両を保有する者あるいは運転する者の同好を登録しており、
前記他車両情報報知手段は、ある特定車両について登録されている同好と同じ同好を登録している他の特定車両を報知する、
ことを特徴とする位置情報提供システム。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、
多数の特定車両同士の相性度合を判定して記憶する相性記憶手段をさらに備え、
前記他車両情報報知手段は、ある特定車両と他の特定車両との相性をも合わせて報知する、
ことを特徴とする位置情報提供システム。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、
前記目的地報知手段によって報知された目的地への集合に貢献したまたは集合後の集会で貢献した特定車両に関する情報を取得して、該貢献した特定車両について貢献ポイントを付与する貢献ポイント管理手段をさらに備えていることを特徴とする位置情報提供システム。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか1項において、
特定車両同士は、基地局を経由して交信を行うようにされ、
前記車両登録手段、前記施設登録手段、前記位置情報取得手段、前記他車両情報報知手段、前記施設情報報知手段、前記課金管理手段が、前記基地局に設けられ、
前記他車両情報報知手段によって報知される他の特定車両の位置が、ある特定車両のナビゲーション地図上に表示される、
ことを特徴とする位置情報提供システム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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-
2013
- 2013-02-18 JP JP2013028639A patent/JP2014157100A/ja active Pending
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