JP2014145685A - 検品装置およびその制御方法、印刷システム、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザーが印刷画像に対する検査結果を確認する際に、一定の倍率以上に拡大した場合において、印刷画像に重畳された付加パターンの画像を非表示にする方法を提供する。
【解決手段】画像に付加情報を示す画像を重畳して印刷を行う印刷装置により出力された印刷物上の印刷画像を検品する検品装置であって、前記印刷画像を読み取る読み取り手段と、読み取った前記印刷画像の検品結果を表示する際に、前記印刷画像の一部を拡大して表示可能な表示手段と、前記表示手段によって拡大して表示される前記印刷画像の一部に含まれる前記付加情報を示す画像を、前記表示手段に表示させないように制御する表示制御手段とを有する。
【選択図】図4
【解決手段】画像に付加情報を示す画像を重畳して印刷を行う印刷装置により出力された印刷物上の印刷画像を検品する検品装置であって、前記印刷画像を読み取る読み取り手段と、読み取った前記印刷画像の検品結果を表示する際に、前記印刷画像の一部を拡大して表示可能な表示手段と、前記表示手段によって拡大して表示される前記印刷画像の一部に含まれる前記付加情報を示す画像を、前記表示手段に表示させないように制御する表示制御手段とを有する。
【選択図】図4
Description
本発明は、印刷物の品質を保証する印刷検品機能を搭載した検品装置およびその制御方法、印刷システム、並びにプログラムに関する。
従来、印刷物の品質を自動で検査する検品装置がある。検品装置による検査では、印刷するために印刷装置内で生成されるRIPデータを元画像とし、印刷物をセンサーで読み取ることで得られた画像と元画像とを比較する。この比較の結果、元画像と印刷物の画像が一致しているか否かを判定して検品を行う。検査結果として、検品ユニットがOK・NGの判定を行った判定結果および印刷物をスキャナで読み取ったスキャン画像がディスプレイに表示される。この表示において、ユーザーはNG箇所などをディスプレイ上で拡大表示して確認することができる。
また、特許文献1では、印刷の際に、印刷装置を特定するための情報を、印刷する元画像に重畳して印刷を行う。印刷装置を特定する情報としては、装置固有の製造番号を符号化あるいは記号化したものがある。製造番号を示すドットのパターンを付加パターンとして元画像に重畳することで、印刷物に付加情報が与えられる。この付加パターンを構成するドットは、目視しづらいほどに小さいサイズのものであるため、ユーザーは普段この付加パターンを意識することはない。
特許文献1では、元画像に対して付加パターンが重畳された画像が印刷画像として出力される。このような印刷物を検品装置で検査することを考えた際に、ユーザーが検査結果を確認しようとしてスキャン画像を拡大表示した場合、付加パターンが重畳された元画像が表示されてしまう。つまり、拡大表示によって付加パターンが目視できるほどに拡大されるが、ユーザーは付加パターンの重畳について通常は意識していないため、重畳された付加パターンをトナーの飛び散り等と誤認識する可能性がある。
上記課題を解決するために本願発明は以下の構成を有する。すなわち、画像に付加情報を示す画像を重畳して印刷を行う印刷装置により出力された印刷物上の印刷画像を検品する検品装置であって、前記印刷画像を読み取る読み取り手段と、読み取った前記印刷画像の検品結果を表示する際に、前記印刷画像の一部を拡大して表示可能な表示手段と、前記表示手段によって拡大して表示される前記印刷画像の一部に含まれる前記付加情報を示す画像を、前記表示手段に表示させないように制御する表示制御手段とを有する。
本発明により、検品対象の印刷画像を拡大表示する際に一定の倍率以上に拡大した場合において、印刷画像に重畳された付加パターンの画像を非表示にすることが可能となる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
<実施例1>
[システム構成]
図1は、本実施形態に係るインライン検品システム(印刷システム)を含むシステム構成の例である。画像形成部である画像印刷ユニット101は、各種の入力データを処理し、記録用紙上に画像印刷を行う。検品部である印刷画像検査ユニット102は、画像印刷ユニット101から出力される印刷物を受け取り、印刷物上の画像を検査する。フィニッシングユニット103は、印刷画像検査ユニット102で検査後、出力される印刷物を所望の出力形態に合わせてソート、ステイプル、折りなどのフィニッシング処理を行う。本実施例のインライン検品システムでは、画像形成、画像検品、フィニッシングまでを一貫して行う。
[システム構成]
図1は、本実施形態に係るインライン検品システム(印刷システム)を含むシステム構成の例である。画像形成部である画像印刷ユニット101は、各種の入力データを処理し、記録用紙上に画像印刷を行う。検品部である印刷画像検査ユニット102は、画像印刷ユニット101から出力される印刷物を受け取り、印刷物上の画像を検査する。フィニッシングユニット103は、印刷画像検査ユニット102で検査後、出力される印刷物を所望の出力形態に合わせてソート、ステイプル、折りなどのフィニッシング処理を行う。本実施例のインライン検品システムでは、画像形成、画像検品、フィニッシングまでを一貫して行う。
画像印刷ユニット101は、ネットワーク104を介してプリントサーバ105やクライアントPC106などと接続されている。ユーザーはクライアントPC106において、画像の印刷を行うべくプリントジョブを作成し、印刷処理を実行する。これにより、プリントジョブは、プリントサーバ105、ネットワーク104を介して画像印刷ユニット101に提供される。また、読み取り装置107は、原稿を読み取って原稿画像を取得する。なお、ネットワーク104は有線/無線のいずれであってもよい。また、ネットワーク上には他の装置が含まれてもよい。また、本願発明に係る検品装置は、画像形成装置(印刷部)とは独立して配置されるようにしても構わない。
[インライン検品システムの制御ブロック構成]
図2に、図1のインライン検品システムにおける画像印刷ユニット101、印刷画像検査ユニット102、およびフィニッシングユニット103の各々を制御するための制御ブロック図を示す。図2において、画像印刷ユニット101には画像形成コントローラ201および画像検査コントローラ210が含まれる。ネットワーク202は、本実施例ではLAN(Local Area Network)を想定している(以下LANと表記する)。LAN202は、図1のネットワーク104に相当し、プリントサーバ105、クライアントPC106と接続され、通信を行う。
図2に、図1のインライン検品システムにおける画像印刷ユニット101、印刷画像検査ユニット102、およびフィニッシングユニット103の各々を制御するための制御ブロック図を示す。図2において、画像印刷ユニット101には画像形成コントローラ201および画像検査コントローラ210が含まれる。ネットワーク202は、本実施例ではLAN(Local Area Network)を想定している(以下LANと表記する)。LAN202は、図1のネットワーク104に相当し、プリントサーバ105、クライアントPC106と接続され、通信を行う。
LAN制御部203は、LAN202にて接続された装置間との通信を制御する。すなわち、LAN202から受信入力された画像データ(例えばPDL(Page Description Language)データ)を受信したり、各種画像データや装置情報などを、LAN202を介して送信したりする。RIP処理部204は、入力されたPDLデータを解析し印刷用のRIPデータに展開する。操作部205は、ユーザーが各種の操作を行うための操作パネル、及び操作情報を表示するための表示部を備えたユーザーインターフェースである。
画像形成制御部206は、画像形成コントローラ201の各部を制御する処理部であって、不図示のCPU(Central Processing Unit)で構成される。メモリ部207は、本実施例では画像形成制御部206が各種の制御を行うための制御メモリ、制御のためのプログラムを格納したプログラムメモリを兼ね備えている。またメモリ部207は、画像形成時の画像の保存用として使用される。メモリ部207は、例えばROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)やHDD(Hard Disk Drive)等で構成される。
印刷画像処理部208は、画像印刷ユニット101で印刷するための印刷処理を行う。機構プロセス制御部209は、例えば記録媒体である用紙などのシート上に画像の印刷を行う際に、画像印刷ユニット101、印刷画像検査ユニット102、フィニッシングユニット103の各々を制御して、印刷、記録紙搬送制御を行う。機構プロセス制御部209は、画像印刷ユニット101での印刷処理、印刷画像検査ユニット102での印刷紙搬送処理、フィニッシングユニット103での記録紙排紙処理において、シート上への印刷制御、シートの搬送機構制御等の制御を行う。
画像検査コントローラ210において、検査操作部211は、ユーザーが画像検査にかかわる各種の操作を行う操作パネルを備えたユーザーインターフェースである。メモリ部212は、画像検査コントローラ210が各種の処理を行うための処理メモリ、処理のプログラムが格納されているプログラムメモリを備える。メモリ部212は、例えばROMやRAMやHDD等で構成される。リファレンス画像解像度変換部213は、印刷画像に対して検査を行う際に比較のリファレンスとなるリファレンス画像の解像度変換を行う。検査表示部214は、画像の検査結果に関してユーザーに対する表示を行う。ここで、検査操作部211と検査表示部214は構成を分けて表記しているが、物理的に同一であっても構わない。
検査制御部216は、画像検査コントローラ210の各部を制御する。検査スキャナ217は、印刷画像検査ユニット102において、記録紙上に印刷された画像をスキャンして読み取りを行う。本実施例において検査スキャナ217は、読み取り用の光源(不図示)とラインセンサー(不図示)を備えたイメージスキャナであり、記録紙面を走査して画像を読み取る。
スキャン画像処理部218は、検査スキャナ217でスキャン読み取りを行ったスキャン画像を処理する。スキャン画像解像度変換部219は、スキャン画像処理部218で処理されたスキャン画像データに解像度変換を施す。画像比較判定部220は、リファレンスであるリファレンス画像データ(元画像)とその比較対象となる印刷物のスキャン画像データ(印刷画像)とを比較し、印刷結果の判定を行う。スキャン画像格納部221は、画像比較判定部220おける判定の際に、スキャン画像解像度変換部219で解像度変換されたスキャン画像データを格納する。リファレンス画像格納部222は、画像比較判定部220における判定の際に、画像形成コントローラ201から受信され、リファレンス画像解像度変換部213で解像度変換されたリファレンス画像データを格納する。
[インライン検品システムの内部機構構造]
次に、図3を用いて図1のインライン検品システムを構成する画像印刷ユニット101、印刷画像検査ユニット102、およびフィニッシングユニット103における内部機構構造を説明する。
次に、図3を用いて図1のインライン検品システムを構成する画像印刷ユニット101、印刷画像検査ユニット102、およびフィニッシングユニット103における内部機構構造を説明する。
画像印刷ユニット301は、画像印刷ユニット101に対応する。画像印刷ユニット301は、レーザ露光部302と回転多面鏡(ポリゴンミラー)303、作像部304、感光ドラム305、および搬送ベルト306を備える。ここで、レーザ露光部302は、印刷画像データに応じて変調されたレーザ光などの光線を等角速度で回転するポリゴンミラー303に入射させ、反射走査光として感光ドラム305に照射する。
作像部304では感光ドラム305を回転駆動し、作像部304内の帯電器によって帯電させ、感光ドラム305の上に形成された潜像をトナーによって現像する。そしてそのトナー像をシートに転写し、その際、転写されずに感光ドラム305の上に残った微小トナーを回収する。本実施例の作像部304では、これらの電子写真プロセスの現像ユニット(現像ステーション)を4色に対応して4つ備えるものとする。
すなわち、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の順に並べられた4連の現像ユニットは、シアンステーションの作像開始から所定時間の経過後にマゼンダ、イエロー、ブラックの作像動作を順次実行していく。このタイミング制御によってシートに色ずれのない、フルカラートナー像が転写される。なお、本実施例では、カラー画像印刷を想定しているが、これに限定するものではなく、白黒画像印刷の場合であれば、ブラックの現像ユニットのみを搭載すればよい。
次に、定着部308はローラやベルトの組み合わせで構成され、ハロゲンヒータなどの熱源(不図示)を内蔵し、作像部304によってトナー像が転写されたシートのトナーを、熱と圧力により溶解、定着させる。搬送ベルト307は、作像部304から定着部308にシートを搬送する。
給紙部309は、内部に記録紙収納部310を備える。記録紙収納部310の代表例はいわゆる記録紙カセットやペーパーデッキである。記録紙収納部310は一つであっても良いし、また、複数種類のシートを使いわけるために、各種のシートをそれぞれ収納できるように複数の記録紙収納部310を備えても良い。印刷を行う際には記録紙収納部310に収納されたシートから一枚を分離して引き出し、その後の処理を行う。
搬送ローラ311は、記録紙収納部310から引き出されたシートを作像部304に搬送するローラである。搬送ローラ311の近傍には給紙センサー(不図示)を有しており、画像形成制御部206は何枚目までの用紙が給紙されているかの情報を有している。排紙ローラ312は、画像印刷ユニット301からシートを排紙する。シートは、記録紙収納部310から引き出された後、作像部304で作像およびトナー転写がなされ、定着部308で定着される。その後、シートは、排紙ローラ312により排紙される。
印刷画像検査ユニット313は、図1の印刷画像検査ユニット102に相当する。給紙ローラ314は、画像印刷ユニット301から排紙されたシートを受け取り、印刷画像検査ユニット102内に給紙する。搬送ベルト315は、給紙ローラ314により給紙されたシートを搬送する。
検査スキャナ316は、シートに印刷された画像をスキャンして読み取りを行う。検査スキャナ316は、図2で示した検査スキャナ217に相当する。検査スキャナ316は、読み取り用の光源とラインセンサーを備えたイメージスキャナであり、搬送ベルト315により搬送されるシートを走査して画像を読み取る。搬送ベルト317は、シートを搬送する。そして、排紙ローラ318により、印刷画像検査ユニット313内を搬送されたシートが排紙される。
フィニッシングユニット319は、図1のフィニッシングユニット103に相当する。給紙ローラ320は、印刷画像検査ユニット313から排紙されたシートを受け取り、フィニッシングユニット103に給紙する。排紙分離機321は、シートを排紙する際に排紙先のトレーを切り分ける。排紙先のトレーは、排紙ローラ322と、排紙トレー323で構成される。また、他の排紙先トレーは、排紙ローラ324と、排紙トレー325で構成される。
フィニッシングユニット319は、排紙時において、排紙分離機321により排紙先を分離する。これにより、排紙ローラ322を介して排紙トレーに排紙する場合と、排紙ローラ324を介して排紙トレー325に排紙をする場合とにより、排紙先を切り分けることができる。
なお、ここで説明した、画像印刷ユニット301、印刷画像検査ユニット313、およびフィニッシングユニット319における印刷処理およびシート制御は、全て図2の機構プロセス制御部209により行われる。
[画像検査フロー]
次に印刷ジョブが投入され、生成された画像に対する検査の流れを以下に示す。
次に印刷ジョブが投入され、生成された画像に対する検査の流れを以下に示す。
印刷ジョブは、LAN202、LAN制御部203を介して受信された後、RIP処理部204でRIP処理され、メモリ部207に印刷画像データとして一時格納される。格納された印刷画像データは、画像形成制御部206で制御されて印刷画像処理部208で印刷画像処理を施された後、記録用紙に印刷される。そして、印刷画像が印刷された記録用紙が印刷画像検査ユニット102に出力される。また、印刷画像処理部208において、印刷画像処理を行う際に例えば印刷装置の特定を行うための付加情報が印刷画像データに重畳される。画像が印刷された記録用紙を出力するのに併せて、画像形成制御部206は、メモリ部207から各ページの印刷画像データを順次読みだして、画像検査コントローラ210へと送信する。
画像検査コントローラ210において、印刷画像を印刷した記録用紙を検査スキャナ217で読み取ることで生成されたスキャン画像は電気信号に変換される。そして、スキャン画像処理部218でスキャン画像に対して所望の画像処理、及び、斜行補正など比較処理の前の補正処理を行う。その後、スキャン画像解像度変換部219に送信される。
一方、比較対照の元画像となるリファレンス画像データは検査制御部216に制御されてリファレンス画像解像度変換部213を径由してリファレンス画像格納部222に格納される。画像形成コントローラ201から画像検査コントローラ210へのリファレンス画像データの入手経路は、LANを介して行われる構成でも構わない。
印刷画像データは、検査制御部216により、リファレンス画像解像度変換部213およびスキャン画像解像度変換部219によって検査に適切な解像度に変換され、画像比較判定部220に送られる。画像比較判定部220で判定された判定結果は検査表示部214にて表示される。
[画像検査コントローラでの判定方法]
画像に対する検品の判定例を以下に示す。検査制御部216は、スキャン画像格納部221に保管されたスキャン画像データと、リファレンス画像格納部222に格納されたリファレンス画像データの各画像を画像比較判定部220に送信する。そして、画像比較判定部220は、取得した画像データを比較し、ビットマップで判定を行う。
画像に対する検品の判定例を以下に示す。検査制御部216は、スキャン画像格納部221に保管されたスキャン画像データと、リファレンス画像格納部222に格納されたリファレンス画像データの各画像を画像比較判定部220に送信する。そして、画像比較判定部220は、取得した画像データを比較し、ビットマップで判定を行う。
本実施例においては、双方の画像データを5×5の画素からなる複数のブロックに分割し、それぞれのブロック内で画素毎にRGBもしくはCMYKでの濃度比較を行う。RGBで比較を行うか、CMYKでの比較を行うかは画像に応じて設定変更が可能であり、例えばカラー画像データの場合にはRGBでの比較を行い、白黒画像データの場合にはCMYK(Kのみ)での比較を行うものとする。ブロックごとの画像比較例を図7に示す。図7(A)は、リファレンス画像データを示し、図7(B)はスキャン画像データを示しており、白黒画像の一部を表している。濃度データは0〜255の多値データである。このとき、
比較値=[スキャン画像の濃度データ値]−[リファレンス画像の濃度データ値]
により算出した比較値の絶対値と、予め設定した許容濃度差を比較する。そして、
比較値の絶対値<許容濃度差
である場合には、該当画素を「OK」と判定し、それ以外の場合には「NG」と判定する。
比較値=[スキャン画像の濃度データ値]−[リファレンス画像の濃度データ値]
により算出した比較値の絶対値と、予め設定した許容濃度差を比較する。そして、
比較値の絶対値<許容濃度差
である場合には、該当画素を「OK」と判定し、それ以外の場合には「NG」と判定する。
図7の例の場合において、濃度差閾値が40に設定され、画素701の画像濃度データ値が255、画素702の画像濃度データ値が0であるとする。この場合、
比較値の絶対値=|0−255|=255
であるから、濃度閾値よりも大きいため、該当画素は「NG」と判定される。
比較値の絶対値=|0−255|=255
であるから、濃度閾値よりも大きいため、該当画素は「NG」と判定される。
このようにブロック内で各画素に対して同等の判定処理を行い、ブロック単位でのOK判定率を求める。このブロック単位でのOK判定率と所望の方法で設定されたOK判定閾値を比較する。例えばOK判定閾値が80%で指定されている場合に、ブロック内のNG画素が1画素であった場合には、
判定率=(25−1)/25=0.96
となり、
判定率(96%)>OK判定閾値(80%)
であるから、該当ブロックに関しては、検品判定はOKとする。検品判定処理をシート全面で行い、シート全面で全てのブロックでOKとなった場合には、該当シートはOKと判定される。一方、1ブロックでもNGがある場合には当該シートはNGと判定される。
判定率=(25−1)/25=0.96
となり、
判定率(96%)>OK判定閾値(80%)
であるから、該当ブロックに関しては、検品判定はOKとする。検品判定処理をシート全面で行い、シート全面で全てのブロックでOKとなった場合には、該当シートはOKと判定される。一方、1ブロックでもNGがある場合には当該シートはNGと判定される。
[画像検査コントローラでの表示方法]
図9は検査判定後の判定結果を検査表示部214に表示した例である。検査表示部214において、判定結果901が表示され、この場合は「NG」と判定されていることを表している。図9のサムネイル902はNGであった当該シート上の全体画像をサムネイル表示している。更にサムネイル902の右側の拡大領域903に該当箇所を拡大して表示している。つまり、検査表示部214は、拡大領域903に示すように、検査結果がNGと判定された原因となる領域を拡大して表示可能である。拡大率907は、拡大領域903において元の画像サイズの何倍に拡大しているかを示している。この場合、元の画像サイズの2倍であることを示す。
図9は検査判定後の判定結果を検査表示部214に表示した例である。検査表示部214において、判定結果901が表示され、この場合は「NG」と判定されていることを表している。図9のサムネイル902はNGであった当該シート上の全体画像をサムネイル表示している。更にサムネイル902の右側の拡大領域903に該当箇所を拡大して表示している。つまり、検査表示部214は、拡大領域903に示すように、検査結果がNGと判定された原因となる領域を拡大して表示可能である。拡大率907は、拡大領域903において元の画像サイズの何倍に拡大しているかを示している。この場合、元の画像サイズの2倍であることを示す。
付加パターン908は付加情報によるパターン情報であり、例えば印刷装置を特定するための装置固有の製造番号などの情報を含む。付加情報は、装置固有の製造番号を符号化したものを、ドットパターンで表し印刷画像に重畳している。なお、付加情報としては他の情報を含めるように構成しても構わない。この中で汚れ904のようにシート上の汚れがあり、この部分が原因で検品結果がNGであることを示している。この表示画面において、オペレータにタッチパネル上のOKボタン905もしくは、NGボタン906を押下させ、その判断結果に応じた処理を実行する。
[画像検査コントローラでの表示判定フロー]
ここで、判定結果を拡大表示する際に、印刷画像に重畳された付加情報を判定結果において表示しない方法について述べる。
ここで、判定結果を拡大表示する際に、印刷画像に重畳された付加情報を判定結果において表示しない方法について述べる。
図4は、画像検査コントローラ210において、検査の判定結果を検査表示部214に表示する際に、拡大表示された画像に対して付加情報による付加パターンを表示するか否かの判定を行うフローチャートを示す。本処理フローは検査制御部216によって制御される。
ユーザーにより投入された印刷ジョブに基づいて画像形成コントローラ201が画像形成処理を行った後、印刷画像が印刷された記録用紙が印刷画像検査ユニット102に出力される。印刷画像検査ユニット102は、記録用紙上の印刷画像をスキャンし、リファレンス画像と比較を行うことで、検査を実行する。
検査制御部216は、出力された印刷画像をスキャンしたスキャン画像データと、リファレンス画像格納部222に格納されたリファレンス画像データとを画像比較判定部220に送信する(S401)。その後、検査制御部216は、画像比較判定部220で判定した結果を取得する(S402)。
検査制御部216は、判定結果を検査表示部214に表示させる。判定結果を表示する際、全ての判定結果について全体画像と共に表示を行うか、NGと判定された場合においてのみ全体画像を表示するかは、表示の際もしくは予めユーザー設定としてユーザーが選択できるものとする。もしくは、選択されたシートのみ判定結果と全体画像の表示を行ってもよい。また、拡大表示するか否かの設定も同様にユーザーが選択可能であるとする。
検査制御部216において判定結果を表示する際に、全体画像を表示しないと判定した場合(S403にてNO)、検査表示部214は、全体画像を表示せずに、判定結果であるOKまたはNGのみを表示する(S410)。そして本処理フローを終了する。
判定結果を表示する際に、全体画像を表示すると判定した場合(S403にてYES)、検査制御部216は、検査表示部214に画像データを表示ために、スキャン画像格納部221より、スキャン画像データを取得する(S404)。
その後、ユーザーからの拡大表示の指示を指定されなかった場合、検査制御部216は、拡大表示が必要ないと判定し(S405にてNO)、検査表示部214は、判定結果と全体画像を表示する(S409)。そして、本処理フローを終了する。
判定結果がNGと判定された場合、もしくは、ユーザーにより拡大表示の指定をされた場合、検査制御部216は、判定結果がNGとなった原因の箇所の拡大表示が必要であると判定し(S405にてYES)、該当箇所の拡大表示を行う際の倍率の判定を行う。
図12は、検査の判定結果を検査表示部214に表示した例であり、判定結果1201を表示する。検査表示部214は、判定結果としてNG箇所1203を示し、OKボタン1204もしくは拡大表示ボタン1205を押下させて指示に応じた処理を実行する。なお、図12に示した例では、NG箇所1203に対する拡大表示の倍率を2倍、5倍、8倍、10倍が選択できる構成としたが、ユーザーが任意の倍率を指定できるようにしてもよい。これにより受付手段を実現する。
ユーザーにより指定される倍率に対して所定の閾値を設け、その閾値以上が指定されたか否かをS406にて判定する。ここでは閾値を5倍として説明する。指定された倍率が5倍以上の場合(S406にてYES)、検査表示部214に表示を行う際に、付加情報による付加パターンが目立つ大きさとなるため、検査制御部216は、拡大表示から付加パターンを間引く処理を行う(S407)。ここでの処理については、図5を用いて詳述する。その後、検査制御部216は、間引き処理が完了したスキャン画像データを拡大する(S408)。そして、検査制御部216は、検品判定結果と共に全体画像、および拡大画像を表示する(S409)。
指定された倍率が5倍未満の場合(S406にてNO)、検査制御部216は、スキャン画像データをそのまま拡大する(S408)。そして、検査制御部216は、検品判定結果と共に全体画像、および拡大画像を表示する(S409)。ここで、拡大表示の倍率の判定を5倍としたが、異なる値を設定してもよい。
[画像検査コントローラでの付加パターン間引き処理]
図5により、付加情報による付加パターンを間引く処理についてのフローチャートを示す。本処理フローは、図4のS407に対応し、検査制御部216により制御される。検査制御部216は、検査表示部214に拡大画像を表示する際に、特定の倍率以上に拡大する場合には、付加パターンを間引く処理を行う。
図5により、付加情報による付加パターンを間引く処理についてのフローチャートを示す。本処理フローは、図4のS407に対応し、検査制御部216により制御される。検査制御部216は、検査表示部214に拡大画像を表示する際に、特定の倍率以上に拡大する場合には、付加パターンを間引く処理を行う。
S501にて、検査制御部216は、スキャン画像データに重畳された付加パターンを間引く処理を行うため、画像形成制御部206から付加情報を取得する。ここで取得する付加情報としては、印刷装置を特定する情報と付加情報を重畳する際の設定値である。設定値は、付加パターンを作成するために必要となる基準位置や位相差の値である。
S502にて、検査制御部216は、取得した付加情報を元に画像に重畳されている付加情報の付加パターンを作成する。付加パターンは、単位ドットが例えば8×4画素であり、主走査方向に一定周期でライン上に並んでいる。さらに副走査方向にも一定周期で同じようにラインを形成している。
例えば、主走査方向のラインで、4ビットの情報を表し、副走査方向に並ぶライン8本が一組となって32ビットの付加情報を表すことができる。なお、主走査方向のラインは、繰り返し形成され同一の情報を示す。単位ドットによって表されるデータは、単位ドットの位相差によって決定される。なお、付加パターンは、人間の目がYトナーで描かれたパターンに対して識別能力が低いという特性を利用して、Yトナーで付加されているものとする。
S503にて、検査制御部216は、スキャン画像データと作成した付加パターンとを比較し、スキャン画像データに重畳されている付加パターンの位置を決定する。位置合わせは、作成した付加パターンから、スキャン画像データの単位ドットの座標を指定することで決まる。図10に示すように、作成した付加パターンの単位ドットの位置は、主走査方向をX、副走査方向をYとし、X座標とY座標からなるテーブルで表すことができる。スキャン画像データの各単位ドットの座標を指定することで、スキャン画像データに重畳されている付加パターンの位置を決定することができる。ここでは、左上を原点としている。
S504にて、検査制御部216は、拡大表示するスキャン画像データから、特定した位置に従って付加パターンを削除する。ここでは、スキャン画像データに重畳されている付加パターンの位置にある画素の画像濃度を0にすることで、付加パターンがスキャン画像データから削除される。
S505にて、検査制御部216は、スキャン画像データにおいて削除した箇所が目立たないように補正を行う。本実施例において補正方法は、削除した周辺の画素の色の平均値をとり、削除した部分の画素の値としてその平均値を付与することで補完する。図8は検査判定後の判定結果を検査表示部214に表示した例であり、拡大表示した画像から、付加情報が削除されていることを示す。
以上、実施例1により、拡大表示を行う際に、倍率に応じて検査表示部214に付加情報による付加パターンを表示しないように表示制御することができる。その結果、ユーザーが付加パターンに対する誤認識することを防ぐことが可能となる。
<実施例2>
図6により、付加情報を間引く処理についてのフローを示す。図6において、実施例1(図5)と異なるのは、付加情報の付加パターンがYトナーにより生成されることを利用し、付加情報を間引く処理を行う点である。ここでは実施例1との差分のみを説明する。
図6により、付加情報を間引く処理についてのフローを示す。図6において、実施例1(図5)と異なるのは、付加情報の付加パターンがYトナーにより生成されることを利用し、付加情報を間引く処理を行う点である。ここでは実施例1との差分のみを説明する。
実施例1にて図4のS407にて述べたように拡大画像を表示する際に、特定の倍率以上に拡大する場合には、付加パターンを間引く処理を行う。
S601にて、検査制御部216は、間引く処理を行うため、スキャン画像データにフィルタをかけ、Yトナーによって印刷された、イエロー部分のみを抽出した画像を生成する。イエロー部分のみを抽出するのは、人間の目がYトナーで描かれたパターンに対して識別能力が低いという特性を利用して、付加パターンがYトナーのみで付加されるためである。
図11は、イエロー部分を抽出した例であり、図11の画像データ1101がスキャン画像データであるのに対して、図11の画像データ1102はスキャン画像データのイエロー部分のみの画像である。また、図11の拡大画像1103はイエロー部分のみの画像を拡大した拡大画像である。ここで、図11のドット1104とドット1105は、それぞれ付加パターンの単位ドットである。
ここでは、画像データ1101内の左上に配置された図において、四角の部分がイエローで印刷されているものとする。すると、イエロー部分のみの画像データ1102では、図の四角の部分がイエローであるため残る。さらに拡大画像1103では、図の四角の部分と付加パターンによるドットの部分が残る。
S602にて、検査制御部216は、画像データ1102においてNG判定箇所があるか否かを判定する。NG判定箇所がないと判定した場合(S602にてNO)、S603に移行する。付加情報による付加パターンを削除するため、検査制御部216は画像データ1102から付加パターンを特定するための処理を行う。
画像データ1102においてNG判定箇所があると判定した場合(S602にてYES)、S606に移行する。NG判定箇所ではNGの画像をそのまま表示する必要があるため、検査制御部216は付加パターンを削除する処理は行わない(S606)。
S603にて、検査制御部216は、画像データ1102からイエローが連続していない箇所があるか否かを判定する。ここで「連続する」とは、例えば、印刷画像において同じ画素値を有する画素が隣接して配置されていることを意味する。イエローが連続していないと判定した場合(S603にてNO)、S604に移行する。イエローが連続していない箇所は周辺から独立したイエローのドットであると判断し、付加情報による付加パターンであると特定することが出来る。例えば、イエローが連続していない箇所としては、図11のドット1105で示す部分にて示される。
画像データ1102からイエローが多く連続している箇所がある場合(S603にてYES)、S606に移行する。イエローが連続している箇所はイエローで画像が印刷されているので、付加情報による付加パターンではないと判断することが出来る。ここで、イエローが連続している箇所としては、図11のドット1104を含む四角で示す部分にて示される。さらに、付加パターンはイエローで重畳されるため、付加パターンの周辺がイエローである場合には、付加パターンが目立たないため付加パターンの削除を行う必要がない。
S604にて、検査制御部216は、付加パターンを特定した部分に関して付加パターンの周辺の色を抽出する。そして、検査制御部216は、抽出した色が付加パターンの色に対する補色となっているか否かを判定する。これにより、補色判定を行う。抽出した色が補色である場合(S604にてYES)、S605に移行する。この場合の補色は、例えばブルーである。なお、補色は、付加パターンに対して用いられるトナーの色に応じて決定される。そのため、付加パターンに対してYトナー以外を用いる場合には、他の色となる。
S605にて、検査制御部216は、周辺の色が補色であり付加パターンが目立つため、付加パターンの削除を行う。S607にて、検査制御部216は、削除した周辺の色の平均をとり、削除した部分に平均した色を追加する。
抽出した色が補色となっていない場合には(S604にてNO)、S606に移行する。S606にて、検査制御部216は、付加パターンが目立たないので付加パターンを削除しない。
なお、図5や図6で述べたように、付加パターンを削除し、削除した箇所に対して周辺の色の平均の色を追加する方法でもよいし、付加パターン自体の色を薄くし、人目からは目立たなくしてもよい。付加パターンの色を薄くする場合には、付加パターンの位置の特定を行う。その後、特定した付加パターンに対して、色を薄くして、検査表示部214に表示することを行う。
以上、実施例2により、付加情報を間引く処理をイエロー部分が連続しているか、独立しているかを判断して行うことができる。また、背景色によっては、付加情報を削除する必要がないため、余分な画像処理を行うことを防ぐことが可能となる。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (14)
- 画像に付加情報を示す画像を重畳して印刷を行う印刷装置により出力された印刷物上の印刷画像を検品する検品装置であって、
前記印刷画像を読み取る読み取り手段と、
読み取った前記印刷画像の検品結果を表示する際に、前記印刷画像の一部を拡大して表示可能な表示手段と、
前記表示手段によって拡大して表示される前記印刷画像の一部に含まれる前記付加情報を示す画像を、前記表示手段に表示させないように制御する表示制御手段と
を有することを特徴とする検品装置。 - 前記表示手段にて前記印刷画像の一部を拡大して表示する際の倍率が所定の倍率よりも大きいか否かを判定する判定手段を更に有し、
前記表示制御手段は、前記判定手段によって、前記印刷画像の一部を拡大して表示する際の倍率が所定の倍率よりも大きいと判定された場合、前記表示手段にて表示される印刷画像に重畳された付加情報を示す画像を削除することで、前記付加情報を示す画像を、前記表示手段に表示させないように制御することを特徴とする請求項1に記載の検品装置。 - 前記印刷装置から付加情報を取得する取得手段を更に有し、
前記表示制御手段は、前記取得手段にて取得した付加情報からパターン情報を生成し、当該パターン情報に従って、前記印刷画像から付加情報を示す画像を削除することを特徴とする請求項1または2に記載の検品装置。 - 前記付加情報を示す画像は、前記印刷装置を特定するためのドットパターンとして重畳されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の検品装置。
- 前記表示制御手段は、前記付加情報のドットパターンに対応する画素の色の値を補正することにより前記付加情報を示す画像を削除することを特徴とする請求項4に記載の検品装置。
- 前記表示制御手段は、前記付加情報を示す画像を削除する場合、前記付加情報のドットパターンに対応する画素の色の値を、当該画素の周辺に位置する画素の色の平均値により補正することを特徴とする請求項5に記載の検品装置。
- 前記表示制御手段は、前記付加情報を示す画像を削除する場合、前記付加情報のドットパターンに対応する画素の色の値を下げることにより補正することを特徴とする請求項5に記載の検品装置。
- 前記印刷画像において前記付加情報を示す画像を印刷するための色の画素および当該画素の周辺の画素の色を抽出する抽出手段と、
前記周辺の画素の色が、前記付加情報を示す画像を印刷するための色の補色となっているか否かを判定する補色判定手段と
を更に有し、
前記補色判定手段にて補色と判定された場合、前記表示制御手段は、前記付加情報を示す画像を削除することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の検品装置。 - 前記印刷画像において前記付加情報を示す画像を印刷するための色の画素のうち、連続して配置されている画素を判定する手段を更に有し、
前記表示制御手段は、前記連続して配置されている画素は前記付加情報を示す画像ではないと判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の検品装置。 - 前記表示手段にて前記印刷画像の一部を拡大して表示する際の倍率の設定を受け付ける受付手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の検品装置。
- 前記付加情報を示す画像は、イエローのトナーを用いて印刷されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の検品装置。
- 画像に付加情報を示す画像を重畳して印刷が可能な印刷部と、前記印刷部により出力された印刷物上の印刷画像を検品する検品部とを含む印刷システムであって、
前記検品部は、
前記印刷画像を読み取る読み取り手段と、
読み取った前記印刷画像の検品結果を表示する際に、前記印刷画像の一部を拡大して表示可能な表示手段と、
前記表示手段によって拡大して表示される前記印刷画像の一部に含まれる前記付加情報を示す画像を、前記表示手段に表示させないように制御する表示制御手段とを有することを特徴とする印刷システム。 - 画像に付加情報を示す画像を重畳して印刷を行う印刷装置により出力された印刷物上の印刷画像を検品する検品装置の制御方法であって、
前記印刷画像を読み取る読み取り工程と、
読み取った前記印刷画像の検品結果を表示する際に、前記印刷画像の一部を拡大して表示可能な表示工程と、
前記表示工程にて拡大して表示される前記印刷画像の一部に含まれる前記付加情報を示す画像を、前記表示工程にて表示させないように制御する表示制御工程と
を有することを特徴とする制御方法。 - コンピュータを、
画像に付加情報を重畳して印刷を行う印刷装置により出力された印刷画像を読み取る読み取り手段、
読み取った前記印刷画像の検品結果を表示する際に、前記印刷画像の一部を拡大して表示可能な表示手段、
前記表示手段によって拡大して表示される前記印刷画像の一部に含まれる前記付加情報を示す画像を、前記表示手段に表示させないように制御する表示制御手段
として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013014832A JP2014145685A (ja) | 2013-01-29 | 2013-01-29 | 検品装置およびその制御方法、印刷システム、並びにプログラム |
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Publications (1)
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JP2014145685A true JP2014145685A (ja) | 2014-08-14 |
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ID=51426045
Family Applications (1)
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JP2013014832A Pending JP2014145685A (ja) | 2013-01-29 | 2013-01-29 | 検品装置およびその制御方法、印刷システム、並びにプログラム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110658199A (zh) * | 2018-06-29 | 2020-01-07 | 欧姆龙株式会社 | 检查结果提示装置、检查结果提示方法及存储介质 |
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- 2013-01-29 JP JP2013014832A patent/JP2014145685A/ja active Pending
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